閻魔大王<NO.208>

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閻魔大王NO.209
436 続66<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/「ブリゴジンの乱」で、混沌化 閻魔大王 23/06/27
閻魔大王NO.207

NO.436 続66<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/「ブリゴジンの乱」で、混沌化<起稿 閻魔大王>(23/06/27)


【閻魔大王】 2023/06/27 (Tue) 23:44

<参考=NO.435 続65<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻<!>/ワグネルの動きで、混沌化
(23/06/24)

副題=プーチン体制の終わりを告げるとき モスクワのエリート層が「プーチンの後継者」を探しはじめた─ロシア政府高官の証言(COURRIER)

ブリコジンは、プライベート・ジェットで、ベラルーシに入国したらしく。
がしかし、ワグネルの軍とは、分離されたのか<?>

現時点、どんな事になるのか、わからんです。

で、
閻魔大王的には、ブリコジンは、何も考えずに、モスクワに向かっただけ。
かと、申しの、ワグネルの兵、何名を伴ってたのか<?>
数百名とも、言われてまして。それでは、モスクワの占拠難しく。

>武装蜂起を許して失態をさらしたプーチン大統領を見捨てる動きが、ロシア政財界の上層部に見られ、早くも後継者探しが進んでいると米紙が報じている。


>「プーチン神話」が打ち砕かれた

>23年にわたるプーチン体制のなかで過去最大の挑戦状をたたきつけた「プリゴジンの乱」。モスクワのエリート層は、週が明けた月曜になってもその衝撃の余波を感じていた。あのプーチンが少なくとも一時は国のコントロールを失ったのではないかという疑念が消えなかったのだ。

>ウラジーミル・プーチン大統領は6月26日、週末に起きた武装蜂起の混乱以来、初めて姿を見せ、国民へ向けて演説した。国民が「団結と愛国心」を示してくれたと感謝し、そうした支持のおかげで「内乱の扇動は失敗に終わる運命にあった」と述べた。

>しかし、民間軍事会社「ワグネル」の指導者エフゲニー・プリゴジンによる武装蜂起は、プーチンがこれまで入念に作り上げてきた神話──我こそが安定と強さの象徴である──を打ち砕くものだった。

>プーチンを支えてきたそのイメージが崩れ去ったいま、ロシアの政界や財界の上層部の多くは、大統領が立ち直れるかどうか疑問視している。なかには、すでにプーチンの後継者探しが始まっていると示唆する声さえあるのだ。

>「プーチンは全世界とロシアのエリート層に、自分は何者でもなく、無能であることを示した」と、モスクワのある有力実業家は言う。「プーチンの名声は地に落ちたのだ」

>「誰も理解できないようなゲームが展開されている」と話すのは、ロシア外務省の動きに詳しい政府高官だ。「国の統制は部分的に失われています」

>モスクワのエリートたちは、プリゴジン率いるワグネル部隊がロシア南部の重要な軍事拠点をいとも簡単に掌握し、首都まで200キロの地点まで進軍できたのはなぜなのか頭を悩ませている。

>「戦車をモスクワに向かって何百キロも北上させるなんて、どうしてそんなことが可能だったのか」と、モスクワ在住のある富豪は語る。「誰も止めようとせず、(ロシア軍による)抵抗も何もなかった」

>同じく匿名を条件に取材に応じたロシアのある大富豪は、「誰もそれを止められないということは統制がとれていない証拠だ」と言う。


>どうしてプリゴジンを許せるのか

>プーチンは演説のなかで、「大きな流血を避ける」ために、すべての措置は自分の命令に基づいてとられたと主張。「過ちを犯した者たち」がロシアにとって「悲劇的で破壊的な結果」を招いていることを認識する時間を与えなければならなかったと説明した。

>とはいえ、プーチンともあろう者が、どうしてプリゴジンの反乱の罪を許してやることができるのか。その疑問は残ったままだ。

>プリゴジンは、26日に公開した音声メッセージから判断するに、亡命先のベラルーシからワグネルの活動を指揮し続けるつもりのようだ。


>前出のモスクワの実業家は言う。

>「これはテロとして扱われるべき深刻な犯罪です。それなのに、(進軍を止められなかった時と同様に)またしても何もなされていない」

>プリゴジンが26日にSNSのテレグラムに投稿した音声メッセージは、モスクワへの進軍の中止に同意して以来、初めての声明だった。そのなかで彼は、ワグネルの存続を確保しようとしているのであって、プーチンを倒そうとしているのではないと主張した。

>プリゴジンはワグネルがロシア軍に取り込まれることを恐れ、ウクライナ戦争で「膨大な数の過ち」を犯した者たちが罰せられるようにしただけだと語った。その者たちとは、ロシア軍指導部のことだ。

>ワグネルの指導者はこの数ヵ月にわたり軍指導部を口汚く罵っており、それはプーチンが始めた戦争をめぐるロシアのエリート層内の深い亀裂も露呈した。

>「ここ数日の出来事は、この国が正しい方向に向かっていないことを示している」と、ロシア大統領府とつながりのある政治コンサルタント、セルゲイ・マルコフは言う。「もし何も変わらなければ、このような事態は必ずまた起こるだろう」

>モスクワの実業家は、ワグネルがあそこまで進軍できたのは、ロシアの情報機関「連邦保安局(FSB)」の一部から支援があったからではないかと示唆する。さらにワグネルが掌握した南部ロストフへはチェチェン人部隊が派遣されたが、彼らは何もしていないようだったという。頼みのロシア軍はといえば、進軍を遅らせるために橋を1本爆破しただけだった。

>「彼らは大統領に何かをやっていると見せるために行動しているだけで、実際には何もしておらず、大統領は何もコントロールできていないようだった」と、この実業家は言う。プリゴジンの乱は、将来のロシア大統領をめぐるFSB内の深い対立を象徴している可能性があると彼は示唆した。


>ロシア大統領の首をすげ替えるとき

>プーチンのイメージにとって最も致命的だったのは、モスクワ近郊で流血戦になるリスクを冒すよりも、プリゴジンと取引する決断を下したことだとアナリストらは指摘する。

>「エリート層にとって、これは大きな問題です。というのも、プーチンが弱腰になって、怯えて妥協を余儀なくされた人物に見えるからです」

>そう語るのは、現在パリに拠点を置くロシアの政治コンサルタント会社「R.Politik」を創設したタチアナ・スタノバヤだ。

>「それでも主観的な見方をすれば、プーチンはこの状況をうまく切り抜けたとも言えるでしょう。そうでなければ、モスクワ郊外での大規模な流血戦というさらに悪い状況になっていたので」

>スタノバヤによれば、プーチンとプリゴジンとの取引がこのまま成立するかどうかについては疑念が残り、「衝撃的な状況下で」交わされた約束を反故にする可能性は双方にあるという。

>プリゴジンの反乱は、「この政権にある多くの脆弱性を浮き彫りにした」とスタノバヤは言う。「プーチンはこれを深刻に受け止め、弱点をカバーしようとするでしょう」

>だがプーチンの支配はすでに終わりを告げているとの声もある。政権の一部では、「いま後継者探しが進んでいるが、時間をかけ過ぎていると、外部の誰かが後継者を見つけてくるだろう」と、外務省に近い前出の政府高官は言う。

>同高官はウクライナ軍がすでにモスクワの混乱に乗じて反転攻勢を強めていると指摘したうえで、こう語った。

>「ウクライナは、ドニプロ、ヘルソン、バフムトで前進している。ロシアは1917年の反乱(ロシア革命)後、第一次世界大戦に敗れ、政権は崩壊した。1991年、ロシアはアフガン戦争に敗れ、政権は崩壊した。そしていまウクライナ戦争に負ければ、政権は崩壊し、復活することはできないだろう」

<参考=「プーチン体制の終わりを告げるとき モスクワのエリート層が「プーチンの後継者」を探しはじめた─ロシア政府高官の証言」(COURRIER)>
(23/06/27)


【閻魔大王】 2023/06/28 (Wed) 13:27

副題=[深層NEWS]ワグネルの反乱、プーチン氏が「後で突き落とす可能性」…小泉悠氏(読売新聞)


>東大先端科学技術研究センターの小泉悠専任講師と筑波大の東野篤子教授が26日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の反乱について議論した。

>小泉氏は、ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が露南部ロストフ・ナ・ドヌーから撤退する際、多くの若者の声援を受けたことに注目。国民から一定の支持を得ていることに「プーチン(露大統領)もショックだったのでは」と語った。

>さらにプーチン氏は国内の左派だけでなく、ウクライナ侵略の戦況に不満を持つ右派からの蜂起を恐れていると指摘した。プリゴジン氏については「今まで裏方をやってきたのに、この戦争で怪物に成長した。始末をつけるのが非常に難しい」と分析した。

>小泉氏は、プーチン氏が反乱を一時収束させたものの、プリゴジン氏を「後で突き落とす可能性がある」と述べ、将来的に報復する可能性も指摘した。

>東野氏は、プーチン政権も反乱の動きを察知していたはずだと指摘し、「まさかモスクワに至るような勢いを持っているとは思っていなかったのではないか。数々の誤算が積み重なった可能性がある」と語った。

<参考=「[深層NEWS]ワグネルの反乱、プーチン氏が「後で突き落とす可能性」…小泉悠氏」(読売新聞)>
(23/06/26)


【閻魔大王】 2023/06/28 (Wed) 14:23

副題=プリゴジン氏は「準備不足」で、プーチン大統領に譲歩せざるを得なかった(ニッポン放送)

可成り以前より、準備してたの話もあるです。

がしかし、モスクワまで、200キロの地点まで、来て、引き返す、翻意するでは、無計画、準備不足と、言われても、仕方なく。

>国際政治学者のグレンコ・アンドリー氏が6月27日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。「ワグネルの反乱」におけるプリゴジン氏の狙いについて解説した。

>ワグネルの創設者プリゴジン氏がSNSで約11分間の音声メッセージを公開

>ロイター通信によると、ロシアで反乱を起こし撤退した民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が、日本時間6月26日夜、SNSで約11分間の音声メッセージを公開したと報じた。プリゴジン氏は「政権転覆のために進軍したのではない」と述べ、プーチン政権の崩壊を狙ったものではないと強調し、反乱を正当化した。プリゴジン氏をめぐってはロシアメディアが26日、所在については不明だと報じている。

>ロシア内の利権闘争 ~ワグネルを支配下に置こうとする国防省への反発
飯田)一連の「プリゴジンの乱」と呼ばれるものについて、グレンコさんはどうご覧になっていますか?

>グレンコ)現時点で公開されている情報だけを見ると、一種の利権闘争ではないでしょうか。

>飯田)利権闘争ですか?

>グレンコ)政権側は「ワグネル」という軍事組織を完全に国防省の支配下に置き、戦闘員1人ひとりが国防省と契約を結ばなければならない流れになったのです。

>飯田)「ワグネル」が国防省の下に。

>グレンコ)それに対してトップのプリゴジン氏が反発したのですが、プーチン大統領も含めて「契約は必要だ」と言ったのです。

>飯田)プーチン大統領も。

>グレンコ)国防大臣だけでなく、プーチン大統領までが指示したことで、プリゴジン氏はその場の勢いで勝負に出ざるを得なかったのでしょう。

>プリゴジン氏の目的はショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長の更迭と、兵士との契約の撤廃 ~モスクワに着いたあとの具体的なプランがなかったため、プーチン大統領に譲歩せざるを得なかった。

>グレンコ)ロストフ州を掌握してモスクワに向かいましたが、政権転覆を狙ったのではなく、単に政敵であるショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長の更迭、そして「契約すべき」というルールの撤回が目的でした。プロの政治家ではないので、クーデターまでは考えていなかったと思います。

>飯田)なるほど。

>グレンコ)その場で勝負に出たのですが、「モスクワに辿り着いたらどうするべきか」という具体的なプランがなかったのです。また、ワグネルの進軍に対してプーチン大統領は一瞬動揺したものの、結局は折れませんでした。

>飯田)そうですね。

>グレンコ)だから妥協せざるを得なくなり、勢いをなくしてしまった。プリゴジン氏は結局、プーチン大統領に譲歩せざるを得なかったのでしょう。

>本格的に政権転覆を目指す勢力が現れれば政権転覆の可能性も ~同様のことが起こらないよう、さらにプーチン大統領は体制強化に力を入れる
ジャーナリスト・有本香)「プーチン大統領も折れなかった」とおっしゃいましたが、プーチン体制、あるいはプーチン大統領の権威は、徐々に弱まっていくとお考えでしょうか?

>グレンコ)今回の乱までは「絶対にあり得ない」と思っていたので、とても意外でした。でも今回の乱の流れを見ると、いきなり大都市であるロストフを掌握しています。プリゴジン氏が言っているように、ロストフからモスクワまで、約780キロの幹線道路を堂々と走って行けたのです。

>飯田)そうですよね。

>グレンコ)そう考えるとプーチン体制だけでなく、「ロシア国内は意外と脆弱なのではないか」という印象を受けます。

>有本)ロシア国内が。

>グレンコ)今回は、プリゴジン氏はその場の勢いでしたし、政権転覆を狙ったわけではないので、準備が不十分で失敗しました。しかし、もし本格的に政権転覆を目指す勢力が現れたとしたら、意外と政権転覆の可能性があるのではないでしょうか。

>飯田)政権転覆の可能性が。

>グレンコ)もちろん、プーチン大統領は今回の件で、ロシア国内の脆弱性を十分理解したでしょう。彼はあきらかに一時的に動揺しました。動揺した証拠として、モスクワから多くの富裕層やエリート層が一時期逃げ始めたのです。

>飯田)プライベートジェットがいくつも飛んだ。

>グレンコ)これからプーチン大統領は二度とこんなことが起こらないよう、さらに全体主義体制を築き上げることに力を入れるのではないかと予測されます。


>情報が少なく、背景の細部については不明 ~あくまでロシア国内の権力闘争では

>飯田)例えばロシアの軍内にいる内通者や、ウクライナの情報機関も絡んでいたのではないかと想像してしまいますが、どう思われますか?

>グレンコ)あくまでロシア国内の権力闘争だと思います。ウクライナには、そこまでの力はありません。また、西側はロシアでクーデターが起きることを望んでいるわけではありません。プリゴジン氏の単独の動き、あるいはプーチン体制に不満を持っている人たちが背後にいると考えるのが妥当ですが、いまは情報が少なく、断言することはできません。


>ウクライナ情勢に大きな影響はない
>飯田)ウクライナ戦線において、今回の件はどんな影響を与えるのでしょうか?

>グレンコ)大きな影響はないと思います。戦線付近のロシア軍の移動はまったく見られませんので、ロシア人にとっては国内の権力闘争よりも、ウクライナ征服の方が優先順位が高いのです。

>飯田)西側も含め、いままで通り支援の手を緩めずに対応する必要があるのでしょうか?

>グレンコ)その通りです。

>有本)日本政府はウクライナに対して、引き続き支援を表明していますし、防衛装備品の輸出ルールも変えてきています。この辺りについて、グレンコさんはどのようにお考えでしょうか?

>グレンコ)いい傾向だと思います。本当は防衛装備移転三原則を見直したり、あるいは自衛隊法を改正して堂々と武器を送るべきだと思いますが、方向性に関しては正しいと思います。

<参考=「プリゴジン氏は「準備不足」で、プーチン大統領に譲歩せざるを得なかった」(ニッポン放送)>
(23/06/27)


【閻魔大王】 2023/06/28 (Wed) 19:02

副題=プーチン大統領 反乱収めた治安部隊らを称賛 プリゴジン氏巡り新たな動きも(朝日TV)

反乱収めた治安部隊<?>
ブリゴジン君、ベラルーシのルカシェンコ大統領との、相談で、進軍の停止したですが。

にしてもの、早速にも、始まったです。
ブリゴジン君、資産は、早急に、しかるべくの、隠匿せねばの、召し上げられるです。

こんな事、国家は、何とでもの、口実設けて、国からの資金のピンはね、私物化等々で、犯罪者にされるです。
その場合、命あるだけでも、幸運<?>

>ワグネルによる反乱後、繰り返し演説を行っているロシアのプーチン大統領は、27日にも治安当局者らを前に新たな演説を行った。

>■プーチン氏 反乱収めた治安部隊らを称賛

>赤いカーペットが敷かれた階段を降りてくるプーチン大統領。治安当局者ら2500人以上を前に演説を行った。

>プーチン大統領:「あなたたちは国が危機に瀕(ひん)している時、戦友たちと共に反乱の行く手に立ちはだかりました。そして、実質的に内戦を阻止したのです」

>プーチン大統領は“内戦”という言葉を使い、「国家親衛隊やFSB(ロシア連邦保安局)などが阻止した」と称賛した。

>およそ5分間行われた演説の中では、ワグネルとの戦闘で命を落としたパイロットなどの死を悼み、黙祷(もくとう)も捧げられた。

>プーチン大統領:「反乱軍との対決で、私たちの戦友は命を落としました。パイロットたちはひるむことなく、命令と軍務を立派に遂行しました」


>■ワグネルに流れた資金使途 調査言及も

>そしてプーチン大統領は演説の数時間後、軍の兵士らとの会合にも参加し、その様子も公開された。

>プーチン大統領:「ワグネルの維持費は、国が肩代わりしていた。これに絡み、誰も何も盗んでいないことを望むが、今後すべてを調査する」

>プーチン大統領は「反乱を主導したプリゴジン氏が手掛ける企業に支払われた資金の使途を調査する」と述べ、不正がなかったか検証すると警告した。反乱だけではなく、資金の流れも追及する姿勢を見せたのだ。


>■ルカシェンコ氏「プリゴジン氏の安全保証」

>そんなプリゴジン氏を巡っても、新たな動きがあった。ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、「プリゴジン氏は安全が保証され、ベラルーシにいる」と明らかにした。

>だが、その姿はいまだ映像などでは伝えられていない。

>(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年6月28日放送分より)

<参考=「プーチン大統領 反乱収めた治安部隊らを称賛 プリゴジン氏巡り新たな動きも」(朝日TV)>
(23/06/28)
<消滅・23/07/31>


【閻魔大王】 2023/06/28 (Wed) 22:49

副題=ベラルーシ大統領「核兵器警備させない」 ワグネル「共存」、不明点多く(時事通信)

<写真>
ベラルーシのルカシェンコ大統領=2月16日、ミンスク(AFP時事)



>ベラルーシ政府は、ロシアで武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルと創設者プリゴジン氏<62歳>の「保護」を打ち出した。周辺国がワグネル移転に伴う安全保障環境の変化に懸念を示す中、ルカシェンコ大統領<68歳>は27日、「(ベラルーシへの配備が進むロシア軍の)核兵器をワグネルが警備することはない」と発言。だが、ワグネルとの「共存」の在り方はまだ不明な点が多い。

>戦術核兵器をベラルーシと共同運用する「核共有」(ロシア外務省)は、ウクライナ侵攻を継続するプーチン政権が北大西洋条約機構(NATO)への対抗措置として実施に踏み切った。

>こうした中、27日にプリゴジン氏のベラルーシ入国が確認されたのに続き、反乱部隊の一部も流入する見込みとなった。ルカシェンコ氏は、ワグネル活動拠点をベラルーシに移転することにフレニン国防相も同意したと説明しつつ、核貯蔵施設については「ロシア軍とベラルーシ軍が守る」と懸念の払拭を試みた。

>ロシアの独立系メディア「ビョルストカ」は26日、ベラルーシ東部モギリョフ州で既にワグネルの拠点整備が進められていると報道。「面積は2万4000平方メートル、8000人を収容できる」という。

>これに関し、ルカシェンコ氏は27日、「現時点でワグネルの施設は整備していない」と主張したが、土地利用は認める考えを改めて示した。反乱部隊はまだウクライナ東部ルガンスク州にいるとも指摘した。

>一方で「ベラルーシにワグネルの募兵拠点を開いてはならないし、今後もそうだ」と警告。ただ、ベラルーシ人が国外の拠点などでワグネルと契約することまでは妨げないと述べ、曖昧な立場に終始している。

<参考=「ベラルーシ大統領「核兵器警備させない」 ワグネル「共存」、不明点多く」(時事通信)>
(23/06/28)


【閻魔大王】 2023/06/29 (Thu) 10:02

副題=露軍のスロビキン副司令官を拘束か ワグネル反乱に関連容疑(産経新聞)


<写真>
シリアとの戦闘後、モスクワのクレムリンでの式典に出席したロシア軍のスロビキン司令官(左)とプーチン大統領=2017年12月(AP=共同)



>ロシアの独立系英字紙モスクワ・タイムズ(電子版)は28日、露国防省に近い消息筋2人の話として、ウクライナ侵略で露軍の副司令官を務めるスロビキン露航空宇宙軍総司令官が拘束されたと報じた。これに先立ち、米紙ニューヨーク・タイムズは27日、米当局者の話として、スロビキン氏が露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏の反乱の動きを事前に把握していたと報じていた。

>プリゴジン氏は従来、ショイグ露国防相やゲラシモフ露参謀総長を非難する一方、スロビキン氏は有能だとして高く評価していた。

>モスクワ・タイムズによると、消息筋の一人はスロビキン氏の拘束理由について「政権の不興を買った」と述べた。別の消息筋は、同氏に「ワグネル反乱でプリゴジン氏側に立った」との疑いが掛けられた可能性があるとの見方を示した。

>露軍事ブロガーも、スロビキン氏が反乱収束直後の25日に拘束されたとの情報があると報告していた。

>一方、タス通信によると、スロビキン氏は反乱発生直後の24日未明、露国防省を通じ、プリゴジン氏に反乱を中止して問題を平和的に解決するよう求める声明を発表していた。

<参考=「露軍のスロビキン副司令官を拘束か ワグネル反乱に関連容疑」(産経新聞)>
(23/06/29)


【閻魔大王】 2023/06/29 (Thu) 13:22

副題=ルカシェンコ氏「ロシア国防相解任は無理」 内幕明かす(日本経済新聞)

ルカシェンコ君<68歳>、結構、口軽いねえ。

<表>
ルカシェンコ氏は説得を続けた



>ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏と、プーチン大統領との仲介役を務めたベラルーシのルカシェンコ大統領。27日、武装蜂起の収束に至った内幕を明かした。ロシアのショイグ国防相らの解任を求めるプリゴジン氏に「解任は無理だ」などと説得。ベラルーシでの安全の保証を条件に翻意させたという。

>ベラルーシ国営ベルタ通信などが伝えた。プーチン氏は24日午前、ワグネルによる南部ロストフ州の南部軍管区司令部の占拠を受け、緊急のテレビ演説をした。

>プーチン氏は直後にルカシェンコ氏に電話をかけ、ロシアの状況について詳しく説明。ルカシェンコ氏は「状況が複雑であることが理解できた」と振り返った。

>プーチン氏はテレビ演説で、武装蜂起への参加者を罰すると明言した。ルカシェンコ氏はプーチン氏に「(対応を)急ぐ必要はない。私がプリゴジン氏と話そう。『悪い平和』でも、戦争よりもましだ」と提案した。ルカシェンコ氏はプリゴジン氏と20年来の知人とされる。

>一方のプーチン氏は「無駄だ。彼は電話に出ないし、誰とも話そうとしない」と述べた。こうしたやりとりは30分ほど続いたという。

>その後、ルカシェンコ氏はロシア連邦保安局(FSB)らの協力を得て、ロストフにいるプリゴジン氏との電話にこぎつけた。同日午前11時に最初の協議を開いた際、プリゴジン氏は興奮状態にあり、罵り合いも交えて約30分間協議した。

>要求を聞くと「ショイグとゲラシモフ(参謀総長)を引き渡せ。プーチンに会わせてくれ」と訴えた。ルカシェンコ氏は「こんな状況では応じない。プーチン氏は会うどころか、電話でも話さないだろう」と説得した。

>プリゴジン氏は「我々は正義を望んでいる。モスクワに行く」と述べた。ルカシェンコ氏はロシア軍と衝突すると警告したが、ワグネルの部隊はモスクワへと進軍した。

>ルカシェンコ氏によると、モスクワの南方200キロメートルの位置にロシア軍による防衛線が張られており、総勢で1万人規模の部隊が動員されていた。「(ロシア軍と戦えば)虫けらのように潰される」。そう伝え、これ以上の進軍をやめるよう求めた。

>説得を重ねた背景に、ベラルーシも影響を受けかねないとの懸念もあった。「この状況はロシアだけのものではない。混乱がロシア全土に広がれば、次は我々だ」。電話協議では反乱部隊を鎮圧するため、ベラルーシ軍をモスクワに派遣する考えも示唆した。

>ベラルーシとロシアは連合国家を形成している。1994年から大統領を務めるルカシェンコ氏は「欧州最後の独裁者」と呼ばれ、強権的な政治姿勢で知られる。

>両者の電話協議は6、7回に及んだ。ルカシェンコ氏は「あなたをベラルーシに連れていき、あなたと仲間(戦闘員)の絶対的な安全を保証する」と約束。最終的にはプリゴジン氏は受け入れ、24日夕方までに武装蜂起を撤回することで合意した。

>ルカシェンコ氏はその後、改めてプーチン大統領に電話した。合意内容を守るよう打診し、プーチン氏は「約束したことはすべて実行する」と応じた。プーチン氏は26日のテレビ演説で戦闘員らについて「希望者はベラルーシに行くこともできる。私の約束は守られる」と強調した。

<参考=「ルカシェンコ氏「ロシア国防相解任は無理」 内幕明かす」(日本経済新聞)>
(23/06/28)


【閻魔大王】 2023/06/30 (Fri) 10:38

副題=プリゴジン氏到着のベラルーシに危機感、NATO中小7か国「深刻な事態だ」(読売新聞)

何分の問題児、ブリコジンでして。ワグネルなら、犯罪者集団<!>
いつ、ロシアが、攻撃して来るかも、わからんです。

<地図>
首脳会議に参加した7か国



>北大西洋条約機構(NATO)加盟国のオランダやポーランドなど7か国は27日、オランダ・ハーグで首脳会議を開き、ベラルーシへの対応の必要性を確認した。ベラルーシはロシアの民間軍事会社「ワグネル」へ基地を提供する用意があると表明したほか、ロシアの戦術核配備も進めており、近隣国を中心に警戒が強まっている。

>会議は、ウクライナへの兵器支援で存在感を高めているオランダが、NATO中小国の意思統一を図るため主催した。対露強硬派でベラルーシ近隣国のポーランドやリトアニア、ルーマニアなどが参加し、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長も加わった。ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏がベラルーシに到着したことを受け、各国首脳はベラルーシ周辺の安全保障への危機感を示した。

>ベラルーシと国境を接するリトアニアのギタナス・ナウセーダ大統領は会議後、「ベラルーシにワグネルの 傭兵ようへい が展開すれば、近隣諸国の治安が悪化する」と記者団に述べた。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は共同記者会見で「深刻な事態だ。NATOとして、強い対応が必要だ」と強調した。各国首脳は7月にリトアニアで開かれるNATO首脳会議で、有事に備えた対応策の強化を求めることで一致した。ストルテンベルグ氏は会見で、ベラルーシの潜在的な脅威を認めつつ、「ワグネルの軍隊がどこに行き着くのか、結論を出すのは時期尚早だ」と述べ、影響を慎重に見きわめる姿勢を示した。

<参考=「プリゴジン氏到着のベラルーシに危機感、NATO中小7か国「深刻な事態だ」」(読売新聞)>
(23/06/29)


【閻魔大王】 2023/06/30 (Fri) 20:54

副題=プリゴジン反乱で「ロシア軍の戦闘力」はどこまで低下する? 兵力的な悪影響だけでない、問題の深刻さ(Newsweeks)

確かに、
ワグネル軍は、指揮官を失ったです。
25000名の兵をどするかと。

がしかし、ブリゴジンに忠誠を誓う兵士ではありませんでして。要は、囚人の寄せ集め。

ワグネルの兵士には、ロシア軍と、契約で、ロシア兵として、戦闘に参加。
ロシアに戻る。
ベラルーシに行き、ブリコジンと行動を共にする。
の、方法の選択肢を与えられたのらしく。

さての、大方の、見積もりでは、ベラルーシに行くは、1000名程度ではと、推測されてるですが。
ベラルーシでは宿舎を8000名程度を準備。


がしかし、
ウクライナからしたら、ベラルーシに、8000名もの、ワグネル兵が、渡れば、驚異に成るです。


><兵員と装備の供給が減少するという「物理的な側面」は、今回の反乱がもたらしたロシア軍の戦闘力低下という問題の一端でしかない>【木村正人(国際ジャーナリスト)】

>「24時間以内に収束した『プリゴジンの反乱』はロシア全土に波紋を広げ続けている」。イラク、アフガニスタンに従軍し、米統合参謀本部の戦略官も務めたミック・ライアン元オーストラリア陸軍少将はツイッターでこう指摘する。「プリゴジンの反乱はロシアの国家機関の脆弱さを浮き彫りにした」

>ウラジーミル・プーチンはロシア大統領に留まる可能性が強いものの、国防省や軍、情報機関、内務省、治安組織の国粋主義者(シロビキ)でつくるプーチンの権力基盤に大きな亀裂が入った。プーチンは来年3月の大統領選で勝利して事実上の終身大統領への道筋を確実にすることを目指しているが、「プーチン大統領」がいつまで続くか誰にも分からなくなった。

>「プーチンの料理番」ことロシアの民間軍事会社ワグネルグループ創設者エフゲニー・プリゴジンはアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の介入でベラルーシに逃れた。傭兵部隊を率いるプリゴジンの次なる資金稼ぎの舞台がベラルーシなのか、膨大な資源が眠るアフリカなのか、それとも他の場所なのか、明らかになるまでしばらく待つ必要がある。

>プーチンは、無能だが忠実なセルゲイ・ショイグ国防相を選び、夥しい血を流した東部ドネツク州バフムートの戦闘で正気を失うまでに過激になったプリゴジンを最終的に切り捨てた。反乱を黙認した疑いがある「ハルマゲドン将軍」ことセルゲイ・スロビキン・ウクライナ駐留ロシア軍副司令官はロシア当局に拘束されたとされる。


>■ショイグとゲラシモフが解任される可能性は低い

>多くの軍や治安組織がプリゴジンの「正義の進軍」を止めなかったことはロシアが脆弱な国家となり、プーチンの統治に深い不満を抱いていることを浮き彫りにしている。クレムリンの内部抗争は6月4日に始まったウクライナ軍の反攻をかすませた。しかし、ライアン氏は「プリゴジンの反乱はロシア軍の戦闘力に重要な影響を与える可能性がある」と分析する。

>戦闘力は軍事組織の知的・物理的・道徳的な側面からなる。「戦闘で使用される大量の兵員と装備を供給する物理的側面ではプリゴジンの反乱は東部ドンバスにおけるロシア軍の精鋭部隊を減じることになる。ワグネルが人海戦術をとり、精鋭部隊を狡猾に使っていなければ、ロシア軍がバフムートを掌握できていなかっただろう」(ライアン氏)

>プーチンがワグネルのような非合法な民間軍事会社を重宝したのは、いくら死傷者を出しても公式に記録されず、世論の厭戦ムードや政権批判を押し上げることは決してないからだ。

>国防省・軍のエリート批判を強めるプリゴジンに対し、ショイグはすべての民間軍事会社は国防省と契約を結ばなければならないと指示し、民間軍事会社を実質的にロシア軍に吸収する荒業に出た。これとワグネルに攻撃を加えたことが「プリゴジン暴発」の引き金になった。

>「知的側面にも影響がある。プリゴジンの要求にかかわらず、プーチンがショイグやワレリー・ゲラシモフ軍参謀総長を解任する可能性は低い。 彼らは概して戦場でウクライナ軍より想像力に欠け、適応が遅かった。プリゴジンの反乱は逆にこの2人の地位を強固なものにしたのかもしれない」(ライアン氏)


>ロシア軍では指揮系統で誰を信頼できるのか不安が続く
>プリゴジンは6月23日の「反乱蜂起」声明で「ウクライナと北大西洋条約機構(NATO)がロシアを攻撃しようとしているという特別軍事作戦の大義はすべて嘘」と否定し、最後の一線を越えた。「戦争では大義が重要だ。兵士たちが命を賭するインスピレーションになる。戦争の根拠を損なうことはロシアの戦闘力を知的な面でも腐食させる」とライアン氏はいう。

>戦闘力の道徳的側面について、ライアン氏は「団結心、軍事組織の価値観や倫理的スタンス、組織のさまざまなレベルがどのように相互的に作用し信頼し合っているか、そしてそこには一般的な士気も含まれる。ロシア軍では上級指揮官の間で指揮系統の中で誰を信頼できるのかという不安が続くだろう」と予測する。

>ウクライナ戦争の総司令官だったスロビキンはプリゴジンの計画を事前に知っていたとされる。「このことはロシアのシステムを腐食させる。信頼の欠如はクレムリンにまで浸透するだろう。軍や治安部隊のメンバーだけでなく、一般市民から見ても、現場の指揮官や兵士の士気を低下させる」(ライアン氏)

>「戦場での結果にはまだ現れていないが、現在のウクライナの猛攻撃の下でロシア軍がさらされている圧力を増大させるだろう。プリゴジンの反乱は時間をかけてゆっくりとロシア軍の戦闘力を蝕んでいく。地球上の誰よりもロシア軍を熟知しているウクライナ軍はこれを必ず利用する」とライアン氏は断言する。


>■「誰がロシアを救い、プリゴジンの進軍を止めたのか」

>『プーチンの戦争:チェチェンからウクライナまで』の著書があるシンクタンク、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のマーク・ガレオッティ上級アソシエイト研究員はツイートで「『なぜ土曜日(24日)の出来事がロシアを弱体化させず、強靭化させたのか』というロシア紙の記事はクレムリンの新しいプロパガンダ路線をよく表している」と解説している。

>コムソモリスカヤ・プラウダ紙は「誰が本当にロシアを救い、プリゴジンの進軍を止めたのか」と題して「プーチンは政敵に対しても、傲慢なオリガルヒ(新興財閥)に対しても平和的に問題を解決しようとし、相手の心に訴えかけることを好む。あらゆる方法を使い果たした時に初めてプーチンは厳しい決断を下す」と優柔不断に見えたプーチンを擁護している。

>「すべては最適なシナリオに従って行われたのだ。ロシアは威信を強化し、対外的にも対内的にもどんな危機にも対処できることを示した。ロシアは新たなテストに合格した。プーチンは決して表立った華々しい解決策を選ばず、常に効果的な解決策をとる。わが国がまさに必要としている指導者を得たという確信はますます強くなった」(同紙)

>白を黒と言いくるめるプーチン礼賛のプロパガンダは、露ロストフ州で市民がプリゴジンに拍手喝采を送り、「正義の進軍」を阻止するのを拒否する軍や治安組織の背信に目をつぶる。ベラルーシへの波及を恐れたルカシェンコの介入がなければ流血の大惨事は避けられなかった。プーチンにとって、これは「屈辱ではなく、勝利なのだ」(ガレオッティ氏)。

>もはや終末期と言うほかない。

<参考=「プリゴジン反乱で「ロシア軍の戦闘力」はどこまで低下する? 兵力的な悪影響だけでない、問題の深刻さ」(Newsweeks)>
(23/06/30)


【閻魔大王】 2023/07/01 (Sat) 20:49

副題=プリゴジン氏の「率直な言動」評価、反乱後も29%支持…プーチン氏と市民の握手映像は「別人では」(読売新聞)


ブリゴジンの支持率、反乱前58%、反乱後29%。
ロシアのこの手、調査結果は、合計が、140%に成ったり、しまして。


<写真>
ロストフ州を離れるプリゴジン氏=ロイター



>ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターは29日、露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏について、反乱後も29%が支持すると回答したとの世論調査結果を発表した。プリゴジン氏の根強い人気に対し、プーチン露大統領は積極的に触れ合う姿をアピールし、イメージ刷新に乗り出している。

>世論調査はプリゴジン氏が反乱を起こした6月24日を挟んだ22~28日に実施した。プリゴジン氏については反乱前(22~23日)の58%から低下したものの、反乱後も29%が支持を続けている。プリゴジン氏の「率直な言動」を評価する声が多かったという。来年の大統領選にプリゴジン氏が出馬した場合、投票の用意があるとの回答は反乱前は19%、反乱後は10%だった。

>一方、露国営メディアは、プーチン氏が28日に南部ダゲスタン共和国を訪問し、広場に集まった市民に歩み寄って握手やハグを繰り返す様子を放映した。プーチン氏との面会には事前隔離が必要とされており、極めて異例の対応だ。露国内では「酷似した別人ではないか」との見方も出ている。

>ロシア語の独立系メディア「メドゥーザ」は30日、プーチン政権が独自に実施した世論調査で、プーチン氏の支持率が「9~14%」下がったと報じた。プリゴジン氏は反乱で一時制圧した南部ロストフ・ナ・ドヌーの住民に歓迎される様子が報じられており、プーチン政権がこうした人気を意識してイメージ戦略を始めた可能性がある。

<参考=「プリゴジン氏の「率直な言動」評価、反乱後も29%支持…プーチン氏と市民の握手映像は「別人では」」(読売新聞)>
(23/06/30)


<参考=NO.437 続67<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/「ブリゴジンの乱」の影響は<?>
(23/07/01)