閻魔大王<NO.140>

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閻魔大王NO.141
354 続6<ロシアのウクライナ侵攻>いよいよの、マリウポリで、決戦<?> 閻魔大王 22/04/13
閻魔大王NO.139

NO.354 続6<ロシアのウクライナ侵攻>いよいよの、マリウポリで、決戦<?><起稿 閻魔大王>(22/04/13)


【閻魔大王】 2022/04/13 (Wed) 23:09

<参考=NO.353 続5<ロシアのウクライナ侵攻>統括司令官任命/5月9日目標に、過激作戦展開か<?>

副題=【速報】ロシア軍が近く総攻撃か ウクライナ東部へ大規模移動(FNN)


>軍事侵攻を続けるロシア軍は、ウクライナ東部への大規模な移動を進めていて、近く総攻撃を行うとみられている。

>ウクライナ東部ハルキウ州で12日に撮影された衛星画像。

>多数の軍用車両が並んでいる。

>ウクライナ東部や国境付近では、多数のロシア軍の移動が確認されていて、ウクライナ当局はすでにロシア軍が攻撃準備を終えたとの見方を示している。

>ロシア軍に包囲されている東部マリウポリでは、化学兵器の使用も指摘される中、10万人以上の市民が残されていて、さらに被害が拡大することが懸念される。

<参考=「【速報】ロシア軍が近く総攻撃か ウクライナ東部へ大規模移動」(FNN)>
(22/04/13)
<消滅・22/05/20>


【閻魔大王】 2022/04/13 (Wed) 23:49

副題=ウクライナで目前に迫る史上最大級の戦車戦(Newsweek)

ロシア軍vsウクライナ軍と、英米の特殊部隊。
とも、言われてるですが。

言葉、替えれば、英米にしても、負けられぬの一戦になるです。

がしかし、ウクライナ軍約4000名程が、製鉄所内に居ると。
まあ、つまり、所在明確。
既に、ロシア軍がここを包囲してるです。さての、どするの哉と。

勿論の事、ウクライナ軍は、製鉄所内だけでは無いですが。包囲され、武器弾薬、食料の補給は出来てるの哉と。


><ロシアが戦力を集中するウクライナ・ドンバス地方で、第二次大戦以来の大規模な戦車の衝突が始まる?>

>ポーランドのマテウシュ・モラビエツキ首相は、ヨーロッパで第二次大戦以来最大の戦車戦が起きる可能性について、警告を発した。

>ブルームバーグによれば、モラビエツキは4月11日、ベルギーのアレクサンダー・デクルオ首相との記者会見で、ウクライナ紛争において、戦車戦が「目の前に迫っている」と述べた。

>モラビエツキは続けて、国際的な観測筋が、ロシアはまもなくウクライナ東部のドンバス地方で攻撃を開始すると予想していることを指摘し、EU加盟国にウクライナへのさらなる軍事支援を呼びかけた。

>「最も決定的な戦いが始まろうとしている。それは同時に、この地域における第二次大戦以来最大の戦車戦になるだろう」と、モラビエツキは語った。

>モラビエツキが予言するように、今後、ドンバス地方でウクライナとロシアが衝突する場合、それは第二次大戦中の1943年7月5日に始まったドイツ軍とソ連軍による「クルスクの戦い」を思わせるものになるかもしれない。


>第二次大戦の壮絶な戦い

>史上最大の戦車戦として知られるクルスクの戦いは、前年にスターリングラード攻防戦でソビエト赤軍に敗れたナチス・ドイツにとって、東部戦線を制圧する最後のチャンスだった。モスクワから南に450キロほど離れたロシア西部の都市クルスクに、重砲、戦車、100万人以上の兵士が集結し、1週間に渡って血生臭い戦いが繰り広げられた。

>ドイツはクルスク戦線に50万人を超える兵員、迫撃砲と大砲1万門、航空機2500機、戦車2700両を集結させたという。ソ連軍は兵員100万人以上、大砲と迫撃砲2万門以上、航空機2650機、戦車3600両でドイツ軍に立ち向かった。赤軍はさらに戦車1500両を配備していたとされる。

>この戦いにおけるソ連側の死傷者は80万人、ドイツ側の死傷者は20万人と推定されている。ドイツ軍は赤軍の防御を突破できずに後退を余儀なくされ、連合軍がシチリア島に上陸して新たな戦線を開いたところで、戦いは終了した。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア政府はウクライナ東部に数万人の兵力を集結させており、かねて宣言しているようにドンバス地方の「完全解放」を目指す可能性が高いと警告している。

>自国からの補給線が短くなったおかげで、ロシアは東部地域に重装備の部隊をすべて展開できるようになった。このような伝統的な戦争形態でこそ、ロシア軍の軍事的優位性が生かされるとみられている。


>ロシア軍に新たな展開
>「ドンバス地方での戦いは、大規模な作戦や戦略のもとに、膨大な数の戦車や装甲車、飛行機、大砲を投入した第二次大戦を思い起こさせるものになるだろう」と、NATO閣僚との会談を終えたウクライナのドミトロ・クレバ外相は語った。

>「そして、ロシアの準備状況から見て、これは局地的な作戦では終わらないだろう。今、ウクライナを助けてくれなければ、助けが遅すぎて多くの人々が死ぬことになる。今というのは、数週間ではなく数日という意味だ」

>ロイターが報じたところでは、チェコはすでにT-72戦車5台とBVP-1またはBMP-1追跡式歩兵戦闘車5台をウクライナに送った。

>だがイギリスとドイツは共にウクライナからの戦車派遣の要請を拒否した。イギリスのボリス・ジョンソン首相は 「それは適切ではない」と発言した。

>「ウクライナ当局は近いうちにドンバスの各地域で戦闘が活発化すると予測している」と、ウクライナ国防省のオレクサンドル・モツヤニク報道官は語った。

>ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は11日、ロシア国営放送のインタビューで停戦をしないと宣言し、ウクライナ側外交官との和平交渉のために攻撃を中断するつもりがないことを明らかにした。

>ロシア政府は、この新たな局面でウクライナ侵攻のロシア軍総司令官としてアレクサンドル・ドボルニコフ将軍を任命したと言われている。ドボルニコフはシリア内戦で、バシャル・アサド大統領を支援するロシア軍を指揮し、残虐行為をはたらいたとされる。

>ジュリア・カルボナーロ

<参考=「ウクライナで目前に迫る史上最大級の戦車戦」(Newsweek)>
(22/04/13)
<消滅・22/04/17>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/14 (Thu) 00:44

 閻魔大王様、こんばんは。


 過去の戦車戦とは趣が異なったものになると思います。
 戦車同士が砲で撃ち合うのが過去の戦車戦でしたが、今は歩兵が持つ対戦車ミサイルがあるからです。(攻撃機による対戦車攻撃の時代でもありますが、今回は、どちらも制空権を確保してないようですから)
 ミサイルは砲弾よりも遥かに破壊力が強いので、両軍の戦車は比較的早い時期に大半が破壊されて、決着が付くと予想します。
 尚、ミサイルを搭載した戦車というものは、旧ソ連で試作された(通称ロケット戦車)ものの、実用化されていません。
 ウクライナがこの戦いに勝つには、NATO諸国等が供与した対戦車ミサイルの物量が重要でしょう。勿論、普通の兵站の確保も前提ですけど難航しそうです(ロシア軍の補給線が短い場所ということが気掛かりですが)。ウクライナよ頑張って耐え抜け。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/14 (Thu) 01:15

副題=マリウポリで化学兵器使用か・正体不明…「サリン」の可能性も(JCC・フジテレビ 、4月12日)

 こんばんは。

 オウム真理教のテロは記憶に新しいですけど、学校の社会科で前の戦争で「サリン」「ソマン」「タブン」などが使われたと習いました。


> ロシア軍がマリウポリで化学兵器を使った可能性があるとウクライナの部隊が指摘した。
> サリンの可能性も指摘されている。
> これはウクライナのアゾフ大隊が11日にSNSで明らかにしたもので、“ロシア軍がマリウポリで正体不明の有毒物質を使った”としている。

<参考=「マリウポリで化学兵器使用か・正体不明…「サリン」の可能性も」(JCC・フジテレビ 、4月12日)>
<消滅・22/06/16>


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 09:32

副題=ロシアが大規模攻勢開始か ウクライナ南東部(産経新聞)

既に、攻撃開始されてる<?>

>ロシア国防省は13日、ウクライナで46カ所の軍事施設を空爆し、2機の無人機を撃墜したと発表した。主に東部への攻撃とみられる。ウクライナメディアによると露軍は13日、東部ドネツク州や南部ザポロジエ州で攻撃を続けた。ウクライナ内相顧問は同国メディアに、露軍による南東部への「大規模攻勢が既に始まっている」との認識を示した。

>露国防省は13日、露軍が包囲してきた東部マリウポリでウクライナ軍兵士ら1千人超が投降したと発表した。ウクライナ国防省報道官は「情報がない」として明言を避けた。露軍はウクライナ東部の制圧に向けて応援部隊を派遣しており、さらなる攻撃激化と被害の拡大が懸念されている。

>ウクライナ治安当局は12日、「野党プラットフォーム―生活党」のメドベドチュク党首を特殊作戦で拘束したと発表した。同党首はプーチン露大統領と親密な関係にあるとされる。ゼレンスキー・ウクライナ大統領はロシアに対し、メドベドチュク氏と、露軍の捕虜とされたウクライナ軍兵士らの交換を提案した。

>プーチン氏は12日、停戦交渉について、先月29日のトルコでの協議で一定の合意に達したにもかかわらず、ウクライナが立場を後退させたと主張した。

>先月29日の交渉でウクライナは「他国による安全の保証」を要求。プーチン氏によると、ウクライナは「安全の保証」の適用範囲について、ロシアが2014年に併合した南部クリミア半島と、親露派勢力が実効支配する東部地域を含まないとした。しかしその後、ウクライナはクリミアや東部も適用範囲だとする立場に戻ったという。


>ウクライナ政府は首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどでの住民虐殺の発覚を受け、「対露姿勢を見直さざるを得ない」としている。

<参考=「ロシアが大規模攻勢開始か ウクライナ南東部」(産経新聞)>
(22/04/13)


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 09:54

副題=マリウポリ“陥落危機”ウクライナ兵1026人投降か…信頼性は?専門家に聞く(テレビ朝日)

全て、確証無く、一方的、発言のみ。

>ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が、化学兵器を使用したのではないかと指摘されていましたが、マリウポリ市長は会見で「化学兵器が使われ、住民が被害を受けた」と主張しました。

>◆防衛省防衛研究所の兵頭慎治さんに聞きます。

>(Q.マリウポリ市長の発言をどうみますか)

兵頭慎治さん:「アメリカなどはまだ、ロシアが化学兵器を使ったと断定していません。慎重に見極めながら、アメリカなどの判断を待ちたいと思います」



ロシア国防省の報道官は「マリウポリ市のイリイチ製鉄所で、ロシア軍と“ドネツク人民共和国”による攻撃行動の結果、ウクライナ軍・第36海兵旅団の兵士1026人が自主的に武装解除し、投降した」と発表しました。一方、ウクライナ国防省は「そういった情報はない」とロイター通信に話しています。

>(Q.ウクライナ兵士の投降に信憑性はありますか)

兵頭慎治さん:「ロシアの一方的な情報なので、見極めなければいけません。もしこの情報が正しいとすれば、マリウポリは陥落の一歩手前の状況に置かれつつあると思われます。第36海兵旅団の兵士1026人というかなり具体的な情報が盛り込まれていること、この部隊がSNSで『弾薬が尽きている』と発信していたということで、状況的に見ると、ウクライナ軍がロシア軍に包囲されていたので、投降した可能性はあり得ると思います」



ロシアの情報機関FSB(連邦保安局)の職員約150人が、ロシア大統領府に虚偽の情報を提供したとして、追放されたとイギリスメディアが報じています。FSBとは、KGB(旧ソ連国家保安委員会)が解体された後に再編された組織です。プーチン大統領がFSBの長官を務めたこともあります。今回、追放された約150人はFSB第5局の職員で、旧ソ連の構成国をロシア勢力圏にとどめる役割を担っていたということです。

>(Q.この動きをどう分析しますか)

兵頭慎治さん:「大きなニュースだと受け止めています。FSB第5局は、今回のロシアによる軍事侵攻で、ウクライナの政治情勢など、事前の情報収集にあたっていたとみられます。第5局の幹部が自宅軟禁されたのではないかという情報がありましたが、職員約150人の追放は規模が大きく、組織的な粛清が始まったとみられます。

今回の軍事侵攻は、短期間でゼレンスキー政権が降伏するという甘い見積りがあったとみられます。今までプーチン大統領に上がっていた情報が正しくなく、間違った情報に基づいて、プーチン大統領が間違った判断をしてきたことを裏付けるようなニュースだとみています。



プーチン大統領は以前、スマホも持たず、ネットもやらないと公言していました。基本的には情報機関から上げられた情報を頼りに意思決定をしてきたとみられます。これだけの数の職員が追放されたということは、プーチン大統領の怒りを買う形になったのだと思います」

>(Q.信頼を置いていた第5局の職員を追放したということは、プーチン大統領にとって政権の足もとが揺らぐことを意味しますか)

兵頭慎治さん:「プーチン大統領の政権基盤は、旧KGBやロシア軍などの治安・軍当局が支えています。今回、大量に追放が行われたのであれば、プーチン大統領を支える政権基盤との関係がぎくしゃくする、場合によっては悪化する可能性があります。プーチン大統領の足もとが今後、どの程度揺らいでいくのか注目されます。ただ、150人が追放されることによって、今後、より正しい情報が上げられるということであれば、プーチン大統領がより冷静かつ正しい判断ができる可能性が出てきたということになります。プーチン大統領がいち早く、今後の戦闘をやめるという決断ができることを期待したいです」

>テレビ朝日

<参考=「マリウポリ“陥落危機”ウクライナ兵1026人投降か…信頼性は?専門家に聞く」(テレビ朝日)>
(22/04/13)


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 10:59

副題=ウクライナ首都再攻撃を警告 南東部の港「解放」 ロシア(時事通信)

要は、
ウクライナ軍が、本土から、ロシア領土を攻撃してると。
それを止めないと、首都キーウと、各地の施設えの攻撃を辞さないと。

ロシア国防省は、何を仰ってるのか<?>

他国を、土足で、乱入、破壊の限りを尽くし、人を、殺しに、殺して、ねえ。
自国を攻撃するは、許さんと。

但し、ウクライナも、大統領府を破壊されたら、困るですが。

>ロシア国防省は13日、声明を出し、「ウクライナからロシア領内を攻撃する試み」がやまなければ、首都キーウ(キエフ)を含むウクライナ各地の施設への攻撃を辞さないと警告した。

>タス通信が伝えた。

>ロシアは領内のウクライナ国境に近い地域がウクライナ軍の攻撃にさらされていると主張している。ウクライナ当局は越境攻撃の事実を確認していない。

>また、国防省は、ロシア軍が包囲攻撃を続ける南東部マリウポリの商業港をウクライナ部隊から「完全に解放した」と主張した。港に停泊していた船舶で捕らわれていた「外国人を含む人質」も自由の身になったと説明した。 

<参考=「ウクライナ首都再攻撃を警告 南東部の港「解放」 ロシア」(時事通信)>
(22/04/14)
<消滅・23/04/19>


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 14:12

副題=ロシアも余裕なし、金融から見たプーチンの急所(東洋経済)

プーチンは、短期決戦を予定していた。
そんな事、わかってるですが。果たして、プーチン君、いつまで、強気で、いてられるか<?>

ひとえに、ウクライナの頑張りに寄るですが。
最早の、米英、ウクライナを負けさせるは出来ませんです。

>ウクライナに対するロシアの激しい攻撃が続いている。プーチン大統領は5月9日の対ドイツ戦勝記念日に、ウクライナ東部制圧で勝利宣言をしたいと考えているともいわれるが、台所事情はかなり厳しい。

>戦争を続けるには「カネ」が必要である。名目GDP(IMF推計)が1兆4785億ドル(約185兆円)のロシアにとって、1日当たり2000億円~2兆円と推定される戦費は重圧となる。

>加えて欧米による経済制裁によりロシア経済はすでに年率10%を超えるマイナス成長に陥っていることは確実だ。世界有数の資源大国とはいえ、戦争を長期間継続することは難しい。経済制裁を受けて使える外貨準備が激減し、資本の海外流出もみられる。

>通貨ルーブルの価値はロシア中央銀行が20%近く政策金利を引き上げるなどしたことで一時的なリバウンドはあるにせよ、成長の鈍化とともに趨勢的に低下していくことは避けられないだろう。現状15%程度にとどまっているインフレ率も、いずれ通貨安に伴って上昇し、国民生活を圧迫する。

>ロシアのウクライナ侵攻は、入念に準備されてきた側面も指摘できる。侵攻すれば欧米による制裁措置は予想されたものだが、予想を超えた金融制裁にロシアの通貨、株式、国債はトリプル安に見舞われた。


>■「金」保有が過去10年あまりで4倍超

>その一方で、ロシアは対抗余力を保持しているとも見られる。担保するのは「金(きん)」保有だ。

>ロシアはウクライナのNATO加盟が先鋭化しはじめた2019年に金地金(きんじがね)の輸入を開始した。当時は、この金地金の輸入については、アメリカドル依存からの脱却を目指すプーチン大統領の指示と見られたが、今回のウクライナ侵攻で、その真意が単なるドル依存からの脱却だけではなく、ルーブル防衛にあったことが明らかになった。

>ロシアの金保有高は、2010~2020年にかけて4倍超に急増。ロシアの外貨準備に占める金地金の割合は最大で、2020年6月現在で約2300トンに達する。アメリカ、ドイツ、イタリア、フランスに次ぐ5位の保有高を誇る。

>ロシアは金産出国で、輸出国でもあるが、2018年にはロシア中銀の金購入量は国内産出量を上回り、世界の中央銀行による金地金購入の約4割をロシア中銀が占めた。制裁に強い体制を構築する狙いがあったと見られる。

>実際、2022年1月の外貨と金の保有は過去最高の6300億ドル(約79兆円)。世界4番目の外貨準備額高に達している。これに伴い、ロシアがドル建てで保有する外貨の比率は5年前の40%から約16%へと比重が低下している。そして、約13%を人民元で保有している。金積み増しを周到に進めてきたプーチン氏。そのうえでのウクライナ侵攻は、練りに練った戦略とみることもできる。

>しかし、その前提となるのは短期の戦争終結だ。長期化すればウクライナ侵攻は自国経済にブーメランのように跳ね返ってくる。プーチン氏の誤算は、ストックではなく、フローで資金封鎖に見舞われたことではないか。

>アメリカと欧州は国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの複数の銀行を排除し、アメリカはロシア中銀の在米資産を凍結、ルーブル防衛に外貨準備が利用できないよう制裁措置した。外貨準備に係るIMFの引き出し権も封じられた。

>仮想通貨も封じられ、タックスヘイブン(租税回避地)に置かれたプーチン氏やプーチン氏を支えるオリガルヒ(新興財閥)の海外資産も凍結の憂き目にあっている。一部にはオリガルヒは凍結逃れから中東ドバイに資産を移しているともいわれるが、効果は限定的だろう。


>■厳しい制裁を追加したアメリカ

>さらにアメリカは4月6日、ロシア軍によるウクライナでの民間人虐殺の疑いを受け、厳しい追加制裁を科した。ロシア最大の銀行「ズベルバンク」や国内4位の民間金融機関の「アルファバンク」に対し、アメリカの国民、企業との取引を全面禁止した。この制裁措置によりロシアの銀行部門の3分の2以上との取引が禁止されることになる。

>同時にアメリカ人によるロシアへの新規取引を大統領令で禁止するほか、プーチン氏やその娘2人などのアメリカ内の資産を凍結した。また、欧州は、4月5日、ロシア産石炭の禁輸制裁案を発表した。原油や天然ガス(LNG)の輸入禁止には加盟国間で温度差があり、全面禁止には至っていないが、ロシア経済は欧米から経済封鎖されつつあることは確かで、金融面では孤立を強いられている。

>すでにロシア国債は事実上のデフォルト(債務不履行)状態にある。ロシア財務長は4月6日、4日に償還期限を迎えたドル建て国債21億ドル(約2625億円)について、自国通貨ルーブルで支払い手続きを行ったと発表した。アメリカ財務省が経済制裁としてロシア中銀の外貨準備からアメリカの金融機関を通じて支払うことを認めなかったためだ。

>ドル建て国債を他国通貨で償還することは契約違反であり、この時点でテクニカル上はデフォルトに認定された。救済措置として30日以内で契約どおりドルで支払えばデフォルトは回避できるが、状況は厳しい。

>戦乱に起因するロシアの外貨建て国債のデフォルトは、1918年の帝政ロシア時代にまでさかのぼる。ボルシェビキ政権によるデフォルト宣言だ。

>当時、ロシアは第1次世界大戦に連合国の一員として参戦していた。この戦費の調達を国債発行と海外からの融資に頼っていた。戦争の拡大に伴い調達戦費は増大し続け、財政を圧迫した。

>帝政ロシア時代からほぼ100年で、ロシア国債は再びデフォルトする可能性が高い。4月4日期限の外貨建てロシア国債の残高のうち、海外保有分は200億ドル程度と大きくないが、デフォルト認定された意味は大きい。

>ムーディーズ・インベスターズ・サービスやS&Pグローバルは、部分的なデフォルトと見なす「SD(選択的デフォルト)に引き下げ、格付けの付与そのものを取り下げた。ロシアは事実上、国債発行を通じた外貨調達の道を閉ざされたに等しい。


>■頼みの綱は中国だが…

>ただし、穴はある。中国という抜け道だ。中国の中央銀行である中国人民銀行とロシア中銀は1500億元(約2兆7400億円)規模の通貨スワップ協定を結んでおり、中国が金融面でロシアを支える可能性はある。

>その際、「ロシアが産出する原油や天然ガス、保有する金は有効な担保になる」(市場関係者)とされる。中国はロシアのウクライナ侵攻に明確な批判を避けており、ロシアから安価な原油、天然ガスの購入を行っていると伝えられる。

>中国はSWIFTに代わるCIPSと呼ばれる国際的な決済システムを有している。CIPSにはロシアやトルコなどアメリカが経済制裁の対象とした国々など、中国の一帯一路の参加国89カ国・地域の865行(2019年4月時点)が加盟している。

>CIPSに加盟する銀行数で最大なのは日本であり、ロシアは2位、3位は台湾である。このため日本と台湾を除けば、CIPSの力不足は否めないが、SWIFTから締め出されたロシアはこのCIPSを通じて資金決済を担保できる可能性はある。

>また、インドもロシアから武器の輸入の7割を頼っており、原油を安く購入している。ロシアの外貨獲得を手助けしている。

>中国はロシアのウクライナ侵攻で漁夫の利を得るだろう。ロシアは将来、中国(人民元)経済圏に溶け込んでいかざるをえないかもしれない。依然、プーチン氏は高い支持率を維持しているが、ウクライナ侵攻の後遺症はいずれ国内経済に跳ね返ってくる。

>森岡 英樹 :経済ジャーナリスト

<参考=「ロシアも余裕なし、金融から見たプーチンの急所」(東洋経済)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 16:08

副題=マリウポリの港「完全に解放」とロシア軍、市長顧問は「支配していない」…「1千人投降」も虚偽か(読売新聞)

状況、マリウポリの港を巡り、又、ウクライナ兵1000人の投降について、情報、錯綜、混沌。

>ウクライナ南東部の拠点マリウポリの攻防戦で、露軍が集中的なミサイル攻撃などで攻勢を強めている。

>米国の政策研究機関「戦争研究所」などによると、ウクライナ側が死守するマリウポリは露軍によって、港がある南西部と、複数の製鉄所などがある東部の2地域に分断されており、研究所は「露軍が2地域をさらに攻め続け、来週にも制圧する可能性が高い」との分析を示した。

>こうした中、露国防省は13日、南西部の港を「完全に解放した」と発表したが、マリウポリの市長顧問は13日、英BBCのインタビューで「露軍は港を支配していない」と反論。ウクライナ兵約1000人が投降したとの露側の発表についても否定した。戦争研究所も13日、多数の投降情報は「おそらく虚偽」と指摘した。

>露軍は親露派武装集団が支配する東部や、南部でも激しい攻撃を続ける一方、ウクライナ軍も反攻する。

>黒海に面する南部オデーサ(オデッサ)のウクライナ軍幹部は13日、対艦ミサイル「ネプチューン」で露軍の巡洋艦を攻撃し、「深刻な損害」を与えたと発表した。インターファクス通信によると、露国防省も14日、巡洋艦が「重大な損傷を被り、乗組員全員が退避した」と公表した。火災のためというが、出火原因は「確認中」としている。

>ロシアは、ウクライナ側の反撃にいらだちを強めている模様で、露国防省は13日、「ウクライナ軍による妨害と攻撃が続くならば、露軍は首都を含む拠点を攻撃する」と表明し、首都キーウ(キエフ)の攻撃について警告した。

<参考=「マリウポリの港「完全に解放」とロシア軍、市長顧問は「支配していない」…「1千人投降」も虚偽か」(読売新聞)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 17:04

副題=ロシア黒海艦隊のミサイル巡洋艦「ミサイル」で爆発か ウクライナ当局はミサイル攻撃と発表(ABEMA TIMAES)

<写真>



>ロシア国防省は黒海艦隊のミサイル巡洋艦で爆発があり船体が激しく損傷したと発表した。

>爆発が起きたのはロシア海軍の黒海艦隊に所属するミサイル巡洋艦「モスクワ」で、14日、弾薬庫で爆発があり船体が激しく損傷した。

>ロシアのインタファックス通信によると乗組員は脱出したといい、爆発の原因は調査中だという。ロシア国防省は、「モスクワ」がどこで爆発したのかは発表していない。

>ウクライナの当局者は「モスクワ」は2発のミサイル攻撃を受けたと発表したが、詳細は分かっていない。(ANNニュース)

<参考=「ロシア黒海艦隊のミサイル巡洋艦「ミサイル」で爆発か ウクライナ当局はミサイル攻撃と発表」(ABEMA TIMAES)>
(22/04/14)
<消滅・22/04/29>


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 17:34

副題=ロシア軍艦、重大損傷 ロシアは「火災」、ウクライナは「ミサイル」と主張(CNN)

先刻の件です。
単なるの、火災か、ミサイルで、やられたか<?>

単なるの、でも、弾薬庫に損傷でして。

>(CNN) 黒海に展開しているロシア軍の軍艦について、ロシアとウクライナの間で矛盾する主張が浮上した。

>いずれの主張についても裏付ける根拠は示されていない。CNNも、何が起きたのかを独立した立場から検証することはできなかった。

>ロシア国営メディアによると、ロシア国防省は13日、ミサイル巡洋艦「モスクワ」の乗員が退避したことを明らかにした。艦上で起きた火災で弾薬が爆発して艦が重大な損傷を被ったとしている。

>その数時間前、ウクライナ南部オデーサ州のマキシム・マルチェンコ知事はテレグラムへの投稿で、ウクライナ軍が同艦に「ネプチューン」ミサイルを命中させ、重大な損傷を与えたと主張した。

>黒海は悪天候に見舞われていて衛星画像やセンサー衛星のデータが不明瞭だったため、同艦の損傷を目視で確認することはできなかった。ロシア国防省のテレグラムには、乗員の退避についても艦内の火災についても公式に確認する投稿は掲載されていない。

>ロシア国営メディアはTASSもRIAも、同艦の乗員が退避したと伝え、出火原因はまだ分かっていないとしている。ロシア国防省によると、モスクワは1982年に建造され、就航した。

>マクサー・テクノロジーズの衛星画像では、同艦は4月10日、クリミア半島南西部セバストポリの北西沖に停泊していた。

<参考=「ロシア軍艦、重大損傷 ロシアは「火災」、ウクライナは「ミサイル」と主張」(CNN)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/14 (Thu) 21:04

副題=巡洋艦「モスクワ」は「動く作戦司令部」であった<!>

尚、
ウクライナ軍は、「沈没開始」と、発表<!>

>今も激しい戦闘が続くウクライナ南東部で今後の戦況に影響を及ぼしかねない大きな動きがありました。ウクライナ側はロシア海軍の柱となるミサイル巡洋艦「モスクワ」の攻撃に成功したと発表しました。専門家は攻撃をした「ミサイル」が重要だと指摘しています。

>威風堂々と海原を走る巡洋艦。この船を巡り、大きなニュースが入りました。

>司会:「最新情報です。ウクライナによると戦艦にミサイルが命中したようですが、情報が錯綜(さくそう)しています」

>この一撃、戦況を大きく変える可能性も指摘されています。

>軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「大きな船なんですけれど、旗艦ということでフラッグシップというんですが、司令官がいるところが船の司令部になる。『動く』作戦指令部」

>1982年に建設されたロシア海軍のミサイル巡洋艦「モスクワ」。

>首都の名を冠した、黒海艦隊の柱となる巡洋艦です。

>今回の侵攻でも、重要な役割を担っていました。

>CNN:「ロシアがオデーサ湾を攻撃する際、『モスクワ』はサポート役だった」

>侵攻初日から、黒海の要所であるズミイヌイ島を攻撃。これはその際、ロシア軍がウクライナ兵に降伏を呼び掛けたとする音声です。

>国境警備隊の公式ユーチューブから・ロシア軍の放送:「あなた方は完全に包囲されている。脱出の可能性はゼロだ。整列して武器を捨てなさい。そして我々の指示に従いなさい」

>降伏を呼び掛けられたウクライナ兵が「モスクワ」に対し、投降を拒否した様子を称え、切手にもされました。

>ゼレンスキー大統領も、滅多に見せない笑顔で称賛していました。

>ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「兵士たちの勇気のために新しく作られた切手です。ぜひ使って下さい」

>ウクライナは、その因縁の船の攻撃に成功したと発表しています。

>注目すべきはその“攻撃手段”です。

>ウクライナ・オデーサ州知事のテレグラムから:「黒海を守る“ネプチューンミサイル”はロシアの船に非常に深刻な被害をもたらしました」

>時速1000キロで海面スレスレを飛行するミサイル。

>地元メディアが「ネプチューン」と紹介した映像です。

>軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「ネプチューンミサイルは新型ミサイル。虎の子を今まで隠し持っていて今回、初めて撃って見せたということ」

>ウクライナが自国で改良した「ネプチューン」。

>専門家は“攻撃を受けた船”ではなく、“攻撃をしたミサイル”に注目しています。

>軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「一番の問題はウクライナ軍が対艦ミサイルが運用できることが初めて証明された。射程300キロと言われているのでロシア海軍としては300キロよりも近付くことは危険だと証明された」

>今後、ロシア海軍の動きを制限する可能性もあります。

>軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「例えば揚陸艦で揚陸、基地に着けて地上部隊を送り込むなど、そういった作戦は今後、ロシア側は難しくなる」

>一方、ロシア側の言い分はというと、真っ向から食い違います。

>ロシア国防省:「『モスクワ』で火災が発生し弾薬が爆発した。その結果、大きな損傷を受けたが、乗組員は全員避難した」

>攻撃ではなく「火事」だと主張。原因は調査中としています。

>情報が錯綜するなか、ウクライナメディアは攻撃を称賛しています。

>ウクライナ記者のツイート:「プーチンは今頃怒りで血ヘドを吐いているに違いない」

>確かにロシアは、こうした一連の攻撃に対し、怒りを隠しません。

>ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「もし攻撃やテロ行為がやまない場合、今まで控えてきたキーウの軍事関連施設を攻撃します」

>ただ、ミサイルで好転するほど戦況は甘くはありません。

>ロシア国防省・コナシェンコフ報道官:「マリウポリの商業港湾がアゾフ部隊から解放されました」

>陥落間近とも言われるマリウポリ。

>13日にロシア側が公開した映像です。

>疲れ切ったウクライナ軍の兵士が手を上げ、白旗を上げながら投降したとする様子です。

>投降したとされるウクライナ兵:「生き残っているのは一緒に歩いていた13人から15人くらいです。包囲されたため、無抵抗で降伏せざるを得なかった」

>ウクライナは投降の情報は確認してないとしています。

>マリウポリ市長は、化学兵器の被害を主張しています。

>マリウポリ、ボイチェンコ市長:「おととい我々の街はロシア軍に化学攻撃された。周辺の村には何人かが甘い味を感じたという証言がある」

>アメリカのバイデン大統領と会談したゼレンスキー大統領。徹底抗戦の構えを崩しません。

>ウクライナ、ゼレンスキー大統領:「すべてのロシア軍と司令官に起こした戦争の責任を負わせると話した。これに関して協力することも話し合われた」

>砲撃の合間にも、取り残された人々の問い掛けは続けます。

>住民:「なぜ殺されているの?なぜ破壊されているの?我が家がなぜ攻撃されたの?」

>テレビ朝日

<参考=「ウクライナが“動く作戦司令部”攻撃か ロシア旗艦「モスクワ」が炎上」(テレビ朝日)>
(22/04/14)
<消滅・22/05/20>


【閻魔大王】 2022/04/15 (Fri) 15:14

副題=ロシア旗艦沈没、米報道官「黒海艦隊に大打撃」…露が再攻撃警告のキーウでは空襲警報(読売新聞)

>タス通信などによると、ロシア国防省は14日、ウクライナ侵攻作戦に参加していた露海軍黒海艦隊の旗艦「モスクワ」(1万2500トン)が沈没したと発表した。米国防総省のジョン・カービー報道官は14日、「黒海艦隊には大きな打撃となる」と述べ、今後の作戦への影響を示唆した。

>「モスクワ」は、ロシアが併合した南部クリミアを拠点とする黒海艦隊の大型ミサイル巡洋艦。露国防省は、「船体の損傷が原因で目的地の港へ引航中、バランスを失って荒波の中に沈没した」と説明した。修理のため、クリミアの基地に向かう途中だったとみられる。乗組員約500人は付近の艦艇へ退避したという。

>ウクライナ側は13日、「モスクワ」を対艦ミサイル「ネプチューン」で攻撃したと発表した。露国防省は、攻撃を受けたとは認めず、「弾薬が爆発して重大な損傷を受けた」と説明していた。

>カービー氏は14日、米CNNの番組で、「モスクワ」が「作戦の要を担っており、露海軍の能力にも影響を与える」と分析した。乗組員の一部は沈没前に脱出したが、「爆発で死傷者が出た可能性が高い」とも語った。沈没の原因は断定しなかったが、ウクライナ軍のミサイル攻撃の影響である可能性も指摘した。

>米国防総省高官は14日、「モスクワ」が爆発、炎上した後、周辺や黒海北部で活動していた他の露艦艇が南下し、ウクライナ沿岸から遠ざかったと説明した。黒海での防空機能を担っていた「モスクワ」が損傷したため、ウクライナ軍の対艦ミサイルの射程から逃れようとしたとみられる。

>一方、タス通信などによると、ウクライナ国境に接するロシア西部ブリャンスク、ベルゴロド両州の知事は14日、国境付近の複数の村で「ウクライナ軍が砲撃し、負傷者が出た」などと主張した。ブリャンスク州では、知事が被害は約100戸とし、露保健省は負傷者は8人としている。

>ウクライナ大統領直轄の国家安全保障国防会議は、ロシア側が自国内で行った「テロ」だと主張して攻撃を否定した。

>英BBCによると、首都キーウ(キエフ)などウクライナ各地で14日夜、空襲警報が発令され、キーウで爆発が起きたとの情報もある。露国防省はキーウなどへの再攻撃を警告しており、ウクライナ政府は警戒を強めている。

<参考=「ロシア旗艦沈没、米報道官「黒海艦隊に大打撃」…露が再攻撃警告のキーウでは空襲警報」(読売新聞)>
(22/04/15)


【閻魔大王】 2022/04/15 (Fri) 16:30

巡洋艦「モスクワ」の写真><日本経済新聞記事より

<写真1>
沈没したロシア黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」(写真は2013年)=ロイター



<写真2>
クリミア半島のセバストポリに停泊していた巡洋艦「モスクワ」(7日)=Satellite image 2022 Maxar Technologies・ロイター


【閻魔大王】 2022/04/15 (Fri) 17:18

副題=露軍侵攻「戦争犯罪」認定 欧州安保機構が報告書(産経新聞)

認定結構も、それを、誰が、誰に提示し、聞かせるのか<?>
聞かせて、どするのか<?>

世界が、多くの国々が共通認識持つは重要ですが。

>ロシア軍によるウクライナ侵攻を調査していた欧州安保協力機構(OSCE)は13日、「露軍が戦争犯罪、国際人道法違反を犯した証拠を裏付けた」とする専門家チームの報告書を発表した。露軍の戦争犯罪を認定した国際機関の報告書は初めてとみられる。

>OSCEは米露や欧州各国など57カ国が加盟する安全保障の国際機関。45カ国の要請を受け、専門家3人が侵攻開始の2月24日から4月1日を対象に、ウクライナ当局や国際機関、NGO、メディアの情報を分析した。調査に反対した露の立場も最大限考慮したという。

>報告書は「ロシアが国際人道法の義務を尊重していれば、民間人死傷者や民家などの被害ははるかに少なかった」と指摘。拷問や生命を脅かす人権侵害の大半が、「露軍が実効支配する地域や組織の下で行われたことを示唆する証拠を見つけた」としている。

>個別事例として露軍に包囲された東部マリウポリに言及し、市内に15万~30万人が閉じ込められ、「数千人しか退避できていなかった」と強調。3月9日の産科小児科病院で子供ら20人が死傷した空爆について「病院を意図的に狙った攻撃だ」と断じ、事前に退避勧告をしなかったとして「戦争犯罪にあたる」と認定した。

>避難者約300人が死亡した同16日のマリウポリの劇場への空爆にも言及。多くの子供や民間人が避難していたのは「議論の余地がない」として人道犯罪を認定、ウクライナ側が爆破したとする露側の主張は「事実だと示す兆候が一切ない」として退けた。

>首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで「処刑」が行われたなどの情報も寄せられたとして、「確認されれば重大な戦争犯罪だ」と指摘。ウクライナ側にも露軍捕虜への「違反行為」があったとしたが、露側の違反は「性質と規模ではるかに大きい」と結論付けた。

>クラスター爆弾使用や女性への性暴力、民間人の強制連行、略奪行為なども「複数の報告があった」と懸念を表明。調査結果は国際刑事裁判所(ICC)などの関連機関に提示される見通し。一方、ロシアOSCE代表部はツイッターで、報告書は「根拠のないプロパガンダに基づいている」と反論した。(桑村朋)

<参考=「露軍侵攻「戦争犯罪」認定 欧州安保機構が報告書」(産経新聞)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/16 (Sat) 00:47

副題=ロシア、親ロ有力者とウクライナ人捕虜の交換拒否(AFP)

捕虜交換拒否された。
とは、その価値が無いと、宣告されたと、同意。
拒否されたら、一番に困惑は、当人ですが。ウクライナも困るですが。

<写真>
手錠をかけられたビクトル・メドベチュク氏。ウクライナ保安庁(SBU)提供(撮影日不明、2022年4月12日公開)。(c)AFP PHOTO / Security Service of Ukraine



>ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は13日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領が提案した親ロシアの有力政治家ビクトル・メドベチュク(Viktor Medvedchuk)氏(67)とロシアに拘束されているウクライナ人の交換について、応じない姿勢を示した。

>富豪としても知られるメドベチュク氏は、ロシアが併合したクリミア(Crimea)半島の天然資源の採掘を試みたほか、軍事機密をロシア側に流したとして、反逆罪の容疑で昨年から自宅軟禁されていたが、ロシアの侵攻後に逃走。ウクライナ当局は12日、メドベチュク氏を拘束したと発表していた。

>メドベチュク氏は末娘ダリヤさんの洗礼にロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に立ち会ってもらったことを公言しており、プーチン氏と親密な関係にある。

>ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は記者会見で、メドベチュク氏は外国の政治家で「特別軍事作戦とは無関係だ」と述べ、同氏がロシアの介入を望んでいるかも分からないと補足した。

>さらに、ロシアとメドベチュク氏の裏でのつながりを否定し、つながっていたならばウクライナ侵攻前に出国していたはずだと主張した。【翻訳編集】 AFPBB News

<参考=「ロシア、親ロ有力者とウクライナ人捕虜の交換拒否」(AFP)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/16 (Sat) 08:38

副題=米、ウクライナへ情報共有拡大 大型兵器提供も(WSJ)

当事者間での、決め事なれど。
大型兵器ねえ。
一発で、操作出来るの哉と。

まあねえ。
兵器なるは、操作法、複雑では、どもならず。
なれど、です。

>バイデン米政権はウクライナ軍への機密情報の提供を大幅に拡大する。東部ドンバス地方やクリミア半島を制圧しているロシア軍への攻撃を可能にする狙いがある。

>ホワイトハウスはこれとは別に、重火器や装甲兵員輸送車(APC)、ヘリコプターなどを含む8億ドル(約1005億円)相当の追加の軍事支援を発表した。ロシア軍は今後、ウクライナ東部で猛攻を仕掛けると予想されており、ウクライナの反撃を支えることが目的だ。

>バイデン政権は機密情報の提供拡大や重火器供与の決定により、今回のウクライナ紛争に対するアプローチを軌道修正する。

>米国はすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」などの武器をウクライナに提供しているが、これまで戦闘機の供与には踏み込んでこなかった。戦闘機を供与すれば、ロシアが米国を戦闘相手とみなしかねないと懸念していためだ。またウクライナが求める飛行禁止区域の設定にも応じていない。

>だが、ロシア軍はここにきて、首都キーウ(キエフ)周辺などウクライナ北部から撤退し、兵力を集中させているドンバス地方など同国東部に激しい攻撃を加える戦略にシフトしている。

>そのため、バイデン政権は先週終盤、ロシアの攻撃計画をより正確に把握するため機密情報を共有する仕組みを設け、ウクライナが重火器やドローン(小型無人機)などを駆使して反撃できるようにすることを決めた。

>だが、米国は情報共有の新たな指針においても、ウクライナによるロシア領土内への空爆を可能にするような情報の共有までは踏み込まない方針だ。米当局者はこれについて、紛争を拡大させないために設けられた制限だと説明した。

<参考=「米、ウクライナへ情報共有拡大 大型兵器提供も」(WSJ)>
(22/04/14)


【閻魔大王】 2022/04/16 (Sat) 10:08

副題=2発命中確認と米国防総省 露旗艦、ミサイルで撃沈(産経新聞)

遂に、米国国防省が2発命中と、明言<!>

>米国防総省高官は15日、ロシア軍の黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワに対し、ウクライナ軍の巡航ミサイル「ネプチューン」2発が沈没前に命中していたことを確認したと明らかにした。米メディアは撃沈だと報道。首都名を冠した「海軍の象徴」を沈められたロシアは対ウクライナ攻撃拡大の構えを見せており、報復の可能性もある。

>米メディアによると、ロシア軍の旗艦が戦時に沈没したのは、1905年の日露戦争の日本海海戦の際に日本の連合艦隊が帝政ロシアのバルチック艦隊の旗艦を撃沈した時以来。

>司令塔役の旗艦の撃沈はロシア軍にとって大打撃。ミサイルの射程に収まるウクライナ南部沖での作戦は抜本的な見直しも迫られそうだ。

>国防総省高官によると、旗艦モスクワはウクライナ南部オデッサ沖約110キロで爆発、出火し、その後沈没した。周辺に展開していた黒海艦隊がウクライナ領に近接する黒海北部から離れた。ロシアはミサイル攻撃を受けたことを認めていない。(共同)

<参考=「2発命中確認と米国防総省 露旗艦、ミサイルで撃沈」(産経新聞)>
(22/04/16)


【閻魔大王】 2022/04/16 (Sat) 22:38

副題=露巡洋艦沈没 専門家が戦況分析「ロシア軍は黒海周辺で制空権を失う」(スポニチ)


>外交や安全保障に詳しい明海大学の小谷哲夫教授が15日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、ロシアの巡洋艦「モスクワ」が沈没したとされる件について解説した。

>黒海艦隊の旗艦である同艦について、ウクライナ軍は対艦ミサイルで攻撃し、深刻な損害を与えたと発表。一方でロシア国防省は、艦上の弾薬爆発で火災が発生し、沈没したと発表した。両国の主張には食い違いがあるが、小谷氏は「沈没したことはロシアも認めていることなので、もうこの船は存在しないと言っていいと思います」と述べた。

>小谷氏によると、同規模の巡洋艦をロシア軍は3隻、所有しているが、モスクワに関しては特に重要な役割を担っていたという。「黒海艦隊の旗艦ということで、いわば司令部がこの船の中にあったわけですから、指揮統制と言うものが今後、難しくなってくると思います」。さらに「一番重要なポイントは、このモスクワは防空を担っていた船です。黒海からクリミア半島南部に対してレーダーで、常に飛んでくる飛行機を見張っていて、飛んで来たら撃沈するという役割を果たしていた」と指摘。同艦の沈没で「ロシア軍は黒海周辺で制空権、航空優勢を失うと思います」と展望した。

>ウクライナによる黒海周辺での制空権奪回にもつながるという。小谷氏は「攻撃力はあまり変わらないですが、空からの攻撃というのをウクライナ側がやりやすくなります。NATO側も偵察機を近くまで飛ばして、ウクライナ側に情報提供をしやすくなるので、戦力の面でウクライナに優位になってくると思います」とも分析した。

<参考=「露巡洋艦沈没 専門家が戦況分析「ロシア軍は黒海周辺で制空権を失う」」(スポニチ)>
(22/04/15)


閻魔大王】 2022/04/17 (Sun) 00:13

副題=ロシア、米国のウクライナ向け兵器供与に正式抗議(CNN)

米国は、当初より、兵器供与してるですが。
急に言い出したは、形勢不利が故<?>

>(CNN) ウクライナへ侵攻しているロシアは今週、米国による現行のウクライナ向けの兵器供与に対して正式に抗議した。米国務省に外交文書を送付し、支援を継続すれば「予測不可能な結果」を招くと警告したという。米当局者2人と当該の文書に詳しい情報筋が明らかにした。

>文書はデマルシェと呼ばれる外交上の共同申し入れで、今週初めに送付された。この時米国はウクライナに対し、8億ドル(約1000億円)規模の追加の軍事支援を発表する準備を行っていた。文書については米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。

>今回米国側は初めて、高性能型の兵器を供与することでウクライナ政府と合意。これらの兵器を巡ってはバイデン政権の一部から、状況の激化を招くリスクがあまりに大きいとの声が数週間前に上がっていた。その中にはヘリコプター「Mi17」11機、自爆型ドローン(無人機)「スイッチブレード」300機、155ミリ榴弾(りゅうだん)砲18基などが含まれる。

>ロシアの外交文書に詳しい情報筋は、ロシア政府がこれらの供与に抗議することは予測していたと説明。ただそれによってロシア側の行動に何らかの変化が起きるのかどうかは依然として不明だとした。それでも文書が示唆するところとして、ロシアが米国や北大西洋条約機構(NATO)に対し、戦争の長期化を受けてより攻撃的な姿勢を取る可能性があることを認めた。

>また政権の当局者の1人はCNNの取材に答え、ロシア側の文書について、米国によるウクライナへの兵器供与がいかに効果的かを示していると指摘。より高性能かつ強度の高い兵器を含む今回の追加支援の発表にも、ロシアは懸念を抱いている可能性があるとした。

>バイデン政権内では、外交文書の送付からロシア軍が痛手を被っているのが分かるとする見方も出ている。政権高官の一人が明らかにした。この高官は、戦場で優位に立っていると感じているなら、ロシア側はこのようなメッセージを寄こさないだろうと語った。

>別の米当局者にコメントを求めたところ、「いかなる非公開の外交書簡についても確認するつもりはない」と回答した。ただ同当局者は、ウクライナの安全保障のため、巨額の支援を提供していることは確認した。

<参考=「ロシア、米国のウクライナ向け兵器供与に正式抗議」(CNN)>
(22/04/16)


【閻魔大王】 2022/04/17 (Sun) 23:14

副題=ロシア軍旗艦沈没は「日露戦争以来」…乗組員500人の「モスクワ」、死傷者多数か(読売新聞)

日露戦争ねえ。
となればの、バルチック艦隊。
名称、強そなれどの、中身、ガタガタの艦隊<!>
勿論の事、当時の大日本帝国海軍の東郷平八郎の周到なる準備があったです。

>ウクライナ侵攻作戦に参加していた露海軍黒海艦隊の旗艦の大型巡洋艦「モスクワ」(約1万2500トン)が黒海沖で沈没したことで、プーチン政権や露海軍は大きな衝撃を受けている。露側は乗組員の被害の情報を公表していないが、約500人とされる乗組員に多数の死傷者が出たとの見方が強まっている。

>露国防省は16日、「モスクワ」の乗組員とされる兵士が、黒海艦隊が拠点にしているウクライナ南部クリミアで、露海軍のニコライ・エブメノフ総司令官から訓示を受ける映像を公開した。「モスクワ」の乗組員の姿が公開されたのは、ロシア側が沈没を認めた14日以降、初めてだ。映像には最大約100人が映っていた。沈没時に避難した乗組員とみられる。

>露国防省は、乗組員は「モスクワ」に搭載していた弾薬の爆発後、付近の艦艇へ避難したと説明したが、死傷者の詳細は明らかにしていない。黒海艦隊の司令官は映像では確認できなかった。

>米CNNによると、米国防総省の高官は15日、ウクライナの対艦ミサイル「ネプチューン」2発が命中したことを確認した。ロシア軍は、ネプチューンを製造していた首都キーウ(キエフ)近郊の軍需工場を攻撃した。撃沈されたことを事実上、認めた動きとみられている。

>米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、露海軍で艦隊の旗艦が戦時に沈没したのは、1905年の日露戦争の日本海海戦で、バルチック艦隊の旗艦が日本の連合艦隊の攻撃により撃沈されたのが最後という。

>「モスクワ」は艦隊の司令塔の役割を果たす旗艦で、自国の首都名を冠しているだけに、プーチン露大統領に強い衝撃を与えているのは間違いない。プーチン氏が今後、ウクライナに対し、大規模動員などを通じて攻撃を強化する可能性が指摘されている。

<参考=「ロシア軍旗艦沈没は「日露戦争以来」…乗組員500人の「モスクワ」、死傷者多数か」(読売新聞)>
(22/04/17)


<参考=NO.356 続7<ロシアのウクライナ侵攻>いよいよの、マリウポリで、決戦<?>/形勢不利<?>
(22/04/17)


【閻魔大王】 2022/04/19 (Tue) 09:54

副題=沈没の旗艦モスクワの写真流出か 船体傾き、黒煙上がる」(日本経済新聞)

旗艦モスクワの件故、当板に投稿するです。

<写真>
ロシア黒海艦隊旗艦モスクワだとされる艦艇=ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問のテレグラムから・共同



>ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は18日、ウクライナ軍が13日に対艦ミサイルで攻撃したロシア黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワだとする艦艇が傾き、黒煙を上げる様子の写真をSNS(交流サイト)に投稿した。沈没直前の写真が公になるのは初めて。写真は付近の船から撮影されており、ロシア側から流出した可能性がある。

>ロシア側は艦上の火災で損傷を受け、沈没したと主張している。

>ウクライナ南部オデッサ州知事は13日、同国製の巡航ミサイル「ネプチューン」で巡洋艦モスクワを攻撃したとし、米国防総省高官も同ミサイル2発の命中を確認したと明らかにした。ロシア国防省は当初、全乗組員が退避したと説明したが、乗組員約40人が死亡したとの報道もある。

>旗艦沈没は、黒海沿岸一帯の制圧を目指すロシア軍にとって誤算となった。首都名を冠した「海軍の象徴」を沈められた直後から、ウクライナ首都キーウ(キエフ)などへの報復とみられる攻撃を活発化させている。(共同)

<参考=「沈没の旗艦モスクワの写真流出か 船体傾き、黒煙上がる」(日本経済新聞)>
(22/04/18)