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目次
40.リストラ旋風(2) 大企業の実体
40.リストラ旋風(2) 大企業の実体
リストラのハナシですが、ロームも海外には輸出してます。
よって、リストラは日常茶飯事で、ナンの珍しいこともないし、その手段は陰湿である。まあ、このハナシは気が向けば、「リストラのハナシ」で、別途、やることにする。
企業としては、存続を賭け、合理化しなくてはならぬのです。合理化として、最も効率のよいのがリストラで、イマや安易なる首切りの代名詞。
最近のリストラ発表なら、米国での総計百万人。
日本では、NTTが最大で六万人。
東芝ニ万で、富士通一万七千。ソニーが六千で、アイワ、五千で、NECが四千で。松下電器でさえ、希望退職五千人を募集です。
新聞報道されるのはハイテク通信関係の超有名大企業だけに規模も千と万の単位となる。
こんなデカイ数字ともなれば、そこらの中小企業なら、会社そのものが、百、千単位で消滅してしまうがな。イヤ、待ってクレ。本体がそこまでやるとなれば、下請け系列会社とか関係取引先は凄いことになってるで。
例えばですが、松下の場合、社内に入れば松下社員の作業服以外に何種類もの作業服の人が混じってるのです。
内容はイロイロありますが、我々でも、ローム社員当時、クレーム発生のため、急遽、不良品の選別作業を松下社内で実施したのです。作業するなら、制服を着用が当然ですから、それで、区分されるのです。がしかし、長くとも、数週間で撤退ですし、戻れば、ロームで業務が一杯貯まってしもて、死にそおやで。
よって、これは別問題。実は、松下は規模がデカイため、松下専属の人材派遣会社が存在して、そこからの派遣社員が居るのです。或いは、松下からの委託業務を松下社内で実施してる別会社の社員も居る。
微妙に表現が異なってますが、派遣社員と、業務の委託先社員とは事情が異なるがな。
業務委託先の社員なら、期間は長いと思いますが、基本的には、我々とオナジ立場です。つまり、委託先の会社の出張社員の身分ですから、委託業務はその会社の責任の基に完遂することになる。
派遣社員の場合、実質的には松下の社員として、仕事をしてるのです。ところが、給料は松下から戴こおが、派遣会社名義であろおが、あくまでも、身分は派遣元社員であって、松下社員ではない。
つまり、身分的には松下とは無関係のため、派遣社員の担当業務が不要になれば、即、お払い箱にされる運命です。派遣元の会社が新たな派遣先を探してくれたらヨイけれど、松下専属では難しい。
担当業務が不要と云うマエに、本体がリストラ宣言する程に怪しくなって来たら、いの一番に派遣社員から処分してしまうのは常道で、派遣社員を処分するのも限度に達したから、正社員を切るのです。
よって、松下は創業以来、リストラなんかしてません。この言葉にウソはないけれど、裏には、こんな実体もあるのやで。
勿論、派遣社員ご当人も、ソレを承知してると云えば云えるけど、長期化すれば、愛着も出て来るしなあ。
されど、誰が好んで身分不安定な派遣社員になるもんか。ご当人の諸般の事情もありますが、はっきり云うて、企業も首切りのし難い正社員を採用するより、簡単に切れる派遣社員を取り込むのです。そんな事情も重なって、就職難に拍車を掛けてます。
日本の景気が傾いて、既に、十数年。バブルが潰れて、十数年。未だ、出口見えずです。
そして、アッチでも、コッチでも、リストラ、リストラの大合唱。
それで、私はナニが云いたいのか。
一つには、昔なら、リストラ宣言するには、経営者として勇気が要ったのです。世間体も有りますし、顧客が一般大衆なら、評判と信用にも関わるし、マスコミも鬼の首でも獲ったみたいに、嬉しがり、大々的に、報道しよるしなあ。
それを考慮し、覚悟したウエでの宣言でも、イマや、大問題にもなってないがな。
マタか、彼処もかと、その程度です。むしろ、何処其処は、リストラせんでもヨイのかと、阿呆なマスコミは囃すのです。
しかるに、企業にとって、イマはヨイ機会です。ツイデにリストラしてしまえ。
百人、二百人なら、そんなもんかと、大騒ぎどころか、話題にもならん。
(01/09/08)
私がリストラされた時、1995年にはナニが有ったのか。
振り返って見れば、イロイロ有り過ぎますが、時の首相が誰かと云えば、現東京都知事の石原慎太郎さんに好々爺と評された、社会党の村山富市さんですがな。
新進党の小沢さんが社会党をコケにしたばかりに、連立与党から遁走されて、小沢憎しでナンでも有りの自民党の政権返り咲き獲得戦略に利用されただけの傀儡政権ですから、まともな経済政策が出来るワケがナイ。その時の自民党総裁が河野洋平さん。真紀子大臣の先代様外務大臣でもあります。
よって、連立与党から、折角、擁立して戴いた羽田孜さんも、社会党が抜けたため、過半数獲得ならず。三日天下で終わってしもた。
好々爺とはヨク云うた。村山さんは、トンちゃん、トンちゃんと呼ばれ、お人がヨイだけの無為無策爺さん。アレよ、アレよと云うてる間にも、常識外れの円高となりました。それにしても、この時、彼の有名な、ミスター円の榊原さんは寝てたのかいな。
寝てた証拠には、この年です。歴史的最高値として、一弗が七十九円也に到達した。その瞬間、さしもの鈍感で、世間知らずの私も覚悟した。
ナニを覚悟したかと云えば、過酷なリストラが開始されることをです。その対象に、いの一番でブラック・リストに載せられることです。
人件費のお高い連中を最優先に追い出すことは若手数人に相当するから効率がよい。
ところが、年輩者は勿論のこと、若き人材までが辞めてクレ、首を切るとは云われず、まずは、火攻めをされまして、熱いからと、水中に飛び込めば、ウエから頭を押さえつけられ、もがき苦しみ、やっとのことで、水面に鼻先出せば、煙で攻められてまして、息さえ出来ず。
その煙で燻しまくられ、我慢堪らず、白旗出して陥落させられたのです。その経緯なら、「リストラのハナシ」に掲載してるから参照してクレ。再度の説明なんか、バカバカしい。
がしかし、この当時でも、既にリストラが珍しくもない時代ではありますが、上場企業でリストラを公表するには勇気が要りました。ここが、当世と異なる部分ですが、それはアトで愚痴ることにして、当時、斯様なる、陰惨卑劣なイジメが横行したのです。
円高もそこが頂点で、一連の嵐も収まれば、お陰様で、ロームも安泰となり、最高益を更新。逆に、その時を境に円安に反転したから、尚更、最高益を更新しましたがな。退職してますから無関係ではありますが。
イマ現在、為替も、百二十円の攻防ですが、その当時と比較すれば、1.5倍です。
経済学者とマスコミが百二十円割れとか騒いでますが、為替など、ナンにも恐れることなどナイわいな。恐れる水準がチガウのです。
さてここで、恐れることはナイとは云え、何故、過剰なる円高がロームを含め、ハイテク輸出関連企業を追い込んだのか。
黄金の国、島国国家日本は自給自足が出来ません。イヤ、やって来たから現在がアルと説くカタも居るのですが、人口が違います。鎖国の時代は五千万人で、現在、一億三千万人とのことや。
加工製品を海外に輸出することで、外貨を稼ぎ、その金で食料と原材料を輸入することで喰いつなぐしか方策がない。
円高となれば、輸入品が安くなるからよいのですが、安くならずで、輸出価格だけが高くなるのです。
オナジ品物を為替変動のためと、値上げするワケにはイカンやろ。ならばと、安くするワケにもイカンのですが、弗建て決済なら、日本での流通貨幣は円ですから、日本でお金を使うには、弗を売って円を買わねばならぬため、イヤでも為替差損が発生する。
あまつさえ、一時は輸出を抑えなければならぬと公言した馬鹿が居た。ホカでもナイ、橋龍ですがな。日本国民は餓死セヨとでも云うのかい。
当時は、自動車業界が値上げしたのかなあ。それでも、品質抜群で、売れたのです。
されど、橋龍の呪いの効果がイマ頃出て来て、輸出額は減少してる。減少したら、減少したで、困ったことやなあと、評論してる経済学者様。減少しても、輸出大国には違いないのです。日本は、円高との戦いを永遠に継続する運命にある。イヤなら自給自足体制にセヨ。
ここで、常識的に考えれば、外貨を稼ぎまくってる限り、円高方向になっても仕方がナイのです。それがそおナランとしたら、何処かでナニかのインチキが存在してることになる。私は経済学者でもありませんので、分かりません。経済学者でも分かってナイわい。
本来なら、円高で輸入品が安くなればヨイのに、ここが日本の奇妙なからくりで、価格安定のためとか称して、値が下がらんかった。イヤ、超円高当時のことですぞ。
イマ、価格破壊で、安売り合戦で、デフレ・スパイラルに突入してると、政治家と経済学者が騒いでます。ナンのことか、日本人なら日本語で云うてクレ。要は、競争激化で、値下がり旋風が吹き荒れることらしい。
ですが、ホンマですかいな。安くなったのは一部だけですぞ。
吉野屋の牛丼が二百八十円になっても、近所にあればヨイけれど。有った処で、毎日毎日、朝昼晩の三食を、牛丼では胃が怒る。
マクドナルドもしかりです。六十五円のハンバーガーを毎日喰ってるのも居てるらしいけど、これも、三食とは往かんがな。
ついでに、一皿、百円のクルクル寿司も流行ってますが、満腹になるためには、十皿は喰いまっせ。
十皿と云えば、千円や。握りの寿司が満腹で千円なら安いのかいな。確かに、寿司職人さんが眼のマエで握ってくれる値段と比較すれば、高くはナイけれど、どちらにも、早々は往けませんで。
所詮、外食は外食ですから、贅沢産業。つつましい、日常生活では何処が価格破壊かと思うのです。公共料金は下がってませんで。ここが半額にでもなれば、大騒ぎしてクレ。
一般庶民は歓迎しますけど。
(01/09/07)
田中真紀子氏が名付け親の政界の変人。
本人に云わせれば、変革する人の変人。それなら、ダレが銘々したのか、ドン・キホーテ。
その小泉純一郎氏が自民党員による総裁予備選挙で圧勝。
代議士による本選挙でも勝利して、第二十代自民党総裁に就任。二十六日には目出度く小泉政権組閣となった。
小泉首相は自民党最大派閥橋本派支配を粉砕した。と云うことになってます。
結果はそおなったのですが、経過を観察すれば、地方予備選ではそれぞれの方式に任した自民党幹部の大誤算。ハッキリ云えば、増長慢となり、国家国民を馬鹿にし、高を括った酬いである。
それにしても、岡山は地元やし、沖縄はヨキ理解者として票を獲得したのは分かるけど、京都では、ナンで橋本氏が勝ったか。不思議に思てたら、橋本派大幹部で闇将軍の誉れ高き、野中氏のお膝元でしたがな。
京都は昔から革新的で、権力に媚びず、独自性を誇りとしてました。それを、何で大物政治家とは云え、裏で暗躍し、イマの腐敗政治に元凶野中氏の顔を立てるのか。
そもそも、ナンでここまでの権勢を持つことになったのか、それは、自民党員でもナイ私には分かりません。
いずれにしても、京都の自民党員は民意を反映してないとだけは云えるのです。
私は選挙マエのテレビ番組を出来る限り見てました。
サンデー・プロジェクトに橋本派の八代英太氏が登場して、橋本氏の通産大臣時代の自慢話を引き合いに出したで。
元首相、お得意の剣道で、堂々と米国相手に丁々発止とやったではないですか。その成果を踏まえ云々やて、馬鹿抜かせこの喜劇役者崩れ野郎。
我がサイトにも当時の橋龍さんの茶番劇を掲載してるから、参照セヨ。
八代氏の自慢した場面とは、日米の貿易摩擦問題で、目標値を明記セズ。にも関わらず、マスコミ、政界は、ヤッタ、勝ったの大賛辞。何処の世界に数値を無視したインチキ交渉が通用するもんか。
通用するのは、唯我独尊、超特殊社会である政界とマスコミ界だけ。そんな特殊人種が、お取り巻きだけが、成果です、お手柄ですと絶賛し拍手するから、自尊心の塊、橋龍さんを舞い上がらせた。
そんなことはドオでもヨイ。私は自民党が嫌いではナイのです。むしろ、応援してます。
理由は至って簡単。勢力が大きく、政権政党である限りは、我が国民のため、しっかりしてもらわんと、国民である我々が困るから。
社会党が一時、おたかさん旋風で人気を博したけど、時代錯誤の政党ではダメ。
未だに自衛隊が違憲であると主張してる。違憲に間違いナイですが、実際には存在してるのや。廃止したとしたら、ドオなるか。社会党なら、戦争のナイ、平和な日本が誕生すると宣うことです。
そおあればヨイけど、世界を見渡せば、そんな甘いものではナイ。歴史的には日本が運ヨク、島国であるから、存続しただけ。
イマは米国の軍事力が背景にあるから、守られてるだけ。その米国にしても、イザとなれば、自国が大切で、日本なんかに構てられんで。
米国が、全世界で。日本なら、特に、沖縄で、えひめ丸でも、勝手なことをしてるのは、その強大な軍事力の背景があるからや。
教科書問題一つを取っても、本来なら、その国が自由に編集すればヨイのです。それを亜細亜諸国からイチャモンを着けられて、萎縮する文部省など情けない。
過去の戦争責任もさること乍ら、仮にその国と日本が喧嘩したとして、イマの脆弱国家日本が勝てるハズもナイ。ここで云う喧嘩とは、戦争を意味してる。
しかも、円周率3.14を3にするなどと、馬鹿もヨイ加減にして欲しいし、小学校から英語を勉強セヨやて、阿呆抜かせ。
どこまで自国の文化、教育水準を落とせば気がスムのか。何処かの国の回し者と思うは私だけやろか。
そんな愚痴はどおでもヨイ。
日本国民の圧倒的支持を得、発足した限り、小泉政権はナニがナンでも思いどおり、その手腕を発揮せねばならぬのです。
橋本派が、江藤・亀井派が、ゴタゴタ、足を引っ張るなら、あっさり、自民党を脱党して、新党を結成すればヨイ。
オソラク、そこまでの決意をしてると思います。
(01/04/27)
自民党総裁選挙に、麻生太郎、橋本龍太郎、亀井静香、小泉純太郎の四氏が立候補。
それにしても、ナンと表現すればヨイのか。
橋本龍太郎元首相だけは立候補をしてほしくナカッタで。
このオッサンこそが、日本を斯くの如くに壊滅させたる張本人。しかるに、責任を執ることはナシ。
イツもえらそおな物言いで、苦虫をかみ殺したよおな顔をして。
それが、次第ににこやかになり、満面の笑みで、ほっぺたまでがこぼれ落ちそおになるから、もしかして、まさかと、心配してたら、立候補した。
記者団の質問には、「200%ナイわい。」、「そこまで自惚れてないぞ。」とえらそおに云い放ったのは、昔からお得意の真っ赤なウソやった。それなら、最初っから、候補に挙がるだけでも光栄ですとしとけよなあ。私だけが200%ナシを真に受け、安心してたのか。
野中さんも、200%と云うた手前もある。密室五人組として森さんを担ぎ上げた責任もあって辞退した。
元々、この橋龍さんは柔弱不断の主です。首相末期当時、減税の旗を揚げたり下げたりしたやんか。その当時の我が掲載文を読み治しても、一々、腹の立つヤツ。
今回も、口先では絶対にナイと云うときながら、イツの間にやら心変わりして、「政治家として、光栄でアル。」などと抜かしやがって。
あんたは光栄で、お幸せになれても、日本国民は不幸せとなり、地獄と化すのです。
こんなヤツしか居てナイとは、さぞかし、自民党橋本組は人材難。ボンクラ政治家集団を露呈してる。
若手もナニをモタモタしてるのか。こいつ等も我が身が大事なだけの口先人間。つまり、橋龍と同類です。
自民党の解党的出直しが必要と云い乍らも、その自民党から一歩も出てナイで。
この解党的の、「的」がオモシロイ。橋龍首相当時の、恒久減税と、恒久的減税の云い廻しとオナジこと。結局、「的」を付けることで、解党する決意などナシと表明してるのです。
実際には、お年寄り連中の利権だけが渦を巻き、日本国民が、日本国家が、世界経済など、どおでもヨイ連中の溜まり場的、タカリ屋集団こそが自民党である。
結構です。どのみち、橋龍では、参議院選挙で自民党惨敗。イヤでも解党させられる。それを覚悟で担ぎ上げやから、橋龍組も大した度胸か馬鹿ばっかり。
マスコミも、ダラシない。候補になるまえから、次期総裁の人気投票最有力候補の橋龍さんと持ち上げやがってなあ。
マエの失政の反省はしたのかと、200%とは、ナニが基準であったのかと聞けよなあ。
このオッサンも、ヨクぞここまで生き延びた。失政のため、山一、拓銀は解体され、失業率は延び放題。
借金苦で自殺者が激増。その怨念怨嗟阿鼻叫喚だけでも、凄いのに、うなされることなく、自殺することもなく、高いびき。
立候補にあたっては、「過去の失敗を反省して。」
もっと、早いこと反省せえよなあ。そおでも云わんことには、若手議員諸君が納得せんからやろな。見え見えの橋龍さんですが、アンタでは、次の参議院選挙も大敗します。それで、分かったトキには自民党もご臨終。
それにしても、ダレになって欲しいのか。アンケートでは小泉一位で、橋龍堂々の二位。その橋龍推薦者の大半は中年女性やて。
このポマード大王の何処がヨイ。と云うマエに、中年女性は数年前の記憶がナイし、政治のことも分かってナイ。
こんなお馬鹿さんを素敵と云うてたら、あんたのご主人も早晩リストラされまっせ。私みたいになあ。
それだけならマシで、日本も、世界もイマ以上の阿鼻叫喚の世となる。
動乱が発生し、血の池地獄と化すぞ。ウソと思うなら、試してご覧なさい。
それで分かっても、手遅れや。
それにしても麻生候補。出馬推薦の人数が足らんから、橋本組から借りたのやて。
借りたもんは返すのが政界とやくざの仁義也。これまた見え見えの総裁選挙です。
(01/04/15)
喉痛の薬も風邪薬やし、飲んだらクルマの運転したらアキマセン。
そう書いてあるのから、飲んで、眠とおなるのはショウガナイ。
それは、しょうがないけど、飲んでるのに、喉の痛いのが、マダ、治りません。薬の効き目は、ホンマにあるのかなあ。
そやけど、タバコの数が減ってしもたのです。吸うたら、喉が痛いから、イヤでも減ってしまいます。
普段は、軽く、一箱以上。ここ数日、一二本になってます。一二本となれば、喉もドンな調子か、調べるために吸うだけです。
せっかくやから、このまま禁煙しても、かまいませんが、ムリでしょう。誘惑には弱い。
タバコが減って、イツもとチガウことがあります。
勿論、お小遣いが楽になりましたが、まだ、数日のことで、大した差額ナイ。
問題は、やたら、眠たいのです。これは薬のセイだけでもなさそうです。確認のため、薬を飛ばしてみたら、それでも、眠たいのです。眠たいのは、ニコチン切れのセイかなあ。
それと、もう一つ、食欲旺盛になりました。お腹が減って、減ってなあ。
いつもは、間食はしませんのに、オヤツがやたら欲しいのです。これも、ニコチン切れのセイかなあ。
寝てたら、お金も掛かりませんし、安上がりですが、おやつを食べたら、オナジこと。
運動もセンと、寝て、食べてたら、肥えてしまうがな。全体的にならヨイですが、お腹だけならコマルしなあ。その兆候は、タバコのハナシ以前からありますが。
それと、番外で、家族が訊ねるのです。
「禁煙したんか。」
「してない。節煙してるだけや。」
「そやけど、何日かマエから、灰皿が綺麗やなあ。」
「そんなモン、数えてるのかいな。」
「数えるも、ナニも、たまってナイがな。」
ここで、禁煙すると宣言してしまうホドの意志はナイ。喉が治ったら、即、吸うツモリ。
さて、本題です。インターネット総研の株を持ってたら、凄いですねえ。
持ってるのは、タブン、社長さん、社員株主さん、関係会社のカタでしょう。
それと、一般公募で買えたヒト。この一般公募は、建前上ならダレでも参加出来ることになってます。参加するためには、証券会社に申し込まんとアカンのです。
これを、最近では、ブック・ビルディングに参加すると称してます。
インターネット総研の場合、それで決った値段が、1170万円。
応募者多数で、抽選ですが、公募数は1000株。1000人が買えたことになる。
ここまでは、一般論です。この一般論の中味が、マッタクのブラック・ボックス。
そもそも、ダレか一般公募に参加してみませんかと、そんなハナシがあったのかなあ。
とは云うても、数が少ないし、そこらの知人を捜して見つかることはありません。
ハナシがあっても、1170万円となると、額が額やから、ハイ、そうですか、有り難さん。とは、踏み込めませんけど、ハナシくらい、あっても良さそうやのにねえ。
イヤ、これは、インターネット総研のハナシだけではナイのです。
こういう場面にこそ、ムカシから、悪名高い日本の証券会社の裏事情と云うか、ナニやら胡散臭いものが感じられるのです。
何処かの会社、代議士センセイが、損失を補填されたとか。ハナシがソトに出てしまうのは金額が多き過ぎたのと、頻繁にやり過ぎたのでしょう。
そもそも、ここ最近、極普通のヒトで、新規公開株を入手したハナシは聞いたことがナイ。
実は、一昨年マエは聞いたことがありますが、このブック・ビルディング方式になってからはナイのです。
もっと正確には、二年マエまでは、新規公開で、値が下がることがあったのです。
値が上がるようになってからは聞いたことないと云うことです。コレ、考え過ぎかなあ。
考えようによれば、証券会社が、儲かる確率の大きい一般公募株を、そこらの投資家に分けるハズがナイ。
そやけど、ボチボチ、人気も離散して来たし、一般公募も価格割れが出るようになりましたから、そこらの一般投資家にも、お声が掛かる頃ですよ。
イヤイヤ、それにしても、眠たい。さっきから、アクビばっかりです。
お腹も減ったし、喰ってばっかり。
ニコチン切れの副作用もツライなあ。
(00/01/23)
最近、異常に眠たいです。
七草粥はとっくのムカシに頂いた。
お飾りも取り外して、処分もしたし、お餅も無くなってしもた。
一月も下旬やし、最早、正月ボケでは通用しません。眠たい原因は、分かってます。
タバコの吸いすぎで、喉が真っ赤になってしもて、炎症緩和のお薬を飲んでるからです。その薬に睡眠薬が混ざってるのやろ。
家に居たら、昼寝でも、ナンでもしますけど、嵯峨ではしたことないです。
私は、決まった場所でしか、居眠りが出来ません。
新幹線では、トキドキ、見かけました。金曜日の夜は超満員。座る場所はナシ。デッキにもたれて、立ったまま眠るヒトも居てますが、その芸当は、私にはムリ。
真っ暗な場所で、アクビの出そうなハナシを聞かされたらベツやけど。
眠たいのをガマンしてるのとは違います。嵯峨のマンションのトアル一室の住人は私一人だけ。遠慮する相手も居てません。
そやけど、部屋は、木の床で、夏は涼しいですが、冬場は寒い。そんな床に寝ころんだら、風邪引いてしまいますがな。
やりたいのは、このハナシではナイ。株式のハナシ。しかも、億単位のハナシやで。
昨年末、東証にマザーズが開設されました。
マザーズは、新興企業市場(Market of the High−growth Emerging Stocksの略で、「Mothers」)となってます。経常利益が赤でもかまわんらしいです。
それ以外にも、細々と、基準があるらしいですが知りません。
東証、大証、一部、二部、地方市場、店頭。そして、マザーズが出来て、そのウチ、ナスダック・ジャパンも開設されるのです。ナニがどうチガウのか、知りませんけど、単純には、投資機会が増えるのはヨイことです。
ところが、専門家は危険性が大きいから要注意と申してます。
理由は、流通してる株式数が少ないのが原因で、売りたいとき売れません。買いたいとき、買えません。そういうことになることがアルらしいです。
特に、急な換金のときには、コマルことがあるので、その性格を知ったウエで投資しなさい。しかも、一部上場と比較したら、財務体質も脆弱やし、倒産する可能性も高いとのことです。
そらねえ、ソニー、日立、新日鐵、武田薬品等々、ダレもが知ってる銘柄とはチガウしなあ。
この市場に、二社が公開しました。インターネット総研と、リキッド・オーディオ・ジャパン。
インタネット総研に初値がついたのは、上場してから、四日目。値が付かんかったのは、人気があったからで、さっきの、流通する株数も少ないからです。
公募価格が1170万円で、初値が5300万円也。
ヤフーも凄いけど、こっちも凄い。数日で、4130万円の儲けになる。最初っから、持ってて、しかも、売ったらのハナシ。
ウワサでは、この2月頃、インターネット総研も、一億円になるとのウワサもあった。
そんなハナシがあったら、持ってるヒトは、尚更、手放し難いなあ。
それが、約束されてたら、借金してでも買えばヨイのですが、ダレも保証致しません。それが出来たら、そのヒトが買おてしまいます。
順調に値は上がってるらしいです。第二の億円銘柄と称されるのも、まんざら、遠いハナシでもなさそうです。
その先輩格のヤフーですが、一億円を付けたのは瞬間だけ。アトは下落です。このサキはダレにも分かりません。
目先の達成感があって、達成したら、当面は、下落するのも習性らしい。このアタリの心理も、ヨオ分からんのです。
それなら、ナンで一億円で買うのやろ。チョッと下がってから買えばヨイのに、そうもイカンのかなあ。まだまだ、値が上がると思うからか。
この桁になれば、お金持ちの道楽になってるのやろ。
どっちにしても、喉がイタイ、眠い、それが、現実のハナシ。
株価、一億円は、遠い世界の夢物語。
(00/01/21)
検索サイト、Yahooの株価が一株、一億円也。
ツイ、三年マエの11月、二百万円で店頭市場に公開。
一昨年もジワジワ上昇してましたけど、おとなしかったのです。昨年の年初から急激に上昇して、1対1の分割を2度も実施。
最初っから持ってたら、一株が四株になってます。
モシモのことやけど、持ち続けてたら、四億円になる勘定です。
二百万円が四億円。計算上、200倍になるのです。ハナシ半分でも100倍。半分にすることナイけど、どっちにしても、凄いハナシです。
Yahooは個人投資家にも人気がアルのです。個人で億単位のお金を株式に投資するとは、大した度胸やねえ。
もっとも、日本の株式市場には独自性がナイのです。
アメリカのナスダックのYahooが上昇したから、日本でも数ヶ月遅れで、上昇してるのです。
外国のファンド・マネージャーは楽なモンです。アメリカの状況を分析してから、日本市場で、その業種のを物色すればヨイ。インターネットで、日本人でも分析出来るのですが、機関投資家は、他人のお金でやるから、気楽に出来るだけ。
先日、ラジオで株式投資のハナシをしてました。
クルマを運転しながらやのことで、まともには聞いてませんけど。概略は、次のとおり。
ゲストは、何処かの投資顧問会社の社長さん。
ハナシの主旨として、その社長さんは、海外の投資顧問会社でファンド・マネージャーとしての手法を学んだのです。
相当な実績もあって、日本ではその道で五本の指に入る有名なカタらしいです。ナニを云われても、私は知らんヒトでした。
私の知ってる世間は狭いから、知るシランは、気にしてもらうことはありません。
そのウエで、日本のファンド・マネージャは半人前で、外人とは勝負にはなりませんとのこと。
これは、結果的に、当たりと思います。
橋龍さんの時代なんか、凄いモンでした。ニューヨークのダウが下がったら、日経平均も下がる。
ダウが上げても、日経は下げる。どっちにしても、下げるから、株式評論家がナニを推奨しても当たるハズがナイ。
評論家も、ファンド・マネージャーも信用が地に落ちたのです。外人が日本売りしたから、日本人も後追いで、売ってたダケらしいですが。
その頃、良くあったハナシに、「下げの途中で買うな。」
ダレもマダ下がると思て、株式を買うヒトは居ませんで。その下げの途中をどおやって判断するのか、それを教えて欲しいけど、高名な評論家のカタは、アト講釈してるだけです。アト講釈なら私にでも出来ます。
反面、アメリカのダウも、ナスダックも、延々と上がり続けてるから、アッチでは、ダレがナニを云うても当たるやろ。勿論、無茶苦茶なことを云わん限りです。
つまり、アメリカの財務局は操縦が上手やから、国民の財産を守ることが優先になる。
日本では、個人資産を守ることはワルイことと見なされてます。ダレが見成したのか、犯人は、マスコミと経済学者と思います。
十年マエにはバブルやバブルやと、寄って集って、潰したのです。
すっかり、潰してしもてから、預金金利がどうとか、土地の価格がコウとか、年金が目減りするとか、今更ナニを文句云うてるのやろ。勝手なことです。
当時、潰しに掛かった、張本人は、そんなことダレが云うたのかと、そんな顔してますがな。
イヤ、その社長さんのハナシです。笑えましたがな。以下はそのハナシです。
まづ、社長さんの仰るには、長期投資を前提にしなさい。それなら、多少のブレがあっても、イツ買おうが無関係です。
最低3年、通常5年、出来れば10年持つ。それが本来の投資です。
一度、買おたら、そのことを数年は忘れなさいです。一喜一憂しても仕方がナイ。日本は、それくらいの大相場に入ったと云うことです。
この長期投資は、賛成ですねえ。但し、資金に余裕が有ったらのハナシ。
社長さんのハナシは続きます。
昨年は、情報通信関連が異常人気で、あれもこれも沸騰しましたが、ここ暫くは、調整が避けられないでしょう。
それに変わって、今後は、業績が良いのに、売られ過ぎて、株価が下がったまま放置されてるような内需関連に注目することです。
ここで、番組の司会者から質問がありました。
「既に、情報通信関連の株式を持ってるヒトはどうしたらヨイのですか。」
「スグに、売り払うことです。当面はダメです。」
この社長さんは、大したモンです。
長期投資を強調し、買おて、忘れてしまえと云うてたのに、昨年の主役を売り払えやて。
心臓に毛が生えてナイと、日本では投資顧問をやってられませんです。
(00/01/19)
高利貸しの続きです。
ある経済評論家がですねえ、昨年末ですけど、日栄に商工ファンド、アイフル、武富士とか。
要するに、銀行ではナイ金貸し業の業績は飛躍的に伸びると申しました。
買うならこの銘柄がヨイとのことでした。個人的に聞いたのとチガイます。雑誌でのハナシ。
理由は、銀行なんか不良債権で大変やけど、この超低金利が追い風となり、低コストで資金も潤沢に調達が出来て、おまけに、高金利で貸し出しが出来るからです。
貸し倒れ引き当て金も充分に積み立てられて、極めて健全経営。
毎年、経常利益も向上してるし、融資残高も安定成長。
確かに、株価は上昇。残念乍ら、私は買おてナイ。お金がナイからです。
そして、日栄の恐喝、商工ファンドの脱税が表沙汰になって、アッと云う間に半値以下。買うお金が無かってヨカッタなあ。
そしたら、そのオナジ評論家の皆様、ナンと仰ってるか。
銀行は貸し渋りをして、資金回収。イヤイヤではありますが、頂戴した公的資金は商工ローンと、ノンバンクに回してるのです。
商工ローンは、銀行も手を引くような、倒産寸前の零細企業をねらい打ちの融資。倒産しても、保証人から取り立てるのが目的の悪どい商法で社員を犠牲にしてまでやってます。
社員も、四年勤続でベテランとなり、平均勤続二年です。
ナニを仰いますやら。空いた口が塞がりません。それも併せて、昨年末に云いなさい。結果が出てからならナンとでも云えます。それを推奨したのはダレですか。
テレビ報道でも、こんなことしてると大発見みたいにやってますけど、そんなこと大ムカシと変わってません。
もっと変わらんのは、借り手、貸し手のハナシ。
私の親族が保証人になって破産したのは、私が産まれるマエのこと。
次ぎが、私の学生時代。あるヒトがサラ金から借りたのですが、知ったのが早かったからヨカッタのです。
しようがないから、アルバイトして返済しましたがな。アルバイトで返済出来る程度の金額で、大したことなかった。
その次ぎは、25年マエ。
会社の知人が、欠勤したから、電話をした。ダレも出て来ません。明くる日も連絡ナシ。
家に行ったら、モヌケのカラ。事態の大きさは一目で分かった。家財道具がナニもナイ。
一週間して、ソレから連絡があって、引っ越し先に給料を送ってくれ。その送り先は、親戚縁者、どんな関係のヒトにも、断じて云うてくれるな。送り先のメモも焼いてくれ。
事情は、親がサラ金から借金して一家揃って夜逃げした。新築の家やのになあ。それまで捨てたみたいです。
こんな事例は腐るほどある。それでも借金するから、借りるホウも、懲りんのやねえ。
自分は大丈夫、これくらいならナンとかなる。ならんから、そんな相手から借りて、そんな結果になったのや。
最初っから、高利貸しに借りるホウがアホやけど、それクライの理屈はダレでも分かってるけど、イザとなれば、どうなんやろ。
そして、ダレもが申します。保証人になるくらいなら、そのお金を上げなさい。上げたつもりで居てなさい。
そう云うたら、ダレとは云わんけど、アイツ、まだ返してくれんなあ。もう忘れてるのやろ。
そして、日栄の社員も、口々に云うてます。社長が直々に指示してました。
そらそうや。何処かの銀行の雇われ社長。銀行なら頭取や。そんなんとチガイますがな。オナジ上場企業でも民間の一企業やないですか。公的資金など表からは回って来ません。
間違おても、叩き上げの社長です。それくらいのが銀行に居たら、貸し渋りはナイし、貸し倒れもナイ。公的資金を差し上げることもナイ。
その公的資金は何処に回ってるのか。貸したその銀行はどうなるのかや。単に、お上のご指導でオシマイやろ。
それを解決すれば、零細企業の社長さんも、高利貸しに借りることもナイ。
そしたら、ダレが悪いのや。
(99/11/07)
朝日テレビのサンデー・プロジェクトに、番組のスポンサーでもある、商工ローンの日栄の社長が生出演しました。
背景は、東京支社の元社員(25歳)が恐喝マガイの強引な取り立てをやって、逮捕されたからです。
「腎臓なら三百万円。目玉は百万円。心臓まで売れとは云わん。」
電話で、それを四六時中やられたとか。
恐喝されたヒトは知人の保証人になった段階では、そんな大金は了解してないらしい。しかも、途中で、債務者が、更に、借りたのも知らされてないとかです。
悪いけど、債務者とはそんなモンです。このヒトは、保証人の立場やから、冷静に対応出来ただけ。
商工ローンは、私には無関係。日栄以外では、脱税の商工ファンドしか知りません。同類で、個人対象のはどれだだけあるのやら。
上場企業だけでも、プロミス、アコム、シンキ、アイフル、武富士、等々、ナニが何処のか知りませんけど、お地蔵さんに、ムジン君があったのか。
親近感のある名称やけど、所詮はお金の無心です。貸し手とのご対面は顔も刺すやろし、相手が機械なら気にすることもない。との先方の配慮。
実体は、ムカシながらの高利貸し。別名、サラ金です。そんなことくらい、お金を借りるヒトは知ってますが、学生証でも貸すから、ご用心、ご用心。
そら、相手は貸すのが商売で、貸し倒れもコワイけど、根ほり葉ほり、調査したいけど、やってたら、商売になりませんから、やるハズがナイ。充分に計算しての高金利です。
貸すマエに、あのなあ、銀行より、利息は高いゾ。それでも、返せるやろなあ。
オマエ、収入は幾らやな。ナニに使うのやな。返済計画は出来てるやろなあ。家族にも云うてるやろなあ。返さへんかったら、地獄のソコまで追いかけるゾ。
そんなこと云うたら、相手が引き下がってしもて、商売になりません。
日栄にナンの義理もナイけど、そんな高利貸しに借りるホウが悪いのです。
義理人情が絡むとは云え、高利貸しの借金の保証人になったホウもアカンのです。
クドイけど、相手は高利貸し。銀行みたいな、甘い相手とチガイます。
借りるのなら、末野興産、桃源社みたいに、何十億、何百億。イヤイヤ、何千億でも。そしたら、さあ殺せ云うても、殺されません。逆に、銀行が脅されます。どっちにも、弱味があるからです。
それが、数百、数千万円では、攻めたてられる。つまり、ハナシは桁の大きいホウがヨイみたいやねえ。
私等みたいなモンでは相手にもされません。借金出来るのも甲斐性とはヨウ云うた。
借り手は、それが分かっても、借りんとしょうがない。そのしょうがないヒトの保証人になるのはどんなもんやろか。そのムカシ、私の親族も保証人になり、破産したのです。
そやから云うのです。
借りるときは、貸し手が、神様、仏様、救いの女神様。拝み倒すくせに、返すときは、鬼、畜生、高利貸しのヤツ。もともと、高利貸しなんやけど。
そのウエ、アカンとなったら、頼みに頼んだハズの保証人への、感謝も、義理道理も、ナニもカも忘れて、知らんフリ。
それでも、借りたヒトは、そのお金をナニかに使えた。
保証人は、ナンやろか。ナニもナシで、心配だけさせられて。挙げ句の果てに、責任取って、破産です。正直モンだけがバカを見る。
それにしても、このご時世、おかしなことに、高利貸しが充分商売になって、儲かってます。
数も沢山あるのに、上場もして、株価もスゴイ勢い。
問題になった、日栄くらいです。株価が大して上がってナイのは。
ホカのは、年初からでも、2倍にはなってます。
ソウカ、しもたなあ。安いトキにでも、その株を買おといたらヨカッタ。
その安いのが、イマと分かったら、今頃、億万長者になってます。クルマもBMWに乗ってますがな。
その億があっても、今時、金利生活は出来ませんけど、ナイよりあったホウがヨイ。
その元金も、銀行は貸してくれません。
貧乏人では借金も出来ませんのです。
(99/10/31)
久しぶりに、この関係のハナシです。
ルノーから、カルロス・ゴーン氏が来日。
日産の「リバイバル・プラン」なるものを発表。
要するに、14.8万人の社員のウチ、2.1万人(14%)の削減と、部品の取引先も半減させる。持ち株も売却して、身軽になるのです。
実際問題、ソレくらいの大鉈を振るわんと、日産は消滅の危機にあるのです。
ソラ、過去7期のウチで6年も赤字経営。今期も赤字の予定やのに、放置して来たから、仕方ナイと云えば、仕方ナイですが、日立は前一期が赤字になっただけで、危機意識を持った。
ここに経営陣の能力の差がある。
日産も、もっと、マエから改革に着手してたら、こんなことにはなってナイ。つまり、経営陣が無能やから、社員が犠牲になる。
日産社員にしてみたら、余所の国から、ワケの分からん外国人が突然やって来て、ゴーンと、爆弾を投げつけよった。
それが、この会社だけに影響することならどおでもヨイけど、日産クラスの大会社なら、になったら、そんなモンでスムはずがない。
自動車なんか、国の基幹産業やから、計画をそのまま実行されたら、全体では、二十五万人ものヒトに影響する。それだけ、すそ野が広いから大変なことですよ。家族もアルのやし。
比較するのもナンやけど、亀岡市の人口が五万人やからなあ。これ、子供、老人を含む数字やで。
経済界では、数年マエから、リストラをする企業がもて囃されてます。
それを発表したら、会社の株も上がるらしいです。
リストラ策を評価して、リストラの進展を評価して。
それは、リストラをセンとアカンようになった会社です。その「リストラ」も、「人員削減」の意味になってるけど、チガウのや。
ダレもが知ってます。人員削減はリストラの手段の一つではあるけど、構造改革と云う意味ですよ。
本来の構造改革をセズ、安易なことを提案して、ナニが最高責任者。
会社としては、人権費が減れば固定費の削減になり、理屈では、多少の売上減でも、大丈夫な体制になる。
こんなことをアッチでもコッチでもやってたら、そこらに失業者が溢れ、社会不安になる。もう、その兆候は現れてます。
そのアチコチを、何百社分、まとめてヤルみたいな。ハナシが日産の「リバイバル・プラン」やないですか。
それどころではナイ。肝心の買い手が無くなるし、何処の会社の製品も、多少の売上減で、スムはずがない。
そしたら、マタ、てっとり早い方法で、アチコチで人員削減。
またもや、失業者が増えて、そんな悪循環になります。
外国のヒトやから、日本の将来のことなどお構いなし。当面、日産が旨いこと回転すれば宜しい。それを使命として、やって来たのです。
口では、痛みは充分に分かってると云うてますが、それなら、何人分もの報酬を貰てる経営陣を一番にクビにしなさいな。そっちの責任が大きいで。
そして、物事は順番。リストラ対象は、ウエからです。その分、経営責任も大きいから。
この連中はそれなりの年齢で、今更、クビになっても生活苦でホームレスになることもナイ。
そうなってしまうようなら、これまでの生活設計がなってナイのです。
現実には、真っ先に首切り対象になるのは工場の社員と、そう、発表してます。
京都工場の封鎖にしても、封鎖なる単純なコトならゴーン氏でナクとも云えますがな。
日産ブランドで、ホカの業種に転換と云う手段もあるはず。知恵を集結して、生き残りのチャンスを与えて上げて欲しい。結果は本人の努力次第。つまりは、日産出身のベンチャー企業支援ですねえ。
日産にはナンの義理もナイけど、その影響が、恐ろしい。
日本の明日が掛かってます。
(99/10/23)
100円ショップとか、大阪にある食べ放題の回転寿司が大流行りです。
男1.5千円、女1千円で、食べ放題。
時間帯によったら、順番待ちで、並ばんとアカンとか。
寿司屋さんで、ケーキも食べられる。ホンマに、ケーキのヨイおハナシです。
ケーキがヨイ。ニューヨークのダウ工業平均が、一時的にでも1万ドルを付けた。
1万ドルは、120円換算で、120万円にもなる。
現在、日経平均が、1.6万円。二桁もチガウけど、土俵もチガウのやから、比較は出来ませんけど、大したモンです。
内外のアナリストが、これはバブルで、スグにも破綻の危険性があると申してます。
イヤ、アメリカ経済は力強いから、1.2万ドルも夢ではナイとも云うてます。
これ、5千ドル挑戦時代から云うてます。つまり、1995年くらいからズーッとです。
6千はバブルや。7千はバブルや。
このマエまでは9千ドルは無理。それが正しかったら、とっくに破綻してる。
悲観論者の理屈は、上げが急で危険。
新聞にも掲載されてます。トレンドは直線的に上昇で、目盛りは方眼紙。これを急と云いますか。
方眼紙で、回帰線が直線とは、ある一定期間で、上げ幅、ほぼオナジ。
オナジ期間で、4千ドルから、5千ドルへ。5千から、6千へ。ついには1万ドルになったけど、これを、率換算したら、鈍化傾向となる。
4千から、5千は、25%の上昇。9千から、1万へは、約11%です。
という具合に、上昇率がチガウのです。オナジ値幅なら率的には、低下です。
表現を換えると、上昇率は悪化です。悪化云うても、上昇してますが。
バブルと主張する人は、何時までも、アメリカ経済の成長が続くハズがナイ。すでに、鈍化傾向にある。と云うてますが、その表現は正しいです。
問題は、更に、その先の成長性です。それは、専門家に聞いて下さい。その専門家が、頼りないから、コマルけど。
片や、強気のお方は、まだまだ上がる。1.2万ドルを目指す。その根拠も、新聞には書いて無い。ただ、目指すというだけのコメント。
私は、アメリカの株なんか、持ってナイけど、あちらがこけたら、日本は、ひとたまりもナイ。
但し、過去4年間については答えが出てる。警鐘を鳴らした人の負け。それを、マダマダ云い続けたら、何時かは、当たるのです。
当たれば、ソレ見たことかとハナ高々にならはるなあ。強気の人は、その反対で、何時か、必ず外れます。
いずれにしても、アメリカの資産は、わずか3.5年で2倍になった勘定です。その運用先を他国、特に、日本に、求めてるらしい。
アホが、寄って集って、たたき売りしたから、日本株はすっかり割安になった。
それで、つい、この2月まで、1.3万円台の日経平均が、1.6万円になってしもたのです。
その当時、まだ、下がるとか、上がっても、1.4万円とか云うてた人が、手のひら返して、年内2.2万円やて。
根拠が有るのか、ナイのか、単なる感覚だけのハナシでも、景気のヨイおハナシです。
株価が上がれば会社も倒産しませんし、そのウエで、ヒトと、モノが不足してくれたら、リストラも無くなって、求人も増えるハズ。
ついでに、預金金利も上げてくれたら、ミンナが潤います。
そしたら、世の中、もっと明るうなります。
ケーキのヨイおハナシはドンドンやって下さい。
(99/03/20)
イラクにバクダットのイメージなら、「千夜一夜物語」。
「シェラザードはかく語りき。」
この書き出しで始まります。
アリババに、盗賊が活躍する奇想天外な物語で、学生時代に読んだけど、読みだしたら止まらんのです。アッという間に朝。多少、エロチックな挿絵があったりしてなあ。
中国も凄いです。四大奇書が存在する。
「西遊記」。説明不要ですが、玄奘三蔵と孫悟空、猪八戒、沙悟浄が、妖怪と戦いながら、仏典を持って、唐の国に帰るというハナシです。
「水滸伝」。盗賊の砦があったという梁山泊のハナシ。
「金瓶梅」。昔は、発禁本扱いになってたらしいです。政治の腐敗と、富豪の淫蕩のハナシ。
「紅楼夢」。これも、発禁本。貴公子と一二人の美女との情事と、国の盛衰を絡めたヤツ。
「三国志演義」。これは、吉川英治のがおもしろかった。千夜一夜物語とヨイ勝負。巍.呉.蜀の三国時代、その蜀の劉備、関羽、張飛の活躍で呉の孫皓を倒して天下統一です。何処かの総理大臣が「三顧の礼」で、大蔵大臣をドウノコウノです。
四大奇書が、五大奇書になってしもたけど、「紅楼夢」か「金瓶梅」が脱落して、どっちかが当選するのやろ。(調べたら、「金瓶梅」が当選。)
日本では、「源氏物語」が対抗馬かなあ。「今昔物語」はどうなんやろ。
こういう具合に、「千夜一夜物語」にしたかて、中国の四大奇書にしたかて、千年からの風雪に耐え、現在に語り継がれてます。その内容は、現在でも十分通用し、殆どの人が、多少なりとも知ってます。
エライ、回りくどかったけど、アメリカとイギリスがイラクを攻撃したことです。
これは、「戦争」ではナイ。相手が反撃してない。
ボクシングでは、単に、ノーガードの相手を一方的に叩いてるだけ。
「コイツなあ。こんな大人しそうな顔しとおるけど、危ないもん、持っとおるのやで。
今のうちにやっつけんと、無茶苦茶しよるで。」
叩いてる方はそう云うてるけど、その危ないもんというのが具体的ではナイ。
一説では、「大量破壊兵器」
これ、ナンやろ。核、細菌、毒ガス。ナニか分からんし、「大量破壊兵器」と総称してるのか。
私が一番不思議に思うのは、これだけ情報が氾濫してる時代。明らかに、強いヤツが、この程度の口実で相手を叩くかです。力の差がハッキリしてるから、叩けるのやけど。
たとえば、核兵器を製造し、人類を何回も殲滅出来るとか。
それなら、アメリカも持ってます。
毒ガスやろか。イラクは、クルド人をそれでやりよった。
北朝鮮にしても、核兵器を開発してるとか。
ヘンなヤツがこんな危険な大量破壊兵器を持ってたら、イツ、ナニをするか分からんぞ。
「キチガイに刃物」と云うことやろ。
ただ、相手はサダム.フセインただ一人と云う。ではあっても、今のところ、イラクで死傷してるのは、ナンの罪もない一般市民だけ。肝心の標的は何処に居てるのか。
「徹底抗戦セヨ。」
テレビでは云うてるけど、何処からやろ。本人の所在不明で、「徹底抗戦セヨ。」とは、これも勝手な話です。
「声はすれど、姿は見えず。」
テレビやから、姿は映ってる。
その攻撃中に、その最高責任者のクリントン大統領の「不倫疑惑」がドウのコウの。
どうなってるのや。アメリカも、イラク以上にヘンな国。
日本にとって、イラクは遠い国と云うますが、アメリカも遠い国。
攻撃側の死傷者ナシと宣伝してますが、当たり前やで。相手は反撃してません。
叩き返されてないのに、兵士が死傷したら、原因は、病気か事故です。
大義名分だけやない。政治的、経済的な思惑が有る。石油のことがあるみたい。
日本は平和と云うけれど、アメリカもヘイワです。
大変なんは、イラクの市民。無防備は、その市民だけ。その無防備の相手をリモコンで攻撃してるのです。操作は簡単なれど、その一発が高い。
もしかして、その費用はアメリカを支持した日本が払うのか。
本当に、サダム.フセインただ一人が標的なら、一般市民に関係ナイ。
アメリカのFBIとか、女王閣下の007が活動したらヨイのです。
映画みたいに、やってくれたら、世界人類の危機一髪が救われる。
居所さえつかめへんから、無理やなあ。
がしかし、つかめてないのはホンマやろか。
(98/12/19)
ついでに、為替のこと。
私は、1995年、円高がピークになって、80円を割ったトキ、これは覚悟せんとアカンなあと思てたら、きっちり、リストラされた。
以来、為替にはウラミツラミがあって、注目してます。特には、難っくき、アナリストの無責任なご神託。
当時、50円説から20円説まで、あったんや。本まで出版されてたで。
そしたら、円安に向こおて、130円くらいになったら、180円説とか210円説の出版です。
とりあえずは、145円くらいで止まったけど、コイツラ、どうにかならんのか。
それは、それとして、投信には、海外を対象にしたのは、為替がモロに影響する。それで、為替の動きを回避したのと、せんのとがある。
日本国内を対象にした投信にせよ、モノによれば影響しますが、「おまかせパッケージ」ならファンドマネージャーが動向については苦慮してるハズ。実状は知らんで。
そこで、海外を対象にした投信と為替の関係です。
例えば、アメリカなら、ダウ平均が9000ドル見当。ハナシを簡単にするため、1万ドルにしときます。100ドル上がれば、1%の上昇。
現在、円−ドルは120円見当やけど、ジャマクサイから、100円とすれば、1円の円高で1%です。
つまり、ダウが100ドル上昇しても、円が1円、高おなったら、日本では変化ナシになる。
逆に100ドル下がっても、1円の円安になれば、これまた変わらず。
100ドル上がって、1円、円安なら、2%の上昇で、100ドル下がり、1円の円高では、2%の下落。こんな説明、もうヨイよなあ。
実際問題として、投信が平均値を売買してるのではナイから単純ではナイけど、理屈上はそういうことになる。ただし、この為替のブレが無茶苦茶大きいからコマルのです。
今後、対ドルで円安と見るのなら、アメリカを主体とした投資信託。
対欧州で円安と見るのなら、欧州を主体とした投資信託。
総じて円安と思うのなら、世界を対象にしたヤツで、所謂、海外を対象の「おまかせパッケージ」。
ところが、結局は、アメリカを主体にしてるから、円−ドルは無視出来ません。
逆に、円高と思えば、海外はヤメた方が宜しいです。日本株を対象にしたモンを選ぶべき。日本株がヨイと判断したらのコトですが。
そういうことになるけど、こんなこと、投信の広告には載ってないのです。野添も、そんな説明は無かったと云うてました。
そこで、アナリストのご神託を覗いてみましょうか。
日経新聞で、11月のオワリ頃のアナリストのコメントです。
「12月、当面は円高要因はナイ。輸出企業の円買いも、すでに手当が済んでる。」
イヤ、これ、一人ではナイのです。11月末には毎日のように、こんなコメントばっかり。
つまり、直近は円安である。口を揃えて公言してます。
理由は簡単。11月初頭116円が11月末123円になってた。ドンドン円安が進んでる。その勢いなら、もっと円安になる。そういうことやろ。
そのコメントの出た直後から、円高です。
11月30日の123円が、12月4日には、ナンと、118円也。
このアナリストさん達、ナニを分析してたのか。11月の実績を延長して、輸出企業云々とか、もっともらしい理屈をくっつけただけ。そんなこと、今回だけと違うのです。
面白いことに、アナリストが口を揃えて云いきると、その逆になる。
もっと、オモシロイことを紹介する。
仮に、円が120円として、アナリスト曰く、
「今後、年内は円安が進む。予想レンジ、115円〜125円。」
こいつ、アホや。予想の中心が120円で何処が円安や。
こういうのは、幅を持たせた場合、その中心が目標値となる。それが算数の世間一般常識で、その振幅さえ10円也。ようそれでアナリストです。
結論です。円−ドルは、アナリスト見解の反対傾向となる。
と云うても、必ずしも逆ではナイ。
厄介なことに、トキドキ、当たるのです。
事程左様に為替のことは難しい。それを考慮して、自分が判断せんとしょうがナイ。
で、結局、野添はどうするんやろ。かえって、混乱さしてたりして。
(98/12/05)
訪れれた、野添クンは、親父同士も同級生。
親父の職業も、同じく電気屋さん。私の親父は販売修理で、野添の親父さんは電気工事屋はん。昔は、家も近かった。
中学校から高校までが同じで、大学は私が立命の電気工学科。野添は一浪して、東京の電機通信大学。
そして、こともあろうに、同じ会社に就職。そして、退職。
野添は1995年4月、私5月。申し合わせたワケではナイけど、奇妙な縁です。親の代からの電気屋さんとなったから。
私の長男は電気に進んだけど、野添のお子さんは、まだ中学生。余計なことやけど、野添は再婚です。
ここで、三代続いて、同級生というのがズレたのです。あと、電気がどうなるか。
本題に戻って、私も、その当時、今年7月頃ですが、野村証券から、投信への勧誘があった。
そやけど、説明を聞いても分かりませんです。
「コンナンどうです。平均株価が下がっても、その下落率が低いですよ。
過去の実績では年率20%の利益です。今後も、それを保証するものではありませんが。まあ、10%程度を目標にされるなら、お試しになったらどうですか。」
「直近は分かりませんが、中長期では、円安傾向になるはずです。特に今後は、ヨーロッパ系が宜しい。ECの統合もありますしねえ。」
よろしい云われても、投信の名称では意味の分かる(韓国、タイ、情報関連とか)のと、分からへん(野村ワールドスター、グローバル.バリューとか)のがある。
名称で分からんのは、組み入れ銘柄を日本とかアメリカに固定セズ、世界を相手にしてるからやて。名前を付けようがナイから適当なニックネームにするらしいです。
「そやけど、安全なヤツはナイのですか。」
「NBIO(エヌバイオ)というのがあります。実績では、年率1%程度。安全度はMMFと同じです。」
MMFがどういうシステムで運用されてるのか知らんけど野村の利率が一番低い。
それでも、0.5%です。そこらの銀行の普通預金に預けるよりはマシ。
MMFは日経新聞には載ってないけど、NBIOは載ってるらしい。載ってるということは変動するのと違うやろか。
「そやけど、MMFは元本割れはナイし、安全なんでしょう。」
「イイヤ、MMFも変動してるのですよ。過去の実績では元本割れがナイだけです。」
エライ怖い説明されてしもたなあ。
そこで、NBIOの1%は魅力やし、日経新聞の何処に、そのNBIOというのが載ってるか聞いて、値動きを調査してみたのです。
結論的には、予想以上に変動がある。
1%儲かる可能性はある。その分、損することもある。つまり、元本割れリスクが存在する。
そういうことを、はっきり説明せんとアカンがな。MMFと一緒ではナイのです。
ローリスク.ローリターンやから、当然、リスクも最初にくっついてるけど。そのリスク部分はあまり強調せず、リターンばっかりを宣伝します。
そやから、誤解してしまう。そうかそうかと、儲かった気分になってしまう。
ハイリスク.ハイリターンのも、アレコレゆわれたけど、ド素人の私には分かりません。
他社の、モルガンスタンレーにフィデリティにシュローダーにピクテ。
こういうのも取り扱ってます。モルガンスタンレーなら知ってるけど。他のは知らん。
NBIOのついでに、その時、教えてもろたのが、ピクテ欧州(欧州主体)というのと、シュローダー.ジャパン(日本株主体)。
もし仮に、その時、買おたとしたら、わずか3ケ月で、最大30%の損失也。
その底で買おたとしたら、直近で、最大20%の利益。買うタイミングがアルのです。そんなことも教えてくれません。
「何時、買って頂いても同じです。」
ウソウソ、大ウソ。
そこで、勧誘する人に云いたいです。証券会社でも、その他の金融機関でも一緒です。
私らド素人は、一応のリスクはしょうがないと思うけど、情勢が変化して、下落傾向や、危ない、そういうときには、教えて下さいな。
その情勢と、勧誘してる会社としての見解です。証券会社なら、そういう情報がリアルタイムで入るハズ。
そのウエで、反転しそうやったら、ボチボチ、どうですかとか教えて欲しい。都合のヨイ話やけど、当たり前です。そのためのアドバイザーである。売るばっかりが能やない。
顧客の立場で考えなさい。リスクだけ負わされてたら、タマランわい。
そやけど、最初に釘刺しよるのです。
「投信は、多少の変動くらいで、どうこうしてはいけません。長い眼で見てやって下さい。
数年単位です。何時、買ってもらっても同じですよ。少しづつ、増やすのです。」
そんなことウソに決まってる。
買おって、いきなり30%も下落しても、理論上、過去の実績なら、そこから数年待てば、元に戻ります。やっぱり、タイミングです。
私のシュミレーションなら、下落した時の方が、リスクが少なく、上がる可能性大。当たり前ですが、そんなとき、どこまで下がるかが、分からんのや。
大層なハナシやけど、世界経済が安定してる時なら安心やけど、ナンデモアリみたいな情勢では怖いです。
そんなこと考えんでもヨイように、日本の銀行金利を上げてクレ。
(98/12/04)
ここ数日、テレビで、トウシン、投信。
12月から、証券会社に加えて、ホカの金融会社も解禁になったためです。
そんなナカ、中学生時代からの友達の野添クンが、合いに来た。
その「投信」のことやて。
「オマエ、そんなもんに興味ナイと思てたのに。」
「この前、野村証券から案内状が来て、聞きに行ったのや。」
「大したもんやなあ。」
それで、ヨウ聞いたら、このマエとは、7月のこと。
「オマエなあ。半年も前やで。」
「ナニ、云うてるねん。何時のことでも、投信そのものには関係ナイやろな。」
その通りではあります。
それで、私にイロイロ聞きます。私なんか、専門家でもナイのになあ。
私の知ってる範囲は、投資とは、お金を他人を信じて任せること。つまり、専門家の提案する「お任せパッケージ」に、お金を託すること。
自分で株式売買するには銘柄が沢山あって分かりません。相手会社の内容も知らんのです。
それで、専門家たるファンドマネージャーが世界中の株式会社を調査選択してくれる。それが、「投信」なるもの。
その他には、債権(国債、社債)に投資してる公社債投信。
これは、ローリスク.ローリターン。相手が国(社債は会社)ということもある。
投信のファンドマネージャーで、利益を沢山出せば、月給で「億」単位という話があるで。
一流大学で高等数学を学んだ理系の人が主らしい。
そんな秀才が、スーパー・コンピューターで高等数式を駆使し、近未来の予測をする。
そやから云うて、神さんじゃあるまいに、一皮剥いたら、ただの兄ちゃんや。明日のことはダレにも分かりませんで。
そんな素晴らしいコンピューターと、数式如きで確実に儲かるなら、自分の資金でやらはるわい。不確実性があるから、他人の資金でやるのです。
宣伝文句では、過去の実績が年率20%。
アメリカのダウを買おてたら、数式もコンピューターも使わんでも、結果的にはそうなるわい。
日本人が1995年5月から、それ買おてたら、そこから延々と円安やから、もっと凄いことになってるわい。
ところがや、野添が出席した講習会は7月です。7月は、ピークの時で、9月にドカンと下落した。そんな時に買おてたらエライこと。
ヘッジファンド(これは、私みたいな小口のは相手にせんらしい)の金融屋さんまでが、お手上げしたのです。
ノーベル賞まで取ったオッサンとか、ロータス1−2−3を開発した程のオッサンが、そんなこと、予測出来んかった。
何時やったか、その7月頃、何処かのテレビ局(NHKかなあ)で特集してたのです。
アメリカの401Kプラン(個人拠出型年金)で、年間2000ドルまでなら、所得控除が受けられて、自分で投資先を選択する。自分の選択やから、自己責任です。
この制度があるから、アメリカの株価は強いし、下がらない。とのこと。
アメリカでは情報開示も進んでます。一般の人でも知ることが出来る。日本の銀行みたいに隠さへん。
その上で、アメリカのオバサンを捕まえてインタビューです。
そのヒトは、投信で年平均、40%もの利益を上げてるのやて。
「投信をやる人にアドバイスはありますか。」
「多少の変動は気にせず、少しづつでも、買い増しすることです。」
そら、アメリカのダウがドンドン上昇してたから、結果論として云えるし、年間2000ドルが限度やから、少しづつしか出来ませんがな。
アメリカ人は銀行預金の利息も、4%と凄いし、羨ましいことです。
されど、日本では、怖い怖い。それこそ、実績が示してる。
政治家に、騙されてばっかりや。
(98/12/03)
新聞のチラシにスーパーの安売りが載る。
嫁はんはそれをしっかり記憶してる。
日用品が主で、それに合わせて、目玉のトイレットペーパー、ティッシュ、コーヒーを買う。
大抵、一人一品という制限があるから、息子も、頼まれることがある。超目玉なら私も動員指令が飛ぶことになる。
店によったら、目玉のティッシュの周辺には、肝心の目玉以外のティッシュが山にしてあるのです。そうかと思たら、目玉商品は違う場所に置いて、イケズする。
私はタマやから、普段の値段が頭にナイ。それが安いのか、高いのか。間違おて、目玉以外のを買おてしまう。
おまけに、それだけというのも恥ずかしいから、ついでに、余計な物まで買おてしまうのや。
「そやから、お父さんに頼むとアカン。」
結果、こんな評価が下されて、アリガタイことです。これで、当分、お声が掛かりません。
イトーヨーカ堂、ダイエーで、「消費税還元セール」をやり、お客さんがワンサカ、ご来店とか。
目玉商品はどうか知らんけど、全品5%引きで、人気です。ところが、日用品ではナク、電化製品が売れてるらしいです。
電化製品なら、もっと安い店が沢山あるはずや。日本橋とか、秋葉原が近くならヨイけど、遠くなら、しょうがナイのかなあ。
亀岡には、イトーヨーカ堂もダイエーもナイから、そのセールには参加出来ません。
その消費税の問題ですが、まず、「消費税還元セール」のネーミングがよろしい。
単に、「5%割引」ならアッチコチでやったはる。
「消費税」が頭にあるから、おもしろい。政策に反抗の姿勢が臭うしなあ。
私は、「橋龍」より「小渕」がマシと思てます。誠実味がある。
それはそれで、自民党はダラシがない。それが、自由党と連携するとかせんとか。
自由党は、消費税問題が条件。自民党だけならやるはずがナイ。
自民党のエライサンは、「勝手にやれ。」「そう簡単に引き下げることは出来ない。」
それで、日本経済が崩壊したら、どんな責任とる。とるつもりがナイから、云うてられる。
橋龍さんみたいに、税収にこだわってたら、ケチクサイ代償ではすまへんぞ。
民主党も、最近、影が薄なって、ここらで一発、大声、上げたらエエのに、様子がおかしいのです。直接、党首から聞いたわけではナイけど、引き下げに反対やて。ホンマかいな。
ホンマなら、次の選挙で壊滅するぞ。
もともと、自由党(新生党のとき)は、細川内閣で消費税を「福祉目的税」にして7%にするとしてたのです。
いきなり7%はキツイし、当時は、唐突過ぎた。
問題は、それで将来、どうなるかです。現状の、無目的な消費税よりはマシ。
このまえ、政府が無茶苦茶云うたで。
年金の積立額を増やす。年金支給は減らす。アホかいな。
それで、ダレが公的年金に加入する。発案者は責任上も加入してください。
見てみいな、東京都も大阪府も崩壊寸前。肝心の、税金を納める企業も個人も青息吐息。
その収入範囲で、行政が生活する気がナイからです。国民ならダレでも収入の範囲での生活です。
そこでです。企業も、商店も、そして、個人も、生き残らんとアカンから、全員で、「消費税還元セール」したらどおですか。
それで、商品が少しでも沢山売れるなら店仕舞いするより、マシですがな。
それでも、「勝手にしたらエエ。」
亀岡出身の野中はんが、こお云うてますが、面目丸つぶれです。
もうすぐ、師走。
セブンイレブンみたいに、ケチクサイ期間限定はイカン。やらんより、マシやけど、やるなら恒久的にやってクレ。
追記;地域振興券
「商品券」のネーミングが「ふるさとクーポン」
それ、竹下さんの「ふるさと創生」を、思い出す(11月12日掲載)。
きっちり、野中さんが、「地域振興券」に変更。私のHPを見たわけではナイやろうけど。
そこでいいたい。
アホが、ナニ云うてる。そんなネーミングはどうでもヨイのや。
貰える人には、名前に関係ナク、貰えることに意味がある。貰えへん人は無関心。
最初にネーミングを考えた人の面目丸つぶれ。オエライ人は、クダランことに口出さず、どうやって、国民に夢と希望をもたらすか。それを考えなさい。
(98/11/14)
健太郎が申しました。
「お父さん。商品券、アカンようになったみたいやなあ。
せっかく、3万円貰えると思てたのになあ。」
私自身は、一家5人で15万円の胸算用でした。
それで、軟水器でも買う予定。25万円で高いけど10万円を足して買おかなあ。
二男がアトピー気味で、これを使うと、肌がツヤツヤしてヨイらしいですが、長男も、私も胸算用はものの見事に消えてしもた。
公明党と協議して、やるみたいやから、このときばかりは公明党頑張れと応援した。
宮沢大蔵大臣も、
「異常な事態であるから、商品券構想でもナンでも検討しなければならない。」
最初は、減税をどうやって消費刺激に結びつけるかであったはず。それも、国民一律3万円が、何時の間にやら、65歳以上の一部の高齢者と15歳以下で、しかも2万円。
ナン兆円の規模でやるはずが、7000億円。
結局、目的が何処っかへ消えてしもた。要するに、予算をケチっただけ。
単なる減税なら、アリガタ味もない。タンス預金になってしもたらアカン。どうしても消費に回して欲しい。
景気対策するはずが、「ふるさとクーポン」で、福祉目的にすり替わった。それにしても、アホなネーミング。
「ふるさと」とは、いつぞや、竹下さんが、「ふるさと創生」で、あっちこっちの自治体に1億円づつバラ撒かはった。あれを連想してしまうがな。
それで、15歳以下(中学生以下)というのは、教育費が嵩んで、家計が苦しいという理由。
ナニ云うてる。高校、大学も学費は大変やで。やるのなら、初志貫徹して欲しかった。こっちも計算が狂うがな。
世間がナンと批判しても、ヤルと云うたからには、やらんとアカンのや。
それが、急激な円高が小康状態となり、日経平均が最安値からヤヤ戻したら、もう安堵してしまう。
この前も野中官房長官が(11/5発言)減税法案処理先送り。
「所得、法人税減税法案、住宅ローン減税は11月末の臨時国会には提出せず。
来年1月の通常国会に先送りする。」
日経平均株価はウロウロ。
同じ日に、アメリカのグリーンスパン議長は、
「アメリカ金融市場での信用収縮の恐れは後退しつつある。」
米国のダウは急上昇。
アメリカ要人の市場動向への対応と、日本の要人の認識の差。
ちょっと日経平均が上向いたら、もう喉元過ぎて、経済対策の手抜き発言。減税法案なんか、ダレも反対っしませんから、その気ならいつでも出せる。
宮沢さんも、
「日本を取り巻く環境は異常。商品券構想でもナンでも検討する。」
あれも、冗談発言。そうか、「検討する。」だけやった。
どっちにしても、消費が回復して、企業業績が上向かんかったら、ケチった予算以上の打撃を受けまっせ。
それでのおても、悪いニュースばっかり。
リストラ、失業率、減益、貸し渋り、倒産。
景気のヨイときなら、アホな政治をされてもどうにかなる。今は、下手されたら、我が身に降り掛かるのです。下手せんでも、もう、とっくに、掛かってる。
これで、「商品券」が貰えてたら、誉めたるけど。
(98/11/12)
アメリカが公定歩合を0.25%下げて、5%にした。
ダウ工業株平均が330ドルも上昇して、8299ドルになった。
それでも、まだ5%。日本の20倍。
この7月中旬に、9337ドルになったのがここまで下がってたのや。
当時は、1万ドルを云々されてたけど、今回はどうかなあ。アナリストは、下がったら下がったで、6000ドルを覚悟とか、好き勝手に云うてます。
アメリカはバブル潰しはしません。サッサと対処して、8500ドルには回復するとのこと。
私は日本に住んでるから、こっちはどうかというと、15000円を割ったらどうとか、それが8月中旬で、もう13000円を割ってしもたのです。
その原因は、銀行屋さんは我が身が大切で、ドンドン株を売ってるからです。
売るから、株価が下がり、評価額も目減りして、損金になってしまうのやて。そんな当たり前のことが銀行屋には分からんらしい。
その元凶の、銀行屋さんの代表(東京三菱の頭取)が好きなことを仰った。
すったもんだの公的資金の注入にさえ手を上げません。
そしたら、日銀のエライさんは、経営責任に猶予期間を与える。もうアホばっかり。
銀行のエライさんは自分の銀行がどうなろうが、余所の会社や、その従業員がどうかなって、日本が沈没しようが、そんなことより、下手に手を上げて、経営責任を取るのが怖いだけ。
自分は無難に退職して、しっかり退職金を貰い、我が身と親族が安泰であればよろしい。
そんな馬鹿な銀行は潰してしまえばヨイのです。
銀行が金融業の業務を放棄し、貸しシブリをし、日本をヨレヨレにしてる。それなら、金融業の免許を取り上げてやれ。
そんな制度はナシ。それなら、国がしっかりと、企業にお金を貸せ。国も企業が倒産して、失業者が増えたら、税金を取ることも出来ません。
この制度ならあるけど、現実は倒産が多い。国も口ばかりで実際には貸しシブリ。
それなら、国家も一緒になって、日本を潰す気か。
エライさんはエライさんらしき英断を実行セヨ。
私が銀行の頭取なら、我が身を捨て天下国家のため、即、手を上げるけど、そんな立場でナイがな。
ただただ、なさけない連中が銀行のエライさんです。
(98/10/16)
今日は体育の日。
どんよりと曇り、肌寒い。雨は降らんようやし、運動会ならヨイ加減の天気です。
それはそうと、緊急閣僚懇談会で、面白いことを検討してる。
景気刺激対策で、国民に戻し減税するのは約束したけど、どんな方法でやるかという問題。
減税目的は景気刺激。
どうあっても消費に向けてもらう方策として、「期限付き商品券」はどうかという構想です。
公明党からの発案です。
「商品券なら、貯金に回らず、必ず消費される。」
兎に角、タンス預金にされたら困るのです。折角やから、やってみたらどうですか。それが、私の基本です。ただし、効果は疑問。
あたりマエに、減税そのものは多い方がヨイのに決まってる。
但し、これで消費が増えるかです。一時的には増えるけど、不要不急でも、商品券で、この際買おてやれ。可能性はあるけど、持続性はナイ。
個人の消費意欲が減退したというのは、将来への漠然とした不安からです。
土地の価格が下がり、年金の減額が予測され、新卒者でさえも就職が難しい。
現に勤めてる人でもリストラの恐怖と倒産の危機まであって、完全失業者が4%台。雇用不安が拡大して、株価が低下し、円−ドル(だけではナイけど)が乱高下。
預金金利はバカみたい。先の見通しが暗いから、自己防衛をせんと仕方ない。
消費税の増額だけが元凶ではナイ。これを福祉目的税とか、年金に充当とか、主旨を明確にしたらヨイのです。将来のための基金、互助会的発想なら増税も仕方ナシと納得する。
若い人では、年金には加入しないことが多いのです。
そらそうや。出した分より、以上に受け取れんかったら意味がナイ。
厚生年金も、支給年齢が引き上げられるし、掛け金の増額と給付金の減額まで云々され、そこまで生きてるかどうかも分からんのや。
それこそ、ノストラダムスの予言では、来年の7月7日が危険日です。
商品券は期限内に使わんとタダの紙切れになる。その分の現金が、しっかりタンス預金になったりして。
せっかく検討したはるから、基本的には賛成です。自民党は低所得者優先で、公明党は国民一律。
私は低所得者です。どっちにしても貰えるはず。
低所得者だけになっても、私はすんなりもらうけど、中には自尊心があって、そんなことならイランやて。
それなら、その分も、戴いてあげますよ。
(98/10/10)
それにしても、とんでもない円高。
円高そのものはかまへんけど、急激過ぎる。
10月7日;130円
10月8日;120円
10月9日;116円
10月8日には、海外で一時111円になったのです。
10月1日は幾らと思いますか。137円です。なんとまあ、1週間で21円の円高。
明らかに、機関投資家の横暴。イヤ、暴力行為。バカでかい図体になって、通貨をオモチャ扱いしてるのです。
それにしても、一国の通貨をオモチャに出来る程に巨大化した機関投資家。これが転けたら、金融危機にも予想されるから、エライことですよ。
そもそも、デリバティブと称して、投資家から集めた資金を10倍100倍にも水増しするから、一度歯車が狂えばもうどうしょもない。これを時代の寵児の如くに持て囃してるのはダレや。
こんな思想の機関投資家は、キチガイ集団です。一番の被害者は日本国の一般庶民。
外債、ガイサイ。これが一番有利です。証券会社から宣伝され、勧められ、その気になれば、円高で、眼も当てられません。
ハイリスク、ハイリターンの名の下に、日本ではリスクだけを負わされる。
輸出関連企業は130円で計画してるらしいです。
円高なら、日本の価値が上がることになって、歓迎ですが、実力が伴ってのことです。
そしたら、アメリカの実力が影響して、円高というより、ドル安かなあ。
クリントンさんは、
「アメリカから見た場合、輸出競争力が強くなる。日本にとっては、実力を反映しての円高であれば消費が増える。」
宮沢さんは、
「いずれ円安が修正されると思ってました。」
堺屋太一経済企画庁長官は、
「落ち着くまでは見守る。」
つまり、まだ落ち着いてないことになる。介入はしませんということや。
「行きすぎはイカン。ある程度、落ち着いた段階で適正水準になるまで介入する。」
こんな発言なら、円高に歯止めが掛かるのに、そうではナイから、政府は円高歓迎です。
クリントンさんの仰るとおり、日本の消費が拡大すればヨイけれど、イマの日本で増えるハズもナシ。
結局、円安も円高も日本の政策ではナクて、アメリカのご都合主義に寄る。これでダレが徳するのか。やっぱり、アメリカです。
ガソリン、電気、ガスが値下がりすれば、日本の庶民にも恩恵があるけど。
まあ、アカンなあ。
(98/10/09)