閻魔大王<NO.152>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.153
370 続17<ロシアのウクライナ侵攻>武器は届き出した/国土20%占領されてる<!> 閻魔大王 22/06/03
閻魔大王NO.151

NO.370 続17<ロシアのウクライナ侵攻>武器は届き出した/国土20%占領されてる<!><起稿 閻魔大王>(22/06/03)


【閻魔大王】 2022/06/03 (Fri) 08:49

<参考=NO.369 続16<ロシアのウクライナ侵攻>米欧武器、戦地に<!>/ウクライナ反転攻勢<?>
(22/05/30)


<副題=ゼレンスキー氏、ロシア軍「ウクライナの国土の20%占領」…ベネルクス3国より広大(読売新聞)>


<地図>



>渡辺晋】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2日、ロシア軍がウクライナの国土の約20%を占領していると明かした。2014年にロシアが併合したクリミア半島や、親露派武装組織が支配を強める東部ドンバス地方、露軍が全域制圧を宣言していた南部のヘルソン州などを指すとみられる。

>ゼレンスキー氏は、ルクセンブルク議会でのオンライン演説で、露軍がベネルクス3国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)の合計面積よりも広い「約12万5000平方キロ・メートルを占拠している」と述べた。

>露軍が陥落を目指す東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクについて、地元州知事は1日、市内の約8割が露軍の支配下にあると認めた。州知事は2日、米CNNに、5月末に空爆された硝酸貯蔵タンクの地下シェルターに住民約800人が避難していると明かした。ロシア通信によると、親露派武装集団のトップは2日、セベロドネツクと隣接都市のリシチャンスクを除く「州全域を解放した」と述べた。

>西部リビウ州の知事によると、露軍は1日夜、州西部の鉄道関連施設にミサイル4発を撃ち込んだ。米国や欧州諸国によるウクライナへの兵器供与をけん制した可能性がある。

>一方、南部ではウクライナ軍が反攻を強めている。ヘルソン州の知事は1日、ウクライナ軍が20か所以上の集落を奪還したと明らかにした。

<参考=「ゼレンスキー氏、ロシア軍「ウクライナの国土の20%占領」…ベネルクス3国より広大」(読売新聞)>
(22/06/03)


【閻魔大王】 2022/06/03 (Fri) 13:23

副題=露軍、ウクライナ東部要衝の大半制圧 英国防省分析(産経新聞)

ロシアの大軍で、集中的、攻撃されたでは、ウクライナ軍も、苦戦強いられるです。

尚、
米欧から、提供され出してるの武器をば、戦地のどこに運ぶか、又、手段は<?>

>ロシアによるウクライナ侵攻で、英国防省は2日、激戦が続く東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクの大半を露軍が制圧したとの分析を発表した。ガイダイ州知事は1日、市の約8割を露軍に掌握されたが、ウクライナ軍は反撃を試みていると強調。同軍が市から撤退しても、隣接するリシチャンスクで抗戦を続けるとした。

>親露派武装勢力「ルガンスク人民共和国」(自称)トップのパセチニク氏は2日、セベロドネツクとリシチャンスクを除くルガンスク州全域を制圧したと述べた。タス通信が伝えた。現地に部隊を派遣する露南部チェチェン共和国のアラウディノフ司令官はウクライナ軍をセベロドネツクの工場地帯に追い込んだとし、近く同市を掌握し、リシチャンスクも近日中に包囲できるとの見通しを示した。

>露軍はルガンスク州を掌握後、隣接するドネツク州の制圧に向け戦力を集中させるとみられる。ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、ルクセンブルク議会でオンライン演説し、「ロシアは現在、ウクライナ領の約2割を占拠している」として支援を訴えた。


>一方、露軍が掌握を宣言した南部ヘルソン州当局者は1日、ウクライナ軍が同州北部にある約20の集落を奪還し、南へ前進していると明らかにした。米シンクタンク「戦争研究所」は、露軍が戦略的重要性の低いルガンスク州などに注力する間に、より重要なヘルソン州や東部ハリコフ州で反攻を展開したウクライナ軍の判断は賢明としている。

<参考=「露軍、ウクライナ東部要衝の大半制圧 英国防省分析」(産経新聞)>
(22/06/02)


【閻魔大王】 2022/06/03 (Fri) 18:29

副題=ウクライナ東部要衝、地下に800人 ロシア攻撃化学工場(日本経済新聞)

「南東部の激戦地マリウポリでは、ウクライナ部隊がアゾフスターリ製鉄所を最後の拠点として抵抗、一般市民数百人も取り残されたが、国連の支援で退避した。」

同様にして、
「ベロドネツク市で、ロシア軍が攻撃を続ける化学工場の地下にあるシェルターに子どもを含め約800人が避難していると語った。」


>ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は2日、米CNNテレビに、同州の要衝セベロドネツク市で、ロシア軍が攻撃を続ける化学工場の地下にあるシェルターに子どもを含め約800人が避難していると語った。ロシア軍は、同市と西隣のリシチャンスク市の制圧を目指し、ウクライナ部隊や民間施設への砲撃を激化させている。

>ロシアの侵攻開始から3日で100日。ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、ロシア軍がウクライナ領土の20%を支配下に置いているとの認識を示した。両市が制圧されれば、ルガンスク州全域はロシアの支配下に置かれることになり、プーチン政権が当面の目標とするルガンスク、ドネツクの東部2州支配が前進することになる。

>CNNによると、地元住民らが避難しているのはアゾット化学工場。市外に逃げるよう求められたが応じず、ソ連時代に設けられたいくつかの地下シェルターに入ったという。子どもも多くはないが含まれている。南東部の激戦地マリウポリでは、ウクライナ部隊がアゾフスターリ製鉄所を最後の拠点として抵抗、一般市民数百人も取り残されたが、国連の支援で退避した。

>ガイダイ氏によると、セベロドネツクと周辺には最大で住民1万5千人が残る。
ウクライナ軍によると、東部ハリコフ州ではロシア軍は支配地域と補給路の防衛に注力しており、目立った動きはない。南部の港湾都市オデッサが接する黒海の北西部では、ロシア軍艦が優位を維持し、民間輸送を妨げているとした。

>ロシアが制圧したと主張する南部ヘルソン州のラグータ知事は地元メディアに1日、ウクライナ軍が20以上の集落を奪還したと語った。

>一方、米国のブリンク駐ウクライナ大使は2日、ゼレンスキー大統領に信任状を奉呈した。

<参考=「ウクライナ東部要衝、地下に800人 ロシア攻撃化学工場」(日本経済新聞)>
(22/06/03)


【閻魔大王】 2022/06/03 (Fri) 22:45

副題=ウクライナ孤児のロシア国籍取得、プーチン氏が「簡素化」命令…子供25万人が既にロシアへ(読売新聞)

ウクライナの子どもを奪ってる<?>

>インターファクス通信によると、ロシアのプーチン大統領は30日、ウクライナのロシア軍による占拠地域や親露派武装集団の実効支配地域のウクライナ人の孤児らを対象に、ロシア国籍の取得手続きを簡素化する大統領令に署名した。

>大統領令では保護施設の長による代理申請も認めている。ウクライナ最高会議(国会)の人権オンブズマンは31日、SNSを通じ、14歳未満は本人の意思が必ずしも考慮されない点などを指摘し「親の保護を受けられない子供の拉致を正当化し、ウクライナの子供をロシア人の養子とするのを容易にする」と非難した。

>タス通信によると、ロシアが侵攻を開始した2月24日以降、ウクライナから子供だけで約25万人が露国内に移動した。ウクライナ政府は、ロシア側が子供を含むウクライナ人の強制連行を進めていると繰り返し非難している。

<参考=「ウクライナ孤児のロシア国籍取得、プーチン氏が「簡素化」命令…子供25万人が既にロシアへ」(読売新聞)>
(22/05/31)


【閻魔大王】 2022/06/04 (Sat) 08:24

副題=セベロドネツク攻防続く 侵攻100日 露、侵攻長期化に焦り(産経新聞)

戦争が長期化で、膠着状態では、両軍、疲弊するです。

>ロシアによるウクライナ侵攻は3日、開始から100日目を迎えた。攻防が続く東部ルガンスク州のガイダイ知事は2日、州の中心都市セベロドネツクの大部分が露軍に制圧されたが、ウクライナ軍がなお抗戦していると指摘。ガイダイ氏は米CNNテレビに、ウクライナ軍が保持する工場に民間人約800人が退避していることも明らかにした。ロシア側はウクライナ軍が民間人を「人間の盾」としていると非難している。

>露軍は現在、東部ドンバス地域(ルガンスク州とドネツク州)全域の制圧を主目標に設定。プーチン露政権は侵攻の長期化で国民に厭戦(えんせん)気分が高まることを警戒しているとされ、露軍は両州で攻勢を強めている。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、中欧スロバキアで開かれた国際会議でのオンライン演説で「ドンバスで連日、ウクライナ兵が最大100人死亡し、500人が負傷している」と戦闘の激しさを強調。「(強権主義国ロシアと自由主義国ウクライナの)価値観の戦いだ」と述べ、国際社会の支援を求めた。

>また、ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領は2日、ルクセンブルク議会向けにもオンライン演説し「現時点でロシア軍はウクライナの領土の2割を支配下に置いている」との認識を示した。

>侵攻直後に露軍に占領された南部メリトポリのフェドロフ市長(市外で執務中)は同日、占領後の市内でウクライナ諜報機関と反露パルチザン(抵抗勢力)により「露軍100人以上が殺害された」と述べた一方、占領に抗議した住民約500人が拘束されたとした。ウクライナ側は最近、同市や南部ヘルソン州でパルチザン活動が活発化していると主張している。


>一方、露独立系インターネットメディア「メドゥーザ」は2日、複数の情報筋の話として、露大統領府が国営メディアに「作戦開始から100日」を強調した報道をしないよう命じた-と報じた。国民に戦闘の長期化を意識させ、厭戦気分を高めないようにするためだという。

<参考=「セベロドネツク攻防続く 侵攻100日 露、侵攻長期化に焦り」(産経新聞)>
(22/06/03)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/06/04 (Sat) 11:36

副題=米国がウクライナに提供する大型軍事ドローン「Gray Eagle」の威力(フォーブス、6月3日)

 こんにちは。


 スイッチブレードなどと違い、此れはもうドローンではなく無人攻撃機ですね。


<写真:軍用ドローン「MQ-1Cグレイイーグル」(CG)(sibsky2016 / Shutterstock.com)>



> バイデン政権はウクライナに4機の大型の軍用ドローン「MQ-1Cグレイイーグル」を販売しようとしている。これによりウクライナは、これまでの機種よりもはるかに大きく、より高度で重武装なドローンテクノロジーにアクセス可能になり、ロシアとの戦いを優位に進められる可能性がある。6月2日、ロイターが報じた。

> バイデン政権は、今後数日のうちに、この件を議会で話し合う予定だと匿名の関係筋はロイターの取材に述べている。

> ウクライナはすでに、米国のエアロバイロンメント社の攻撃ドローン「スイッチブレード(Switchblade)」や、トルコ製の「バイラクタル(Bayraktar)」など数百の無人機を受け取っているが、ゼネラルアトミックが製造するグレイイーグルは、これらのシステムよりも高速で重武装が可能という。さらに、スイッチブレードとは異なり、再利用が可能とされる。

> バイラクタルが約22キロのレーザー誘導爆弾「スマートマイクロ」を最大4発搭載できるのに対し、グレイイーグルは約45キロの「ヘルファイアミサイル」を最大4発搭載可能という。

> バイラクタルは全長6.4メートルで、最高時速220キロで27時間飛行できるとされるが、グレイイーグルの長距離型は全長8.5メートルで、最高時速280キロで41時間飛行できるという。

> フォーブスは国防総省にコメントを求めたが、期限までに回答を得られなかった。

> 無人航空機は、ロシアとウクライナの戦争において重要な役割を担ってきた。米国はロシアの侵攻から数週間以内に、ウクライナに100機の「スイッチブレード」無人機を提供した。「カミカゼ」とも呼ばれるこの機体は、戦場の上空を最大15分間ホバリングしてから目標に降下し、ピックアップ・トラックを爆破するほどの破壊力を持つ。

> 米国はこれまでに、少なくとも700機のスイッチブレードをウクライナに送っているが、ウクライナは少なくとも36機のバイラクタルを使用している。ウクライナの兵士は、バイラクタルの威力を讃え、「バイラクタル、バイラクタル」というコーラスが入るユーモラスな軍歌を歌っている。

<参考=「米国がウクライナに提供する大型軍事ドローン「Gray Eagle」の威力」(フォーブス、6月3日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/06/04 (Sat) 12:19

副題=ロシア国営メディア「侵攻100日」の報道禁止…「国民に目的や成果を考えさせてしまう」(讀賣新聞、6月4日)

 こんにちは。


 「大本営発表」は、都合の悪いことは言わないのだ。


> ロシア語の独立系ニュースサイト「メドゥーザ」は2日、ロシアのプーチン政権が国営メディアなどに対し、ウクライナ侵攻開始から100日が経過することに焦点を当てたニュースの発信をしないよう指導したと報じた。侵攻作戦が長期化し、思うような戦果が出ていないことも背景にあるとみられる。

> 政権関係者はメドゥーザに「節目に注目すると、国民に(侵攻の)目的や成果について考えさせてしまう」と話したという。

> 国内の報道機関を厳しく統制しているプーチン政権は、日常的に報道機関の幹部を集め、ニュースの取り上げ方を具体的に指示しているとされる。実際、国営のタス通信や、政権寄りの報道を強化している有力紙イズベスチヤの電子版などは3日、侵攻開始100日に触れていない。

> 一方、露独立系世論調査機関レバダ・センターが2日、発表したウクライナでの「特殊軍事作戦」に関する調査では、77%が作戦への支持を表明し、4月実施の前回調査から3ポイント上昇した。一方、関心度については、「注視している」が56%で、前回から3ポイント減少した。

> ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日、侵攻100日にあたり、「国を守るために我々はここにいる」と呼びかける動画をSNSに投稿した。開戦翌日の2月25日夜、キーウ(キエフ)市内から投稿したのと同じ場所で、同じメッセージを語った。

> 国連人権理事会は3日、ロシアのウクライナ侵攻による人権侵害を調査する独立した国際調査委員会が、7~16日、初めての現地調査を実施すると発表した。首都キーウや東部ハルキウ(ハリコフ)などを訪れ、虐待などの被害者らと面会し、情報を直接入手する。

<参考=「ロシア国営メディア「侵攻100日」の報道禁止…「国民に目的や成果を考えさせてしまう」」(讀賣新聞、6月4日)>


【閻魔大王】 2022/06/04 (Sat) 22:13

副題=ウクライナ東部、一進一退の攻防 要衝都市「2割奪還」(日本経済新聞)

何を、100%と、するかで、若干異なるですが。
がしかし、2割奪還出来たら、大したモノと。

>ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は4日、要衝セベロドネツク市で「市街戦が続いている」と明らかにした。同州はロシア軍が9割以上を占拠しており、ロシア軍が完全制圧をめざす東部で一進一退の攻防が続いている。

>ガイダイ氏は3日、ウクライナ軍がセベロドネツクで約2割を奪還したと表明した。あと2週間でロシア軍が同州を完全制圧するとした英国防省の予測を否定し、西側諸国の兵器が十分に届けばロシア軍をさらに撃退できるとの見方を示した。
英国防省は4日、ロシア軍による東部ドンバス地方での爆撃で「市街地が広範囲に破壊され、かなりの巻き添えや民間人の犠牲が出ている」との分析をまとめた。ロイター通信は3日、セベロドネツク近郊で同社の記者2人が車で移動中に銃撃を受けて負傷し、運転手が死亡したと伝えた。

>ロシアのプーチン大統領は3日の国営テレビで、ウクライナからの穀物輸出について「ロシアは妨げていない」と主張した。欧米が食糧危機の責任をロシアに負わせていると批判した。一方、ウクライナのボドナル駐トルコ大使は同日、ロシアがウクライナから盗んだ穀物をトルコなどに密輸していると訴えた。

>国連のグテレス事務総長は3日、ロシア軍のウクライナ侵攻から100日に合わせた声明で「数千人の命が奪われ、計り知れない破壊をもたらした」と指摘、ロシアに侵攻の即時停止を訴えた。ブリンケン米国務長官も同日の声明で「ウクライナは勝利する」と強調した。

<参考=「ウクライナ東部、一進一退の攻防 要衝都市「2割奪還」」(日本経済新聞)>
(22/06/04)


【閻魔大王】 2022/06/05 (Sun) 08:52

副題=独、ウクライナに多連装ロケット供与 米と連携(産経新聞)

<写真>
ドイツのショルツ首相(共同)



>ドイツがウクライナに対し、多連装ロケットシステムを供与する方針を決めたことが2日までに明らかになった。早ければ6月中に引き渡す。複数のドイツメディアが報じた。高機動ロケット砲システム「ハイマース」を供与する米国と緊密に連携するという。

>報道によると、ドイツが供与するのは多連装ロケットシステム「MARSⅡ」。2日には英国も同システム「M270」を供与する方針であることが明らかになった。

>ドイツのショルツ首相は1日の連邦議会で、ウクライナに防空システム「IRIS―T」を供与すると述べたが、引き渡すまでに数カ月かかるという。ロシアによるウクライナ侵攻後、ショルツ氏は武器供与に慎重な姿勢を示し、対応の遅れを批判されている。(共同)

<参考=「独、ウクライナに多連装ロケット供与 米と連携」(産経新聞)>
(22/06/03)


【閻魔大王】 2022/06/05 (Sun) 09:19

副題=プーチン大統領、4月にがんの治療か…米情報機関「間違いなく病気だ」(読売新聞)

「米国防情報局(DIA)の高官はニューズウィークに対し、「プーチン氏は間違いなく病気だ。死期が迫っているかどうかは臆測にすぎない」と語った。」

今時、癌も、末期で無いなら、の話の、不治の病に非ず。
プーチン君なら、健康管理、充分にしてる、させられてるが故、諸般の疾患も、初期段階で発見されてるの筈。

但し、
その事と、寿命は別問題。

>米誌ニューズウィーク(電子版)は2日、米情報当局の分析として、ロシアのプーチン大統領が4月、進行したがんの治療を受けたとみられると報じた。情報当局が5月末にまとめた機密の報告書の内容について、複数の情報機関高官が明らかにしたという。

>プーチン氏を巡っては、ウクライナ国防省の情報機関トップが「がんやその他の病気を患っている」との分析を明らかにしたほか、欧米メディアでは「重病説」が度々報じられている。米国防情報局(DIA)の高官はニューズウィークに対し、「プーチン氏は間違いなく病気だ。死期が迫っているかどうかは臆測にすぎない」と語った。

>高官らは「プーチン氏が孤立し、彼の状況や健康状態を正確に評価することが難しくなっている」との見方も示したという。

>ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は5月29日に放映された仏テレビのインタビューで、プーチン氏の重病説を否定している。

<参考=「プーチン大統領、4月にがんの治療か…米情報機関「間違いなく病気だ」」(読売新聞)>
(22/06/03)


【閻魔大王】 2022/06/05 (Sun) 09:58

副題=【独占】プーチン余命わずかは本当か?「4月に癌治療」「3月に暗殺未遂」米機密情報の内容(Newsweek)

プーチン君<69歳>、結構、歳喰たです。

記事の中身なるは、概ねの、前回と一緒の話の、疾患と、寿命は別問題。
但し、疾患により、寿命に影響するですが。

ここでは、進行癌<?>


><米情報機関の幹部3人が本誌に独占リーク。プーチンはすでに癌が進行した状態とみられるが、それでも願望に基づく臆測が危険な理由>

>ウラジーミル・プーチンは病んでいるようだ──そんな最新の分析結果が5月末に情報機関から上がってきて、ジョー・バイデン米大統領とその政権内部では、ロシア大統領の健康状態が大いに話題になっているらしい。

>もちろん機密扱いの情報だが、プーチンは既に進行癌で、4月に治療を受け、どうにか持ち直したようだという。米情報機関の幹部3人が、本誌だけに明らかにした。去る3月にプーチン暗殺の試みがあったことも、この報告で確認されたという。

>本誌への情報源は、国家情報長官室(ODNI)と国防総省情報局(DIA)の幹部、そして空軍の元幹部。いずれも匿名を条件に、本誌の取材に応えた。

>3人とも、プーチンが権力への妄執を強め、ウクライナ戦争の先行きが読みにくくなったことを懸念しつつも、ロシアが核兵器の使用に踏み切るリスクは減ったとみている。「プーチンの支配力は強いが、もはや絶対的ではない」と、情報源の1人は述べた。「プーチンが実権を握って以来、これほど主導権争いが激しくなったことはない。みんな、終わりが近いと感じている」

>ただし3人とも、今はプーチンがほとんど姿を見せないため、彼の立場や健康状態を正確に把握するのは難しいと指摘した。「氷山があるのは確かだが、あいにく霧に包まれている」と、ODNIの幹部は電子メールで伝えてきた。

>プーチンが他国の誰かと接触すれば、それが「ベストな情報源の1つ」になるが、「ウクライナ戦争のせいで、そういう機会がほとんど干上がってしまった」と言ったのはDIAの幹部。対面でしか得られない貴重な情報が、現状では不足していると指摘した。

>そもそも「こちらの願望に基づく臆測は危ない」と言ったのは空軍の元幹部だ。「ウサマ・ビンラディンやサダム・フセインのときも、私たちは恣意的な臆測で痛い目に遭った。その教訓を、果たして私たちが学んだかどうか」


>■マッチョな男が今では

>上半身裸で馬に乗ったりして、プーチンは男らしさを誇示してきた。それはロシア政府が綿密に作り上げたペルソナであり、西側の大統領とは違うぞというメッセージを世界にばらまくのに役立った。しかし、今はどうだ。外国の首脳と会ったときの、あの異様に長いテーブルは何だったのか。どう見てもウイルス感染と身体的接触への異様な恐怖心の反映ではないか。

>ウクライナ侵攻に先立つ2月7日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談したときも、この長テーブルが使われた。その様子から、諜報のプロはプーチンの衰えを読み取った。「握手もしない。抱擁も交わさない。なぜだ、と私たちは思った」。ODNIの幹部はそう言う。


>「ホットな情報」に踊らされた過去
>そして4月21日、プーチンは国防相のセルゲイ・ショイグと会ったが、このときのテーブルは狭かった。外国メディアは、長らく表舞台から遠ざかっていたショイグに注目したが、実はプーチンも4月にはほとんど姿を見せていなかった。この日のプーチンは体調が悪そうで、だらしなく足を投げ出し、右手でテーブルの端をしっかりつかんでいた。

>プーチンはパーキンソン病か、という説が流れた。いや、あれはKGB(旧ソ連の諜報機関)時代の訓練で染み付いた姿勢だとする見方もあった。妙にしっかりした姿勢や歩き方、そして右腕の位置は、上着の内側に隠した銃をいつでも取り出せるようにするためのものだと。

>アメリカの情報機関はこの映像を精査した。遠隔診断のプロも、精神医学の専門家も加わった。そして大統領府に上がってきた結論は、どうやらプーチンは深刻な病気で、おそらく死にかけているというものだった。

>プーチンはずっと、巧みにマッチョな自分を装ってきた。しかし実は、新型コロナウイルスの感染予防を口実に長期にわたって姿を見せなかった間に、深刻な病が進行していたことが疑われるのだ。

>次にプーチンが姿を現したのは5月9日の「戦勝記念日」。顔はむくみ、前かがみに座っていた。プーチンの健康状態とウクライナでの戦況は同時進行で悪化していた。米情報機関は、プーチンの健康状態が従来の推測よりも深刻であり、ロシアという国も同じくらい疲弊していると判断した。

>その3日後、ウクライナの情報機関を率いるキーロ・ブダノフ少将がイギリスのテレビで、プーチンは「心理的にも肉体的にも非常に悪い状態で、病状は重い」と述べ、政権内にはプーチンを引きずり降ろす計画もあると語った。

>プーチン暗殺計画を彼の親衛隊が摘発したという噂も、このとき確認された。CIAも、ロシア政府の上層部に対立があるとか、一部の外交官が亡命を望んでいるとかの話をキャッチしていた。「かつては無敵に見えた男が、今は未来、とりわけ自分の未来と格闘しているようだ」。ODNIの幹部はそう評した。

>プーチンの健康状態に関する深刻な情報は、かなり前からあった。しかしアメリカ政府は慎重だった。過去に、ビンラディンやフセインに関する「ホットな情報」に踊らされた苦い経験があるからだ。

>フセインの場合は、彼の精神状態がどうなっていて、保有する大量破壊兵器で何をするかが問題だった。ビンラディンの場合は、腎臓病の悪化で死にかけているのかどうか、それが彼の意思決定にどう影響するのかが問われた。

>1月11日以前、米政府はビンラディンについてほとんど知らなかった(一定の情報は集まっていたが検討を怠っていた)が、実際には1990年代後半以降、彼の健康状態について頻繁に報告が上がっていた。最も根強い噂は、ビンラディンは衰弱し、定期的な透析を必要としているが、洞窟生活でそれが可能とは思えない、というものだった。


>病状の深刻度を覆す新たな報告
>パキスタンのパルベズ・ムシャラフ大統領(当時)は、ビンラディンは死にかけていると断言した。同国の情報機関も、同じ判断を伝えていた。

>一方でサウジアラビア政府は、ビンラディンの過去に関するゴシップをせっせと提供していた。その中身は、彼の能力や信仰心を疑わせるようなものばかりだった。

>若い頃のビンラディンはベイルートやリビエラで淫行し、パーティー三昧だったという噂。大学は中退し、卒業していないという説。ソ連との紛争当時にアフガニスタンにはおらず、いたとしても戦っていないという話......。

>アメリカのメディアは、こうした情報を忠実に報じた。アメリカ政府も同様だった。アメリカがビンラディンの動向を気に掛けないように、パキスタン側が意図的に重病説を流しているとは気付かなかった。サウジ側にも、ビンラディンの経歴や信仰心に泥を塗れば、このテロリストに心酔する若者が減るだろうという思惑があった。

>しかし、どれも希望的観測だった。だからアメリカは、ビンラディンが忠実な部下たちの精神を支配し、西洋文明に対する自分の憎悪をアルカイダ戦士に植え付けていることに気付けなかった。

>「(当時)ムシャラフの発言にはCIAの情報よりも重みがあった」と、元空軍幹部は本誌に語った。「サウジアラビアがアメリカ側に伝える情報も非常に重視された。それで多くの人は、ビンラディンが病気だと信じ、実際にあのようなカリスマ的指導者だったことに気付かなかった」

>「プーチンは病気か? もちろんだ」とも元空軍幹部は言った。「しかし、だからと言って早まった行動を起こしてはいけない。プーチン後の権力の空白は、この世界にとって非常に危険だ」

>当時、フセインは世界で最も危険な男の1人に数えられていた。狂人で、絶対に大量破壊兵器を手放さない男、毎晩違うベッドで寝なければならないほど用心深い男とされていた。だから、イラクに大量破壊兵器はないという証拠があっても、当時の米ブッシュ政権は平気で無視した。

>そして5月末、バイデン大統領の下に情報機関からの最新の報告が届いた。その内容は、プーチンの病状は深刻だとする2週間前の報告を覆すものだった。実際、5月25日にはプーチンがモスクワの軍病院を視察する映像が流れた。翌26日にはイタリアのマリオ・ドラギ首相と電話会談し、国内の実業界の会議にもビデオで姿を見せた。

>30日にはトルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領と電話で会談し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と対面で協議する可能性にも言及した。つまり、当座の健康には自信ありということだ。


>口を滑らせたバイデン
>ロシアの外相セルゲイ・ラブロフも、5月末にフランスのテレビでプーチンの重病説を一蹴した。最近の精力的な活動を引き合いに出し、「分別のある人なら、彼に何らかの病気の兆候を見いだすことは不可能だろう」と述べた。

>だがDIAの幹部に言わせると、「何も問題はないというラブロフの主張は客観的な診断ではなく、単にプーチンへの忠誠を誓う発言にすぎない」。ならば今も、プーチンは肉体的にも政治的にも難しい状態にあるのだろうか。

>プーチンはクレムリン内部の政敵を排除し、自分の配下にある情報機関さえ信用していないのか。彼は本当に死にかけているのか。そうだとして、プーチン後には何が起き、誰が台頭するのか。バイデン政権は、表向きはプーチン重病説を「単なる噂」と一蹴しつつ、実際にはこれらの問題を精査している。

>「仮に、その情報は信頼できると判断したとしても彼の賞味期限がいつ切れるかは分からない」と、ODNI幹部は言う。「プーチンなきロシアに(早まって)支持のサインを送るわけにもいかない」

>ちなみにバイデン大統領とロイド・オースティン国防長官は口を滑らせ、ロシアつぶしの意図をほのめかしてしまったが、2人ともその後に慌てて撤回している。「プーチンが元気だろうと病気だろうと、失脚しようとしまいと、ロシアが核武装している事実に変わりはない。こちらがロシアをつぶす気でいるなどと、向こうに思わせるような挑発はしないこと。戦略的安定の維持にはそれが不可欠だ」と、このODNI幹部は付け加えた。

>DIAの幹部も、プーチンが病気で死にかけているとすれば、それは「世界にとって好ましい」ことだと言いつつ、「ロシアの未来やウクライナ戦争の終結につながるだけでなく、あの狂人が核兵器に手を出す脅威が減るからだ」と説明した。「弱くなったプーチン、つまり盛りを過ぎて下り坂の指導者は、自分の補佐官や部下を思いどおりに動かせない。例えば、核兵器の使用を命じた場合とかに」

>確かに、全盛期のプーチンなら閣僚や軍部の反対を押し切って思いどおりの決断を下せただろう。しかし傷ついたプーチンは「もはや組織を完全に牛耳ってはいない」ようだから、そう好きなようにはできないという。

>「プーチンが病気なのは間違いない......が、死期が近いかどうかは臆測の域を出ない」。このDIA幹部はそうも言った。「まだ確証はない。こちらの希望的観測を追認するような情報ばかり信じて、自分の疑問に自分で答えを出すのは禁物だ。今もプーチンは危険な男であり、もしも彼が死ねば混乱は必至だ。私たちはそこにフォーカスしている。君も、備えは怠るな」

>ウィリアム・アーキン(ジャーナリスト、元陸軍情報分析官)

<参考=「【独占】プーチン余命わずかは本当か?「4月に癌治療」「3月に暗殺未遂」米機密情報の内容」(Newsweek)>
(22/06/04)
<消滅・22/06/05>


【閻魔大王】 2022/06/05 (Sun) 20:29

副題=ロシア侵攻、終結のシナリオ (The Economist)(日本経済新聞)

諸般、この戦争の、終結の形の模索してる。

「ウクライナのゼレンスキー大統領は「勝利を得るには戦場で勝つしかないが、戦争を終えるには交渉を通じてしか実現できない」と語る。」

その通り、とは、思うですが。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は「勝利を得るには戦場で勝つしかないが、戦争を終えるには交渉を通じてしか実現できない」と語る。


>では戦闘をいつ、どんな条件下でならやめられるのか。西側諸国は、それを決めるのはウクライナだとする。とはいえロシアが侵攻してから3カ月がたつ今、西側各国はこの戦争の終え方について様々な立場を取っている。


>「和平追求派」vs「正義求める対ロシア強硬派」
>ブルガリアの首都ソフィアにあるシンクタンク、リベラル戦略センターのイワン・クラステフ氏は「西側諸国はほぼ2つの陣営に分かれている」と言う。一つはできるだけ早く停戦を実現させ交渉を開始すべきだとする「和平追求派」、もう一方はロシアには多大な代償を負わせるべきだとする「正義を求める対ロシア強硬派」だ。

>両陣営の議論が分かれている一つが領土問題だ。侵攻が始まった2月24日以降にロシアが制圧した地域はロシアの領土とする、侵攻開始時点でロシアが保有を主張していた領土だけを認める、あるいは時計を2014年まで巻き戻し、ロシアが強引に併合した地域を国際社会が本来認めてきた国境線まで返還させる、の3つを巡り議論が続く。

>ほかにも、戦争長期化に伴うコストとリスクの増大、長期化で得られるメリット、今後の欧州でのロシアの位置づけも議論となっている。


>主たる強硬派は英国、ポーランド
>和平追求派は動き出している。ドイツは停戦を呼びかけ、イタリアは同盟国などと協力して政治決着を図る4段階から成る和平計画を作成、国連に20日、これを提案した。フランスはロシアに「屈辱」を与えない形の和平協定が必要だとしている。これらに反対する対ロシア強硬派の主たるメンバーがポーランドやバルト諸国で、その筆頭に立つのが英国だ。

>では米国の立場はどうなのか。米国はウクライナにとって最も重要な支援国だが、ウクライナがロシアとの交渉を有利に運べるよう支援する以外、明確な目標はまだ表明していない。米国はこの戦争に既に約140億ドル(約1兆8000億円)の支援をしたが、米議会は21日、さらなるウクライナ向け軍事・人道支援として400億ドルの追加予算案を可決した。

>米国は40カ国以上にウクライナへの軍事支援を呼びかけ、その約束を取り付けたが、無限に支援できるものではない。ウクライナに大砲は既に供与されたが、ウクライナが求めている長射程のロケット砲システムは供与されていない(編集注、米政府は28日時点で提供する方向で検討中と報道されている)。

>米国の立場の曖昧さはオースティン米国防長官の発言で増幅された。首都キーウ(キエフ)を4月24日に訪問した直後は西側はウクライナを支援して「勝たせ」、ロシアを「弱体化させる」と述べ強硬な立場を見せた。だが3週間後の5月23日のロシアのショイグ国防相との電話協議後には「即時停戦」を求め、和平追求派に近づいたかにみえた。米国防総省は米国の方針に変更はないとしている。


>キッシンジャー氏の発言も強硬派には打撃
>米ニューヨーク・タイムズが社説でロシアを敗北に追い込むのは非現実的で危険だと論じたのも強硬派には打撃だった。そこへ24日の世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でのキッシンジャー元米国務長官の発言だ。「容易に解決できない確執や緊張」を避けるために2カ月以内に交渉を始めるべきだ、と述べた。

>同氏は、ロシアとウクライナの境界線を2月24日時点まで戻すのが理想であり、「それ以上の領土奪還はウクライナにとってもはや自由を求める戦いではなくなり、ロシアに新たな戦争をしかけることになる」と語った。ロシアには欧州のパワーバランス維持で果たすべき重要な役割があり、中国の「恒久的な同盟国」にロシアを追いやるべきではないと主張した。

>西側のこうした分裂は「ウクライナの将来は同国が決めるべきだ」とのコンセンサスがあるため、今は限定的なものにとどまっている。だがウクライナが取れる選択肢は西側の支援次第だ。

>ゼレンスキー氏はダボス会議で「欧州、そして世界全体が結束すべきだ。わが国は世界が団結するほど強くなる」と訴えた。そして「全領土を奪還するまで戦い抜く」と語る一方、ロシアが2月24日時点のラインまで撤退すれば交渉を始めてもよいと譲歩する余地もみせた。

>米国、欧州、ウクライナの3者は、相手がここまでなら受け入れるだろうとの読みに応じてそれぞれ主張を調整し続ける必要がある。ブリュッセルに本部を置くシンクタンク、インターナショナル・クライシス・グループのオルガ・オリカー氏は「ウクライナはロシアと交渉するのと同じか、恐らくそれ以上に西側と交渉している」とみる。

>西側のウクライナへの対応がはっきりしない一因は戦況にある。ウクライナが首都キーウ防衛に成功し、東部ハリコフからロシア軍を撤退させたから優勢なのか。それともマリウポリを制圧され、セベロドネツクも包囲されつつある事態を考えると劣勢にあるのかが不明だ。

>和平追求派は戦争が長びけば、ウクライナにとっても世界にとっても人的・経済的な犠牲が大きくなると懸念を募らす。強硬派は、対ロシア制裁がようやく効き始めたのだからもう少し時間をかけ軍備を拡充すればウクライナに勝算があると反論する。


>分かれるロシア軍への評価
>背景には2つの相反する懸念がある。ロシア軍の戦力は依然衰えておらず消耗戦になれば優勢になるという懸念と、ロシア軍はもろいという見方だ。後者の場合、敗北が濃厚になれば北大西洋条約機構(NATO)を攻撃しかねない、あるいは敗北を避けようと生物化学兵器の使用や核兵器にさえ訴えかねないとの懸念がある。

>マクロン仏大統領は、欧州は長期的にはロシアと共生する道を探らなければならないと説く。これに対しエストニアのカラス首相は「プーチンを刺激するよりプーチンに譲歩する方がはるかに危険だ」と反論する。

>米欧の政府高官らは、ひそかにウクライナが交渉で要求すべき事項の策定を支援している。その要の一つがウクライナが西側に求めている安全保障に関するものだ。ウクライナを直接防衛する約束はできないが、何か起きたら対ロシア制裁を即復活させ、再攻撃されたら速やかにウクライナを再軍備させる案などが検討されている。

>ウクライナが比較的楽観的なのは、ロシアによる短期制圧を阻止し、西側が新たに供与した武器の前線配備が始まったからだ。


>西側の「支援疲れ」を気にするウクライナ
>しかし、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、土のうを積み上げた大統領府から欧州の一部の国に「支援疲れ」がみえるのが気がかりだと語った。「面と向かっては言わないが、我々に降伏を迫っているように感じる。だが停戦すればいわゆる"凍結された紛争"(編集注、旧ソ連南部ジョージアから独立を宣言した南オセチアやモルドバの沿ドニエストル地方など、まだ解決していない旧ソ連の未承認国家問題を指す)になってしまう」。米政府についても「動きが鈍い」と断じた。ウクライナが必要とする量の武器が届いていないというのだ。

>いつ戦争が終結するかは、ほぼロシア次第だ。ロシアは停戦を急いでいない。東部ドンバス地方を絶対に完全制圧する方針のようで、西部での領土獲得にも言及している。

>キーウの政治アナリスト、ウラジミール・フェセンコ氏は「今の難題は双方がなお勝てると信じている点だ」と指摘、「戦況が完全に膠着し、ロシアとウクライナの両政府がそう認識して初めて互いが何らかの譲歩をするための交渉が可能になる。だが交渉が実現したとしても、一時的な和平にしかつながらないだろう」と言う。
>(c) 2022 The Economist Newspaper Limited. May 27, 2022 All rights reserved.

<参考=「ロシア侵攻、終結のシナリオ (The Economist)」(日本経済新聞)>
(22/05/31)


【閻魔大王】 2022/06/05 (Sun) 20:48

副題=「終結のあり方」でEU亀裂鮮明 ウクライナ戦争(産経新聞)

現時点、戦争してるですが。
且つは、一進一退で、どちが優勢かは、わからんです。

但し、
実際には、米欧が、ロシアに負ける訳にはと。
ンの、当事者、ウクライナですが。

<図>
ロシアのウクライナ侵略でEU内に亀裂が生じている



>ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で、欧州連合(EU)内の対立が鮮明になってきた。フランス、ドイツ、イタリアの西欧3カ国が「一刻も早い停戦」を目指してプーチン露大統領と対話を再開し、対露強硬派のポーランドやバルト諸国は一斉に反発した。根底には、欧州の安全保障をめぐる考え方の違いがある。

>EUは2月以降、ウクライナ支援や対露制裁で歩調を合わせてきた。だが、ウクライナ東部で露軍が攻勢を強めると、「戦争終結のあり方」をめぐって対立が深まった。

>マクロン仏大統領は5月初め、約1カ月ぶりにプーチン氏と電話会談した。ショルツ独首相も電話でプーチン氏と話し、28日には3者会談を行った。マクロン氏は「まず停戦。それが、和平に向けた交渉への道」と訴える。

>仏独と呼応するように、イタリアは5月、国連のグテレス事務総長に和平案を提出した。伊紙レプブリカによると、▽戦闘停止と非武装地帯の設置▽ロシア、ウクライナが東部の地位などを交渉▽欧州安保をめぐる多国間合意の締結-という内容。ドラギ伊首相は19日、伊上院で「ヘルシンキ宣言」をモデルにあげた。東西冷戦中の1975年、米ソと欧州が安全保障の協力を定めた合意のことだ。

>ポーランドのモラウィエツキ首相は危機感を強め、31日の英民放テレビで「この戦争で負けたら、平和は来ない。われわれはプーチン氏の脅しにさらされ続けることになる」と主張。ウクライナの勝利まで支えるべきだと訴えた。

>エストニアのカラス首相も仏紙で「軍事解決しか道はない。ウクライナは勝たねばならない」と主張。ラトビアのカリンシュ首相は「間違った信条を持つ仲間がいるのは、問題だ。『とにかく平和を』と考えている。それはプーチン氏の勝利につながる」と仏独伊を痛烈に批判した。


>EUを主導する仏独を、東欧が正面から批判するのは極めて珍しい。

>背景にあるのは、仏独による過去の停戦仲介への不信だ。2008年のジョージア(グルジア)紛争、14年に始まったウクライナ東部紛争で停戦を優先し、ロシアの隣国への干渉に目をつぶった。その結果が今回の侵攻を招いたと映る。

>ロシアに対する認識も全く違う。仏独伊は「欧州安保には、ロシアとの戦略的パートナー関係が不可欠」(マクロン氏)とみなす。旧ソ連の勢力圏にあったポーランドやバルト三国にとってロシアは脅威でしかない。


>今回の戦争では、米国が強力な武器でウクライナを支援し、北大西洋条約機構(NATO)が欧州安保の主役として復権。仏独主導のEU独自安保は影が薄くなった。NATOを重視する東欧諸国には大きな追い風となり、仏独伊に対する強気の姿勢を支えている。

<参考=「「終結のあり方」でEU亀裂鮮明 ウクライナ戦争」(産経新聞)>
(22/06/02)


【閻魔大王】 2022/06/06 (Mon) 09:18

副題=キーウにミサイル攻撃 ロシア、米欧の武器供与けん制(日本経済新聞)

米欧からの、ウクライナえの武器供与なるは、ロシアからは、腹立たしく、攻撃して、当たり前。

<地図>
ロシア軍が支配・侵攻しているエリア(2日時点))



>ロシア軍は5日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺にミサイル攻撃を実施した。ロシア国防省は同日、この攻撃で東欧がウクライナに供与した戦車などを破壊したと主張した。キーウのクリチコ市長は市内2カ所で爆発が起きたと通信アプリで伝えた。死傷者などの詳しい状況はわかっていない。

>ロイター通信によると、キーウへのミサイル攻撃は4月下旬以来という。ウクライナ軍はロシア軍がカスピ海から巡航ミサイル5発をキーウに向けて発射し、うち1発を迎撃したと説明した。

>ロシア軍は最近、東部への攻撃を集中させていたが、米欧から供与された強力な武器の破壊などにも力を入れている可能性がある。

>ウクライナ軍が東部へ戦力を集中させないように、キーウなどを再び攻撃することで、戦力を分散させる狙いも考えられる。

>ウクライナ側によると、キーウへのミサイル攻撃で爆発と火災が発生した。攻撃を受けたのは鉄道関連施設で、兵器は収容されていないと主張し、ロシア側の説明に反論した。


>ロシア、ウクライナへの武器供与けん制
>ロシアが米欧によるウクライナへの武器供与へのけん制を強めている。激しい戦闘が続くウクライナ東部での攻防にも大きな影響を与える可能性があるためとみられる。
プーチン大統領は5日に放映されたロシア国営テレビでのインタビューで、米欧が射程が長い兵器をウクライナに供与した場合、「これまで標的としていない対象を攻撃する」と述べた。ロシアを射程に収める兵器を供与しないように警告した。

>ロシア通信などが同日伝えた。武器供与はウクライナとロシアの戦闘を長引かせるだけだとして、米欧の姿勢を批判した。

>ロシア軍は東部ルガンスク州の9割超を占領し、要衝のセベロドネツクをめぐってウクライナ軍と激しい戦闘を繰り広げている。

>ルガンスク州のガイダイ知事は5日のテレビ番組で「ロシア軍がセベロドネツクの70%を支配していたが、この2日間で押し戻された」と述べた。英国防省は5日、「この24時間でウクライナ軍がセベロドネツクで反撃し、戦闘部隊と火力を集中させていたロシア軍の勢いを鈍らせたようだ」との戦況分析を公表した。

>一方、ロシア国防省は4日、セベロドネツクをめぐる攻防でウクライナ軍の部隊が最大で90%の致命的な損失を受けて後退したとの見解を公表しており、予断を許さない状況が続いているもようだ。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、同国東部の歴史的な修道院がロシア軍の攻撃によって焼かれたとする動画をSNS(交流サイト)に公開した。同氏は「ロシアは国連教育科学文化機関(ユネスコ)に居場所はない」と訴えた。

<参考=「キーウにミサイル攻撃 ロシア、米欧の武器供与けん制」(日本経済新聞)>
(22/06/05)


【閻魔大王】 2022/06/06 (Mon) 14:14:

副題=攻防続くセベロドネツク「ウクライナ軍が5割奪還」(テレビ朝日)

5割奪還。
奪還以前には、何割占領されてたかが、不明。
では、あっても、100%であったのを、5割奪還でも、大したモンかと。


>ロシア軍との激しい攻防が続くウクライナ東部の都市セベロドネツクで、ウクライナ軍が反撃し市の5割を奪還したと現地の知事が明らかにしました。

>ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ知事は5日、ウクライナ軍最後の拠点とされるセベロドネツクについて、「ウクライナ軍がロシア軍を押し戻し市の5割を奪い返した」とSNSに投稿しました。

>知事によりますと、ロシア軍は10日までにセベロドネツクを攻略するよう命令を受けているということです。

>一方、ロシアメディアによりますと、ロシアのプーチン大統領はインタビューで、ウクライナに射程の長いミサイルが提供された場合、「まだ攻撃していない目標に対し攻撃を開始する」という考えを明らかにしました。

>アメリカが射程およそ70キロの高機動ロケット砲システム「ハイマース」を提供することを念頭においたものとみられます。

>(C) CABLE NEWS NETWORK 2022
>テレビ朝日

<参考=「攻防続くセベロドネツク「ウクライナ軍が5割奪還」」(テレビ朝日)>
(22/06/06)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/06/07 (Tue) 02:13

副題=ウクライナ軍、東部要衝「状況再び悪化」 市街戦、一進一退か(毎日新聞、6月6日)

 こんばんは。


 ウクライナ軍、セベロドネツク市の半分を奪還するも、状況は少し悪化といいます。


> ロシア軍が攻め込むウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は5日、要衝セベロドネツク市でウクライナ軍が「半分を支配下に置いた」と通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。一方で、6日の地元テレビのインタビューでは「状況は再び少し悪化している」と述べた。同市は州全域の制圧を防ぐための「最後のとりで」と位置付けられ、激しい市街戦が続く。1日時点では市中心部の8割を露軍が占拠したとされるが、両軍の一進一退の攻防が繰り広げられている模様だ。

> ガイダイ氏の5日の投稿によると、セベロドネツクには市民約1万5000人が取り残されているが、激しい戦闘により避難が困難だという。また、露軍の司令官が10日までに同市などを占領するよう命令されていることが通信傍受で分かったといい、攻撃が激化する可能性がある。


> 「ロシア軍少将、戦死確認」

> 一方、ウクライナ軍は5日、同市近郊のポパスナ付近で露軍のロマン・クトゥゾフ少将が戦死したことを確認したとフェイスブックに投稿した。これに対し、英BBCは4日、セベロドネツクでの戦闘でウクライナ軍が最大で兵力の9割を失ったとする露国防省の分析を報じた。戦果を誇る情報戦も激しさを増している。

> ウクライナ政府は6日、ゼレンスキー大統領が砲撃などの被害を受けているルガンスク州リシチャンスクとドネツク州ソレダルを5日に訪れ、前線のウクライナ軍部隊を激励したと明らかにした。兵士たちと面会し、前線の状況などについて報告を受けたゼレンスキー氏は「私が出会った人、握手をした人たちなどすべてを誇りに思う。私たち全員の勝利を祈っている」と述べた。両州に先立ち、南部ザポロジエ州も訪問した。

> ゼレンスキー氏は4日には、ドネツク州にあるスビャトヒルスク修道院の敷地内の木造建築物が露軍の砲撃で炎上したとテレグラムで明らかにした。ゼレンスキー氏はロシアを「野蛮なテロ国家」と断じ、国連教育科学文化機関(ユネスコ)からの追放を求めた。

> 修道院の敷地内には子供60人を含む市民300人が避難していたとしているが、死傷者などの詳細は不明。ウクライナのメディアによると、ロシア側は砲撃を否定しているという。

> AP通信によると、修道院の創建は16世紀ごろにさかのぼる。ウクライナ正教会に属し、ユネスコの世界遺産には登録されていないが、建造物の歴史的価値は高いとされている。この修道院は露軍の侵攻後、複数回にわたる攻撃を受けており、1日には砲撃により少なくとも3人が死亡した。【松岡大地、念佛明奈(ベルリン)、堀和彦】

<参考=「ウクライナ軍、東部要衝「状況再び悪化」 市街戦、一進一退か」(毎日新聞、6月6日)>


<参考=NO.371 続18<ロシアのウクライナ侵攻>武器は届き出した/数に勝るロシア軍/一進一退・混沌
(22/06/07)