シバケンの単なる雑談NO.4
単なる雑談NO.3 | |
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目次
68.阪神大地震(3) 国道九号線(2)
67.阪神大地震(2) 国道九号線(1)
66.阪神大地震(1) 台湾大地震
61.明細書は要確認(2) クレジット
そのお二人さんが、亀岡の我が家に来ることになったのです。
それはエエのやけど、イツになるのやなあ。
夕食は適当に取るらしいけど、まあ、若いのやし、ケーキくらいは食べられるやろと、嫁はんは何処かへ買いに行ったり。
それにしても、ナン時になるのやろ。それから、マタ、大阪のホテルに戻るつもりらしいけど、そんなこと云うてんと、コッチに泊まったらエエのになあ。二男も居てナイし、部屋が空くしなあ。
そやけど、それからの連絡がナイのです。
あまりに遅いし、姪の携帯に電話。
そしたら、運転手の長男に聞いてくれて、現在、老いの坂やとの返事。
それが、夜の8時半なんや。
それやったら、イヨイヨ、二男の部屋が空いてるし、泊まらんとアカンなあ。
ミンナが着いてから、そう云うたら、ナンやて、二男が帰って来るらしい。しかも、11時頃になるやろやて。
ナンで、11時やな。
イマ、大阪らしいよ。そんなことを姪が云うのです。
オイオイ、オマエがナンで、そんなことを知ってるのやな。携帯電話で連絡を取ってたらしいのや。
どっちにしても、まずはケーキです。
アア、忘れてた。そやけど、こんな時間に、ココから大阪のホテルに戻るやて、どういうことになるか、分かってるのかいな。
今日中にはナンとかなるのとチガウかなあ。そのマエに、心斎橋の地下にある、コイン・ロッカーに荷物を預けてるらしいし、それを取りにも行かんとアカンやて。
そんな荷物みたいなモンはそのまま置いといてもエエのに、そうもイカンらしい。
若い女の子はナニを考えてるのか分かりません。そんな大切な荷物やったら、しっかり持ってたらエエのになあ。それが相当なカサらしいけど。
どっちにしても、狭いけど、無理してでも、泊まったらエエのやで。
それに、こんな遅い時間に、若い女の子がなあ、ヘンな場所をウロウロしてたら、アカン。危険が一杯や。コワイで。ヘンなヤツが一杯居てるのやで。右も左も分からへんやろな。
云うても、私も心斎橋て、行ったことないのやけど。イヤ、大阪には何回も行ってるし、通ってるかも分からへんけど、大阪は右も左も分かりません。心斎橋は、繁華街やて云うことくらいは知ってるけどなあ。
不景気で、リストラで、ホームレスも溢れてるやろ。ホームレスやからコワイわけでもナイけど、そんな時間に、うろついてるヤツにマトモなヤツは居てないで。エエ子は寝てる時間やで。
そんなことまでは云うてないけど、四国とコッチでは状況がチガウしなあ。そんなことまで考えてナイやろな。そやからコワイのや。そのコワイのを知らんから、尚更や。
そうこうしてたら、10時半頃になって、二男が帰って来ました。テニスの試合には負けて、風邪も引いて、先輩も来たし、帰ってもエエて云われたらしい。
オイオイ、そしたら、どうするのやな。ナニがやて、お二人さんの今夜のハナシや。
そしたら、アンタから云えとか、ナンとか云うてます。
どうも、長男がホテルまで送って行くことになってたらしいのや。
クルマの免許も、取って一年も過ぎて、初心者マークも外れて、尚更、運転もしたい時期ではあるけどなあ。
それやったら、ソウと、最初に云うてくれよなあ。イラン心配やったやないか。
そやけど、薄々は、そういうこともアルやろなあとは予想はしてました。長男もそういうのが好きやからなあ。
時間も時間やし、お二人さんも、女の子やし、大阪のホテルに戻るのやったら、ダレかが送ってやってくれるホウが安心やけど、今度は長男がやなあ。大丈夫かいな。
山越えで往復やし、事故したらアカンで。
(99/11/14)
先日、携帯電話のi−modeでメイルをくれた、四国の姪が京都に来ました。云うても、一ヶ月マエのハナシやけど。
高校時代の友達のチーチャンとお二人で。
そのチーチャンも、嫁はんの里、四国で合ってます。
ナンでチーチャンなんかは知りません。名前から来てるのやろうけど、その名前は聞いてナイ。イキナリ、チーチャンや云うて紹介されたしなあ。ソウカ、云うてんとしょうがない。
私が云うのもナンですけど、二人とも、気さくで可愛い子です。
それはそうと、京都に、ナニをしに来たのかと云うと、「麦トロ」を食べるのが目的らしい。ウソかホンマかは知りませんけど、そういうことになってます。
「麦トロ」とはナニかと云うと、麦ご飯に山芋を掛けたモンらしい。そんなモンを食べるために、ワザワザ、京都に来るのかいな。流石は独身貴族やなあ。ガイド・ブックかナニか知らんけど、ヨオ調べてる。私はマッタク知りません。
そやけど、それは何処なんやろ。
上(カミ)の修学院のホウにあるらしい。お店の名前は、「平八」。
「平八」云うたら、祇園のは知ってるけど、あれは「しゃぶしゃぶ」やしなあ。それにしても、ナンで、京都で、山芋やな。
そんなモンより、南禅寺か、嵐山くらいで湯豆腐にしたらエエのに。まあ、お好きにしたらエエのやけど。
ホントはその姪と二男がオナジ歳ですけど、こっちはテニス部の試合が予定されてるし、長男がお相手しました。テニス云うても、どっちみち、負けてばっかりやけど、数のウチで、休むワケにもイカンらしい。前日から友達の家に泊まりに行ってます。
詳細は知りませんけど、お二人は、会社が終わってから、向こうを出発して、11時過ぎに、大阪のホテルに着いたらしい。どっちみち、二男も居てナイし、狭いけど、その部屋も空いてることやし、こっちに泊まってもエエのやけど、マエから予約してるらしいしなあ。
長男は、当日の朝から、お母さんのクルマを借りて、お二人さんを迎えに行ったのです。
イヤ、クルマは私が嵯峨に借りてる駐車場に置いて、そこから、待ち合わせ場所になってる、JRの京都駅に向かったのです。
それでも、京都駅は広いしなあ。合うことが出来るのかいな。
今は便利ですねえ。お互いに携帯電話を持ってるし、それで、イマ、ナニが見えるとか云い乍ら、合うことが出来たらしい。云うても、顔くらい、従兄弟同士やから、知ってるのやけど。
それで、どういうコースになったのか、ハナシを聞いてたら混乱しましたけど、最初は、嵯峨に戻って、嵐山見物やて。
そして、祇園の「よーじや」で、「あぶらとり紙」を買おたらしい。
本命の、「麦トロ」のことですけど、ナンとか、修学院の「平八」は見つけたけど、雰囲気がねえ、大夫、チゴタらしい。しかも、2万円からですやて云われて、素通りやて。
それにしても、たかが、「麦メシ」に「トロロ芋」くらいで、そんなに取られるモンかいなあ。高級料亭はコワイです。聞いたコッチがビックリしてしもた。
結局、夕食は「CASA」。単なる、ファミリー食堂。
ショウガナイけど、ココやったら、ナン万円と云うことはナイ。
(99/11/12)
不可解なメイル。
メイルのハナシやから、私の分類的には、「パソコンのハナシ」になるのやけど、都合により、コッチにしときます。
まず、私の場合、メイルを受信したら、相手が、ダレかを確認します。
ツギに、件名。そして、文面。
ある日、突然、不可解なメイルを受信しました。
送信者名は、ナシ。イヤ、正確には、心当たりのナイ、アカウント名だけがあって、名前が明記してないのです。
件名が、「こんにちは」です。
こういう出だしで、名前がナイのは、たいてい、ヘンなSITEの勧誘やで。
ナニやて、H_SITEです。
しかも、ナンでか知らんけど、このタグイのメイルが、ここ数日、連発で入ってたし、マタ、ソレやろなあ。
文面を見たら、女の子風。やっぱり、ソレやろ。実際に出してるのは、オトコかオンナか、分からへんのやで。
「こんにちは。元気ですかっ?久しぶりですねぇ。」
へえー、ナンやな。エライ、慣れ慣れしい書き方してるやないか。
正直云うて、その手のSITEは、あんまり興味がナイし、たまたま覗くことがあっても、コメントみやいなもん、したこともナイのになあ。
イヤイヤ、これも、相手の気を引く手やろ。
そもそも、私は、面識のある範囲の女性からメイルを頂いたことはナイのです。
まず、同級生は歳やしなあ。それよりナニより、同級生のオンナの子(?)で、インターネットをしてるやて、聞いたことがナイ。
マエの会社の子、これは沢山居てるけど、そんな気さくなんは知らんしなあ。それ以外も含めて、ダレやろなあ。年賀状にも、そんな、アドレスを書いてあるのは無かったハズ。
「今度、携帯を替えてiモードにしました。健太郎と同じのです。」
携帯で、iモードて、ナンのことやな。それがどうしたんやな。
それにしても、健太郎て、私の息子やで。そしたら、息子の知り合いかいなあ。
そやけど、息子の知り合いで、私も知ってるて、ダレやろ。
「相変わらず、”格好だけは雑誌にあるみたいなこと”してます。
今日オッチャンのHP見た!
自分のこと書いてあってビックリしたヨ。また書いてナ!」
ナニ、ナニ、雑誌の格好してるやて、そんなことを、HPに掲載したてかいな。
そして、オッチャン、やてか。
ダレのことやな。コラ、間違いなく、知ってる女の子のハズやで。
オッチャンと云うのがあるし、親戚の子やろなあ。そやけど、若い子やったら、私くらいのは、ミナ、オッチャンやろ。
オッチャンやったら、マダ、マシかいな。オジンやったりしたら、オコルデ。
それにしても、親戚の子で、インターネットをやってる女の子て、ダレやな。
まずは、姪では二人。従兄弟で一人。従兄弟から、オッチャンはナイで。
そしたら、姪の片方は、やってるハズやけど、HPに掲載したことはナイ。
そう云う次第で、そのメイルに釘付けになってしもて、頭のナカには、それらしい子が出て来ました。
出て来たけど、アカウント名を持ってたら、このマエ、合おてるし、云うてくれたやろしなあ。そんなこと、聞いてナイしなあ。
文面の最初のホウには、名前も書いてあったのやけど、素通りしてしもた。漢字やったしなあ。
もともと、私のアタマは回転が遅いのや。自慢にはならへんけど。
イツも、姪のことは、名前で呼んでるけど、その名前はカタカナとか、ひらがなのイメージ。漢字ではナイ。
その、ひらがなも最後に書いてあったけど、はっきり云うて、ヨクある名前やしなあ。見ても、ピンとは来ません。
正直云うたら、そもそもが、アッチのハナシやろて、それが最初に来てしもて、名前には大して注目してなかったのや。
アア、アレかいな。ナーんや。
「楽しみにしてます!
気が向いたらメールください!じゃ、また・・・。」
これで、スベテの謎が解けた。
健太郎はdokomoの携帯電話にした。
この姪は、それとオナジ携帯電話にしたんや。
dokomoは、iモードを宣伝してる。
iモードとは、携帯電話で、インターネットが出来ることかいな。
このことを知らなんだ。
そして、ヨクヨク、見たら、アカウント名には、名前のマエに、姓のイニシャルが付けてあったのです。
ソラ、分からんで。
早速、返信、してやった。
「びっくりしたなー」云うて。
(99/10/24)
ヨクあるのですけど、掲載したアトで、読み直したら、ナンかニュアンスがチガウことがアルのです。
JR西日本の新幹線九州地区トンネルでのコンクリート崩落事故のことです。
検査するヒトが真面目にやってナイ。且つ、見る眼がナイ。このことだけが強調されてます。
実際問題、コンクリートの接合不良と云うのは、外観からでも分かるらしい。
亀裂がある、変色してる、周辺が欠落してるとかです。発見したら、コンコンと金槌で叩いて壊すとかしたらエエらしい。
ところが、このことは、工事の結果であって、問題の根本はコンクリートが所定の強度に達するまで待つことなく、ツギのコンクリートを流し込んだことにあります。
そもそもは、そんな手抜き作業をした業者の問題です。ところが、ナゼか業者を攻める気にはナランのです。
JR西日本は、崩落の可能性のあるコンクリートを発見出来んかった管理体制のズサンさを攻められてます。当然のことで、管理責任は施工主のJR西日本にあります。
幸いにも、乗客に被害が出んかったので、ヨカッタのですけど、今のウチにまともな対応策を真剣に考えるベキです。
そして、JR西日本も被害者のハズなんやけど。そしたら、そこを施工した業者に対して、ナニかせんとあきません。
ナンやったら、今後の発注は止めるとか、そういうことをするべきです。
ナンで、そういうことをセンのかと、不思議です。それは、発注時に提示した基準が甘かったのか、甘くナクても、基準を守らせる努力をセンかったのかなあ。
ヒトの命を預かる公共機関やから、それなりの、厳しい対応が必要と思うのです。
原因は東海村のハナシとオナジですけど、管理体制の甘さ。
そんな不良業者に施行さして、事故があるまで、イヤ、あったのにまともに対応センかったJRが悪い。それが云いたかったのです。
検査の眼があったら、施工業者の選定の段階で、しかるべき業者を指名するはずです。
工事途中でも業者の手抜きは分かるし、指導も出来る。
それでも、出来んような業者やったら、即刻、退散して頂く。
これが、本来の管理の姿であると云いたかったのです。
厳しいみたいですけど、それを実行したら、業者も手抜きを発見されたら大変やし、自然に、手抜き工事は無くなる。ハズ。
真面目に検査して、その権限が検査部門にあったらのハナシ。
ソレせんとアカンよなあ。そのための検査部門やろな。
(99/10/21)
この問題を、続けます。
JCOが科学技術庁に無断で、独自の裏マニュアルを作成してた。
これは、科学技術庁に申請してもダメと分かってることやから、意図的に隠してたらしいので、トンデモナイ、裏切り行為ですけど、もし、無意識やったら、どうなるのか。
つまり、改訂の報告するツモリが忘れてた。
もう一点、実際の作業とマニュアルの記載が違ってる。
実は、品質管理を徹底してるハズの製造工程でも、こんなこと、日常茶飯事です。
作業方法を変更してるのに、雑用に追われて、マニュアルを改訂してない場合。
これは、本来、しかるべき承認を得てから実施するべきです。
ツギは、作業者が勝手にヤリヤスイように作業してしまてる。
これは、作業マニュアルからの逸脱の程度によります。ポイントは、そのホウが作業性がヨイなら、そっちがヨイからマニュアルの改訂。その作業で、ミスを犯す可能性とか、安全性の問題がある場合は即刻中止です。
この判断は、監査等、実施するモノの、経験、知識がモノを云います。
そもそも、実際の作業を見たら、複数の作業者やったら、その数の作業方法になってます。
さっきの、作業マニュアルなるものは新入社員用。云うても、まるっきりの新入社員がマニュアルのとおりの作業が出来たら大したモンです。
専門用語が理解出来ひんし、ナニが何処にあるのやら、ソレも分かりません。
作業によっては、マニュアルを片手にやっても、出来ないこともある。
このスィッチを、ONにして、これをこうしてとか、親切に書いてあっても、実際にはナカナカやれませんよ。
ナニが云いたいのかと云うと、ナンの作業であっても作業マニュアルは必要ですけど、余り、細々と、記載したら、読むだけでも大変で、マニュアルから卒業までに時間が掛かってしまうのです。
そやから、簡潔明瞭で、出来る限り、ダレにでも分かるように記載すること。
無理ですけど、ド素人にでも理解される気配りを持って作成するのです。
実作業と、マニュアルが、多少、違っても構いません。ポイントさえ明記されてたらヨイ。
そもそも、作業とは、作業者が、その作業の目的をマチガイなく、達成させることが出来ればヨイ。そのための作業マニュアルです。
マチガイとは、品質上の問題、安全上の問題が発生することです。
ツギに、ある装置があって、その装置を使たら、作業が早く、簡単に出来たら、ダレでもその装置を使うハズです。装置とは、そのためのものです。
逆に、どんな高価な装置でも、使い勝手が悪うて、時間ばっかり喰うような装置は使うのをイヤがる。
しかも、その装置を使わんでも、簡単に目的が達成出来るのやったら、どうするかです。
それが、東海村の事故の真実と思うのです。
ここの所長さんが、バケツとオタマのことは知ってたけど、そのホウが作業がし易いのやからと、眼をつぶってしもたようですけど、残念なことに、最も重要な問題を忘れてしもたのです。
それが、安全性とか、品質上の問題。
JCOの東海村最高責任者とては、管理能力ナシ。
作業者も、この作業を毎日のようにやってて、危険なことくらい認識してても、慣れてしもて、麻痺してるのです。
そして、新人は、危険性、安全性のことは教えても貰ってナイやろうし、先輩がやり、監督者も、ナンの文句云わへんし、それどころか、指示するのやから、正しい作業と思てしまう。
この問題こそ、作業マニュアルに明記するべき最重要事項と云うてるのです。
それ以上に、科学技術庁のお役人さんが監査して、確認し、指導するべきことです。
マニュアルそのものは、実作業では、どっちみち使いませんけど、新人教育では、使いますしねえ。
そのトキ、安全性とかを教育して、実作業のトキ、無視するのは、監督者としても、正常な思考回路やったら、出来ませんよ。
監査では、マニュアルと実作業の整合性を確認するのです。書類審査で、テニオハをガタガタ云うてても意味がナイ。
そういうことで、監督者が、常時、監視するべき問題はこのことであって、科学技術庁としても、絶対に妥協してはイカン事項です。
そして、マニュアルは、常に変更されるモンですけど、それは、作業性の改善もありますけど、品質問題とか、安全上の問題が起こらないようにするトキです。
そのタビに、その対策が網羅されて、その企業の知恵の積み重ねになるのです。
理論だけではモノは出来ませんけど、このマニュアルは、実践的な、生きた技術力の蓄積になります。
つまり、改訂もされんマニュアルみたいなもんは、ナンの知恵も、発展もナイことを意味します。
ナニより、所長さんの目の前でもバケツとオタマでやってるくらいにやり慣れてる作業やから、科学技術庁のお役人さんが監査しても、やるハズやで。
何年にも渡って、一回の監査さえも真面目にやってない、理論だけが最優先の、科学技術庁のお役人さんの、偏った思考回路の矯正と体臭の解消こそが、安全対策の最重要課題です。
せっかく、法律の見直しをするのやったら、事故のとき、科学技術庁のダレが責任を取るのかも明確にしといてや。
(99/10/17)
JR西日本の新幹線のトンネルで、マタもや、コンクリートの崩落事故です。
これで、二回目。しかも、社長が安全宣言したばっかりやのになあ。
小渕首相も、社長を呼びつけて、お説教したらしい。
これも、乗客の生命に関わる問題で、JR西日本の大株主の立場から、首相が社長を呼びつけた。当然のことです。
そしたら、原子力事故のホウはどうなんやろ。確かに、JCOは民間企業で、首相はその立場にはナイとしたら、科学技術庁の長官か、官僚を呼びつけて、コンコンと説教せんとアカン。
こっちのホウがコワイで。
しかも、この面々の責任は重大やのに、アイツがアカンとか、責任は、ミンナ、民間会社にばっかり押しつけてます。
JR西日本九州地区も点検がエエ加減やったけど、こっちもオナジことやないですか。
これが理解出来ません。
それはそれとして、新幹線の崩落事故は、現在のところ、九州ばっかりで発生して、本州はマダです。
マダと云うことは、そのウチ、発生する可能性があることになる。
そやけど、九州地区の新幹線のホウが新しいのになあ。
その対策として、点検基準の見直しが云々されてますけど、肝心なことは、見る眼です。
それをやらんと意味がナイ。
いくら、基準とか、方法を見直しても、それを見る眼が無かったら、どうしょうもナイ。
JR西日本では、その責任者を処分したらしいけど、もしかしたら、そのヒトはそのヒトなりに一生懸命やってたかも知れません。
むしろ、その経験、知識がナイのに、責任者にしたホウが問題でもある。
簡単なハナシ、私を責任者にしたみたいなモンです。私は真剣に点検してるつもりでも、見る眼も経験も無いし、分かりません。
テレビでやってたけど、トンネルの壁面から、水が流れてる。
私でも、これは異常やと思います。
そやけど、そんなん、最初っからやで。そんなこと云われたら、ソウカイナで終わってしまう。
そこでです、これは、人材の交流とか、コンクリートの専門家の講習会とか、ドンドンやったらエエのです。
そのウエで、不具合発見箇所の状態と、その処置を公開するのです。
出来れば、広報として、広く世間に公開したらエエのですけど、即刻やるべきは、西日本なら西日本管轄で、地区毎の集計をすることです。
そしたら、九州地区が、やたら発見箇所が少ないとか、処置が甘いのとチガウかとか、関係者なら、分かるハズです。
そんなことくらいやってるとは思いますけど、そういう報告の全体を管理するベテランのエライさんが必要です。
そして、そのヒトが各地区を定期的に監査する。この場合の監査の目的は、見る眼の調整と教育指導。
メンバーと一緒に点検に回って、異常を異常としてるのか、その処置をどうするのか、しっかり観察することです。
見過ごしがあったら、教えるのが仕事。叱るのではナイ。
つまり、一緒に仕事をして、見る眼の継承をしてあげて欲しい。
こんなこと、事例研究でも出来ますけど、実際の現場でやるのが一番です。
品質管理も、実は、そういうようにやってるのです。
そしたら、自然にやるべきことが継承されて、ナニも云わんでも出来るよになる。
気が付いたら、もっと、簡単で、エエ方法をやってくれたりしてねえ。
腹立つくらい。
(99/10/13)
原子力のことに無知な人間でも、品質管理の経験者やったら、その程度のことは分かります。
更に、理論に詳しいヒトやったら、もっと細かく解明出来る。
サラニ、サラニ、現場の作業に詳しいヒトやったら、鬼に金棒。
管理データーの数値の意味することが見えるし、管理基準が甘いのか、辛いのか、勘違いの管理をしてるのか、それも、分かってしまう。
ところで、監査があるからと云うので、いつもは使てもない設備を使たことにして、作業記録とか、管理資料を、急遽、ねつ造しても、殆ど、見抜けてしまう。
実際には、その問題の大きさもあるし、相手を追いつめることなく、
「これ、おかしいなあ。ちゃんと、管理して下さいよ。次回、やってなかったら、問題にしますからねえ。」
で、サラリと流して、ホントウに、次回、やってなかったら、追求する。
つまり、監査と云うのは、不具合を摘出することより、そういう、管理の習慣を身に付けて頂くことが重要なことやからです。と、私は思てます。
何回も、何回も、オナジようなミスばっかりされてたら、徹底的にやらんとアキマセンけど、それは、監査のアトでやることです。じっくり、時間を掛けて、個別指導せんと、しょうがない。
もっとも、先方さんに誤魔化しのプロが居たら、どうしょうもナイけど、それでも、そう云うことが重要であると分かってることでもヨイのです。まあ、誤魔化すのも限度があるのですけど。
イツも正確にやってるのに、タマタマ、ミスしたのか、いつもエエ加減にしてて、必死にねつ造したのかは、分かります。
警察やないのやから、鑑識まではしませんけど。
こんな、見破りカタ、誤魔化しカタまで、説明しても、キリがナイので止めときます。
いつまでも、科学技術庁の怠慢と、JCOの逸脱を責めても仕方ナイ。
私の提案は、そういう監査システムを構築しなさいと云うことです。
原子力関係の監査云うても、監査するヒトに監査の経験が無かったら、そう簡単に、手抜きとか、ねつ造は見抜けません。
かと云うて、そういう人材を育てるにも、経験だけは、一朝一夕には無理。
そしたら、その間を、どうしたらエエのかです。
最も簡単な方策は、全国の原子力設備の会社を輪番制で監査すること。
つまり、現場の経験者、監督者が中心になって、余所の会社を監査する。
これは、お互いの交流にもなるし、一番の利点は、勉強になる。
余所の会社から来られたら、恥もかけへんし、監査されるホウは、それまでに、エライさんが陣頭指揮で、必死に点検整備するやろ。
これが重要と云うてるのです。まず、エライさんの意識改革をする。それも、自然にです。
ナニしろ、監査に来るのは、口ばっかりのエライさんとチガウ。現場の監督者とか、実務経験者のヒトが主体やし、質問があっても、誤魔化しようもナイ。
現場で、ヘンなコトしてたら、スグ分かるしなあ。
「お宅では、ナンデ、線量計(放射線量の測定器)をされてナイのですか?」
こんな、基本的な質問でもされたら、真っ青です。
これこそ、習慣の問題で、幾ら、急遽、当日に注意しても、何人かは、ツイツイ、いつもの行動をしてしまう。
この場に、科学技術庁のメンバーも同行してたら、どうするやろねえ。
悪趣味やけど、興味津々。
(99/10/12)
原子力事故のことで、私が云いたいこと。
それは、技術は一流、管理は三流。
結果、総合力三流になってしまう。低いホウに面会わせやから、当然です。
どんな最新技術を駆使した設備を持っても、それを、正確に使いこなして最新兵器。
アルだけやったら、ただのガラクタ。場所を取るだけのパソコンとオナジことやねえ。
使いこなすと云うのは、保全、管理もセンとイケマセンよ。ナニもセンと、そのままの性能を維持出来る最新兵器みたいなモン、この世にはナイ。
今回の事故は、時間を短縮するがために、所定の溶解槽を使うことなく、バケツとオタマで作業したらしい。溶解槽が最新兵器かドウかは知りませんけど、少なくとも、安全装置は付いてたハズです。
ところで、その代用が、バケツとオタマ。原始的な方法とは云うけど、それでも、作業が出来るのやねえ。そう思いませんか。
会社のヒトは、無知とチガイますよ。ナニも知らんかったら、そんなコワイこと出来ません。
バケツに材料を入れて、オタマで撹拌したら、溶解槽を使わんでも、目的を達成することが出来るのや。そのことを知ったはる。しかも、短時間で。
そして、表現が正しいかどうか、分かりませんけど、専門家のハナシでは、このバケツのナカで、広島に投下された原子爆弾に相当するエネルギーのモノが出来そうになったらしいです。
それにしても、こんな方法を、ダレかに教わったのか、とりあえず、指示したヒトが知ってるし、バケツとオタマで、やらはったのです。この事故はそういうことも意味してます。
「リンカイ」と云うことは知らなんだ。ホンマかなあ。
それはそれとして、サッキのとおり、手抜きをするにも、知識が要ります。知識がナイと手抜きも出来ません。
ヘンなハナシですけど、知識があるし、手抜きもしたがる。
安全がドウコウ云うても、ここからサキは慣れです。いつも手抜きをやってたら、この程度は大丈夫と判断してしまう。
これは、知識云うても、中途半端なヒトの落とし穴です。
設計した技術者は、実験とか文献で、どこからが危険領域に達するのか、知ってるのです。
要するに、臨界に達するのは何処からか。ここまでやったら、大丈夫。余裕があるとか。
中途半端な知識のヒトは、そんなデータの裏付けが乏しいから、その限界を把握してない。これが一番コワイことです。
監査のハナシに戻しますけど、いつもは、手抜きして、監査のトキだけ、手順書どおりにされたら分からへんやないか。確かに、そんなことされたら、分かりません。
そやけど、方法はイロイロあります。
こんなこと、監査員に、見る眼さえあったら、おかしいなあと云う臭いはスグ分かるのです。
原子力の専門知識も経験もナイ私が監査したとしても、管理状態のレベルくらいは把握出来ます。別段、事故以前で、先入観がナイ状態であってもです。
こんなんでエエのかいな。
イヤ、原子力みたいな高度なことは知りませんから、理論的に、ナニをドウしたら、ドウなるか、そんなことまで分かりませんけど、事故が発生する危険性が内在することくらい、分かると云う意味です。
管理レベルが分かってしもたら、エライさんが、幾ら、この設備がドウとか、安全装置が二重、イヤ、三重ですよ。もしかしたら、四重。最新設備で、そこまでやってますから、絶対安全です。安心してチョウダイ。とか、延々と説明してくれても、アキマセン。
ウソ云え。ナニを寝言云うてるのやな。それがナンボのモンやな。
管理も出来てナイのにエラソウに云うたらアカンで。
そう云うことです。管理が出来たウエで、高度な技術、安全装置が有効になる。
見たこともナイのに、私もエラソウなことを云うようですけど、ここの管理レベルは、失礼乍ら、その程度やと推測します。
(99/10/11)
東海村原子力事故を機会に、法律の見直しがされるらしいです。
法律を見直す目的は、ナンでしょう。
再発防止のための、罰則とか、許認可基準、安全基準等々の強化でもするのかなあ。
それは、それで、やったら宜しいけど、肝心の管理体制が穴だらけでは意味がナイ。
そう云うたら、管理体制ラシイものがありました。「巡視」ですけど。
つまり、いくら立派な、技術体系、法体系を作成しても、それを維持管理する方策を構築せんとダメです。
もっと、重要なことは、体制ばっかり構築しても、エライさんが無視したら、オシマイ。
この場合のエライさんとは、科学技術庁の幹部です。
この連中のやる気を高揚するためには、可哀想なようでも、事故を起こしたら、責任を取ってもらうために、クビをはねることです。死刑です。
エライさんねえ。いっそ、長官のクビをキリなさい。そして、被選挙権の剥奪と云う量刑を科すのです。
そしたら、ほっといても、必死で管理してくれますよ。我が身が大切ですから。
ナンでもカでも、クビ切るのは可哀想やし、その程度にも情状酌量の余地を残しましょう。
イマやったら、ナニがあっても責任を取ることもナイ。
気楽な名誉職やから、科学技術庁の長官になりたいヒトは掃いて捨てても湧き出てくるやろうけど、そやから云うて、些細なことで、一々、クビを切って、被選挙権まで剥奪されることになったら、なり手が無くなる。
それを乗り越えて、やったる云うヒトがあったら、喜ばしいことですけどねえ。
アンマリ、コロコロ変わられてもイケマセンし、この程度の事故から、吹っ飛ぶぞ。そうするのです。
大きな事故が発生するトキは、その土壌があって、小さな事故が山ほど出てるのです。
通常、大事故1に対して10の中規模事故があるはず。
中規模10に対して、小規模事故は百あるはず。
小規模事故、百に対して、ヒヤリ、ハット事故と称するものが千もあるのです。
まあ、優秀な科学技術庁の役人さんやったら、この程度のこと、万も承知のハズ。
云いたいことは、それくらいの覚悟で管理せんと、収まらんと云うことです。
法律の見直しは、こういうことをして欲しい。そんなこと云うても、自分達のクビを絞めるようなことは、まず、ナイでしょう。
それにしても、原子力事故が発生して、作業者、地域住民が被爆しても、胴元のエライさんにはナンの責任もナイとしたら、こんな体制は間違ってます。
安全です。大丈夫です。ミナサン、安心してチョウダイ。
こんな冗談、ダレが信用しますかいな。
確かに、日本の技術力は優秀やと思います。そう自慢しても、技術だけではダメで、その管理を含めての技術力が要求されるのです。
管理体制が立派でも、絵に描いた餅で、真面目にやる気が無かったら、やらんのとオナジことです。
そう云う意味で、「巡視」はしてた。やて、そんな、逃げ口上を云うてるヒトの見識を疑います。
実は、真面目に管理する。これが一番難しい。担当者の認識の差も出ます。
本人は真面目にやってるツモリでも、やり方が間違おてたら、これまた、やらんのとオナジことですしねえ。
そこで、提案です。
マズ、所轄の科学技術庁のエライさんがその気になることが前提ですけど、監査管轄部署を設けることです。
この部署のメンバーは、まず、国民の立場です。
そして、管理の専門家で、原子力のことは、理論さえ理解しておれば結構です。
但し、必要があれば、設計部門にも改善指示が出来るし、原子炉等、設備を停止させる権限を持ってます。
現場の管理面のことは、この部署が責任を持って教育指導する。
当然、許認可も、この部署の承認がナイと出来ない。
つまり、管理の全責任を負う部署で、ナニかあれば、この部署が技術的な問題から、避難勧告、解除等、記者会見にも同席して、責任のある回答をする。
そういう、矢面に立つ部署の構築です。
エライ、小難しいことを云うてますけど、簡単なハナシ、民間会社での品質管理部署のことを、説明してるだけです。
(99/10/08)
報道によりますと、東海村のJCOには、毎月、巡視がされてたらしいのです。
但し、巡視をしてたのは、科学技術庁の出先事務所とのことです。
この、出先事務所とはナンのことやろ。
科学技術庁と、ナンの関係があるのか、分かりませんけど、どっちみち、結果責任は科学技術庁にあるのやから、はっきり、科学技術庁と云うたらヨイのです。
チガウから、出先事務所と云うてるのかなあ。どうも、肝心なことが曖昧にされてます。
早いハナシが、原子力に関係する事業を、民間会社に委託。それ自体は問題ありません。
その会社が、名前を隠して、ベツ会社に事業をさしてるのです。
ナニかあっても、いきなりは、親会社の名前は出て来ません。出て来ても、今回みたいに、時間差があります。
アッチコッチから、責任追及されるのも、JCO。家宅捜査もJCOですからねえ。親会社は、お金だけ。
ツギに、許認可権限のある役所は、その巡視を出先事務所にさせてます。出先事務所とは、ナンですか。
それで、ナニかあって、科学技術庁本体は、知らんで済ませるツモリやろか。
常識的には、知らんで、済みません。そしたら、実質的な責任だけは、そっちが取ってくれ云うことやろか。
つまりです。出先事務所の所長さんをクビにするのかなあ。
お互いに、その立場が分かって、やってることやからエエのやろか。
ここに、システム上の重大な問題がありますけど、あえて、ベツのことをやります。
出先事務所か、どんなモノで、毎月、ナニを巡視してたのかです。
但し、クレグレも、新聞報道では、「監査」とは書いてない。「巡視」です。至って、巧妙な表現がされてます。
ナゼかと云うと、「巡視」やから、見て回ってるだけのことを意味します。
それなら理解出来ます。ズサンな管理体制が放置されてるのですから、これで、監査してた云うたら、アホ丸出しです。
「巡視」やから、現場には一歩も入らんでもヨイのです。
極端なハナシ、パトロールですから、建物のマエを通過して、火事もなさそうやし、強盗事件もなさそう。至って、平穏無事です。これも、「巡視」です。
何処かの、警備会社がやってます。
建物に入っても、事務所か会議室で、お茶でも飲みながら、お互いに、
「ご苦労さんです。」
「異常はありませんか?」
「ありません。」
云うて、当事者に面談までして、挨拶でも交わそうものなら、「巡視」以上の行為で、ヤリスギになります。
ナニもナイて仰ってるのに、現場に入って、「見学」までしたら、スゴイことですよ。それこそ、越権行為。
こんな「巡視」みたいなもん、毎月、イヤ、毎日やっても、おかしな作業を検出出来るハズがナイですよねえ。
会社も、そんな連中を、毎月、相手せんとアカンのやし、たまったモンやないですけど。
まあ、それも、仕事のウチかなあ。
ここに、寂しい実体が見えて来ます。
形式だけの世界です。
(99/10/07)
JCOは住友金属鉱山の子会社らしいです。
この親会社の云うには、JCOは独立した企業であるから、住友金属鉱山は直接的には無関係である。
しかしながら、住友金属鉱山にも、道義的責任はあるから、補償問題は受ける。
国から、事業認可を取り消されたら、それに従わざるを得ない。との、コメントを発表。
イヤイヤ乍ら、責任を取るとの態度です。
おかしいねえ。子がナニかしてしもたら、問答無用で、親の責任です。トシにもよるけど。
100%出資の子会社云うことですから、経済音痴の私でも、親会社には人事権まであるとことくらい知ってます。
そしたら、あの部長さんも、所長さんも、住友金属鉱山からの出向かナニかやろなあ。
そして、その会社に原子力事業の一端を許可したホウはどうなんかなあ。胴元の親分はダレかと云うことですよ。
こんなことは、このハナシには無関係です。
私は、監督責任がある、科学技術庁の動向に注目してます。
それが、10月5日(火)に立ち入り調査。
事故はイツやったかなあ。確か、9月30日(木)のハズ。
5日間も経過して、ようやく、お役人さん達が腰を上げたのです。ここに、大きな感覚のズレがある。
ちなみに、私が所属してた会社の製品は電子部品。
顧客からのクレームがあって、それが重大問題やったら、即刻、関係の工場に飛びます。
即刻と云うのは、遅くとも、明くる日の朝出発。
余計な邪推かも知れませんけど、木曜日のツギは金曜日。
この日には住民への避難勧告が解除との報道がありましたけど。
そして、金曜日のツギは土曜と日曜になります。官公庁は休日ですねえ。
月曜日にでも相談して、火曜日に出発。マサカとは思いますが、行動が信じられないくらいの暢気さです。
顧客からのクレームで、重大問題と云うても、生命に関わることは、マズ、ありません。それでも、即刻です。土日みたいなもん、無関係。
原子力事故は生命に関わる問題です。人類の生存を脅かすコトです。
それを、ナニをモタモタしてるのでしょう。長期間の出張になるから、準備が大変ですか。
そやけど、そんな甘えたことを云うてたら、民間会社で、品質管理なんかやってられません。
数ヶ月前から計画してる旅行があってもキャンセル。兎に角、即刻、現場へ直行するのが常識の世界です。
因果なことに、大きなクレームは、連休前に発生するのやなあ。
さて、報道では、それでナニをするのか云うと、工程記録と作業手順書の調査とのことです。
オイオイ。ダレか、教えたげてえな。こういう場合の監査方法のイロハを。
そんな生ぬるいこと云うてるし、アカンのです。まあ、やるだけ、マシですけど。
監査の結果報告がされたら、立派な内容かも知れませんしねえ。
で、作業手順書がねつ造されて、その作業手順書さえ現場では守られてない。このことは報道でも分かってます。
ところで、作業手順書とは、ナンですか。
文字どおり、現場での実作業の手順を文書化したものです。
簡単なハナシとしては、初めて、パソコンを立ち上げる場合、取扱説明書を読みながら、やることになります。
その説明内容が不親切やと、旨いこと出来ませんから、腹が立ちますけど、この取扱説明書みたいなモンが、工場で使用する作業手順書と称するものです。
コウしなさい、アアしなさい。まず、スィッチをONにして、云々です。
初めてのときは、その取扱説明書を読まんことには、どうしたらヨイのか分かりませんけど、以降、立ち上げの度に読むヒトはありませんよねえ。イヤ、一々、読んでられません。一回やった分かるハナシやないか。素人やあるまいに。イツの間にやら、プロの気分。
つまり、作業手順書は重要な書類であることにマチガイはありませんけど、実際には、日常的には読むことはナイのです。
そしたら、イツ使うのかと云うと、改訂のトキ、新入社員教育、社内教育、その問題の監査のトキとか・・・。
ナニが云いたいのか。
実作業と、作業手順書にはズレが生じることはアルのです。
ただ、そのズレのホウが効率が良いなら、そのように改正したらヨイのです。
そのズレが問題を引き起こす可能性のあるときは、実作業の方法を、即刻、修正するのです。
重要度によっては、その場で、関係する作業者全員に、理由を説明、教育して、修正依頼と云うより、指示するのです。
そして、その場で、作業を再確認すると同時に、作業手順書も見直して、表現上のミスがあれば改訂してしまう。
重要度によっては、工場の関係管理者に確認しておくことを指示する。
更に、その作業については、次回の監査時に、出来てるかどうか、チェックする。
と同時に、それは、今後も起こり得る作業やから、人為的なミスが起こらんような処置を検討する。これが、恒久対策になるのです。
基本的に、ヒトに頼る作業はミスを起こすことが前提になる。この認識が薄いと、アイツが悪い、コイツが悪いとなる。
悪いのは、作業者ではナイ。
そういうマチガイが起こる余地を放置して、作業をさせてる管理者とか、工程設計者が悪い。
そして、このような指示を出すためには、その作業が、ナニを目的としてるか、それを逸脱したとき、どんな不具合が発生するのか等、全てを把握してる必要があるのです。
(99/10/06)
9月30日に発生した、茨城県東海村の原子力事故のコトです。
臨界点に達して、危うく、原始燃料加工施設が爆発して、死傷者多発、放射能汚染が拡散の大惨事。
幸い、そうはなりませんでした。
ここを管理してるのは、ナンの略か知りませんが、JCOと称する民間の会社です。
そして、ウランを硝酸に溶かす作業は、定められた、溶解槽でやるベキであるのに、ステンレス製容器でやりました。
この作業は、作業手順書に記載されてたけど、この作業手順書が無届けの裏作業手順書。通称、裏マニュアル。
まず、ここで、はっきりさせときます。
その作業手順書の届けサキは、科学技術庁であり、科学技術庁は承認部署です。
更に、会社の監督者が、早いこと帰りたいし、作業者に手抜き作業を指示した。
しかも、作業者は、リンカイと云う用語も知らなんだ。つまり、教育されてないのです。
ここで、はっきりさせときます。その作業者を教育するのは、その監督者です。その監督者を教育するのは、ダレですか。
JCOの部長ですか。そしたら、その部長を教育するのはダレですか。あるとしたら、親会社の責任者です。
そして、その親会社の責任者を教育するのはダレですか。
やっぱり、監督官庁の、科学技術庁のダレかです。
こんな細かなことを云々しても仕方ナイのです。
結果的には、JOCが違法な作業手順書を作成して、現場では、それさえも遵守してなかった。そして、原子力事故を誘発。
ウソみたいなハナシです。
JCOがどんな会社か、知りませんけど、無茶苦茶で、監督官庁がこの会社を放置してたことが問題です。
そんなことくらい、当たり前で、ダレでも云えるけど、そしたら、ナニをどうしたらエエのかです。
これこそ、品質管理の問題。ISOでも宜しい。早いハナシが、管理体制のイロハがなってナイのです。
アホみたいな管理体制やから、多少なりとも品質管理を経験した者やったら、最初の裏マニュアル云々で、大凡、ズサンさ加減が、分かってしまいます。
イヤ、管理体制はナイか、あったとしても、機能してないか、穴だらけです。
つまり、科学技術庁は、監査と称することを、まともにはしてないのです。やったとしても、形だけ。
つまり、JOCばっかりがクローズ・アップされてますけど、監督官庁である科学技術庁の責任の重大さを報道機関も分かってナイ。
それを明確にして、是正せんと、再発します。
まず、管理体制の不備とは、どういうことか。
かいつまんで、説明したら、作業手順書の最終的な責任者が、その作業手順書を携えて、実作業を監査することです。
そういう意味から、その責任者はダレかと云うことを云ってるのです。
違法な作業手順書を、JCOの部長が承認してたからと、その部長が攻めらてます。
勿論、部長の責任は重大です。ただ、そこばっかり攻めてるのはマチガイと云う意味です。
最終責任者はダレか。そんなこと、決まってます。記者会見の弁明には、科学技術庁の責任者も同席するべきです。
報道機関も、これを要求してるのやろか。要求させんでも、するべきやのに、しない処にマチガイがある。お互いに、甘いなあ。
そんなこと云うても、報告した作業手順書は無視されて、勝手な作業手順書でやられたら、管理のしようがナイやないか。
そんなことはナイ。現場はそういうモンです。そういうことを認識しておくのが管理です。
イヤ、正規の手順を無視するのが当たり前と云うのではありません。
JCOの部長がこのように弁解してます。
「現場のヒトが、やりやすいようにやったらエエと思てた。」
これは、正直な発言で、実は、そのこと自体は、正しいのです。
それを、報道機関は、効率だけを求めた結果の問題であると指摘してます。
この問題だけを捕まえると、こういうことになります。
現場がやりやすいように。そのことは正しいけど、それを監督官庁に報告して、承認されてから実施する義務があるのです。
それをセズに改訂したのはマチガイです。
実際、それをしても、承認されないことが分かってるから、承認された作業手順書は無視して、現場用の作業手順書を作成したと発言してます。
そしたら、やっぱり、JCOだけが悪いのか。
そんなことはナイ。それを守らせることが、監督官庁の責任です。
(99/10/05)
台湾大地震で、パソコン関係の工場が大打撃とのことです。
そう云えば、私のNEC・ノート・パソコンも台湾製。
世界での分業が進んでますから、パソコンの供給体制への影響も心配されますし、DRAMの価格も高騰とか。
振り返って、阪神大地震では、ケミカル・シューズの町工場の状態が報告されました。
これは、台湾、中国と対抗してましたから、そもそもが、大変な価格競争でした。
そのウエ、大地震に遭遇して、製造が出来なくなりましたから、弱り眼に祟り目。多くの会社は、あっちに顧客を取られたらしいのです。
そして、阪神大地震の日のことですけど、JRはダメ、国道も、幹線道路も、長大なモーター・プール化してしまいました。
下手に、クルマでソトに出たら、エライことになります。そんな状態でした。これは、ジッとしとくホウがエエ。
結局、会社への出勤は出来ないと判断して、電話連絡しました。
この電話のコトですが、私の電話する時間帯が早かったので、一発で通じたのですが、刻々と、電話回線がパンク状態になったようです。
当然ですが、会社に出勤してた連中は、地震のことは知ってますが、阪神の状況、亀岡の状況までは知らないのです。
説明をするのが大変でした。
そんなこと、ウソを云うてるとは思ってないでしょうけど、私も、駅に出て、列車がナンで来やへんのか、不思議に思い、バスに乗るため、国道、幹線道路の状況を見て、やっと、ただならぬ状況を把握したくらいです。そんな段階で、京都市内の連中に理解出来るハズがナイ。
会社への出勤も諦めて、テレビを見ることにしたのですが、火災が発生してたり、高速道路が崩壊して、クルマが立ち往生してたり、想像を絶する光景が映し出されてました。
亀岡でも、何処かの土塀が壊れたとか、京都でも、京都駅の向かいの、ホテルのガラス窓が壊れたとか、場所によっては、被害が出てましたが、その程度のモンでした。
であるのに、ナゼ、国道が麻痺状態になってるのか、そのトキは気付きませんでした。
これは、阪神方面の道路が地震で壊滅して、火災も発生して、とても、通行出来る状態ではナイので、長距離トラックが山陰経由に迂回して来たのです。
大地震は早朝5時頃でしたから、山陰経由で、亀岡に到着したトラックが、丁度、出勤ラッシュにぶつかったのです。
道路の壊滅が一日で回復するハズがナイ。
ですから、以来、二三ヶ月と云うもの、亀岡は交通渋滞で大変なことになりました。
イヤ、これは、亀岡だけではナイでしょう。阪神を迂回するコースは全てそういう状態になったことでしょう。こんなこと、報道にはありませんでしたけど。
で、阪神方面の新幹線はダメ、道路もダメ。新幹線どころか、幹線道路もダメで、交通網は山陰経由になったのです。
結果、朝から晩まで、亀岡の国道九号線は、麻痺状態。
亀岡縦貫道路も、長大なモーター・プールです。その、縦貫道へ入る道まで渋滞。
トラックの運チャンなんか、可哀想に運転席で、寝てしもてます。
マエのトラックが動いても、寝てます。トラックは大きいですから、そのマエの状態なんか分かりますかいな。
エライもんで、数分で気付いて、寸動しますけど、動いても、どっちみち、トラック数台分程度の距離です。
ところが、朝、京都から園部方面へは、ウエ(亀岡縦貫道路)もシタ(国道九号線)も大渋滞ですが、夜はその反対。私にとっては、まだマシでした。
これが、反対やったら、出勤なんか出来ません。
それでも、普段の数倍。いつもは、6時半頃、家を出るのを、更に、30分繰り上げました。
反対方向のヒトは、JRでないと出勤は出来なかったでしょう。
会社からの帰りは、洛西ニュータウン近辺からサキが大渋滞です。
これまた、下手に縦貫道に入るようなら、途中からビクとも動かんようになったりしてねえ。
「ゼニを払て、これではイカンなあ。」
一緒に帰ろか。
云うて、クルマに同乗させた、会社仲間との愚痴ハナシを思い出しました。
(99/10/04)
67.阪神大地震(2) 国道九号線(1)
台湾からの映像も、沢山のビルが崩壊して、まるっきり、神戸みたいな光景です。
またもや、専門家が云うてます。鉄筋が規定より少ない。強度が日本の半分。崩壊した、一流ホテルのコンクリートのナカがドラム缶。
日本もエラソウには云えませんえどねえ。新幹線の土台のコンクリートのナカに缶ジュースがあったやないか。五十歩百歩です。
イツでもそうです。結果が出てからアレコレ評論してます。見直すにはヨイ機会ではありますけど。
ついこのマエはナニを云うてたか。
高いビルのベランダが落ちて、その下にあった出店の女性が死んだ。その危険性はアチコチにある。ベランダ、看板の老朽化が進んでる。取り付けカタがズサンである。それでも、その下にはベツの出店が出ています。
ビルの老朽化も云うてました。もう、何十年も経過して、イツ壊れても不思議ではナイ。
そやけど、手抜き普請のことまでは云うてなかった。ハズ。
さて、阪神大地震のハナシです。
1月17日。
当日は、早朝から地震で起こされて、テレビで、その程度のヒドサは知ってました。
そやから云うて、仕事はあります。
ノーカーデーの日で、車はダメの日でした。
当時、ロームの駐車場は狭いので、一週間に二日は駐車場が使えないことになってました。
それで、6時26分発の電車に乗るため、JR並河駅に向かったのです。
ところが、駅の様子がオカシイ。イツもより、異常にヒトが多いのです。
この時間帯やったら、せいぜい、二三十人程度の乗車客のハズが、数百名も居るのです。
地震は神戸やし、山陰方面には関係ナイのになあ。ところが、列車が一向に到着しません。それで、乗客が溢れてる。そやのに、アナウンスがナニもナイ。そもそも、この駅の駅員さんは7時頃にしか出勤して来ません。それまでは、無人駅やったしなあ。
三十分くらい経過して、待ってるヒトが諦めて、駅を出だしました。
ようやく、地震の影響で、列車が各駅で止まってます。イツ、動き出すのか、分かりません。やて。そんなアナウンス。
そうならそうと、早いこと出勤して、教えて欲しいなあ。
私は、5時から待ってるのに。とか、口々にぼやいてました。
ホンマに、不親切なもんです。
JRがアカンかったら、しょうがない。もう遅刻する時間やけど、バスにでもしましょう。
7時過ぎになってるし、バスやったら、軽く、2時間くらい掛かってしまう。時刻表も分からへんけど、国道九号線のバス停に行くことにしたんです。
そして、ビックリしました。駅を一歩出たら、状況が一変してました。
国道に出るまでもナイ。幹線道路までが車で一杯。しかも、動いてない。
ナンでやな。どうなってるんやな。
こんな光景、初めて。
(99/09/24)
66.阪神大地震(1) 台湾大地震
1999年9月21日未明。
台湾で大地震がありました。
1995年1月17日、早朝、これは、阪神大地震の日です。
台湾の大地震は、このトキの規模を凌ぐらしいです。4倍とか云うてます。
昨日の夕刊では、死亡が四百名とのこと。悪いけど、そんなモンで収まりませんで。集計が間に合おてないだけで、桁がチガウはずです。
この大地震で、当然ながら、建物が壊れました。
そしたら、記憶力の悪い報道機関が、台湾の建物の手抜き普請のハナシを出してます。
鉄筋コンクリートのハズが、鉄筋がナイ。基礎も打たんと、建物を建ててる。
台湾は、建物の審査がズサンやから。
ナニをエラソウなこと云うてるのやろ。日本の手抜きも負けてナイやろな。喉元過ぎたら、余所のコトばっかり云うてます。
それはそれとして、阪神大地震のトキのことです。阪神在住ではナイのですけど、この大地震のことは忘れられません。
私は京都の亀岡。それでも、過去に経験したことのナイ、大きな揺れを感じました。
一発で眼が醒めて、家族はどうか、確認したのです。
嫁はん以外は、寝てました。息子も、母も、気楽なもんです。
母は大丈夫でしたけど、周囲の状況が分かって無かっただけ。
普段は使わへんし、置く場所もナイし、タンスのウエに乗せてた黒檀の机が、寝てるスグそばに落ちてたのです。
本人は、ぐっすり寝てましたけど、机の落ちる場所がズレてたら、エライことになってたのです。これは即刻場所移動しました。
そんなことで、とりあえず、大きな被害はありませんでした。
亀岡には、亀岡断層があって、現在でも、トキドキ揺れを感じます。気のせいかも知れませんけど、阪神大地震以来、揺れの頻度が高くなったのとチガウかなあ。警戒心が強おなったのかも知れません。
これだけの揺れやから、震源地は亀岡か、その近辺と思てました。
こういうトキは、NHKが一番宜しい。
テレビを点けたら、まず、神戸方面の地震であることが分かりました。アレで、亀岡とチガウのやから、震源地は大変やろなあ。
画面には、死者50名と出てます。早々に、死者が公表されてるのです。
そして、ナニやら、ヘリコプターからの映像が撮し出されてますが、それがスグにはナニか見当が付きませんでした。
長い、白い帯のようなモノ。それが、ドーンと、横になってるのです。ナンやろなあ。
コレ、環状線やったのです。
あの高速道路が横になってるのです。そんなこと、考えもしてませんでした。それで、死者50名やてか。そんなバカな。二桁はチガウはずやで。
確かに、スグには集計出来ませんし、そのトキに分かった数だけで、50名でしょう。この数は、刻々増えて、最終結果は5000名になったのです。やっぱり、二桁上がったのです。
このトキの首相は村山さん。
ダレかから、初期の被害状況だけ聞いて、大したことナイと判断したのでしょう。スグにはナンの行動も起こしませんでした。
自衛隊の出動要請がドウ、危機管理がコウ。騒いだ結局は、どうなったのやろなあ。
当時、自衛隊の隊長さんが会見場で泣いてました。
クヤシイ。自治体からの要請がナイと動けない。
そやけど、偵察飛行くらい出来るとは思うけどなあ。理屈を勝手に付けて、私用で飛行機を飛ばしてるくらいやのになあ。
それはそれとして、死者は一人でも可哀想は可哀想やけど、正直云うて、50名程度と報告されたら、そう判断してもしょうがない。そやけど、報告するホウも、されるホウも、最低限、テレビ映像くらい見てみなさいな。早朝から公務があるハズがナイ。
そしたら、50名の犠牲で済む程度かどうか。村山さんのレベルでも分かるハズ。
高速道路が横になってるのやからねえ。そのツギは新幹線の高架が横たわってるのが見えました。
これは、スグにソレと分かりました。高速道路で学習してたし、やっぱりなあと思いました。
そのマエには、サンフランシスコの大地震があって、高速道路が破壊されました。
日本の道路は大丈夫かなあ。
それに対して、大学教授、設計技師さんが、口を揃えて、云うてました。
自信満々に、日本では、この地震の倍でも大丈夫。安心しなさい。
ウソばっかり。
(99/09/22)
世の中、ナンでもアリです。
京都府警は大丈夫やろなあと心配してたら、案の定です。
麻薬所持で逮捕されてます。しかも、亀岡署の警察官。もしかして、オナジ団地の警察屋さんとチガウやおなあ。思わず名前を見ました。ヨカッタ、近所のヒトではナイ。何しろ、この団地には、警察屋さんが一割も居ますからねえ。
それはそれとして、警察にも地域性があることくらいダレでも知ってます。
大都会は暴力団との繋がりがある。繁華街がアルし、風俗店もある。組の事務所もあっちこっちにある。
その代わり、大都会やったら、余程の有名人でナイと、警察官もそのヒトがナニモンか知りませんけど、人口が少ない市町村やったら、土地の有力者やったら、ダレでも知ってます。多少の不祥事なら大丈夫です。表沙汰にはなりません。
先祖代々、その土地に住んでたら、友人、知人、顔見知りも沢山居てるし、ダレソレの知り合いがドウコウで、穏便に済まされてしまう。
はっきり云うて、警察官も人間やし、知り合いの、知り合いで、その又、知り合いでも、それから、頼むて云われたら、そのヒトの顔も、自分の顔もあるし、それで、損することもナイ。片目くらいつぶってくれるやろ。知りませんけど。
そのウエ、有力者やったら、その顔も広い。ここで云う、有力者とは、政治家、お金持ち、有名人。
さて、ある地方の、ある有力者の親族のハナシ。
公式発表は、交通事故で死亡。
噂では、愛人とラブ・ホテルに居たら、そのヒモに殺された。関係者が、葬式に行って、そのヒトの自動車を見たけど、無傷で置いたったで。
愛人云々は、あくまでも、噂ですけど、自動車事故でも、死亡に繋がるようやったら、地方新聞には掲載されるハズやけど、無かった。こんな程度のことはヨク聞きます。
ムゲに殺害されたら、タダでは済まんけど、状況が状況やしなあ。相手のヒモも、そのホウが結構です。地方新聞やったら、黙らすことくらい簡単なことです。
それでも、トキドキ、有名人とか、その親族が事件を起こして捕まってます。
余程、眼に余る行為やろなあ。あるいは、たまたま、その責任者がその有力者のファンで無かったりしてねえ。或いは、キライやったりして。
一方、土地の有力者やったら、そのための鼻薬を常にバラ蒔いてます。税金を沢山納めてるのと意味が違う。個人とか、特定の団体への鼻薬。
税金を沢山払たら、長者番付に発表されるけど、世間にしてみたら、羨ましいだけのこと。
その片割れでも個人的にクレるのやったら、ベツやけど。それやったら、事前に警告して貰えるやろなあ。
それにしても、母親が子供を虐待したり、殺したりするわ。教職者が破廉恥行為をするわ。警察官が恐喝、恫喝、痴漢、万引き、麻薬をするわ。
一連の報道で思うのは、情報は、正確、迅速が一番やけど、反面、信頼するものが無くなって来たと云うことです。モトモト、無いのやけど。
そう云わんと、せめて、お母さんは子供を守って欲しいし、お父さんは家長としての威厳を持って、威張ってて欲しい。
それがねえ、ナカナカねえ。
お金だけせびられてねえ。
(99/09/14)
もう、残暑やけど、まだまだ蒸し暑い、真昼間の悪夢。
世の中、ナンでもアリです。
まずは、アメリカ映画にならよくあります。
法の番人のハズの警察官がマフィアと結託して、好き勝手してる。
イヤイヤ、よお調べたら、警察組織そのものものが、マフィアやったりしてねえ。
その無法ブリを許せないと云う、命知らずでオッチョコチョイの熱血漢が鉄拳を加えるハナシ。
これは、あくまでも、アメリカ映画でのハナシです。
アメリカの土地は広い。ヒトも多種多様。そんな警察官が、一人や二人、居ても不思議ではありません。
幸い、ココは日本やし、日本の警察の優秀さは世界一です。
そやけど、こんなハナシがアッタのです。この日本に。
新聞の三面記事を適当に見てました。
部下のコメカミに銃口を突きつけたり、殴ったり、蹴ったり、体毛を燃やしたり。
銃を持ってる団体やし、自衛隊の事件かなあ。
防衛大学を卒業しても、自衛隊に入らへん幹部候補生も居るし、反面、就職難やし、入隊でもしたろか云うヒトもあるやろ。
そうかと云うて、日本は平和やし、数のウチにはアホなヤツが居て、ウサ晴らしでもしよったのやろ。
それにしても、銃口を突き付けられたら怖いで。下手に逆ろおて、ナンかのマチガイで殺されたらアホみたい。
自衛隊にもイジメがあるのやなあ。あっても、不思議ではナイなあ。それとも、麻薬でもしてたのとチガウか。麻薬も、不思議ではナイなあ。
正直、そう思いました。
そしたら、自衛隊とチガウ。警察官です。
しかも、毎日のように出て来ます。
痴漢、恐喝、暴行。
これ、何処の国の警察やろ。紛れもなく、日本の神奈川県警。
テレビのニュースでもやってました。エライさんが記者会見して、記者から笑われてます。
確かに、記者の質問がマトモやし、その記者を怖い顔で睨み付けて答えたはるけど、表情とは裏腹に、内容は、言語不明瞭、支離滅裂。笑えます。
一連の不祥事を隠してたことくらい、顔に書いてあるのに、隠してないと云い張ってます。
部下からの報告を、そのまま伝えたとか云うてます。このヒト、明らかに、子供のお使いさんです。報告どおり云うただけやて。ソウカ、ソウカだけで、質問もしてへんのやろ。辻褄が合おてないのにねえ。
エライさんやし、しょうがない、記者会見に顔を出しただけ。
そやけど、一応、記者会見です。回答内容が世間に報道されることくらい分かってます。
一回くらい、予想される質問を準備して、理論武装しときなさいな。
それを見破るのが仕事やのにねえ。
それをしてないダケ、お人好しで、まだ救われます。
こんなことを、スラスラ、立て板に水、理路整然と回答されたら、そっちのホウがコワイ。
それにしても、こんなオッサンに睨まれて、凄まれて、取り調べを受けたら、やってなかっても、やりましたて、ツイツイ、云うてしまいそうなコワイ顔でしたねえ。
まあ、そういう顔を造るのも仕事柄でしょうけど。
毎日放送でもありました。関係者の連続不祥事とその隠蔽工作。その後、どうなってるのか、どうするのか音沙汰ナシ。報道機関も仲間内のことですから、ヒツコクはやりません。
この神奈川県警は毎日放送とは比較対象になりません。法律の番人です。
警察官仲間で、お互い、同類やし、物事を音便に取りは計らうのです。先輩諸兄がそうやし、シタもそうなってしまいます。
多少のことやったら、握り潰してくれる。せいぜい、今度やったらアカンゾ程度のお説教。
懲戒解雇になったり、即、公表されることもナイ。
それより、正義漢ぶって、断固たる処置したら、仲間とか、ウエから白い眼で見られたり、イジメがあったり、左遷、降格もアルのでしょう。
そしたら、音便にしといて、自分のトキも、宜しく頼みますよ。
まあ、警察官も人間です。そんなことがあっても不思議ではナイ。
とは云うても、確かに、人間やけど、映画をそのまま演出されたらコマルなあ。
ナンでもアリ云うても、幾らナンでもアリ過ぎます。
それはそうと、京都府警は大丈夫やろなあ。
(99/09/08)
先日、保険会社から、通知が来ました。
世間情勢が思わしくないため、配当金は見送ります。
これ、何年連続やろなあ。
それで、こういう一連の保険金目的の殺人報道のタビに思うのです。
こんな審査をしてるし、アカンのや。
確かに、世間情勢もあるやろうけど、それだけではナイでしょう。
報道されてるような事件は氷山の一角で、ホカにも沢山あるはず。こういうのも圧迫原因のハズです。
そんな、内訳もナニもナシ。まさか、詐欺事件までデータにしてくれとは云わへんけど。
そして、こんな加入をさしてるしアカンのや。
ミエミエの保険金目的の加入でも、ヘイコラ、契約を取って、ダレかが犠牲になってしもて、それでも、支払おてるし、アカンのです。しかも、真須美みたいに、一社ではなく、数社に加入したりして。
保険会社には横の連絡がナイのが問題です。
住宅ローンを借りるトキみたいな、制限もナイのもあきません。
つまり、所得に見合った保険の掛け金にするべきです。
それをしたら、差別になるし、どっちみち、お金持は、生命保険みたいなもんをアテにはしてないのです。桁のチガウ資産を持ってます。もっとも、売るワケにもイカン資産もアルやろうけど。
それやったら、一律幾らまでと制限を加えたらヨイのです。或いは、年金的な性格やったら、ベツ枠にするとかしたらヨイのです。
60歳以降でナイと支払いません。それまでに死亡したら、掛け金は定期貯金ナミの利息で返済する。
60歳以降で、満額受理までに死亡したら、ドウショ。やっぱり、遺族には、定期貯金ナミかなあ。
要するに、本人以外は得センヤツです。
生命保険、そのものは、寿命が延びてるのですから、若いトキの保証が大きく、歳取ると少なくなる保険は詐欺行為。
通常のケースでは、最小金額になってしまう。どっちにしても、当事者は貰えへんのやけど。
年金みたいなヤツは出てるのですし、保険会社も、もっとそっちに軸足を移すべきなんです。
まあ、リストラが囃されて、中高年が職場を追い出され、若いヒトまで就職難。
こういうご時世では、詐欺事件も減るハズがナイ。もっと、増えるでしょう。
結果、配当金も無配にされるし、割を食うのはイツも善良な保険加入者だけ。
知らんうちに、加入させられて、犠牲になるのは弱いヒト。
バカみたい。
(99/09/04)
世の中、ナンでもアリですねえ。
長崎の高校生保険金殺人事件です。イカ釣りに行って、水死させたらしいです。
和歌山のカレー無差別殺人の林真須美容疑者もヒドイけど、酷さの程度は、土俵がチガウし、比較出来ません。
あっちが、悪魔やったら、こっちは、鬼畜。
鬼畜と表現したら、鬼畜に失礼。鬼畜でも、我が身は捨てて、子は守る。鬼畜以下と云うことです。
これとはベツに、何処っかのオッサンが知り合いのオトコに東南アジア系の愛人と偽装結婚させて、サボテンを、どう使うのか、殺害して、数億円の保険金を取ったハナシもありますけど、立証が難しそうで、当事者は強気。
これは、マタカイナア、ですけど、警察屋さん、保険屋さん、頑張りや。
長崎の山口礼子(40歳)容疑者のホウは、我が子(高校一年生)に保険金3500万円を掛けての殺害です。
7年マエにも、夫を殺害して、9000万円の保険金を受け取ったとか。これも海岸での水死。
そのトキから、近隣のヒトはオカシイと思たはった。遠浅の場所で、水死するような場所ではナイらしい。
今回も、ソバには階段があるし、オカシイなあ。
それより、この吉則クンは水泳が達者やったらしい。
私も、体力には自信はナイけど、余程のことがナイ限り、水死はナイ。
ところで、保険の掛け金もバカにはなりません。
私も、社会人になってから、延々と保険を掛けてますけど、高額保険ではありません。
50歳を過ぎると、年々保証金額が下がって、60歳以降やったら、幾らになるのやろ、1/5程度になるのかなあ。
家族のためを思うのやったら、それまでに、死なんとアカンみたいな保険です。もう、減額開始みたいやけど。
子供にも掛けてますけど、未成年を対象に、扶養家族としての保険ですから、成年(20歳)になったら、除外されるヤツです。
ウエの息子は除外されてますし、シタも、ボチボチです。
除外されたら、病気とか怪我のトキの保証が無くなるし、共済に加入してます。いわば、掛け捨てのヤツで、満期で戻るヤツは、就職したら、自分でやってくれ。
そのトキ、受取人はドウするのやろ。多分、私にはナランでしょう。
しかるに、保険金なんか、本人にしてみたら、自分が使えるモノではナイし、死んだトキの、葬式代のつもりです。
余程の資産家でナイ限り、保険とはそんなモンと思います。
一般常識的には、我が子に、3500万円もの高額保険を掛けるヒトは、まあ、居ないでしょう。
保険屋さんは商売で、この山口礼子容疑者も元保険外交員。ダレかに似てますけど。
ではあっても、保険会社としては、夫のトキに調査するべきです。
釣り好きの夫が水死した場所なんか、遠浅で、とてもとても、水死出来る場所ではナイらしいです。
それでも、警察は水死判定で、保険屋さんも、すんなり、保険金を支払いました。
二男、吉則クンのは、流石にまだ支払ってナイらしいけど。
彼は、風邪気味やったらしい。それで、風邪薬に睡眠薬を混ぜられて、昏睡状態での殺害らしい。
これも、余程でないと、寝ても、水に浸かったら、眼が醒めます。
実際、醒めたし、頭を押さえつけて、殺したとか。
殺したのは、この女の愛人で、外尾計夫(52歳)。
その殺害の光景を母親が見てるやて、これこそ精神異常です。
我が子に睡眠薬を飲ませて、イカ釣りに連れて行くのは、計画的。
この愛人の、何処がエエのか知りませんが、遺産、保険、数億円のお金を貢ぐ価値があったのかいな。
愛人が居てるし、夫を殺すのは、まま、あり得ることやけど、我が子まではねえ。
それにしても、風邪引いてる子を、イカ釣りに誘いますか。
本人が行く云うても、アホ、風邪引いてるのに、ナニ云うてるのや。
それが親ですけど、これは逆でしょう。イヤがる子供に、親が、風邪くらい、薬を飲んだら、ドオモナイ。
その風邪薬に、すりつぶした睡眠薬を飲ませるのやから、騙してるのです。
父親は母親に殺され、その愛人に虐待され、母には謀殺され、この吉則クンは、ナニをしにこの世に出て来たのでしょう。
可哀想に。
(99/09/03)
61.明細書は要確認(2) クレジット
クレジットの明細書にはご注意を。
クレジット・カードなるモノは、私も持ってます。
ここ数年マエまでは、度々使ってました。
現在は、大きな買い物もしてませんから、プロバイダの年会費の請求くらい。たまに、ダイレクト・メールが届きますけど。
それも、欲しいなあと思うようなモノもナイし、チラッと見る程度。
それが、久し振りに届いて、しかも、電話料金云々の直後。
ナニも使てないしなあ。
ところが、ヨク見ると、680円の請求で、相手はbiglobeです。
これ、一体、ナニやろ。biglobeとは、NEC系のプロバイダですよねえ。
私のパソコンはNECやけど、プロバイダ契約は京都inetやし、無関係のハズ。
そやけど、もしかして、アレかなあ。PC−VAN。
パソコンを最初に買おて、暫くしたら、パソコン通信用のソフトが手に入ったのです。パソコン通信も話題にされてましたから、それを機会にやってみたいと、モデムを手に入れ、PC−VANに申し込みました。
ナニに使たらエエのやろ。フリー・ソフトがタダでダウンロード出来るらしいし、ソレしよか。
やってみたら、1M程度のファイルで約2時間。しかも、最後の最後に電話が掛かって来て、プッツン。キャッチホンです。
アホクサいことです。そんなフリー・ソフトなんか、雑誌に付いてるCDに幾らでもあるヤツやないか。電話代のホウが大変や。
そういう次第で、半年後に解約。
したツモリなんです。イヤ、したんです。
電話で、解約した日をメモしてます。4年マエのことでした。
そやのにナンでやろ。運良く、PC−VANの使い方の本だけは保管してました。それには、サポート・センターとかの電話番号が記載されてます。
電話したら、全部、不通。只今、使用されてませんやて。
4年マエのことやけど、代わったしもたんやなあ。それ以外にもナンとかセンターが沢山掲載されてるし、片っ端に電話。そして、幾つ目かにようやく繋がりました。
「コレコレ、シカジカでオカシイやないですか。」
「その件でしたら、ドコソコに連絡して下さい。」
解約したことの確認ですから、盥回しにされたけど、とうとう、本命を捕まえたら、こんな返事です。
「お客様は、まだ、会員に登録されてます。ナンとか会員になってまして、ご使用に応じた分の請求となってます。」
「もともと、PC−VANは従量制とチガウのですか。」
「イヤ、お客様のご加入されてます、ナンとか会員様は、お使いになった分のみのご請求で、カンとか会員様の場合は、5時間以内なら幾らで、超過分のご請求等となってます。」
そんなハナシは聞いてナイけどなあ。こっちは、当時、解約が前提の電話やし、そのナンとかカンとか会員のハナシは聞いてないけど、今更ねえ。担当者まではメモしてないしなあ。
それで、そのナンとか会員の登録も解約したいけど、パスワードがナイとスグには出来ませんやて。
そんな、パスワードが何処にあったやら。解約したツモリで、4年マエから、使てナイのに。
結局、解約用の書類を送って貰て、それに、必要事項と押印と、身分証明(運転免許のコピー等)を添付して返送やて。
「それが、完了するまでは、解約手続き出来ませんから、従来どおり、会費は月680円で引き落とされますから、ご了解願います。」
エッ、月額やったんかいな。年額やと思てた。
明細書は、しっかり、見んとアキマセンねえ。
(99/09/01)