シバケンの天国
<−介護・凡人の憂鬱ー>
−明日は我が身の話−

禁談・奇談UNO.1


要介護[2]NO.1 見えるNO.3 禁談・奇談NO.9
番外・爺さん・婆さんの話 母入院NO.4 要介護1NO.3

題目一覧表

目次

禁談・奇談UNO.2

NO.10 6月2日の話(3) 出発までの話

NO.9 6月2日の話(2) ケア・マネージャーの話(2)

NO.8 6月2日の話(1) ケア・マネージャーの話(1)

NO.7 期せずしての、家族一同にの話

NO.6 母入所に伴うの打ち合わせの話(2)

NO.5 母入所に伴うの打ち合わせの話(1)

NO.4 母退所の話(4) 帰る、帰るの大連呼の話

NO.3 母退所の話(3) 痰入れの話

NO.2 母退所の話(2) 介護士の差の話

NO.1 母退所の話(1) 2施設の差の話

禁談・奇談NO.9


NO.1 母退所の話(1) 2施設の差の話

そんな事で。
そんなとは、「我輩は只の組長也」は、町内会<区>行事、「春の環境衛生」まで、待つしか、ありませんでして。行事終わって、役員会が開催されるも、分かりませんでして。
開催されたって、関係者が参加出来ての、意味あってねえ。
現時点、当方、さっぱりの、先読み出来ませんでして。
どちにしたって、5月25日の、行事の日まで、進展ありませんです。


よって、母の話をと。
これもなあ、過年、過日<2012年12月04日>、「脱稿」と、致したですが。
日常的なるの話故、「単なる雑談」に統合とするのか、致すですと。
したですが、話、飛び飛びになるが故、「我輩は只の組長也」と同様、「再開」致すです。

いやねえ、基本、母の思うが通りにと。要は、希望を出来る限りの尊重しの、日々、過ごし易いよにと。
希望に添い、長期入所の出来るの、「こもれび」の、リハビリ・センターに、1月10日より、入所致しまして。この、5月11日、一旦、退所したですが。
リハビリ・センター入所は、基本、3箇月でして。期間、4箇月は、1箇月長いになるですが。

期間なるは、あって、無いよなと、理解してるです。
かと云うて、「特別養護老人ホーム」やあるまいにの、リハビリが目的の入所故、ズルズルの、何箇月、何年もは、入所出来ませんです。
実際には、一旦、退所で、即の入所も可能なれどです。即とは、1日、2日の退所でして。
この辺り、どこまで、許せるのか、許されるかは、先様、「こもれび」の相談員次第とも、云えまして。

云うたら、ここだけの話の、「ふないの里」の相談員なるが、表現、何とするやの、少々、意地悪な面、あってねえ。京都弁的、正確には、「いけず」でして。
正直になら、「ふないの里」の方が、中身的、現場的の、母が実際にお世話になるのスタッフ、介護士なら、上等でして。親切でして。安心感あるですが。
肝心の、入所申し込みの際の、相談員であるの、門番がなあ。困ったモンなれどです。聞くところでは、過日、過月、人事異動で、担当替わったとの、話。
ならばの、ええ機会故、次回、「ふないの里」の案あったですが。

そちらの選択肢、次回入所は、「ふないの里」については、取りやめにしたです。
理由、超簡単の、母も多少なら、慣れて来てるの面あってねえ。「こもれび」の相談員の方が、親切であり、熱心とも云えまして。
夏場、「ふないの里」に入所して。寒い時期については、「こもれび」にするも、当人、母が環境に慣れるが大変やろと。あっちえの、申し込みせずに致したです。

いやなあ、ぶっちゃけたの話ならです。
「ふないの里」の方が、入所費用、若干なりともの、安いです。月額でなら、1万円見当、安いの哉と。中身、詳しくは、知らんけど。説明では、システムが違うですて。
又、夏場は、どこも入所し易いですが。冬場が大変でして。空きが少なくて。

夏場、冬場を考えるなら、一貫して、「こもれび」にするの方が、気がええやろと。反対に、割り切るも、一法なれどです。
先様、相談員、我々の希望に出来る限りの、沿うよに、努力致しますと。
云うてもろてるのに、夏場、あっち、「ふないの里」にするは、気が悪いなと。

そんな事で、夏場、予定、積もりなら、来月、6月1日より、再度の、「こもれび」入所を予定してまして。既に、申込書は提出してるです。
但し、当然の、空きがあっての話でして。
相談員の話、そのままなら、6月から、入所出来るよに、空けときますと。空けるも、上手く、空きが出来ての話であるは、承知してるですが。


ほんまやでの。
前々回、「ふないの里」を退所の時です。
1月12日でして。一番の寒い時期でして。
コレ、こっちの、希望、思惑に非ずの、あっち、相談員に、詰められ、詰められ、急かされて。
誰が、こんな寒いの時期に、退所希望なんか、するモンかの。退所の日、問題の相談員に、母、曰くの、モと、居たかったと。
相談員、返答するに、云うてくれやはったら、居てもらうのにと。

あのなあと。
私共、何度も、何度もの、延長の話、して来てるですが。そんな長くは、困りますと。
そして、退所の日を決めるの段になってもです。1月早々よりは、中旬まで、居させて欲しいですがと。希望述べたですが。正月休み明け、早々では、どですかと。12日にさせられただけでして。
誰が、こんな日、寒い時期に、退所希望なんか、するモンかと。1日でも、長く、居させて欲しいのにです。
多分なら、別途に、入所希望者があったんやろと。さもなくばの、理屈が合わんわと。ベッドの空き日数、少ないがええに決まってまして。こんな時期の、入所希望の先様、どんな方か、知らんですが。
知り合いでもが、頼んだのやろと。


オッとの、そんな話は結構のです。
「こもれび」にも、週2回、洗濯モノの収納、回収に行ってるですが。毎回、母には、どなんやと。慣れたか。友達出来たかと。
尋ねるに、慣れてえへん。友達出来てえへんと。

そして、行けば、大抵なら、食堂に居てまして。食堂から、母の車椅子を押して、部屋に行くにしてるですが。部屋に入ったら、寒い、寒いの連発でして。寒いも、確かに、寒い時もあるけれどや。
泣く程に寒くは無いのに、泣き出したりしてねえ。困ったなあと。

それも、4月に入った頃から、余り、云わんよになってねえ。そら、此度、本年、1月10日からの入所でして。入所出来まして。
これ又、一番に寒い時期に入所出来たに成るですが。
元々が、「ふないの里」と、「こもれび」を申し込んでまして。「ふないの里」は、12月より、入所希望で、出してたですが。結果的、音沙汰無しの。やっとで、「こもれび」に入所が出来たの経緯もあってねえ。

イヤ、リハビリ・センターとしての、「こもれび」なるは、此度が初めてでして。
ディ・サービスについては、最初っから、ここでして。
ショート・スティは、「けやき」でして。

での、ここだけの話の、当然の、介護士も、人間でして。出来、不出来、個人差大きくてねえ。
単純には、「ふないの里」「けやき」の、介護士、親切でして。丁寧でして。コレ、平均値的にも、親切で、丁寧なるの方、多く。そで無い方、知らんなの、印象。
対して、「こもれび」にも、そんな方、居てるは承知してるですが。殆どは、そであると、云えるですが。そで無い方、散見するなあと。
散見故、複数でして。

ここだけの話の、我々家族に対してでも、不親切、無愛想なのが、居たはるです。
家族が居てても、無愛想故、入所者に対しては、当然哉と。不親切も、同様哉の、何度も、見てるです。
コレ、態度見てたら、一発、意図的、不親切に。とは、失礼なれどの、その方の性格がと。

オトトの、くれぐれもの、私共、家族、監視に行ってるでは無いです。
介護士の皆様には、感謝してるです。頭下がるです。
やけど、差がなあと。嫌でも、目に付くです。
(14/05/17)


NO.2 母退所の話(2) 介護士の差の話

万事、母の意向次第。
ところが、それが、よお、分かりませんでして。

只なあ、当初、夜のオシッコで、ナカナカ、来てくれやはらへんと。
申した故、この件、相談員に話致しまして。

イヤ、正直には、云い難うてねえ。担当ケア・マネージャーに、伝えたですが。こんな、あんなと。
理由、ソラ、リハビリ・センター入所期間以外の間、毎月、お会いしてまして。話、し易いです。母の事も、ご存知でして。
これが、偶々の、リハビリ・センター相談員との、諸般、打ち合わせの約束してるの直前でして。
イヤイヤ、先方、ケア・マネージャーより、電話ありまして。退所後の、ディ・サービス、ショート・スティ等々、介護用品レンタルの用件あってねえ。どしやはりますかと。基本、従前通り、お願い致しますと、返答したですが。

丁度、宜しいと、こんな、あんなと、母申してましてと。
勿論の事、相談員は、何かあれば、小さな事でも、云うてくれと、云うてもろてたですが。云い難いねえ。愚痴話的なるはです。
よって、ここだけの話ですと、ケア・マネージャーに話して。当日、その件、触れぬ積もりで、相談員との、打ち合わせとするのか、退所1箇月前の話を聞きに、お伺いしたですが。
そこで、先方、相談員より、開口一番、ケア・マネージャーより、聞きましたと。へえと。
その上で、ご遠慮無く、云うてくださいと、云われてねえ。

結果的、母のオシッコについては、個別対応すると。
とは、云われてもねえ。どこまで、出来るの哉と。要は、基本、集団生活でして。

「ふないの里」と、ここ、「こもれび」の大きく違うの点なるはです。
あちら、「ふないの里」の入所者全員、母の介護度、「4」と、ホボの一緒でして。皆が、車椅子でして。
「こもれび」では、杖で歩けるの方、シルバー・カーを押して、移動出来るの方も、居られてねえ。まあ、つまり、介護度に大きな差がありまして。

様子知れば、ども、ショート・スティの方も、一緒みたいでねえ。ショート・スティは、短期入所。短期とは、数日から、長くて、2週間程度。
母、長期とするのか、月単位<概ね3箇月>入所でして。
この、2週間とか、3箇月も、入所先の、裁量にも、寄るしなあ。あくまでもの、1つの目安でして。


そこで、云うてしもたら、杖や、シルバー・カーの方の、1人ででも、オシッコに、行けるの方と、母の如くの、1人では無理なのが、混在してるです。
混在、結構なれどです。トイレ<身障者用>なら、何箇所もあるですが。
現在地より、近い場所がええに決まってまして。

云うたら、部屋から、食堂に向かうにです。道中に、トイレがあれば、そこに入いられてるですが。1人で、出来るの方はです。
大抵ならばの、食堂に集まったはってねえ。入所者がです。結果、食堂ソバの、トイレには、順番待ちに相成ってねえ。
特には、車椅子の方がです。


いやなあ、過日、面白い事があったです。
面白いとは、語弊あるですが。勿論の事、どこの婆様かは、知らんですが。母の洗濯モノ、収納、回収のため、行ったらです。母、食堂トイレ前に居てるが故、オシッコかと。尋ねて、そやと、申すが故、トイレの様子見たら、先客、居たはってねえ。トイレの中にです。オッとの、トトトの、すみませんと、謝罪の、通路隔てて、待機してたですが。

よおやくにして、先客、トイレから、出て来まして。
見たら、杖も持たずの、歩けるの入所者でねえ。へえと。これで、介護認定されてるの哉と。

での、この先客、婆様、トイレの扉、開けたまでは、結構なれどの。扉の場所から、動かんでねえ。ンと。
動かんでは、入るに入れませんでして。どしゃはったかなあと。何を待ったはるの哉と。
思てたならばの、遠くを見て、手招きしたはるのみたいでねえ。そっち、方向見たら、杖の婆様、居たはっての、その方に、早く来いと、合図送ってるよに、伺えまして。
ででの、云うたら、待ってるのは、母の方、先客でして。杖の婆様、軽くの後でして。

詳細意味判明の、この婆様、私共のトイレ行き、阻止して、知り合い哉の、婆様をば、優先させたです。
要は、トイレ出入り口に立ちはだかってねえ。意図判明で、へえの、いけずやなあと。とは、思えどの、婆様の頭の中までは、分かりませんでして。何故に、そんな事まで、するの哉と。

あくまでもの、我が勝手推量ならばです。
車椅子のは、トイレ1つに手間暇掛かるです。特に、時間掛かるです。杖が無くとも、歩けるの方、杖で、シルバー・カーで、歩けるの方なら、早くに事、済ませられるです。
よって、介護度比較的、軽度な方からしたらの、母の如くの、車椅子のは、邪魔なんかなあと。
邪魔なんやろと。

イヤ、よっく、分かるです。
我が家でも、同様でして。こっちが、トイレにと。思ててもです。母、オシッコなら、最優先。年寄り、待てませんでして。
その辺り、施設では、よおガマンしてるなと、感心致すですが。

での、こんな事、介護士の問題でもありませんでして。あの婆様がの、婆様、名前も知らんしなあ。知っても、どするも出来ませんでして。手招きされたの、杖の婆様に、こっちが先やと、文句一発も出来ず。
困ったなあと。母に、別途のトイレに行くかと、申してたならばの、様子見たはったんやねえ。若手男性介護士現れましての。すみませんねえと。我々にです。
トイレに立ちはだかったの婆様には、我が母の方、先客ですよと。
云いつつも、杖の婆様にも、そのよに、伝え乍らも、別途のトイレに行きましょかと。母の車椅子をそっちに、移動させてくれやはってねえ。ここでと、母を入れてくれて。用足しさせてもくれやはってねえ。
有り難いの事でして。

いやなあ、こんな介護士も居たはるです。
こっちにしてみたら、あの婆様がねえと、チクるも出来ませんでして。
介護士によっては、そんな様子見てて、見ぬフリするのが居てるしなあ。オシッコ担当してて、明らかに、邪魔くさい素振り、するのも、居てるしなあ。
そらなあ、我が親のでもです。爺婆の、オシッコに付き合うも、邪魔くさいわと。余所の爺婆のなんか、私共、よやらんわと。
よって、介護士には、諸般、頭下がるですが。どしても、その差が見えまして。
(14/05/18)


NO.3 母退所の話(3) 痰入れの話

斯くなるでの。
私共、或る意味、この手、施設を2箇所知り。どしても、差が分かるです。

での、「ふないの里」と、「こもれび」の違いなるはです。
「ふないの里」の場合、同じフロアの入所者の、介護度、概ね、一緒でして。母の居た場所なるは、全員、車椅子でして。杖や、シルバー・カーで、移動してるの方、ありませんでして。
食堂とするのか、広場のトイレ<身障者用>のドア、オープン状態。

イヤイヤ、当然の、通常のトイレよりも、尚広く。中は見えるですが。便器の場所には、カーテンしてあってねえ。誰かが、居てるかは、分かるですが。誰かは、分からんです。
時間帯にも寄ると、思うですが。介護士が付いてまして。順番に並ぶの、入所者を、順番に、トイレ処理してまして。
手慣れたモノでして。

対して、「こもれび」なるは、介護度が異なるです。1人で、用足し出来る方と、出来ない方。
トイレも、通常の、身障者トイレでして。ドア、閉まるです。
オッとの、閉まって結構なれどです。
介護士が、常時、面倒見てるで無く。手空きの方が、適宜されてるの哉と。そらなあ、全員の、面倒見るの必要性無く。
結果、我が母みたいに、車椅子のは、不利でして。介護士、居て無いと、用足し出来ませんでして。

先刻の、入所者にしたって、諸般、イケズなのも、居てるしなあ。イケズ以前の、確かに、1人で、出来るの方からしたらの、車椅子のは、邪魔やろなあと。時間掛かってねえ。介護士が、トイレ番してるで無ければ、尚更でして。
現れるまで、車椅子のは、出来ませんでして。杖や、シルバー・カーで、移動出来るの方なら、そんなモン、順番待ってられへんやろな。

とは、重々の理解するですが。
家族にしてみたら。当人にしてみたらです。一寸なと。
この件、ケア・マネージャーを通じとするのか。内々の話の積もりが、相談員に伝わったですが。
相談員からは、個別対応致すですと。確かに、個別対応しか、出来んやろと。
この個別対応にしたってなあ。母だけを、注視出来るで無く。所謂の、特別扱いも、出来ませんでして。又、やるは、現場、介護士でして。相談員が、やるで無く。
とかとかの、誠に以て、悩ましく。


そらなあ、介護士の個人差有るです。無いの方、不思議の世界の、あれば、嫌でも、目に付くです。
ここだけの話の、他言無用のです。
ある日、例によっての、例の如くの、洗濯モノの収納、回収に行きましての、帰りしな。
母をば、食堂の定位置にと。移動させまして。

ならばの、真向かいの婆様。
この婆様、可愛らしい方でして。オッとの、性格を申してるです。齢<よわい>、当年、99歳ですて。相談員の話ではでして。当人に、年齢聞くの筈は無くの。
いやなあ、何故に、可愛らしいと評したかとなればです。

話、逸れるですが。
まずは、私め、母を移動させるの際、大抵なら、食堂に居てるが故、周辺の方々、入所者には、挨拶方々、会釈致すですが。
話、本題とは、別途の日、なれどです。
母にカーディガンを着せまして。デハと、帰るに、泣き出してねえ。母がです。泣かれて、そのままに、帰れませんでして。
何やなと、母の元に戻れば、カーディガンのボタンを外せと、云うてるに解釈。そんな仕草する故でして。よっしやと、ボタン外せど、泣き収まらず。

困ったなあと。
泣きの意味、分からんしねえ。ほならの、真向かい、対面<といめん>の、その婆様、やっとく、やっとくと。ンと。
母の要求、分かったはるのかと。

こっちからしたら、折角に着せた、カーディガンの、ボタンを外せで、外せば、泣くし。再び、元の状態に、ボタン付けたら、又、泣くしで。
ども、要求、一番上のボタンのみ、付けて、後は、外せの意やったんやと。
それを、対面の婆様、分かったはったみたいでねえ。その事、やっといたげると。

云われてもねえ。
婆様、長椅子の対面でして。車椅子でして。
移動するにしたって、大回りしんならんです。しかも、母も車椅子やしねえ。両隣にも、入所者、居てるしねえ。婆様の思うよに、簡単には、出来ませんでして。
とは、こっちが、先読み出来るですが。
婆様、真剣でねえ。もしかしたら、時々、母、こんな事で、泣くの哉の。婆様が、まさかの、やってくれてるとは、思い難いのやけどねえ。気持ち、伝わってねえ。当方にです。面倒見のええの、婆様なんやねえ。

余計なるの話の、このテーブルも、「ふないの里」とは、違いましての。あっちでは、テーブル小さく、少人数でして。4名、5名の単位での、テーブルでして。
こっちは、同じの長椅子でして。ズラリと、並んでましての。そは、易々、簡単には、移動出来ませんの。且つは、席の間隔、狭あてねえ。所定の席に、母戻すの際にも、気を使うです。

オッとの、での、その後日。本題の話。
同様にして、母を席に戻したならばです。
その対面の婆様、何事か、訴えてまして。仕草と、状況より、一発判明の。要は、テーブルの上に、いつもは無いの、紙で、折って作った、入れ物、小さな箱状のがあってねえ。
その中にです。
云うたら、痰を吐いた、出した、ティッシュ・ペーパーが、入れてあってねえ。それが、満載でして。

訴えてるは、それを、捨ててくれと、解釈。
イヤ、正解の筈の、分かりましたと、手にしたならです。そらなあ、痰のティッシュ・ペーパー満載での。紙で折ったの箱やしなあ。こっち、素手やしなあ。
話簡単の、箱の表面、底までが、濡れて来ててねえ。ベトリの、ヌメヌメの、ソラ、正直、気色の悪いの感触でして。

されどの、持ってしもたしなあ。
そのソバ、真後ろには、介護士の詰め所があってねえ。
そこには、介護士居てましての。様子見て、見ぬフリの。委細構わずの、コレ、どこにほかしましょかと。
そらなあ、一旦、持った以上は、ほかして差し上げんとなと。尋ねたならばの、その介護士、何やら、書類に目を通してるの。その状態での、下向いたままの。当方に、目も向けすの、そのままにしといてください。

当方、想定してたは、すみませんねえ。あっちの、どっちの、ゴミ箱がありますので、お手数ですが、そこえと。
でもの、返答、回答、声、出すと、思てたですが。
想定外の返事でねえ。

イヤ、余計な事、すなの意かなあと。介護士に、任せておけの、意かなあと。
ここで、もめてもなの、婆様には、すみませんねえ。ここに、置いとけと、云うたはりますのでと。元に置いて、その介護士には、処分、宜しく、お願い致しますと。
云うが、精一杯。
(14/05/21)


NO.4 母退所の話(4) 帰る、帰るの大連呼の話

まあねえ、そんな介護士が居れば、愛想良くの。
行けば、ニコリの、こんにちはと、会釈で、声掛けて戴けるの方も多く。
ほんまやでの、顔を覚えて戴いててねえ。諸般、別途の場所、出先で会えば、ニコリと、会釈して戴けるです。

或いは、先刻の、意地悪婆様に対し、柴田さんの方が早いですよと。云いつつ、母を別途のトイレに連れてって戴けるの方も居たはるし。
数人の方が、トイレの順番待ったはるのに、トイレを終わった爺様をです。車椅子で、リハビリに行かんならんしなと。
2分待っててなと、リハビリの方えと、連れて行かはったり。

オッとの、この件、判断、難しいですが。
リハビリの場所、スグのそこでして。2分ねえ。この2分、順番待ちの方々、どなんやろねえと。お年寄りにとっての、オシッコの待ち時間、2分は辛いです。
この移動が、ユックリでねえ。
戻って、曰くに、嗚呼、暑いなあ。ここは、地獄やなあと。聞こえよがしにで、へえと。

そらなあ、そと思うです。
暑い、寒いは、個人差あってねえ。身障者用トイレは、広いと云えどの、エアコンまでは、付いてえへんやろし。
お年寄りの、オシッコ担当も、ええ仕事と、云えませんでして。臭いしなあ。
オシッコなら、まだしもの、スグにも、終わるですが。大やってみい。大変ぞと。臭いも、臭いも、ソラ、鼻曲がるです。息詰まるです。親のでさえが、そでして。
余所の爺婆の下の世話なんか、誰が好き好んでするモンかと。

ほんまやでの、お年寄りの尻とするのか、尻は、尻での、皺だらけでねえ。汚いの話なれどの、お尻、拭いても、拭いても、幾ら拭いても、拭き切れませんでして。イツまで経っても、色付くです。臭うです。鼻曲がるです。
人数、人数だけに、トイレ内、臭い充満してるのではと。おまけで、暑かってみい。地獄であるは、分かるです。

そらなあ、孫子の、糞尿とは、全然の違うんやと。
孫子のなら、少々、臭えど、臭うは臭ても、高がの、知れてるですが。下手に現物に触れても、左程に感じませんですが。親であれどの、爺婆のなんか、ゲとなるです。
いやなあ、介護士の皆様なら、諸般、ゴム手袋等されてるですが。コレも大変ですが。
蒸れるしなあ。

家で、親ので、一々の、ゴム手袋なんか、してませんでして。してるの間があらへんわと。
一々の、邪魔臭いわと。
正直には、慣れた。
とも、云えるですが。

これが、母の諸般、下の世話等々、介護してなければ、孫のでも、多少のでもの、嫌悪感、覚えるの可能性あるですが。オトトの、そら、嫌悪感、汚いなあと、全くの、思わんかとなればの、ソラ、思うですが。
数段のマシでして。
余所の子のなら、嫌ですが。

そらなあ、過日、昨年であったかに、洛西高島屋にての、孫君3号、抱っこしてたら、やられてねえ。オシッコをです。
手にまで、漏れて来てたですが。まあなあ、手は洗えばオシマイでして。洗うに、大急ぎの、血相替えての、トイレの洗面所に走ったでは無いです。嗚呼、やられたなの程度でして。ズボンにもオシッコ付いてるですが。付いたなの程度でして。

多少は臭うですが。多少でして。
母のでも、手に付くわと。付けば、嫌やけれどの、その都度、一々の手を洗てられませんでして。
イヤイヤ、洗うけれどや。兎に角、受けるの感覚違うです。

場合により、洗剤で、念入りに洗うですが。
場合によりでして。
これを、母のオシッコの度、やっててみい。手が一発、荒れるです。
この季節、まだまだ、マシなれどです。寒いの時期なら、荒れるは、即でして。


オトトの、何の話をしてるの哉と。
斯くしての、5月11日。
「こもれび」に入所してたの、母を連れ戻しにと。するのか、迎えに行きまして。嫁はんと一緒にでして。諸般、持ち帰るの衣類等々、沢山あってねえ。
この日、担当の介護士が、車に乗せるを手伝って戴いたですが。

誰とは、申さんの、この時の介護士、親切でねえ。誰とは、申さん以前の、名前知りませんでして。要は、中年女性と、若手女性の2人でして。
母の、シート・ベルトまでを、やって戴けてねえ。
この2人は、このままでして。気のええの方でして。こんな方ばかりなら、安心なれどです。そやないのが、散見する故、心配でして。
ここだけの話の、案外に、中年以降とするのか、年配女性がなと。無愛想。こんにちはと、声掛けても、知らんのフリしてるのが居てるです。

そんな次第の、斯くなるでの。
母を車に乗せ、3人して、我が家えと。

実は、ここからが、大変でして。
あっち、「こもれび」での、生活に慣れててねえ。
こっちは、介護士ではありませんでして。トイレも、狭いし、身障者用で無く。車椅子にしたって、家用での、自走式で無く。要は、自分で動かせるの式で無く。自走式では、家の中では、危ない故でして。
私共、家族が、操作するになるですが。

ででのです。
ベッドで寝ると云う故、寝かせたならです。
モ、帰ると。えと。
帰るて、ここが、家やでと。
構わへん、帰る、帰るの、大連呼。涙まで、流して、大声でして。

困ったなあと。
落ち着くまで、そのまま、云わせとかんと、仕方が無いなあと。
(14/05/22)


NO.5 母入所に伴うの打ち合わせの話(1)

いやねえ、ソラ、諸般あるです。
「こもれび」の、相談員より、連絡受理の。入所決まれば、その事前打ち合わせがありまして。
イヤ、5月30日<金曜日>に来てくれと。ハイと。
その際、諸般の証書。
「介護保険被保険者証」「介護保険負担限度額認定証」「後期高齢者医療被保険者証」「後期高齢者医療限度額適用・標準負担減額認定証」の4通、4枚。
当然の、限度額云々のは、所有してればの話の。実は、コレ、従前、施設に提出してたですが。前回入所中、原本返却されまして。先様では、写しだけで良いと。ハイと。

よって、此度、その写し取るがため、持参されたしと。
入所は、6月2日<月曜日>と、決まってまして。それまでにで、30日と成っただけでして。
指定された時刻<13時半>に、「こもれび」に到着の。某さんにと、受付にです。

イヤ、議事録掲載の積もり無く。
要は、入所費用、消費税分8%故、若干の負担額、上がってるの話等々、入所に際しての要望事項あればと。又、概ねイツまでかの、暑い時期を避けるがための入所故の。9月末を一応の希望と致しまして。

での、要望事項なるは、基本、母の体力、筋力、現状維持出来れば、結構なれどです。まとめて、自立が出来るよにと。この自立とは、自力で、一寸でも長く、立てる事でして。
自力も、手摺り等を掴んでの話の。完全自立は云うて無いです。
出来ぬ相談でして。
目的、着替えさす。トイレさすの際、自立出来ぬ事には、パンツ1つ、降ろすに四苦八苦の、降ろせませんでして。用足して、履かすに時間掛かって仕方が無いでして。

にしても、要望ねえ。母の希望なら、窓際の方がと、申してたですが。どの程度の希望かは、分からんですが。確かに、窓際の方が明るくてねえ。景色替わらんにしても、木々見えて。圧迫感少ないの哉と。

そんな事で、主目的打ち合わせなるは、すんなり終わったですが。
帰りしな、相談員曰くに、何でも結構の、問題あれば、遠慮せずに、申してくださいねえと。施設としても、ご意見あらば、貴重なるの情報として、改善にコレ勤めさせて戴きますのでと。
云うが故、そやなあと。

或る意味、ええ機会哉と。
その段階では、入所してませぬ故、今がええなあと。デハと、何点か、云うとくですと。
イヤ、既に、掲載してるの事柄でして。意地悪婆様の件、一寸、イケズな、男性介護士の件。介護士か、何か、知らんの愛想無しの詰め所に居てるの方の件をと。

オッとの、意地悪婆様の件なるは、介護士の方に頭下がるの話でして。
ここで、繰り返せば、母オシッコにての、順番待ちしてたらです。トイレ<身障者用>から、出て来たの婆様、扉開けたままで、動きませんでして。この方、介護度低く、杖であるけるの哉の、自力で、トイレに入ったはってねえ。

只、扉の処で、突っ立ったままで、動かんでねえ。困ったなあと。
押し退け、母をトイレに入れるも出来ひんしと。出てしまうを待ってたならばの、あらぬ方向に目を向けの、手招きしてねえ。そっちを見たら、シルバー・カーの婆様居ててねえ。
要は、場所取りしてる故、早く来いと。
では無いかと。

そこに、男性介護士、来てくれて。
我が母の方が、早くから、待ったはるのやでと。一言云うてくれての、他のトイレに行きましょうと、別途のトイレに誘導して戴きまして。
イヤ、有り難い事でして。
相手様、入所者やしなあ。こっちから、文句一発、云えませんでして。動けるの方やしで、母、その婆様より、ヒツこく、ヒツこくの、意地悪されてみい。目も当てられんの悲惨でして。入所者間の、トラブルでして。

云いたいは、このよに、目を向けて戴きたいの意向でして。
さもないと、トイレ1つ、車椅子の面々、どしょも無く。
そもそもがの、介護度の違うの方では、先様、介護度の低い方では、車椅子のが、えっちら、こっちらの。ソバに、介護士居てへんなら、どちみちの、トイレで、用足し出来ませんでして。順番待ちするにしたって、待ってられへんわの。辛気<しんき>くさいやろなあと。その気持ち、分からんでもあらへんでねえ。

ここが、我々家族からしたらの、心配点でして。
介護士にしたって、自力で、トイレに行けるの方と、車椅子のでは、車椅子のなんか、邪魔くさいやろなあと。
そもそもがの、誰が好き好んで、年寄りの下の世話、オシッコ、ウンコに付き合わんならんかと。介護士も、人の子でして。出来れば、避けたいやろと。

私共にしたって、24時間体制、オシッコ番なれどです。
正直、ウンコの時は、ンの、ウンコかと。滅入るわと。時間掛かるし、臭いし、諸般の拭き取りがでして。
そらなあ、我が親のでも、糞は糞。臭い強烈ぞと。鼻曲がるの、息停まるぞと。その上で、一応は、量も確認してまして。確認がためには、現物、注視せねばならぬの。ゲと成るわと。

モ一例、トイレが嗚呼暑いの。この方、リハビリに連れてくし、2分待ってなの方の事。
順番待ちしてるの入所者、数人、地獄ぞと。その2分、最低限、待たんならんしなと。高齢者は、用足し、云うてスグでして。待てませんでして。
私共にしたって、家で、何度、手にオシッコ、ウンコをと。赤ちゃんのと、違うしなあ。
赤ちゃんのなら、我が孫共のならです。汚くも感じてませんですが。母ので、慣れてるが故、余計に感じてませんですが。水洗い、一寸で、簡単に済ませるが出来るですが。高齢者のはなと。
何度も消毒致しまして。されどの、臭い、そは簡単に取れませんでして。着いた時の、その感触まで、覚えてしもててねえ。手がです。

更なるの1件。
過日、過月の、余所様、婆様の、紙の箱、手織りのです。痰壺の件でして。
母の真向かいの婆様との間に、その痰壺置いてあってねえ。婆様の仕草を読み取りの。要は処分の件でして。ハイ、承知と、持てば、ベタリの、気色の悪いの感触でして。ソラ、痰壺とするのか。痰吐いた、ティッシュ・ペーパー、山積みでして。

そこをガマンの、グと耐えての、素手にて、持っての、詰め所の方にどのよに処分したらと、問えば、置いといてくれと。どことなればの、元の位置。
あのなあと、思えどの、そんな場で、もめてられへんしと。その方の指示に従うにしたですが。それなら、ササと、処分してやれよと。

とかとか、そのままでは無いけれどの。概要伝えまして。
特には、詰め所の場合、現場の受付に該当での、これは、一寸なの、印象悪く。
この際、云うとこかと。
どちみちの、先様の苗字、知りませんでして。何箇月も前の事でして。
(14/06/05)


NO.6 母入所に伴うの打ち合わせの話(2)

そらねえ、2箇所の施設知れば、嫌でも比較してしまうです。
アチラでは、介護士が、入所者と馴染んでまして。パと見、家族哉と。それ程に親密に接しておられてねえ。行って、広場に母、居てへんで。部屋にもで。ウロウロ、探してたら、アチラですと、教えて戴けるです。
それがねえ、始終見てるの介護士ならばの、我が顔覚えて戴いてるのかと、理解もするですが。初対面に近い方でもでして。こっちが、えとなるです。よお、知ったはるなあと。名乗った事、あらへんのにと。
多分なら、一緒のところを見たはったんやろなあと。

とりあえず、行けば、皆様、ニコリと会釈されまして。こんにちはと、声掛かるです。
こちらでは、あっちですよの、場面無いですが。大抵ならばの、食堂に居てまして。部屋には、居てませんでして。
当然の、殆どの介護士が、ニコリと会釈の、こんにちはと、声掛けて、戴けるですが。オッとの、クレグレもの、こっちからも、会釈で、こんにちはと、申してるですが。
まあ云うたら、無愛想な方もおられてねえ。
そもそもが、入所者と馴染むとするのか、隣にでも座って、相手されてるの光景、殆ど見ませんでして。

接触なら、リハビリの方でして。
接触しんと、リハビリも出来ひんしと。
その、リハビリの方なら、皆様、親切でねえ。それこそ、例外無く、会釈して戴けてねえ。

イヤ、過日、退所直前なれどの、初めて、母担当のリハビリの方に接したですが。云うたら、妙齢の美女。オッとの、妙齢も、年齢知らんですが。美女は美女。
要は好感の持てるの方でして。その時、リハビリの進行状況、現状等々、話して戴きまして。
又、退所しての直後には、ケア・マネージャーと共に、我が家にも来て戴いて。諸般の、自宅での、母の行動パターン等、聞かれたですが。
ありのままをお伝え致しまして。

イヤイヤ、基本、部屋と、トイレの往復だけですと。車椅子での、移動でして。
問題は、トイレでの所作が大変でと。睡眠薬を服用のため、夜の部のオシッコでは、母フラフラ、寝てるの状態での、立ってられませんでして。便器に座らせるに、パンツ脱がすに一苦労の。姿勢、2つ折りに成ってるがため、トイレに設置の、トイレット・ペーパーのケースに、ゴツンと、頭打つの事、ありましてと。

ほんまやでの、立ってもらわん事には、パンツ1つ、脱がすに、脱がせられへんわと。姿勢安定せぬ事には、ストンと、転けられてもでして。
又、2つ折りの姿勢では、転けぬよに、保持するに、相当なるの、チカラがいってねえ。
これが、日に、1回、2回の、数回、10数回ならなれどの。24時間体制での、10回にも達して来てみい。腕にチカラ、入らんです。
オッとの、支えるは、トイレの時だけに非ずの。ベッドから、起こす、ベッドから、車椅子。車椅子から、ベッドにと。寝かすにも、保持せねば、移動も出来ませんでして。
これを、多数回やってたら、握力も無くなって来てねえ。

オトトのこの件、別途に致しましての。
要は、親切なるの、リハビリの方故、次回、入所の際には、出来れば、その方をと。まあ、云うたら、指命させて戴いてねえ。
とかとかの、どっちの施設でも、リハビリの方、親切でして。
云うたら、その業務も大変やろと。対象、高齢者、爺婆ばっかりやしなあと。

衣服にしたって、食べ滓、くっついてたり。そらなあ、綺麗な年寄り、少ないわと。赤ちゃん、小さな子の衣服の汚れ、食べ滓くっついてるのとでは、受けるの印象、ソラ、違うわと。
但し、その辺り、私共、慣れてると云えば、慣れてまして。コレ、親でして。
余所の爺婆なんかと。パンツ脱がせたり、オシッコ掛けられて、何とも、思わんの方がおかしいわと。介護士なら、そんな事、度々の経験されてるの筈の。リハビリなら、衣服の汚れも、気になるやろの。慣れて無いと、出来ませんでして。
ホンマやでの、実の父母のでも、嫌がるのが居てるです。私にしたって、気色が悪いわと。されどの、それを嫌がってたら、家での介護なんか、出来ませんでして。
するにも、諸般、体力、気力の限界あってねえ。介護度にも寄るわと。

いやなあ、テレビでも、在宅介護の様子、放映してるですが。皆様、程度が違うです。
這おてでも、移動出来てて、介護度、「4」とは、ほんまかと。我が母、既に、這うは出来ませんでして。されどの、「5」となればの、寝た切りみたいでねえ。認知症もあってと。
確かに、そこまででは、無いですが。

それもあるし、在宅介護と云えどの、ディ・サービス、ショート・スティもあってねえ。
過日、テレビで、やってたは、その手のサービスでは、費用嵩む故、基本、在宅、主でと。
とは云え、医者に往診しに来て戴いたり。諸般の経費で、在宅でも、5万円也と云うてたですが。
ども、解せんでねえ。ディ・サービス、ショート・スティ程度なら、費用も、5万円見当で、賄えると思うですが。現に、そこまでなら、費用もその程度なれどの。リハビリ・センターの、中期入所となればの、ソラ、1箇月分の費用での、9万円見当に達するですが。

個々人のお家の事情もあってねえ。一概に、何が正解、云えませんですが。
当家では、基本、「老人ホーム」なり、「特別養護老人ホーム」えの、考え無く。要介護認定されてるがため、「老人ホーム」には、ならんですが。あくまでもの、中期入所を主にと、考えててねえ。
この場合、家族は、1週間に2度、原則、洗濯モノの収納、回収で、訪問せねばならずの。その程度はなと。

オッとの、での、這ってでも移動出来るは、杖ででも、移動出来るです。要は、自力で、移動出来るを意味しての。これなら、家族も楽でして。
ここから、段階進んでの、車椅子移動となればの、ソラ、家族は大変でして。

又、杖での移動出来ても、確かに、ディ・サービスに通うにしても、玄関先に座らせる等々、女手では、ソラなあと。費用以前の問題もあるなあと。
私でも、最近、掛け声、大きくなって来ててねえ。鋭意決断せねば、抱えられませんでして。赤ちゃんや、三歳児、四歳児でもあらへんわと。転けて、泣かれる程度は、知れてるわと。年寄り、転けたら、命に関わるです。

オッとの、斯くなるでの。
入所に際しての、諸般の打ち合わせなるは、後半、要望事項とするのか、苦情とするのか。
こんな、あんなと、話をしたですが。
先様、人間様でして。先様とは、現場なれどの。注意あって、一発、是正されるは期待してませんでして。そんな方なら、最初っから、出来てるです。現に出来てるの方の方、多く。
出来てないの方、目立つだけ。
コレ、その方の、特性でして。常平生の、教育とは、えらそな話なれどです。

こっちは、当然の、母さえ、良くして戴ければと。気良く、入所してくれてるなら、有り難く。
あっちでは、母、退所の際、入所者の何名様かが、わざわざの、見送ってくれたですが。二度入所で、退所で、二度共なれどの。
こっちは、それ無いです。入所者間のコミュニケーションが無いと云う事哉と。
事実、母に友達出来たかと、会う度、尋ねても、あらへんと。

こんな事、先様、相談員には、申せませんでして。当人の努力足らんだけに相成ってねえ。
されどの、あっちでは、食堂<広場>での、席を工夫されてるですが。小分けでして。こっちは、それが、出来るの構成で無く。
長机で横一列。
オッとの、よって、申してませんです。
(14/06/06)


NO.7 期せずしての、家族一同にの話

5月30日は、そんな事です。
そらなあ、余りの期待はなと。
そやけど、云うてしもたら、スッキリ致しまして。

明くるの、31日には、長男一家が。嫁の実家に主たるの用件にてで。
孫共3人、こっちに預けて、あっちにと。近在のスーパー、「マツモト」に、買い物しに行くに、3人引き連れて。
とは云え、その31日には、母、ショート・スティ先、「けやき」から、帰宅の日でして。16時過ぎには、戻るが故、余裕見て、15時には、買い物も済ませてねえ。孫娘ねだるに、本屋に連れてけと。

云われてもなあ。
今日はアカンのやと。大婆ちゃんが、帰って来やはるしと。
それもあるし、早々に、本屋に3人、連れてってたら、我が財布も、カラン、カランと、音聞こえそでねえ。今時、本も高いしなあ。
イヤ、勿論の事、オモチャに非ずの、本なら、買おてやりたいは、山々なれどです。3人なら、1冊で済まんわの。3冊、買わんならんわと。5月の連休にも、買おてやってるしなあ。当世、本も、高いしなあ。

オッとの、そんな事で、16時過ぎに母戻るならの。準備体制必要でして。
杖ででも、歩けるなら、お出迎えだけで、充分なれどです。歩行器になって以来、自力では、歩けませんでして。
ほんまになあ、えらい違いでして。
歩行器時代でも、2人掛かりなれどです。送迎車と玄関の往復がでして。石段あってねえ。低く、数段なれどです。殆ど、抱えての、移動でして。杖の時代なら、1人が補助的にで、済んだですが。

車椅子になれば、石段を車椅子では、昇降出来ませんでして。レンタルのスロープを借りてるです。
よって、母帰宅までに、スロープを準備致しまして。イザの時、慌てずに済むよに、家用車椅子も、ソバに置き。等々、狭い表庭故、嫁はんの軽自動車があったでは、スロープも設置が出来ひんしなあ。
嫁はんのは、しかるべくの、移動させまして。

にしても、亀岡の田舎で良かったわと。
嫁はんの車も、そこ等、とも、申さんですが。移動出来るの場所あってねえ。

オッとの、そんな話は結構の、ソラ、ややこしいぞと。
賑やかやぞと。
母が家に居てるは、居ててもです。ナース・コール一発、最優先。孫共相手してても、即の中断。オシッコ番。

オトトの、そらなあ。母戻って来た時にも、何事かと、興味津々の、覗きに来るしなあ。邪魔やし、危ないしと。孫娘、孫君1号辺りなら、多少は、弁えもするですが。2号はなと。
あっち行け云うても、云う事、聞かへんし。
云うたら、反って、こっちに来やがってねえ。オマエなあと。云うて、分かれば、苦労は要らんわと。

でもなの、孫共にも、この辺り、目にして、朧気乍らも、記憶しといて、損無いなあと。
どちにしたって、孫娘が、何とか、記憶出来るの哉と。年齢的にでして。

いやなあ、そらなあ、玄関先に、母座らせて。そこから、抱えて、車椅子に座らせるに、エイのヤの掛け声にてでして。静かには、モ、よやらんです。
孫共も瞬時、我が只ならぬの、声で、ビックリしたみたいなれどです。脅すの積もりは無いけれどや。多分なら、爺ちゃんが、大婆ちゃんを何してるかは、分からんと、思うですが。

にしても、良い機会ではあったです。
期せずして、31日には、長男一家。明けての、6月1日には、次男一家でして。皆が一同とするのか、我が家で揃うは久しぶりでして。
イヤ、この正月には、母、ショート・スティ先でして。正月には、「けやき」に会いに行ったですが。

そらなあ、母が家に居たでは、正直、我々、出るに、出られえへんわと。初詣も、一緒には、アカンわと。
さりとての、母も一緒は、トンでもでして。家に1人も、無茶でして。オシッコの事も、食事の件もあるわの。介護とは、そんなモンでして。

イヤイヤ、別段にの、それを苦にはしてませんでして。そんなモノ也と。我が立場がでして。
とは云えどの、ここだけの話、そらなあ、大変は大変でして。年々、母の年齢一歳上がるし。こっちも、一歳、歳喰うしなあ。この1年、1年の重い事。
意味なるは、こっちの体力、気力がでして。特には、母を抱えて、持ち上げるが、年々の、辛く。下手したら、母の介護、終わった時には、こっちが、介護してもらうの身になってるの可能性でして。
コレ、冗談半分、本気半分。

まあつまり、介護から、解放された頃には、こっちがと。嫌やなあと。
云うたら、母なんか、我が祖母の介護なんか、殆ど、してませんでして。オッとの、全くとは、申してませんです。あくまでもの、殆どと。ソラ、私の見てない箇所で、やってたの可能性なら、あってねえ。まあ、無いと、思うですが。親父が主でやっててねえ。
性格もあってねえ。
かと云うて、介護されるも、誰もが、好き好んで、されませんですが。仕方無くでして。
との、考えより、介護されるよりは、してるの方、数段マシとするのか、立派也と。

くれぐれもの、自分の親族の介護なるは、当然でして。
そこで、他人の介護なんかの、職業とは云えどの、介護士なるは、崇高なるの、職業と、思うです。

イヤ、人間の道でして。コレ、原点でして。
親子の関係でも、しいひんのは、居てるわと。何とか、かとか、口実設けの、逃げるの、居ててねえ。
実は、その方が、多いのではと。圧倒的ではと。
世間、見てたら、分かるです。


トトトの、そんな次第の。期せずしての、6月1日。
親父の誕生日で、葬式したの日には、家族全員、揃てねえ。賑やかなるの、日になってねえ。そらなあ、我が狭いの家に、11人。
孫共4人揃てねえ。
オッとの、喰い助、孫君3号、少々風邪気味もあったみたいでねえ。この、2日後、熱出たですて。現在唯今、回復してるですが。

この、孫君3号、兎に角、喰いモノあれば、ご機嫌さんでねえ。際限無く。足らんと、泣くし。下手したら、皿に残ったの滓、汁まで、指ですくてまでの、マダ、喰てねえ。従兄弟の皿に残余あれば、それまで、狙たりしてねえ。
母であるの、嫁曰くに、喰いモノに釣られて、誘拐されるの心配がと。とは云えどの、好き嫌い無く。全部、喰てくれるなら、頼もしく。

イヤイヤ、でででの、孫共の話に非ずの。
ここは、「禁断・奇談U」の、母の話でして。1日には、皆帰ってねえ。
その明くるの、2日には、「こもれび」入所。入所、10時に、連れてかんならんですが。
その前にです。9時には、「こもれび」のケア・マネージャーが来るになっててねえ。
ソラ、諸般、忙しく。気忙しく。母伴い出るに、相応の準備をしんならんわと。
(14/06/07)


NO.8 6月2日の話(1) ケア・マネージャーの話(1)

ホントはねえ。
嘘でも、薬が要るです。

薬は、ディ・サービスの時には、代理で、処方して戴き、院外薬局で受け取るですが。ショート・スティでは、その期間中ダメでして。当然のリハビリ・センター入所中もダメ。
となればです。
31日<土曜日>母帰宅故、その日か、6月2日<月曜日>の、入所直前に掛かり付けの町医者に出向きの、処方して戴くしか無いですが。
既載の通り、諸般諸々での、町医者に行けませんでして。行くの間が無くてねえ。

イヤ、簡単に、ディ・サービス、ショート・スティとかとか、申してるですが。ディ・サービスでは、昼に服用の薬を添えてまして。
ショート・スティでは、その期間分の薬をでして。
リハビリ・センター入所では、2週間分以上の薬を添えてと、成っててねえ。
当然の、諸般余裕持っての薬の確保してるですが。概ね、1箇月分でして。

此度、町医者に行くが出来ひんでねえ。とは云えどの、1箇月分の余裕あるがため、特段のと。
思てるですが。次回がなと。次第に底を突くです。処方して戴かんとなと。
云うたら、そこまで、細かな計算してませんでして。してたら、2日入所を、3日にでもと、延ばして戴くですが。2日にと、先様より、通知あれば、そですか。有り難う御座いますと、返答してしまうです。

イヤ、入所決まった時には、朝一番にでも、町医者に行けばと、思てたですが。ケア・マネージャーが、当日、朝一番、9時に伺うと、申されたなら、実際、その時にしか、母在宅で無く。
ハイ、承知と。
結果、ハタと、しもたなあと。
とは云え、マダ、余裕あるがため、まあ、ええかと。
とはとは、云えどの、イヨイヨの、1箇月分の余裕が、2週間分に相成ったです。元々は、3箇月分あったですが。3箇月も、睡眠薬以外なれどです。睡眠薬は、大量服用での、自殺の可能性がため、1箇月分以上は出して戴けませんでして。

まあなあ、この入所で、退所したなら、即の、薬を取りに行くかと。
町医者なら、概ね、30分、1時間の待ちで、入手出来まして。これが、総合病院なら、半日仕事になってねえ。ゲとなるですが。


そんな事で、実は、31日、母帰って来てから、オシッコ24時間体制。
寝ずの番。
とまでは、申しませんですが。しかるべくの、番致しまして。これが、1日にもでして。2日の朝まででして。
正直には、このところ、1日で、バテるです。
オシッコも、短い時には、10分、20分でして。

ズボンの裾持って、母の体制支えてるですが。1回、2回、5回、10回に非ずの、20回程度にもなれば、手の体力消耗。特には、夜の部では、睡眠薬で、母、フラフラの、腰砕けでの、殆ど、体重そのままを、片手、ズボンの裾持って、支えるになるがため。
それも、フラフラしてるし、尚更のです。
実際、どしょかと。掴んでるの手を離す訳にもの。一旦、便器に座ってくれ等々、こっちも、小休止の、体制整えんとなと。

だけで無く、基本、寝てられませんでして。
ソラ、2時や、3時、4時まででも、普段でも、起きてる時の方、多いけれどや。
自分の都合と、母のオシッコ番での、起きてるとは、様相全然違うわと。眠となったが故、寝ると、出来ませんでして。
寝たら、嫁はんにナース・コール当番、嫁はんにバトン・タッチになるですが。出来る限り、こっちが、頑張るの方がと、思うのと。バトン・タッチしても、ナース・コール、ピンポンの、パンと鳴れば、目も覚めるです。
目が覚めても、起きるが出来ませんでして。

これがなあ、カラダにチカラが入らんです。云うたら、夢の中で、ピンポンの、パンを聞いてるみたいでねえ。夢の中でも、明らかに、聞こえてるですが。嗚呼、オシッコかと。
実は、しもたなあと、寝乍らの思てまして。モ一発分、起きてやってたらと。
その分、嫁はんが、助かるです。

いやなあ、諸般、介護も、介護度低けりゃ、女手でも、介護出来るですが。
そらなあ、「2」や、「3」ならなの。
ある程度は、当人、自力で、出来まして。最低限、オシッコとするのか、トイレを自力で、処理出来てるならです。まあなあ、介護、介護も、どて事、無いですが。
オシッコが自力で、出来ませんと。その段階にまで、介護度高こなったら、女手では無理でして。
オシッコだけと、違うしなあ。

そんなモン、ディ・サービスにでも、ショート・スティにでもです。出すに、玄関先に、どやって、降ろす、座らせるが出来るやと。要は、対象者をば、抱えんならんわと。ドスンと、落とすは出来ませんでして。
ならばの、オムツでも、してくれたらと、成るですが。難しい問題やねえ。

一説では、オムツで、し出すと、認知症が進行する。とも、云われててねえ。実際のところは知らんですが。
認知症云々よりは、自分自身、オムツで、オシッコ、出来ませんです。考えただけで、気色が悪く。そらなあ、催し、トイレにまで、保たんとなれば、相応にと、成るですが。母の場合、時々、失敗あるも、マダ、保っててねえ。

オトトの、そんな事での、6月の2日は、朝の早よから、気忙しく。
そら、自分の事、だけやってたら、ええのと、違うしなあ。
9時に、ケア・マネージャーが、来られるとなればの、相応の体制とするのか。準備も要るです。大した準備でもあらへんけどや。最低限、座布団程度はなと。邪魔なのは、放り出しましての。邪魔は、車椅子だけなれどです。

そんなモン、母の部屋に置いたままで、ケア・マネージャーが入って来られたら、部屋も狭くの邪魔やろなと。
オットとの、諸般、介護施設の方、ケア・マネージャー等々の事、指してるですが。皆様、異口同音に、広い部屋に、綺麗に、整理されてますねえと。
云うて戴いててねえ。
実際にも、母の部屋には、母のモノしか、置いてませんでして。母、居てへんでも、部屋の窓の、扉の開閉やっててねえ。
云い出したら、布団にしたって、虫干ししたりも、してるわと。万年床には、してませんでして。

イヤ、大体がなあ。
ベッドなるは、ずぼら向きと、思てまして。基本、布団で、朝晩、上げ下げするモンやと。
只なあ、歳喰たら、上げ下げ、出来んよになるなあと。
(14/06/08)


NO.9 6月2日の話(2) ケア・マネージャーの話(2)

での、何が云いたかったかとなればです。
介護度の程度にも寄るですが。自力で立てぬ。立ってる状態を保持出来ずの状態になれば、女手では、介護も難しいかと。
老夫婦で、奥様が、介護を必要として、ご主人が、介護するの立場なるは、マダ、可能でもです。逆は、想像絶するです。
女性が男性を支えられんやろと。
我が母の如くに、玄関に座らせるに、立たせるに、抱えねばならぬ場合、抱えられるかと。私でも、気合いと共にでして。
これが、母で無く、親父ならです。無理やろなあと。我が親父も小柄は、小柄も、母よりは、体格宜しくて。

くれぐれもの、その段階に至った場合の事なれどです。
その手前なら、全然の違うです。
オッとの、よ、考えたら、要介護認定受けた時より、そしてたですが。そとは、玄関に座らせる、持ち上げるに、抱えてたなと。とてもやないの、自力で、座ったり、立ったりは出来ませんでして。
結局のところ、こっちの、体力低下かと。抱えるに、自信喪失してまして。
とは云え、マダ、出来てるですが。やらねば、ならぬが故でして。

これが、私が、体調崩したり。諸般、入院でもしてみい。嫁はんだけでは、面倒見切れんです。ディ・サービスにも、ショート・スティにも、通わせるに、無理哉と。
イヤ、相応に、介護士に頼むを、出来ると思うですが。その分、費用嵩むと、思うですが。仕方が無いやろなと。
これは、通所等々の場合であっての、家での、諸般が大変かと。これも、ヘルパーを頼むに成るの哉と。余計に、費用嵩むなと。

いやなあ、諸般、介護には、相応の費用掛かるです。
当世、介護保険制度がある故、我々世帯でも、利用出来るですが。基本、全額実費やってみい。とても、とてもの、ディ・サービスにも、通所出来ませんです。概ね、1回<1日>、1万円見当でして。

現在、母、週3回、利用してるですが。一週間に、3万円見当に相成ってねえ。
3回を、2回に、1回にと、成るやろなあと。
ショート・スティなんか、トンでも状態になるやろなあと。

介護保険で、原則、1割負担故、相応に利用出来てるですが。<注=食事費用等々、保険適用外は全額個人負担>
いやなあ、ディ・サービスの主たるの目的、入浴介護でして。
自宅の風呂を、要介護者でもを、入浴出来るよに改造するは、無理でして。相当なるの、金持ちなら、出来るですが。中学生時代の同窓生、申してたでは、その他の改造もあるもののです。2千万円掛けたと。
介護風呂だけなら、ン百万円哉と。コレするも、その大きさ、広さあっての事でして。我々の甲斐性、分際では、とても、とてもと。

まあつまり、当家で、母の介護出来てるは、私が健康で居てるがためでして。
加えて、嫁はんが健在で居てるが故でして。又、当初より、同居してるが故でして。

云い出せばです。
親であれどの、女親のです。オシッコの世話、下の件までは、当初、男であるの私、戸惑おたわと。戸惑いつつも、やらねば、ならぬが故、やってるのダケでして。
コレ、嫁はんが、義理の父親のは、やり難いやろなあと。事実、当人、申してるです。義理であれの、女親故、出来てると。

逆に、介護されてるの母にしたって、本音、やり難いやろなあと。やってもらい難いと、するのか、気ぃ使てるやろなあと。
こっちも、諸般、可成り、気ぃ使てるわと。使てたって、しょがないけれどや。しょがない以前の、私共がやらねば、誰がやるやと。
そんな意味なら、遠の昔とするのか。一発目のみでして。気ぃ使たがです。以降、意にも、介してませんでして。介してたら、やってえへんわと。やってられへんわと。

それもあるし、最終的、実の子がに成るの哉と。
事実、コレ又、我が承知の範囲、そんな事に成ってるなあと。
そらなあ、正直、思うです。嫁はん、積極的、細々、やってくれてるが故、助かるですが。同時に、出来るの範囲、こっちが、やらねばならぬの責任感強くなってるです。
衣類1つ、あれが、これがと、調達とするのか、買おて来てくれて。そんな事、男の、こっちに、気も付かんわと。

云い出せば、母1人に、私共夫婦2人掛かりに相成ってるです。
オシッコ番1つ、24時間体制、1人では、最初っから、無理でして。

そんな次第の、斯くなるでの。
福祉施設、介護制度も、当世、充実して来てるが故、高齢化に伴うの介護も、基本、自宅ででも、出来てるですが。
従前みたいやってみい。介護用品1つ、買わんならんですが。そんな資金、どこから捻出かと。レンタルで、1割負担故に、助かるですが。反面、レンタル料も高いなと。高いけど、前提、助かってるがあるですが。

ほんまやでの、充実してなければ、介護要するの親をです。風呂1つ、入れるにどするやと。普通の風呂なら、相当に工夫の上、処置せぬ事には、共倒れに相成るです。倒れるとは、転けるの意での。風呂で、転けたら、大変ぞと。
介護してるの方にも、怪我するの可能性がと。

での、それらが、あるが故、要介護者を施設にての、風呂に入れてもらえ。短期入所で、家族の時間も出来るですが。
無かってみい。
要介護者1人居たら、その家庭、一家、世帯、崩壊致すです。

いやなあ、出来ぬ時には、寝た切りになってねえ。死期、早めるになるですが。
従前、その知識も無く。無いと、までは、申さんですが。どしょも無く。

そんな事で、6月の2日<月曜日>の、朝一番、9時丁度。ケア・マネージャーに来て戴きまして。
要は、今後の概ねの予定でして。
只なの、リハビリ・センター<中期入所>に行ったなら、ケア・マネージャーの手から、母、離れるになってねえ。そっちの、相談員が担当に成るですが。

期間、決まってはいてへんけれどや。希望なら、9月末までの、入所でして。
秋の過ごし易い時期、10月は、在宅でと。

よって、レンタルしてるの介護用品は、2日以降、引き取り願うの話も致しまして。
これもなあ、難しいんやでと。
いやなあ、外泊もすれば、宜しいですが。ベッド、車椅子から全部が、レンタル品でして。1日や、2日のため、レンタルしてられませんでして。
頼めば、やってくれるカモなれどの。搬入、搬出、大変でして。

とかとかの、この時の、ケア・マネージャーとの、面談、約15分程度で終わったですが。
終われば、早速にもの、母の出発準備でして。
(14/06/09)


NO.10 6月2日の話(3) 出発までの話

母の準備が出来たら、出発なれどです。
そは、易々の問屋が卸さんです。

いやなあ、母、オシッコと。
云われて、即の、その体制なれどです。そらなあ、一旦、車に乗せて、動き出すかの時。動いて、その道中にでも、云われてみい。どするやと。
嗚呼、出る前に云うてくれて、良かったなあと。思たの、矢先に、小で無くの、大ですて。えと。

えも、結構なれどです。同じくの、乗せてから、大とか、小でも、云われてみい。動いて、その道中にでも、小とか、大とか、云われるよりは、数段の有り難いですが。
只なの、余裕充分の筈が、一気、時間的余裕消滅の。
イヤ、大は、嫁はんが担当してくれたですが。これがなあ、拭いても、拭いても、くっついて来てねえ。お尻拭き用の、なれどです。これも、余りに延々も、痛がるしなあ。徹底的も、考えモノでの。ここだけの話の、歳喰たら、諸般、皺だらけになるです。お尻も例外で無く。その皺に入ったのは、そは易々の、取れませんです。拭き取れませんです。

ならばの、ウォッシュ・レットの、湯をと。
これがなあ、又、そは、簡単で無く。
お尻が、チャンと、収まってたら、なれどの、収まらんでねえ。収まってませんでねえ。その位置合わせに四苦八苦の。余計な動作させるに、嫌がってねえ。拒否するです。
拒否されたら、無理矢理も出来ませんでして。適当な位置で、水とするのか、湯を出すですが。これがなあ、外れるです。

そ云うたら、その昔。
母、要介護認定されるの以前よりです。ウォッシュ・レットが、苦手でねえ。
苦手の意なるは、便器、周辺。要は、トイレが、水浸しに成るです。ダケで無くの、服までが、濡れてねえ。
要は、キチンと座らんがためでして。後ろが空いてるがためでして。

コレ、やられたら、後の掃除も、着替えも大変でして。
やるも、やられるも、その昔っからでして。大の時、以外は、原則、ウォッシュ・レットを致しませんですが。
大でも、堅さに、くっつき具合にも、よるしなあ。比較的の、硬いのなら、お尻拭き用のティッシュ・ペーパーで、充分なれどです。これが、又、こんな時に限って、柔らかく。

コレ又、ここだけの話の、他言無用の。
ソラなあ、鼻曲がる程に。息詰まる程に、目が痛くなる程に、臭いゾ。臭うゾの。強烈やぞと。
基本、出たら、出たで、目視確認致すです。量は、色はと。形状はと。
余計に、鼻曲がりの、息詰まりの、目が痛くなりので、ゲと成るですが。仕方が無いなあと。元々が、綺麗なモノに非ずの、人間でして。

ほんまやでの。
時々には、嫁が、自分の子の、要は、我が孫なれどの。オシメ交換致しまして。手が空いてたならばの。ホイと、受け取りの、処分致すですが。殆ど、何の抵抗感あらへんわの。母のよりは、格段のマシ。
こんな程度なら、鼻先をば、オムツにくっつけても、平気の、平左の。
何で、ここまで、違うのかと。云うたら、臭い1つ、知れてまして。鼻は曲がらんわと。ゲとも、成らんわと。
事程左様の、朝から、コレあればの、トイレに臭い充満してねえ。ナカナカに消えませんですが。仕方は無いなあと。


オッとの、そんな事で、余裕充分の筈がです。
まあなあ、乗せさえ出来たら、「こもれび」まで、5分では、一寸、無理かの。10分もあればと。着くです。近いです。

問題は、回数経る度。日が経る度、母を車に乗せるが、大仕事になってねえ。
従前、1人でも、出来たが、自信無く。嫁はんと、2人掛かりでねえ。

いやなあ、要は、トイレでも、ベッドの乗り降りも、一緒の。
足が前に出まして。尻、後ろで、どもならず。ど考えたって、後ろの傾斜で、転けるです。転けさせたは、ならじの、手摺りを持たせて。足を後ろ。腰を前と、繰り返し、繰り返しの、云うですが。手で、そのよに、足を動かし、腰を支えるですが。アカンなあ。
前屈みになれば、前に転けるよに、感じるのやろねえ。

それでも、腰がしっかりの。安定してたら宜しいですが。フラフラでねえ。足が動かんでねえ。結果、腰を支えてるの、こっちの、腕力、消耗致すです。
消耗するからと、手を離せませんでして。必死でして。
これが、我々も、年々、辛くなって来てまして。又、嫁はん1人では、どしょも無く。

そんな事で、足こっちやこっちの。手はここにの。ヨイショ、ヨイショの、エイのヤの、掛け声も、大きな声出してねえ。私がです。
外での事やし、そこら中に響きの渡るですが。下手したら、ご近所様が、何事かと、様子見で、こっちを見られるですが。構わんわと。見たいだけ、見て頂戴の、平気以上の、誇りにさえ感じてまして。

イヤ、嘘や無いの、ホンマでして。
夫婦2人して、母の面倒見てるんやと。必死なんやと。世間体なんか、全くの考えてませんでして。先の通りの、誇りにさえ、思てまして。体力、気力の限界にさえ、挑戦してるの感覚もあってねえ。
口先だけ。その場だけの、所謂の親孝行でも無くの。

ここら、誤解招きそなれどの。コレを、親孝行等とは、微塵も思てませんでして。親孝行なるの文言、コレ、虚飾。恰好だけとさえ、思てましての。云うたら、親に対しの、当然の事を、してるだけでして。
万事、母の意向、最優先。
只なの、その手順なるがあってねえ。
「こもれび」がええと、云われたら、しかるべくの、連れてかんならんわと。

そらなあ、ディ・サービスの場合、車椅子で、玄関から、道路にまでは、移動出来るですが。送迎車に乗せるに、先様、介護士、2人掛かりでして。オマケで、私共も援護せんと、母、乗れませんでして。
逆の、降りるも一緒でして。云うたら、3人掛かりなんやでと。

その辺り、ショート・スティでは、車椅子そのままで、送迎車に乗せて戴けるですが。
リハビリ・センター<中期入所>では、施設まで、家族なりが、送り届けねばならぬです。
その理由が、分からんですが。そのよな、決まり故、それに、従うだけでして。
斯くしての、乗せてしまえば、こっちのモンでの。さあ、出発やでと。

にしても、6月の上旬で、この暑さ。
「こもれび」に入所出来て、良かったなあと。ほんまやでの、家やってみい。暑さで、エアコン結構なれどの。母、嫌がってねえ。エアコンをでして。
云うたら、その昔には、自分の部屋に、一番にエアコン付けさせた癖になあ。母の移動の度、部屋の移動なれどの。行った部屋、移動先の部屋には、順々に、エアコン設置させられたわと。
現在唯今、母の部屋のは、最新のエアコンでして。
(14/06/10)