閻魔大王<NO.260>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.261
500 続115<ロシアのウクライナ侵攻>トラのウクライナ問題<?> 閻魔大王 25/02/04
閻魔大王NO.259

NO.500 続115<ロシアのウクライナ侵攻>トラのウクライナ問題<?><起稿 閻魔大王>(25/02/04)


【閻魔大王】 2025/02/04 (Tue) 17:39

<参考=NO.499 続114<ロシアのウクライナ侵攻>トラ見据え、有利な状態での交渉をと。
(24/11/28)


副題=トランプ大統領「軍事支援見返りにレアアースを」 ウクライナに要求する考え示す(Yahoo!ニュース・FNN)

ウクライナにレア・アースがあるは、知らなんだですが。米国が、軍事支援するに見合うの量か<?>

結果的、ロシアを脅すのネタにする<?>

>アメリカのトランプ大統領は、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して、軍事支援の見返りとしてレアアースを供給するよう求めました。

>トランプ大統領:
>ウクライナと取引をしようとしている。レアアースやその他のもので、我々の支援の見返りを確保しようとしている。

>トランプ氏は3日、記者団に対し、アメリカのウクライナ支援の負担が、ヨーロッパ各国と比べて大きいと指摘し「同等に支払うべきだ」と主張しました。

>その上で、ウクライナに対しては、支援の見返りとして、同等の価値のレアアースなどを供給するよう求めました。

>一方、トランプ氏はパナマ運河について「中国の関与は長くは続かない」と述べ、中国の影響力の排除に改めて意欲を示しました。

>パナマ側とは7日に電話で協議を行う考えも明らかにしています。

>また、トランプ氏はイスラエルとイスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザでの停戦について「停戦が維持される保証はない」と述べました。

>トランプ氏は、4日にネタニヤフ首相と会談する予定ですが、停戦合意の継続が難しいとの考えを示したともみられ、波紋を広げています。

<参考=「トランプ大統領「軍事支援見返りにレアアースを」 ウクライナに要求する考え示す」(Yahoo!ニュース・FNN)>
(25/02/04)
<25/02/16>


【閻魔大王】 2025/02/04 (Tue) 18:34

副題=ロシア派遣の北朝鮮兵、戦闘の前線から撤退か…韓国の情報機関(日テレ)


>韓国の情報機関はロシアに派遣されている北朝鮮の兵士が戦闘の前線から姿を消していて、多くの死傷者が出たことにより撤退したとの見方を示しています。

>韓国の情報機関「国家情報院」は、ロシアに派遣されている北朝鮮軍の兵士が、先月中旬から戦闘に参加していない動向が確認されていると明らかにしました。多くの死傷者が出たことが理由の一つにあると分析していて、詳しい経緯を調べています。

>北朝鮮軍の兵士をめぐっては、これまでに1万1000人余りがロシア西部の激戦地クルスクに送られたとみられていますが、アメリカメディアはこのうち3分の1がウクライナ軍との戦闘で死傷したと伝えています。

>一方で、アメリカ政府高官の話として、北朝鮮が2か月以内に新たな部隊を派遣するとの見方も報じています。

<参考=「ロシア派遣の北朝鮮兵、戦闘の前線から撤退か…韓国の情報機関」(日テレ)>
(25/02/04)


【閻魔大王】 2025/02/04 (Tue) 19:29

副題=「1月中旬から戦闘不参加」 ロシアの北朝鮮兵、死傷者発生で―韓国情報機関(時事通信)

最大の問題、言葉の壁<?>
死傷3000人の内、約400名が死亡<?>
実は、この数字、北朝鮮軍が、戦闘参加以来、替わってません。

>韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は4日、ウクライナ侵攻を続けるロシアに派遣された北朝鮮兵が、「1月中旬から戦闘に参加していないもようだ」と明らかにした。死傷者が多数発生したことが撤退の理由とみられるとしているが、詳細は確認中だという。

>北朝鮮はロシアに1万人以上の兵士を派遣。ロシア西部クルスク州でのウクライナ軍との戦闘で約3000人が死傷したと指摘されている。

<参考=「「1月中旬から戦闘不参加」 ロシアの北朝鮮兵、死傷者発生で―韓国情報機関」(時事通信)>
(25/02/04)


【閻魔大王】 2025/02/05 (Wed) 13:54

副題=ウクライナ軍「北朝鮮軍8000人が依然として戦闘中」 退却説を否認(中央日報)

>ロシアに派兵された北朝鮮軍が戦線から一時退却したという報道があった中、ウクライナ軍の情報トップは北朝鮮軍約8000人がロシアのクルスク地域で依然として戦闘中だと明らかにした。

>聯合ニュースによると、ウクライナ軍のブダノフ情報総局長は4日(現地時間)に報道された米軍事専門メディア「ウォーゾーン」のインタビューで、北朝鮮軍が最前線に数週間にわたり現れなかったという従来の報道を否認した。

>ただ、北朝鮮軍の数が減少し、うクライナはその理由を確認中だと伝えた。

>ブダノフ総局長は「実際に変化があるのか、それとも活動が数日間減ったのかを確認するには、しばらく待たなければいけない」と話した。

>北朝鮮は昨年11月に約1万1000人規模の兵力をロシアに派兵し、北朝鮮軍はウクライナ軍が占領中のロシア西部クルスク一帯に配置されて戦闘に参加した。

<参考=「ウクライナ軍「北朝鮮軍8000人が依然として戦闘中」 退却説を否認」(中央日報)>
(25/02/05)


【閻魔大王】 2025/02/05 (Wed) 16:19

副題=ウクライナの豊富な鉱物資源、トランプ米大統領が軍事支援の「代償」として注目(Yahoo!ニュース・CNN)

>米国のトランプ大統領がこのほど、ウクライナに対する将来的な軍事支援と引き換えに、ウクライナの鉱物資源を利用できるようにしたいとの考えを明らかにした。ウクライナはロシアの侵攻から国を守るために米国からの軍事支援を必要としている。

>今回の発言は、ウクライナでの戦争に対するトランプ氏の「ディール(取引)外交」的なアプローチを浮き彫りにしたが、まったく予期されていなかったわけでもない。欧米諸国はこれまでもウクライナの豊富な鉱物資源に目を向けていた。

>トランプ氏は3日、大統領執務室で、記者団に対し、「我々は数千億ドルを投資している。ウクライナは素晴らしいレアアース(希土類)を保有している。わたしはレアアースの安全を望んでおり、ウクライナは喜んでそうするつもりだ」と述べた。ウクライナが何に合意したのかについては明らかにしなかった。

>トランプ氏はかねて、将来の支援は融資として提供されるべきであり、ウクライナがロシアと交渉することが条件になると示唆している。

>バイデン前政権は、2022年2月にロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって以降、659億ドル(約10兆円)の軍事支援を提供していた。

>バイデン前大統領は、ウクライナの勝利は米国の安全保障にとっても重要であるとし、軍事支援は必要だと主張。一方、トランプ氏は、米国は見返りを得ずに支援を継続すべきでないとの考えを明確にしている。

>トランプ氏がウクライナ政府に何を望んでいるのか詳細は明らかにしていないが、鉱物分野で米国とウクライナとの協力を深めるための取り組みはトランプ氏が大統領に就任する今年1月の数カ月前から準備が進められていた。

>バイデン政権下で昨年作成された覚書は、ウクライナ政府が経済的なインセンティブ(動機付け)を創出し、適切な事業や環境の慣行を用意することと引き換えに、米国はウクライナの鉱山プロジェクトへの投資機会を米企業に促すというものだった。

>ウクライナはすでに21年に欧州連合(EU)と同様の取り決めをかわしている。

>法律事務所世界大手デントンズのキーウ事務所のパートナー、アダム・ミシク氏は、ウクライナから重要な鉱物支援を確保するという取引の目的は変わらないものの、トランプ氏のアプローチはより取引に寄ったもののようだとの見方を示した。

>「そのような協定がどのようなものとなるかまだ分からないが、ウクライナで採取された鉱物についてウクライナ企業による加工と価値の創造を可能な限り最大化することが戦後の復興と長期的な経済見通しにとって最大の利益となるだろう」(ミシク氏)

>ウクライナ政府はまだ、トランプ氏の発言に反応していない。だが、ウクライナ政府は過去に、西側諸国がウクライナを支援すべき理由の一つとして、国内の鉱物資源を挙げ、これらの戦略的に重要な資源がロシアの手に渡るのを防ぐべきだとしていた。

>ウクライナのゼレンスキー大統領も、自身の掲げる「勝利計画」の重要な部分として、西側諸国による国内の天然資源への将来的な投資の可能性に言及していた。

>米国は必要とする鉱物資源の多くを輸入に頼っており、その多くは中国産だ。米地質調査所(USGS)によれば、米国は重要と分類された鉱物50種のうち、12種について完全に輸入に依存しているほか、16種は50%を輸入に頼っていた。

>ウクライナ政府によれば、こうした鉱物50種のうち22種がウクライナ国内に眠っている。

>トランプ氏は「レアアース」と言及したが、特定の鉱物を意図したものかは不明。レアアースは特に地球の核などに存在する17種類の元素で、電子機器やクリーンエネルギー、一部の兵器システムの生産に不可欠な磁性や導電性を持つ。

>中国は長年にわたり、レアアースやその他戦略的に重要な鉱物の生産で独占的な地位を築いてきた。米戦略国際問題研究所(CSIS)によれば、中国が世界のレアアースの製造の約90%を担っている。

<参考=「ウクライナの豊富な鉱物資源、トランプ米大統領が軍事支援の「代償」として注目」(Yahoo!ニュース・CNN)>
(25/02/05)
<25/02/16>


【閻魔大王】 2025/02/14 (Fri) 15:29

副題=プーチン氏を称賛・ゼレンスキー氏に辛辣…正反対のトランプ氏、個人的な関係が今後の交渉に影響か(読売新聞)

トランプ氏の狙いは、ノーベル平和賞。

排撃、バイデンの政策。

<トランプ氏によるプーチン、ゼレンスキー両氏に関する発言>



>米国のトランプ大統領はこれまでロシアのプーチン大統領を称賛し、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に厳しい態度を見せることが多かった。個人的な関係は今後の交渉にも影響を与えそうだ。

>トランプ氏は、プーチン氏のような強権的な指導者と個人的な関係を深め、トップ同士の「ディール(取引)」で事態打開を図る手法を好む。ウクライナ侵略についても、「プーチン氏は人々が死ぬのをやめさせたいと思っている」(今月のニューヨーク・ポスト紙インタビュー)と語り、寄り添う姿勢を鮮明にしている。

>プーチン氏の批判を避ける背景に「ロシア疑惑」があるとの見方もある。2016年大統領選で、トランプ氏の陣営はロシア政府と共謀し、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官が不利になるような工作を行ったとされた。共謀立証には「証拠が不十分」と結論づけられたが、トランプ氏には政治的なダメージとなった。

>トランプ氏は21年1月に一度退任した後も、プーチン氏と水面下で接触を続けていたとされる。昨年10月のブルームバーグ通信とのインタビューで接触について、「もし話をしたとすれば賢いことだ」と否定しなかった。

>一方、トランプ氏はゼレンスキー氏には 辛辣しんらつ だ。昨年の大統領選討論会では民主党のバイデン前政権からウクライナが多くの支援を得たと指摘し、「史上最高のセールスマン」と呼んでやゆした。

>トランプ氏は、バイデン前大統領と対決した20年大統領選を前にしたゼレンスキー氏との電話会談で、オバマ政権の副大統領としてウクライナ支援を担ったバイデン氏周辺を捜査するよう圧力をかけたとされる。「ウクライナ疑惑」と呼ばれ、トランプ氏は 弾劾だんがい 訴追されて後に無罪評決を受けた。

<参考=「プーチン氏を称賛・ゼレンスキー氏に辛辣…正反対のトランプ氏、個人的な関係が今後の交渉に影響か」(読売新聞)>
(25/02/14)


【閻魔大王】 2025/02/14 (Fri) 21:14

副題=トランプ氏「資源はよこせ」、プーチン氏「ウクライナを支配下に」──米露“直接交渉”へ 思惑と焦点は?【#みんなのギモン】(日テレ)

気紛れトランプに引っかき回される<?>

<写真1>
<3人の大統領>



>クライナ侵攻が始まって約3年。「1日で終わらせる」と主張してきたアメリカのトランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領との電話会談で「直ちに交渉を始める」ことで合意しました。戦争は終結に向かうのでしょうか? 両大統領の思惑や焦点を考えます。

<写真2>
トランプ大統領



>菅原薫・日本テレビ解説委員
「アメリカのトランプ大統領が、ロシアのプーチン大統領と電話で会談。ウクライナで行われている戦闘の終結に向け、直ちに交渉を始めるということで両者が合意したと明らかにしました」

>「12日、トランプ大統領は『プーチン大統領は和平を望んでいると思う。(ウクライナの)ゼレンスキー大統領、そして私も同じだ。あの戦争は大惨事です。すぐに(戦闘を)終わらせられたら素晴らしいでしょう』と発言しました」

>「また、トランプ大統領はゼレンスキー大統領とも電話会談を行い、ゼレンスキー氏は『和平の実現に向けて協議した』と明らかにしています」

>鈴江奈々アナウンサー
「トランプ氏には大統領になる前から『1日で戦争を終わらせる』という発言もありましたし、そこに向けて、まさに今動いているということなんですね」


>■米露のチームが「直ちに交渉始める」

<映像3>
電話会談の中身は?



>菅原解説委員
「トランプ大統領は自身のSNSで、プーチン大統領と『数百万人の死を食い止めたいという認識で一致した』と述べていて、まずは現地で起きている戦闘の終結に向け、アメリカとロシア、それぞれのチームが直ちに交渉を始めることで合意したとしています」

>鈴江アナウンサー
「一方で、これだけもう3年近く戦争が続いている中でどこで決着させるのか。それはなかなか簡単に描けるものでもないでしょうね」


>■ロシア側の死者は約35万人に?

<地図4>
死者数



>菅原解説委員
「2022年2月にウクライナ侵攻が始まりましたが、約3年もの間、戦闘が続いています。死者の数は、あくまでゼレンスキー大統領が明らかにした数字ですが、ウクライナ側が約4万5100人、ロシア側は約35万人に上っているということです」

>「戦況はロシア側がウクライナの東部や南部で優位に進めてきましたが、去年8月にウクライナ軍が突如としてロシアとの国境を越える越境攻撃を仕掛けました」

>「ロシア西部のクルスク州で、ロシア軍も反撃し一部の領土を奪還していますが、現在もウクライナが支配する地域が残っています」


>■ウクライナの「領土」どうなる?

<映像5>



>忽滑谷こころアナウンサー
「戦争を終わらせるということになれば、これらの領土・地域についても交渉が進められていくということなんですか?」

>菅原解説委員
「そうですね。ゼレンスキー大統領は、先日公開されたイギリス・ガーディアン紙のインタビューの中で、トランプ大統領がロシアを交渉のテーブルにつかせることに成功した場合、『ロシアに領土交換を提案する』と語っています」

>「また、クルスク州を念頭に『我々は1つの領土を別の領土と交換するつもりだ』としています。ただ、どの領土と交換するのかについては『私たちのすべての領土が重要です』と述べるにとどまっています」

>森圭介アナウンサー
「侵攻が始まる前のウクライナの領土すべてを奪還するのが1つの大きな目標でしょうから、なかなか落としどころは難しくなりますよね」


>■米国防長官「非現実的な目標だ」

<映像6>
ウクライナはどう交渉?



>菅原解説委員
「アメリカ側は、ウクライナの領土をどう考えているのでしょうか。アメリカの安全保障を担うヘグセス国防長官は、『ウクライナが占領されたすべての領土を回復することは非現実的な目標だ』と発言。それを認めることから出発しなければならないと述べました」

>鈴江アナウンサー
「これはアメリカ側の考え方ですが、ではそれを受けてロシアやウクライナがどう出るのでしょうか?」


>■「軍を派兵したくない」…米の狙い

>菅原解説委員
「それぞれの思惑を、現地で取材を続ける記者に聞いてみたいと思います」

>末岡寛雄・ニューヨーク支局長
「ウクライナ侵攻を巡ってプーチン大統領との直接交渉にアメリカが舵を切ったことは、政策の大きな転換だとアメリカメディアは報じています」

>「バイデン政権でアメリカはウクライナに対して巨額の軍事・経済支援を行っていて、増大する戦費の負担などから、トランプ氏は『戦争を終わらせる』と選挙期間中から何度も国民に訴えていました」

>「ヨーロッパを訪問中のヘグセス国防長官は12日、ウクライナが求めているNATO(北大西洋条約機構)への加盟に否定的な考えを示しました。アメリカはNATOの一員でもあるので、ウクライナの防衛を巡ってアメリカ軍を派兵したくないという狙いが見て取れます」

>桐谷美玲キャスター
「つまり、トランプ氏としてはもうウクライナにはお金も人も出したくないということなのでしょうか?」

>末岡支局長
「そうですね。さらにアメリカは、ウクライナにある要求を強めています。トランプ氏は3日、ウクライナを支援した見返りとして、貴重な鉱物資源のレアアースの供給を求める考えを示しました」

>「ロイター通信は、アメリカのベセント財務長官が12日にトランプ政権の閣僚として初めてウクライナを訪問したと報じていて、鉱物資源開発について協議するとみられます。軍事支援と資源供与を取引としてちらつかせるトランプ氏の思惑が透けて見えます」


>■戦況で優位に立つロシア側の思惑は?

>菅原解説委員
「金も人も出したくない、けれども資源はよこせという、ウクライナにとってかなり厳しいスタンスですよね。一方のプーチン大統領はどんな思惑なのでしょうか?」

>平山晃一・モスクワ支局長
「プーチン大統領はこれまでトランプ氏を繰り返し称賛し、直接会談に向けて熱烈なラブコールを送っていました。これは相手がトランプ氏ならロシアに有利な条件で停戦ができるという期待の表れだと言えます」

>「プーチン大統領はウクライナに対し、一部地域からの軍の撤退やNATO非加盟、武装解除など実質的な降伏を迫っていて、自国の支配下に置くのが狙いです。戦況で優位に立つロシアには停戦を急ぐ必要はなく、今後強気な姿勢で交渉に臨むとみられます」


>■クルスク州問題、交渉に大きな影響か

>鈴江アナウンサー
「実際に戦争が終わるまでの道のりは長くなりそうでしょうか?」

>平山支局長
「プーチン大統領の要求はあまりにも過大で、実際にどのような着地点が見出せるのかは不透明です。さらに今後の焦点になるのが、ロシア西部クルスク州の問題です」

>「ゼレンスキー大統領は交渉の切り札として領土交換を提案するも、プーチン大統領は断固拒否の構えで、ロシア軍は奪還に向けて激しい戦闘を続けています。プーチン大統領のメンツもかかる中、交渉の行方に大きな影響を与えるとみられます」

>菅原解説委員
「まだまだこの戦争がどういった形で終結を迎えるのか、誰も見通せないような状況です」

>鈴江アナウンサー
「まさにアメリカとロシアの間で交渉が始まったばかりというところですが、直接会談も今後ありそうでしょうか?」

>菅原解説委員
「可能性はあるとみられています。今回の米露の会談は電話でしたが、直接会談についてもトランプ氏は『プーチン大統領と遠くない将来に直接会談を行う。場所はサウジアラビアだろう』とまで述べています」

>「さらにその後は相互訪問、お互いにアメリカとロシアを訪問するというようなこともにおわせています。直接ロシアに乗り込んで交渉するということもあるかもしれません」

>「戦闘を終わらせたいという共通の願いがある一方で、力による現状変更は認められないというのが、日本を含む多くの先進国のスタンスです。今後の交渉の行方を世界が注目しています」

>(2025年2月13日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)

<参考=「トランプ氏「資源はよこせ」、プーチン氏「ウクライナを支配下に」──米露“直接交渉”へ 思惑と焦点は?【#みんなのギモン】」(日テレ)>
(25/02/14)


【閻魔大王】 2025/02/17 (Mon) 00:49

副題=ウクライナ和平交渉は“ヨーロッパ外し”(Yahoo!ニュース・ABEMA)

本当か<?>

どうも、トランプ政権の話は、奇妙な動きに見えるです。

>ウクライナの和平交渉にヨーロッパ各国を入れない考えです。

>ウクライナでの戦闘終結に向けて、トランプ大統領とプーチン大統領が早ければ2月末にも会談する可能性があると、アメリカメディアが報じました。また、和平交渉をめぐりアメリカのケロッグ特使は、ヨーロッパ各国は参加させないという考えを示しました。

>一方で、ヨーロッパの首脳らは17日にパリで緊急会談を開く計画で、アメリカ主導の交渉への対応を協議するとみられます。

>またゼレンスキー大統領はロシアの脅威や、トランプ政権がヨーロッパの防衛に積極的に関与しないとの懸念から、「ヨーロッパ軍」を創設すべきだと訴えました。(ANNニュース)

<参考=「ウクライナ和平交渉は“ヨーロッパ外し”」(Yahoo!ニュース・ABEMA)>
(25/02/16)
<25/03/02>


【閻魔大王】 2025/02/19 (Wed) 18:44

副題=ウクライナ支援会合、米国が関与継続を表明 欧州の負担増も求める(Yahoo!ニュース・朝日新聞)


>北大西洋条約機構(NATO)の加盟国などの国防相らがウクライナへの支援を調整する会合が12日、ブリュッセルのNATO本部で開かれた。ウクライナ支援に懐疑的なトランプ米政権の発足で継続が危ぶまれていたが、米国が関与を続けることを確認した。

>会合には米国を含むNATO加盟国など46カ国が参加。議長国を務めた英国のヒーリー国防相は会合後の記者会見で、ヘグセス米国防長官が米国の継続的な貢献を表明したとし、「全ての参加国がウクライナ支援を強化し続けることを確認した」と述べた。新たに数十億ドル相当の軍事支援も決定したと明らかにした。

>一方、ヘグセス氏は会合の冒頭、「米国はもはや依存を助長する不均衡な関係を容認しない」と述べ、将来的には欧州諸国がウクライナ支援の大部分を負担するよう求めた。

<参考=「ウクライナ支援会合、米国が関与継続を表明 欧州の負担増も求める」(Yahoo!ニュース・朝日新聞)>
(25/02/13)
<25/02/27>


【閻魔大王】 2025/02/19 (Wed) 23:49

副題=ウクライナ停戦の実現度は「99%」ロシアの本音は“トランプ大統領を待っていた”木村太郎氏が解説(FNN)

停戦の実現度=99%<!?>

ウクライナは、米国の支援に左右されるです。

>世界を震撼させたロシアによるウクライナ侵攻から約3年。アメリカのトランプ大統領は12日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、停戦交渉を開始することで合意したと発表した。そして15日には米露外相が電話会談し、停戦協議などに向け定期的に接触を続けることで合意した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナ抜きのいかなる合意も受け入れられない」と強調している。交錯するそれぞれの思惑。停戦は本当に実現するのか。


>宮根誠司キャスター:
ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく3年というタイミングで始まった停戦交渉ですが、3者の思惑が交錯する中、停戦の落としどころは見つかるんでしょうか?
太郎さん、ずばり停戦の実現度は?

<映像1>
停戦の実現度は99%



>木村太郎氏:
はいこれです。

>宮根キャスター:
99%!?
ここで最新情報入ってきました。

<映像2>
早ければ今月末にも米露首脳会談



>藤本万梨乃アナウンサー:
アメリカのケロッグ特使は「ロシアは領土の譲歩のようなことが必要になるだろうと」述べ、ロシア、ウクライナ両者の譲歩が必要であると指摘しました。また、ブルームバーグ通信は、停戦交渉をめぐるアメリカとロシアの高官協議が来週にもサウジアラビアで開かれ、早ければ2月末にも米露首脳会談が行われると報じています。


>「やれない時やるのがトランプ大統領」
>宮根キャスター:
太郎さんは「99%停戦する」というお考えなんですが、(ロシアが)領土を譲歩することはあまり考えにくいんですが。

>木村太郎氏:
これ覚えてない?(2016年の)選挙の時は僕「99%」って言って当たったでしょ。

>宮根キャスター:
言いましたね、トランプ大統領(の勝利予想)が当たった。

>木村太郎氏:
なぜかというと、トランプって何かをやらかす人なんですよ。今回も、みんな(停戦は)やれないって言っているけども、やれない時やるのがトランプ大統領。
周りのヘグセス国防長官だとか、特使だとか、マルコ・ルビオ国務長官、いろんなこと言ってるんだけど、誰もトランプの頭の中がどうなっているか知らないんですよ。

>宮根キャスター:
だから、言ってることがコロコロ、高官の人も変わったりするんですが…。

>木村太郎氏:
トランプは変わってないんですよ。


>ロシアが停戦に応じる“ディール”用意か
>宮根キャスター:
じゃあ太郎さん、米露首脳会談行われたとするとロシアが停戦をのむ条件って何なんですか?

>木村太郎氏:
その条件はトランプの頭の中にあるんだけど、これは、彼は「ディールメーカー」って言っている。交渉上手。交渉上手だってことはどういうことか、手の内を事前に示さない。だから、後でびっくりするような手の内をどっかに持っているんだろうと思う。
それはガザでも同じ。「ガザをアメリカが所有する」なんて誰も考えなかったでしょう。ああいう話が出てくるんです。

>宮根キャスター:
とんでもないことを米露首脳会談で言う可能性がある?

>木村太郎氏:
可能性があるのに、みんなが、ああでもないこうでもないって言ったって分からないですよ、そんなもの。


>ロシアの本音“トランプを待っていた”
>宮根キャスター:
一方、ロシアとしても停戦はしたいでしょ?本音は。

>木村太郎氏:
プーチンはトランプが当選するのを待ってたの。経済は疲弊しているし、石油は輸出できないし、軍隊も北朝鮮に助けてもらわなきゃいけない。これやめたいんだけど、名誉ある撤退っていうのはできないわけ。トランプならできるっていうので待っていた。

>宮根キャスター:
じゃあ、例えば、プーチン大統領としゃべって、その後ゼレンスキー大統領。ひょっとしたら3者で会談するみたいなことあるんですか?

>木村太郎氏:
ゼレンスキーは後で加えるぐらいで、要は、やっぱりプーチン・トランプの会談で決まるんでしょう。

>宮根キャスター:
じゃあ、もうそれ聞きなさいよ、ゼレンスキーってことになるわけですか?

>木村太郎氏:
ゼレンスキーだってアメリカの金がなくなったら戦争なんかできないわけだから。

>宮根キャスター:
あと、金とか鉱山資源という話がでていましたが、ゼレンスキー大統領が気になるのは、こんなことを言っているんですね。「ヨーロッパ軍を創設すべきだ」と。二度と攻められたくないって思惑ですか?

>木村太郎氏:
まあ、そうなんでしょうけども、誰もそんなものを保証しないですよ。

>宮根キャスター:
停戦はあるけど、トランプが何を言い出すかわからないということですね。
(「Mr.サンデー」2月16日放送より)

<参考=「ウクライナ停戦の実現度は「99%」ロシアの本音は“トランプ大統領を待っていた”木村太郎氏が解説」(FNN)>
(25/02/17)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 11:19

副題=スペイン「ロシアが侵略で報われてはならない」 欧州首脳会議で議論へ(REUTERS)

これが、正論。
がしかし、暴君トランプには通用せずか<?>

かと、言うて、スペインが、ウクライナにどれ程の支援が出来るのか<?>

>スペインのアルバレス外相は17日、フランスのマクロン大統領が同日パリで開催するウクライナ問題に関する欧州緊急首脳会議について、ロシアがウクライナ侵攻で報われることがあってはならず、ウクライナの和平交渉でいかにそれを防ぐかを議論すると述べた。

>地元ラジオ局オンダセロとのインタビューで「侵略戦争が報われてはならない。侵略戦争を他国に奨励することもできない」と発言。

>「私はプーチンがウクライナへの攻撃を続け、爆撃を続けると確信している。現時点で私の視野に和平は入っていない」と述べた。

>トランプ米大統領は先週、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナでの戦争終結に向けた交渉を直ちに開始することで合意。事前の相談がなかったことから、欧州では衝撃が広がった。 もっと見る

>さらに、トランプ政権のウクライナ担当特使ケロッグ氏は15日、欧州諸国がウクライナ和平交渉のテーブルにつくことはないと発言した。欧州は和平交渉から締め出されることは受け入れられないと反発している

<参考=「スペイン「ロシアが侵略で報われてはならない」 欧州首脳会議で議論へ」(REUTERS)>
(25/02/17)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 11:34

副題=【速報】アメリカとロシアの高官協議終了 米ロ首脳会談ついてロシア側「具体的日程は決まっていない」(TBS)


>ウクライナでの戦闘終結に向けたアメリカとロシアの高官協議がさきほど終了しました。注目されていた米ロ首脳会談ついて、ロシア側は具体的な日程は決まっていないとしています。

>サウジアラビアの首都リヤドで18日に行われた協議には、アメリカのルビオ国務長官やロシアのラブロフ外相らが出席し、ロシアメディアによりますと、およそ4時間半にわたって話し合いが行われました。

>協議終了後、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は協議は「うまくいった」と述べ、「両国は互いの利益を考慮しながら二国間関係を発展させることで合意した」と語りました。ただ、ウクライナ情勢については「互いの原則的な立場を説明した」と述べるにとどめ、今後、両国がそれぞれ交渉団をつくり、話し合いを続けるとしています。

>注目されていたトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談について「具体的な日程を話すのは時期尚早だ」とし、来週にも開催されるとした報道に関しては「それはないだろう」と述べています。

<参考=「【速報】アメリカとロシアの高官協議終了 米ロ首脳会談ついてロシア側「具体的日程は決まっていない」」(TBS)>
(25/02/18)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 11:49

副題=トランプ氏、ウクライナ大統領選挙行うべきと主張「支持率落ちている」…ロシアとの交渉に「自信」(読売新聞)

トランプ君、狂い出した<?>

成果を上げるに、焦り出した<?>

>米国のトランプ大統領は18日、ロシアのウクライナ侵略の停戦交渉に向けてサウジアラビアで行われた米露高官協議を受け、停戦交渉の見通しに「自信を深めている」と述べた。プーチン露大統領との直接会談にも改めて意欲を示した。

>フロリダ州で記者団に語った。トランプ氏は、月内にプーチン氏と会談する予定があるかどうかを問われ、「おそらく(会談する)」と答え、前向きな考えを示した。停戦後に欧州の有志国が平和維持部隊をウクライナに派遣する構想について、「彼らがそうしたいのであれば、素晴らしいことだ」と述べ、賛同した。

>また、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領について「支持率が落ちている」として、同国で大統領選挙を行うべきだとの考えを示した。多くの他国も同様の意見だと主張した。

>これに関連し、FOXニュースは18日、米国が停戦交渉を巡り、
〈1〉停戦
〈2〉ウクライナでの大統領選挙
〈3〉最終的な協定の締結
――という3段階の和平案を検討していると報じた。ウクライナは昨年、戦時下を理由に大統領選を延期し、露側はこれを口実として、ゼレンスキー氏に協定に署名する資格がないと主張している。

>18日にサウジで行われた米露高官協議には、米側はルビオ国務長官らが、露側はラブロフ外相らが出席した。停戦の実現に向け、米露が高官級の交渉チームを設置することや、米露関係の正常化に向けた協議の枠組みを作ることで合意した。トランプ氏が意欲を示す米露首脳会談の日程は決まらなかった。

>米国務省は同日、ルビオ氏が米露間の協議後、英仏独伊の各外相らに露側との合意内容を説明したと発表した。

<参考=「トランプ氏、ウクライナ大統領選挙行うべきと主張「支持率落ちている」…ロシアとの交渉に「自信」」(読売新聞)>
(25/02/19)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 16:54

副題=<産経抄>ロシアに勝利を与えるな、トランプ氏の停戦交渉(産経新聞)


>先の大戦後、ソ連がシベリアなどに連行した日本人は約57万5千人にも上る。かつてソ連を構成したウクライナは、抑留地の一つである。同国第2の都市ハリコフには大規模な収容所があり、多くの日本人が強制労働を課された。

>▼小紙『正論』執筆者でノンフィクション作家の早坂隆氏によれば、ハリコフの人々は日本人に同情的で、差し入れも多かった。抑留者の死亡率は他の場所より低かったといわれる。同市はしかし、ロシアが一方的に始めた侵略戦争の戦場となった。

>▼ロシア軍がミサイル攻撃などで破壊した建物や道路の一部は、日本人抑留者が築いたものだ。国境線を腕ずくで書き換えようとする愚かな振る舞いは、北方領土の不法占拠と重なる。同じ相手に国土を踏みにじられた痛みは、日本とウクライナをつなぐ共通言語といえるだろう。
<以下有料記事>

<参考=「<産経抄>ロシアに勝利を与えるな、トランプ氏の停戦交渉」(産経新聞)>
(25/02/19)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 18:14

副題=ロシア、トランプ氏称賛 「ウクライナ戦争の主因はNATO」(REUTERS)

ロシアが、トランプ称賛は当然の、完全に、ロシア寄り。

トランプからすれば、ウクライナの命運は、米国が握ってるが故、言うがままであると。

>ロシアのラブロフ外相は19日、米国が過去にウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持したことがウクライナ戦争の大きな原因だと発言したトランプ米大統領を称賛した。

>トランプ氏は、ロシアがウクライナのNATO加盟を認めるはずがないとし、バイデン前大統領がウクライナのNATO加盟に関し米国の立場を変えたと非難している。 もっと見る

>ラブロフ氏は議員に対し「ウクライナ情勢の根本原因の1つは、ウクライナをNATOに引き込もうとする前政権の厚かましい路線にある、と公然と、声高に発言した西側の指導者は彼が初めてであり、今のところ、私の考えでは彼だけだ」と述べた。

>18日にサウジアラビアで行われた米ロの協議では、ロシアがNATOに対し、ウクライナの将来の加盟を約束した2008年の合意を破棄するよう求めた。

<参考=「ロシア、トランプ氏称賛 「ウクライナ戦争の主因はNATO」」(REUTERS)>
(25/02/19)


【閻魔大王】 2025/02/20 (Thu) 22:49

副題=ゼレンスキー大統領の“レアアース戦略”とは? “ロシア寄り”トランプ政権の翻意を促せるか(テレ朝)


>米国のトランプ大統領は、ウクライナ情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領と近く会談する意向を明らかにしている。トランプ政権がロシア寄りの姿勢を取るのではとの警戒が強まる中、新たに注目が集まっているのが、ウクライナ国内に埋蔵されている、レアアースなどの鉱物資源だ。ゼレンスキー大統領が仕掛ける“レアアース戦略”とは…。トランプ氏とのディールの行方を追う。


>1)ウクライナの大地に眠る“宝”重要鉱物は『安全保障の盾』となるか
>ロシアが一部を占領しているウクライナ東部では、レアアースやリチウム、チタニウムなどが埋蔵されているという。ゼレンスキー大統領は7日、「現在は(ウクライナ国内の)鉱床の20%弱がロシアに掌握されているが、その何兆ドルもの価値を守る。悪の枢軸が後に使用する鉱物を、ロシアが採掘することを阻止する」と発言。機密扱いだった重要鉱物などの埋蔵地図を公開した。

>こうしたウクライナの鉱物資源にトランプ大統領が関心を寄せており、10日「彼らはレアアースや石油、ガスなどに関して、とてつもなく貴重な土地を持っている。私は我々の『金(カネ)』を確保したい。私は、例えば5000億ドル相当のレアアースなど、相応を望むと伝えた」と述べた。

>12日には、アメリカのベッセント財務長官がキーウを訪問。そこで「ウクライナへの経済的な関与を強めれば、ロシアとの戦闘終結後、長期にわたる『安全保障の盾』をウクライナ国民に提供できる。経済的な関与が強まれば、安全保障の盾を提供できる」と明言した。

>ウクライナの鉱物資源はどれほど魅力的なのか。例えばEVなどに使われるリチウムは50万トン、推定11兆5000億ドル相当の埋蔵量があると指摘されている。さらにウランも、ヨーロッパで最大の埋蔵量とされている。とはいえ、あくまで推定の埋蔵量であり、リチウムにいたっては採掘も始まっていない。

<映像1>
ゼレンスキー大統領 命運かけた”ディール”



>小谷哲男氏(明海大学教授)は、トランプ政権の対応について、重要鉱物が経済安全保障のカギを握るためと指摘する。

>今の段階では重要鉱物に関して、アメリカでさえ中国に頼らざるを得ない状況があり、トランプ大統領は、中国への依存を減らすために、重要鉱物が眠るとされるグリーンランドも購入したいと考えているわけだ。ウクライナで重要鉱物を入手できるのであれば、それはアメリカの経済安全保障にとってプラスになると考えていると思う。


>2)米大統領選中から仕掛けたゼレンスキー大統領の“ディール”
米国の大統領選終盤を迎えていた昨年9月、ゼレンスキー氏は、大統領候補者だったトランプ氏と会談した際、レアアースについて「より詳細な計画を持って戻ってくるつもりだ」と発言した。ウクライナ支援を継続させるために、その時からすでにトランプ大統領にディールを仕掛けていたとの指摘がある。

>さらにゼレンスキー氏は「ウクライナは欧州最大のウランとチタンの埋蔵量を保有しており、これらの埋蔵量がロシアの手に渡り、北朝鮮・中国・イランと共有される可能性は『米国の利益にならない』」とも話したとされる。

<映像2>
ゼレンスキー大統領 命運かけた”ディール”



>駒木明義氏(元モスクワ支局長/朝日新聞論説委員)は、ゼレンスキー氏の一連の動きは、トランプ大統領の再登場を見越した動きだったと指摘する。

>去年9月からトランプ大統領の再登場が現実になり得ることを想定した上で仕込んだのがこの地下資源の利用だった。当時のバイデン大統領にも説明をしていた「ウクライナの勝利計画」というものがあって、ウクライナの地下資源を支援国に利用してもらうことは、その4番目に記載されていた。フィナンシャルタイムズの報道によると、この提案は、グラハム上院議員というトランプ氏に近い政治家がいて、彼の発案、入れ知恵だ。元々トランプ氏を説得するために用意したディールの材料がウクライナの地下資源だ。

>ゼレンスキー大統領はアメリカが見放したら何もできない。しかし、トランプ大統領に主権とか平等とか民主主義を言っても全く通用しないので、トランプ大統領が関心を示しそうなもの、例えば「力による平和」とか、あるいは資源とかを並べた。そこに、今の段階ではトランプ大統領は前向きに対応してきているということだ。

>実際にどれだけ採掘できるかわからない。しかも、重要鉱物がアメリカに利益をもたらすとしても、それがトランプ氏の任期中に実現するかというと多分違う。その意味では、トランプ氏としては、ディールができればいい。つまり、ゼレンスキー大統領は「話の分かるヤツ」で、鉱物を与えてくれた、アメリカが得をした、と。そして、トランプ大統領の支持者たちが拍手をする、バイデン大統領ができないことをした、と。その構図が一番大事なのではないか。


>3)米国「鉱物の所有権50%譲渡すれば派兵も」との報道
今回、バンス副大統領とゼレンスキー大統領のミュンヘンでの会談でも鉱物資源について話し合われたとされるが、「レアアースなど重要鉱物をめぐる協定」は合意に至らなかった。

>NBCニュースによると、米国は、ウクライナのレアアース鉱物の50%の所有権をアメリカに認めるよう提案。戦争終結に向けたロシアとの取引が成立すればその警備のために米軍をウクライナに派遣することに前向きであることを示唆したと報じられているが、将来的な安全保障に関する言及がなかったことから、ゼレンスキー大統領は署名を拒否したとされる。


>駒木明義氏(元モスクワ支局長/朝日新聞論説委員)は、ゼレンスキー大統領の行動を以下のように分析した。

>将来的な安全保障が得られない限りは、国家として存続できない。そういう約束がないままに鉱物を使用させるのでは、何のために提案したのか全くわからなくなってしまう。まだそこまで機は熟していない。ただ、アメリカが将来そういうところにコミットするのであれば、喜んで差し出しますと、そういうことだと思う。
米軍がウクライナに派遣される可能性はあるのか。小谷哲男氏(明海大学教授)は、今後の注目ポイントを以下のように指摘する。

>可能性としてはあると思う。ヘグセス国防長官は、アメリカの兵士をウクライナに派遣することはないと発言しているが、政権内でまだ考え方が一致していないのだろう。このレアアースの問題は、今のトランプ政権の中では、これまでアメリカが行ってきた軍事支援に対する見返りとして考えている。一方、ウクライナはこれを供与することで、将来的にもアメリカからの軍事支援が得られるということを望んでいる。双方の認識がまだ埋まっていない中で、ウクライナがどこまでこれをプッシュできるかが今後の注目ポイントだ。

<映像3>
ゼレンスキー大統領 命運かけた”ディール”



>末延吉正氏(ジャーナリスト/元テレビ朝日政治部長)は、ウクライナの対米戦略から、今の世界の「空気感」を以下のように分析をした。

>ウクライナとしては、少なくともアメリカという存在が引いてしまうことだけは絶対避けなければいけない。ここで注目すべきは、バイデン政権時代のような、「民主主義を守る」とか「法の支配」とか、建前を前面に出すような外交ではなく、経済安保や、資源も含めたリアリズムというものが、いま世界を襲ってきている。先日の日米首脳会談を見ても、たとえ同盟国であったとしても「日本はこれだけ投資します」ということを言わざるを得ない。少し下品だが、しかしリアリティのあるという状況に、残念ながらいま世界の空気は変わっているのではないか。

><出演者>

>駒木明義(朝日新聞論説委員。モスクワ支局長などを歴任。クリミア併合を取材。著書「ロシアから見える世界 なぜプーチンを止められないのか」(朝日新書))

>小谷哲男(明海大学教授。米国の外交関係・安全保障政策の情勢に精通。「日本国際問題研究所」の主任研究員を兼務。)

>末延吉正(元テレビ朝日政治部長。ジャーナリスト。永田町や霞が関に独自の情報網を持つ。湾岸戦争などで各国を取材し、国際問題にも精通)

>(「BS朝日 日曜スクープ」2025年2月16日放送分より)

<参考=「ゼレンスキー大統領の“レアアース戦略”とは? “ロシア寄り”トランプ政権の翻意を促せるか」(テレ朝)>
(25/02/19)
<25/03/06)


【閻魔大王】 2025/02/21 (Fri) 13:04

副題=「停戦交渉の鍵はクルスク州」と防衛研の兵頭慎治氏 日赤でウクライナ戦争3年の報告会(産経新聞)


>ロシアのウクライナ侵略が24日で3年となるのを前に、ウクライナで支援活動を行う日本赤十字社と赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部は19日、東京都港区の日赤本社で活動報告会を開いた。ゲスト講演した防衛研究所研究幹事の兵頭慎治氏は「遠い国での紛争ではなく、日本周辺でも起こり得るとの当事者意識を持ち、関心を持ち続けることが重要だ」と語った。

>兵頭氏は、トランプ米大統領がロシアとの早期合意を目指す停戦交渉の鍵を握るのは、ウクライナ軍が制圧している「露西部クルスク州」だと指摘。露軍が同州を奪還しない限り、停戦合意の実現は「難しい」と分析した。

>プーチン露大統領の交渉への本気度も見極める必要があるといい、「ロシアは米側とウクライナの頭越しで交渉し、国際社会への復帰を果たしたい」との見方も示した。トランプ政権が交渉を急ぐあまり、「露側のペースにのまれる危険性もある」と述べた。

>キーウからオンライン出席した日赤ウクライナ現地代表部の芳原みなみ首席代表は、今も1千万人を超える人が国内外で避難生活を送っているとし、「もし停戦してもそれで終わりではない。国際支援も減ってきており、日赤としては今後も脆弱(ぜいじゃく)な人々に支援を届けたい」と語った。

>ICRC駐日代表部の真壁仁美広報統括官は、ICRC最大のドナー国である米国で海外援助を担う「国際開発局(USAID)」の縮小が検討されていることに関し、「今の人道支援をどう継続するか内部でも検討している。人道支援は今後も続けなければいけない」と強調した。

>日赤はウクライナ赤十字社と協力し、現地で巡回医療やリハビリ治療などの支援を実施。ICRCも医療支援や離散家族の再会、インフラ再建など幅広い支援を行っている。(桑村朋)

<参考=「「停戦交渉の鍵はクルスク州」と防衛研の兵頭慎治氏 日赤でウクライナ戦争3年の報告会」(産経新聞)>
(25/02/19)


<参考=NO.501 続116<ロシアのウクライナ侵攻>トラの焦り/ノーベル平和賞<?>
(25/02/21)