閻魔大王<NO.244>

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NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.245
481 続97<ロシアのウクライナ侵攻>「もしトラ」から「もしバイ」<?> 閻魔大王 24/06/11
閻魔大王NO.243

NO.481 続97<ロシアのウクライナ侵攻>「もしトラ」から「もしバイ」<?><起稿 閻魔大王>(24/06/11)


【閻魔大王】 2024/06/11 (Tue) 14:44

<参考=NO.480 続96<ロシアのウクライナ侵攻>トランプ騒動/ロシア軍を押し戻せる<?>
(24/06/03)


基本的、
共和党トランプ君が、ウクライナ問題に関し、大筋的、支援について、バイデン政権の継承的にあるなら、閻魔大王的には、どちでも、結構の、所詮は、米国の首長。
アメリカン・ファーストで、当然<!>

それを、ウクライナえの支援は辞める。
とか、NATOが云々の、何なら、プーチンをけしかけると、発言しまして。どかしてるです。

副題=「もしトラ」から「もしバイ」へ…バイデン氏が支持率でリード トランプ氏有罪評決で有権者に変化(FNN)

トランプの不倫裁判での有罪で、潮目が替わった<?>
NATOの、支援、積極策と、米の支援再開で、ウクライナ軍、復活の兆し<?>

<表紙1>
「もしトラ」から、「もしバイ」へ?



>トランプ米前大統領がいわゆる「口止め料」裁判で有罪になったのを機に「もしトラ」が「もしバイ」に米政界の流れが変わってきたようだ。


>アメリカの有力誌が「もしバイ」
>米誌「タイム」6月24日号は、その表紙にバイデン大統領がカメラをにらみつけているようなモノクロの写真を掲載し「もし彼が勝てば(If He Wins)」と見出しをつけた。

<TIME誌2>
バイデン大統領



>実はそのほぼ1カ月前の5月27日号の同誌の表紙は、トランプ前大統領が両手を組んで眉をひそめているやはりモノクロの写真に「もし彼が勝てば」と同じ見出しをつけたものだった。

<TIME誌3>
トランプ前大統領



>いずれも11月の大統領選で当選した場合の抱負などをインタビューを基にした記事を特集したものだが、トランプ前大統領の記事には次のような記者の前置きがあった。

>「2024年の大統領選挙まであと6カ月となったが、トランプはこれまでの選挙戦のどの時点よりも、ホワイトハウスを勝ち取るために有利な立場にある。ほとんどの世論調査で、ジョー・バイデンを僅差でリードしており、その中には結果を左右しそうな7つのスイング・ステート(選挙のたびに勝利政党が変動する激戦州)のうちのいくつかも含まれている。しかし、私は選挙について、前回の選挙に続く不名誉について、あるいは彼が前アメリカ大統領として初めて、そしておそらく未来のアメリカ大統領として刑事裁判を受けることになった経緯について聞きに来たのではなかった。トランプが2期目に当選したら何をするのか、彼自身の言葉で国家に対するビジョンを聞きたかったのだ」

>このインタビューは4月12日に行われたとあり、「口止め料」裁判の帰結が予想できない時だったにもかかわらず、今回の大統領選ではトランプ前大統領が優勢であることを前提にしたものだった。まさに「もしトラ」の特集記事だったと言えるだろう。

>一方、6月24日号のバイデン大統領へのインタビューは5月28日に行われたとある。トランプ前大統領が34件の訴因全てで有罪になった前日のことだ。しかし、同誌電子版に載った記事とインタビューの記録を読む限りでは、この裁判にはいっさい触れていない。選挙に関わる問題を取り上げたのは終盤の次の問答だけだった。

>記者:
大統領任期の最後の2年間は、通常、外交問題に焦点が当てられます。あなたは81歳で、退任時には86歳になっています。民主党を含むアメリカ国民の大多数は、世論調査に対して、あなたが指導者としては年を取りすぎていると思うと答えています。85歳の老人にこの仕事ができるでしょうか?

>バイデン大統領:
僕は君が知っている誰よりもうまくやれるよ。

>記者:
年齢を考えて再出馬を諦めようと考えたことはありませんか?

>バイデン大統領:
ノー、ないね。

>バイデン大統領とのインタビューは、ガザ問題やウクライナ情勢、それに中国との関係など外交問題に終始し、それもバイデン政権2期目の課題というよりは1期目に残された課題への対応が取り上げられたようにも思えた。それを「もし彼が勝てば」という見出しで伝えたのは、「口止め料」裁判の判決で大統領選を取り巻く状況が「もしバイ」、つまりバイデン大統領の再選もあり得る情勢が浮上してきたからではなかったか。


>世論調査でバイデン氏がわずかにリード
>6月3日~6日に行われた米ヤフーニュース/YouGovの世論調査では、バイデン大統領の支持率が46%でトランプ前大統を2%上回った。大統領がトランプ前大統領をリードするのは2023年10月以来。その差はわずかだが「口止め料」裁判での有罪評決後に支持率が逆転した意味は大きい。

>また、トランプ前大統領への有罪評決の直後に行われたロイター通信とイプソス世論調査会社の共同調査では、共和党支持者の10%が「有罪評決でトランプには投票しないことにした」と回答し、無党派層でも25%が同様に答えている。 

<写真4>
有罪評決後の世論調査では、バイデン氏がわずかにリード



>この心変わり票が大統領選挙にどのように影響するかは断定できないが、米国の大統領選挙の勝敗はほんの一握りの州での僅差を積み重ねて決まる。

>前回2020年の場合なら、バイデン大統領はトランプ前大統領に選挙人数で74人の差をつけて勝利したが、その差は前大統領から奪還したスイング・ステート3州(アリゾナ州、ジョージア州、ウイスコンシン州)に割り当てられた選挙人37人を「行ってこい」で2倍増したものと同数だ。この3州で勝ったことがバイデン大統領の勝利につながったと言っても良いだろう。しかも、この3州の票差は合わせても4万4000票足らずだった。

>世論調査だけでなく、6月7日に行われたニュージャージー州の予備選挙で同州の共和党の上院議員の候補者にトランプ前大統領が推薦した人物が落選し、前大統領のライバルが推薦していた人物が当選するということになった。

>つまり、今回の「口止め料」裁判の有罪評決は、有権者の態度に劇的な変化こそ呼び起こさなかったものの、じわじわとトランプ前大統領を追い込んでいるように見える。

>さらに、7月11日にはトランプ前大統領への量刑言い渡しがある。その量刑次第ではトランプ懐疑派が増え、「もしバイ」の可能性が強まることになることは十分予想できる。
>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】

<参考=「「もしトラ」から「もしバイ」へ…バイデン氏が支持率でリード トランプ氏有罪評決で有権者に変化【アメリカ大統領選】 木村太郎」(FNN)>
(24/06/10)


【閻魔大王】 2024/06/11 (Tue) 15:59


<参考=「NO.479 続95<ロシアのウクライナ侵攻>米国支援決定/ロシア軍を押し戻せる<?>」寄稿閻魔大王 2024/06/01 (Sat) 18:48

<副題=トランプ氏、余裕の笑顔が一変 陪審長、34回「有罪」繰り返す(Yahoo!ニュース・共同)>


【閻魔大王】 2024/06/12 (Wed) 10:14

副題=「私の陪審員」の“反乱”起きず…口止め料裁判でトランプ氏に有罪評決 アメリカメディアが報じた「陪審員2号」とは(FNN)

米国の場合、
陪審員12名。
全員同意で、有罪となる。全員の同意故、大方なら、有罪にはならずと、予測してたのが、有罪になったの背景があるです。

<表紙1>
「私の陪審員」は味方せず・・・



>ドナルド・トランプ米前大統領に対するいわゆる「口止め料」裁判が、34件全てで前大統領が有罪という一方的な結果になったのは、陪審員の一人が味方をしてくれるという誤った期待感を前大統領側が抱いて反論を怠っていたからだという。


>「私の陪審員」の“反乱”なく…
>米国の大衆文化を扱う雑誌「ローリング・ストーン」の電子版が30日に伝えたもので、トランプ陣営は陪審員の一人がニューヨーク検察当局の訴えを懐疑的に見ていると考え、有罪評決が下されないよう対処することに望みをつないでいたという。

>ニューヨーク州の刑事事件の裁判では、有罪評決は12人の陪審員全員一致が前提で、審議を重ねても合意しない陪審員が一人でも残れば「評決不能」となり、検察が起訴をしなおせば再審理されることになる。

<写真2>
有罪評決後、「不正な恥ずべき裁判だ。私は無実だ。最後まで戦う」と述べたトランプ氏(5月30日)



>トランプ陣営が目をつけた陪審員は、そのボディランゲージ(身振りなどによる表現)から弁護側に好意的と判断され、温かみのある微笑と頬の動きなどは前大統領が有罪を免れるのに役立つ評決不一致の可能性を示唆していると陣営は考え、内部的な会議などで前大統領はその陪審員を「私の陪審員」と呼んでいたという。

>トランプ陣営がこの陪審員の“反乱”に頼りすぎたためかどうかは不明だが、弁護側は新たな証拠を提示するよりも検察側の証人に対する反対尋問に重点を置いた印象で、検察側の証人も22人中2人にすぎなかった。また、決定的な判断要素になるとも考えられたトランプ前大統領自身の証言も、弁護側が前大統領の「失言」を恐れて実施しなかったため、対応が消極的だったとも言われている。

>そうした中で裁判は29日に終結し、12人の陪審員全員がそれぞれの訴因で一致して前大統領を有罪としたわけだが、トランプ陣営の複数の内部関係者は「私の陪審員」は34件の訴因のどれかで無罪にできたはずだといまだに幻滅しているという。


>「陪審員2号」の人物像は
>その陪審員が誰だったかはこれからも不明だろうが、実は私も評決不能の“反乱”があるとすればこの人物かもしれないと考えていた男性陪審員がいた。

>「陪審員2号」がその人で、ニューヨーク・タイムズ紙が陪審員任命の際の質疑からその人物像を次のように伝えていた。

>「陪審員2号は金融関係の仕事をしており、ヘルズ・キッチンに住んでいる。ハイキング、音楽、コンサート、ニューヨークを楽しむことが好きだという。彼は、重要参考人になると予想されるトランプ氏の元フィクサー、マイケル・D・コーエン氏をSNSでフォローしていると語った。しかし、トランプ氏の元顧問ケリーアン・コンウェイのような人物もフォローしていたという。彼は、トランプ氏は国のために良いこともしたと信じているとも述べ、『それはどちらにも当てはまる』と付け加えた」

>まず、トランプ政権の大幅な規制緩和策の恩恵によくしたのは金融関係者のはずだ。住まいの「ヘルズキッチン」というのは、マンハッタンのミッドタウン西側のハドソン川に至る地域で、再開発されて高級住宅街として知られる。小室圭さんと眞子さんが新婚の住まいを設けたのもこの地域で、陪審員2号は少なくとも民主党の社会保障を期待するような人物ではなさそうだ。

>コーエン氏をSNSでフォローしていたのはこの事件に関心があったと考えられるが、2016年にトランプ氏の選対本部長を務めた後、大統領顧問に就任したバリバリのトランプ信奉者のコンウェイさんの言動は、トランプ氏に少しでも理解がなければ耐え難く、フォローできないだろう。

>そして「トランプ氏は国のために良いこともしたと信じている」という発言だ。このニューヨーク・タイムズ紙の記事を見る限りでは、陪審員の選任の際に検察側がこの人物によく拒否権を発動しなかったものだと思えたが、この人もトランプ前大統領を34件全ての訴因で有罪と判断したわけだ。

>この陪審員2号がトランプ陣営が「味方」と勘違いした人物かどうかは分からないが、いずれにせよ人の正義感や信念はその人の振る舞いや人物像から判断できるものではないことをトランプ陣営の関係者、そして私も思い知らされることになったようだ。

>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】

<参考=「「私の陪審員」の“反乱”起きず…口止め料裁判でトランプ氏に有罪評決 アメリカメディアが報じた「陪審員2号」とは 木村太郎」(FNN)>
(24/06/03)


【閻魔大王】 2024/06/12 (Wed) 10:34

副題=「陪審員2号」とは。

<参考=「NO.479 続95<ロシアのウクライナ侵攻>米国支援決定/ロシア軍を押し戻せる<?>」寄稿閻魔大王 2024/05/29 (Wed) 21:24

<副題=有罪か無罪か、法学者「確率は半々」 トランプ氏の不倫口止め裁判(毎日新聞)>

><図2>
>12人の陪審員の横顔

この表の、<NO.2>の陪審員の事。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@NucBox3(Sailormoon33)】 2024/06/12 (Wed) 18:41

 閻魔大王様、こんばんは。


 余談ですが、70年前の「十二人の怒れる男」を思い出しました。
 米も、まだまだ捨てたものじゃない(司法は健全)と思いました。


【閻魔大王】 2024/06/13 (Thu) 10:17

磯津千由紀さん

>米も、まだまだ捨てたものじゃない(司法は健全)と思いました。


大体が、トランプ君が、好き放題にして、言うて。
これが、まかり通れば、世の中、メタメタ。金持ちの、思うよになるです。


【閻魔大王】 2024/06/13 (Thu) 11:14

副題=【米大統領選2024】 バイデン大統領にとって息子の有罪評決は何を意味するのか(BBC)

当然乍ら、息子の有罪判決は、大統領選挙に影響すると、するの記事もあるです。
問題は、世論調査の結果も、何とでも、解釈出来まして。

での、
トランプ君の場合、当人の話。
バイデン現職大統領の場合、息子の話。

どちにせよ、バイデン政権として、関与せぬが、一番。下手に、息子無罪になっては、トランプ君の、口撃材料になるです。

にしてもの、困ったの、息子。

<写真1>
ジョー・バイデン大統領(左)と次男ハンター氏(2023年)



>アンソニー・ザーカー北米担当編集委員

>ジョー・バイデン米大統領の次男ハンター・バイデン氏が11日、拳銃の免許申請時に薬物使用について虚偽の申告をしたとして有罪評決を受けた。父親のバイデン大統領は個人として、壊滅的な打撃を受けることだろう。

>現大統領は長男ボー氏を脳腫瘍で失うなど、個人的な悲劇やトラウマに見舞われてきた結束の固い一家の家長でもある。

>そして今度は、生存している息子が、長期の禁錮刑を科される可能性のある3件の連邦法違反の罪で有罪評決を受けた。

>ただ、ハンター氏の有罪評決が、11月の米大統領選における国民の投票に影響を与える可能性は低い。

>投票用紙に載るのはハンター氏ではなく父親の名前だ。

>大統領と息子の犯罪を結びつける証拠はない。国民がこの裁判を注視していることを示す証拠もほとんどない。

>評決が出された後、大統領は声明を発表し、自分には二重の責務があると示唆した。

>「私は大統領だ、だが父親でもある」と。

>そして、息子を支え続けていくとし、今日の息子の姿を誇りに思っていると付け加えた。

>裁判が始まった当初、バイデン氏は裁判手続きについてはコメントしないと述べていた。しかし、息子の裁判をめぐるドラマは、公務を遂行しつつ大統領選での再選に向けて選挙活動を行うバイデン氏に何週間もつきまとった。ハンター氏の量刑がまだ決まっていないことも同様に、今月末の重要な大統領選討論会への準備を進めるバイデン氏の気を散らすかもしれない。

>「当然、大統領にとっては個人的に気が散る要因になるだろう。どんな父親にとってもそうであるように」と、マイケル・ラローザ氏は指摘する。ラローザ氏は、バイデン政権の最初の2年間、バイデン氏の妻ジル氏の報道官を務めた人物だ。「大統領としての職務を妨げるものではないが、一家の精神的負担になることは間違いない」。


>トランプ氏と対照的な対応
>先週、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦から80年を記念する式典に出席するためフランスを訪れたバイデン氏は、息子に恩赦を与えるために大統領権限を行使することは検討していないと述べた。さらに、陪審員の評決を受け入れるつもりだと付け加えた。この対応は、ドナルド・トランプ前大統領とは対照的だ。トランプ前大統領は先月、「不倫口止め料」の支払いをめぐり業務記録に虚偽記載をしたとして罪に問われた裁判で、34件の罪状すべてについて有罪評決を受けたが、不正かつ腐敗したものだと評決を一蹴している。

>ハンター氏の評決に対するトランプ前大統領の反応も、バイデン氏とは著しく異なるものだった。前大統領は自身の選挙陣営が発表した声明の中で、ハンター氏の裁判はバイデン一家が犯したより重大な犯罪から「目をそらすものでしかない」と述べた。

>多くの共和党議員も同じ主張を繰り返した。同党のナンシー・メイス下院議員は、評決は「公正のベール」にすぎないとした。

>ハンター氏をめぐっては、有罪を認める代わりに罪状を軽減する司法取引の交渉が進んでいたが、昨年7月に決裂している。

>これには「有力者に有利な」司法取引だとの批判の声があがっていた。ハンター氏の裁判が前進したのは、連邦判事がこの司法取引を却下したからにすぎないと、ほかの共和党議員は指摘した。

<写真2>
裁判所に到着したハンター・バイデン氏(中央)と妻メリッサ氏(10日、デラウェア州)



>大統領選への影響は
>トランプ前大統領の裁判は最初から最後まで、党派間の乱闘と化した。共和党員はトランプ氏を支持し、裁判手続きを非難した。一方でハンター氏の有罪評決はまた違う雰囲気だった。この評決は、波乱に直面してきたバイデン一家の暗たんたる歴史の最たるものだった。

>ハンター氏は兄ボー氏が脳腫瘍で亡くなったのと前後して、薬物使用に走った。裁判では、ハンター氏の回顧録の抜粋、ハンター氏のテキストメッセージや電子メールの内容、写真、ハンター氏に近しい人々の証言を通して、同氏の薬物中毒との闘いや、それが家族関係に与えた損失が、痛みを伴う詳細なかたちで示された。

>その間中、ファーストレディーで継母のジル氏や妻メリッサ・コーエン・バイデン氏らハンター氏の友人や家族が、ハンター氏の後方に着席し、見守っていた。裁判の休憩時間にハンター氏を抱きしめたり、手を握ったりすることもあった。異母妹のアシュリー氏は、弁護人の最終弁論で涙を流した。

>「ジルと私はハンターと私たちの家族のために、常に愛とサポートを持って寄り添っていく」と、バイデン大統領は評決後の声明で述べた。「これは、何一つ変わることはない」。

>検察側は最終弁論で、提出された証拠はいまわしい、個人的なものだったとした。また、精神的に打ちのめすような性質のものだったが、ハンター氏が拳銃申請のための連邦政府の身元調査申告書に記入する際、意図的にうそをつき、薬物を使用していないと申告したことを示すために必要だったとも述べた。

>最終的に、陪審員は全員一致で有罪を支持した。

>バイデン氏と最初の妻の間に生まれた子供の中で唯一生きているハンター氏は、禁錮刑を科せられる可能性がある。バイデン氏の最初の妻と幼い娘は50年以上前に交通事故で亡くなった。

>ハンター氏は量刑の言い渡しを待っているところだが、これが決まったとしても同氏の法的問題が終わるわけではない。同氏は脱税をめぐる罪でも起訴されている。

>起訴状によると、2016~2019年に少なくとも140万ドル(約2億円)の連邦税を逃れようと画策したとされる。この裁判の公判は、大統領選まで2カ月を切るタイミングの、9月に予定されている。

>今回のデラウェア州での法廷でのように生々しい感情は生じないかもしれない。それでも、大統領にとってはより政治的な損害を与える可能性はある。ハンター氏は、海外ビジネスやバイデン氏との金銭的つながりをめぐり、バイデン氏を非難する共和党員から継続的に監視の目を向けられている。

>薬物中毒は多くのアメリカ人の人生に影響を及ぼしている。

>一方で、金銭をめぐる不正や税金詐欺の疑惑は、有権者の同情を集めることはないかもしれない。

<参考=「【米大統領選2024】 バイデン大統領にとって息子の有罪評決は何を意味するのか」(BBC)>
(24/06/12)


【閻魔大王】 2024/06/13 (Thu) 13:34

副題=バイデン氏次男の有罪評決、8割は投票判断に「影響せず」=調査(REUTERS)

イヤ、
バイデン氏次男の件、影響せず=80%。
トランプ氏有罪判決、影響せず=60%。

ならばの、バイデンには、20%が、影響。トランプには、40%が、影響。
これは、結構、大きいと、思うのか、小さいと、するかは、個々人の判断なれど。

>最新のロイター/イプソス調査によると、バイデン米大統領の次男に対する有罪評決について、有権者の8割は大統領選での投票判断に影響しないと回答した。

>バイデン氏の次男ハンター氏が銃を不法に購入・所持した罪に問われた裁判で、東部デラウェア州の連邦地裁の陪審団は11日、3件の罪状全てについて有罪の評決を下した。

>調査では約67%がハンター氏の裁判について聞いたことがあると回答。80%は大統領選でバイデン氏に投票するという判断に影響することはないと回答した。

>トランプ氏に対する有罪評決については、61%が影響しないと回答した。

>調査はオンライン形式で全米の登録有権者930人を対象に実施。誤差は約3%ポイント。

<参考=「バイデン氏次男の有罪評決、8割は投票判断に「影響せず」=調査」(REUTERS)>
(24/06/13)


【閻魔大王】 2024/06/14 (Fri) 10:29

副題=トランプ氏、襲撃事件後初めて議会訪問 共和党に結束促す(Yahoo!ニュース・REUTERS)

「ドン・ベーコン下院議員は、トランプ氏がウクライナ支援について「ウクライナが勝利したらどのような利益があるのか」と考えているようだと述べた。」

ウクライナが勝利で、どんな利益ねえ。
トランプ君、存命中には、利益はありませんです。出すのだけ。

出さされるの筆頭、もしかせずともの、日本国<?>
ウクライナ復興支援として、増税<!>

>トランプ前米大統領は13日、連邦議会近くの関連施設を訪問し、共和党議員らと非公開会合を開いた。ウクライナ支援を批判し、中国製品などに対する関税に支持を表明した。11月の大統領選に向け、共和党の結束を図る狙いがあるとみられる。

>トランプ氏は下院と上院の共和党議員らと個別に会談した。議員らに対し、サービス業のチップ収入に対する課税廃止も呼びかけた。会合に参加した共和党議員らが明らかにした。

>人工妊娠中絶の是非については、各州がそれぞれの政策を判断すべきだとの考えを示した。

>ドン・ベーコン下院議員は、トランプ氏がウクライナ支援について「ウクライナが勝利したらどのような利益があるのか」と考えているようだと述べた。また、マット・ゲーツ下院議員によると、トランプ氏は米鉄鋼業界保護に向けた関税を支持すると発言したという。

>トランプ氏が議会前を訪れたのは、自身が起訴された2021年1月の議会襲撃事件後初めて。事件ではトランプ氏支持者らが20年大統領選の結果を覆そうと議会を一時占拠した。

>また、この日は襲撃事件後初めて共和党上院トップのマコネル院内総務とも会談した。2人の関係はマコネル氏が前回大統領選でバイデン氏の勝利を認めて以来冷え込んでいた。一方、共和党上院の穏健派議員であるスーザン・コリンズ氏らは会談を欠席した。

>民主党のトンプソン下院議員は「議会を汚す致命的な反乱をあおっておきながら、どの面を下げてこの場所に来られるのか」とトランプ氏を批判した。

<参考=「トランプ氏、襲撃事件後初めて議会訪問 共和党に結束促す」(Yahoo!ニュース・REUTERS)>
(24/06/14)
<消滅・24/07/22>


【閻魔大王】 2024/06/22 (Sat) 17:58

副題=ロシアと北朝鮮が関係格上げ、侵略受ければ相互に支援…金正恩氏「多極化世界の推進力になる」(読売新聞)

北朝鮮がロシア軍に弾薬供給は事実。
ウクライナ軍が、北朝鮮には、距離あるですが、弾薬製造工場に攻撃を加える可能性は否定出来ず。

<写真>
19日、平壌で会談後、握手するロシアのプーチン大統領(左)と金正恩朝鮮労働党総書記=ロイター



>ロシアのプーチン大統領は19日、北朝鮮の 平壌を訪問し、 金正恩朝鮮労働党総書記と首脳会談を行った。両首脳は、いずれかが攻撃を受けた場合、相互に支援する条項などを盛り込んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結した。露朝の協力関係を格上げし、米欧に一致して対抗する姿勢を鮮明にした。

>タス通信などによると、プーチン氏は会談後の共同記者発表で、同条約について「一方が第三者の侵略を受けた場合に、相互に支援する条項を含むものだ」と説明した。

>ロシアが侵略するウクライナに対する米欧の長射程兵器などの供与を挙げ、「国際的な義務に西側は違反している」と主張した。ウクライナ侵略で北朝鮮製の砲弾や弾道ミサイルを露軍が使用していることを正当化する意図とみられる。

>プーチン氏は「北朝鮮は国家の安全と主権を守るため、防衛力を強化する権利がある」と述べ、北朝鮮の核・ミサイル開発に理解を示す発言もした。露朝間の軍事技術協力についても「排除されるものではない」と述べた。

>正恩氏は条約について「両国関係を同盟という新たな高い水準に引き上げるものだ」と歓迎し、「多極化された新しい世界を作る推進力になる」と主張した。「多極化」は米欧主導の国際秩序からの脱却を唱えるプーチン氏が多用する言葉だ。正恩氏は「あらゆるロシアの政策を無条件で支持する」とも強調した。

>ロシアの前身・ソ連と北朝鮮は1961年、有事に相互が軍事介入する条項が盛り込まれた「友好協力相互援助条約」を結んだ。軍事同盟に該当したが、ソ連崩壊後の96年に失効した。2000年に露朝は「友好善隣協力条約」を交わしたが、相互軍事介入は盛り込まれていなかった。

>露メディアによると、首脳会談は19日昼過ぎに始まり、閣僚らが同席した約1時間半の拡大会合の後、予定時間の倍となる2時間にわたり、1対1形式の会談が行われた。

>露大統領府の発表によると、拡大会合の冒頭、プーチン氏はウクライナ侵略を支持する北朝鮮に謝意を示した。次回の会談をモスクワで開催したいとの意向を述べ、正恩氏を招待した。

<参考=「ロシアと北朝鮮が関係格上げ、侵略受ければ相互に支援…金正恩氏「多極化世界の推進力になる」」(読売新聞)>
(24/06/19)


【閻魔大王】 2024/06/22 (Sat) 23:29

副題=トランプ氏担当検事に脅迫 4月以降で50件以上(産経新聞)

この怖さ。
確かに、米国の大統領たる、凄い権力と、思うです。

そのためには、何でもあり。
が、トランプ君<78歳>の、考えで、諸般、隠してしてませんです。

これが、世界に、伝播。
ロシアのプーチン君<71歳>に。日本では、NHKから国民を守る党の、立花孝志<56歳>

>トランプ前米大統領が有罪評決を受けた不倫口止め疑惑に絡む事件を担当したブラッグ地方検事は21日、ニューヨーク州地裁に提出した資料で、4月以降にブラッグ氏や家族、検察関係者に対して50件以上の脅迫があったと明らかにした。米メディアが伝えた。

>州地裁はトランプ氏に、陪審員や証人への言及、検察と地裁の関係者の職務を妨害する発言を禁止する、かん口令を出している。トランプ氏側は評決後、11月の大統領選に向けた活動に支障を来すとして解除を要求した。量刑は7月11日に言い渡される。

>ブラッグ氏は証人に関するかん口令の解除には同意している。だがソーシャルメディアで検察関係者の住所をさらすなどの脅迫が続いていることから、他のかん口令は維持するよう求めた。(共同)

<参考=「トランプ氏担当検事に脅迫 4月以降で50件以上」(産経新聞)>
(24/06/22)


【閻魔大王】 2024/06/29 (Sat) 11:14

副題=民主党議員ら、バイデン氏に「絶望」 大統領討論会終え(CNN)

大統領候補予定者の、現大統領バイデン<81歳>と、前大統領トランプ<78歳>が討論会。

結果的、米国での、評価たる、バイデン散々、トランプ鼻高々。
共和党、トランプの、大言壮語、我田引水、唯我独尊、責任転嫁がありまして。要は、言うたもの勝ち。

片やの、バイデン、この手、言い合いに慣れておらずで、且つは、風邪気味とかで、声かすれの、迫力なく。
評判、落としたのではの、風評。

いやねえ。
閻魔大王的、所詮は、米国の、でして。
只、国際公約なりは、継承させねば、国としての、信用力落ちるです。
言うは、ウクライナ問題について、トランプ君、選挙で、勝利すれば、就任までに、ウクライナ戦争止めさせると、公言したです。

そんな事、してたら、悪いけれどの、韓国と一緒で、政権替わるの都度、対、日本政策180度替わるでは、どしょも、ありませんです。

何よりも、ウクライナ国民可哀想。
人道、民主主義の根幹揺るがしてるですの、ロシアに荷担と、一緒。
まあ、つまり、自由主義圏の、大問題露呈。

言うは、独裁政権では、選挙は形式だけで、政権存続の限り、政策替わらんです。


<写真>
米大統領選討論会の様子=27日、CNNの米アトランタスタジオ/Will Lanzoni/CNN



>バイデン大統領とトランプ前米大統領との討論会では、幅広いトピックについて議論が交わされた。

>トランプ氏は、バイデン氏在任中の雇用増加はすべてコロナのパンデミック(世界的大流行)によるロックダウンからの「回復」によるものだと主張した。ただし、増加した雇用はすべて「回復」による雇用というわけではなく、人々がみな以前の仕事に戻ったわけではない。

>両氏はインフレについて非難の応酬を繰り広げた。バイデン氏は自分が引き継いだ経済に一因があると批判した。これに対しトランプ氏は、バイデン氏が就任した当時、「ほとんどインフレはなかった」と反論した。

>トランプ氏は、バイデン氏が実行したアフガニスタンからの米軍撤退を「わが国史上最も恥ずべき日」と断じた。

>トランプ氏は自身が当選した場合、中絶薬の入手を阻止しないと述べ、中絶の規制は州が決定すべきだという立場を繰り返し表明した。バイデン氏は中絶を州の裁量に委ねるのは市民権の保護を州に委ねるようなものだと反論した。

>バイデン氏はロー対ウェード事件の判例を最高裁が覆したことについて「ひどいこと」だと非難。判例によって医師が「9カ月」の胎児を殺せるようになったとするトランプ氏の主張に「それはまったく事実ではない」と反論した。

>バイデン氏は国境問題について、自身がまとめた超党派の国境対策法案が上院で否決されたことを強調。トランプ氏の移民家族を引き離す政策を非難した。トランプ氏は、バイデン氏の移民政策が米国の暴力犯罪の要因であるという以前の主張を繰り返した。

>トランプ氏は、同氏の大統領在任中に退役軍人を「バカで負け犬」と呼んだかどうかについてのやりとりの中でバイデン氏の次男であるハンター・バイデン氏を持ち出した。

>トランプ氏は2021年年1月6日に発生した連邦議会議事堂の襲撃事件について自身の行動と不作為について問われると、質問をかわそうとした後、「私には実質的に何もすることがなかったのは分かっていた。彼らは私に演説をするように頼んだ」と弁明した。

>討論会を終え、民主党議員らは、バイデン氏の討論会でのパフォーマンスに絶望している。一部ではバイデン氏が党の候補者であり続けるべきかどうかという疑問が生じたほどだ。

>バイデンは口を開けて何かをじっと見つめるような表情でステージに登場した。口調は途切れ途切れで、時折、考えを最後まで言い終えるのに苦労しているように見えた。民主党が優位に立っている中絶などの問題では譲歩する場面もみられた。

>10年以上にわたりあらゆるレベルの選挙活動に携わってきたある人物は「バイデン氏が我々の候補者であるべきだと主張するのは難しい」と漏らした。

<参考=「民主党議員ら、バイデン氏に「絶望」 大統領討論会終え」(CNN)>
(24/06/28)


【閻魔大王】 2024/06/29 (Sat) 20:24

副題=【徹底解説】 「トランプ氏圧勝 バイデン氏苦境」か 米大統領選 第1回テレビ討論会(テレ朝)

次回、9月に予定されてるらしく。
その、次回で、バイデンが、トランプを論破出来るか<?>ですが。トランプの論理、やり口からは、バイデンの敵ではないです。

要は、言いたい放題のトランプ君と、一寸、真面目に過ぎるのバイデンでは、勝負にならず。

どちにしろ、年齢的、81歳と、78歳でして。
どちにしろ、後期高齢者。

尚、
トランプは、選挙に勝てば、就任までに、ウクライナ問題解決すると、抜かしてるですが。中身なら、誰もが、承知の、その時の状態で、ウクライナが、ロシアに、領土割譲。

ウクライナには、異議、文句あっても、米国からの、軍資金遮断されたら、抗戦継続不可。
余程に、欧州諸国の支援がないと。
ンの、現在、その方向で、欧州諸国動いてるですが。

トランプにしたら、アメリカン・ファースト。
他国が、どであれ、知った事かと。では、米国が、民主主義の盟主、帝国からは、脱落するです。

>11月のアメリカ大統領選挙で再選を目指す現職のバイデン大統領と、返り咲きを狙うトランプ前大統領による第1回のテレビ討論会が日本時間の28日午前、90分間の論戦が繰り広げられた。

>不法移民の問題、女性の中絶の権利の問題、ウクライナやパレスチナなど外交問題など、アメリカが直面する問題について、大統領候補の考えを国民が直接聞く機会でもある。両氏はそれぞれ何を語ったのか詳報する。

>CNNの司会者が提示したテーマについて、それぞれのスタンスを双方が批判し合ったが、アメリカでの評価はバイデン大統領に厳しいものだったという。

>■出だしは経済問題から…バイデン氏に言い間違えも

>4年前の大統領選挙と同じ2人が再度相まみえる。前回の討論会では、トランプ大統領(当時)がバイデン氏の発言中に何度も言葉を挟み、混乱する場面が見られた。

>今回の討論会は無観客で、片方の発言中に相手のマイクを切る対策が取られ、発言内容が分からなくなるという事態は避けられた。討論中にスタッフと連絡を取ることも禁じられ、2人の候補は自らの言葉で、1対1で対決した。

>討論はインフレに直面する有権者の最大の関心事、経済問題から始まった。出だしから、バイデン氏は手痛い言い間違えをする。


>バイデン氏
>「トランプ氏から引き継いだ時、アメリカ経済は急落していた。コロナ対策は酷く、多くの人々が亡くなった。それを彼は大した事はない、腕にちょっと注射すれば大丈夫だ、と言っていたのだ。経済は崩壊した。私たちが手始めにやったのは元に戻すことだった」

>「我々は1万5000の新しい仕事を生み出した」
>バイデン政権で創出された雇用者数は1500万人と言うべきところを、早速数字を間違えた。


>トランプ氏
>「私は我が国の歴史上、最高の経済を打ち立てた。誰もが感嘆し、他の国も真似た」
「コロナに見舞われたが、我々は必要なお金を投じて大不況を免れた。 アメリカの経済も軍隊も信頼され、戦争もなかった。バイデン氏が生み出したのは、不法移民や元々あった仕事だけだ」

>アメリカは「第三国世界のようになり、恥ずべきことだ」と繰り返すトランプ氏にバイデン氏は反論。トランプ氏が富裕層を利する2兆ドルの減税をして作った財政赤字を解消し、社会保障を維持するために、富裕層の課税を強化する税制改革をすると打ち出した。

>ただ、社会保障の内容、子育てやお年寄りへのケアに触れた際、何度か言葉を繰り返し、言い淀んだところがあった。


>■女性の中絶の権利について

>人工妊娠中絶については2024年の大統領選挙で重要な争点の1つだ。中絶の権利については、2022年に米連邦最高裁が憲法で保障されているとした「ロー対ウェイド」判決を覆した。中絶の権利を擁護するバイデン氏と、各州で規制が進められるべきだと考えるトランプ氏で互いの非難の応酬となった。


>トランプ氏
>「51年前、『ロー対ウェイド』判決があった。誰もが州に中絶に関する規制の判断を戻すことを望んでいた。そこで私は、3人の偉大な最高裁判事を最高裁判所に任命した。彼らは偶然にも『ロー対ウェイド』判決を見直し、州に中絶規制の判断を戻すことに賛成票を投じた。これは誰もが望んでいたことだ」


>トランプ氏は、中絶問題を各州に戻すことが正しい行動だと主張。

>バイデン氏
>「『ロー対ウェイド』判決が下されたとき、大多数の憲法学者はその判決を支持した。政治家が女性の健康に関する決定を下すべきではない。医師がその決定を下すべきだ。そして私が選出されたら『ロー対ウェイド』判決を復活させる

>トランプ氏
>「『ロー対ウェイド』判決では妊娠後期の中絶が認められる私たちはそれが良いことだとは思わない。むしろ過激なことだ。私たちは民主党が過激派だと考えてる」

バイデン氏は、「ロー対ウェイド」判決を最高裁が覆したことを非難。

>バイデン氏
>「51年間、女性の中絶の権利はこの国の法律だった。この男が最高裁に保守的な判事を指名したため、その法律は取り消された。そしてトランプはそのことを自慢している」
バイデン氏は、トランプ氏が保守派を連邦最高裁判事に指名したことで、人工妊娠中絶権の撤廃が可能になったとトランプ氏を非難した。


>■国境管理と移民の問題について

>前回の大統領選挙でトランプ氏がメキシコとの国境に壁の費用をメキシコに負担させると述べた時には荒唐無稽に思われたが、費用は別として実際に700km以上の壁が建設され、ゼロ・トレランス政策のもと、母子が引き離される事態に批判が起きた。

>バイデン大統領は就任直後に、壁の建設の中止を宣言したが、メキシコからの不法移民が過去最多を更新するなど対策迫られ、去年壁の建設を一部再開。大統領選を前に事実上の国境封鎖も表明した。

>まずはバイデン政権下で記録的な数の不法移民が入国し、ニューヨークやシカゴなどの大都市が負担を強いられていることや、安全上の負担が生じていることについて見解を求められた。

>バイデン氏
>「超党派の合意を得るために努力し状況は変わった」
>「亡命審査官を大幅に増やし、国境警備隊は私の考え方を支持している」
>「トランプ氏が大統領だった時、彼は赤ちゃんをを母親から引き離し、家族を離れ離れにした。ひどいことだ」
>「私たちが法律を変えてからアメリカの国境を 不法に超える人が 40%減った」「トランプ氏が政権を去った時より 良くなっている」
>「これからも完全に止められるまで、さらに国境警備と亡命審査官とともにやる」


>バイデン氏が発言をまとめられなかったところを、トランプ氏はすかさず突く。

>トランプ氏
>「発言の最後で何を言っているのかよく分からないが 、バイデン氏自身もよく分かっていないのだろう」
>「私たちには最も安全な国境があったのだから、そのままに しておけばよかっただけだ」
>「だがそれをまた開放し、刑務所や精神科病院や施設からきた人々にテロリストに国を開いた」
>「世界中からテロリストがやってきている。南米ではなく、中東やあらゆるところからこの国になだれ込んでいる」
>「今や過去最も危険な国境になり、そこで人々が死んでいる」


>バイデン氏
>「テロリストがひとりも入って来なかったとは言わないが刑務所が空になっていて私たちが歓迎しているというのは事実ではない」
>「彼が言ったことを示すデータはなく、誇張している彼は嘘をついている」

>トランプ氏
>「バイデン氏こそが水質汚染などで数百人 数千人を殺し、入境者はニューヨークやカリフォルニアでアメリカ市民を殺している」
>「もう滅茶苦茶だ。もう国境がないからだ。今や州が 国境と化している」
>「彼のバカげた、おかしな政策で流入した人が我々の市民を殺している」
>「移民犯罪と言うが、私は『バイデン移民犯罪』と呼びたい」
>「彼らを早く追い出さなければこの国を破壊してしまう」


>■ウクライナ、パレスチナ問題について
>外交問題に議題が移る。長期化するロシアのウクライナ侵攻について

>トランプ氏
>「ロシアとウクライナに関して言えば、真の大統領、つまりプーチン氏が尊敬する大統領がいたら、彼は決してウクライナに侵攻しなかっただろう」

>トランプ氏は、「自分の政権下ではテロは起きなかった。バイデン政権になってから、世界が混乱している」と主張。


>バイデン氏
>「人生でこれほど馬鹿げた話は聞いたことがない。トランプが ウクライナに何をしたのか考えてみてほしい。ウクライナに関して 何でも好きなことをすればいいと トランプがプーチン氏に言ったんだ。プーチン氏を煽って 何でも好きなことをしろと言った。そしてプーチン氏はウクライナに侵攻した」

>トランプ氏
>「私は1月20日に就任する前に、プーチン氏とゼレンスキー氏との間でこの戦争を解決させるつもりだ。私がこの戦争を解決させる」


>■2021年1月6日 議会襲撃事件について
>前回、2020年の大統領選挙で敗北した後、当時のトランプ大統領が選挙に不正があったと主張し、呼応した支持者らが2021年1月6日、議会が開かれていた議事堂を襲撃。民主主義の根幹を揺るがしかねない事件だと世界が震撼し、襲撃に加わった複数の人に有罪判決が出ているほか、トランプ氏自身も提訴されている。

>司会者に、大統領就任時に「憲法を守る」とした宣誓に背いたと指摘する有権者にどう説明するのかと問われると、トランプ氏は答えをかわした。


>トランプ氏
>「1月6日には安全な国境があり、エネルギーも自立していた。1月6日には税も低くかった」
>「1月6日にはアメリカは世界中の人からすべての人から尊敬されていた。私が去ると、バカの集まりのようだと。この人(バイデン氏)のリーダーシップのもとでアメリカの評判はどうだ。ひどいものだ」

>司会者が再度、質問を繰り返す。

>トランプ氏
>「私は誰にも何も言っていない。平和的に愛国的にと言ったのだ」
そして、当時の「ペロシ下院議長が私に全責任があるとドキュメンタリーで語った」と繰り返した。

>バイデン氏は、襲撃した人たちを煽り、副大統領やスタッフが何かしてくれと懇願しても何もしなかったと非難し、付け加えた。


>バイデン氏
>「議会を襲撃した人たちは有罪判決を受けたが、トランプ氏は減刑したいと言った。襲撃者は刑務所に送られるべきだが、トランプ氏は釈放したいのだ」


>■トランプ氏に出ている有罪評決について

>司会者がトランプ氏が抱えている裁判について提起した。

>トランプ氏
>「バイデン氏は重罪と言うが、あちらの 息子もそうではありませんか 重罪ですよね。 有罪になっている。私は何も悪いことはしていない」

>バイデン氏
>「あなたが訴訟されている犯罪を見ると、あなたは何十億ドルの罰金を払わなければいけないのか。 例えば女性を侮辱するなどさまざまなことをしてきて、ポルノスターとの性行為は(トランプ氏の)妻が妊娠している最中だった」



>トランプ氏
>「いったい 何を言っているのか。ポルノ女優と性行為はしていない。あの件に関しては上訴となった。とんでもない民主党の判事がいて、検察官もやはり民主党から任命された人たちだ」
>「バイデン氏はこの一連の裁判のおかげで支持率があがった。選挙戦で前代未聞の規模の お金が集まってきている。向こう側が公平に勝てないから やっているのだ」


>バイデン氏
>「私はこんな人物が大統領に出られることを心配したから 立候補したのだ。こういう人が大統領になる資格があると思うか」
>「彼が言っていること それは全てでっち上げだ」
>「私たちは自分の目で 1月6日に何が起こったか目にした。窓を割って中に入り 暴徒化した人を見ていた」
>「彼の40人の閣僚が トランプ氏を今回支持しなかった。その理由は彼らがよく知っているからだ。トランプ氏の下で働いて だからこそ彼を支持していないのだ」
「この男はヒットラーはいいことをやったと言った。この男には米国の民主主義のセンスがない」


>■社会保障

>高齢者は10年余りで給付金が削減される事態に。制度を維持するための措置をどう講じるか?

>バイデン氏
>「裕福な人々が公平に負担すべきだ」
>「現在、17万ドル以下の収入がある人は、18歳で初めて給料をもらってから、毎回給料を受け取るたびに、収入の6%を支払っている」
>「億万長者が支払っているのは1%だ」
>「私は富裕層に公平な負担を課し、1%から引き上げて生涯にわたるプログラムを保証できるようにする」
>「トランプ氏は社会保障制度とメディケアの両方を削減したいと考えている」「高齢者を保護する必要がないという考えは馬鹿げている」
今日、米国民はかつてないほど優れた医療保険制度を持っている」

>トランプ氏
>「この男のように嘘をつく人を見たことがない。彼は社会保障制度を破壊している」
「何百万人もの人々が私たちの国に流れ込んでいて、彼らを社会保障制度に加入させている」
>「彼らをメディケア、メディケイドに加入させて病院に入院させている」
>「彼らは国民の地位を奪っている」
>「退役軍人は路上で暮らしているのに、流入してきた人々は高級ホテルに住んでいる」

>■育児費用
>司会者はトランプ氏に育児費用を質問するも、トランプ氏はバイデン氏への攻撃に徹し「彼は史上最悪の大統領だ」と主張し続けた。

>司会者がバイデン氏を指名するとトランプ氏への反論を述べた後、短く考えを述べた。

>バイデン氏
>「我々は子ども税額控除を大幅に増やすべきだ」
>「子どもやひとり親が仕事に戻れるように女性と男性の雇用機会を大幅に増やすべき」
「また企業に保育施設の整備を奨励すべきだ」


>■年齢問題

>バイデン氏は2期目の任期が終わる頃には86歳、トランプ氏は82歳に。ともに高齢のため公務を遂行できるのか強く懸念されている。

>バイデン氏
>「私はキャリアの半分を最年少政治家として批判されてきた。そして今、最年長だ。トランプ氏は3歳年下で、はるかに能力が劣っている」

>トランプ氏
>「私は認知テストを2回受けた。バイデン氏は受けなかった。本当に簡単なものでいいから彼もテストを受けてほしい」


>■大統領選で敗北した場合も受け入れるか
>司会者はトランプ氏だけに「誰が勝ってもこの選挙結果を受け入れるか」と質問をなげかけた。またしてもトランプ氏の回答は途中から話が逸れてしまい、司会者から2度同じ質問を受けて次のように回答した。

>トランプ氏
>「もしこれが公正で合法で良い選挙ならもちろん受け入れる。他にやりたいことは何もない」
>「バイデン氏のひどい仕事ぶりを見るまでは、私は本当に出馬するつもりはなかった。彼は私たちの国を破壊している」


>■最終陳述

>事前にコイン投げで決められた順番でバイデン氏から最終陳述を始めるも、言い淀んだり、言い間違えたりする様子が見受けられた。

>一方でトランプ氏は徹底してバイデン氏への攻撃を続けた。


>バイデン氏
>「我々は公平な税制を確保しなければならない状況にある。トランプ氏は財政赤字のために皆さんの税金を増やした」
>「彼はパンデミック対応後に残した大失態のせいでインフレを加速させた」
>「そして国内に入ってくるものすべてに10%の関税をかけることで、さらに多く課税しようとしている」
>「トランプ氏はメディケアを廃止し、政府が大手製薬会社と直接薬価交渉できないようにしたいのだ」
>「しかし私はインスリンの費用を400ドルから15ドル、失礼、35ドルにまで下げた」
>「政府が法外な価格を支払う必要がなくなったため、10年間で連邦赤字が1600億ドル削減された。しかしトランプ氏はそれをなくしたいのだ」
>「私たちは育児に関わる人々の控除を大幅に増やす。インフレを抑え、人々に休息を与えるために私たちは戦い続ける」

>トランプ氏
>「この男はただ不平不満を言うだけだ。あらゆる税金をなくしたいと言うが何もしない」
>「彼は何百万人もの人々が流入することを許すことで、私たちの国を危険にさらすだけだ」
>「我々はアフガニスタンで愚か者のようだった」
>「我々はイスラエルを止めなかった、あんな恐ろしいことは決して起こらないはずだった」
>「ウクライナは起こるべきじゃなかった」
>「アメリカの大統領は世界から尊敬されなければならないが、世界はバイデン氏を尊敬していない」

>トランプ氏の発言には質問をはぐらかしている場面が多く、筋が通っていないところも多い。いっぽう、バイデン氏は特に序盤で表情が険しい上に、声にも覇気がなく、懸念されている年齢問題を払拭しているとは言い難かった。

>実際、討論会を観た専門家は、私たちの取材に「バイデン氏の言葉は有権者に届きにくく、健康不安を加速させるだろう」と指摘した。メディアの評価もバイデン氏に厳しい言葉が並ぶ。

>討論会はあと1回残っているが、バイデン氏にとって厳しい初戦になったようだ。

<参考=「【徹底解説】 「トランプ氏圧勝 バイデン氏苦境」か 米大統領選 第1回テレビ討論会」(テレ朝)>
(24/06/28)


<参考=NO.482 続98<ロシアのウクライナ侵攻>「もしバイ」から「もしトラ」<!>
(24/06/29)