親父として、爺としての話NO.7
親父、爺NO.4 | 親父、爺NO.5 | 親父、爺NO.6 |
親父、爺NO.1 | 親父、爺NO.2 | 親父、爺NO.3 |
ハデブスNO.12 | 孫娘の話NO.11 | 孫娘と孫NO.3 |
題目一覧表 |
目次
NO.70 七五三と、一升餅の話(4) ケーキを喰うの話
NO.69 七五三と、一升餅の話(3) 一升餅と、選び取りの話
NO.68 七五三と、一升餅の話(2) 長男一家到着の話
NO.67 七五三と、一升餅の話(1) 一升餅の話
NO.66 妹一家の御祝儀の話<副題 婚姻届の話>
NO.65 四国香川への里帰りの話(22) 亀岡に到着の話
NO.64 四国香川への里帰りの話(21) 孫娘のお城の話
NO.63 閑話休題 孫娘の保育園申し込みの話
NO.62 四国香川への里帰りの話(20) 神戸、ベビー・フェースでの話(3)
NO.61 四国香川への里帰りの話(19) 神戸、ベビー・フェースでの話(2)
NO.61 四国香川への里帰りの話(19) 神戸、ベビー・フェースでの話(2)
台風9号が、日本海を通過。
こっちの方では、昨夜から、雨で。お陰様で、若干、涼しくなったです。
での、里帰りとするのか、その帰り。
帰りに、どこかで、食事も恒例になっててねえ。時間も、時間やしで、当たり前やけどです。
正直、人数も多くなれば、なる程に、鋭意決断の大奮発も無理になりましてと。オッとの、我がお小遣いも、減額されててねえ。
そんな意味からも、「ベビー・フェース」なるは、適当かと。
イツやったか、8月頃かに、亀岡にも、店がオープンしたです。
余計な話の、オープンの場所なるは、私が承知の範囲で、三店目かと。最初がうどん屋で、次ぎが、蟹屋でと。そして、ベビー・フェースは何屋なんやろねえ。
飲食店には、間違いは無いの、「スパゲッティ」「オムライス」「炒飯」等々。
適当に、ゴチャ、ゴチャ、注文しましてて、適当に分配しまして。口に合えば、モっと、クレと。
何故か、分配役を長男がで、配り役を彼女がと。結果、私め、有り難うと、戴くだけ。
での、そんな話も、結構の、こんな場、全員が揃ての、食事でもの際に、話題にしたかったの話がありましてと。
何を隠そおの、隠す事も無いの、呼び方やと。
イヤ、長男の嫁を、彼女をと。どんな具合にの、話でねえ。
云うとくけれどの、案外に、難しいゾと。
私め、思うに、常識的、一般的、社会通念的には、呼び捨てで結構とするよりは、呼び捨てに、スルベキと考えてるですが。
ホナラ、ソしたら、ええのやけれど、ナカナカに出来ひんゾと。
会社の同僚、学校での、同窓生等々なら、呼び捨てか、「君」か、愛称かと。
その場で、適当の、呼び方なんか、考えてえへんかと。
先輩には、「さん」で、後輩なら、矢っ張り、呼び捨てか、「君」か、愛称かと。
されどの、新興住宅街での、町内会では、年齢的上であれ、下であれ、「さん」付けやろと。
ホナラの、我が息子に対してとなればの、呼び捨てやと。「君」とか、「ちゃん」なんかを、付けた覚えは無いかと。
ホナラの、ホナラで、我が息子共が、相方を何と、呼んでるかとなればの、呼び捨てやと。結構やと。
そんな次第での、四国のであれ、妹の娘であるの、姪であれ、呼び方なんか、考えた事が無いなあと。
時には、呼び捨てであったり、「ちゃん」付けしたりと。この差をさえ、意識してへんわと。
での、四国の、姪婿は、皆が、「ちゃん」付け故に、右に習えで、「ちゃん」付けでと。こっちの、姪婿は、「君」付けやし、右に習えで、「君」でして。
云うたら、まさかの、姪婿なるを、呼び捨てには出来ひんわと。ソラ、或る意味、私からしたら、一寸、遠い存在やしと。
ホナラの、四国の甥嫁はとなればの、余り喋った事が無いのやなあ。
義姉婿が、どんな具合に呼んでるかとなればの、呼び捨てでして。イヤ、正解での、花丸での、斯くあるべしと。
思えどの、されどの、私が、呼び捨てには出来んわと。ソレだけ、遠いの存在やと。
での、でででの、肝心の、我が息子共の相方、言語明瞭の、嫁をば、彼女をば、何と呼ぶかとなればの、現在唯今なるは、「ちゃん」付けで呼んでるですが。
ども、しっくりともしてへんの、ソラ、娘になるのやしと。
されどの、歴史が違うの、成人した、女性でありまして。
姪ともなればの、アカチャンの時代、母親のお腹の中の状態から、見てるかと。大抵ならばの、年に1回は、会いの、成長してからは、喋りもしてるし、成長の過程も知ってるしと。
最早の母親になってても、昔の姿から、一歩も離れへんわの、イツまで、経っても、餓鬼なんやと。ソレが、アカチャンを抱いてる姿をさえ、信じ難くてねえ。
オマエが、アカチャンやと。アカチャンが、アカチャンを抱いてるみたいに思えてねえ。見えてねえ。
つまる処、無難に、「ちゃん」付けで呼ぶにしてるですが。
さりとての、「ちゃん」付けで、名前を呼ぶ機会がさえもが、早々にあらへんの、ンヶ月に一回しか、会わへんのにと。
会わへんでも、ソラ、長男の嫁は、モ、ボチボチの存在を知ってからは、4年になろとしてまして。
二男のは、コレ又、表現が難しいけれどの、存在を知って、1年かと。正式に、結婚云々の話があってからは、1年も経ってえへんの、話は、今年の1月の末やしナと。
オッとの、そんな次第での、会おてるの回数、歴史もあっての、ソラ、同居ならばの、時間が解決するわの、我が考えなら、問答無用の呼び捨てやと。
されどの、呼び捨てには、マダマダ、違和感があってねえ。違和感があってはイカンとは、考えてるですがと。クドイけれどの、我が娘やしと。
娘に、呼び方の違和感あっての、呼び捨てで無くの、「ちゃん」「さん」付けはおかしいわと。
そんな次第の、斯くなるでの、ズバリと聞いたです。
どんな呼び方がええのやろねえと。
本来、呼び捨てでと、思てるけれどの、ナカナカなあと。どんな呼ばれ方がええのかなあと。
ホナラの、呼び易いよに、お好きにと。呼んで戴いたら、結構ですよと。
云われてみたら、ソなんやけど、迷てるし、違和感もあっての、尋ねたですが。
姪は、呼び捨てにしたりと云うたならばの、嫁はん、息子共、口を揃えて、抜かすに、「ちゃん」付けで、呼んでるでと。へえと。ソかなあと。
返答したモノの、ツラツラ、考えるに、呼び捨ての方が多い筈やのにと。どっちにしたって、姪には、どんな具合にとは、意識はしてへんかと。
その場、その場の、雰囲気で、気分次第かと。
(10/09/09)
NO.62 四国香川への里帰りの話(20) 神戸、ベビー・フェースでの話(3)
ホンマやでと。
朝から、ビックリの、大慌て。
母の部屋から、ドスン。
音の状態から、母が転けたが分かるです。
ビックリ仰天との、表現は不適の、咄嗟に、何事かと。
何事なら、分かってるの、転けたです。問題は、どの程度かであっての、私らは、医者でもあらへんしで、スグに、嫁はんと2人して、駆け付け、どなんやと。
尋ねつつの、状況見れば、扇風機の上に転けてまして。
扇風機ねえ。
寝しなに、夜通し、点けてまして。
扇風機と、転けたの関係は分からんですが。大体が、足元には、モノが散乱の、片付けの出来ぬ人でして。
こっちが、片付けても、片付けても、散乱の、ベタリと、畳の上に座れへんしで、尚更やと。
且つの、こっち向けにやしで、部屋から出しなの、顔でも洗いにかと。朝飯の準備かと。扇風機は、出入りの戸のソバにありまして。
ここは出入りする場所故、ホカにしたらと、注意して、ホカに退けても、又、そっちに移動させてまして。私らの云う事には、悉くの反対しまして。頑として、受け付けず。
オッとの、そんな事は結構の、様子からして、反って良かったかの、感もありましての、クッション的にの話の、されどの、ども、こも、あらへんの、足は動くのかと。
要は一番に骨折してるかが大問題での、動かしてみいと。
促して、様子を見れば、動いてまして。
腕は、手はと、順々にで、一応の骨は、ども無いみたいで、ホと安堵。
安堵はしても、信用ならずの、暫く、そのままでと。
要は、気分が落ち着いてから、動きなさいと。ソラ、骨折をしてへんの保証もあらへんしと。手を貸し、ベッドに座らせるにも、下手には出来ひんわと。
ヒビでも入ってたら、大変やしと。
とは、云え、矢っ張り、扇風機があったしで、転けたかと。
コードも、通行、移動の邪魔になりまして。杖が頼りでの、移動やしで、何も云わずに、スと、移動させておいたです。言葉で云うてるだけでは、反対されるだけやしナと。
イヤ、実際問題、この歳で、又もやの、骨折でもしてみい。入院は結構の、二度とは、歩くに歩けえへんゾと。
現在でも、杖2本で、やっとで、移動が出来てるですが。
歳やしなあ。
家の中をウロウロの、週に3回の、ディー・サービスでは、運動量、足の耐力、体力、スタミナなんか、知れてるの、杖を使おが、何をしよが、自力で、歩くが困難になるです。
私も、40代で、足首を骨折での、コレ程に、足が細くなるかと、驚嘆したです。
云うても、40代やと。
動け出したら、回復も早いわと。ソレでも、半年や、1年が掛かったかと。違和感無く、歩けるまでにはナと。
走るとなればの、数年かと。走るに、走れても、勇気が要るんやわと。
オッとの、そんな次第での、単純には、ども無かったみたいでねえ。
こっちは、転けられて、正直、心配で、手足が震えてたわと。嫁はんも、暫く、何も手に付かんの状態やと。当人だけは、気楽なモンで、水が欲しいと。
薬を服用のための、水でして。
での、その服用の薬が、「ベネット錠」<リンク解除・エラー・11/06/06>
骨粗鬆症に効くですて。さもなくばの、骨折してるかと。骨折には、圧迫骨折もありましてと。此度は、痛い、痛いの、イタイ、イタイ病も無く。薬も満更でも無いのやなあと。
イヤ、退院以来、コレで、2度目なんやでと。家でとするのか、部屋で、転けたのがと。
ソレでも、諸般、懲りてえへんかと。
オッとの、とととの、そんな次第の、斯くなるでの、何かあれば、掲載もしてられへんしなあと。
母も無事で、掲載も出来るですがと。
での、何の話やったかの、嫁でありの、彼女の呼び方の話やと。
ソラなあ、「さん」付けでは、水臭いの感がして。
我が感覚ならばの、尊崇の念があっても、遠い存在になりまして。
「ちゃん」付けなるは、一寸、親(ちか)しいけれどの、隣りの姉ちゃんでも、「ちゃん」やろしと。
息子を、呼び捨てならばの、その嫁も、娘故に、呼び捨てで良いとは、思えど、そのよにしたいけれどの、ナカナカにやでと。
将来的、何かあれば、多少か、相当かは、分からんの、或る程度は、面倒も見てもらわんならんの存在やでと。見てくれるならナと。
イヤイヤ、そんな意味ならばの、我が母は幸せなれどの、全然やと。
全然とは、面倒見させて、当然としてまして。
オッとの、そんな余計な話は結構の、正直になら、出来る限り、早急に、呼び捨てにしたいけれどの、何分の、会う機会が、多いよで、少ないしと。
ソラナア、10年も、20年もしてから、突然にの、呼び捨てもしてられへんわの、20年も経ったら、私め、生存が怪しいけれどや。
生存してても、正気(しょうき)であればやしと。
そんな意味ならばの、嫁はんは、2人を呼ぶに、「ちゃん」付けにしてるですが。
私の場合、呼ぶに考え込んでしもてねえ。そもそもが、名前を呼ぶ事、自体がそんなに無いですがと。用事を頼む事がそんなにはあらへんし、面と向こてるのに、何とか、ちゃんも無いやろしと。
マアなあ、ベビー・フェースにて、飯を喰い乍らの、粗方は終わった段階にて、良い機会やしと、話題にしたですがと。
反応が、今一、ピッタリとはしてへんでねえ。
ソラ、皆が同調の、世間はどなんやろなあ等々、話題に華が咲けば、なれどの、私め、1人が深刻に考えてるみたいな雰囲気でと。
話が、進まんわと。
(10/09/10)
NO.63 閑話休題 孫娘の保育園申し込みの話
そんな次第の、斯くなるでの、夕食の際、母に、どんな具合やと。
何がと。
アノナアの、朝に転けたし、その後はどんな具合か、尋ねてるのやと。
どもないと。
ども無いで結構の、何かあったら、困るですが。こっちから、聞かんと、何にも云うてくれへんでねえ。聞けば、憮然とした表情でと。
イヤ、そんなモンやの、返事は分かって乍らの、明くるの朝一番にも、尋ねたですが。どんな具合やと。
何がと。
転けて、あっちが、こっちがと、あらへんかと。憮然とした表情にて、どもあらへんと。
マア、そんなモンやの、ソラ、当人は自分の事やし、心配は、心配してるですが、ソレ以上の、一番に心配してるは、こっちかと。
での、話はコロリの、孫娘の話。
イヤ、過日、一家が帰って来た際、嫁からの要請がありましての、保育園の申し込みの支援をと。
オッとの、何事かと、思いきやの、申し込みが、電話だけなんですて。へえと。
されどの、何の事かが、サッパリでの、理解が難しくの、嫁曰くに、電話をして欲しいと。へえと。
マダマダ、サッパリでの、理解が全然の、親でも無いの、爺婆とするのか、住処が違うのに、どして、支援が出来るやと。
とは、云うてえへんけれどの、受付なるは、某月某日の10時からなんですて。電話のみですて。
要は、支援とは、某月某日の、10時になれば、電話をしてくれと。電話なら、容易い御用の、せよと、云うなら、するけれどの、兎に角、回線が少なくの、ナカナカに繋がらんですて。へえと。
一寸だけ、鈍い知能、思考回路、回線に微弱乍らの信号が、繋がって来たかと。
要は、要はの、方々から、一斉に電話で、申し込み故に、ナカナカに、繋がらんしで、何人もで、電話をして、誰でも、結構の、運良くの電話が掛かれば、孫娘の入園を申し込んで欲しいですて。ンと。
分かったと。
少子化でも、流行ってるの、人気の保育園は、そんなモンかなあと。
集中するのかと。或いは、そんな方式にて、人気を煽ってるのかと。
とかとか、余計な、邪推は置いといての、某月、某日とは、本日、9月の10日でして。
嫁から、ケータイ・メールにて、先様の電話番号、並びにの、神戸の住所と、電話番号の連絡がと。
基本的には、見学等々してましての、希望者の名前と、電話番号が分かれば、先様にて、分かる筈なれどの、安全には、安全にの、デハ、当日、10時になれば、宜しくの、10時に成らんと、回線も繋がらんですて。
聞いて、ホンマかなあと。
正直、煽ってるだけと、違うかと。
試しにの、本日、10時に1分前に、一発と、電話を掛けてみたですが、アカンなあ。話し中になってまして。
余裕なら、充分の、10時丁度に掛かるよに、電話の子機を手元に、置いての、さあ、ボチボチかと、リダイヤル一発、話し中やて。へえと。
一度で、ダメで、諦めずに、何度でもと、嫁の助言もあっての、アカンとなればの、即に切っての、再度、再々度の、何度も、何度も、電話をしてみたですが、アカンなあ。凄いなあと。
と、するよりは、運良く、電話が掛かった面々と、先様の会話もあるやろしと。
2回線しかあらへんらしくて、対象者の名前と、電話番号を照合での、1分や、2分は要するやろと。イヤ、当然にして、要するです。
パソコンのデーターを見乍らでは、一発には、見つからんやろと。「あいうえお」順にでも、してるのやろか。「いろは」順か、「アルファベット」なんやろかと。
思い、考えつつの、何度、リダイヤルした事かの、やってる内に、ケータイがと。
メールで無く、電話の方での、この忙しいのに、誰からかと。誰も、我がケータイの番号をば、承知の人数なんか、限られてまして。
そもそもが、嫁はんに対しての、以外となればの、私がケータイで電話するも、メールにしても、ンヶ月に1回かの、維持費が勿体無いの、通信費で、余った分は、嫁はんがでも、使てるかと。
オッとの、そんな話は結構の、発信者を見れば、嫁でして。
開口一番、「申し込みが出来ましたよ。」と。
へえと。
大したモンやなあ。流石が母親やと。
念力、想念、娘への思いが爺婆のを軽くの上回ったかと。私め、爺は、一寸、舐(な)めてた感があったですが。舐めてても、時間通りに掛かるよにの、ズレてても、精々が、1秒、2秒の世界の、相応の努力はしたわと。
とは、云うてえへんけれどや。
ソか、良かったなあと。
よお、掛かったなあと。
こっちも、掛けたけれどの、アカンかったなあと。
以て、電話大作戦も成功裏に終わったかと。掛けずに済むナと。ソラ、連絡が無ければ、掛かるまで、掛け倒さんならんわと。
結果、掛かって、何々ちゃんですか。嗚呼、申し込みは出来てますがと、返答されるよりはと。
での、ででの、後で聞けば、孫娘の友達全員が申し込めたですて。ンと。
全員とは、何名様かの、約の、10名様やてえ。ホナラの時間さえ掛けたら、ええのかナと。
とは、云え、ルールは、ルールでの、早くに決まれば、ええに決まってましてと。想い出作りでもありましてと。
ついでにの、こんな具合に、ホーム・ページのネタにもされたりと。
そんな次第の、斯くなるでの、孫娘も、保育園行きが決まったですが。決まったとするよりは、行ける可能性が出来て、ええ事やと。
大体が、人見知りをし過ぎでありまして。
マアなあ、マンションで、一家4人で、小さいのが、居たら<孫の事>、出るにも、出られへんしで、仕方の無い面もあるですがと。
保育園に行けば、色んな個性の、子も居てまして。
大いに、揉まれて、体感、勉強をば、してくれたらなあと。
ホンマやでの、場合によりの、歩いてる最中、私が手を繋ごと、手を出せばの、軽くの、要らんと、払い除けられたりするんやでと。ガックリやでと。
見知らぬの、爺さんでもあるまいにと。
果たしての、コレが、人見知りか、どかは、知らんの、単純に、嫌われてたりと。
オッとの、とととの、何でやナと。
(10/09/11)
NO.64 四国香川への里帰りの話(21) 孫娘のお城の話
そんな次第の、斯くなるでの、呼び名をどするかは、実際問題、難しいなあと。
或る意味、私めの、考え過ぎの感もあるですがと。
当人が申すよに、呼び易いよに、お好きなよにと。
としか、返答のしよが無いけれどや。そもそもが、呼ぶの場面があらへんけれどや。当人の意向もあるやろしと。こんな具合に呼ばれたら、厭があれば、承知しとくも一法かと。
何も無ければ、又、思案をしんならんですが、どっちにしたって、時間が、日数、月数、年季が解決するのかなあと。
そんな意味ならばの、同級生の面々は、困るやろなあと。
長男の嫁と、二男と彼女は、学齢で、同級生。
されどの、長男の嫁は、お姉さんになりまして。同級生故に、やり難いやろなあと。むしろの、離れてる方が割り切りもと。
されどの、されどで、この場合、「ちゃん」付けは難しく、「さん」やろと。
イヤ、どするのかと。
とは、私の話の次ぎに話題として出たですが。当人、二男が出したですが。コレ又、ウニャムニャの、ムニャになったかと。
イヤ、我が見解は云うてるですが。お姉さんは、お姉さんやと。よって、当人に対しては、「さん」付けが当然かと。
ホナラの、コレで決まりなんかなあと。
マアなあ、会議でもあるまいにの、相談、話題やわと。
オッとの、全員集合故に、家族会議やナと。
皆が、新米の、爺婆でありの、義父、義母であったり、義兄、義弟、義姉で、義妹になったりでの、この関係は明確やと。但しの、呼び方がと。
イヤイヤ、呼び方で、一寸、悩むの、慣れてえへんしの、状況、正直なる気持ちが伝われば、コレ又、結構かと。
での、ででの、「ベビー・フェース」での、飯を喰えば、さての、次なる予定は決まってまして。
ここまで、来て、ハイ、サイナラとは、出来ひんわの、神戸となればの、長男宅のソバに位置してまして。
云うたら、彼女は、マダ、訪問してへんしと。ええ機会やしで、寄らんとなあと。
云うても、今何時の、ボチボチの12時にもなるかの時刻やでと。
とは、云えどの、問答無用の、行くべきでして。
車が2台で、長男先導の、付いて来いと。道順なるは、難しくの、口では、よ説明しやへんわと。加えての、ここ<ベビー・フェース>から、小半時ですて。へえと。そんなに距離があったかなあと。
確かに、何とか通りを、何とか方面にで、何とかの信号をどっちにでと。
延々の説明されたって、二男にしたって、地名、通り名も知らんわと。説明の長男も一々、知らんかと。オッとの、私めなら、乗せてもろてるだけにて、結構なれどと。
での、そんな次第での、長男宅に到着の、用事は2つ。
着いた段階にて、彼女が、長男宅を初訪問なるは、終わってまして。
一つには、マア、お茶、コーヒーでもの、小休止。
本命の一つは、里で戴いたの、お土産等々の分配やと。
ソラナア、例えばの、スイカ一個を戴いてたら、分けんならんやないですかと。何を一箱も同様にての、その辺りは、女性陣に任せましてと。
での、我が陣地、城に戻った途端の、孫娘が弾けてしもてねえ。
キャッキャと、名実共に飛び跳ねまして。
マアナア、小さいのが、あっちに、こっちにと、神戸から、亀岡に。墓参して、嫁の実家に行って。
そして、四国にと。四国でも、ジッとは、せずの、仁尾に行ったり、比地木にと。潮干狩り、海遊びの、バーベキューでは、喰うは無理の、甥宅の居間で、玩具で遊んだりの、花火もしてと。
気が付けば、車で、SAで休憩の、ベビー・フェースで、飯は結構の、サッパリ、状況なるは、分かってえへんしと。
ソラ、我が城に戻れて、大安心かと。
での、我々もそんなに、ユックリともしてられへんの、マダ、京都に戻らんならんわと。
ソレこその、4人もは、泊まれえへんわと。無理したら、泊まれん事も無いけれどの、帰るのは、大人が4人やしと。
イヤ、二男が大変なれどです。
8月14日の、昼3時に長岡京を出発の、仁尾に到着。
バーベキューを喰て、仁尾で一泊。明くる日には、墓参等々で、昼には、帰途にで、ベビー・フェースで、飯喰ての、まずは、神戸の兄宅でと。
小休止で、今度は、私ら両親をば、亀岡に送り届けんならんわと。
送り届けたら、サテの、どするやの、私なら、泊まって帰るが前提に考えてるですがと。
ソラ、亀岡、長岡京なら、車で、半時なれどです。そもそもが、亀岡到着が、何時になるやと。真夜中、2時、3時かと。
ソラ、それでも、帰れん事は無いけれどや。家に戻って、荷物を下ろしの、折角やしで、お茶でも一杯の、云うてる間にも、マタモヤの、小半時は過ぎるわと。
イヤイヤ、そんな話は結構の、神戸を出たは、何時(なんどき)やと。
最早の覚えてえへんわの、多分ならばの、1時に一寸前かと。
マダマダ、孫娘も、孫も起きてましての、大丈夫かと。弾けてしもての、一向に寝るよな気配無し。
(10/09/13)
NO.65 四国香川への里帰りの話(22) 亀岡に到着の話
での、ででの、余りノンビリともしてられへんです。
何の話かの、遙かなる先と、思てたですが。
オッとの、二男の結婚式の話やわで、11月でして。
最早の、9月でして。
聞いたのが、1月の末やしナと。何ヶ月先やで、10ヶ月も先やで、ノンビリと構えてたですが。
後、2ヶ月になったかと。
入籍の日も、ども、10月にするみたいでねえ。10月10日の体育の日が、大安吉日らしくてねえ。
での、でででの、ボチボチ、考えんとなあと。
何の話かの、両家代表の挨拶言葉ですやんかと。
一応は候補も、3種類ありまして。どれにするやの、3っつ共でも構わへんですが。例によっての、例の如くの、人前では、緊張の、呂律がと。話が飛びの、気も動転の、声が出るかの、震えへんかと。
震えるは震えるけれどの、声が詰まらんよにと。声が詰まるとは、声が出んよにならぬよにと。
オッとの、その前に、何を云うかを決めるが先決での、どしたモノかと、話簡単には、結婚の話を聞いたの、その瞬間から、あれこれ、考えてるわと。
悩んでるわと。
での、当面は、散髪でもと、過日の土曜日に行って参じたです。
イヤイヤ、髪の毛、ボウボウでの、ボチボチ、行っときませんとと。幾ら何でも、結婚式の直前までは、保たんしと。
散髪屋に行きましての、鏡を見て、ンと。
イヤ、白毛(しらげ)が、グンと、目立ちまして。こんなにあったかなあと。
散髪屋のマスターに云えば、大体は私めの髪の毛は細くて、細い人は、どちらかとなればの、白毛には、成り難いですて。オッとの、白毛には、なるけれどの、成るの時期が遅めですて。フウンと。
精々、海藻類でも喰うかと。
オッとの、そんな次第の、斯くなるでの、ソラ、疲れるやろなあと。
オッとの、とととの、二男の話やでと。
特に、四国からの、帰りは、2台やしと。長男の車にピタリと、くっついてたです。
更には、高速道路を降りれば、見知らぬ道を右に、左にと。イヤ、右、右かも分からんの、私は乗せてもろてるだけでして。道順なるは一切の、どこを走ってるかも、知らんわと。
オッとの、「ベビー・フェース」も三度目なれどの、方向音痴故に知るもんかと。
ホンマやでの、大体が、京都の市内で産まれの、育つと、方向音痴になるのやわと。
何とか町、ン番地なるは、意味が無く。何とか通りの、何とかを上がる、下がるの西の、東で分かりましての、何とか町のン番地とでも、云われてみい。サッパリやと。
どこかに行って、道に迷ても、大通りにでも、出たら、どっち方向に歩いてたかは、分かるです。
大抵なら、反対に歩いてたりで。地下なんかから、上がってみい。階段を上に上がるに、折り返しがあれば、モ、狂てるわと。
狂ても、気にもしてへんわと。
大阪なら、迷子になりまして。マトモに迷子になるが、度々やと。
要は、道が真っ直ぐでは無く、曲がってたりしたら、勘が狂うんやと。元々が、土地勘も、あらへんですが。
神戸なんか、坂道を加えての、3次元。
立体交差があったりで、東西南北の感覚さえが、持ち合わせてえへんのに、考えるだけの無駄での、どこを走ってても、似たよな風景。見慣れ、知ってるの、建物なんか、あらへんしと。
思考回路が拒絶反応してまして。
オッとの、とで、神戸からの帰りは、見慣れたの、でも無くて。舞鶴自動車道経由でありまして。
舞鶴自動車道なら、知ってるけれどや。そこまでの経路がええ加減。
での、ででの、舞鶴自動車道の丹波篠山で降りまして。
亀岡に向かうの道中、イツモのコンビニ、「安田西」の信号のあるの、角の、「ローソン」にて、小休止と。
イヤ、当世便利やねえ。
トイレ休憩、煙草一服休憩が、コンビニで出来まして。しかも、こんなに夜の遅くの、真夜中、2時前でも、開いてまして。
での、用事を済ませの、ここからは、ノン・ストップで、我が家までなれどの、二男が曰くに、足がシンドイなあと。
さもありなんの、昨日とするのか、一昨日とするべきかの、運転のしっ放しやしと。
での、更に、曰くに、無理したら、長岡京まで、帰れん事も無いけれどの、この時間やしと。
オッとの、とととの、我が家に泊まるを逡巡してるのかと。
云うたら、私なら、嫁はんも、正直、泊まるが前提で考えてるです。
ソラ、ソやでの、荷物を降ろして、デハ、サイナラとは、水臭いわと。
むしろの、風呂をどするやの、沸かすに、浴槽を満たすに、20分程度掛かるしと。
ホナラの二男が曰くに、シャワーで、ええでと。そやなあと。シャワーにしとくかと。
での、話は決まったかに、思てるのに、又、足がと、何やと、何をゴタゴタ云うてるかと。
別段にの、布団なら、長男一家が使てたのがあるのやしと。朝は、パンしか無いけれどや。オッとの、どこやったかの、SAで、パンを買おてたなあと。
ソレで行けるナと。
クドイけれどの、神戸でなら、昨年までは、一泊したですが。3人やしナと。
夏やしで、親子3人、ゴロ寝でも、何でも、何とでもするし、なるけれどや。彼女が居てたらソはナで、泊まるは全然の想定はしてへんですが。
長男にも、荷物の分配したら、帰ると伝えてまして。
マア、云うたら、分配で、ハイ、サイナラも味気が無いしで、コーヒーの一杯でもと、だけでして。
そんな次第の、何を遠慮の、自分の家やと。
とは、云うてえへんけれどの、云うまでも無いの、前提やと。
とも、云うてえへんけれどの、泊まるを前提の話にしてしもてと。
確かに、亀岡、神戸なら、泊まるが前提になるですが。亀岡、長岡京ともなればの、微妙なるの距離かと。云うたら、30分やしと。
帰ってもええし、泊まっても結構の、当人の考え次第かと。
万事、ホンマやでの、我が家族故に、泊まるわ、泊めてくれの一言で、結構やと。客人なら、諸般諸々、相応に気も使うですが。息子共に、その一家に、気を使われてるよでは、困るんやと。
イヤ、私らにしたら、何でも結構の、彼女と接触、会話をするの機会は何度でもと。
二男の嫁になるの女性やしで、理屈は結構の、用事が無くとも、泊まってくれんとナと。双方、理解を深めませんとと。
かと、云うて、コレと云うの話も無いけれどの、狭くとも、我が家のどこに何がで、慣れてくれんとナと。
オッとの、話なら、一杯、聞きたい事もあるけれどの、結果、別の話バッカリしてて、肝心の話を聞き忘れてしもて。コレを気楽にスと聞けるの関係にならんとナと。
イヤイヤ、難しい話に非ずの、結婚式関連の話やわと。どこまで、何が進んでるのか、サッパリやしと。
イヤイヤ、そんな次第での、云うてる間にも、我が家に着いてしもての、荷物を降ろせば、そのまま、自然と、泊まるの雰囲気になってしもて。
何でも結構の、時間も時間やしで、シャワーやしで、順々に早くに、入ってしもてくれで、彼女を一番に入らせてしもてと。
ソラ、最早の何時(なんどき)3時前やと。
モタモタ、してる間はあらへんの、実際問題、眠たいわと。
ソレこその、無事に帰着の、ホと安堵の、冷たいお茶も、飲みたいしと。
(10/09/14)
NO.66 妹一家の御祝儀の話<副題 婚姻届の話>
そんな次第の、斯くなるでの、大井神社の、祭礼の日も、超の接近。
<「単なる雑談NO.60、NO.61」」秋になれば、行事が目白押し参照>
10月17日<日曜日>が本番やしと。
実は、その一週間前の、10月10日<日曜日>には、妹夫婦が、二男の結婚御祝儀に来てくれまして。
同時に、姪も、その息子<アカチャン>を、お婆ちゃん<我が母>に見せたいと。婿殿も来てくれて。
更には、二男も、この日に、入籍をと。
云うたら、昔の体育の日、10月10日は大安吉日でして。
婚姻届には、証人<20歳以上の2人>の署名捺印も要るらしく。両家の親にと。
オッとの、私共の時には、どやったかは、忘れたですが。要るとされてるのなら、要るのやろと。
イヤ、妹一家が到着以前に来てまして。署名捺印せよと。ハイ、承知と。
イヤイヤ、官公庁は、休みなれどの、婚姻届は出せるです。
での、実は、現住所、本籍地も記載するになってるですが。
我が本籍地は、京都市内でありまして。丸屋町と称するですが。私自身は住んだ事が無いの、本籍地でして。云うたら、我が祖父の住処であった場所でして。
とは云え、どの辺りかは承知の、私が住んでた場所から、歩いて、ン分小学校区は異なり、中学校なら一緒かと。
そんな事は結構の、京都の住所記載は厄介なんやと。
何がとなればの、例えばの、「何とか通リ何とか路西入(い)ル」「何とか町」「ン番地」となるですが。
年賀状ソフトでは、「何とか通リ」は受け付けずで、「何とか町」を受け付けまして。されどの、大体が、京都では、「何とか町」なるは、地元は別としての、余所からしたら、無視でして。
余所の町名まで、覚えてえへんとするのか、一々、云い出したら、切りが無い程に多いのもありまして。ソラ、概ね、30軒、40軒、50軒程度で、「町名」が付きまして。
マンションでもあれば、一発、桁違いになったりは、あるですがと。
オッとの、そんな話は結構の、ツイツイの、慣例に従いの、「何とか通リ」の、「リ」
「何とか路西入(い)ル」の、「ル」を書いたならばの、アカンでと。
何故かとなればの、運転免許証には、「リ」とか、「ル」はあらへんのやでと。ンの確かに、その通りであっての、原則、運転免許証が正式なる書式ですて。へえの、困ったなあと。
そやけれどの、ボール・ペンで書いてたら、消せへんしと。
私から、云わせて戴ければの、こっちが、正式やと。
云いたいけれどの、役人が諾とするかの問題での、京都市内の面々ならば、慣例に従おてるは承知の、文句は無いですが。京都は、京都でも、京都市と違えば、厄介やなあと。
但しの、問題視するならでして。
受け付けはしてくれるらしくの、不備があれば、別途提出になるの可能性があるですが。
要は、受け付けがされたら、婚姻は、10月10日の日付になるですが。さての如何なる事になるのかの、どっちにしたって、後刻、確認したらの、受け付けはしてくれたですて。
良かったなあと。
ホナラの、本日より、法律的には、二男の彼女から、嫁<配偶者>となるです。
公式、世間的には、結婚式の日がとなっての、コレ又、ヤヤコシイですが。
イヤイヤ、でででの、署名捺印の件はそんな事で。
吉事、祝い事は、午前中でして。
その午前中に、一行が到着の、俄然、賑やかにと。
ソラ、常には、年寄り3人。この時には、婚姻届は出てへんしで、二男と彼女が加わり、5人となって。妹一家が来て、一気、大人が9人、アカチャンが1人の、計の10人。
イヤイヤ、妹の婿殿、しかるべくの、ご丁寧にの、広蓋(ひろぶた)に、袱紗(ふくさ)にと。御祝儀袋を納めの、「この度は、ご結婚、おめでとう御座います。」と、差し出してくれまして。
当方、「ご丁寧に有り難う御座います。」と。
での、姪の息子<生後半年>なら、過去2度、見てまして。
1度目は、産まれて即とするのか、里帰り中に、実家<妹宅>にと。コレが当然にして、初対面。
イヤ、産院にと、思てたですが。諸般の事情とするのか、訪問客が多いとの事で。ホナラの、実家の方でと。出産の御祝いをと。
2度目は、その後、引っ越しまして。入居祝いとするのか、新居祝いで、引っ越し先にと。
結果、3度目が此度で、アカチャンなれどの、人相なるは、替わってえへんなあと。
イヤ、オヤジさん似でありまして。姪も、そのよに、申してるですが。
イヤイヤ、当家にも、長男の子が、2人居てるしで、しかるべくの、受入体制をば、整えまして。云うても、寝床の準備だけなれどです。
お陰様で、久し振りに賑やかになりまして。泣き声がと。
されどの、変な話、泣き声にて、大体は分かるナと。腹が減ったか、眠たいのかと。アカチャンは、眠たいで、何で泣くのかと。必死に抵抗してるのかと。
での、上手い具合に、料理も届きまして。
一応は、亀岡では、有名の、ひえ田野<「ひえ」の該当漢字が無い>の料理屋はん、宮本屋でして。
イヤ、近隣に、食べに行くの手もあるけれどの、母を伴いでは、無理でして。無理をすれば、可能なれどの、ソレでは、時間も喰うしと。
正直には、ナカナカの美味やったです。
オッとの、全員が一同にの、場所は無く。あっちと、こっちの、二手に分かれたですが。
難しいのは、仕出し料理なるは、原則、和食であっての、モノ<食材>によりの、好き嫌いもありまして。よって、別途に、ミンチ・カツに、コロッケをと。
ソラナア、9人居たら、全員が好きとは限らんわと。
アカチャンなら、オッパイだけで、ええけれどや。
そんな次第の斯くなるでの、我が親族とするのか、二男の結婚式で、私め、柴田の方からは、妹一家だけでして。
云うたら、このよに、御祝儀を持って来てくれるは、この一家のみでして。
嫁はんの方なら、3人兄弟<姉妹>やしで、2箇所からになるですが。四国から、持って来るのは大変故に、郵送に相成るですが。
事程左様に、当世、難しいなあと。
何がとなればの、親族なるが、近隣では無い場合が多く。
当家なら、その昔なら、ホボ、全家が、京都市内に居てたですが。現在なら、諸般の事情にて、バラバラかと。
バラバラでも、京都が多いけれどの、京都府下でして。ナカナカに、ホイホイとは、行けへんゾと。
オッとの、とととの、そんな話は結構の、婚姻届するに、しかるべくの、役所に行かんならんし、更には、結婚式の打ち合わせ等々もありましての、私は、詳しい内容は知らんですが。
二男と彼女<この時には>はお先にと、お暇したですが。
での、婚姻届を出せば、以て、二男と、嫁<配偶者>と表現致すにするか、世間的には、結婚式からやしで、チと悩むナと。
(10/10/11)
NO.67 七五三と、一升餅の話(1) 一升餅の話
そんな次第の、何でもの次第の、日はホットイテも、ドンドンと過ぎるです。
早いなあと。
ボチボチ、二男の結婚式の、両家代表挨拶も、具体的に考えんとなあと。ノンビリもしてられへんわと。
とは、云え、マダ、先でして。
本日は、長男一家がと。多分なら、明日には、二男と彼女とするのか、入籍済み故、法律的には、二男夫婦がと。
イヤ、変な感じやねえ。結婚式を挙げたって、入籍してへんかったら、法律的には、赤の他人で、入籍してても、同居してても、結婚式までは、同棲してるみたいでねえ。
イヤイヤ、孫娘が、三歳と四ヶ月になってるしで、七五三を、八坂神社でしよかと。
孫も一歳になってまして。一歳の誕生祝いをしましょかと。
一歳故に、一升餅を手配してまして。嫁はんがで、孫に背負わさんならんしで。
一升餅なるは、屋号、「シオブ」と称するの、和菓子屋さんに頼んでまして。本日<10月29日>、受け取りにと。
ソレはええけれどの、ええ事も無いですが、台風14号が接近でして。
関西方面とするのか、こっちの方には、明日<30日>に大接近かと。
エライ事になってるなあと。
とは云え、明日は、明日になってみな分からんわと。天気予報では、雨らしく。雨が降っては、七五三もナと。折角の、おべべ着て、オヤツシしまして、降られて、吹かれてたでは、目も当てられんわと。程度によるですがと。
オッとの、での、でででの、「シオブ」の話。
台風が来ても、避難するよなで無ければ、誕生祝いは出来るわと。準備だけは、万端しとかんとと。
イヤイヤ、でででの、「シオブ」は、チャンとした漢字の屋号なれどの、諸般の事情で、漢字は割愛しまして。
取りに行くに、予めの電話をしまして。
イヤイヤ、予約はしてるですが、今から、取りに行っても宜しいですかの、電話でして。さもなくばの、行って、マダマダなら、待つのもナで、要領良くの、聞いとかんとと。
電話一発、「シオブ」ですと、多分なら、ご高齢女性の声で応答での、柴田と申しますが、一升餅を予約をしてるのですが、今から、取りに行っても宜しいですかと。
用件そのままを伝えまして。
ホナラの先様、誰かに、モ一寸、何とか、かとかの、寝かすが何たらでの、構わへんかと。多分なら、固まるまでの、時間はええかの、固まってるかの意かと。
ええ、結構ですよで、ホナラの今から、取りに行きますので、宜しくと。
そんな次第の、「シオブ」までは、車で、10分やろかの距離でして。
一発発見の、イヤ、実は、私が予約したでは無いの、嫁はんでして。過日、予めの、ここやしナと、場所は、確認してるですが。話簡単の、嫁はんも、よお知ってるなあと。
私めが、物事を知らん過ぎるもあるですが。
ソラ、和菓子屋はんなら、何処でも、一升餅を作ってくれるなら、宜しいですが。自家製とするのか、ソコで作ったはるならで、云うたら、チェーン店ではアカンやろと。
「若菜屋」で、ええなら、近くにあるです。
工場は、そこやけれどの、お餅を作るとなんか、書いてえへんわと。
オッとの、そんな次第で、店の前にドンと、車を置きまして。パーキング・ランプを点けまして。イヤ、駐車禁止、駐停車禁止の道路か否かは、知らんですが。そんなモン、見てへんの、単純に、「シオブ」は、どこやったかなあと、ソレが精一杯やと。
且つは、予めの電話をしてるし、何なら、名を名乗れば、スと出て、精算だけかと、高を括ってたですが。
イヤイヤ、外見からは、所謂の、老舗かと。古い造りの家とするのか、店でして。
扉を開けての、目の前には、ショーウンドウで、饅頭が各種置いてありまして。如何にもの、お手製でして。
そんな話は結構での、更なる目のには、妙齢の美女。妙齢も、私が基準での、多分ならばの、40代かなあと。されどの、真正美女でして。
更なる奥には、作業場が見えてまして。
へえの、電話の相手にしては、歳がなあと。
嗚呼、こっちは、所謂の、若嫁はんかなあと。電話での声と、真正美女の顔が合致しませぬ故でして。
での、我が用件、柴田と申しますがの、先程、電話をしましての、一升餅を取りに来たですがと。ホナラの妙齢の美女、何か、入れ物を持って来ておられますかと。
コレが、エライ丁寧なる言葉使いでねえ。
そんな事は結構の、ンと。
入れ物なんか、嫁はんからは、聞いてえへんゾの、イヤ、持って来てませんですがと。
ホナラの奥の方から、ご主人やろねえ。そこの袋に入れたらと。イヤイヤ、私めにしたら、何に入れて戴いても結構の、しかるべくの、安全確実に持ち帰れたら、役目全うでして。
での、私め、甘党でして。
ショー・ウインドウには、栗饅頭がありまして。おいしソやなあと。
1個、幾らですかで、何とかと。デハ、9個お願いしますの、暗算にて、合計、幾らやなあと。想定以上に高いならば、注文なんか、致しませんですが。
マアマアとするのか、適当故に、孫娘のも、孫のもと。
孫は、マダ、喰えへんけれどや。別け隔て無くと。喰うは、母親でも結構やと。栗饅頭なんか、何個でも喰えるやろと。
話簡単の、9個とは、当然の我が一家の人数分。
ソレは結構の、妙齢の真正美女、お持ち帰りで、形が変わってもいけませんのでと、箱でもと。イヤ、有り難う御座いますの、云うてる間にも、客が来まして。
ホナラの、奥から、お婆さんがと。
嗚呼、電話の相手は、この人かと。姑はんかと。
での、ででの、姑はんは、新客に応対での、この方も予約をしたはったんやろなあ。
紅白の饅頭を取りに来たのか、スグに済みまして。箱入りやと。
私の方は、若奥様で、ダンボール箱の、適当なのをお持ち戴き、ご丁寧に、袋<ポリ袋>に一升餅を入れて戴きまして。
斯くなるでの、今度は、栗餅なれどの、漉し餡と、粒餡がありますがと。
へえの、ホナラの、漉し餡4個に、粒餡を5個でお願いしますで、入れ物<ケース>に入れて戴くに、区別が出来るように、させて戴きますでと、云うたはるのに、姑はんが、1つの入れ物で、行けるがなと。
若嫁はん、応じるに、どんな具合に出来ますかで、こんな具合にと。そやけど、9個やねえ。ハイ、左様で御座いますの、あたら、こたらの、ソたらでの、私めからしたらの、一切任せるわの、好きにして頂戴ナと。
そもそもがの、私めが、口出しするの場では無いです。
要は、若嫁はんは、丁寧に、丁寧にと。
姑さんは、要領良くと。
こっちは、区別さえして戴ければ結構の、姑はんの云うも一理の、若奥様は、客の立場でと。話簡単の我が立場かと。
での、結果、漉し餡と、粒餡の間に、仕切りを入れておきますのでねえと。ええ、ええ、有り難う御座いますの、仕切りを入れるは妙案やと。賢いとするのか、自説を通さはったなあと。
イヤ、その場には、姑はんは、居たはらへんですが。
只なあ、先の通りの、ご主人様の姿はチラで、ご尊顔までは、見えてえへんの、若奥様云うても、称するの、妙齢の真正美女も、マズは、美女の方なら、ウソ、偽り無くの、真正美女でして。
妙齢なるは、私めの、年齢が基準であっての、どこからみても、20代、30代には非ずの、少なくともの、40代やと。
強いてなら、40代には、ギリギリの、手前かも、分からんですが。50代と云えば、睨まれ、もしかしてので、60代などと云うたら、抹殺されるかと。
当たらずとも、遠からずの、姑はんは、マア、70代かと。
コレ又、幾ら何でも、60代ではあらへんしで、80代にはマダマダとは、云えずの、マダでして。ホナラの、若奥様のご主人はと。多分ならばの、お婆さんの、息子さんではと。
オッとの、万事、我が勝手なるの、妄想なれどです。原則、ご家族で生業(なりわい)されてると見たですが。
我が意に反しの、妙齢の真正美女なるは、単純に、店員かも分からんわと。
されどの、云うたら、失礼乍らの、若奥様であるなら、40代そこそことならばの、最早の中堅やでと。
イヤ、知らんけれどや。
店員ならばの、店の主(あるじ)の一角の、ベテラン婆さんが、取り仕切ってるが故に、万事、従うが筋の、従おてえへんわと。ハタマタの、言葉使い等々からは、嫁姑の関係かと。
少なくともの、全体の流れ、雰囲気、言葉の端々からは、嫁姑で、正解やと。
(10/10/30)
NO.68 七五三と、一升餅の話(2) 長男一家到着の話
斯くなる次第の、斯くなるでの、長男一家は、金曜日<10月29日>とするのか、夜中の1時、実質的、日付が替わってから、到着しまして。
イヤ、長男の仕事が終わってから、宴会<仕事の仲間内>がありまして。長男は下戸故、飲みませんですが。
ソレから、家に帰って、出発での、そもそもがの、荷物を積み終わったしの、連絡が、11時頃かと。
天気予報的には、長男一家が、戻った、明くるの日には、台風14号の影響にて、終日雨天。
との話やしで、七五三は止めとこかと。
更なる、明くるの、日曜日にでもと。
結果、土曜日は、孫の一歳の誕生祝いのみにしまして。
と、決定したら、当日、土曜日は、確かに雨は雨でも、更なる明日、つまりは、日曜日も、怪しくて。
さりとての、日曜日の天気は、日曜日になってからしか、分からんですが。
云うたら、天気予報なるは、予報でして。時々刻々の替わってまして。
当てにならんと云えば、ならんです。
降水確率が、100%なら、確実に降るですが。70%なら、あくまでも、70%の、「確率」の話であっての、マーク的には、朝は雲マークで、昼からが、傘マーク。
イヤイヤ、台風14号は結果的、その程度であっての、風は気にする状況には無くて。雨だけかと。
雨も、先の通りの、変動してまして。昨日なら、31日は、傘マークは無かったですが。
どっちにしたって、計画がと。
での、でででの、そんな次第での、孫の1歳の誕生祝いの、一升餅をです。
調達の先様に対するの、独断、偏見に加えての、勝手気儘、要らぬお世話の、余計なるの、詮索をと。
ソラ、同じの町内会でも、友人、知人、行き付けの和菓子屋はんでも無くの、嫁はんの案内で、店を教えると、この道を車で走りまして、ここやしナと。
分かったとだけでの、私なんか、丸々の一見さんでありまして。
での、詮索しついでに、もしかしての、妥当な線ならばの、結婚が遅かったか、若奥様は、今まで、店の手伝いをしてへんかったかと。
少なくとも、手慣れた様子が余りなく。
さりとての、店員ならばの、店主の指示に従うが筋で、やんわりとではあっても、反発をと。姑はんも、必要以上に云い返さず。
ソラなあ、客の面前、客とは私の事なれどの、やってられへんわの、若奥様も、確かに、包装1つが、ユックリでして。
ユックリでも、丁寧なれどです。丁寧やから、ユックリとも、云えるですが。
但しの、ベテランならばの、ユックリでは無くの、迅速にて、手際が素晴らしく、出来映えもと。よって、慣れたはらへんなあと、私で無くとも、分かるわと。
オッとの、単にケースに入れるだけやしで、手際も、何もあらへんですが。
包装しまようか。イヤ、結構です。お家(うち)でですか。ハイ、左様でと。
しかるにの、和菓子屋はんは、こんな老舗が多いかと。
家族全員でやったはるです。規模によりの、従業員を置きまして。
そやけれどの、若嫁はんが居たはったら、年寄りは、遠慮してる方が賢いのになあと、余計に、余計なお世話なれどの、姑はんが、シッカリのし過ぎかと。
とは、一見さんであるの、我が印象での、検証は出来ませんです。するにも、全然の知らんの和菓子屋はんやしと。
とは、云うても、勝手な詮索も、勝手気儘で、おもしろいかと。
更なるの、印象でなら、若奥様、言葉が丁寧に過ぎまして。姑さんとは、正反対かと。
正確には、姑はんは、しかるべくの、下町の雰囲気でして。若奥様は、実は、顔形、態度、言葉使いからして、お上品で、或る意味、店員としては、場違いなる雰囲気でもありまして。
言語明瞭、簡単明瞭になら、垢抜けてまして。
誇張、拡張、膨張の、大袈裟には、ザアマス言葉を使えば、ピッタリかと。あくまでもの、顔形、言葉使いからの話での、実際には、一升餅を入れるの箱をまで、どこからは、店の外に出て、持って来てくれたり、栗餅の仕切りをしてくれたり、ご丁寧なんやと。
丁寧ではあるけれどの、丁寧過ぎての、恐縮での、恐縮はしても、入れ物が無ければ、持ち帰れませんです。一升餅はマダマダ柔らかくてねえ。
仕切りもして戴かんと、物覚えが悪いの私めでは、イザの喰う段になって、どれがどれやらにと。
誰が、漉し餡、粒餡を好むかは知らんの、私は粒餡での、嫁はん
そもそもが、品物の包装とするのか、ケースに入れるのなんか、基本中の基本やでと。
私がアルバイト店員で、今日、明日、イヤ、昨日、一昨日に入って来たみたいでねえ。ケースに入れるのそのものを慣れてえへんみたいでねえ。不手際ばっかりで、物覚え宜しく無く、店長からしたら、イツ、首を切るかを考えてたりと。
オッとの、そんな話は結構の、流石に、ザアマス言葉では無いけれどの、近いモノがありまして。
ではあっても、双方の推定年齢からしたらの、本来的、新米若奥様でもあるまいにの、嫁姑の会話の中身がなあと。
ソラマア、諸般諸々、勝手推量ならばの、幾らでもの、可能性はあるですが。
分からんし、聞きは出来んの、検証もしやへん、出来ませんのに、コレ以上はナと。
イヤイヤ、精算も、結構時間が掛かってねえ。
レジスターの数字等々、精査したはるかの、マア、客は私め1人になりての、急(せ)きは致しませんですが。
での、支払いを済ませたならばの、若奥様、重い方の、一升餅をお持ちされまして。車に運んで戴けるよな様子故に、イヤイヤ、結構ですよの、そんなに気を使て戴かんでもと。
私からしたら、強いてならの、持って戴くならばの、大きい方の一升餅が私で、小さい方の、栗餅なら、持って戴いてもと。
反対では、我が、沽券にと。
とする程の大層なるの話でも無いですが。
店のスグのソコやしで、大丈夫ですと。
ソラ、店の真ん前、扉を開けて、1歩、2歩の、ソコに、ドンと、我が愛車のカローラがと。
云うたら、ご親切に過ぎまして。
イヤイヤ、有り難いの、心遣いでありまして。
単なるの、一見さんの、オッサンやのにと。
イヤ、当世、「ミドリ電化」でも、電化製品を買えば、担当販売員が、レジにまでは、持って来てくれるですが。レジまでやと。
「若菜屋」なら、入り口、玄関の外に出て、見送りはしてくれるですが。買い物したモノは、自分で運んでるわと。
斯くなる次第の、そんな次第での、一升餅は、無事に調達の、当日、息子は、会社が終わってから、宴会<仲間内>があるですて。へえと。
イヤ、下戸で、飲まんですが。終わってからやしで、遅くなると。
結果、10時頃に帰って来たのか、神戸の自宅にで、ソレから、こっちにとなればの、何時になるかの、11時頃に嫁から、嫁はんに連絡がで、今、荷物を積み終わったと。
へえの、気を付けて運転してやの、着いたは、当たり前の、真夜中、日は替わっての、1時頃かと。
云うたら、若いのやなあ。馬力があるなあと。
当たり前の、私とは、年齢、親子程の差はあるわと。
(10/10/31)
NO.69 七五三と、一升餅の話(3) 一升餅と、選び取りの話
天気予報では、10月31日<日曜日>は、午前中は曇りで、午後からは、雨がと。
但し、降水確率は、30日<土曜日>よりは、下がってまして。
イヤ、実は、長男一家が来た、明くる日<30日>の朝から、1歳の孫が風邪気味になりまして。
朝の一番には、町医者にと。熱もあったしで、診て戴き、座薬だけを戴いたですて。母親も大変やと。
にしても、小さいのは、回復力が早いなあ。
次第に元気回復したですが、孫娘の、七五三は、31日に決めたですが、当日、30日は、孫1歳の様子を診て、判断をと。
とりあえず、万事、二男達が来てからにと。
とは、云いつつ、元気回復故に、誕生祝いは、する方向で、睨(にら)み鯛に、ヒラメの、ヒラメまでは無いですが。赤飯と、デコレーション・ケーキも調達でして。
イヤ、嫁はんがで。
夜の、7時前には、2人が到着の、マズは、全員で、夕食での、睨み鯛を中心にで、ソラ、狭い我が家で、総勢9人が一斉、一堂には無理でして。
二手(ふたて)に分散で、喰たですが。
睨み鯛は、主人公の孫が箸を付けた体(てい)で、イヤ、事実、箸を付けさせまして。ホナラと、全員で、戴きましょかと。
夕食を喰て、暫くしたら、さての、どっちからで、マズは、誕生祝いを先にしよかで、デコレーション・ケーキをドンと、テーブルの真ん中にで、1本のローソクを突っ立てまして。
部屋の電灯、テレビも消しまして。
孫娘<4歳4ヶ月>が介添えでの、ローソクに火を点しの、点すのは、小さな子には、させませんですが。全員にて、ハッピー・バースディ・ツー・ユーの歌を歌いの、私はクチパクでの、終われば、フと、消させまして。介添え役の孫娘がと。
ソラなあ、マサカの、孫1歳が出来るの芸当では無いです。
では、サア、喰うかと。
とは、せずの、成らぬの、先に、やるべきは、1歳の誕生祝いの、一升餅でして。
主人公は、訳が分からんとは思うけれどの、兎に角、ご機嫌さんの内にと。少なくとも、寝たり、泣いたりせぬ内にと。
よ考えたら、主人公の、孫のみが、ケーキにしたって、食するが出来ずに、ハタがご馳走になるのかと。そんな意味では、睨み鯛も同様でして。
されどの、仕方の無い話の、孫をネタ、材料、口実に、周辺の大人が、喰たり、楽しんだりしてるですが。
さりとての、1人でも、多く、沢山に集まって戴き、祝ってもらえれば、幸かと。
かとでは無く、間違い無く、幸せでして。
長男が持参の、写真機にて、デコレーション・ケーキの記念写真はバッチリとで、ええ、記念になるなあと。羨ましいなあと。
オッとの、での、1歳の誕生祝いの、メーン・イベントたるや、主たるの行事となればの、一升餅でして。
風呂敷に一升餅を包んで、背中に負わせまして。
さあ、立てるかで、ソラ、転ぶわと。
考えよによれば、キツイ話なれどの、見せ物なれどの、コレ又、記念写真を撮られの、ええ記念かと。
振り返りの私が一家にやってもろたかとなればの、分からんわと。
何故かとなればの、写真が無いの、写真が無いから、やってえへんかとなればの、やってもろてるの可能性はあるです。
そしたら、写真はとなればの、私の1歳となればの、何年の昔かの、現在唯今から、1を引けばええけれどの、写真機そのものが、高級品やでと。
その高級品を、何故か、親父は所有してたですが。
さりとての、写真機だけでは、室内では撮れへんわと。
オッとの、当時の話の、室内でなら、フラッシュを焚かんならんわの、一発で、電球1個が要りまして。撮せん事は無いにしても、大変やでと。アカチャンは何度も、何度もの、リハーサルは出来ませんです。
結果、我が年代では、当然の、多分ならばの、相当なるの後世かと。云うても、20年程度かと。
室内でも、簡単にフラッシュが焚けて、写真を撮れるのカメラの登場がと。要は、電池式の登場を待たんならんわと。
ソレが、西暦何年の話かまでは、知らんの、兎に角、写真で撮って戴いてるとなればの、一寸した、金持ちさんかと。
どっちにしたって、白黒での、室内でも撮れるの、高感度フィルム、高級写真機を所有で、フラッシュ装置が無ければ、ソは易々の、撮れませんですが。
イヤ、ホンマやでの、当世なら、使い捨てのカメラでも、云うたら、ケータイのカメラでも、撮るなら、撮れるですがと。
時代が違うナと、実感致すです。
イヤイヤ、でででの、肝心の、一升餅の話なれどの、風呂敷に餅を包みの、1歳のに、背負わせまして。
孫娘の時には、当人が泣いたですが。
此度、孫は泣かんかってねえ。ええこっちゃと。
主人公に泣かれると、周囲も困るんやと。
泣かれても、次なる、儀式を挙行せねば、成らぬですが。
での、準備は何にで、「絵本」「財布」「電卓」「マジック・インキ」の、とりあえずは、そこらにあるの道具を適当の、櫓炬燵の上に載せまして。
イヤ、孫娘の時と一緒やわと。
出来れば、他になら、何かの楽器があればの、我が家には、楽器が無くてねえ。下手に玩具の楽器、トランペット、タンブリン等々、幾つか、あるには、あるですがの、全部が、孫娘の所有物でして。
ソレを入れたらなら、玩具に手が行くの可能性がと。
或いは、孫娘が不機嫌にと。
での、でででの、孫娘の時には、マジック・インキを手にしたかと。
原則、予測、予言の範疇の、マジック・インクは筆記具の類(たぐい)であっての、勝手なるの、周囲の妄想、周囲とは、我々の事なれどの、文筆業、絵描きさんの道に進むのやろかと。
そんな次第の、孫はどんな事にの、並べた瞬間にも、アっと、云う間も無くの、電卓を手にしまして。へえと。
何と思たのかの、コレ又、周囲とするのか、私の勝手なるの妄想、願望、期待ならばの、計算<数学>に強い、技術者にと。
イヤイヤ、正直に、成って欲しいナと。
財布なら、金満家<事業家>に。
絵本なら、絵描きさんにでもで、マジック・インキなら、孫娘と一緒の道を選ぶのかと、勝手に思てたですが。
電卓かと。
或る意味、へえと。
さりとての、その昔ならばの、電卓に非ずの、ソロバンになりまして。
加えての、その昔ならばの、ソロバンとなればの、商人やと。
果たしての、当世、ソロバンが、商人にとの、定番、相場、連想に達するかが、分からんですが。ソロバン、そのものが、塾でさえが、無くなってまして。
習うにしたって、大変ゾと。
斯くなる次第の、斯くなるでの、電卓で、技術者とは、我が勝手なるの、連想、妄想、願望でありの、期待やわと。
金儲けが上手に越した事は無いですが。絵描きの才能も羨ましく。
何でも結構の、得意分野があればと。
オッとの、とととの、そんな意味では、マイクで、歌手。
野球選手にでもで、バットも、ボールも全くの、ゴルフの選手を想定さえの、道具立てのモノがさえ、あらへんわと。
(10/11/02)
NO.70 七五三と、一升餅の話(4) ケーキを喰うの話
まあねえ、家々で、色んな工夫、出し物もあるやろなあと。
出し物についての、解釈も、様々やろなあと。
ソラ、散髪屋はんなら、ハサミも結構なれどの、危ないし。ホナラの、櫛にするの手もあるですが。
呉服屋さんで、端布(はぎれ)、物差しでも結構の、ソラ、書道の大家なら、筆を置くの手があるなあと。大家で無くとも、筆なるは、字が綺麗にと、勉強がと。
ハタマタの、文筆家にと。
まあねえ、お遊びやと。
1歳で、10年、20年先の将来の事まで、予見は出来ませんです。
とは、云え、当たるの確率はどれ程かは、一寸、気になるですが。
要は、そんな先なるは、神のみゾ、知るの世界ならば、無心の赤子、云うても、1歳なれどの、1歳では、ハイハイが出来る、伝い歩きの出来るの、年頃での、日本語なんか、全然に無理にての、されどの、自身で選択させましてと。
選択したは、「電卓」なれどの、サテの解釈も、昔なら、「ソロバン」での、商人向きか、計算能力は技術者には必要での、理屈も解釈も、見聞の大人が適当にと。
最大の問題なるは、立ち会いの大人の何人が覚えてるかであっての、オッとの、写真を撮ってたなあと。証拠写真が存在かと。
何にしたって、何よりもの最大、第1番は、健康でと。
そして、こんな具合にの、多くの面前にて、一升餅で、選び取りの儀式が出来るならば、してもらえるなら、結構やと、幸せやと。
とも、周囲の大人の考え方次第かと。
での、選び取りの儀式が終われば、デコレーション・ケーキを戴きましょかで、1歳のが主人公なれどの、食するは出来ずに、孫娘を始めの、大人が戴きまして。
孫娘にしたって、そんなにはと。
イヤイヤ、食するにしたって、人数が居たら、準備も大変の、嫁はんが、所定の大きさ、人数分に分けまして。
若手女性の2人は、コーヒーであるとかの、飲み物を準備してくれまして。
ソラナア、嫁はん1人で全部は出来ませんの、しても結構なれどの、時間が掛かるわと。
各々各人で、好みもあっての、一律とは違うしナと。
私なら、ホットで、砂糖入りで、ミルクもと。ミルクは要らんの、砂糖だけのも、ブラックで結構のも居てるし、折角ならばの、ココアがと。
我が母なら、モ寝てるし、分け前のケーキは保管での、どっちにしたって、飲み物なるは、6人分やと。
長男の嫁が、お父さんは、砂糖、1個、2個と尋ねまして。1個でええわと。
イヤ、甘党故に、尋ねてくれたかと。しかるにの、1個、2個とは、角砂糖の事やしナと。私め、そこまでの、甘党とは違うの、されどの、尋ねてくれて、嬉しいわと。
少なくとも、甘党を意識したかと。
でででの、この手伝いにしたって、解釈様々の難しいゾと。
色んな話が飛び交うわの、婿側では、姑はんが、お手伝いをば、させへんとか、させるとか。
ホナラの自身の実家でなら、どかなあと。婿はんは、如何なるかと。
イヤイヤ、私め、余所様の考え、慣習、習慣、慣わし等々、お好きにされたら結構の世界の、口出し致しませんがと。
単純になら、手伝おてるならばの、ソかでして。手伝わんでもとなればの、ソかでして。
手伝えば、怒られるとなればの、失礼乍らの、我が基準ならばの、変わった姑はんやなあと。
ソラ、手伝うに邪魔な場合もあるやろしと。性格として、手出しされるが、苦手も、嫌うの場合もあるやろしの、個々人で違うかと。
イヤ、邪魔と、苦手、嫌うは違うわと。
もしかしたら、姑はんも、新米姑にての、手伝わせ方が分からん場合もあったりかと。
イヤイヤ、ホンマやでの、私らにしたって、嫁はんの里で、何かをするならばの、手伝うは当たり前の感覚やと。
云うたら、お客さんであって、お客さんには非ずの奇妙なるの立場やでと。特には、男は手持ち無沙汰でありましてと。マサカの、台所仕事を手伝えへんの、それこその、邪魔やわと。
出てってくれと、までは、云われんでもの、何え、何の用事えと、義姉に詰問されるかと。
イヤ、お茶がと云えば、出すのにと。相手をして貰えへんの、嫁はんが、チャンとしてくれてるわと。
要はやるにしたって、男と女では、作業分担がと。
そんな次第の、我が家にしたって、女性3人では、台所仕事もヤヤコシクなるけれどの、何よりもの、狭いわと。
よって、盛りつけなり、配膳、お茶等々なら、役割分担も出来ましてと。嫁はんにしたって、頼みも、し易いしと。
イヤイヤ、ホンマやでの、私め、舅の立場からなら、嫁はんのを手伝う気の無いの嫁では困るわと。
あくまでもの、私の立場からなれどの、当初より、2人共に、嫁はんが台所仕事をしてたならばの、何か、手伝う事はありませんかと、尋ねてくれてたです。
当初なら、長男の嫁だけなれどの、嫁はんにしたって、思案してたかと。サテの、何を手伝おて貰うやと。
ソラなあ、従前より、自分が1人で、やってたわと。ソレを突然に、何か手伝う事はと、尋ねられたって、困るかと。
での、頼む事があれば、云うしと。
私からしたらの、手伝おて貰えばええのにと。
されどの、確かに、頼むにも、手順がと。嫁はんの想定、構想、手順がと。
での、ででの、ソレを度々にやられてみい。何か手伝う事はありませんかと。正直に、嗚呼、有り難い事やと。
オッとの、嫁はんの気持ちは分からんの、私の気持ちを云うてるです。
何が有り難いとしたかは、当然の男の立場、舅の目からの話での、この娘(こ)は本気で、云うてるなあと。
嫁はんにしたって、段取りがあっても、度々の云われたならばの、次第に考えるわと。何を手伝おて貰おかと。
そもそもが、コップはバラバラなれどの、湯飲み茶碗、飯の茶碗、箸にしたって、覚えてくれてまして。コレ又、正直、へえと、感心致すです。
イヤ、ソレ以上に、口にはしてへんけれどの、嬉しいわと。
オッとの、とととの、私め、自慢や無いけれどの、嫁の茶碗は、どれかを知らんのやと。家族のでさえ、時には、間違うのにと。
云うたら、手伝いの度、何がどこにと、覚えて行ってくれてるが分かわと。
イヤイヤ、その内には、嫁はんが出掛けるにしたって、コレをと伝えただけでも、出来てしまうかと。
モ一発、云うてしもたら、嫁なるは、言葉を替えれば、紛れ無くの、我が家の娘でありましてと。余所の娘さんとは違うわと。我が娘が、家の中の事を分からんは、ウソやろと。
ソラ、同居とは、違うしで、細々とは、分からんでもや。
分からんで、当然の、言語明瞭には、お茶が飲みたけりゃ、自分で飲めばと。ヤカンが、お茶っ葉が、どこに置いてあるかの、湯飲み程度、知ってて損はあらへんわと。
好きに出来るわと。
好きにしてくれてたら、出来るよになればの、嬉しいわと。
イツまでも、感覚的、余所の娘(こ)や、客人やあるまいにと。再度の、娘が、我が家の事を、イツまでも、イツまでも、皆目では、困るわと。お客さんでも、困るわと。
イヤ、ホンマやでの、二男のも、来る度、同じよに、云うてくれてまして。云う事で、嫁はんとの、アレ、コレとだけでも、会話も出来まして、成立しましてと。
オッとの、とととの、余計なるの話になったですが。
若手女性、2人のお陰で、少なくともの、私め、内心、ニンマリ。
コレが、双方、手伝いに対するの、出方、考え方が全然の、違うかってみい、厄介ゾと。
(10/11/03)