孫娘と孫の話NO.1
ハデブスNO.12 | 孫娘の話NO.11 |
題目一覧表 |
目次
NO.10 二人目の孫、誕生の話(10) 孫娘との風呂の話(1)
NO.9 二人目の孫、誕生の話(9) ジグソー・パズルの話
NO.8 二人目の孫、誕生の話(8) 孫娘が、オッパイ要求の話
NO.7 二人目の孫、誕生の話(7) 孫娘が、可愛らしくなったの話
NO.6 二人目の孫、誕生の話(6) やっとで、到着の話
NO.5 二人目の孫、誕生の話(5) 手土産の話
NO.4 二人目の孫、誕生の話(4) 出る準備の話
NO.3 二人目の孫、誕生の話(3) 男か、女かの話
NO.2 二人目の孫、誕生の話(2) 性別の神秘の話
NO.1 二人目の孫、誕生の話(1) 嬉しい話が二つの話
NO.1 二人目の孫、誕生の話(1) 嬉しい話が二つの話
この日は、朝から曇天の小雨でして。
長男の嫁は、雨女を自認で、予定通りのこの日かなあと。
今か、今かと、一報をば、待ってましたら、伏見の百姓さんから、メール一発。
我輩が作った米、新米、出来たてのホヤホヤを送ったゾと。ンと。
ソラ、イヤ、何です。有り難い事でしてと。されどの、ソの一報を、待ってたでは無いですが。期せずして、日が一致したです。
2600グラム。
とは、送って戴いたの新米、ホヤホヤの出来たての米の量、重量では無いです。米は、ビックリする程の量でして。
イヤイヤ、2600グラムともなればの、未熟児(2500グラム以下)の、限度一杯。
と、聞かされてたです。一週間前の話ではで。
よって、一寸、心配してたです。世間では、小さく産んで、大きく育てるのがええのやでと。
とは、云うてもナと。
何よりもの、第一番、母子共に健康でありまして。
五体満足が何よりである事が、重要での、全くの同感、異議無しなれどと。体重が少なめと、聞かされてたら、心穏やかではあらへんです。
イヤイヤ、デデデの、予定日が、10月26日でして。朝から、曇天、小雨でと。
伏見の百姓さんからの、メールが、その日でして。処がの、待てど、暮らせど、両方が未着。
新米は、午前中に送ったとされてたですし、当日着かと、思たですが。
斯くなるでの、長男に、第二子、長男誕生の話。
予定日は、10月26日やったですが。
一週間前の検診では、イツ、産まれても、不思議では無いと云われたですて。産まれても無い推定の体重が、2600グラムであったのかと。
イツ産まれてもの筈が、予定日も過ぎよかの、夜に、破水の可能性がと。
輪を掛けて、心穏やかであろお筈が無いです。
その時は、体重、2600グラムの情報だけでの、ええのかなあと。未熟児でも無いですが、限度ギリギリで、破水かと。
心配はすれどの、如何せんの、住処(すみか)が、離れてまして。息子に任せとかんと仕方が無いです。私がソバに居ても一緒の事での、何の役にも立たんですが。
精々が、檻(おり)の小熊か、小猿の如く、狭い範囲をば、ウロウロしてるしか能が無いですが。息子が居てへんのなら、私め、爺様が産院に送ってやるも出来るですが。
夫婦に任せとかんと仕方が無いです。
デデデの、産院には、行ったみたいで、第二報が、ナカナカでの、コレ又、心配でありまして。
状態が落ち着いて、帰宅か、産院に残留かと。どなってるのかと。そんな矢先、今度は、二男から、最終電車になると。
イヤ、朝から、小雨、曇天故に、駅まで、車で、送ってやったです。月曜日に最終電車になるとは、珍しいですが。珍しいも何も、大阪の会社に勤め出してからは、初めてかと。学生時代は、数限り無くの、何回もと。
特段に、迎え宜しくとは、云うて来てへんですが。云うも何も、嫁はんにケータイでの話であって、私は、万事、情報を伝え聞くのみでして。
されどの、月曜日やしと。
週末なら、要請が無ければ、ホットクですが。立派な成人男性やしと。夜道が危ないでもあらへんしと。
とも、近頃、断定出来ませんですがと。
どっちにしたって、月曜日やしと。コレからの一週間、眠たいゾと。朝も早くに起きんならんしと。雨も降ったりでの、風邪を引かれてもナと。時期が時期の、インフルエンザも怖いしと。
風邪と、インフルエンザは別物らしいですが。
そんな事は、結構の、迎えに行くと、連絡してやってと、嫁はんにと。
時刻表を見れば、最終電車ともなればの、コレ又、午前様の、零時半過ぎでして。どっちにしても、起きてんならんナと。
結果、予定日、26日も、零時を突破で、理屈上、厳密、正確には、日が替わってしもての、27日となりまして。
直後に嫁はんのケータイに、出たと。へえの、良かったなあと。一体全体、日はイツなんやと。昨日か、今日かと。
どっちでも、結構の、直後の写真、ケータイで撮ったのを、コレ又、嫁はんにメールで、一寸、こんなんやてと、見せて戴ければ、孫娘が、赤ちゃんを不思議ソに見てるの写真での、へえと。
何が、へえかとなればの、未熟児的なるの、様子でもあらへんしと。
かと云うて、未熟児がどんな状態かは、知らんですが。加えての、ケータイでの写真やしと。距離感も今一歩の良く分からんですが。
距離感無関係の、どっちにしても、健康そおで、何よりでの、ケータイの文面では、誰に似てるかと、してあったですて。
決まってますがな。我輩、爺やと。
とは、口にはしてへんですが。この瞬間に、孫娘も、お姉ちゃんかと。
とかとか、してる間にも、最終電車の到着時間も接近にて、最寄りの駅にで、出た時には、大雨。
着けば、小雨で、二男が出て来た時には、雨も止んでまして。
出たでと。
迎えに来る直前に報告があっての、産まれたのは、果たしての、昨日か、今日かが、分からんなあと。
ホナラの二男曰くに、親が決めたら、ええのと違うんかと。アノナアの、お医者さんとするのか、産婆さんとするのか、チャンと時計を見て、記録しやはっての、その日、その時刻なんやと。
道中、そんな話をしてまして。
デデデの、第二報の、実際に出て来たら、3130グラムですて。へえと。良かったなあと。孫娘、新米のお姉ちゃんも、計量の際、立ち会おたですて。へえと。
何で、そんなに違うのかと。
産まれるまでのは、母親のお腹の中での、実測不可故、3D画像での推測値、計算値ですて。
されどの、相応の補正をする筈での、ハタマタの、誤差が大き過ぎての、単なるの、目安かと。目安にしたら、荒っぽいなあと。
ではあっても、何でも結構の、無事に出て来たら、体重問題も吹き飛びましてと。
しかるにの、誕生日は、27日でして。
矢っ張り、ケータイで、嫁はんにで、私め、爺は、股聞きでして。
伏見の百姓さんからの、新米到着は、27日の夕方着でしてと。
(09/10/30)
NO.2 二人目の孫、誕生の話(2) 経過の話
過日、云うても、ンヶ月前。
「わら天神」さんの腹帯を求めに参拝をと。この時は、長男夫婦、孫娘と、嫁はんとと。
安産祈願、母子共に健康、五体満足でと。
平たく、云うたら、普通にと。
そして、腹帯をした日に、戴いた、「わら」を見たですて。節がありましてと。どんな節か、嫁がケータイで送ってくれたですが。節と明確に分かるの節でして。
へえと。
されどの、確率二分の一での、当たるも八卦の、当たらぬも八卦の世界の、しかるにの、孫娘の時には、正解でと。節は無かったです。
嫁曰くにの、節があって、コレで当たれば、凄いですねえと。ホンマやねえと。
少なくともの、確率二分の一でも、二度となればの、四分の一でしてと。三度は、現時点で、未定の、当たれば、八分の一でありまして。
反対には、度数を増やせば、限りなくのゼロに接近はしても、ゼロにはならへんですが。必ずや、当たるの確率は存在でと。
確率は存在でも、当たるのは、凄いです。
そんな次第の、産院により、性別が分かればとするのか、或る程度は教えてくれる処と、六ヶ月を過ぎんと、教えてくれへんのがあるですて。
そんな意味では、現在の掛かり付けの産院では、六ヶ月で教えてくれるの、教えて戴いたの話では、男の子との、事やったです。
よって、四ヶ月前に、性別は分かってたと云えば、分かってたですが。
更には、2009年9月9日(水曜日)の、「9」並びの日、戌の日やったですが。わら天神さんが、ご指定の日での、語呂的、「ククク」は響きが宜しく無いですが。並びは奇遇なるゾと。
授乳祈願、甘酒をと、わら天神さんに、行って参じたです。これは、私め一人でと。
当然にしての、安産祈願、母子共に健康、五体満足祈願で、お賽銭も張り込みましての、本堂は当然の、全てのお堂に、お社(やしろ)に、百円玉をと。
ホンマやでと。
一寸、辛いけれどの、産まれ来るの、孫のためと。更には、境内で販売の、うぶ餅をと。小さいのを、二箱の、一つは、我が家で、モ一つは息子一家、嫁、孫娘も喰えと。
云うたら、何やけれどの、ソレを手渡すのもあって、主は、箪笥を運び出すの件にて、9月の11日(金曜日)の夜も遅くに、長男が戻って来ての、夜半の奇っ怪なるの出来事があっての、話簡単には、長男の車が駐車違反との、通報での、警察官が、パトカーで。特に、違反でも無いなあと。
且つの、事もあろおにの、長男の車に傷で、パンクさせられて。一体、犯人、誰かと。
イヤ、証拠物件無し故、現在に至るも不明でして。
残念乍らの、傷の件、知ったは、明くるの日なれどです。
隠す事は無いです。修繕所用日数、一週間の、費用軽くの、ン十ン万円。保険で出るけれどや。被害届けを出してるしで、左程にえぐいの傷なんやでと。釘程度で、サっとは、違うんやと。犯人なるは、我が家に余程の恨みがあるか、さもなくばの、神経をば、病んでるナと。
少なくとも、車は大切にはしてへんかと。してたら、傷を付けたりの、発想さえあらへんわと。
ソレは結構の、オマケで、その明くるの、12日の早朝の、突然の、見知らぬ、男性。風体一寸ナの、ラフでして。遠くで無いは一目瞭然の、人相なるは、別段の、強面(こわもて)でも無くの、されどの、呼び鈴の鳴らし方が極めて異常の、ヒツコクて。嘗て、経験の無い程でして。
問いただし、聞いても、名さえ名乗らずの、変なヤツの登場やでと。
用件云うに、当家の子に、我が子がイジメを受けての云々でと。魘(うな)されてと。
そんな子が我が家に居てるかさえも、確認しいひんのやでと。要は、当家を断定で来てまして。用件をば、一方的に伝えての、サと帰る素振り故に、一寸、待てと。
イヤ、物言い、物腰、表情だけは、穏やかでして。酒を飲んでる様子も無し。
えの、へえの、用件が、用件だけに、ビックリ仰天の、もしかしての、息子の駐車の件かと、思たのにと。
駐車違反だけでは無くの、想定外の、別途の失礼、間違いがあったりしたらと、謝罪も念頭にて、出たら、聞けば、見当違いの、そんな話やでと。
しかるにの、イジメをするよな、学齢、該当年齢のが居てへんの、孫娘も長男と一緒に帰ってたですが、二歳と一寸やでと。日本語さえ危うい、孫娘にイジメを受けてたら、先様の子が心配やしと。
それ以前の、大体が同居と違うし、居てへんし。タマタマに居ただけでと。
とまでは、云うてえへんですが。先さん、逃げるよに、消えた故に、何の話も出来ず、聞けずの、聞いても云わへんしと。
ここで、最初に該当の子が居てるかを、確認でもされたら、要らぬ話を聞かずに済むし。されてえへんでも、様子を知って、スミマセンの一言、或いは、間違いでしたの、言語明瞭なるの、文言あればやけれど。何も無し。
要は、分かったのか、分かってえへんのかが、分からんのやと。コレ程に、不気味な事はあらへんわと。何で、我が家がイジメに関係かも、不明確でと。
されどの、一連の話が無くの前後左右、コレ一件ならばの、見知らぬ先様の事をば、調べもせずの、早朝から、クレームかと。ご苦労様と。
失礼千万なれどの、プと吹いて、笑止千万が勝っての、笑い話の、我輩以上の、慌てモノが居るなあで、チョンなれどと。
そんな次第の、諸般の背景あっての、相手間違いの、エライ迷惑千万をも、通り越しての、気色の悪いのが飛び込んで来まして。気分悪いわと。少々の悪さと違うわと。
救いは、10月の産み月とは違う事だけでして。
ここで、終わってたらやけど。
イヤ、実際には、以降も諸般あったですが。この諸般の方が、尚更の、変振り発揮の、掲載すれば、第三者的には、面白いですが。私め、当事者であっての、最早更なるの、諸般の事情にての、触れずの、ここまででと。
ホンマやでと。
こんな気色の悪い、毒気、邪気を、こんな時期にもたらすかと。無関係なるの、我が家に、持ち込むかと。
八百万の神々様、仏様も、キリスト様も、アラーの神々様、ご先祖様に、守護霊様は、何してるの、事と次第の、こっちが、百鬼夜行をしかねんですが。
とまあ、出るまでは、盲動、暴挙、自重、自重の自乗をと。
出ても、アホな事は、断じて、致しませんですが。
そして、二日が経っての、14日(月曜日)には、再びの、軽くの、ピンポンの。
一時、正直、このピンポンにも、神経使たです。一寸、ひつこめなら、もしかしてと。ホンマやでと。されどの、待ってましたの、飛んで、火に入るの、四季の虫となるですが。
ご苦労さんと。問答無用、出るべくの場所に突き出すです。どっちにしたって、問答出来るの相手と違うしと。したら、逃げるしと。
デデデの、14日のは、聞かんでも、名乗らずの、黙ってられてても、見て、瞬時、苗字承知、家も知ってるわの、家族構成も承知の、変に聞けば、反って、失礼千万の、町内会の、副区長と、モ一人のオッサンが、来まして。
舞い込んだのが、大井神社の、「秋祭り」の、「本神輿」のご奉仕の話。
降臨壱千参百年、諸般諸々、パっと、景気良くと。日は、10月16日(金曜日)でと。どでっしゃろと。出てくれやはらへんですかと。
正式には、例祭<神幸祭(しんこうさい)>と称するです。
ソか、来月の話かと。
産まれ月、産み月かと。男児誕生が予定されてるナと。予定日は、神輿のアトかと。都合が宜しいナと。
ツイの先日の件の、邪気、悪鬼払いの、退散除去撃破駆除絶滅壊滅の、阿鼻叫喚(あびきょうかん)の、無間(むげん)地獄へと、突き落としてやれ。
とだけでは無いです。
こんな下らんの話、邪気、悪鬼に天罰下るは当然でと。さもなくばの、世の中、間違ってましてと。
とまあ、正直、この時点では、本気で思てたですが。現時点でも、多少はと。憤懣(ふんまん)、マダマダ、収まるモンかと。
デデデの、大本命、五穀豊穣、子孫繁栄、招福万来、家内安全、無病息災、健康長寿、平穏無事、商売繁盛、福寿円満、満願成就、交通安全、合格祈願、子授安産、子育守護、夫婦円満、除災開運のと。
何でも結構の、ペタペタの膏薬の如くに貼り付けるの、一番肝心なるは、五体満足、母子共に健康でしてと。
ソラなあ、直接的、鉄拳は、何であれ、出来ませんです。
前科一犯では、末代の恥でして。
天罰が下るは、我が承知の範囲外でありまして。別段の、丑の刻参りもしてへんしと。人形(ひとがた)に、五寸釘は打ち込んでえへんしと。
とまあ、マダマダ、ヒツコクの、気分不愉快千万の感情も、薄れてえへんですがと。私め、得体不明のヤカラと同類とは違うしと。一緒にされたら、失礼千万、迷惑千万でと。
神輿の際にも、下らんの、訴えなんか、してへんわと。
只一つ。イヤ、欲深くの、二つの、五体満足、母子共に健康をと。
デデデの、云うたら、チョク、チョクの、ご近所の奥様は別途の、大体が、パトカーで警察官が我が家にで。
この件の前後左右、アトは、先の得体の不明のと、被害届けでの、再度の警察官。コレは、連絡にての、来て戴いたのであっての、更には、神輿の件の二人のオッサンだけなんやでと。
その当時の、登場人物がと。
とマア、イツまでも、こんな話はやってられへんの、話題を、元に戻しましての、難しい問題でして。
何の話かとなればの、出て来るまで、性別が分からんのと、エコーで分かってしまうのと、どちらがと。
性別なるは、神秘的なるの話であって、一歩先の事は分からんです。ソレを出て来るまでに、分かるのが、良いのか、悪いのか、どっちでも、ええのかなあと。
エコーでも、間違いはあるですがの、当初、孫娘は、男の子かと、されてたです。次第に明確に分かりの、女の子やと。
そんな意味では、わら天神さんの、「わら」の節の話は、神秘的な世界でと。
我が息子共の時は、どやったかとなれば、全問正解。
やったかなあと。
(09/10/31)
NO.3 二人目の孫、誕生の話(3) 男か、女かの話
一泊二日で、神戸にと。
行って参じたです。嫁はんは先に応援要請を受けて、サと出発でして。私めは、役立たず故に、後日となったですが。
事の仔細は後回し。
デデデの、オッとの、そんな次第での、産まれるのが、男の子か、女の子かで、風説の流布、巷の噂の類の、迷信がありまして。
産み月になっての、最初の訪問客が男なら、男児誕生。女なら、女児誕生。
これは、新聞配達、牛乳配達等の定期的で、且つ、手渡しでは無い訪問は、除外致すです。
ホナラの宅急便はとなればの、不定期で、手渡し故に、採用でと。そんな意味ならばの、郵便はとなればの、不定期なれどの、葉書、手紙、ダイレクト・メールなんかは、郵便受けに入るだけ故、不採用で。書留ならば、手渡し故に、採用かと。
加えての、どしても、女児が欲しいとならば、隣り近所の、奥様、娘様、何でも結構の、お婆さんでもの、該当月の、一日、朝一番、来て頂戴と。
どしても、男児が欲しいとならばの、同じくの誰でも結構の、知り合い男性、ご主人、息子さん、友達、親友、お爺さんでもの、でもは失礼なれどの、言葉を選ばずの、男なら、来て頂戴ナと。
予め、お願いしておくの手も公認されてまして。
イヤ、余所様では、知らんですが。当家、承知の範囲の他家でも、同様の概念をば、お持ちかと。
ではあっても、ソは易々の想定外の事も有り得まして。
諾と、気も良く、返事をして戴いても、当日、スッカリ、忘れられてたりと。
オッとの、トットの、電話はどなるやと。直接訪問されたで無いしで、不採用かと。希望通りの先様ならばの、鋭意決断の採用かと。
ホナラの此度はどであったかとなればの、一日、二日、三日と、延々の、訪問者が居てへんでねえ。
イヤ、特段のサクラを頼みもしてへんですがと。性別が、分かってるしと。よって、面白くも無いとするのか、ドキドキ感も無くてと。
デデデの結果、どなったかとなればの、最初の訪問者なるのが、実に、10月も12日になったです。来て戴いたは、何処様とは云わずの、町内会に引っ越して来られたばかりの、何と云えばの、中年女性。
引っ越しの御挨拶でありましてと。宜しくと。へえと。
この日には、何故か、訪問者多くての、遺族会の件で、集金でと。お婆さんがと。
この、10月12日には、男性訪問客もあったです。
大井神社の、「秋祭り」(10月16日)の、御神輿の法被、帯、手拭いをば、神社から、借りるの、町内会の副区長が配りに来てくれたです。
(「不可思議の話NO.10」NO.130余談・ツイデの話(12) 続・本神輿の話(1)参照)
されどの、三番目でありましてと。
ツイデになら、法被、帯、手拭いの回収は、矢っ張り、町内会の副区長で、祭りの明くるの、17日でしてと。
モっと、ツイデになら、一連の事件が、9月で良かった。産み月で無くてとしたは、例え、男児と分かっていたとても、事もあろおに、朝一番、得体不明の訪問が男性であっても、人(ひと)間違いでありの、縁起の悪い話でありましての、断固拒否。
ネグレクト致すです。
とは云え、訪問客の件、産まれるは、我が家であって、我が家で無くの、神戸の長男宅でしてと。
あっちが、どんな状況かは、聞いてえへんですが。マンションやしなあと。引っ越して、三年未満。ソレこその宅配便かと。
我が家から、何回か送ってまして。
されどの、果たしての、10月の初旬、中旬はどであったか、忘れたですがと。
そんな話とは、別途の、イヨイヨの、予定日に近くになって、妊婦の表情が、柔らかくなれば、女の子。険しくなれば、男の子。
とも、されてまして。
ホナラの嫁がどであったかとなればの、8月の里帰りに一緒に行って以来、会おてえへんわと。
よって、分からんわと。8月ならばの、柔和な表情してましてと。此度、出産してからの、表情も、柔和になってましてと。肝心な時期のは、知らんわと。
イヤイヤ、それこその、9月11日に戻って来たのは、長男と、孫娘の二人であっての、嫁は、イヨイヨの接近故に家で留守番でと。一緒に戻ってたら、エライ事やったと。
パンクは神戸への、帰途、走行途中の山中にて、判明やでと。
ゾとしてるです。
どっちにしても、事故が無くて、良かったと。事故っててみい。我輩、閻魔大王、阿修羅と化すゾと。断固、犯人逮捕をと。
イヤイヤ、デデデの、話を戻しての、斯くなるでの、男児誕生となっても、ホイとは出られへんです。
ソラナア、日帰りならばの、可能でも、宿泊を伴うならばの、母をホットイテは行けへんです。
まさかの、三食、ン日間、インスタント・ラーメンで我慢をと。
とは、幾ら何でもで、お湯もそんなに沢山は準備も出来ずの、当人が多少は出来るにしたって、ソラなあと。タマの一食ならやけどと、しかるべくの、ショート・スティを頼みませんとで、出産なるは、予定日が分かってるしで、予約はしてたですが。
本来ならばの、10月26日が予定日での、27日から、三日程をとしてたです。
されどの、予定は未定であっての、決定では無く、諸般の事情もあっての、早まるの可能性も聞いてたですが。万事、出てからの方が良かろおと、ショート・スティの日程をば、変更したです。
29日から、11月の1日までと。
イヤ、少なくともの、26日には、連絡が無く。実際には、あったけれどの、夜の遅くにでして。ソレも、出たの報は、真夜中、日付も替わった時でして。
今日の、明日のと、なればの、延期をと。延期も、夜には出来ませぬ故、日中(にっちゅう)にと。ソラナア、出てへんのに、母をショート・スティにも問題での、29日からとしたです。
そんな日の夜になっての連絡での、最早、変更済みでの、入院期間は、出産の日から、6日目となってるらしく。
正確には、27日に出産での、11月1日に退院となるです。
そんな意味ならばの、母のショート・スティ期間も長くしても宜しいですが。余りに長くもナと。当人にしたって、行きとて、行くで無くの、費用にしたって、只でも無いしで、バカには成らず。
イヤ、単なるの、ショート・スティならばの、概算、1日、2000円と一寸で、ディー・サービスと替わらへんですが。
母の希望なるは、個室で、テレビ付き。
とも、なればの、倍額とまでは、申さんの、個人負担も倍額近くになりましてと。正直、費用の問題からも、余裕期間を見てまでの設定、予約は出来ませんです。
そんな次第での、マア云うたら、11月1日の退院の日は、応援も含めて、長男宅に居ててやろかと。
当然にして、出産が後ろにズレたら、其の分、ずらせるよにしたいですが。
ショート・スティも、こっちの意のままには成らんです。しかるべくの、施設で空きがあっての事でしてと。
今回の状況なるは、直前まで、10月30日がダメでして。アトは空いてまして。一旦、自宅に戻るなら、可能やったですが。決まって無い、先の予定までは、経たへんしと、27日から29日までとしてたですが。その矢先に、空いた故に、ずらせる事が出来たんやと。
イヤイヤ、本来的、嫁はんと二人で行くの予定にしてたですが。
産まれた結果を受けて、息子から、早くに応援求むの要請をば受けまして。
嫁はん、待ってたホイと、云うたら、産まれた日の、28日の夜、一足お先にと、出掛けたです。
私めなら、諸般の雑用、野暮用、その他諸々あっての、31日の朝から、車でと。
(09/11/02)
NO.4 二人目の孫、誕生の話(4) 出る準備の話
事程左様に、ショート・スティも、高齢化に伴い、年々では格段の、月々にも、予約が難しくなって来てるです。
とは云え、予定は未定であっての、直前になっての、キャンセルも多いですて。
従来なるは、現在、ディー・サービスでお世話になってるの、「こもれび」で、ショート・スティもお世話になってたですが、母当人の諸般の希望によりまして。
「こもれび」の、ケア・マネージャーさんとも相談の上、「けやき」(ショートスティセンター)を紹介して戴きまして。
ここは、ショート・スティ専門でと。
イヤ、母曰くにの、要介護重度の人と一緒は厭の、個室、テレビ付きでと。
マア云うたら、ゴン子。
ではあっても、気を良く、行ってくれる方が助かるです。強制執行もしたくは無いし。説得に、一ヶ月も、二ヶ月も掛かってみいな。こっちが、厭になるですがと。
「こもれび」にも、個室はあるですが。諸般諸々の、「けやき」は、評判も良くてと。更には、ショート・スティでは、病気、怪我の人は居たはらへんです。
ソレは、病院行きでしてと。所謂の養老院とは違うしと。
そんな次第での、実は、「けやき」は二度目でして。一回目は、里帰りの際、お願いしたです。結果、母の評価も高く、すんなりと、了解してくれまして。良かったなあと。
イヤ、余計な話の晩飯も、「けやき」で戴くと、云うてくれて。イヤ、美味いらしくて。さすれば、こっちにも、時間的余裕も出来まして。
但し、日、祝祭日は、送迎はされずの、家族なりが、対応でと。
そんな事は結構の、要は、母の、「けやき」出張日程も決まりまして。出産が伸びるかなあと、思た矢先に出たと。
ついては、一体、イツから来てくれるかと。長男が嫁はんにで、ホイと、明日からでもと。明日とは、28日からで、28日となればの、母、ショート・スティの前日でと。
話簡単の、出てしもたら、最早の予定はあって、無きかの如くの、誰かが、居てんならんしと。
行くに、お迎えに来て戴けても、誰かが、応対しんならんわと。勝手に行ってくれとは、出来ませんです。
よって、役立たずの、私めが、残留での、マア云うたら、土日にでも、神戸に行こかと。嫁はんが、行ったら、行ったで、アレコレ、要るモノもあるやろしと。
イヤイヤ、母が行くにも、荷物はあるし。嫁はんが行くにも、荷物があるし。27日の夜には、嫁はんが大変のと。私は、傍観してるだけ。役立たず故。
されどの、母の荷物を、しかるべくの、お迎えの方に手渡し、嫁はんの荷物を、宅急便には、私めの担当でと。この程度なら、何の知恵も、考える事もあらへんしと。
デデデの着いたら、着いたで、案の定の、私が来る時には、アレを、コレを、持って来てくれと。
食料品から、電気ポットまで。
マアナア、行くは、車でとなりましての、何でも、云うて頂戴と。
マデは、結構の、肝心の自分の荷物を忘れソで。忘れても、どて事、無いですがと。高がの一泊やしと。
理由は簡単の、要は、27日出産で、出産から、5日目が退院でと。退院は11月1日(日曜日)となりましてと。とりあえずは、そこまでは、居ててやろかと。
アトは、嫁の実家から、応援がと。成ってるらしく。
斯くなる次第の、私めは、一人で、車で、頼まれたの荷物を乗せて、一路、神戸となるですが。
正直、初体験なんやと。何がとなればの、一人で、運転で、神戸がと。
自他共に認めるの、方向音痴でありまして。カー・ナビゲーションもあらへんしと。あっても、行く先は決まってるですが。
正直、正直、何度か、道を間違いソになりましての、嫁はんと二人して、困ったなあと。
イヤ、実際に、間違おたは、何度かあっての、全て、帰りしなでありまして。中国道を出て、さて、どっち方向かと。右か、左かの、宝塚方面、川西方面と。
どっちも、知らんしで、右手を選択の、一寸、様子がと。
何とか、訳の分からんがままに、反対方向に戻れまして。ホと安堵。
二度目、三度目も、何故か、ここで迷いまして。右やったかなあ。左やったかなあと。ここを間違わんよになったら、今度は、ここから先の、能勢口に向かうの道、R13で、ミスってしもて。
そもそもが、「R13号」との、名称をば、覚えてえへんでねえ。コレが方向音痴、最大の欠陥での、目印を覚えまして。
話簡単の、ボーリングのピン(ボーリング兵庫、エースレーン)が見えたら、手前を、左折してたですが。一旦は、ここら辺りと目算の、左折したですが。肝心の、ピンが見えへんでねえ。オッとの、間違いかと、再びの、R176に戻ったです。
結果、行けどの、行けどの、見た事の無い、風景での、シモタなあと。行き過ぎたと。
さっきの場所で、良かったかと。
分かっても、ここから先が大変の、来た道を戻るに、又もやの風景が違うです。
コレが、前近代的、高架に慣れず。不案内なるの、他府県の道を走るの辛さでと。道路標識を見ても、読めても、そっちが、どっちか、分からんわと。
言語明瞭の、「亀岡」とか、「京都」方面とかしてあれば、云われんでも、分かるですがと。
オッとの、「京都」とされてても、広いしなあと。困るんやと。されどの、全くの方向違いでもあらへんわと。
この辺りなら、「伊丹」やとか、「枚方」とかの表示での、現在地が分かってえへんのに、どするやと。どするも、こするも、サッパリでと。
困った、困ったと、ウロウロしてる間に、暗くなっての、地図を見るにも、見えへんしと。
よって、分からんがままに、走ってましての、あっちに、こっちにとの、オッとの、偶然の、運も良くの、見た事のある道やなあと。
話簡単の中国道の側道<R176>みたいやなあと。尚かつの、中国道の、宝塚に入るの道と分かってねえ。要は、反対方向に走ってるを察知の、適当なる信号にて、Uターンの、一安心の、先の間違いの元の、ボーリングのピンが、矢っ張り無いけれどの、もしかして、ボーリング場が潰れたかと。
困るんやなあ。勝手に潰れたり、目印を取ってしまわれたらと。何分の、自信を持って、走ってえへんしと。
イヤイヤ、正直、この時は、真剣、大真面目に焦ったです。
闇雲に走ったて、元々が分からんの道、伊丹であれ、枚方であれ。着いて、どするやと。目的地は、我が家やでと。
イヤ、万事休すとなればの、警察署、交番、派出所、何でも結構の、ガソリン・スタンド、スーパー、コンビニでも結構の、飛び込み、迷子になりましたと。
現在地が分かりませんの、我が家、亀岡には、どこをどんな具合に行けばと、尋ねる覚悟はしたですがと。
こんな時には、見つからずと。見つかっても、反対側やったりと。反対側に行くの方法がと。一つの信号までが、遠いしと。ウロウロもしとは無いしと。
次第、次第に暗くも成るしと。暗い、夜道を走るは厭なんやと。近頃、夜に走るはしやへんしと。
イヤ、ホンマやでと。
道路が余りに広いと、何車線もあって、高架であったりしたら、方向転換するにも、厄介でと。そのまま、戻っても、景色が違うし、分岐点にでも差し掛かってみい。慌てるです。どっち方向なら、正解かの、判断がと。
くどいけれどの、進めば、進む程に現在地が分からんよになりの、一旦、停まるにも、停まるの場所が無かったり。停まって、思案するの材料もあらへんしと。
一昔、二昔の、我が、若かりし頃ならばの、ソレを又、楽しんだりしたですが。地図も無し。場所、簡単なるのメモ、地名だけ、屋号だけを聞いて、無事に着いてたのにと。
記憶力も良かったのかと。
モ、そんな気分的余裕は霧散の、我れ乍らに、情けないなあと。
ボーリング場のピンの件、ソレが、実はの、前回かと。要は、何回か、通過の道さえ、覚えてえへんのやと。
ンヶ月もしたら、細かな事は、忘却でと。
(09/11/03)
NO.5 二人目の孫、誕生の話(5) 手土産の話
斯くなる次第の、方向音痴を自認自慢の、我輩一人で、神戸へと。
イヤ、自慢にはしてへんけれどや。
道順を間違い、心穏やかである筈があらへんわと。大体が、何車線もあるのは、嫌いでと。道案内の標識が一杯あるのも、苦手でと。現在地との位置関係が分からんわと。
ソラ、地名程度は知っててもや。「伊丹」や、「枚方」の名称を知ってるのと、場所が何処かは、別問題でと。
ソラナア、京都市内なんか、原則、碁盤の目でしての、少々は間違おても、気にはしてへんです。走ってたら、イツか、見たの、見覚えのある風景になると、確信でと。
云うたら、ボーリングのピンの一本や、二本、無くて動ぜずのと。他の光景をも、記憶でと。
されどの、郊外、他府県ともなればの、イツかも、ン十年が経ってたりと。経ってえへんでも、たったの、ンヶ月でも、迷子になるのにと。
理由は簡単の、周辺を記憶せずの、ピンの、ポイントの記憶やしと。
ソレが、方向音痴の元凶での、たった一つの目印をば、基本に考えてまして。地名、道路名を無視でしてと。
亀岡なんか、我が居所近辺さえが、不確かやのにと。
までは、申さんですがと。イヤ、近いモノがありましてと。余所様に、説明も、基準がと。名称、承知は、国道九号線だけやったりと。
デデデの、神戸に行くの道なるは、嫁はんの方が案外に知ってまして。特には、高速道路についてはで。私め反対には、高速道路がダメでして。高速道路までの、行く道なら、多少なら、自信があって。
とは、池田街道、ホボの一本道でしてと。ソレでも、帰り道がアカンなあと。
クドイけれどの、行きと、帰りで、風景が違うんやと。中国自動車道の高架が邪魔してましてと。反対側が見えへんわと。
とは、逃げ口上なれどです。
兎に角の、高速道路では、案内板が多過ぎまして。特に、交通量の多い場所程、色んな案内板がありまして。何が正しいのかと。
イヤ、全部、正しいは承知の、何に従えばと。目的地を示すのに、決まってるですが。その目的地が、珍文漢文、ローマ字での、位置関係がまるっきり、分かってえへんです。
当然にして、思考回路、我がCPUも超の鈍足化、極端なるの、低容量となりの、目は、ローガンでと。ローガンでも、字は読めるですがと。アラビヤ語、ラテン語、ロシア語に、ハングル語やあるまいにと。
ではあっても、基礎知識が貧弱でと。中学校、高校生時代に地理を頑張ったら良かったなあと。
では、ではあっても、言語明瞭には、覚える気がと。気はあるには、あっても、揮発、消滅、忘却速度が早過ぎての、記憶に止めるに、追い付かんかと。
加えての、帰りは尚更の、メロメロなれどです。
何度も、何度も、同じ場所で、方向を間違おてまして。宝塚インターチェンジで、降りてからの方向が、最近になって、やっとで、理解して。左手、お茶碗の持つ方の手の方向やでと。更に、モ一発、お茶碗の方の手やでと。イヤ、分岐点が二箇所存在での、我が記憶容量突破でと。
ここでは、初期、数回以外は、間違おてえへんです。反対には、当初、何回も間違おてたです。嗚呼、又、やってしもたなあと。宝塚で降りて、宝塚方面にと。
行ってしもてから、オッとの、何で、宝塚なんやと。
我れ乍らに大したモンやと。
ここは、卒業したですが。前回、帰りしなには、目印のボーリングのピンが消えてましての、大間違いしたですがと。
モっと、ツイデになら、道中、山中、クネクネの道は苦手でと。得意な人は少ないかと。
オマケで、一本道の、後ろから、煽るヤツが居てまして。或いは、ダンプ・カー、トラックでもが、追従して来ててみいな。厭なんやと。前を走られるも、厭なれどです。視界不良でと。
されどの、若干の安心感はあるです。狭い道でも、アレが走ってるしで、大型の対向車が来ても、大丈夫かと。スレ違いがと。
そんな次第の、我が家を出まして。
オッとの、嫁にお土産でもと。ソラなあ、何か、美味しいモノをと。ショート・ケーキでもと。ええ歳してて、手ブラで、おめでとうさんも無いやろと。絶対では、無いけれどと。気は心の、気が付いたが、百年目で、一寸、くらい、遅くなっても、イツ、着くとは云うてえへんしと。出来れば、昼飯はそっちでと。
との、程度の、話やしと。
ケーキ屋はんに、寄ったですが、品数がと。あらへんわと。云うたら、孫娘も一人前に扱おてやらんと、可哀想やしと、必死の暗算、足し算での、CPUを最大限に回転の、都合の五個かいなあと。
自分も含めたやろなあと。嫁もと。
ソレを忘れたら、我が身の分を削ってでもと。まさかの、産まれたての赤ちゃんの分は要らんしと。
ショート・ケーキも各種諸々あっても良いですがの、個々人、好きなのを選べばと。されどの、あるは、何故か、デコレーション・ケーキでして。
産院で、包丁で切るのもナと。
イヤイヤ、ここ、「スーパー・マツモト」の横手のケーキ屋はんは評判も良くてと。
一寸、高めなれどです。なけなしの、お小遣いから、出しましてと。選定は、丁度5個の、抹茶のにしたですがと。
で、どれ程の時間ですかと。
尋ねられての、食べるまでは、分からんですが。着くのは、原則2時間。息子共なら、1時間半の道中での、交通渋滞等の余裕を見て、3時間。下手しての、道を間違えば、無限大。
とまでは、云わずの、マア、3時間ですと。
さての、受け取れば、準備万端の、ガソリン良し。嫁はんからの、頼まれモノ、ン点、良しの、今なら、忘れモノがあっても、取りに戻るも簡単でと。オッとの、手土産、ショート・ケーキも良しと。
イヤイヤ、出しなでさえも、一回やってるです。方向間違いをで。
とあるの信号にて、右折しての、オッとの、何処へ行くのやったかと。
嫁はんの里でもあるまいにと。
ホンマやでと。
我が若かりし頃は、一度行けば、如何に、複雑怪奇なる道程をも、覚えたです。
カー・ナビゲーションは陰も形も無い時代の、現在唯今でも、付けてえへんけれどの、金(かね)さえ出せば、ある時代なれどの。当時は、まともな道路地図も持たずにと。
イヤ、コレ又、道路地図は持ってたけれどの、見方がと。ええ加減でと。
にも、関わらずの、どの辺りと、聞いただけで、とりあえずは、極の近くには、到達したし。待ち合わせ場所も、屋号だけで、一発でと。
イヤイヤ、京都郊外、他府県でも、どこでもやと。大体が、道無き道にも動じてへんかったかと。何とか、成るわと。ガソリン代さえあったらと。飲まずの、喰わずも、気にも成らずのと。
着替えさえ、持ち歩かずと。
宿さえ、考慮に入れずの、どちにしても、車の中で、寝たりして。宿泊代が、勿体無いわと。
ホンマやなあと。
当世が如くの、ケータイさえあらへんのにと。一旦、出たら、公衆電話だけでと。都会ならやけど、田舎なんか、見つけるも大変ゾと。
見つけたって、先様が出てたら、連絡手段もあらへんわと。
当然にしての、行き過ぎてしもたりと。されどの、何故か、分かったかと。雰囲気的、一寸、変と。
事程左様に、昔日のと。
イヤ、しかし乍らの、中国自動車道までは、自信満々の、理由は簡単の、一本道でして。
そして、池田に、「ジャパン」がありましてと。ええ目印なんやと。且つの、トイレ休憩に、持って来いと。
一応は、出すべきを出してしまわんと、宝塚インターチェンジは、スグのソコで、変に渋滞しててみい。悲惨ゾと。
デデデの、無事に用件済ませましての、何個目かの信号、「阪神高速」とかの道路標示の、西本の信号にて、右折。我輩は、「阪神高速」に用事は無いけれどと。「中国自動車道」やと。
での、比較的、広くて、綺麗な道でして。真っ直ぐに、大きな交差点の、向かい側には、「白木屋(しろきや)」の、看板がありましてと。本来、居酒屋でして。最初、「しらき屋」と、読むと、思てましたら、二男曰くに、「しろき屋」でと。
イヤ、一番の最初は、二男の車で、行ったです。私めでは、信用されてませんでしてと。イヤ、道順を全然知らんしと。二男のには、カー・ナビゲーションなるが、設置でと。
イヤイヤ、「白木屋」の話の、されどの、生業(なりわい)としての、居酒屋は止めたですて。私めに、居酒屋に用事は無いですがと。
マア、云うたら、ここまで来たら、曲がるは、アト一箇所。
中国自動車道の高架の下を右折でと。
云うても、中国自動車道か、何か知らんの、兎に角の、高架下の信号を右折なんやと。
ホナラの、アトは、R176を、ヒタスラの、一直線の、中国自動車道の宝塚インターチェンジへと、邁進、突入でと。
(09/11/04)
NO.6 二人目の孫、誕生の話(6) やっとで、到着の話
そんな次第の、運転免許も初心者マークでもあるまいにの、既に、四十年。
免許取得以来の、一応は、オーナー・ドライバーで、ゴールド免許やのにの、ドキドキし乍らの運転でと。もしかしての、初心者マークの方が大胆不適かと。
デデデの、中国自動車道の入り口も、無事に見つけて、ETCカードはどやったかなあと。
出しなから、装着してたですしで、コレはヨシと。
イヨイヨの、突入にて、サテ、無事に、ゲートも開いて、サテサテ、又もやの、ドギマギの、こっち、「大阪」で、あっちは、「広島」ですて。
コレが困るんやと。「大阪」にも、「広島」にも、用事は無いのやでと。
されどの、中国自動車道だけで、「神戸」には行けへんけれどや。
そこで、モノは相談の、方向音痴の我輩のためです。「神戸」もこっちで、ええでと、一言で結構。入れといてクレと。ホナラの万事、丸く収まるですと。
現状では、鈍足CPUで、計算不可のため、ドギマギ、ドキドキしんでも済むんやわと。
とりあえずは、「広島」とされた方に突入で、コレで良かった筈やなあと。少なくとも、大阪とは違うしと。されどの、JRなら、阪急電鉄でも、大阪の先に神戸があるゾと。
前提、京都からの場合でと。
イヤイヤ、フと、そんな認識が蘇(よみがえ)り、瞬時、暫し、一寸の間、逡巡、迷たりするんやわと。
デデデの、多分ならばの、「広島」やろなあと。自信は無くの鋭意決断の、ハンドル操作、進路を左手にと。
とまあ、ここは、イツもなんです。本線への合流が、渋滞のため、ノロノロ故に、都合が良いとするのか、割り込みさせて戴かんとと。マアなあ、大体は、接近にて、間を開けて戴けるですがと。
入れて、戴ければ、パーキング・ランプ(車幅灯)を点灯にて、入れて戴きまして、オオキニですの、合図、挨拶、感謝の意を表明のと。
今度は、私めの前に、入れてクレがあって、ホイと、入れても、何の合図も無くと。マア、ええかと。
ここから、「北神戸線」までが、ノロノロ運転。
マア、動き、走ってるだけ、マシなれどと。
での、実は、ここから、「北神戸線」への進路が、私めにとっては、ヤヤコシク。一番に、心穏やかに非ずの、地点でと。
理由の一つは、ここら辺りから、渋滞解消の、動き出し、案内板で、「神戸市街」左に寄れ。「西宮山口JCT」は、モ、ボチボチなるゾの、文言にて、案内されてまして。
次第、次第に、緊迫感がと。私めなら、「西宮山口JCT」を選定にて、進路を取らんならんですがと。
デデデの、肝心の分岐点にて、この、「西宮山口JCT」なる文言の標識が、見難いです。有るには、あるですが、看板が小さく、明示の場所的、中途半端なんやと。
云うたら、マダ、一寸、先かなあと、錯覚するよなでと。
ソラ、私めだけかも分からんですがと。慣れてたら、スと行けてもや。さりとて、私めも、初めてでも無いですがと。
モっと、云うたら、「神戸市街」とされてたら、我が知能、思考回路ならばの、下道(したみち)のどこかの、大通りにでも、出るのかと。交通渋滞のド真ん中に突入かと。右も、左もサッパリの、ビルと、ビルの谷間で、真正迷子になるは厭やしナと。
要は、高速道路からは、出るみたいに思てしもてと。
斯くなるでの、案内板の不備にて、不安だらけで、進路を変更の、加えての、最初に見えるの案内板には、「阪神高速」としてあってと。
ンの、「北神戸線」と、違うんかと。
オッとの、「阪神高速」の、「北神戸線」かと。ヤヤコシイなあと。最初っから、文言をば、端折らず、「阪神高速北神戸線」と、正確に明示しといてクレと。
私めみたいな勘違い、早合点、不安だらけのヤツにも、分かるよにと。
ホンマやでと。あっちで、「阪神高速」で、こっちでも、「阪神高速」かと。こんな事で、経費節減不要やでと。前近代的、我が思考回路でなら、どこへ行っても、「阪神高速」かと。
とマア、「阪神高速」やとか、「神戸市街」の方向に進路を一旦取ったら、戻るに戻れへんしで、突き進むしかあらへんですが。
モっと、行けば、見たよな光景の、要は、料金所のゲートが見えて。とりあえずは、下道にならずの、「阪神高速」での、更に、行けば、「北神戸線」なる看板、文言が見えての、ホと安堵。
話簡単の、ここまで、来て、間違い無かったを確信でと。
イヤイヤ、ここまで来たら、アトは簡単。
「しあわせの村」の一寸先、「長田」方面の表示があったかで、「神戸山手線」へと。合流したら、スグにトンネルでの、出てスグの、インターチェンジから降りるです。
以て、アトは、任せて頂戴の、長男のマンションも、スグのそこ。
イヤ、正直、ここからは、一度たりとも、間違おたり、迷たりはしてへんです。間違おたら、本物の迷子になるですがと。
イヤイヤ、ケータイ一発、何とか、なるかと。
イヤマア、正直、息子一家が住むのマンション以外は知らんしと。知らん事も無いですが。一旦、到着で、自分の車に乗るは、帰る時だけでの、アトは、一切の、息子任せでありましてと。息子の車での移動での、行く先についての、位置関係なんか、考えた事もあらへんしと。
反対には、どこに行くも、道順さえ知らんわと。こんなクネクネ、起伏のあるところはヤヤコシイです。
出先から、戻るにしたって、どこをどんな具合にも、何にも、考えずの、考えるの材料もあらへんしと。
ハタと、気が付けばの、オッとの、マンションの入り口かと。
そんな具合でありましてと。そんな意味では、息子は良くゾ、道を知ってるなあと。覚えたなあと。当たり前に、親子程に若いしと。
デデデの、付けば、一気には、入れえへんです。
しかるべくの、通行止めがしてあっての、インターホーンで、どこの先に行くですと。伝えたならばの、通行止めが解除されて。予め、伝えてあるからでの、話簡単の、車の出入りは、自由で無いです。
そんな意味では、セキュリティは宜しいかと。
反面では、やり難いですがと。一々、云わんならんしと。云うて、駐車の場所も、ご指定されて。勝手、適当には、置けへんです。
斯くなるでの、無事に到着の、駐車場所には、息子と、孫娘が待ってまして。ここやと、指定の場所を教えてもらいまして。
イヤ、所要時間、三時間。
云うたら、約80キロ・メートルの行程での、半分は高速道路で、何も無くの、マトモならばの、一時間半は私では、無理の、二時間で、着くですがと。
ショート・ケーキも買おてたし。「ジャパン」で、トイレ休憩、正確には、煙草も一服。
R176から、宝塚インターチェンジを経ての、北神戸線までは、交通渋滞でと。
と、云う事にしとくですと。
そんな次第の、斯くなるでの、部屋に入ったら、暖かあてねえ。
亀岡の気候、温度とは、桁違いとするのか、汗が出て来て、出て来て、へえと。こんなに違うかと。暖房も要らんなと。我が家では、櫓(やぐら)炬燵を出したのにと。電源一発、火も付けたのにと。
神戸と、亀岡では、光熱費が違うナ。ええなあと。
イヤイヤ、兎に角、無事に着いたです。
冷や汗、かきながらで。
着けば、暑さでの汗がと。我慢大会の必要性もあらへんしで、上を一枚、脱いだりと。
イヤ、10月の31日(土曜日)の話やでと。
(09/11/05)
NO.7 二人目の孫、誕生の話(7) 孫娘が、可愛らしくなったの話
ヤンキースが、ワールド・シリーズで、勝利して、優勝したです。結果、ワールド・チャンピオンですて。
米国が野球発祥の地とされてる故、勝てば、世界王者となるのかなあと。米国らしいと、云えば、米国らしいですがと。
イヤ、日本なら、日本一とだけでしてと。その理屈ならばの、全米一かと。されどの、世界一と豪語故に、米国らしいナと。勝手やなあと。
デデデの、MVPには、松井秀喜選手が、選ばれたですて。へえの、良かったなあと。ヤンキースが三勝二敗で迎えた、第六戦。
ホーム・ランを含むの、6打点で、勝利に大いに貢献したですて。よかったなあと。
海の向こうは、結構の、日本国では、巨人が頑張れよと。
本日、亀井義行が、9回の裏に、同点ホーム・ランで、阿部慎之助の、サヨナラ・ホーム・ランで、三勝二敗の王手としたです。
イヤ、9回の表で、勝ち越されて、嗚呼、負けたと。余所見して、野暮用済ませたら、えの、同点になってまして。ここで、阿部がホーム・ランなら、絵に描いたよな勝利かと。
思たら、そのまま、なってしもてと。
そんな次第での、何よりもの、事故らず。
更には、孫(まご)に会うに、迷子(まいご)にもならずの、目的地に到着にて、ホと安堵。
云うたら、遠出に慣れてえへんのもあるですがと。
見知らぬでも、田舎の一本道では、迷子になりよがあらへんですがと。真っ直ぐ、突き進む限りはで、多少は間違おても、引き返すも簡単なれどです。
高速道路では、嗚呼、間違おたと、なったら、Uターンさえが、簡単には出来ずの、パトカー等々、緊急車両以外は出来ひんしで、一旦は出て、再突入の、余計な課金をされましてと。
高速道路で無くとも、大通りでは、進路変更もママならず。
その点、京都市内は、楽やでと。
大通りも道幅は知れてるしで、ツラツラ、考えても、堀川通りの極の一部かと。片道、三車線もあるのがで。
そんな片側三車線道路でさえ、云うたら、我が母校があったりの、二条城がありましての、目印も何も、懐かしいの通りやしと。間違うの筈があらへんわと。
そもそもが、旧京都市内に高架はあらへんわと。イヤイヤ、車が走るの高架がと。人のための、高架はあっても、電車も地下が大原則でと。高いビルもあらへんしと。
ホンマやでと。
東京なんか、事もあろおに、皇居の上に、高速道路が走ってまして。責任者出て来いの、不敬罪で死刑ゾと。
イヤ、一度だけ、従兄弟の家に行くの際、通過したです。
早の、40年経つですがと。へえの、こんな場所に高速道路がと、ビックリの仰天したです。されどの、景色は抜群かと。夜やったしナと。
そんな次第での、産まれた孫に会いにで、事故ってみい。何してる事かと。
世の中、桁違いに、悲惨なニュースもありましてと。葬儀、年会、結婚式への、行き来で、大事故にて、死傷したり。
何してる事かで、済まへんです。余所事、故に、アホやなあ。可哀想になあと、安全の上にも、安全運転をしませんとと。
云うだけで、済むですが。自分がやってみい。当事者やってみい。
葬儀が重なってしもたり、お目出度いの、結婚式も、ブチ壊し。呪われたの、結婚式になるですと。
そんな事に遭遇せぬよにの、日頃の精進をと。精進してても、変な事があるのにと。
されどの、精進してる故に、この程度で、止まってると、解釈してるですが。
云うたら、ご先祖様を大切にの、神様、仏様に手を合わすの、気持ちをと。我輩、宗教家では無いけれどや。氏神様の御神輿に触れるがさえ、今年が初体験やのにと。
イヤイヤ、デデデの、そんな事は結構の、着いたら、皆様、待っててくれての、即の昼飯でして。10時に出て、昼の1時になってるですが。
しかるにの、息子と、孫娘は、朝にも、産院には行ったですて。
理由なるは、退院の日が、明くるの、日曜日(11月1日)でして。日曜日は諸般の問題にて、精算を土曜日までにしてくれと。
ン十万円ですて。へえと。
内の幾らかは、補填があるですがと。ン十万円でも、母子共に無事、五体満足、健康であればと。云う事は無いなあと。
ホンマに、ホンマやでと。
何かあって、費用だけは取られてたら、踏んだり、蹴ったりのと。かと云うて、何かは、産院の原因でもあらへんしと。
原因ではあっても、素人には、分からへんしと。
そんな事も結構の、昼飯喰たら、嫁はんは、諸般の用事があるしと、残留、お留守番の組での、息子と、孫娘と三人で、出たです。
近くかと問えば、近くやでと。云うから、スグの近くかと、思えば、車で約の、二十分。
マアなあ、近くの基準も様々での、私めには、どこを走ってるのか、サッパリなれどの、突然に、孫娘が、はしゃぎ出しまして。何やら、一生懸命に、喋り出しまして。
私に、見てくれと、云わんばかりに、「ママ、ママ。」と。
フと、横手を見たら、某産婦人科としてあって。皆まで、云うなの、分かったわと。ここに居てるかと。目的地かと。
にしても、良く知ってるなあと。
イヤイヤ、孫娘も、二歳になる頃から、言葉が喋れ出しまして。
嫁はんが、神戸に着いて、ケータイをしてくれたですが。産まれて、明くるの、10月の28日の夜でしてと。
云うたら、無事に着いたの報で、孫娘に替わるわと。家族間通話は只でして。思う存分の好きなだけと、云われて、替わられても、孫娘は喋れへんしで、困るですが。
デデデの、当然にしての、会話には、成らへんですが。
「チャンと食べてるか。」「ン。」
「残さんと、食べられたか。」「ン。」
何でもが、ンかとなればの、違う事、厭な事を云えば、明確に、厭と、返答するです。要は、言葉が喋れへんだけで、具体的に聞いてやればと。
デの、何が好きやと、問おたならばの、「バンバーグ」
「ソか、ハンバーグを食べたんか。好きか。」と、尋ねたなら、「ン。」と。
結果、私めが、初めて、マトモとするのか、言葉を聞いたは、「バンバーグ(ハンバーグ)」でと。
息子夫婦が、云うに、一歳半辺りで、最初の日本語なるは、「かっぱえびせん」ですて。何で、「かっぱえびせん」が出たかは、分からんですがと。
(「単なる雑談NO.47」NO.731新年、明けまして、おめでとう御座います参照)
その一歳半辺りでは、私めには、マトモなるの、日本語は聞けてえへんです。
先の、「ン。」と、「厭。」の二つだけ。強いてなら、「厭や。」を加えての、三つかと。
兎角に、好き、嫌いがハッキリしてましてと。
されどの、一歳半では、マダマダでの、この頃を過ぎ、二歳の誕生日の、手前辺りから、私らをも、厭がらんよになったかと。
少なくともの、抱っこしても、手を繋いでやっても、泣かんよになりまして。相手してやったら、嬉々としまして。もっと、もっとと、今度は、ナカナカに止めさせてくれんよになりまして。
下手したら、こっちが、クタクタの、堪忍してクレと。
とは、云うてえへんですがと。
云うたら、ここら辺りから、5歳、6歳くらいまでが、面白いとするのか、一番に可愛らしい時かなあと。そして、小学生になった辺りから、一寸、やり難くなるのかなあと。息子共の時を振り返ればでと。
されどの、近頃、情報が氾濫し過ぎてましてと。要らぬ情報までが、入って来まして。親以上に物知りになったりと。
イヤ、親も悪いですがと。
イヤイヤ、当世の事を、申してるです。特には、ケータイが元凶かと。
そんな次第での、産院までの、道中、車中、相手してやってたです。相手云うても、話相手にまでは、なれへんけれどや。
鼻をつまんだり、足を、手を、掴(つか)めば、喜ぶしで、止めると、もっと、もっとと、請求されて。
こんな状態になれば、可愛らしいなあと。
ソレまでは、下手に相手したら、渋面作られるは、泣くは、叫ぶは、睨(にら)まれるは、黙られるはの、手で払い退けられ、拒否されてたでは、憎たらしいヤツやなあと。
損やぞ、賢く無いゾ。ホッタラカシにされるゾと。
実際に、ホッタラカシには出来ひんけれどと。孫娘の、そんな時期を突破で、一安心。
イヤイヤ、第二子、孫を会いにとするのか、見に来たんやと。
ケータイの写真では、見てるですがと。実物をと。
(09/11/06)
NO.8 二人目の孫、誕生の話(8) 孫娘が、オッパイ要求の話
そんな次第での、産院に到着。
イヤまあ、場所柄、狭い駐車場に器用にキッチリと。
場所柄とするは、地名は知らんですが、平地で、大通りに面してまして。云うたら、住宅街では無いです。
大きいのか、小さいのかとなればの、産院は、大体がこんな程度かと。されどの、正直、車の数から云えば、入院してる人の数は多いかと。
デデデの、手を殺菌、スリッパに履き替え、エレベーターでと。孫娘が、部屋に案内してくれまして。よお、知ってるなあ。「ン。」と。
コンコンと、息子がドアをノックで、入れば、居てまして。
居て、当たり前は、当たり前なれどの、開口一番、サテ、何を云うかの、嫁に、挨拶文言での、「おめでとうさん。」と。
イヤ、正直、咄嗟の話でありましての、考えてえへんかったナの、「こんにちは。」では、ナと。
間違いは無いけれどの、当たり前過ぎるとするのか、一寸はと。お目出度い話やしと。
デデデの、ショート・ケーキを持って来たしナと。へえ、ソですかと、嫁、ニッコリの、喜色満面の、喜んでくれたら、甲斐があるです。
モ一発、デデデの、何です。
嫁の顔がと。何かとなればの、スッキリした表情になってまして。へえと。
イヤ、男児誕生、出産故に、険しい顔かと、思てたですが。マア、出したんやしと。
ソレだけでは無いです。色白でと。
とか、表現したなら、元が色黒みたいなれどの、コレ又、色黒とは申さんの、色白とも、云えへんわと。簡単明瞭の、極普通。
ではあっても、色が白おなったなあ。
とは、口にはしてへんですがと。変に云うのもナと。説明も邪魔くさいしと。要は、単なるの、印象やしと。
云うたら、前回、孫娘の際は、夜中に来たかと。夜中でも、部屋に灯りはあるけれどや。スッキリした顔はしてたけれどや。色白との、印象も無かったかと。
強いてなら、ヤヤ、落ち着きが無かったかと。ソラ、出産なるが、初体験での、先が読めへんかったかと。どんな具合に育てるであるとか、自分のカラダについても、不安だらけであったかと。
とは、あくまでもの、我が推測での、此度は、数段の落ち着いてまして。二度目でありの、概略の、先が読めてるからかと。
孫娘、新米姉ちゃん、早速にも、弟のソバに行きまして。
行っても、身長不足で、見えへんですが。オヤジに抱っこされて、覗きまして。
私めも、ソレがために、来たですが。オッとの、意外や、意外の色黒でと。毛深くてと。
マアなあ、誰でも、産まれたてのは、こんなモンなれどです。
とは云え、孫娘の時には、そんな第一印象、記憶はあらへんなあと。男の子と、女の子では、斯程に違うのかなあと。
イヤイヤ、産まれた孫と、孫娘、嫁の顔を見比べたりと。
孫娘は、云うたら、真っ黒け。
ソレだけ、外に出て、活動してるの証拠なれどの、其の真っ黒が、色白に見える程でしてと。黒く見えるは、毛深いからかと。
マア、その内には、綺麗になると思うですがと。
デデデの、嫁が、抱きますかと。私めにで、嬉しい事を云うてくれるナと。
されどの、一寸、怖いけれどの、二年と四ヶ月前の孫娘の時には、ガチガチやったかと。抱くに、慣れてえへんしで。
此度は、兎に角、嫁の抱いてるの状態を見ての、そのままの手の配置で、抱けばと。
イヤイヤ、当然にして、首が座ってえへんしで、片手で、首とするのか、頭を持ってやらんとと。嫁から、受け取りの、抱っこしたですが。重たいなあと。
確かに、孫娘は、3キロ無かったです。(2974グラム)
されどの、200グラム程度の差で違うかなあと、思う程に、ズシリと感じまして。へえと。
そんな事は結構の、次第、次第に、泣きそな表情の、足で、蹴られて、蹴られて、困ったなあと。息子曰くに、一寸だけ、寝かし気味にと。ソかと。反対やったか、縦過ぎたかと。寝かし気味にしてやったら、泣くゾの形勢、体勢、収まって、ホと安堵。
斯くなる次第の、三時やしと。ボチボチの、ショート・ケーキを喰わんとと。
イヤ、スプーンと、お皿が要るなあと。ホナラの産院で、貸してくれるですて。へえの、ええなあと。
ソレでの、ここには、自動販売機はあるのかと。嫁、ありますよと。出て、スグのそこにと。ホナラのアンタ、何がええ。即答での、アップル・サワーをと。
とか、云うたんかなあの、私め、聞き始めでの、何とかサワー、アップル、何とかが、自動販売機にあるのやろなあと。あるから、注文したのやろと。
デデデの、息子、孫娘の三人して、自動販売機にと。ホントにスグのソコでと。
一番には、アップル・サワーで、忘れんよにと。孫娘は、息子が選定での、リンゴ・ジュースでと。アップル・サワーと、リンゴ・ジュースで、何が違うか、分からんですがの、私めは、コーヒーでして。
息子が何を選らんだかは、知らんわと。多分ならばの、コーヒーかと。
兎に角、一個110円。入れるし、適当に、ボタンを押せと、だけでして。
イヤイヤ、厄介での、500円玉一個で、全部、出来ると思たですが。お釣りが出てねえ。一々、入れんならんのやと。
そんな事も、結構の、部屋に持ち帰りの、嫁を使うの訳にもで、私めが、皿に分けてやって。喰い乍らの雑談の、こっちの方が広いかなあと。
部屋の広さを云うてるです。
長岡京市の、駅のソバの、孫娘の産院では、正直、居てるにも、座るの場所が無かったかと。
こちらは、ソファーが備えられてまして。私等が、居てられるの場所もありましてと。確かに、広いかと。前回は無かったしで、長居は、遠慮以前の、居てられずと。
息子曰くの、その替わりの、部屋の値(ね)が高いんやと。幾らとは、云わんの、1.5倍ですて。へえと。ビジネス・ホテルとは、違うしの、安くは無いは承知のと。
デデデの、看護婦さんが出たり、入ったりの、云うたら、看護婦さんは、どっちで、食事はどっちが、良いなあと。
云うたら、前回と、今回を比較での、食事の良し、悪しは、私めには、分からんですがの、喰うの用事があらへんしで。されどの、看護婦さんは、分かるです。
どっちが、どっちとは云わんの、お愛想を云われるか、用件のみで、接せられるかでありましてと。
イヤ、看護婦さんから、変にお愛想を云われてもナと。
ソレよりも、注意事項の、ここはこんなで、あんなでと、取り扱い等々、覚えておくべきを、教えて戴けてる方が有り難いかと。
とかとか、雑談してる間にも、ボチボチ、帰ろかと。
処がの、孫娘、云うに、ママもと、云い張りまして。明日になったら、一緒に帰るんやでと。オヤジの説得にも、動かされずで。
寝て、起きたら、明日やでと。厭や。寝えへん。
とまでは、日本語は喋れへんですが。兎に角、厭々、ママ、ママと。
加えての、嫁が、赤ん坊に、オッパイを飲ませてたら、自分にも、オッパイ、飲ませよと。
とまでは、日本語は喋れてえへんですが、オッパイ、オッパイと、申しましてと。されどの、既に、離乳してるですがと。
よって、仕方が無いなあの、収まるまでは、帰れへんなあと。気持ちなるは、よっく、理解してるしと。
(09/11/07)
NO.9 二人目の孫、誕生の話(9) ジグソー・パズルの話
日本シリーズで、巨人が、日本ハムを破って、優勝。
おめでとうさんと。
日本ハムの選手に、何かしら、元気が無かったみたいでと。元気が無いとするよりは、焦りが見えたです。
こっち、日本シリーズでの、MVPは、阿部慎之助捕手。本日も、最初の打点を上げたし、妥当かと。
以て、野球シーズンは終焉したです。来年の開幕までは、サイナラと。
にしても、原辰徳監督は、本年、2009年は、ワールド・ベース・ボール・クラシック(WBC)で、世界の強豪を撃破で、優勝。以来、ドッシリと、落ち着き、風貌が良くなったです。
そして、日本シリーズでも優勝で、俄然、格を上げたかと。
デデデの、この日、11月7日にも、再度、神戸にと。二男の運転、車にて、三人して、行って参じたです。
行きは、例の如くで、中国自動車道経由で、帰りは、嫁はんは、暫く神戸で滞在にての、二人して、山陽自動車道経由の舞鶴自動車道でと。
イヤ、二男の好みでありましての、距離的には、長いですが、渋滞を避けましてと。事実、この日、帰りしなは、西宮山口、宝塚間で事故があったらしくて、渋滞情報が出てたです。経路を変更で正解かと。
日本シリーズは、亀岡に帰着丁度で、開始でと。
イヤイヤ、デデデの、斯くなるでの、前回に行ったの話。
産院での帰りしな、孫娘も、ママに一寸だけ、抱いてもろての、納得かと。
帰ろか。ンと。
一発、即答、返答でと。
イヤイヤ、孫娘、荷物を両手に、首にも、ブラ下げ、一杯、持って来てましてと。
要は、カバン、ショルダー・バッグに絵本でと。全部、アンパンマン・グッズでありましてと。持ったろか。厭やと。
絵本なんか、この子にしたら、重たいのやでと。分厚いしと。されどの、頑として、厭やと。自分で持つと。ソか、ホットケと。
行きは、エレベーターやったですが。帰りは、階段でと。自分で、降りると、抱っこもさせず。
マアナア、急がず、慌てず、ユックリとと。
実際、階段も通行が多いかと。若きオヤジさん、ママさんが、往来してましてと。
デデデの流石に、両手に荷物を持っては、階段を下りるは辛く、再度の持ったろか。ンと。
しかるにの、嫁曰くに、先の産院では、ン名様が入院やったですて。こっちは、数知らずの、賑やかでと。
ン名様でも、仲間が居たら、心丈夫の、下手に、少なく、自分だけやってみい。寂しいやろなあと。赤ちゃんの、取り違えの心配は無いですがと。
云うたら、ビジネス・ホテルでも、隣りに人の気配があれば、変に物音もと、思うの反面、安心感がと。
マアナア、ビジネス・ホテルで、自分だけが泊まり客は、無いですがと。予約を先行しませんと、満員御礼のと。困るんやと。
さりとての、変なビジネス・ホテルで、自分だけやってみい。怖いゾと。何か、事件でもあったのかと。奇っ怪、怪談話を、知らんだけかと。
そんな事は結構の、三階から、無事に一階にと。産院から、出る時には、既に、薄暮。夕暮れでと。
デデデの何です。帰れば、オヤジさん、車に取り付けるの、ベビー・シートの調整でと。
二人ともなればの、車に二個を付けんならんしで、大変かと。オッとの、後部中央の席の真ん中は座れへんですて。定員、8名が、7名になるですて。へえと。
我が一族、7名故、一台で、乗れるですが。後部で、三名は一寸、シンドイかと。マアナア、里帰りの際の心配なれどの、その時は、その時の事での、一台にするか、二台に分乗かと。
イヤ、ホンマやでと。
云うたら、赤ちゃんを、助手席のお母さんが、抱っこで、乗ってるのが、多いですがと。これでは、安全には程遠く。余所事、故に知った事かの、何かあっからでは、遅いしと。
そんな意味では、長男、シッカリしてるとするのか、几帳面でして。
明日には、連れて帰るしで、本日中にと。取り付けをと。
デデデの何です。
孫娘、ジグソー・パズルに凝ってるですて。アンパンマンのと。
イヤ、帰るなり、何やら、袋を持って来まして。見れば、65ピースの、ジグゾー・パズル。オッとの、やらさせられるのかと。こんな事、するは、何十年ブリかと。
此度、お婆ちゃん(嫁はん)に買おてもろたですて。へえの、良かったなあと。
マデは、結構の、何回かは、やってるらしくの、色々、一生懸命に、説明してくれて。説明してくれても、サッパリ、分からんですが。私め、爺には、言葉が通じてえへんです。
そんな事は結構の、或る程度は、こっちがやってやってから、適当なるのを孫娘に、「コレ、どこやろなあ。」と、手渡しますれば、「ここかなあ。」
イヤ、チャンとした、日本語でして。こっちが、へえと。しかるにの、場所は合致で、モ一発、へえと。「感心、感心。賢いなあ。」と。
ホナラの、「かしこいなあ。」と、オウム返しにと。
よ、考えたら、「ここかなあ。」は、私が云うてたの台詞を覚えてたです。
イヤイヤ、クレグレもの、場所を完全に覚えてるのでは無いです。周辺のから、図柄を覚えてまして。
されどの、ジグソー・パズル故に、チップの形状はバラバラでして。ソか簡単にと。一寸、ズレてたりの、私めが、「ソかなあ。」と、云えば、「ソかなあ。」と、又もやの、オウム返しにと。
アクセントも、我が関西弁、そのままでと。下手な事は云えへんなあと。
そんな次第の、65ピースともなればの、若干の時間も要りまして。
孫娘、スグにも飽きて、マダ、終わらずの、ジグソー・パズルの上を闊歩。話簡単の、邪魔して、壊して、壊れるを楽みやがってからにの、原の立つノリでと。
コラと、お尻ペンペンしてやったら、喜びやがってからにの、尚更の、原の立つノリでと。
「アノナア、最後までしんと、アカンぞ。」と、云えば、クククの、ケラケラと、笑いの、「アカン、アカン。」と、余計に邪魔しやがって。
その邪魔をかい潜りの、相当数出来上がりの、やってるは、爺、私めでありまして。
云うたら、孫娘如きに、邪魔されて、途中で、ギブ・アップなんか、してられるかと。意地でも、やってしもたるわ。やり掛かった船やわと。
残り、5個くらいになれば、仲間に入って、「コレ、ここやろかなあ。」と、場所を指で示しの、ピースを孫娘に渡せば、置きまして。合致せずの、「ソかなあ。」と。
立派に会話成立のと。
アノナア、こんな具合に、グルリと、回すんやと。そしたら、ホラ、会うなあと。日本語が、分かろが、分かるまいがの、斟酌(しんしゃく)せず。
云うたら、喋れへんだけで、意味合い、概要、結構、分かってまして。
「グルグル、グルグル。」と、一寸だけなれどの、回転させて。
モ一寸、回転、グルグルせせるんやと。
ピースをば、更に、回転させてやれば、ピタリと合致の、両手を叩いて、喜色満面の、飛び跳ねて。再びの、グシャグシャになりましてと。
「遊んでやってるのか、遊ばれてるのか、分からんなあ。」と、云えば、「分からんなあ。」と、応答されて。
(09/11/08)
NO.10 二人目の孫、誕生の話(10) 孫娘との風呂の話
そんな次第での、出産後の応援では、嫁はんが、マズ、出立(しゅったつ)で、帰ってからの明くる日から、嫁のお母さんがと。
要は、二男と一緒に、我々が二度目、行くの前日まで、応援したはってと。
両家のお母さん、云うたら、婆さんが、交替で、応援でと。
デデデの、あくまでも、前回の話。
そんな次第での、産院で初対面の赤ん坊は良く寝てまして。お母さんのオッパイを飲めば、又、寝まして。
イヤ、起きてる事もあるですが。静かでねえ。
私が抱っこの時に、一寸、泣き掛けただけでの、至って大人しいです。
マア、云うたら、楽やねえ。
孫娘の時はどやったかとなればの、産まれたての時は、こんなモンやったかなあと。
次第、次第に、ゴン子になりましてと。ゴン子とするよりは、お母ちゃんっ子でありまして。何でも、全てが、ママ、ママでと。ママで無ければ、お天道様は登らずの、暮れもせず。
逆には、ママでダメなら、誰もがダメ。パパでもダメの、万事休すの、泣き止むまで、待たんとナと。
されどの、流石はママさん、何が原因かは、一発かと。大抵ならばの、ウンチでありの、オシッコであったり、腹減ったの類の、ソレで無ければ、眠たいのに、抵抗の、寝る前の一泣きでして。
ダケなら、マダしもの、ニコニコしてる故に、大丈夫かと、抱っこしてやったら、途端に渋面。モ、収まらんですと。
手で払い退けられ、涙一杯溜められ、この世の終わりみたいな、泣き方、拒否のされ方、されてみい。たまらんゾと。ええ加減にせえの、一寸は賢くなれと、説教するにも、日本語は通じいひんしと。
手に負えずの、泣く子と地頭に勝てずは、この事かと。
何度思た事かと。
コレが、外出の際、手を出せば、お手々繋いで、歩けるよおに、なりまして。
されどの、ホンの一寸の間でありまして。次第、次第に不機嫌となりで、歩いてる間にも、ママ、ママと。嫌々をし出しましてと。嫁はんの場合はマシなれどです。
私なんか、問題外の外でしてと。腹の立つノリでと。
ソレが、我が家の階段を上がるに、私めに、一緒に来てくれと。
されどの、コレ又、一寸の間でありまして。上がると、ダアレも居てへんしで、降りると、云い出し。
イヤ、喋れへんしで、言葉にはせずの、下に降りると、手で、示しまして。降りたら、ママを探しましてと。
要は、ホンの一寸の間なら、ママの存在を忘れ、ハタと、ママが居てへんのに気が付けば、探し出し。
コレでは、ママも大変かと。離れてクレへんしと。
とは、云え、この頃にもなれば、自分で動けるし、或る程度は走れるし。怖さも分かってえへんしで、危険が一杯にて、下手に目が離せへんですがと。
とは、とは、云えどの、嫁も、トイレにまで、くっついて来られても、困るかと。
コレが、孫娘、一歳半になるまでの事でして。
一昨年、お盆で、嫁はんの里に行った際、一歳と二ヶ月の頃なるは、大変も、大変の、ソラ、周辺、知らんの人バッカリでと。
表現変更、言語明瞭には、敵バッカリかと。我が姪が、甥の嫁が、手を出せば、泣き。その子が、相手すれば、泣き。その子と云えどの、相手出来るは、甥の子だけなれどです。
姪のは、孫娘よりも、小さいしと。相手出来ませんですがと。
イヤ、余りに泣かれても、困るんやと。寄って、集って、虐(いじ)めてるみたいでと。そんな状態では、私ら、爺婆もアカンわと。パパと、ママだけが、味方でと。
処がの、今年の夏、お盆の里帰りでは、様相一変の、ソラ、多少は違和感もあったけれどの、当初だけでの、慣れまして。
私らが相手してやっても、厭がらんよになっての、甥姪の子の玩具も、分捕り合戦致しまして。
ホナラの姪も、甥の嫁も、孫娘を相手し易いしと。可愛がりもし易いかと。
要は、一歳頃が、私らにとっても、周囲も、扱い難く、一歳半の声が聞こえた頃からが、相応に知恵も付き、理解もし出しで、所謂の、赤ちゃんから、子供になって来るのかと。
イヤイヤ、デデデの、此度の話の、夕食も済ませ、再度の、ジグソー・パズルをと。
孫娘に、請求され、お付き合いしてる間にも、ボチボチの、風呂にも入らんとと。云うてるのに、「爺ちゃん。」の連発。
何が爺ちゃんかと、思いきやの、嫁はん、曰くに、「お爺ちゃんとお風呂に入ると、云うとるえ。」と。
オッとの、何の加減か、気紛れ、勘違い、方針転換かの、爺ちゃんと、お風呂かと。へえと。本気かと。まさかの、二歳と一寸で、冗談、嘘も云わんですがと。
想定外の話故に、こっちが、ビックリ仰天の、信じられへんわと。
我が本音ならばの、入ってる途中ででも、気が替わりの、気が付きの、冷静になっての、相手が違うゾと、泣き出されても、困るですがと。
さりとての、モ、準備万端の、風呂に入るの体制になってまして。孫娘がと。当然にして、嫁はんが、服を脱がせの、気の替わらんの内に、早よ、入ってやってと。
気が替わるの云々なるは、当然にして、孫娘の事でしてと。
よっしゃの、気の替わるも、何も、爺としても、大急ぎで、裸になっての、孫娘と一緒に、風呂へと。
入るに、孫娘、一生懸命に、風呂の外の方を指を指しての、アンパンマン、アンパンマンと。アンパンマンが、何じゃの、まさかの、風呂でまで、ジグソー・パズルは無いゾと。出来ひんゾと。説明したって、孫娘には、理解不能なれどのと。
ホナラの、息子曰くに、風呂で使うの、アンパンマンの玩具があるですて。へえと。ソレを請求してるのかと。
されどの、どこにあるのか、場所が分からんですが、当人、孫娘に任せましての、風呂の外に出してやったら、成る程の、しかるべくの場所にあったなあ。何の玩具か、知らんですがの、アンパンマンのグッズがと。
取ってやりの、サテ、どんな具合に使うかも知らんの、兎に角の、風呂に入れてやろとしたら、孫娘が、マダ、アンパンマンを連発での、グッズも、一つ、二つと違うです。三つもありましての、私めには、三つ共に、何のタメの玩具か、分からんですが。
どっちにしたって、玩具やしと。理屈は無いかと。
ホナラの、ホナラで、内の一つの使い方なるを、説明してくれてるのやろなあ。
丸い円盤状のを、沈めまして。真ん中辺りを押さえまして。こんな具合にするのやと、私めに教えるが如くの表情にての、されどの、悪いけど、サッパリ、分からんわと。
分からんなりに、教えてくれるの通りに、沈めたり、押さえたり、してたら、モーター音が聞こえ出し。
オッとの、まさかの船でもあるまいにと。されどの、動きまして。されどので、一体、何の玩具かと。
考えるに、思うに、真ん中辺りがスィッチになってるのかと。
孫娘、円盤にくっついてるの、ホースを手に取りましての、ソコから、水とするのか、風呂故、お湯が、出て来まして。
ソレでも、私め、何のための、玩具か、分からんかったですが。
アトで、嫁はんから、シャワーやと。へえと。アレがシャワーかと。確かに、水が出るゾと、教えてくれてたは確かで、出たは、出てたけれどの、チョロ、チョロやし、シャワーとは、分からんわと。
ソレよりも、孫娘、ナカナカに風呂から、上がってくれへんでねえ。
オッとの、シャンプーもしてやらんとと。
(09/11/09)