閻魔大王<NO.25>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.26
109 続3<ホワイト国問題>どこまでエスカレートするか<?>、これは、逆クレーム也<!> 閻魔大王 19/08/17
108 成る程、納得の、日本vs韓国、考え方の相違 閻魔大王 19/08/16
閻魔大王NO.24

NO.108 成る程、納得の、日本vs韓国、考え方の相違<起稿 閻魔大王>(19/08/16)


【閻魔大王】 2019/08/16 (Fri) 18:42

韓国大統領の悲惨な末路。
日本総理大臣のその後の堂々人生。

これは、国民性の相違であり、真逆<!>。

>日韓両国をよく知る韓国生まれの評論家、呉善花(オ・ソンファ)・拓殖大国際学部教授が「韓国はどうなる? 日本はどうする!!」と題して松江市で講演した。有志でつくる日韓問題の勉強会「呉善花塾」で講師を務めたもので、呉さんは双方の国民感情を比較しつつ、「親北朝鮮」に向かう文在寅政権と国民の危うさを指摘した。主な講演内容は次の通り。

>日本人が戦後初めて安保意識持った!?

>今、朝鮮半島の問題が世界的なニュースとなっている。今までは、北朝鮮の方が先に潰れると思っていたが、最近では韓国の方がどうも不安定な状態にある。

>前大統領の朴槿恵(パク・クネ)氏の弾劾から逮捕と、日本人には想像できないようなことが次々起こっている。

>北朝鮮も、若きリーダーの金正恩(キムジョンウン)氏により、驚くべきことが起きている。兄やおじ、側近を次々と殺害する。自分に反発する者がいれば、その場で首をきる。日本で言う「首を切る」という意味とは違い、本当に「首を斬る」。

>国内だけならいいが、核開発やミサイル実験などがある。北朝鮮は、韓国を支援してきたという理由で米国に反発し続けており、米国にまで届くミサイルを作りたいと思っている。

>だが、米国は遠いため在日米軍基地を狙う可能性もある。日本にとっては大迷惑だ。このため、もしかしたら日本人は戦後初めて、安保意識を持つようになったのではないか。

>韓国の若い世代に危機意識なし

>しかし、韓国の方は、あまり緊張状態にない。北朝鮮が「ソウルを火の海にする」と威嚇しても、危機意識があまりない。とくに若者は「まさか、同じ民族である韓国にミサイルを飛ばすことはあるまい」と、変な安心感を抱いている。

>大統領選で当選した文在寅(ムン・ジェイン)氏は、とくに40歳以下の若い人たちから多くの支持を受けた。若い世代はなんと、「朝鮮戦争は日本から攻められた戦争だ」と思っている人が多い。

>そして、文大統領は安倍晋三首相と電話会談をした際、慰安婦問題に関する日韓合意については、「韓国の国民が納得していない」などという言い方をした。一国の大統領が、国民に責任転嫁をしたわけだ。

>文氏は、現実味のない話ばかりしている。経済政策にしても、「公務員を80万人増やす」というが、どうすればできるかは提示しない。

>ただ、韓国が破綻することはないと思う。その理由は、潰れそうになったら必ず日本が助けるから。

>朴氏逮捕の根底にある韓国の「国民情緒」

>逮捕された朴氏は「真実は明らかになる」と言う。しかし、韓国を知る上で大事なのは、「真実が真実でないのが韓国」ということ。法律は立派だが、法律を守らないのが韓国の裁判官。朴氏は法律違反ではなく、弾劾される理由もないのに、裁判官全員が弾劾に賛成した。この根底にあるのが「国民情緒」だ。

>国民の7割以上が弾劾に賛成-という国民情緒を受けて、裁判官は決定を下した。国民のムードが「朴氏の弾劾に賛成」だから、裁判官もそれに動かされたのだ。

>10年前、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領も同じ目に遭い、弾劾裁判にかけられたが、裁判官は賛成しなかった。なぜか。当時、「弾劾すべきだ」という国民情緒が30%しかなかったからだ。

>日本の場合、いくら悪いことをしたと言っても、大統領まで務めた人物なら、批判されても必ずどこかで擁護する人が現れる。しかし、韓国社会はそうじゃない。「終わった者に用はない」というのも、韓国人の情緒。だから、朴氏がふたたび名誉を回復することはありえない。

>北朝鮮への反発なくした若い世代

>文氏が大統領になり、まずやったのは、朴氏が作った歴史教科書をすべて廃止せよと命令したことだった。

>朴氏は、盧政権時の教科書が「北朝鮮は、わが民族の主体性を保つ正しい国であるのに対し、韓国は米国の属国となっている」ということを書いていたので、「これではいけない」と考え、北朝鮮がいかに恐ろしいかを教える教科書を作った。

>だが、盧時代の教科書で教育を受けた若い人たちは、北朝鮮に対して反発できなくなっている。彼らには、貧しくても主体性を持った北朝鮮の方が、韓国よりも素晴らしい-という考え方が根付いてしまっている。

>こんなに違う、日本人と韓国人の情緒

>刑務所に入っている朴氏は、そのうちカメラの前に出なければならない。全斗煥(チョン・ドファン)氏と盧泰愚(ノ・テウ)氏が逮捕された時も、囚人服のままでカメラの前に出た。2人が手を握っていた光景は、日本人にとっては異様に感じられたと思う。

>今回は朴氏。化粧をせず、髪の毛を染めない白髪で囚人服姿の彼女を、見たいだろうか。日本人と韓国人の情緒の違いは、ここにある。大半の日本人は、そんな醜い姿を見たくないはずだ。

>彼女は、就任するやいなや「反日」政策を進め、それまで韓国が大好きだった日本人たちですら、大嫌いにさせてしまった。それまでは、韓流にハマる女性が多かったが、朴氏が韓流ブームを終わらせ、嫌韓を広めてしまった。

>そんな罪の大きい朴氏でさえ、日本人は「かわいそうだ」という意識を持つ。しかし、韓国人は、潰れていく姿をこの目で確認したいと考える。

>だから、朴氏だけでなくすべての大統領は不幸になっていく。政権が変わると前の政権を徹底的に潰す。

>韓国や北朝鮮に影落とす儒教の発想

>「過ぎた者」「用のない者」は退場しなければならないのが、韓国。「死は穢(けが)れ」であり、力が衰えた者には、後ろから石が投げられる。これらは儒教の発想で、宗教は通常、死んだあとのことを説くが、儒教は死後の世界を説かない。むしろ、「死なない法則」を教える。韓国や北朝鮮を考えるうえで、重要な点だ。

>一生懸命勉強して人徳を高め、聖人君子になれば「死なない」ということにつながる。聖人君子になり、自分の子供を通して自分の遺伝子を子々孫々つないでいく。

>北朝鮮で「聖人君子」といえば、金日成(キム・イルソン)だ。その遺伝子は、金正日(キム・ジョンイル)、金正恩につながる。金日成に対する国民の憧れは絶大だから、金正恩は何も分からず、何の実績もなくても構わない。彼の姿を通して、金日成や金正日を見ることができる。

>韓国も、聖人君子になろうと必死だから、受験勉強が激烈になる。学歴社会を生み出した根本もそこにある。

>他人を悪者にして幸せ保つ「恨」の情緒

>その考え方の流れで、韓国人は「私はいい人間である」というアピールが強い。他人を悪者にして「私のせいじゃない」という考えで、幸せを保つ。「恨」の情緒だ。

>文大統領もそう。「私のせいじゃない、国民が日韓合意に納得してないのだ」という言い方をする。国民のせいにするなんて、それでも大統領かと思うが、これが韓国人の精神性だ。

>この考え方が、韓国人同士の間だけならいいが、外国に対しても強い。しかも相手が日本となると、そのエネルギーは相当な大きさになる。

>「反日」で民族の血が熱く燃える

>私が韓国にいたころは、「従軍慰安婦」という言葉を聞いたことがなかったが、1990年ごろの金泳三(キム・ヨンサム)大統領のころから反日が強まり、「従軍慰安婦の強制連行」などという言葉も浮上していった。

>これは民主化運動と同時期だ。韓国の「民主化」は「親北朝鮮」と同じで、「民族愛」「愛国」はなぜか反日につながり、「反日」という言葉を使う時に、民族の血が熱く燃え上がる。

>反日が強まれば、そのための“物語”がなければならず、その一つが「竹島」であり、もう一つが「慰安婦問題」。そして、今年からさらに「強制徴用工」という問題が加わるだろう。

>争いに巻き込まれる恐れある日本

>今、文大統領が盛んに言っているのは「偉大なるわが民族」という言葉。北朝鮮とそっくりだ。そして、文氏は北朝鮮への経済支援を強めようとしている。

>盧政権の時も経済支援を強めたが、北朝鮮はその間に「核開発をしていない」と表明しながら、着々と核開発を進めた。今回はどうか。

>文氏の理想も、理想だけで済めばいいが、実現させようとすればするほど大変な混乱状態に陥る恐れがある。

>日本が大きな戦争と関わった際、背景には朝鮮半島問題が絡んでいた。日清戦争も日露戦争も、朝鮮半島をめぐる戦いだった。今はヨーロッパも中央アジアも混乱し、アメリカは内向きになって頼れる国がなくなっている。

>中国は賢い国だから、自分から先に手を出すことはない。北朝鮮に手を出させるとアメリカが対抗する。そのような状況下で中国が最後にしぶしぶ出て「私たちは善人だ」というような姿勢を見せる。朝鮮半島に大きな混乱の恐れがある今、日本がこうした争いに巻き込まれる可能性は十分にあると警告しておきたい。


<参考=「【呉善花さん講演】儒教ゆえの韓国の“歪み”…堕ちた朴氏をなお叩き、「反日」「親北朝鮮」で盛り上がる国民と政権」(産経ニュース)>


NO.109 続3<ホワイト国問題>どこまでエスカレートするか<?>、これは、逆クレーム也<!><起稿 閻魔大王>(19/08/17)


【閻魔大王】 2019/08/17 (Sat) 00:20

<参考=NO.107 続々・<ホワイト国問題>どこまでエスカレートするか<?>、これは、逆クレーム也<!>



副題=ホワイト国から、除外も、実質的影響無し<?>

それなら、
何故に、除外した<?>

単なるの脅しで、あちら様韓国、官民上げての、大騒ぎ。
半官半民、官製不買運動実施で、監視までしまして。
一部韓国紙で、ローソク・デモで、日本国首相をば、「安倍」と、呼び捨てにしまして。

閻魔大王でさえ、文君と、最低限の礼儀で、「君」付けしてるですが。どれ程の、憎たらしいヤツに対しても、呼び捨ては致さんです。

イヤ、
その大騒ぎを招いてるは、日本政府の、説明の下手さが大いに影響。
又、あちら様の、しかるべくの、課長2名様が、倉庫会議と、揶揄の会議に、来日されまして。
日本政府としては、「説明会」と、銘打ってるですが。
事実、あちら様の、理解度低く、説明に時間を要したと。

での、
この説明内容が、あちら様、課長2名様には、尚、理解されておらずと、解釈致すです。
一体、この2名様、何しに来たの怪と。

又、報道機関は、何の裏付けで以て、報道してるの怪と。

加えての、
こんな程度の事で、収めるは、何のための、喧嘩かと。やるなら、徹底的に喧嘩せよ。

あちら様、文君は、対抗措置と、正々堂々の、宣言で、日本国をホワイト国から、除外したり、してるですが。
振り上げた拳をどするか<?>
などと、コレ又、暢気な、日本の報道機関の姿勢も、バカで無いかと。
あちら様、文君も、国民も、はっきりしてるです。日本国が、韓国の、「ホワイト国」除外を撤回まで、許さんと。

同時に、元慰安婦のお婆さんに、元徴用工のお爺さんに、謝罪し、賠償せよと、声張り上げてるです。

まあ、つまり、どこまでも、いつまででも、謝罪し、賠償せよ<!>
これが、文君と、韓国国民の意思<!>

申してるです。
被害者であり、可哀想な、お爺さん、お婆さんの、子々孫々にも、謝罪し、賠償せよと。

<参考=「NO.106 続・<ホワイト国問題>どこまでエスカレートするか<?>、これは、逆クレーム也<!>」寄稿閻魔大王 2019/07/28 (Sun) 00:18



>いつまで続く、「無知からくる誤解の垂れ流し」

>8月2日、日本は韓国をホワイト国から除外する閣議決定をした。「対韓輸出規制の発動」といった勇ましい報道が始まってからほぼ1カ月。これまで4回にわたって今回の措置を巡る数々の重大な誤解を指摘してきた。メディアもここに来てやっと「韓国向け輸出管理の厳格化」「韓国への輸出優遇からの除外」と表現を改めてきた。なんと長い時間を要したことか。その間、国内だけでなく、韓国や国際社会に無用の誤解を与えてきていることを忘れてはならない。

>だが、依然として、大きな誤解がメディアで堂々と垂れ流され続けている。結論を言えば、韓国のホワイト国からの除外で影響は極めて限定的だ。それにもかかわらず、相変わらず不安をあおって“空騒ぎ”している。目に余るものをいくつか挙げてみよう。

>個別許可が1000品目以上に増える?

>まず、「今回の輸出優遇からの除外で、個別許可の品目は第1弾の3品目から1000品目以上に増える」と、もっともらしく語られている点だ。これは明らかに輸出管理制度への無知からくるものである。

>確かに、ホワイト国への輸出に認められている包括許可(これを「ホワイト包括」という)は、韓国に関してはなくなった。だからといって、全ての品目が個別許可の対象になるわけではない。別の包括許可制度があって、ほとんどそれでカバーされてしまうのだ。その結果、まともな企業にとって輸出の実態にはほとんど影響がないと言ってもいい。

>これは「特別一般包括制度」といって、輸出者が輸出管理の社内規定を整え、経産省の立ち入り検査を受け入れることを前提に取得できるものだ。通常の取引をしているまともな企業の多くは、これを既に取得している。

>「個別許可の品目が1000品目以上になって影響は大きい」という論者は、こうした実態を知らないようだ。それを恥ずかしげもなくメディアでさらけ出している論者のいかに多いことか。

>見直し後でも他のアジア諸国よりも優遇されている

>しかもより詳細に見ると、韓国は国際レジームのメンバー国なので、韓国向けの特別一般包括は他のアジア諸国に対する特別一般包括よりも多くの品目がカバーされている。従って今回の見直し後でも依然として、韓国は他のアジア諸国よりも優遇されている。

>今回、政府は「ホワイト国」という呼称をやめて、4つのカテゴリーのグループに分けて名称変更した。他のアジア諸国がグループCであるのに対して、韓国はグループBとなった。韓国が「グループC」ではなく「グループB」となり、他のアジア諸国より優遇されているのは、そうした理由からだ。

>このことを政府はもっとわかりやすく説明すべきだろう。

>ほぼ全ての品目で個別許可の可能性がある?

>また「韓国向けのほぼ全ての品目で経済産業省が個別審査をできるようになる」との記事もある。おそらく、補足解説3:誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 「WTO違反」「世界の供給網に激震」はないで指摘したように、「キャッチオール規制」が適用されることを指しているのだろう。これもこの制度に対する無知からくる誤解である。

>この制度はリスト規制品でなくても兵器の開発、製造などに使われる懸念があるようなケースがあれば、経産省は個別許可を輸出者に求めることができるというものだ。これは国際レジーム参加各国が標準装備している制度で、もちろん韓国も例外ではない。

>確かにこのキャッチオール規制はリスト規制品でなくても対象になるので、理論的、観念的には「ほぼ全ての品目で個別許可の可能性がある」というのも嘘ではない。

>しかし問題は、そういうケースが実際にどれだけあるかだ。これは安全保障に関わるので公表されていないが、この制度は「万が一のための制度」ということを忘れてはならない。過去、北朝鮮向けやイラン向け、中国向けなどで発動されたことがあるようだが、そうした安全保障上の懸念がある例外的なケースに限られる。通常のビジネスの問題ない取引では発動されることはない。国際的義務として念のために持っているこの制度が、普通の取引に適用されるはずがないのだ。

>従って「ほぼ全ての品目で個別許可を求められる可能性がある」とだけ聞くと、一般人は明らかに誤解する。そうした誤解を招いて不安をあおることを、あえて狙っているのだろうか。

>産業、供給網への影響は「審査の運用次第」なのか?

>今回の措置の産業、供給網に与える影響については、補足解説3:誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 「WTO違反」「世界の供給網に激震」はないでも指摘しているように、他のアジアの国々においてこうした懸念が生じていないことを見れば明らかだ。

>この点について、ある論者はメディアでしきりに「審査の運用次第だ」と繰り返している。はたして審査の現場を理解しているのだろうか。おそらく「役所の裁量で審査はどうとでもなる」「恣意的運用も可能だ」とでも思っているのだろう。

>はっきり言おう。どこかの国と一緒にしないでほしい。

>100人近くいる審査官はプロフェッショナルな仕事をしている。工作機械、炭素繊維など分野ごとの専門家が用途、顧客に懸念がないかを日々慎重にチェックしている。上からの指示で政治的に審査を遅らせることなどありえない。そのような誤解は彼らの名誉にも関わることで、失礼極まりない。審査に手間取ることがあるとしたら、それは輸入者からの誓約書や証明するものが不備であったり、輸出者の対応に問題があったりした場合だ。

>単なる評論ではなく、もっと現場の実態を見てから論評してほしいものだ。

>サムスンは調達に奔走している?

>先月、韓国サムスン電子の御曹司である副会長が来日した。日本の評論家は「日本企業のサプライヤーを訪問して調達に奔走した」と自信を持って解説する。

>はたしてそうだろうか。

>実はわざわざ空港から降り立つところをテレビカメラに映させて、報道されることを狙っていたのだ。これは韓国大統領府からの要請によるものだとのうわささえある。本当に調達に奔走するならば、わざわざテレビに映させたりはしない。そこには政治的な意図も見え隠れする。

>参考になるのが中国のファーウェイだ。米国による制裁を察知して2019年2月、日本のサプライヤー企業数十社に本社の調達責任者が水面下で奔走して回った。本気の調達とはそういうもので、わざわざメディアに見せるものではない。

>そのサムスンも日本の報道に影響されて、90日分の在庫を韓国国内で持つように日本の全サプライヤーに強く要請しているそうだ。

>これはサムスン自身、全く今回の措置を理解していない結果だ。90日とは標準審査期間として報道されている日数で、これが実態の審査日数とはおよそかけ離れたものであることは、補足解説2:誤解だらけの「韓国に対する輸出規制発動」 個別許可スタート、本当に韓国企業の打撃になるのか?でも指摘している通りだ。いずれすぐにこうした90日の在庫が全く無意味であることがわかるだろう。それは企業にとっての不必要なコストになってしまう。

>日本のメディアによる誤解を招く報道が、こうした無駄な企業行動となって影響している。

>支離滅裂な文政権も対抗措置

>こうした問題以上に懸念すべきは、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の対応だ。

>明らかに反日をあおって国民に団結を呼びかけ、自らの求心力を高めようと躍起になっている。徹底した反日で国家的危機をアピールして政権運営する方針を固めているのだ。こうした文政権のうちは日韓の関係改善は望めないだろう。8月2日、文大統領は「国民向けの談話」で日本人には信じがたい激烈な言葉を発している。しかし、あくまでこれは「国民向け」なのだ。

>対抗策として、韓国のホワイト国のリストから日本を除外するというのはあまりに感情的で、稚拙な対応に驚かされる。日本はきちっと輸出管理上の理由を示しているにもかかわらず、韓国は何らそれを示すことなく単なる報復だ、と言うから開いた口が塞がらない。日本の措置を世界貿易機関(WTO)違反と主張するならば、韓国は自らの足を銃で撃っているようなものだ。

>こうした支離滅裂で問題の本質に向き合わないのが文政権の特色である。これは先般のレーダー照射問題と共通する。

>国際的なロビーイングで後れを取っている日本

>ただ、韓国は国際的な世論工作だけはなりふり構わずやっているので、そこには警戒が必要だ。

>WTO一般理事会や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)閣僚会合での執拗な日本批判など、場違いであることなどお構いなしだ。他の国々が辟易(へきえき)していても、臆面もなくやれるのが韓国だ。

>特に米国への働きかけは猛烈だ。米国への仲介依頼のために国務省に猛攻勢をかけて、ポンペオ国務長官も仲介のフリだけでもせざるを得なくなった。さらに米国の産業界にも強烈なロビーイングをして、世界の供給網への懸念を説いて回り、7月23日、米国の産業団体から韓国の意向を反映した意見書まで出させるのに成功している。

>海外メディアへの働きかけもそうだ。日本のメディアの報道もうまく利用されて、世界の産業への懸念を喧伝(けんでん)している。

>日本も筋論では100%勝てるものの、油断大敵である。こうした国際世論への対策は韓国相手のときには、特にがむしゃらにやらなければならない。

>外交当局も品よくやっている場合ではない。「あれは経産省の問題」との意識がどこかにあると、足をすくわれる。「○○に説明してきました」といったアリバイづくりのような通り一遍のロビーイングで済ましていてはいけない。

<参考=「なぜ韓国の「ホワイト国除外」で“空騒ぎ”するのか」(日経ビジネス)>


閻魔大王】 2019/08/17 (Sat) 10:50

副題=光復節での、文大統領演説の真意

8月15日は、日本では、終戦記念日。
韓国では、日本からの独立、解放を意味するの、解放記念日。

ここでは、歴代韓国大統領の威勢の宜しい演説が繰り返されるですが。
さての、此度、文大統領の演説の中身、意図、本音は<?>

イヤ、まずは、民族服であるの、白い服。
何故にと、印象深く。意図なるは、国威発揚と、見えるです。

イヤイヤ、当然の結構なると。

その上で、日本国の報道では、コメンのテーターも、過激な発言を抑制してると。
日本口撃のトーンが下がったと、勝手都合なるの、解釈して、喜んでるですが。
日本に対するの上から目線で、具体的事項皆無。

「今でも日本が対話と協力の道に出てきてくれるなら、我々は喜んでその手を握ります」
とか、申してるですが。
何の対話なら、手を握るのか<?>

まさかの、「ホワイト国」から除外の一点<?>
こんなモノ、屁の突っ張りにも成らぬは、早晩証明されるです。
対して、韓国様、わざわざの、日本のみ、特別枠扱いの、「ホワイト国」からの、除外。
何を規制するかは、わからんですが。

肝心の、慰安婦問題、徴用工問題なら、それは、別問題とするの気でして。

そもそもが、
文君が、そんなに易々の、日本と、協議になんか、応じるのモンか<!>

裏で、反日運動、大展開<!>
してるやないかと。


>8月15日、日本からの解放記念日である光復節に韓国の文在寅大統領が行った演説は、異様なものだった。

>この日、文在寅大統領は日本政府による輸出管理の厳格化などを批判しつつも、「加害者である日本が盗人猛々しく騒ぐ状況を決して座視しない」と言った過激な表現は避けて抑制。文在寅大統領はこれまで日本の措置を歴史問題に対する「経済報復」だとし、「警告する」とまで言っていたが、今回の演説では慰安婦問題や徴用工の問題に直接言及することもなかった。

>反面、「今でも日本が対話と協力の道に出てきてくれるなら、我々は喜んでその手を握ります」と述べ、対話の道を模索する意向を示したのだが、これは文在寅大統領の対日関係への対応の変化を示唆するものであろうか? これまでの文氏の対応ぶりから検証してみたい。

>じつは文在寅大統領は、昨年の光復節の演説でも、「安倍総理とも未来志向の日韓関係を発展させていきたい」と述べていた。しかし、その後何が起きたかはご存じの通り。

>まず昨年10月には徴用工訴訟で、「日本企業に対する個人の請求権は消滅していない」とする大法院(最高裁)判決が出た。

>文在寅大統領は司法府の判断は尊重せざるを得ないというが、その司法府の判断は文大統領の意向に沿ったものである。

>同12月には日本の自衛隊機に対し、韓国海軍がレーダーを照射する事件が発生したが、韓国はその事実を認めず、逆に日本の自衛隊機が低空飛行をし、韓国海軍を威嚇したと開き直った。

>それだけではない。

>現実無視の姿勢

>今年2月には、韓国の国会議長で元韓日議員連盟会長の文喜相氏が、元慰安婦に対し天皇に謝罪を要求した。

>このほか、自衛隊艦船に対する旭日旗の掲揚をやめるよう要求したり、慰安婦財団を一方的に解散したりした。

>文在寅大統領の言行不一致は、日韓問題に限ったことではなく、政治、外交、経済党国政のあらゆる面にわたっている。

>その典型的例が就任演説である。

>同演説では、積弊の清算には言及せず、すべての国民の大統領になると言っておきながら、就任するや積弊の清算を内政上の最重要課題として国民の分断を図った。これを見て、朝鮮日報の主筆から、「嘘の饗宴」と批判されたほどだ。

>これを見てもわかるように、文在寅大統領が何を語るかが重要ではなく、行動で何をするかが重要なのである。日本との「対話や協力」を進めたいのであれば、どのような行動で示すかである。

>韓国は、これまで日本との外交交渉で、自分たちの要求は国民世論を盛り上げて強く主張するが、日本の要求は基本的にすべて退けてきた。

>唯一、日本の要求を呑んだとすれば、金大中大統領が日本文化を韓国の市場に受け入れたことであろう。何故金大中氏にこれができたかというと、金氏は日本が民主主義国家になったことを認めたからである。

>日本が右傾化している、軍国主義が復活するのではないか、と言っている政権では日本が何を要求してもノーである。特に文在寅大統領は、日本は「歴史問題を政治利用」しているなどと現実無視の姿勢を貫いている。進歩系の元老も、政治利用しているのは文在寅大統領ではないかと眉を顰めるくらいである。

>文在寅の焦り

>文在寅大統領の言う「対話」と「協力」とは、韓国側が要求する輸出管理の問題で日本の譲歩を求めるということであり、日本が求める「元徴用工」問題に対する韓国側の姿勢の変化を暗示するものではない。

>それは今回の演説の発言の中からも読み取れる。

>今回、演説の中で文在寅大統領は、「今でも日本が対話と協力の道に出てくるなら、我々は喜んで手を握る」と言っている。しかし、同時に我々は

>「歴史を鑑として強く手を結ぼうと維持してきた。過去を清算するということは、過去を忘れるということではない」

>「日本が隣国に不幸を与えてしまった過去を悟ることで東アジアの平和と繁栄を共に導くことを願っている」

>と述べている。

>つまり、過去の問題については、日本が姿勢を正べきであり、「元徴用工」の問題についても日本が姿勢を正すべきであって、韓国が譲歩する筋合いではないといっているのであろう。

>文在寅大統領の発言のトーンが一見軟化した背景には、日本の輸出管理の厳格化が韓国経済に与える影響について強い危機感を抱いていることがあげられる。

>日本が輸出管理についての新たな方針を発表した直前、トランプ大統領と金正恩委員長の板門店会談があり、韓国国内は北朝鮮問題の進展に大きな希望を抱いていた。しかし、日本からの発表があると同時に米朝首脳会談の話題は完全に消え去り、日本の輸出管理の厳格化問題一色に変貌した。

>それだけ衝撃が大きかったし、韓国経済の見通しについて悲観的になっている証拠であろう。文在寅大統領はそれまで対日関係はほとんど眼中になかったが、今は日本問題に占められるようになっている。

>なぜ「白い韓服」を着たのか

>文在寅政権は、日本の輸出規制の厳格化に対し、米国への仲介要請、WTOでの世論工作によって打開しようとした。また、韓国の国内世論を鼓舞し、日本製品の不買運動、日本への旅行の自粛などによって、日本国内で安倍政権に圧力を掛けようとした。しかし、いずれの方策も目ぼしい成果を見せていない。

>そこで今までの強硬姿勢を、一見柔らげ、対話を訴えることになったのであろう。

>フィリピンで日韓の外務次官協議を開催するとの情報もある。

>日韓で対話をすることは必要であり、韓国の外交部の中で、今の趙世暎第一次官は日本通で対話の相手としては適任である。

>しかし、問題は徴用工問題についてどのような回答を持ってくるかである。日本の外務省の秋葉次官はほぼ毎日、安倍総理と面談しており、安倍総理の意向を代弁できる。しかし、韓国の趙次官は文在寅大統領とそれほど頻繁には会っていないであろう。

>徴用工の問題で文在寅大統領を説得し、日本と忌憚のない対話を促すことができるのだろうか。

>文在寅大統領が一見柔軟な姿勢を見せる背景には、米国の仲介をいまだ諦めていないということもあろう。韓国は日韓の対話を求めているが、拒否しているのは日本だと訴えたいのであろう。しかし、徴用工問題に対し、ポンぺオ長官が河野大臣に対し、日本の立場に理解を示したという現実をどのように受け止めているのであろうか。

>文大統領の演説では、日本の歴史問題に関して深入りしていない。しかし、これとバランスする形で、光復節の式典をソウルから1時間ほど離れた、天安の独立記念館で実施し、文大統領はそこに韓服を着て出席した。

>独立記念館は、韓国にとって、日本の蛮行と韓国国民の抵抗の象徴である。

>文在寅の「底意」

>80年代の初め、韓国では日本の歴史教科書が日韓の歴史を歪曲しているとして大規模な反日運動が巻き起こった。韓国の新聞はほぼ連日一面トップで日本の戦前の蛮行を報じ、日本人はソウルでタクシーに乗れず、レストランにも入れないという雰囲気が続いた。

>その時、韓国では国民的な募金活動が行われ、韓国の新聞は毎日募金額がいくらになったと報じて献金を促した。こうして集まったカネで建設したのが独立記念館である。

>これまで光復節の行事は通常ソウルで行われてきた。これを独立記念館で行ったのは、日本の歴史問題に執着した故盧武鉉大統領が2004年に行って以来である。

>文在寅氏は言葉では強い日本批判は行っていないといっても、式典を独立記念館で行い、しかも民族服で列席し、国民感情を鼓舞したのである。そこには日本の歴史歪曲は認めないとの強い意志が表れているといっていいであろう。

>文在寅大統領は今回は日本には「二度と負けない」と言わなかった。が、「日本の不当な輸出規制に立ち向かって、我々は責任ある経済大国への道を一歩一歩歩んでいきます。韓国国民が日本の経済報復に対して成熟して対応していくことはもちろん、わが経済を守ろうとする意志を集めたこととともに両国民の間の友好が損害されないことを願う」と述べ、日本に立ち向かう姿勢を示している。

>文在寅大統領については、表面上何を言うかではなく、何を意図して発言し、何を実現しようとしているのかその底意を読み取ることが重要である。

>ただ、大統領から過激な日本批判が出なかったことで、韓国の国民感情を一層刺激することはなかったのではないかと思う。韓国の行っている不買運動や、日本訪問の自粛は日本に何ら影響を与えるものではなく、むしろ民間の交流を妨げるという意味で有害な行為である。このような不毛な対立はなるべく避けることが大人の態度ではないか。


<参考=「韓国・文在寅がまた…!「手を握る」発言のウラで見せた「反日」行動」(現代ビジネス)>


【閻魔大王】 2019/08/18 (Sun) 00:02

副題=韓国の若者は冷静と、日本の報道で、局の解説員、どこぞの編集長は抜かすですが。

韓国の若者は日本のアニメが好きなんです。
日本の若者は、K-POPが好きなんです。

とか、申すですが。

Web記事、テレビで、放映の、映像を見る限りは、真逆<!>
イヤ、韓国の若手が、日本のアニメ好きで、反日なら、正解。

いやね。
韓国で、日本製品の不買を叫び、扇動してるは、若手が主。
むしろ、年配の面々が、不買運動なんか、意味は無いと、主張してるです。

不買運動も、当初は、半官半民、反日プロ集団の扇動であると、判断してるですが。次第、次第に、若手が主導し出してるです。

学校では、先生が、日本製品ボイコットを主導してるですが。
当然の、生徒は影響されるです。
つまり、先生は、上からの指示で、上とは、文政権。
但し、何度でも、申すの、その学校で、徹底的、反日教育と、愛国を教えられてるです。

結果、日本製品が、日々、その被害の直撃を喰うになるですが。
閻魔大王的には、結構なると。韓国政府、韓国国民は、その結果が、どなるかを、理解出来てませんです。
自国の雇用を失うだけ。

そもそもがの、不買運動の発想そのものが、低次元。
やるなら、徹底的にやって頂戴。韓国での、製造業、小売業は、壊滅し、雇用不安増大で、結構なると。
イヤ、韓国国民の、本能のままにの、行動結果也。



>被害者は企業や国民

>先月1日、韓国に対する日本の半導体材料の輸出規制の発表に続く、今月2日、日本政府が、輸出管理上の優遇対象国であるホワイト国(グループA)から韓国を除外する閣議決定をした。これに、韓国政府の反発と韓国国民の日本製品不買運動が予想以上に拡大されている。韓国政府もつい12日に、日本をホワイト国から除外した。

>いま韓国で起きている対日対抗の様子や不買運動などの現状についてみてみよう。

>現在、両国間に起きている事態の発端は、韓国の徴用工と遺族4人が新日鐵住金(現・日本製鉄)を相手取った裁判で、昨年10月、韓国の大法院(最高裁)が、新日鐵住金に賠償金1億ウォン(約1000万円弱)ずつ支払うよう判決が下した。その後、大法院の判決が下された日本の企業は三菱重工業、不二越の裁判まで合わせて3社である。

>安倍晋三政権が文在寅(ムン・ジェイン)政権にこの徴用工判決の解決を求めたが、文在寅大統領は、3権分立の民主主義国家で、大法院の判決は尊重されなければならないとし、対応していなかった。さらに15年12月の韓日慰安婦合意によって設立された「和解・癒し財団」を韓国政府が昨年11月に解散させた。これに対して安倍政権が対韓国輸出規制で対抗し、いまの1カ月間半に及ぶ両国の間で泥沼化している現状といえるだろう。

>韓国国民に不買運動が急に火がつくことになったのは、安倍政権の輸出規制措置の上、以下のことが大きな影響を及ぼしたようだ。ユニクロの最高財務責任者(CFO)が「(日本製品の不買運動の)影響があったとしても長期に継続するとは考えていない」「業績を引っ張るほどには至らないと想定している」という趣旨の発言があった。さらに、日本の政治家や右翼の似たような発言らが、火に油を注ぐ格好となったのは間違いないだろう。

>まず、不買運動で最も影響を受けているのはユニクロ、そして日本のビール、日本への韓国人観光客の減少だろう。

>現地の報道によると、ユニクロの場合6月に比べて7月の売上が40%、日本のビールは65%減少した。

>旅行会社・ハナツアーは、「日本に行く韓国人観光客は7月は前年同期比、36%減少しました。九州は42%減少しました。8月は、出発基準で75%減少です」(広報チーム関係者)。現地では、旅行業界の話として、50%~70%減少したと報じている。8、9月にはさらに下がるものと予想している。

>新車比較見積り購買プラットホーム・「ゲッチャ(Get車)」の企業付設研究所によると、人気があったトヨタのレクサスは購買申請基準で7月に60%減少した。ホンダ車は66%減少。また、映画館では日本のアニメの封切が無期延期になったりした。

>不買運動は、日本の自治団体にも影響が及ばされているいるようだ。6日、航空業界によると、日本の地方自治団体らが韓国の低費用航空会社(LCC)を訪ね、日韓航空路線の維持を要請したという。香川県高松市と鳥取県米子市、富山県の幹部たちが先月、それぞれ「エアソウル」の本社を訪れた。LCCの「済州航空」にも日本の自治体の幹部らが訪問している。先月末の集計基準でエアーソウルの8月、日本路線の予約率は45%、9月の予約率は25%に止まっているようだ。

>最近は、不買運動が育児用品や趣味生活用品にまで広まっている。7月中旬に不買運動のサイト"ノーノ―ジャパン"で60個だった不買運動品目リストが、ホワイト国から除外された8月2日には130品目に増加。この運動の勢いは8月に入ってもっと酷くなった。関税庁の統計によると、日本のビールの輸入は8月1日から10日までを基準に、昨年同期比98.8%も減少した。日本の酒である"清酒"の輸入も8月上旬基準で、昨年同期比70%近く減少し、日本製品を好むゴルフクラブも60%減少した。

>最近、安倍政権を糾弾する集会では、手にしたピケットなどスローガンが、"NOジャパン"から"NOアベ"に変わった。普通の日本人と安倍政権を区別して対応するという訳だ。

>筆者は7月19日、ソウル市内のデパートに入店しているユニクロなどを取材した。

>「7月4日ごろから売り上げが急に下がってセール期間中なのに、お客様が40%ほど減少しました。特に20~30代が最も大幅に下落した」(社員) 。

>ユニクロの前にいた女子高生2人に聞くと「私の友達の学校では学生たちが自分で使っている日本の文房具を定められた場所にすべて捨てていると聞きました。私たちも不買運動に賛成しています」と語った。

>また、ユニクロの服を返還しに来たという29歳の男性は「日本が好きなので、今夏に日本に行こうとしましたが、いまの状況で行けなくて東南アジアのラオスに変えました」という。 

>コンビニで会った小学校6学年の生徒は、「学校の社会科の時間に先生が映像(動画)で、いま、韓日間に起きている状況について説明してくれました」とし、友達同士で不買運動しようと勧誘していると話した。

>一方、若者たちは自分が直接書いた手紙をSNS(ソーシャルネットワークサービス)上に載せて不買運動を薦めたりもする。このような提案を互いに書き上げ、一瞬にしてインターネットなどへ広がり、かなりの波及力が発生したようだ。さらに、毎週土曜日の夕方、ソウルの日本大使館周辺では、輸出規制の解除を促し、安倍政権を糾弾する抗議のロウソク集会が開かれている。

>「私たちは再び日本に負けない」「決して座視しない」

>このような不買運動が持続的に拡大されているのは、文在寅大統領の安倍政権に対する強い批判が相当影響を及ぼしていると言えるだろう。韓国政府とメディアは、日本の輸出規制措置を「経済報復」と受け止めている。日本の閣議で韓国がホワイト国から除外された当日の午後、文大統領は臨時国務会議(閣議)を開き、「私たちも対抗できる案を持っている。私たちは再び日本に負けない」「決して座視しない」と、強硬な声明を発表した。

>文政権発足後に青瓦台(大統領府)の閣議過程が生中継されたのは初めて。青瓦台の参謀たちも毎日のように、フェイスブックなどで安倍政権を非難し、対抗意志を固めている。文大統領の強力な対応以降、40%代後半だった(文大統領の)国政支持度が50%初まで上昇した。

>大統領直属機関である「国民経済諮問会議」の李済民(イ・ジェミン)副議長は8日、文大統領が大統領府で主宰した諮問会議の全体会議で、「韓国は2次大戦以後世界の自由貿易の秩序に早く便乗して、開発途上国のうち唯一に先進国に変身した。ここには1965年の韓日国交正常化が一部の助けになった」と前置きしたうえで、「当時、日本は韓日間の垂直分業体制を作ってこれを持続しようとしたが、韓国は多くの分野で日本を追い越した」とし、「いま安倍首相の日本はその意図しなかった結果を返ししよう(引き戻そうと?)とするもの」と主張した。

>韓国の経済専門家らの中に、安倍政権が韓国の早い経済成長で日本に追い付こうとするや、いまの米国が中国にやっているような方式で韓国の経済(技術)を押さえつけようとしていると、主張する人がかなりいる。前の国民経済諮問会議の李済民副議長も、同様の趣旨の発言をしたのだ。

>「李舜臣将軍が最初の勝利を収めた場所」

>一方、文大統領は、国民に一貫してわかりやすいメッセージを送っている。7月12日、「李舜臣(イ・スンシン)将軍がわずか12隻の船で(16世紀末に日本水軍133隻、または330隻ともいわれる大軍との戦いで)国を守った」と語った。また、先月24日、文大統領は釜山で自治団体長らとの懇談会を「亀甲船の刺身屋」で行った。30日に、南海岸の島を訪問した際に、「李舜臣将軍が最初の勝利を収めた場所だ」と発言した。亀甲船は李舜臣将軍が開発し、日本水軍と戦って勝ったといわれる船である。

>南北間の経済協力で平和経済が実現すれば日本に一気に追いつくことができる

>また、文大統領は首席秘書官・補佐官会議で「日本経済が韓国経済より優位にあるのは経済規模と内需市場であり、南北間の経済協力で平和経済が実現すれば、日本に一気に追いつくことができる」と述べた。

>ところが、北朝鮮は翌日、韓国に「(我々に)殴られるような振る舞いをするな」といい、ミサイルを発射した。北朝鮮は連日のように、文政権を"おびえた犬"などと、乱暴な言葉で批判している。こうした状況で、実現の可能性があるのか、または、数十年かかるのかもしれない北朝鮮との経済協力で日本を超えるという文大統領の発言に、国家の指導者があまりにも理想的で観念的ではないかとの懸念の声も出ている。

>与党・民主党のシンクタンクである民主研究院は先月30日、「日本の輸出規制措置による韓日の葛藤が、来年の国会議員総選挙(4月)で与党に有利に働くだろう」という趣旨の報告書を民主党議員たちに送った。「(日本への)原則的対応を好む世論からみて、総選挙への影響は肯定的だろう」と報告した。これに対し「(与党が)外交的解決策よりも反日争いが得票に役立つと判断している」(朝鮮日報の社説)。

>また、与党の一部では、「来年の東京オリンピック・ボイコット」と、「韓日秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)」を破棄しようという主張も出ている。このような文政権の対日スタンスについて野党は、「実質的な対策作りはせず、ただの『反日扇動』だけに没頭する青瓦台と与党は外交的解決策作りに乗り出すべきだ」と批判した。

>一方、日本外務省当局者は9日、韓国特派員らに徴用工問題について「韓国側が本質に近づいていくもっとクリエイティブな解決策を提供してほしい」と注文したという。さらに、「私たち(日本)の措置は報復ではないと言うが、その根底には徴用工問題があり、慰安婦合意破棄など、昨年発生した様々な事件がみな積もっていると思う」と話したようだ。日本の対韓輸出規制措置が徴用工問題と関連した対抗措置であることを事実上認めた発言である。

>いまの両国の首脳同士の強対強の形の対抗は、国益のためのものだと強弁するだろうが、それだけがすべてではないだろう。両首脳が互いに政治的目的のために利用している面はないだろうか。このような争いの直接的で最も大きな被害者は、結局、両国の企業と国民だ。泥沼状態の韓日関係を修復する道筋は見えていない。


<参考=「ルポ、ソウルで見た「対日対抗」と「不買運動」 被害者は企業や国民、日本のビールの輸入は98.8%も減少 朴承珉(在韓ジャーナリスト)」(WEDGE)>


<参考=NO.110 <日韓貿易戦争>韓国の不買運動、大人が火をつけ、子どもが乗った<!>