孫娘と孫の話NO.2
孫娘と孫NO.1 |
ハデブスNO.12 | 孫娘の話NO.11 |
題目一覧表 |
目次
NO.20 孫の初宮参りの話(8) はりつけ紋の話(2)
NO.19 孫の初宮参りの話(7) はりつけ紋の話(1)
NO.18 孫の初宮参りの話(6) 初着の話(2)
NO.17 孫の初宮参りの話(5) 初着の話(1)
NO.16 孫の初宮参りの話(4) 初宮参りの帽子の話(2)
NO.15 孫の初宮参りの話(3) 初宮参りの帽子の話(1)
NO.14 孫の初宮参りの話(2) 駐車場に難儀の話(2)
NO.13 孫の初宮参りの話(1) 駐車場に難儀の話(1)
NO.12 二人目の孫、誕生の話(12) 早速にも初宮参りの相談の話
NO.11 二人目の孫、誕生の話(11) 孫娘との風呂の話(2)
NO.11 二人目の孫、誕生の話(11) 孫娘との風呂の話(2)
斯くなる次第での、孫娘が、何の気紛れかの、勘違いかの、云い出しての、一緒に風呂に入りまして。
但しの、私め、女の子と、一緒に風呂は、初めてでは無いです。
イヤ、娘は居てへんですが。姪なら、二人居てまして。滋賀のは、そんな機会は無かったですが、四国のはありましてと。
幾つくらいの時やろなあと。小学低学年では無く、高学年か、もしかしての、中学生になった頃かと。ホナラの二十年近く経つのかと。
今やの、姪も一児のママさんなれどのと。ツイの、昨日みたいな、イメージでして。
イヤイヤ、一度では無いです。何度もあるです。直近が、その頃、二十年近く経つのかと、ダケでして。
浜で泳いだら、カラダに付いた塩水(しおみず)を洗い流さんとと。
上がって、即の、水道水では流してるですが、塩水を洗い流すは簡単では無いです。温水でとするのか、風呂で洗い流さんとと。髪の毛もシャンプーでと。
この時、泳いだは、四人でして。
息子共二人と、姪と、私でと。私は、河童でもあるし、保護者でありの、監視員でもありましてと。
当然にして、自分も泳ぎの、監視の目も怠らず。
云うても、この頃なら、全員、或る程度は泳げてるですがと。さりとての、目を離す訳にもナと。
当世なら、一番に危ないは、孫世代の、二番手、我輩かと。往年の技能、体力を想定で、泳げば、忽ちにしての、心臓麻痺かと。痙攣(けいれん)発作、コブラ反りで、モンドリ打ったりと。
そんな話は結構の、されどの、余計な話の、この頃の浜は綺麗やったです。所謂の穴場でありましてと。
季節ともなればの、周辺道路は、車で一杯。下手に車で、出られへんかったかと。道が狭いのに、停めるしで。
柄の悪いのも、散見での、水上バイクも走らせてたりで、危ない話でありましてと。クレグレもの、柄の悪いのが、水上バイクを走らせてたの意では無いですが。
オマケで、夜の遅くに音楽鳴らせての、大音響の、イツもは、静かな、村落も、大迷惑でと。
されどの、近年、浜にも、漂流物が一杯。ペット・ボトルやとか、何やとか。来た人が、処分もせずにの、何かの包装材に、花火のカス等々。
マナーが最悪の、遠くから、来てる人に決まってまして。
私等なら、喰い物なんを持参と違うし、花火をしても、カスは持って帰ってるですと。云うたら、自分等の浜を汚さへんです。
そんな次第での、ここ数年、お盆で里帰りしましても、人が少なく、泳いでえへんなあと。
以前の如くに、どしても、泳ぐの気分でもあらへんしと。
イヤイヤ、そんな次第での、時期をハッキリとは、覚えてえへんですがと。
大体が、里のも、そんな大浴場でもあるまいにと。そもそもが、四国は、水の出が、チョロ、チョロでして。話簡単の順番待ちしてたら、時間も掛かるし、水も、湯も勿体ないの以前の、風呂も満タンにはしてへんわと。
してたら、大変ゾと。
特に、ここらは、水が勢い良く、出てくれへんです。
結果、誰がと、順番がと、云うてるよりは、先陣争いでの、遠慮もしてへんしで、一気、四人で、風呂にと。云うても、四人が一緒の浴槽には、入れへんけれどや。そんな大きさと違うしと。
要は、髪を洗うが先決での、カラダの塩気を洗い流すが優先での、風呂に入るは二の次でして。
幾ら何でもの、流石に、以降は、レディ・ファーストになったのかと。男共は、アトにしましてと。
ツイデになら、娘がオヤジさんと、一緒に風呂は、イツまでかと。
そんな話があるですがと。アノナアと。
余程に立派で、広い風呂なんやろなあと。
私めなら、時々、息子共と一緒に風呂に入ったですが。三人一緒にと。そやけどナと。精々が、小学生低学年まででしてと。
次第、次第に体格も大きくなっての、一緒になんか、風呂に入ってたら、お互いに邪魔やでと。少なくともの、浴槽に三人で入れるまででしてと。
アトは、誰かが、髪を洗いの、カラダを洗うがために出てませんとと。
夏場なら結構の、冬ともなれば、風邪引くゾと。よって、そんな時期から、止めたかと。
云うたら、親子で、娘であれ、息子と一緒に風呂も、幸せ一家の象徴みたいな話があるですがと。確かに、相応の規模の風呂があって、ええなあと。
私めは、そんな具合に思うですと。そこらの家庭では、風呂もそんなに大きくは無いやろしと。
デデデの、孫娘の程度であれば、一緒に浴槽も平気でと。アンパンマン・グッズも一緒にと。沈めたり、押したりの、アンパンマン・シャワーも出来ましてと。
ホナラ、頭を洗うかの、洗てやらんならんの、サテ、シャンプーはと。
ホナラのホナラで、シャンプー、シャンプーの連呼の、アレは、ママの。コレは、ママの。オッとの、ママのは聞いてえへんですがの、肝心の、オマエのは、ドレなんやと。
聞いても、日本語はそこまで通じずの、一通り、置いてあるのシャンプーを説明してくれて。
分かった、コレが、オマエのやと。ンと。
ソラ、残り少なくなって来たら、我輩にでも、分かるわと。百も二百もあらへんの、数個やしと。
ホナラのホナラで、マダ、したら、アカンですて。帽子とするのか、被るのが要るですて。へえと。イヤ、成る程の、シャンプー・ハットが要るのやなあと。
斯くなる次第の、次第での、再度の浴槽に入らんとと。
マダマダ、遊び足らんの、アンパンマン・グッズ、特には、シャワーのを、押したり、沈めたりの、モ、ええ加減に出てくれんと、私め、爺様、真っ赤かの、逆上せ上がるゾと。オマエが出てくれへんかったら、こっちが、出られえへんわの、こっちは、シャンプーもマダなんやと。
とは、云うてえへんけれどの、ホナラの、やっとで、出てもええみたいになっての、出るか。ンで、マタモヤの、一生懸命に説明し出しましての、ども、総合判断、ボタンを押すですて。
風呂場の、「呼び出し」のボタンをと。
よっしやと、押そとしたら、一寸待てと。
とは、云うてえへんけれどの、ども、自分で押したいらしく。
ホナラ、好きにせえ。自分で押せと。ンと。
イヤイヤ、出てくれて、ホと安堵。
云うたら、全て、マイ・ペースであっての、こっちは、孫娘に合わせてやらな仕方が無いし。孫娘の爺と一緒に風呂に入るの目的なるは、自分は色々と知ってるゾの宣伝かと。
お陰様にて、本当に、逆上せ上がってしもたです。
風呂から、出ても、熱うて、熱うて、汗ダクダク。アイス・コーヒーをと。別段に頼んでも居てへんけれどと。ソレくらいの気分やったかと。
次回、有りや、無しやは、知らんですがと。
万事、孫娘、ゴン子、オシメ様の、思し召し如何。
(09/11/10)
NO.12 二人目の孫、誕生の話(12) 早速にも初宮参りの相談の話
私め、その昔は銭湯でして。
ご幼少時代は、母親と。
この時は、男湯、女湯を好き放題に、往来でと。
次第に、男湯だけで、オヤジと一緒に行ってたですが。どっちにしたって、行けば、背中を流して上げたです。そんな事ならばの、何故か、祖母と一緒にの、記憶は無いなあと。
銭湯では、そんな光景、珍しくも無かったかと。叔父達と行った事もあったですが。矢っ張り、流して上げたかと。
イヤイヤ、頼まれもしてへんでと。流す、流さんは、自主的行為でありましてと。
余りにゴシゴシは、止めてくれと、苦情が出たり。やってる方からしたら、チカラを入れてやるべきかと。思てたですが、確かに、背中が真っ赤っかにさせたは鮮明に記憶をと。
そんな意味では、何故か、女湯で、女の子が、お母さんの背中を流すのは見た事が無いなあと。
正確には、記憶に無いなあと。
ツイデになら、男湯で、女の子が、オヤジさんの背中を流すも、知らんナと。女の子は、洗って戴くの専門かと。
イヤイヤ、タマタマの我が記憶の範疇ならばの話やでと。
されどの、内風呂になれば、銭湯が如くに広くは無いし。狭くとも、流して、流せん事も無いけれどや。浴槽には、交代々々(こうたいごうたい)でしか、入れへんしと。
四国でなら、銭湯に行く事もあるですが。そんな雰囲気でもあらへんしで、結果、私の立場からは、オヤジの背中は流し。息子共は流してやって、息子共には、一回も流してもろた経験が無いなあと。
そもそもが、そんな習慣があるも、知らんかと。コレが、内風呂の大欠陥でありの、銭湯<健康村を含む>でも、見た事が無いなあと。
行った健康村では、背中を流せるよな、流し場の配置でもあらへんしと。コレ又、可能は可能でも、人が一杯でと。邪魔になるかと。
そんな配慮も何も、最近、見掛けへんなあと。背中の洗い、流しをと。
デデデの、斯くなるでの、汗ダクダクで、風呂から、上がり。
又、アンパンマンのジグソー・パズルを出して来て。スグにも飽きて、途中からは、踏みつけて。コラと叱れば、コラと云い。アカンやないかと云えば、アカン、アカンと、オウム返しにと。
ホンマにアカンなあ、全然、通じいひんなあと、云えば、クククと、笑いまして、アカンなあと。女の子は、オマセで、口が早いかと。
コレで、全面的、爺婆に懐いてるかとなればの、怪しくてと。
遊びでは無くの、何かの異常事態勃発にて、私らは、払い退けられの、ママ、ママの連呼でと。
ママは居てへんでも、ママ、ママでの、困ったヤツやなあと。
そんな次第での、私め、ここ、神戸に来ると、何故か、早くに眠くなり。起きてられんよになるです。
我が家では、零時を過ぎんと、寝えへんですが。ここでは、零時近くになれば、起きてるのも辛くなり、お先にと、寝てしまうですが。
寝るに、孫娘に、一緒に寝るかと、お誘いしたら、ママと。
あのなあの、ママは、居てへんわと。明日、帰らはるんやと。赤ちゃんと一緒にと。そやから、早くに寝たら、明日になるでと、説明、コンコンの、厭と。寝えへんと。
勝手にせえと、云うてる間にも、イヨイヨの起きてるが辛くなりの、先に寝るわと、お先にと、私の方が先に寝てしもたです。
明くる日、息子は、誕生した子のため、ベッドを移動。孫娘が使てたですが、弟に明け渡しでと。
移動するに、一旦、分解で、再度の組み立てでと。前日から、したら、ええのやけれど。私らが居て、寝てたら、場所がと、出来ひんしと。
朝起きてから、やってたですが。組み立てが終われば、迎えに行こかと。産院に、三人して、行って参じたです。
イヤ、嫁はんは、食事の支度でありましてと。
長男誕生、無事に我が家にで、おめでとうさんの、赤飯でと。
斯くなる次第の、退院は午前中にの話で、着いたは、11時頃かと。
本来ならばの、10時頃と云うてたですが。大体が息子の起きたが、10時前。間に合う筈があらへんわと。
二度目故に、孫娘に教えてもらわんでも、分かるですが。
産院の前に来たら、ママ、ママと。
そんな事は結構の、部屋に入ったら、既に、準備万端の即の出られるの体制でして。ソラ、10時の予定が11時やしと。
但しの、赤ん坊にお乳をやってたです。コレが済まんと、動けへんわと。ソラ、ソやと。
しかるにの、聴力検査では、異常無しやったですて。
寝てる間に調べるですて。へえと。
アトは、視力なれどの、目を見てたら、見えてるが如くに見えるですが。指を、手を目の前で動かせても、追わへんしで、マダ、見えてえへんのやなあと。
斯くなるでの、私めは、荷物担当、孫娘は、オヤジが担当、赤ん坊は、ママの担当で、ナース・センターにより、御挨拶の、ホナラ、出発の、後部座席中央は、ベビー・シートが二つで、独占の、私めは、最後部座席にと。
マアナア、NOAHやしで、出来るですが。我がカローラなら、定員4名様になってしまうナと。
そんな事は結構の、帰れば、早速にも、ベビー・ベッドにで。にしても、この子は寝てバッカリ。
イヤ、余りに静かで、大丈夫かと、心配で、覗きに行けば、目を開けてたり。誠に以て、静かな子でと。
要は、寝てる。起きてる。起きてても、静かで、アトは、オッパイをと。オッパイも沢山飲むですて。良かったなあと。
マア云うたら、寝て、喰て、赤ん坊の仕事をシッカリしてるのかと。
イヤイヤ、大体は、第二子以降は、扱い易いらしく。周囲も第一子で、大方の事は経験してるしで、何かあっても、必要以上には、慌てもしいひんしと。神経過敏にもならへんしと。
第一子は、周囲が、何でもを、初体験で、大袈裟になる傾向にあるのかと。
よって、爺婆が威力発揮の場面なれどの、近頃、一緒と違うのが多いしと。
イヤイヤ、コレからの一千日。三年が大変ゾと。
それ以前の孫娘が、マダ、一千日には達せずの、こっちは、動き回りの、実質、目が離せへんし。赤ん坊は、ママさん、24時間体制で、様子を見てやらんならんしと。
で、初宮参りは、八坂神社にで、12月の第一週にでもしよかと。
本日、嫁はんが二度目の遠征から、帰宅の、大方の話を決めて来たですて。へえと。結構でと。早いモンやと。早、産まれて、二週間かと。
早速にも、衣装と、飾りを調達しんならんナと。
(09/11/11)
NO.13 孫の初宮参りの話(1) 駐車場に難儀の話(1)
話は、過日から、始まるです。
その過日、11月の19日、野暮用満載での、京都に出たです。
ホンマやでと。京都には、出るのんやと。亀岡くんだりから、車ででと。
満載も三件なれどです。
での、一番には、平安神宮には用事は無いの、岡崎公園のソバの、神宮道にある、ギャラリー「唯」にと。
イヤ、中学時代の同窓生が、個展を開いてまして。女性二人で開いて、「二人展」ですて。何回目やな。当初、二年に一回の筈が、昨年、今年と、二回連続。
私が行くは、4回目やろか、5回目かなあと。とりあえず、案内状を戴けば、行ってるです。
私め、失礼乍ら、絵には、興味があらへんですが。案内状を戴いての、義理でして。
朝から、「若菜屋」で、しかるべくの、手土産を買い求め、準備万端で、出掛けたです。
イヤ、クドイけれどの、野暮用満載での、この件も一つでありまして。
での、京都市勧業館、「みやこめっせ」の駐車場にと。特に、催しが無くて、ガラガラでと。良かったなあと。
ホンマやでと。
更なる、過日、京都市美術館に、「ルーブル<美術館>」を見にと、嫁はんと一緒に行ったですが。周辺の駐車場が超満杯にて、往生したです。
車を停めるの列だけで、一時間は軽くと云われてねえ。
美術館の入場に並ぶに、軽くのン時間と云われて、辞めとこかと。
イヤ、入るに長蛇の列でして。噂では、聞いてたですが、実際にも、凄い列。ン時間なら、大阪での万国博覧会(1970年)程では無いですがと。
とりあえず、「みやこめっせ」の地下の駐車場に車を停めて、テクテク、歩いて、ン分にて、「唯」に到着の、他にも一杯、見知らんの女性がと。我が年代ので、困ったなあと。
「唯」に、入って、ええのか、悪いのかと。
されどの、他にも用事があって、急ぐしで、悩んでられへんです。早速にも、手土産をば、手渡しまして。手渡してたら、椅子に座ってたの、ン名様の、女性陣が、どうぞ、どうぞと、席を空けて戴きまして。
追い出すみたいで、悪いですねえ。いえいえ、どうぞで、退散は、三名様かと。全然、知らんの面々でと。歳の頃は、矢っ張り、我が年代かと。云うたら、ン年前に、還暦のと。
個展の、同級生の、YO子さんの同級生か、知り合いなんやろなあと。
他にも二名様が居られまして。我が同窓生であるの、個展の主、YO子さん、曰くに、同じの高校のと。
イヤ、彼女の同窓生でありましての、私は全然知らんです。
ホナラの、オッとで、この人は、郁文中学との事での、お互いに顔をマジマジ拝見の、残念乍らの、記憶に無いです。
での、某さんやと。
某さんねえ。私の記憶の、某さんとは、顔が違うナと。ホナラの、某さんのお兄さんと、結婚しやはって、某さんになっての、旧姓、某さんやと。旧姓でも、新姓でも、分からんなあと。困ったモンです。
先方様も、私めには記憶が無さそでねえ。
云うたら、私めも、大人しい方でして。どっちにしたって、モ一人は、その某さんとは、大学の同級生でと。へえと。その他、諸々の関係をば、紹介、説明してくれたですが、分からんなあと。
同じ中学校でも、知らんモノは知らんです。三年間で、同じのクラスにでもなれば、多少なら、記憶してるですがと。
我が当時、中学生時代の同級生ともなれば、50人掛ける事の12クラスやでと。600人も居てたら、知らんわと。余程に有名人でなければナと。
お互い様にと。
とは、云うてえへんけれどの、YO子さん、某さんに、「柴田クンや。柴田クンや。郁文中学校やったんえ。知らんか。」と。
云うて戴いてもねえ。双方、片鱗さえ、思い出さんです。
ソラなあ、中学校を卒業して、何年やと。50年とは、云わんの、近くは経ってまして。小学校が一緒なら、確実に。高校が、一緒ならばの、何とか、承知なれどの、違うしと。
イヤ、小学校なら、50人程のが、3クラスでの、少人数でして。全員を承知でと。高校は、又、多いしと。されどの、違うしナと。
そんな事は結構の、一応は、個展故に、ギャラリーをば、一巡しまして。絵を、作品をば、拝見させて戴きまして。オッとの、二人展の、モお一方(ひとかた)のかと。別途の展示を拝見のと。
イヤ、花も沢山届いてまして。花ねえ。私め、粗忽(そこつ)者でして、この手のは、気が付かんです。精々が手土産程度でありましてと。
ホナラの、ユックリしてナと。お茶でもと。茶菓子も適当に摘(つま)んで、食べてナと、出して戴きまして。
イヤ、余り、ユックリもと。野暮用満載でと。お断りをしまして。お茶だけ戴きまして。ソラ、昼飯喰てから、来てるです。
での、1月10日の、同窓会の話をと。
(「お上のやる事に間違いばっかりの話NO.5、NO.6」参照)
(「お上のやる事に間違いばっかりの話NO.6」NO.53政治家のレベル(12)「定額給付金」を何に使うかの思案の話参照)
あの時、Iクンから電話があってなあと。案内状を見たのが遅れたんやてと。実家に届いてて、彼は栗東での、次回は必ず参加させて戴くと云うてたでと。
伝えたなら、彼女の目の色変貌の、目の奥から、キラと閃光がと。豹変、変化したです。
オッとの、ヤバイ事を云うたの、可能性があるゾと。再度の同窓会を云い出すのでは無いかいなあと。
ホンマやでと。
その時、Iクンんは、次回は、喜寿かなあと、冗談半分に云うたですが。少なくともの、5年や、10年後かと、正直、思てるです。幹事が厭と云うのでも無いですが。
結果的、私めに、諸般を押しつけられましてと。イツの間にやら、主幹事でして。
そして、誰とは云うの、云い出しっぺの、MASAクンにしたって、一次会で、退散でと。幹事ならば、二次会にも付き合えと。その日、積雪が云々での、早くに自宅に帰らんとと。
などなど、内輪の話なれどの、大体が、同窓会も、男性陣が少ないしと。前回は、男は、たったの3名でして。私を含むの話やでと。幹事が、MASAクンと2人やしで、1人だけでして。
他は、10名様の女性陣では、我が小さい体を、より、小さくと。妙齢でも無いの昔の美女を多数相手をよしませんですと。してへんけれどや。
結果、二次会は喫茶店で、男2名、女4名で、閉店まで。
オッとの、そんな事も結構の、実はの、銀行に用事があってねえ。銀行故に、三時までにと。今からなら、何とか間に合うしと。
愛想が無いけれどの、要は、久し振りに顔を見に来ただけなんやと。ホナラ、サイナラと。
イヤイヤ、本当の話での、ソレもあるし、先客として、中学、高校時代の友達も来たはりまして。積もるのか、積もらんかの、女性だけの話もあるやろしと。
での、そんな次第で、お暇しまして、「みやこめっせ」とするのか、京都勧業会館の駐車場に戻りましての、次なるの目的地、「りそな銀行」へと。
イヤ、口座歴、40年なれどの、要は、大和銀行時代からので、入社早々に、会社の先輩社員、経理担当のが、口座を造れと。
更には、後日、クレジット・カードも造れと。
云うたら、40年の昔での、給料は現金払いで、少なくともの、クレジット・カードには、全くの興味も、ご縁も、無かった時代やでと。
理由は簡単の、銀行の担当者の、押しつけでして。
自分のノルマを、取引先の会社の経理担当にと。
とは、我が勝手なるの推測なれどです。当たらずとも、遠からずと。
結果、銀行カード(キャッシュ・カード)に、JCB付きのを造ってもろたですが。且つの、JCBの入会金は、無料の、但しの、年会費は要ったです。
イヤ、ゴールド・カードでも何でも無いです。唯のカードで、年千円やったかと。ン十年経って、無料になったかなあと。
コレ又、お付き合いでありましてと。
結果的、海外出張等、旅行、ン回では使たですがと。
特には、海外出張なんか、ホテル代が高くの、現金払いは避けてたです。海外も韓国だけなれどのと。一泊、一万円見当の、私めからしたらの、ボッタクリ価格かと。
余計な話の、当時、韓国の物価なるは、日本の、十分の一なんやでと。一万円ともなれば、日本の感覚での、十万円やでと。
されどの、日本語の通じるのホテルで無ければ、泊まってられへんわと。韓国語なるは、珍文漢文の、正真正銘の、ハングル語故。
ソラナア、度々の、回を重ねて、多少の単語程度ならばの、理解をしたよな時期もあったですがと。
での、この口座も、京都下京に住んでた時代の話の、現在、亀岡やでと。
支店があらへんわと。大和銀行は、りそな銀行に屋号を替えるは勝手の、何かと、不便満載の、幾つかの取引も、終焉したですしと。
要は、「京都inet」の年会費等々、家としてでは無く、我が単独の引き落としは、ここにしてたです。
での、結果、最後の、「京都inet」も、2008年度で以て、契約終了での、イヨイヨの用事が無くなったです。無くなって、現在唯今まで、ホッタラカシの、残高、ン万円がありましてと。
別途の口座があれば、そっちに振り込むの手もあるけれどの、超個人のは、持ってえへんです。下手に我が名義の口座に移動では、家計に組み込まれてしまうしと。
よって、この際と、大和銀行時代からの、最寄りの京都支店、四条の高倉にと。
思てたが、災難とするのか、大間違い。
(09/12/06)
NO.14 孫の初宮参りの話(2) 駐車場に難儀の話(2)
斯くなるでの、岡崎の、「みやこめっせ」
要は、京都市勧業会館の地下駐車場から、一路、「大和銀行」に非ずの、「りそな銀行」にと。
通帳は、大和銀行時代のモノでしてと。
での、四条通りの手前、下がった処、高倉通りに面して、「りそな銀行」の、地下駐車場の入り口がありましての、迷いもせずの、突入したです。
3時までには、15分の余裕がと。良かったなあと。
間に合おたと。
大体は、地下駐車場の入り口、入ってスグの場所、右手には、管理人室がありまして。
「何処に行かはりますか。」と。
質問される筈が、管理人室が消えてまして。
暫く来ん間に、人件費節約にての、「管理人室」が、廃止されたかと。されどの、銀行屋はんが不用心になったナと。ええのかなあと。銀行強盗が来たら、どないするやと。
余計な心配したりして。
での、以前は、管理人さんに、まあ云うたら、「銀行に。」と、ダケを伝えて、フリー・パスやったですが。居て無い事が、一寸ナと。兎に角、銀行やしと。
不用心に過ぎての、ヤバイのでは無いかと。
での、でで、更に先に進めば、異な光景がと。
開閉バーがありまして。以前は無かったゾと。
ホナラの、駐車券、整理券でも、出て来て、取るのかと。銀行の窓口で、認め印でも、戴くのかなあと。
思たですが、出て来るの気配が無くの、カード挿入口とか、何やとか。駐車のカードなんか、持ってえへんわの、ボタンはあるですが、「連絡用」としてあって。
更なる先、進行方向を見たなら、駐車場は駐車場なれどの、見えてる範囲だけでして。
イヤ、我が承知の範囲ならばの、クルクルと、何周か回って、ドンドンと、地下深くに向かいの、要は、一番の下の階が、当時、「大和銀行」の入り口でして。
銀行への通用口の、管理人さんに、車の、ナンバーを伝えまして、凡そ、30分程度です。等々の、予定を伝えまして。
エレベーターなり、階段で、上に向かうになるですがと。
オッとの、トットの、先に向かうの、通路が見当たらんです。要は地下は3階程あったのが、見えてる範囲の、地下一階だけでして。
一寸、様子が違うゾと。
一寸処か、可成り違うゾと。
もしかしたら、りそな銀行の駐車場が無くなったかなあと。場所変更でもされたかと。
しかるにの、違うでも、バックで、元に戻るにしたって、場所が場所での、通路の広さが広さで、危険が一杯。
仕方が無いしで、「連絡用」ボタンをブと押しまして。即の、「ハイ、何ですか。」の応答がと。良かったなあと。応答が無ければ、立ち往生でして。
での、「大和銀行、イヤ、りそな銀行に行きたいのですが。開閉バーが。」と。
ホナラの、「銀行はあらしまへんで。」
との、返答に、ギクリ、ドキリの、様子からして、もしかしたら、駐車場も、余所のになってるの可能性がと。
とは、心配したですが。銀行までが無いはビックリ仰天のと。そんな返答は夢想だにで。
云うたら、「りそな銀行」が倒産は聞いてえへんわと。
での、でで、先様曰くに、「一寸、そのまま、待機しててください。スグに行きますので。」と、返事を戴き、ホと安堵。
ソラ、このままでは、遁走なんかトンでもの、身動き出来ませんですと。
斯くなる次第の、管理人さんが、何処からとも無く、現れまして。
再度の、「銀行なんか、あらしまへんで。」と。へえと。
この管理人さんは、ここが、以前、りそな銀行であったを知らはらへんのかなあと。イヤ、中年男性なれどです。
アトで調べたならばの、りそな銀行京都支店は、2004年11月に移動やてえ。烏丸通りを四条から、上がった処にと。へえと。
ソ云うたら、当時、インターネットで、場所を調べて、一度だけ、行ったよな感がと。
そんな事は結構の、既に、遅しの、当面の課題。
管理人さんに、開閉バーを上げて戴きまして。「Uターンして、出てください。」と。ハイと。
コレが、Uターンするに狭いんやと。車が一杯の、見たら、全部が商用車かと。以前は、現金輸送車があったよな、無かったよなのと。
兎に角の構造的、昔日の面影なら、あるですがと。更なる、地下への通路は、コンクリートで遮断をされてまして。何度も切り返しで、再度の出口のシャッターを上げて戴きの、「スミマセンでしたねえ。」と、管理人さんに、最敬礼。
出る間際には、商用車が入って来まして。嗚呼、良かったなあと。
マアナア、万事休すならばの、その人にどしたモノかと、相談かと。
せずに、済んだですがの、高倉通りに出たら、オッとの、マダ、3時には、5分程の間があるですが。最早の、「りそな銀行」は、無理やなあと。次ぎの機会にでもと。
次ぎも、何も、この時には、サッパリ、見当も付いてえへんです。りそな銀行の移動先がでと。
での、での、高倉通りから、四条通りを西にで、該当の建物を一瞥の、確かに、銀行では無くの、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)になってまして。へえと。
オッとの、トットの、ソ云うたら、月に一回、墓参で、前を通過の、ン年前から、ルイヴィトンになってたなあと。今更乍らの気が付いたです。
結果、帰宅してから、調べたですが。予め、確認しとくべきやったナと。そやけれどの、頭っから、従来の場所と思てるです。心配してたは、駐車場が空いてるかの程度でと。空いて無かった事は無かったですがと。
アトは、更なる三つ目の目的地の、駐車は何処にしよかなあと。
イヤイヤ、デデデの、斯くなるでの、更なるの野暮用、用件は、室町通りにありましてと。高辻を一寸だけ、下がった処でありましてと。
コイン駐車場なら、室町通りに沢山あるですが、大抵は狭くて、満車状態での、場所的車を入れ難うてねえ。
ホナラの、「京都産業会館」の、駐車場にしとこかなあと。
イヤ、市営駐車場がありましてと。
デデデの、その昔。
私めが、小学生時代やったかなあの頃なれどの、「京都産業会館」は影も形も、無かった時代。
ホナラの何があったかとなればの、空き地でと。
イヤイヤ、何を隠そうの、隠す事も無いですの、「木下大サーカス」が来たです。この場所にと。「京都産業会館」が立つ前の空き地にと。
での、現在唯今までの段階にて、見たのか、見て無いのか、定かなる記憶に無いです。
要は、来た記憶はあるですが。多分なら、見て無いかと。
(09/12/07)
NO.15 孫の初宮参りの話(3) 初宮参りの帽子の話(1)
デデデの、誰とは云うの、ケンイチ君から、メール一発。あのなあと。
りそな銀行は、当世、17時までなんやゾと。へえと、検索一発、インターネットで、ホーム・ページを閲覧の、調べたならばの、その通りでありましての、9時から、17時ですて。へえと。ソやったかと。
しかるにの、りそな銀行の場合であっての、15時までが一般的でしてと。
オッとの、しもたなあと。
されどの、その時には、移転先を知らんかったです。
話は逸れるですが、その他、諸々の銀行なるは、統廃合されまして。屋号は替わるは、又、替わるはで、旧の屋号は何やったと。云うたら、都市銀行と称されるの、巨大銀行が統廃合されまして。
表現をば、正直にしたなら、屋号を替えて、不良債権の高を誤魔化しまして。社長人事で、主導権争いに明け暮れたりで、結果、体勢、体質、旧態依然。
三菱東京UFJ銀行、新生銀行なんか、最早の昔の名前は何やったの世界の、三井住友銀行ならば、そのままの合併故に分かるかと。よくぞまあ、巨大、旧財閥が合併したなあと。
そんな話は結構の、京都銀行、京都中央信用金庫は、そのままでして。窓口営業時間もそのままでしてと。
での、話を戻して、「木下大サーカス」が、どんな具合であったかの、記憶は皆無。
単純には、来たの噂を知ってても、只とは、違うですし、小学生低学年では、1人では、行けへんわと。
モ一つ、来たのが、遊園地。
では無いかと。
今から、思えば、四条の室町、下(しも)側の空き地に、遊園地やでと。来たとしてるからには、期間限定でして。どんな種類の遊具があったか、定かに覚えてませんです。
鮮明に記憶は、乗った、一つだけ。
どんなかとなれば、所謂のコーヒー・カップなら、自転、公転で、座ってるだけの、座席は水平方向の回転だけの、簡単なモノなれどの、乗ったのは、飛行機みたいな感じでの、カプセルでして。
自転は、水平に回転でも、公転が、上下にも動きましての、スリル満点。
イヤ、ン十年の昔の話やしと。記憶、ええ加減の、適当でして。されどの、当たらずとも遠からずと。
ソラ、生まれて、初めての体験でして。遊園地そのものがと。今時の如くに、車が珍しいの時代やでと。
こんな事が、現在の、「京都産業会館」のある辺り。四条通りのバス停のある辺りとするのか、当時は、バス停があっても、道路は引っ込んでえへんでねえ。
要は、四条の室町から、綾小路までの一角で、時折の催しがあったです。
ソラなあ、遊園地とするのか、遊園地でも、ブランコ、鉄棒、滑り台では無く、大きな設備が設置されましてと。一度だけ、母と、我が家の向かい側にあった会社<株式会社喜多本店京都支店>の社員さんと、三人して行ったかと。
クレグレもの、軽くの50年は昔の話やでと。
イヤイヤ、お向かいさんは、酒屋さんでして。社員さんが、数人にての、私め、内の二三人の方に、可愛がって戴いたです。
キャッチ・ボールをしたり、バットの振り方、ボールの打ち方を教わったりと。
そんな話は結構の、「京都産業会館」では、私共が、社会人の第一歩、ロームの入社式が開催されまして。駐車場の方では無くの、シルク・ホールの筈でして。そこも、「京都産業会館」なれどです。
そんな話も結構の、結果、「京都産業会館」に入ったは、その時、一回だけでして。当時から、駐車場のあるは承知の、コレ又、停めるは、此度が初めてでして。
理由は簡単明瞭の、停めるの用事が無かっただけでしてと。ソラ、こんな場所、当時なら、歩いて、10分かと。10分も掛からんかと。
云うたら、古い市営駐車場であるは、承知の、「京都産業会館」が出来たのが、昭和40年(1965年)でして。
そんな次第の、入り口も、外観も承知なれどの、突入なるは初体験。
での、入りましたら、駐車カードが出て来ての、取りまして。取れば、開閉バーが開くは、何処でも一緒の、表示がなあ。分かり難いのやと。
兎に角、イキナリの、やや左手に登りのスロープでして。ンの成る程の、中は、立体駐車場かと。されどの、スロープの道幅が狭いんやと。
そして、スロープを上がれば、右に曲がりの、右にしか、行けへんしで。進めば、上行きと、右折に別れてまして。えと。
どっちに進めばええのかと。
表示は、「入庫」「出庫」での、えと。
大抵ならばの、進行方向の矢印か、「出口」であるとか、されてる筈が、「入庫」「出庫」やしで、瞬時、えとなるです。
イヤ、正直、逡巡(しゅんじゅん)での、後続車もあらへんしで、双方の先の状況を見定めたです。
「入庫」の方は、上に上がるのスロープでして。
右折の、「出庫」は、ども、出口に向かうみたいでねえ。正確には、先が見難く、多分ならと。
ソラナア、駐車場の構造を知らんです。知ってたら、スイスイなれどの、要領を得ませんです。ましてやの、表現が、「入庫」「出庫」かと。物流センターみたいでねえ。
エイのヤで、変な方向にも行けへんしと。対向車と、ドカンと、正面衝突でもしたら、エライ事でして。
での、とりあえずは、上に向かおかと。コレ又、同様に、スロープになってまして。狭あてねえ。右折のも、狭いけれどや。大きめの車なら、大変ゾと。
ガリガリと、壁面に擦るゾと。
上がれば、やっとで納得の、この形かと。
要は、スロープで、上に、或いは、下にで、各階を上がったり、下がったりの、各階に車を停めるの場所がと。
イヤ、先程、「入庫」「出庫」の見極めの際には、後続車がタマタマに居て無かっただけでの、各階、大入り満員の、スグにも、後続車がズラリの、追い立てられるよに、四階にまで、上がったです。
ここまで来たら、何台かの、空きがありまして。適当なるの場所に停めまして。
オッとの、ここは、四階の西かと。反対側は、東かと。概略の場所は理解したですが。サテのどんな具合に降りるのかと。エレベーターと階段が目の前にありまして。とりあえずは、階段でと。
構造が良く分かるしと。
での、でで、一階に到着の、人の出入り口には、「室町」としてありまして。
ンの成る程の、こっちかと。
斯くなる次第の、斯くなるでの、一体、何をしに、三つ目の用事で、室町筋かとなればの、孫の、初宮参りの、帽子セットをと。
実は、二年半前の、孫娘の際に、買い求めたのお店、「アサカ」にと。
その二年半前に、方々を見聞、調査したです。案外に、赤ちゃん用品はあらへんです。有っても、当然乍らの、ピン、キリでして。
インターネットで調べたら、7千円から、軽くの1万円を突破。ソレしか無ければ、ソレに決めたですが。現物を見てからと、室町筋をウロウロしてて、和装品製造卸の、「アサカ」を見つけまして。
要は、和風小物の卸屋さんでして。思い切って、入りまして。
種々見聞の、ここなら、コレならと。
ソラナア、インターネット・ショッピングも結構なれどの、現物がどんなモノかが、分からんわと。
西松屋、アカチャンホンポも見たですが。失礼乍らの、如何にもの、安物でして。値だけは、一人前の、ソレしか、無ければ、比較検討の余地無く、ソレに致すですが。
での、正直、市価の半額以下で、ンと、納得、コレなら、ええなあと、云えるの、帽子セットがあったです。
ソラナア、高島屋にも、見に行ったです。
初着(うぶぎ)の件もありましての、言語明瞭の、高いんやと。手が届かんわと。この程度で、ン万、十ン万と云われてみい。書いてあってみい。
一寸、考えてみますの、サイナラでして。
イヤイヤ、ン万円は、帽子セットでは無くの、初着の方やでと。
での、「アサカ」には、予めの、電話一本入れまして。
前回は、女の子用故に、ピンクの帽子。此度は、男の子故に、白の帽子でありまして。
電話で、有りますかと。ソラ、問屋はんやし、あるですが。亀岡くんだりから、京都に出て、結果、店が休みでも、在庫切れでも困るの、何しに来たかとなるですと。
それこその、「京都産業会館」の、市営駐車場に、初体験の、駐車してまで、来てるのにと。
スカやってみい。又、来んならんわと。
(09/12/08)
NO.16 孫の初宮参りの話(4) 初宮参りの帽子の話(2)
そんな次第での、「京都産業会館」の、市営駐車場を出て、室町通りを下がりまして。
勝手は、二年半前に承知の、うろ覚えの、「アサカ」にと。
うろ覚えも、場所は室町を下がって、高辻の向こうなれどの、大体は、その辺りにと。建物の外観、中身の一部は承知の、動き、見た、範囲なれどのと。
云うたら、室町筋の、四条から上(かみ)は、敷居の高い店が多いかと。
下でも、敷居は高いけれどや。
祇園祭の山鉾でなら、室町の、四条を上なら、菊水鉾。下(しも)なら、鶏鉾がありまして。
オッとの、「アサカ」は、高辻から下でして。山も、鉾も、あらへんですが。
有り体には、一寸、落ちるのかなあと。されどの、室町筋故、呉服屋はんは多いかと。且つの、見るからに、高級のが、飾ってありましての、そんな意味で、敷居が高いんやと。
用事が無いしで、入っても、値がナの、場違いでと。
されどの、室町は、呉服問屋さんの筋でして。
問屋なら、小売りよりも安いが相場の、特には、呉服関係ならばの、百貨店では原則、正価でありましてと。呉服なんか、正価が何で決まるか分からんですがと。
要は、生地、デザイン、織り方、縫い方、染め方、裏地かと。
それこその、絵描きさんが直接に描かはってみい。桁が違うかと。
とか、云われたって、ド素人では、分からんわと。説明を聞いて、鵜呑みにしてな仕方があらへんわと。
云うたら、初宮参りの帽子にしたって、飾りの点数がありましてと。生地としては、絹、化繊(ポリエステル、ナイロン、アセテート等)等々があるですがと。
絹も良し、悪しの、化繊で結構の、形状、大黒さんとか、何やとか。
女の子はピンクで、大黒さんは無いけれど。男の子には結構での、色は白でしてと。ソレを注文とするのか、電話で、話をしといたです。
での、駐車場から、歩いて、5分と掛からんの、「アサカ」に付きましての、受付とするのか、妙齢の美女が居たはっての、何か云わんとナと、「えとですねえ。」の、初宮参りの帽子をと。
ホナラの奥の方とするのか、スグのソコなれどの、「朝に電話をくれやはったねえ。」と。
ハイ、左様でと、靴を脱いで、上がりまして。イヤ、そんな構造の店とするのか、場所でしてと。
そして、上の階の人に、大黒さんの白をと。
イヤ、店の面々、受付の妙齢の美女は、受付だけに、真正美女であっても、記憶に無いですが。
他は、失礼乍らの、上も、下も、ムツケキのオッサンと、中年のオバハンでして。二年半前の記憶にあるです。
ソラまあ、当時、喋ったしと。妙齢の美女にも喋ったけれどや。来店目的をば、伝えただけで、こっちに案内された故、喋った内に入らずでと。
での、一階のオッサン、曰くに、電話では、ン千ン百円と云うてたけど、ン百円、負けとくわと。ソですかの、スミマセンねえと、返事をしたなら、お礼を云うてもらう程でもあらへんわ。ン百円負けて、やっと、その値の近くになるんやわと。
要は、消費税があったんやと。ン百円負けても、云うてた値より、高くなるんやわと。へえと。何でも、結構の、負けて戴ければと。
それで、高島屋とどれ程違うかとなればの、4倍。
とまでは、行かんにしても、近くの、差がありまして。当然にして、モノも違うと、思うですが。違うにしても、お飾りの数でしての、正直、要らんよなモノばっかりでと。
使うにしたって、記念写真と、祈祷の時だけでして。
そんな事なら、帽子そのものが、ソやけれどと。何でも、結構の、標準でと。
加えて、オッサン曰くに、ウチのは、正真正銘の、日本製やでと。
西松屋のは、中国製かと。それでも、値は、コレ以上かと。
イヤ、云われんでも、承知してるです。その二年半前には、方々を見聞、勉強させて戴いたです。孫娘だけでもあらへんしと。先の事は分からんにしても、孫達が、次々、出て来るやろしと。出て来て欲しいしと。
での、孫娘の、初着(うぶぎ)にしたって、問屋さんのは、下は、流石に、1万円のは無かったけれどの、1万5千円から、上は、8万、9万、10万円見当かと。
イヤイヤ、問屋さんも、ここだけでは無いです。方々とするのか、モ一箇所行ってるですが、そっちのは、一寸、高めで、遠慮したです。
云うたら、失礼乍らの、その問屋さんの、1万5千円のと、西松屋では、1万円から、あったですが。雲泥の差がありまして。
素人目で、如何にも、プリント柄の、生地もペラペラでと。幾ら何でもの、値打ちが無いです。ソレしか、知らんかったら、ソレなれどと。
さりとての、高島屋なら、最低でも、5万円、6万円でして。1万円のなんか、置いてえへんわと。その5万円見当のが、問屋さんでは、1万5千円かなあと。
要は、軽くの、3倍かと。
イヤイヤ、デデデの、そんな話は結構の、女店員さん、オッサンに、ええ方を買おてくれやはったんやねえと。
何と比べて、ええ方か、悪い方かは、知らんですが。注文のしか、知らんしと。
精算のため、札入れから、ン千円。小銭入れから、ン百と五十円。コレだけやったかなあと、独り言で、アト、5円やなあと。オッサンがで、シッカリしたはるなあ。
とは云わずの、別の小銭入れから、5円玉を出せば、女店員さん、曰くに、ええ方法やねえと。
財布を分けたはるのやねえと。ンの、左様ですと。
小銭入れに、1円玉から、500円玉まで、ごちゃ混ぜに入れててみい。大変ゾと。
ソレ以前の、我輩のは、大銭は数も少ないけれどの、小銭入れなら、スグにも、パンパンになるわと。
よって、原則50円、100円と、500円玉入れと、1円、5円、10円玉入れとに、分けてましてと。
云うたら、50円玉以上のは、ルイ・ヴィトンの小銭入れ。ソレ以下の小銭は、ブランド名は忘れたの、韓国、梨泰院(イテオン)で買い求めたの、偽ブランド品のに入れてましてと。
クレグレも、15年は過ぎてるのモノでして。偽でも、3千円はしたのかなあと。日本円でやでと。ソレを、即の、母が勝手に使いまして。勝手とするからには、我が了解を得ずで、使われてるを知らんかったです。
結果、ボロボロにされて、戻って来たかと。5年前にで、アホラシと。
イヤ、母には、別途の、本物のを、買い与えてるのにと。私は偽で我慢の予定がと。ボロボロにされた故に、小銭の、更に、小銭入れにしてるですと。
での、でで、初宮参りの帽子も、場合により、初着を買えば、付けてくれやはるのモンでしてと。
但しの、そんな処の初着は最低でも、3万円かと。
或いは、レンタルの初着でも、帽子は、付いてる場合があるですが、レンタル代で、9千円、1万円見当かと。
何でも結構の、大黒の、白の、帽子を買い求めまして。
意気揚々の、京都産業会館の、「市営駐車場」にと。
事前精算器があって、したですがと。何とまの、500円也(30分250円)ですて。へえの、30分以上も時間を喰たのかなあと。
それこその、品物は予めの電話予約の、単に精算して、女店員さんから、領収書としての、「売上伝票」なるを戴いただけの、一切、寄り道も、してへんのにと。
ではあっても、駐車場の構造は承知した故に、帰りは、駐車場内で、迷子になる事も無くの、一発で、出られたですがと。
での、コレにて、一件落着の、孫の初宮参りの道具立ての、調達が終わる筈が、マダあったです。
二週間して、再度の、「アサカ」へと。
その時は、嫁はんと一緒にと。
(09/12/11)
NO.17 孫の初宮参りの話(5) 初着の話(1)
斯くなる次第での、二週間後の、「アサカ」は、初着(うぶぎ)の件でして。
理由は、嫁はんの姉から、甥のを借りたですが。オッとの、家紋が付いてまして。
イヤイヤ、孫娘のも、矢っ張り、嫁はんの姉から、姪のを借りたですが。女の子のは、家紋が付いてえへんです。
要は、届いてたのを、確認で、家紋がと。
サテ、どするやの、私なら、男の子のは、家紋付きであるは、承知してたですが、この辺り、嫁はんが準備万端、手配してたしで、何の心配も、疑念も抱いてへんかったですが。
息子一家は、4日の金曜日の夜に帰って来ての、記念写真は、土曜日に、ハルキ写真館。初宮参りは、明くるの日曜日にと。八坂神社でと。
してたですが。
オッとの、トットの事態で、へえと。
ソラ、義姉と、当家では、家紋が違うで当然の、嫁はんが、片っ端から、知り合いに電話の問い合わせの、「はりつけ紋」があるえと。へえと。成る程なあと。
レンタル屋はんなら、方々に貸すしで、家紋を刺繍してたら、大変でと。
デデデの、セレマなんかに、あらへんかと。ソやなあと。
早速にも、電話で、亀岡支部に問い合わせたならばの、その日、3日は、休日ですて。へえと。担当者も来てませんですと。困ったなあと。
ホナラの、我が息子共の時には、どしたかなあと。
何分の、ン十年もの過ぎたの話で、忘却のと。初宮参りは、同じくの、八坂神社でしてる筈のと。
イヤ、自分等の時には、バタバタしてましての、何にも覚えてえへんが実情でして。
原則、親が準備をしてやるになってるですが。その親が気が付かん事には、何とも早の、もしかしての、当時も甥のを借りたの可能性がと。
ホナラの家紋はと。
今から、思えば、「はりつけ紋」にしたのかなあと。
云うたら、その段階で、経費節減を考えずに、買おとけばと。されどの、親がやってくれへんで、当方が準備となればの、そんな資金、出て来いひんわと。
理由は簡単の、子育ての真っ最中とするのか、イザの、突入の段階では、精神的、金銭的、余裕は皆無かと。
初宮参りが云々の、するは、承知でも、イツの時期に。道具立ては如何なるものかの、知識もあらへんわと。
よって、その辺り、経験者であるの、親が面倒見るの慣わしかと。
どっちでも結構の、この際と。
イヤ、レンタル屋はんで借りるにしたって、ある程度の日数を要する筈での、今日云うて、今日、明日。
とまでは、云わんの明後日に、要るとなればの、下手に方々に問い合わせで、時間喰ての、時間切れで、万事休すになるよりはと。
モ一発、この際と。
云うたら、レンタル屋で、手配するにしたって、万札でして。
これから、孫が何人出来るかの、先の事は分からんですがと。更には、孫の子が出来てみいと。要は、将来的、要るゾと。あった方がと。
今から、手配してやるが、親の勤めかと。ホナラの息子共も、こんな事で、悩まずに済むかと。
オッとの、余計な話の、私めは、どやったのかなあと。
マアナア、レンタルとまでは、当時は無かったかの、多分ならばの、矢っ張り、八坂神社での筈の、家には、初着は無かったなあと。あっても、諸般のドサクサ、テンヤ、ワンヤにての、無くなったかと。
にしとこかと。
母に聞いたって、分からんやろと。知ってたら、我が息子共の際に、出て来てるしと。
イヤ、初着がと。
ホントになあ。
口は出しても、先立つモノを出さんの親も困ったモンでしてと。
さりとての、無い袖は振れへんしと。
ホナラ、黙っとけと。
イヤイヤ、そんな、過ぎたるの話はと。
今更、私めが、産まれて、一ヶ月の時代に戻れるで無し。息子共も同様での、鋭意決断の、何発もの、この際と。
「アサカ」にでも、行こかとなりましてと。当たり前に、モノと、値にもよるですがと。
相場なら、大体の見当がと。孫娘の際に承知の、そんな意味ならばの、孫娘の時には、何で買わへんかったかと。
ソラ、諸般諸々、悩んだわと。
そもそもが、女の子のは、高かったんやと。ソレ以外で、相当なるの、諸々の出費があっての、一度しか着んよな初着やしと。勿体ないしと、悩みに、悩んだ末に辞めたが実情かと。
さもなくばの、方々を見聞しに行かへんわと。その気があるしで、探索をと。
高島屋、西松屋、アカチャンホンポは問題外。
別途の問屋さんは、室町筋では無く、堀川通りの、品数が沢山有り過ぎての、且つは、高めのが多過ぎてと。
あれこれ、云われてもナと。目移りするし、どこに、目を移しても、高いしと。
結果、「アサカ」は、品数は少ないけれどの、値も適当での、売らんかなの姿勢でもあらへんしと。変な話、商売不熱心とするのか、反面では、誠意を感じたかと。
有り体には、敷居が低いかと。
ホンマやでと。
当時、真夏で、熱うてねえ。孫娘と、孫の季節は正反対でして。半年もは、違わへんけれどや。
堀川通りのは、インターネットの検索で探しましての、店に駐車場はあったですが。勝手と云うのも何やけれどの、停めまして。
入り口の扉を開いて、コンニチハ。
では、無くの、誰も居たはらへんしで、ご免くださいと、大声出して。
出て来たお方に目的をば、伝えまして。云われるがママに、靴をば脱いで。案内されるがママに、階段を上がり。通された部屋の棚には初着が一杯の、絨毯敷きでしての、座布団を出され、お茶まで、出して戴きまして。
若主人が、商品説明で、若奥様やろかなあ。指示のを出して戴きので、二人掛かりで、恐縮でと。
要は専門店でして。
初着を買えば、帽子セットは付けますと。その分、ハッキリとは、値が高いナと。高い分しか、置いてえへんなあと。
云うても、高島屋のと、同様の、上質のが、雲泥の差で、安いけれどの、こっちの懐具合もありましてと。
ホナラの、「アサカ」はとなればの、別途の店とするのか、会社をば、嫁はんが聞いて来まして。
場所を調べて、行って参じたですが。建物の外観からしての、一寸様子がと。雰囲気がと。外に居たはった、従業員らしきの方を捕まえ、こちらさんで、初着はやったはりますかと。
尋ねたならばの、やってえへんのと、違いますかと。
オッとの、取り扱いの、商品が違うよでと。後日、調べたならばの、マスク、マント、草履等々でと。
「アサカ」は、そのお向かいさんでしてと。
話簡単の、折角、ここまで来て、モノ違いで、ハイ、サイナラでは、勿体ないしと。周辺をブラリと散策の、「初着」」「七五三」の文字を見たです。
よって、一寸、拝見させてくださいで、どうぞ、どうぞと、通して戴いたですが、靴を脱いで、上がるですが。
敷居が低くて、店員さんが、気さくで、気楽やなあと。
値も相応のがあったかと。相応でも、高いは高いけれどの、男の子のと、女の子のとでは、又、違うやろと。
そんなご縁での、云うたら、偶然に見つけただけでして。その時に、孫娘の帽子を買い求め、此度は、孫のをで。
そして、更には、初着をと、嫁はんと二人しては、柄の事、値の事もありましてと。ソラ、帽子とは、値が違うわと。
独断で決めて、揉めたら一大事でと。
マアナア、余りに高けりゃ、「はりつけ紋」だけでもと。
(09/12/12)
NO.18 孫の初宮参りの話(6) 初着の話(2)
そんな次第での、此度も、京都産業会館の、「市営駐車場」に停めまして。
二週間前に来たバッカリやしで、手慣れたモノでの、駐車場内で、迷う事も無くの、スイスイとと。
停めたら、一直線にて、「アサカ」にと。
イヤ、店に入って、受付の、妙齢、真正美女に、初着を見せて戴きたくと、嫁はんがと。
ハイ、どうぞと、返答して戴きの、靴を脱いで、上がりまして。女店員さんの案内にて、二階にと。
イヤイヤ、二階があるは承知の、上がるのは、初めてでして。女の子の初着は、当時、二階にあったです。帽子も一階での、全部、一階で、見せて戴いたです。
マア云うたら、表に、「初着」「七五三」と銘打ちの、催しとして、一階にて、展示をされてたしと。
よって、入ったですがと。
さもなくば、外から見てただけでは、分からんわと。
イヤ、シゲシゲと、ガラス越しに、中を見たら、何とは無くの分かるけれどや。和装小物の店かなあと、だけでしてと。
されどの、何と云うのか、一般的なる店と異なりまして、客が居てへんわと。
二年半前もソやったし、二週間前もソやったし。此度も結果的、客は、私共の、御一行様だけでして。一寸だけ、入り難いんやと。
この界隈、そのものが、そんなモンでして。客が一杯、満載、ごった返してはしてへんわと。
前回、二週間前は、30分も居てへんけれどや。居てへんツモリの、二年半前は、小一時間は居たゾと。
その間、店員さん以外の面々なるは、私共だけでしてと。
云うたら、催しとか、銘打っての展示、販売も、本気かと。形式的、格好だけと違うかと。
ホンマやでと。
呉服屋はん関係なるは、店内に客が殆ど居たはらへんです。
ソレで、立派な、建物でして。云うたら、店員さんも居たはってと。余計なお世話の、何で、こんな事が出来るのかと、不思議でねえ。
マアナア、問屋はんやしで、店に来た客だけでは無いやろと。店は格好だけと、思うですがと。失礼乍らの、暇そでねえ。妙齢、真正美女の受付にしたって、居てるだけみたいでねえ。
商品説明は、中の店員さんやし、用件聞いて、通すだけの話やしと。用件も、店員さんとするのか、ソコなんやし、聞こえてるわと。
デデデの、そんな次第の、客が来て、客は客で、間違い無くの、客なれどの、気に入ったら、買おて頂戴の、どしても、何か買えの雰囲気があらへんわと。
靴脱ぎ場からして、私と嫁はんのしか、あらへんわと。真正、客は二人だけの、女店員さんに誘われて、二階にと。
オッとの、二階は広おてねえ。クレグレも、ウロウロも、ジロジロも観察してへんですがと、軽くの、100平米はあるのかと。
その一角の、片隅の棚に、初着がありましての、あっても、数着程度でありまして。イヤ、男の子のがで、女店員さん、曰くに、コレが、ン万円、コレが、ン万円でしてと、五点程を紹介、見せてくれたかと。
イヤ、この程度の点数で結構でして。
ン十、ン百点もあって、全部を紹介されたら、大変ゾと。決まるモノも、決まらんゾと。
ホンマやでと。さりとての、一点、二点でも、選択の余地無く、意気消沈なれどのと。
数点でも、迷うですがと。迷うも何も、最大の問題なるは、予算、懐具合でしてと。次ぎが、好みでありましてと。大抵ならばの、懐具合と、好みが合致せずで、どこで妥協するかであっての、云うたら、十万円近いよなのは、問題外の、逆立ちしたって、出えへんわと。
以降、ンヶ月、飲まず、喰わずの、電気、ガス、水道も自粛の、風呂は週に一回で、我慢しとけで、オカズなんか、要らんの、梅干し、香のモノ、お茶漬けでと。
外出一切すなの、動くだけでも、腹減るわの、寝て暮らせと。
とまあ、そんな次第での、値を明かせば、帽子が、3千255円(消費税込み)。
初着で、値を示されたが、1万5千円、3万円、3万5千円、5万円で、アトは、検討の余地が無くの、除外でと。
されどの、見るだけは、全部を見せて戴いたですがの、素人目には、何で、こんなに差があるのかと。値段がと。
女店員さん、曰くに、生地は、全部絹です。簡単には、裏地と染めで、差がと。
そんな事は結構の、男の子なら、色は、紺か、黒でしてと。
アトは、柄での、柄も、初着のは、大体は決まってまして。鷲、鼓(つづみ)、鎧、御所車、兜でありの、龍であったり、宝船なんですよと。
マアねえ、そんなに度々、着るモノでもありませんし、二度目を使って、七五三の、三歳でしてと。
云い出せば、裏地が余所様に見えるで無しの、柄も、相当に注意をしてな、見えませんしと。そんなに高額のモノはねえ、要りませんよ。
祝って上げるの方の、お好み、気持ちだけですよと。
ソラそおやと。
赤ちゃんなんか、生まれたての、一ヶ月。
仕事は、寝て、飲んで、出しの、気分が悪いと、泣くだけでして。何を着るも、着せられてるだけでしてと。
そんな次第の、女店員さんも、商売っ気が伺えへんです。
イヤ、ツイの先日も来させて戴いてと。
云えば、覚えたはってねえ。ンと頷いたはったです。
ソラまあ、二週間前の話の、そんな次第の、二階にも、ダアレも客は居たはらへんです。
従業員さんやろかが、二人程見えたですが。一人は、前回も、その前にも見たです。モ一人のお年寄りは、知らんナと。もしかしての、社長さんやったりと。
イヤイヤ、全然、知らんわと。
兎に角、女店員さんは、値もですけど、柄で決められた方がと。
嫁はんは、迷いに、迷いの、実は、最終的、1万5千円のと、3万円にの、絞られたです。
私から、云わせて戴ければ、何も、3万円のにする必要性はあらへんですが、さりとての、女店員さんが云うと同じで、柄が気に要らんとなれば、折角の買い物やのに、後悔するしと。
かと云うて、どっちが絶対にの、基準も難しくと。
只ナ、単純に、柄とするのか、二つを見比べての、1万5千円のは、地味に見えて、3万円のは、晴れやかでと。
イヤイヤ、値に無関係で、そんな具合に見えたです。云うたら、祝い着故、晴れやかな方がと。良いに決まってましてと。
での、そのどちらにするかの事なれどの、値は倍も違うし、それこその何がどんなに違うのかと。柄だけでもあるまいにと。柄で、値が決まるで無しと。
問えば、女店員さんも、何が違うんでしょおかねえと。
生地そのもの、染めは、一緒みたいですねえと。
での、でで、裏地を見れば、オッとの、1万5千円のは、薄くて、ペラペラと、までは申さんの2枚重ねで、3万円のは、3枚重ねで、如何にも、シッカリしてましてと。
女店員さんは、矢っ張りねえと。裏地の造りに差がありますねえ。そやけど、値もですけど、柄で、お好みのをと。
そんな次第での、正直、柄からしたら、3万円のに軍配で、裏地もしっかりしてるしと。後悔せぬよに、こっちにしとこかと。
正直、ショウジキの、値が倍も違えば、逡巡するけれどの、懐具合もあるけれどの、胸算用の、限度ギリギリの、ここまでの、3万円でしてと。
云うたら、名門では無く、一銭の値打ちも無くとも、我が、柴田の家を継ぐの子やしで、これくらいは奮発してやろかと。
清水の舞台から、何回も飛ぶの鋭意決断、決めたです。
での、この件、初着の件。
話は、この程度で、終わらんです。
(09/12/13)
NO.19 孫の初宮参りの話(7) はりつけ紋の話(1)
斯くなる次第の、そんな次第での、初着(うぶぎ)の品定めの途上でも、聞いたですが。
何の話かとなればの、家紋の件。
ソラ、初着には、最初っからは、付いてえへんしで、どするやと。
女店員さん、返答するに、紋屋さんは、月、水、金曜日に来られて、本日、木曜日故に、明日になっての、月曜日に出来上がりですねえと。
オッとの、月曜日では、間に合わんナと。
土曜日、記念写真で、日曜日に、初宮参りでと。
とまでは、云うてえへんです。最悪、初宮参りを一週間の延期の手もありまして。
ホナラの女店員さん、曰くに、家紋はイツでも可能で、「はりつけ紋」の手もありますよと。
オッとの、トットの、これなんやと。一時、手配しよとしたのがです。
「はりつけ紋」とは、どんなモンですかで、ワッペンみたいなモンですと。台紙から、剥がして、ペタリと貼るですて。へえと。幾らくらいなんですかで、家紋を付けるのなら、4千円見当の、「はりつけ紋」なら、3千円ですて。へえと。結構、高いんやと。
とりあえずは、「はりつけ紋」にしな仕方が無いけれどの、女店員さん曰くに、家紋は、付けても、付けんでもと。
誤解無きよにの、この場合の付ける、付けんは、初着に、チャンとした家紋を付ける、付けんの意でありましてと。
何でかとなればの、使い回しがと。
云うたら、何やけれどの、この手のモノは、使い回しをされたら結構の、例えばの、男のお子さんなら、そのままの家紋なれどの、女のお子さんなら、嫁ぎ先の家紋ですしねえと。男の子が出来たならと。
ンの成る程の、ソ云われたら、ソやなあと。孫娘の嫁いだ際、そんな事になるなあと。
とは、云われて、初めて、気が付いたです。但しの、原則、二十年は先の話で、私めの、生存は分からんですがと。
ではありますが、家紋が付いてても、その上に、「はりつけ紋」を貼れますよと。よって、どっちでも、結構との事でしてと。
要は、男の子のと、女の子のと、二着あれば、何とでもなりますよねえと。
ソやなあと。
そんな事なら、返す返すの、孫娘の時、買おとけば、良かったなあと。
されどの、諸般の出費が有り過ぎたかと。
されどの、されどで、思い切って、やっといたらと。
不要不急、余計な外出一切せずの、寝て暮らしての、消灯は早めの、灯りは節約で、食事は、梅干し一個、お茶漬けで済ましましてと。
風呂は、一週間でも、二週間でも、我慢の忍耐の、行水でと。
ではあっても、我が家には、ドラム缶も、樽も、桶も無いですがと。この季節なら、寒くて、下手したら、風邪引いて、葛根湯で、余計な出費が掛かるかと。
オッとの、そんな事は結構の、モノは決定の、一階に降りましてと。
さての精算での、初着と、「はりつけ紋」で、3万3千円也に消費税、1650円が加算かと。
思てましたら、女店員さん、オッとの、トットで、すみませんねえと。
イヤ、3万円と思てたの初着が、1万5千円也ですて。へえと。1万5千円ですかと。良かったなあと。半額やでと。
反対なら、ギクリの、ドキリの、カリカリなれどです。
云うたら、品番の確認にて、値が分かったかと。万札一枚節減の、二枚で、お釣りが来るのかと。ホントに万々歳の、値で無く、気に要った方にしといて、良かったなあと。
要は、柄としたら、主たる柄は、鷲でして。他には、鼓(つづみ)に、鎧に、御所車が描かれてまして。生地は黒で、柄のバランスも宜しいかと。
での、事程左様に、百貨店、スーパーやあるまいにの、呉服屋はんでは、モノに値札なんか、付けられてえへんしで、分からんわと。
この値と云われたら、ソの値でありましてと。余程の目利きで無ければ、差は分からんわと。差が分かっても、女店員さんの云うとおりの、確かに、柄が気に要らんかったら、買わへんしと。
イヤ、雲泥の差で、腹ツモリ以上で無ければナと。
大体が、分かったよな話、知ったかブリの、薫陶(くんとう)を垂れるの面々にしたって、どこまでが本当か、口から出任せの、法螺かと。
ホンマやでと。
質屋なら、相当なるの目利きで無ければ、勤まらんですがと。
よって、親戚であるとか、友人、知人等々の、知り合いを通じて、紹介された店に行く等々をば、致しましてと。
ソラ、その方が安全確実での、とりあえずは、買う方からしたら、ボッタクリはあらへんやろと。
少なくともの、一々、聞かんでもの、身元が分かるわと。
身元までは、一昔の話での、当世、身元なんか、ええ加減な話なれど。されどの、先様を全然の知らんよりは、知ってる方がと。
そんな意味なら、「アサカ」には、完全なるの、一見さんで、飛び込みでと。
但しの、仮にもの、室町筋で、立派な店構えをしたはって、ボッタクリはあらへんわと。
変な話の、ソレが、場所柄、店構えの信用でありましてと。
失礼乍らの、露天、屋台と違うわと。露天でも、屋台でも、定位置ならばの、或る程度の信用があるけれどや。店を構えてるのとは、比較にならんわと。
少なくともの、逃げるに、逃げられへんしと。
マアナア、ン万円程度の話で、ご心配御無用なれどのと。
での、でで、云い出せば、我が祖母の年代なら、ソレ屋で、対等とまでは無理にしても、生地を触っただけで、何がと分かりの、裏地から、何から何まで、云い当ててたかと。
自分で、寸法直しも、繕いもしてたし、織りも程度を承知してたかと。理由は、ソレが日常茶飯の女性の仕事として、生活の中にあったしで。新しいモノを買うはナカナカでと。
事実、自分の衣服なんか、買おてたかなあと。
ソラ、明治の産まれやしと。普段着が、和服やしと。
ンら、ソやなあと。
今更乍らの、祖母の年代と、以降の世代で、服装が別れてたです。別れてて、何の不思議も、疑念も無くの、単純明快の、歳喰たら、和服を着るみたいに、思てたですがと。
オッとの、そんな事は結構の、値が半額になっての、嫁はんと二人して、良かったなあと。
女店員さんも、良かったですねえと。
ソバに居た、オッサン。
店の人なれどの、当世、西松屋の安いのに押されてなあと。そやけど、日本製と違うしねえと。モノを見たら、素人でも、安普請が、分かるけれどと。
かと云うて、百貨店では、日本製でも、この値の軽く倍はするしねえと。コレで、この値段なら、お買い得やねえ。
などと、以前にも、その前にも、同じ事を聞かされて。
イヤ、充分に承知してるしで、遠路遙々の、来てるです。何度も足を運んでるです。敷居の高さは適当で、店の人は親切で。ご信頼申し上げてるです。
ソラ、孫子のためです。出来る限り良いモノを、一寸でも、賢く、安くで、手に入れたいの一念でしてと。
値打ちが無いなら、ガソリン代、駐車場代を払てまで、時間も喰て、来るもんですかと。
とは、云うてえへんですがと。
での、更なる本題。
「はりつけ紋」の件でして。
明日、ソレ屋はんが来られますので、発送も可能ですがと。どされますかと。
どするも、こするも、明日、発送で、土曜日の午前中に着は可能ですかと、尋ねたならばの、宅急便にて、時間指定で可能ですと。発送先の、住所、氏名、電話番号等をメモって戴ければと。
嫁はんが、亀岡からで、宜しいですかと。女店員さんに尋ねたならば、女店員さん、ええ、結構ですよで、先の、オッサン、へえと。
亀岡のどこから来やはったんやと。
どこからとなれば、大井町の方でと。
へえの、大井町ねえ。私も亀岡なんやと。へえで、先方さん、私に云うに、大井町は知ってまっせで、亀岡駅の方での、簡単な地図でも書いてもろたら、持って行きまっせと。
高い運送代なんか、勿体ないわと。へえと。嬉しいなあと。
イヤイヤ、細かな地図なんか不要の、話簡単の、最寄りの並河駅で結構ですよと。その方が分かり易いし、出られる際にでも、電話して戴ければ、車で、5分かと。
ソやなあと。
並河駅にしときましょかで、ホナラの、「はりつけ紋」が、店に着くのは金曜日でも、夜の遅いは苦手の、明くるの土曜日にでもと。
での、土曜日の昼から、記念写真故に、出来ればの、午前中にと、お願い出来ますかで、ハイ、承知の、云うたら、運送代の、ン百円が儲かったかと。
ホンマやでと。
こんな時には、こんなモンでの、摩訶不思議なるご縁がありましてと。
初着(うぶぎ)も思い掛けずに、安くになって。
モノは気に要ってるしで、良い買い物が出来たなあと、喜色満面の、大満足。
(09/12/14)
NO.20 孫の初宮参りの話(8) はりつけ紋の話(2)
ソラナア、初着(うぶぎ)が1万5千円程度で室町筋で買えたなら、結構な事でしてと。
レンタル屋はんで借りるにしたって、万札一枚程度が相場での、二度使えば、元が取れましてと。
その二度目がイツになるのか、神ならぬの、我が身で、分からんですがと。
当家、代々、子々孫々に使えれば、最高でと。
室町筋で無くとも、どこで買おても一緒の、安けりゃ宜しいですが。
折角なら、室町筋でとなればの、値打ちかと。
お歳暮にしたって、親しい間柄なら、何にしよかで、何々でと。買い求めるの先は、極端なるの話、スーパーでも、ええけれどや。何かのツイデに宅急便でと。
上司であるとか、相応の相手様なら、そんな訳にはの、相談も出来ひんしで、無難に、安全確実の、相応の店でと、なるやろと。
例えばの、高島屋でとなるは、単なるの、聞こえ、見栄だけなれどの、その聞こえ、見栄えが重要な事もありましてと。話簡単の、中身よりも、包装紙が大切なんやと。
少なくともの、正価で買い求めてるの意であっての、一寸、皮肉の、懐具合をどれ程、痛めてるかかと。重視してるかと。
マア云うたら、東京なら、三越、伊勢丹に該当かと。
されどの、私らにしたら、三越も、伊勢丹も、馴染みがと。三越は京都にはあらへんし。伊勢丹は、1990年に京都駅に出来たけれどの、マダ、19年やでと。
ホナラ、私めが、戴く際、ど考えてるかとなればの、正直には、包装紙は余り見てへんなあと。中身本意でありましてと。
此度にしたって、「アサカ」で買い求めて、帽子は、レジ袋みたいなモノでして。初着は、チャンと包装して戴いたですが。屋号なんか、入ってえへんの、紙でしてと。
理由は簡単の、余所様に差し上げるモノで無し。当家で使うのモノでして。
イヤ、別段にの、余所様に差し上げるにしたって、ソレで結構かと。包装紙は包装紙で、箱に入ってまして。ソレに、一応の事は明記してありましてと。
イヤイヤ、「アサカ」云々は印刷されてえへんけれどや。製造元の屋号があるですと。見たら、日本で、京都と分かるわと。
での、初着なら、別段の、西松屋、アカチャンホンポでも、ええけれどや。気に要ったモノさえあればの事でして。
されどの、室町で買おたんやと、一言、追加で、云えまして。
オッとの、どっこい、室町が何の事か、分からんかったら、ソレまでかと。
嫁には、値は幾らで調達とは、一切の説明避けたですがと。室町とも、云うてえへんですがと。
ではあっても、オッとの、どっこいの、経緯を、こんな具合に詳細掲載では、ネタもバレバレでと。
イヤ、構わへんです。閲覧したらの話の、高島屋で買おてみいと。同じモノでも、目の玉、飛び出すゾと。
そんな事ならばの、ツイデの話の、室町筋でも、高島屋に納めてると聞かされるだけでも、値打ちかと。
賢い買い物したなあと。思て貰えるかまでは、知らんわと。されどの、卸屋はんなら、モノは良くて、安くてと。
だけでも、思て貰えれば、本望でと。
斯くなるでの、道具立ては揃うとするのか、「はりつけ紋」の件はあるですがと。
そんな次第での、先に、「はりつけ紋」の話をしてしもたら、12月の5日の、土曜日の10時頃かに電話が一発。
時刻的、誰様とは、分かるの、今から、駅に向かいますのでと。ハイ、承知と。
オッとの、10分後に着くと、云うたはったですが。待たせてはアカンしと、即の出たですが。
並河駅に到着の、煙草一服もする間も無くの、らしきの車が現れまして。イヤ、何とは無くの、分かるなあ。他にも、車が出入りしてたですが。一瞥で、違うナと。
とあるの車には、雰囲気がと。よって、出て来る人を注視の、オッとの、あの人やと。双方、お辞儀、会釈の、接近の、 裏話、余計な話の、気持ちや、気持ちの、気は心の、ミカンでもと。
数個を手土産にと、「はりつけ紋」と引き替えみたいに、手渡すに、手を引っ込められましての、そんなに気を使てもらわんでもええのにと。
云われるは承知の、覚悟の、そんなに遠慮してもらうよなモノと違うですと。ミカンやわと。
ホナラと、受け取って戴きまして。
実は、毎年、毎年、嫁はんの里から、ミカンが何箱か届きまして。一度に何箱もでは無いです。箱は、ミカン箱では無いの、単なるの、段ボールの箱での、あっちから、こっちからと。
よって、早めに処分をしませんと、腐ってしまうです。
とまでは、云うてえへんけれどの、「有り難う御座いました。」と、手渡しまして。
先様、又、何か買おてくださいやと。機会があれば、又、宜しくお願い致しますと。
その次ぎなる機会もあるですがと。
「はりつけ紋」は、一時しのぎでありましての、矢っ張り、当家は当家で、「丸に横木瓜」の、紋をチャンとしとかんとナと。しかるべくの時期、話簡単には、適当な時期に、お伺いするのツモリでと。
家紋程度、どこでも、やってくれやはるですが。「アサカ」での方が、話は早いわと。
変な話、初着を買いもしてへんの先様でやって戴くよりはと。頼み易いしと。そんな時にこそ、ガソリン代、駐車場代も覚悟でと。希しきご縁もありましてと。
思いツツも、マダ、行ってへんですがと。
での、生後、一ヶ月の孫が、その前日、4日(金曜日)の夜も遅くに、初めて、我が家に戻ったです。
孫娘の時は、実家やったしと。
一旦、当家に戻ってから、実家に行ったですが。そして、実家から、戻って来て、初宮参りやったかなあと。
此度は、神戸での誕生やしで、家に戻るは初めてでしてと。
イヤイヤ、前日から、孫の寝床を確保の、大騒動。
ソラ、常には居てへんしで、あっちのモノをこっちに、こっちのモノをあっちにと。出来る程の広さがあらへんしと。
正直、孫娘一人でも、場所の確保が大変やったですが。孫娘は相応に、喋り出し。動き出し。目が離せへんの存在での、再びの、一ヶ月のがと。
そんな意味なら、孫娘は、兎角に泣いて、泣いて、大変やったです。
寝付いたかと、下に降ろそとしたら、ピクリと動いて、恰もの、降ろしたら、アカンぞと。強引に降ろせば、大泣きまして。
正直、手の掛かるの、誤魔化しの利かんアカチャンやったですが。現在でも、誤魔化しは難しいけれどの、その点、孫は、大人しいです。
手が掛からんとするのか、寝てバッカリ。
寝て、オッパイ飲んで、又、寝まして。
如何にもの、寝て、飲むが仕事の、仕事は十二分にしてましての、肥えて、肥えて、まん丸でして。ええのかなあと。この調子で、育ってしもてみい。ブクブクぞと。
イヤ、冗談では無いです。
それまでには、三度。
見る度、太って来てとするのか、体重が増えまして。私とは正反対の、誰に似てるやと。
イヤイヤ、体質の話なれどのと。
(09/12/15)