みんながパソコン大王
雑談<NO.162>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.163
1776 特集ワイド:コンピューターが未来を支配するのか ベストセラー「ホモ・デウス」批判的に読み解く(毎日新聞、10月11日) 磯津千由紀 18/10/23
1775 ドコモショップ予約制に 長い待ち時間解消狙う(日本經濟新聞、10月22日) 磯津千由紀 18/10/22
1774 厚労省:その受診、必要? 夜間・休日も「応招義務」疲弊する医師 不要不急の医療減、議論(毎日新聞、10月8日) 磯津千由紀 18/10/22
1773 デジタル:物議を醸しながらも大人気! ムダな機能を削ぎ落とした最新「タイプライター」(GetNavi web) 磯津千由紀 18/10/22
1772 「想定外」へ想定を 首都直下地震に備える(毎日新聞「政治プレミア」、10月5日) 磯津千由紀 18/10/22
1771 読売巨人軍ファンクラブ刷新 磯津千由紀 18/10/18
1770 ふっこう支援掛川にタブレットパソコンdtab d-01Gを99年間貸与 磯津千由紀 18/10/14
1769 大創産業の432円の事務用電卓・・・使途不明キーが幾つか 磯津千由紀 18/10/13
1768 くらしナビ・気象・防災:最新成果「地域防災Web」で 手法・情報を一元管理(毎日新聞、9月28日) 磯津千由紀 18/10/13
1767 三栖神社 炬火の巡行 FH 18/10/12
1766 「スパゲッティ」の永遠の問題が遂に解決。でも「そば」には通用しなかった……(GetNavi web)(毎日新聞、10月12日) 磯津千由紀 18/10/12
雑談NO.161

NO.1766 「スパゲッティ」の永遠の問題が遂に解決。でも「そば」には通用しなかった……(GetNavi web)(毎日新聞、10月12日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/12)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/12 (Fri) 18:45

 こんばんは。


 他愛無いことを大真面目に研究する研究者たちが微笑ましいです。


> 今年9月、12年連続で日本人が受賞したイグ・ノーベル賞。「人を笑わせ、そして考えさせる研究」はどうやら日本人の得意分野であり、現在、東京ドームシティのGallery AaMoでも「イグ・ノーベル賞の世界展」が開催されています(11月4日まで)。そんな賞をかつて、ある身近な食材に関する研究が受賞したことを読者の方は覚えておりますでしょうか?

> それがスパゲッティ。そして、この食材には永遠の問題があったのです。乾燥したスパゲッティの麺を半分に折ろうとしても、きれいに2つに折ることができない――。

> 一見これは単純な問題に見えますが、実はノーベル賞を受賞した物理学者もかつて解明に挑んだ超難問。長い間、この問題は未解決だったのですが、今年8月、アメリカの名門マサチューセッツ工科大学の科学者がついにこの謎を解き明かしたと発表したのです。


> ノーベル賞学者もたどり着けなかったスパゲッティのナゾ

> 乾燥したスパゲッティの両端を手で持ち、半分に折り曲げてみると、きれいに2つに割れることはなく、ほとんど3つ以上に割れてしまいます。この理由を解明しようと立ち上がったのが、アメリカの物理学者で1965年にノーベル物理学賞を受賞したリチャード・ファインマン氏。キッチンで様々な仮説をたてて検証しましたが、その理由と解けないまま、1988年ファインマン氏は他界します。

> 次に、このナゾの解明に挑んだのがフランスの物理学者。彼らは、麺を2つに割ろうとするとき波のような動きが麺に生じ、この結果、スパゲッティが2つ以上に割れてしまうという原理を解明。この研究は2006年にイグ・ノーベル賞を受賞しました。

> しかし、スパゲッティの麺を2つに折れるのかどうか、ということは依然として解明されていなかったのです。


> 真打ち登場!

> そこで、ファインマン氏の母校であるマサチューセッツ工科大学の研究者たちがついに登場。スパゲッティを折る機械も開発し、様々な方法で折り曲げて解析を行いました。スパゲッティの麺は両端を持って曲げると、湾曲した麺にたわみが生じ、それによって、きれいに2つに折れることはできません。しかし、MITの研究者たちは実験を進めると、麺をあらかじめ捻ってから曲げると、たわみの波を弱めることができることを発見。270度以上のねじりを加えれば、麺はきれいに真っ2つに折れることがわかったのです。


> 日本の「そば」は?

> では、スパゲッティ以外の麺ではどうなるでしょう? 筆者は日本製のそばを用意し、麺の両端を手で持って折り曲げてみました。すると、あっさりと真ん中できれいに2つに割れることがわかりました。何度やっても同じ結果で、スパゲティのように3つに割れてしまう…なんてことは一度もなかったのです。

> どうやら、麺を2つにきれいに割れないというのは、そばの乾麺には当てはまらないようです。ちなみに、そばを捻ってから曲げるという方法も行ってみましたが、この場合もきれいに真ん中で割ることができました。

> スパゲッティという身近な食材が世界的な学者たちの研究対象になるとは、とてもユニークですね。キッチンでスパゲッティなどの乾麺を折るときは、科学者たちが長年かけて解明した方法を使ってみてはどうでしょうか?

<参考=「「スパゲッティ」の永遠の問題が遂に解決。でも「そば」には通用しなかった……(GetNavi web)」(毎日新聞、10月12日)>


NO.1767 三栖神社 炬火の巡行<起稿 FH>(18/10/12)


【FH】 2018/10/12 (Fri) 23:18

こんばんは。

こちら、10月7日の神幸祭に行われました三栖神社の炬火巡行の様子です。

<参考=「三栖神社炬火祭2018年神幸祭」(YouTube)>


【シバケン】 2018/10/12 (Fri) 23:45

FHさん、こんばんわ。

へえの、
YouTubeに投稿ですか<!>

で、
投稿者、白髭丸勢さん、なるは、

>2018年10月7日 日曜日 に行なわれた京都中書島の三栖神社のたいまつ祭りをみてきました。

との事ですので、地元の方では、無いのですねえ。

にしてもの、夜の松明、炬火は、勇壮ですねえ。


【FH】 2018/10/13 (Sat) 22:15

シバケンさん こんばんは。

投稿者を明示するべきでした。以後 注意いたします。


その動画には、拙い私メの姿はありませんが、炬火の前と後の横棒の間に入り込み、煙除けに、二名でエンジン・ブロアーを振り回しておりました。

ホントに有難いことに、水を掛けてもらってビショビショ。
勿論、後ろの横棒の担ぎ手はもっとズクズクでした。(笑)


【シバケン】 2018/10/13 (Sat) 23:52

FHさん、こんばんわ。

嗚呼、そですか。
Fhさんは、映ってませんでしたか。
当方的には、これか、あれかと<笑>

にしてもの、水掛けられるも、大変ですが、水も滴るのええ男<!>です。


NO.1768 くらしナビ・気象・防災:最新成果「地域防災Web」で 手法・情報を一元管理(毎日新聞、9月28日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/13)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/13 (Sat) 01:11

 こんばんは。


 とは言っても、一般市民の意識を変えるのは難しいです。


> 防災に役立つ最新の研究成果が出ても、実際の地域防災に生かすのはなかなか難しい。このギャップを解消しようと、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は昨年から、研究成果を自治体などが使いやすい形で紹介するウェブサイト「地域防災Web」を運用している。6月の大阪北部地震では被災者の救助に役立つ場面も生まれ、各地の防災力向上に期待がかかる。


> ●高性能レーダー

> 大阪大吹田キャンパス(大阪府吹田市)の9階建て研究棟の屋上に、高さ4メートルのドームで覆われた「フェーズドアレイレーダー」が設置されている。大阪府全域と近隣府県の一部を含む半径60キロをカバーする世界最高性能の気象レーダーだ。

> 通常の気象レーダーが雨雲の動きを5~10分間隔で追跡するのに対し、阪大のレーダーは30秒ごとに追跡。ゲリラ豪雨をもたらすような突然の積乱雲を、発生の瞬間から消滅まで刻々と観測できるのが特長だ。

> レーダーを開発した牛尾知雄・首都大学東京教授(リモートセンシング)らは5年前から、大阪市福島区に観測情報を提供し、ゲリラ豪雨の発生予測を住民らに伝える実証実験を続けてきた。

> 現在、同じレーダーは神戸市やつくば市など国内3カ所に増えたが、リアルタイムデータは一般公開されていない。

> 閲覧には専用端末が必要だ。地域防災Webは、この成果を紹介することで、福島区のように利用を希望する自治体から手が挙がることを期待している。牛尾教授は「このレーダーを使えば、短時間かつ局所的に発生する集中豪雨や竜巻でも、数十分前には高精度で予測できる。防災に役立ててほしい」と話す。


> ●マニュアル参考

> 大阪北部地震では、研究成果が実際に役立つ例があった。大阪府豊中市でマンションのエレベーターに小学生らが閉じ込められた際、マンションの住民たちが事前に救助マニュアルを作っていたおかげで、約15分後に救出できたのだ。

> マニュアル作りを指導した大阪府吹田市の防災士、口ノ町一男さん(69)が参考にしたのが、地域防災Webに紹介されていた加藤孝明・東京大准教授(地域安全システム学)が開発した地域防災に関するプログラム。行政任せではなく地域コミュニティーが自発的に防災を進める方法論や具体的な手段をまとめたものだ。

> 口ノ町さんは、これまで府内の自治会やマンションの住民組織の防災活動を指導してきたが「何から手をつけていいのか分かっていない住民が多く、消火訓練だけで満足しているところもある」と感じていた。「プログラムのおかげで、危険箇所の把握や要支援者名簿の作成など防災マニュアル作りの重要性を伝えられた」と語る。


> ●チェックリスト

> 地域防災Webには3月末時点で112の研究成果と、研究を防災に生かした101事例がまとめられている。

> その他、自治体や地区ごとに、河川や埋め立て地などの自然条件▽人口や財政力など社会特性▽災害の危険性▽過去の災害記録▽ハザードマップ--などの情報を掲載。「住民の意識啓発をどう進めればいいか」「具体的な計画やマニュアル策定が難しい」など80項目以上のチェックリストも設け、それぞれに役立つ研究や事例を紹介している。

> 防災科研総合防災情報センターの三浦伸也主幹研究員は「国は地区の防災計画を住民自ら作るように推奨している。防災に関するさまざまな情報と手法が一元的に管理されており、防災の取り組みに悩んだらまずはこのサイトを見てみてほしい」と話している。


> 地域防災Webのアドレスは「https://chiiki-bosai.jp」。【渡辺諒】

<参考=「くらしナビ・気象・防災:最新成果「地域防災Web」で 手法・情報を一元管理」(毎日新聞、9月28日)>
<消滅・23/10/01>


NO.1769 大創産業の432円の事務用電卓・・・使途不明キーが幾つか<起稿 磯津千由紀>(18/10/13)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/13 (Sat) 18:16

 こんばんは。


 昨日、全日本写真連盟掛川支部10月例会の帰りに、ダイソー掛川店で、432円の12桁の事務用電卓「AR-17-8 T707」(幅145×奥行188の大き目の品)を購入した。
 帰宅して単三アルカリ電池1本を入れると、動作した。

 しかし、取扱説明書が付いておらず、「EX」「MU」「→」のキーの使途が分からない。

 尚、矢張り安物、キータッチが悪く、事務用としては、高速入力に不向きである。
 当方は、高速入力のために事務用を買ったのではなく、眼が悪いために液晶表示やキートップ表示の文字が大きいので選択したので、接触不安定でも起こさぬ限りは問題ないが。


【june】 2018/10/15 (Mon) 19:57

もうお調べとは思いますが、投稿します。

EXキー

例えば、「2」+「3」と操作して、EXキーを押すと、最初に置数数値と交換するという機能。
結果、演算が「2」+「2」となる
<参考=「使わないキー」(電卓の話題)>
<消滅・24/06/30>

MUキー

はMark UP(マークアップ)機能のことをいいMUキーにより、売価設定等ができます。
例えば、1,000円に消費税8%を乗じると、1,000×8MUで1,080と計算したり
仕入原価700で利益率30%として売価を設定する場合、700÷30MUで1,000と算定できます。
<参考=「このボタンは何?意外と知らない電卓機能と活用方法」(Finance&Robotics)>
<消滅・19/09/25>

→キー

手持ちの電卓では桁下げする感じです
例えば123と打ち込み「→」キーを一度押すと「12」に二度押すと「1」になる


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/15 (Mon) 21:17

 june様、こんばんは。


 ありがとうございます。

 調べてませんでしたです。
 高度な使い方をする予定が皆無なので。


NO.1770 ふっこう支援掛川にタブレットパソコンdtab d-01Gを99年間貸与<起稿 磯津千由紀>(18/10/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/14 (Sun) 21:35

 こんばんは。


 今日10月14日(日)の大須賀津波避難地での「ふっこう支援掛川」(旧:東日本大震災支援掛川市民の会)の10月定例会の終了後、NTTドコモのタブレットパソコンdtab d-01Gを、ふっこう支援掛川に貸与した。
 此れまで何台かのノートパソコンを貸与しているが、ノートパソコンでは機動性に劣るため、タブレットパソコンを追加したのである。

 勿論、SIMカードは、其の場で抜いた。
 貸与したのは、本体と社外品専用ケースと社外品汎用Bluetoothキーボードと、写真に写ってないがUSB出力の電源アダプタ(充電器)と充電用microUSBケーブルである。


NO.1771 読売巨人軍ファンクラブ刷新<起稿 磯津千由紀>(18/10/18)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/18 (Thu) 15:56

 こんにちは。


 12月より、「GIANTS CLUB G-Po」から新システムに移行する由。

<参考=「2019年、GIANTS新ファンクラブ誕生」(mdh.fm)>


NO.1772 「想定外」へ想定を 首都直下地震に備える(毎日新聞「政治プレミア」、10月5日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/22)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/22 (Mon) 03:22

 こんばんは。


 事故後に「想定外」と嘯かれた大半が「想定不足」だったと私は感じています。
 シミュレーションをするにも「想定」が必要であり、問題は「想像力の欠如」だと思うです。


> 平野達男・元復興相


> 今回の北海道地震でよくわかったことは想定外ということがまだまだたくさんある、ということだ。台風21号の高潮で関西国際空港があれほど長期間閉鎖されるというのも、想定外だった。

> 首都直下地震や南海トラフ地震のような都市直撃型の大災害がきた時のことを考えると、今の体制で本当にいいのかと思っている。


> シミュレーションを重ねる

> 今は各省庁がそれぞれの役割を分担して対応するという構えになっている。それはそれで機能しているが、「想定外」の対応だけを日ごろからあらゆる角度で考えておく、専従のスタッフを置いたほうが良いのではないか。

> 例えば首都直下地震の場合、外部からの救援を前提としているが、真夏に停電した場合、熱中症の対応をどうするのか。水もない、クーラーもない状況になったら、むしろ都民を一時外部に避難させるという対応も考えるべきではないか。

> 今回の関空でも、いかりをつけたまま、船が動いて連絡橋に衝突した。あれが石油タンクだったらどうなっていたか。東京湾などは石油コンビナートに囲まれているようなものなので、十分ありうる。

> またよく言われていることだが、富士山が噴火した時の降灰の影響はどうなのか。高速道路や鉄道が全面的に止まる可能性がある。火力発電所にも影響があるという意見もある。しかし、まだ十分議論されていない。

> そういうことをあらかじめ検討しておくことは大事だし、また今回の北海道地震のようにエネルギー供給が広範囲にわたって遮断された時に何が起こるかということも、あらためてシミュレーションをしておく必要がある。


> もろい高度情報化社会

> 電源の分散化については、東日本大震災の時もずいぶん議論し、自家発電の整備についても検討した。それでも今回のようなことが起きた。あらためて検討する必要がある。

> 高度に情報化が進んだ現代社会では、エネルギーに限らず、たとえば情報センターのようなものもそうだが、地域で核となるシステムが被害を受けた時にどうなるか、というのは、あらかじめ想定して対策まで議論しておかないとならない。

> とりわけ、首都直下地震や南海トラフ地震の場合、そうした中核的なシステムが軒並み停止する危険性がある。その時なにが起こるのか、一生懸命考えておかなければならない。

> 技術の進歩は同時に、脆弱(ぜいじゃく)性も生んだ。我々は便利な社会に慣れきっているが、そこに潜む弱さへの準備は出来ていない。ブラックアウトというのは、その典型的な例ではないか。


> プロフィール

> 平野達男

> 元復興相

> 1954年生まれ。2001年参院初当選。副内閣相、防災担当相などを歴任。参院岩手、当選3回。自民党二階派。

<参考=「「想定外」へ想定を 首都直下地震に備える」(毎日新聞「政治プレミア」、10月5日)>


NO.1773 デジタル:物議を醸しながらも大人気! ムダな機能を削ぎ落とした最新「タイプライター」(GetNavi web)(毎日新聞、10月8日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/22)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/22 (Mon) 03:40

 ワープロ専用機の復権でしょうか。
 パソコン音痴でも使える「日本語ワープロ専用機」も、復活して欲しいものです。


> いつか小説を書きたいーー。

> そんな夢を長年抱いている方はたくさんいらっしゃるかもしれません。スマートフォンやパソコン、ペン、紙など文章を書くのに必要な道具はすべて揃っている。しかし、小説を書くという目標がなぜかいつも達成できない。やる気を出して書き始めてみたけど、数行書いた途端にメールやFacebookが気になってしまう。こういった具合に集中力が乱れて、挫折してしまうのが典型的なパターンではないでしょうか?

> 小説を書きたいというと、ちょっと大げさですが、文章を書いたり、日記を継続的につけたいという人にオススメしたいのが、現在Indiegogoで人気を博している「Traveler」。このデバイスは文章をひたすら書くためだけに設計された、E Inkディスプレイ搭載のタイプライターなのです。メールやインターネット、アプリなど、現代のパソコンに標準装備されている機能は何もできません。ただひたすら画面に文字を打ち込むだけなんですね。

> Wi-Fiにつなげることはできるようですが、それもクラウド上に保存された文章とシンクするためだけにしか使えません。パソコンやスマホと違って、画面上にメッセージ通知が表示されたり、YouTubeのアイコンが魅力的にギラギラと見つめてきたり、SNSの「いいね!」通知が来ることもありません。ゲームなんてもってのほかです。

> 文章を書くことの一番の難関は「集中力の持続」でしょう。一段落書いた後にちょっと調べ物と思って検索をしたら、ついつい表示されたニュース記事を次から次に読んでしまい、最終的に猫の動画集に行き着き、「あれ? 何をしてたんだっけ?」というような経験は多くの人がしているはずです。

> 実は同じクリエーターたちによる「Freewrite」というE Inkタイプライターが2016年にも発売されており、そのときも海外メディアでは大きな話題になりましたが、それからさらに軽量になったうえ、デザインも進化したのがTravelerなんです。

> Amazon Kindleを使っている方は馴染みがあるかもしれませんが、E Inkって本当に目に優しいんですよね。長時間スクリーンを見つめていても、スマホやタブレットを見ているときのような目の疲れが起きません。カフェや公園など屋外で使う際でも、画面が太陽光でとんでしまうということもないんです。

> 重さは約900g。大きさも通常のラップトップの半分程度ということなので、持ち運びも簡単です。バッテリーは一度の充電で4週間はもつとのこと。旅行先、出張先、カフェ、図書館、自宅と、あらゆる場面に携帯することができます。だから「Traveler」という名前なんですね。

> 気になる価格は、驚きの約3万8000円(配送料別途必要)。ここまで読んで「5000円くらいなら買ってもいいかな」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、一般発売時の価格は約6万8000円の予定。高性能なタブレットも買えてしまうほどの価格に驚いてしまいますよね。

> コストパフォーマンスについて考えると、ラップトップコンピューターやタブレットほどの機能性がないので、Travelerの価格は高過ぎるように見えます。しかし、たくさんの機能がついていることこそが、本製品が解決したい根本的な問題なのでした。プレミアム価格を支払ってシンプルな機能だけが備わったデバイスを獲得する。これはこれで潔いのかもしれません。

> Freewriteが最初に発表されたときも「500ドルのFreewriteは見栄っ張りなヒップスター向けのナンセンス」と複数の海外メディアに批判されていた一方、「しっかりと考えられたテック」という肯定的な評価もありました。

> Indiegogoのコメント欄にも「Freewriteも1年前に購入したんだけど、まったく後悔していない。今回も購入するよ!」「素晴らしい。これは楽しみ」「すぐに予約した」「待ちきれない!」と興奮の予約者たちの声が集まっています。

> Indiegogoでは、すでに目標金額の約570万円をはるかに超える2900万円以上が集まっています(10月5日時点)。本製品はニーズを的確に捉えているということでしょう。

> 確かにプロダクト紹介用のYouTubeにも「カネの無駄」「この価格ならラップトップが買える」「使えない。マーケットなんて存在しない。破産は明らか」と辛辣な言葉が並んでいます。しかし、これだけのお金が集まっているということは、このような批判が間違っていることを証明しているのかもしれません。

> 人間の性質を考慮して、ひとつのタスクが達成できるように機能とデザインをひとつに絞り込む。そういう視点で考えると、Travelerは納得の買い物かもしれませんね。

<参考=「デジタル:物議を醸しながらも大人気! ムダな機能を削ぎ落とした最新「タイプライター」」(GetNavi web)(毎日新聞、10月8日)>

<参考=「Traveler」(YouTube)>


NO.1774 厚労省:その受診、必要? 夜間・休日も「応招義務」疲弊する医師 不要不急の医療減、議論(毎日新聞、10月8日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/22)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/22 (Mon) 03:53

 こんばんは。


 無駄な医療を削減することが必要になってることは明らかですが、素人には受診の必要性の判断が付かないのが現状です。


> 厚生労働省が「上手な医療のかかり方」に関する議論を始めた。医師の長時間労働是正に向け、安易な夜間や休日の受診を減らすよう国民に呼びかけるのが狙い。【酒井雅浩】


> 厚労省の有識者懇談会が5日、初会合を開いた。年内に意見をまとめる。

> 委員の一人でアーティストのデーモン閣下さんは会合後、記者団に「(医師の働き過ぎの要因に)軽症で時間外に来る患者の診療があまりに多い。それを知ってもらいたい」と述べ、受診のあり方見直しに理解を見せた。

> 医師法には「正当な理由なく患者を断ってはならない」との「応招義務」の規定があり、長時間労働になりやすい。医師の働き方見直しには不要不急の受診を減らすことがカギになる。

> ただし、「不要不急」の判断は患者には難しい。特に子どもの場合、親は不安だ。会合で「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」(東京都杉並区)の阿真(あま)京子代表は「親の不安を解消しなければ、受診が減ったとしても、我慢を強いているだけだ」と発言。患者が必要な医療を受けられなくならないよう、周知方法に配慮を求めた。


> 我慢してしまう恐れも 難病患者に不安の声

> 兵庫県西脇市では、医師負担軽減のため市民が動いた。10年前に母親らが「西脇小児医療を守る会」を設立。安易な「コンビニ受診」を控えるよう訴えている。きっかけは2007年の市立西脇病院小児科の入院休止だった。富永なおみ代表(42)は、3歳だった三女が市内で入院できず、看病のため毎日往復1時間をかけた。

> 富永さんらは小児科医増員を求める署名を集める一方で、症状の見分け方などの勉強会を開催した。こうした動きに応えた医師が赴任して2年後に入院は再開。今は時間外の軽症患者の診療はほとんどないという。富永さんは「受診すべき症状を具体的に伝えることが重要だ」と話す。

> 国を挙げて「上手な医療のかかり方」を周知することに、「日本難病・疾病団体協議会」の代表理事で、膠原(こうげん)病患者の森幸子さん(58)は不安を感じる。

> 難病の診断は難しい。森さんも「病気ではない」と言われ続け、診断がつくまで4年かかった。1回で病名がつかなければ患者は苦しくても我慢してしまう恐れがある。森さんは「患者の判断が尊重されるよう配慮してほしい」と話した。【酒井雅浩】


> 子どもの病気情報提供「#8000」

> 子どもの病気に関する情報提供として、全国共通の短縮番号「#8000」がある。小児科医や看護師が症状に応じた対処法をアドバイスする。

> また、一般向けに緊急性の判断などについて24時間対応する短縮番号「#7119」もある。実施しているのは宮城、埼玉、東京、新潟、大阪、奈良、福岡の7都府県と、札幌、横浜、神戸、和歌山県田辺の4市。

<参考=「厚労省:その受診、必要? 夜間・休日も「応招義務」疲弊する医師 不要不急の医療減、議論」(毎日新聞、10月8日)>
<消滅・23/10/12>


NO.1775 ドコモショップ予約制に 長い待ち時間解消狙う(日本經濟新聞、10月22日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/22)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/22 (Mon) 20:39

 こんばんは。


 長い待ち時間の解消のための予約制は分かりますが、ドコモショップが次々閉店してるのは困りものです。


> NTTドコモは販売店「ドコモショップ」での手続きを予約制に切り替え、1~2時間が当たり前だった待ち時間でほぼゼロをめざす。政府は携帯料金の高さに加え販売店での手続き時間の長さも問題視している。事前に来店目的などを把握することで手続きの効率化にもつなげる。消費者の不満解消を進めることで、値下げ圧力をかわす狙いもありそうだ。


> 「機種変更ですね。午後6~7時でお取りできます」。美容院のような案内とともに、店員が入り口のホワイトボードで来店客の予約状況を管理する――。予約制をいち早く導入したドコモショップ大東南店(大阪府大東市)の光景だ。来店した大阪府守口市の会社員、奥田哲太さん(22)は「いつ帰宅できるのか分からないイライラがなくなるので、説明もきちんと聞く気になる」と話す。

> この店舗では故障対応や機種変更など用件に合わせ、顧客ごとに必要な時間を見積もる。1つの「枠」として確保し、来店時間や終了時間を顧客から見えやすくする。来店目的に応じて適切にスタッフを配置することで手続き時間も短くできる効果も見込む。

> 全国に約2400店舗を持つドコモだが、こうした取り組みを進めているのはごく一部。大半が、まず整理券を受け取り、番号が呼ばれるまで待たなくてはならない。

> 混雑時には1~2時間、週末には3~4時間に達することもあり、機種変更などの手続きも含めれば半日かかることも珍しくない。「待ち時間も手続きも長すぎる。機種変更する日は夜の予定を入れられない」。大阪府に住む主婦(56)は携帯ショップへの不満をあらわにする。

> 待ち時間を大幅に減らすため、ドコモは2019年度中にインターネットや電話で来店予約を受けつける仕組みに切り替える。混雑時に予約なしで訪れた人には対応できる時間帯を提示して再来店を促す。まず先行導入が進む関西地方で300店に広げ、順次全国にも展開する計画だ。


> ■ガラケー時代は30分

> 政府も販売店での対応を問題視している。菅義偉官房長官は8月、携帯料金の高さを指摘すると同時に「手続きに時間がかかりすぎる」と発言。22日に立ち上がった総務省の有識者会議は今後、携帯キャリアや販売店各社から聞き取りを続け、短縮できる項目を洗い出す。

> 一般的に携帯ショップでは1~2時間の待ち時間に加え、機種変更などの手続きにも平均1時間半~2時間がかかるとされる。背景にはスマートフォン(スマホ)の急速な普及がある。データ通信量が増えてプランが複雑になったほか、動画配信などオプションサービスも多様化。総務省がショップでの徹底的な説明を義務付けたこともあり、長時間化に拍車がかかった。

> 従来型携帯(ガラケー)が中心だった時代は手続きは30分程度で済み、ショップで待ち時間が発生することはほとんどなかった。そのため予約という概念は業界で生まれにくかった。

> 来店予約はKDDIやソフトバンクも一部店舗で推進しているが、まだ店舗ごとの裁量に任せている部分が大きい。ドコモは大手キャリアの中で最も契約者数が多く、混雑が深刻という事情がある。人手不足で店舗網の拡大も難しいことから、予約制への切り替えを進める。


> ■販売奨励金のあり方も焦点に

> 販売店への不満は長時間だけではない。野村総合研究所がユーザー3000人に実施した調査では、現在の携帯電話料金について「高い」「納得していない」と答えた人のうち、59%が「使う予定のないオプションサービスを契約させられた」ことがあった。販売店での経験が携帯業界への不信感につながり、料金に対する不満を助長している構図だ。

> 携帯大手の販売店は、その大半が外部の販売代理店が運営している。携帯キャリアは端末の販売台数や高額なプランの契約比率、オプションの加入率など膨大な指標でショップを評価し、インセンティブ(販売奨励金)を販売店に支払っている。インセンティブに頼る販売店が顧客のニーズや使い方に合わないサービスを薦める傾向にあり、それが利用者の不信感の根本的な原因になっている。

> 若者を中心にネットで機種変更などを完了できる人も増えているほか、店舗網を持たない格安スマホとの競争も激しくなっている。故障対応などでの安心感にもつながる全国の販売店網は携帯キャリアならではの資産だ。

> どれだけ顧客のニーズに合ったプランを売ったかでショップを評価する仕組みを導入するなど、携帯各社は消費者との関わり方を見直す時期に来ている。(河野真央)

<参考=「ドコモショップ予約制に 長い待ち時間解消狙う」(日本經濟新聞、10月22日)>


NO.1776 特集ワイド:コンピューターが未来を支配するのか ベストセラー「ホモ・デウス」批判的に読み解く(毎日新聞、10月11日)<起稿 磯津千由紀>(18/10/23)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/23 (Tue) 01:39

 こんばんは。


 アイザック・アシモフでしたか、古典的な短編に「宇宙規模の分散コンピュータが完成し、最初に『神は存在するか』と問うたところ、『今こそ神は存在します』という返事が返ってきた」というものがありました。
 コンピュータが「自意識」を持つのかははなはだ疑問ですが、昨今のディープ・ラーニング等のAI技術を見る限り、コンピュータ内部の決定過程が完全にブラックボックスと化して、前提条件からどうやって結論を導出したのかが全く分からなくなってることに危惧を覚えます。
 それこそ、ジェイムス・パトリック・ホーガンの「未来の二つの顔」が、現実味を帯びてきました。


> 何かが足りない。2016年に出版された英語版を読んで、そう思った。この9月に出た邦訳版を読むと、今度は違和感を覚えた。ベストセラー本「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」(河出書房新社)のことだ。人類の支配者が、神、人間を経ていずれデータ、つまりコンピューターに取って代わられる可能性をめぐる話だ。すとんと落ちないのはなぜなのか。脳科学、情報技術ともに関わりの深い人と批判的に読み解いた。【藤原章生】


> ゴッホの表現力は意識が生み出す

> 「ホモ・デウス」(神のヒト)の帯にこうある。「生物はただのアルゴリズム(演算式)であり、コンピューターがあなたのすべてを把握する。生物工学と情報工学の発達によって、資本主義や民主主義、自由主義は崩壊していく。人類はどこへ向かうのか?」。著者は全世界で800万部も売れた「サピエンス全史」(11年)で人類を論じたイスラエルの歴史学者、ユバル・ノア・ハラリ氏(42)だ。

> その続編ともいえる「ホモ・デウス」はこんな三つの問いでしめくくられる。

> (1)生き物はアルゴリズムにすぎず、生命はデータ処理にすぎないのか(2)(人をしのぐ機械の)知能と(人の)意識のどちらに価値があるのか(3)高度な知能を備えたアルゴリズムが本人よりも人間を知るようになったとき、日常生活はどうなるのか。

> 端的に言えば、超人的なコンピューターが人間活動の全てを決める時代が来るのでは、という疑いだ。問いの中で(2)が特に理解できなかったため、本人のサイトにインタビューを申し込んだが、返事がない。河出書房新社の編集者によると「毎週世界中から400もの取材依頼がある」そうで、とても対応できないようだ。

> “知能”と“意識”を比べる問いに違和感を抱いたのは、以前、ヤフーの最高戦略責任者(CSO)、安宅和人さん(50)からこんな言葉を聞いていたからだ。「人工知能(AI)はあらゆる基礎的な情報処理で人間を超えるだろうが、人間のようになることはない。中でも大局的な把握は人間の最も高度な能力の一つで意味理解のないAIには極めて厳しい」

> 安宅さんは、東京大大学院などを経て米エール大で脳神経学の博士号を取得し、現在は慶応大環境情報学部教授も務めている。オフィスを訪ねると、「ホモ・デウス」を読み終えた感想をこう漏らした。

> 「疫病、貧困、戦争という人類の三つの死因が収束に向かっているといった分析など、前半は面白いけど、後半は息切れしている。前作は名著で興奮して読みましたが……」

> 「AIは人間を超えますか」と素朴に聞くと、問い自体が適切でないと安宅さんは言う。人間とAIは何かを学習する道筋が全く逆、根本が違うため、等価な比較はできないという。

> 「例えば我々の場合、ある草を踏んだら足がかぶれたので、危ない草だと学習する。一方、AIの機械学習はその草を避けるという『目的』がまずあり、モデルの中の変数を調整していく。自動運転もそうですが、『目的』にあった動作をさせることはできる」

> 「避ける」という動きを与えるために「目的」を先に与え学習するのがAIの構築だとすれば、人間はさまざまな経験から意味を理解し「避けた方がいい」という判断をする。機械と生物の学びは逆だということだ。

> わかったようなわからないような顔をしていると、安宅さんはため息をつき「例えばゴッホの絵(=目的)をたくさん覚え込ませれば、AIはゴッホのような絵を簡単に描ける。あるいはゴッホとモディリアーニを混ぜた絵を。でも、AIが体験をもとに、ゴッホのような人間の深い心的洞察に基づく表現への手がかりを得ることはない。心に該当するものがないからです」。

> どうにかわかった顔つきをしていると、安宅さんは問題の書「ホモ・デウス」に話を戻した。“知能”と“意識”のどっちが大事なのかという問いだ。

> 「“知能”とはインプットとアウトプットをつなぐ力です。外からの刺激、つまり『入力』を感覚に翻訳し、それをもとに知覚対象を切り分け、意味を理解し、それに基づいて、運転なり表現なりの『出力』をする。『入力』や『出力』が入り組んでいる時は状況把握など情報を総合、抽象化する過程が含まれます。そこまでのことはメダカも人間も瞬時にやっています」

> 「入力」から「基礎的な意味理解」までは、“意識”を必要としない。「脳は6歳で大人の7、8割の大きさになり、成人に達すれば大きくならない。その代わり脳の領域間の接続が経験と共に増え、あらゆる経験を積んだ人は接合だらけで、つなぎを可視化すれば真っ黒になっているんです」。絡まって絡まってぎゅうぎゅうの網の目が「出力」を助けるようだ。

> 「大半の意味理解は“意識”があろうとなかろうとできますが、表現など何かを『出力』する際には“意識”が必要になる。“意識”とは、脳内活動を認識することですが、例えば写真を撮る際、この花だとか、今何が一番大切かと思うのも“意識”の上の活動。ゴッホも単に風景を見ただけの『意味理解』で終わらず、“意識”があったからこそ絵にできたんです」

> つまりどういうことか。

> 「体験や知覚の多くは“意識”がなくてもできます。でも、“知能”は『出力』まで含んでいるので、“知能”の中に“意識”が含まれるのです。“知能”と“意識”を比べることがおかしいのです。『ホモ・デウス』の論が弱いのは、AIによる情報処理の自動化と知能全体をいっしょくたにしているからです。脳内の情報処理は恐らくほとんどが自動化できますが、それを統合しても人工的な人間にはならない」

> かぶれる草を避ける行為と、その草を避ける自動化とは、筋道が違うということだ。


> 一神教の人には切迫感

> 「ホモ・デウス」が説く、神の時代、人間の時代からデータの時代へ、という変遷もわかるようでわかりづらい。単純すぎるのではないか。そんな話を差し向けると、安宅さんの脳が少しスパークした。

> 「データの利活用は科学の延長線上にあり、科学の担い手である人間の時代が続くだけです。そこに神の時代も並行してある。欧米など一神教の場合、神の代わりになるものが出てこない。だから、その穴を埋めるため、終末的な極論を展開しがちなんじゃないのかな。大方の日本人は一神教じゃないので、神の代わりといった代替物を考えなくてもいい」

> つまり、一神教の人には切迫感があるが、日本人にはないということなのか。

> 人工知能と聞いて、一神教の人は「2001年宇宙の旅」で人間を死に至らしめる人工知能を思い浮かべる。だが「我々が描いてきたのはドラえもんですからね。うまく使い倒せばいい、となる。『ホモ・デウス』は一神教の人の考え方を理解する役には立ちますが。違和感があるのは、神に対する見方の違いもあるのかもしれません」。

> 違和感が少し解けた感じだ。

<参考=「特集ワイド:コンピューターが未来を支配するのか ベストセラー「ホモ・デウス」批判的に読み解く」(毎日新聞、10月11日)>
<消滅・23/10/12>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2018/10/23 (Tue) 01:54

 追伸です。


 アイザック・アシモフではなく、フレドリック・ブラウンでした。

<参考=「イエス、今こそ神は存在します。」(takaike帳)>