閻魔大王<NO.198>

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閻魔大王NO.199
426 続56<ロシアのウクライナ侵攻>内容交錯も、戦況活発に報道されるよになった。 閻魔大王 23/05/13
閻魔大王NO.197

NO.426 続56<ロシアのウクライナ侵攻>内容交錯も、戦況活発に報道されるよになった。<起稿 閻魔大王>(23/05/13)


【閻魔大王】 2023/05/13 (Sat) 23:44

<参考=NO.425 続55<ロシアのウクライナ侵攻>虚々実々の情報戦<!>/すでに、始まっていた<!>
(23/05/11)


副題=ウクライナが東部で反撃、ロシア軍司令部で大規模爆発…英ミサイル「ストーム・シャドー」か

再び、ウクライナの戦況が活発に報道されるよになったです。

<地図>



>ウクライナ軍報道官は12日、ロシア軍が全域制圧を狙う東部ドネツク州の要衝バフムト周辺で、過去3日間に約17平方キロ・メートルを解放したと強調した。米CNNも12日、ウクライナ軍の反撃を受けた露軍が市北郊で約5キロ・メートル後退したとの見方を伝えた。ウクライナ軍は大規模な反転攻勢の準備段階として、東部で反撃を強化し、露軍に揺さぶりをかけているとみられる。

>露国防省も12日の発表で、露軍部隊がバフムト北郊の貯水池周辺まで撤退したと認めた。ウクライナ軍はバフムト南西でも集落を奪還した。いずれも幹線道路に近く、補給が改善する。

>ウクライナ軍は、ドネツク州と隣接する東部ハルキウ州東端のクピャンスク方面などでも反撃を強めているとの情報がある。タス通信などによると、ロシアが一方的に併合した東部ルハンスク州の州都ルハンスク中心部で12、13の両日、露軍の司令部などで大規模な爆発が起きた。州都は最前線から約100キロ・メートル後方にある。露国防省は13日、ウクライナが、英国から供与を受けた長射程巡航ミサイル「ストーム・シャドー」を使ったと非難した。

>一方、ウクライナ空軍によると、13日に発射された露軍の無人機21機のうち、17機を迎撃した。首都キーウ周辺では全て迎撃したが、西部フメリニツキー州では医療施設などに被害が出て、州知事によると21人が負傷した。

<参考=「ウクライナが東部で反撃、ロシア軍司令部で大規模爆発…英ミサイル「ストーム・シャドー」か」(読売新聞)>
(23/05/13)


【閻魔大王】 2023/05/14 (Sun) 11:46

副題=プーチン氏、ワグネルのトップに直訴されるもつれなく対応か 米軍事機密文書が示唆(Yahoo!ニュース)

>バフムト周辺の領土の一部を奪還し、抗戦を続けるウクライナ軍。ロシア国防省は11日夜、バフムト周辺の支配地を失ったという報道は「事実と異なる」と否定したものの、翌12日にはバフムトの北郊からロシア軍が後退したことを認めた。プリゴジン氏は11日、“ロシア軍はバフムトの陣地から逃走した”と訴えていたが、同氏の訴えはロシア軍が後退を認めたことで証明されたようだ。

>ロシア軍の劣勢な状況も公然と明かすプリゴジン氏。先日、同氏はロシア兵の遺体を映し出す動画を投稿して弾薬不足を訴えたが、2月にも、類似した方法で、ロシア国防省に弾薬不足を訴えている。もっとも、その時は、動画ではなく、遺体の画像を投稿して弾薬不足を訴えていた。弾薬供給をめぐって、プリゴジン氏とロシア国防省の間で起きていた亀裂は、先日漏洩した米軍事機密文書の中でも示唆されているようだ。米紙ワシントン・ポスト電子版が伝えている。


>米機密文書が明かすプリゴジン氏と露国防省の摩擦
>機密文書によると、2月中ば頃までは、ロシア国防省はプリゴジン氏の弾薬の要求に応じていたようである。しかし、2月12日、ゲラシモフ参謀総長が、ワグネルへの弾薬供給と弾薬輸送のために予定していたフライトをストップするよう命じた。それに対し、プリゴジン氏のレトリックはエスカレートする。そのため、ロシア国防省はワグネルへの弾薬の供給を2倍にすると提案し、それについて公表することを望んだ。

>しかし、2月21日、ロシア国防省はプリゴジン氏の訴え(ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長がワグネルへの弾薬の供給を拒否し、ワグネルを崩壊させようとしていると訴えていた)は事実ではないと発言。

>そのため、プリゴジン氏は翌22日、兵士の遺体の画像とゲラシモフ参謀総長に宛てた2月17日付けの弾薬要求書を投稿するという反撃に出た。

>そんな反撃に出たからだろう、文書には「同日(22日)、プリゴジン氏は、プーチン大統領やジョイグ国防相とミーティングするよう呼び出されたとみられる」、「ミーティングは、少なくともある程度は、プリゴジン氏が公然と非難する問題や、その結果ジョイグ国防省との間で起きている緊張関係に関するものだった」と記されているという。もっとも、そのミーティングで、3者間でどのような話し合いが行われ、プリゴジン氏がこの時、弾薬を得ることができたのかは不明だ。


>プリゴジン氏より露軍側についたプーチン大統領
>また、プリゴジン氏は、このミーティング以前に、プーチン大統領にも直訴していた。文書には「このミーティングの前、プリゴジン氏は“2月半ば、プーチン大統領に、ワグネルの戦闘員を補充するために、引き続き受刑者を入隊させることを許可してほしいと懇願した”と主張した」とあるという。

>また、同氏は、プーチン大統領に、新たに動員されたロシア兵をワグネルに訓練させてほしいと申し出たり、ウクライナで戦う外国人戦闘員、特に、アフガン人を募集するよう依頼したりもしたという。

>もっとも、このプリゴジン氏の直訴に対して、プーチン大統領の対応はつれなかったと見られる。「プーチン大統領はプリゴジン氏に、これらの問題はロシア国防省と解決するようにと言い、ワグネルのトップよりも軍の側についた」と文書は述べているという。

>プリゴジン氏とロシア国防省の不和はすでに知られるところで、同氏が前線から撤退した場合、国家反逆罪となるとロシア国防省から脅されたと主張したことも報じられているが、プリゴジン氏とプーチン大統領の間にも不協和音が生じていたことを機密文書は示唆している。

>プリゴジン氏は、ウクライナ軍が猛攻しているからか反転攻勢はすでに始まっているとの見方も示しているが、足並みが揃わないロシア側が、イギリスから巡航ミサイル「ストーム・シャドウ」を供与されたウクライナ軍の反転攻勢にどう応戦するのか注目されるところだ。

>飯塚真紀子在米ジャーナリスト

<参考=「プーチン氏、ワグネルのトップに直訴されるもつれなく対応か 米軍事機密文書が示唆」(Yahoo!ニュース)>
(23/05/14)


【閻魔大王】 2023/05/14 (Sun) 15:34

副題=「ウクライナ軍の反攻、本当に始まったのか」プーチンやワグネルが疑心暗鬼に(JB)

「バフムートで戦ってきたワグネル・グループ創設者で「プーチンの料理番」ことエフゲニー・プリゴジンはゼレンスキー大統領の発言について自身のテレグラムで「ゼレンスキーはウソをついている。反攻は本格化している。バフムート方面ではウクライナ軍部隊が側面から進攻しており、残念ながら、いくつかの場所ではそれが成功している」と主張した。」

閻魔大王的にも、同感。
と、するのか、判断基準の違い<?>

かと、言うて、大部隊で、動けば、一気、攻め込まれるの可能性あるです。

<写真>
昨年12月、ウクライナとの戦闘で死亡した戦闘員の葬儀に姿を現したワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン(写真:AP/アフロ)



>(国際ジャーナリスト・木村正人)

>■ 「ウクライナ軍の猛攻に耐えられず、敵は最大2キロ後退した」

>[ウクライナ中部クリヴィー・リフ発]ウクライナ軍東部グループのオレクサンドル・シルスキー司令官は5月10日、テレグラムやフェイスブックにこう書き込んだ。

>「東部ドネツク州の激戦地バフムート方面で効果的な反撃を行っている。前線の一部で敵はウクライナ防衛軍の猛攻に耐えられず、最大2キロメートル後退した」

>「訓練されたロシア民間軍事会社ワグネル・グループの部隊を疲弊させ、ある地域ではあまり訓練されていないロシア正規軍の部隊と交代させた。敵を敗北させ退却させたのは防衛作戦の有能な遂行であった。ロシア軍は部隊を集中させ、5月9日(対独戦勝記念日)までにバフムートを攻略する意図を声高に発言していたにもかかわらず、攻略できなかった」

>「わが国の防衛軍は前線を保持し、敵の進攻を阻止している。バフムートの戦いは続いている。この戦闘で敵に強力な一撃を与え、ウクライナ軍の強さを示した第3分離突撃旅団の活躍は注目に値する。(『戦争論』の)カール・フォン・クラウゼヴィッツはかく語りき。“戦争は勝利のために戦うものだ”と。ウクライナに栄光あれ」(シルスキー司令官)


>「春の反攻」がついに始まったのか。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日、英BBC放送のインタビューにこう答えた。

>「(すでに到着している武器だけでも)われわれは前進し、成功できる。しかし多くの人々を失うことになる。それは受け入れ難いことだ。だから(すべての武器を)待たなければならない。まだもう少し時間が必要だ」


>■ 英国が射程250キロメートル以上のステルス性長距離ミサイルを供与

>北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は4月27日「同盟国とパートナーはウクライナに約束した戦闘車両の98%以上を提供した」と述べた。

>NATOは1550両以上の装甲車、230両の戦車、膨大な量の弾薬、その他装備品を供与し、合わせて9個以上の新しい装甲旅団(1旅団4000人)を訓練し、装備を終了させた。

>ゼレンスキー氏は「装甲旅団は準備万端だ。しかしウクライナ軍にはまだいくつか必要なものがある。その中にはまとまって到着しつつある装甲車も含まれる」と慎重な姿勢を見せた。エスカレーションを恐れる米国が長距離ミサイル供与をためらう中、英国はウクライナに複数の巡航ミサイル「ストームシャドウ」を提供したと米CNNが報じている。

>ストームシャドウは英仏が共同開発したステルス性長距離巡航ミサイルで通常、空中から発射される。射程は250キロメートル以上で、ウクライナが要求してきた米国製地対地ミサイル(ATACMS)の射程約300キロメートルにわずかに及ばない。戦争に「魔法の杖」はないものの、長距離ミサイルがウクライナに供与されたなら、戦況は大きく動く。

>CNNによると、英国政府はウクライナ政府からウクライナの領土内でしかストームシャドウは使わないとの確約を得ているという。これでロシア軍は弾薬庫や補給基地を前線から250キロメートル以上下げる必要に迫られ、「まさにゲームチェンジャー」(米軍高官)になるだろう。これまで米国が提供してきた武器の最大射程は約80キロメートルだった。


>■ 「血と命を代償に奪ってきた領土がほとんど戦いもせずに放棄されている」

>バフムートで戦ってきたワグネル・グループ創設者で「プーチンの料理番」ことエフゲニー・プリゴジンはゼレンスキー大統領の発言について自身のテレグラムで「ゼレンスキーはウソをついている。反攻は本格化している。バフムート方面ではウクライナ軍部隊が側面から進攻しており、残念ながら、いくつかの場所ではそれが成功している」と主張した。

>「われわれはバフムートを攻略するため、さらに進攻している。ウクライナ軍の計画は実行に移されている。われわれが攻め入りウクライナ軍を葬り、ウクライナ軍がわれわれを葬る。ウクライナ軍にとって今、バフムートを突破することが重要だ。次の狙いはザポリージャ州のロシア軍占領地域、ウクライナと国境を接するロシアのブリャンスク州とベルゴロド州だ」

>「まずワグネルが戦うバフムートをどうにかする必要がある。ウクライナ軍の攻勢は始まっており、訓練を受けた部隊は必要な武器、装備、戦車、その他すべてを受け取っている。彼らはすでにフル稼働している。彼らが戦力を試し、展開した後、北と南の両方が巻き込まれるだろう」

>「弾薬と砲弾の不足と飢餓にもかかわらず、ワグネルは戦闘任務を遂行し続けている。ロシア国防省の約束は何一つ履行されていない。バフムート側面の状況は最悪のシナリオ通りに展開している。何カ月も前から毎日何十メートル、何百メートルと戦友の血と命を代償に奪ってきた領土が今日、側面を保持するはずの人々によってほとんど戦いもせずに放棄されている」


>■ ロシア国防省「ウクライナ軍の攻撃を8回撃退し、敵の偵察行動を3回阻止」

>ワグネルの側面を担当するのはロシア正規軍の部隊だ。米シンクタンク、戦争研究所(ISW)によると、プリゴジンはウクライナ軍がバフムート周辺3キロメートルを奪還したと主張している。プリゴジンにはウラジーミル・プーチン露大統領やロシア国防省、ロシア軍の権威を揺さぶる一方で、戦闘に必要な武器弾薬をロシア軍からさらに引き出す狙いがある。

>対独戦勝記念日の5月9日、プリゴジンはロシアの将来世代に責任を持つ「幸せな祖父」の姿を嘲笑した。プリゴジンはプーチンを揶揄して「レッドライン」を越えた恐れがあるとの観測をクレムリンの情報筋はISWに示している。プリゴジンがバフムート攻略という「個人的な約束」を守れなかった責任を回避するためのレトリックとの見方もある。

>これに対して、ロシア国防省は11日、「一部のテレグラム・チャンネルで流れている交戦ラインのさまざまなセクションで防御が破られたとする情報は事実ではない」と、交戦ラインの一部で防御線が突破されたとの見方を全面否定した。特別軍事作戦の地域の状況はおおむねコントロール下に置かれていると強調した。

>ロシア国防省の“大本営発表”によると、ロシア軍の突撃部隊は11日午後10時現在、航空機と砲兵の支援を受けてバフムートの西部の解放を続けている。ドネツク地域のロシア軍は自陣地へのウクライナ軍の攻撃を8回撃退し、偵察行動を3回阻止した。ドネツク州マリノフカに向けたウクライナ軍の攻撃を撃退するための戦闘も現在行われているという。


>■ 大反攻の地ならしは始まった

>ウクライナ軍の反攻が始まったのか、それとも偵察・陽動作戦なのか。プーチンやプリゴジン、ロシア国防省、ロシア軍は疑心暗鬼になり、パニック寸前だ。攻めるウクライナ側は万全を期すため西側からの武器弾薬がすべて到着しているのを待ってきた。ロシア軍が攻勢を維持していた数少ない前線の一つ、バフムートでウクライナ軍が前進したことは大きい。

>ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は12日、バフムートでウクライナ軍が1週間かけて2キロメートル前進したとテレグラムに投稿した。激しい血みどろの戦いが続く中、バフムートはウクライナ戦争の象徴的な戦いになっている。マリャル次官は「この町は敵にとって最も重要であることが分かる。ほとんど神聖なものなのだ」と指摘する。

>「敵はバフムートについて成功したとされる話をし、わが軍の司令部に関する話を捏造している。敵は武器が不足しているという虚偽の情報を流している。これはおそらく現状を正当化するためのものだ。この1週間の実情は武器があるにもかかわらず、計画の実行に失敗し、兵員に大きな犠牲を出した。ウクライナ軍はバフムート方向に2キロメートル前進した」

>バフムートに象徴性はあっても戦略的な意味はそれほど大きくない。

>12日、ザポリージャ州からアゾフ海に抜ける要衝メリトポリの中心部で大きな爆発があったという。メリトポリはロシア本土とクリミア半島をつなぐ「陸の回廊」を分断する楔となるため、ウクライナ軍にとって「春の反攻」の主要ターゲットになっているのは明らかだ。ロシア軍占領地域でのパルチザンの動きも作戦に連動している。

>一方、ウクライナ空軍は11日に14回の空爆を行い、敵の兵力や軍備を集中的に攻撃した。ロシア軍の無人航空機(ドローン)9機を破壊し、砲兵部隊、弾薬倉庫、防空設備など数十の軍事目標を攻撃した。大反攻の地ならしはすでに始まっている。

<参考=「「ウクライナ軍の反攻、本当に始まったのか」プーチンやワグネルが疑心暗鬼に」(JB)>
(23/05/14)


【閻魔大王】 2023/05/14 (Sun) 19:22

副題=ロシア国防省「ウクライナが親ロ派支配地域にミサイル」(日本経済新聞)

ウクライナ軍が、ウクライナ領の親ロ派支配地域を攻撃するは、当然の事。

>ロシア国防省は13日、ウクライナ東部で親ロ派組織が実効支配するルガンスク州にウクライナがミサイル攻撃をしたと発表した。ウクライナ軍は激戦が続く東部ドネツク州の要衝バフムトで前進しているもようで、ロシア軍は局地的な撤退に追い込まれている可能性もある。

>東部ルガンスク州のミサイル攻撃について、ロシア国防省は「ウクライナ軍の戦闘機が12日夜にルガンスク市をミサイルで攻撃した」と通信アプリで公表した。「(英国が提供した長射程の巡航ミサイルである)ストームシャドーが使われた」と指摘。民間企業の工場や住宅で被害が出たと主張した。

>英国は11日にストームシャドーをウクライナに供与したと明らかにしていた。ストームシャドーの射程は250キロメートル超とされ、戦況を変える可能性が指摘されていた。

>ウクライナ軍はバフムトで前進しているもようだ。軍参謀本部は14日の発表で、バフムトと(ドネツク州)マリンカが引き続き戦闘の中心だと述べた。

>米シンクタンク、戦争研究所は13日の分析で「バフムトの南西でウクライナ軍が優勢になっているとの情報がある」とした。ロシア国防省は防衛の安定性を高めるためとしてバフムト北西の貯水池近郊に部隊を再配置したと12日に公表しており、局地的に撤退している可能性がある。

>一方で、ウクライナと国境を接するロシア西部のブリャンスク州では13日、ロシア空軍のスホイ戦闘機2機とヘリコプター2機が墜落した。ロシア紙コメルサントによると、4機はほぼ同時に墜落し、乗員は全員が死亡したという。

>コメルサントは専門家の見方として「敵の航空機やヘリコプターからの攻撃である可能性が高い」と指摘した。ウクライナ側の攻撃によるものかどうかは現時点では判明していない。

>ウクライナに近いロシア西部では貨物列車の脱線事故や燃料設備の火災が頻発しており、ブリャンスク州では1日と2日に脱線事故が発生、3日にはクラスノダール地方で燃料タンクが燃えた。ウクライナによる破壊工作の可能性が指摘されている。

<参考=「ロシア国防省「ウクライナが親ロ派支配地域にミサイル」」(日本経済新聞)>
(23/05/14)


【閻魔大王】 2023/05/14 (Sun) 22:29

副題=ロシア領内での、戦闘機2機、ヘリコプター2機が墜落の原因は<?>

ロシアは、当初、原因不明と発表。
別途には、戦闘機<ウクライナ軍>かと。

情報錯綜してたですが、ウクライナ軍が、関与否定。
要は、ロシアの防空システムであると。
さもありなんと。

>ロシア西部ブリャンスク州上空付近を飛行していたロシア空軍の戦闘機とヘリコプターの墜落に関し、ウクライナ軍のイグナット報道官は14日、自国軍の関与を否定した。ロシア軍の防空システムが撃墜したとの見方を示した。ウクライナのテレビ番組で述べた。

>ロシア紙コメルサント電子版は13日、ウクライナと国境を接するブリャンスク州でスホイ戦闘機2機とMi8ヘリコプター2機が墜落し、乗員全員が死亡したと伝えた。ウクライナ側による攻撃との見方が出ていた。

>イグナット氏は、墜落したのは戦闘機2機とヘリコプター3機の計5機だとも述べた。

<参考=「ロシア戦闘機墜落、関与を否定 ウクライナ軍」(共同通信)>
(23/05/14)


【閻魔大王】 2023/05/14 (Sun) 23:03

副題=ドイツが積極的支援<!>

ロシアでは、ドイツに対するの戦勝記念をやられてまして。

<写真>
14日、ベルリンで記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領(左)とドイツのショルツ首相=AP



>ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、近く見込まれているロシアに対する反転攻勢について「成功する準備ができている」と述べた。訪問先のベルリンで、ドイツのショルツ首相との会談後、共同記者会見で語った。

>両首脳は、ロシアの侵攻を巡る情勢について協議した。ゼレンスキー氏は、ドイツによる27億ユーロ(約4000億円)規模の追加兵器支援について「非常に重要で強力だ」と謝意を表明。ショルツ氏も「今後数年間の支援を確実にする」と語り、長期的に支えると約束した。

>ゼレンスキー氏は独西部アーヘンで欧州統合に貢献した人物を表彰する「カール大帝賞」の授賞式に参加し、同賞の授与を受ける予定。

>ゼレンスキー氏の訪独はロシアによるウクライナ侵攻後初めてで、シュタインマイヤー独大統領とも会談した。13日にはイタリアを訪問し、メローニ首相やフランシスコ・ローマ教皇と面会した。

<参考=「ウクライナ大統領、対ロシア反転攻勢「成功の準備ある」」(日本経済新聞)>
(23/05/14)


【閻魔大王】 2023/05/15 (Mon) 08:49

副題=張り子の虎か、ウ軍反攻に備えロシア構築の防御線に「背後はガラ空き」の指摘(JB)

<写真1>
5月9日、モスクワの赤の広場で行われた対独戦勝記念日の軍事パレードに登場した戦車は旧式のT-34の一両のみだった(写真:新華社/アフロ)



<写真2>
クリヴィー・リフで行われた戦死者を追悼する集会(5月8日、筆者撮影)



<写真3>
ウクライナ戦争の犠牲者に花を手向けるクリヴィー・リフの市民(同)



>(国際ジャーナリスト・木村正人)

>■ プーチン「祖国に対して再び本当の戦争が解き放たれた」

>[ウクライナ中部クリヴィー・リフ発]ウクライナ侵攻から2回目の対独戦勝記念日を迎えた5月9日、モスクワの赤の広場では軍事パレードが実施され、ウラジーミル・プーチン露大統領は「文明は決定的な転換期を迎えた。祖国に対して再び本当の戦争が解き放たれた」と対ウクライナ特別軍事作戦の正当性を改めて強調したが、見通しは全く示せなかった。

>ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの首脳がプーチンとともにパレードに出席し「多極化した世界秩序」を演出。しかし中央アジア諸国の首脳たちは当初出席を渋り、逆に足並みの乱れを際立たせた。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は「体調不良」を訴え、別行動を取った。

>軍事パレードに参加した戦車は第二次世界大戦時のソ連製T-34型1両のみ。「プーチンとクレムリンは嘲笑された。年に一度のこのイベントでは通常、数千人のロシア兵が数百台の軍用車両を従えて赤の広場を行進する」と米誌フォーブスは皮肉った。安全保障上の懸念からパレードは大幅に縮小され、少なくとも他の20都市でパレードそのものが中止された。

>同誌によると、「赤の広場」での軍事パレードに参加したのは軍人ではなく士官候補生や軍事大学の学生とされる1万人弱の部隊と約125両の装備にとどまった。

>プーチン殺害のためウクライナ軍が大統領公邸にドローン攻撃を仕掛けたとロシア側が非難している問題の影響か、恒例の赤の広場上空でのロシア軍機によるフライパスト(儀礼飛行)も中止された。

>「モスクワのパレードには最新の戦車も歩兵戦闘車も航空隊もなかった。10分もかからないロシア史上最小のパレードだった。イスカンデル(短距離弾道ミサイル)、アルマータ(第4世代主力戦車T-14)、軍用機もない。ロシア国防省は例年とは異なりパレード参加者の情報を公表していない」とウクライナ内相顧問アントン・ゲラシチェンコ氏はツイートした。

>ロシア民間軍事会社ワグネル・グループ創設者エフゲニー・プリゴジンも「祖父が完全なバカだと判明した場合、ロシアと将来の世代はどうすべきか。どうすればロシアは勝利できるのか」と尋ねた。「赤の広場で見せびらかすのをやめるべきだ」とプーチンへの口撃をエスカレートさせた。プーチンの権威失墜はもはや覆い隠せなくなった。


>■ ウクライナ軍発表「ロシア軍は侵攻前に配備していた以上の戦車を失った」

>ウクライナ軍発表では、ロシア軍は侵攻前に配備していた主力戦車約3300両を上回る3734両を失ったとされる。ウクライナ軍関係者は筆者にこう指摘した。

>「ロシア軍はもはや張り子の虎だ。陽動作戦を用いなくても本丸のメリトポリを奪還するためザポリージャ州の手薄なところから反攻に出ただけで一気に崩壊する。今後6週間のうちに結果が出る」

>塹壕、対戦車溝、「竜の歯(装甲車を妨げる鉄筋コンクリートの障害物)」、機関銃を設置したコンクリートの陣地、バンカーによる幾重もの防御線を構築しても、その背後がガラ空きだと軍関係者は語る。米紙ニューヨーク・タイムズは、ロシア軍占領地域では住民に避難命令が出て大混乱に陥り、ガソリンや食料がなくなり、ATMから現金が消えたと報じた。

>米国側の発表では、ロシア軍は東部ドネツク州バフムートなどで過去5カ月間に2万人以上の死者と約8万人の負傷者を出した。ナチスドイツに打ち勝った「大祖国戦争」では2700万人が亡くなった。9日の戦勝記念日では、「大祖国戦争」を戦った家族の写真を胸に国中の人々が行進する「不滅の連隊」も中止された。

>「安全上の理由から他の形式で開催される」と当局から説明があったものの、ウクライナで戦死した兵士の遺影を胸に多くの家族が行進するのを避けるためとの見方が強い。そんな中、プーチンは戦勝記念日の演説で「ナチズムから人類を救った父、祖父、曾祖父に敬意を表する。われわれもドンバスの住民を守り、われわれの安全を確保する」と強弁した。


>■ プーチン「米欧の目的はわが国の崩壊と破壊を達成することだ」

>プーチンは「米欧のグローバリストやエリートはいまだに自分たちの例外性を口にしている。彼らは人々を互いに対立させ、社会を分裂させ、流血の紛争やクーデターを誘発し、ロシア恐怖症の憎悪をまき散らし、攻撃的なナショナリズムが人間を人間たらしめる家族の伝統的価値観を破壊する」と口撃の矛先をいつものように米欧の自由民主主義に向けた。

>「米欧の目的はわが国の崩壊と破壊を達成することだ。第二次世界大戦の結果を覆し、世界的な安全保障と国際法のシステムを最終的に破壊することだ。過度の野心、傲慢さは必然的に悲劇を招く。ウクライナの人々は、クーデターとそれに基づいて誕生した米欧の支配者たちの犯罪的な政権の人質になってしまった。交渉の材料にされてしまった」

>プーチンは「日本の軍国主義との戦いにおける中国の戦士たちの武勲を記憶し、記念する。共通の脅威との闘いの中で得た連帯の経験がかけがえのない遺産であり、強い支柱である。より公正な多極化世界に向けて不可逆的なステップが踏まれている。祖国の運命を左右する戦いは常に国家的で神聖なものだった」と隙間風が吹く中露連携を強調してみせた。

>「特別軍事作戦の最前線で戦う人、負傷者を救助している人すべてを誇りに思う。皆さんの戦闘行為に勝る大義はない。わが国の安全保障はあなたにかかっている。われわれの国家と国民の未来はあなたにかかっている。あなたは名誉ある軍務を果たし、ロシアのために戦っている」とプーチンはウクライナ戦争を大祖国戦争にだぶらせ、長期戦への我慢を強いた。


>■ 5月8日を「ナチズムへの勝利と追悼の日」に

>これに先立つ8日、筆者が滞在するクリヴィー・リフでは戦勝記念施設の英雄モニュメントに花が手向けられた。戦死したウクライナ兵を追悼するため市民は教会の鐘楼にろうそくの火を灯した。クリヴィー・リフには第二次世界大戦に従軍した18人を含む、約2500人の退役軍人が暮らしている。

>クリヴィー・リフの軍政トップ、オレクサンドル・ビルクル氏は「祖父と曾祖父はナチズムを打ち破り、われわれは人種差別を打ち破る。第二次世界大戦の退役軍人に敬意を表し、21世紀に入り、勇敢にもウクライナを守るために立ち上がった兵士たちの偉業に頭を下げる。必ず勝利する。破壊されたものを再建、修復し、国家と故郷を発展させ続ける」と話した。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、この日を「1939~45年の第二次世界大戦におけるナチズムへの勝利と追悼の日」とする法案をウクライナ最高議会に提出した。「800万人のウクライナ人を含む何百万人もの人々の命が奪われた。占領と残虐行為、血なまぐさい戦闘と爆撃、封鎖と大量処刑、ホロコーストがわれわれの地にもたらされた」

>「世界のほとんどの国がナチスに対する勝利の偉大さを記憶するのは5月8日だ。世界は命を守り抜いたすべての人々を称賛する。解放された領土でナチスの旗を投げ捨てた人、強制収容所の門を開けた人、国々に自由を取り戻し、ナチスの悪を破壊し、非難した人たちを。ドイツ国防軍の無条件降伏法が発効したのは1945年5月8日だった」(ゼレンスキー氏)


>■ ゼレンスキー氏「平和を回復できるのは時間の問題」

>その時、モスクワは時差の関係ですでに午前零時を過ぎていたため、ロシアの戦勝記念日は翌9日になった。8日を「ナチズムへの勝利と追悼の日」にすることで欧州の一員としての独立国家ウクライナを強調し、プーチンを孤立させる狙いがゼレンスキー氏にはある。

>「ナチズムに対する勝利に対するウクライナ国民の貢献を決して忘れない」と同氏は力を込めた。

>「残念ながら悪は戻ってきた。当時のように悪はわれわれの都市や村に押し寄せ、今も同じことが繰り返される。悪はわれわれの人々を殺し、今も同じことが繰り返される。今は別の侵略者だが、目的は同じ奴隷化か破壊だ。第二次世界大戦と同じように悪に立ち向かうのはウクライナだけではない。自由世界全体とともに悪と戦うのだ」

>ゼレンスキー氏は「80年前と同様、われわれは自由な国々の共通の力に頼り、彼らとともに悪に屈しない自由な欧州の一員であることを知っている。自由な欧州とともに5月9日はウクライナで『欧州の日』を祝う。統一された欧州、その基礎となるのは平和であるべきだ。これからもそうだ」と語った。

>9日、ゼレンスキー氏は「20世紀と21世紀の残忍な侵略の共通点を見れば見るほど、その流れに感謝する。欧州の一員であるウクライナのために持続可能で公正な平和を回復できるのは時間の問題だ。78年前と同じように現在の侵略者が敗れるのは時間の問題だ。ロシアの失地奪回主義が自由世界の力によって打ち砕かれるのは時間の問題だ」と自信を漲らせた。

<参考=「張り子の虎か、ウ軍反攻に備えロシア構築の防御線に「背後はガラ空き」の指摘」(JB)>
(23/05/12)


【閻魔大王】 2023/05/15 (Mon) 11:29

副題=ウクライナ、バフムト周辺で陣地10カ所以上奪取か 露軍大佐2人戦死(産経新聞)

最前線で、ロシア軍大佐が2人戦死。
ウクライナ軍が、陣地10箇所以上、奪取で、まだ、反撃には出てない<?>

>ロシアの侵略を受けるウクライナのマリャル国防次官は14日、最激戦地の東部ドネツク州バフムト周辺で「陣地10カ所以上を露軍から奪取した」と交流サイト(SNS)で発表した。マリャル氏は13日には「ウクライナ軍がバフムト方面で2方向から前進している」と説明。バフムトは一時、露軍による制圧が近いとの観測が強まったが、最近はウクライナ軍が同市や周辺で反撃し、露軍を後退させているとみられている。

>露国防省は14日、バフムト方面でウクライナ軍が大規模な攻撃作戦を試みているとした上で、「全て撃退し、防衛線は破られなかった」と主張した。一方、バフムト方面で部隊指揮を担っていた大佐2人が戦死したとも明らかにした。

>ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問はバフムト方面での反撃について、同国軍が近く着手するとの観測が出ている本格的な反攻作戦の「序章」だと指摘した。ドイツメディアへのインタビューでの発言を14日、ウクライナメディアが伝えた。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、前日のイタリアに続いてドイツを訪問し、同国のショルツ首相と会談。軍事的・経済的支援に謝意を表明した。会談後の共同記者会見でゼレンスキー氏は「今年、われわれはロシアの敗北を取り返しのつかないものにする」と表明。領土奪還を続ける意思を示した。ロイター通信によると、ショルツ氏は「必要な限りの支援を続ける」と改めて約束した。

<参考=「ウクライナ、バフムト周辺で陣地10カ所以上奪取か 露軍大佐2人戦死」(産経新聞)>
(23/05/15)


【閻魔大王】 2023/05/15 (Mon) 18:33

副題=ワグネル創設者「ロシア軍機4機を撃墜したのはロシア軍」?(Newsweek)

ロシア軍が、意図的に、なら、大問題。
ケアレス・ミスなら、あほう丸出し。

><ロシアの戦闘機2機と輸送ヘリ2機がウクライナ国境近くで墜落。ウクライナ軍の反攻かと思いきや、ワグネル創設者のプリゴジンは同胞の仕業だと示唆した>

>ウクライナ国境近くのロシア領内でロシア軍機が相次いで「墜落」したのは自軍に撃墜されたのではないか──ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジンがそんな可能性を示唆している。

>ロシアの国営メディアは5月13日、ウクライナとの国境に近いロシアのブリャンスク州でロシア軍機4機が撃墜されたと伝えた。またロシア紙コメルサントは、撃墜されたのはスホーイSu34戦闘機とスホーイSu35戦闘機がそれぞれ1機、Mi8輸送ヘリコプター2機だったと伝えている。ウクライナは関与を否定している。

>プリゴジンはもともとロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近だったが、ウクライナ侵攻が思うように進まない中で両者の緊張は高まっている。そして13日、プリゴジンはロシア軍機を撃墜したのはロシア軍だと匂わせる発言をした。

>プリゴジンはメッセージアプリのテレグラムの自身のチャンネルへの投稿で、4機の撃墜地点から描いた半径20キロの円の中心にありそうなのは、ロシアとウクライナどちらの防空システムだろうか、と問いかけた。

>ロシア側は「エンジントラブル」説も
「4機の墜落地点を囲む円を描くと、円の直径は40キロメートルになる。つまり円の半径は20キロメートルだ」とプリゴジンは書いた。「次にインターネットで、どんな種類の対空兵器がこの円の中心にあるかを調べてみるといい。自ずと答えは出る。私は知らないが」

>本誌はロシア国防省に電子メールでコメントを求めたが回答は得られていない。

>ウクライナ空軍の報道官は14日にテレビ出演し、撃墜したのはロシアの防空システムかも知れないと述べた。

>コメルサントは撃墜された戦闘機2機は「ウクライナのチェルニヒウ州の標的に向けてミサイル攻撃と空爆を行う予定だったとみられる」と伝えている。また、2機は「ほぼ同時に」墜落したという。ただしロシア当局は沈黙したままだ。

>ブリャンスク州のアレクサンドル・ボゴマズ知事はテレグラムで、ヘリコプター1機がクリンツィの町に墜落し、女性1人がけがをしたと明らかにした。ロシア国営タス通信は、墜落の原因はエンジントラブルだったとの当局の見方を伝えている。

>「元側近」とプーチンの間の緊張は高まるばかり
>プリゴジンはかつて「プーチンの料理人」とあだ名されるほどプーチンと近い関係にあったが、両者の関係はこの数カ月、ギクシャクしている印象だ。その一方でウクライナ侵攻におけるワグネルの役割は、冬を通して拡大してきた。

>ワグネルはロシア軍とともにウクライナ東部ドネツク州の都市バフムトを陥落させようと戦ってきた。ところが、弾薬が十分に供給されないならワグネル部隊は撤退すると表明したことで、プリゴジンとプーチンとの関係は緊張の度を増している。

>ウクライナ侵攻の膠着状態をめぐってプーチンに対する反発も生まれている中で、プリゴジンが政治的野心を露わにしていることも緊張を高める原因になっている。

>アンドリュー・スタントン

<参考=「ワグネル創設者「ロシア軍機4機を撃墜したのはロシア軍」?」(Newsweek)>
(23/05/15)


【閻魔大王】 2023/05/16 (Tue) 00:16

副題=ロシア領内えの攻撃」を、ウクライナが検討、発案なるは、当たり前の事。

「米紙ワシントン・ポストは13日、ゼレンスキー氏が今年1月にロシア領内への攻撃や都市の占拠を提案していたと報じた。米国で流出した機密文書に米情報機関の傍受内容が含まれていた。同機関はゼレンスキー氏がロシアとの交渉を優位に進めることを狙ったと分析した。」


>ウクライナが東部ドネツク州の要衝バフムトで攻勢を強めている。ウクライナ軍は14日までにバフムト周辺の複数のロシア軍制圧地域を奪還したとみられる。ゼレンスキー大統領は大規模反攻を前に欧州を訪問し、英独仏などから追加の軍事支援をとりつけた。

>ウクライナのマリャル国防次官は14日、通信アプリに「バフムトの北側と南側で10以上のロシア軍陣地を制圧した」と投稿した。バフムトの西側に陣取っていたウクライナ軍は都市を包囲する形で進軍し、ロシア軍の拠点制圧を進めているもようだ。

>ロシア国防省は同日、バフムトの防衛戦で司令官クラスの軍幹部2人が死亡したと発表した。12日には防衛力を高めるためバフムト北西の貯水池近くに部隊を再配置したと明らかにしており、局地的に撤退を進めている可能性がある。

>ロシアが実効支配する東部ルガンスク州では12日から13日にかけてミサイル攻撃があった。ロシア国防省は「ウクライナ軍の戦闘機が12日夜にルガンスクをミサイルで攻撃した」と通信アプリで公表し、英国が供与した長射程の巡航ミサイル「ストームシャドー」による攻撃だと指摘した。

>ストームシャドーの射程は250キロメートル超とされる。米国がウクライナに供与した高機動ロケット砲システム「ハイマース」に比べて射程が長く、戦況を大きく変える可能性があるとみられている。

>ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク州では13日、ロシア空軍のスホイ戦闘機2機とヘリコプター2機が墜落した。ロシアメディアによると4機はほぼ同時に墜落し、乗員は全員が死亡した。ウクライナ側は関与を否定している。

>ゼレンスキー氏は15日に英国を訪問し、スナク首相と追加の武器供与などを協議した。ゼレンスキー氏は会談終了後、記者団に反転攻勢の時期について「もう少し時間が必要だ。それほどかからない」と答えた。

>14日にはドイツやフランスで相次ぎ首脳会談に臨んだ。ドイツのショルツ首相は記者会見で「支援の手を緩めることはない」と述べ、27億ユーロ(約4000億円)規模の軍事支援を表明した。マクロン仏大統領は共同声明で、フランスが数週間以内に仏製「AMX10RC」を含む装甲車数十台を供与すると明らかにした。

>米紙ワシントン・ポストは13日、ゼレンスキー氏が今年1月にロシア領内への攻撃や都市の占拠を提案していたと報じた。米国で流出した機密文書に米情報機関の傍受内容が含まれていた。同機関はゼレンスキー氏がロシアとの交渉を優位に進めることを狙ったと分析した。

<参考=「ウクライナ「東部で敵陣制圧」 ゼレンスキー氏は訪欧」(日本経済新聞)>
(23/5/15)


【閻魔大王】 2023/05/16 (Tue) 09:28

副題=「撤退ならロシア軍の場所教える」 ワグネルがウクライナに提案か 米紙(Yahoo!ニュース・時事通信)

米紙、この場合、「ワシントン・ポスト」なれどの、すっきやねえ。

言うたら、教えて呉れるの、ロシア軍の場所が、正確か、偽かが、わからんです。
まあ、言うたら、正確であっても、現在のか、過去かと。過去も、何時間か、何日前かと。

>米紙ワシントン・ポスト(電子版)は14日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が、ウクライナ国防省情報総局に「東部ドネツク州の激戦地バフムトから撤退すれば、ウクライナ軍が反撃できるようロシア軍の居場所を教える」と取引を持ち掛けていたと報じた。

>通信アプリ「ディスコード」で流出した機密文書で判明したという。

>同紙によると、プリゴジン氏は担当するバフムト制圧に執着し、今年1月に知人を通じて国防省情報総局に取引を提案したが、拒否された。機密文書によれば、同氏はロシアの侵攻開始後もウクライナ側とひそかに関係を維持し、電話したり、アフリカの一国で接触したりしていたとされる。 

<参考=「「撤退ならロシア軍の場所教える」 ワグネルがウクライナに提案か 米紙」(Yahoo!ニュース・時事通信)>
(23/05/15)
<消滅・23/06/02>


<参考=NO.427 続57<ロシアのウクライナ侵攻>本格的反攻するに、欧州からの支援確保<?>
(23/05/16)