クルマのハナシNO.2

クルマのハナシNO.1

目次

クルマのハナシNO.3

20.ネズミトリに引っかかった話

19.昔の話

18.運転マナーについて(17) シルバー世代

17.運転マナーについて(16) 高速道路でのド素人さん(by茂則&和子)

16.運転マナーについて(15) イケズなヤツ

15.運転マナー(参加募集) ヒット数1060件(先月)

14.運転マナーについて(14) 一旦停車暫時徐行

13.交通事故「見たで」 正面衝突

12.運転マナーについて(12) 右折方法

11.運転マナーについて(11) キョロキョロ運転

クルマのハナシNO.1


11.運転マナーについて(11) キョロキョロ運転

何が珍しいのか。
看板でも珍しいのか、通行人が珍しいのか、ナニもナクともそこらを見たり、助手席のホウに眼を落としたり、ダッシュボードを開けてみたり。
そおかと思えば、ウィンドウから汚い顔を出して、近くの車、かどうかしらんけど、見たり、兎に角、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロしながら、運転してるのが居てますなあ。
たいてい、信号待ちのときとか、徐行運転のときですから、暇でやってるとは思うのです。
その割には、青に変わるマエに、チョロチョロと動き出し。反対に、ヨソを見過ぎて、青になってても、スタートを忘れてる。
そのくせ、動きだしたら、えらい勢い。前の車にピタッとくっつくのです。そのときは、前向いてるのやろなあ。
かと思たら、車間距離を異常に開けたりして、よそ見してる。要するに、注意力散漫型。
こんなんが、前を走ってたら、イヤになります。
車を運転してるときくらい、もうちょっと、運転に集中して、速度も流れにあわせてほしいなあ。
(98/05/13)


12.運転マナーについて(12) 右折方法

右折に、左折をするときのこと。
もうちょっと、右なら右に寄ってくれたら、後続車が通過出来るのに、しませんのや。
そやから、後続車が通過出来ませんから、ちょっとした渋滞が出来ます。
そんな車の後続、第一番手のときは困ります。
明らかにダメと判断出来たら、後ろの車もアカンと思てくれますが、もしかしたら、行けるかもしれん、そういうときがある。
そこを無理して強行して、ガリガリとやってしもたらアホみたいやし、後ろの連中から、こんな程度で行けんのか、下手クソ野郎と思われるのもシャク。
そういう、微妙なときに困るのです。
その張本人は知らん顔。
隣の彼女と話をしてたり、イチャついてたり。まあ、そういう組み合わせとか、エライお化粧のオバハンとか、まあ、平均的なお人とか、イロイロありますが。
もうちょっと、周囲の状態を見てください。ウシロで、けっこう、悩んでます。
あんまり、右なら右に寄ってしもたら、対向車にぶつかりますが、ほんの、もうチョットです。
そしたら、世の中、平和です。
(98/05/13)


13.交通事故「見たで」 正面衝突

交通事故を見たのであって、やったのとは違います。
交通事故で、正面衝突と云うと、1本道とか、急カーブでスピードを出し過ぎて、曲がりきれんとか、夜中とか、そういうのを連想する。
これは、朝の五条道りで渋滞中。なんでこんな処で正面衝突か。
はっきり云うて、二人とも阿呆です。ちなみに、怪我はしておりません。
私は、五条道りを東に向かい、桂川を渡る手前の信号で停車です。
そこでのこと、赤信号で停まりました。五条通りは、片側二車線です。にも関わらず、或るクルマが後方から走ってきて信号の手前で停まったのですが、道はクルマで一杯やから、停車位置は対向車線にはみ出してます。
桂川沿いの北南方向は信号が青になれば停車解除です。
それで、北から来て、五条道りを西に右折してきた車が、そのはみ出してた車に、ドカンと正面衝突。
北からのドライバーは、自分の進行方向を見てなかったのです。
私は、そのとき、最前列から二列目の対向車線寄りの位置に停車してたから、よう見えた。
ぶっつけられた車のドライバーの表情も、ぶつかって来たほう表情も、その直前から瞬間まで、しっかり見えてたのです。
その近辺の車のドライバーも状況は見てたでしょう。阿呆なヤツが対向車線に出っ張って、停まってるのも知ってるハズ。
北からの先頭車が、南から出てくる車を出し抜いて、そのマエにという体制で、北南の道を右寄りで、五条道りに入って来たのです。
さあ出し抜けた。と、思たのに、その進行方向である西側を向けば、目の前に車がある。
もう、どうしょうもナイのです。ハンドルそのままで下向いてたで。
これを、硬直状態と云う。
ぶっつけられた方のは、自分の状況は分かってる。その怪しげな車の軌跡も察知してる。
どんな気持ちかは知りませんが、タダ、ポカンと口を開け、その一部始終を見てました。
こっちの阿呆も、どうすることも出来ません。
そんな場所に停車するのが阿呆か、それとも、自分の行き先の状態も確認せんかったのが阿呆か。
阿呆同士で、どっちが余計に阿呆か、勝手に決めてクレ。
(98/05/20)


14.運転マナーについて(14) 一旦停車暫時徐行

これ、どういうことか。
信号で、停車。
それから、おもむろに、前の車との車間距離を詰めて徐行する。
そしたら、その後続車は、どうするべきか。
少しだけならそのままでヨシ。それを、ズーッと続けてくれるのがいる。それなら、最初に車間距離を開けずに停車しなさいな。
結局、軽く、車一二台分以上も前進してくれるから、後続車も動かんとしょうがない。
しょうがないこともないけど、私は、車三分の一程度の車間距離が適当と勝手に決め停車してるのです。停まったら、動かんのが方針です。
車三分の一の間隔があれば、バイク一台でも楽にとおり抜けできるのです。
こんなズルズル動くのは以前にはなかったのです。ミッションなら邪魔くさいですが、イマなら、オートマチックで簡単です。
それなら、比較的若いドライバーかと云うと、そんなこともない。結構、ヨイお歳のオッサンにそれが多いです。
オートマチックに慣れてないのか、ブレーキの感覚が分かってないのか。
どっちでもヨイけど、一旦停車暫時徐行で、あんまり悩まさんといてくれ。
(98/05/25)


15.運転マナー(参加募集) ヒット数1060件(先月)

運転マナーのことをホーム・ページ上で愚痴った結果、おかげさんで、私のストレスは大夫、解消してしもた。
こういうことでも公開してしまうと、次に同じような運転する阿呆が居ても、
「これ、もう書いてしもたしなあ。」
関心になってなあ。
そんなことより、新種を見つけたら、腹が立つマエに、ああ、コレはまだ掲載してナイなあ。となるのです。エライ違いです。
そういうことで、ストレス解消。私だけでは勿体ないから、他の人もこんな話、有ればここに掲載させてもらいます。せいぜい参加してください。
イヤ別に運転マナーに限ったことでもナイのです。何でも構いません。
ちょっと、自慢話させてもらえれば、こんな幼稚なホーム・ページではありますが、驚くなかれ、先月、1060件ものヒットがあったのです。
私はカウンターをまだ付けてませんが、私が加入のプロバイダ。京都inetの集計では、そういうことになってます。
えらいもんやなあと我乍ら感心してる。
1060件では少ないと仰るオカタもあるやろけど、私にしたら、大事です。
せいぜい、日に数件やろ。間違おても、月百件やろと思てたのです。
それはそうと、この運転マナーのテーマのことです。
「交通安全」とか、「運転マナー向上運動」。
そんな、高尚なことは考えてません。
とにかく、イラツク運転するバカに、どこかで、カリカリしてる、私みたいなヤツが居ることを知って欲しいだけです。
阿呆みたいやけど、ストレス解消には持って来いです。
(98/06/02)


16.交通マナーについて(15) イケズなヤツ

ナンのことか。
側道からメイン道路に入るとき、走行車の車の間隔とか、速度を見計ろおて、入るのです。
速度がゆっくりでも、車の間隔が空いてなければ入れませんし、間隔が多少あっても、速度が早かったら、入れません。
それで、間隔があって、速度もまあまあなら、入れるし、入るのです。
そんな時。入ろとしたら、急にスピードを上げよるのです。
こっちも、一旦、入れろと見計ろうたから入ったのに、ピタッと真後ろにくっつきよるのです。
やりにくいヤツです。
それとか、メイン道路の方が、信号で停まるとき。側道から、メイン道路に入ろとしたら、相手がコッチを、チラッと見る。
そしたら、コッチが分かってるはずやのに、マア、ナント、イケズなヤツです。
停まって入れてくれるのかと思ても、開けてくれませんのです。普通の感覚なら開けて停車してくれるやろ。
その点、最近のトラックの運チャや。そうでない人もいるけど、昔に比べたら全然違うで。
入れてくれるのです。ワザワザ、停車してまで。
正直云うて、気味が悪いくらいです。ただでさえ、でっつかい車やから、気がづつないみたいです。
何回も手を上げて、お辞儀して、気の変わらんうちに入ります。
まあ、言うたら何やけど、さっきのイケズなドライバーが増え、トラックの運チャンが思いやりがある。
昔の感覚とは、大違いです。
(98/09/05)


17.運転マナーについて(16) 高速道路でのド素人さん(by 茂則&和子)

はじめまして。34歳になる、会社員です。
仕事柄、年間5万キロほど、普通車で走ります。
ヘッドライト、つけっ放しのなんて、本当に腹立ちますねえ。
それが、対向車線の時なんか、ひどい人はこっちが眩しいよって、そいう意味で、パッシングしてるのに、パッシングし返す方もいますよ。
まったく、本人、分かってないんやねえ。まさか、「コンニチワ。」「ハイ、コンニチワ。」て、そんなことないでしょう。
「コラッ。」「ナンカ、文句アルカ。」なんでしょうねえ。
また、右折するときの話なんですが、特に、軽自動車で、左側いっぱいの位置から右のウインカー出す人いるからマッタク困ったものです。
私も、最近、特に不愉快なのが、高速道路の追い越し車線を走行しつづけるド素人サンたち。
道の起伏のとおりに走られるから、上り坂では、のろのろになるし、下り坂では、ばりばりの走りやさんになってしまわれる。多少はスピード、調整したらよいのにねえ。
それに、十分走行車線側があいてるのに、こっちが右に出ようと思っても、ちょうど3m後ろをぴったりついてこられる。
そのくせ、そんなんが前やったら、下りるインターの手前で、前がガラガラにあいてるのに、急ブレーキなんぞ、踏んでくれる。こっちもド素人やったら、オカマやで。
あれは、なんとかならんのかなあと思ってます。
これからも、更新楽しみにしてます。(更新が頻繁って事は、世の中不愉快なことが多いと言うことで、あまりよくないのかもしれませんが)ちょくちょく遊びに寄せてもらいます。
(98/06/08)

柴田記;記念すべき、掲載第一号です。
運転マナーの話。私の経験範囲は、狭いです。
茂則&和子さんの1/5程度の走行距離。
そういう、ベテランのお方から、こんなメールをもろて、そのうえ、失礼かいなあと思いつつ、断られてもともとやから、不許可覚悟で、掲載許可依頼しまして、まあ、アリガタイ。
掲載承諾頂き感謝しております。
これからも、是非、ご参加下さい。


18.運転マナーについて(17) シルバー世代

岡山にある関係会社へ、出張してたときのハナシです。
普段は歩きますが、雨の時とか、同行者が多いときは、最寄りの駅からタクシーです。
その運転手さん。たまにハズレがありました。
都会でもナイし、駅のタクシーは数台。ハズレの確率は高いのです。
ハズレのタクシーの運転手さん。車も多少古いけど、それ以上に手が震えてます。
その震えがハンドルに伝わって、車がジグザグに走るのか、車が古いからそうなるのか、道が田圃道で凸凹でそうなるのか。
初めてのときは、中風やろか、それとも、事故でもやらはって、緊張したはるのやろか。
イロイロ考えましたけど、中風が当たってるやろ。
タクシーには何人かで乗りますが、そのときは雑談ナシ。ミナサン、静かなものです。
たまに話が出ても、取ってつけたようなハナシ。
普段なら仕事のこととか、別のメンバーが何時からどこそこへ出張とか、そんな話題です。
このときは、
「ヨイ天気やねえ。」「そうやねえ。」
「一日、雨やろか。」「そうやろねえ。」
その運転手さん。ハンドルに食らいつくみたいに両肘広げ、小刻みにハンドルをガタガタさしてるだけ。
ここらは人も車も少ないのです。道幅は狭いけど。
スピードも、そんなに出してないけど、会社に着いたら、全員、「フー」。
息を吐きます。
そういうのもあったけど、シルバー世代なら経験豊富。運動神経は多少落ちてる自覚もあるのやろ。
自分が事故にでも逢おたら回復まで時間もかかるやろ。その上、安全運転やろ。
そんなことはありませんです。
これは、一応、都会でのハナシ。
ある日、ある処で、ある人に乗せて貰たことがあったのです。その人はシルバー世代。安心して、ご親切に甘えました。
ところが、とんでもない。
飛ばす、飛ばす。
関係もない処で急ブレーキ。掛ける、掛ける。
曲がるときも、指示器は出さん。信号なんか、無視、無視。
真っ直ぐの一本道。右へ左へ、ジグザグ運転。
どっかの青二才も顔負けで、岡山のタクシーと質が違うのです。
こっちは、アンタより、まだ若い。年金も、まだ貰てません。あんたと心中などイヤですよ。
そのとき、私と同世代のもう1人も乗せて貰たのです。
最初は世間話などして、にこやかに。段々、口数が減り、とうとう、黙ってしもた。
狭い道でも、スピードを緩めません。脇道から、子とか、バイクの飛び出しでもあったら、どないするのや。
ここは、そんな田舎と違います。
「そんな、急いでもらわんでも宜しいですよ。」
「私も宜しいですよ。」
二人して、口を揃えて、嘆願です。
「イヤイヤ、この辺、慣れてまっさかいになあ。」
そんなツモリで云うたのと違うのに。
そんなシルバーさんが結構多いです。
よう、これで、そのお歳まで、無事やったなあ。お爺ちゃん。
(98/06/16)


19.昔の話

私の世代は、どうなんやろ。要するに、ベビーブーム世代。
舟木一夫の「修学旅行」が流行ったのが、高校2年生で、ホンマに「修学旅行」に行った。
「高校3年生」の歌で、高校3年生。
それと、運転マナーに、ナンの関係があるのか。
私らの子供の頃、車はまだまだ珍しかった。自家用車を持ってるのはお金持ち。
子供が、道の真ん中で遊んでたかてどうもナイ。車は主流と違う。自転車が主流。
自動車も大人しかった。スピードも出さんと、ゆっくりとこっちが気付くまでそっとしてくれてた。
気持ちにユトリのある人が持ってたのやろ。
それとも、高価な車に石でもぶっつけられて、キズを付けられたら困るからか。
石なんか、そこらにあった。京都市内も大通り以外は舗装されてなかったで。人間の命の値段は低かったはず。
私が高校を卒業したころからバイクが急激に増えたのです。私ら世代も免許を取れるようになったからで、当時、原付は18歳。
ホンダのスーパー・カブが流行ってたで。私も乗ったし、それで通学もしたし。
慎重な方ではナイし、電柱とか、置き石とかに引っかかり、転倒したけど、大したケガもせず。車が少なかったしや。
今なら、ひっくりかえって、それで無事でも、後続の自動車にひかれてしまう。ヘルメットも義務と違たけど、土木作業用のヘルメットを被ってた。
そのヘルメットに、ふざけて、核丸と書いた。
それで、千本中立売から、北野さんへ向かう途中の派出所の処で警察官に呼び停められた。不審尋問です。
学園紛争たけなわやった。核丸派は、過激グループやった。
「これ何や。」
「ハイ。」
「ハイでは、分からん。」
「ハイ。ちょっと、ふざけただけです。」
「消せ。」
「消せて、彫ったあるんですし。」
「そしたら、被るな。」
「ハイ。」
当時は、そんな程度。今と、逆です。
大学を卒業して就職した頃、ホンダのN3。軽自動車で350CCで、これも流行ったで。
中古を買いました。最初は再生車。中古車をオーバーホールしただけです。シートを換えたから再生車。
20万円と記憶してる。初任給が33500円。これは、1969年(昭和44年)の話です。
で、その頃から、車も増え出した。
しばらくしたら、モータリーゼーションなる奇妙な言葉が流行り出した。
私も就職してからやけど、普通免許を二条教習所へ取りに行ったのです。バイクがあったから、会社が終わってからでも、行けた。
一緒に、3人が申し込んだけど、ホカのメンバーは足が無かったから挫折です。
私も4月に申し込んで、取れたのは12月。
先生から年内が期限やからなあと云われて焦ったで。学科は受かってたけど、実技が進まんかった。飛び飛びでしか練習に行けんかったからです。
それにしても、初めて、エンジンを掛けたときの感激と云うか、車が動き出したら、ドナイショと焦ったで。先生から、
「そんな堅おなったらアカン。」
「アクセル、アクセル。もっと、踏むんや。」
「アホ、コラ、ナニシテンネン。ハンドルをちゃんと握っとらんかいな。」
車が動いて進みだすし、どっかにぶつかったらアカンし、最初に先生から聞いたブレーキの場所どこやったのか。ハンドルどころやなしに、前も見られんと、ブレーキ、ブレーキ、探してた。
そのことを今でも覚えてる。冷や汗かいたで。何しろ、運転席は生まれて初めてやからなあ。
ローンも、この頃からやりやすうなった。中古の軽で、20万円は半年分の給料。
現金で買えるヤツは居てないがな。2年のローンを組んだのです。
返済総額を計算すれば、30万円を越す。ボッタクリのサラ金やで。車のローンはそんなもんやった。それでも、欲しかったなあ。
勿論、ミッション方式で、エアコンどころか、クーラーもナシ。
カセットはデカイやつ。一生懸命、自分でセットして、安売りのテープを集めて、交換したり。
何時の間にやら、今のサイズになってしもて、折角、集めたブレンダリー、プレスリー、ビートルズ、アンデイ・ウィリアムズ、皆ほかしてしもた。
車が変わったら、カセットも変わって、使えません。
さて、この辺りで、軌道修正で、今なら車みたいなもん一家一台どころか、二台三台の時代です。車のない生活は考えられません。
道路も店も人間中心から車中心になってしもた。
その分、車の地位は下がったけど。と云うより、横暴になったのです。
(98/08/04)


20.ネズミトリに引っかかった話

ある日、夜九時頃、嵐山を川沿いに渡月橋から松尾橋に向かって走行してました。
後ろから車が急接近してきてパッシングされたのやなあ。
こっちは、50km/hで、ゆっくりでもナイけど、早いこともナシ。前には車も有らへんし、60kmくらいに、速度を上げました。
それでも、マダ、ピッタイくつっいて、また、パッシングする。急いでるのやったら、抜いてくれたらヨイのに、それもしません。更に、速度アップ。
そしたら、前方に、赤い光が見えたのです。ナニかいなあ。
よお見たら、警察官やで。
ナント、ナント。ネズミトリをやったはった。きっちり、捕まってしもたわけです。
これでも、私の免許証はゴールドです。
「ここ、制限速度、50kなんですわ。こっち、来て下さい。」
アホクサ。
「私の後ろのは、どうなったんです。」
「後ろですか。69ですなあ。」
「エッ、こっちは、いくら。」
「71ですわ。」
アホクサ。
「後ろから、パッシングされたんやで。」
「イヤ、後ろのは、セーフです。それに、先頭車をアカンことにしてます。」
ゴールドもサイナラで、1万5千円がパア。あの車の陰謀とチガウか。
スピードなんか、出すつもりは無かった。どお考えてもアホクサイ。
あとは、若い警察官が形式的に説明してるけど、ハイハイと生返事だけ。ゼンゼン、ハナシは聞きもせず、この中の、エライさんはドレかいなあ。
ラシキ年輩のオッサン。云うても、私と同年輩が居た。そっちに向かって、
「こんな、ネズミトみたいなもん、卑怯やで。
私みたいな超優良ドライバーを捕まえてからに。アカンなあ。」
云うたった。「超優良」は、余計やけど、本音です。
そのオッサン、暇やったのか、こっちに顔を向け、相手してくれた。
「そやけど、スピード出したら、危ないで。」
「もっと、危ないのんが一杯居るで。
シートベルトをしてないのも多いし、指示器も出さんと、急に曲がりよる。そんなんこそ、捕まえんとアカンやないか。」
「シートベルトはやってるで。」
この発言で、カチンと来て、ちょっと、語気が荒くなったのです。
「何時やってるのや。キャンペーンは見たことある。
取り締まりは知らんで。キャンペーンと取り締まりは、ゼンゼン違うやないか。」
そのオッサンは黙ってしもた。
ネズミトリは、一番、捕まえ易い。
次が飲酒運転。
これは、私も、イッペンだけ、調べられたことがある。亀岡縦貫道路を走ってて、亀岡インターの料金所を通過したら、やってたのです。
車を誘導されたけど、ナニも心当たりがナイ。
ウィンドウを開けたら、警察官がその顔をエライ近付けて、
「飲酒運転の検査してます。免許証を見せて下さい。」
「私の、耳元にハーっと、息を吹き付けて下さい。」
エッ、あの風船みたいなもんで、やるのと違うのかな。
「ハイ。OKです。」
「風船はしやへんのですか。」
私はやったことないから、興味があったのです。それに、アルコールは飲んでナイ。
「イヤ、これで、イイんです。臭いで分かります。」
そら、そうやなあ。大体のことは、顔色とか、臭いで分かる。
飲んでないのが分かっても、ナニもせんワケにはイカンのやろ。
息を吹いてもろて、鼻先にでも掛けられて、それが、悪臭なら、気分も悪い。それで、耳元が無難とか。
私みたいに、臭いに鈍感やったらヨイけど、検査する人は敏感やろしなあ。
そやけど、指示器も出さんと、曲がったり、狭い道をスピードを出したまま走行する車のホウが危ないで。
飲酒運転は本人が認識してる。認識出来てないヤツは、危ないけど。
対向車のヘッドランプも、怖いです。瞬間、眼が見えんのやから。
これは違反でもないし、パトカーでも、前照灯を点けたまま、信号待ちしてるから世話はナイ。
一番、目立つのは、バイクのヘルメットです。若い子がやられてる。あれはしょうがない。本人の、安全のためです。
つい、3ケ月程前やけど、亀岡のつつじケ丘の信号で、京都方面から亀岡市内に向こてたら、スピード出したり、ゆっくり走ったり、一貫性のナイ、下手なドライバーが二三台前を走ってた。
それが、その信号で指示器も出さんと急に左折です。
その後続車は、なんとか避けて、ギリギリのセーフ。その後ろのは、危うく、ぶつかりそうになって、急停車。
問題はバイクです。指示器も出さんと急に左折され、進路を塞がれた。当然、ぶつかってしもたのです。
可哀想に若い男の子で、ヘルメットは被らんと、首からぶら下げて、警官が居たら、すぐに被れるようにしてる連中です。その直ぐ後ろに、仲間も居て、ちょっと不良っぽい仲間です。
目の前のことやから、アッと叫んでた。
あれは、全面的にその車が悪い。せいぜい、云うたれ。指示器をまともに出してたら、バイクの前方不注意やけど。出してないのやで。
その直前に出すのも居てるけど。自分は進路が分かってたかて、他人さんの行き先まで、ダレが知るもんか。
こんなんこそ、もっと取り締まれ。パトカーでも指示器も出さんと曲がるのも居てる。それは、誰が取り締まるのか。
ネズミトリで、罰金も払て、マダマダ、カリカリの数日後。
京都から老の坂を突破して王子の近辺で混んでもナイのに急に前の車がゆっくり走る。
何かあったんかなあ。
マアナント、パトカーが溝にはまってる。そやけど、何でそんな場所でやな。時期が時期だけに、下手くそなヤツ。ざまあ見ろ。
あんまり、イランこと云わんとこ。私の住んでる団地には警察屋はんが多いのや。約1割程度で、そういう点では安心です。
近所の警察屋はんは、警察署のことを、会社と云うてます。
聞いてるこっちがピンと来ませんが。
(98/08/08)