みんながパソコン大王
雑談<NO.82>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.83
1073 女子高生、スマホに潜む危険 使用「1日7時間」身近にトラブル(朝日新聞) 磯津千由紀 15/03/20
1072 地下鉄サリン事件から今日で20年 磯津千由紀 15/03/20
1071 新幹線は地方創生に役立っているのか(東洋経済ONLINE) 磯津千由紀 15/03/18
1070 ソニー、音響・映像機器の「清算」も視野?(nippon.com) 磯津千由紀 15/03/18
1069 3月14日:東日本大震災追悼[バチカンより日本へ]掛川コンサート 磯津千由紀 15/03/16
1068 3月11日:第4回「3.11絆の集い」by東日本大震災支援掛川市民の会 磯津千由紀 15/03/14
雑談NO.81

NO.1068 3月11日:第4回「3.11絆の集い」by東日本大震災支援掛川市民の会<起稿 磯津千由紀>(15/03/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:17

 こんにちは。


 3月11日1630~1930、掛川駅北口の「サンクン広場」にて、東日本大震災の支援イベントとして、第4回「3.11絆の集い」を開催した。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:18

 激寒の中、セレモニーやコンサートなどを実施した。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:20

チラシ表


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:21

チラシ裏


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:23

 東日本大震災支援掛川市民の会の桑原会長が要請する前に、松井市長は、自ら出席を言い出したという。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:25

 スタッフは、集合1300、解散2131(予定2100)。

 寒い日だったが、17時ごろから3月中旬とは思えないほどの凄い冷え込みと強い風に見舞われ、手が悴んで、カメラのスイッチ操作もままならなかった。私は、此の腰では設営や撤収では足手纏いなため、チョクチョク抜け出して、割烹旅館天金(遅い昼食)や、駅前喫茶店ポップコーンや、駅前喫茶店サラに、避難させて頂いたが、それでも激寒は身に沁みた。他の人達は、徒歩5分(私だと休憩2回を挟んで徒歩15分)の「街なか再生サロン」(炊き出しのカレーライスが呈された)に交代で避難していた。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/14 (Sat) 16:26

 私は記録(写真撮影)係。キヤノンEOS-1D Mark2NにキヤノンEF35~350mmLにキヤノン550EX、ニコンD2Xsにシグマ18~250mmOSにニコンSB-700、ニコンD80にタムロン10~24mmDi2、を用意した。途中、EOS-1D Mark2Nと550EXの連携が不調となったが、D2Xsで重要なカットは抑えられた。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/15 (Sun) 03:44

 こんばんは。


 1630~1930は予定で、実際は1628~1946でした。

 東日本大震災支援掛川市民の会は、これまでに11回の、支援バス/交流バスを、陸前高田市に送っています。

 陸前高田市では、3月8日に追悼式が行われました。
 犠牲になられた方の数がとても多いので、遠方のご遺族の方にも配慮して3.11の直近の日曜日に開催しているそうです。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/19 (Thu) 10:18

 おはようございます。


 一昨日(火)の晩に急遽決まったのですが、本日(木)、市長に報告に行くことになりました。

 私は参加できるか微妙だったのですが、昨日(水)に中東遠総合医療センターの予約日時変更が出来、水曜休診の岡本クリニックも今朝に時刻変更が出来たので、参加します。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/19 (Thu) 23:53

 こんばんは。


 私のミスでランカスター6のタイヤをバーストさせ、遅刻しましたが、5名で市長に逢ってきました。
 市の側からは、市長の他に2名。

 タイヤのバーストや3300円ものタクシー代などの委細は、シバケンの掲示板を参照されたし。


NO.1069 3月14日:東日本大震災追悼[バチカンより日本へ]掛川コンサート<起稿 磯津千由紀>(15/03/16)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:49

 こんばんは。


 バチカンとイタリアから、枢機卿と神父と管弦楽団が来日し、全国各地で、東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「バチカンより日本へ」祈りのレクイエム2015が行なわれている。プロデュースしているのは、テノール歌手の榛葉昌寛氏である。
 因みに、昨年までの毎年は、バチカンに於いてのみ行なわれていた。
 3月14日には、静岡県の掛川市生涯学習センターで、開催された。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:49

 1800に開場すると、多数(生涯学習センターの大ホール700名収容が満席)の観客の入場が始まった。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:50

 1830の開演を待つ。
 撮影禁止のため、此処から後は、写真は無い。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:51

 1832開演。松井掛川市長挨拶。フランチェスコ枢機卿挨拶。シルヴァーノ神父挨拶。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:53

 1845第一部演奏開始。7曲。最後の一曲のみ、歌唱(榛葉昌寛)あり。1957第一部終了。
 休憩、20分間の予定だったが、お手洗いに長蛇の列(特に女子用)。
 2020第二部開始。まず、沢山のスポンサーの紹介。そして、レクイエムを全曲。榛葉昌寛氏を含む4人の歌手と、180人の地元合唱団が参加。2114レクイエム終了。
 2114~2119アンコール。管弦楽団全員が、前日の伊達方区(榛葉昌寛氏の出身地)の模擬祭典で贈呈された半被を纏っての、演奏であった。歌唱は、地元合唱団のみ。
 2128コンサート終了。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:54

 ところで、全席指定。因みに、私は、榛葉昌寛後援会で確保した、S席。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:55

 B8列11番、中央左のブロックの、いちばん右前であった。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:56

 通路を挟んで、すぐ右は、最高のSS席であった。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/16 (Mon) 21:57

 前述のように、スポンサーが沢山、付いていた。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/18 (Wed) 00:06

 こんばんは。


 アンコールは、2119~2123でした。


NO.1070 ソニー、音響・映像機器の「清算」も視野?(nippon.com)<起稿 磯津千由紀>(15/03/18)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/18 (Wed) 18:12

<ソニー、音響・映像機器の「清算」も視野?見えてきた将来像:ゲームやコンテンツ主軸に(nippon.com)>

 こんにちは。


 「二番手商法に甘んじる」ですか。確かにソニー製品をバラしても他社にない独創性が認められなくなってましたね。


> 経営不振に陥っているソニーの平井一夫社長が2月18日、2015年度から3年間の中期経営計画を発表した。独創的なヒット商品を次々と生み出してきた「日本を代表するブランド」はどこに向かうのか。将来像がようやく見えてきた。


> 「テレビのソニー」、今や昔に

> ソニーのエレクトロニクス事業の不振は2003年4月の「ソニーショック」で顕在化し、そして凋落が始まる。05年には業績不振の責任を取る形で、会長・社長の同時辞任、社内取締役全員の退任という荒療治が振るわれ、「エレキ(エレクトロニクス)の復活なくしてソニーの復活なし」「テレビの復活なくしてエレキの復活なし」を経営再建のスローガンにした、ストリンガー・中鉢体制が誕生した。

> 会長兼CEOに就任したハワード・ストリンガー氏(当時、ソニー米国会長)はエンタテイメント系で、社長の中鉢良治氏(当時、副社長)は電池やテープなどデバイス畑だった。さらに、管理畑でCFOの井原勝美氏(当時、副社長)を加えた3人でマネジメントチームを形成し、ストリンガー氏は当時、自分たちを「三銃士」と呼んだものだった。

> しかし「エレキの復活」「テレビの復活」を目指した三銃士なのに、誰も製品には詳しくないという不思議な陣容だった。あれから10年、テレビ(事業)は復活するどころか、新体制発足(05年度)から営業赤字に陥り抜け出せないままである。いまでは分社化され、売却の噂が絶えない。

> ストリンガー氏も、手をこまねいていたわけではない。途中で社長を兼務し、新たに「四銃士」と名付けた若いマネジメントチームを結成するなどテコ入れを図った。だが業績の回復ははかばかしくなく、むしろ悪化していく。最終損益は、08年度から4年連続で赤字を記録した。経営は数字が全てである以上、いくらストリンガー氏がCEO続投を望んでも受け入れられるはずはなく、退任に追い込まれる。

> ハードに価値認めないストリンガー体制

> そこでストリンガー氏が後継指名したのは、四銃士の中で高く評価していた平井一夫氏(現、社長兼CEO)である。平井氏はグループ企業のソニー・ピクチャーズ入社後、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)を経て、ストリンガー氏の抜擢で本社執行役EVPに就任している。つまり、「技術のソニー」で出井伸之氏(元会長)、ストリンガー氏、平井氏と技術に縁遠いCEOが3代続くことになったのだ。

> ストリンガー時代、ソニーの「もの作り」は大きな転機に見舞われる。ひとつはハード(製品)そのものに価値を認めないことであり、もうひとつは「水平分業」に傾斜していったことだ。

> ストリンガー氏は、ネットワークを通じて得られるサービスとコンテンツに結びつくことで製品の価値が評価されると説く。それゆえ、ソニー独自の技術に基づく製品開発は不要で、オープンテクノロジー(標準規格)によるもの作りを支持する。テレビを始め家電製品は「端末」に過ぎず、標準化されて使いやすい、手頃な価格がソニー製品に求められるというわけである。これでは、条件を満たせばソニー製品でなくてもいいことになる。

> そこで私は、確認のために「だったら、テレビはパナソニック製でもいいわけですね」と訊ねた。するとストリンガー氏は「そうだ」と言ったあと、少し考えてから「でもいまは、ソニー製品のほうが優れているのでソニーでいい」と補足した。

> スマホ分野などで「二番手商法」が主流に

> ソニー製品は誰でも作れる標準製品でいいわけだから、製造を外部に委託する「水平分業」が進められるのは当然である。「作ってナンボの世界」に生きるメーカーが、自らの開発製造を否定すれば、ウォークマンや平面ブラウン管テレビ「WEGA」のような市場をけん引した独自製品を二度と作れなくなっても何ら不思議ではない。

> 例えば、アップルがiPhoneを開発したから、ソニーは対抗商品としてXperiaを、iPadにはソニータブレット(後のXperiaタブレット)を発売したように、当時のソニーは「売れる」と分かってから市場に参入する「二番手商法」が主流となったのだ。そこには「人真似はしない」「他人のやらないことをやる」といったソニースピリットのかけらもない。

> この10年、ソニーは毎年のように大規模な人員削減を行ってきた。ソニーが計画した削減人数を単純計算しても7万人を超える。しかし問題なのは、人員削減がメーカー経営の両輪である「開発・製造」と「販売」を中心に行われてきたことである。これで、どうして「エレキの復活」が果たせるのか、はなはだ疑問に思ったものだ。

> 目指すはエンタテイメント企業

> その私の長年の疑問に対し、明確な回答を与えたのが今年2月18日開催されたソニーの経営方針説明会である。

> 中期計画(2012~14年度)の数値目標がいずれも未達で、最終損益が2年連続で1000億円を超える赤字が確定し、上場以降初めての無配を決めて迎えた経営方針説明会で、社長兼CEOの平井氏はソニーの未来像を初めて具体的に示唆した。

> それは、ゲームとコンテンツ(映画、音楽)を中心としたエンタテイメント企業である。つまり、世界有数のAV(音響・映像機器)メーカーとして成長してきたソニーの否定であり、それからの脱却でもある。

> 音響・映像は「成長見込めない」事業と位置付け

> たとえば、平井氏はソニーの事業を①成長けん引領域、②安定収益領域、③事業変動リスクコントロール領域の3つに分ける。ゲームとコンテンツは①に所属し、成長戦略(集中的な投資による売上げと利益の拡大)を担う事業と位置付けられたのに対し、AV事業は②と③に振り分けられ、いずれも将来の成長性を見込めない事業と判断されていた。例えば、15年度から始まる3カ年の中期計画でも、AV事業はどれも売上高などの数値目標は14年度を下回っている。

> ②のウォークマンなどの音響機器やビデオ、デジカメなどの分野はすべて分社化され、大規模な投資を行わず既存のリソースで収益の確保を担う事業とみなされた。平井氏は分社化の理由を「組織の階層を減らし意思決定を早めることで、結果・説明責任を明確にする」ためと語っているが、そのまま受け取るメディア・業界関係者は少ない。

> パフォーマンスが悪くなれば、事業からの撤退及び売却を容易にするための分社化だと見られている。そう受け止められても仕方がないのは、③のスマホなどモバイル部門とテレビ事業に関して撤退及び売却の可能性を否定しないと明言したからである。要するに、AV事業の精算である。

> ゲーム、コンテンツ分野は万全か?

> 平井氏ら経営陣がいまのAV事業に将来性を見出せないのは、年々縮小していく家電市場を見れば、確かに一理ある。ならば、いままでと違うAV事業を立ち上げ新しい市場を創り出せばよいと思うのだが、彼らはそう考えなかった。しかしゲームとコンテンツは、ソニーに明るい未来をもたらすだろうか。売上げ好調のプレイステーション4だが、据え置き型のゲームは北米が主流なのに対し、中国など躍進著しい新興市場ではスマホ・ゲームが中心である。映画もハリウッドからは大ヒット作品が生まれにくくなっている。


> 確かなことは、今後はソニーからちょっとしたアイデア商品が生まれても、市場をけん引するようなAV製品は開発されないということである。そう、ウォークマンにときめいたような経験はもはや期待できないのだ。

> ソニーに限らず、パナソニックやシャープも低迷する家電事業に苦慮している。パナはB2B(法人営業)、シャープは液晶事業に再建を託すが容易ではない。その姿は、欧米からトムスン(フランス)やフィリップス(オランダ)、RCA(米国)など電機メーカーが消えていった時と似ている。この時、彼らを追い詰めたのは日本メーカーだった。

> いまは中国メーカーが日本を攻めている。日本も欧米同様、体力も技術もナンバーワンの時に成熟する家電産業に代わる、次の新しい産業を創出する準備を怠った。そのツケを、いま支払わされているのだ。

> バナー写真:経営方針について説明するソニーの平井一夫社長=2015年2月18日、東京都港区(時事)

> 1979年に発売されたソニーのウォークマン1号機「TPS-L2」(ソニー提供、時事)

<参考=「ソニー、音響・映像機器の「清算」も視野?」(nippon.com)>


NO.1071 新幹線は地方創生に役立っているのか(東洋経済ONLINE)<起稿 磯津千由紀>(15/03/18)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/18 (Wed) 18:55

 こんばんは。


 『利益を大都市に吸い取られるだけ?』だそうです。


> 北陸新幹線がついに開業。ホームは「顔」が見えないほどごったがえしたが、新幹線が地方創生の「切り札」になるには、「3つの条件」がある(写真:HIROYUKI OZAWA/アフロ)


> 前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』~パクリの再生計画に自治体の未来はない」には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました。頂戴した「いいね!」の数などを見ると、本当に驚いてしまいます。これからも読者の皆さんに、地方創生を考えるうえでヒントになる材料を提供できれば幸いです。

> さて、3月14日、北陸新幹線が開業しました。そこで、今回のコラムでは「新幹線と地方創生について」考えて見たいと思います。一言でいえば、「新幹線は本当に地域活性化に役立っているのか」ということです。

> 新幹線は地方創生の「夢の切り札」ではない

> 地域での取り組みを考えるとき、その地域が抱えるすべての問題が解消される「地域活性化の起爆剤」がいつも期待されます。新幹線はそうした「夢の切り札」とされてきました。

> しかしながら、新幹線は過去の結果を見る限り、「作って地域活性化完成」「作って終わり」ではありません。

> かつては、社会資本は地方で手薄だったので、「いかに新幹線を地方にもってくるか」に、皆の注目が集まっていました。作るまでが大切だったのです。しかし作ったからといって、果たして、その地方は活性化したのでしょうか。答えは皆さんもご存知の通りです。

> 2つの国土交通省の資料をみればわかるように、約半世紀をかけて、新幹線だけでなく、高速道路、地方空港含め、かなりの交通網が整備されてきました。今後の地方活性化には、作ることよりも、むしろ「いかに活用できるか」が求められるのです。


> では、地域活性化においては、新幹線開通とともに、何が起きるのでしょか。その結果、どのような対策をとらなくてはならないのでしょうか。さっそく過去の教訓を踏まえながら、皆さんと今一度考えたいと思います。

> この14日に石川県の金沢まで開業した北陸新幹線も、「北陸地域活性化の起爆剤」になることが期待されています。

> 石川県の新幹線開業影響予測調査によれば、新幹線による観光・ビジネスを含めた経済効果は年間約121億円と試算されています。石川県の観光産業の規模は約2600億円ですので、これから観光産業が一定レベル伸び、波及効果もあることが予想されます。

> とはいえ、石川県の県民総生産は4.2兆円もあるのです。「新幹線開業の効果はない」とは言いませんが、新幹線効果だけで県民が皆、飯が食えるわけではないことがわかります。

> 交通網は、単なる「ひとつの手段」に過ぎない

> 何よりも、新幹線が開発されてから半世紀が経ちます。先述のように、日本全国で空港や高速道路といった高速移動手段が多様に整備され、半世紀前よりも新幹線の優位性は相対的に落ちています。さらにインターネットの存在も加味すると、仕事や居住地域の選択、観光行動、商圏構造などはますます複雑になっています。

> こうして見た時、まず重要なことは何でしょうか。それは「新幹線に過剰な期待をしない」ということです。

> 自分たちのまちは、何で食っていくのか。そのために必要な取り組みはなにか。その基本方針のほうが大切です。それを実現するために、交通手段を活用するのが基本です。

> 過去のケースを振り返ると、新幹線の開通に際しては、以下の3つが成功のための必須条件です。一つ一つ見ていきましょう。

> その1 他と異なる「地域独自の営業」をしよう

> すでに地方での新幹線としては、東北新幹線、上越新幹線、九州新幹線が開通しています。では、これらの新幹線は、地域を再生してきたのでしょうか。

> 一部については「再生してきた」といえるかもしれません。しかし、1982年開通の上越新幹線の開通前後の5年を見ると、新潟県内の人口増加率は低下、県民総生産の増加率も低下しています。近年ではこの傾向が加速しています。

> 1997年開通の長野新幹線はどうでしょうか。やはり開通前後を見ると、長野県内では1996年と比較すると2001年までに人口こそ約2万1000人増えたものの、約4,600件の事業所が減少、従業員数は約3万人減少しました。その後、長野県も2002年以降は人口減少に転じ、その減少幅は、むしろ全国平均よりも大きくなっています。

> 専門家の中には、新幹線駅のある市町村の、短期的な統計だけに着目する人がいます。典型的なのは初期の誘客効果を見て、「心配されたような(東京などの大都市に吸い取られる)ストロー効果はなかった」などという人もいます。しかし、長期的には、もしくは広域でみれば、長野のケースでもわかるように、確実に地域外に都市機能が吸い取られています。単に、新幹線を引くだけでは厳しいのです。

> 一方で、「独自の活用法」を選択した地域は、効果を出しています。

> 例えば、長野新幹線の軽井沢です。軽井沢は宅地としての魅力を基本軸にしており、未だ需要が堅調に推移し、高く評価されていることは多くの方もご存知の通りです。単に商業や観光だけでなく、「住んでもらうための新幹線」という活用法を選択することによって、人口増や地元市場規模の拡充につなげています。

> また、上越新幹線の通る新潟県大和町(現在の南魚沼市)は、新幹線開通と共に、国際大学や、県立国際情報高校の誘致で一気に学術集積を図っています。英語教育の必要性が声高に叫ばれ始めていますが、国際大学はすでに英語を学内公用語として採用し、教育レベルも国際的に評価を得ています。これに伴って、新潟の優良企業が本社を移転してくるなどの集積も果たしています。


> 軽井沢や南魚沼市のケースでもわかるように、エリアの特色を活かし、「どうしたら大都市圏との競争でも優位にたてるのか」、という明確なターゲット思考が重要です。つまり、突き詰めれば、「その場所に行くだけの、明確な目的づくり」が求められているのです。

> これに対し最悪なのは、単に新幹線を引いてしまうケースです。一般的な交付金の対象になるような「駅前広場整備」や「区画整理」をして、補助金が出るからといって、観光での誘客キャンペーンを展開してしまいます。こうした「従来型の模範解答」をやってしまうと、間違いなくその地域は埋もれて、衰退してしまいます。

> その2 新幹線開通で逆に不便になる、地域内交通をどう再構築できるか

> 新幹線ができると、都市間の移動は目に見えて便利になります。反面、地域内での公共交通が不便になっていくという、厳しい現実があります。

> 新幹線に並行する在来線などは、第3セクター方式で切り離されることが珍しくなくなります。大抵は赤字路線のため、運賃は従来よりも1.2倍〜1.5倍程度も値上がりします。さらに特急路線の廃止、JR関連バスの再編なども行われ、新幹線以外の地域内公共交通利用は、ますます高コストかつ不便になります。

> そのため、新幹線駅が近隣にない周辺地域の活用という点では、「新幹線+在来線」だけでなく、「新幹線+アルファ」でいかに来てもらえるか、という活用案を考える必要があります。

> 例えば、新幹線駅から離れた地域の例としては、青森県八戸市において、郊外の生鮮卸売市場の観光拠点化で成功している「八食センター」があります。八食センターでは、八戸駅からの「八食100円バス」を運行し「新幹線+バス」でのルート開発で観光誘客へとつなげています。さらに市街地を結ぶ八食200円バスも運行をし、駅と郊外である八食センター、そして街なかを結んでいます。

> その際、拠点経営的に重要なのは、「地元利用(卸や小売)+観光利用」という組み合わせで構成を考えることです。観光客には常に波があります。あくまで基礎収入は地元客で確保しつつ、新幹線駅を活用した観光客収入については、「ボーナス的な位置付け」をすることによって、安定的な経営と「伸びしろ」を確保するのです。

> このように、地元として明確な来訪目的を作りつつ、不便になった地域内交通網を「補完する手段を、独自に用意すること」が、新幹線駅拠点だけでなく、周辺地域へ波及を生み出すうえで非常に大切です。

> さて、大事なことは3つといいましたが、3つ目は何でしょうか。ストロー効果の話です。先述のように、新幹線開通で地元事務所などが閉鎖され、人も大都市部へ流出するなどのいわゆる典型的なストロー効果も一部では見られます。石川県も実際に、北陸新幹線によるこうした「ストロー効果」を「年27億円のマイナス」と試算しています。

> しかし、実は、目に見えない地域間のストロー効果もあります。それは大都市資本が地方にどんどん進出し、「地方市場をどんどん席巻していくという構造」です。

> その3 目に見えない資本ストロー効果を防ぐため地元資本投資を行う

> わかりやすいのは、新幹線の主要駅における駅ビル開発でしょう。その際、駅ビルのテナントを見るとわかるように、東京や大阪資本の百貨店や、大型チェーンストア企業ばかりです。

> これは何を意味するでしょうか。大都市資本企業の地方都市進出は、地元にとっては一見利便性が高まります。人が集まり、事業所数も増加し、雇用も拡大し、歓迎されるべき話に見えます。しかし大都市資本の進出が進めば、その地域から生まれた利益は、結局、チェーンを通じて、大都市へと吸い上げられるのです。

> では、指をくわえて見ているしかないのでしょうか。そんなことはありません。例えば、鹿児島中央駅前では、地元の事業者によって「かごっまふるさと屋台村」が経営されています。若手経営者を中心に切磋琢磨しており、とても活気を帯びています。新駅周辺に形成される、新しい市場に対しては、小規模でも地元事業者が商機を見出して投資することは極めて大切なのです。

> 大都市間の高速・安定・大量の輸送を可能にする新幹線は、国家単位での生産性改善にはさまざまな面で合理性があると思います。一方で、地方にとっては明確な活用方法を独自に考え、対策を打たなくては、逆効果になることもあるのです。

> 新たな産業や拠点の作り方、まちのあり方を考える機会となれば、新幹線を活用することも十分に可能でしょう。観光産業での活用もありますが、ありきたりな観光イベントやツアーだけでは不十分です。見てきたように、独自のターゲットを定めた営業、新幹線と在来線だけでない独自の交通補完、さらに地元資本での投資が成功の「必須3条件」です。

> もう一度言いますが、重要なのは「新幹線を作ることではなく、使うこと」です。活性化の起爆剤などという言葉に踊らされず、自分の地元は何で飯を食っていくのか、それにはどう使えるのか、という独自の考えと具体的な取り組みが問われています。これは、新幹線に限らず、あらゆる地方活性化事業に言えることでもないでしょうか。

> ◯ 参考資料

> 鯉江康正「全国都道府県間産業連関表による地域間産業連関構造の分析」

> 内閣府「県民経済計算(平成23年度)」

> 日本政策投資銀行「北陸新幹線金沢開業による石川県内への経済波及効果」

<参考=「新幹線は地方創生に役立っているのか」(東洋経済ONLINE)>


NO.1072 地下鉄サリン事件から今日で20年<起稿 磯津千由紀>(15/03/20)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/20 (Fri) 20:50

 こんばんは。


 日本初の無差別大規模化学テロで、日本社会を震撼させたが、20年の歳月を経て、事件が風化してきているようだ。

 私は、20年前は、足立区南花畑に住んでおり、港区芝浦の会社に勤めていた。3月20日は、飛び石連休の中日だったため、年休を取って郷里(現在の自宅)に帰っており、地下鉄千代田線に乗らなかった。
 テレビ報道を見て、背筋が凍る思いだった。
 テレビに釘付けになっていると、毒物が「サリン」の可能性が高いという信州大学附属病院からのFAX通報が入ったことが報道に流れ、暫くして全国から解毒剤PAMが集められているという報道が流れた。(陸上自衛隊の化学防護小隊が出動していたことは、後日の報道で知った)
 其の後の何日かは、マスコミ各社は地下鉄サリン事件とオウム真理教の報道一色で、阪神・淡路大震災の報道は掻き消されてしまった記憶がある。

 そもそも松本サリン事件で、毒物が、中学校の社会科で名前だけ出てきた「サリン」であると分かった時点で、河野さんが納屋で作れるものではなく、何処かにプラントがあると思った。しかし、まさか国内にプラントがあるとは思っていなかった。
 オウム真理教については、杉並区上井草に在住時、「面白い宗教団体がある」ぐらいにしか思ってなかった。其の後も、公安の情報秘匿が完璧だったため、3月22日の上九一色村(当時)の教団施設の強制捜査が報道されるまで、あんな非社会的団体とは知る由もなかった。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/21 (Sat) 08:46

副題=地下鉄サリン20年:後続団体アレフ 巧妙な勧誘(毎日新聞)

 おはようございます。


 オウム時代の一万人には及ばぬものの、またアレフ入信者が増えているようです。事件の風化で、興味本位が切っ掛けで入信しているとか。
 オーム出版が風評被害を受けまたのが有名ですが、アレフ(ハンバーグチェーンのびっくりドンキーを経営)も良い迷惑でしょう。


> ◇半年入信の女性「最初は占い」

> 13人が死亡し、約6300人が負傷した地下鉄サリン事件から20年となった20日、現場となった東京都内の駅には犠牲者を悼む献花台が設けられ、遺族らが花を手向けた。「オウム真理教」という名称は消えても後継団体による新たな信者獲得は続き、資産は大きく膨らんだ。一方で、後遺症などを抱える被害者への弁済は滞ったままで、被害者を二重に苦しめる事態が生じている。

> <週末に、カフェで無料の手相占いをします>−−。

> SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のこんな書き込みに誘われ、オウム真理教の後継団体「アレフ」に半年間入信した愛知県内在住の30代の女性が毎日新聞の取材に応じた。女性は「その後もアレフであることを隠してヨガ講座に誘い、慣れてくると道場で松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の説法を聞かされた。計画的な勧誘だった」と証言した。

> 2013年2月。SNSを見た女性が名古屋市内のカフェに行くと、7人の男女がテーブルを囲んでいた。その中の上品そうな60代の女が「占師」だった。女性が職場の人間関係の悩みを打ち明けると、女は「悩まずに生きやすくなる講座があります。ヨガも勉強できます」とささやいた。

> 後日、女性が教えられた同市内のマンションを訪ねると、インド風の音楽が流れる12畳ほどの板張りの部屋に通された。ヨガ講座の受講料は1回2000円。講師役の男が呼吸法やチベット仏教の教えなどを2〜3時間教え、毎回数人が参加した。純朴そうな雰囲気が気に入り、2週に1度のペースで通った。

> 10回目の講座が終了したころのことだ。「ある人を私たちはグルと呼んでいる」。講師らが切り出した。松本死刑囚(60)を「尊敬している」と言い、入信を促された。このころ、風邪をひけば女性信者からお見舞いのメールが届くようになっていた。アレフがオウムの後継団体であることは知っていたが危険な団体には思えなかったという。

> 家族に内緒で入信したのは同年8月。入会金など約3万円を支払い、会社帰りに週に1度、ヨガ講座があったマンション近くの道場に通い始めた。祭壇にあったのは松本死刑囚の写真。同死刑囚の声のマントラが流れ、動画の説法も見せられた。道場には多い時で約50人が集まり、子連れや90代の姿もあった。会費は1カ月1500円だったが、通うたびにお布施を求められた。

> しばらくすると、信者獲得のためヨガ講座への参加を求められた。カフェに居合わせた男女の一部はサクラ役の信者だったことも知り、勧誘が計画的だったことに気づいた。悩みを打ち明けるほど親しくなった信者が偽名を使っていたことにもショックを受けた。何も信じられなくなり昨年3月に退会した。

> 振り返れば、インターネットの使用を制限し、ビデオ教材で「地下鉄サリン事件は教団の犯行ではない」と主張するなど、普通ではなかった。それでも、当時は疑問を持たなかった。女性は「あのまま通い続けていたら社会との関係を断たれ、独善的な教義に染まっていたかもしれない」と語った。【岸達也】

<参考=「地下鉄サリン20年:後続団体アレフ 巧妙な勧誘」(毎日新聞)>
<消滅・削除・15/04/23>


【シバケン】 2015/03/21 (Sat) 21:29

幽体離脱はあるカモと。
されどの、空中浮揚は信じてません、でして。
幽体離脱なるは、想念の世界でして。空中浮遊なるは、実存の事象でして。
<注=くれぐれもの、幽体離脱の経験ありませんです>

イヤ、
蓮華座組んでの、5センチや、10センチの浮揚、瞬時なら、モノの勢いにての、何かの弾みにて、出来ぬ事、無いと、思うですが。
空中浮揚なら、その位置を暫し、保持しての、事でして。
要は、宇宙船が如くです。孫悟空の金斗雲の術です。空想、漫画の世界です。
宇宙船なら、存在、信じたい、ですが。金斗雲なら、是非共の、手に入れたい、ですが。


これを、松本智津夫<麻原彰晃>の瞬時のを、下から、写真撮影で、やった、やったと大騒ぎは、どかしてるですが。


オッとの、一番最初、「鸚鵡真理教」と、聞こえまして。
鳥の、鸚鵡の事哉と。
「抵抗」の、「Ω」の連想、夢にも、しませんでした、ですが。「オーム出版社」の中身、承知してまして。
<注=オウムは、サンスクリットの呪文「唵」>


松本サリン事件では、
河野義行<現60歳>氏が、疑われた、ですが。
状況的、田舎のボロ家<一見、失礼なる表現ですが、当方、ある種、憧れの概念あるです>で、サリンなんか、造れるモンかと。

イヤ、サリンの正確なるは、知らんですが。殺傷能力高い有毒ガスを、スケスケの古民家で、製造なんかと。
気密性保持の、ドラフト・チャンバーなりが、家にあれば、ですが。あらへんのにと。
奥様までが、被害に遭遇されてるのにと。

兎に角、化学薬品を所有故と、一気、警察、マスコミが押しかけましての、大騒動になったですが。
化学の常識の範疇の、知識、理解力も無いの怪と。


そして、
地下鉄サリン事件でして。
こんなモノ、例え、信教、盲信と、云えどの、よ製造したなあと。化学者の端くれが、です。

イヤ、
当世の、自称イスラム国<IS>がオウムの信者獲得策をば、見本と、してるの、らしく。
これは、当時の日本の、警察が、安全を見過ぎ。甘く見たの、結果でして。

自称イスラム国は、世界が、各国が、米国が、自国の私利私欲、国益のみを優先、イラクのフセイン独裁政権の存在意義の、分析に、失敗したの、結果でして。

制圧し乍ら、途中で、放り出したの、結果でして。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/21 (Sat) 23:42

 こんばんは。


 サリンは、ドラフトチャンバー等でさえ性能不足でして、少量試作にもプラントが要るようです。
 此れは、検出等の実験のために昔に少量を自作した陸上自衛隊の化学防護小隊からのリーク情報ですが。

 製法が複雑な毒ガス(大量殺戮兵器)製造プラントをゼロから作るとなると、一流の化学者と、一流の工業技術者が必要でして。
 「頭が良い」人たちが、麻原(松本)を盲信してしまったことが、信じられませんです。
 尤も、大学生時代に同級生に池田大作氏の言葉を一言一句丸暗記してた秀才が居ましたから、頭が良いことと、盲信することは、相反することではないのかもしれませんけれど。(附記すると、丁度40年を経て、創価学会は当時よりも遥かに民主的な組織に変わっております)

 今のアレフの勧誘は先掲の記事にあるように「騙して」入信させています。25年前のオウムの勧誘も、新興宗教にありがちな素人が信じそうな似非科学を前面に出したものでした(アパートの郵便受けにしばしば入っていたチラシより)が、大半の信者は国家転覆を企ててるとは知らなかったと思います。
 これに対しISは、テロ組織であることが周知の事実になっており、オウムの勧誘手法が使えるとは不思議ではあります。

 蛇足ですが、「富士山麓に鸚鵡啼く」から、警察庁ではサティアン捜索作戦を「ルート5」との符牒で呼んでたそうです。


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/22 (Sun) 03:06

 こんばんは。


> 化学の常識の範疇の、知識、理解力も無いの怪と。

 警察は、知ってても、オウムに疑惑を抱いてることを隠蔽するため、隠してたのではないかと。

 マスコミは、化学に限らず科学全般、一般常識レベルの知識不足が多いです。
 ピカチュウ事件でも、光過敏性癲癇に言及し始めたのは、事件の数日後からでした。

 いずれにしろ、河野さんは、奥様が重体になった(十余年後に死亡した)ことに加え、あらぬ疑惑の目で見られて、二重の大迷惑だったです。
 警察は、遺憾の意を表明しただけで河野さんに謝罪しなかったと、河野さんのインタビューで聞いた記憶があります。
 マスコミは、週刊新潮以外は河野さんに謝罪したと記憶してます(週刊新潮は名誉棄損か何かの裁判になったと記憶してます)が、マスコミ自身に一般常識レベルの科学知識の欠如という明らかな過失があったのだから、警察のせいにせずに、河野さんにもっと真剣に謝罪すべきだったと思います。


NO.1073 女子高生、スマホに潜む危険 使用「1日7時間」身近にトラブル(朝日新聞)<起稿 磯津千由紀>(15/03/20)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2015/03/20 (Fri) 21:33

 こんばんは。


 此処まで頻繁に使用されてるとは。


> 女子高校生は1日平均7時間もスマートフォン(スマホ)や携帯電話を使っている。そんな調査結果が先月、発表されました。気になるのは、5人に1人がトラブル経験があると答えたことです。大人には見えにくいスマホの世界。落とし穴はないのでしょうか。


> 女子高生の利用時間は男子高校生(1日4・1時間)と比べても突出して長い。3月上旬、東京・渋谷駅近くで待ち合わせをしていた制服姿の女子高生たちに聞いた。

> 「ヒマがあればずっと触ってる」

> 千葉県の高校2年生(17)のスマホ利用は1日5時間くらい。友人とのコミュニケーションはLINE抜きでは考えられない。メッセージを読んだら2分以内に返信、学校の休み時間もメッセージのチェックを欠かさない。密封できる袋に入れて入浴中も音楽を聴き、芸能人の動画を楽しむ。「これでも友達と比べたら短い方だと思います」

> 「1日7時間」の利用実態を公表した情報セキュリティー会社デジタルアーツ(東京)によると、調査に参加した女子高生103人のうち21人(20・4%)が、何らかのスマホトラブルを経験していた。数は少ないが、ストーカーなどの被害につながっている例もあった(図)。

> トラブルを身近に見聞きしている女子高生は少なくない。LINEやツイッターなどで1日4時間ほどスマホを使う東京都の高校3年生(18)の場合は、顔写真をツイッターに載せていた友人が、写真を無断転載され、見ず知らずの人から容姿の悪口を言われた。それから写真に注意するようになったという。


> ■動画投稿エスカレート

> 「なぜこんな映像をネットに流してしまうのだろう」

> スマホ画面を拡大したスクリーンを見つめる父親たちはぼうぜんとしていた。今月、大阪市で開かれた父親向けセミナー「あなたの子どもがスマホで何をしてるか、知ってますか?」でのことだ。

> 映像は、中高生に人気の動画配信サービス「ツイキャス」の動画だった。高校生だという女の子が風呂場から自ら配信している動画で、200人以上が閲覧していた。ツイキャスでは入浴中など公序良俗に反する動画配信を禁じるが、監視をくぐり抜けて流れている。

> 続いて映し出されたミックスチャンネルには制服姿のカップルが投稿したキスシーンの動画があった。「LOVE」「おもしろ」などのカテゴリーがあり、投稿動画を見ることができる。Vineも高校生らに人気の動画サービスだ。

> 動画のほとんどは、学校生活やレジャーの思い出作りをしたり、歌や演奏を聴いてもらったり、仲間と交流を楽しむためのものだ。LINEなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と変わらない。ただ危うい配信や行き過ぎも目につく。

> 父親セミナーを主催した「関西ICT協会」によると自分の動画を見てくれる人を増やそうと、書き込みにあおられ服を脱いでしまう女子高生もいるという。寂しさを紛らわすために普通の高校生が動画配信にのめりこんだり、彼との幸せぶりを自慢したくて動画がエスカレートしたりする場合もある、とみる。

> 配信した動画は他人にコピーされる恐れもある。カップル動画は、将来別れた後に相手に悪用される可能性も残る。「恋愛中には別れるとは思わず、後の危険を想像できない子もいる」と同協会は警鐘を鳴らす。内容に問題がなくても、制服や駅などの映像から個人が特定されていく危険もある。


> ■使い方、親子で話して

> 親は何ができるか。まず壁になるのがスマホを巡る親子の知識格差。関西ICT協会の三井俊和さんはそう考えている。サービスを知らなければ注意もできないからだ。

> ツイキャスを運営するモイ(東京)は、ウェブサイトで中高生と保護者向けに利用上の危険と注意点を具体的にまとめている。予備知識がない保護者は、一読すると参考になる(http://twitcasting.tv/indexhelpteens.php)。同社は「不適切な配信の監視を強化し、個人情報公開が危険であることへの注意も呼びかけていきたい」という。

> インターネットについての学習に取り組んできた鎌倉女学院中・高(神奈川県)の佐藤正二教諭は「スマホの全面禁止は現実的でないし、頭ごなしに警告しても思春期の子は受け入れない」と言う。親もサービスを知り、気持ちに寄り添うのがポイントという。「『使ってみたいから教えて』と親が言えば意外と教えてくれる。コミュニケーションをはかりつつ、危険性について話してほしい」

> ネット上での写真の無断掲載、脅迫や中傷などのトラブルが起きている場合に専門家への相談も検討しよう。総務省が支援するインターネット違法・有害情報相談センター(http://www.ihaho.jp)など無料の相談先もある。

> (山田佳奈)


> 【若者に人気の動画サービスの例】

> ・ツイキャス 会員登録すれば無料でスマホなどから動画を配信できる。リアルタイムで中継もできる。

> ・ミックスチャンネル すでに撮影した写真や動画などを使ってショートムービーができる。

> ・Vine 最長6秒の動画を投稿できる。工夫をこらした「おもしろ動画」が人気だ。

<参考=「女子高生、スマホに潜む危険 使用「1日7時間」身近にトラブル」(朝日新聞)>
(全文閲覧には会員登録が必要)
<消滅・削除・16/04/01>