閻魔大王<NO.202>

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閻魔大王NO.203
430 続60<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/ロシア軍応戦準備<!> 閻魔大王 23/05/30
閻魔大王NO.201

NO.430 続60<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/ロシア軍応戦準備<!><起稿 閻魔大王>(23/05/30)


【閻魔大王】 2023/05/30 (Tue) 10:27

<参考=NO.429 続59<ロシアのウクライナ侵攻>本格的反攻安易に出来ず/ロシア軍応戦準備<!>
(23/05/24)

ミサイル、ドローンの迎撃について、
迎撃故、主導権は、ロシア軍にあるです。

がしかし、一定限度超えた場合、ウクライナの防衛は、出来ずになるです。
主たる、首都キーウの大統領府が、破壊されたでは、志気に関わるです。

迎撃のためには、しかるべくの、武器、弾薬なりが必要でして。防衛のためならと、するのが、一案。
されどの、今、ここで、こんな程度の議論をテレビで討論してるよでは、どもならず。

何よりも、日本国憲法の見直し、改正を議論し、実行すべき、なれどの、どこの国の政党、政治家か、わからんですが。その議論の、入口に立つさえ、拒否のが、居てるの、日本国。


副題=ウクライナの弾薬枯渇に「本当に支援しなくていいのか」と、佐藤氏 日曜報道THE PRIME(FNN)


>自民党の佐藤正久元外務副大臣は28日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、ウクライナ支援のために防御的な対空火器とその弾薬の提供に前向きな姿勢を示した。「ロシアはウクライナの防空火器の弾薬の枯渇を狙っている」と指摘。「それに対して本当に支援しなくていいのか」と述べた。

>佐藤氏は「日本有事で、他国から防空火器やその弾薬をもらわずに東京や大阪、原発を守るのは十分かというと、全然足りない」と明言。「同盟国、同志国で日頃から武器・弾薬についてやり取りできるようにストックしておくべきではないかということを含めていま(与党で)議論している」と明らかにした。

>番組コメンテーターの橋下徹氏(弁護士・元大阪府知事・元大阪市長)は「一律に武器や弾薬(の他国への提供)は全部だめだというのは日本の有事のことをまったく考えていない理屈」と断じた。「日本有事で他国に『ください』というものを、日本は他国に『渡しません』というのは通じない。日本も『渡します』、だから(日本有事で)日本にも『ください』というのが国際社会のルールだ」と強調した。

>立憲民主党の渡辺周元防衛副大臣はウクライナへの防空火器や弾薬の提供について、(ロシア領内で破壊活動を行ったとされる)ロシア人義勇兵に渡る可能性に触れ、「より慎重であるべきだ」と語った。

>ウクライナへの武器供与をめぐっては、ロシア領内で破壊活動を行ったことを明らかにしたロシア人義勇兵ら反プーチン勢力が、ウクライナに提供されたはずの米軍の銃や軍用車両を使用していた疑いが浮上。米国防総省報道官は23日「米国はウクライナ軍以外の第三者への装備移転を認めていない」と表明した。今後の西側諸国からのウクライナ支援のあり方に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

>以下、番組での主なやりとり。

>松山俊行キャスター(フジテレビ政治部長・解説委員)
もう一つの新しい流れがある。ウクライナ側につくロシア人義勇兵ら反プーチン勢力がロシア領内で破壊工作を行っている。

>そのロシア人義勇兵らの活動に関し、西側諸国から本来ウクライナに供与されたはずの装甲車などの装備品がロシア人義勇兵の手に渡って破壊工作に使われた可能性が浮上。米国防総省は「ウクライナ軍以外の第三者への装備移転を認めていない」と表明した。

>佐藤正久氏(元外務副大臣・自民党参議院議員)
建前として、当然、外交的にはそう言わざるを得ない。実際、ウクライナにはジョージア部隊など、様々な外国人義勇軍部隊がいる。ウクライナ人女性と結婚してウクライナにいるロシア人男性もいる。様々な人がいて結構入り乱れている。建前上、準軍隊、準軍事組織には西側の兵器を渡さないといっても、実際は西側の兵器がないとウクライナ領内で反転攻勢もできない状況だ。対戦車火器や携帯の対空火器スティンガーなどは一定程度外国人義勇兵の手に渡るのは仕方ないと思う。ただ、米国が供与したMRAP、装甲歩兵戦闘車がロシア領内で使われるのは、ウクライナ側の統制が甘いと指摘せざるを得ない。

>松山キャスター
欧米諸国から支援されたものが義勇兵にわたっているとなると、欧米各国も今後なかなか(ウクライナへの)支援が難しくなるとの見方がある。

>渡辺周氏(元防衛副大臣・立憲民主党衆議院議員)
シリアやソマリアなど、国家が崩壊すると世界中いろんな国から武器が集まってきて武器市場になってしまう。そうなると、まったく意図しない目的でまったく意図しない人間に対して武器が使われることがある。結果的に無秩序状態になってしまう。戦場への武器供与は相当歯止めをかけないと厳しい結果になる。より慎重であるべきだ。

>梅津弥英子キャスター(フジテレビアナウンサー)
ロシアによるウクライナ侵攻後、日本政府はこれまでウクライナに対して防弾チョッキやヘルメットなどを提供してきた。今月21日、新たに自衛隊の車両100台規模、非常用糧食のビーフシチュー約3万食を提供することを発表した。防衛装備移転三原則では、紛争当事国への装備品の提供を禁止しているが、去年3月の運用指針の一部改定で国際法違反の侵略を受けているウクライナに対しては「弾薬や武器を除く自衛隊の不用品であれば、譲渡することが可能」となった。橋下さんの問題意識は「ビーフシチューより弾薬を」ということだが、ビーフシチューも戦地では必要とされる可能性はあり、それよりも一歩踏み込むべきだということか。

>橋下徹氏(番組コメンテーター・弁護士・元大阪府知事・元大阪市長)
ビーフシチューも否定はしない。外国に武器や弾薬を提供できない、いまの防衛装備移転三原則は日本が有事になることはないことが大前提だ。日本の憲法は紛争や戦争がない理想の世界を目指していて、そこから理屈を考えていくと、日本は有事に巻き込まれないとの前提で様々な安全保障の制度ができている。しかし、いま国際情勢は違うではないか。日本も有事に巻き込まれた時に、自国だけですべて武器や弾薬を賄えるわけない。特に弾薬は本当に足りない状況だ。日本が有事に巻き込まれた時に欲しいもの、他国に「ください」というようなものを、日本はいざという時に他国に「渡しません」というのは通じない。日本も「渡します」、だから日本にも「ください」というのが国際社会のルールだ。ただ、現実はロシアと日本は国境を接しているから、これは政治の判断だ。ミサイルや戦闘機を渡すなどというのは、その微妙な関係を見なければいけない。日本だって有事に巻き込まれた時でも日米同盟があるから世界各国に「ミサイルください、戦闘機ください」という必要はない。日本が必要とするものが弾薬だということであれば、それは他国にも渡さなければいけない。渡し方も直接ウクライナに渡すのではなく、米国に渡して米国からウクライナに渡すなど、やり方はいろいろある。一律で武器と弾薬(の提供)は全部だめだというのは、日本の有事のことを全く考えてない理屈だ。

>松山キャスター
与党で防衛装備移転三原則の運用の見直しがいま協議されている。殺傷能力があるものを渡せるのかどうかという議論もある。原則をどこまで緩和するべきか。

>佐藤氏
二つの観点がある。日本有事、台湾有事も含めた、日本にとって有利な国際環境を作るために装備移転をする場合と、ウクライナのように国際法違反の侵略を受けている国に対する支援という二つの観点だ。殺傷兵器、非殺傷兵器というが、殺傷兵器の定義というものはない。実は今でも自衛隊法でいう武器が渡せないかというとそうではない。例えば、掃海艇。掃海艇は機雷を破壊するために機銃を載せており、武器だ。それをまったく渡せないというわけではない。防御的な兵器もある。ウクライナの無辜の市民が、ロシアのミサイル攻撃で犠牲になっている。防御的な対空火器や、対空火器の弾薬はいま本当に足りない。防空火器の弾薬の枯渇をロシアは狙っている。それに対して本当に支援しなくていいのか。では、日本が有事の時に、他の国から防空火器や防空火器の弾薬をもらわないで、東京や大阪、あるいは原発、これらを守るためのものは十分なのかというと全然足りない。ウクライナのように1年以上日本の有事が続いた場合、継戦能力を考えれば、自衛隊と日本の防衛産業だけで弾薬・武器が十分足りるかというと全然足りない。であれば、同盟国、同志国で日頃からこういう武器・弾薬についてはそういうやり取りができるようにストックしておくべきではないかということを含めていま(与党で)議論している。

>松山キャスター
防衛装備移転三原則では輸出できる装備品について、安全保障面での協力関係がある国に対して「救難」「輸送」「警戒」「監視」「掃海」の5つのカテゴリーに限定している。これも少し緩和してもよいという考えか。

>佐藤氏
これまでも時々の安全保障環境をにらみながら移転の基準や手続きを見直してきている。日本有事をにらんだ場合、あるいはウクライナの市民を守るということを考えた場合、見直してもいい。「救難」「輸送」「警戒」「監視」「掃海」の5類型は日本のシーレーン、海上交通の防衛のためだけのものだ。日本に有利な安全保障環境を作るのはシーレーン防衛だけではない。であれば、その5類型をシーレーン防衛以外にもあてはめるべきではないか。これもいま(与党で)議論している。

>渡辺氏
我々も、三原則の緩和について方向性を出すべくいま議論しているが、優先して守るべきはやはり人命だ。日本は戦争もなく75年以上過ぎてきた。実戦で使ったことのないものが果たして本当に世界から必要とされているのかどうか、ニーズがあるのかどうか。日本製だからこそ欲しい、メイド・イン・ジャパンのクオリティだからほしいと言われるのは、例えば、US-2救難飛行艇などがある。一番欲しいと言われるのは潜水艦だ。静謐性や溶接技術の高さがある。必要とされるものを一つの売り物として考えればいいが、実戦の実績のない我が国のものが果たしてどこまで本当に需要があるのか。今回の自衛隊車両100台規模の提供について政府は「ウクライナ側からのニーズだ」と説明している。オーダーメイド型ではないが、相手国が日本に何を望むかを把握してできる、できない、を判断すべきだ。

>橋下氏
ニーズに基づいた供与はそのとおりだ。もしウクライナが「弾薬がほしい」と、それも「日本から直接でなくてもいい」と言ってきたとしたら。例えば、NATO、欧州諸国がウクライナに弾薬を渡し、米国が欧州に補給し、米国が足りなくなった分を今回韓国が、それを補給するかどうか。ミサイルなど一線を越えるものはいけないとは思うが、このグループで武器を、弾薬ぐらいを、同志国でストックし回していくという考え方には反対か。

>渡辺氏
いや、別に反対とは言っていない。いま(党内で)議論中、検討中だ。他国に武器を渡すには当然、秘密保護協定などを結ぶなりして相当な信頼関係が必要だ。それこそロシア人義勇兵による「自由ロシア軍団」などに横流しされ、結局どこに行ったのかわからないというようなことには歯止をかけなければいけない。

>佐藤氏
他の国もなけなしの兵器を自国の国防のリスクを負ってまで(ウクライナに)渡しているのは事実だ。昔は米国は日本からは弾薬なんか要らないと言っていたが、いまは米海兵隊の総司令官が、日本有事の時は日本から弾薬をもらいたい、と言うぐらい、いま米国も非常に(弾薬が)足りない。与党協議の場で、ある有識者が言っていたのは、日本有事、特に台湾有事の時に「フィリピンに防御的な武器・弾薬を渡さなくて本当に大丈夫か、議論しているか」と。「もしもフィリピンが危ない状況になれば、次は沖縄だろう。そこまでしっかり考えてほしい」という指摘もあった。

<参考=「ウクライナの弾薬枯渇に「本当に支援しなくていいのか」と、佐藤氏 日曜報道THE PRIME」(FNN)>
(23/05/28)


閻魔大王】 2023/05/30 (Tue) 18:28

副題=「ウクライナ政権によるテロ攻撃」ロシア国防省 首都モスクワ複数のドローン攻撃(TBS)

ドローンで、モスクワを<?>

ウクライナ軍が関与の確率高いですが。ウクライナから、ドローンで、モスクワまでは、無理難題。

>ロシアの首都モスクワで30日に起きたドローン攻撃について、ロシア国防省は「8機のドローンが関与したウクライナの政権によるテロ攻撃だ」と、先ほど発表しました。

>モスクワのソビャーニン市長によると、複数のドローン攻撃は現地時間の30日早朝に発生。ドローンが複数の集合住宅を直撃したということです。

>住民らを避難させる措置を取り、これまでに少なくとも2人が救急隊に手当てを求めたということですが、重傷ではないとしています。

>ロシア国防省は先ほど、この攻撃について「ウクライナのゼレンスキー政権の、ドローンによるテロ攻撃が行われた」と発表。攻撃には8機のドローンが関与し、このうち3機が電子戦システムによって制御を失って落下したとしています。

>残り5機はモスクワ郊外で地対空ミサイルによって迎撃されたということです。

>一方、独立系メディアのバザは、およそ25機のドローンが今回の攻撃に関与し、爆発物を搭載したものも含まれていたと報じています。

<参考=「「ウクライナ政権によるテロ攻撃」ロシア国防省 首都モスクワ複数のドローン攻撃」(TBS)>
(23/05/30)


【閻魔大王】 2023/05/30 (Tue) 18:49

副題=ゼレンスキー氏「決定下された」 近く反攻着手を示唆(産経新聞)


>ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は29日の声明で、「本日、軍司令部との会議を開き、われわれが前進するタイミングに関する報告を受けた。われわれはやる。決定は下された」と述べた。ウクライナ軍による本格的な反攻作戦の着手が近いことを示唆したかたち。ウクライナ側はこれまで、反攻の時期について「最終決定されていない」としていた。

>ウクライナは従来、最前線の東部ドネツク州バフムトなどで露軍を損耗させつつ、欧米諸国から供与された兵器の戦力化を待って反攻を開始する構想を示してきた。バフムトは半年以上にわたる激戦の末に露軍側が制圧したものの、露軍も多大な損害を出したとされる。この間に、欧米製兵器の引き渡しや習熟が進み、ウクライナは反攻の好機だと判断した可能性がある。

>一方、露西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は29日、同州へのウクライナ軍の攻撃が続いているとし、「最良の解決策は(隣接するウクライナ東部)ハリコフ州をベルゴロド州に併合することだ」と述べた。タス通信が伝えた。ベルゴロド州では露軍拠点を標的としたウクライナ軍の長距離攻撃が続いてきたほか、今月にはロシア人義勇兵部隊による越境攻撃も起きた。

>ただ、露軍は昨年9月、ウクライナ軍の反攻に遭い、ハリコフ州のほぼ全域から撤退。同州で再度前進する余力が露軍にあるかは疑問視されている。グラトコフ氏の発言について、ペスコフ露大統領報道官は「軍事作戦上の問題で、コメントしない」とした。

>これに対し、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は29日、「ロシアの再侵攻を防ぐために、戦後は露国内の国境地帯に幅100~120キロの非武装地帯が設置されるべきだ」などとツイッターで述べた。

>一方、治安機関「ウクライナ保安局」(SBU)のマリュク長官は29日までに、ロシアの実効支配下にあるウクライナ南部クリミア半島と露本土を結ぶクリミア橋の爆発について、ウクライナ側の関与を事実上認めた。ウクライナメディアが伝えた。

<参考=「ゼレンスキー氏「決定下された」 近く反攻着手を示唆」(産経新聞)>
(23/05/30)


【閻魔大王】 2023/05/30 (Tue) 20:46

副題=“侵攻以来、最大規模”の攻撃…ロシア軍が2日連続で各地攻撃、死傷者も ゼレンスキー大統領「ミサイルを完全に撃墜できれば、テロは敗北していく」(TBS)


>ロシア軍は2日連続でウクライナ各地に対しドローンやミサイルによる、侵攻以降最大規模の攻撃を行っています。

>首都キーウ。子どもたちが爆発音におびえ、避難しています。

>ウクライナ空軍によると29日、ロシアがミサイル51発と35機のドローンで各地を攻撃したということですが、大半を撃墜したとしています。

>ウクライナ ゼレンスキー大統領
「私たちの防空システムや防空部隊のおかげで、1日だけで少なくとも数百人の命が救われました」

>ゼレンスキー大統領は「ミサイルを完全に撃墜できれば、テロは敗北していく」と強調していますが、撃墜されたミサイルの破片が車を直撃したとみられる様子も映像から確認できます。現地当局の情報を合わせると、ロシア側による攻撃でウクライナ全土で4人が死亡、少なくとも28人がけがをしています。

<参考=「“侵攻以来、最大規模”の攻撃…ロシア軍が2日連続で各地攻撃、死傷者も ゼレンスキー大統領「ミサイルを完全に撃墜できれば、テロは敗北していく」」(TBS)>
(23/05/30)


【閻魔大王】 2023/05/30 (Tue) 22:21

副題=【最新戦況】「モスクワへのドローン攻撃が戦況大きく変える」「ロシア国内で大きなニュースに」...ウクライナ軍の反転攻勢はザポリージャ州で開始か(MBS)

当記事では、「最新戦況」と、してるですが。当掲示板では、既投稿してるです。
寄稿閻魔大王 2023/05/30 (Tue) 18:28

モスクワえの、ドローン攻撃を大きく取り上げ、ウクライナえの、反撃口実を与えてる。
又、欧米の反応を危惧すると。

とは、大和大学佐々木正明氏の見解。
閻魔大王的には、当事者ウクライナは、国家存亡を賭けてるです。

元々が、ロシア軍が、ウクライナの国を廃墟にしてまして。ドローンのン発程度で、ごたごた言うなと。

又、欧米も、この程度の反撃なら、重々の計算してるかと。

但し、
ウクライナから、モスクワに、ドローン攻撃出来ませんです。
ウクライナ当局も、「直接的関与」否定してるです。

>最新情報でロシアの首都モスクワに25機のドローンが奇襲攻撃。大和大学の佐々木正明教授によると「ドローン8機が来襲し、うち3機が住宅などを直撃した可能性がある」といいます。この攻撃にウクライナ正規軍が関与していれば、ロシアがどんな報復をするのか。また禁じ手のロシアへの越境攻撃をしたことについて西側がどんな反応をするのか。戦況を大きく変える可能性も指摘。その一方でウクライナの反転攻勢についてウクライナ北部のザポリージャ州に西側から支給された兵器が集結。今にも反転攻勢が始まってもおかしくない情勢とも。(2023年5月30日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

>現地情報「モスクワ来襲のドローンは8機、うち5機は撃墜された」

<映像>
ロシア・モスクワにドローン攻撃



>---大和大学の佐々木正明教授の解説です。たった今入ってきた情報、モスクワでドローン攻撃があったということです。モスクワ州のボロピヨフ知事はモスクワの近郊で複数のドローンが迎撃されたと発表しました。また独立系メディアのバザーは、およそ25機のドローンが今回の攻撃に関与していて、爆発物を搭載したものも含まれていたと報道。モスクワへの攻撃は現地時間30日の早朝で、確認されているのはドローン25機ということですが、これをどう見ていますか。

>(佐々木正明教授)この事案、戦況を変える大きな出来事になる可能性があります。現場は緊張が高まっている状況です。モスクワが攻撃されたという状況にプーチン政権がどのような反攻に出るのか。今後注目されることになります。そして私が今状況を把握しているのは、25基のうちモスクワに届いたのは8機。そのうち5機が撃墜され、3機はもしかしたら住宅に当たっている可能性があります。現地時間朝5時半にドローン攻撃があった。思い返すと、5月3日にクレムリンのドローン攻撃がありました。そのときはドローンがウクライナ国境から飛んできたのか。もしくはモスクワ近郊から飛ばされたものであったかというのは判明していません。当局はおそらく情報は掴んでるはずです。このドローンがどこから飛んできて、誰が飛ばしたのか。どのような意図を持っていたのかということが注目されますが、今後また第2波、第3波の可能性もありますので、緊迫した状況にあるということをお伝えしたいと思います。25機というのは、おそらく途中で撃墜されたものも含むドローンだと思います。モスクワで撃墜された、もしくは爆発音を聞いたモスクワ市が確認したのは8機ということが、私が現地から見た情報でそのような状況になっています。


>---以前クレムリンの上で爆発ドローンがありましたが、あれはもしかしたら「自作自演なんじゃないか」という話もありましたが、今回の事案はどうなんでしょうか?

>(佐々木正明教授)クレムリンへの攻撃は、自作自演説がどんどん薄れていっているような状況です。その後のプーチン政権の反応。もしくは今、ロシアに越境攻撃をしているウクライナの義勇軍、もしくは自由軍団というのがあってその一味がドローンを持ち出して攻撃した可能性もあるとも言われております。もしくは、ウクライナ側はクレムリンへの攻撃については否定をしていますが、果たして、反転攻勢が始まる時期において、モスクワへ攻撃を連動した場合、ウクライナ正規軍がどのように関わっているのかということも見なくてはいけないと思います。"


>---ウクライナ軍の反転攻勢は間近かというそんな話がありました。ゼレンスキー大統領のコメントもありましたけども、このあたりどう見たらいいんでしょうか?

>(佐々木正明教授)ウクライナのメディアはウクライナ軍に不利な情報情報を流してはいけないんです。つまりウクライナのメディアは、反転攻勢についてあまり語られていないような状況にあります。ただロシア側のブロガーだったりとか、ロシア側のインターネットの情報によりますと、ザポリージャ州のリトジャというところの上の付近に、どうやらこの反転攻勢で新しく部隊を作ったというような状況があるんですね。それはアメリカの流出文書で明らかになっていますが、そこにドイツやアメリカ、NATO諸国から供与された新しい武器が、部隊が集まっているという状況があります。つまりゼレンスキー大統領が「もう決定が下された」と言いましたので、今は突破口を探している状況。ルハンシク州からヘルソン州まで1500キロぐらいあり、ザポリージャ州の上のところに大部分が集まっていますが、果たしてヘルソン州の方から、陽動作戦として突破をする可能性もありますし、突破口を探している状況で、今日、今にも開戦する可能性はあると思います。


>---以前、ゼレンスキー大統領はウクライナ国内でロシアが納めているところを取り返す戦いだということを繰り返し言っていると思います。ロシア国内は攻撃しないという発言でしたが、今回のモスクワの攻撃はどう捉えたらいいのでしょうか?

ウクライナが「ロシア義勇軍」や「反プーチン一派」を支援していれば、アメリカからの武器供与に悪影響か

>(佐々木正明教授)もしウクライナ正規軍が関わっていれば、もしくは義勇軍とか反プーチン派の一派にウクライナが武器を供与したということが明らかになりますと、2014年にロシア側が陰の部隊を使って、クリミア州、ドンバス地域に多くの部隊がやってきて、内戦のようなことが起こした。この逆のパターンになるという形になります。となるとウクライナ側がロシアに越境攻撃をした。支援してるという形になるので批判される、非常にウクライナ政権にとってはまずい状況になる。アメリカ側が禁じ手ということで、最初から禁止していましたが、これが明らかになりますと、今度の武器供与にも大きな影響が出る可能性もありますので、今日のドローン攻撃もしくはクレムリンへの攻撃。ロシアの影響攻撃がされている状況ですので、この動きが果たして、本当にウクライナ政権がやったものなのか。弾薬ミサイルはどのようにして実行部隊がやったものなのか、ここも注目です。そして連動して、ウクライナの正規軍の反転攻勢がどうなるかというのは注目だと思います。


>---今週、ロシア軍は首都キーウに最大規模の攻撃をしたという内容が入ってきています。ウクライナ軍の高官は28日未明の大規模攻撃でロシア軍のイラン製ドローン少なくとも40機を撃墜したと発表しています。佐々木教授はロシア軍がウクライナ軍の対空ミサイルを枯渇させようとしているとの分析もある。たくさん迎撃をさせて弾を消費させようということです。そして5月28日は建都を記念するキーウ市の日ということで、連日鳴り響くアプリの空襲警報であったり、都市空襲のミサイルやドローンが市民の精神にダメージを与えていると。だからロシアはキーウへの攻撃を強めているということなんですね。

>(佐々木正明教授)キーウだけではない、ウクライナ全土です。私3月にキーウへ行ったときに、僕警報アプリをスマホにダウンロードして今も、空襲警報アプリのサイレンが鳴っています。つまり5月、今週も毎日のようにウクライナ時間未明に、日本時間の朝にアプリが鳴るんですね。そして今、子供たちが逃げています。3月の状況とは明らかに違う。岸田首相が、キーウを訪問していた状況とは明らかに違う。緊張した状況にあります。ゼレンスキー政権は「これはテロである」。プーチン政権がテロリストの国家であるというような言い方もして、この反転攻勢をするにあたって、強い言葉で批判をしている状況です今日も朝ありましたので、…今後はミサイルによる攻撃がどうなっていくのか。犠牲者が出ていきますので、これも注目したいと思っています。

>◎佐々木正明氏(大和大学教授、元産経新聞モスクワ支局長、ロシアのクリミア併合を現地で取材)

<参考=「【最新戦況】「モスクワへのドローン攻撃が戦況大きく変える」「ロシア国内で大きなニュースに」...ウクライナ軍の反転攻勢はザポリージャ州で開始か」(MBS)>
(23/05/30)


【閻魔大王】 2023/05/31 (Wed) 11:46

副題=プーチン氏「ウクライナは露国民を脅す道を選んだ」…無人機8機がモスクワ攻撃(読売新聞)

ロシア軍=プーチンは、ウクライナの国と、人を破壊するがため、ウクライナで、戦争してて、一寸、攻められたら、大袈裟な事、言うてるです。

但し、
それが、プーチンの考えでして。
万事、自身の都合よく。

>ロシア国防省によると、首都モスクワで30日朝、無人機8機による攻撃があった。プーチン大統領は同日に国営テレビで「ウクライナはロシア国民を脅す道を選んだ。テロ行為だ」などと非難し、報復措置を示唆した。ウクライナは関与を認めていない。

>露国防省は8機のうち5機を地対空ミサイルで撃墜し、3機を電子戦装置で無力化したと主張した。3機は市南西部にある3か所の高層住宅の上層階に接触したが、重傷者はいないという。撃墜された機体は、プーチン氏の公邸や政府高官の邸宅が集中するモスクワ郊外などに点在したという。

>ウクライナ大統領府顧問は30日、地元テレビで「我々と直接の関係はない」と述べる一方、「同種の攻撃は増えるだろう」と予測した。

>今回の攻撃は、モスクワへの無人機攻撃として過去最大規模で、露独立系メディアは攻撃に30機前後が関わったとの見方を伝えた。

<参考=「プーチン氏「ウクライナは露国民を脅す道を選んだ」…無人機8機がモスクワ攻撃」(読売新聞)>
(23/05/31)


【閻魔大王】 2023/06/02 (Fri) 17:42

副題=モスクワの高級住宅街狙ったドローン攻撃、以前とは異なる戦略(中央日報)

ウクライナは、関与を否定してるです。

>ロシアの首都モスクワに対するドローン攻撃が前回のクレムリン(ロシア大統領府)襲撃とは異なるという見方が提起されている。

>CNNとAP通信などによると、先月30日に最小8機のドローンがモスクワ南西部を攻撃し高級マンションと高層ビルなどに被害が発生した。深刻な損傷や人命被害はなかった。ロシア国防省はドローン8機がすべて破壊されたとし、このうち5機は撃墜されたか無力化されたと明らかにした。

>この日一部のドローンはロシアの政治家と高官が多く住むモスクワ南西部のルブリョフカにも現れた。この地域はプーチン大統領の公邸であるノボオガリョボとも近い。

>BBCによると、ドローン攻撃は有名大通りであるレーニンスキー大通りと大統領公邸がある高級住宅地などを狙った。ある高層住宅はドローン1機により建物外観が破損し、レーニンスキー大通りにある14階建てマンションにもドローンが衝突した。

>プーチン大統領はウクライナがロシア国民を脅かしていると非難した。彼は「ウクライナがロシア国民を脅かして住宅地を空襲目標にした。明白なテロ行為」と非難した。

>だがウクライナは今回の攻撃に関与していないと否定している。ウクライナのポドリャク 大統領補佐官は、ウクライナは今回の攻撃に直接関連はないがこの事態を楽しんでおり、今後こうした事件が継続して増えるだろうと予告した。

>APはこの攻撃がロシア国内への攻撃を始めようとするウクライナの決意が大きくなっているというシグナルで、さらに多くの攻撃が起きると予想した。

<参考=「モスクワの高級住宅街狙ったドローン攻撃、以前とは異なる戦略」(中央日報)>
(23/06/01)


【閻魔大王】 2023/06/02 (Fri) 18:32

副題=ウクライナ各地に空襲警報、キーウで30のミサイルとドローン撃墜 当局(CNN)

ロシアは、ウクライナの首都えの、攻撃継続。

>ウクライナ各地で2日早朝、空襲警報が鳴り響き、首都キーウでは市長が市内での爆発の発生を報告した。市の軍政当局トップは、市周辺で合計30のミサイルやドローン(無人機)がウクライナの防空機能で撃墜されたと伝えた。

>キーウ市長は「新たなUAV(無人航空機)の一群がキーウに迫っている」「防空は機能している」と述べた。

軍政トップのセルヒー・ポプコ氏はSNSのテレグラムに、過去6日間で6度目の連続攻撃を受けたと投稿した。

ポプコ氏によると、攻撃には弾道ミサイルとドローンの両方が使われた。ウクライナの防空システムが空対地ミサイルやイラン製ドローン「シャヘド」とみられるものを撃退したという。

ポプコ氏は、人的、物的被害の報告はまだないとも語った。

前日にはキーウへのミサイル攻撃で9歳の少女を含む3人が死亡した。3人は閉鎖された防空壕(ごう)に入ろうと試みていたと伝えられている。

<参考=「ウクライナ各地に空襲警報、キーウで30のミサイルとドローン撃墜 当局」(CNN)>
(23/06/02)


【閻魔大王】 2023/06/03 (Sat) 08:03

副題=ウクライナ拠点のロシア人武装組織、露西部に再進入し大規模攻撃…プーチン大統領の威信に傷(読売新聞)

プーチンの威信ねえ。
関係ないと、思うですが。

<地図>



>ロシアが侵略するウクライナに拠点を置く二つのロシア人武装組織は1日、ウクライナと国境を接する露西部のベルゴロド州に進入し、国境付近で露軍と交戦したとSNSに投稿した。地元州知事によると、武装組織は断続的な砲撃も行った。州都ベルゴロドには無人機攻撃もあった。

>武装組織の大規模な進入攻撃は5月22日以来で、国境警備の強化を指示していたプーチン大統領の威信が傷ついた。進入攻撃を行ったのは「ロシア義勇軍団」と「自由ロシア軍団」で、自由ロシア軍団はSNSに露軍の弾薬庫や軍用車両を砲撃で破壊したとする動画を投稿した。露軍に投降も呼びかけた。

>露国防省は1日夜、「ウクライナの政権による新たなテロ行為の試みを阻止した」と発表し、1日未明から朝にかけて武装組織の戦闘員約70人を銃撃戦などの末に殺害したと主張した。戦車5両、軍用車12台などを破壊したとしている。

>地元州知事によると、国境に近いシェベキノ一帯では多連装ロケットシステムなどを使った砲撃で住宅や行政庁舎が被害を受け、10人以上が負傷した。米CNNによると、ウクライナの外務次官は1日、「我々は一切の責任がない」と攻撃への関与を否定した。武装組織はウクライナ軍や情報機関との協力関係が取りざたされている。

<参考=「ウクライナ拠点のロシア人武装組織、露西部に再進入し大規模攻撃…プーチン大統領の威信に傷」(読売新聞)>
(23/06/02)


【閻魔大王】 2023/06/04 (Sun) 08:56

副題=モスクワへのドローン攻撃 小泉悠氏「もっと激しくなる可能性も」ウクライナの反転攻勢との関連を分析(ABEMA)

モスクワにミサイル飛来なら、ですが、ドローンで、数機なら、知れてるです。

<映像1>
”ロシアへのドローン攻撃”その思惑とは?



<衛星写真2>
モスクワにドローンの衝撃・誰が実行?



>5月30日、ロシアの首都モスクワでドローンによる爆発が発生した。ロシア当局によると飛来したドローンは8機で、攻撃を受けた地区はモスクワの西側から南西部にかけて8カ所だという。1カ所に1機ずつ飛んできたものとみられている。


>ロシア国防省は、飛来した8機のうち5機は防空システムで撃ち落とし、3機は電子妨害で無力化したと主張。1機はモスクワ市の中心から車で約40分の住宅街にあるマンションに突っ込んだが、無力化されていたためか起爆しなかったという。死者や重傷者は出ず、住民たちは一時避難した。

>「非常に受け入れがたい。爆発音が響いたのは朝4時過ぎで、誰もが安心して寝ていた」(近隣住民)

>この事態にプーチン大統領も言及した。

>「ウクライナはロシアとロシア国民を脅迫し、住宅を攻撃する道を選んだ。これは明らかなテロの兆候だ」

>ロシア側の非難に対し、ウクライナ政府高官は関与を否定している。しかし、ゼレンスキー大統領が5月29日、注目されてきた大規模反転攻勢について言及したほか、ウクライナ陸軍トップも近く攻撃をしかけると発言している。

>この状況でウクライナによる攻撃が疑われるのは当然だが、ロシア国内には反プーチンの勢力もあり、そちらが関与した可能性も否定できない。5月3日に起きたクレムリンへのドローン攻撃も記憶に新しい今、またモスクワが攻撃された事実はロシアにとって由々しき事態だ。

>しかし、大統領側近は重大な問題ではないといった姿勢を取っている。

>「みんなが適切に動き正しく機能した。防空システムも正しく機能した。幸いなことに負傷者が出ていない。現在、モスクワおよびモスクワ州の住民にとって何の脅威もない」(ロシア大統領府・ぺスコフ報道官)

>今回のドローン攻撃について、ロシアの軍事に詳しい、東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠氏話を聞いた。


>――場所と状況から考えられることは?

>「ドローンの1機が飛来したオガリョボの近くにはプーチン大統領の公邸があり、明らかに近くを狙っているように見える。また、その近くにあるブラシハにはロシアの戦略ロケット部隊、核ミサイル部隊の司令部がある。ウクライナかは不明だが、攻撃側にしてみると『ロシアの政治や軍事の中枢にドローンを突っ込ませてやったぞ』という意思表示のように感じる」

>「また、他に攻撃されたレニンスキー大通りや、私が昔住んでいたプロフソユズナヤ通りは完全に町の中、団地街になっている。ここまでドローンが飛んで来たことはロシア国民にとってかなり大きいショックだと思う」


>――ロシア領内への一連の攻撃の関連性は?

>「これだけ立て続けに起きているので、何らかの関連性は間違いなくあると思う。ただ、この戦争を最初から見ていくと、実はウクライナは度々、ロシア領内に対して攻撃をしている。鉄道や燃料施設など、ロジスティクス(物流拠点)の混乱を狙ったような攻撃はずっと行っていた。だが、5月に入ってからは、ロシア国家の象徴といえるクレムリンや、プーチンが住んでいる場所を狙うなど、ロシアという国そのものに対して『我々は恐れていない』という姿勢を示す攻撃を始めたように見える。それらを考えると、ウクライナ政府、軍隊が実行しているかは不明だが、ある程度ウクライナ政府の意図を受けて、この戦争と連動する形で行われていると思う」


>――今後も同様のことは起こる?

>「むしろ、もっと激しくなる可能性さえある。これからウクライナが反転攻勢をかけていくと言われているので、なるべくロシアの軍事力を自国防衛の方に割いてもらいたいはず。

>つい先日、おそらくウクライナの支援を受けたロシア人義勇兵がロシアのベルゴロドに侵入した。ウクライナ側から見れば、ロシアが国境防衛にもっと兵力を割いてくれるということ。色々な方法でロシアを叩いて、ウクライナでの戦争に集中できない状況を作っていくだろう。また、西側諸国はずっと、プーチン大統領が核で反撃する恐れがあると警戒して、ウクライナに高度な武器輸出を控えてきた。だが今回の攻撃は、『君ら心配しているけど、我々が実際にやって見せてやるよ。ほら、プーチンは何もできないだろ?』と言っているように見える」


>――ドローン攻撃は反転攻勢の初手?

>「今回の攻撃は、ロシアの体勢を崩すための足払いをかけているような段階。『相手がバランス崩して一本背負いが決まったらいいな』といった考えで本番に繋げようとしているのは間違いない。ただ、問題はウクライナ軍の反攻兵力は、おそらく12個旅団くらいと言われている。これは決して小さな兵力ではないが、ロシア軍の兵力を考えると決して大きくもない。西側の軍事援助も相当入っているが、決して100点満点ではない。これが戦況を大きく変える反攻になるかはわからない」

>「ロシア軍の総地上兵力とウクライナ軍の総地上兵力は、実はあまり変わらない。問題は、現在ロシア軍とウクライナ軍が戦っている戦線が1000kmもあること。なので、均等に兵力を置いているわけではない。私がウクライナ軍司令官なら、ロシア軍の本当に突破したい場所を薄くしたいので、そこに兵力を集中投入したいと必ず考える。ドローン攻撃やベルゴロドへの義勇兵の越境もその一環だと見ている」


>戦場がウクライナからロシアへ拡大し、ロシア国民の意識に変化はあるのだろうか。

>「これまでは地方のインフラ施設が攻撃されていたため大都市圏の人たちは危機を感じていなかったが、今回のモスクワなどへの攻撃で、大都市圏の人たちの危機感は高まっていると思う。国民がプーチンに戦争をやめるよう呼びかければいいが、それはないだろう」

>ワグネルのプリゴジン氏が政権批判を激しく行ってきているがプーチン大統領の政権基盤に綻びが出ることはないのだろうか。

>「プーチン大統領の権力がものすごく揺らいでいることは間違いない。こんなにプーチン権力が動揺したことはこれまでない。とはいえ、グラグラ揺れてプーチン大統領が転ぶほどではないと感じる。プリゴジン氏はすごく目立つし言葉遣いも汚い。社会のエリート層は眉を潜めるが、富に預かれていない人たちには親しみやすく見えるため、そういう意味での人気はある。しかし、プリゴジン氏がプーチン大統領を倒せるか、倒す意思を持っているかというと、そうではないと思う。結局、政権内でプロレスをやっているんだろう」


>――まだ終わりは見えない?

>「嫌な話だが、来年で終われば早い方、実際はもっと続くだろうと思う」

>(『ABEMAヒルズ』より)

<参考=「モスクワへのドローン攻撃 小泉悠氏「もっと激しくなる可能性も」ウクライナの反転攻勢との関連を分析」(ABEMA)>
(23/06/03)


【閻魔大王】 2023/06/05 (Mon) 07:43

副題=ロシア、激戦地バフムートで「大きな損失」 ウクライナ軍司令官(CNN)


>ウクライナ軍の司令官は3日、東部の激戦地バフムートでロシア軍が「大幅な損失」を強いられたと述べた。

>ウクライナのシルスキー陸軍司令官は前線の部隊を訪れた後、SNS「テレグラム」への投稿で、敵軍はバフムートで引き続き大幅な損失を被っていると述べ、「(ウクライナ)防衛軍は戦闘を続ける。われわれは勝利する」と宣言した。

>シルスキー司令官の発言の前には、ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、プリゴジン氏が兵力の99%がバフムートを離れ、ロシア軍に陣地を引き渡したと明らかにしていた。

<参考=「ロシア、激戦地バフムートで「大きな損失」 ウクライナ軍司令官」(CNN)>
(23/06/04)


<参考=NO.431 続61<ロシアのウクライナ侵攻>前哨戦は始まってる<!>/虚々実々の情報戦<!>
(23/06/05)