閻魔大王<NO.93>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.94
270 <閻魔大王の疑問>アフガニスタンとは<?>/タリバンとは<?> 閻魔大王 21/08/23
269 <閻魔大王の言いたい放題>タリバン政権と、各国の思惑 閻魔大王 21/08/22
閻魔大王NO.92

NO.269 <閻魔大王の言いたい放題>タリバン政権と、各国の思惑<起稿 閻魔大王>(21/08/22)


【閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 10:48

まずは、
現時点、での話の、
極の常識的、米国は、余程に上手く、撤退せねば、アフガニスタンの、親米派までの、指示失うです。

それも、これも、余りに早くに、アフガニスタン政府が崩れた為。
では、あっても、トランプ政権と、タリバンで、和平交渉の上での事。
閻魔大王的、申すは、どのよな内容であったか<?>で、安全、確実にと、その範囲。
米軍えの、協力者も、安全、確実にか<?>

既に、残党狩りが始まってると、報道されてるです。
一応は、武力で、制圧、カブール入り故、当然なれどの、ここで、バイデン政権のしかるべきの、タリバンとの、交渉いるです。
正確には、すべき<!>


の、上での、結局は、
アフガニスタンの事は、アフガニスタンに任せるに成るです。
只、そこに、各国の思惑が<!>

<参考=NO.267 <閻魔大王の言いたい放題>アフガニスタン政府の、遠吠え<?>/巻き返しはあるか<?>

<参考=NO.268 <閻魔大王の言いたい放題>謎多い、タリバンの指導部


<写真1>
タリバンは「イスラム法の範囲内で」女性の権利を尊重すると主張する(17日、カブールで開かれた記者会見)=共同



<表2>
タリバンへの各国の対応には温度差



>アフガニスタンのほぼ全土を制圧したイスラム主義組織タリバンへの対応を各国が迫られている。米欧はタリバンへの拒否反応が強いが、地域情勢安定には交渉が必要で、対応に苦慮している。中国やロシアはタリバンを警戒しつつ、いち早い接触を通じて影響力確保に動き出している。

>タリバンの報道担当者は21日、ロイター通信に対してアフガンの新しい統治の枠組みを「数週間以内に示す」と語った。

>米欧では1996~2001年の旧タリバン政権が女性の就労や少女の教育などの基本的人権を侵害したことへの批判が強い。新政権が発足しても早期承認には慎重だ。

>米国のバイデン大統領はタリバンの宗教的信念に基づく姿勢は「(20年前と)変わっていない」として、再び人権侵害が生じると懸念する。カナダのトルドー首相は17日、「タリバンをアフガンの政権として承認する予定はない」と明言した。

>日本政府は新政権の承認は米欧と協調して判断する。タリバンによるテロ支援や女性の人権侵害の実態を見定めるため、当面は承認を見送る見通しだ。

>茂木敏充外相は19日、訪問先のヨルダンで「女性の権限の尊重など様々な形で新しい方向に動き出していくか見極める」と述べた。「苛烈なイスラム統治に戻るのは望まない」とも指摘した。

>民主主義や自由主義を標榜する米欧や日本がタリバンの人権侵害を見逃せば、世界からの信頼が揺らぐ。ただ、タリバンの協力なしにアフガンや周辺地域でのテロや難民問題を解決するのは難しいのが現実だ。

>欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表はタリバンと「対話しなければならない」と表明した。ジョンソン英首相も「拙速な承認は間違いだ」と主張しつつ「われわれは言葉ではなく、行動によって判断する」とも語った。

>米国務省のプライス報道官は16日、女性の権利を尊重する国とは協力の余地があると述べ、人権擁護や国際テロ拒否の姿勢がタリバン政権を認める条件になるとのシグナルを送った。

>中ロは米欧に先駆けてタリバンに接触している。中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外相は7月下旬にタリバン共同創設者のバラダル師らと会談している。ロシアも在カブールの大使館に外交官を残し、タリバンと接触している。

>中国はアフガンと国境を接する新疆ウイグル自治区の独立派組織とタリバンなどが連携する事態を警戒している。ロシアも勢力圏と位置づける中央アジアへの過激派流入を懸念している。

>中ロともタリバンと良好な関係を構築し、自国の安全保障を維持してアフガンへの影響力を確保する狙いがある。

>タリバンは女性の要職への登用など融和的な発言をする一方、タリバンと敵対した旧政権幹部や米軍協力者などの監視・捜索を始めている。今後、新政権発足に向けた動きが加速するにつれ、米欧と中ロの外交戦が激化するのは避けられない。

>(花田亮輔、飛田臨太郎)

<参考=「対タリバン惑う世界 早期承認に米欧慎重、中ロは接近」(日本経済新聞)>


【閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 12:03

副題=タリバン以外の反米勢力も<!>

がしかし、
まずは、タリバンとの、交渉を進めるべし。
とは、閻魔大王的、思うですが。

その辺り、ロシア、中国は、事実上、1人独裁、長期政権故、老獪、狡猾で、賢いです。


>米国のバイデン大統領は20日、アフガニスタンで続く米国人やアフガン人協力者の救出作戦について「危険を伴うもので、犠牲なしに完遂できるかどうかは約束できない」と厳しい見通しを示した。米メディアによると、オースティン国防長官は20日、米国人がイスラム主義勢力タリバンから暴行を受けたことを明らかにした。退避しようとしていた米国人の負傷が判明するのは初めて。

>バイデン氏は20日の記者会見で「(アフガンから)帰国したい米国人がいれば、我々は必ずや連れて帰る」と語った。米政府に協力し、タリバンから報復を受ける可能性があるアフガン人についても、「米国人と同様に重要な存在だ。同様に救出に全力を尽くすことを約束する」と強調した。

>「現場は厳しい状況下にあり、兵士らはリスクに直面している」とも述べた。AP通信などによると、米軍は19日、首都カブールの国際空港付近のホテルにいた米国人169人をヘリコプターで救出し、空港まで輸送したという。これまで空港の警備に専従していた米軍が、空港外で救出作戦に携わったのは初めてだ。

>バイデン氏によると、米国は14日以降、米国人とアフガン人ら計約1万3000人をすでに退避させた。一方で、救出が必要な米国人は1万~1万5000人、アフガン人は5万~6万5000人とされており、一部のタリバン戦闘員はその退避を妨害しているとされる。米軍による空港外での作戦が続けば、米兵が直面する危険性が高くなる。

>米政治専門紙ポリティコなどによると、米国人の負傷は、オースティン氏が20日、議員団に明らかにしたもので、タリバン側に「受け入れられない」とする強い立場を伝えたという。

<参考=「バイデン氏、アフガンでの救出作戦は「危険伴う」…「犠牲なしは約束できない」とも」(読売新聞)>


閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 16:14

副題=ロシア、プーチン大統領は、民主主義の導入の失敗であると。

とまあ、一見正解のよな話。
ロシアなるは、プーチン大統領の1人独裁の国ではと。
民主主義的名目にての、大統領選挙なら、してるですが。

オッとの、
確かに、米国式民主主義がアフガニスタンに正解であるかは、わからんです。

>アフガニスタン情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領は20日、欧米がアフガンに民主主義を導入しようとしたことが失敗の要因だ、との見方を示した。イスラム原理主義勢力タリバンによるアフガン掌握後、プーチン氏が公の場でアフガン情勢に言及するのは初めて。プーチン氏には欧米の「錯誤」を強調し、ロシアの影響力を相対的に高める狙いがあるとみられる。

>プーチン氏は、アフガンで旧タリバン政権を崩壊させて民主主義政権を樹立しようとした米国を念頭に、「欧米の政治家は私が述べてきたことを理解したはずだ。ある国の民族構成や宗教、伝統を無視し、外部から政治規範を押し付けてはいけないということだ」と述べた。同日のドイツのメルケル首相との会談後の記者会見で発言した。

>プーチン氏はかねて、欧米による民主主義の一方的な押し付けが世界に紛争や混乱を生んでいるとし、欧米は多様な政治体制や価値観を認めるべきだと主張してきた。同じ論理に基づき、ロシアなど強権国での人権侵害に対する欧米側の非難には「不当な内政干渉だ」として聞き入れない姿勢を続けている。

<参考=「アフガンに民主主義、欧米の失敗 プーチン氏が発言」(産経新聞)>


閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 17:03

副題=タリバンが、ロシア大使館を警護<!>

根回し上手で、老獪なるの、ロシア<!>

確かに、外交上手。
とは、言えるです。日本国とは、大違い。

日本は、餌<北方四島>だけ、鼻先にブラ下げられ、尻尾振って、経済支援が、何たらと。
ロシアが、そは、易々の、取った領土を、返還する筈無く。

日本だけです。
竹島を、韓国に占拠され、何も出来ず。
尖閣は、中国に狙われ、何の手も打てずで、風前の灯火。

さて、
日本は、対アフガニスタン政策、ど、するの哉の、欧米の出方待ち<?>で、主体性無く。
こんな事で、余所様の顔色、出方、見る事、ありませんです。
日本独自で、考えるべきの事也と。


<写真>
写真はロシア・モスクワで記者会見へ向かうアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの幹部ら



>アフガニスタンで多くの国が大使館を閉鎖し、職員らの国外退避に躍起になっているさなか、ロシアはじっと動かずにいる。反政府武装闘争を続けてきた旧支配勢力タリバンが、首都カブールに到着するのを待ち受けてきたからだ。(写真はロシア・モスクワで記者会見へ向かうアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの幹部ら)

>イスラム強硬派タリバンの起源は1980年代、旧ソ連軍のアフガン侵攻に抵抗した紛争にさかのぼる。だが、タリバンに対する現在のロシアの見方は実利的だ。

>アナリストらによると、ロシア政府は複数の軍事基地を持つ中央アジアにおける権益を守ることを重視し、自国に隣接する地域で政情不安やテロの可能性が広がることは何としても避けたいと考えている。

>ロシア外務省の報道官は16日、カブールの状況は「安定しつつある」と述べ、タリバンが「治安を回復」し始めたとの見解を示した。

>さらにロシアの駐アフガニスタン大使ドミトリー・ジルノフ氏は、タリバンがすでに大使館を警護しており、建物の安全をロシア政府に保証したと明かした。

>タリバンの戦闘員らは、ロシア人外交官の「髪の毛一本すら傷つけられることはない」と約束したという。

>翌17日にジルノフ大使はタリバン幹部と会い、ロシア国営テレビで「前向きかつ建設的」な会談だったと述べた。30年前とは全く対照的だ。

>10年に及んだ旧ソ連の破滅的な軍事介入は、1989年に終わった。91年末に解体したソ連を引き継いだロシアは翌92年、アフガン新政権を樹立しようとカブールに押し寄せたイスラム強硬派らの砲弾を浴びながら、懸命に大使館員らを退去させた。

>それが今やロシア政府は、自国がテロ組織に指定しているタリバンの指導部をモスクワでの会議にたびたび招き、タリバンの国際的信用を向上させている。


>■主権と安全保障
>アナリストらによると、これらのタリバン指導部との会談の目的は、アフガン国内の戦闘を近隣諸国に波及させないことと、中央アジアにおけるテロの増加を防ぐことだ。

>旧ソ連諸国から成る集団安全保障条約機構(CSTO)の元事務局長、ニコライ・ボルジュジャ氏は「中央アジアを平和に保つためには、タリバンと話し合う必要がある」と語る。

>中央アジアのいくつかの国は米軍に後方支援を提供してきたが、タリバンは北方の近隣諸国に対し、何の策略もないとして懸念を払拭(ふっしょく)しようとしている。

>ジルノフ大使によると、ロシア側は、アフガニスタンが「世界の全ての国」と平和的な関係を持つことを求めたという。これに関して「タリバンはわれわれに約束済みだ」と言う。

>ただし、ロシア外務省は、タリバンが立ち上げるだろう新政権との親密な関係構築は急がない姿勢を示唆し、タリバンの動きを監視した上で承認するかどうかを決定するとしている。

>今夏、タリバンがアフガン全土を進撃していく間、ロシアは同盟国のウズベキスタンやタジキスタンとアフガン国境近くで軍事演習を行い、武力を誇示した。

>中央アジア問題の専門家アルカディ・ドゥブノフ氏によると、現在ロシアはこの地域での軍事的プレゼンスを高めようとしている。「これらの国は程度の差こそあれ、ロシアの支援を受けざるを得ないだろうが、いずれも安全保障と引き換えに国の主権を譲ろうとはしない」

>アフガニスタンの中央アジアの三つの隣国のうち、ウズベキスタンとトルクメニスタンはすでにタリバンとハイレベル会談を行っており、タリバンの統治を承認するだろうとドゥブノフ氏はみる。残るタジキスタンはまだタリバンと接触していない。


>■ロシアの根回し
>ロシアのタリバンとの対話は、何年も根回しをしてきた成果だ。

>7月、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はタリバンを「強力な勢力」と呼び、和平協議の停滞はアフガン政府に非があると責めた。

>ロシア外務省のザミル・カブロフアフガニスタン特使は16日、ロシアのラジオ局「モスクワのこだま」に対し「過去7年間、タリバン運動と接触してきたのはそれなりの目的があったからだ」と語った。

>この関係は多くの人を驚かせている。なぜならタリバンの源流は、1980年代のムジャヒディン(イスラム戦士)による反ソ連抵抗運動にあるからだ。

>しかし、シンクタンク「カーネギー財団モスクワセンター」のアレクサンドル・バウノフ上級研究員によれば、タリバンも1990年代に政権を握り、国際テロ組織アルカイダを庇護(ひご)していた頃からは変化しているという。

>「ロシア政府は、その流れをくむ今のムジャヒディンを敵と見なしていない」と同氏はAFPに語った。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

<参考=「もはや「敵ではない」…復権するタリバンにロシアが接近」(時事通信)>
(21/08/20)
<消滅・21/11/20>


【閻魔大王】 2021/08/22 (Sun) 23:02

副題=中国も、老獪、狡猾。一路一帯構想に、アフガニスタンを組み込みたい<?>

中国、ロシアは、欧米、日本とは、違い、長期戦略で、国益重視。

どこの国も、国益重視、なれど、です。

日本は、兎角に、国益無視するの場合が多々あるです。
オッとの、国益無視は、悪い方ので、国に不利になるの、資金投入の悪癖の意。

そらねえ、
日本国から、中国に、ODA名目で、資金援助の、アホウ。
その金で、大型軍艦建造され、尖閣諸島に派遣されてるでは、目も当てられんわと。
日本は、その程度。

その裏では、あちら、こちらの政治家なり、その関係の面々が、甘い汁を吸うてるかと。

オッとの、当年<2021年>で以て、やっとで、終了の愚。
反面では、中国は、賢いです。平和呆けの日本に、今まで、おねだりしてたです。
何分の、資金なるは、国税から、でして。

何の話哉の、タリバン政権も、中国には、要注意<!>

>アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンに対し、「友好関係」を期待するとした中国の動きは、アフガニスタンにおける米政策の劇的崩壊から最大限の利益を引き出そうとしていることを示唆している。

>首都カブール陥落の翌日、中国はアフガニスタンとの「友好的で協力的な関係」を深化させる用意があると述べた。

>米軍が撤収する中、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」による利益を追求する機会を察したようだ。

>北京の独立系政治アナリストは、中国には幾つかの重要な狙いがあると指摘している。

>「一つ目は中国の投資を守り、中国国民の安全を確保すること」であり、「二つ目は、東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の分離独立勢力との関係を断ち、同勢力が新疆に戻るのを阻止すること」だと説明した。

>一方タリバン側も、中国との良好な関係を望むのであれば、中国国内のイスラム教徒への干渉は控えるべきだと理解しているものとみられる。

>中国では国営メディアが、新タリバン政権下で大規模な経済プロジェクトが実現する可能性を好意的に報じている。アフガン最大かつ世界2位の銅鉱床であるアイナック銅鉱山や、北部ファルヤブ、サリプル両州の油田に関するプロジェクトが例に挙げられている。

>また、リチウムイオン電池を動力源とする電気自動車(EV)のメーカー各社は、「リチウムのサウジアラビア」と呼ばれるアフガンの潤沢なリチウム埋蔵量に注目している。中国は世界最大のEV生産国だ。

>中国外務省の華春瑩報道官は16日、中国との関係構築により大きな利益を得る立場にあるタリバンは「アフガニスタンの復興、発展に中国が関わることに期待」を示しており、中国は「これを歓迎する」と述べた。


>■「中国は歴史を知っている」
>アフガニスタンは数世紀にわたり、中央アジアにおける大国の勢力拡大の野望が集中する場所となってきた。しかしその多くは、最終的に頓挫している。

>タリバンは前回の恐怖支配で見せた強硬姿勢を抑え、より穏健なイメージの再構築に努めているが、不安定な国を率いていく予測困難な組織であることに変わりはない。

>シンガポールの南洋理工大学の国際研究学部でアフガンを専門とするラファエロ・パントゥッチ上級研究員は、「中国はこの歴史を知っている。しかも、全面的に信用できない政府となることも分かっている」と話す。このため、性急な投資は考えにくいという。


>■プロパガンダでの勝利
>だが、プロパガンダという面では、中国はすでに利益を得ている。中国政府は公然と、米外交政策の大失態から最大の宣伝効果を引き出している。

>華報道官は17日、米政権は「不安、分裂、一家離散というひどい混乱を残した」と批判。「米国の力と役割は、建設ではなく破壊だ」と述べた。

>中国国営メディアは、米国がアフガン撤収を急いだのは、どの同盟相手に対しても都合の良い時にだけ良い顔を見せるという米国の姿勢の表れだとする論評を広く報じている。同盟相手の中には、米国の安全保障をよりどころにする台湾も含まれている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

<参考=「中国、米アフガン政策の破綻に最大限の利益期待」(時事通信)>
(21/08/20)
<消滅・21/11/20>


NO.270 <閻魔大王の疑問>アフガニスタンとは<?>/タリバンとは<?><起稿 閻魔大王>(21/08/23)


【閻魔大王】 2021/08/23 (Mon) 10:34

一連の動向、見てましたら、米国は、「アフガニスタン」を、「タリバン」を、どしたかったのかが、見えず。

ロシアのプーチン大統領の言、民主主義を、導入したかった<?>

<参考=「NO.269 <閻魔大王の言いたい放題>タリバン政権と、各国の思惑」寄稿閻魔大王 2021/08/22 (Sun) 16:14
<副題=ロシア、プーチン大統領は、民主主義の導入の失敗であると。>

まあねえ。
確かに、米国は、アフガニスタンに、民主主義の導入したかった。
更には、親米国家を構築したかった。
と、同時に、テロ集団、組織を壊滅したかった。
がしかし、常識的、壊滅は、無理難題。

閻魔大王的に、ならの話の、10年前<11/05/02>の、ビンラディン殺害にて、一応の目的達成故、引き上げればよかったのにと。

<参考=「ビンラディン容疑者殺害から10年 テロの脅威今も残る」(NHK)>
(21/05/02)
<消滅・22/05/02>

>アメリカ同時多発テロ事件を首謀したアルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者は2011年5月2日、潜伏していたパキスタンでアメリカ軍の特殊部隊に殺害されました。


<参考=「ビンラディン容疑者の最期、妻と側近に裏切られた?」(AFP)>
(12/03/12)


ここまでで、10年要してるです。ここからは、目的が替わった<?>

且つは、アフガニスタン派遣の米軍兵士も、上部も、概ねの任期1年では、何が、わかるやと。
わかりかけた時には、交替<!>

失礼乍らの、アフガニスタン政府にしても、どちみちの、すぐにも、交替の米軍司令官なんか、適当にと。
要求すれば、資金等々、出して呉れて。
イヤ、諸般、閻魔大王の超の、邪推、推測、憶測なれど、です。


<写真>
バシール・モハバット氏(著者撮影)



>混乱のアフガニスタン、20年ぶりのタリバンの支配国家になればどうなるのか。前駐日アフガニスタン大使のバシール・モハバットさん(64)に伺った。モハバット氏は19歳で来日、拓殖大学、中京大学などに留学したが、ソ連の祖国侵攻で帰国できなくなる。メーカーに就職し米国にも赴任した。2003年、カルザイ政権下で在日本大使館が再開すると「異国で祖国に尽くしたい」と外交官試験を受け二等書記官として勤務。2017年から駐日大使となり、2019年12月の中村哲氏の銃撃死事件では葬儀で涙ながらに弔辞を読んだ。今年1月に退任した。

>タリバンの制圧は予測できましたが、こんなに早くとは驚きです。とはいえ米国のバイデン大統領も私も誰もが同じ感想でしょう。アメリカは早くから「撤退する」としていましたし、現地では半年前からタリバンの活動が活発でした。タリバンは南のカンダハルなど地方から制圧し、今度は北部を抑えて行った。北部は1996年から2001年までのタリバン政権時代も人々が強く抵抗していた地域です。

>オバマ政権は2014年、カルザイ政権と米軍の撤退で合意し、兵隊を減らしていった。昨年2月にトランプ大統領も撤退を約束した。バイデン氏はタリバンと交渉し、当初、撤退が5月1日だったのを9月11日にしようとしていた。

>新政権が国際的に認められるかどうか。アメリカ、カナダや、イギリスなどの欧州諸国が認めるにはワンステップが必要でしょう。民主主義、言論の自由、女性の尊厳を守る、行動の自由など要はアメリカやヨーロッパ並みの「普通の社会」になれるかどうか。駄目なら米国も経済援助もしないでしょうね。以前は、教育は小学校までとか、女性は肉親の男と一緒でないと外出できないとかひどい社会でしたが、不完全ながらもこの20年で民主主義を手に入れました。自由、女性の解放、憲法、経済の自由などが新たなタリバン政権で失われることを国民は恐れているのです。

>タリバンも国際社会を知り賢くなったとは思うが、アフガニスタンの国民にとっては過去の経験があるので不安感は拭えません。タリバンの広報担当のムジャヘド氏は記者会見で国民の権利を守るようなことを言いましたが、本当に実践されるかどうかわかりません。守る前提を「イスラム教の法律の範囲」としているのが一番気になりますね。インドネシアからモロッコまでみんなイスラムの国ですが、どこもかつてのタリバンのようなことはやっていません。彼らの言う「イスラム教の法律」が何を指すのかが鍵です。タリバン政権の時はサウジアラビア、パキスタン、アラブ首長国連邦の三国しか承認していません。それでは国際的に孤立するだけです。アフガニスタンの若者も国際的な知識を持つようになり、タリバンも以前のようなことはできないでしょうが。

>テロリストの温床も心配されますね。アフガニスタンはアルカイダだけでなく20以上のテロリストグループが活動しています。ウィグル、ウズベキスタン、チェチェン、そういった地域からのグループや国際組織のIS(イスラム国)、パキスタンからもテロリストが多く入っている。タリバンが彼らをコントロールできるかどうか。まだ幹部が十分、カブールには来ていませんが、すべての民族、部族を政権に参加させるとしています。北部同盟(1996年からのタリバン政権で反タリバンとして組織された政権)の指導者も今パキスタンに居ます。パキスタンも「タリバンと交渉している」と言っています。タリバンも自分たちだけでは政権を維持し政治を遂行することはできないはずですが、指導者もまだ発表になっておらず、まだ指導部の様相はわかりません。ムジャヘド氏が会見しましたが過去、国民の前に姿を現したことがありません。会見の彼が本物かどうか、日本でいう影武者かもしれないとも言われます。

>まだ政変が起きたばかりですが、私も含めてアフガニスタン国民の願いは、言論の自由、女性の自由、マスコミの自由、教育など「普通の国」にしてほしいということですね。

>タリバンはケシの実のから作る麻薬、コカインが資金源でしたが「ケシの栽培は全部消します」といってる。ダジャレみたいですが、代わりに何を栽培するかは不明です。アフガニスタンは元々、農業国で、輸出するほど農産物がありました。最近も日本の援助で米作のプロジェクトも進んでいました。ケシさえ、なくせば代わりには何でも育ちますから大丈夫です。

>タリバンに対して国民の間にはすでに反発が起きています。8月19日は独立記念日で様々のセレモニーが行われてきました。歌ったりアフガニスタンの旗を飾ったり。それをタリバンが認めないと衝突します。市民は、「政府が変わるのは仕方ないが、旗や国家の象徴は変えたくない」とも思っています。ガニ政権の汚職などの腐敗に対しての不満があったことも一因でしょう。

>ガニ大統領は国外へ逃げましたが、サレー第一副大統領は国内にいるようです。彼は「憲法に基づけば今、自分は大統領になる責任がある。パキスタンの奴隷になることやテロリストは受け入れない」として政権に意欲を見せます。しかし、どれだけの人が彼につくかわからないですね。

>カブールの日本大使館の日本人職員は脱出しましたが、通訳などアフガン人のスタッフや家族でも脱出したい人も多いはずです。大使館の様子はまだよくわかりません。日本政府がどのように彼らを守ってくれるのかも注目されます。

>幸い、私の肉親や友達は大丈夫です。大きな混乱は空港だけ。市内では大きな混乱はないようです。一番怖がっている旧政権中枢の人などに対して「タリバンが恩赦を与える」と言っていることは安心感も与えている面もあします。

>アメリカもEUも様子見です。ドイツも援助しないと言っています。アメリカは「暴力で政権を取った政府は認めない」としていた。ガニ大統領がまだいた時、ドーハでタリバンと平和的な話し合いがありました。あまり効果はなかったが、その頃、タリバンはカブールの周囲にいた。紛争が起き、タリバンは「治安を守るためカブールに入った」と主張し、国民は「しかたない」という空気にもなっていました。

>タリバンの中にも昔のような圧政を行いたい人物もいるでしょうが、彼らもある意味で苦しい立場だと思います。イスラム教の教えの元で女性も教育も守るのかと、世界が見守るが、イスラム教は一つしかない。どういう形にするのでしょうか。

>ハザーラ(アフガニスタンのシーア派系の民族)の指導者マザリシャリフは、スンニー派であるタリバン政権で処刑されましたが、バーミヤンでは彼の銅像が造られていました。今回、誰かによってそれが爆破された。イスラム教は偶像を否定するから、バーミヤンの石仏を爆破したことを思い出させますね。

>タリバンは「我々の仕業ではない。我々は国の宝は全部守る」とし、カブール博物館などの文化財も守ることを言ってます。今回の爆破の真相はわかりませんが石仏をタリバンが破壊して国際的非難を浴びていたはずのバーミヤンでそういうことが起きていることも心配です。

>タリバンの幹部は教養もあるが末端は違います。彼らが規律を守れるか。アフガニスタンは民族が多く、ソ連侵攻からの49年間でも民族間の憎しみも深い。統制を取るのは難しい。

>20年間の米国支援政府は、海外からも戻ってきた協力者らに支えられました。タリバンには教育されてない人が多く、彼らが教育されるには30年かかるでしょう。彼らは「これまでの国家システムを維持する」と言いますが、国家システムの構築には旧政権の関係者がいなくてはできない。「みんな家にいろ」では国はもたないし、今の経済システムも変えられないはず。変えれば経済がつぶれ海外から資金が入らず最貧国に戻ってしまいます。 

>ただ、これまでのシステムを認めると、タリバンとしては「何のために戦っていたのか」という自己矛盾にも陥ります。以前のタリバン政権はテレビの音楽や歌も禁止しました。OKにするのはよいのですが、「なんで今まで駄目と言っていたのか」となってしまう。「何のために戦ってきた」同様、矛盾してしまう。矛盾をどう克服するかです。

>いずれにせよ、イスラムの法律で国民生活をどこまで制限するかが大きな鍵です。歌手はブルカの格好をさせられるとか、刺激的な音楽はダメとか、宗教的な歌に限らせるとかになるかもしれない。これまでは大統領を「ぼろくそに」批判してもよかったが、新政権で本当の言論の自由が許されるのかどうかです。選挙制度も認めず、イランと同じく最高指導者の号令だけの国になってしまうのか。記者会見のような対外向けの顔と、国内向けの顔が違わないかどうか。まだ政変が起きたばかりですが、予断を許しません。(8月18日取材)。

>粟野仁雄(あわの・まさお)
ジャーナリスト。1956年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部を卒業。2001年まで共同通信記者。著書に「サハリンに残されて」「警察の犯罪」「検察に、殺される」「ルポ 原発難民」など。
デイリー新潮取材班編集
2021年8月23日 掲載

<参考=「アフガニスタン駐日大使に聞く「タリバンの今後」 最も気になるのは“イスラム教の法律の範囲”」(デイリー新潮)>


【閻魔大王】 2021/08/23 (Mon) 12:51

副題=アフガニスタン政府が腐敗してるは、大方の面々、わかってまして。

よて、
米国も、撤退に際し、早晩、壊滅の可能性を承知してたです。
只、それが、余りに早く。

「旧政府の高官とかを襲撃することはあるかもしれませんが、基本的には一般の庶民を個別に襲ったりはしないと思います。規律があるはずです。ただ統制が行き届かない末端の兵士などは何をするかわからず危ないですね。昔のタリバンも末端の兵士たちは文盲のような人も多かった。20年経って少しは成熟していると期待するばかりです。」

まあねえ。
銃を持った、民兵<タリバン>が、数人で、家に押し込まれたら、恐いです。

これが、タリバンか、どかも、わかりませんでして。
ISであったり、泥棒であったり。


<写真>
「宝塚・アフガニスタン友好協会」の西垣敬子代表



>米軍が撤退したアフガニスタンを反政府勢力タリバンが完全制圧し、米国に支えられてきた政権のガニ大統領はいち早く国外脱出した。タリバン首脳部の広報は「人々に危害を加えたり財産を奪ったりしない」とした趣旨の声明を出したが、現地は恐怖感と不安感に襲われている。長年、アフガニスタンの女性などに対する支援を続けてきた「宝塚・アフガニスタン友好協会」の西垣敬子代表(85)に急遽、伺った。以下、要約する。

>私の人生でタリバン時代を経験するのはこれで2回目です。今回は現地に入っている訳ではありませんが。1994年に初めて内戦中のアフガニスタンに入り、2年後にタリバン時代が始まりました。

>タリバンとは神学生という意味の名詞の複数形です。出会ったタリバン兵士たちは真面目で礼儀正しく親切な若者だったという印象でした。

>それがのちにだんだんと変質していきました。バーミヤンなどの重要な仏教美術を爆破したり、女性を迫害したりするようになってしまいました。現地でむち打ちの刑も見たことがあります。もっともブルカなどは女性が強制的に被せられているように思われていますが元来、アフガニスタンでは既婚者はブルカを被る習慣があったもので、やや誤解もあります。ブルカの中では自由にお化粧したりしていました。でもやはり若い女性はブルカが嫌いです。

>タリバン政権はNY同時多発テロで「アルカイダをタリバンがかくまっている」と米国が介入してくる2001年まで続きました。

>あれから20年以上たって再び政権に復活したタリバンが今、どんな考えなのか、はっきりせず不安もあります。

>今回連絡を取り合った中でタリバンを一番恐がっているのが1995年にジャララバードで知り合って私の通訳をしてくれた男性です。当時は内戦中で彼は私が支援していた孤児院の英語の教師をしていました。やがて2002年に戦争が終わり、かれは現地の国立大学の英語の教師になりました。その後、奨学金(USAIDアメリカ国際開発庁)を得て米国に留学することになりました。妻とたくさんの子どももいて躊躇していたのを私が「行くべきだ」と背中を押しました。2年後、米国で修士号を取ってアフガンに戻り現在も大学で教員をしています。正直者で冗談が上手く家族を大切にする人です。

>彼は今回、「タリバンに米国留学組が狙われている。すでに二人殺された。三人目になるかもしれない」と恐怖にかられた様子で知らせてきました。ジャララバードはパキスタンに近く、タリバンだけではなくIS(イスラム国)なども絶えず出入りしています。今、彼の履歴書などをまとめていますが、日本政府は簡単に受け入れてはくれません。難民申請を待っていたら一年はかかるし、その間に殺されでもしないかと心配しています。もっとも彼は、イスラム教のモスクの指導者である「イマーム」の資格を持っていて人々に慕われているので、タリバンも手荒なことはしないのではないかとは思うのですが。

>お世話になっているヘラート大学の美術専門の男性教授は、ヘラート陥落後すぐ、いつも私に送信してきてくれた細密画の写真の画面をすべて削除しました。彼の作品には女性の肖像画などもあり危険だと考えたのだと思います。彼のSNSも不通となり、教授の情報はキルギスの大学に留学している彼のお嬢さんを通してのやり取りになっています。彼はアフガニスタンで名が売れているので「自分の作品はタリバンに全部燃やされてしまうだろう」と恐れているようです。

>ただ、タリバンはISなどとは違います。ISはアラブ系ですが、タリバンはアフガン(パシュトゥン)ですし。旧政府の高官とかを襲撃することはあるかもしれませんが、基本的には一般の庶民を個別に襲ったりはしないと思います。規律があるはずです。ただ統制が行き届かない末端の兵士などは何をするかわからず危ないですね。昔のタリバンも末端の兵士たちは文盲のような人も多かった。20年経って少しは成熟していると期待するばかりです。

>今回カーブル空港で飛行機に人々が群がる報道を見て1975年のベトナム戦争で負けた米軍が命からがらヘリコプターで脱出する光景を思い起こしてしまいました。カーブル空港はとても狭いのです。私も現地では政変などが起きたらどうしようか と常に考えていました。東部のジャララバードから車なら1時間くらいで国境のトルハム、カイバル峠を経てパキスタンのペシャワルへ出られます。しかし首都カーブルは内陸の山岳都市です。陸路で逃げるならジャララバードまで下ってカイバル峠へ出なければなりません。西方のヘラートは遠すぎるし。だから脱出は狭いカーブル空港に殺到してしまいます。

>20年近く前にカーブルの宿泊先に滞在中、外国人政府関係者に聞いた話ですが、一旦ことが起きて脱出せねばならなくなった時、空港では離陸に国別の順番がある。そして日本は10番以内に入っていなかった! 一生懸命日本も支援しているのに、と思ったことがあります。もっともこれはアフガニスタン政府が決めたことではなく、米仏など外国が決めたことでしたが。

>友人たちは今、「大丈夫?」とメールすると一応は「大丈夫」とは言ってくるのですが。一応みんなタリバンを怖がっています。外出制限もあり職場はおろか買い物も満足にできないそうです。

>タリバンへの大きな不安は当然だと思いますが、一方で米国に支えられたガニ政権は汚職などでひどい腐敗ぶりでした。復興支援物資なども独り占めしているともいわれ、公務員などの給料もまともに払っていないようで、ジャララバードの大学の教員も給料がカットされたと聞きました。もはや倒れてもやむを得ないような腐敗政権でした。そうした部分は新政権になってまともになるのならいいのですが。

>今回、タリバンがカーブルを制圧し大統領府の中に入った映像を見ると、部屋の後ろに大きな絵画があり、他の部屋にもいくつかの絵がありました。普通ならあり得ない。従来の彼らなら絵は即刻破壊したはずで、少しは変わったのかなとも思いました。

>アフガニスタンで私は、女性のための隠れ学校や難民キャンプの支援をし、2003年にはジャララバードのナンガルハル大学に女子トイレを作り、2007年に女子寮も建設しました。女子学生たちは本当に喜んでくれました。今年の3月にも女子寮は「新入生が入って今年も満杯です」という嬉しい写真が届きました。残念ながら今回の政変でしばらくは閉鎖されるでしょう。

>ジャララバードはパシュトゥン人の町で、パキスタンにも近く、タリバンのみならずISやその他のグループも絶えず国境を越えて出入りして複雑な様相を呈しています。またアフガニスタンは多民族国家でとても難しい国なのです。基本的にこれまでの混乱は、旧ソ連軍の撤退の後アフガニスタンに介入してきた米国がもたらしたものです。とはいえ、今回の米軍の撤退は少し早すぎたのでしょう。タリバンの首都制圧はあっという間でした。今後半年以上は混乱が続くと思います。基本的にアフガニスタンの経済は逼迫していますので、国際的に孤立すればたちゆかなくなりますからタリバンもそんなに馬鹿なことはしないと期待したいのです。

>2016年の5月を最後に20年以上通ったアフガニスタンへの現地入り支援を終え、最近はSNSを使ってヘラート大学の女子学生の細密画をクリアファイルにしたり塗り絵にしたりして売り上げを現地に送っています。今年の春には日本で初めてヘラートの細密画の展覧会を開催しました。そんな私ですがこの歳になってまた! 再びタリバン政権が復活するなどとは思いもしませんでした。

>もちろん、かれらは市民を皆殺しにするわけではないし、国際社会からの孤立は避けなければならないことくらいは分かっているとは思います。遠い日本の宝塚市から成り行きを見守ることしかできず、毎日、ニュースを見ながら歯がゆい思いで現地と連絡を取り合っています。

>粟野仁雄(あわの・まさお)
ジャーナリスト。1956年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部を卒業。2001年まで共同通信記者。著書に「サハリンに残されて」「警察の犯罪」「検察に、殺される」「ルポ 原発難民」など。
デイリー新潮取材班編集

<参考=「タリバン制圧でいま現地はどうなっているのか 「宝塚・アフガニスタン友好協会」代表に聞いた」(デイリー新潮)>