閻魔大王<NO.144>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.145
360 続10<ロシアのウクライナ侵攻>益々の、混沌。/マリウポリの製鉄所は<?> 閻魔大王 22/04/29
閻魔大王NO.143

NO.360 続10<ロシアのウクライナ侵攻>益々の、混沌。/マリウポリの製鉄所は<?><起稿 閻魔大王>(22/04/29)


【閻魔大王】 2022/04/29 (Fri) 16:19

<参考=NO.359 続9<ロシアのウクライナ侵攻>両軍の情報が少なくなった。/マリウポリの製鉄所は<?>
(22/04/25)


副題=プーチン体制、ついに「終了」か…とうとう米国が「ロシア打倒」に本気を出した!(現代ビジネス)

これは、あくまでもの、希望的観測。
拠出資金については、本腰とは、言えるです。

が、
当面の課題、
マリウポリの製鉄所に避難の方々の救出が出来ずなら、ウクライナ当局も、英米の諜報機関も、国連、赤十字も、さてのと。

<写真>
オースチン国防長官、ブリンケン国務長官とウクライナのゼレンスキー大統領[Photo by gettyimages]



>米国の姿勢が明らかに変わった

>米国がウクライナ戦争の戦略を大転換した。戦争の目的を「ウクライナ防衛」から、事実上の「ロシア打倒」に切り替えたのだ。これに対して、ロシアはこれまで以上に「核の使用」をちらつかせて、威嚇している。米国は核戦争に陥る危険を、どう評価しているのか。


>私は4月15日公開コラムで「米国は本気でロシアと対決する覚悟を固めている」と書いた。そう考えた理由は、ジョー・バイデン大統領が「プーチンを権力の座から追い落とせ」などと、強硬発言を繰り返していたからだった。

>そんな見方は、最近のロイド・オースチン米国防長官の発言によっても、あらためて裏付けられた。オースチン長官は4月25日、アントニー・ブリンケン米国務長官とともにウクライナの首都キーウを訪問した後、ポーランドで開いた記者会見で、次のように語った。

----------
〈我々は、ロシアがウクライナ侵攻でやったようなことを(再び)できないようにするまで、弱体化させたい(We want to see Russia weakened)。我々は、彼らが自分の力を極めて迅速に再生産できるような能力を持っていてもらいたくはない〉
----------

>この発言について、記者から真意を問われたホワイトハウスのジェン・サキ報道官は25日の会見で、こう答えた。

----------
〈プーチン大統領は2カ月前、演説でウクライナを飲み込み、彼らの主権と領土を奪取したい、という野望を語っていた。彼らはそれに失敗したが、いまや、その先に行こうとしている。国防長官が言ったのは、そんな事態が起きないようにするのが我々の目的、ということだ。たしかに、戦争はウクライナで起きている。だが、我々はロシアが力を尽くし、プーチン大統領がいま以上に目標を拡大するのを阻止しようとしている〉
----------

>すると、記者から「ホワイトハウスには、長官発言がロシア国内で『西側は我々をやっつけようとしている。封じ込めようとしている』と受け止められ、それが『プーチンの権力を強める結果になる』という懸念はなかったのか」と質問が飛んだ。

>報道官はこう答えた。

----------
〈いいえ。長官の発言は「プーチン大統領を追い返すために、できることはなんでもやる」という我々とバイデン大統領、そして長官自身の見方と一致している。プーチンはウクライナを征服し、領土と主権を奪いたいのだ。そして、2カ月前に彼が抱いていた野望はいま、その先に進もうとしている(go beyond that)〉
----------

>以上で明らかなように、国防長官の発言は失言ではない。そうではなく、これはバイデン政権で共有された見方なのだ。そして、一連のバイデン発言とも整合的である。振り返れば、バイデン大統領が3月1日の一般教書演説で「彼を捕まえろ」と絶叫したあたりから、政権はウラジーミル・プーチン体制の転覆を視野に入れていた、とみていい。

>長官発言を額面通りに受け止めれば「米国はロシア軍が2度と他国を侵略できなくなるまで、徹底的に壊滅する」という話になる。私は、太平洋戦争で敗北した日本の軍部が、米国との戦いとその後の占領政策によって、完全に壊滅させられた例を思い出す。


>加速するウクライナへの軍事支援

>オースチン国防長官は26日、ドイツのラムシュタイン空軍基地に40カ国以上の同盟国、友好国の軍トップや政府代表を集めて、ウクライナ支援の調整会議を開いた。そこで、ドイツはゲパルト対空戦車50両をウクライナに提供する方針を表明した。

>ドイツは当初、ウクライナにヘルメットを提供するだけで、軍事支援に腰が引けていた。その後、防御用兵器の提供に踏み切ったが、今回は完全な攻撃用兵器である。こちらも方針の大転換だ。背景には「ここで米国と足並みをそろえておかなければ、戦後体制の構築で発言権を失う」という判断もあったに違いない。

>米国は太平洋戦争で、ドイツや日本が降伏するはるか前から、英国、ソ連とカイロ(1943年11月)、テヘラン(同)、ヤルタ(45年2月)、ポツダム(45年7月)で会談を重ね、戦後処理と戦後体制構築を議論した。今回もドイツの空軍基地に集まった約40カ国を中心に、新たな世界秩序を議論していくだろう。

>そう考えれば、ドイツも米国に協力する以外に道はない。日本もまったく同じである。ただ、岸田文雄政権の不甲斐なさを指摘するのは、別の機会に譲ろう。


>米国は、どこまでやるつもりなのか。

>ブリンケン国務長官は26日、米上院外交委員会で「もしも、ウクライナが国の主権と民主主義、独立を守るのが(戦いの)目的であると考えるなら、我々はそれを支持する」と語った。ニューヨーク・タイムズによれば「ウクライナがロシア軍の東部からの追い出しを目指すなら、米国はそれを支援する」という意味だ。これも国防長官発言と整合する。

>なぜなら「ロシア軍を壊滅する」と言っても、核戦争の危険を考えれば、米軍が直接ウクライナで、あるいはロシア領土に踏み込んで戦うわけにはいかない。戦場は、あくまでウクライナ領土だ。したがって、ロシア軍殲滅にはウクライナ東部の戦いが鍵になる。つまり「東部から追い出すまで戦う」必要があるのだ。


>ロシアの核兵器にどう対峙するのか?

>米国の対決姿勢に、ロシアはどう反応したか。

>真っ先に声を上げたのは、セルゲイ・ラブロフ外相である。彼は国営通信のインタビューで「危険を過小評価すべきではない。第3次世界大戦の危険はリアルだ」と語った。これだけでは不十分、と考えたのだろう。27日には、プーチン大統領自身が議会で演説し「核の使用」をちらつかせた。

----------
〈もしも、だれかが外部から介入し、ロシアの戦略的立場を脅かすようなら、彼らは「稲妻のようなスピード(with lightning speed)」の反撃が起きることを知っておくべきだ〉
----------

>ロシアはこれまでも核で脅してきたが、東部から追い出されそうになったら、本当に核のボタンに手を伸ばす可能性は否定できない。バイデン政権は危険をどう評価しているのか。国防総省のジョン・カービー報道官は27日の会見で、こう語った。

----------
〈ロシアの指導者、最近ではラブロフ外相が核対決の亡霊に言及したが、まったく無責任だ。そんなことは誰も望んでいない。この戦いが核戦争にエスカレートするのは誰も見たくはないし、そうなる理由もない。プーチン氏が、そんなことに興味があるようにも見えない。なぜなら、彼はドンバス地域と南部で、いまも戦っているからだ。我々は核の脅威を毎日、監視している。今日もだ〉
----------

>重要なのは、最後の部分である。

>米国は、ロシア軍の動静を日々、詳細に把握している。26日付のワシントン・ポストは「ロシア軍が戦闘でどう動いているか、彼らの戦術と手順について、米国は宝のような情報を入手している」と報じた。次のようだ。

----------
〈我々(米軍関係者)は、それを「フリーチキン(ただのチキン)」と呼んでいる。情報機関はこれまで「相手が何をしているのか」を探るのに、何年も費やしてきた。ところが、いま我々はそれを毎日、タダで手にしている。それは今後、何年も相手の行動プロファイルをつくるのに役立つはずだ〉
----------

>米軍の情報入手について、実態が報じられることはめったにないが、このコメントは一端を垣間見せている。通信傍受、スパイからの情報など、ありとあらゆる手段を使って情報収集している様子をうかがわせる。報道官発言と合わせてみれば、米国は核兵器の運用についても「詳細な情報をリアルタイムで入手している」とみていいのではないか。

>国防長官の大胆な発言は、そうした機密情報の分析を基に「ロシアに本格的な対決姿勢を示しても、深刻な危機は当面ない」と判断したように見える。

>ウクライナの戦争は、ロシアが敗北した首都キーウの攻防戦から東部、南部をめぐる攻防に主戦場を移した。米国はさらに一歩踏み込んで、ロシア軍とプーチン体制の打倒を目標に掲げた。それを正確に認識しているのは、ほかならぬロシアである。

>ラブロフ外相は、先のインタビューで「西側はウクライナを守ると言いながら、我々と『代理戦争(a proxy war)』を戦っている。それは世界的な核戦争にエスカレートする可能性がある」と語っている。当事者が「真の敵は米国」と認識しているのだ。

>ウクライナの隣国、モルドバではロシアの「偽旗作戦」とみられる爆発事件も起きた。戦争は拡大する気配が濃厚になってきた。

>長谷川 幸洋(ジャーナリスト)

<参考=「プーチン体制、ついに「終了」か…とうとう米国が「ロシア打倒」に本気を出した!」(現代ビジネス)>
(22/04/29)


【閻魔大王】 2022/04/29 (Fri) 17:19

副題=ロシア軍が恐れる最新ドローン「フェニックス・ゴースト」の正体(JB)


<写真>
米軍の偵察などの特殊作戦用無人機「ストーカー」(3月8日撮影、米海兵隊のサイトより)



>ロシア軍の超旧式「ドンバス総攻撃」の大号令が掛かって以降、米国のジョー・バイデン大統領は4月22日、8億ドル相当の軍事支援を発表。

>支援の中身として「新型ドローン121機」が含まれています。

>これがウクライナ側の要請もあって急遽準備した最新型ドローン「フェニックス・ゴースト」に注目して、この戦争の勝敗を考えてみます。
(https://www.aljazeera.com/news/2022/4/22/phoenix-ghost-what-we-know-about-us-new-drones-for-ukraine)
<以下、文中のURLについて、「HTML」版では、ホット・リンクにはしません。>

>121機というのは、この発表に間に合った台数と思われ、今回の商機に合わせて軍事産業が現在急ピッチで増産中と見るのが妥当でしょう。

>今回、いきなり実戦投入できるので、その効果を全世界が注目しています。

>ロシア戦車隊が殲滅されれば、1台数億円もする割に瞬殺される旧式戦車など誰も見向きせず、新興AEVEX社製「フェニックス・ゴースト」に、全世界から注文が殺到する、またとないPR、CM型戦争となっている点に、まず注目しておきます。


>■ 謎の新型自爆ドローン? 

>この「フェニックス・ゴースト」、いまだ情報が公開されておらず、「謎」とする報道も見られます。
(https://www.world-today-news.com/phoenix-ghost-wikipedia-the-free-encyclopedia/)
(https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220423-00292704)

>米国側は、先行する同様の兵器「スイッチブレード」と似た兵器だと説明しています。まずはその特徴を抜き出してみましょう。
(https://www.politico.com/news/2022/04/21/mystery-drone-air-force-new-weapon-ukraine-00026970)

>#共通点は対戦車爆撃用の「使い捨て無人機」つまり自爆特攻「カミカゼドローン」であること

>#「スイッチブレード」は長さ24インチ(61センチ)程度、重さ6ポンド(2.6キロ)の軽量で、価格はわずか6000ドル(76万8000円、1ドル128円で計算)。

>前回連載の拙稿で紹介した、エンジンもカメラも日本製のロシア「最新鋭ドローン」オルラン10の原価と似たような価格。
(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69880)

>(そんなロシア製ドローンを1機1300万円とか、盛れるだけ盛って儲けたオリガルヒ諸君がUAEなどにこぞって脱出というのも、あさましい限りと思います)

>スイッチブレードはリュックサックに入れて兵士が携行可能な、1発70万円の「空飛ぶショットガン」ですが、敵の1台約3億~8億円といわれる戦車と乗員の兵士3人を殲滅可能という、極めて費用対効果のよい「コスパ・ドローン」と言えそうです。

>そのスイッチブレードですが、弱みもあります。

>#70万円の空飛ぶショットガン、スイッチブレードの滞空時間はスイッチブレード300が15分、スイッチプレード600が40分と、比較的短時間。

>ところが「フェニックス・ゴースト」はここが著しく強化されており、滞空時間が6時間=480分と、先行機の12倍も長く飛んでいられる。

>#さらにフェニックス・ゴーストは地力で垂直離陸が可能

>いまだその姿も確認されていないフェニックス・ゴーストですが、垂直離陸というのは、日本国内で普通に見かける、定価数千~数万円の撮影用民生ドローン(https://www.biccamera.com/bc/item/8699939/)でも普通に実現されており、特段技術もコストも必要としません。

>滞空時間が6時間のエンジンや燃料、特攻以前の飛行制御など、細かなことは不明ですが、端的に言えることは、単価設定はたかだか数百万~数千万円以下と思われるというそろばん勘定です。

>ちなみに、このように自爆特攻機であれば廉価に作れるので、ロシア側も2019年に「KUB-BLA」と命名されたカミカゼ特攻ドローンを開発、実戦投入もしているようです。
(https://theaviationgeekclub.com/kalashnikov-unveils-kub-bla-kamikaze-drone/)

>しかしこの全世界を敵に回した経済封鎖の中、ロシアの弾がいつまでもつかは不明です。


>■ 「費用対効果」から明らかなロシアの敗北

>いま仮にフェニックス・ゴーストが1機1000万円だったとして、121機提供すれば12億円強。

>1機1億なら121億円ですが、先行する「スイッチブレード」が70万円の「空飛ぶショットガン」から、仮に単価500万円なら、121機でもたった6億円。

>いずれも「1兆6000億円規模」とされる対ウクライナ米国援助の中に占める割合は1%にも満たないでしょう。

>ちなみに72門提供されるという「榴弾砲」は1台3.5億円とのことで250億円強。

>米国軍需産業のネオコン方面には莫大な売り上げですが、総額1兆6000億円に占める割合は、これとてたいしたものではありません。

>「フェニックス・ゴースト」というキャッチフレーズ的な商標も、姿を見せないじらし方も、いずれも営業、戦争がCMになっている事実を指摘しておかねばなりません。

>前回稿でも触れましたが「ウクライナ戦争」は米国対ロシアという以上に、「トランプ―チン」米ロ共犯利権勢力VS米民主党+EU/NATO(北大西洋条約機構)勢力の代理戦争という側面に注意すべきでしょう。

>戦争そのものという非人間的なビジネスを容認すべきでありません。

>仮に「フェニックス・ゴースト」が1機1000万円としましょう。これを遠隔操作する「ドローン・ドライバー」はポーランドでもルーマニアでも、場合によっては米国本土でも、操作圏内ならどこにいても構わない。

>「絶対安全地帯」で操縦可能です。ロシアが侵略可能なのは、あくまでウクライナ国内だけですから、外に退避して操作すればよい。

>フェニックス・ゴーストは最初から「自爆特攻」カミカゼ・ドローンですから機体は爆砕前提、つまり被害はゼロ。さらにパイロットはバーチャル飛行ですから一切無傷です。

>これに対して、やられる側の戦車は、1台にロシア兵が3人搭乗しており、価格も単価3億~8億円といったトンデモない高値。

>これが1発1000万程度の「カミカゼドローン」でおシャカになってしまうとしたら?

>今回のドンバス総攻撃にロシア軍が投入する装甲車両は1万2000台程度と考えられているようですので、仮にこの1割を、打率50%で殲滅しようと考えるなら2400発程度の「フェニックス・ゴースト」を準備すればよく、高々240億円。

>価格的には米国追加援助の15%程度で済んでしまいます。これがもし、1発70万円のスイッチブレードでよければ、1万2000台すべを攻撃しても84億円で済む。

>経済制裁で青息吐息のロシアならともかく、西側の協力体制下、この程度の戦費投下はどのようにでも回収できます。

>さらに「フェニックス・ゴースト」が「優れて」いる点として、「本当に被害がゼロに近い」ことが挙げられます。

>「本当に」とは? 

>それは、ドローンを操縦しているパイロットのメンタル、PTSDによる廃人化リスクなどが極端に低い可能性が高い。

>2017年に創業したAEVEX社(https://aevex.com/)が、「自爆用カミカゼドローン」を開発した背景にはPTSD対策が深く関係しています。これをきちんとお話しするのには紙幅が必要なので、続稿に譲りたいと思います。

>「フェニックス・ゴースト」の正体、それは「パイロットのPTSD、廃人化予防」のため「人道的イノベーション」を加えられた、安価な「使い捨て型無人自爆特攻機」。より自動化の進んだリーサルウェポンにほかなりません。

>この背後には「高度自動化された人間の命を奪うシステム」をめぐるAI倫理の問題が横たわっているのです。


>■ 「古い考え方」に捉われたプーチンの敗戦

>閑話休題。

>米国側はこの種の「ビジネスモデル」を精緻にリサーチ、「経済的な勝利の収め方」を余裕をもって、アナログ・シミュレーションすらしています。

>例えば、すでに3月半ばの時点で、市販の3万円のドローンを3億円のパトリオットミサイルで撃墜するという、冗談のようなことをPRして見せていました。
(https://www.cnn.co.jp/fringe/35098336.html)

>先にご紹介した(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69847)黒海艦隊旗艦「モスクワ」が撃沈されたのは4月13日のことでしたが、それより1か月も前に、たった1機のドローンで、精緻なつもりのミサイル防御網も十分攪乱される現実を、自前の兵器であらかじめ示していた。

>ネットも見ない、携帯も使わないプーチンには「入っていなかった情報」でしょう。

>4月19日、岸信夫防衛大臣は防毒マスクなど共にウクライナへの民生品ドローン提供を発表(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA191O80Z10C22A4000000/)。

>これに対して野党側から「軍事転用も可能」であり、防衛装備移転三原則に抵触と横やりを入れています。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/e67281dffa9ff8630f4813cf1c6b4ba315f28a5d)
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/nsp/page1w_000097.html)

>しかし、これは労働組合型の批判のための批判で意味をなしていません。

>ロシア側のミサイル防衛ネットワークに向けて、「完璧な民生ドローン」を100機、わらわらと飛ばしても、防衛網は混乱を極めるでしょう。

>地雷野に犬を放てば、「軍用犬投入」で「軍事転用」。トイプードルやポメラニアンなどの愛玩犬でも爆弾を括りつければ兵器になります。

>(第2次世界大戦末期の日本で、実際に犬が徴用され、可愛がってくれた兵士に慣れてしまった犬が爆弾を括りつけたまま帰ってきてしまうという冗談にならない実話も、広く知られるところでしょう)

>戦場では食料だって、水だって武器になる。民生品の供与に区切りは設けられません。

>スパイとしての若き日のプーチンは、きっとそういうことに頭が回っただろうと察せられます。

>しかし御年70歳のプーチン翁は「スターリングラードの戦勝体験」に縛られた大衆イメージとともに沈没寸前の様相を呈しています。


>■ ロシアを待ち受ける「戦艦大和」の運命

>2022年のロシア軍を待ち受ける運命は1945年4月7日鹿児島県坊ノ岬沖で沈没した「史上最大の戦艦」大和と同様のものとなるでしょう。

>日本人はカミカゼが吹く、大魔神が、水戸黄門が、史上最大の軍艦が進撃したら、鬼畜米英など木っ端微塵と信じた・・・かった。

>しかし、そんな虚妄が通じる連合軍ではなく、あっけなく出航直後に轟沈とあいなった。

>プーチンは、ソ連~ロシアの高齢層に「ナチスドイツを倒した」スターリングラード攻防戦での「無敵のソ連戦車隊」といったイメージが強く共有されていることを意識的に利用して国内向けのパブリシティを打っている。

>郷愁に訴える「ロシア国内向けPR」として「総計1万2000台の戦車機動隊」とマッチョ志向で胸を張ってみせます。

>でもそれは「日本海海戦で仇敵ロシア帝国「バルチック」艦隊を破った東郷平八郎率いる我が帝国連合艦隊」という、日露戦争1905年の幻影を払拭できなかった1945年の日本と同じ、完全に時代に取り残された「夢」虚妄に過ぎません。

>戦法、そして発想そのものが、古すぎるのです。

>旧式戦法とは? 

>「やぁやぁ、遠からんものは音に聞け」とか応仁の乱よろしく名乗りを上げてる中世の武士は信長の鉄砲隊に撃たれてしまいます。

>鳥羽伏見の戦いを「ちぇすとぉ」と制した薩摩隼人や肥前葉隠は、米国の南北戦争以降に導入された連発式機関砲「ガトリング銃」と相まみえた瞬間、「佐賀の乱」や「西南戦争」での勝ち目はなかった。

>今回のウクライナ戦争、ロシアの戦況も、テクノロジーの観点から冷静に観察すれば、「戦車部隊」というものが主役になりかけ、なり得なかった最後の戦争として、歴史に記憶されることになるでしょう。

>「戦車が軍馬になる日」

>ウクライナ戦争でロシア敗北が決定的となるとき、そのような歴史の時計が針を一目盛り、進めるのだと思われます。

>伊東 乾

<参考=「ロシア軍が恐れる最新ドローン「フェニックス・ゴースト」の正体」(JB)>
(22/04/29)


【閻魔大王】 2022/04/29 (Fri) 23:09

副題=ウクライナ軍、大半の制空権を依然維持 英国防省が分析(CNN)

空軍よりは、圧倒的に、ドローンと、ラジコンが活躍してるです。


>(CNN) 英国防省は27日、ロシアの侵攻が始まって約2カ月経過したウクライナ戦況に触れ、同国は大半の制空権を押さえ続けていると報告した。


>最新の諜報(ちょうほう)の公表で、ロシアはウクライナ空軍の戦力や防空網の効果的な破壊や封じ込めに失敗していると分析。ウクライナの防空能力はロシア空軍が投入する兵器に脅威を与え続けているとした。

>ロシア空軍の活動は現在、主にウクライナ南部と東部に重点が置かれ、地上部隊の支援任務に当たっていると指摘。ウクライナ北部や西部では非常に限定的となっているとした。

>ロシア軍が包囲を続け、民間人の死亡などを含む人道危機も生じているウクライナ南東部の要衝マリウポリについては、ロシア軍は標的への誘導能力がない爆弾を使った空爆を実行している可能性があると説明。結果的に民間人の犠牲者が出るリスクが減じない無差別空爆につながっていると推測した。

>また、ウクライナのインフラ基盤や軍の関連施設などへの全国規模での攻撃は依然続いているともした。

<参考=「ウクライナ軍、大半の制空権を依然維持 英国防省が分析」(CNN)>
(22/04/28)


【閻魔大王】 2022/04/29 (Fri) 23:49

副題=米高官「ロシア軍に緩慢な進展」 ウクライナ東部侵攻で(日本経済新聞)

記事中の、
「南東部マリウポリではロシア軍の攻撃が続いているが、高官は「大規模な部隊」が現地を離れて北と北西に向かったと明らかにした。ドネツク州の別の地域に加え、原子力発電所が位置する南東部ザポリージャなどを目指している可能性がある。これまでは約12個の大隊戦術グループがマリウポリでウクライナ軍を包囲していた。」

ならば、製鉄所に避難してるの方々をば、支援出来るのでは<?>

<地図>
ウクライナ東部でのロシア軍の動き



>米国防総省高官は28日、記者団に対して、ウクライナ東部に戦力を集中投入したロシア軍の成果について「緩慢でむらのある段階的な進展をしている」と指摘した。補給体制の立て直しを重視し、支配地拡大のスピードを最優先事項としていないと分析した。

>高官によると、ロシア軍がウクライナに投入している大隊戦術グループは92個。18日時点に比べて16個増えた。ロシア軍は4月上旬、ウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺から完全撤退した。ベラルーシやロシアで補給を完了した部隊がウクライナ東部のドネツク州やルガンスク州に再配置されたとみられる。

>ウクライナ周辺には20個以上のグループが残っているといい、さらに兵力を増やす可能性がある。1個は一般的に兵士800~1000人で構成する。

>高官は東部の戦闘に関して「行ったり来たりの状況だ」と述べ、一進一退の攻防が続いているとの見方を示した。ロシア軍はドネツク州に近い都市イジュームから南下を目指しており一部で進展はあるが、高官は「戦況を変えるほどではない。1週間前とおおむね同じだ」と言明した。

>ロシア軍の侵攻が緩慢な理由として補給体制の立て直しに触れた。具体的には戦闘部隊と補給部隊が離れすぎないようにしていると言及した。ウクライナ北部では戦闘部隊が侵攻開始からキーウへの進軍を急いだが、燃料や食料、交換部品の補給が間に合わず、最終的に撤退を余儀なくされた。高官は「ロシア軍は同じ間違えをしないようにしている」と話した。

>ウクライナ軍は補給網の寸断を狙って攻撃を仕掛けて地上侵攻を遅らせようとしているという。キーウ周辺でも同様の戦略をとっていた。

>高官はウクライナが雨期に入って地面がぬかるみ、ロシアの進軍が遅れるシナリオも示した。一般的に戦車などは舗装された道路を通る必要が生じ、ウクライナ軍の標的になりやすくなる。

>南東部マリウポリではロシア軍の攻撃が続いているが、高官は「大規模な部隊」が現地を離れて北と北西に向かったと明らかにした。ドネツク州の別の地域に加え、原子力発電所が位置する南東部ザポリージャなどを目指している可能性がある。これまでは約12個の大隊戦術グループがマリウポリでウクライナ軍を包囲していた。

>黒海で活動を続けるロシア海軍の艦船については「武力の誇示を意図している」と語った。巡航ミサイル攻撃や上陸作戦の可能性をちらつかせて、南部のオデッサやミコライウにウクライナ軍をとどまらせる狙いが浮かぶ。ウクライナ東部への兵力増強を阻止する戦略だ。ロシアは東部2州の全面制圧を最優先課題にしている。

<参考=「米高官「ロシア軍に緩慢な進展」 ウクライナ東部侵攻で」(日本経済新聞)>
(22/04/29)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/04/30 (Sat) 01:45

副題=米供与の榴弾砲90門、「半数以上」がウクライナに到着 国防総省(CNN、4月28日)

 こんばんは。


 少し前の情報ですけど。
 榴弾砲が、米が自前で所有していた物か、元東側の国が所持していた物か、不明ですが、記事中の写真のキャプションに「ウクライナ向けの榴弾砲。米軍機に積まれる前に撮影=22日、カリフォルニア州のマーチ空軍予備役基地/Cpl. Austin Fraley/U.S. Marine Corps/FILE」とありますし、運用訓練が必要ということですので、前者の可能性が極めて大きいと思います。
 となると、米が直接的にウクライナに兵器供与する決心をしたということです。


> (CNN) 米国防総省のカービー報道官は27日、同省で記者会見を行い、米国がウクライナに供与する榴弾(りゅうだん)砲90門のうち「半数以上」が同国に到着したと述べた。

> ウクライナに到着した榴弾砲の総数は明らかにしなかった。

> すでに50人のウクライナ人が榴弾砲の運用訓練を受けており、ウクライナに戻って他の兵士の訓練に当たる予定。この50人は訓練の「第1陣」に当たるという。

> カービー氏は、訓練の第2陣となる次の50人の訓練がもう始まったかは把握していないと述べた。

<参考=「米供与の榴弾砲90門、「半数以上」がウクライナに到着 国防総省」(CNN、4月28日)>


【閻魔大王】 2022/04/30 (Sat) 10:34

副題=キーウにミサイル攻撃 国連事務総長が訪問中(日本経済新聞)

一応の、「合意」はした筈ですが。

<参考=「NO.359 続9<ロシアのウクライナ侵攻>両軍の情報が少なくなった。/マリウポリの製鉄所は<?>」寄稿閻魔大王 2022/04/27 (Wed) 10:04
<副題=マリウポリ市民退避に国連が関与 露大統領と事務総長が合意(産経新聞)>

要は、国連が、プーチン君になめられてるです。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、グテレス国連事務総長が訪問中の首都キーウ(キエフ)にロシア軍がミサイル攻撃を加えたと表明した。米国防総省高官は同日、ロシア軍の部隊がウクライナ南東部マリウポリから北西に向かったとの分析を明らかにした。

>ゼレンスキー氏はグテレス氏との会談直後の攻撃について「ロシアが国連を侮辱していることを示す。強い対応が必要だ」と非難した。ロシア国防省は29日、キーウに空爆を実施したと発表した。

>米政府系「ラジオ自由欧州・ラジオ自由」は同日、攻撃を受けた集合住宅に住んでいた女性ジャーナリストが亡くなったと伝えた。ロイター通信によれば、少なくとも10人が負傷した。

>これに先立ち、グテレス氏は多数の民間人の遺体が見つかったキーウ近郊のブチャなどを視察。キーウでの記者会見で、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリの製鉄所から市民を避難させる人道回廊の実現に向け「国連はできることを全てやる」と強調した。

>米国防総省高官は28日、ロシア軍の「大規模な部隊」がマリウポリを離れて北と北西に向かっているとした。南東部ザポリージャなどを目指し、東部や南部への攻勢を強める可能性がある。

>英国防省は29日東部ドンバス地方の戦いがロシア軍の戦略上重要な焦点だとし「(ルガンスク州の)リシチャンスクやセベロドネツクで特に戦闘が激しい」と分析した。

<参考=「キーウにミサイル攻撃 国連事務総長が訪問中」(日本経済新聞)>
(22/04/30)


【閻魔大王】 2022/05/01 (Sun) 21:19

副題=マリウポリの製鉄所から市民約20人救出、ウクライナ側に避難開始か(朝日新聞)

何名の民間人が避難してるかは、正確には、わからんですが。
1千名近くはと。
それで、20名では、少なくに、過ぎるです。

>ウクライナ東南部マリウポリで30日、ロシア軍に包囲された製鉄所「アゾフスターリ」の地下に数週間閉じ込められていた市民のうち20人が救出され、ウクライナ側に避難を始めた。地元ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」など複数のメディアが報じた。ロシアのタス通信は「子ども6人を含む市民25人が避難した」と報じた。

>ウクライナ側の報道によると、製鉄所に立てこもってロシアに抗戦を続けていたウクライナの部隊「アゾフ連隊」の副司令官がSNSに投稿した映像の中で明らかにした。副司令官は「がれきの中から救出した女性や子どもを合意した場所に送り届けた」と述べ、退避をめぐりロシアとの間で何らかの合意があったことを示唆。「合意した通りに(ウクライナの)ザポリージャに行けることを願う」と語ったという。
<以下、有料記事>

>朝日新聞社

<参考=「マリウポリの製鉄所から市民約20人救出、ウクライナ側に避難開始か」(朝日新聞)>
(22/05/01)


【閻魔大王】 2022/05/03 (Tue) 10:44

副題=マリウポリ製鉄所から100人超退避 初の停戦中にロシア軍攻撃再開(産経新聞)

当初には、20人とされてたですが、大統領は、5月1日、製鉄所から、100人が避難出来たと、発表。
がしかし、ロシア軍、又、攻撃再開で、どもならず。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、南東部マリウポリの状況について「初めて2日間の停戦が実現し、女性や子どもら100人以上を救出できた」と述べ、アゾフスターリ製鉄所から多数の民間人が脱出したと明らかにした。100人超の避難者らは2日、目的地の南部ザポロジエに到着した。

>ただロシア軍は退避終了後、1日夜から2日未明にかけて砲撃を再開。同日朝に予定された第2陣の退避は開始が遅れ、難航した。ゼレンスキー氏は1日のビデオ演説で、2日も「退避を続けるために必要な条件が整うことを望む」と訴えていた。製鉄所には民間人約千人がとどまっているとされる。

>マリウポリ市議会は2日、国連と赤十字国際委員会(ICRC)の支援を受け、マリウポリ郊外の村マングシュなど2カ所からの民間人退避で合意したと明らかにした。ただ退避者の乗るバスが集合場所に来なかった。理由は不明という。ロイター通信が報じた。(共同)

<参考=「マリウポリ製鉄所から100人超退避 初の停戦中にロシア軍攻撃再開」(産経新聞)>
(22/05/03)


【閻魔大王】 2022/05/03 (Tue) 11:04

副題=マリウポリ 製鉄所から新たに200人超避難 地下シェルターでの生活語る(FNN)

とは、
表面的、結構なれど、です。
イヤ、200人の脱出は。

ですが、その、行き先なるが、可成り、不安。
「マリウポリの製鉄所から、新たに避難してきた市民らを乗せたバスが2日、マリウポリからおよそ30km離れた村にできたロシア軍の仮設キャンプに到着した。」

ロシア軍の、仮設のキャンプねえ。
赤十字なり、国連の、仮設のキャンプなら、まだしもの。
まあねえ、記者諸君も、その先、更に、どこえを、追えるの怪<?>

ロシア領で、強制収容所では、困るですが。

イヤ、
避難結構も、その手であったり、行き先不明の方、多いの報道も、あるです。

尚、地下シェルター内、悲惨は、わかってるです。
ウクライナ軍の救出作戦は<?>

イヤ、
それこその、秘密裏に、動いてるを期待してるですが。


>ウクライナ南東部のマリウポリの製鉄所から、市民の脱出が続いている。

>新たに200人以上が避難した。

>マリウポリの製鉄所から、新たに避難してきた市民らを乗せたバスが2日、マリウポリからおよそ30km離れた村にできたロシア軍の仮設キャンプに到着した。

>市民が、長期間にわたる地下シェルターでの避難生活について語った。

>製鉄所から避難してきた人「缶詰6つでスープを作り、40人以上で分けて食べた。それが1日の食事」

>製鉄所から避難してきた人「毎日爆撃があったから、地下はかなり破壊されていた」

>ロシアメディアは、“今回214人が避難した”と伝えている。

>ウクライナ・ゼレンスキー大統領は、この前の日の1日に、製鉄所から女性や子ども100人以上が脱出したことを明らかにしていた。

>2日は、日本時間の午後2時から避難が予定されていたが、ロシア軍の攻撃が再び激しくなり、難航していた。

>一方、ウクライナ東部のルハンスク州では、歴史的な建物が砲撃を受け、火災が発生した。

>ロシア軍は、5月9日の対ドイツ戦勝記念日に向け、東部2州の完全制圧を目指し、攻勢を強めている。

<参考=「マリウポリ 製鉄所から新たに200人超避難 地下シェルターでの生活語る」(FNN)>
(22/05/03)
<消滅・22/06/03>


【閻魔大王】 2022/05/03 (Tue) 18:48

副題=マリウポリ「攻撃継続」で退避難航 南部オデッサで死者(日本経済新聞)

諸般、
退避の人数等々、情報錯綜。
退避したウクライナ人を、別途の場所で、ロシア軍が選別してるとか。
どちにしろ、民間人は早くに退避させたらと。ロシア軍も、意地悪丸出し。

>民間人の退避が試みられるウクライナ南東部マリウポリでは2日もロシア軍による攻撃が続き、退避は難航したもようだ。ウクライナ側はロシアが住民を強制的にロシア側に連行していると主張する。南部オデッサではロシア軍によるミサイル攻撃で子供2人が死傷した。

>マリウポリでウクライナ内務省系軍事組織「アゾフ連隊」が立てこもる製鉄所からは1日、国連などが仲介した一時停戦で民間人100人超が脱出し、2日にウクライナが支配を維持する南部ザポロジエに到着した。製鉄所や市内からの民間人の退避は2日も行われる予定だったが、ロシアからの戦車砲などの攻撃により中断したとみられる。3日に改めて退避が行われる見通し。

>アゾフ連隊の幹部は2日、第1陣が脱出した直後に再開した「絶え間ない攻撃」のため、民間人の退避ができなかったと米CNNテレビで訴えた。ロイター通信によると、マリウポリのボイチェンコ市長は3日、なお取り残されている民間人は製鉄所で200人以上、市内で10万人規模だと述べた。水や食料の不足が深刻になっている。

>一方、ウクライナ東部の親ロシア派は3日午前8時までの24時間で、マリウポリから400人近くが退避したとSNS(交流サイト)で主張した。親ロ派が設けた退避支援拠点にいるとしている。

>ロシアはマリウポリの市内外に住民の「選別施設」を設け、ロシア国内や親ロ派地域に移動するよう強制的に仕向けている疑いがある。米国のカーペンター欧州安保協力機構(OSCE)大使が2日、マリウポリ市当局からの情報として記者団に語った。CNNも選別施設について報じている。

>カーペンター氏は、ロシアが5月中旬にも東部の親ロ派2地域を自国に併合しようとしているとの見方を明らかにした。ロシアはウクライナへの全面侵攻を始める直前の2月21日、2地域を「ルガンスク人民共和国」「ドネツク人民共和国」としてウクライナから「独立」させた。

>カーペンター氏によると、ロシアが今回の侵攻で占領した南部ヘルソンでも「独立」や併合を企図している可能性があるという。ヘルソンではロシアが親ロ派の「知事」を置き、1日には通貨をロシアルーブルに切り替える移行期間が始まった。ロシアは2014年、南部クリミア半島も一方的に併合した。

>南部の港湾都市オデッサでは2日、ロシアのミサイル攻撃で14歳の少年が死亡、17歳の少女が負傷した。ゼレンスキー大統領が同日夜のビデオ演説で明らかにした。侵攻開始後の子供の死者は計220人になったという。国連は2日、確認された民間人の死者が1日までに計3000人を超えたと発表した。実際の死者数はさらに多いとの見方も示した。

<参考=「マリウポリ「攻撃継続」で退避難航 南部オデッサで死者」(日本経済新聞)>
(22/05/03)


【閻魔大王】 2022/05/03 (Tue) 19:17

副題=米、製鉄所退避の加速要求(産経新聞)

こんな事、誰もが、思てるです。
問題は、その手段<!>

ロシア軍が、どこから、攻撃、砲撃してるのか<?>
ウクライナ軍は、把握してるの筈で、そこを、援軍なりが、徹底的攻撃を<!>

イヤ、
このままでは、製鉄所の面々、皆、餓死するです。
餓死させたら、ウクライナ政府の姿勢、疑われるです。士気にも影響するです。

>サキ米大統領報道官は2日の記者会見で、ロシア軍の攻撃で人道危機が深刻化しているウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から民間人退避を加速するよう要求した。女性や子どもら100人超が救出されたのを念頭に「脱出できたのは前向きな話だが、さらなる取り組みが必要なのは明白だ」と訴えた。

>サキ氏は、バイデン大統領が2日も米政権の安全保障担当チームとウクライナの最新情勢を協議したと説明。米国はマリウポリからの民間人退避実現を要求し続けると強調した。(共同)

<参考=「米、製鉄所退避の加速要求」(産経新聞)>
(22/05/03)


<参考=NO.363 続11<ロシアのウクライナ侵攻>益々の、混沌。/決着は可成り先<?>、それとも。
(22/05/03)