閻魔大王<NO.207>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.208
435 続65<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/ワグネルの動きで、混沌化 閻魔大王 23/06/24
閻魔大王NO.206

NO.435 続65<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/ワグネルの動きで、混沌化<起稿 閻魔大王>(23/06/24)


【閻魔大王】 2023/06/24 (Sat) 17:16

<参考=NO.434 続64<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻開始<!>/どちらが優勢<?>
(23/06/18)


副題=プーチン大統領「我々は裏切りに直面している」 プリゴジン氏の“軍事施設掌握”など受け演説、「反乱」と非難(日テレNEWS)

プーチンが大統領として、演説。
その映像が、放映で、プリゴジンに対し、「「反乱」だと非難した上で「関与したものは全員罰せられる」と、明言したが故、さての、どなるやと。

<映像>
プーチンの演説



>ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、プリゴジン氏がロシア南部の主要都市ロストフナドヌーにある軍事施設などを掌握したことを受け、プーチン大統領は会見で「我々は裏切りに直面している」「ロストフナドヌーの状況を安定させるために徹底的な行動をおこす」と述べました。

>プーチン大統領はまた、プリゴジン氏の行動を「反乱」だと非難した上で「関与したものは全員罰せられる」とのべ徹底して押さえ込む姿勢を強調しました。

<参考=「プーチン大統領「我々は裏切りに直面している」 プリゴジン氏の“軍事施設掌握”など受け演説、「反乱」と非難」(日テレNEWS)>
(23/06/24)


【閻魔大王】 2023/06/24 (Sat) 18:04

副題=ロシア国防次官がプリゴジン氏説得 「軍施設掌握」は偽情報か(時事通信)

当記事、プーチン君演説以前。

>ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日、南部ロストフ州ロストフナドヌーにあるロシア軍南部軍管区司令部で、エフクロフ国防次官と会談した。ワグネルの系列メディアがSNSに投稿した。「軍事クーデター」のまね事をやめるよう、国防省が説得を試みているとみられる。

>その直後、プリゴジン氏はSNSで動画を公表。ワグネルが「(州内の)飛行場を含む軍事施設を掌握した」と主張したが、事実と確認されていない。動画の背景には、南部軍管区司令部の軍人や職員らが平穏に歩く様子が映り込んでおり、プリゴジン氏が「偽情報」を発信している可能性もある。

<参考=「ロシア国防次官がプリゴジン氏説得 「軍施設掌握」は偽情報か」(時事通信)>
(23/06/24)


【閻魔大王】 2023/06/24 (Sat) 18:34

副題=プーチンの元料理人プリゴジン君率いるのワグネルが、ロシア軍と、対峙<!>

当記事、プーチン君の演説以前。


で、
ワグネルの、武器弾薬、食料は続くのか<?>
呼応する者、団体が出現するのか<?>

当映像からは、ワグネルは、国民から、支持されてるの気配、感じられるです。


さての、
一部情報では、片方では、ウクライナ軍が支援してるの噂もあるです。
さもなくばの、安易には、ロシア軍と、対峙出来ず。

元料理人の言として、プーチン大統領は、軍の奴等に騙されてると、言うてるです。騙されて、ウクライナ侵攻したと。

の上で、プーチン君の演説では、「関与したものは全員罰せられる」と明言。


<映像>
ロストフ州での、ワグネルの戦車



>プリゴジン氏が率いる民間軍事会社「ワグネル」とロシア軍の戦闘がロシア国内で続いているとみられます。

>地元メディアはウクライナと国境を接するロストフ州で、南部軍管区の本部や警察署、行政庁舎などが武装勢力によって占拠されたと報じています。

>また、街中を戦車や装甲車が通過する映像がSNS上に多く投稿されています。

>また、知事が住民への外出を控えるよう呼び掛けました。

>プリゴジン氏は新たに公開した音声メッセージでロシア軍のヘリを撃墜したと主張し、「抵抗するものは直ちに破壊する」と改めて警告しました。「私たちを滅ぼすことはできない。私たちには目標がある。2万5000人全員が死ぬ準備ができている」などと述べています。

<参考=「“武装勢力がロストフ州で庁舎占拠”ワグネル、ロシア軍と戦闘中か」(朝日放送)>
(23/06/24)
<消滅・23/07/25>


【閻魔大王】 2023/06/24 (Sat) 23:27

副題=ワグネル武装蜂起?ロシア軍に報復示唆 大規模クーデター発展の可能性は(TV朝日)


<映像>
ワギネル創設者プリゴジン。



>ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ・プリゴジン氏は、ロシア軍から攻撃を受けたとして報復を示唆し、ロシア南部の主要都市の軍事施設を制圧したと主張しました。ウクライナ侵攻を巡って混迷を深めるロシアで、大規模な軍事クーデターにつながっていくのでしょうか。


>■プリゴジン氏「軍事施設制圧した」

>SNS上に次々と投稿されている戦車や装甲車。場所はウクライナと国境を接するロシア、ロストフ州とみられています。

>ロスフト州では地元メディアが武装勢力によって南部軍管区の本部や警察署、行政庁舎などが占拠されたと報じています。その武装勢力を率いているとみられるのは…。

>ワグネル創設者・プリゴジン氏:「我々はロストフナドヌーで飛行場を含む軍事施設を制圧した」

>ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏です。ロストフ州の軍事施設を制圧したとしています。また、戦闘員がロストフ州に入った際には兵士や警察などがうれしそうに出迎えたと主張しています。

>ワグネル創設者・プリゴジン氏:「これは正義の行進です。私たちの行動は軍の行動を妨げるものではありません。軍の大多数は私たちを熱烈に支持しています」

>その反面、抵抗するものには警告をしています。

>ワグネル創設者・プリゴジン氏:「抵抗するものは脅威とみなし、直ちに破壊する。私たちは2万5000人がおり、この混乱がなぜロシアで起きたのか解明するつもりだ」

>プリコジン氏はロシア軍のヘリを撃墜したとも主張しています。これに対し…。

>ロシア軍参謀本部・アレクセーエフ情報総局副長官:「これは国家クーデターだ」


>■ロシア当局は捜査着手 海外も速報

>また、FSB=ロシア連邦保安庁はプリゴジン氏が武装反乱を呼び掛けたとして捜査を開始しました。地元メディアは、サンクトペテルブルクの「ワグネル」本部に治安部隊が入ったと報じています。

>緊迫しているロシア情勢は世界でも速報で伝えられています。

>CNNキャスター:「速報です。ロシア情勢で事態が急変しています。ロシアの情報当局者はプリゴジン氏がクーデターを企てていると非難しています」

>中国メディアもロシアのタス通信などを引用する形で速報で報じました。

>一部メディアでは、首都モスクワでも治安部隊に緊急招集がかかり、厳戒体制に置かれていると伝えています。


>■侵攻めぐり対立 ワグネル報復示唆

>今、ロシア国内で何が起きているのでしょうか。プリゴジン氏はこれまでも度々ショイグ国防相やロシア国防省を痛烈に批判してきました。ショイグ国防相がワグネルなど非正規軍事組織に対し、7月1日までに国防省の傘下に入ることを求める命令を出した際には、プリゴジン氏は拒否。双方の対立は先鋭化していました。そんななか…。

>ワグネル創設者・プリゴジン氏:「ロシア国防省は我々を後方からロケット弾で攻撃した。膨大な数の我が国の戦闘員が殺された」

>プリゴジン氏は、ロシア軍指導部がワグネルの軍事キャンプを攻撃し、「膨大な数」の戦闘員を殺害したと非難していました。ロシア国防省は、軍がワグネルを攻撃したというプリゴジン氏の情報は嘘だと否定しています。


>■大規模クーデター 発展の可能性は…

>果たして、プリゴジン氏の狙いは何なのでしょうか。元ANNモスクワ支局長・武隈氏によると…。

>元ANNモスクワ支局長・武隈喜一氏:「ロシア軍のなかで戦っている兵士たちをワグネル側につけて、ショイグ(国防相)とゲラシモフ(参謀総長)の一掃を図る。新しい軍、自分たちが中心になったロシア軍を作ることが目的だと思う。ロストフの後は、首都モスクワに進軍を続けたい希望はあると思う」


>大規模な軍事クーデターに発展する可能性は…。

>元ANNモスクワ支局長・武隈喜一氏:「今のワグネルの兵力では、今のロシア軍を相手にしてはとても無理な攻撃だと思います。あと2日、3日…ロシア軍との戦闘のなかでワグネルが殲滅(せんめつ)されていく動きになっていくんじゃないかと思う」

>一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ワグネルの攻撃はウクライナでのロシアの戦争に重大な影響を与えるだろうと伝えています。

<参考=「ワグネル武装蜂起?ロシア軍に報復示唆 大規模クーデター発展の可能性は」(TV朝日)>
(23/06/24)
<消滅・23/07/25>


【閻魔大王】 2023/06/24 (Sat) 23:54

副題=背景に軍内部の確執 ウクライナ戦況に影響も 神戸学院大・岡部芳彦教授(産経新聞)


<写真>
神戸学院大教授の岡部芳彦教授



>ワグネルの武装蜂起は軍事クーデターとまではいえないが、規模は相当大きい。ロシアでは24日未明、当局がプリゴジン氏の捜査を始めたなどとする緊急ニュースが2回も流された。ウクライナ戦争後でもあまり見たことがなく、極めて異常な事態だ。

>ワグネル部隊は正規軍に比べると、数で圧倒的に不利だ。今回進軍した南部ロストフナドヌーに加え、別地域に進軍する可能性も捨てきれないが、現時点でモスクワまで進軍するかは見通せない。

>プリゴジン氏は官僚的で硬直化した既存の軍組織を嫌っており、ウクライナ侵攻の方針を巡り、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長を批判してきた。武装蜂起は軍内部の確執を背景としたもので、政権転覆などが目的ではない。2人への私怨(しえん)や官僚主義の打破が主目的ではないか。

>プーチン政権の発足から20年以上の間、側近同士の争いは数多くあったが、プーチン氏はウクライナ戦争が予想外に長期化した影響で、側近をコントロールできていない。武装蜂起はプーチン氏に余裕がないことの表れともいえそうだ。

>プリゴジン氏はプーチン氏を直接批判したことはなく、忠誠心は今も変わらないはずだ。一方のプーチン氏も24日のテレビ演説で武装反乱を批判したが、プリゴジン氏を名指しせず遠慮気味な表現だった。まだプリゴジン氏への「情」が残っているのではないか。

>ワグネルはプーチン氏の「私兵」と呼ばれウクライナ戦争でも貢献した。プーチン氏が「便利屋」として重宝してきたプリゴジン氏と手を切るのかが、今回の大きな注目点だ。そうなればプリゴジン氏が逮捕される展開もあり得る。

>武装蜂起はウクライナの反転攻勢が本格化したタイミングと重なったが、ワグネルがウクライナに寝返るとは考えにくい。ただロストフナドヌーはウクライナ国境に近い。露軍の出兵拠点でもあり、展開次第ではウクライナでの露軍の動きが鈍くなり、戦況に影響を与える可能性がある。(聞き手 桑村朋)

<参考=「背景に軍内部の確執 ウクライナ戦況に影響も 神戸学院大・岡部芳彦教授」(産経新聞)>
(23/06/24)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 09:06

副題=一夜明けたら、収まってる<!>

「一夜」とは、日本時間的表現なれど、です。

正直には、
なあんやと。

まあ、
言うたら、一寸、軍を脅かしたのダケ<?>

まあなあ。
追随するのがいてないと、継続出来ませんですが。
先の計画も、なかったの哉と。

>ベラルーシ大統領府は24日、同国のルカシェンコ大統領が民間軍事会社ワグネル創業者のエフゲニー・プリゴジン氏と協議し、ワグネル戦闘員によるロシア国内での武装蜂起の停止で合意したと発表した。ロシア通信は同日、ロシアのペスコフ大統領報道官がプリゴジン氏の刑事事件は取り下げられ、プリゴジン氏はベラルーシに出国すると述べたと報じた。

<参考=「ワグネル、武装蜂起を停止 プリゴジン氏はベラルーシへ」(日本経済新聞)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 10:06

副題=ロシアで突如起きた「内戦」危機、その経緯と最新情報(Forbes)

「経過と最新情報」と、されてるですが、撤収までは、記載なく。

<写真>
ロシアのロストフ・ナ・ドヌーで、ロシア南部軍管区司令部を掌握し市内に展開する民間軍事会社「ワグネル」の軍用車両と戦闘員。2023年6月24日撮影(Arkady Budnitsky/Anadolu Agency via Getty Images)



>ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ウクライナ侵攻作戦に参加してきた民間軍事会社ワグネルによる武装蜂起を「裏切り」と断じ、断固として鎮圧する方針を示した。ロシアのウクライナ侵攻は突如として、暴力的な国内紛争へと発展した。

>ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジンは23日、ワグネルの拠点の1つがロシア軍による「後方から」のミサイル攻撃を受け、「非常に多くの」戦闘員が死亡したとテレグラムへの投稿などで主張。ロシア軍指導部が「卑劣にもわれわれを欺いた」と非難し、「次はわれわれの番だ」などと述べた。攻撃された拠点の場所や、攻撃理由などの詳細は明らかにしていない。

>ロシア連邦保安庁(FSB)は同日、「武装反乱」を扇動した容疑でプリゴジンの刑事捜査に着手したと発表。ロシア国防省はテレグラム公式チャンネルで、プリゴジンの主張は「現実と一致しない」「情報を使った挑発だ」などとして、ワグネルへの攻撃を否定した。

>米CNNによると、ワグネルは24日午前、ウクライナ侵攻における後方支援拠点であるボロネジとロストフにあるロシア軍施設を支配下に置いたと主張。プリゴジンは、2万5000人の部隊の一部を首都モスクワに向けて進軍させると宣言した。

>この事態を受け、プーチンは1917年のロシア革命を引き合いに出し、内戦につながる恐れを警告。「このようなことが再び起こることは許さない」と言明。プリゴジンはその後、ロシア人の犠牲を避けるためとして、モスクワへの行進中止を表明している。

>プリゴジンはロシアのオリガルヒ(新興財閥)で、以前はプーチンと親密だったが、最近は対立姿勢を強めており、プーチンの後継を狙っていると見る向きもある。

>ワグネルとロシア政府との関係は、ウクライナ侵攻をめぐって緊張化している。ワグネルは今月初め、ウクライナ東部の激戦地バフムトでロシア兵から攻撃を受けたことを受け、軍司令官を拘束したと発表。5月にはプリゴジンが前線部隊への支援がないとロシア政府を非難し、弾薬不足を理由にバフムトからの撤退を表明した。ワグネルは、バフムトでロシア軍が戦線を放棄したとも訴えていた。

>また、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、プリゴジンは23日、ロシア軍指導部が昨年2月のウクライナ侵攻を正当化するため国民をだましていると非難。ウクライナと北大西洋条約機構(NATO)がロシアの安全保障に対する脅威だとする主張は「うそ」だと述べていた。

>米紙ニューヨーク・タイムズは今回の事態について、プーチンが1999年12月31日にロシア大統領代行に指名されて以降で「最も劇的」な難局に直面していると伝えており、同様の見方をする観測筋は多い。

<参考=「ロシアで突如起きた「内戦」危機、その経緯と最新情報」(Forbes)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 10:28

副題=プリゴジン氏がベラルーシに出国へ、「反乱」収拾か…衝突回避でプーチン氏譲歩の可能性(読売新聞)

経過から、言えば、プーチン君が譲歩しても、ロシア軍上層部は、許すのか<?>


<写真>
24日、ロストフ・ナ・ドヌーの軍事施設から撤収するワグネル戦闘員=ロイター



>タス通信によると、ロシアの大統領報道官は24日、露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏に対する武装反乱を扇動した容疑での捜査が中止される見通しを明らかにした。プリゴジン氏はベラルーシに出国するとも述べた。ロシアの同盟国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が仲介役を務めたという。

>報道官の発言に先立ちプリゴジン氏は自身のSNSで、ワグネルの戦闘員に対し、モスクワへの進軍を停止するよう命じたと明らかにしていた。

>ワグネルの部隊は24日、南部ロストフ州の州都ロストフ・ナ・ドヌーの軍事施設を掌握し、モスクワに向け前進していた。プリゴジン氏による反乱は収拾する見通しになった。

>プーチン大統領は24日、国民向けのテレビ演説で、武装蜂起の開始を宣言したプリゴジン氏を「裏切り」と非難し、厳しく処罰すると宣言していた。プーチン氏がモスクワでの本格的な武力衝突を避けるためプリゴジン氏に譲歩した可能性がある。

>露軍側はワグネルとの戦闘でヘリコプターなどを撃墜され死者も出ているとみられており、プーチン氏の対応に一部で不満が噴出している。ロストフ州のメディアによるとワグネルの部隊はロストフ・ナ・ドヌーから撤退準備を進めているという。

<参考=「プリゴジン氏がベラルーシに出国へ、「反乱」収拾か…衝突回避でプーチン氏譲歩の可能性」(読売新聞)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 19:53

副題=「死ぬ覚悟」の「正義の行進」から一転「流血回避」で撤収 ワグネル、1日の動き(BBC)

25000人と、更に、25000人。
合計なら、5万人の兵士を動かすと、なればの、相応の、武器、弾薬、食料がと。

と、思てたですが、朝の決起で、夜には、止めたです。

で、
ブリゴジン君、ベラルーシに行くが故、ワグネルから、離れた<?>
ワグネルの兵士は、ロシア軍と、契約のため、ワグネルから、離脱<?>
要は、ワグネル消滅<?>

>ウクライナへの軍事侵攻をめぐり、ロシア国防省を非難する雇い兵組織ワグネルが24日朝にロシア南西部のロシア軍拠点に入り、首都モスクワへ向かって北上していた事態で、ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は同日夜、「流血を避けるため」に前進を「中止」したと明らかにした。ロシア国営メディアによると、隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が仲介した。プリゴジン氏はベラルーシへ移動するという。

>プリゴジン氏はメッセージアプリ「テレグラム」で、「ロシア人の血が流れる(可能性の)責任を理解し、我々は隊列を方向転換させ、予定通り宿営地に戻る」と書いた。

>24日夜には、ロシア南西部ロストフ・ナ・ドヌにあるロシア軍の南部軍管区司令本部を、ワグネル戦闘員と共に出るプリゴジン氏の姿が確認された。

>これに先立ち、プーチン大統領の報道官、ドミトリー・ペスコフ氏は、プリゴジン氏とワグネルへの刑事訴追は中止し、プリゴジン氏はベラルーシへ移動すると明らかにした。ロシア国防省と雇用契約を交わしたいワグネルの雇い兵は、引き続きそれは可能だとも述べた。

>さらにペスコフ報道官は、ワグネルのこの日の行動がウクライナでのロシアの軍事行動に影響するなど「ありえない」と強調した。

>ロシア政府は24日未明には、プリゴジン氏が「武装蜂起」を呼びかけ内戦を開始しようとしたとして、刑事捜査に着手したと明らかにしていた。

>ロシア国営テレビ「ロシア24」によると、事態が一気に収束へ向かったのは、ベラルーシのルカシェンコ大統領がプリゴジン氏と電話で協議した後のことだという。

>ロシア24は、ルカシェンコ大統領の広報を引用する形で、「ロシア領内でワグネルの移動を中止するというルカシェンコの提案を、プリゴジンは受け入れた」と伝えた。さらに、「ワグネル戦闘員の安全保証と共に、受け入れ可能な事態鎮静化の形を見つけることは可能だ」と判明したとも報道した。

>プリゴジン氏は24日朝、メッセージアプリ「テレグラム」に、「自分たちは全員、死ぬ覚悟だ。2万5000人が全員。そしてその後にはさらに2万5000人が」と述べる音声を投稿していた。23日夜には、ロシア軍がワグネル宿営地を攻撃し、「大人数」のワグネル兵が死亡したと、音声を「テレグラム」に投稿。「これは軍事クーデターではなく、正義の行進だ」と予告していた。
 
>BBCのロシア編集長、スティーヴ・ローゼンバーグ記者が、異様な展開を見せた1日の動きを短くまとめた。

<参考=「「死ぬ覚悟」の「正義の行進」から一転「流血回避」で撤収 ワグネル、1日の動き」(BBC)>
(23/06/25)


【閻魔大王】2023/06/25 (Sun) 21:09

副題=プリゴジン氏撤収 識者「諦めるかは分からず」「一定の勝利」(毎日新聞)

小泉悠・東大先端科学技術研究センター専任講師
畔蒜泰助・笹川平和財団主任研究員

>ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏がプーチン政権に反旗を翻した。この一連の事態を、識者たちはどう見るのか。


>揺らいだプーチン大統領の権力基盤
小泉悠・東大先端科学技術研究センター専任講師の話

<写真1>
インタビューに答える小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター専任講師=東京都目黒区で2022年10月16日、幾島健太郎撮影



>ワグネルの反乱が長引いてロシア軍との内戦状態になれば、ウクライナ戦況に与える影響は甚大だった。だが、ごく短期間で収束したので、戦況への影響は短期的にはあまりないだろう。

>ロシア軍が反乱への対応のために動員したのは国内を担当する旧内務省系の部隊で、ウクライナ侵攻で主力となる部隊は用いなかった。ワグネル側も総兵力だという「2万5000人」の一部を割いたにすぎず、前線の兵力配置にほとんど変化はなかったとみられる。

>一連の事態でプーチン大統領の権力基盤が揺らいだことは確かだ。「決断できないだらしないリーダー」という認識が広まれば、戦争継続が難しくなる事態に直面しかねない。ただ、そうした観点からも、反乱が長引いた場合に比べて今回の影響は限定的だ。

>しかし、プリゴジン氏がこのまま諦めるかは分からない。

>今回の蜂起の発端となったのは、ショイグ国防相が今月10日、全ての志願兵に国防省と契約するよう命じたことだ。ワグネルも管理下に収めようという狙いがあったが、プリゴジン氏は反発していた。

>ワグネルの撤収にあたり、プリゴジン氏とプーチン氏の間で何らかの取引があったと思われる。だが、プリゴジン氏が当初要求していたショイグ氏の解任も実現しておらず、その中身は不明だ。プリゴジン氏は、一旦は妥協したのだとしても、今後こうした密約が果たされないことがあれば、同様の事態を繰り返すかもしれない。【聞き手・五十嵐朋子】


>国民の目には「弱い指導者」と映る可能性も
畔蒜泰助・笹川平和財団主任研究員の話

<写真2>
畔蒜泰助・笹川平和財団主任研究員=本人提供



>今回のワグネルの反乱を巡っては、プリゴジン氏が進軍をやめて事態を沈静化させる代わりに、ベラルーシへの出国と刑事免責が保証された。本格的な軍事衝突に発展していれば、ウクライナでの戦争も含めてロシアへの影響は極めて大きかったため、プーチン政権にとってはひとまず最悪の状況は回避されたと言える。

>反乱の発端は、国防省が最近、ワグネルに対して傘下に入るよう圧力を強め、プリゴジン氏が不満を抱いてきた経緯とされる。こうした中でプリゴジン氏は反乱という形で政権に条件闘争を挑み、その結果、今後もワグネルを手中に維持できる余地が残り、自身は刑事訴追を免れるなど一定の勝利を収めたことになる。

>こうした一連の事態をロシア国民はどう受け止めるかが注目される。あからさまな反乱行為に対し、プーチン政権は取引という形で収束させた。これを機にプーチン氏の求心力がすぐに危機的な状況に陥るとは思わないが、反旗を翻した人物との取引は国民の目には「弱い指導者」と映る可能性もある。今後の政権支持率の推移などを注視していく必要がある。

>反乱では、ワグネルは南部ロストフ州の軍司令部を簡単に占拠し、モスクワまで約200キロの地点まで進軍できた。部隊の移動は非常に早く、ロシア軍に阻止する余力が残っていないのか、軍内部にワグネルに対する理解者がいるのか不明だが、背景は気になる。こうした点もロシアの今後を探る上で一つのカギになるだろう。【聞き手・松本紫帆】

<参考=「プリゴジン氏撤収 識者「諦めるかは分からず」「一定の勝利」」(毎日新聞)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 21:44

副題=高橋杉雄氏 ワグネルの反乱、ウクライナの戦況への影響は「ここ1日くらいはロシア側の活動が低調に」(スポニチ)

余りに、あっさり、終焉故、逆には、精々の、1日しか、影響なしと。

>国際安全保障などに詳しい防衛研究所・防衛政策研究室長の高橋杉雄氏が25日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。ロシアの民間軍事会社ワグネルによる反乱について言及した。

>ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明。懸念されていたモスクワでワグネル部隊とロシア軍が衝突する事態は回避される見通しとなった。ロイター通信によると、ワグネル部隊は制圧していたロシア南部ロストフ州にある南部軍管区司令部から撤収した。これに先立ちベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領との電話会談を受けてプリゴジン氏と協議し、ワグネルが進軍をやめ、緊張緩和の措置を講じることで合意したと発表。事態打開のために仲介役を担ったと強調した。ロシアのプーチン大統領は一時「武装反乱だ」と非難し、鎮圧すると表明。これに対し、プリゴジン氏は「大統領は大きな間違いを犯した」と投降を拒んでいた。

>高橋氏は、今回のワグネルの反乱がウクライナの戦況にどのように影響するかについて「現状、ロシア軍はウクライナ軍を迎え討ち続けているんですよね。ですから単純に来れば討つ、来なければ動かないという形が続いていたので、短期的には大きな影響はないんだと思います。ただおそらくここ1日くらいはロシア側の活動が低調になっていますから、その間にウクライナ側が今の反攻の態勢をもう1度見直して、あるいは別の方面からの作戦を開始するようなことがあると動く可能性がありますね」と見解を述べた。

<参考=「高橋杉雄氏 ワグネルの反乱、ウクライナの戦況への影響は「ここ1日くらいはロシア側の活動が低調に」」(スポニチ)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/25 (Sun) 22:34

副題=廣瀬陽子氏 ワグネルの反乱、ウクライナの戦況への影響は「心理的にウクライナに利する可能性」(スポニチ)


>ロシア政治を研究し、政府の国家安全保障局顧問(2018~20年)などを歴任した慶大総合政策学部教授の廣瀬陽子氏が25日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。ロシアの民間軍事会社ワグネルによる武装反乱について言及した。

>ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明。懸念されていたモスクワでワグネル部隊とロシア軍が衝突する事態は回避される見通しとなった。ロイター通信によると、ワグネル部隊は制圧していたロシア南部ロストフ州にある南部軍管区司令部から撤収した。これに先立ちベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領との電話会談を受けてプリゴジン氏と協議し、ワグネルが進軍をやめ、緊張緩和の措置を講じることで合意したと発表。事態打開のために仲介役を担ったと強調した。ロシアのプーチン大統領は一時「武装反乱だ」と非難し、鎮圧すると表明。これに対し、プリゴジン氏は「大統領は大きな間違いを犯した」と投降を拒んでいた。

>廣瀬氏は、今回のワグネルの反乱がウクライナの戦況にどのように影響するかについて「戦況的にはあまり大きな影響はないと思うんですけれども、心理的にウクライナに利する可能性があると思う。これだけロシア国内が混乱していて、しかもプーチン大統領の求心力が弱っているということを見せつけてしまった。これはウクライナにとっては心理的に大きなプラスになると思います」と見解を述べた。

<参考=「廣瀬陽子氏 ワグネルの反乱、ウクライナの戦況への影響は「心理的にウクライナに利する可能性」」(スポニチ)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/26 (Mon) 00:27

副題=「裏切り」プリゴジン氏、安全な出国をプーチン氏が「個人的に保証」…反乱参加の戦闘員も不問に(読売新聞)

情報錯綜にて、
ブリゴジンは、どするのか、ワグネルは、どなるのか、よ、わからんです。

とりあえず、テレビ報道内容をも、加味、総合すれば、ブリゴジンと、ワグネルの大多数は、ベラルーシに出国<?>。

結果、当面には、ブリゴジンの、影響力は、保てる<?>

<写真1>
24日、露南部ロストフ・ナ・ドヌーから撤退するプリゴジン氏=ロイター



<地図2>



<表3>
ブリゴジン氏が主導した武装蜂起の主な出来事



>ロシア国内で反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は24日夜、ワグネルの部隊を撤収させると表明した。露大統領府はプリゴジン氏が隣国のベラルーシに出国し、ワグネルへの捜査を中止すると発表した。ロシアのウクライナ侵略が続く中で発生した反乱は、終結する見通しとなった。

>プリゴジン氏は、モスクワまで約200キロ・メートルに迫っていたワグネルの部隊について、「引き返すよう指示した」とSNSで説明した。「流血の事態を回避するため」とした。

>露大統領報道官は、ロシアのウクライナ侵略に協力している隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がプーチン露大統領との仲介役となり、24日にプリゴジン氏と電話で協議したと明らかにした。

>その結果、ロシア政府とワグネルは、プリゴジン氏がベラルーシに出国する一方で、露情報機関「連邦保安局」(FSB)が23日夜に着手した「武装反乱を扇動した容疑」での捜査を中止することで合意した。反乱に参加したワグネル戦闘員の罪は問われないことになった。プリゴジン氏の安全な出国は、プーチン氏によって個人的に保証されているという。

>プーチン氏は24日午前の国営テレビでの緊急演説の中で、プリゴジン氏らの武装蜂起を「裏切り」と位置付け、「必ず罰する」と表明した。ワグネルが首都に接近したことから、一転して流血回避を優先したとみられる。プーチン氏は演説で「内戦は避けなければならない」とも語っていた。

>プリゴジン氏は24日夜、ワグネルの部隊が占拠していた南部ロストフ州の州都ロストフ・ナ・ドヌーにある露軍南部軍管区司令部を車で離れた。ロストフ州や北方ボロネジ州の知事は、ワグネル部隊が撤収していることを明らかにした。

>プリゴジン氏による反乱は、セルゲイ・ショイグ国防相がウクライナ侵略作戦に参加しているワグネルなど非正規軍事組織に対し、7月1日までに露国防省と契約を結び、国防省傘下に入るように迫ったことが発端となった。

>一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は24日のビデオ演説で、プーチン氏への辞任圧力を強めるようロシア国民に訴えた。

<参考=「「裏切り」プリゴジン氏、安全な出国をプーチン氏が「個人的に保証」…反乱参加の戦闘員も不問に」(読売新聞)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/26 (Mon) 20:52

副題=プーチン氏が「暗殺指令」か…プリゴジン氏が消息不明、SNSも途絶える 専門家「普段とは違う何かが彼を襲っている」(FNN)

以来、
ブリゴジンが消息不明<!>
ベラルーシには入っていない<?>

どちにしろ、ロシア軍部からは、嫌われてるです。


<映像1>
ロシア南部の都市を撤退。その表情は達成感に落ちていた。



>--今日の結果の受け止めは?
民間軍事会社「ワグネル」プリゴジン氏:
今日の結果?いい結果になったよ。みんなを元気づけたからね。

<映像2>



>しかし、このあとプリゴジン氏は、消息が分からなくなった。
プーチン大統領が“暗殺指令を出した”との報道も駆け巡っている。

<映像3>



>ロシア政治が専門 慶応大学 廣瀬陽子教授:
>まだベラルーシに入っていないのではないかという見解が圧倒的。既に暗殺されている可能性もゼロではない。軟禁状態にある可能性もあるし、やはり普段とは違う何かが彼を襲っていることは間違いない。

>突如、姿を消したプリゴジン氏の行方を世界が注目している。


<参考=「プーチン氏が「暗殺指令」か…プリゴジン氏が消息不明、SNSも途絶える 専門家「普段とは違う何かが彼を襲っている」」(FNN)>
(23/06/26)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 00:24

副題=プリゴジン氏「政権転覆のため進軍したのではない」…SNSで音声メッセージ公開(読売新聞)

消息不明になってたの、ブリゴジン君、久しぶりにSNS上に登場。
とりあえず、生存してる。

>ロシア国内でプーチン政権に対する反乱を起こした後、部隊を撤退させた露民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が26日、SNS上で音声メッセージを公開した。

>ロイター通信によると、「政権転覆のために進軍したのではない」と述べ、プーチン政権の崩壊を狙ったものではないと強調した。ワグネルの部隊を撤収させた理由については、「ロシア兵の流血を避けるためだ」とした。

<参考=「プリゴジン氏「政権転覆のため進軍したのではない」…SNSで音声メッセージ公開」(読売新聞)>
(23/06/27)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 10:39

副題=ワグネルの戦闘員、基地に戻り軍と契約へ ロシア大統領府(CNN)

ブリゴジン君、元々は、この件拒否で、挙兵<!>

がしかし、結果的、プリゴジンの兵隊<ワグネル>は、ロシア軍に編入されただけ<?>
ならば、失敗。

>ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し、民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏との間で結ばれたモスクワへのワグネル部隊の進軍中止に関する合意の詳細を明かし、希望する者はロシア国防省と契約することになると述べた。

>ペスコフ氏は「これは進軍に参加しなかった者に関するもので、実際そのような部隊はいた。最初期から考えを変えて戻っていった。いつもの陣地へ戻るため交通警察などの支援による護衛まで要請した」と述べた。

>ペスコフ氏は、ワグネルの戦闘員が進軍に参加したことで法的措置を受けることはないとも語った。大統領府はウクライナの前線での「彼らの英雄的な行動にいつも敬意を払っている」とした。

>プリゴジン氏は方針転換した合意についてほとんど詳細を明らかにしていない。

>ペスコフ氏は、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領が個人的な関係を通じて合意を仲立ちしたと明かした。ルカシェンコ氏は「約20年という長きにわたりプリゴジン氏の個人的な知り合い」で「彼の個人的な提案だった」と明かし、ルカシェンコ氏に感謝の言葉を述べた。

>プリゴジン氏は先ごろ、ワグネルの部隊を軍に引き入れようとする国防省の試みを拒絶し、国防省との契約に応じていなかった。国防省は「志願部隊」と民間軍事会社については契約への署名が必要になると述べていた。

<参考=「ワグネルの戦闘員、基地に戻り軍と契約へ ロシア大統領府」(CNN)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 10:57

副題=プリゴジン氏は「ロシア軍からの造反狙った」 米シンクタンク分析(朝日新聞)

狙ったけれどの、得られず。

>ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏による反乱について、米シンクタンク戦争研究所(ISW)は米東部時間24日夜、「迅速な対応に苦慮し、国内における治安維持の弱点が強調されることになった」と分析した。

>プリゴジン氏はロシア軍に対して武装蜂起を宣言し、ワグネルはモスクワまで数百キロの場所まで迫った。だが、プリゴジン氏がベラルーシのルカシェンコ大統領と電話協議し、ワグネルは元の拠点へと撤退することになった。

>ISWはプリゴジン氏の企てについて「ロシア軍からの造反者を得ようとしたようだが、見込みが甘かった」と指摘。「ワグネルは既存組織や新たな組織のもとで存続するかもしれないが、プリゴジン氏が率いる独立したアクターとしては、おそらく消滅するだろう」との見立てを記した。

>一方、ルカシェンコ氏が仲介役を果たしたことについては「プーチン氏にとっては屈辱的だ」と総括。「(ロシア大統領府のある)クレムリンは現在、非常に不安定な状態にある。ルカシェンコ氏による交渉は長期的な解決策ではなく短期的な修正策であり、プリゴジン氏の反乱によってクレムリンとロシア国防省の深刻な弱点が露呈した」としている。
<以下、有料記事>

<参考=「プリゴジン氏は「ロシア軍からの造反狙った」 米シンクタンク分析」(朝日新聞)>
(23/06/25)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 11:09

副題=プーチン氏、反乱後初のテレビ演説…「国を裏切った」とプリゴジン氏非難(読売新聞)


>ロシアのプーチン大統領は26日夜、露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏の反乱収束後初めて国営テレビで演説し、「当初から私は流血回避を指示していた」と述べ、ワグネルを処罰しない形で収拾させた対応の正当性を訴えた。「(反乱の)首謀者たちは国と国民を裏切った」とも語り、プリゴジン氏を改めて非難した。

<参考=「プーチン氏、反乱後初のテレビ演説…「国を裏切った」とプリゴジン氏非難」(読売新聞)>
(23/06/27)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 20:56

副題=中村逸郎教授 ワグネルの反乱に「ロシア軍自体かなり弱体化。南部軍司令部守る戦力がなかった」(スポニチ)

>ロシア政治を専門とする筑波大・中村逸郎名誉教授が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアの民間軍事会社ワグネルによる武装反乱について言及した。

>ワグネルの創設者プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明。同氏は今後、隣国ベラルーシに出国し、事実上の亡命とみられる。懸念されていたワグネル部隊とロシア軍の衝突は回避されることになった。ロイター通信によると、ワグネル部隊は制圧していたロシア南部ロストフ州にある南部軍管区司令部から撤収した。これに先立ちベラルーシ大統領府は、ルカシェンコ大統領がロシアのプーチン大統領との電話会談を受けてプリゴジン氏と協議し、ワグネルが進軍をやめ、緊張緩和の措置を講じることで合意したと発表。事態打開のために仲介役を担ったと強調した。ロシアのプーチン大統領は一時「武装反乱だ」と非難し、鎮圧すると表明。これに対し、プリゴジン氏は「大統領は大きな間違いを犯した」と投降を拒んでいた。

>中村教授は「ワグネルの進軍に対してロシア軍はほぼ無抵抗だった」とし「ロストフ州から北に上がっていったんですが、このロストフ州にロシア軍の南部軍管区の司令部があるんです。そこに武器がいっぱいあるんですが、そこに押し入って兵器を調達して北に上がっていった。こういったことからもロシア軍自体かなり弱体化しているといえる。プリゴジンがそこに押し入ってもロシア軍は守らなかった。(守る)戦力がなかったということ」と自身の見解を述べた。

<参考=「中村逸郎教授 ワグネルの反乱に「ロシア軍自体かなり弱体化。南部軍司令部守る戦力がなかった」」(スポニチ)>
(23/06/26)
<消滅・23/07/03>


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 23:17

副題=〝後継者争い突入〟ロシア政権、事実上の崩壊 プリゴジン氏が亡命政権樹立か 「ワグネルの反乱」収束もプーチン大統領の明白な求心力低下(Zakzak)

後継者争い勃発<?>

片方では、多くのオルガルヒが、プライベート・ジェット<20機程度>で、国外脱出の話あったり、してるです。

>ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の反乱はいったん収束した後も、ウラジーミル・プーチン大統領の喉元に「刃」を突き付けている。ワグネル創始者のエフゲニー・プリゴジン氏は部隊を撤収して隣国ベラルーシに出国することになったが、プーチン政権に想定外のダメージをもたらしたからだ。ワグネルの部隊は大きな抵抗もないままロシアの首都モスクワに迫り、逆にロシア空軍のヘリコプターや軍用機を撃墜したとの情報もある。プーチン氏の政治的存在感も希薄で、今回の反乱収束で主導権を発揮できなかった。プーチン氏の求心力低下は明白で、政権が「事実上崩壊」しているという見方まで出ている。ロシアが侵略を続けるウクライナ戦線への影響も必至で、国際社会は事態を注視している。


>「昨日(24日)の出来事は、『プーチン政権の脆弱(ぜいじゃく)性』を露呈した」

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日、ジョー・バイデン米大統領らとの電話会談後に発表した声明で、「ワグネルの乱」についてこう述べた。

>アントニー・ブリンケン米国務長官も25日、複数の米メディアのインタビューで、ロシア国内に「非常に深刻な亀裂が生じている」との見方を示した。今後の具体的展開は予断できないとしながら、ロシア国内の分断が進み、ウクライナに対する「侵略を続行することが、より難しくなるだろう」と分析し、今後数週間にわたって尾を引くことになると予測した。


>反乱は発生から1日で、いったん収束に向かった。

>プリゴジン氏は同日、首都モスクワへの進軍停止を表明した。インタファクス通信によると、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、プリゴジン氏について武装反乱を呼びかけた容疑での捜査を打ち切り、隣国ベラルーシに出国すると明らかにした。

>だが、反乱はプーチン政権にとって、深刻な事態を引き起こしていた。

>ワグネルは今回、ロシア南部ロストフナドヌーにある南部軍管区司令部の制圧に成功した。同都市では、地元住民がワグネルを歓迎している様子まで報じられた。

>米シンクタンクの「戦争研究所」は24日、モスクワまで330キロの地点までワグネルの部隊が迫っていたことを確認した。同研究所の分析によると、反乱に対してロシア国家親衛隊は対処することができず、プリゴジン氏が撤退を命じなければ、部隊はモスクワ郊外に到達した可能性が高いという。

>同研究所はさらに、ワグネル部隊がモスクワに侵攻中、ロシア軍のヘリコプター7機と軍用機1機を撃墜したもようだと指摘した。この攻撃で13人の乗組員を殺害し、ロシア空軍にとってウクライナ侵攻後、最多の死者を出す日になったと推定した。

>プリゴジン氏も24日に出した音声声明で、車列に発砲したヘリコプターを撃墜したと述べていた。


>プーチン氏の「政治力低下」もうかがえた。

>プーチン氏は24日の演説で「裏切りと反逆」と非難したが、一転収拾を図り、プリゴジン氏のベラルーシへの安全な移動も保証した。事態沈静化にあたっても、プリゴジン氏との交渉にあたったのは、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領だった。

>今回の反乱が、プーチン政権に与える影響を、専門家はどうみるのか。

>ロシアの軍事・安全保障に詳しい東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏は「プーチン氏の権威失墜は避けられないだろう。ワグネルに軍の司令部を占拠され、正規軍の軍機も撃墜されるという武装蜂起を起こされたにもかかわらず、何も手を出せなかった。今すぐ政権が崩壊することはないように考えるが、『プーチン氏が無敵のリーダー』ではないということが、多くの人に知れてしまった影響は大きい」と語る。

>今回の事態が、2000年の大統領就任以来、独裁体制を築いてきたプーチン氏に致命的なダメージを与えたとの見方もある。


>中村氏「プーチン政権の事実上崩壊」

>ロシア情勢に詳しい筑波大学の中村逸郎名誉教授は「今回の反乱で、実際の対応を行ったのは、アントン・ワイノ大統領府長官、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記(元FSB長官)、ボリス・グリズロフ駐ベラルーシ大使の3人という情報がある。プーチン氏は24日に演説を行った後、所在が分からなくなっており、『プーチン政権の事実上崩壊』といえるのではないか」と、衝撃的な分析をした。

>一方、今回の「キーマン」であるプリゴジン氏の所在が不明となっている。同氏はこれまで、定期的に戦況や自身の動向を通信アプリに投稿してきたが、24日午後8時半ごろの進軍停止を表明した音声メッセージを最後となっている。


>今後のロシア政界はどうなりそうか。

>中村氏は「ロシアでは9月に地方議会選と州知事選が、来年3月には大統領選が予定されている。ベラルーシへ出国するとも伝えられるプリゴジン氏が、現地で『亡命政権』をつくって政治活動を始めるとの憶測も出ており、すでに『プーチン氏の後継者争い』は始まっている」と話した。

<参考=「〝後継者争い突入〟ロシア政権、事実上の崩壊 プリゴジン氏が亡命政権樹立か 「ワグネルの反乱」収束もプーチン大統領の明白な求心力低下」(Zakzak)>
(23/06/26)


<参考=NO.436 続66<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/「ブリゴジンの乱」で、混沌化
(23/06/27)