閻魔大王<NO.158>

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閻魔大王NO.159
378 続23<ロシアのウクライナ侵攻>膠着/ウクライナは持ちこたえられるのか<?> 閻魔大王 22/07/07
閻魔大王NO.157

NO.378 続23<ロシアのウクライナ侵攻>膠着/ウクライナは持ちこたえられるのか<?><起稿 閻魔大王>(22/07/07)


【閻魔大王】 2022/07/07 (Thu) 10:04

<参考=NO.377 続22<ロシアのウクライナ侵攻>膠着/ウクライナは持ちこたえられるのか<?>
(22/07/03)


副題=ロシア戦でウクライナが書き換える新たな『戦争の方程式』とは?(週プレNEWS)

この件の背景は、下記<参考>の、2つの、<寄稿>にあるです。

<参考=NO.374 続20<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナは持ちこたえるか<?>/正念場<?>

寄稿閻魔大王 2022/06/18 (Sat) 23:29
<副題=英、ウクライナ兵を1万人ずつ訓練へ 首相がキーウ訪問(日本経済新聞)

寄稿閻魔大王 2022/06/19 (Sun) 08:39
<副題=「戦争の方程式を変えられる」キーウ電撃訪問のイギリス首相、軍事訓練の提供申し出(読売新聞)>


>去る6月17日、ウクライナの首都・キーウを電撃訪問し、「この訓練で『戦争の方程式』を変えられる」との声明を発表した英国のジョンソン首相。ロシアとの戦いにおいてウクライナが変えてしまう可能性のある『戦争の方程式』の真意とは一体何なのか。

>元・陸上自衛隊中央即応集団司令部幕僚長の二見龍元陸将補に解説してもらった。


>「まず、一番単純な戦争とは、ウクライナとロシアが自国の軍隊だけで戦い、兵力の大きな方が小さい方をすり減らしていき、片方の国が無くなるというものです。これがこれまでの『戦争の方程式』です。ただ、今回の戦争は新しい戦争形態となっているので、その方程式が変っていきます」

>6月18日の報道によるとウクライナ軍は、これまでの戦闘で戦車400両、歩兵戦闘車1300台、ミサイル発射システム700基など装備の50%を失ったことを自ら明らかにしたという。

>「装備を半分失ったと自ら発表してしまうのが、『戦争の方程式』の変化の第一段階です。自分たちの損害を積極的に明らかにするのは、敵に有利な情報与えてしまうことになるので通常は行いません。しかしこれは、旧ソ連製の古い兵器が50%分、新しい西側からの装備に切り替わった、との報告なのです。


>ウクライナ軍の失った装備に代わる装備を、NATO(北大西洋条約機構)や米国がポーランド国境経由で補給し、軍隊が回復してロシア軍と戦う。これが『戦争の方程式』が新しい形に変化する第二段階です」

>6月25日の報道によると、ウクライナ軍トップは米参謀本部議長と電話会談し、「ロシア軍と同等の兵力が必要だ」と伝えたという。そんな大兵力の補充はNATO地上軍でも派遣しなければ到底無理なのではないだろうか。

>「今、ロシア軍の侵攻兵力は総計10数万人と想定されます。これと同じ兵力をウクライナ軍が準備すればいいので、そんなにハードルは高くないのです。

>今までの戦争では兵力が足りなくなると、自国の後方で備える軍の様々な兵科の教育部隊からそこの学生、教官を引き抜いて最前線に補充してきました。これをやると、次回補充する時に新兵の教育ができなくなり、兵の質が格段に落ちます。

>そこで、英国がウクライナに、最大4か月かけて英国内にてウクライナ軍兵士1万人の訓練を行う、と申し出ました。


>ここからが『戦争の方程式』を変える第三段階です。

>本来、自国の国力を使って新兵の訓練をすべきところを、他国でやってもらう。英国が新兵訓練を開始すれば、他のNATO諸国も開始します。同時に、米国やNATOからの膨大な額の軍事援助によって、凄まじい量の西側戦闘装備が無料で届けられています。

>即ち、ウクライナは兵隊だけを出し、その訓練、持つ兵器、それに掛かる費用全て他国が援助するという形の戦争を今、やっているのです。

>このやり方だと、ウクライナの国力が落ちない。国力と軍事力が大きい方が勝つ、というこれまでの『戦争の方程式』が書き換えられるのです」

>ロシア軍兵士は訓練が不十分で質が落ちているのを、ロシア民間軍事会社「ワグネル」の傭兵、チェチェン人部隊を頼りにしている。

>「部隊の損耗率が15%になると部隊の交代や人員の補充・再編成が必要となります。逆に部隊の15%の新兵を常に補充できる教育訓練が出来ていれば、ずっと元気はつらつな部隊が最前線にずっといる状況となる訳です。

>しかし、兵隊はずっと最前線で戦えません。精神が壊れてくるので、ある程度戦ったら休ませないと持ちません。ここで英国での兵隊訓練が効果を発揮してきます。

>最前線の部隊を交代させ、一度ウクライナ国外に出して、英独仏などの後方でリフレッシュさせます。国外で休養し、再訓練して元気になり、また最前線に戻って来るサイクルが完成します。ロシア軍はずっと最前線で戦わせられるので、どんどんと心がすり減り、損耗していきます」


>即ち、『戦争の方程式』はこう変わっていく。

>まず、旧ソ連製装備が破壊されて、それが全て西側の最新型の戦闘装備に無料で切り替わる。さらにそれを扱う新兵訓練を、ウクライナ国外の英国やNATO諸国にて無料で行う。そして、西側の最新兵器を携え扱えるウクライナ軍新兵が最前線へと次々に投入される。最前線にいた疲れ切ったウクライナ軍兵士は国外に出て、英国やNATO諸国で休養、その地で再訓練し最前線に戻って来る。

>これこそが英首相の「『戦争の方程式』が変えられる」発言の真意なのだ。

>「今、ロシア軍はウクライナ東部に兵力を集中してくれたので、分散せずに集まっています。そこをボコボコにして、速く綺麗にしやすい戦況になっています」

>『戦争の方程式』は書き換えられ、次のフェーズへと動き出し始めている。

>取材・文/小峯隆生 写真/柿谷哲也

<参考=「ロシア戦でウクライナが書き換える新たな『戦争の方程式』とは?」(週プレNEWS)>
(22/07/06)


【閻魔大王】 2022/07/08 (Fri) 00:26

副題=「ロシア国防省はでたらめ」 調査報道で判明、戦果水増しか(時事通信)

ロシア報道官の発表は眉唾。
とは、思てるですが。嘘であるの確証も無く。

<写真>
ロシア国防省のコナシェンコフ報道官(同省が3月27日に公開した動画より)(AFP時事)



>ロシアの独立系メディア「プロエクト」は6月末、ロシア国防省が発表するウクライナ侵攻でのロシアの「戦果」が「でたらめ」だとの調査報道を公表した。同省は侵攻開始以来、報道官が戦況を毎日発表。しかし、一つの集落を4回も「制圧」したことになっていたり、撃墜したとする軍用機の数がウクライナ軍の保有総数より多かったりと、戦果を水増しした形跡が明らかだという。


>ロシア国防省で発表を担当するのはイーゴリ・コナシェンコフ報道官。国営メディアを通じて国民に広く知られるロシア軍の「顔」だ。軍で広報畑を歩んだとされ、2015年のシリア軍事介入で戦況報告を担当し、国内外で有名になった。侵攻開始時の階級は少将だったが、功績を認められ、侵攻さなかの6月上旬、プーチン大統領の命令で中将に昇進した。

>プロエクトの記者らは、日に複数回行うこともあるコナシェンコフ氏の6月26日までの記者発表(計196回)について、内容を詳細に分析した。それによると、ロシア側はウクライナ軍が保有するヘリコプターの88%、固定翼機の108%を「撃墜」。トルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」に至っては、135%を撃ち落としたことになっている。

>戦車を含む兵器の破壊数でも矛盾が生じている。累計は数字が増えていくはずだが、ロシア側の発表では、ウクライナ軍の兵器の損失数の累計が時々減っている。

>プロエクトは、今回の調査報道で「ロシア軍が撤退したり、小さな村を大きな犠牲を払って制圧したりしている時でさえ、コナシェンコフ氏は戦果を平然と報告している」と痛烈に批判。プーチン政権の戦時プロパガンダの在り方に疑問を投げ掛けている。

<参考=「「ロシア国防省はでたらめ」 調査報道で判明、戦果水増しか」(時事通信)>
(22/07/07)
<消滅・23/07/10>


【閻魔大王】 2022/07/09 (Sat) 10:49

副題=プーチン氏、欧米に「ロシアを敗北させてみろ」(産経新聞)

プーチン君、お得意の恫喝<!>

>ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領は7日、露下院の各党代表らとの会合で、ウクライナを支援する米欧諸国に対し「ロシアを敗北させられるなら試してもらおう」と述べ、強気の姿勢を崩さなかった。また、ウクライナのゼレンスキー政権を念頭に「停戦交渉を拒否するほど、私たちとの合意は困難になると理解すべきだ」とし、降伏を勧告した。

>ただ、一連の戦闘ではロシア軍にも相当な損害が出ているほか、露国内では制裁による生産力の低下や経済の縮小が進みつつある。プーチン氏に発言には、ウクライナを早期に降伏させて「勝利」し、状況を打開したいとの思惑がにじんでいる可能性もある。

>プーチン氏は、米欧は軍事支援によってウクライナ人が最後の一人になるまで戦うよう仕向けていると主張。「これは悲劇だが、全てがそこに向かっている。ロシアはまだ本気になっていない」とし、米欧が支援を続ける限り攻撃を強化すると警告した。

>また、「制裁は露経済に困難をもたらしたが、米欧側が望むような結果は出ていない」とし、米欧企業の露撤退は国内産業の発展を促したとも主張した。

>さらに「ロシアが戦争を始めたといわれるが、米欧が戦争を解き放ったのだ」と強調。侵攻の責任は、ロシアの影響力を弱めるためにウクライナの親欧米派勢力と結びついて反露政策を推し進めた米欧側にあるとする持論を繰り返した。

<参考=「プーチン氏、欧米に「ロシアを敗北させてみろ」」(産経新聞)>
(22/07/08)


【閻魔大王】 2022/07/09 (Sat) 18:14

副題=ウクライナ軍、南部で本格反攻準備 住民に避難要請(産経新聞)


>ロシアの侵攻を受けるウクライナのベレシチュク副首相は8日、近くウクライナ軍が本格的な反攻作戦を開始するとして、南部ヘルソン州とザポロジエ州内の露占領地域の住民に即時の避難を呼びかけた。火砲の使用が予定されており、巻き添えとなるのを避けるためだとした。ウクライナメディアが伝えた。

>ウクライナ国軍のマロムシュ大将も8日、同国メディアで、米欧から供与された兵器の習熟が完了しつつあると指摘。「今後3~4週間で大規模な奪還作戦が始まり、南部から露軍を駆逐できるだろう」との見通しを示した。米シンクタンク「戦争研究所」も6日、「ウクライナ軍がヘルソン方面で反攻を準備している」とする分析を公表している。

>ただ、露軍も南部の占領地域で防衛線を構築。ウクライナ軍が反攻を本格化させた場合、激しい戦闘が起きる見通しだ。

>一方、ロシアが全域の制圧を目指す東部ドンバス地域(ルガンスク、ドネツク両州)のうち、ウクライナ側がなお4割超を保持するドネツク州では8日も攻防が続いた。ウクライナ軍参謀本部は同日、同州の中心都市スラビャンスク方面に前進を図った露軍を撃退したと発表。露軍が同州の複数の集落に砲撃を続けているとも発表した。

>ロシアはドンバス全域を制圧後、ドンバスと南部の占領地域を「割譲」する条件でウクライナに停戦をのませる思惑だとみられる。一方、ウクライナはドネツク州を死守する間に、南部の奪還を進める方針だ。

>米CNNテレビによると、米国は8日、ウクライナに対し、新たに高機動ロケット砲システム「ハイマース」4基と弾薬、155ミリ榴弾(りゅうだん)砲用の高精度な新型弾薬1千発など、4億ドル(約540億円)相当の追加支援を行うと発表した。

<参考=「ウクライナ軍、南部で本格反攻準備 住民に避難要請」(産経新聞)>
(22/07/09)


【閻魔大王】 2022/07/10 (Sun) 23:09

副題=ウクライナ、露の兵站破壊に焦点 米欧兵器を活用(日刊フジ・iza)


>ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ大統領府のアレストビッチ長官顧問は9日、米国から供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」により過去2週間で約20カ所の露軍の弾薬庫や兵器修理施設を破壊したと発表した。英国防省は同日、露軍は最新装備が不足し、旧式装備の運用を余儀なくされていると分析。ウクライナは露軍の兵站に打撃を与え、継戦能力を低下させる戦略だ。

>ウクライナメディアによると、同国大統領府のポドリャク長官顧問も8日、過去1週間で露軍の兵舎や弾薬庫16カ所を破壊したと主張。同氏は「露軍が現在、攻勢を一時的に弱めて補給を行っている」との見方を示し、「露軍は補給に問題を抱えており、兵站への打撃は戦況のターニングポイントになる」と述べた。

>ハイマースは高精度の長距離攻撃が可能で、現在、ウクライナ軍が少なくとも数基を実戦で運用。米国は8日、4基の追加供与を決定し、これで供与は計12基となる。

>英国防省は9日、露軍が現在、国内で増援部隊を編成しているとしつつ、増援部隊には装備や装甲が貧弱な旧式の兵員輸送車「MT-LB」が割り当てられていると分析。侵攻当初、大半の露軍部隊に配備されていた歩兵戦闘車「BMP-2」に比べ、装備の質が落ちていると指摘した。

>最激戦地の東部ドネツク州では、露軍は9日も各地に砲撃などを続けた。ただ、地上部隊の目立った前進はなかったもようだ。

<参考=「ウクライナ、露の兵站破壊に焦点 米欧兵器を活用」(日刊フジ・iza)>
(22/07/10)


【閻魔大王】 2022/07/12 (Tue) 19:17

副題=ゼレンスキー氏、米欧の兵器が「強力に機能し始めた」「ロシア軍の損失は増えるのみ」(読売新聞)


<勢力地図>



>ウクライナ大統領府の発表によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、米欧から供与された兵器が「強力に機能し始めた」と述べ、侵略を続けるロシア軍への反攻に期待感を示した。一方、露軍は東部ドネツク州の制圧に向け、部隊の「再構築」を図っているとの見方が出ている。

>ゼレンスキー氏は6日夜のビデオ演説で、「米欧の『大砲』は、まさに必要とする精度だ」と語った。倉庫など露軍側の補給関連施設に攻撃を加えることで、「露軍は補給が困難になり、攻撃の可能性は大幅に減り、損失は増えるのみとなる」と強調した。

>露軍はドネツク州各地で攻撃を続けている。しかし米政策研究機関「戦争研究所」は6日に発表した分析で、露側が3日に東部ルハンスク州の制圧を宣言して以降、新たな制圧地域の拡大を主張していないと指摘した。その上で、「露軍はより大きな攻撃作戦の条件を設定し、野心的な作戦に必要な戦力を再構築しようとしている」との見方を示した。

>英国防省は6日、露軍がドネツク州の主要都市スラビャンスクを次の標的にしているとの分析を示した。北隣のハルキウ州の拠点から攻勢を仕掛け、露軍の地上部隊は市の北方約16キロ・メートルまで迫っているという。

>露下院は6日、政府が企業に露軍などへの物資提供を要求し、軍需企業などの従業員の勤務についても指示できるようにする2法案を可決した。政府の法案提出から約1週間で下院を通過した。上院の承認後、プーチン大統領の署名によって発効する見通しで、プーチン政権は官民総動員で軍を支える態勢の強化を急いでいる。

>一方、ウクライナのデニス・シュミハリ首相は6日、SNSを通じ、スイスで4~5日に開かれた「ウクライナ復興会議」に関し、「すぐに我々の国を支援するため、約19億ドル(約2580億円)の拠出について合意に達した」と明らかにした。このうち財政支援に約6億ドル、農業分野に約5億ドルが充てられると説明した。

<参考=「ゼレンスキー氏、米欧の兵器が「強力に機能し始めた」「ロシア軍の損失は増えるのみ」」(読売新聞)>
(22/07/08)


【閻魔大王】 2022/07/13 (Wed) 20:03

副題=ウクライナ、ドナウ川の港から黒海へ抜けるルートで穀物輸出開始…要衝奪還で可能に(読売新聞)

<地図>
ドナウ川周辺



>ウクライナ政府は12日、隣国ルーマニアとの国境となっているドナウ川沿いの港から黒海へ抜け、穀物を輸出するルートが稼働し始めたと明らかにした。先月末に黒海の要衝ズミイヌイ(蛇)島をロシア軍から奪還したことで、航行が可能になったという。

>ウクライナ当局によると、この4日間で、ウクライナ産の穀物を輸送する貨物船16隻が、このルートを通ったという。当局は、このルートの活用により、穀物の輸出を月間50万トン増やせるとの見通しも示したが、従来の輸出拠点港だった南部オデーサやミコライウの取扱量をカバーできるほどではない。

>13日にはロシアとウクライナ、トルコ、国連が、ウクライナ産穀物の輸出が停滞している問題について協議する。ウクライナが新ルートを稼働させたことで、ロシア側が態度を硬化させる可能性もある。

>ウクライナ大統領府によると、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、穀物の主要な輸出先である中東・アフリカ地域の担当特使を任命した。ロシアが自国産穀物の輸出拡大を図ろうとしている動きに対抗し、ウクライナとの関係をつなぎとめる狙いとみられる。

<参考=「ウクライナ、ドナウ川の港から黒海へ抜けるルートで穀物輸出開始…要衝奪還で可能に」(読売新聞)>
(22/07/13)


【閻魔大王】 2022/07/14 (Thu) 23:23

副題=ロシア強制連行のウクライナ人は「90万~160万人」…ブリンケン氏「戦争犯罪だ」(読売新聞)

>米国のブリンケン国務長官は13日の声明で、侵略を続ける露軍によってロシアに強制連行されたウクライナ人は「90万~160万人」に上るとの認識を示した。このうち約26万人が子どもだとし、強制連行は、民間人の保護を定めたジュネーブ条約に違反する「戦争犯罪だ」と非難した。

>ブリンケン氏はロシアに対し、ウクライナの支配地域に設置した「選別収容所」や連行先の施設に外部の独立監視団を受け入れるよう求めた。選別収容所では、ウクライナ住民が反ロシア的かどうかを強制的に調べられている。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は13日、韓国で開かれた国際会議にオンラインで参加し、ロシアに強制連行されたウクライナ人が「連絡手段や身分証明書を取り上げられるなどし、帰国が困難になっている」と訴えた。「選別収容所」には、数万人規模が足止めされているとの見方も示した。

>ウクライナ検察庁は13日、露軍の侵略開始以来、ウクライナの子ども1000人以上が死傷した明らかにした。同日朝までに349人の子どもが死亡し、652人以上が負傷したという。露軍の攻撃で被害を受けた学校などの教育施設は2126か所で、このうち216か所が全壊した。

>東部では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。タス通信によると、親露派武装集団幹部は13日、ドネツク州のシベルスク市に進入したと主張した。一方、ウクライナ軍参謀本部は同市の南方の都市などで露軍を撃退したと発表した。

<参考=「ロシア強制連行のウクライナ人は「90万~160万人」…ブリンケン氏「戦争犯罪だ」」(読売新聞)>
(22/07/14)


【閻魔大王】 2022/07/15 (Fri) 20:53

副題=ウクライナ産の穀物輸出、航路安全確保で合意 4者協議で(産経新聞)

これで、うまく行けば、宜しいですが。

>ロシアのウクライナ侵攻で黒海が封鎖され、ウクライナ産穀物の輸出が滞っている問題で、ロシア、ウクライナ、トルコと国連は13日、関係国が参加する枠組みの設置や輸出航路の安全確保で合意した。トルコのイスタンブールで開かれた4者協議の後、同国のアカル国防相が発表した。

>世界で小麦価格が高騰するなど食料危機の懸念が高まる中、事態打開に向けて前進した。来週トルコでロシアとウクライナが再協議し、合意文書に署名する見通しという。

>国連のグテレス事務総長は米ニューヨークで記者団に対し「重要な一歩だ」と評価した。「打撃を受けている発展途上国の人々のため、さらに行動しなければならない」と強調。輸出管理の仕組みやウクライナが設置した機雷の除去についても実質的に合意したとしつつ、詰めの作業が残っていると語った。

>4者協議では3カ国の軍代表が国連を交えて話し合った。(共同)

<参考=「ウクライナ産の穀物輸出、航路安全確保で合意 4者協議で」(産経新聞)>
(22/07/14)


【閻魔大王】 2022/07/16 (Sat) 00:41

副題=ウクライナで使用中の高機動ロケット砲、秘密の配備地点を取材(CNN)

>(CNN) 秘密の場所に配備された貴重な兵器――。米国からウクライナに供与された高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の配備地点を、CNNの記者が取材した。

>これまでのところ、ウクライナが受け取ったのは4基のみ。だが、地面に残る焼け焦げた跡はHIMARSが頻繁に稼働していることを示す。

>指揮官のアレグザンダー氏は取材に、HIMARSは今のウクライナ軍で最も重要な兵器になっていると説明し、「(HIMARSは)現代的かつ高精度で、高い殺傷力を持つ。ロシアは恐れるべきだ」と語った。

>オペレーターによると、高い正確性と約70キロの射程を有するHIMARSを使うことで、ロシア支配地域の奥深くまで攻撃することが可能になる。攻撃目標となるのは主に指揮所や武器弾薬の貯蔵庫だ。

>ウクライナはHIMARSによる攻撃をほとんど公表していない。だが、攻撃が行われた証拠は存在する。

>ロシアとの国境近くに位置する武器庫では先日、巨大な爆発が発生した。ウクライナ側から原因についての言及はなかったが、地元の親ロシア派武装勢力は、ウクライナが新たに入手したHIMARS以外でこうした攻撃は間違いなく不可能との見方を示す。

>HIMARSの仕事はロシアの高価値目標を排除すること。ただ、ウクライナ側は今やHIMARS自体がロシアの重要目標になっていることを認識していて、ロシアの監視や兵器から保護するために細心の注意を払っている。

>付近の野原や森には防空システムや特殊地上作戦部隊が展開し、警戒に当たっている。どのHIMARSも絶えず移動しており、一つの場所に1日以上とどまることはない。

>ウクライナの指導者からは感謝の言葉が繰り返し聞かれる。供与された兵器の中で大統領や国防相、軍からこれほど感謝されているものは他にない。

<参考=「ウクライナで使用中の高機動ロケット砲、秘密の配備地点を取材」(CNN)>
(22/07/08)


【閻魔大王】 2022/07/16 (Sat) 18:22

副題=ロシア攻撃力が大幅低下、軍拠点30カ所を破壊=ウクライナ国防省(REUTERS)

「ハイマース」で、反転攻勢<?>

>ウクライナ国防省の報道官は15日、ここ数週間にロケット攻撃で30カ所以上のロシア軍の輸送拠点を破壊し、ロシアの攻撃力を著しく低下させたと発表した。

>同報道官は、これには米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」が貢献していることを示唆した。これが確認されれば、西側諸国からの兵器提供が戦況に大きく影響していることを意味し、5カ月目に入ったウクライナ戦争の力学における変化を示す可能性がある。

>ウクライナ軍幹部は14日、ロシアはこの1週間で「1メートル」の領土も占領していないとし、ウクライナの攻撃はロシアの補給路を寸断し、モスクワは弾薬を前線から離れた場所に置かざるを得なくなったと語った。ロイターはこの発言を確認できていない。

<参考=「ロシア攻撃力が大幅低下、軍拠点30カ所を破壊=ウクライナ国防省」(REUTERS)>
(22/07/16)
<削除・23/12/10>


【閻魔大王】 2022/07/16 (Sat) 22:13

副題=ロシア軍、占拠した原発から砲撃か ウクライナ南部(日本経済新聞)

原子力発電所を砲撃したり、占拠したり。
だけで無く、そこから、砲撃したりの、ロシア軍は、狂てるです。

がしかし、
以降、その手の事も、想定すべきかと。

<写真>
ウクライナ南部のドニエプル川沿いのザポロジエ原発=共同



>ウクライナの原子力企業エネルゴアトムのペトロ・コティン総裁は15日、ウクライナ南部のザポロジエ原発にロシア軍がミサイルを配備し、砲撃しているとSNS(交流サイト)などで明らかにした。ロシア軍は反撃されにくい拠点とみている可能性がある。

>仏紙ルモンドが報じた。コティン氏は「ロシア軍は同原発から(ドニエプル川を挟んだ対岸の)ニコポリを砲撃している。緊張は日増しに高まっている」と表明した。

>ロシア軍が占拠した同原発は欧州最大級で、原子炉6基があり制圧された3月4日時点で5基が稼働停止や冷却中だった。重火器が配備され、ロシア兵約500人のほか弾薬を積んだトラックなども来ているという。

>英国防省は16日、激しい戦闘が続いてきたウクライナ東部について「ロシア軍の作戦の規模は小さくなったままだ」との分析を公表した。ウクライナ軍が東部ルガンスク州から撤退して防衛しやすい地点まで移動したことで、ロシア軍の勢いをそぐことに成功しているとの見方を示した。

>ハリコフ州のシネグボフ知事は16日、ロシア軍が同州内の町を15日夜に攻撃し、男女3人が死亡したとSNSに投稿した。住宅地や学校、商店が破壊されたとしている。

<参考=「ロシア軍、占拠した原発から砲撃か ウクライナ南部」(日本経済新聞)>
(22/07/16)


【閻魔大王】 2022/07/16 (Sat) 23:59

副題=ロシアのミサイル「7割は民間施設を標的」と非難…国防相が前線で攻撃強化を指示(読売新聞)

学校、病院、ショッピング・モールが砲撃されてるを示唆してるかと。
何よりも、住宅が破壊されてるですが。

>ウクライナ国防省の報道官は15日、地元テレビで、ロシア軍によるミサイル攻撃について、「標的の約7割は民間施設などに意図的に向けられている」との認識を示した。露軍による非軍事施設への無差別的な攻撃は、米欧などからも繰り返し指摘されており、人道上の懸念が一層強まっている。

>一方、露国防省は16日、セルゲイ・ショイグ国防相がウクライナ東部の前線を視察し、軍司令官らに各地での攻撃強化を指示したと発表した。民間人の犠牲が拡大する恐れがある。

>ショイグ氏は、攻撃強化の理由について、露軍が全域制圧を目指す東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)やほかの地域で、「ウクライナ軍による民間施設などへの大規模なミサイル攻撃を阻止する必要がある」と主張した。

>ウクライナ軍は、米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)などの重火器で、露軍の弾薬庫など約30か所を破壊したと戦果を強調。反撃を封じる意図があるようだ。

>ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は15日、SNSで、英国が供与した多連装ロケットシステム「M270」が到着したと明らかにした。M270はHIMARSの2倍に相当する12発の連射が可能だ。

>露軍は16日も広範囲な攻撃を展開した。各州知事のSNSによると、東部ニコポリで学校や集合住宅が集中砲火され、2人が死亡した。南部オデーサでは倉庫がミサイルで攻撃された。露軍が制圧を狙う東部ドネツク州コンスタンチノフカでも複数の民家が破壊された。

<参考=「ロシアのミサイル「7割は民間施設を標的」と非難…国防相が前線で攻撃強化を指示」(読売新聞)>
(22/07/16)


【閻魔大王】 2022/07/17 (Sun) 20:04

副題=露軍の砲撃数減少 兵站乱れが一因か 米研究所(産経新聞)

ハイマースによる攻撃が、奏効してるのか、ロシア軍の体制建て直しのためか<?>


>ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ側は16日、東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の露軍の弾薬庫など2カ所を米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」で破壊したと発表した。米シンクタンク「戦争研究所」は16日、「ドンバスで露軍の砲撃がここ最近、大幅に減っている」と指摘。ウクライナ軍が進めるハイマースでの兵站(へいたん)破壊戦術が露軍の戦闘力を低下させている一因だと分析した。

>戦争研究所は、米航空宇宙局(NASA)が世界中の熱源を公開しているサイト「FIRMS」を基に露軍の砲撃数を分析。今月10日ごろからドンバスでの砲撃が著しく減少しているとした。同研究所は要因として、ハイマースによる弾薬庫の破壊のほか、露国防省が今月上旬に表明した「戦力補充」のための攻勢の一時停止が影響している可能性があるとした。

>ハイマースは6月下旬にウクライナ軍が実戦投入し、南部などで露軍の弾薬庫や基地など30カ所以上を破壊したとされる。

>ただ、露国防省の今月16日の発表によると、ショイグ国防相は各方面の指揮官に対し、ウクライナ軍からの長距離攻撃を防ぐよう指示。事実上、ハイマースへの対処を命じたもので、戦争研究所は「攻勢再開の表明だ」との見方を示した。

>その上で同研究所は「露軍の砲撃の減少が戦闘力低下によるものか攻勢の一時停止によるものかは、今後数日間の戦況である程度、判明する」と予測した。

<参考=「露軍の砲撃数減少 兵站乱れが一因か 米研究所」(産経新聞)>
(22/07/17)


【閻魔大王】 2022/07/17 (Sun) 20:34

副題=英国の多連装ロケットシステム到着、ウクライナ国防相「戦場でHIMARSの良い相棒に」(Yahoo!ニュース・読売新聞)

英国からも、最新兵器到着。

<写真1>
英国の多連装ロケットシステム「M270」=ロイター(読売新聞)



<地図2>
(写真:読売新聞)(読売新聞)



>ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は15日に公開された英BBC(電子版)とのインタビューで、英国が6月上旬に供与を発表した多連装ロケットシステム「M270」の供給が開始されたと明らかにした。米国から供与された高機動ロケット砲システム(HIMARS)と共に露軍への攻撃を強化する構えも強調した。

>M270は3基がウクライナに到着しているといい、今後も増えるという。レズニコフ氏は15日、M270の写真をSNSに投稿し、「戦場でHIMARSの良い相棒になる。露軍は容赦しない」と強調した。

>ウクライナ軍の「損失のピーク」は5月で、その後、米欧からりゅう弾砲などの兵器供与を受け、「(戦況の)構図が徐々に変化し始めた」と述べた。

>一方、露軍は南部などへミサイルを使った攻撃を続けている。ミコライウ州当局は15日、同日朝に州都ミコライウに10発以上のミサイルが撃ち込まれたと発表した。市内の大学や住宅が被害を受けて4人が負傷したという。中部ビンニツァのオフィスビルなどへのミサイル攻撃の死者は23人になったという。

<参考=「英国の多連装ロケットシステム到着、ウクライナ国防相「戦場でHIMARSの良い相棒に」」(Yahoo!ニュース・読売新聞)>
(22/07/16)
<消滅・22/07/25>


【閻魔大王】 2022/07/18 (Mon) 18:44

副題=ウクライナ、米欧供与の高性能兵器を駆使 戦況占う新たな要因に(CNN)

ロシアは、米欧が、高性能兵器と共に、教官も派遣してるのではと。
イヤ、さもありなんと。
とは、思うです。

>ウクライナ軍が、欧米諸国が最近供与した高精度の命中率を誇る長距離砲などを駆使し、前線から遠く離れたロシア軍の指揮統制や後方支援の拠点、弾薬の集積場所に打撃を与える新たな戦闘能力を得た可能性が強まってきた。

>今後の戦況を占う上でも新たなかつ重要な要因になるとも受け止められている。

>ウクライナ東部や南部のドネツク、ルハンスク、ザポリージャやヘルソン各州では最近、ロシア軍の複数の占領地域で大規模な爆発が発生。衛星画像や西側諸国の分析では、標的への攻撃が非常に効果的になっているとした。

>ウクライナ軍は過去数カ月、西側の支援国に対し高精度の標的破壊能力を持つ長距離砲やロケット砲システムの譲渡を懇請。これらの兵器を入手した後、実戦に投入し、ウクライナ南部や東部で相当な戦果を上げているともみられる。

>ウクライナ軍はこれら兵器の効用について具体的には多くを明らかにしていない。

>ただ、ウクライナ内務省高官は13日、「とりわけウクライナが受け取った兵器の威力で過去2週間、兵器や燃料など貯蔵する倉庫を約24カ所で破壊出来た」と述べた。ロシア軍が保持する火力の強度に間違いなく影響を与えるだろうとした。

>ウクライナに対しては米国が高機動ロケット砲システム(HIMARS)を提供。米国とカナダはM777型榴弾(りゅうだん)砲、フランスが長距離榴弾砲「カエサル」も送っている。

>一方、ロシア外務省は14日、米国はウクライナに対し必要な諜報(ちょうほう)を伝え、教官もひそかに派遣してウクライナ東部ドンバス地方へのHIMARSを使った攻撃などで直接的に支援していると批判。教官は標的への正確な打撃を助けているとも反発した。

<参考=「ウクライナ、米欧供与の高性能兵器を駆使 戦況占う新たな要因に」(CNN)>
(22/07/17)


【閻魔大王】 2022/07/18 (Mon) 20:21

副題=ゼレンスキー氏「露軍、ミサイル3千発発射」 検察と保安局トップを解任「露に協力」(iza・産経新聞)

2月末から、現在まで、ミサイル3千発なら、少なく感じるです。
それにしても、どこの国にも、売国奴存在<!>

>ロシアによる侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は17日のビデオ声明で、侵攻開始以降に露軍がウクライナに発射したミサイルの数が「3千発を超えた」と表明した。また、ゼレンスキー氏は同日、ベネディクトワ検事総長と、治安機関であるウクライナ保安庁(SBU)のバカノフ長官を解任したことを明らかにした。ウクライナメディアが伝えた。

>ゼレンスキー氏は「(ミサイルとは異なり)露軍がわが国の領土と国民に発射した火砲などの砲弾の数は数えられない」と指摘。だが、「テロ行為の責任を取らせることは可能だ」とし、攻撃に関与した責任者らの刑事訴追を目指す考えを改めて示した。

>一方、ベネディクトワ、バカノフ両氏の解任の理由について、ゼレンスキー氏は「侵攻後、ロシアに協力する検察職員やSBU職員が多数出たことへの責任を取らせるためだ」と説明した。ゼレンスキー氏によると、現時点でロシアに協力した国家反逆罪などでの法務・治安当局職員らの刑事訴追件数は651件に上っている。また、60人以上の検察官とSBU職員が占領地域でロシアのために働いているとした。

>戦況を巡り、露国防省は17日、制圧を目指す東部ドネツク州で、米国からウクライナに供与された高機動ロケット砲システム「ハイマース」1基を破壊したと発表した。タス通信によると、ハイマースの破壊の発表は3基目。ただ、ウクライナ側は、過去の2基のハイマースの破壊発表を「虚偽だ」としている。

>ウクライナ軍参謀本部は17日、ドネツク州の交通の要衝バフムト方面に前進を図った露軍を撃退したと発表。露軍が同州の中心都市スラビャンスク東方のセベルスクの制圧を目指しているとする分析も公表した。

<参考=「ゼレンスキー氏「露軍、ミサイル3千発発射」 検察と保安局トップを解任「露に協力」」(iza・産経新聞)>
(22/07/18)


【閻魔大王】 2022/07/18 (Mon) 23:59

副題=ウクライナ軍、進軍阻止へ反撃 東部ドネツク巡り攻防(日本経済新聞)

ウクライナ軍、新兵器駆使で、反撃<!>

>ウクライナ軍は17日、東部ドネツク州バフムートへの進軍を試みるロシア軍を反撃により撤退させた。ウクライナメディアが伝えた。ロシアは東部ルガンスク州全域の制圧を宣言しており、隣接するドネツク州でも砲撃を繰り返すなど攻勢を強めている。

>ドネツク州との境にあるルガンスク州ビロホリフカ近郊で反撃しているという。ビロホリフカは今年5月、ロシア軍による空爆で学校に避難していた多くの民間人が犠牲になったことで知られる地域。要衝セベロドネツクとも近い激戦地の一つとされる。

>ロシア軍によるウクライナへの広範なミサイル攻撃は続いている。北東部の都市ハリコフでは17日にロケット砲が着弾し、ビルなどを破壊。16日から17日にかけては南部ミコライウで大規模なミサイル攻撃があった。ゼレンスキー大統領はロシア軍が破壊した幼稚園や学校、大学などの教育施設は2000カ所を超えると指摘している。

>一方、ギリシャ北部カバラ近郊で16日夜、ウクライナの航空会社「メリジアン」が運航する輸送機が墜落した。搭乗していた乗組員8人はウクライナ人で全員の死亡が確認された。操縦士がエンジンのトラブルを訴え、緊急着陸を求めていたという。

>ロイター通信によると、輸送機はセルビアからバングラデシュに向かっていた。セルビアのステファノビッチ国防相は、迫撃砲や訓練用の砲弾など計11.5トンを積んでいたと説明している。購入したのはバングラデシュ国防省で、ウクライナでの戦闘とは無関係とみられている。

<参考=「ウクライナ軍、進軍阻止へ反撃 東部ドネツク巡り攻防」(日本経済新聞)>
(22/07/18)


【閻魔大王】 2022/07/19 (Tue) 19:17

副題=ロシア国防相、米供与の高機動ロケット砲「HIMARS」破壊を指示(読売新聞)

>ロシア国防省は18日、セルゲイ・ショイグ国防相がウクライナ侵略作戦に参加する露極東地方の部隊司令官に対し、ウクライナ軍が持つ射程の長いミサイル発射装置を優先的に破壊するよう指示したと発表した。米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)が念頭にある。東部ドネツク州の親露派武装集団幹部は18日、年内に州全域制圧を実現する見通しを示した。

>露国防省は16日、ショイグ氏がウクライナ東部の前線を視察した際にも同様の指示を出したと発表しており、米欧供与の重火器に対するロシアの危機感を認めた形だ。

>ウクライナ軍はHIMARSで露軍の弾薬庫を攻撃しており、米政策研究機関「戦争研究所」は16日、衛星画像の比較に基づき、東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の前線で露軍の砲撃量が減少したとの見方を示した。露軍の補給が混乱している可能性がある。

>また露国防省は発表で、極東地方の部隊を「東部グループ」と呼び、ルスタム・ムラドフ氏を司令官として紹介した。これまでは、東部軍管区と呼んでおり、ムラドフ氏も別の管区の副司令官だった。戦況の長期化を受け、軍の再編や人事刷新を進めているとみられる。

>一方、ウクライナ国防省の情報総局幹部は16日、HIMARSをロシアが2014年に併合した南部クリミアに使う可能性を示唆した。大統領府顧問もクリミアとロシア本土を結ぶ「クリミア大橋」が標的になると語った。タス通信によると、ロシアのメドベージェフ前大統領は17日、実際に攻撃すれば「ウクライナは『終末の日』を迎えることになる」と述べ、猛反発した。

>また、戦争研究所は17日、露軍がドネツク州で攻撃を再強化したが、「制圧地域の拡大は確認されなかった」との見方を示した。ウクライナ非常事態庁によると、露軍は18日、ドネツク州中部の都市に砲撃し、6人が死亡した。

<参考=「ロシア国防相、米供与の高機動ロケット砲「HIMARS」破壊を指示」(読売新聞)>
(22/07/18)


【閻魔大王】 2022/07/19 (Tue) 20:26

副題=ウクライナ、南部の水力発電所攻撃 視察の露高官標的か(産経新聞)

>ウクライナに侵攻したロシアが南部ヘルソン州に設置した統治機関「軍民行政府」は18日、同州ノバカホフカの水力発電所がウクライナ軍に砲撃されたと発表した。警備員2人が死亡したが、施設は重大な損傷を免れたとした。露メディアが伝えた。同発電所には同日、プーチン露大統領の側近、キリエンコ露大統領府第1副長官が視察に訪れていたが、無事だったという。

>ウクライナ側は7月上旬、ロシアが制圧を宣言しているヘルソン州など南部の奪還作戦を本格化させると表明。11日にはノバカホフカの露軍の弾薬庫を米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」で破壊したと発表しており、18日の攻撃もハイマースの可能性がある。ウクライナ軍は最近、南部や東部でハイマースによる露軍の兵站(へいたん)破壊作戦を展開している。

>キリエンコ氏は侵攻開始後、東部の親露派武装勢力の実効支配地域や露軍が占領した地域の管理を担当。攻撃は同氏を狙ったものだった可能性もある。露外務省のザハロワ報道官は14日、「米国がウクライナ軍に情報を提供し、ハイマースの攻撃目標を指示している」と主張していた。

>国営ロシア通信は当初、キリエンコ氏が同発電所を視察していたと伝えたが、後に当該箇所を削除した。ただ、他の露メディアは攻撃がキリエンコ氏の発電所滞在中か、直後に行われたと伝えている。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は18日のビデオ声明で「露軍は兵站の喪失により占領地域の維持が困難になっている」と述べた。

>一方、露国防省は同日、ショイグ国防相が露軍司令部を訪れ、ウクライナ軍の長距離攻撃兵器の破壊を命じたと発表した。ハイマースなどを念頭に置いているとみられる。

<参考=「ウクライナ、南部の水力発電所攻撃 視察の露高官標的か」(産経新聞)>
(22/07/19)


<参考=NO.379 続24<ロシアのウクライナ侵攻>膠着<?>/されどのウクライナ軍やや優勢<?>
(22/08/12)