クルマのハナシ NO.4
クルマのハナシNO.3 | |
クルマのハナシNO.1 | クルマのハナシNO.2 |
NO.36 どっちが悪いの話
NO.35 云うに云えん話
NO.34 息子の運転(6) 日本橋へのお付き合い
NO.33 息子の運転(5) 事故のハナシ
NO.32 息子の運転(4) 大阪薬大(2)
NO.31 息子の運転(3) 大阪薬大(1)
NO.31 息子の運転(3) 大阪薬大(1)
詳しい経緯は、知らんのです。
大阪薬大の学園祭は始まって、裕次郎はそれが終わっても打ち上げ会があるから帰れんとか。
健太郎がバイクを取りに行く。そのバイクは薬大に置いてある。
「行くけど。」
「そおか。行ったらヨイやんか。」
「お母さんの軽で行くんや。」
「それで、ナンやな。」
「帰りはそのバイクで帰ろて思てるのやけど。」
要するに、往きは自分が車を運転し、帰りはその軽をダレかが運転して帰って欲しいということや。
そのダレかが私やから、私も一緒に来て欲しい。帰りはその車を頼むと云う意味や。
薬大の学園祭には柳葉敏郎が来ることになってるのです。そやけど、始まるのは夜の八時やで。そんな時間では帰るのが遅おなるから断った。しかも、来るのは昨日でした。
ヨイ機会やから、ついでに薬大の学園祭がどんなもんか、覗くのも面白いなあ。嫁はんも、薬大の学園祭がどんなもんかと一緒に行くことになったのです。
ルートは高槻−亀岡線。それが、又、健太郎がスピードを出しやがってなあ。
「狭い道、そんなに急いで何処へ往く。」
健太郎も運転には大夫慣れてきたようです。その分、荒っぽい。
ゴチャゴチャ云うのはひかえるツモリやったけど、黙ってられませんがな。
「オイ。こんな慣れてない道をスピード出すな。」
狭い曲がりくねった道やから、そう云うのに、スピードが落ちません。
後ろから、ピタッとくっついて、煽るバカが居る。
「こんなアホ。先に行かしたれ。ナンにも恥ずかしいことない。こんなんに煽られて事故やったかて、コイツの責任と違うん。やったモンの責任やで。」
ようやく、適当な場所で追い越さした。
居てるんや。こういうアホがなあ。
特に、初心者マークを付けてたら。車間距離も一メートル程度に接近してからに。
私もやられることがある。あんまりひつこいヤツなら、ブレーキは踏まず、セカンドに落としたるのです。そしたら、暫くは、静かになる。そやけど、懲りもせず、また、煽るバカが多いです。
余程、急ブレーキでも踏んだろか。とも思うけど、これはサスガにようやらんわい。
下手にやってブッツケられたら後方の責任ではあっても、修繕がジャマクサイがな。
そやから、一メートル見当の車間距離で、走行距離五百メートルが私の設定した基準。
それを限度に煽り続けられたら、即、セカンドにダウンです。そしたら、当面は、静かです。
コッチがカリカリしたらアカンのです。なるべく、効果的にオドスためスピードは控え目です。
ブレーキは踏まず。なるべく、私の前方走行車との車間距離を開け、しかも、一定にする。そして、ヨシ、五百達成。オメデトウさんと、セカンド・ダウンをプレゼントしてくれる。
そういうバカがマエを走ってる時、分かるやろな。マエの車にぴったりくっついて、ブレーキばっかり踏んですおバカさんです。ブレーキで調整せんと、ぶつかるからなあ。
要するに、運転がド下手で未熟。そんな下手クソに煽られてたまるもんですか。
こっちは経験三十年のオーナー・ドライバーであるゾ。云うても、三十年には、チと不足してるけど、ナメルナ、バカタレ、セカンドダウン。
そのバカが、真っ青になってるのを想像するのも楽しいとは、悪趣味かなあ。
こっちが、急ブレーキかけたかて、その後続車も、ブレーキ踏まれてたら、危険やから車間距離を取ってるのです。
健太郎にも車間距離は前の車が急ブレーキをかけても、対応出来る距離を取れと云うのやけど、ナカナカやなあ。
不思議なことに、煽るバカは、若い人より、ヨイ歳したオッサンが多いのやで。
そして、健太郎は道路の左寄りを走行する。
山道ならどおでもヨイですが、人家があったり、横道があったら、いつ何時、そこからバイクに小さい子供さんが飛び出すか分からんで。
もっと、中央寄りを走れ。そう云うのやけど、これもナカナカです。バカタレめが。
(98/12/26)
NO.32 息子の運転(4) 大阪薬大(2)
この前の話は、一ヶ月前のことです。
話が古くなってしまいましたが、学園祭当時のことです。
健太郎の運転で、ようやく薬大に着きました。案外、近く、三十分程度。
大阪薬大は新学舎が出来て二年です。綺麗な建物です。学園祭で、一般の人も沢山で、子連れが多いです。この近所の人も来てるのやろ。
総合大学に比較して、単科大学は狭いです。大学らしく建物はデカイし、威厳は保ってますが、学生数からしたら、この程度やろ。一学年約二百五十名。(大学生千名。院生四百名)
この大学は、女子が約70%。薬科というのは、女子が多いのです。どんな子が多いのか。それにも関心があったけど、派手でナク、地味でもナシ。普通やから、安心した。
「茶髪」はどうかなあと探したけど、目立ってないのです。極端ではナイからやろなあ。
肝心の裕次郎は何処やろなあ。構内に入ればスグそこに、「モグラタタキ」はあったのです。
この「モグラタタキ」は、担当者もお客もないのにアイツの姿もナシ。新入生やから、モグラでも、やらされてるのか。
健太郎が携帯電話で裕次郎の所在を確認したら、その「モグラタタキ」ではナイらしい。
もお一カ所有るのやて。そやけど、忙しいから暫く待ってくれ。
ナニが忙しいのか。モグラをやってるから忙しい。ヤッパリなあ。
そっちの「モグラ」から裕次郎が現れて、兄弟でナニやら話して行ってしもたのです。
アトから私らも行ったけど、分からんようになった。そんな年頃の連中ばっかりやから、尚更です。そんなに広いキャンパスでもナシ。「モグラタタキ」はあっさり見つけました。
こっちの方が圧倒的に客が大勢で取り囲んでるのです。
確かに熱の入れようが違うなあ。泊まり込みでやってたくらいです。それはヨイけど二人が見つからん。
裕次郎は発見したけど、健太郎は何処なんや。
「何処なんやろ。」
ナンや、裕次郎の隣に居たのです。エライ親しそうに薬大生と喋ってるから、薬大生と判断してしもてたのです。
この年代なら、直ぐに同化してしまえるのやなあ。裕次郎から、兄貴と、友達に紹介されたのです。残念乍ら男子学生。
この親は紹介してくれんのかなあ。そんなんされても、会話にコマルけど。
バイクは運動場にあって、その運動場ではフリーマーケットの開催中。これは一般の人がやってるのです。
シャツとか、雑貨、陶器、アクセサリー。私は無関心。嫁はんは興味津々。
とりあえず、バイクを見に行けば、案の定、壊れた箇所がある。ヘッドランプの周辺と指示器周辺等々。
転倒してるから、当然です。戻ってから修繕することにして、その場から健太郎はバイクで帰ってしもた。
裕次郎に大学を案内してくれと云うたら、
「モグラで忙しい。」
しょうがない。薬草の植物園と教室を見に行ったのです。
植物園の入り口には女子学生が二人居て、
「いらっしゃいませ。」
そう云うてくれるから、薬草のことでも説明してくれる案内係かと思たのにチガウのや。単なるご挨拶だけやがな。
薬草なんか、私が見たも分かりません。園内はヨイ香りが蔓延し、久しぶりに嗅ぐ懐かしきニオイです。
そこで見つけたのが、「スーパーアロエ」。通常のアロエの五倍の効果で苦みもナイと書いてある。バナナも薬の原料かなあ。アトで裕次郎に聞いたら、単に食べるだけらしい。
キャンパスに戻ってもすることはナイ。校舎にでも入ってどんな教室か覗いたれ。
教室にはカギが掛かって中には入れません。
窓越に見ました。ナンの理由もナイのです。見たかっただけです。新しい分だけ綺麗で羨ましいです。この大学の規模なら大講堂はナイやろなあ。
帰りは、嫁はんに運転してもろた。
こっちに来るとき、息子の運転で、神経がすり減って、運転する気力も失せました。
(99/01/26)
NO.33 息子の運転(5) 事故のハナシ
「事故の話」です。
息子が事故を起こしたのではナイ。事故はコマルという話です。
長男の健太郎が普通免許を取ってから、便利になったのです。
ちょっとした買い物とか、用事を頼めば喜んで行ってくれる。勿論、車を運転したいから。
母(健太郎にとっては祖母)のゲートボールの送迎もやってくれる。日曜日だけで、朝からなら、事前に云うとかんとアカンのです。この運転手は感心するくらい熟睡してるからです。
夜、遅くまで起きてるからで、ナニをしてるのか知らんけど生活のサイクルがズレてます。
便利というと携帯電話。車で出てるときなら電話で用事を頼めるがな。
ただ、運転中は取るなと云うてある。電話の相手が表示されるから掛け直せ。
しばらくしたら、家の電話がチリンと鳴ってすぐ切れる。携帯に電話しても大丈夫という合図です。携帯電話の料金は本人持ちやから、こっちから電話セヨということや。
二男は、マダ、免許を取ってない。
「オマエはイツ取るのや。」
「お金がナイ。」
「学生時代に取っとかんと大変やぞ。」
二男も、学生の間には取る予定です。
私はその学生時代、免許を取れる金銭的余裕は無かったので、就職してからです。
当時、山陰線(現嵯JR嵯峨野線)の二条駅のデルタ教習所に入所した。
東洋電具製作所(現ローム株式会社)から私を含めて三名(富井、松山)の同期入社組が入所したけど、結局、卒業出来たのは私だけ。
原付を持ってましたから、機動力があったのです。就業時間が終わってからでも、ナンとかなった。
それでも、七月に入所して、ギリギリの十二月(有効期間が半年やった)に取得の状態。
一週間に一回とか、そんな頻度でしか通うことが出来んかったのです。実技は十月に取れてたけど、学科試験に行くことが出来んかった。
教習所から十二月中に受験せんと、実技も無効になってしまうと教えら、ナンとか年末に都合をつけた。
それで、二男にも学生時代のヒマなうちに取れと云うてるのです。勿論、資金は自分で調達で、貸すのはヨイけど要返済です。
息子達がそういう年代となり、便利にはなったけど、その分、こっちが不精になってなあ。
ツイツイ、アレコレ頼んでしまうのです。出不精が、尚更、出不精になって、運動不足状態。
長男も、免許を取って四ヶ月。少し慣れた頃でもあるし、車で出ると心配や。
無茶な運転するなよ。狭い道で速度は出すな。ところが、出しよるのやなあ、これが。
そうかと云うて、私もエラソウには云えません。云う分、慎重運転にはなりました。
事故は、しても、されてもイヤなこと。
物損事故ならヨイけれど、人身事故でもやられたら、どうしょうかと思います。
「オマエの一生がブッ飛ぶゾ。」
ホンマですがな。お金だけではナイのです。道義的責任もアル。そやけど、まずは保険です。
家の車に息子を加えれば、任意保険も掛け金が倍額以上に跳ね上がる。26歳未満不担保です。
ニュースでも、
「スピードの出しすぎで、カーブを曲がり切れず、電柱に激突し、車が大破。同乗の友人三名を含めて全員死亡。」
このハナシ、大抵、二十歳前後です。最早、他人事ではナイのです。
運転してた子の親も、同乗してた子の親も、どんなんかと心情を思う。泣くに泣けんやろ。
そういう意味で、物損事故なら痛い目に合おても宜しい。ヨイ経験やと云うてられるのです。
無事故無違反で一生というのは、所詮、無理なこと。
それで、載せてもらう度に話をしてるのです。私の苦い経験を。
云うてるときは、「フンフン。ソウカ。」
アトで聞き直したら、ナンニモ覚えてナイのやで。
(99/01/28)
NO.34 息子の運転(6) 日本橋へのお付き合い
健太郎が、昨年十一月のこと、休みの日に、珍しくも朝九時頃に起きて来た。
ナニかあるのかなあ。
「エライ、早いやないか。」
「お父さん。今日、時間あるか。」
健太郎がニヤニヤしてそう尋ねるのです。
こういうときは用心せんとアカンのです。ヒマはヒマやけどなあ。
「ナンやな。」
「日本橋に行かへんか。」
「ニホンバシてか。ナニか用事がアルのかいな。」
「お父さんはナイのかいな。」
「アラヘン。」
「ナニかあるやろな。」
「ノートのバッテリーとか。」
ノートパソコンの調子は悪いのです。バッテリーと違うかなあと、口癖みたいに云うてました。
「そうやなあ。そやけど大阪にまで行って買うこともナイ。急ぐことでもナイからそこらで充分。」
「日本橋の方が安いで。」
「安かっても、交通費と時間が大変やがな。」
「車やったら、一時間くらいやで。今からやったら、昼くらいには戻れるで。」
「車はガソリン代が要る。」
「そおなんや。高速代も要るし、環状線が片道六百円で、往復千二百円やなあ。」
「そやから、割に合わんやろな。それで、オマエ、ナニが云いたいのや。」
「日本橋に行きたいだけや。」
ようやく分かった。健太郎は、車でドライブしたいのです。
私を連れて行けば、環状線の費用は親父持ちという魂胆や。私もキライな方ではナイのです。口ではゴタゴタ云いながらも、日本橋へ。されど、環状線に入れば工事中で渋滞や。
「オイ。下の道の方が早いことないのか。」
「下やったら、行き道を知らんのや。お父さん、知ってるか。」
「知るわけナイやろな。」
「やっぱりなあ。」
「ウルサイ。」
十時に出発して、日本橋に着いたのが十三時。ナニが一時間。
駐車する場所やけど、時間貸しの駐車場がナイのです。探せば、ナイこともナイのやろけど、簡単には見つからん。
「コマッタもんやなあ。駐車場がナイで。車を何処に置く。」
「お父さん、ナニ云うてる。駐車場みたいなもん、この辺にはあらへんで。」
「どうするつもりやな。」
「ソコラに停めとかんとしょうがないのや。」
ソコラ云うても、この界隈、無法駐車だらけで、隙間がナイ。私等みたいに、探してる車がウジャウジャです。
日本橋商店街の主要道路は警察官が無法駐車を監視して、ステッカーを貼ってます。裏手では、そんなことしてません。
警察官も居てるけど、無法駐車は無視してる。邪魔にはなってないからやろかなあ。
「裏手は大丈夫みたいや。そやけど、コラ、アカンデ。暫く待った方がヨイのと違うか。」
とか云いながら、ウロウロしてたら市営住宅があって、その一角に駐車出来る隙間を見つけたのです。
「アア、あそこがよさそうや。」
ようやく、車を停めたけど、奇妙なモンを見たのです。張り紙に、
「ここは市営住宅です。宿泊してはいけません。」
この界隈はホームレスが多いです。らしきダンボールに台車が一杯。そんな場所を避けて車が駐車してるのです。
ネグラらしきダンボールはあるけど人が居てないのです。らしき人はそこらをウロウロしてますが、車が出たり入ったりで居てられんのやろ。
しかも、この時間帯から酒持ってフラフラ徘徊してます。そのフラフラに、付かず離れずに警察官が巡回です。
そういう人が市営住宅の踊り場等、風のナイ場所で寝るのやろ。雨でも降って来たら、そうでもせんと、病気になる。市営住宅の住民はコマルやろなあ。自治会で問題にされてるのやろ。
確かに、張り紙には、「自治会」と書いてある。「駐車はイカン」とは書いてナイ。
ヘンな云い方をしたら、ダンボールを置かれるより、車を置かれた方がマシみたい。
私も車での日本橋への道順は知らんのです。電車では来てますが、裏手も歩いたけど、ダンボールは、目立たんかった。
ホームレスも居たけど、ウロウロという程では無かったのです。
こんな光景を見て思います。ヨイことも、悪いことも、もっと動き回って世間を見んとイカンなあ。
数字に映像でナク、この目で見て、自分の将来のことも展望せんとイカンのです。
それで、今年の抱負にした。
「動き回りたい。」
ヒョンなことから、こんな話題をしてしもた。
日本橋で経費の高いノートパソコンのバッテリーを買い、息子の怖い運転で、無事、我が家に戻れました。
結果、ノートの調子が悪かったのは、バッテリーの問題ではナカッタのや。
(99/01/31)
NO.35 云うに云えん話
久し振りに、「クルマのハナシ」です。
前回、何時かとなれば、七年前の一月末やて。息子共が運転し出した頃やしなあ。
デデデの、先日、何処でとは云わんのミドリ電化の駐車場でや。先日云うても、去年の話で、半年は経ってるですが。
半年前の話を今更何やと云うなかれ。私はヒツコイのや。思うが事は出してしまわんと、気になて、気になて、仕方が無いのや。
デデデの、デの、何かとなれば、駐車場からの出しなの事や。
お若い奥様、多分の話で、知らん人やし、歳も分からんですが。若奥様でなければ、単なる妙齢の美女。
しかるに、初心者でも無いです。ハートの形の初心者マークが無いですし。されど、見るからに運転下手糞やナと。人の事は云えへんけどや。
イヤ、バックで空いてる場所に停めよとしてるですが。其の一角、チョと先に数台分、空いてるのに、ワザワザの、両側に車のある真ん中に停めよとしてるですが。
イヤイヤ、構わへんです。何処に停めよが若奥様の勝手ですが。
出たり、入ったり、又、出たりも勝手やけれど。大体が前に柱もあて、周辺一番に停め難い場所なんやで。何でワザワザのとは云わんです。先方様の勝手やし。私が誘導、案内役でも無いですし。
只なあ、決着つけてくれん事には、私の車を出すに出せへん場所でして。
イヤイヤ、急かして無いです。駐車場所に停めたままで、助手席の嫁はんと静かに傍観してただけです。下手に急かして、何かあたら、エライ事です。何かとは事故られタラです。責任感じるですし。
しかるに、何度目かの、バックで動かしてる角度、停車の車の位置関係、状況からしても、危ないゾと。
オトトのトットの嗚呼、アア、アカン、アカンの、そのまま往くかと、思てる矢先で、ドン、ガガガやて。車の中からでは、どしよも無いです。手も足も、口、声出す間もあらへんです。こんなモン、一瞬の、ドン、ガガガやで。
イヤ、明らかに、ブツけたです。オメデトさんです。佳くやった。褒めて遣わすですが。結果、どないする。
イヤイヤ、ブツけた当人もやけれど。目撃者の私も、周辺の駐車場から出るツモリの車の皆様ですやんか。
ハと気がついたら、沢山の車が停滞してるです。
ソラ、外に出る通路の途中で、モタモタ、したはったんやし。急かして、そこらにブツけられても、責任持てへんしと。皆様、静観、傍観、見学されてたですが。ヤテまいよった。
さりとて、ブツけられたは、私の車で無いですし。その他大勢の傍観者のでも無いし。停めてあた車やし。
音からして、明らかに、間違い無く、確実に、です。ブツかってるです。凹んでるです。キズついてるですが。屋外で無くて、屋内やから、尚更の、ドン、ガガガが響いたですが。
困るんやなあ。どするべきかを。
自分のやたら、現行犯やし。絶対に捕まえ、弁償セヨやけど。ブツけられた車の所有者知らんし、ブツけた人も、知らん人やし。
イヤイヤ、傍観の皆様、音も無く、スと消えたです。私も便乗で消えたです。
あの若奥様はどしゃはったんやろ。車を停めて、知らん振りして、店内に向こたですが。多分なら、私等が消えたら、即です。速攻です。
取って返して、現場を逃げ去ったと思うですが。
当たり前に、自分のも凹んでるですし。ブツけられた車の持ち主が戻って来たら、スグ、分かるです。正面から一目で、見える筈ですし。
嗚呼、可哀想にと、同情して差し上げるです。人身事故やたら、知らん。見てへんでは済ませられへんですが。
物損やしナと。あえて、車のナンバー控えまして。あのねえと。店のお方にご注進、佳きに計らってくださいと、下駄を預ける程の出しゃばり、お節介でも無いですし。
しかるに、経験無いけれどや。私やたら、どするかですが。
大いに悩ましく。されど、我が家族、運転出来るは母以外の四名やけど。バカがつく、正直者故、大抵なら、自首、出頭する可能性大でして。
かすったのか、かすって無いのかの、顕微鏡で見な分からんよなのを、自首、出頭するバカ居てへんですが。
イヤイヤ、ブツけられて、逃げられた事、度々やけど。逃げた事は一度も無いのが、或る意味誇りであるです。
されど、ミドリ電化のは、ドン、ガガガやし。カスリ傷では済んで無いです。必ずや、板金が要るです。双方です。
クレグレも半年前の話で、チクってないです。知らん振り。
(06/06/23)
NO.36 どっちが悪いの話
誰でもが、交通事故の一つや二つ、三つや四つ、見たはるし。
運転してたら、遭遇もしたはるですが。
矢っ張り、半年くらい経つです。正確なる日付は忘れたです。覚えてても意味無いですが。
とある、コンビニに車を停めて、買い物して。場所くらい、覚えてるけれどや。国道九号線で、「マツモト」の手前ので。手前とは、京都側の反対で。土田のコンビニで時間潰しはしいひんです。漫画の立ち読みしいひんし。何かは忘れたですが。買い物や。
停めたは、店の横手で、チと奥まってて。大体が、コンビニの駐車場は入り口前に数台。横手に何台かの、駐車場所があるですが。
横手の場合、前進で停めてクレとなてるです。壁がアイドリングで黒くなても困るし。住宅街やたら、五月蠅いしと。ご協力お願いとしてあるですし。
よて、指示通り、看板の注意書き通りに前進で停めてたです。車が一杯でもなかったですが、其処が停め易かただけです。
イヤ、大体は、店の前に停めてるです。前進では無く、バックで、です。そのほが出易いですし。出しなに、進行方向の確認もし易いですし。
イヤイヤ、コンビニも駐車場が狭いと、車も少ないけれど。
広い処は怖いです。横から、斜めから、真後ろの、何処からでも、縦横無尽に車が入って来るし。人もウロウロして、要注意やし。
出るに当たっては、当然乍らの周辺見渡しまして。安全確認してるです。我が愛車の右手、運転席側がお店で。左手、助手席側には大型トラックが停まってて。
更には、右手の店側の直近には、駐車の枠も書いて無いし、車もあらへんしと。あったら、こんな処に停めやがてからにと、腹を立てツツも、頭にメモリーするけど、あらへんし。
とりあえずは、バックで、トラック側を注視し乍ら、出たですが。大きなトラックが停まってたでは、其の向こう側から、人が現れても分からんやろな。
要は極めて慎重なる徐行運転、即、停車出来るよに。真っ直ぐ、バックで移動したです。
しかるに、トラック分、出たくらいで、運転席側後方に異様なる殺気、緊張感じ。何かと、見たら、無かった筈の場所に車を発見。反射的に停止と共に、チとだけ、前進したですが。
我が車が前進した途端に、助手席から、奥様やろなあ。即にも、出て来て、嗚呼、佳かったと、ニコリとして、ソソクサ、店に走って往ったですが。
イヤ、其の車の向きも私のと一緒で、助手席側に我が車の後部が接近してたし、出るに出られへんかったんやろ。ドアを開けたら、ブツける事になるですし。ニコリは、ブツからんで佳かったナの安堵で。私も同感、ブツからんで佳かったナと。
その場は其れだけの事で、危ないヤツやなと思ただけ。
イヤ、アトから入って来て、車が所定の駐車場所から出て来たら、呆けとしてんと、避けるべきなんやで。
モと云うたら、幾ら急いでるか知らんけど。駐車場所の線も描いて無い空間に停めてクレるなと。場所無く満車状態でも無いのやし。横着なんやで。横着なヤツは多いけどや。
身体障害者のマークの処に平気で停めるヤツが居てるですし。イヤ、多分なら、頭の中身に障害者あるんやけれどと、納得してるですが。
しかるに、アトからやけど、念のためです。車の運転席側後方確認したら、ホンの僅かに傷とするか、塗料にスと擦ったアトがあってねえ。早い話が、紙一重、髪の毛一本、二重か二本かの接触してたんやで。
イヤイヤ、幸にして、ワックス一発、解消やけどや。助手席の奥様も分からんかったんやし。運転のご主人も気がつかんかったんやけど。私と同様、アトで気がついたはる筈やけど。お互い、相手を知わんわなあ。
イヤ、バックしてる最中も、当たり前に顔は後に向けて、進行方向に何にも無いを確認してたです。
真後ろやたら、見えてるけれど。斜め後方、丁度の一台分のズレのある場所に、トラックとは反対側に、気のつく、直前、ホンの数秒の間に現れたです。
しかるに、マトモにブツかってみな。責任はこっちになるです。状況的には、一秒、二秒であれ、早くに停まってる車に私のほから、ブツかりに往ってるみたいなモンです。
彼方様は断固、主張するです。ブツかる瞬間には、ピタリと停まってたと。
私も相手の車が何処から、どんな具合にコンビニに侵入して来たか、分からんのやし。分かってたら、避けるですし。
イヤ、助かったは助かったです。気がつかんと、車を方向転換でも、してみいな。どのよにハンドル切るかは、切る前やし、分からんですが。気がつくのがモと遅れて、モ暫く同じ調子でバックしてたら、ギギギのガリガリとなて。必ずや、凹んでもての、板金往きで、「110」番も、しんならんです。保険屋にも電話しんならんですし。
結果、私は後方不注意になるのかと。ホナラ、相手さんこそが、前方不注意やけれど。
ソラ、私の車に気もつかんと、勝手な場所に停めたんやし。
どちにしても、以来、前進で停めるの場所も、委細構わず、バックで入れてるです。
安全のためです。車で無くて、人やたら、エライ事です。子供で無くとも、大人でも、です。車を動かそとしてるのに、気にもセズ。話簡単には無視しやがてからに、車の真ん前を平気でユクリと歩いて、通過するのも居てるですし。携帯電話し乍らやけど。
アホかと、無視して、動かしも出来ひんやろな。
私なら、携帯電話をし乍ら、歩きはしいひんし。そもそもが、車の前を通過はしいひんです。運転席に人が居てたら、尚更でして。やむなく、通過するにしても、急ぐけどナ。
兎角に、横着なヤツが増えてるです。
(06/06/27)