閻魔大王<NO.262>

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閻魔大王NO.263
502 続117<ロシアのウクライナ侵攻>トラの偏見/バイデン憎し<?> 閻魔大王 25/02/24
閻魔大王NO.261

NO.502 続117<ロシアのウクライナ侵攻>トラの偏見/バイデン憎し<?><起稿 閻魔大王>(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/24 (Mon) 17:39

<参考=NO.501 続116<ロシアのウクライナ侵攻>トラの焦り/ノーベル平和賞<?>
(25/02/21)


<映像1>
選挙なしで大統領にとどまる「独裁者」と呼ぶなど関係悪化



<映像2>
侵攻開始以降国土の2割を占領される。
ゼレンスキー大統領「辞任用意」平和実現するなら。



>ロシアによるウクライナ侵攻から24日で3年となる。

>ゼレンスキー大統領は23日、会見で平和が実現するなら「大統領を辞任する用意がある」と述べた。


>ゼレンスキー大統領「NATO加盟との引き換えでもいい」
>ウクライナは侵攻開始以降、国土の2割を占領され、現在はロシア軍が優位な戦いを進めている。

>侵攻から3年となるのを前に、ゼレンスキー大統領は23日、首都キーウで会見を開き、「ウクライナの平和のために(どうしても)職を辞する必要があるのならその用意はできている」と述べ、また、NATO(北大西洋条約機構)への加盟と引き換えでもいいとも述べた。

>アメリカのトランプ大統領はゼレンスキー氏について、選挙なしで大統領にとどまる「独裁者」と呼ぶなど関係が悪化しているが、ゼレンスキー氏は会見で、トランプ氏と「対話を望んでいる」としたうえで、「戦争を終わらせる手助けをしてくれると信じている」とも述べた。


>プーチン大統領は戦闘継続の構え
>一方、ロシアのプーチン大統領は「祖国防衛者の日」に合わせたビデオ演説で、戦闘に参加する兵士に感謝の言葉を述べたうえで、戦闘を継続する構えを見せた。

>日本時間の今夜には、G7(主要7カ国)の首脳がテレビ会議を開催する予定。

<参考=「ロシアのウクライナ侵攻から24日で3年 ゼレンスキー大統領「平和が実現するなら大統領を辞任する用意ある」 トランプ氏との会談望む」(FNN)>
(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/24 (Mon) 20:49

副題=米ベテラン政治戦略家「トランプ大統領のホワイトハウスが30日以内に崩壊する」(東スポ)

30日以内に、崩壊は言い過ぎと、思うですが。

>米ベテラン政治戦略家が「トランプ大統領のホワイトハウスが30日以内に崩壊する」と予測した。米政治メディア「メディアアイト」が23日、報じた。

>ビル・クリントン元大統領の選挙参謀を務めたこともあるベテラン政治戦略家のジェームズ・カービル氏は、メディアアイトのダン・エイブラムス氏に対し、「トランプ大統領の人気は低下しており、国民の支持不足で政権が崩壊すると考えている。この政権は30日以内に大規模な崩壊、特に世論の崩壊の真っただ中にあると私は信じている」と語った。 

>エイブラムス氏は、ここ数週間、多くの民主党員がトランプ大統領のあらゆる行動、特に閣僚候補に反対することで、否定的な注目を集めていると指摘した。

>エイブラムス氏は「民主党員の多くが、こうした指名について怒鳴り散らしているが、場合によっては、それは正しいと思う。そして、他の場合には、少々大げさすぎると思う。しかし、民主党員が怒れば怒るほど、ドナルド・トランプやイーロン・マスク、その他の人々が望んでいることとまさに一致するようだ」と話した。

>するとカービル氏は民主党へのアドバイスとして「私が公に言ってきたのは、民主党は冷静になる必要があるということだ。この状況は崩壊しつつある。ワシントンの進歩主義擁護団体をなだめるためにエリザベス・ウォーレンや大声で叫ぶ誰かは必要ありません。ところで、私はこれらの人々がただの役立たずであってほしいと思っています。彼らは実際には役立たずというより有害です」と述べた。

>カービル氏は、世論調査を引用し、トランプ氏の支持率が50%台前半から30%台後半に下落したといい、これを「崩壊」と呼んだ。ホワイトハウスが崩壊する間は、民主党に控え目な態度を取るよう助言し、共和党は法案を可決するのが難しくなり、党派を超えて支持を得ざるを得なくなるだろうと予測した。

>カービル氏は「6週間後には楽な獲物になるだろう。ただのんびりしなさい。われわれはホワイトハウス崩壊の真っただ中にいる。もう終わりだ」と指摘している。

<参考=「米ベテラン政治戦略家「トランプ大統領のホワイトハウスが30日以内に崩壊する」」(東スポ)>
(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/24 (Mon) 23:14

副題=ウクライナ戦争終結時に二つのショック エマニュエル・トッド「敵はロシアなのか、それともアメリカなのか」 トッドが語るトランプ(AERA・朝日新聞)

>ロシアによるウクライナ侵攻開始から2月24日で丸3年になる。トランプ米大統領の就任で何が変わるのか。今後、世界の争いはどうなるのか。エマニュエル・トッド氏の独占インタビューの後編をお届けする。AERA 2025年2月24日号より。


>──ロシアのウクライナ侵攻からまもなく3年を迎えます。

>私が見る限りウクライナは限界に近いですよね。私は軍事の専門家ではありませんが、おそらく軍事的な敗北の後に、ウクライナ政権の崩壊が訪れると思っています。昨年出版した『西洋の敗北』(文藝春秋)のあとがきにも書きましたが、ロシアはウクライナ最大の港湾都市オデーサを征服し、東部のハルキウを奪い、そこからドニプロ川東岸まで進み、ドニプロ川東岸のキーウを征服することでロシアにとって従順なウクライナ政権を樹立することを目的にしていると思っています。

>ロシアにとってこの戦争を始めるのは、簡単なことではありませんでした。だからロシアは完全な勝利しか受け入れないでしょう。これほどまでの軍事努力は、今後しないし、できないでしょう。人口動態的に見て、出生率が低下し、少子高齢化が進むロシアがこの規模の戦争をもう一回するなどということは考えられないからです。

>アメリカが介入することでロシアとウクライナの間の戦争を止めるのだ、とトランプが見せかけようとするかもしれません。しかし、この戦争の真の対立はアメリカとロシアなのです。そして今後ロシアは自らの目的を達成するまで戦争を続けるでしょう。また、そこには交渉などというものはないでしょう。ロシアは完全なる勝利を求めているからです。もちろん、核戦争のリスクなどから逃れるための見せかけの交渉はあるかもしれませんが。

>今ヨーロッパの人々は、「ロシアこそが帝国主義的な敵だ」と考えているわけですが、戦争が終結する時に、二つのショックを受けると考えています。一つ目のショックは、ロシアが勝利してしまうということです。

>二つ目は、ロシア軍の即時停止です。多くの西洋の人々が想像しているように、ロシアが西ヨーロッパまで侵攻するなどということはあり得ません。ロシア軍はおそらく目的を果たせば、すぐに行動を止めるでしょう。そこで、西洋の人々は、自ら科した制裁によって自分たちの経済を意味なく破壊してしまったことに気づくわけです。

>そうなってようやく、私たちの敵は、果たしてロシアなのか、それともアメリカなのかという疑問も生まれてくるわけです。特にヨーロッパの中心にいるドイツなどは、こういった問題にぶち当たることになるわけですね。「いったい誰が私たちの敵なのか」と混乱するわけです。


>アメリカとロシア

>──トランプは戦争を止められるのでしょうか。

>トランプ政権になり、今後ウクライナへの支援が止められる、あるいは抑えると見られています。しかし、もしトランプがウクライナの敗北が実はアメリカ勢力の終焉(しゅうえん)を意味するのだと気づけば、戦争をより深刻化させる危険性も出てきます。

>戦争が再活性化することについては二つのシナリオが考えられます。まず、ドイツの軍事産業の活性化です。2月23日にはドイツ連邦議会(下院)の解散総選挙がありますが、アメリカがドイツの政権交代を活用し、ロシアとの戦争にドイツを巻き込むことに成功してしまうようなことになれば、これは深刻な問題です。ドイツの産業力は、アメリカよりもはるかに高いですし、ロシアにとって真の脅威になりかねません。そうなれば、ロシアも核利用を考え始めてしまうわけです。

>それからもう一つは、アメリカの軍事産業の再活性化です。イーロン・マスクはテスラやスペースXを率いているわけですが、こうした最先端技術産業をアメリカが取り戻すべきだと考えている人々がいます。政権に近い立場にいるマスクがアメリカの軍事産業の復活を加速化させる可能性もあるわけです。ただ、これには時間がかかりすぎるでしょう。また、もしそうなった時には、世界の誰も太刀打ちできない中国産業が完全にロシアを支える側についてしまうでしょう。


>──今後のシナリオは?

>私たちがいま目の当たりにしているのは、経済面での戦争、対立です。そういう意味で、私は以前から「第3次世界大戦は始まっている」と言っていますし、経済面では多くの国がその“世界戦争”に巻き込まれています。

>ただし、それは軍事的な戦争というわけではなく経済戦争です。軍事的な争いはまだ一部ですが、アメリカがドイツを巻き込むなどして、軍事対立が世界規模に広がってしまうと、戦争の終結はあっという間でしょう。それはロシアの極超音速ミサイルや戦術核の利用を意味します。アメリカ側の航空母艦などは、あっという間に破壊され、終結は悲惨かつ早いものになるでしょう。

>戦争の長期化の本質は経済です。そして、今まさに私たちはその世界的経済戦争のまっただ中にいるというわけです。それはもう皆が経験しているわけですよね。生活水準が下がるといったことも、そのうちの一つなわけですから。そして、アメリカがまさにこの戦争に負けつつあるのが現状なのです。

>(構成/編集部・三島恵美子、通訳/大野舞)
>AERA 2025年2月24日号より抜粋

<参考=「ウクライナ戦争終結時に二つのショック エマニュエル・トッド「敵はロシアなのか、それともアメリカなのか」 トッドが語るトランプ」(AERA・朝日新聞)>
(25/02/23)
<25/02/25>


【閻魔大王】 2025/02/24 (Mon) 23:54

副題=高市早苗氏「武力行使による国境線変更認めれば…」ロシアのウクライナ侵攻から3年でXに思い(日刊スポーツ)


>自民党の高市早苗前経済安全保障相は24日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、ロシアのウクライナ侵攻から3年となったことを受け、犠牲者を追悼するとともに、今後のウクライナ情勢を含む国際情勢への思いをつづった。

>「2022年2月24日にロシアがウクライナ侵略を開始してから、3年が経過しました。多くの犠牲者を悼みます」とした上で、ウクライナ抜きで行われている米ロの協議に触れ、「米露主導の停戦協議については、その行く方が心配でなりませんが、『武力行使によって国境線が変更されること』を認めてしまうと、世界秩序は崩壊します。停戦後のウクライナの安全が保証されない限り、ロシアに再侵略の態勢を建て直す時間を与えるだけになります」と指摘した。

>一方で、ロシアが北朝鮮の兵士を動員しながらウクライナ侵攻を続けていることに触れたり、「この数年間の中国・ロシア両軍による日本周辺での共同飛行や共同航行も、忘れてはなりません」と記した上で「専制主義体制で核を保有するロシア・北朝鮮・中国に3方を囲まれた場所に国土を構える日本の厳し過ぎる地政学的環境。停戦の条件次第では、日本のリスクは更に大きくなります」と、主張。「行き過ぎた他者依存ではなく、『我が国自身の防衛力』を不断に強化することが必要不可欠だと考えます」と提案した。

>「NATOにおいても混乱が見られるようですが、『国防力の裏付けの無い外交力の弱さ』を痛感することが多くなった昨今です」と、現在の国際情勢の現実をうれうようにもつぶやいた。

<参考=「高市早苗氏「武力行使による国境線変更認めれば…」ロシアのウクライナ侵攻から3年でXに思い」(日刊スポーツ)>
(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 00:49

副題=動き出した米ロ協議 ロシア・プーチン大統領は交渉の主導権握り要求のませる構え ウクライナ侵攻から3年(TBS)

トランプに戦略はない。
状況把握も、出来てない。

と、現段階では、見えるです。

>ロシアによるウクライナ侵攻からきょうで3年です。トランプ大統領になり、アメリカとロシアの協議も動き出しましたが、ロシア側はどう受け止めているのでしょうか。

>前のバイデン政権から一転し、ロシア寄りの発言を繰り返すトランプ氏をプーチン政権が歓迎しているのはたしかです。トランプ氏とゼレンスキー大統領の亀裂や欧米やヨーロッパ内での足並みの乱れは、ロシアがまさに望んでいた状況といえます。


>プーチン氏はきのう、「軍事作戦の目標は達成しつつある」と述べましたが、戦場での攻勢のみならず、ウクライナを取り巻く状況が一変したことに自信を深めていることがうかがえます。

>早期停戦に向け前のめりの姿勢をみせるトランプ氏を逆手に取り、プーチン氏としては交渉で主導権を握り、自らの要求をのませるだけでなく、制裁緩和なども引き出したい考えとみられます。

>ただ、トランプ氏がプーチン氏の求める「紛争の根本的な原因を取り除く」ことにどれだけ理解を示すかは不透明で、市民の受け止めも様々です。


>モスクワ市民
>「“悪い平和”であっても“良い戦争”よりはましだと、トランプ氏は考えていると思います」

>「トランプ氏が和平の仲介者という期待は幻想だと思う。彼は何よりもまず、自分の利益を守ろうとするでしょう」

>“予測不能”といわれるトランプ氏なだけに、相手の出方を注視しながらロシアは対応を検討していくものとみられます。

<参考=「動き出した米ロ協議 ロシア・プーチン大統領は交渉の主導権握り要求のませる構え ウクライナ侵攻から3年」(TBS)>
(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 07:59

副題=米国との資源協定「交渉の最終段階」 ウクライナ副首相がXに投稿 米特使も「今週署名」(産経新聞)


>ウクライナのステファニシナ副首相は24日、自身のX(旧ツイッター)で、トランプ米大統領が支援の見返りに求めるレアアース(希土類)などの天然資源権益に関する交渉について「ウクライナと米国は、鉱物協定に関する交渉の最終段階にある」と投稿した。

>ステファニシナ氏は、ほぼ全ての詳細が確定したとし、協定署名に向けて詰めの段階にあると強調。「今後の数十年にわたるコミットメントを示すために、米国とウクライナの両首脳が可能な限り早く署名することを願っている」と書き込んだ。

>米国のウィットコフ中東担当特使も23日のCNNテレビの番組で、協定について「今週署名すると思う」と述べた。

<参考=「米国との資源協定「交渉の最終段階」 ウクライナ副首相がXに投稿 米特使も「今週署名」」(産経新聞)>
(25/04/24)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 09:39

副題=ウクライナ侵略 プーチン氏に勝利与えるのか(読売新聞)


>◆法の支配と主権平等の堅持を◆

>ロシアによるウクライナ侵略は24日で開始から3年となり、重大な局面を迎えている。

>米国のトランプ大統領が就任して1か月。ロシアのプーチン大統領との停戦交渉に乗り出したが、ロシアの暴挙に対して、欧米や日本などが一致して立ち向かうという構図は一変した。

>米露の接近、米国と欧州の亀裂という新たな情勢は、プーチン氏の思惑通りの展開をたどっている。国際秩序に深刻な打撃をもたらす危険な状況である。


>◆戦闘終結は急務だが

>この3年間で、ウクライナ軍の死者は約4万6000人、負傷者は約38万人を数える。国内外に避難を余儀なくされた市民は1000万人を超えた。ロシア兵の死者は推計9万人とされる。

>あまりに多くの命が失われ、罪のない市民が生活を奪われている。戦闘に終止符を打ち、更なる犠牲を防ぐことが急務である。トランプ氏が「戦争による大勢の死を防ぎたい」と強調していることに誰も異存はない。

>しかし、そのトランプ氏が、侵略を始めたロシアとの協議を優先し、もう一方の当事者であるウクライナや、ウクライナを支援する欧州を排除して交渉を進めようとしているのは問題だ。

>ロシアは国連安全保障理事会の常任理事国として、武力の不行使や主権平等を原則とする国連憲章を率先して順守すべき立場にありながら、一方的にウクライナへの侵略を始めた。

>にもかかわらず、トランプ氏はロシアを非難せず、批判の矛先をウクライナに向けている。ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、「始める必要のない戦争に突入させた」との認識を示した。

>さらに、ウクライナで昨春予定されていた大統領選が戦時下のため延期されていることを念頭に、ゼレンスキー氏を「選挙なき独裁者」と非難し、国民からの支持率は「4%」と主張した。


>実際の支持率は、最新の調査で57%とされる。

>これでは、トランプ氏が、ロシアの立場を代弁しているのも同然である。ロシアはかねて「ゼレンスキー氏には正統性がない」と主張し、ゼレンスキー氏との交渉を拒否してきたからだ。


>◆露の思惑通りの展開に

>トランプ氏は得意とする2国間の「ディール」(取引)に持ち込み、昨年の大統領選で公約した停戦を早期に実現し、功績としたいのだろう。ウクライナの資源開発にも意欲を示している。

>だが、これこそプーチン氏の思うつぼである。欧米や日本による対露制裁やウクライナ支援の協調を崩し、民主主義陣営を離間させる狙いは成功しつつある。

>トランプ氏が功を焦れば、てだれのプーチン氏に足元を見られる。ロシアの力や威圧による一方的な現状変更の試みを容認すれば、ロシアに屈服したことになり、国際社会にあしき前例を残したとのそしりは免れまい。

>ロシアに譲歩せず、停戦や恒久平和をめざす難しい交渉をやり遂げてこそ、トランプ氏は「偉大な米国」の指導者だと認められるのではないか。

>今回の動きは、米英とソ連(ロシア)の首脳による第2次大戦末期の「ヤルタ会談」を 彷彿 ほうふつ とさせる。

>3か国の指導者が欧州の戦後体制について合意したが、それがソ連の東欧支配につながった。東欧の国々は半世紀近くもソ連の「衛星国」として扱われた。


>◆欧州の参加が不可欠

>大国同士の思惑に、小国の運命を委ねるわけにはいかない。ウクライナの停戦交渉には、ウクライナと欧州の参加が欠かせない。

>停戦には、ウクライナの抑止力担保が必要となる。だが、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟にはロシアが反対し、トランプ氏も否定的だ。

>フランスや英国など欧州の有志国が、停戦後、ウクライナに平和維持部隊を派遣する構想を示した。ロシアの「再侵略」を防ぐ上で検討に値するが、その場合でも米国の関与は不可欠だろう。

>停戦の行方は、東アジアの安全保障にも影響を与える。ロシアが勝者になるような形で決着が図られれば、武力による台湾統一を否定しない中国を勇気づけることにもつながりかねない。

>日本はウクライナ支援で米欧と足並みを 揃 そろ えてきたが、米欧の間の亀裂が表面化し、難しい立場となった。国際的なルールを重視し、武力による侵略は許さないという立場を、これまで以上に明確に示していかねばならない。

<参考=「ウクライナ侵略 プーチン氏に勝利与えるのか」(読売新聞)>
(25/02/24)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 10:09

副題=中ロ首脳が電話会談 ウクライナ情勢で意見交換し結束確認か(FNN)

中ロは、接近したり、離れたり。


>中国外務省によりますと、24日午後に行われた電話会談で、習氏は中ロ関係について「国際情勢がどのように変化しようとも引き続き、前進し、互いの発展を支え合う」と強調したのに対し、プーチン氏は「中国との関係を非常に重視している」などと応じました。

>また、両氏は、中ロにとって2025年が第2次世界大戦の「戦勝80周年」にあたることを踏まえ、記念活動での協力に期待を示しました。

>ロシアとウクライナの停戦を巡る米ロの協議について、プーチン氏は、ロシアの原則的な立場について説明し「ロシアは紛争の根本的原因を取り除き、長期的に持続可能な和平案を達成できるよう努めている」などと表明したとしています。

>一方、習氏は、戦争の政治解決に向けた中国の取り組みを説明し、「ロシアや関係国が危機解決に向け積極的に努力していることを喜ばしく思う」と述べました。

>中ロの首脳が緊密な関係を改めてアピールした形ですが、中国の一部の国際政治専門家は、停戦協議で米ロが接近することに習近平政権が警戒感を持っているとの見方を示しています。

<参考=「中ロ首脳が電話会談 ウクライナ情勢で意見交換し結束確認か」(FNN)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 11:44

副題=米国のウクライナ支援額は「欧州より多い」 トランプ氏が再び誤った主張(CNN)


<写真>
マクロン氏、トランプ氏のウクライナ支援めぐる発言を制止



>トランプ米大統領は24日、フランスのマクロン大統領とともにホワイトハウスで臨んだ共同記者会見で、米国は欧州諸国よりもはるかに多くの資金をウクライナ戦争に投じているという誤った主張を繰り返した。

>トランプ氏は「米国は3000億ドル(約45兆円)以上を費やしているが、欧州は1000億ドル程度だ。この差は大きく、いつかは同額にすべきだ」と訴えた。

>マクロン氏は大統領執務室での会談中も、トランプ氏の発言をさえぎって、欧州のウクライナ支援の実態についてトランプ氏の認識を正していた。

>ウクライナへの戦時援助を詳細に追跡しているドイツのシンクタンク、キール世界経済研究所によると、昨年12月までの欧州連合(EU)と欧州各国が戦時下のウクライナに提供した支援総額は約2580億ドルで、米国の約1240億ドルよりもはるかに多かった。

>また、欧州が軍事、財政、人道援助に配分した金額は約1380億ドルで、約1190億ドルだった米国を上回っている。

>軍事援助に限れば、米国は約670億ドルで、欧州の約650億ドルをわずかに上回っているが、それでもトランプ氏が述べた差にはほど遠い。

<参考=「米国のウクライナ支援額は「欧州より多い」 トランプ氏が再び誤った主張」(CNN)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 13:09

副題=サマーズ氏、被侵略国へのトランプ氏要求は「ベルサイユ条約を超越」(Yahoo!ニュース・Bloomberg)

弱みにつけ込んでの、話であるは、誰にでも、わかるです。
明確には、卑怯<!>

>サマーズ元米財務長官はトランプ政権がウクライナにかける圧力が、米国の伝統とあまりにも食い違うと述べた。トランプ大統領はウクライナ支援の見返りとして同国の天然資源を要求している。


>「トランプ政権の提案を詳細にわたって見ていないが、現時点で見受けられる限り、ベルサイユ条約のようだが侵略国ではなく、侵略された側に突きつける内容だ」とサマーズ氏はブルームバーグ・テレビジョンで話した。ベルサイユ条約は第1次世界大戦後、ドイツと連合国が調印した講和条約。ドイツに財政面などで厳しい制裁を科し、結果として次の大戦を招いたと広く認識されている。

>サマーズ氏が発言する数時間前、ウクライナのステファニシナ副首相(欧州統合担当)は、国内天然資源の一部を米国に譲渡する取引が交渉の最終段階に入っていると明らかにした。ベッセント米財務長官は週末に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に論説を寄稿し、天然資源を巡るディール(取引)は「ウクライナ経済の成長をターボチャージする」ことに重点を置いていると説明。「米国民の利益とウクライナ国民の利益を一致させる」と主張した。

>ハーバード大教授でブルームバーグTVなどでコメントする寄稿者でもあるサマーズ氏は、報じられているウクライナとの合意案と、第2次世界大戦後の西欧復興を目指した米国のマーシャルプランとでは何が異なるのかを説明した。

>「米国は第2次大戦後、西欧諸国の再建と復興を可能にするための主要な財源を提供した」と述べ、これが冷戦において米国を有利にする柱となったと指摘。「今は現実主義が求められていると認識している。米国がウクライナの希望や要望すべてを引き受けられるとは思わない」と述べ、2022年にロシアによる侵略で始まった戦争を終わらせる取り組みに支持を表明した。


>米財務省にコメントを求めたが返信はない。

>1938年の過ち

>ウクライナのゼレンスキー大統領が23日に会見で明らかにしたところによれば、ウクライナの天然資源分配を求める米国は5000億ドル(約74兆6350億円)の支払い確約要求を取り下げた。ゼレンスキー氏はまた、その数字は900億ドルに近いと反論した。

>サマーズ氏は「米国の政策が被侵略国に戦争の責任を問い、国土を破壊され巨額の債務を負った被害国を相手に、これまでの支援の見返りとして限られた資源をよこせと要求する。これはベルサイユ条約を超越している」と述べた。

>ロシアによる侵攻から3年を迎えた24日、米国は国連総会で、ロシアによる「全面侵攻」を非難するウクライナ支持の決議案に反対票を投じた。

>サマーズ氏は1938年に英国が犯した過ちを繰り返してはならないとも警告。英国が当時、ナチス・ドイツの領土拡張に立ち向かわなかったように、米国がロシアのプーチン大統領に対し同様の姿勢を取らないよういさめた。「米国は侵略者をなだめるだけでなく、積極的に支持さえしている。世界において米国がそうしたアプローチを取るような未来を憂慮している」と述べた。

>ヘグセス国防長官が支持する、米軍事予算を向こう5年間で8%縮小する計画も、米国の地政学的影響力を損なう恐れがあり、これに対外支援からの米撤退が追い打ちをかけるとサマーズ氏は述べた。

>この2つの政策は「中国に大きな戦略的恩恵を与える」と指摘。「中国政府が自信を深めるとすれば、世界の秩序を継承できるという考え方と大いに関係するだろう」と述べた。

<参考=「サマーズ氏、被侵略国へのトランプ氏要求は「ベルサイユ条約を超越」」(Yahoo!ニュース・Bloomberg)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 18:39

副題=マクロン氏、ウクライナ和平は「降伏」ではないと警告 トランプ氏と会談(AFP)

これは、重要なる事。
トランプ君の言では、ウクライナは、降伏せよ的、ニュアンスで受け取れるです。

>フランスのエマニュエル・マクロン大統領は24日、ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスで会談した後、共同記者会見に臨み、ウクライナをめぐる和平は同国の「降伏」を意味するものではないとくぎを刺した。

>マクロン氏は、「この和平はウクライナの降伏を意味するものではない」「われわれは迅速な合意を望んでいるが、脆弱(ぜいじゃく)な合意は望んでいない」と語った。
両首脳は、ウクライナに平和維持部隊を派遣する案について進展があったと述べたが、トランプ氏は、欧州が負担すべきだと主張した。

>マクロン氏は、トランプ氏にはロシアのウラジーミル・プーチン大統領と交渉する「正当な理由」があるとしながら、米国が欧州の平和維持部隊を支援することが重要だと強調した。

<参考=「マクロン氏、ウクライナ和平は「降伏」ではないと警告 トランプ氏と会談」(AFP)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/25 (Tue) 22:19

副題=マクロン氏、ウクライナへの「安全の保証」訴え トランプ氏と会談後(朝日新聞)

マクロン君<47歳>が、お爺ちゃんの、トランプ君<78歳>を、上手く、調整してるです。

まあねえ。
実際には、親子程の年齢差。

>トランプ米大統領とフランスのマクロン大統領が24日、ホワイトハウスで会談し、ロシアのウクライナ侵攻の終結をめぐって協議した。トランプ氏は共同会見で「できるだけ早く停戦を実現し、恒久的な平和を実現する」と語った。一方、マクロン氏はウクライナへの「安全の保証」が必要だとの考えを強調した。

>トランプ氏が急ぐロシアとの停戦交渉について、マクロン氏は会見で「我々は平和を築くあなたの願いを共有している」と理解を示し、ウクライナ情勢をめぐる米欧の立場に違いがないと強調した。一方で、「我々が望む平和は、ウクライナの降伏を意味するものであってはならない。安全の保証なしに停戦はできない」とも述べ、交渉でロシアの要求をのむ拙速な動きを牽制(けんせい)した。

>一方トランプ氏は、「ロシアにとって、ディール(取引)をすることは非常に利益になる」と語り、ウクライナへの「安全の保証」については言及しなかった。またマクロン氏との間で「欧州がウクライナの長期的な安全を確保する上で中心的な役割を担わなければならないと合意した」と述べた。
<以下、有料記事>

<参考=「マクロン氏、ウクライナへの「安全の保証」訴え トランプ氏と会談後」(朝日新聞)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/26 (Wed) 09:14

副題=プーチン氏、レアアース共同開発を米国に呼びかけ 「新領土も含め」(朝日新聞)

「新領土も含め」とは、此度の侵攻で、占領のウクライナ領土<?>


>ロシアのプーチン大統領は、ウクライナへの全面侵攻から3年となる24日、ロシア国営テレビのインタビューで「(レアアースの埋蔵量は)我々はウクライナより格段に多い。新領土も含め、米国など外国企業と協力する用意がある」と述べ、一方的に併合を宣言したウクライナ4州を含めた地域での共同開発を米国に呼びかけた。

>プーチン氏は「(対ロシア)制裁は違法で、科した側にも有害だ」と指摘。すでに大規模な経済協力について、米ロの企業などが協議していると明らかにした。

>米国がウクライナと協議している希少資源に関する協定に対抗し、「ディール」(取引)を好むトランプ米大統領にロシアとの関係修復の「利益」を強調する狙いがあるとみられる。
<以下、有料記事>

<参考=「プーチン氏、レアアース共同開発を米国に呼びかけ 「新領土も含め」」(朝日新聞)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/26 (Wed) 09:59

副題=ロシア即時撤退決議に米国が反対「戦争終結望む」トランプ氏 G7共同声明は合意難航(ABEMA TIMES)


>ウクライナ情勢を巡って、各国の駆け引きが激しくなっています。国連総会では、ロシアへ即時撤退を求める決議にアメリカが反対したほか、G7=主要7カ国首脳会議でも共同声明をまとめる作業が難航しています。


>■「戦争終結望む」トランプ大統領

>ロシアによるウクライナ侵攻から3年となる24日。G7首脳によるテレビ会議が開かれました。

>会議に同席したウクライナのゼレンスキー大統領は、G7の結束維持を強く呼びかけました。


>ゼレンスキー大統領
「ロシアと交渉する際には、アメリカ、ヨーロッパ、そしてウクライナという自由の擁護者がテーブルにつくように協力することが不可欠です。それでこそ、真の和平交渉が実現するのです」

>アメリカとロシアの間で進む不利な停戦交渉。対立が深刻になっているトランプ大統領にはこう語りかけました。


>ゼレンスキー大統領
「我々は経済協定について、ワシントンで署名したいと考え、アメリカと建設的に取り組んでいます。そして、トランプ大統領、私たちは本当にあなたの声を聞きたいと思っています」

>これまでの戦費としてウクライナに眠るレアアースの半分をよこすよう要求されたゼレンスキー大統領。いったんは拒否しましたが、条件を詰めることに同意しました。


>トランプ大統領(ロイター通信から)
「ゼレンスキー大統領は鉱物資源協定に署名するため、今週か来週にアメリカに来る可能性があります」

>停戦を強引に進め、ロシア寄りの姿勢を鮮明にするアメリカ。G7会議後、トランプ大統領はSNSに「誰もが戦争の終結を望むという目標を表明した」と記しました。


>■ロシア即時撤退 アメリカが反対

<映像1>
G7共同声明も合意が難航。
ロシア即時撤退「米国」が反対。
共同声明に「ロシアによる侵略」の文言を盛り込むことに「米国」が反対。



>共同声明では「ロシアによる侵略」という文言を盛り込むことにアメリカが反対していると欧米メディアが報じています。


>G7出席後、石破茂総理大臣はこう述べました。

>石破総理
「共同声明については、なお作業中であります。だいたい首脳間の発言に主たる対立があったとは思っておりませんが、共同声明の内容については、事務方で調整している状況が続いているということであります」

>国連総会でも、ロシアによるウクライナ侵攻開始から3年になるのを合わせ緊急特別会合が開かれました。

<映像2>
アメリカやロシアなど18カ国が反対
中国やインドなど65カ国が棄権



>ロシア軍の即時撤退などを求めるヨーロッパ主導の決議が賛成多数で可決されましたが、アメリカやロシアなど18カ国が反対し、中国やインドなど65カ国が棄権。アメリカとヨーロッパの対立が浮き彫りになっています。

>(「グッド!モーニング」2025年2月25日放送分より)

<参考=「ロシア即時撤退決議に米国が反対「戦争終結望む」トランプ氏 G7共同声明は合意難航」(ABEMA TIMES)>
(25/02/25)


【閻魔大王】 2025/02/26 (Wed) 13:59

副題=「トランプ政権がこれほどまで…」 ウクライナ前外相、驚き隠さず(毎日新聞)

トランプ君は、米国の立場を忘れてるです。

>ウクライナのゼレンスキー政権で2020年3月から昨年9月まで外相を務めた前職のドミトロ・クレバ氏(43)が、毎日新聞の単独インタビューに応じた。最大支援国・米国でトランプ大統領の就任以降、対ウクライナ政策が大きく転換した点について「(米政権は)ロシアを取引相手と見なすようになった。ウクライナと欧州にとっては大きな困難となる」と指摘した。取材は21日にオンラインで実施した。

>クレバ氏は、トランプ政権の発足で世界秩序が軍事力本位に変わったと強調した。米外交の現状については「欧州やウクライナとの連帯は消え、ロシアとの連帯が生まれた」と述べ、「トランプ政権がこれほどまで露側と見解を共有するようになるとは予想できなかった」と驚きを隠さなかった。

>侵攻が4年目に入ったロシアとの和平交渉では、停戦後のウクライナの安全保障をどう確保するかが焦点の一つとなる。ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)への早期加盟を求め続けているが、トランプ政権は否定的な姿勢だ。

>代案として、欧州などの有志諸国がウクライナへ平和維持部隊を派遣する方策も浮上しているが、クレバ氏は、露軍との全ての前線に部隊を配置するには20万人規模が必要と指摘。「実際には小規模な部隊の派遣にとどまり、ロシアの攻撃(再侵攻)を止めることはできないだろう」と疑問視し、NATO加盟が「最善の安全保障」だと訴えた。

>日本に対しては、ウクライナ支援の継続を呼びかけた。ウクライナ侵攻で実戦経験を積むロシアと北朝鮮に加えて中国も例に挙げ、「ウクライナが不公平な条件で和平を押しつけられれば、(他の地域でも)力で要求を押し通すことが盛んになり、安全保障リスクは跳ね上がる」と強調。「我が国へ支援を続けることは、日本にとっても理にかなう」と呼びかけた。

>クレバ氏は、昨年9月の大規模な内閣改造で第1外務次官だったシビハ氏と交代した。現在、パリ政治学院の非常勤教授などを務めている。【キーウ(キエフ)岡大介】

<参考=「「トランプ政権がこれほどまで…」 ウクライナ前外相、驚き隠さず」(毎日新聞)>
(25/02/25)


<参考=NO.503 続118<ロシアのウクライナ侵攻>トランプ王/強過ぎる独自色
(25/02/26)