閻魔大王<NO.203>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.204
431 続61<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/虚々実々の情報戦<!> 閻魔大王 23/06/05
閻魔大王NO.202

NO.431 続61<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/虚々実々の情報戦<!><起稿 閻魔大王>(23/06/05)


【閻魔大王】 2023/06/05 (Mon) 13:09

<参考=NO.430 続60<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/ロシア軍応戦準備<!>
(23/05/30)

副題=ウクライナ軍、ドネツク州南部で攻勢か…国防省は「反攻の開始宣言しない

<写真1>
4日、ドネツク州に隣接するハルキウ州の国境地帯を走行するウクライナ側の戦闘車両=ロイター



<地図2>



>ロシア国防省は5日未明、ウクライナ軍が4日に東部ドネツク州の南部戦線で露軍の防衛線の突破を狙う攻勢を開始したと発表した。露軍が防衛し、攻勢は失敗したと主張している。ロシアの侵略を受けるウクライナ側は今回の攻勢に言及しておらず、本格的な反転攻勢に向けた偵察攻撃の可能性もある。

>同省の発表では、ウクライナ軍は南部戦線の5区域に6機械化大隊と2戦車大隊を投入する「大規模攻勢」を仕掛け、露軍防衛線を突破しようとした。露軍はウクライナ側の兵士約250人を殺害、戦車16両や歩兵戦闘車3台、装甲戦闘車21台を破壊し、ウクライナの攻勢は失敗に終わったと主張している。

>南部ザポリージャ州でも4日、ウクライナ軍が戦闘車両10台以上を投入して防衛線の突破を試みたと、同州の露側「幹部」が発表した。

>露軍が撃退したとする主張に対し、軍事関係のSNSではウクライナ軍がドネツク州南部の集落を奪還したとの見方も出ている。

>ウクライナによる領土奪還のための大規模な反転攻勢について、ウクライナ国防省は4日、「開始を宣言しない」と表明した。ウクライナのレズニコフ国防相もツイッターに「言葉は必要ない」と投稿し、今回の攻勢に言及していない。

>一方、ロシア西部のベルゴロド州では、ウクライナを拠点にプーチン政権の打倒を目指すロシア人武装組織が進入攻撃を仕掛け、露軍と戦闘が続いている。同州知事によると、ウクライナ国境から約3キロ・メートルの露側集落で戦闘になり、露軍は国境警備にも戦力をそがれている。ウクライナは、ロシア人武装組織による攻撃への関与を否定している。

<参考=「ウクライナ軍、ドネツク州南部で攻勢か…国防省は「反攻の開始宣言しない」」(読売新聞)>
(23/06/05)


【閻魔大王】 2023/06/06 (Tue) 09:42

副題=露「ウクライナが大規模攻撃」 東部で反攻作戦か(産経新聞)

>ロシア国防省は5日未明、ウクライナ東部ドネツク州南部で4日、ウクライナ軍が露軍の防衛線を突破しようと大規模な攻撃を始め、露軍がこれを撃退したと発表した。露国防省によると、ウクライナ軍の攻撃には2個の戦車大隊と6個の機械化大隊が参加。露軍はウクライナ軍に250人以上の損害を与え、戦車16両を破壊するなどした。ウクライナ軍の攻撃は、本格的な反攻作戦の一環である可能性がある。

>一方、ウクライナ軍は5日朝、「ロシアはウクライナ国民の士気低下を狙い、わが軍の損害などに関して虚偽の情報を拡散している」との声明を出した。露国防省の発表を念頭に置いたものだとみられる。

>米シンクタンク「戦争研究所」は4日、ウクライナ軍がドネツク州に加え、南部ザポロジエ州でも攻勢をかけ、一定の前進に成功したもようだと指摘した。ザポロジエ州は、ロシアの実効支配下にある南部クリミア半島と露本土を結ぶ「回廊」の一部を構成する重要地域。ウクライナ軍の反攻で主目標となる可能性が指摘されてきた。

>プーチン露政権の打倒を掲げてウクライナ側で参戦し、露西部ベルゴロド州への越境攻撃を行ってきたロシア人義勇兵組織は4日、再び越境作戦を行い、複数の露軍兵を捕虜にしたと発表した。義勇兵組織はグラトコフ州知事に捕虜交換を呼び掛けたが、知事が指定場所に現れなかったため、捕虜をウクライナ側に引き渡すとした。

<参考=「露「ウクライナが大規模攻撃」 東部で反攻作戦か」(産経新聞)>
(23/06/05)


【閻魔大王】 2023/06/06 (Tue) 17:58

副題=ウクライナと露双方が攻勢主張 反攻「初期段階」分析も(産経新聞)

要するに、
ウクライナ軍の反攻、始まったです。

>ウクライナと同国を侵略しているロシアの双方の国防当局が6日までに、ウクライナ東部を中心に複数の戦闘が起き、自国が攻勢をかけていると発表した。米主要メディアは、ロシアに対するウクライナの反攻作戦が進行中だとの米軍事関係者の見解を伝えた。ウクライナ側は本格的な反攻着手を否定しているが、露軍の出方を探る軍事作戦の初期段階に入ったとの見方が浮上している。

>米紙ニューヨーク・タイムズなどによると米当局者は、人工衛星などの情報をもとにウクライナ側が砲撃やミサイル攻撃を活発化させていると分析している。

>露軍の布陣や軍事能力、兵士の士気などを探る目的があるといい、軍事専門家からは、数週間から数か月に及ぶ本格的な作戦の「初期段階」を示唆するものだとの見方が出ている。

>一方、ウクライナとロシアの双方が戦況を発表。露国防省が6日、東部ドネツク州南部で大規模な攻勢を仕掛けたウクライナ軍を撃退したと主張した。同様の発表は2日連続。ウクライナ軍に1500人以上の人的損失を与え、ドイツ製主力戦車「レオパルト」8両を含む戦車28両などを破壊したとしている。

>ウクライナ国防省は5日の段階で「ロシアはウクライナ軍が反攻作戦で大損害を受けたとする虚偽の情報を流し、国民に抗戦を断念させようとしている」と指摘していた。ウクライナメディアが伝えた。

>ロシアが完全制圧を発表した東部ドネツク州バフムトを巡っては、ウクライナのマリャル国防次官が5日、ウクライナ軍が同市周辺で有利な陣地を確保して攻勢に転じ、露軍に防戦を強いるなど「成功を収めている」と指摘。ウクライナのゼレンスキー大統領も5日のビデオ声明で、同市周辺でウクライナ軍が前進しているとした。

>バフムトを巡る戦闘で露軍側の主力を担った露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏も5日、バフムト近郊の集落ベルホフカの「一部がウクライナ軍に奪回された」とSNS上で指摘し、露軍上層部を批判していた。

<参考=「ウクライナと露双方が攻勢主張 反攻「初期段階」分析も」(産経新聞)>
(23/06/06)


【閻魔大王】 2023/06/06 (Tue) 20:39

副題=ウクライナのダム爆発、下流へルソンで洪水発生し避難命令…ザポリージャ原発貯水池の水位が減少(読売新聞)

ダム破壊は、どちらがやった<?>

ウクライナは、ロシアがと。
ロシアは、ウクライナがと。

されどの、基本、ダムを壊され、壊して、困るは、ウクライナ。
反攻にも、影響するかと。


<写真1>
6日、ウクライナ南部ヘルソン州で、決壊して大量の水が流れ出るカホフカ水力発電所の取水ダム=AP



<写真2>
6日、ウクライナ南部ヘルソン州で、ダムの決壊による洪水で浸水した建物=ロイター



<写真3>
6日、ウクライナ南部ヘルソン州で、決壊して大量の水が流れ出るカホフカ水力発電所の取水ダム=AP



>ロシアが占拠するウクライナ南部ヘルソン州にあるカホフカ水力発電所で6日、爆発が発生し、ダムが決壊した。ドニプロ川の水量が急増し、下流域のヘルソンなどで洪水が起きている。ウクライナ軍は同日、露軍による爆破だと発表した。ダムの貯水池はザポリージャ原子力発電所にも水を供給しており、原発への影響も懸念されている。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、SNSで「ロシアのテロリストがダムを破壊した」と非難。崩壊したダムの水門から大量の水が流れ出す動画を投稿し、「ウクライナの勝利以外、国土の安全は回復できない」と強調した。ウクライナは6日、国家安全保障国防会議を開催し、対応を協議した。

>これに対して、ロシアのタス通信は、「ウクライナからの多数の攻撃で破壊された」と報じ、ウクライナを非難した。

>戦争犯罪を規定するジュネーブ条約は第1追加議定書で、ダムや原発への攻撃を「住民に重大な損失をもたらす」として禁止している。

>ウクライナ政府などによると、今回のダム決壊によって、州都ヘルソンを含む約80の自治体が洪水被害のおそれがある。一部地域ではすでに浸水が始まっており、住民に避難命令が出された。

>ダムの貯水池はザポリージャ原発の原子炉に冷却水を供給しているが、国際原子力機関(IAEA)によると、貯水池の水位は毎時5センチ減少しているという。ラファエル・グロッシ事務局長は6日、別の冷却池など代替水源があることを明らかにし、「安全上の差し迫った危険は生じていない」との認識を示した。IAEAは現地で代替水源の確認を進めている。

>ウクライナ侵略でヘルソン州一帯を占拠した露軍は昨年11月、州都ヘルソンを含むドニプロ川西岸から撤退したが、カホフカ水力発電所やザポリージャ原発がある東岸は現在も占拠している。

>ウクライナは領土奪回のための大規模な反転攻勢に向けた準備を進めており、ウクライナの国防次官は5日、ウクライナ軍が一部地域で、「(防衛から)攻勢に転じた」と表明した。ダムの決壊で一帯が水没すれば、今後のウクライナの進軍に影響する可能性がある。

<参考=「ウクライナのダム爆発、下流へルソンで洪水発生し避難命令…ザポリージャ原発貯水池の水位が減少」(読売新聞)>
(23/06/06)


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 00:03

副題=ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開(Newsweek)

当記事は、若干古いですが。
ウクライナに供与の戦車「チャレンジャー2」は、ロシアの防衛線「竜の歯」を突破出来る。

尚、単に、地面に置いてる、だけならの話で、ブルドーザーみたいな、道具を取付、押し退けるが出来るです。

添付写真では、道具は装備しておらず。素の「チャレンジャー2」。

<写真>
イギリスで訓練を受けるウクライナ兵、チャレンジャー2の上で記念撮影(2023年2月) Toby Melville-Reuters



><間近に迫っているとも言われるウクライナによる反転攻勢に備え、ロシア軍は占領地域に防御用障害物「竜の歯」などを設置している>

>ロシア軍は、ウクライナ国内の占領地域に戦車などの進軍を食い止めるための防御用障害物「竜の歯」を設置している。だが近いうちにウクライナが反転攻勢に打って出ると言われる今、その障害物も実際にはほとんど効果がないかもしれない。ツイッターには、ウクライナ軍の戦車が「竜の歯」をやすやすと突破する様子を捉えた動画が投稿されている。

>ウクライナが保有するチャレンジャー2は、イギリス軍が「チャレンジャー1」の後継として1994年から導入した主力戦車。その主な目的は、敵の戦車を破壊することだ。

>ウクライナ国防省は5月23日にツイッター上で、ウクライナ国内の非公開の場所でチャレンジャー2が「竜の歯」を押しのけながら前進する様子を捉えた動画を共有した。コメントには、「これがチャレンジャー2戦車だ。『竜の歯』なるものがあるならば、『竜の歯医者』だっているはずだ」と書き添えている。

>動画の中でチャレンジャー2は、AC/DCの曲「地獄のハイウェイ」のリズムに乗りながら幾つかの「竜の歯」を取り除き、それを数メートル先まで引きずっていっている。

>「竜の歯」とは、鉄筋コンクリート製でピラミッドのような形をした防御用障害物。第二次大戦以降、戦車や機械化歩兵旅団の進軍を阻止するために使われてきた。地面から巨大な歯が突き出しているように見えるため、「竜の歯」と名付けられた。


>■反転攻勢に備えて「竜の歯」を設置か

>ウクライナの戦闘地帯で最近撮影された衛星写真によれば、ロシア軍はウクライナへの侵攻開始以降、占領した複数の地域にこの「竜の歯」を設置してきた。間近に迫っていると噂される、ウクライナ軍による反転攻勢に備えた動きだ。

>アメリカの衛星企業「カペラスペース」が撮影し、4月末にロイターによって共有された航空画像には、ロシア軍がロシア西部からウクライナ東部、さらにはクリミアに至るまでの各所に、対戦車壕など防御設備に加えて「竜の歯」を設置した様子が示されている。

>だがウクライナ側は、ツイッターにこの「竜の歯」をあざ笑う動画を投稿するなど、防御を強化するロシア軍を前にしても挑戦的な姿勢を崩していない。

>イギリスのリシ・スナク首相は1月に、14両のチャレンジャー2をウクライナに供与すると約束。戦車供与に伴い、イギリス国内でウクライナ軍への訓練も行った。3月後半にウクライナに到着したとされているチャレンジャー2は、ウクライナが準備を進めているとされる反転攻勢に使われる見通しだ。

>ウクライナ国防省情報総局のキリーロ・ブダノフ局長は、先日NHKとのインタビューの中で、反転攻勢は「まもなく始まる」と述べ、さらにこう続けていた。「最小限の兵器やその他の設備は揃っている。まもなく始まるということだけは言える」

>ジュリア・カルボナーロ

<参考=「ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開」(Newsweek)>
(23/06/02)


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 09:46

副題=国連事務総長、ウクライナのダム破壊は「戦争が与える恐ろしい代償」(朝日新聞)

爆発あって、決壊したと。
爆発ねえ。
ウクライナ軍の仕業なら、特殊部隊<?>
或いは、ミサイル攻撃<?>

その、証拠あれば、ロシア軍は、大いに、公開するです。
そもそもが、外部から、進入して、爆破が出来るの怪<?>
何分の、ロシア軍の支配下にあるの、ダムでして。

<写真>
ウクライナ南部でのダム破壊を受けて会見した国連のグテーレス事務総長=6日、米ニューヨーク、遠田寛生撮影



>国連のグテーレス事務総長は6日、ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカのダムが破壊されたことを受け、米ニューヨークの国連本部で緊急会見をした。ダムの破壊を「大惨事」と表現し、「民間人や重要な民間インフラに対する攻撃は止めなければならない」と訴えた。

>破壊の原因について、ウクライナ軍は「ロシア側による爆発」、ロシア軍は「ウクライナ側の攻撃」と非難し合っており、詳細は明らかでない。グテーレス氏は、国連が独自に調査する方法を持っていないと説明しつつ、「はっきりしているのは、これもロシアのウクライナ侵攻による壊滅的な結果だ」と述べた。


>ウクライナ南部ヘルソン州の水力発電所で爆発 周辺で浸水も
>ウクライナ「静かに」反転攻勢へ ロシア軍の防衛ライン突破さぐる?
>これまでに、国連が確認しているだけで、ヘルソン市やドニプロ川沿いにある80ほどの街や村で影響が出ているという。グテーレス氏は「少なくとも1万6千人が家を失い、さらに何千人もの人々が安全で清潔な飲み水の供給を脅かされている」とした。また、ダムの水が欧州最大規模のザポリージャ原発の冷却にも使われていることから、同原発への影響も懸念した。

>国連は今後、人道支援団体やウクライナ政府と連携しながら、現地の支援を行う。グテーレス氏は「今日の悲劇は戦争が人々に与える恐ろしい代償を示す新たな例となった。苦しみの水門は、1年以上にわたってあふれ続けている。それを止めなければならない」と主張した。(ニューヨーク=遠田寛生)

<参考=「国連事務総長、ウクライナのダム破壊は「戦争が与える恐ろしい代償」」(朝日新聞)>
(23/06/07)


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 18:19

副題=“タイミング悪い事故”可能性も? ロシア占領下のダム決壊…考えられることは(日テレNEWS)

どちらにも、大きな利点乏しく、ロシアの管理不充分によるの、事故の可能性<?>

<映像>
両国のメリットは?



>ウクライナ南部ヘルソン州にあるダムが決壊しました。ウクライナとロシアの双方が、相手を非難しています。「映像から何が分かるのか」「誰が何の目的で実行したのか」「今後の戦況」の3つのポイントを中心に、ロシアの軍事や安全保障政策に詳しい東京大学・専任講師の小泉悠さんと共にお伝えします。


>■旧ソ連有数の巨大ダム 数日前から壊れ始めていた?

>有働由美子キャスター
「初めてダムが決壊した映像が出てきた時には『フェイクではないか』という声もありました。実際の映像と思っていいということですよね」

>小泉悠さん
「思わず疑ってしまいますが、流域が非常に広範囲にわたり冠水しているという映像がたくさん出てきていますし、ロシア側、ウクライナ側双方の現地当局が住民の避難を実施していることもありますので、間違いなくダムが決壊して広範囲に浸水しているということが言えると思います」

>有働キャスター
「破壊の規模や破壊された跡を見て分かることは?」

>小泉悠さん
「旧ソ連有数の巨大ダムですが、関門部分が完全に壊れてしまっていて、ものすごい量の水が流れ出していると。貯水量もものすごいですから、流域の被害も甚大になるのではないかということが懸念されます」

>有働キャスター
「落合さん、気になることは?」

>落合陽一・筑波大学准教授(「news zero」パートナー)
「素人質問ですが、ダムの破壊ってどうやってやるのでしょうか?」

>小泉悠さん
「私もこういったものの専門家ではないので、なかなか分からないのですが、やはり相当の圧力を加えないとダムがここまで壊れることはないらしいです。第2次世界大戦中もダム破壊専用爆弾というものを作ったくらい頑丈な建造物になります。何か大きな力が加わった、または今回のダム破壊の前から、あちこちが壊れているということは衛星画像で確認されていました。もしかすると、時間をかけて破壊のプロセスが進んだ可能性もあると思います」


>■双方にメリット? 「悪いタイミングで事故が起こった」指摘も

>有働キャスター
「そして、誰が何のためにやったのかが最大の焦点ですが、ウクライナ側もロシア側もお互いに相手の仕業だと非難し合っています。どうみていますか?」

>小泉悠さん
「率直に言うと『よく分からない』というのが現状です。ダムはロシアの支配地域内にあります。ロシアが管理している施設ですから、これだけの巨大建造物を破壊する作戦を遂行するとしたら、ロシアが実行したというのが一番自然な感じもします。ただ、ロシア側に何か特定のメリットがあるとも思えないです。一方でウクライナが破壊できるかというと、自らの支配下にないものを破壊するというのは相当大変なはずです。そのため、やはりよく分からないです」

>有働キャスター
「仮にロシア側にメリットがあるとすると、何でしょうか?」

>小泉悠さん
「ダムを破壊すると、流域が広範囲に浸水します。ダムがあるほうのロシア側が占領するヘルソン州の地域のほうが土地が低いので、大きく冠水すると言われています。もし、ウクライナがヘルソン州に攻めてくるとロシア軍が考えていたのであれば、ウクライナ軍が進軍できない地域を作り出す目的があった可能性はあると思います」

>有働キャスター
「仮にウクライナ側が爆破したとすると、どのような目的があると考えられるのでしょうか?」

>小泉悠さん
「同じことが言えると思います。ロシア側が冠水するので、通行不能地帯ができる代わりにロシア側の防御陣地もほとんど水没して無力化されることになります。少し待って水が引いた後に、この地域を攻めていくということは可能かもしれません。ただ、これには相当な時間もかかります。そもそも、ウクライナ側の反転攻勢の本命は、ダムより上流側にあるザポリージャのほうと言われているので、ヘルソンから攻めていくそぶりは今のところ見られません」

>「もう1つは、これだけの巨大構造物を破壊するのがとても難しいです。ミサイルを1、2発当てたくらいでは、まず今回のような壊れ方をしないはずです。そうなると、どうやったのか分からなくなってくるということになります」

>有働キャスター
「他にはどのような可能性が考えられるのでしょうか?」

>小泉悠さん
「今、言われている3つ目の可能性としては、『事故』があります。このダムはこれまでに2回攻撃を受けていて、かなりダメージが蓄積していたと言われています。また、今回の破壊の直前に大雨が降っており、貯水量がものすごく増えていたということです。さらに、数日前から一部が壊れ始める兆候が見られていました。もしかすると、ものすごく悪いタイミングで事故が起こってしまったということも指摘されていて、この可能性も排除できないと思います」


>■「大規模な反転攻勢」秋の“ぬかるみ”で作戦の終わりが見える前に…

>有働キャスター
「また、最近の戦況はどうなっているんでしょうか、小野さん」

>小野高弘・日本テレビ解説委員国際部デスク
「ウクライナによる大規模な反撃が始まるのか、始まったのかが今、注目されています。ウクライナ国防相のSNSに投稿された写真では、ウクライナ軍の兵士らが口元に人さし指をあて、『話さないよ』というポーズをしています。『始まりを宣言することはない』とのコメントもついています。大規模な反転攻勢の始まりを感じさせます」

>「実際に様々な動きがあります。ウクライナ南東部にあるロシア軍の防御網を、ウクライナ軍の戦車や装甲車などを含む大規模な部隊が突破しようとしてきたと、ロシア国防省が明らかにしました。ウクライナとの国境にも近いロシア各地の燃料施設などに対し、無人機の攻撃が相次いでいるようです」

>「さらに、ウクライナに隣接するロシアの複数の地域でラジオ局がハッキングされ、偽のプーチン大統領の演説が流されたということです。『ウクライナ軍が国境を越えてきた。全国的に兵士を動員する』との内容です。ロシアの国民の動揺を誘うかのような動きです」

>有働キャスター
「こういった動きを見ると、ロシアの焦りのようなものを感じます。これらを含めて、小泉さんがこの後注目するのは、どのような点ですか?」

>小泉悠さん
「今、出てきているのは、例えば戦場においてロシア軍をかく乱するとか、ロシア国民の民心を動揺させるといった動きです。ウクライナはずっと、こういったことはやってきました。ただ、先月に入ってから明らかにその規模と範囲がかなり拡大しています。ロシア側の態勢を乱しておいて、どこかのタイミング・場所で大規模な反転攻勢をかけるということを当然、考えていると思います」

>有働キャスター
「どこかのタイミング…」

>小泉悠さん
「恐らく、ロシア側が混乱している最中に始めるのが一番合理的なので、やはり今月中であるとか、来月前半くらいまでにはさすがに反転攻勢を発動するのではないかと思います。それよりも遅れると、秋遅くのぬかるみの時期により、作戦の終わりが見えてきてしまいます。そのため、作戦を発動するのであれば、この夏中、夏の早い段階なのではないかと思います」

>(6月6日放送『news zero』より)

<参考=「“タイミング悪い事故”可能性も? ロシア占領下のダム決壊…考えられることは」(日テレNEWS)>
(23/06/07)
<消滅・23/07/10>


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 19:07

副題=ウクライナの水力発電所ダム決壊 「ロシアが破壊した可能性」をBBCが指摘する根拠(ニッポン放送)

とりあえず、ダム占拠、管理してるは、ロシア軍。

>ジャーナリストの佐々木俊尚が6月7日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。爆破され、決壊したウクライナ・カホフカ水力発電所のダムについて解説した。

>水力発電所のダム決壊、ウクライナは「ロシア側が破壊」と発表 ~現時点では不明

>ウクライナ軍は6月6日、南部へルソン州のドニエプル川にあるカホフカ水力発電所のダムがロシア側によって破壊されたと発表し、ゼレンスキー大統領は強く非難した。ヘルソン州の知事は大量の水が下流に流れ、約1万6000人の住民が危険にさらされているため避難を進めていると言及。一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ウクライナ政府の命令で計画・実行されたものだと主張。ウクライナ側の攻撃だと批判した。国連安保理はこれを受けて緊急公開会合を開くことを決めた。


>飯田)いろいろな情報が錯綜している段階ですが。

>佐々木)ダムを破壊するのはジュネーブ条約違反ですからね。国際法に反しているのは間違いないのですが、ロシアがやったのかウクライナがやったのかは、現時点ではよくわからない。

>このダムからザポリージャ原発の水を引っ張っている ~クリミア半島の上水道にも使用

>佐々木)ドニエプル川というのは、ロシアとウクライナとベラルーシの間、いまいちばんホットなところを流れて黒海に注ぎ込んでいる川で、その河口辺りにあるのがヘルソンなのです。

>飯田)そうですね。

>佐々木)その少し上がザポリージャで、原発がある。ザポリージャ原発の水は、このダムから取っています。また、クリミア半島は実は水がないところで、このダム湖から水を引っ張り、上水道に使っているという話です。

>ウクライナが反転攻勢に出る場合、ドニエプル川を渡って東へ向かう予想も ~ダム使用を懸念したロシアが破壊したのではないかとBBCが指摘

>佐々木)BBCが面白い指摘をしていて、ヘルソンをウクライナが奪還したではないですか。ヘルソンはドニエプル川の右岸、つまり向かって左側にあり、そこを奪還したので、いまへルソンでは、ドニエプル川がウクライナとロシアのちょうど最前線になっているのです。このダムは、両岸を渡す橋でもあるわけです。

>飯田)そうなりますね。

>佐々木)ウクライナが「夏に大反転攻勢に出る」と言われていますが、その場合、ドニエプル川を渡ってヘルソンからマリウポリなどがある東の方へ来るだろうと予想されています。そのときにこのダムを使うのではないかということです。それをロシアが懸念して破壊したと考えるのが、最も論理的な説明ではないかと指摘しています。


>ロシアには「ウクライナの反転攻勢を防ぐため」という動機がある
>飯田)ロシア側には動機がある。

>佐々木)どちら側も橋を使えるわけです。ロシアがヘルソンをもう1回奪還しようと思ったら、やはりその橋を使うでしょう。しかし、現状ではロシアとウクライナの力関係を考えると、ウクライナが反転攻勢しようとしている状況のなかで、ロシアは守勢に回っている。だから、破壊して得をするのはロシアではないかということです。


>ダムを破壊すれば、ロシアが実効支配しているクリミアに水がいかなくなってしまう ~戦争遂行のことしか考えないプーチン大統領だが、物的証拠はない

>佐々木)一方で、ダムを破壊してしまったら、ザポリージャ原発の冷却水が喪失することになりかねないし、クリミアはロシアがいま実効支配しているわけですが、クリミア自体に水がなくなってしまったら、住んでいる人は困ることになります。

>飯田)クリミアに水がなくなってしまったら。

>佐々木)でもプーチン大統領は、別に住民のことなど考えていないように見えるし、原発に対する危険も特に気にしないかも知れない。どちらかと言うと、「ウクライナとの戦争をいかに遂行するか」ということにしか関心がないことを考えれば、客観的に見ると、ロシアの方が実行する意味があるのではないかと思います。

>飯田)状況証拠的には。

>佐々木)ただ、現状ではそこまでわかりません。それ以上の物的証拠はないのです。


>ザポリージャ原発に緊急のリスクはない
>飯田)ザポリージャ原発に関しては、国際原子力機関(IAEA)が「現時点で安全性への影響はない」と発表しています。

>佐々木)水は他のところからも持ってこれるようですね。

>飯田)既に発電は止めていて、冷温停止、あるいは冷温まではいかないけれども停止している状態に……。

>佐々木)徐々に止まりつつあるということですね。


>ダムのコントロール権はロシアが保有していた ~満水で崩壊の危険があったにも関わらず、あえて放っておいた可能性も

>飯田)いろいろな可能性が指摘されているなかで、双方からいろいろな形で攻撃が続いていた。その上、最近は水量が増えていたようです。

>佐々木)満水状態だったという話もあります。しかも、ダムのコントロール権はロシアが持っていた。わざわざ満水の状態で破壊したとすると、当然、下流域で水害が起こるのはわかるはずです。それを狙ったとすれば、そこからもロシアが行ったと考えた方が論理的に納得できるのかなと思います。

>飯田)実際に爆発させないとしても、それだけ脆弱になっていたことを考えると。水をそれだけ湛えれば、自然と……。

>佐々木)事故という説もあります。満水になった状態で決壊してしまったと。

>飯田)管理権がロシアにあったということは、故意に「壊れてもそれはそれでいい」という思惑があったのかどうか。

>佐々木)いろいろな状況証拠を考えると、「ちょっと怪しいかな」という感じはしますよね。


>表に出ている情報では判断できない

>飯田)他方でウクライナ側も、ロシア領内での反政府活動に対して「支援があったのかどうか」という話もあります。

>佐々木)最近、ロシア国内で反ロシア軍のようなものが登場してきて、いろいろ動いていますよね。

>飯田)工作活動はどうなのかと。

>佐々木)クレムリンの爆発についても、未だによくわからないではないですか。いろいろと説が出ていますけれども、裏側で双方とも暗闘していることは間違いない。現状、表に出ている情報だけでは判断できないと思います。

>飯田)「戦場には霧がかかる」などと言われますが、その霧が濃くなっている感じがあって、外からはなかなか見えづらい。

>佐々木)「反転攻勢が始まった」という説もあり、「何もやっていない」という説もあります。毎日、安全保障の専門家の人たちの意見や、海外メディアの記事などを読んで情報収集していますが、読めば読むほどわからなくなるのが現状です。

<参考=「ウクライナの水力発電所ダム決壊 「ロシアが破壊した可能性」をBBCが指摘する根拠」(ニッポン放送)>
(23/06/07)


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 20:43

副題=ダム決壊の洪水でロシア軍兵士が流される、ウクライナ軍兵士が目撃(CNN)

ロシア軍、ウクライナ軍、双方、ダムの決壊を予測してなかった<!>
つまり、貯水量増えての、決壊か<?>
可能性として、充分、あるですが。

>ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカのダムが決壊したことによる洪水でロシア軍の兵士らが流され、ドニプロ川東岸から退避する様子をウクライナ軍が目撃した。同軍の将校が明らかにした。多くのロシア兵が混乱の中で死亡、負傷したという。

>ウクライナ軍のアンドレイ・ピドリスニイ大尉によると、6日未明にダムが決壊した際、「ロシア側で逃げられた者は皆無だった。ロシア側の連隊は全員が洪水に巻き込まれた」という。

>ピドリスニイ氏はCNNの取材に答え、ロシア軍が意図的にダムを攻撃したとの認識を表明。ウクライナ軍による今後の攻勢を混乱させるためだったとの考えを示した。

>同氏によれば、ドニプロ川周辺の地勢から、東岸に位置していたロシア軍はダムの決壊で深刻な影響を被った。同氏の部隊は当時の状況をドローン(無人機)や現場の兵士らを通じて確認することができた。

>「左岸(東岸)は右岸よりも低いので、より多くの水が流れ込んだ。川岸にあった敵の陣地も水にのまれた。敵の陣地とは塹壕(ざんごう)だけでなく普通の民家もあって、彼らはそこで寝泊まりしている」(ピドリスニイ氏)

>危険な場所にいるロシア軍の部隊に対して警告はなかった可能性があると、ピドリスニイ氏は指摘。それによって意外性を維持しようとしたのかもしれないとした。

>ウクライナ政府はピドリスニイ氏と同様、ロシアが意図的にダムを爆破したと主張する。一方クレムリン(ロシア大統領府)は、攻撃を実行したのはウクライナ軍だとの見方を示す。

>実際のところ、両者の主張を結論付ける証拠はまだ出ていない。ただダム及びその決壊の動画分析、とりわけ衛星画像を使った検証は、決壊が構造上の破損の結果だった可能性を示唆する。ダムはロシア軍が昨年3月から占拠している。

<参考=「ダム決壊の洪水でロシア軍兵士が流される、ウクライナ軍兵士が目撃」(CNN)>
(23/06/07)


【閻魔大王】 2023/06/07 (Wed) 22:36

副題=ダム決壊で多数の死者か、米政府高官が指摘…ゼレンスキー氏「ロシアが爆破」と非難(読売新聞)


<地図1>



<衛星写真2>
6日、ウクライナ南部ヘルソン州で、決壊したカホフカ水力発電所のダムの衛星画像=AP



>ロシアの占領下にあるウクライナ南部のカホフカ水力発電所のダム決壊をめぐり、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日に公開された演説で、ロシアが爆破したと改めて非難した。下流域では洪水が広がり、米政府高官は多数の死者が出ている可能性を指摘した。

>ゼレンスキー氏は演説の中で、水力発電所の破壊について「洪水を兵器として利用するために意図的に実行した」とロシアを非難した上で、「このようなテロ行為を見過ごすべきではない」と呼びかけた。

>米ニューヨークの国連本部では6日、ウクライナの要請で国連安全保障理事会の緊急会合が開かれた。ウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使は、「ロシアが爆破で欧州最大の人災を引き起こした」と強調した。ワシリー・ネベンジャ露国連大使は、「西側諸国の支援を受け、ウクライナが計画を実行した」との主張を展開した。

>会合の冒頭、国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)は、ダムの決壊による被害について、少なくとも40の集落が浸水し、1万6000人以上が被災したと述べた。ロシアが任命したヘルソン州の「高官」は、水力発電所の約50キロ・メートル下流にあるオレシキ市が「ほぼ完全に水没した」とSNSで明らかにした。

>ウクライナ政府は6日時点で洪水による死傷者は報告されていないと発表したが、深刻な被害が出ている可能性がある。

>米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は6日の記者会見で、「初期の報告では、多数の死者が出ているようだ」と述べた。正確な死傷者数は不明とした。ダムが破壊された原因についての特定は避けた。

>タス通信などによると、セルゲイ・ショイグ露国防相は6日、ウクライナでの3日間の戦闘で露軍兵士71人が死亡し、210人が負傷したと発表した。ウクライナ側の死傷者は最大約3700人と主張した。ロシアが自軍の死傷者数を公表するのは異例で、ウクライナの攻勢にロシアが優位に立っていると強調する狙いとみられる。

<参考=「ダム決壊で多数の死者か、米政府高官が指摘…ゼレンスキー氏「ロシアが爆破」と非難」(読売新聞)>
(23/06/07)


【閻魔大王】 2023/06/08 (Thu) 11:38

副題=ダム決壊に諸説も、ロシア関与の見方広がる…発電所のSNS「機関室が内部から爆破された」(読売新聞)

現時点、
当説、最有力。

監視カメラ映像からは、ミサイル等、外部からの、破壊形跡なく。

<写真>
7日、ダムの決壊で冠水したウクライナ南部ヘルソン=AP



>ロシアが侵略するウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所ダムの決壊原因を巡り、様々な可能性が指摘されている。米政策研究機関「戦争研究所」が6日、断定は避けながらも、「ロシアが意図的にダムを損傷した」ことが決壊につながったと分析するなど、ロシアによる関与が原因との見方が広がっている。

>ウクライナ軍南部方面部隊は、ダム決壊後の6日午前7時30分過ぎにSNSに「露軍がカホフカ水力発電所を爆破した」と投稿した。

>これに続き、ウクライナ国営の水力発電所企業はSNSで「発電所の機関室が内部から爆破された結果、発電所は完全に破壊された」と発表し、ダムを占拠する露軍が意図的に爆破したとの見方を補強した。

>ウクライナ大統領府は露軍が6日午前2時50分頃に、発電所を爆破したと発表しているが、直接的な証拠は示していない。

>ダムの強度が損なわれた結果、決壊したとの指摘もある。米CNNは6日、衛星写真の比較に基づき、ドニプロ川をまたぐように並ぶ発電所やダム水門と陸地を結ぶ橋の一部が、今月1日から2日の間に消失していた可能性があると報じた。一部の軍事専門家からは、露軍が1日に橋の一部を爆破したことが原因との分析が示されている。

>露軍は昨年11月、ヘルソン州の州都ヘルソンを含むドニプロ川西岸地域から撤退した際に、橋の一部を爆破している。

>こうした分析以外では、発電所を管理する露軍が意図的にダムの水量を増やした結果、貯水量がダムの許容範囲を超え、6日未明に決壊した説も浮上している。


>米紙ニューヨーク・タイムズは5月中旬、ダム上流部の貯水池の水位が過去30年間で最も高くなり、洪水が発生する恐れがあると報じていた。米国メディアの科学記者らは6日、SNSで、貯水量の記録的な増加や、ダムの既存の損傷を根拠として、決壊はある程度の時間をかけて進んだとの見解を発表した。

>一方、タス通信によると、露大統領報道官は6日、「ウクライナの破壊工作だ」と主張した。背景として、ロシアが一方的に併合した南部クリミアの水源にしているダム下流の運河を使用不能に追い込む狙いがあることなどを挙げた。

>米NBCは6日、決壊の原因について、複数の米当局者の話として米情報機関が「ロシアが背後にいるとの見方に傾いている」と報じた。

<参考=「ダム決壊に諸説も、ロシア関与の見方広がる…発電所のSNS「機関室が内部から爆破された」」(読売新聞)>
(23/06/07)


【閻魔大王】 2023/06/08 (Thu) 16:59

副題=<新事実>ウクライナのダムは決壊の前から損壊していた(BUSINESS INSIDER)

結果的、
一番有力なる決壊原因なるは、管理不充分。
或いは、意図的放置<?>

<衛星写真>
ダムが決壊する前の6月5日に撮影された画像。車道が破損していることが確認できる。



>ウクライナ南部のカホフカ・ダムが6月6日に決壊したが、その前にすでに損傷していたことが確認されたとBBCとCNNが報じている。
BBCが公開した衛星写真では、6月1日にはなかった車道の損傷が、6月2日に見られる。

>誰が損傷を与えたのか、またそれが最終的な決壊に影響したのかは不明だ。
2023年6月6日にウクライナ南部のカホフカ・ダムが決壊した。衛星画像を見ると、少なくともその4日前に、ダム上の橋の一部がすでに構造的なダメージを受けていたことを示している。

>BBCは、橋の状態が悪化していることを示す6月1日と2日に撮影された画像2枚を入手して公開した。2日の画像では、橋の車道の一部が欠けている様子が写っており、1日にはなかった損傷であることが分かる。

<参考=「ウクライナのダムは決壊の前から損壊していた…衛星写真で明らかに」(BUSINESS INSIDER)>
(23/06/08)


<参考=NO.432 続62<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍の反攻に、ダム決壊の影響は<?>
(23/06/08)