閻魔大王<NO.159>

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閻魔大王NO.160
379 続24<ロシアのウクライナ侵攻>膠着<?>/されどのウクライナ軍やや優勢<?> 閻魔大王 22/08/12
閻魔大王NO.158

NO.379 続24<ロシアのウクライナ侵攻>膠着<?>/されどのウクライナ軍やや優勢<?><起稿 閻魔大王>(22/08/12)


【閻魔大王】 2022/08/12 (Fri) 16:49

<参考=NO.378 続23<ロシアのウクライナ侵攻>膠着/ウクライナは持ちこたえられるのか<?>
(22/07/07)

副題=ウクライナ反攻作戦のゲームチェンジャー「ハイマース」の驚くべき威力(JB)

奇妙な戦争。

ロシアのウクライナ侵攻。
故に、侵攻されてるの、ウクライナ人<軍>が、ロシア軍と、戦ってるです。
がしかし、ウクライナだけでは、ロシアに勝てるの筈が無く。
そこに、主たる、米欧からの、絶大なるの支援得て、戦えてるです。

明確には、米英が、支援せねば、遠の昔に、ウクライナ軍壊滅。と、するのか、戦闘してるのかと。

そもそもが、当初には、ロシアの計算、戦略ミスで、数日で終わるの筈が、抵抗されて。
結果、5月中には。
イヤ、6月にはと。
コレ、ウクライナ軍の、反撃で、ロシア軍が負けるの意。
されどの、結果的、8月に入っても、やってるです。
一説では、年内には、ウクライナ南部を奪還すると。では、東部は、その先になるのかと。

いやねえ。
持久戦になれば、果たして、どちが、有利か<?>
の、話に成ってるです。

冷静沈着には、世界の多くの国から、支援得てるの、ウクライナが有利かと。
何よりも、支援国家なるは、調整してるです。

ハイマースにしたって、飛距離を制限したり、してねえ。そら、ロシア本土を攻撃出来るの能力では、ロシアが怒る<?>
されどの、コレ、戦争でして。日々、人が死んでるです。



オッとの、
この、ハイマース。
提供当初より、ゲーム・チェンジャーと、言われてたです。
がしかし、これも、台数あっての話でねえ。


<写真1>
ハイマースは車体にオフロード用の大型軍用トラックを採用。舗装道路で時速85kmを発揮する快走さが「高機動」の真骨頂だ(写真:US Army)



<写真2>
MLRSはキャタピラ式で重量は25トンとヘビー級で、とても軽快とはいえない(写真:US Army)



<写真3>
ハイマースの再装填はキャニスター(収納筒)兼用ランチャーにロケット弾が収納され、これを6基束ねたコンテナ・カートリッジごと交換する(写真:US Army)



>夏ごろからウクライナ戦争の戦況が明らかに「様変わり」している。ゼレンスキー大統領率いるウクライナ軍の反攻が目立ち始め、特に同国南部では高い命中率を誇る西側製の長距離砲でロシア侵略軍が苦戦しているという

>とりわけ「高機動ロケット砲」「ハイマース」という耳慣れないワードがニュースで飛び交っており、「高機動ロケット砲がロシア軍部隊の本部を狙い撃ちした」「ハイマースが橋をピンポイント攻撃した」といったように、これまで軍事専門家しか口にしなかった“業界用語”が、今や新聞やネットニュースの話題になるほどである。

>確かに「『高機動』の『ロケット砲』とは何だか強そうだ」と字面の「ものものしさ」からイメージを膨らませる人も少なくないだろう。そこで「ゲームチェンジャー」と目されるハイマースとは一体どんな兵器なのかを分かりやすく解説する。


>■ ハイマースの前作は小回りが利かない「ヘビー級」

>ハイマース(HIMARS)とは「M142 High Mobility Artillery Rocket System」の略で、直訳すれば「M142という高い機動性を備えた、砲兵のロケット・システム」となる。何が「高い機動性」なのかといえば、「足の速さ」と「中型輸送機で運べる」という2点が挙げられる。まずオフロード型の6輪軍用トラックにロケット・ランチャー(発射機)を積んだ「装輪式=タイヤ式」であるため、舗装道路を最高時速85kmで移動できる。

>実はこのハイマースのベースは、現在でも現役で活躍する「M270 MLRS」で、「キャタピラ(装軌)式」のMLRSをタイヤ式にして軽快にした、というのがハイマースの立ち位置である。

>MLRSとは「Multiple Launch Rocket System」の略で、直訳すれば「多連装ロケット・システム」となる。そもそも冷戦の申し子のような代物で、ヨーロッパ平原を舞台に旧ソ連軍の大戦車部隊が怒涛のごとくNATO陣営に攻め入った時、小型爆弾を数百個詰め込んだ“親爆弾”のロケット弾=クラスター弾を、旧ソ連軍の大砲(榴弾砲=りゅうだんほう)の射程では届かない遠方から一斉射撃し、爆弾の雨を降らせて侵攻部隊を丸ごと壊滅することを狙ったアイテムである。

>アメリカを中心に英仏独伊のNATO主要国が開発にこぞって参画し、1980年代前半に実用化。10数カ国が採用しているが、日本の陸上自衛隊も100台ほど導入している。

>ロケット弾の直径は227mmで、ロケット弾の種類も一般用のクラスター弾を皮切りに、対戦車用のクラスター弾や弾頭1つに高性能爆薬を詰めGPSを使って命中精度を増した「単弾頭型」など、さまざまな種類を用意し、最大射程は15km~100kmほどである。収納するロケット弾は計12発で、これを数十秒で一斉射撃できる(単発撃ちも可能)。なお射程300km超のATACMS(エイタクムス)地対地ミサイルも発射可能である。

>ただしアメリカのバイデン大統領は、ATACMSのウクライナへの供与に関しては、本土への攻撃を警戒するロシア・プーチン大統領を過度に刺激してしまうとの懸念から、いまのところゴーサインを出していない。

>MLRSは砲爆弾が降り注ぎ泥沼と化した戦場での活躍を前提に、キャタピラ式装甲車を車体に選んだため、重量は約25トンのヘビー級となり、大型輸送機(C-5やC-17)でなければ空輸は無理だ。最高時速も60km強とやや遅くランニングコストも悪い。

>初陣は冷戦終結前後に勃発した1991年の湾岸戦争で、アメリカ軍がイラク軍に対して使用し「鋼鉄の雨」と恐れられた。だが冷戦後に急増した地域紛争や対テロ・ゲリラ戦にはこの“重厚長大”がむしろ仇となって「小回りの利かない鈍重で高スペックすぎるアイテム」と見られがちになってしまった。そこでMLRSの長射程を活かしながらも軽快なMLRSとして生まれ変わったのがハイマースである。


>■ 無数の小型爆弾の雨を降らせる「クラスター弾」は使用されるか

>ハイマースは、車体を割り切って軍用トラックとして軽快さを重視し、ランチャー数も6基に半減、減量化・コンパクト化に努めた。その結果、重量はMLRSのほぼ半分の約14トンにまで圧縮し、ごく普通の中型輸送機(C-130など)での空輸も可能とした。これも高機動性能の1つといえる。

>2010年からアメリカ陸軍/海兵隊に装備され、アフガニスタンやイラク、シリアなどで国際テロ組織ISIS(イスラム国)との戦いに用いられた。つまりハイマースは、小回りが利き、コスパに優れた「軽薄短小・廉価版MLRS」といえるだろう。

>余談だが、「多連装ロケット」という兵器は、いわば旧ソ連・ロシアの“専売特許”で、第2次大戦中に開発の「カチューシャ」がルーツだ。そしてこの系譜を継ぐ「BM-21グラート」(122mmロケット弾40発搭載、最大射程30~40km)は現在のロシア・ウクライナ戦争でも両軍が使用中。ただし命中精度は悪く、あくまでも広範なエリアを大ざっぱに叩く「面制圧」を目的にしたアイテムといえるだろう。

>ハイマースとMLRSが使用するロケット弾は全く一緒で、具体的にアメリカがウクライナに供与している弾類は高性能爆薬を詰めた単弾頭タイプの「M30A1」または「M31」と推測されている。

>ちなみに「M30A1」のベースは「M30」クラスター弾で、親弾に約400個の子弾(しだん。小型爆弾)」を詰め、目標周辺に子弾の雨を降らせて広範囲に展開する敵部隊を一気に潰す(面制圧)ことを狙っている。だがその反面、不発弾が多く戦いが終わった後も延々と危険がともなうことから非人道的兵器と批判され、近年は国際的に規制する動きが活発になっている。そのため、世界の潮流に合わせてM30を単弾頭型に改良したのが「M30A1」だ。

>ただしアメリカ、ウクライナ両国は2010年に発効した「クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)に未加盟のため(ロシア、中国なども未加盟で、日本、イギリス、フランス、ドイツなど約120カ国が加盟)、戦局によっては使用するかもしれない。


>■ ウクライナ軍が見せつけた「精密砲撃の技」

>M30A1、M31どちらも最大射程は70~80km(90km以上という説も)と推測されるが、最大の特徴はGPSを使って高い命中精度(一説には誤差は2~3mとも)を誇る「GMLRS」型ロケット弾だという点だ。

>一般的にロケット弾は勢いよく長距離まで飛ぶ半面、普通の大砲よりも命中精度は悪い。こうしたことから、この欠点をカバーするため前述のようにクラスター爆弾による面制圧の発想が生まれた。だがピンポイント攻撃ができるGMLRSの出現で、クラスター弾の必要性は以前ほど高くなっていないようだ。

>実際そのピンポイントぶりは遺憾なく発揮され、2022年7月下旬にロシア侵略軍が占領するウクライナ南部ヘルソン州のドニエプル川に架かるアントノフ大橋が、ハイマースの攻撃で通行不能になっている。

>注目は橋の道路(桁)部分に大きな穴を数カ所開け、大型トラックの通行を難しくしている(小型車や徒歩による通行は可能)反面、重要な橋脚は無傷な点だ。ロシア侵略軍にとって極めて重要な補給路のこの橋にダメージを与えつつ、将来この地を奪還した時には素早く橋を修復できるように橋脚の破壊は避けるという、まるで脳外科手術的な精密砲撃の技をロシア軍に見せつけた格好だ。


>■ なぜハイマースが「ゲームチェンジャー」なのか

>では、ハイマースが放つ射程80km超のロケット弾がなぜ「ゲームチェンジャー」なのかと言うと、ロシア軍にはこれに匹敵する大砲・ロケット砲がないからだ。

>一般的な大砲(榴弾砲/りゅうだんほう)が発射する通常の砲弾の最大射程はだいたい20km台で、ロケットによるブースター機能を持つ射程延長型(RAP弾)でもせいぜい40km止まりだ。つまり一般的な大砲の2倍以上の射程距離を誇るわけで、仮に砲撃戦になってもハイマースの方が一方的にロケット弾を撃ち込めることができ、一方のロシア軍は全く届かないという悲惨な状況となる。ハイマースのように敵の射程距離外の「安全圏」から悠々と攻撃することを、軍事専門用語で「スタンドオフ(アウトレンジ)攻撃」とも言う。

>またロシアは「タルナード」や「BM-30スメーチ」といった直径300mmの巨大ロケット弾を発射可能な多連装ロケット・システムを持ち、最大射程も70km以上と推測されているが、ハイマースやMLRSほどの精密誘導はないと考えられている。

>それでも今では撃ち込まれる砲弾・ロケット弾の位置を瞬時に把握できる「対砲兵レーダー」が発達しており、仮にロシア軍がこれを駆使してハイマースの一斉射撃をキャッチすることも現実にはあり得る。だが正確な位置を測定し、その方向に反撃のロケット弾を撃ち込もうとしても、発射までにどんなに早くても数分はかかるだろう。

>対するハイマースは数十秒で全弾を撃ち尽くしたら、オフロードの足回りをフルに活かして脱兎のごとく別の場所に移動してしまうので、ロシア側が大砲やロケット砲、さらには地対地ミサイルでハイマースを撃破するのは至難の技だろう。


>■ 米露による「狐と狸の化かし合い」は続く

>すでにアメリカはハイマースを計20台、ドイツやイギリスはMLRSをそれぞれ数台供与し、受け取ったウクライナ軍はこれらを反攻作戦の牽引役として重宝している。実際ロシア侵略軍の司令部をはじめ、弾薬庫、鉄道施設、レーダー、通信施設、長距離砲陣地、対空陣地など100カ所以上の軍事目標を“狙い撃ち”にしているようで、ロシア侵略軍の損害は少なくない。

>ところで「ドイツ、イギリスはMLRSの供与に踏み切っているのに、なぜアメリカはハイマースにこだわっているのか」という素朴な疑問がよぎるだろう。実際アメリカ軍にはいまだに現用・保管合わせて1000台近い数を抱え、相当数がGMLRS対応の改修が施されているため、このほんの一部をウクライナに送ってもよさそうな話だ。

>おそらくアメリカ・バイデン政権はキャタピラ式兵器はインパクトが強く、「戦車」を連想させて必要以上にロシア・プーチン政権を刺激してしまうため、まずはタイヤ式のハイマースで“瀬踏み”しているのではないだろうか。

>そうしてもう1つ、実はこちらのほうが実利的には重要で、いま売り出し中のアメリカ製最新兵器であるハイマースをアピールする絶好のチャンスだからだ。製造元のロッキード・マーチン社では2000年代前半にMLRSの製造を終え、その後ハイマースの生産に移行しているので、同社としてもMLRSよりもハイマースを実戦で“宣伝”してくれたほうが有難い、というわけだ。

>今後も続々とウクライナ軍に配備されるハイマースとMLRSは、プーチンにとっても“頭痛の種”だが、この対抗策としてイランから攻撃型ドローン(UAV)の大量供与を受ける模様で、その多くがハイマース、MLRSの発見・攻撃を受け持つ「ハイマース・キラー」として投入されると見られている。

>だが、それを見越したアメリカも、すでに低空で侵入するドローンを探知・迎撃できるシステムを準備しているという。アメリカとロシアの「狐と狸の化かし合い」は当分続きそうだ。

>深川 孝行

<参考=「ウクライナ反攻作戦のゲームチェンジャー「ハイマース」の驚くべき威力」(JB)>
(22/08/12)


【閻魔大王】 2022/08/12 (Fri) 22:39

副題=クリミアの露空軍基地で爆発、米国がATACMSをウクライナに供与の可能性 露軍が恐れるHIMARSとATACMSの組み合わせ、戦況は転換するか(JB)

果たして、
どちらの軍の仕業か<?>

基本的には、ロシア軍が、占拠の空軍基地。
そこを、自軍の不手際での爆発は格好悪いですが。

一説では、ウクライナ軍の秘密部隊が動いたと。

で、
一つには、ウクライナ軍の、長距離砲撃<!>


そして、
「ウクライナ軍は弾薬庫やロシア軍の司令部を攻撃しています。弾薬を失ったロシア軍は、以前は1日10時間、12時間、15時間と砲撃していたのに現在では3、4時間しか砲撃できません。ロシア軍がトラックや列車に弾薬を積み込もうとしても、ウクライナ軍は無人航空機(ドローン)で見つけてHIMARSで破壊しています。」

<写真1>
HIMARSから発射されるATACMS(提供:Us Army/Planet Pix/ZUMA Press/アフロ)



<写真2>
HIMARS。本来は「多連装」の装輪式自走ロケット砲だが、ATACMS地対地ミサイル1発を収納し発射することも可能だ(U.S. Army photo, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で)



>(在ロンドン国際ジャーナリスト・木村正人)

>[ロンドン発]ロシアが占領するクリミアの露空軍基地で9日、15回以上の爆発が起き、少なくとも6人が死傷したと、英大衆紙デーリー・メールが報じた。

>爆発の原因はまだ明らかにされていないが、ウクライナ側は関与を否定、ロシア政府は攻撃によるものではなく保管していた弾薬が爆発したため、と説明している。だが交戦中の両国だけに、どちらの説明も事実とは限らない。ウクライナ軍による攻撃の結果だとすれば、爆発のあった基地が前線から最短で200キロメートル以上も離れていることを考えると、米M142高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」から地対地ミサイル「MGM-140 ATACMS(最大射程300キロメートル)」が発射された可能性も考えられる。


>「これはほんの始まりにすぎない」
>同紙によると、少なくとも1人が死亡、子供1人を含む5人が負傷した。空軍基地にはロシア空軍のスホイ30など戦闘機や輸送機が配備されている。ウクライナ内務省の元顧問ビクトル・アンドルーシブ氏はテレグラムに「射程200~300キロメートルのミサイルはすでにわが国に配備され、使用されている。今日クリミアで起きた爆発はその証拠だ」と投稿した。

>アンドルーシブ氏のこの発言を事実と考えるならば、まず思い浮かべなければならないのは、前述のアメリカ陸軍の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」だろう。

> ATACMSはHIMARSで発射可能な射程300キロの地対地ミサイルで、ウクライナ政府がその供与を米国に求めている強力な兵器だが、バイデン政権は、ウクライナがロシア国内の攻撃にATACMSを使用すれば米国や北大西洋条約機構(NATO)がロシアとの戦争に直接巻き込まれる恐れがあるため、この要請に応じていないとされている。

>だが、クリミアの露空軍基地の爆発の状況を見ると、HIMARSからATACMSが発射された可能性を捨てきれない。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領上級顧問ミハイロ・ポドリャク氏は「ロシアの非武装化はグローバルな安全保障を確保するために不可欠だ。クリミアの未来は黒海の真珠、独特の自然と世界のリゾートを持つ国立公園になることだ。テロリストの軍事基地ではない。これはほんの始まりにすぎない」とツイートした。

>ウクライナ軍高官は米紙ニューヨーク・タイムズに「空軍基地での爆発の背後にウクライナ軍がいる。この基地はウクライナ南部でわが軍に対する攻撃のため定期的にロシア空軍の攻撃機が出撃する基地だった」と語っている。攻撃に使われた兵器の種類については明らかにせず、「もっぱらウクライナ製の装置が使用された」とだけ述べた。

>英紙ガーディアンによると、露海軍黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦モスクワ(約1万2500トン)を撃沈したウクライナ製の対艦巡航ミサイル(最大射程約300キロメートル)を対地攻撃に使用したとの憶測も浮上している。


>「米下院の両党はATACMSの供与を支持している」
>ウクライナ紙キーウ・ポストは先月28日、「先に開催された米アスペン安全保障フォーラムでジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官は、米国はウクライナにATACMSを提供しないことを改めて強調した」とする一方で「米下院の両党は280キロメートル以上の距離を攻撃できるATACMSをウクライナに送ることを支持している」と報じている。

>ウクライナ軍によるクリミアの露軍事施設への大規模攻撃は初めて。対ロシア核戦争へのエスカレートを恐れるバイデン米政権は一貫してウクライナ軍がロシア国内を攻撃できるATACMSの供与を否定。もしバイデン政権がウクライナへのATACMS供与に踏み切っていたとしたら、早くて「1年後」とされるウクライナ軍の本格的な反攻が早まる可能性がある。

>バイデン政権はすでに12基のHIMARSをウクライナに供与しており、さらに4基追加する方針だ。ロシア軍によるウクライナ市民への無差別砲撃が続く中、HIMARSだけでは戦況を急転させることはできない。11月に中間選挙を控えるバイデン政権が目に見える結果を求めて、HIMARSに合わせてATACMS供与に踏み切ったのだろうか。

>HIMARSとATACMSの組み合わせは、ウクライナを確実に勝利に導く「ゲーム・チェンジャー」になる。ロシア産天然ガスを必要とする欧州の団結を維持する強烈なメッセージになる。ナンシー・ペロシ氏が米下院議長として25年ぶりに訪台したことへの報復として台湾を取り囲むように実弾演習を行った中国を牽制する必要にもバイデン政権は迫られていた。


>「次の標的はクリミア大橋だ」
>5月からウクライナ軍に参加し、南部ヘルソンに近いクリヴィー・リフで戦闘外傷救護を指導する元米陸軍兵士マーク・ロペス氏に聞いた。ロペス氏はイラクやアフガニスタンに従軍。米民間警備会社を経営してアフガンに関わり続け、昨年8月にはアフガン脱出作戦を支援した。2014年から4年間、現地でウクライナ軍に爆発物探知や戦闘外傷救護を指導した。


>――クリミアで起きた爆発をどうみますか。

>マーク・ロペス氏(以下、ロペス) ATACMSが使われたとみています。

>――バイデン政権はATACMSの供与には否定的だと報じられてきました。

>ロペス HIMARSからは通常、GPS(全地球測位システム)で誘導される射程80キロメートルのロケット弾6発を撃てます。大きな弾頭を搭載でき、極めて正確な射程300キロメートルのATACMSは1発しか発射できません。

>米国はロシア軍のレーダーを破壊するためにウクライナ軍にATACMSを供与したとみています。この戦争でウクライナの勝利を加速させることを米国は望んでいます。ウクライナ軍は米製兵器の運用に熟練していることを示せました。次の標的はクリミア大橋かもしれません。

>――リチャード・バロンズ元英統合戦力軍司令官は英紙タイムズへの寄稿で「ロシアは今年末までにウクライナでの占領地域をロシアの一部と宣言する。こうした地域にウクライナの攻撃が行われた場合、攻撃を阻止するためロシアが核兵器を使用することも視野に入れることになる」と指摘しています。クリミアへの攻撃はそうしたシナリオに該当しませんか。

>ロペス 核兵器の使用はあり得ないでしょう。核兵器を使用すればロシア側もすべてを失うからです。ウラジーミル・プーチン大統領を支えてきたオリガルヒ(新興財閥)も連邦保安庁(FSB)もプーチン氏の核兵器使用を許さないでしょう。


>「以前は10時間以上だったロシア軍の砲撃が現在は弾薬不足で3~4時間だけ」
>――ウクライナ南部ヘルソンでウクライナ軍がHIMARSを使って弾薬庫や統制施設を攻撃し、反撃に転じたと報じられていました。

>ロペス 前線を往復している兵士や友人の話では、ウクライナ軍は弾薬庫やロシア軍の司令部を攻撃しています。弾薬を失ったロシア軍は、以前は1日10時間、12時間、15時間と砲撃していたのに現在では3、4時間しか砲撃できません。ロシア軍がトラックや列車に弾薬を積み込もうとしても、ウクライナ軍は無人航空機(ドローン)で見つけてHIMARSで破壊しています。

>HIMARSはドニプロ川にかかるアントノフスキー橋(ロシア軍は2月、この橋を通ってクリミア半島からヘルソンに侵攻)に損害を与え、使用不能になりました。ロシアは川に並べて浮かべた船の上に板を敷いて造る舟橋を使おうとしましたが、成功しませんでした。このためヘルソン周辺でのロシア軍の兵站は停滞し、作戦の維持が難しくなっています。

>ウクライナは反撃の機会をうかがっていますが、ムィコラーイウは毎晩、ロシア軍に15、20、30、40発ものロケットを撃ち込まれています。ロシア軍は高精度の誘導ミサイルやさらに新型のミサイルを使い果たしているため、ヘルソンの外からムィコラーイウに向け、本来なら航空機を撃ち落とすのに使う地対空ミサイルを撃ち込んでいます。

>対空ミサイルは都市を破壊するための兵器ではありませんが、ロシア軍は正確ではないミサイルがどこに落下しようが全く気にしないから使えるのです。ロシアは都市や市民に対して戦争を仕掛けているのです。


>――どうしてロシアはムィコラーイウを攻撃しているのですか。

>ロペス ムィコラーイウは黒海に面する港湾都市オデーサを守る“英雄都市”だからです。ムィコラーイウはかつてソ連の造船の中心地であり、多くの艦艇が造られました。


>――ウクライナ軍高官は西側の武器供与があれば9月にもヘルソンを取り戻せると言っていますね。

>ロペス ヘルソン奪還のカギになるのはロシア軍の兵站、弾薬の備蓄能力を遮断してしまうことです。ロシア軍はヘルソンを支援するためにクリミアからドニプロ川を渡って部隊を移動させています。ロシア軍が構造的に抱えている問題は、強制的に徴兵された経験の乏しい兵士の戦闘集団を寄せ集めているため、前線に出た時、士気が高くないことです。

>プーチン氏の指揮下にあるロシアの民間軍事会社ワグネルグループは私兵で、ある程度、ウクライナ軍に損害を与えています。しかし伝統的な戦闘集団というより、テロ対策に長けた特殊部隊で、シリアやリビアで使われてきました。


>「ロシア軍はザポリージャ原発を基地にして砲撃」
>――ロシアは1日に2万発の砲弾を使っていると報道されました。

>ロペス ムィコラーイウのような地域では大砲から多連装ロケット砲の「スメルチ」や「グラート」に切り替えられましたが、地対空ミサイルS300も使われるようになりました。東部ドネツク州のバフムートなどではまだ大砲を使用しています。しかし砲撃時間が1日15~20時間から2時間以上に減っており、大きな違いが出てきています。

>――ウクライナ軍はドニプロ川を越えてロシア軍に占領されている領土を取り返すことができると思いますか。

>ロペス ウクライナ軍はヘルソンで非常にいいポジションにいて、すでにドニプロ川を越えています。それより難しいのはロシア軍が欧州最大のザポリージャ原子力発電所を軍事基地として利用していることです。ウクライナ軍が原発に砲撃できないのをいいことにロシアはここからロケット弾を発射しています。

>――原発の敷地内に武器や弾薬を持ち込んで要塞化しているということですか。

>ロペス ロシア軍はウクライナ軍が反撃できないことを知っています。原発を運転しているのはウクライナ人の作業員や科学技術者です。彼らは人質にされています。

>――ゼレンスキー氏はウクライナの支配する東部ドネツク州の住民に避難するよう呼びかけました。その理由は何でしょう。

>ロペス 3つの理由が考えられます。まず人命の問題です。ロシア軍は学校や幼稚園、公民館、高齢者センター、避難所、ショッピングモールを平気で攻撃します。ゼレンスキー氏はそれを心配しているのでしょう。2番目が第二次大戦や市街戦で見られたことですが、道路で軍隊や兵站が攻撃されるからです。

>そして最後に、民間人の中に破壊工作員やスパイ、特別なグループが潜り込んでいることを懸念しているのだと思います。


>プーチンが黒海経由の穀物輸出を認めた理由
>――6月時点で「西側が武器供与など適切な支援を続ければウクライナ軍は早くて2年、長くて5年かければロシア軍をウクライナ全土から追い払うことができるだろう」と予測されていました。

>ロペス 来年2月でロシア軍がウクライナに全面侵攻して1年になります。ロシア軍の兵站を叩いていけば、ウクライナ軍は前進できます。ウクライナ軍は毎日毎日より多くの経験を積み、より多くの精密兵器を使用するようになりました。2年あれば確実です。長くても3年半あればロシア軍を駆逐できると思います。

>――HIMARSで状況がそんなに早く変わるものでしょうか。

>ロペス ロシア軍の砲撃が標的のサークルの回りに落ちるとしたら、HIMARSはサークルの真ん中を攻撃できます。今回も弾薬庫や司令部のど真ん中に命中しています。

>――どうしてプーチン氏はウクライナに黒海経由の穀物輸出を認めたのでしょうか。

>ロペス プーチン氏はポーカー・プレイヤーのようなものです。カードを見せたり、見せないようにしたりしています。プーチン氏はいい人だと思わせて、欧州を惑わせ、分断したいのです。しかし実際には黒海に面したウクライナの3港のうち、ロシア軍は一番大きなオデーサにミサイルを撃ち込みました。

>――プーチン氏とゼレンスキー氏は冬を前に米欧へのプレゼンテーション・コンテストを行っているようにも感じられますが。

>ロペス ロシア軍はウクライナ軍の基地を攻撃しているのではありません。都市を攻撃しているのです。どこも狙えないのです。できないからです。S300は古い対空システムです。それを地上攻撃に使うのは何かがひどく間違っているからです。これに対してウクライナ、英国、ポーランド、バルト三国は非常によくやっています。どちらのプレゼンを信じますか。

<参考=「クリミアの露空軍基地で爆発、米国がATACMSをウクライナに供与の可能性 露軍が恐れるHIMARSとATACMSの組み合わせ、戦況は転換するか」(JB)>
(22/08/11)


【閻魔大王】 2022/08/13 (Sat) 16:03

副題=英国防相「ロシアは負け始めた」 ウクライナ侵攻で(日本経済新聞)


>ウォレス英国防相は11日、ウクライナ侵攻を続けるロシアについて、(全土の)占領は困難で侵攻は南部と東部に絞られてきたと指摘し、攻勢は頓挫して「負け始めている」と強調した。英メディアが報じた。

>ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は12日、ロシア軍によるバフムトなど州内各地への11日の攻撃で市民7人が死亡、14人が負傷したと通信アプリで明らかにした。ドネツク州を中心に市民が犠牲になる戦闘が続いている。

>ウクライナ軍の報道官は12日、空軍機がロシア軍が占拠する南部ヘルソン州の2カ所に空爆を行い、ミサイル攻撃では弾薬庫などを破壊したと発表した。

>東部ハリコフ市のテレホフ市長は12日、同日未明に市内へ5発のミサイル攻撃があったと通信アプリで明らかにし、地元検察によると1人が死亡した。

>市民への退避命令に基づく強制退去の列車は12日もドネツク州パクロフスクから西部リビウに向け運行。ベレシチューク副首相は11日、同州以外でも強制退去の実施を検討していると述べた。

<参考=「英国防相「ロシアは負け始めた」 ウクライナ侵攻で」(日本経済新聞)>
(22/08/12)


【閻魔大王】 2022/08/15 (Mon) 19:18

副題=ウクライナ、南部のロシア補給経路「ほぼ全て砲撃可能」(日本経済新聞)


>ウクライナ軍の広報担当者は12日、南部にあるロシア軍の補給経路ほぼ全てを砲撃できる状態にあるとの見解を語った。欧米が提供した射程の長いロケット砲システムの活用などを指しており、発言でロシア軍に心理的な圧力をかける狙いなどがありそうだ。

>ロイター通信が伝えた。同担当者は「我が軍は南部で主導権を握っている」と語った。同日新たに南部のロシア軍弾薬庫1カ所を破壊し、11人を殺害したとも発表した。

>ウクライナ軍は米国提供の高機動ロケット砲システム「ハイマース」などを使い、南部主要都市ヘルソンを占領するロシア軍の補給経路を相次いで攻撃している。9日には前線から200キロメートル以上離れたクリミア半島のロシア軍航空基地で爆発が起きており、ウクライナ軍がさらに遠距離を砲撃する能力を手に入れたとの推測もある。

>ウクライナ政府は12日、国連と赤十字国際委員会に対し、ロシア軍が管理するウクライナ人捕虜収容所を訪問するよう求めた。捕虜が虐待を受けているとみており、第三者による監視が必要と訴えている。7月29日には東部ドネツク州のウクライナ人捕虜収容所で爆発が起き、捕虜約50人が死亡した。同国政府はロシア軍が意図的に捕虜を殺害したとみている。

>米CNNは12日、ロシアが制圧した南部マリウポリでウクライナ人捕虜の「裁判」を8月中にも始めようとしていると報じた。

<参考=「ウクライナ、南部のロシア補給経路「ほぼ全て砲撃可能」」(日本経済新聞)>
(22/08/13)


【閻魔大王】 2022/08/15 (Mon) 23:02

副題=ロシア軍の戦闘機「深刻な被害を受けた」…黒海艦隊の航空戦力、著しく低下と英分析(読売新聞)

てな話、してると、ウクライナ軍、極めての優勢。
みたいに、聞こえるですが。
武器、弾薬供給不足<?>で、攻撃継続出来ずと。との、場面あるの、報道もあるです。

<地図>



>ウクライナ南部ザポリージャ州の親ロシア派武装集団の幹部は12日、露軍が占拠しているザポリージャ原発周辺の防空態勢を強化したと露国営テレビで語った。国連などが求めていた原発周辺の非武装地帯設置を拒否する姿勢を改めて示した。

>同幹部は「防空態勢が強化、拡大され、何が飛んできても撃墜できる」と主張した。ロシアのメドベージェフ前大統領も12日、ウクライナや米欧が原発を攻撃しているとして「新たなチョルノービリ(チェルノブイリ)を作り出そうとしているようだ」と訴えた。

>欧州最大規模の同原発には5日以降、砲撃が相次ぎ、ロシアとウクライナ双方が相手の攻撃だと非難している。双方とも国際原子力機関(IAEA)の現地調査団を受け入れる意向を示しているものの、早期実現は困難とする見方がある。

>一方、南部クリミアの軍用飛行場で9日にあった大規模爆発で、ウクライナ政府高官は12日、パイロットなど露軍関係者60人が死亡し、100人が負傷したとする推計を示した。米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。これまでの被害推計を大きく上回るという。

>英国防省は12日、この爆発で被害を受けた露軍の戦闘機について「少なくとも5機の『スホイ24』と3機の『スホイ30』が破壊されたか、深刻な被害を受けた」との分析を公表した。露軍の航空戦力全体では重大ではないとしつつ、「黒海艦隊の航空戦力は著しく低下している」と指摘した。

<参考=「ロシア軍の戦闘機「深刻な被害を受けた」…黒海艦隊の航空戦力、著しく低下と英分析」(読売新聞)>
(22/08/13)


【閻魔大王】 2022/08/16 (Tue) 09:39

副題=欧州最大級ザポリージャ原発、2日連続で砲撃…IAEA事務局長「原子力災害のリスク浮き彫り」(読売新聞)

ロシア軍は、原子力発電所を要塞化し、そこから、砲撃。
その、原子力発電所にも、砲撃が繰り返され、それを、相手の仕業であると。

当記事、8月8日で、以来、1週間経ってるですが。
ウクライナ軍が、奪還のための、秘密部隊派遣の話もあるですが、実行したの話、マダ。

>ウクライナの国営原子力企業「エネルゴアトム」は7日、SNSで、ロシア軍が6日夜、南部ザポリージャ原子力発電所を砲撃し、使用済み核燃料の貯蔵施設付近に着弾したと発表した。作業員1人が負傷した。原発への砲撃は、5日に続き2日連続で、欧州最大規模の原発を巡る緊張が高まっている。

>6日の砲撃で、放射性物質を監視するセンサー3基が損傷し、「異常の迅速な発見と対応が不可能になった」とした。貯蔵施設には使用済み核燃料が入った174の容器が置かれていた。原発を占拠している露軍兵約500人や露側の原子力企業関係者は、事前にシェルターへ避難したという。

>一方、ロシア側が一方的に任命した親露派の「ザポリージャ州知事」はSNSで、ウクライナ軍が多連装ロケット砲で、貯蔵施設エリアを攻撃したと主張した。5日と同様、双方が相手の攻撃だと非難する構図だ。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7日、「ロシアによる『核テロ』には、露原子力産業への制裁など国際社会の強力な対応が必要だ」と訴えた。

>国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は6日の声明で、5日の砲撃について、「原子力災害のリスクが浮き彫りになった」と強い懸念を表明した。7日には自身のツイッターで、IAEAの専門家の派遣を受け入れるよう関係者に要求した。

>声明によると、原子炉の損傷や放射性物質の放出はない。発電所の外部電源システムなどが損傷したが、電線2本は使用でき、運転状況は安定している。グロッシ氏は「原発の安全を危険にさらす軍事行動は容認できない」と強調し、当事者に最大限の自制を求めた。

<参考=「欧州最大級ザポリージャ原発、2日連続で砲撃…IAEA事務局長「原子力災害のリスク浮き彫り」」(読売新聞)>
(22/08/08)


【閻魔大王】 2022/08/16 (Tue) 18:01

副題=露司令部、へルソンから撤退 ウクライナ当局者(産経新聞)


>ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ軍が奪還作戦を展開する南部へルソン州の当局者は14日、地元テレビで、露軍司令部の大部分がへルソンから撤退したとし、ウクライナ軍の反撃の成果だと主張した。一方で、露軍部隊や露国境警備隊、露連邦保安局(FSB)などの現場要員の多数はなおへルソンに残っているとも述べた。ウクライナメディアが伝えた。

>ロシア側はへルソン州で、住民への露国籍付与や自国通貨ルーブルの流通などの同化政策を進め、最終的に「住民投票」を実施してロシアへの編入を企図しているとされる。これに対し、ウクライナ側は米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」などで露軍の弾薬庫や輸送ルートの橋などを破壊して兵站の妨害を続けており、露編入を阻止する構えだ。

>一方、露軍が占拠したザポロジエ原発がある南部エネルゴダール市の市長は14日、露軍が同日、原発付近を砲撃し、原発職員1人が死亡したと明らかにした。

>同原発を巡っては今月に入り攻防が激化。国際社会は事故を防ぐため周辺での戦闘停止を求めている。ロシアとウクライナは双方が相手の攻撃だと非難している。

<参考=「露司令部、へルソンから撤退 ウクライナ当局者」(産経新聞)>
(22/08/15)


【閻魔大王】 2022/08/17 (Wed) 14:44

副題=ウクライナ軍、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」拠点を破壊か(毎日新聞)

「ガイダイ氏は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、ワグネルの拠点の位置を「ロシア人記者のおかげで」把握できたと説明した。このロシア人記者は8月上旬、ワグネルの拠点を訪ねた時の写真をテレグラムに投稿していたという。」

この「ガイダイ氏」が、何者かは、わからんですが。ロシア人記者も、こいつも、アホウ<!>

>ウクライナ紙「ウクラインスカ・プラウダ」(電子版)は15日、ウクライナ軍が東部ルガンスク州にある露民間軍事会社「ワグネル」の拠点を破壊したと報じた。同州のガイダイ知事はこの攻撃で、ワグネルの戦闘員100人以上が死亡した可能性があると述べた。

>ワグネルは、プーチン氏に近い新興財閥(オリガルヒ)のエブゲーニー・プリゴジン氏が経営に関わっているとされる。戦闘員は2014年のクリミア強制編入の際に派遣されたほか、今回の侵攻でも主に東部ドネツク、ルガンスク両州で戦闘に参加。シリアやリビアの内戦など国外の紛争にも関与していると伝えられてきた。

>プラウダ紙などによると、ワグネルの拠点はロシアが占領するルガンスク州ポパスナにあり、ウクライナ軍は米国から供与された高機動ロケット砲システム(HIMARS)で攻撃したとみられる。

>ガイダイ氏は通信アプリ「テレグラム」への投稿で、ワグネルの拠点の位置を「ロシア人記者のおかげで」把握できたと説明した。このロシア人記者は8月上旬、ワグネルの拠点を訪ねた時の写真をテレグラムに投稿していたという。【エルサレム三木幸治】

<参考=「ウクライナ軍、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」拠点を破壊か」(毎日新聞)
(22/08/16)


【閻魔大王】 2022/08/17 (Wed) 19:24

副題=クリミア爆発、ウクライナ精鋭部隊が関与か 米紙報道(日本経済新聞)

どこまで、正確かは、わからんですが。
兎角に、ウクライナ軍の動向を、英米の報道機関が、バラしてるの感あるです。
所謂の軍事を、報道するに、慎重さがあっても宜しいですが。

又、
解説者も、勝手な解説致しまして。

>米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、ウクライナ南部クリミア半島で同日起きた爆発について、ウクライナ軍の精鋭部隊が攻撃に関与したと同国政府高官の話として伝えた。同半島はロシアが2014年に侵攻し、一方的に併合を宣言した。

>クリミア半島では9日にもロシア軍の航空基地で爆発が起きた。ウクライナ側による破壊工作の可能性が指摘されていた。ウクライナ軍は同半島に続く南部で、ロシアの占領地域の奪還を急いでいる。今後も同半島の軍関連施設などで爆発が続く可能性がある。

>ウクライナ側は攻撃への関与についてこれまで公式には認めていない。ゼレンスキー大統領は9日、ロシアとの戦争はクリミア半島から始まったとして「クリミアで終わる必要がある」と述べていた。

>上野泰也 みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト
>ひとこと解説
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが14年に強制編入したクリミア半島の奪還を、本気で考えているのだろうか。報道によると、同大統領は8月15日、クリミア半島とその中心都市セバストポリ奪還に向けた諮問会議を設立する大統領令に署名した。米国から供与された高機動ロケット砲「ハイマース」などを活用しつつ、クリミアのロシア軍を揺さぶっているようである。むろん、将来浮上するとみられるロシアとの和平協議では、クリミア半島放棄をロシアは受け入れないだろうし、クリミア奪還に固執することは戦争をますます長引かせる恐れもある。それでも、当面の戦略として、兵員不足に悩むロシア軍の戦力を分散させる効果はある。

<参考=「クリミア爆発、ウクライナ精鋭部隊が関与か 米紙報道」(日本経済新聞)>
(22/08/16)


【閻魔大王】 2022/08/18 (Thu) 16:53

副題=クリミア、新たな「戦場」に 爆発続く 露軍報復も(産経新聞・iza)

2014年、ロシアに併合された、クリミアが、戦場化<?>。

さての、爆発が相次ぎ、ここでの、攻防は、如何に<?>


>2014年にロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島で今月、爆発が相次いでいる。爆発はウクライナ側の攻撃によるものとの見方が強く、クリミアが新たな「戦場」になりつつある。クリミアは軍事的要衝である上、プーチン露大統領にとって自身の政治的「功績」を示す象徴でもあり、露軍が報復攻撃を激化させる可能性がある。

>クリミアでの最初の爆発は今月9日に西部の露空軍基地で発生。露国防省は事故だと説明した。16日には北部ジャンコイの露弾薬庫でも発生し、露国防省は「ウクライナ側の破壊工作だ」と主張した。同日には中部の軍用飛行場でも爆発が起きたと伝えられた。

>ウクライナ側は攻撃を公表していないが、同国のポドリャク大統領府長官顧問は爆発へのウクライナ側の関与を示唆。同氏は16日、英メディアに「今後2、3カ月は同種の攻撃が続く可能性がある」とも述べた。ゼレンスキー大統領も同日、クリミアなどの住民に「露軍の弾薬庫や司令部に近づかないように」と呼び掛けた。

>米シンクタンク「戦争研究所」は16日付リポートで「ジャンコイはウクライナ南部への露軍の兵力や装備の輸送拠点となっていた」と指摘。爆発はウクライナ軍が進めるヘルソン州など南部の奪還作戦の一環である可能性が高いとした。英国防省も17日、「露軍司令部は、後方基地としてきたクリミアの情勢悪化に懸念を強めるだろう」と分析した。

>ウクライナはクリミアへの攻撃で露軍の兵站に打撃を与えつつ、ロシアの注意をクリミア防衛に向けさせ、露軍の前線兵力を分散させる戦略とみられる。

>クリミアは14年のウクライナ政変を機にロシアが併合。併合は露国民の愛国心を高揚させ、プーチン氏の支持率を9割近くに跳ね上げた。南端のセバストポリには露黒海艦隊の本部が置かれている。

<参考=「クリミア、新たな「戦場」に 爆発続く 露軍報復も」(産経新聞・iza)>
(22/08/17)


【閻魔大王】 2022/08/18 (Thu) 17:57

副題=ロシア軍、クリミアから戦闘機24機など撤収…軍用飛行場の爆発受け(読売新聞)

ロシア軍の戦闘機等々、撤収も、どこに移動したかが、あるです。

又、ウクライナ軍が、敢えて、それらを、標的から、除外したのか<?>

<地図>



>ウクライナ国防省情報総局は17日、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミアの軍用飛行場から、少なくとも戦闘機24機とヘリコプター14機を撤収したとSNSに投稿した。軍用飛行場などで起きた爆発を受けた措置だという。

>爆発は、今月9日にサキ軍用飛行場で、16日には北部の弾薬保管場で、それぞれ発生した。ロシア軍は爆発で軍用機9機を失ったとみられ、さらなる損失を防ぐため、戦闘機などの撤収を決めた模様だ。爆発の原因は明らかになっていないが、ウクライナ大統領府顧問はウクライナ側の関与を示唆し、露軍の関連施設での爆発は続くとの認識を示している。米CNNもウクライナ側の関与があったと報じた。CNNが入手したウクライナ政府の報告書によると、9日の爆発は手応えがあったが、露軍にとっては一時的な損失にとどまったとの見方が示されているという。

>ロシア通信は17日、露軍の黒海艦隊に新任の司令官が着任したと伝えた。軍関係者には伝えられたが、公表はされていないという。前任の司令官は、4月に海軍旗艦の大型巡洋艦「モスクワ」が黒海沖で多数の死傷者を出して沈没した後、更迭されていた。

>ウクライナ軍は南部で攻勢を強めている。ウクライナ軍は17日、ロシア軍が全域制圧を宣言している南部ヘルソン州の軍事拠点を攻撃し、露兵10~15人が死亡したとSNSに投稿した。

>一方、ウクライナ東部ハルキウの州知事は17日、露軍が住宅街を攻撃し、6人が死亡、16人が負傷したとSNSで明らかにした。負傷者には11歳の少女も含まれるという。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はSNSで、「ミサイルによる攻撃だ。市民への卑劣な攻撃は正当化できない。報復する」と述べた。

<参考=「ロシア軍、クリミアから戦闘機24機など撤収…軍用飛行場の爆発受け」(読売新聞)>
(22/08/18)


【閻魔大王】 2022/08/18 (Thu) 18:17

副題=「守れないなら世界は敗北」占領下のザポリージャ原発めぐりゼレンスキー大統領訴え(TBS)

実際問題、そと、思うです。

原子力発電所が、ロシア軍の人質であり、盾にされてるです。

実は、人質にされる事は、想定せず。ミサイル攻撃なら、想定されてるですが。

>ロシア軍が占領し、安全性が懸念されているウクライナのザポリージャ原発について、ゼレンスキー大統領は守るための決意が不十分なら「世界は敗北する」と訴えました。

>“ヨーロッパ最大”の原発とされるウクライナ南部のザポリージャ原発をめぐっては、今月に入りロシア側、ウクライナ側の双方が相手から攻撃があったと主張する事態が続いていて、欧米や日本などはロシア軍の即時撤退を求めています。

>また、ゼレンスキー大統領は。

>ウクライナ ゼレンスキー大統領
「1つの原発を守るという強さと決意が十分でないなら、世界はテロリストに敗北することになる」

>ロシアが国際社会の要求を無視するなら即時の行動が必要だと訴えました。

>一方、ウクライナを支援するイギリスでは、戦闘経験の少ないウクライナ兵に対する訓練を実施。前線での戦闘スキルや応急処置などを教えています。

>先月までIT企業に勤務 ウクライナ新兵
「指導官はイラク、アフガンで多くの経験をしています。これらの知識をウクライナで生かすことができます」

>イギリス軍は120日間で最大1万人を訓練しているということです。

<参考=「「守れないなら世界は敗北」占領下のザポリージャ原発めぐりゼレンスキー大統領訴え」(TBS)>
(22/08/16)
<消滅・22/09/21>


<参考=NO.382 続25<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍優勢なれどの、想定外の長期化必至<!>
(22/08/26)