シバケンの単なる雑談NO.74

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雑談NO.5 雑談NO.10 雑談NO.15 雑談NO.20 雑談NO.25
題目一覧表

目次

雑談NO.75

NO.1010 義姉夫婦の京都見物(21) 明日の話

NO.1009 義姉夫婦の京都見物(20) すみや亀峰菴に到着の話

NO.1008 義姉夫婦の京都見物(19) 閑話休題的、誰とは云うの話

NO.1007 義姉夫婦の京都見物(18) 閑話休題的、財布、小銭入れの話

NO.1006 義姉夫婦の京都見物(17) 妙齢の美女と、「トロッコ列車」の話

NO.1005 義姉夫婦の京都見物(16) 「コミュニティ嵯峨野」の話

NO.1004 義姉夫婦の京都見物(15) 「野宮神社」の、亀石」の話

NO.1003 義姉夫婦の京都見物(14) 「天龍寺」の、「龍」の絵の話

NO.1002 義姉夫婦の京都見物(13) 湯豆腐、「西山艸堂」の話

NO.1001 義姉夫婦の京都見物(12) 「保津川下り」の話

雑談NO.73


NO.1001 義姉夫婦の京都見物(12) 「保津川下り」の話

ブータン国王夫妻の件、誤認してたです。
イヤ、私共、嫁はんと、車で、京都駅近辺に着いたの辺りの、10時半頃、ブータン国王夫妻ご一行様が、京都駅着の警備体制準備かと。
思いきやの、「金閣寺」には、一般拝観の始まるまでの、朝の8時半には、来たはったですて。へえと。早いなあと。
確かに、一般拝観が始まってたでは、警備も大変かと。

でででの、当日、11月4日。
とは、義姉夫婦と、「保津川下り」の日でありまして。
イヤ、「保津川下り」なるは、初体験。嫁はんも、初体験。母と、息子共は、体験してるですが。ここだけの話、費用は我々持ちでして。
イヤイヤ、東京の叔母が京都に来まして。元々が大阪在住でしたですが。諸般にて、東京にと。以来、我が祖母<叔母からしたら、母親>の葬儀の際故、40年<1970年頃>の昔に一度。
そして、叔母婿他界で、諸般諸々にて、来てくれて。
諸般諸々とは、墓石を新調しましたが故に、墓開きと、祖母の17回忌やったかなあ。話簡単には、17年ぶりでして。

この辺りの話で、私にとっては、不可思議の事がありまして。その内には、いつか、掲載したいナと。
中身なるは、血縁とはと。
私め、最大の超常現象体験でして。これまた、偶然と、されれば、それまでの話の、偶然にしても、出来過ぎの話があったです。オトトの怖い話では無いです。


オッとの、そんな話は結構の、「保津川下り」は先の通り、初めてでして。乗り場がどこかも、詳しくは知らんです。知らんでも、概略なら承知をしてまして。又、検索にて、「保津川下り」のホーム・ページを調べれば、どの辺りかは、分かるです。
での、「サティ」の駐車場に、9時頃駐めまして。
駐めたはええけれどの、イツの間にやら、有料になってまして。有料も、一定時間、過ぎたらの話の、過日、10月のイツであったか、来た時には、無料でしたですが。マア、仕方が無いなあと。
ここ、「サティ」から、乗り場までは、徒歩約10分程度かと。
「亀岡駅」のソバやし、便利でして。

そんな次第の斯くなるでの、あっち方向やなあと、4人で、歩けば、乗り場には、駐車場があるみたいでねえ。
ホーム・ページをモッと、詳細に覗けば、分かった筈ですが。見てへんかったなあと。何なら、車を出して、こっちに移動させよかと、思たりもしたですが。出来れば、早くに乗船しませんとと。
イヤ、出来れば、10時のに乗りませんと、所要時間、2時間とされてまして。10時に乗れたとして、嵐山に着くのが、12時でして。
12時なら、即の、昼食でして。原則。1時間程度を見ての、そこから、嵯峨嵐山界隈散策にての、今度は、嵯峨嵐山から、「トロッコ列車」で、「馬堀」駅の方に戻るになるです。「トロッコ列車」の駅は、現、JRの駅とは異なりまして。
若干の移動をせねばならぬの、コレ又、私共、嫁はんと2人は初体験。
義姉は一度乗ってる筈でして。そんな意味なら、義姉の方は、度々、京都には来てまして。団体さんとしてでして。
自由行動も制限されてるがため、此度は、ゆっくりの京都見物をご所望でして。


イヤイヤ、そんな次第の斯くなるでの、公称2時間<当日、所要時間、1時間40分とされてたです>ともなればの、大変かと。
思いつつの、窓口で、嫁はんが代表にて、乗車券を買おてましたら、その窓口に、嫁はんの知り合いが居たはりまして。要は、息子の同級生のお母さんでして。云うたら、職員の知り合い等々ならば、1割引になるですて。フウンの徳したなあと。
4人もの料金で、1割引きは大きいゾと。

ででの、予めのトイレもと。一旦乗船したら、最低でも、1時間40分は下船出来ず。そこらで、小用もままならずと。
やってる真っ最中に、乗船者をアナウンスで、「柴田さん」の苗字が出てねえ。オトトのトットの、そんな早くに乗れるのかと。想定外の、さあ、大急ぎで、用を足しの。トイレから出たら、面々居てへんでねえ。どこかとなれば、全員がトイレ。
ソラなあ、先の通りの、最低でも、1時間40分は我慢してんならんわと。

そんな事で、乗船客が行くの方向に一緒に行きの、乗船場に着けば、座るべくの席は決まってまして。選り取り見取りの、好きな場所では無いのやなあと。
結果、我々4人は最後尾に座ったですが。多分ならばの、ギリギリで、この船になったかと。イヤ、結構でして。都合が宜しいですの、一列4人でしての、云うたら、先頭か、最後尾が気楽かと。欲を云えば、先頭が面白いかと。

斯くなる次第の、最後尾と、先頭には、船頭が居てまして。何かと、相手をしてくれて。案内を、説明、解説してくれて。こっちも、近く故に、質問したり、相づち打ったりの、前の席には、男子高校生の団体、6人なれどの、居てまして。
双方相手したりして。
イヤイヤ、真面目で、ええ連中でして。埼玉から来てるのらしく、優雅やなあ。金持ちやなあと。ソラ、どこかに宿泊なりしての事やろしの、そこまでは聞いて無いですが。内の1人は、高知出身ですて。一同へえと。
イヤ、同じの四国出身故で。私は番外なれどです。

イヤイヤ、思たよりは、面白いとするのか、楽しかったです。
「トロッコ列車」の走ってるのが見えたりでして。
急流では、船頭曰くの、水に掛かるの、チャンスがと。チャンスねえ。実際には、水しぶきで、ずぶ濡れになる程でも無くて。全く濡れずとまでは申さんの、適当かと。
高校生諸君も、「トロッコ列車」が見えたら、歓声を上げて。騒がしい事でして。イヤ、その方が宜しくて。静か、黙(だんま)りでは、仕方が無いわと。

での、過日の、イツかは忘れたの台風では、相当なる水嵩での、あそこまで、川の水がと、示された辺りには、木々の枝に、ゴミがぶら下がってましての、凄いナと。
流木等々は、発見の都度、処置してるのらしく。川底の岩も、危険な場所のは、除去してるのらしく。云うたら、「川下り」のための、管理も大変ゾと。
或いは、川の増水にて、隠れるの、沈むの橋もありまして。イヤ、そのよに、設計してあるですて。そこに引っ掛かったりの流木、ゴミを回収してるですて。フウンと。
(11/11/22)


NO.1002 義姉夫婦の京都見物(13) 湯豆腐、「西山艸堂」の話

斯くなる次第の、私共の乗った船では、この周辺、我々の辺りが一番に賑やかであったかと。
高校生諸君が居たからでして。
ナカナカに真面目ソな面々でして。何で、京都見物、「保津川下り」かは、不問。
途中、殆ど、終盤間際辺りで、売店の船が有りまして。船頭には、ドリンク剤を配ってたですが。差し入れやろかなあ。何やろなあ。
義姉夫婦は何を買ったか知らんですが。嫁はんが甘栗を買いまして。私は1個。前の席の、高校生にも1個ずつ。云うても、更なる前の席の高校生に配る程は無くの、そこまででして。

イヤイヤ、兎に角、思たよりは、楽しく、面白かったです。
わいわい、がやがや、騒いでた分、楽しかったと云えるですが。ソラ、黙(だんま)りではナと。精々、楽しみませんとと。
にしても、1時間40分は長いです。さりとての、短縮する訳にもの、目的地に着くまでは、乗ってませんとで、着いた場所は、丁度、「嵐山吉兆」の前。へえと。
イヤ、この辺りなら、過日、過年にでも、歩いた事はあるですが。「吉兆」があったを知らんわと。ご縁の無いのもあるですが。

ここの、「吉兆」では無いですが、「船場吉兆」で、2007年に使い回し事件があったです。客に出した、わさび、醤油などを使て無いのは、勿体ないと、別途の客にと。よおやるわと。
そこらの、「ザ・めしや」と違うんやでと。一食、満腹で、ン百円の店とは違うんやでと。
その手の店でも、客に一旦出したの残りを別途の客には出さんやろ。イヤ、分からんけれどや。回転寿司屋でさえ、売れ残りは自動的に処分するの時代でして。これこその、勿体ないけれどと。食べられるのにと。
お断りして、安くして、売れば宜しいかと。食べ物でして。
コンビニでは、時々してたですが。売れ残り商品を堂々と並べまして。承知の上なら、大丈夫と。

されどの、「吉兆」では、意味合いがと。一食、ン万円でして。夢にも、現(うつつ)にも、わさびであれ、醤油であれ、大根であれ、先客の残りモノを勿体ないと、別途の客に使うとはナと。桁の違うの非常識でして。
モ一発の、一食、ン万円やでと。私共、生涯、ご縁は無いです。
万が一、億分の一で、宝くじで、一億円でも当たれば、考えんでも無いですが。1人で行ってもツマランし。嫁はんと2人で行くなら、倍額でして。そんな費用出すなら、我が一家全員にて、日本海にでも、高級旅館で1泊にて、蟹三昧の方が値打ちやわと。
オッとの、「吉兆」には、意味合いが異なるですが。

イヤイヤ、ホントにそんな話をし乍らの、サテの、どこで昼飯をの、界隈、空いてたら、適当にと、考えてたですが。人が一杯。四条河原町状態故に。加えての、折角やしと、嵐山なら、「西山艸堂」にしよかと。高級湯豆腐屋なれどです。
「吉兆」程では無いけれどの、高いです。
過去、何回入ったかとなればの、二度かと。一度目は10年の昔<2000年>で、二度目が5年の昔かなあの、当時は、モ一寸安かったですが。ソレでも、2500円やったかなあと。鋭意決断の、マアええかと。
<参考=「鈴虫寺散策(3)(4)」JR嵯峨嵐山駅前立話NO.2>


ここは、「天龍寺」境内で、庭が良く。
ここで、豆腐を作ってまして。云うたら、自家製豆腐。
とは云え、豆腐料理で、何で、こんなに高いかと、思う程に高く。大体が、名だたるの豆腐料理屋の値は高いですが。材料なるは、大豆やのにと。加工にしても、何がと。多分ならばの、儲かって、儲かってと、思うですが。
イヤ、ド素人が故に思うです。


での、運良くも、即の入れまして。イヤ、大入り満員なれどの、丁度、1席空いてまして。
従前、一発で入れた事が無いです。横手の庭で、一寸の間、待たさせられたですが。
での、ここは、大体が、一手でして。イヤ、従前は、何種類かから、選んだ筈なれどの、この時期、観光シーズンになれば、一手になるのか、方針変更したのかなあと。店としたら、効率は宜しいですが、値が、値やしと。

美味でして。内容的には大満足。
にしても、女性客が多てねえ。只ナで、我が目線に入るの外見だけは、妙齢の美女。多分なら、女子大生かと。三名様が居てまして。
前提、この、「西山艸堂」は和室でして。座布団に座るですが。今時のは、姿勢が悪いねえ。喰てる最中から、足を伸ばしたり、致しまして。人目はばからずが故に、所謂の正座が全くのアカンのやと。私もアカンけれどや。
長時間なら、胡座(あぐら)をかくですが。男故です。特権かと。ではあっても、食事程度の間なら、正座も出来るですが。

イヤイヤ、ホンマやでの、折角の美人も、可愛い子ちゃんでも、これを彼氏が見たら、百年の恋も霧散の惨状。
足を伸ばすにしても、伸ばしよがあるです。一寸、足を横向け、斜(はす)にするとかです。それを、完全に、足を真っ直ぐ前にで、後ろ手で、畳にでは、色気も、へたくれも、女性らしさも皆目のと。単なるの女餓鬼でして。
あやまかされ、躾もされず。そんな意味では、生活様式も、和式で無くの、洋式かと。されどの、メークだけは、しっかりとで、外見だけかと。中身、さっぱり。
されどの、足を投げ出してたでは、外見は、それ以上に、さっぱりの、お里が知れるゾと。

イヤイヤ、和室形式の店にも入る事はあるですが。この姿勢を面前で、見せられたは初めてでして。感心したです。
せめて、ハタ目がある時くらい、恰好付けなさいです。ではあっても、旅の恥は掻き捨てかも分からんですが。周辺皆、余所の人。同伴の仲間も、一緒の足投げ出し。


オトトのそんな話は結構の、イツの間にやら、磨り硝子の、硝子戸が閉められてまして。
義姉が精算の間に、席を立ちの、庭の方に出るに、順番待ちの面々が沢山居てまして。ソかと。
この光景を隠すがためかと。反対には、気にせず、ゆっくりと喰てくれと。
まあなあ、湯豆腐です。1時間も、2時間も、掛からんわと。

での、湯豆腐屋、「西山艸堂」を出たら、今度は、「天龍寺」
私にしてみたら、何年ブリかと。4年ブリ<2007年>かと。イヤ、すぐの、そこでして。
(11/11/23)


NO.1003 義姉夫婦の京都見物(14) 「天龍寺」の、「龍」の絵の話

まあねえ、何でもええなら、安い方がと、嵐山で、カレー・ライスではナと。
イヤイヤ、一時、20年程の昔<1990年頃>には、嵐山にタレント・ショップ・ブームが到来の、まずは、「ビートたけし」が、「北野カレー」を出しまして。これが、先発隊で、評判になったです。タレント・ショップのです。
細々とは、忘れたですが、天気予報士の、「故福井敏男」が、「和田アキ子」が、出してたです。
オッとの、当人が出してるのか、名義貸しかは、知らんの、当人が店番に来る筈が無いですが。タレント・ショップでは、殆どが、グッズなどを売ってまして。私共一家も、息子共にせがまれ、出向いたです。

当時、誰の店が目当てであったか、忘れたですが。「しぶがき隊」やったかなあと。自信皆無。
一寸、遅れまして、「美空ひばり記念館」が出来の、「松方弘樹」「梅宮辰夫」の店がと。
但しの、この3つは本格的でして。現在唯今でも、運営してるです。他のは、ブームが去ると共に消えたです。そんな意味なら、「北野カレー」は一番に出て、一番に去ったです。一番に賢いかと。
イヤイヤ、その他諸々のは、出すが目的での、店も、出店とまでは、云わんの、狭い店でして。すぐにも撤退出来るの体制であったかと。されどの、ブームの真っ直中では、店に入るだけでも一苦労の、どこに誰のがあるかを探すだけでも大変でして。

まあ云うたら、状況からして、廃れるは分かってたかと。
只ナで、嵐山界隈がこんな状況は、寂しい気もあったです。主旨が違うやろと。とは云え、嵐山が、一段と、有名になり、本格的観光地化したのも、この辺りからかと。
それまでも、観光地は観光地なれどの、今程ではナの、静かな観光地で、京都の面々が散策するが、主であったかと。少なくともの、当世の如く、四条河原町状態の、人が沸いて出て来るよな状況では無かったです。
当然にして、地元の面々の努力の賜かと。
我々にしてみたら、タレント・ショップ乱立が消えて、去って、ホっとしてるわと。こんなモンで、嵐山が有名になりの、人で賑わっても、意味が無いです。

嵐山の紅葉、桜が綺麗で、十三参りでは、「渡月橋」を渡るの際、知恵を授かるには、振り向いてはアカンぞと。そして、「虚空蔵法輪寺」に参拝致すです。それが、嵐山。


トトトの、でででの、「西山艸堂」で、豪華版、湯豆腐料理を喰いまして。
次なるは、「天龍寺」なれどの、隣なれどの、義姉婿殿、場所を知らんのに、ドンドンと先を歩きまして。らしきの辺り、天龍寺駐車場なれどの、そっちに行くしで、こっち、こっちと。真っ直ぐやでと。
折角に入るなら、正々堂々の、正面からが、我が考えでして。何もわざわざの、横手の駐車場から、入るの必要性は無く。

にしても、これ又、人、人、人で、人の多い事。
正面から、門を潜れば、中央には、石畳があるには、あるですが。そこを歩いて行ったでは、人にぶつかるです。大体が、対向者無視でして。特には、アベックなんか、手を繋いだままの中央突破。まさかの、こっちが、繋がれた手と手の間を中央突破も出来ませんです。お手々繋いで、歩きたいなら、片脇をが、常識なれどの、当世、常識は通用しませんの、家族連れ、団体さんも同様でして。

での、さての、ここに来たなら、見るべきは、「天龍寺」の、天井に描かれたの龍でして。以て、「天龍寺」なれどの、皆様、先へ、先への、どこに行くのかと。イヤ、庭を見たいか、見てもなあ。拝観料がいりまして。
本命なるは、「法堂」(雲龍図)でして。これも、堂に入るに拝観料がいりまして。
ここは、何でも、料金を取るです。庭だけで、500円也。天井の、「雲龍図」を見るに、500円也。
時間があれば、庭を見るも結構なれどの、兎に角、「雲龍図」をと。

実は、堂の中に入らんでも、堂の外からでも、「龍」は見えるですが。
過日、過年には、外からなら何度も見てるですが。観光、見物に来て、堂の外から、盗み見は、一寸ナと。
でででの、案内に、「平成の龍・加山又造画伯筆」としてあってねえ。「天龍寺」は平成では無いしと。変やなあと。
イヤ、故加山又造画伯が、1997年<平成9年>に筆をとったは承知してるの、元の絵に加筆、修正の、復元かと思てたですが。違うのかと。よって、当番、受付の小母さんに尋ねたです。「ここ<本堂>のが、龍の図ですか。」と。
イヤイヤ、別途に、古いのを置いてたりしてるの可能性があるかの思いでして。
ホナラの、小母さん、返答するに、「天龍寺の龍は、ここだけや。」と。フウンと。おかしいなあと。

での、後刻調べたならばの、小母さんの返答で正解でして。
加山又造画伯が加筆、復元では無く、新たに描いた龍でして。以前のは、明治の作品ですて。
にしては、色褪せてたです。相応に古い絵、龍と思てたですが。そんな程度の古さやったかと。イヤ、「天龍寺」そのものは、1339年創建でして。現在の形になったは、昭和の10年<1941年>ですて。知らんかったです。

でででの、肝心の、「龍」
見方が難しいかと。先入観がありまして。色褪せたの、「龍」でして。色褪せてるの方が、年代の、年輪の、重みが感じられるですが。新しいと、年輪が無く、鮮やかに過ぎまして。

イヤイヤ、でででの、堂内からの出しな、行きの、「保津川下り」で一緒の、埼玉の高校生諸君が居てまして。居てたとするよりは、堂内に入って来まして。
とは、私は一発、分かったですが。オッとの、先様、我が一行様に気が付かず。
大体がこんな事が多いかと。私は先様を認識するですが。先様は、こっちを見てへんでねえ。挨拶とするのか、会釈さえ交わせずでして。ソラ、1時間40分でも、同じの船に乗ってたです。大層なれどの、コレ又、何かのご縁かと。

そんな次第の、「天龍寺」境内の、売店、お守り等々、「龍」の置物等々、売ってまして。置物は結構値が嵩張ってるですが。中に、「龍」の絵の、葉書がありまして。
オッとの、来年の干支は、「龍」やなあと。
せめてもの、絵葉書でも、買おとこかと。出来れば、写真立てにでも入れて、飾っとけばと。

とかとか、さての、「天龍寺」を出たら、嵐山で、土産物を買いたい。
との事で、桂川の方の土産物屋の方にと。
にしても、荷物を持って、ウロウロするは大変やでと。申したならば、送ってもらうですて。ソかと。
(11/11/25)


NO.1004 義姉夫婦の京都見物(15) 「野宮神社」の、亀石」の話

土産物屋は沢山あるですが。
行った先は、「レストラン嵐山」の土産物屋で、この界隈では一番に規模が大きいかと。観光バスの駐車も出来まして。
私の方は、暇でして。
そのバスの待合い室になってるのかの場所で、トイレもありまして。タバコを一服、二服。

ホナラの、女子店員が、箒を持って来まして。何をするかと思いきやの、自動販売機の下に硬貨が落ちて、行方不明らしく。一生懸命に箒で、出そとしてるですが。箒では狭い空間には届かずの、ハタ目からは、モ一寸小さい、物差し程度が適当かと。
思うですが、数人居てるのバスの運転手は、諦めたらと。10円で、手間暇、労働時間の方が高く付くでと。

マアなあ、どっちが正解かは、分からんですが。道具さえ、適切なら、一発やのにと。
ソラ、女子店員、妙齢でも無いですが。気になって、気になっての事やろなあと。気になるなら、徹底的にが、我が考えでして。にしては、場所が分かってて、箒は辛いなあと。

そんな話は結構の、この売店、土産物屋に向かうの道中。
その前に、この日、11月の4日は、暑うてねえ。湯豆腐喰たから、尚更なれどの、天気も良過ぎまして。
までは、結構なれどの、レンタルの和服を召したるの、妙齢の女性。年の頃なら、20代半ば。

これがねえ。
日傘を差すは宜しいですが。勝手ですが。この、嵐山、四条河原町状態の、通行人が一杯。そこらに、人が一杯。行き交おてるの場所、道路なれどの、傘を開いて、傘の芯、棒をば、肩に掛け。道のど真ん中を闊歩して。
イヤイヤ、肩に掛けてるが故に、傘の骨が、対向者、周辺の面々に当たるがなと。
現に、遭遇の小母様連中、何え、あの人、危ないなあと。
云うてるの小母様連も、日傘、同じの形のを持ってまして。多分なら、どこかの売店で売ってるやつかと。

云うてる場合で無いの、小母様連も、傘の棒を肩に掛けては無いものの、四条河原町状態の、人の多い場所で、傘を広げて、振り向き様、傘も一緒に回転の、オッとの、危ないなあと。私がです。思わずの声が出たです。
ソラなあ、こっちに向いて歩いてた三人組小母様族が、突然に先の小娘の方を振り向いたが故でして。どっちも、どっちの、分かってえへんです。
こんな場で、日傘を差す方が常識外れかと。帽子にしとけと。

事程左様の、観光地には、非常識人が多いわと。
オッとの、私共、ご一行様は、そのままでして。私なら、帽子を持参のツモリが忘れてしもて。暑い、アツイと、ハンカチで、汗を拭き拭きでして。
とりあえずの、こんな界隈で、日傘はナと。差すは勝手なれどの、相応の注意を致しませんと、無神経では、ハタ迷惑。余所様に怪我でもさせたら、大変ゾと。傘も立派な武器でして。

そんな話は結構の、土産物を買うだけでも、一仕事の疲れるです。
私なら、待合室で、タバコを吸うてたですが。最初っから、最後まで、待合室に待避してたで無いです。30分の内の、5分程度のツモリやわと。余りに決まらんみたいやしで、避難しただけでして。タバコを吸い、トイレで用を足せば、店内に戻りましょかと。戻るの途中で、嗚呼、居た、居たと。義姉がで、買い物も終わって、私を捜してたらしく。どこにと。あそこにと。タバコか。ソやと。

での、どこえ行くかで、とりあえずは、「野宮(ののみや)神社」かと。良縁、子宝、学問の神様故に、我々、中年、老年に差し掛かってるの面々には用事があるのか、無いのかの、我が息子共、甥、姪も結婚したし、孫もと。
新婚ほやほやの二男夫婦も居てましての、原則、当人、当事者の祈願で御利益の筈の、よって、代行でと。

イヤイヤ、この界隈、道中、竹林(ちくりん)が綺麗でねえ。景観、誠に宜しく、義姉夫婦に見せてやりたいなあと。源氏物語の舞台でもありまして。
イヤ、行ったです。
処がの、当たり前と云えば、当たり前の、アベックが多てねえ。道中も、「野宮神社」境内もです。本殿には、列を成してまして。義姉婿、並ぶが嫌でして。確かに、先の通りの、我々には直接的、祈願する事が無く。

ででの、並ぶ事は無いの、本殿の左手には、「亀石」がありまして。由来は良く知らんの、「神石」とされてまして。石を撫でて、祈願する事で、一年以内に成就すると言われてるです。
とまあ、そこまでは云うてえへんですが。撫でて、祈願をと。
云うてたら、義姉婿姿が見えずの、居てへんでねえ。トトトの、1人、右手の方にすたすたと。一寸、待てと。云うても、人が多いし聞こえへんしで、義姉が呼び止めにで、一同、揃いの、揃ても、撫でて、祈願は一人ずつ。

イヤ、順々に、義姉夫婦から、祈願で、嫁はんで。
最後の、私めなら、当然の、欲張り故に、我が一家全員とするのか、順々にの、これには、これの、あれには、あれをの、健康等々、適当の。さての自分は、何をの、何が思い付かんでねえ。矢っ張り、健康かと、ンの、それで、万事、宜しくお願い致しますと。
やってましたら、若手の列が出来ててねえ。我が年寄り4人組ご一行様の後ろにです。

云うたら、私共が、「お亀石」を撫でて、祈願するまでは、ガラガラでして。正確には、余所様、若手は、本殿に列を成しててねえ。
折角なら、参拝するなら、「亀石」の事程度、調べとけと。

イヤイヤ、「野宮神社」はそんなに広い境内では無いです。只、周辺、竹林にて、雰囲気が宜しいです。観光客が多くなければ、風情があって、尚、宜しいですが。こんなに大勢では、風情もへたくれもあらへんです。

での、境内から出たら、更に先をと。
行くに、気勢をそがれるの、踏切が、カンカンカン、キンコンカンコン、カンカンカンの、列車待ち。
踏切の両側には、JRの警備員が居てまして。観光客が信号無視、踏切を強引に突破せぬよにかと。

丁度宜しく、空き地があって。簡単なる地図もあってねえ。見乍らも、特段の目的地、行き先も決まらずの、とりあえずは、近い方の、「嵯峨釈迦堂」にでもしとこかと。一旦は、踏切を渡ったですが。すぐにも、引き返しまして。
ソラなあ、どこかに、向かうに、さての、どしょかと。今から、嵯峨野散策もくたびれるやろしと。「嵯峨釈迦堂」でも宜しいですが、帰りの、「トロッコ列車」の件もありまして。イヤ、「すみや亀峰菴」のチェック・インが4時とされてるですて。
多少の遅刻も構わんですが。「トロッコ列車」の本数なるが、1時間に1本でして。全席指定ですて。へえと。そっちが先やなあと、指定席を取ってから、考えよかと。
考えるも、既に、くたびれたの感もありまして。
云うたら、何やけれどの、ええ歳した、四人組でして。若手と一緒には出来ませんです。
(11/11/27)


NO.1005 義姉夫婦の京都見物(16) 「コミュニティ嵯峨野」の話

事程左様の、正直、我々4人も、歳でして。
イヤ、私なら、計画通り、予定通り、「嵯峨釈迦堂」でも、「二尊院」を初めの、嵯峨野散策でも、良かったですが。その気で居てたしで。
されどの、義姉曰くの、人が沸いて出て来るの表現も成る程の、人に酔う感があるかと。私共なら、慣れてるけれどや。慣れてても、余りに人、人、人も避けたいわと。
嵯峨野散策なら、人も左程で無いけれどや。無いからと、一々、内部拝観してたでは、時間が幾らあっても不足の、拝観料もバカには成らず。全席指定の、「トロッコ列車」を確保も重要でして。
とは云え、「嵯峨嵐山駅」の、「トロッコ列車」に行けば、最早の、嵯峨野散策も、「嵯峨釈迦堂」にも、向かうの気には成らんやろと。

そんな次第の、斯くなるでの、再びの、JRの踏切を渡りまして。
ここの踏切は、トンネルの手前でして。幅が狭いのもありまして。イヤ、風情のある、踏切でして。トトトの、そんな話は結構の、「野宮神社」を過ぎて、天龍寺の道を横切りの、サテの、どっちの道で、「嵯峨嵐山」駅に行くかで、打診の、人の少ない方がと。
との、意向によりまして。
イヤ、店が並びの、人通りの多い道があれば、本来ならばの、一直線の、真っ直ぐで、物静かな、駅に行くの道も承知してるです。静かの理由は、店が無いからでして。観光客は、間違いでなら、別途の話の、通常は、通らんです。
私なら、こっち、静かな方が好みでして。

での、人通りの少ない方の道で、一直線の、「トロッコ列車」の建屋<嵯峨駅>に入れば、列が出来てましての、指定席は既に満席。一番に近い列車の、立ち席なら、若干空いてましての、ソレにしよかと。
それでも、15:07発<1時間に1本>でして。待ち時間、軽くの、1時間で、へえと。直近は立ち席も満席の、売ってませんですて。フウンと。
正直、こんなに一杯とは、思わなんだです。

そもそもが、亀岡には失礼乍らの、こんな時間に、亀岡に行って、何するやと。
思てたですが、甘かったと。
更には、トロッコ列車の嵐山駅でも、券が買えるですて。知らなんだなあと。何分の乗るが初体験故でして。されどの、先程の踏切の辺りからなら、嵐山駅が若干近い程度の、時間的には、大して替わらんかと。

ででの、更に、1時間遅れの列車なら、座るの席もあったですが。云うてるの間にも、指定席には、満席ランプが点いたです。へえと。
へえと、云うてる間にも、15:07の列車の立ち席も満杯。凄いなあと。

斯くなでの、待ち時間、1時間をどするやで、ウロウロしててもの、落ち着いたの喫茶店でもの話になったですが。この界隈で、スと、席がの店はあらへんなあと。
オッとの、心当たりがあるの、穴場を思い出したです。
「コミュニティ嵯峨野」でして。

ここは、私が会社員時代、研修で宿泊したです。何の研修であったか、「ISO」であったかなあと。イヤ、極めてのええ加減な記憶なれどです。
当時からは、様子も可成り、異なってるですが。
その後も何度か利用したです。レストランも、喫茶部<ラウンジ>もありまして。何よりも、空いてまして。
イヤイヤ、「コミュニティ嵯峨野」にそのよな施設があるを承知の面々は少ないわと。

少なくともの、観光客は知らんわと。
私にしたって、研修で、入ったからこその、様子を知ってるだけの、入ってなければ、敷居の高い建物でして。そもそもが、何の施設か分からんの、会社でも無く、ホテルでも無く。名称からしての、公共機関かと。
社会福祉法人故、公共機関に間違いは無いですが。気楽に入れるとは、気が付かんかと。そもそもが、「全国手話研修センター」とは、誰が承知で、手話だけで無く、各種研修に使われての、宿泊施設までがあるは、入った者しか、分からんわと。

そんな事で、ツカツカと、「嵯峨嵐山駅」の横手の建屋にと。
イヤ、私にしたって、レストランは何度か入ったですが。喫茶部は存在を知らんの、レストランで、コーヒー等々もあった筈と、接近すれば、喫茶部を見つけただけでして。
イヤイヤ、レストランは、奥の方でして。喫茶部が手前にあったです。

入れば、上手い具合に、テーブルが一つ、二つ、空いてまして。云うても、そんなに沢山のテーブルは無く。ソファーに相応の面々、年配者が、何人も居てまして。それこその、何かの、研修かと。
我々にとっては、どっちでも結構の、座るのテーブル、席さえ確保出来たならと。


この喫茶部は落ち着いてまして。
次々と客の出入りがあるで無し。居てるの客も、のんびりと談笑してまして。駅周辺の喧噪はウソみたいでねえ。何なら、コーヒーでも飲み乍ら、うとうとと寝てしまいソでねえ。
ホンマやでと。
先の通りの、知る人ゾ、知るの施設でして。食堂、喫茶部は、出入り自由の、熱烈歓迎されるです。値段は、別段の、高くも無いです。上の階の、宿泊の部屋、研修室には、我々、用事が無いだけの、下手には入れませんしと。入って、犯罪でも無いの、見学自由。
かどかは、知らんの、そこまで、物好きに非ず。

イヤイヤ、そんな具合に、ここは、研修で来たと、説明はしたです。宿泊施設もあってと。
我々、宿泊を要するの、距離でも無いけれどです。要は、缶詰にされたです。

とかとか、話をしてるの間にも、ええ時間になりまして。ボチボチ、並ぶかと。そやなあと。
要は、駅に向かって、右手が、「コミュニティ嵯峨野」で、左手が、「トロッコ列車」でして。歩いて、1分とは掛からんわの、乗れば、所要時間、23分で、「馬堀」駅の近くが終点、折り返し。
近く故に、「馬堀」駅まで、歩かねばならぬの、「亀岡」駅には、JRでと。JRから、降りれば、「サティ」があるです。「サティ」駐車場には、車を駐めてまして。後は、義姉夫婦が、宿泊の、「すみや亀峰菴」にとなるですが。

当面の話、立ち席ではあれどの、「1号車」でして。
多分なら、先頭車両かと。先頭なら、一番前に行けば、相応に楽しいかと、婿はんとと。
イヤ、立ち席も、指定席も、値段は変わらんです。人数も制限されてまして。斯くの如くに、号車も決まってるです。
(11/11/29)


NO.1006 義姉夫婦の京都見物(17) 妙齢の美女と、「トロッコ列車」の話

事程左様の、義姉夫妻が、のんびりの、京都見物も、正直云えば、婿殿の親御様がしかるべくの、「介護施設」に入れたからでして。
さもなくばの、3日間も出てられませんです。
義姉夫婦が我が家に泊まるにしたって、母が居たら、気も使うやろと。
<参考=「NO.145 諸般諸々の事情()()」(親父として、爺としての話NO.15)>

ホナラの、我が母となればの、この間、プラスのαにて、ショート・スティ<介護施設>に行ってもろてまして。これが、満杯で、予約が出来ひんでみい。どもならんです。
イヤイヤ、突然の申し込みでは、お手上げでして。最低でも、1ヶ月。出来れば2ヶ月の余裕で、ケア・マネージャーに通知をしとかんと、取れませんです。
取れたからで。さもなくばの、私共夫婦にしたって、お付き合い不可でして。
それも、母の希望に沿いまして。「けやき」でして。ディ・サービスに通てるの、「こもれび」は断じて嫌と。イヤ、「けやき」の方が料金安く、こっちも助かるですが。ここだけの話、一泊、2千円と、5千円でして。
<注=個室希望>

話が逸れるですが、私共にしたって、昨年までは、嫁はんの、里帰りも、実家で泊まったですが。失礼乍らの、婿殿のご両親が、「介護施設」に行ってまして。空いてる云うたら、何やけれどの、二泊したですが。
どっちにしたって、息子共は、婿殿宅であったり、甥宅に泊まってるですが。甥宅も、徒歩5分程度の、ええ距離でして。
イヤイヤ、年々、我が一家も人数が増えまして。オッとの、よろこばしい事でして。されどの、年々、やり難くなって来てるです。詳細、ここでは、説明致しませんですが。
概略ならば、ソラ、里帰り故、実家に泊まるべきでして。私にしたって、異な感覚が払拭出来ませんですが、諸般の事情が許さんです。困ったもんやと。


オッとの、そんな次第の、斯くなるでの、「トロッコ列車」の話。
改札口には、既に、列が出来てまして。婿殿も並ばな仕方が無いの、乗るべきのが到着間際に、改札がありまして。要は切符を見せるだけの、1号車は、運良くの、先頭車両。
での、トロッコ列車が到着で、乗客が降りれば、乗るになるですが。先に指定席の面々をと。へえと。
されどの、確かに、座るべき面々が所定の席に座ってくれませんと、立ってるにも、立つべきの場所が無いかと。それ程に、乗客が多てねえ。
とか、云いつつも、立ち席の面々では、我々ご一行様が列の一番の先頭でして。兎に角、前に行こと、運転席の真後ろに陣取ったです。イヤ、運転席との間には、仕切りがあるですが。進行方向の景色は見えるです。

実は、ここに来たは、大正解でして。
ここ以外は、2人座席の対面で、この先頭だけは、2人座席なれどの、横向きでして。他とは、一寸、違うなあと。
イヤイヤ、指定席故に、誰かが来たら、座る筈が、発車しても、現れず。
車内放送にて、空いてる席があれば、次なる、「嵐山」駅までは、座って戴いて、宜しいですと。フウンと。ええなら座るかと。
イヤ、姉妹が座れば宜しいかと。その真向かいも座席は空いてるですが、オッサン2人で座っててもなあと、一旦は座ったですが、立ったです。そこえ、妙齢の美女、2人が現れたですが。指定席の面々では無いらしくの、ここに座って宜しいですかと。ええ、どぞの、空いてるでと。
但し、「嵐山」駅では知らんけどと。

とかとか、話をしたら、そですねえ。すみません等々、ニコリと会釈の、相手してくれまして。
イヤ、こんなオッサンに、妙齢の美女2人がです。
結果、「嵐山」駅でも、沢山乗って来たですが。さての、この辺り、4人分の座席は指定席か、自由席かの、ダアレも来ませんでして。
イヤイヤ、通路まで、一杯でして。我々の周辺は我々だけでして。ご一行様4名と、妙齢の美女だけでして。美女連、よいのですかねえ。ソラ、ダアレも来いひんなら、遠慮せんでも、ええのやでと。別段にの、乗車料金が安いで無しの、同額でして。
とまあ、料金の話まではしてませんですが。


次なる駅は、「保津峡」駅でして。
ここでは、乗客は存在せずの、写真を撮る人が2人居て。での、鬼が乗車しまして。鬼は、当然の、仮面と、扮装なれどです。
乗って来て、開口一番、空いてる席があれば、座ってくださいと。へえと。鬼がそんな事を云うかと。イヤイヤ、私共の真正面でして。云うたら、運転席に入ったです。

空席なら、我々のソバが片側、2人分が空席でして。
鬼曰くの、私にで、そこに座ってくださいと。ええわと。
理由は簡単の、20分や、30分、立ってもどて事あらへんわと。更には、空いてる席の、真向かい、片側には、中年夫婦が座ってまして。オッとの、同年配なれどです。見知らぬの先様を真正面に見てても、仕方が無いわと。
進行方向側を見られるの席なら、考えるですが。反対を向いてても意味が無いの、立ってる方が自由でして。

ホナラの、鬼が、立ち席の中から、赤ちゃん連れを見つけまして。座って、座ってと。
促された、若手夫婦が赤ちゃんと一緒に座ったですが。赤ちゃんを連れて、「トロッコ列車」で、立ち席かと。先様の勝手なれどです。若い故に出来るの、芸当かと。イヤ、座れて良かったですが。

イヤイヤ、眼下には、「保津川下り」の船が見えたりの、まあ、良かったですが。
「保津峡」を過ぎれば、終点、「馬堀」駅でして。この、「保津峡」を過ぎた、トンネルを潜ればの辺りから、やや、紅葉がと。
以て、終点、「馬堀」駅<JRの馬堀駅では無い>についての、妙齢の美女連、降りるの気配が無く。曰くに、往復なんです。へえと。そんな手があるのかと。デハ、さいならと。
云うたら、彼女等は、そのまま、その席に居てたら結構かと。要は、補助席なんやろねえ。指定席で無いが分かっただけでも成果でして。儲けモノと云えるかと。別段にの、料金替わらんですが。
再度の、「トロッコ列車」に乗るの機会も分からんですが。マア、無いやろなあと。少なくともの、この歳で、初めてやでと。
加えての、一度乗れば、充分でして。一度乗れば、このよに、話のネタにもなりまして。
オトトの、近い将来でもの、孫共が、乗せてくれと、頼めば、乗ってやらんの事も無いけれどや。そんな事でも無い限りはと。

そんな事で、終着駅には着いたですが。
こっちが、降り切ってもいやへんのに、乗るのヤツが居てまして。降りひんかったら、乗れへんやろにの、指定席なら、急ぐ事もあらへんのにと。ホンマやでの、当世の中年は常識、規範、謙虚の概念に乏しいの、バカばっかりの、腹の立つノリでして。

それにしても、イヤマアの、狭い駅でねえ。木造でねえ。
降りた先が2階になってまして。階段で、降りるですが。狭い、階段でねえ。コレも当然の木でして。大勢の乗客が、一気には、降りるに降りられへんでねえ。コレ又、適当に待ってな仕方が無いの、そもそもが、駅員なりが乗降方法をば、指導。
階段にも、足元注意を促してやらんと、当世のは、規律を理解も、通用も致しませんです。
(11/11/30)


NO.1007 義姉夫婦の京都見物(18) 閑話休題的、財布、小銭入れの話

イヤイヤ、過日。
何でも、適当の過日。
朝二番、諸般の用事、買い物にての、方々にと。
ついでに、最寄りのコンビニで、タバコを1カートン買い求めるに、隣に駐車の軽自動車の様子がなあ。一寸、変。
若手の男が運転席に座ってまして。ソレは変でも無いの、目をつぶってまして。ソレも変では無いの、コンビニの駐車場で、うたた寝かと。イヤ、時分時、12時頃なら、トラックの運ちゃん連中が、昼食をしてるですが。

時分時で無くとも、車の中で、飲んだり、喰たりもしてるですが。仮眠をしたりもしてるですが。我がローガンの眼で、変と映ったは、モ1人、居てるが分かったです。女の子かと。
それが、運転席の彼氏の膝の上に座ってまして。イヤ、自転車の横乗りみたいにです。要は抱き合おてるです。フウンと。
只なあ、この時間やでと。周辺、明るいゾと。ハタ目も気にせずの、勇気があるとするのか、周囲も見えへんのかと。
しかるにの、横乗り故に、女の子のご尊顔は見えずの、背中のみ。ホナラの、反対方向に行けば、見える筈ですがの、そこまでの、物好きとは違うです。

イヤ、そんなのが、多なったと云えば、多なったですが。こっちの身にもなって頂戴の、目のやり場がと。
ホナラ、見いひんかったら、宜しいですが。見てしもたモンは、見てしもたです。一旦見たら、気に掛かるは人情でして。

での、結果、本来の目的であるの、タバコを1カートン、求めるに、最近は、KENT3mgの、長いのにしてるですが。千円札4枚は財布から。小銭入れから、百円玉1個の、4100円丁度を手にしまして。カウンターで、これこれと、云えば、売り切れですて。
フウンの、ほなら、要りませんと。別途のコンビニに行くにしたですが。コンビニから出て、車に向かうに、マダ、やってまして。ええ加減にしときやと。
とも云えず。

ででの、別途のコンビニでは、先に準備の、4100円で、1カートンを買えたですが。
帰って、財布等々、所定の場所に仕舞うに、ンと。
小銭入れはあるですが。肝心の、財布が見つからんでねえ。ドキドキ、ドッキンの、さあ、どしょかと。

確かに、最初のコンビニでは、財布から、千円札を出したです。よって、間違い無く、財布は所持の、所持も何も、財布には、運転免許証から、ガソリン・カード。「漢方外来」の診察券。ETCカードに、JCBのクレジット・カード。
ミドリ電化のカードに、一度も使てえへんの、TASPOに、TOYOTAカードに、これ又、一度も使てないの、ガソリン・スタンドの洗車のプリぺード・カードに、お守り等々が入ってまして。
何よりもの、運転免許証がと。現金、札が少なからずの、我が全ての小遣いが入ってまして。
云うても、10万、20万円もは、入ってえへんけれどや。ブクブクの財布でもあらへんしと。

オッとの、そんな事を云うてる場合で無いの、あのコンビニやろかと。イチャ、イチャの軽自動車のソバやろかと。トトトの、覗き見趣味的、ソバまで、行っては見てませんですの、偶々に車を駐めたの場所が、その車の隣であっただけでして。そんな状況なるは、知らんしと。

オトトの、あそこやろかなあと。
少なくともの、財布から出したは、その辺りでして。
あの、バカップルに拾われてみい。マア、帰って来いひんぞの、そもそもの一般常識がと。
云うてる場合で無いの、一目散の、車に乗ったら、あったなあ。我が運転席の座席の上に鎮座してましたです。嗚呼、良かったなあと、ホと安堵。
にしてもの、カード類が多過ぎるなと。この機会に減らすかと。財布からです。

TOYOTAカードは要らんナ。TASPOはどしょ。
JCBのクレジット・カードはと。大体が、クレジット・カードなんか、海外でしか、使わんの、海外に旅行に行くの計画なんか、あらへんわと。国内でさえが、あらへんのにと。
されどの、変に家に置くも、外出中にでも、ドロボーが入ったらと。
入っても盗るモノが無くとも、クレジット・カードがあればと。されどの、銀行の預金は微々たるでして。


そんな次第の、斯くなるでの、実は、義姉夫婦が京都に来た、初日。
迎えに行くに、小銭入れが見つからんでねえ。
イヤ、「清水寺」「金閣寺」を拝観予定の、賽銭用小銭がと。大探しで、見つからずの、何分の、小銭入れの、中身は、1円、5円、10円玉でして。総額でも、200円もあるやろかと。
小銭入れそのものは、「HuntingWorld」
オッとの、出張で、韓国、Seoulの工場に行ってた際、日曜日に、一緒に出張<部署は異なる>の面々と、李泰院(イテオン)に買い物にと。要はイテオンでして。当世は知らんの、当時は偽ブランド品を売ってるで、評判での、承知で、買おてるですが。

その当時の、1990年なら、ギリギリのセーフの時代でして。偽ブランド品も堂々の持ち帰ったです。
イヤイヤ、それ以前でも、3つや、4つ。家族の靴<リーボック>を買いまして。偽では無いの、横流し商品と聞いてたですが。鞄に詰め込み、伊丹空港税関では、この程度なら、商売とは違うよやから、宜しいと、認めてもろてたです。

余計な話の、この、1990年辺りから、相当に厳しくなったですが。小銭入れやしナと。自分で使う用のツモリが、きっちり、母に取られてしもて。ボロボロ状態にされてから、返すと。
以来、5年使てるですが。名実共のボロボロと相成ったです。


でででの、そんな次第の、「トロッコ列車」の終点、「馬堀」駅で降りまして。降りても、右にか、左にかは知らんの、皆が行くの方向に行けば、良かったなあ。そこが、JRの「馬堀」駅でして。入れば、丁度、下りの電車が到着の、切符を買うの暇も無く。嫁はん、4人ですと、改札口の駅員に伝えたならばの、コレで証明出来ますと。乗った駅名を書いた紙切れ一枚、戴きまして。
結果、大急ぎの、滑り込み、セーフで、次なる駅が、「亀岡」駅。

正直、「馬堀」駅で乗るも、「亀岡」駅で降りるも初体験。
来るなら、車で来てるしと。
その車は、ここだけの話の、駅前の、「サティ」に駐めてまして。
イヤ、買い物もありましての、嫁はん、姉妹2人は、買い物にの、何を買おたかは、明日の朝のパン程度かと。

での、私なら、折角の、「サティ」<イオン>故に、JTBがありましての、支店を訪問の、「外国コインの募金箱」はあるですかと、尋ねたですが、こちらでは、扱ってませんで、チョン。
イヤ、韓国硬貨を持ち歩いてまして。「ユニセフ」の募金箱があればと。ダメ元でして。後日、「京都高島屋」で、受け取って戴けたですが。
<参考=「外国コイン<硬貨>の募金箱が無くとも受け取ってくれる」(みんながパソコン大魔神)>

オトトの、過日の、財布を車中に落としてたの、財布は、タイ国で買おたの、フェラガモでして。
本物でして。
ン万円でして。後生大事に使てるです。
<参考=「NO.61 軽鴨、合鴨、フェラ鴨、巣鴨に鴨川の類」(騒慌珍嬉のThailandNO.4)>
(11/12/02)


NO.1008 義姉夫婦の京都見物(19) 閑話休題的、誰とは云うの話

イヤイヤ、何でも、適当の過日。
誰とは云うの、二年前の、あの忌々しいの、先様の奥方。
何の事かとなればの、自分の息子がイジメられてと。常識外れの、朝一番から、見知らぬの先様、我が家なれどの、呼び鈴を連続、ひつこくもの、鳴らしたヤツの奥方。
事もあろおにの、前日より、我が家の前に駐めてたの車に傷付け、パンクさせ。おまけで、プランターを駐車場に落としてたヤツの奥方。

そんな小さな子、居てませんでと。返答したなら、逃げるかの如くに、消えたヤツの奥方。
前日の真夜中には、パトカーが来まして。どこかと思えばの、我が家に用事で、駐めてあるの車が、駐車違反の通報があったと。されどの、セーフ故に、こんな事があったとだけ云うときますで、チョンの話までがありまして。
どっちにしたって、以前も、以降も、そんな話、傷を付けられたも、駐車違反の話もあらへんわと。
どこの誰かと、捜しまくって、判明の、何とまの、真向かいのヤツでして。

真向かいなら、分かると云う無かれの、一寸、距離があっての、小学校区、町(ちょう)も違うの先様でして。従前、一々の気にもしてへんわと。
されどの、判明以来、嫌でも、目につくの、何せの、真向かいでして。外に出ても、雨戸の開け閉めでも、目に付くわと。付かん方がおかしいわと。

イヤイヤ、その奥方も、目には入り出しても、そこらで、ばったりも、分からんです。喋った訳でも、間近で見てるでも無しの、此度、出先、云うても我が町内会の周辺なれどの、一発、アイツの奥方と分かったです。
理由は超簡単の、奥方は分からんでも、そこの飼い犬でして。加えての、その年頃の男の子でして。要は2人と一匹。
犬の散歩をしてやがってねえ。
我が方、我が家に歩いて戻るの途中で、先様、散歩に出てるの状態でして。

オッとの、やからと、アンタなあと、話は一切してませんですの、先様は、我が方の事は皆目かと。別段にの、犬を飼おてるでなしの、特徴も無いの中年親父と嫁はんでして。トトトの、嫁はんと2人で歩いてたですが。
嫁はんには、アレのアレやと、教えたですが。フウンと。
以て、間違いでは無いの、帰宅して、真向かい見れば、犬も居てませんでして。

私から、云わせて戴ければ、奥方は当然の知ってる筈です。我が家に旦那が怒鳴り込みに行ったをです。この奥方も、我が家の家族構成を知らんかったの非常識なる女でして。
鈍感、無神経なる、我輩でも、先様、真向かいの家族構成なら、事件以前でも、ボヤとでも、承知してるわと。夫婦と、小学生の男の子1人と。
<参考=「NO.100 如何に解釈するかの話(1) 連日の厭な話」(不可思議の世界NO.7)>
<参考=「如何に解釈するかの話(2)から(11)」(不可思議の世界NO.8)>
<参考=「如何に解釈するかの話(12)から(16)」(不可思議の世界NO.9)>
<参考=「NO.841 誰とは云わんの、誰の話」(単なる雑談NO.58)>


ホンマになあ。
真向かいでなければ、忌々しくとも、気にせずに済むです。姿を見ませぬ故、そこらでバタリも、分からんですが。
真向かいであっても、息子の車に傷、パンクさえしてへんなら、単なるの笑い話の、ハハハのハで終わってるですが。卑屈、陰湿なる犯罪をされただけにハハハでは済まんです。気色の悪い、異常人格者が存在してるになるです。
こんな親では、子も知れてるわの、イジメで、うなされてるよな男の子ではナと。
来やがった時には、同情したですがと。可哀想にと。されどの、犯罪者の子では、アカンタレ。

ホンマやでの、我がご幼少時代、年上の子にイジメられてみい。
正々堂々の、自分1人で、その子の家に行きの、親に訴えたです。ここの子にやられたと。年上やのにと。虐めた当人を目の前にしてです。結果、二度とは、イジメに遭遇せず。
反対には、小さな子がイジメられててみい。正義感超旺盛の、年上の連中に、応戦してたです。
イヤ、昔はそんなモンやったです。年上の子は、年下の子をかばってやると。年上のくせに、年下の子を虐めるは、腐ってると。卑怯、卑屈で、年上の値打ちが無しと。

ましてやの、当人<息子>を差し置いての、親父が、確信も無い、知りもせぬの、真向かいの先様に朝の早くから、怒鳴り込みになんか、行くですかと。警察に通報したり、車を傷付け、パンクまで、させるですかと。
イヤ、当人が、あそこと、指でも差せば、又、事情も分かるですが。当人は、青いシャッターの隣の子としか、云わんかったらしく。確かに、云われてみて、初めてまじまじ、見たですが。隣の倉庫のシャッターの色をです。確かに、青と云えば、青でして。
されどの、我々夫婦を見たら、分かるの、孫なら、可能性がと。されどの、当時、何歳、2歳やでと。2歳の女の子に虐められてる小学生は、前代未聞。

たまたま、当日、来てたですが。
結果、運悪くの、傷付けられ、パンクさせられまして。

イヤイヤ、ゾとするです。
仮に、小学生高学年の孫で、男の子やってみい。たまたまの居ててみい。
鬼人故に、確信を得て、サと逃げるかと。

はたまたの、喧嘩になるゾと。
一体、イツの話か、虐められたの、当人を出せと。何なら、先様に行くです。我が孫で間違いは無いかと、面通しをさせるです。先様、バカ親父が拒否してもです。
万が一にも、ソであれば、当人から、やられた当人に謝罪させるです。それが、筋でして。親父は親父に謝罪かと。偶々の来てただけでは、イジメをするよな間は無いけれどや。
どっちにしたって、白黒付けられさえしたら、一気、解決でして。


ホンマやでの、想定外の話で、朝早くに、知らんのが来てみい。ビックリするゾと。
問題は、来られた時には、車の傷、パンクは知らんかったです。知ってたら、先様、消えるを一寸、待てと。どこの人かと。その場で、詰問致すです。
その車に触った事はあるか、無いかと。されどの、素手で触らんでも、傷も、パンクもさせられるですが。プランターも、落下させる事は出来るですが。
そして、イジメの話と、昨夜の、パトカーが来ての、駐車違反の、通報の件も、関連性は思い当たらんの、至らんかったです。左程に話が唐突の、唖然としたが、正直でして。

オッとの、トトトの、その奥方なんか、犬と子どもが一緒で無ければ、ソレと分からんの、遠目でしか、見た事が無くの、間近でチラ見も、一寸、変わってまして。遠目でなら、美形に見えてたですが。人相、一寸異質。
での、大体がこの奥方が頼りなく、旦那を押し止めるなり、向かいの家族構成さえを知らんかった程の社会性に乏しくてと。失格かと。

イヤイヤ、でででの、この話も、以上、全部では無いの、11月3日、義姉夫婦が我が家に泊まった明くるの朝。
「保津川下り」に出るの日、婿殿には、話をしたです。こんな事があってねえと。そこや、そこの家のと。婿殿、へえと。よおやるなあと。
奥方に遭遇は、その後の話。よって、奥方の話までは、婿殿にはしてませんです。
しかるにの、わざわざの話をしたでは無いの、婿殿と一緒に窓から外を見てましたら、偶々の、先程の奥方が家から出て来ただけ。
(11/12/03)


NO.1009 義姉夫婦の京都見物(20) すみや亀峰菴に到着の話

実は、一寸した話が一杯ありまして。
されどの、イザ、掲載となればの、失念してまして。
何の話やったかなあと。

以前なら、1ヶ月ほっとこが、2ヶ月、ほっとこが、一応は記憶してたですが。この処、あった筈やったのにとダケで、全然、想い出せず。
正直、我れ乍らに、歳喰たなあと。歳は歳やけれどや。モ一寸はマシかと、思てたですが。

財布を一時的、紛失の件は掲載したし。キヤツの奥方のも掲載したしと。他に何があったかなあの、ここまで来て、2、3を想い出したです。
想い出しては、パと消えて。ンの、何やったかなあの、そおそお、誰とは云わんの町内会のご主人の話。保険の小母さんの話、当世の電話事情があったなあ。兎角に最近の中年親父の気の短さ、常識、配慮の無さ。
そおそお、電気工事の話に、トイレの水の止まるの際の音の話に、介護用品業者の件に。母のディ・サービスの送迎の時間の話等々があったなあと。
イヤ、大分、想い出して来たです。
マダ、あったの、誰とは云えんの、云えんの話が多いけれどの、爺様他界の話等々。

での、何の話をするやの、順々に行こかの、誰とは云わんの、これは、口が裂けても、滑っても。指先が誘惑の、キーを打ちかけても、断じて、アカンの誰様の話。
イヤイヤ、ええ人なんやけどなあと。町内会で、話をしてる分にはでして。
これが、一歩、出たら。出先でばったりでは、状況が異なりましての、愛想が消滅の話でして。

での、過日。
適当なるの過日の過日の、出先でバッタリの、その出先も、何処とは云わんの、云えんのご主人様。噂通りの、無愛想でねえ。当方、イツも云うの、先様を発見は早いです。
見つけまして、嗚呼、お早う御座いますの、何たら、かんたらのと。適当なる、挨拶、会釈をするですが。先様、ニコともせず。とは、大袈裟の、ニコだけの、後は憮然の、無視。
イヤイヤ、町内会でなら、愛想がある故、時折触れてるの、町内会で、挨拶しても、完全無視されるの、アレとは別人でして。
されどの、共通点はあるです。自慢しい。
云うた方が勝ち的でして。確かに、ソやなあと。先攻必勝の、そんな下らんの自慢話までをするかと。私にでは無いの、私も居てるの、多数の居てるの場でと。

そやけれどの、このご主人、そこまで、人間が変わるかなあと。
実は、出先で、ばったりは、それが2度目かと。1度目は、遙か、ン十年の昔でして。その時はそんな具合でも無かったですが。
先の通りの、噂では聞いてたですが。無視されるでと。フウンの、ソかなあと。そんな具合には、見えへんけどなあと。されどの、ホンマやったです。


イヤイヤ、そんな次第の、11月4日の、「トロッコ列車」で亀岡に戻って来まして。
駅前、「サティ」でも、チャンと買い物はしまして。
タバコも吸えて。タバコは、店外なれどです。今時、大抵、店外か、店内の一隅、隔離部屋でして。

での、駐車料金が、イツからか、有料になってての、されどの、朝9時から、何時や、3時半頃やろか。4時やったやろかの、定かには覚えて無いの、兎に角の、6時間、7時間も駐めて、300円也。最初の何時間かが、無料でして。
イヤ、安いわと。

云うたら、「亀岡」駅から、便利過ぎるの場所故、下手したら、通勤者が、勝手に長時間、置いたままにしてるかと。駐車場替わり、駐車場には間違いは無いけれどの、只で駐めてたりが多いかと。
イヤ、分かるです。
只なら、私もやりかねんですが。帰社が、閉店の、22時に間に合わんと困るですが。オッとの、その当時ならです。

「サティ」を出たら、義姉夫婦が宿泊予定の、湯ノ花の、「すみや亀峰菴」に向かうになるですが。
当然の、ホーム・ページは閲覧してるですが。この地図が大ざっぱに過ぎてましての、人名、地名、方向音痴で、地図音痴の、私に詳細分からんです。
分からんでも、分からんなりに、大凡の見当ならついてまして。そらなあ、一応は、亀岡の住人でして。住人になって、30年が経つかと。経っても、行く道はよお知らんの、始終、行ってるで無しの、タマのタマタマでして。

その辺り、嫁はんの方が詳しくて。あっちで良かったかなあ、こっちかなあと、車を走らせてたら、湯ノ花温泉街、宿の大きな看板が立ってまして。中に、「すみや亀峰菴(きほうあん)」が表示してあっての、こっちかと。
そっち方面に行けば、地図の辺りに、旅館があらへんでねえ。見えへんでねえ。

イヤ、こっち方面やの、方向に行ったですが。ども様子がと。人里離れてしまうよな雰囲気でして。違うなあと。元に戻るの途中で、皆が、そこに、旅館のバスがあるえと。へえと。
らしきの駐車場に突入すれば、要は、宅急便の大型トラックが駐車場に駐めてあっての、それがため、看板が隠れてたです。なあんやと。
ここかと。されどの、これでは、分からんなあと。看板が小さいわと。

イヤイヤ、ここは、有名人がお忍びで、来る、泊まるの有名旅館ですて。
特には、特筆的には、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻、松田優作が宿泊してたですて。フウンと。

での、駐車場に車を駐めるや否やの、サと、従業員が出て来まして。お待ちしておりましたの、失礼ですがと。要は、苗字を尋ねてるですが。某やと。某様ですねえ。ハイ、ご案内致しますと。へえと。手際の良いとするのか、良過ぎるなあと。
イヤイヤ、ウソや無いの、先様、真正、純正、妙齢の美女でして。
流石に丁寧、物腰柔らかくの、丁寧でして。感心致すです。
各々方、見習えよと。
但しの、外面(そとずら)と、中身の一致は分からんですが。

よくよく、中に入って、見たら、駐車場は、フロントから、丸見えの、案内係の女性は、一発、分かるの、小型のイヤホーン、マイクを装備してたです。ンの成る程の、苗字を復唱する事で、フロントと通信にての、予約を確認出来るです。
イヤ、装備を隠す事もあらへんわと。迅速にさえ、確認出来たらの、自然な流れの、会話が成立してるが故に、軽くの合格かと。
(11/12/04)


NO.1010 義姉夫婦の京都見物(21) 明日の話

ホンマになあ。
親しければ、出先でバッタリで、やあやあの、一言、二言、詔(みことのり)では済まずの、諸々の話に華が咲くですが。
そんな意味ならばの、同じ町内会で、30年と云えどの、余りに知らんです。顔は承知で、苗字も知ってても。家がどこかを知ってても。仕事も、生い立ちも知らんです。兄弟が何人も、親の顔も知らんわと。
子どもさんの顔なんか、全くとは語弊の、知らんです。

ソラ、ソやでの、同窓会でなら、時間消滅の、延々でして。
昔話に華が咲きの、我が余計な話まで、出て来まして。そんな事、あったかなあと、忘却の。イヤ、云われて、チラと、想い出しの、そんな話、キヤツまでが、覚えてるとは、知らなんだと。
イヤイヤ、云うたら、気を許すも、許さんも、ン十年来の付き合いで、同窓会に出て来るの常連組なら、気心知れてまして。

されどの、先の町内会のは、気心、許してえへんのかと。警戒信号発令かと。
私なら、その辺り、無防備でして。アホでして。アホで結構と思てるですが。云うたら、過日、過年の、「御神輿」で、一緒に参加の面々ならばです。ソラ、ソレでも、完全無防備とは云わんの、バカ話をしてたですが。
道端でバタリでも、会釈一つ、親密感が伝わるです。
イヤ、ホンマやでの、表情なるは、心の中まで、スケスケでして。余り歓迎されて無いのか、儀礼、お愛想だけかは、一発やでと。よって、警戒信号察知したなら、ソレ以上は距離は詰めずの、余計な話もせずでして。
大体が、心配しんでも、寄っても来やはらへんわと。

での、過日の向かいの、キヤツの奥方の話も、モ一発、チラの。
そこの町内会の婆様なれどの、私が家から出て来たら。時たまなら、出るですが。婆様が居たら、「お婆さん、元気にしたはるか。」と、気軽に声を掛けてくれるの婆様なれどです。ええ、元気やでの、ディ・サービスに行ってますわ等々、返答してるですが。
要は、その年代かと。イヤ、婆様こそは、元気で、買い物も、徒歩で行ったはるです。
にしては、息子様が、可成り若いですが。婆様も、相応に若いのやろかと。

オトトの、そんな話は結構の、出先で、バタリの時には、様子がと。当方なら、こんにちはとか、会釈等々、致すですが。ソラ、一度でも喋ればの、回数数えてえへんの、多数回でして。しかも、駐車場との距離はあっても、多少は接近致してまして。
されどの、知らんの顔されてねえ。
イヤイヤ、何度も一言程度の会話、挨拶だけなれどの、交わしてたら、当方は影形、姿形は認知致すですが。先様、婆様は、認知してへんかったかと。要は、家から出て来た故に、私はそこの住人であるが、明々白々のと。
違うの場所でなら、そこの住人とは、分かって無いの、顔形を承知で、声を掛けてたでは無いのやなあと。

私にしたって、先の奥方は、駐車場でウロウロの姿は承知の、キヤツの奥方と認知してるですが。間近では見てへんしで、道端、通りすがりで合おても、確信が無いです。犬と息子が一緒が故に。特には、犬で、間違いは無いと、しただけでして。
息子にしたって、単独ではの、道端ですれちごても、全然、皆目の、分からんわと。
尚かつの、息子こそが、元凶、事件の発端、原因の元とは云えどの、全くの関心が無いです。嗚呼、あそこの餓鬼かの、程度でして。強いてなら、イジメられて、うなされてるよでは、アカンわと。まあ、あの親父なら、母親なら、程度も知れてるわと。

我が持論。
鳶(とんび)が、鷹(たか)を産む筈は無いです。
子が鷹となったは、親が鷹であるを知らんかっただけ。
非常識な親では、子も非常識やと。片親でも、常識があれば、結構なれどです。両親非常識では、救われんわと。
での、親が鷹やのに、子が鳶なら、如何にの、教育方針が失敗やと。されどの、先天的素養はあるです。この先天的、天性なるは、凡人では、逆立ちしても叶わんです。逆立ちだけでは無理の、走れば、ええ勝負になるのかなあと。
イヤ、余計な話の、野球の世界にて、云われてるです。ホーム・ラン・バッターは天性の素養であると。


オトトの、同窓会が、明日<12月6日>に大阪梅田<地下そねざき警察署前で集合>がありまして。
この面々なら、時間が足らんの、九州福岡からも、来るのが居てて。オッとの、仕事で、大阪に来てるの時期にやるだけでして。昨年もこのパターンやったですが。
この彼が、電気の、「技術士」を取得してるです。

トットの、そんな話は結構の、ホンダイ、本題。
イヤ、一緒に、「すみや亀峰菴」に入ったです。後学の為、話のネタにと。
イヤイヤ、婿殿の荷物<キャリア付き>は重たいですが。何が入ってるかは、知らんですが。妙齢の美女、真正、純正美女が持ちまして。婿殿が持つと云うてるのに、委細構わず、宜しいですよと。事実、重たいのにです。
頑張って、頑張って、持ちまして。
相手が男なら、気にも成らんですが。妙齢の美女だけに、気を使うです。

トトトの、カウンターで手続き、チェック・インをする事も無くの、別室、多分なら、食堂かなあ。案内されましての、彼女が持参の宿帳に必要事項を記入しまして。イヤ、義姉がです。私等は、出された、お茶を飲みまして。
旨かったです。喉が渇いててねえ。ソラ、「コミュニティ嵯峨野」で、コーヒーを一杯以来、飲んでませんです。いつもなら、飲まんで済むですが。流石に、くたびれ、疲れてるです。

での、部屋に案内されまして。
ホテルで無くの旅館故に、マア、そんなモンかと。窓から見えるの景色は、木々で一杯の、紅葉の季節なら、ええやろなあと。この辺り、一寸、早いかなあの風情でして。

とかとか、イツまでも、居てられませんです。
当日<11月4日>の夜には、長男一家が戻るになってまして。
明くるの、5日は、第三子<長男の二男>の初宮参り、第二子<長男>の一寸早いの、七五三を予定してまして。義姉夫婦もお付き合いしてくれるになってまして。
結果、朝、旅館には、私が迎えにで。
我が家から、皆で一緒に、「八坂神社」にと。「八坂神社」には、妹夫婦が来るになってまして。祈祷が終われば、墓参。墓参が終われば、「かに家」で、一席をと。予約はしてましての、これは、第一子、孫娘の時からの恒例になってまして。
とかとか、明日はそんな事でと、迎えの手筈等々、打ち合わせをしたら、ホナラ、サイナラと。
(11/12/06)