閻魔大王<NO.245>
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表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
閻魔大王NO.246 | |||
482 | 続98<ロシアのウクライナ侵攻>「もしバイ」から「もしトラ」<!> | 閻魔大王 | 24/06/29 |
閻魔大王NO.244 |
NO.482 続98<ロシアのウクライナ侵攻>「もしバイ」から「もしトラ」<!><起稿 閻魔大王>(24/06/29)
【閻魔大王】 2024/06/29 (Sat) 23:27
<副題=諸般、再びの戻ったの可能性<!>>
大統領選のため、テレビ討論会で、バイデンが、風邪症状で、顔色悪く、声かすれ。
申せば、トランプ君の独壇場になった<?>
<参考=NO.481 続97<ロシアのウクライナ侵攻>「もしトラ」から「もしバイ」<?>>
(24/06/11)
<副題=討論会で精彩欠いたバイデン氏、出馬辞退を否定「戦い抜く」…トランプ氏「大勝利」(読売新聞)>
>米国のジョー・バイデン大統領(81)(民主党)は共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との第1回大統領選テレビ討論会から一夜明けた28日、ノースカロライナ州で選挙集会に参加し、大統領選出馬を辞退しない考えを表明した。
>バイデン氏は、精彩を欠いた27日の討論会を念頭に、「自分が若くないことは分かっている。以前ほど楽に歩けない。以前ほど滑らかに話せない。以前ほどうまく討論できない」と述べた。その上で、「心の底からこの仕事をやり遂げられると信じていなければ、再び出馬はしない」と語り、選挙戦を戦い抜く決意を訴えた。
>討論会での不安定な言動からバイデン氏への高齢不安が高まり、民主党内では候補差し替えを求める声が一部にある。2020年大統領選でバイデン氏を支持したニューヨーク・タイムズ紙は28日の社説で、バイデン氏に出馬辞退を促した。一方、オバマ元大統領らはバイデン氏への支持を表明した。
>トランプ氏は28日、バージニア州で開いた集会で、前夜のバイデン氏との討論会について「我々の国を破壊しようとしている男に対し、大きな勝利をおさめた」と語った。民主党内には他に有力な候補がいないとして、候補差し替えが「起きるとは思えない」と否定的な見方を示した。
>バイデン氏の高齢不安に拍車がかかっていることに関し、3歳下のトランプ氏は「年齢ではなく能力の問題だ」と語った。
<参考=「討論会で精彩欠いたバイデン氏、出馬辞退を否定「戦い抜く」…トランプ氏「大勝利」」(読売新聞)>
(24/06/29)
【閻魔大王】 2024/06/30 (Sun) 09:53
<副題=嘘だらけのトランプ、的を得ないバイデン。大統領討論会で民主党の間に生まれた不安 第一回目のテレビ討論会。バイデン氏の発言は「弱々しい」と捉えられ不安が広がった(HUFFPOST)>
全てを大統領が、承知してるでないです。又、大統領が一人で、執務する訳でもないですが。
かと、言うて、複数の出席、討論では、ややこしく。
さての、トランプ君のデタラメ、適当は、周知の事実。がしかし、それで、よいと、するの、信奉者多く。
よって、大統領にもなれたです。
にしてもの、米国民、どこまで、トランプ君の行状知り、ウクライナ問題をどのよに、考えてるかは、わからんです。
概ねの報道内容、バイデンに悲観的。
加えての、肝心の、民主党の議員諸君、浮き足立って。ここが、しっかりせねば、ども成らず。
>11月に行われるアメリカ大統領選挙に立候補している現職のバイデン氏と前職のトランプ氏のテレビ討論会が6月27日夜(現地時間)、ジョージア州アトランタで開かれた。
>第一回目となる討論会は無観客で、CNNのジェイク・タッパー氏とダナ・バッシュ氏が司会を務めた。
>約90分間の討論で、トランプ氏は自身の大統領時代の功績を称えたものの、主張には多くの虚偽が含まれた。
>一方、バイデン氏は時に声がかすれ、議論の焦点が定まらない発言もあった。
>トランプ氏の嘘とバイデン氏の的を得ない発言
>討論会のトピックは、経済や移民、退役軍人の福祉、ウクライナやガザでの戦争、人工妊娠中絶など多岐に及んだ。
>トランプ氏は経済について、自身が大統領だった2017~2021年は「史上最高に好調だった」と主張。
>しかし、トランプ政権下の経済状況は前任のオバマ政権と基本的にほぼ同じで、就任から3年間の新規雇用は、オバマ政権最後の3年間を下回った。
>また、トランプ氏は「退役軍人病院での診療待ちが長すぎる場合、退役軍人が民間病院で診療を可能にする法律を作った」と主張したものの、実際には、法案はオバマ政権下で可決された。
>トランプ氏は、現在犯罪が急増しているとも述べた。しかし、犯罪率はトランプ政権の最後の1年でピークに達し、バイデン政権下では毎年減少している。
>また、トランプ氏は自身の責任が問われている2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件について、自らに非はないと主張。
>事件前に開かれた集会で「スピーチするよう頼まれた」だけで、自分は計画には関わっていないと述べた。
>しかし、トランプ氏は集会前にワシントンD.C.に集結するよう支持者に呼びかけ「荒々しくやろう」 とTwitterに投稿している。
>トランプ氏は「バイデン氏が中国から金を受け取っている」という主張も展開した。
>しかし、実際にお金を受け取っていたのはトランプ氏で、大統領在任中に中国政府や国営企業がトランプ氏所有のホテルなどに500万ドル以上を支払っていたことがわかっている。
>数々の虚偽発言があったものの、司会のバッシュ氏とタッパー氏は討論会中にトランプ氏の発言に対するファクトチェックをしなかった。
>バイデン氏は「それは嘘だ」と指摘したものの、十分には反論できていなかった。
>さらにバイデン氏の発言は時に的を得ず、本筋から逸れる場面もあった。
>バイデン氏はトランプ氏の裁判について「公共の場で女性に乱暴した罪で、一体何十億ドルの賠償金を払わなければいけなかったのか?妻が妊娠している時にポルノ女優とセックスした問題で?」と、別々の訴訟を混同したかのような発言をした。
>また、トランプ支持者が警察官を殴打し、死者も出た連邦議事堂襲撃事件については、「誰かを殺したわけではなく、ドアを壊し、窓を割り、オフィスを占拠し、机や銅像をひっくり返した人たちが愛国者だというのだろうか?」と、暴徒たちが単に破壊行為に及んだかのような説明をした。
>民主党議員の間に不安を広げたバイデン氏
>討論会の後、民主党議員の間に「バイデン氏ではトランプ氏に勝利できないのではないか」という不安が再び生まれたのはほぼ確実だ。
>バイデン陣営のスタッフは討論会前に、大統領が風邪をひいていると説明していた。
>それでも2期目の4年間を最後まで務めることはおろか、トランプ氏に勝つ体力もないのではという懸念も残る。
>2度目の討論会は9月10日に予定されており、それまでにバイデン氏とトランプ氏は党大会で、正式な候補者として指名される見込みだ。
>しかし、それまでに民主党の党幹部がバイデン氏を説得して別の候補者を擁立するのではないかという憶測も生まれるだろう。
>一方、トランプ氏については、元不倫相手への口止め料を隠すために業務記録を改ざんした問題での有罪判決の量刑が7月11日に言い渡される。
>トランプ氏は他にも、連邦議会議事堂襲撃や、ジョージア州での選挙結果を覆そうとした事件、機密文書持ち出しなどの罪を問われている。
>このうち、連邦議事堂襲撃の裁判は夏の間に法廷審問が行われる可能性があるが、トランプ氏は「当時大統領在任中だったため、免責特権が適用されて責任を問われない」と主張しており、連邦最高裁判所がこの主張を判断すると見られている。
>秘密文書や選挙介入の裁判については、いずれも2024年には開かれないと見られている。
>ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。
<参考=「嘘だらけのトランプ、的を得ないバイデン。大統領討論会で民主党の間に生まれた不安 第一回目のテレビ討論会。バイデン氏の発言は「弱々しい」と捉えられ不安が広がった」(HUFFPOST)>
(24/06/28)
【閻魔大王】 2024/06/30 (Sun) 22:24
<副題=大統領選討論会で低調のバイデン大統領にロシア教授「勝者はプーチンだ」(東スポ)>
意味合い、中身、異なるですが。
当教授の言、正解<!>
確かに、トランプが勝利で、ロシアのプーチン君、万歳三唱<!>
>11月の米大統領選に向けて、米CNN主催の第1回候補者選討論会が28日行われ、バイデン大統領(81)とトランプ前大統領(78)がお互いを非難し合った。メディアの見方としては、無表情で声が小さいバイデン氏が低調で、身ぶり手ぶりが派手で声が大きなトランプ氏に勢いがあるというものだった。そんな中、ロシアの大学教授が「勝者はプーチンだ」とまで言いだしている。英紙サンが先日、報じた。
>国立研究大学高等経済学院のアレクセイ・チェスナコフ教授は「今日の討論会の勝者は誰か? プーチンだ!」と宣言した。
>プーチン大統領のプロパガンダ担当者たちは、バイデン氏の弱いパフォーマンスに歓喜しているという。
>国営メディア「ロシア・トゥデー」のヴァレンティン・ボグダノフ氏は「半開きの口、瞬きしない目、無表情。これがジョー・バイデンが何百万人もの観衆の前に現れた姿だ。彼はこの悲しい光景に、かすれた声、言葉を飲み込む音、そして絶え間ない口の滑りを加えた。最も忠実なリベラル派のCNNキャスターたちは無力だった。ホワイトハウスのトップはトランプでなく、自分自身に負けたのだ」と語った。
>クレムリン支持派メディア「プール・ナンバー3」は「バイデン氏はアシスタントやカンニングペーパー、プロンプターなしで1時間半も公衆の前に連れ出され、誰もが彼の本当の姿を見た。記憶力が弱く、思考力も部分的に失われている高齢で虚弱な人物であり、自宅で孫の面倒を穏やかに見るべきだ。世界中に攻撃的なやり方で民主主義を押し付けるべきではない」と評した。
>政治学者アレクサンダー・ゴルブノフ氏は「健康上の理由とスキャンダルによって、両者とも予備選挙の段階で落選させるべきだった。しかし、実際には、誰も『他の誰かを検討しましょう』と大声で言うことはないでしょう」と述べ、強力なリーダーシップのロシアの独裁政権と対比して、米国の政治システムを嘲笑した。
<参考=「大統領選討論会で低調のバイデン大統領にロシア教授「勝者はプーチンだ」」(東スポ)>
(24/06/30)
【閻魔大王】 2024/07/01 (Mon) 10:39
<副題=バイデン氏、資金集会で懸念払拭図る 献金者の動きに注目(REUTERS)>
バイデンを差し替えの動きも。
>バイデン米大統領は29日、ニューヨーク州などで選挙資金集会に参加した。大統領選に向けたテレビ討論会での苦戦を受け、支持者の懸念払拭を図った。
>バイデン氏は同州ハンプトンズで開かれたヘッジファンド創設者バリー・ローゼンスタイン氏主催の資金調達イベントで約100人の支持者を前に「討論会についての懸念は理解できる。あまり良い夜ではなかった」と認めた一方、「選挙に勝つことを約束する」と言明した。
>バイデン陣営は29日、討論会当日から28日夕までに2700万ドル超を集めたとアピールした。ただ、討論会でのパフォーマンスが少なくとも短期的に資金集めに打撃を与える可能性もあり、バイデン氏が疑念を乗り越えられるかを示す手掛かりとして献金者の動きに注目が集まる。
>関係者によると、ここ数日に多くの主要献金者から政治アドバイザーに対し、バイデン氏を本人の意向に反して候補から外し、8月の民主党全国大会で、もしくはその前に別の候補に交代させることを可能にする、あまり知られていないルールについて問い合わせが寄せられているという。
>また、米紙ニューヨーク・タイムズは29日、バイデン氏に撤退するよう説得してもらおうとジル夫人に積極的に接触している献金者もいると報じた。
<参考=「バイデン氏、資金集会で懸念払拭図る 献金者の動きに注目」(REUTERS)>
(24/07/01)
【閻魔大王】 2024/07/01 (Mon) 11:09
<副題=ヘイリー氏、民主党の候補差し替えに備えるべきと忠告(WSJ)>
<写真>
ニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事(共和)
PHOTO: JIM LO SCALZO/SHUTTERSTOCK
>ニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事(共和)は、民主党は大統領選候補からジョー・バイデン大統領を外すことが必要だと述べた。大統領選討論会でのバイデン氏のたどたどしいパフォーマンスを受けての発言。ヘイリー氏は、候補全員を対象とした認知テストの実施も改めて呼びかけた。
>共和党候補の指名獲得レースでドナルド・トランプ前大統領に次ぐ2位だったヘイリー氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、共和党としては、バイデン氏が候補を外れればそれだけでトランプ氏が有利になると考えるべきではないと述べた。
>ヘイリー氏は「民主党はこの件で賢い判断を下すだろう。より若い候補、活力のある候補、経験もある候補を出すはずだ」とし、「ジョー・バイデン氏を引き続き候補にすれば民主党の存続はありえないため、共和党としても次の一手に向けて準備を進めるべき時だ」と続けた。
>ヘイリー氏はまた、3月上旬の共和党の指名獲得レースからの撤退以降初めて、トランプ氏と1週間ほど前に話をしたと明らかにした。2人は激しく対立する関係にあったものの、ヘイリー氏側から接触してトランプ氏への支持を表明。ヘイリー氏は5月末には、トランプ氏に票を投じると公の場で述べていた。
>ヘイリー氏はトランプ氏との会話を「良い話し合い」だったとしたが、同氏の選挙戦での役割や、来月にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される共和党全国大会への参加については議論しなかったと述べた。
>トランプ政権下で初代国連大使を務めたヘイリー氏は、討論会で弱さを露呈したバイデン氏が大統領でいることは国家にとってリスクだと指摘。「われわれの敵は今から来年1月20日(大統領就任式)の間、やりたいことは何でもできるということを目の当たりにした」と語った。
>バイデン陣営はヘイリー氏のコメントに直接反応しなかったが、ヘイリー氏の支持者を受け入れる用意があるとの声明を発表した。
>ヘイリー氏は昨年2月に大統領選への出馬を表明した際、議員の任期制限と「75歳以上の政治家への認知能力検査の義務付け」を求めた。
>インタビューの中でヘイリー氏は、この検査はほとんどの医師が実施可能であり、連邦政府の公職に就く候補者が自主的に共有すべきものだと述べた。同氏はこれを、候補者に義務付けられている基本的な資産公開と同じようなものだとした。
>ワシントンは「高齢者だらけ」であり、有権者は「誰が責務を果たせ、誰がそうではないか」を知る必要がある、とヘイリー氏は語った。
>ヘイリー氏は過去に、トランプ氏の認知能力に疑問を呈したことがある。1月にニューハンプシャー州で行った集会では、ヘイリー氏はトランプ氏の認知機能の「衰え」を示唆し、トランプ氏が民主党のナンシー・ペロシ前下院議長と自分を混同していたと指摘した。
>ヘイリー氏は、バイデン氏の側近たちが同氏の認知機能の衰えを有権者に隠してきたと主張する。「ジョー・バイデン氏の側近や政権内の多くが『公でない場では彼は大丈夫だ、素晴らしい働きだ』と、米国民に言い続けてきたことをわれわれは目にしてきた。そうではない兆候をわれわれが目にしているにもかかわらずだ」
>ヘイリー氏はまた、もし民主党の大統領候補が変わらなければ、同党は議会選で敗北するとの見方を示した。「もし民主党がこの道を歩み続け、バイデン氏を引き続き候補とするのであれば、米国に害を与えることになる」と語った。
<参考=「ヘイリー氏、民主党の候補差し替えに備えるべきと忠告」(WSJ)>
(24/07/01)
【閻魔大王】 2024/07/02 (Tue) 10:14
<副題=テレビ討論会で失態を演じたバイデン、大富豪たちの反応は?(Forbes)>
>バイデン大統領が米国時間6月27日に行われたテレビ討論会で失態を演じたのを受け、民主党関係者や献金者の間から懸念の声が上がっている。大統領の支持者であるビリオネアの一人は、民主党がトランプと戦うために別の候補者を検討すべきだと述べている。しかし、バイデン陣営は逆風の中で資金集めを継続している。
>著名なハイテク投資家で人気番組『シャークタンク』の司会者を務めるマーク・キューバンは、29日のCNNの番組で、大統領選挙でトランプに勝つ可能性のある「潜在的な後継者」がいるかどうかを見極めるための世論調査を見たいと語った。
>保有資産が54億ドル(約8700億円)のキューバンは、選挙戦を変えるためのバイデン大統領の代わりの候補を「検討する価値がある」と主張した。
>彼は、X(旧ツイッター)への投稿で、「バイデンのパフォーマンスはひどい」と述べ、81歳のバイデン大統領が「弱々しく見えた」と語ったが、トランプも「すべての質問に答えをはぐらかし、嘘をついていた」と主張した。
>一方、リンクトインの創業者で保有資産が25億ドル(約4025億円)のリード・ホフマンは、民主党にこれまでの路線を続けるよう促し、大統領に撤退を促すのは「悪いアイデア」だと主張している。ニューヨーク・タイムズ(NYT)が入手したEメールによると、バイデン陣営に1770万ドル(約28億5000万円)を献金したホフマンは、バイデン大統領の「価値観や直感、愛国心、勇気」を称賛し、大統領がまだ勝つことができると述べている。
>NFLのタンパベイ・バッカニアーズの共同オーナーで、保有資産が17億ドル(約2737億円)のアヴラム・グレイザーも、29日にイーストハンプトンの自宅でバイデン大統領の資金調達イベントを開催することを躊躇しなかったと報じられた。
>スティーブ・ジョブズの未亡人で、保有資産が145億ドル(約2兆3000億円)のローレン・パウエル・ジョブズも、大統領の討論会でのパフォーマンスに危機感を抱いたと報じられたが、彼女は公には発言をしていない。
>一方、トランプを支持するパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント創業者のビル・アックマンは、討論会の終了後に、トランプが「重要な問題に対して強く合理的に見えた」と主張し、「トランプは勝つことを知っている。誰もがそう思っている」と語った。
>イーロン・マスクは、28日のXの投稿に、MSNBCの番組の司会者のジョー・スカーボローがバイデン大統領を「極めて理知的だ」と評価する動画のリンクを引用し、「大笑いだ」と書いて大統領を揶揄した。
>「資金集め」は続行中
>今回の討論会でのパフォーマンスが、バイデン陣営の資金集めに影響を与えることが懸念されている。匿名の民主党の支援者は、CNBCに対し、討論会が「ひどかった」と述べ、自分たちの仲間は「バイデンは撤退すべきだ」と言っていると語った。また、匿名の民主党の選挙キャンペーンアドバイザーは、バイデン大統領の選挙キャンペーンが「もはやゲームオーバーだ」と嘆いた。NYTは、匿名のシリコンバレーの支援者がバイデン陣営の資金集めイベントの主催者を辞退することを決めたと報じている。
>しかし、一部の支援者が懸念を示す中でも、バイデン大統領は依然として資金を集めている。バイデン陣営は28日、討論会当日とその翌日の午前中に1400万ドル(約22億5000万円)を集め、調達額が大幅に急増したと報告した。大統領はまた、週末に複数の資金集めイベントに出席した。
>ヘッジファンドマネージャーのバリー・ローゼンスタインは29日、バイデン陣営のための新たな資金調達イベントを開催し、バイデン政権の「誠実さとプロフェッショナリズム」を称賛した。このイベントで、大統領は討論会でのパフォーマンスが「素晴らしいものではなかった」と認めたが、トランプも同様だったと主張した。
<参考=「テレビ討論会で失態を演じたバイデン、大富豪たちの反応は?」(Forbes)>
(24/07/02)
【閻魔大王】 2024/07/02 (Tue) 18:39
<副題=バイデン大統領「出馬すべきではない」72%…CBS世論調査、トランプ氏は54%(読売新聞)>
まあ、言えば、
バイデンは、高齢で、真面目に過ぎて。
トランプは、はったり屋。
>米CBSテレビの世論調査によると、11月の米大統領選に向けて6月27日に行われた第1回テレビ討論会後、民主党のジョー・バイデン大統領(81)が「出馬すべきではない」との回答は72%に達し、2月時点から9ポイント上昇した。討論会での不安定な言動が高齢不安に拍車をかけている実態が裏付けられた。
>調査は6月28~29日に有権者約1100人を対象に実施された。出馬を望まない理由(複数回答)は「年齢」が86%で最も高かった。民主党支持層でも「出馬すべきでない」とした人は2月時点の36%から46%に上昇。党指名候補を「辞退すべきだ」は45%に上った。
>一方、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が「出馬すべきでない」とした回答は54%で「すべきだ」の46%を上回った。討論会で「真実を述べた」とした人は32%で、バイデン氏(40%)を下回るなど、トランプ氏に対する低評価も目立った。
>バイデン氏は6月30日、公務日程をこなさず、ワシントン郊外の大統領山荘キャンプデービッドでジル夫人や子供、孫らと過ごした。米CNNは関係者の話として親族らがバイデン氏に「明確な支持」を伝え、大統領選にとどまるよう促したと報じた。
<参考=「バイデン大統領「出馬すべきではない」72%…CBS世論調査、トランプ氏は54%」(読売新聞)>
(24/07/01)
【閻魔大王】 2024/07/02 (Tue) 19:28
<副題=[深層NEWS]バイデン氏めぐる大統領選の候補差し替え論「討論会を機に絶望感が起きた」(読売新聞)>
>明治大の海野素央教授と早稲田大の中林美恵子教授が1日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米大統領選に向けたテレビ討論会をきっかけに、民主党のバイデン大統領を巡って取りざたされている「候補差し替え論」について議論した。
>中林氏はニューヨーク・タイムズ紙が出馬辞退を促す社説を公表したことに触れ、「相当な覚悟だ。討論会を機にパニックに陥るほどの絶望感が起きた」と指摘した。海野氏は民主党幹部はバイデン氏支持で固まっており「(撤退を求める)声を容易に上げられない状況だ」と解説した。
<参考=「[深層NEWS]バイデン氏めぐる大統領選の候補差し替え論「討論会を機に絶望感が起きた」」(読売新聞)>
(24/07/01)
【閻魔大王】 2024/07/03 (Wed) 22:54
<副題=「大統領は今や法の上に立つ王だ」…連邦最高裁のリベラル派判事、トランプ氏の免責特権を一部認めた多数派批判(読売新聞)>
大統領選挙以前に、この調子では、米国は、大した国ではないです。
>米連邦最高裁が、2021年の議会占拠事件に関連して共和党のトランプ前大統領に「免責」特権が認められるかどうかを争った事件を下級審に差し戻したことで、11月の大統領選前にトランプ氏が同事件で裁かれる可能性はほぼ消滅した。トランプ氏には追い風で、批判材料を欠くことになるバイデン大統領はさらに苦境に立った。
>「暴徒を議会に送り込んだ男は有罪となる可能性がある。国民には投票前に答えを知る権利があるが、可能性は極めて低くなった。これは国民への 冒涜だ」。バイデン大統領は1日の演説で、最高裁判断を批判した。
>トランプ氏側にとって「免責」の主張は、大統領選を見据えた裁判の遅延作戦の一環だった。下級審が、最高裁が求めた公的・私的行為の区分けを速やかに審議しても、大統領選までの4か月で確定判決を得ることは困難だ。米メディアは「トランプ氏の大勝利」(AP通信)などと報じた。
>トランプ氏は、議会占拠事件関連の他にも3件の事件で起訴されている。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件では5月に有罪評決を受けた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏側は今回の最高裁判断を受け、この有罪の取り消しと11日の量刑言い渡しの延期を求める手続きに入った。
>就任前の行為とされる不倫口止め料の裁判で免責が認められる見込みは薄いが、トランプ氏は今回の裁判延期により、米民主主義の根幹を揺るがした議会占拠事件を巡る批判をかわしやすくなる。当選すれば自らが指名する司法長官の権限で起訴を取り消すことも可能だ。大統領権限で自身を恩赦する可能性も取りざたされる。
>20年大統領選のジョージア州の結果を覆そうとしたとして起訴された事件は今回の最高裁判断の直接の対象とはなっていないが、同様に大統領の立場を利用した行為の是非を争っているため、今回の最高裁判断に関連する訴訟の決着がつくまで初公判が行われないのは確実だ。
>今回の判断を巡っては、最高裁の「党派性」も浮き彫りになった。9人の判事はトランプ氏を含む共和党大統領が指名した保守派6人、民主党大統領が指名したリベラル派3人で構成される。3月にトランプ氏の大統領選立候補資格を巡るコロラド州最高裁の判断を覆した際は全員一致だったが、今回の判断は保守派6人による多数意見だった。
>リベラル派のソニア・ソトマイヨール判事は意見書で、多数派の判断を「大統領と国民との関係は取り返しのつかないほど変化する。大統領は今や法の上に立つ王だ」と痛烈に批判した。バイデン氏も演説で、同判事に同調し「誰一人、法の上に立つ者はいない。今日の判断で、それは根本的に変わった」と嘆いた。
<参考=「「大統領は今や法の上に立つ王だ」…連邦最高裁のリベラル派判事、トランプ氏の免責特権を一部認めた多数派批判」(読売新聞)>
(24/07/02)
【閻魔大王】 2024/07/04 (Thu) 17:08
<副題=トランプ前大統領の「口止め料」訴訟の量刑言い渡し、9月に延期 最高裁判断受け(BBC)>
不倫口止め料にまで、大統領特権<?>
嘘やろな。
がしかし、これが、大米帝国の実態。諸、資本主義で、金が物を言う国。
どこの国でも、「地獄の沙汰も金次第」。
>アメリカのドナルド・トランプ前大統領が、不倫相手への「口止め料」の支払いをめぐって業務記録に虚偽記載をしたとして有罪評決を受けた事件で、ニューヨーク州地裁の陪審団は2日、量刑言い渡しを当初の7月11日から9月18日に延期した。前日に、米連邦最高裁判所がトランプ前大統領ら歴代大統領について、刑事責任が部分的に免責されるとの判断を示したことを受け、前大統領の弁護団は有罪評決の無効を求めている。
>最高裁は1日、大統領在任中の「公的な行為」に関しては免責されるが、「公的ではない行為」に関しては免責されないとの判断を示した。
>トランプ前大統領の弁護団はこれを受け、「口止め料」の支払いをめぐる業務記録の虚偽記載事件での有罪評決を無効とするよう求めた。
>フアン・メルシャン判事は2日、9月6日までにこの申し立てについて決定すると述べた。
>そして、量刑言い渡しが必要な場合は9月18日に行うとした。
>ニューヨーク州地裁の陪審団は5月30日、トランプ氏に対し、計34件の業務記録の虚偽記載の罪で有罪とする評決を出した。アメリカの大統領経験者が刑事裁判で有罪とされたのは初めてだった。
>検察によると、トランプ前大統領は2016年大統領選の前に、自分の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏に口止め料の立て替え分を支払い、それを弁護士費用として処理するなどした。
>4件の刑事事件で起訴されている前大統領は4月、この虚偽記載をめぐる裁判で初めて、刑事被告人となって出廷した。
>「完全な無罪放免」とトランプ前大統領
>トランプ前大統領は量刑の言い渡し延期について、「完全な無罪放免だ!」(太字は原文ですべて大文字で強調されている)、「自分に対する魔女狩り」を「終わらせるものだ」と、自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
>しかし、言い渡し延期は、判事が前大統領側の申し立てについて判断を下すまでの、裁判手続きの一時停止にすぎない、
>大統領経験者の「公的な行為」への免責を求める申し立ては、2020年大統領選挙の結果を覆そうとしたとして起訴されているトランプ前大統領の裁判にからんで弁護団が行ったものだが、前大統領のほかの法廷闘争にもその影響が波及する可能性がある。
>前大統領の弁護団は5月の有罪評決を覆そうと、1日の最高裁の判断を利用しようとした。
>弁護団は事件の核心となる出来事や証拠のいくつかはトランプ前大統領の在任中に起きたもので、最高裁の判断に直結すると主張した。
>トランプ前大統領を起訴したマンハッタン地検は、前大統領側の主張は「利点のないもの」だと反応したが、7月24日を回答の提出期限とするよう求めた。
>「口止め料」訴訟での「免責」は
>しかし法律の専門家たちは、今回の弁護団側の申し立ては、前大統領にとって苦しい戦いになり得ると指摘する。
>「トランプ前大統領が有罪評決を受けたニューヨークの虚偽記載事件での容疑は、明らかに前大統領の公的ではない行為に関するもので、公務に関わるものは一つもないようだ」と、ニューヨーク拠点のマーク・ザウダラー弁護士は述べた。
>「トランプ前大統領はいくつかの訴訟で免責を主張できるだろうが、ニューヨークでの裁判でこの主張を通すのは一番難しいだろう」
>検察側は、トランプ前大統領が性的関係を持ったとされる元ポルノ・スターのストーミー・ダニエルズ氏に対し、前大統領の指示で顧問弁護士のコーエン氏から、2016年米大統領選の直前に13万ドルが口止め料として支払われていたことを証明している。
>この支払いはトランプ前大統領がまだ大統領候補だった時に行われた。
>これが大統領の「公的な」行為にあたると裁判所を説得するのは難しいと、コロンビア大学のフィリップ・ボビット教授(連邦法、憲法学)は言う。「かなりあり得ないと思う」と、教授はBBCに語った
<参考=「トランプ前大統領の「口止め料」訴訟の量刑言い渡し、9月に延期 最高裁判断受け」(BBC)>
(24/07/03)
【閻魔大王】 2024/07/04 (Thu) 19:29
<副題=バイデン米大統領「しくじった」 討論会失敗認める、CNN報道(Yahoo!ニュース・CNN)>
>バイデン米大統領は3日、精彩を欠いた大統領選の第1回討論会について「ひどい夜だった。しくじった。ミスを犯した」とラジオ局のインタビューで振り返った。CNNテレビが収録された音声の一部を報じた。
>討論会を受け、大統領としての資質を疑問視する声が上がっていることに関しては「舞台に上がっていたのは90分間だ。この3年半で成し遂げたことを見てほしい」と述べ、討論会で全てを決めるのではなく在任中の業績全体を見て評価してほしいと訴えた。
<参考=「バイデン米大統領「しくじった」 討論会失敗認める、CNN報道」(Yahoo!ニュース・CNN)>
(24/07/04)
【閻魔大王】 2024/07/05 (Fri) 12:44
<副題=バイデン氏、独立記念日で力強く挨拶 「私はどこにも行かない」(REUTERS)>
バイデン大統領、次回選挙に、出馬意欲満々。
どこかの国の首相、岸田文雄君<66歳>と、一緒。
>バイデン米大統領(81)は4日、ホワイトハウスで力強く挨拶し、大統領選継続に向けた高齢不安の払拭に努めた。
>7月4日の独立記念日を祝うイベントにバイデン氏はノーネクタイのスーツ姿で現れ、テレプロンプターの原稿を読み上げながら短いスピーチを行った。大きなミスはなかったが、トランプ前大統領が在任中に訪問を拒否した戦没者墓地について言及し、台本から外れたように見えた場面もあった。
>バイデン氏は「私はフランスにある第1次世界大戦戦没者の墓地にいました。前大統領が行きたがらなかった場所」と語った後、声が小さくなり、途切れ途切れになった。その後は「言うべきではなかったかもしれない」と述べ、演説を続けた。
バイデン氏がイベントで招待客と交流していた際、誰かが「戦い続けて」と声をかけた。これに対し、同氏は「私はどこにも行かない」と応じた。
>一方、米ウォルト・ディズニー(DIS.N), opens new tab共同創業者の孫で民主党の大口献金者でもあるアビゲイル・ディズニー氏は4日、CNBCに対し、バイデン氏が大統領選から撤退するまで民主党への献金を停止すると語った。
<参考=「バイデン氏、独立記念日で力強く挨拶 「私はどこにも行かない」」(REUTERS)>
(24/07/05)
【閻魔大王】 2024/07/05 (Fri) 14:59
<副題=バイデン大統領、数日内に世論納得させられなければ選挙戦撤退も検討…側近に語る(読売新聞)>
バイデン大統領、撤退か、突入か<?>
色んな話が、飛び交ってるですが、世論、報道は<?>
バイデンには、不都合な数字ばかり。
<表>
バイデン大統領に厳しい世論調査結果が相次いでいる
>11月の米大統領選で再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)に選挙戦からの撤退を公然と求める声が党内から出始めた。米紙ニューヨーク・タイムズによるとバイデン氏は今後数日中に世論を納得させられなければ、選挙戦継続の可否を検討するとある側近に話したという。
>民主党のロイド・ドゲット下院議員(テキサス州選出)は2日、ニューヨーク・タイムズの取材に対して「我々は、最も有力な候補者を選ばなければならない。国民はバイデン大統領ではないと言っている」と語り、現職の連邦議会議員で初めて撤退要求を突きつけた。
>米CNNが2日に発表した世論調査結果によると、「バイデン氏以外の人物」を候補に選んだほうが民主党が大統領選で勝てる可能性が高いと信じる人は75%に上った。民主党支持層に限っても56%が「バイデン氏以外の人物」のほうが勝てると回答。「大統領選から撤退すべきだ」が7割を超えた調査結果もあり、有権者の間でバイデン氏への期待は急速にしぼんでいる。
>6月27日のテレビ討論で、バイデン氏は何度も言葉に詰まり、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)の主張に切り返せないなど不安定な挙動が目立った。次の4年の任期を全うできないのではないかとの不安が一気に広まった。
>ロイター通信によると、バイデン氏が再び不安定な様子を見せた場合、民主党の下院議員25人が撤退を要求する準備をしているという。バイデン氏は今月2日、バージニア州で開かれた選挙資金集めのイベントで討論会に触れ、直前の外遊の疲れなどで「ステージ上で居眠りしそうになった」と述べた。
<参考=「バイデン大統領、数日内に世論納得させられなければ選挙戦撤退も検討…側近に語る」(読売新聞)>
(24/07/04)
【閻魔大王】 2024/07/05 (Fri) 17:34
<副題=米大統領選挙のゆくえ 伊藤 隆敏 によるストーリー(Forbes)>
当記事では、トランプの不倫口止めの件、量刑について、7月11日に、言い渡されると、なってるですが。
別途の件で、大統領免責が云々され、言い渡しを9月に延期されたです。
とか、延期、延期で、雰囲気的には、一連の訴訟問題なるは、結果的、トランプ君、免れるのではと。
それが、米国<!>
さて、ここで、<格物致知>について。
実は、閻魔大王的、出身、小学校の校名、京都市立格致小学校。但し、遠の昔に、少子化で、廃校になってるです。
この、格致なるは、<格物致知>から、でして。
もしかしての、この筆者、伊藤隆敏氏<73歳>なるは、格致小学校の出身者かと、思いの、探索、検索したですが、北海道小樽の出生で、京都には、無縁でしたです。
<格物致知>
>5月30日、ニューヨーク市マンハッタン地区の裁判所において、トランプ元大統領(以下、トランプ氏)の不倫の口止め料を弁護士費用に見せかけるために業務記録を改ざんしたという起訴内容について、34の項目すべてについて、陪審員が、有罪との評決を行った。これは、トランプ氏を批判する勢力は、トランプ氏の犯罪者の一面を証明する大きな一歩として、11月の大統領選への負の影響を期待している。
>一方、トランプ氏の熱狂的な支持者たちは、この裁判が政治的な魔女狩りであり正当性がない、というトランプ氏の主張をうのみにしていて、むしろ団結を強め、トランプ氏への寄付金も急増しているのだという。
>今回は、有罪ということだけが決まり、量刑については7月11日に言い渡されることになっている。トランプ氏は控訴するだろうが、控訴審の判決が大統領選挙の前に出るか、保証はない。懲役刑もありえる重罪なので、もし収監された場合には、大統領選挙への影響は大きい。
>ただし、合衆国憲法では、有罪判決を受けても、たとえ収監されても大統領選挙に立候補し、大統領に就任することを妨げる規定はないのだという。大統領に当選したとしても、アメリカの民主主義の正当性が大きく揺らぐことになり、国際政治でも指導力に陰りが出るかもしれない。
>陪審員裁判では、陪審員全員が合意しないと評決として成立しない。民主党支持者が多いマンハッタン地区で行われた裁判とはいえ、12人いる陪審員のなかには隠れトランプ氏支持者がいて、全員一致は難しいのではないか、と疑う向きもあった。その意味では、一般市民が賢明な判断を下した。
>トランプ氏が抱える裁判は続く。2020年の大統領選挙のジョージア州の集計に介入しようとした裁判、2021年1月6日の連邦議会襲撃を教唆したとする裁判、などであるが、これらの裁判の結果が11月の選挙前に出るかどうかはわからない。選挙という民主主義の根幹をなす制度を破壊するような疑いをかけられていること自体、トランプ氏が民主主義の価値を軽視していることを表している。
>米大統領選挙では、周知のように、結果は、全米での得票数で決まるのではなく、各州での選挙結果に基づいて割り当てられる「選挙人」の数の合計によってきめられる。大多数の州では、一票でも上回った候補者が、その州に割り当てられた選挙人すべてを獲得するように決められている。多くの州では、共和党支持者と民主党支持者にもともと大きな差があるため、選挙前から結果は予想がついている。一般的に、東部と西部の沿岸州では民主党支持が多く、内陸部では共和党支持者が多い。
>ただし東部沿岸州でも南部は共和党支持が多く、内陸部でも北東部では民主党が強い州もある。したがって、大統領選挙の結果はどちらに転ぶかわからない(結果を左右する)州(swing
state)の選挙結果で決まることになる。今年は、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの7州があげられている。今回の裁判結果が、これらの州の浮動票にどのような影響を与えるかがカギとなる。
>(今回の評決前の)世論調査で、バイデン大統領は僅差でトランプ氏にリードを許しているとされている。今回の評決結果は、バイデン大統領の再選戦略にとって有利に働くものの、swing
stateごとにどのような影響があるかは不明だ。
>一方、再選戦略にとって不利に働いているのは、イスラエルによるガザ攻撃によって、ガザの人道状況が悪化、それに憤慨する若者がイスラエル支持を取り下げないバイデン政権にそっぽを向き始めたことだ。本コラムでも何回か取り上げた、有名大学におけるパレスチナ支持グループの抗議行動が、パレスチナ関係者以外(とくに伝統的な民主党支持者である黒人層)からも支持されていることは、バイデン大統領の再選戦略にとって、大きな懸念材料だ。
>トランプ氏の裁判、パレスチナ支持の抗議行動など、これまでの大統領選挙にはない要因が今年の大統領選挙にとって重要となりそうだ。
>伊藤隆敏◎コロンビア大学教授・政策研究大学院大学客員教授。一橋大学経済学部卒業、ハーバード大学経済学博士(Ph.D.取得)。1991年一橋大学教授、2002〜14年東京大学教授。近著
に、『Managing Currency Risk』(共著、2019年度・第62回日経・経済図書文化賞受賞)、『The Japanese Economy』(2nd
Edition、共著)。
<参考=「米大統領選挙のゆくえ 伊藤 隆敏 によるストーリー」(Forbes)>
(24/07/04)
【閻魔大王】 2024/07/05 (Fri) 17:53
<参考>
<参考=「京都市立格致小学校」(wikipedia)>
<参考=「格物致知」(wikipedia)>
<参考=NO.483 続99<ロシアのウクライナ侵攻>「トラ」にプーチンが表彰状授与/ノーベル平和賞<!>>
(24/07/05)