閻魔大王<NO.143>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.144
359 続9<ロシアのウクライナ侵攻>両軍の情報が少なくなった。/マリウポリの製鉄所は<?> 閻魔大王 22/04/25
358 <ウクライナ侵攻>プーチン大統領、マリウポリ製鉄所の作戦中止を命令<?> 閻魔大王 22/04/21
閻魔大王NO.142

NO.358 <ウクライナ侵攻>プーチン大統領、マリウポリ製鉄所の作戦中止を命令<?><起稿 閻魔大王>(22/04/21)


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 17:43

少々、不可解なるの動き故、
板を別けるです。

そのままなら、結構なれど、です。
何分の、プーチン君でして。

>ロシアのプーチン大統領はショイグ国防相に対し、ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所で抵抗を続けるウクライナ側部隊に対する掃討作戦を中止するよう命じた。(共同)

<参考=「マリウポリ製鉄所の作戦中止を命令」(共同)>
(22/04/21)
<消滅・23/04/25>


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 17:48

副題=軍事作戦は「成功」(共同)


>ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ南東部マリウポリの軍事作戦は「成功した」と述べ、ロシア軍が市街地からウクライナ側部隊を掃討したことでマリウポリを事実上制圧したとの認識を示した。(共同)

<参考=「軍事作戦は「成功」」(共同)>
(22/04/22)
<消滅・23/04/25>


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 18:10

副題=ロシア国防相「マリウポリを解放」、プーチン氏は「製鉄所へ突入は不適切」…タス通信(読売新聞)

つまり、
ロシア国防大臣は、「マリウポリを解放」したと、プーチン君に報告。
プーチン君は、「製鉄所へ突入は不適切」と、判断。

つまり、突入を計画してたのか<?>

>タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は21日、プーチン露大統領に対し、ウクライナに侵攻しているロシア軍が3月初めから包囲している南東部マリウポリを「解放した」と報告し、ロシア軍が全面的に掌握したとの認識を明らかにした。

>ショイグ氏は、ウクライナ軍の兵士が拠点にし多数の民間人が退避していたアゾフスタリ製鉄所についてはロシア軍が「包囲している」と説明した。ロシア軍に抵抗を続けてきたウクライナ軍や武装組織「アゾフ大隊」が依然、製鉄所に残った状態で、ロシアは制圧宣言に踏み切ったものとみられる。プーチン氏は製鉄所への「突入は不適切だ」と述べた。

<参考=「ロシア国防相「マリウポリを解放」、プーチン氏は「製鉄所へ突入は不適切」…タス通信」(読売新聞)>
(22/04/21 16:55)


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 18:22

副題=プーチン露大統領、マリウポリ製鉄所の作戦中止を命令 封鎖は継続(産経新聞)

作戦中止で、封鎖は継続<?>

封鎖とは、製鉄所に避難の方々、出さずに<?>出して<?>
出すなら、封鎖はいらんですが。
出さずに封鎖なら、単に、爆撃だけせずで、食料等々、どするのか<?>

>ロシアのプーチン大統領は21日、ショイグ国防相に対し、ウクライナ東部マリウポリの製鉄所で抵抗を続けるウクライナ側部隊に対する掃討作戦を中止するよう命じた。インタファクス通信が報じた。

>プーチン氏は、マリウポリの軍事作戦は「成功した」と述べ、市街地からウクライナ側部隊を掃討したことで、都市の制圧は事実上、完了したとの認識を示した。

>一方、製鉄所の封鎖は引き続き行うよう命じた。

<参考=「プーチン露大統領、マリウポリ製鉄所の作戦中止を命令 封鎖は継続」(産経新聞)>
(22/04/21 17:18)


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 19:13

副題=マリウポリ「解放作戦は成功した」 プーチン氏 事実上制圧の考え示す 市民避難の製鉄所から「ハエ一匹も出すな」(TBSテレビ)

「ハエ一匹も出すな」

成る程なと。
流石は、プーチン君。益々の、敵を作るなと。

>ロシアのプーチン大統領はウクライナの要衝マリウポリをめぐり事実上制圧したとの考えを示し、市民が避難している製鉄所から「ハエ一匹もだすな」と指示しました。

>プーチン大統領は21日、ショイグ国防相からマリウポリをめぐる作戦状況についての報告を受け、「南部の重要な拠点の制圧に成功した」と語り、マリウポリを事実上制圧したとの考えを示しました。

>ウクライナ側は、現在も市内のアゾフスタリ製鉄所を拠点にしていて、ショイグ氏は、およそ2000人が立てこもっているとしたうえで、人道回廊などを通じて投降した者はいないと報告しました。

>これに対し、プーチン氏は製鉄所への突撃作戦を行う必要はないとし、「ハエ一匹も出ないように封鎖しろ」と指示を出しました。

<参考=「マリウポリ「解放作戦は成功した」 プーチン氏 事実上制圧の考え示す 市民避難の製鉄所から「ハエ一匹も出すな」」(TBSテレビ)>
(22/04/21 17:19)
<消滅・22/05/22>


【閻魔大王】 2022/04/21 (Thu) 20:09

副題=【速報】マリウポリ制圧、ウクライナ側は否定「プーチン氏は勝利を宣言したいだけ」(FNN)

確かに、「ハエ一匹も」では、皆殺しせよ<!>と、同意。

>ロシアがマリウポリ制圧を宣言しました。一方でウクライナ側は否定しています。

>ロシア大統領府の発表によりますと、ロシアのショイグ国防相がプーチン大統領に対してマリウポリを制圧したと報告しました。

>ウクライナの兵士たちが立てこもっている製鉄所について、ショイグ国防相はまだ2000人以上の兵士が中にいて、作戦が「3~4日で完了する」という見通しを伝えました。

>これに対し、プーチン大統領は、マリウポリ制圧の成功を祝福し、製鉄所に対しては攻撃をやめ、「ハエも通れないよう」封鎖するよう命じたということです。

>一方、マリウポリの市長顧問は、ウクライナメディアに対して、「プーチン氏はただ破壊された町を背景に勝利を宣言したいだけ、彼らは勝利していない」と制圧を否定しました。

>ウクライナメディアは、兵士たちが依然市内で戦っていると伝えています。

<参考=「【速報】マリウポリ制圧、ウクライナ側は否定「プーチン氏は勝利を宣言したいだけ」」(FNN)>
(22/04/21 17:12)


【閻魔大王】 2022/04/22 (Fri) 00:11

とりあえず、
ロシアが、マリウポリを「制圧した」。
とは、言えずで、この板は、一旦、閉じるです。


【閻魔大王】 2022/04/22 (Fri) 09:49

<参考>


<参考=「NO.357 続8<ロシアのウクライナ侵攻>「ドンバスの戦い」<?>/マリウポリは<?>」寄稿閻魔大王 2022/04/22 (Fri) 09:39


NO.359 続9<ロシアのウクライナ侵攻>両軍の情報が少なくなった。/マリウポリの製鉄所は<?><起稿 閻魔大王>(22/04/25)


【閻魔大王】 2022/04/25 (Mon) 18:49

<参考=NO.357 続8<ロシアのウクライナ侵攻>「ドンバスの戦い」<?>/マリウポリは<?>
(22/04/19)

ここで、記事にしてるよな事、ロシア軍も承知かと。
下手したら、余計なる入れ知恵してたり、しましてねえ。どっちの味方<?>

イヤ、
むしろ、ロシアの新兵器は<?>

<写真1>
ロシア軍はNATOの最新兵器とも戦わなければならない(写真は英国が開発し米軍に採用された最新の「M777A2」155ミリ榴弾砲、2021年9月30日撮影、米陸軍のサイトより)



<表2>
損耗率の算定には、実人員数は編成上の定数(ミリタリーバランス)の90%(充足率)、投入戦力は実人員の65%、損耗率は損失数 /投入戦力とした。戦闘機・攻撃機・ヘリは全力投入できるとして計算した



<写真3>
左:バイラクタルTB2、右:UJ-32 Lastivka



<絵4>
ロシア軍総攻撃に対するウクライナ軍の防御戦闘



<絵5>
「スイッチブレード」(イメージ)



<絵6>
ウクライナ軍の反転攻勢



>ロシア軍は4月18日夜、東部ドンバス地方で、ウクライナ軍の防衛線を突破し、大規模な攻撃を始めた。

>同時に南部でも継続的な攻撃があった。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「戦争は第2段階に入った」と述べた。

>第2段階の攻撃はどのように展開するのかについて、ロシア軍の戦力損耗とウクライナ軍の戦力増強を掛け合わせて考察し予想する。


>■ 1.歴史は繰り返す:4月13日の撃沈

>4月13日、黒海艦隊旗艦「モスクワ」が撃沈させられた。4月13日というのは、ロシア海軍にとって「悪魔の日」と呼んでよい。

>というのは、日露戦争の日本海海戦の前年の1904年4月13日朝、旅順港外で、「司令長官(マカロフ)中将ノ旗艦(ペトロパブロフスク)ハ、我機械水雷に罹リ瞬間に爆発、沈没、跡を留メズ」と戦史にあるからだ。

>ロシア極東太平洋艦隊旗艦「ペトロパブロフスク」(2万3000トン)が、大日本帝国海軍が設置した水中機雷に接触し、撃沈したのだ。

>ちょうど118年前の同月同日である。

>翌年の5月、ロシア海軍は、日本海海戦で日本に完膚なきまで撃破されてしまうのである。

>その時、バルチック艦隊の象徴であった旗艦「クニャージ・スブオーロフ」も撃破され沈没した。

>旗艦「モスクワ」の撃沈と、同日の旗艦「ペトロパブロフスク」の撃沈、翌年の日本海海戦での大敗北が重なり、ウクライナに侵攻しているロシア軍の行く末を表しているように感じられてならない。


>■ 2.損耗を充足、戦力転換で再編成中

>米国からの情報によれば、ロシア軍はキーウ正面から撤退して東部・南部に戦力を集中し、また予備戦力まで投入している。

>損耗した部隊に兵員と兵器を補充して、再編制して戦力アップし、攻撃準備を進めているところだ。

>ウクライナ軍はNATO(北大西洋条約機構)から兵器・弾薬の供給を受けているのに比べ、ロシア軍は、強大な軍事力を保有しているが、損失が出れば、自国で賄うしかない。

>ロシア軍は再編成によって、再び総攻撃ができる状況になっているのだろうか。そこで、ロシア軍の現状を分析した。

>ロシア軍の戦闘損耗の実態が最も明確に表れているのが、ウクライナ軍参謀部が発表しているロシア軍の損失数(Russian forces lost)のデータだ。

>ウクライナ軍の発表なので、いくぶん誇張されている可能性があるが、嘘が多いロシア軍発表と比べれば、格段に信頼性が高い。

>ロシア軍が投入した戦力のどれほどの損失(損耗率)が出たのかについて、JBpress『壊滅の可能性もあるロシア地上軍、短期間に高い損耗率』(2022年4月1日、https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69537)に寄稿した。

>侵攻開始後、概ね2か月が過ぎた現在、さらに戦力転用予備兵力を投入し、再編中である。

>一部は攻撃に加わっている。ロシア軍は、近い将来、改めて総攻撃を開始するであろう。その攻撃とはどのようなものになるだろうか。


>■ 3.侵攻1か月後と2か月後のロシア軍損耗率

>ロシア軍のウクライナ侵攻後、3月22日まで、その後4月15日までを2つに区分して、兵器損失数と損耗率を算定した。その数値は以下のとおりである。

>侵攻開始から2か月後のロシア軍の損耗率は、ロシア軍がウクライナに投入した戦力の約20%である。

>この20%という損耗率で、今後、東部と南部の正面でどのような戦いができるのだろうか。

>キーウ正面から東部に移動する車列が13キロと報告された。車両の間隔が40メートルだとして、車両縦隊が13キロであれば、車両数は、約325両になる。

>これらの車両に兵員が平均的に7人乗車していたとすれば、約2300人が東部正面に転用されたと見ることができる。

>また、小さな車列もあったであろうから、最大5000人ほどだったかもしれない。

>ロシア地上軍(空挺部隊・海兵隊を含む)の実員が約31.5万人で、この人員から投入戦力を15%引き上げたとすれば、約4万人を投入することができる。

>このほかにも予備役兵が増加されているだろうが、戦闘部隊に編入させられることはないであろう。

>これから投入率を65~80%に引き上げれば、保有戦力の15%を投入することが可能だ。

>そうすると、損失した兵員と兵器をほぼ、90%を上回る水準まで充足することができる。ただ、充足された兵士の士気や練度については、さらに低いとみてよいだろう。


>■ 4.旧態依然のロシア軍に勝ち目は薄い

>侵攻開始から1か月とその後の1か月を比較すると、当初の1か月の損耗率は約16%であった。その後の1か月の損耗率は約6%である。

>当初の1か月の損耗が大きく、次の1か月の損耗は3分の1まで低下した。

>これは、ロシア軍の戦い方の戦術的な練度が上がったのではなく、当初、ウクライナ軍が弱いと見ていて、ただ突進していったところ撃退されてしまったためだ。

>その後、用心深くなって、むやみに突進攻撃しなくなったからであろう。

>用心深く攻撃するというのは、心理的なもののほかに、敵の配備やその攻撃を想定しながら攻撃するということである。

>とはいえ、この1~2か月で戦い方が変えられるのかというと、一部の将校は変えられるかもしれないが、ほとんどの将校は、旧態依然の戦い方しかできないのが実情だ。

>その戦い方とは、

(1)都市を爆撃して破壊する。

(2)破壊した後に、その都市に対して地上攻撃をかける。

(3)敵が都市に残っていれば、再び爆撃をする。

(4)敵がいなくなった地域を占領するである。

>このような戦いには、創造的な作戦戦術はない。航空攻撃と地上軍の連携、砲撃と歩兵部隊の協同連携、無人機と地上部隊の連携攻撃、情報と作戦の連携、宇宙とサイバー攻撃、地上作戦との連携が欠如している。

>ロシア軍はハイブリッド戦で攻撃し、ウクライナ軍の組織をバラバラにして、それぞれが組織的に機能しないようにして、そこに総合的な火力や機甲戦力を投入して攻撃するだろうと想定していたが、現実はそうではなかった。

>ということは今後、再編成した部隊で総攻撃を行ったとしても、攻撃進展速度が著しく速くなることは考えにくい。

>せっかく再編成して態勢を整えたとしても、それぞれの組織が連携せずに攻撃すれば、待ち構えるウクライナ軍に撃破されることになるであろう。


>■ 5.新たな戦法生み出すウクライナ軍

>旧態依然のロシア軍に対して、ウクライナ軍は、NATOの兵器支援によって、新たな軍に生まれ変わっている。

>兵器の導入とともに、米軍の作戦戦術を受け入れ、ウクライナ軍独自の作戦戦術を作り上げているようだ。

>ロシア軍の侵攻当初(1か月)の防御的対戦車戦闘と防空戦闘

>侵攻当初、ロシア軍の戦車・装甲車が道路を走り回り、自動小銃しかないウクライナ軍兵士は、それを茫然と見るしかなかった。

>地上軍の近接航空支援を行った対地攻撃機に対しては、機関砲で防空戦闘を行っていた。ウクライナ軍敗北の気配が漂っていた。

>NATO加盟国が支援した対戦車兵器、特に「シャベリン」が、兵士に行きわたっていくと、強引に攻撃前進してくるロシア軍の戦車や装甲車に向けて発射され、その結果、侵攻1か月以内で、ロシア軍の戦車と装甲車、約2000両が撃破された。

>その数は、日本が保有している量を上回った。

>ロシア軍の戦闘機・対地攻撃機、ヘリによる攻撃に対しては、携帯対空ミサイル「スティンガー」を使用し、たった1か月で合計225機を撃破した。

>この時は、ウクライナ軍は、双方の軍が近接戦闘(接触線から数キロ以内)を行っている。

>この距離では、効果的な戦いができた。だが、後続の戦車等部隊、砲兵部隊や兵站部隊に対しては、効果的な戦闘をすることができなかった。


>ウクライナ軍のその後の1か月の防御戦闘

>ロシア軍が慎重に攻撃するようになってからも、ウクライナ軍は、これまでと同様の防御戦闘を実施してきた。

>併せて、侵攻開始以前に導入していたトルコ製の無人攻撃機「バイラクタルTB2」や「RPG-7」の弾頭をドローン化した「UJ-32 Lastivka」が、後続部隊や砲兵部隊への攻撃を行うことができた。

>その結果、2か月間に366門の火砲を破壊することができた。

>これらの成果が、キーウ侵攻を途中で放棄させ、戦争目的を東部・南部の限定した攻撃へと縮小させた。

>ロシア軍は当初の戦闘で、大きな損害を出したために、戦争目的を縮小し、無謀な突進攻撃から慎重な攻撃に転換した。

>損耗が大きな部隊の再編制を行うことにより、ロシア軍の損耗は3分の1にまで減少した。

>ロシア軍の第2段階の総攻撃に対するウクライナ軍の防御戦闘

>ロシア軍は、戦線を縮小し、再編成を完了し、東部・南部で総攻撃を始めたようだ。

>一方、ウクライナ軍もNATOから提供された防御用の兵器が部隊に行きわたったようだ。ロシア軍も再編成できたが、ウクライナ軍の防御戦闘能力は著しく高まった。

 特に対戦車戦闘、防空戦闘能力は、広範囲にわたって整備できたであろう。戦車・装甲車軍団が、単独で、広大な土地に広く展開して攻撃してくれば、当初の1か月よりも、多くの損耗が出るであろう。

>本来であれば、戦車・装甲車部隊は、装甲車から下車した歩兵との連携で、火砲によるウクライナ軍の対戦車兵器を破壊すること、または、航空攻撃との連携で、敵対戦車兵器を破壊するのが最も効果的な戦闘である。

>ロシア軍が、この2か月の失敗を教訓に、ここで述べた戦いを実施すれば、ウクライナ軍は苦しい戦闘を強いられるだろう。

>ロシア軍の協同した戦闘に対して、米国から供給される火砲の射撃の威力、無人攻撃機の攻撃の能力が発揮されることになる。


>ロシア軍総攻撃に対するウクライナ軍の防御戦闘

>ウクライナ軍は、ロシア軍の第2段階の総攻撃を凌ぎ切るだろう。そして、ロシア軍に再び重大な損害を与えることができると予想する。


>ロシア軍の総攻撃を破砕し、ウクライナ軍の反転攻勢に

>ウクライナ軍の攻勢は、2段階に分けられる。

>第1段階は、2月24日以降の侵攻で占拠された領域を奪い返す。つまり、2014年に占拠されたラインまで押し戻すこと。

>第2段階は、2014年に占拠された地域を奪回し、もとの国境線まで押し戻すことであろう。

>第1段階は5月中に達成するだろう。米国が今年の年末までかかると言ったのは、第2段階のことであろう。


>これは実施可能なのか。

>米国が最近提供しているのが、高機動多用途装輪車両、装甲車、火砲と対砲レーダー自爆型無人攻撃機「スイッチブレード」、偵察用無人機「ピューマ」、対無人機航空機システムである。

>このほかに、英国は装甲車と対艦ミサイル、チェコは戦車、ドイツは歩兵戦闘車を提供する。これらの兵器は、防御的な兵器というよりは、攻撃的な兵器の性格が強い。

>反転攻勢に出る時、戦車や装甲車に搭乗して逃げるロシア軍に、対戦車ミサイルなどを担いで徒歩で追いかけるわけにはいかない。

>そこで必要になるのが、装甲車、戦車、装輪装甲車、さらに火砲である。

>特に火砲は、歩兵が戦車などの上に乗って移動するときに、これに対して、射撃を行い、歩兵を殺傷するものである。

>また自爆型無人攻撃機は、ロシア軍の指揮所、火砲陣地、兵站部隊、後続の戦車部隊を破壊するために、最も必要とされる兵器だ。

>この時、敵地の奥深くまで潜入し情報を入手するのが、無人ヘリと無人機だ。市販のドローンも使用されるだろう。


>ウクライナ軍の反転攻勢

>第2段階の攻勢では、2014年で占拠された領土を奪回するための攻撃となる。

>長期間の戦闘になることから、ミサイルや弾薬が必要になる。黒海のロシア軍のセバストポリ軍港に停泊するロシア軍艦を攻撃するには、無人攻撃機と対艦ミサイルの攻撃が有効になるであろう。

>自爆型無人攻撃機、無人偵察機と地上軍戦闘の連携が最大の強み

>NATO加盟各国の最近の武器提供は、ほとんどが攻勢に出るための兵器である。

>ゼレンスキー大統領は、今後、本気で反転攻勢を狙っていることが分かる。そして、その自信も垣間見える気がする。

>ウクライナ軍は、NATOから提供された兵器の能力を最大限に生かして戦っている。

>その陰には、おそらく米軍の戦争指導が入っているであろう。兵器供与は最大の協力であるが、戦争指導と情報提供も表に出ない重要な力となっている。

>西村 金一

<参考=「総攻撃始めたロシア軍に襲いかかるNATOの最新兵器」(JB)>
(22/04/21)


【閻魔大王】 2022/04/26 (Tue) 09:33

副題=ウクライナ東・南部戦況シナリオ/プーチン政権、苦境悪化は不可避 ウクライナ侵攻2カ月 編集委員 高坂哲郎(日本経済新聞)

シナリオなら、幾つでも描くは出来るです。

の、上で、
閻魔大王的、「シナリオB=ウクライナ軍持ちこたえ、ロシア軍押し戻される」が好ましいと。
モ、一点、希望的には、ロシアで、政変<!>、プーチン失脚<!>
シナリオで、これが無いのが、摩訶不思議。

<図>
ウクライナ東・南部戦況シナリオ



>ロシアによるウクライナ侵攻の開始から2カ月が経過し、ロシア軍はウクライナの東部と南部で攻勢に出つつある。ウクライナのゼレンスキー政権は徹底抗戦の構えで、米欧なども同国支援を続ける構えだ。攻防戦の今後を予測すると、いかなる結果になってもロシアが開戦前より弱体化することが必至であることがみえてくる。


>シナリオA ロシア軍優勢、ウクライナ領を部分奪取
ロシア軍は、ウクライナ北部での作戦継続を断念した後、生き残った兵士を新たな部隊に再編成するとともに増援部隊も追加し、東部地域で攻勢に出つつある。東部は平原地帯で、ロシア軍はここで戦車や火砲を大量に投入してウクライナ軍を圧倒したい考えとみられる。

>攻防の最大の焦点は、米欧の軍事支援が十分間に合うかどうかだ。間に合わなければ、ロシア軍は南部でも攻勢を強め、モルドバ東部の親ロシア派が「沿ドニエストル共和国」を自称する地域につながる回廊を形成しそうだ。その場合、プーチン大統領は「国外のロシア系住民の救済という作戦目的を達成した」として勝利を宣言しそうだ。英国のジョンソン首相は、戦争が来年末まで長引けば「ロシアが勝利する可能性はある」と語った。米欧の「支援疲れ」を懸念しているとみられる。

>ただ、その場合でもロシアは、大きくみると「戦闘には勝ったが、戦争には負けた状態」に陥る。ロシア支配地域とそれ以外のウクライナ領の間には新たな「鉄のカーテン」がひかれる形となり、対ロ制裁は固定化される。世界は再び東西に分断され、ロシア経済はソ連崩壊直後の1990年代のような大低迷期に突入しそうだ。


>シナリオB ウクライナ軍持ちこたえ、ロシア軍押し戻される
このシナリオでは、米欧の軍事支援が円滑に進み、ウクライナ軍が北部戦線と同様にロシア軍部隊を精密誘導兵器で効率的に撃破すると同時に、新たに供与される155ミリりゅう弾砲など重火器面でもロシア軍に対抗する展開を想定する。

>ロシア軍は攻勢に出ようとしているが、北部などでの苦戦を経験した兵士の士気は高いとは言えず、増援部隊にもそうした苦境は伝わっているとみられる。補給に陰りが出れば、ロシア軍首脳がもくろむ大規模攻勢をかけられるかは流動的となる。

>米欧のウクライナへの軍事支援の中身は質量ともに強まっている。「今後本格化するウクライナ軍の反撃で、ロシアはいずれ本国にまで押し戻されるかもしれない」と、シナリオAとは正反対の予測を語る元自衛隊情報系幹部もいる。確かに、破格な規模の武器供与をみていると、どうやら米欧は「プーチンが勝手に始めた戦争なのだから、これを奇貨としてこの際徹底的にロシア軍をたたき、当面は欧州方面で脅威にならない水準まで弱体化させてしまいたい」と考え始めたようにもみえる。

>そうした展開になると、ウクライナが平和を回復する一方、ロシアの国内情勢は不安定化していく。「ウクライナ侵攻」から「ロシア不安定化」に事態が転化するわけだ。この展開に向かう必須要素は、米欧の支援が迅速かつ強力に進むこと、ロシア軍の本国撤退を「その時点でのロシアの指導者」が許容するかどうかの2点となる。


>シナリオC ロシア軍、劣勢挽回へ大量破壊兵器を使用
>東部や南部での戦闘が膠着状態に陥ったり、ウクライナ軍が明らかに優勢になったりする場合、ロシア軍が化学兵器や核兵器といった大量破壊兵器の使用に踏み切る恐れがある。

>ロシア軍は伝統的に、戦術核兵器を「通常爆弾のちょっとした延長線上の兵器」程度にしか認識しておらず、プーチン大統領も過去にたびたび核使用の可能性に言及している。東部のどこかにウクライナ軍部隊が集結した場合、そこにロシア軍が戦術核攻撃をしかける危険がある。

>マリウポリの巨大製鉄所の地下には、なおウクライナ軍部隊や市民が隠れ、抵抗を続けている。世界の目が東部や南部での戦局に移る隙を突く形で、ロシア軍が製鉄所の完全制圧へ化学兵器を使う恐れもある。

>日本政府がウクライナに防護マスクや化学防護服などを緊急供与した。これらの装備が戦闘を経てロシアの手に渡れば、防護マスクの材料や性能などの機密が中国軍や北朝鮮軍の知るところとなってしまう恐れもある。そうしたリスクを十分承知の上で日本の防衛省・自衛隊が供与に動いたのは、それだけ化学戦という事態が切迫し、ウクライナが支援を渇望しているからだ。

>ロシア軍による大量破壊兵器使用で起こりうるのは、第一に、ウクライナや米欧が衝撃を受けて混乱し、ロシアが一方的に勝利を宣言する展開だ。もうひとつは米欧の軍事支援が一段と手厚くなり、一部の国が公然と軍事行動に出たり、ウクライナ以外の場所でロシア軍対米欧諸国軍の戦いが始まったりする可能性だ。

ドイツのショルツ首相は「ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の緊張激化を防ぐことが最優先すべき課題」と語ったが、これは第3次世界大戦リスクが実際にあることを如実に示している。そうなれば、その最終的な結果のいかんにかかわらず、ロシアの政治的・経済的苦境は一段と深まりそうだ。

>「ロシアによるウクライナ領の部分奪取」「ロシア軍撤退とロシアの不安定化」「大量破壊兵器の使用と第3次世界大戦」。3つの可能性の起点となる東部と南部での攻防戦が続く。確かなのは、この先どの展開に向かうにせよ、遅かれ早かれ「ロシアの自滅」が必至になってきたことだ。(編集委員 高坂哲郎)

<参考=「プーチン政権、苦境悪化は不可避 ウクライナ侵攻2カ月 編集委員 高坂哲郎」(日本経済新聞)>
(22/04/25)


【閻魔大王】 2022/04/26 (Tue) 14:48

副題=「核戦争起こさない」とロシア外相 第3次大戦「十分ある」、欧米の武器提供を暗に批判(産経新聞)

現在唯今なるは、ウクライナの後方に、米英。
要は、公然の、代理戦争。

但し、「核戦争起こさない」は、結構なると。
但しの、プーチン君の言ではありませんでして。

<写真>
ロシアのラブロフ外相(共同)



>ロシアのラブロフ外相は25日、「核戦争を起こさないことがロシアの基本的な立場だ」と述べ、侵攻したウクライナでの軍事作戦が核兵器使用に結びつかないようにしなければならないとの姿勢を強調した。ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」とのインタビューで語った。

>ラブロフ氏は、米国とソ連が核戦争の手前まで行ったとされる1962年の「キューバ危機」時は米ソ指導部の間に対話のチャンネルが存在したが今はないと指摘。第3次大戦が起きる可能性は「十分にあり、過小評価すべきではない」と述べた。

>その上で「(ロシアは)リスクを人工的にあおりたくないが、そうでない国も多い」と主張し、ウクライナに武器を提供し続ける欧米側を暗に批判した。(共同)

<参考=「「核戦争起こさない」とロシア外相 第3次大戦「十分ある」、欧米の武器提供を暗に批判」(産経新聞)>
(22/04/26)


【閻魔大王】 2022/04/27 (Wed) 00:30

副題=露副首相 北方領土「ロシアのものにする」(産経新聞)

既に、不法占拠してるですが。

むしろ、日本国の体制的、行使出来るの軍事力、あれば、今が最良の機会。
なれどの、憲法9条の入り口論でさえ、ゴタゴタしてるよでは、あきませんです。


<地図>
北方四島



>ロシアの極東開発を統括するトルトネフ副首相は25日、北方領土について、独自の開発や投資をさらに進め、「ロシアのものにする」との意向を示した。日本が令和4年版の外交青書で、北方領土は「ロシアに不法占拠されている」との表現を復活させたことへの反発とみられる。

>ロシアはこれまでに北方領土を経済特区に指定し、ウクライナ侵攻で欧米諸国とともに対露制裁を発動した日本への報復として、日露平和条約交渉の中断も表明している。日本との関係悪化を口実に、北方領土問題に終止符を打とうとするロシアの思惑が改めて鮮明になった。

>極東ハバロフスク地方への出張時の発言をタス通信が伝えた。

>トルトネフ氏は記者団に対し、日本政府が22日に発表した外交青書でロシアのウクライナ侵攻を強く批判し、北方領土についてロシアの「不法占拠」と明記したことに言及し、「ロシアの返答は単純だ」と指摘。その上で、北方領土を対象としたクルーズ船の就航や投資計画の策定、観光開発を通じて「クリール諸島(北方領土と千島列島の露側呼称)をロシアのものにする」と強調した。

>トルトネフ氏は「これは私だけではなく、ロシア国民全体の自然な反応だろう」とも語った。

<参考=「露副首相 北方領土「ロシアのものにする」」(産経新聞)>
(22/04/25)


閻魔大王】 2022/04/27 (Wed) 10:04

副題=マリウポリ市民退避に国連が関与 露大統領と事務総長が合意(産経新聞)

こんな程度、国連と、赤十字が関与の事。
遠の昔、閻魔大王でさえ、思てたです。
国連も、重い腰をやっとで、上げたかと。

<写真>
26日、モスクワで会談するロシアのプーチン大統領(左)と国連のグテレス事務総長(タス=共同)



>国連は26日、グテレス事務総長とロシアのプーチン大統領の会談で、ロシア軍が「制圧」を宣言したウクライナ南東部マリウポリの製鉄所内にとどまる多数の市民の退避について、国連と赤十字国際委員会(ICRC)が関与することで原則合意したとする声明を発表した。

>ただ会談冒頭は議論のすれ違いが目立ち、市民退避での協力合意も実現には困難が予想される。ロシア国防省と国連人道問題調整室(OCHA)の間で具体的な措置の詳細を詰める方針。マリウポリからの「人道回廊」による市民退避はこれまで成功していない。

>ロシア国営テレビが中継した会談冒頭のやりとりでは、マリウポリの一般市民について懸念を示すグテレス氏に対し、プーチン氏は「現地の戦闘は終わった。もしウクライナ部隊と一緒に市民が残っているなら、退避させる義務はウクライナ軍にある」と反論した。

>さらにプーチン氏は、セルビアからのコソボ独立は認めてウクライナ東部の親ロ派独立を認めないのは矛盾だと主張するなどした。(共同)

<参考=「マリウポリ市民退避に国連が関与 露大統領と事務総長が合意」(産経新聞)>
(22/04/27)


【閻魔大王】 2022/04/27 (Wed) 19:27

副題=国連の事務総長との、距離感について

比較対象なるは、下記<参考>のセルゲイ・ショイグ国防相と、プーチン君の会談の時の距離。

<参考=「NO.357 続8<ロシアのウクライナ侵攻>「ドンバスの戦い」<?>/マリウポリは<?>」寄稿閻魔大王 2022/04/22 (Fri) 19:39

<副題=プーチン氏「マリウポリの戦闘任務完了」、国防相が「完全掌握」報告…ウクライナ側は否定・抗戦(読売新聞)>
<写真1>
21日、モスクワのクレムリンで、話し合うプーチン露大統領(左)とセルゲイ・ショイグ国防相=AP


【閻魔大王】 2022/04/27 (Wed) 21:14

副題=ドイツ政府が決断 ウクライナへ「ゲパルト」対空戦車を供与(乗りものニュース)

ドイツの兵器は、伝統的優秀<!>
さもなくばの、第二次世界大戦で、あそこまで、進撃出来ず。

実は、日本も、伝統的優秀<!>
日清、日露戦争に勝てず。第二次世界大戦で、あそこまで、進撃出来ず。

<写真>
ドイツ連邦軍の「ゲパルト」対空戦車。現在は退役済み(画像:ドイツ国防省)。



>ブラジルやルーマニアも使用する「ゲパルト」

>ドイツ国防省は2022年4月26日(火)、ウクライナに自国製の「ゲパルト」対空戦車を引き渡すと発表しました。

>これは、ドイツ南西部にある在欧米軍のラムシュタイン空軍基地で行われた、ウクライナへの軍事支援を協議する国際会合において、ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相が明言したもので、「ゲパルト」は、ドイツがウクライナに直接、重装備を引き渡す初のケースになるとのこと。

>なお、会合終了後に開催された記者会見で、ランブレヒト国防相は「それ(ゲパルト対空戦車)は、まさにいまウクライナが必要としているものです」と述べたほか、スロベニアが自軍の重装備をウクライナに供給する見返りに、ドイツの重装備を同国に引き渡すことについても言及したといいます。

>「ゲパルト」は、「レオパルト1」戦車の車体に、対空用の35mm機関砲2門を備えた砲塔を組み合わせた自走式高射機関砲といえる装備で、1976(昭和51)年から2010(平成22)年までドイツ連邦軍に配備されていました。

>ちなみに、ドイツ連邦軍が運用を止めたことで余剰化した「ゲパルト」は、中古兵器としてブラジルやルーマニアなどに引き渡されており、両国では現在も、現役運用されています。

<参考=「ドイツ政府が決断 ウクライナへ「ゲパルト」対空戦車を供与」(乗りものニュース)>
(22/04/27)


【閻魔大王】 2022/04/28 (Thu) 00:26

副題=ロシアがポーランド、ブルガリアにガス供給停止 欧州に報復か(産経新聞)

報復に決まってるですが。
その程度、ポーランド、ブルガリアも承知してるです。

>ポーランドの公営ガス会社PGNiGは26日、ロシア国営天然ガス企業ガスプロムから、パイプラインによるガス供給を27日に全面停止するという通告を受け取ったと発表した。ロイター通信によると、ブルガリア政府もガスプロムから同様の通告を受けた。

>ポーランドのモラウィエツキ首相は26日、訪問先のドイツで記者団に対し、「そのような脅しをガスプロムから受け取っていた」と述べた。ロシアは、ポーランドが天然ガス代金をルーブル建てで支払えという要求を拒否したため、報復に出たとみられる。ポーランド気候・環境省は26日、供給元はほかにもあり、国内のガス供給が止まることはないと国民に平静を呼びかけた。

>ポーランドは2020年統計で、ガス輸入の55%をロシアに依存。ブルガリアでは75%にのぼる。両国とも近年、米国やカタール産の液化天然ガス(LNG)への移行を進めている。ポーランド政府は、欧州連合(EU)の対露制裁で、ロシア産ガス輸入を禁止するよう訴えていた。

<参考=「ロシアがポーランド、ブルガリアにガス供給停止 欧州に報復か」(産経新聞)>
(22/04/27)


【閻魔大王】 2022/04/28 (Thu) 18:54

副題=マリウポリの製鉄所から民間人退避、枠組み作りに少なくとも数日必要(読売新聞)

何故に数日も、掛かるがわからんです。
人道支援なら、国連も、赤十字も、即に動くべし。

但し、ロシアが乗り気で無いは、わかるです。

>国連は27日、ロシア軍の攻撃が続くウクライナ南東部マリウポリの製鉄所に避難する民間人の退避を巡り、国連人道問題調整事務所(OCHA)と露国防省が協議を始めたと明らかにした。実現に向けた枠組みの詳細を詰めるのに、少なくとも数日かかるという。

>製鉄所に避難する民間人の退避については、プーチン露大統領とアントニオ・グテレス事務総長が26日、国連と赤十字国際委員会の関与で原則、合意したが、プーチン氏は退避させる義務がウクライナ軍にあるとも主張しており、実現するかどうかは不透明だ。

>国連のファルハン・ハク事務総長副報道官は「人々を安全に退避させることができるよう、軍事活動の停止を求める」と訴えた。

>一方、グテレス氏は27日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)に到着した。28日に同国のウォロディミル・ゼレンスキー大統領らと会談する予定だ。

<参考=「マリウポリの製鉄所から民間人退避、枠組み作りに少なくとも数日必要」(読売新聞)>
(22/04/28)


【閻魔大王】 2022/04/28 (Thu) 19:24

副題=アゾフ大隊司令官「マリウポリ掌握はプーチンの幻想」「最後の1丁になっても戦い続ける」(読売新聞)

閻魔大王的には、ウクライナ政府も、モタモタせず、一刻も早くに、食料支援をと。

<写真>
オンラインでインタビューに応じるアゾフ大隊のマクシム・ゾリン司令官



>ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所で、ロシア軍に抗戦する武装組織「アゾフ大隊」を率いるマクシム・ゾリン司令官(32)が26日、読売新聞のオンライン取材に応じた。司令官は露軍の猛攻を受けているものの、製鉄所と周辺地区を支配しており「マリウポリを『掌握』したとのプーチン(露大統領)の宣言は幻想だ」と主張した。

>露軍は製鉄所を封鎖し兵糧攻めを続けており、司令官は「陸、空、海から30分おきに砲弾の雨が降ってくる」と述べた。

>アゾフ大隊やウクライナ軍の兵士らは、製鉄所の地下施設を拠点に露軍への抵抗を続けている。地下施設には民間人が1000人以上も避難している。

>司令官によると、露軍による空爆で26日、製鉄所の地下施設の出入り口が崩壊し、避難者が生き埋めになった。戦火の中で救助活動を行い全員を無事に救出したという。

>プーチン大統領は21日、セルゲイ・ショイグ国防相からマリウポリを「完全掌握」したとの報告を受け、製鉄所への突入作戦の中止を命じた。しかし攻撃は続いており、司令官は「アゾフ大隊は決して降伏しない。武器が最後の1丁になっても戦い続ける」と徹底抗戦の方針を強調した。
<以下、会員記事>

<参考=「アゾフ大隊司令官「マリウポリ掌握はプーチンの幻想」「最後の1丁になっても戦い続ける」」(読売新聞)>
(22/04/28)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/29 (Fri) 02:43

 こんばんは。


>ドイツ国防省は2022年4月26日(火)、ウクライナに自国製の「ゲパルト」対空戦車を引き渡すと発表しました。

 此れは、大きな方針変更です。
 紛争地域に殺傷力のある武器を供給しないというのが長年のドイツの方針であり、ロシアのウクライナ侵略開始の少し前に発足した新たなドイツ政権も連立合意に武器輸出制限を盛り込んでいました。


【閻魔大王】 2022/04/29 (Fri) 09:24

副題=オランダ政府 ウクライナに自軍の超重量級自走砲を供与済みと公表(乗りものニュース)


<写真>
オランダ陸軍のPzH2000NL自走榴弾砲(画像:オランダ国防省)



>155mm砲弾や装薬も一緒に提供

>オランダ国防省は2022年4月27日、軍事支援の一環としてPzH2000NL自走榴弾砲をウクライナに供与したことを明らかにしました。

>ウクライナに引き渡した数は明らかにされていないものの、すでに4月19日に実施済みだとのこと。また砲弾や装薬などもドイツと協力してウクライナに提供しているといいます。

>発表によると、ウクライナ兵に対するこの自走砲の教育訓練は、隣国ドイツで行われているそうで、準備や訓練にはしばらく時間がかかるとしています。

>PzH2000NL自走榴弾砲は、全長11.7m(砲身含む)、車体長7.91m、全幅3.6m、全高3.46mある履帯(いわゆるキャタピラ)駆動の砲塔型自走砲です。重量は55.5tあり、オランダ国防省によると、同国陸軍が保有する各種装備のなかで最も重い兵器だとのこと。

>乗員数は5名、出力986馬力のV型8気筒ターボ・ディーゼルにより最高速度62km/hを出すことができます。主武装は52口径155mmりゅう弾砲で最大射程は40km、「エクスカリバー」誘導砲弾を用いた場合、その距離は最大50kmにもなるそうです。

>なお、今回のウクライナへの供与に関連し、オランダのルッテ首相は4月19日に自身の公式ツイッターで「ウクライナに装甲車両を含む重装備を提供する予定」とコメントしていました。

>乗りものニュース編集部

<参考=「オランダ政府 ウクライナに自軍の超重量級自走砲を供与済みと公表」(乗りものニュース)>
(22/04/28)


<参考=NO.360 続10<ロシアのウクライナ侵攻>益々の、混沌。/マリウポリの製鉄所は<?>
(22/04/29)