話題<NO.276>
みんながパソコン大王 |
総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
話題NO.277 | |||
1907 | 続12<石破茂自民党総裁>安倍派潰し<!>/野党存在感ゼロ<!> | シバケン | 24/10/11 |
1906 | <今更ですが>文在寅前大統領の娘が飲酒運転 | 通りすがり でもないMr.X |
24/10/08 |
1905 | <今更ですが>韓国内だけでなく、世界に拡散の少女像の撤去はできる? | 通りすがり でもないMr.X |
24/10/08 |
話題NO.275 |
NO.1905 <今更ですが>韓国内だけでなく、世界に拡散の少女像の撤去はできる?<起稿 通りすがりでもないMr.X>(24/10/08)
【通りすがりでもないMr.X】 2024/10/08 (Tue) 16:17
平和の少女として拡散の慰安婦像は反日の象徴。
>ドイツの首都ベルリンの公有地に韓国系の市民団体が設置した慰安婦問題を象徴する少女像について、地元当局は設置を認める期限が切れたことから撤去を命じました。ただ、団体は今後も設置が認められるべきだと主張していて命令どおり撤去されるかが焦点となっています。
>ベルリン中心部にあるミッテ区では、4年前に韓国系の市民団体が慰安婦問題を象徴する少女像を住宅街の公有地に設置し、ベルリンの日本大使館は撤去を求めてきました。
>こうした中、ミッテ区は、像の設置を認める期間が9月28日で終了したことから30日、4週間以内に撤去するよう団体に命じました。
>区は、9月下旬、像を私有地に移転させる区の提案に団体が応じる姿勢を見せなかったとして、近く撤去を命じる方針を示していました。
>一方、韓国系の市民団体は「像がいまの場所に置かれ続けることを期待している」として、今後も現在の公有地での設置が認められるべきだと主張しています。
>また、区から撤去を命じられた場合は裁判所に訴えを起こす構えも示していて、命令どおり撤去されるかが焦点となっています。
<参考=「ベルリン 慰安婦問題を象徴する少女像 当局が撤去命じる」(NHK)>
【通りすがりでもないMr.X】 2024/10/08 (Tue) 16:54
日本の市民団体とされてますが、実態は韓国の団体。
>「この4年間、ドイツ・ベルリンに設置された『平和の少女像』の歴史があるのに、突然これを撤去するといってその歴史まで消し去ろうとするのは暴挙だと思います」
>7日、東京都港区のドイツ大使館前で会った日本の市民団体「日本軍『慰安婦』問題解決全国共同行動」(共同行動)の梁澄子(ヤン・チンジャ)共同代表はこのように語った。共同行動は同日、ドイツ・ベルリン市ミッテ区内の公共場所に設置された「平和の少女像」と関連し、これを民間敷地に移転しなければ強制撤去するというミッテ区役所の方針の撤回を求めて、駐日本ドイツ大使館を訪ねた。
>彼らは大使館関係者と面会し、「私たちは日本市民としてミッテ区役所の『平和の少女像』撤去方針に反対する」とし、「平和の少女像が持つ深い意義を思い返し、どうか今一度(慰安婦被害者)サバイバーたちの壮絶な生と切なる思いに心を寄せてください」という内容の書簡を手渡した。
>書簡には「第2次大戦下で日本軍の性奴隷にされたサバイバーたちは、戦後半世紀を経て名乗り出て、戦時性暴力が撲滅されるべき戦争犯罪であり、被害者に癒しがたい打撃を与える行為であることを全世界に訴えた」とし、「(平和の少女像は)単に日本軍『慰安婦』を記憶するだけではなく、今も世界中で起きている戦争下、紛争下で性暴力の被害に遭っている女性たちを力づける、きわめて普遍的かつ現代的な意味を持つ碑」だと強調した。今回の書簡には日本国内の39の市民団体と個人562人の署名が集まった。
>ドイツ・ベルリン市のミッテ区役所は「私的な芸術品または記念物として『平和の少女像』は公共敷地である現在の場所に臨時でのみ許可される」とし、少女像の民間敷地移転を要求してきた。また、民間敷地への移転が行われない場合、強制撤去する方針を明らかにした。しかし、この地域に少女像の設置を主導した在独市民団体「コリア協議会」が平和の少女像移転方針に強く反発しており、先月20日にはミッテ区議会が「現在の位置に少女像の存置」を骨子とした決議案を可決した。ただし、この決議に拘束力はない。これを受け、日本でも市民団体が集会を開き、ミッテ区役所に民間敷地移転方針の撤回を求めた。
>共同行動は「現在の日本政府の言動は、過去を直視して記憶・教育し、過去の過ちを繰り返さないための取り組みを積極的におこなうドイツ政府のそれとは真逆の、自らの加害を歴史から抹消しようとするもの」だとし、「平和を祈願する像がまるで日韓の対立を煽るものであるかのように喧伝しているが、日韓の間に対立があるのだとしたら、それは自らの加害を率直に認めず、被害者を貶めるような言動を繰り返す日本政府が引き起こしている摩擦」だと指摘した。
>梁共同代表はドイツ大使館関係者と面会後、ハンギョレに「駐日ドイツ大使館側は別途の立場を示さなかったが、私たちの書簡をベルリン市とミッテ区役所側に伝えると述べた」と伝えた。共同行動はその後、石破茂首相と岩屋毅外相あてにも「平和の少女像」撤去問題の解決を求める要請書を送る予定だ。
<参考=「日本の市民団体「ベルリンの少女像撤去方針は暴挙」」(Yahoo!ニュース・HANKYOREH)>
【通りすがりでもないMr.X】 2024/10/22 (Tue) 20:49
韓国の反日団体はロビー活動が得意。
一旦設置すると、除去できるのか?
>ベルリン市ミッテ区に慰安婦像を設置した韓国系市民団体が今月、区の像撤去命令に対抗し、差し止め請求訴訟を起こしたことが分かった。同団体が明らかにした。訴訟中は区による強制執行は難しく、慰安婦像の撤去は先延ばしにされる可能性が出てきた。
>像を設置した「コリア協議会」の韓静和(ハン・ジョンファ)代表は21日、産経新聞の取材に対し、訴えを先週、ベルリンの行政裁判所に出したと述べた。「裁判は1~4カ月はかかる。その間、強制撤去はできないはず」と語った。ミッテ区議会では9月、像存続を求める動議が賛成多数で採択されたうえ、撤去に反対する署名は3000人にのぼったとし、訴えを正当化した。動議に法的拘束力はない。
>区長は対応について、本紙の取材要請に応じていない。強制撤去は避けたい構えとみられる。区長が所属する中道左派、緑の党には像存続を求める声があり、動議に賛成票を投じた議員もいる。
>慰安婦像は2020年にミッテ区に設置され、日本政府は撤去を求めてきた。区は「設置を認めた期限が切れた」として9月末、同協議会に私有地への移設を求めた。協議会は拒否したため、4週間以内の撤去を命じた。韓代表は、区側は今月31日を撤去期限として示したと述べた。
<参考=「ベルリン慰安婦像 韓国系団体が区の撤去命令に差し止め請求で提訴 今月末の期限前に」(産経新聞)>
NO.1906 <今更ですが>文在寅前大統領の娘が飲酒運転<起稿 通りすがりでもないMr.X>(24/10/08)
【通りすがりでもないMr.X】 2024/10/08 (Tue) 17:09
泥酔状態であった。
韓国では、親族の行状が波紋を広げる。
>ソウル竜山区梨泰院(ヨンサン・イテウォン)で飲酒運転で摘発された文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の娘ムン・ダヘ(41)氏が事故直前に無理に車線を変更するなど危うく運転する姿が捉えられた。今月5日、ダヘ氏の飲酒運転事故現場近くの防犯カメラの映像などを6日に確認したところ、ダヘ氏が運転していた緑色のキャスパーが梨泰院のある居酒屋の前に立っていた通行人3人とぶつかりそうになった。防犯カメラでは、ダヘ氏の車が通行人に近づくと、ある通行人が一行の服をつかんで引き寄せる。驚いた通行人が運転者に向かって抗議するような姿も映っていた。その後、ダヘ氏の車はブレーキを踏んでいたが、ブレーキから足を離したりすることを繰り返すような姿が数回防犯カメラに映っていた。路地の端にある小さな交差点では、ダヘ氏の車が不安定に方向を変える姿も見えた。
>ダヘ氏の車は、午前2時42分ごろ、梨泰院ハミルトンホテル前の梨泰院駅三叉路右折(2車線)車線で左側方向の指示灯をつけ、緑莎坪(ノクサピョン)駅方面に左折し、交差点に進入しようとした。この時、ダヘ氏の車は後からついてきたタクシーとぶつかる事故を起こした。通報を受けて出動した近くの交番所属の警察官らがダヘ氏を相手に飲酒測定を行った結果、ダヘ氏の血中アルコール濃度は0.14%で、免許取り消し(0.08%以上)の水準だった。警察関係者は「事故はムン・ダヘ氏の車がタクシーの側面に軽くぶつかる程度だった」とし「ムン・ダヘ氏は当日調査後、直ちに帰宅措置した」と話した。ダヘ氏が運転した車にはダヘ氏の他に同乗者はいなかったことが分かった。
>該当車両は、文前大統領が在任中だった2021年10月、労使共生型地域雇用である「光州型雇用」の広報のために買収したキャスパー車両で、4月まで文前大統領が所有し、ダヘ氏に譲渡された。
>ソウル竜山警察署は、ムン容疑者を道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで立件し、正確な事故経緯を調べている。
>一方、ダヘ氏の飲酒運転事故が知らされると、与党は強力な批判を吐き出した。国民の力のキム・ヒジョン議員はこの日、ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブックで過去文前大統領が飲酒運転について「ミスではなく殺人行為」と言った発言に言及し、「今月は梨泰院惨事の追悼の月だが、その梨泰院で遅い時間に飲酒運転後衝突事故(を起こした)」。残念極まりない行動と思考だ」と批判した。野党は慎重な反応を示した。民主党の朴賛大(パク・チャンデ)院内代表は同日、国会記者懇談会で、「(飲酒運転は)してはならないことだ」としながらも、「別に(申し上げる)コメントはない」と述べた。
<参考=「文前大統領の娘ダヘ氏、泥酔運転で摘発…韓国与党「文前大統領、殺人のようだと言っていたのに」」(Yahoo!ニュース・中央日報)>
<24/10/15>
NO.1907 続12<石破茂自民党総裁>安倍派潰し<!>/野党存在感ゼロ<!><起稿 シバケン>(24/10/11)
【シバケン】 2024/10/11 (Fri) 09:24
<参考=NO.1904 続11<石破茂自民党総裁>ネタありすぎの、波瀾万丈<!>>
(24/10/07)
<副題=田崎史郎氏、自民追加非公認は「当選が難しい6人」自民独自の世論調査で「見込みが低い人」(日刊スポーツ)>
それは、当然の事。
>政治ジャーナリストの田崎史郎氏が9日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。衆院小選挙区が140選挙区で変更され、定数配分によって、都県で定数が変わる(10増10減)ことについて言及した。
>今回埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県で増え、宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎の各県で減る。「埼玉、千葉、東京、神奈川で合わせて80地方選挙区。ここの動向が小選挙区全体の動静を左右する」とした。
>また、同日午前に自民党は新たに非公認6人を追加発表した。今回追加されたのは、菅家一郎氏、中根一幸氏、小田原潔氏、細田健一氏、越智隆雄氏、今村洋史氏の安倍派6人。すでに非公認とされている萩生田光一元政調会長、下村博文元文科相、西村康稔元経産相、高木毅元国体委員長、三ツ林裕巳元副内閣相、平沢勝栄元復興相も合わせて計12人となった。
>これについて田崎氏は「公表できないが」と前置きし、「自民は内々で世論調査を実施している。裏金議員の選挙区を調査して、当選が難しいという人を6人出した。見込みが低い人を公認しなかった」と、いきさつについて解説していた。
<参考=「田崎史郎氏、自民追加非公認は「当選が難しい6人」自民独自の世論調査で「見込みが低い人」」(日刊スポーツ)>
(24/10/09)
【シバケン】 2024/10/11 (Fri) 14:29
<副題=高市早苗氏に衆院選の〝応援依頼殺到〟 すでに100件超、総裁選で支援しなかった陣営が…進次郎氏らのおひざ元・神奈川方面から要請(Zakzak)>
総裁選挙終えて、決戦で、敗退なれどの、党内一番人気、高市早苗<!>
>衆院は9日午後の本会議で解散された。衆院選(15日公示、27日投開票)では、石破茂首相(自民党総裁)の政策のブレや派閥裏金事件で旧安倍派らを標的にした「非公認」「比例重複を認めない」という政治手法が問われる。石破政権が党内対立を生むなか、求心力が高まっているのが、保守派が期待する高市早苗前経済安保相(63)だ。総裁選で党員・党友票がトップになるなど幅広い人気が証明され、旧安倍派ら総裁選で支援した候補者以外からも応援演説の依頼が殺到しているという。
>自民党関係者は高市氏への応援要請について「10月上旬の時点で100件はとっくに超えている。書類で要請を受けているところだけでなく、通路で声をかけられることもあるという。全国を効率よく回らなければならないので、計画を立てているようだ」と明かす。
>先月27日の総裁選で高市氏は、決選投票で石破首相に敗れたものの、第1回投票では党員・党友票を最多の109票、議員票も2番目に多い72票を集めるなど底力を見せた。
>衆院選の応援演説は、高市氏を総裁選で支援した議員らが中心となるが、前出の関係者は「総裁選で高市氏を支援しなかった陣営からも応援要請はある。神奈川の方からも要請があったようだ」と声を潜める。
>神奈川県は、石破首相を支援した菅義偉副総裁のほか、総裁選を戦った小泉進次郎選挙対策委員長や、河野太郎前デジタル相らのおひざ元だ。
>全国各地での演説を想定し、選挙期間中に高市氏にSP(警護官)が付くと伝えられている。SPの警護対象者は本来、首相や首相経験者、閣僚、政党幹部らに限られるため、内閣や党の要職にない高市氏への対応は異例といえる。
>党内の人脈作りに課題があるといわれてきた高市氏だが、決選投票で支援を受けた麻生太郎最高顧問と急接近している。総裁選直後に面会した際には、麻生氏から「石破も(首相在任は)長くないだろう。勉強はしなくていいから仲間を作れ。勉強をしたければ英会話でもやっていろ」と助言を受けたという。
>石破政権をめぐっては、総裁選までの発言から豹変(ひょうへん)して早期解散に踏み切ったほか、安全保障政策では「日米地位協定の改定」「アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設」などの持論をトーンダウンさせた。安倍晋三元首相を「国賊」と罵倒した村上誠一郎総務相の起用や、政治資金収支報告書に不記載が確認された旧安倍派の候補を「非公認」としたり、比例代表との重複立候補を認めないなどの対応が物議をかもしている。
>党内では保守派の不満や怒りがうっ積しているという。
>前出の党関係者は「総裁選の議員票の比率は『53対47』で、普通なら挙党体制を組むべきところが組まなかった。衆院選でも旧安倍派が厳しい選挙戦を強いられており、(江戸幕府が尊王攘夷派の志士たちを弾圧した)〝安政の大獄〟のようだ。今回の措置は『反自民党』『反安倍派』の喜ぶことをやっているようにみえる。せっかく総裁選の高市氏出馬で戻りつつあった古くからの自民党支持者、岩盤支持層がまた離れる。比例の議席はだいぶ落とすのではないか」と語った。
>共同通信社の世論調査では、自民党支持層の石破内閣支持率は65・8%で、岸田文雄内閣発足時の2021年10月調査の74・7%と比べ、8・9ポイント減った。総裁選で石破首相が岩盤保守層の支持を得た高市氏と激しく競り合ったことも背景にあるとみられている。
>政治評論家の小林吉弥氏は「自民党が単独過半数を大幅に割るようなことになれば、高市氏を先頭に立てて〝石破おろし〟が起きるかもしれない。自公で安定多数を維持できても政策の軸がブレている石破政権への野党の攻撃で、支持率が低下することも予想される。その場合、高市氏は下手に仕掛けなくても機を待つ方が得策ともいえる。衆院選で旧安倍派がどこまで議席を守れるかも焦点で、チャンスが訪れるかは選挙の結果次第だ」と指摘した。
<参考=「高市早苗氏に衆院選の〝応援依頼殺到〟 すでに100件超、総裁選で支援しなかった陣営が…進次郎氏らのおひざ元・神奈川方面から要請」(Zakzak)>
(24/10/10)
【シバケン】 2024/10/11 (Fri) 23:12
<副題=高橋洋一氏が代表質問を酷評「デタラメだね」肝いり大臣の寝返りに「言ってることと違う」石破首相の答弁も嘲笑(デイリー)>
>元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が9日、石破茂内閣の代表質問を「案の定全部ひっくり返した」「酷すぎる」とこきおろした。
>7日に衆院、8日に参院で代表質問が行われたが、高橋氏が「一番面白かった」というのが7日に答弁に立った村上誠一郎総務相。第2次安倍政権の経済政策「アベノミクス」に批判的な主張を続けてきた。しかし、この日は野田佳彦立憲民主党代表から評価を聞かれ、「デフレでない状況を作り出し、GDP(国内総生産)を高め、雇用を拡大したと評価されていると承知している」と述べた。
>安倍晋三氏を「国賊」と表現し、役職停止の処分をくらいながら、政権入りした、言わば石破内閣の肝いりの寝返り発言。高橋氏は「あんたの言っていることと違うじゃん。国会で答え言っちゃったの?何?評価しちゃったの?あら~」「デタラメだね~」と嘲笑した。村上氏は著書など、20年来にわたってアベノミクス批判を展開してきたが「今までの20年間、どうしちゃったの?」とあきれた。
>高橋氏は、アベノミクスについて「雇用をつくったということについては文句の言いようがない。GDPもそこそこ伸ばしている。失業者数を凄く減らして、雇用を作ったのは間違いない。次に給料を伸ばせばもっといいけど、最低限は無職の人を減らすということ。アベノミクスはそこをやった」と評価している。
>石破首相の答弁も酷評。「案の定全部ひっくり返した。アジア版NATO、日米地位協定、みんな長期的な話って、そんなの分かっているけど、すぐできるみたいにしゃべるなよと。いますぐみたいな言い方するなよ」と批判した。
<参考=「高橋洋一氏が代表質問を酷評「デタラメだね」肝いり大臣の寝返りに「言ってることと違う」石破首相の答弁も嘲笑」(デイリー)>
(24/10/10)
【シバケン】 2024/10/12 (Sat) 09:53
<副題=高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 非公認続々...石破茂首相が「旧安倍派潰し」で臨む衆院選、自公「過半数割れ」も視野(J-CAST)>
安倍派潰しであり、高市潰し。
どちにしろ、今回の選挙、裏金、裏金の大合唱では、自民党大敗は、わかってるです。
その裏金ねえ。
何度でも、申すの、人だけ、攻めてるは、肝心の、裏金対策無視で、何にも、なにもなりませんです。
加えての、原因は、原因はと。後ろの話ばかり致しまして。似非の評論家諸氏は。
原因なんか、わかってるです。
その手、キック・バックあれば、結構なると。それを、収入と、申告せねば、何にでも使えるです。
>石破茂首相は政策面では、自民党総裁選中に言ってきたことをほとんど否定し、石破政権誕生後の2024年10月4日の所信表明を行った。所信表明に載らない以上、その政策が実現される可能性はまずない。
>裏金問題を梃子(てこ)に自民党内の旧安倍派切りで勝負に出た。裏金問題を自民党内で仕切ってきたのは森山裕幹事長だ。森山幹事長はさらなる処分はないかのように話してきた。当然のことながら、後出し事後処分は御法度である。ただし、3名の党員資格停止の議員であれば公認なしというのは当然なので、その程度で済ますかとも思われていた。
>非公認・比例重複不可の半数程度が落選?
>しかし、政治倫理審査会(政倫審)を欠席した議員なども非公認の方針という。確か欠席は自民党方針だったはずで、これは実質的に事後追加処分だろう。さらに、40名以上とされる収支報告書不記載議員(これはほぼ旧安倍派)に比例重複を認めないという。党の処分に従った上であまりに酷い仕打ちであり、このままなら非公認・比例重複不可の半数程度が落選するかもしれない。
>今回は、野党を利するだけである。石破政権では、石破首相の発言ブレもあり、政権発足直後の御祝儀もなく、自民党の過半数割れが噂されていたが、今回の措置により、そこにとどまらず、自公で過半数割れまで視野に入ってきている。
>総選挙における自民党の議席数は、内閣支持率と自民党支持率を合計した、いわゆる青木率によって、かなり説明出来る。実際、青木率と政権が持つ固有の人気度を組み合わせると、総選挙における自民党議席数は説明可能だ。今回の石破政権では、岸田政権の固有値に、今回の措置による議席減を加味すると、自民党が現有議席から50議席程度の減少になる可能性が高い。公明党も5議席程度の減少になり、自公あわせて衆議院465議席の過半数を割る可能性すらある。そうなると、今の自公の政権枠組みは大きく変化せざるを得ない。
>岸田氏が再登板見越して仕掛けた「岸波」政権?
>石破政権で逃げた保守自民党支持層は、今回の措置で戻ってこないだろう。結果として、自公で十分な得票が得られず、石破首相に結果責任がブーメランのように刺さるだろう。
>石破政権の後を狙うのは、高市早苗氏の他、岸田文雄氏もいる。今回、石破政権誕生の最大の立役者は高市だけはダメと言った岸田氏だ。その意味で、筆者は石破政権を「岸破」政権と呼んでいる。岸田氏の石破首相への支持は短命を見込み、旧安倍派を切った上で次は自分の再登板も織り込んでいたとしか思えない。しかし、これは策に溺れており安定政権にはなり得ない。
>高橋洋一プロフィール
高橋洋一(たかはし よういち) 元内閣官房参与、元内閣参事官、現「政策工房」会長 1955年生まれ。80年に大蔵省に入省、2006年からは内閣参事官も務めた。07年、いわゆる「埋蔵金」を指摘し注目された。08年に退官。10年から嘉悦大学教授。20年から内閣官房参与(経済・財政政策担当)。21年に辞職。著書に「さらば財務省!」(講談社)、「国民はこうして騙される」(徳間書店)、「マスコミと官僚の『無知』と『悪意』」(産経新聞出版)など。
<参考=「高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 非公認続々...石破茂首相が「旧安倍派潰し」で臨む衆院選、自公「過半数割れ」も視野」(J-CAST)>
(24/10/10)
【シバケン】 2024/10/12 (Sat) 10:54
<副題=高橋洋一氏が「自民裏金議員非公認」の黒幕を推察→その後展開も予言→岸破政権?(日刊スポーツ)>
一つの可能性として、石破政権短命なら、岸田元首相が出て来る<?>
>財務省OBで嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が11日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。石破茂首相らが衆院選(15日公示、27日投開票)で派閥裏金事件をめぐる「裏金議員」などについて、計12人を非公認とすることを正式決定したことについて言及した。
>動画スタッフから「これは石破さんが決めた?」と問われ、高橋氏は「違うな。石破さんが1人で決めたというか、森山(裕)さんもちょっと絡んでいると思うし、岸田(文雄)さんも絡んでいると思う」と推察。続けて「読みはどうなるかというと、選挙にたぶん負けるよね。負けると、石破降ろしがあって。もうさすがにね、この間総裁選やったから、もう1回総裁選やるというのは、あまり現実的な話じゃない」とした。
>そして「究極的には最後、石破さんを降ろして、総裁選びになった時には、最後の話として両院議員総会、そこで国会議員の中で後継を決めるって手があるんですよ」と打ち明けた。「任期は3年あるんだけど、本当に1カ月で終わったら、ほとんど3年まるまる残るからね。両院議員総会でやるその時に、岸田さんがもう1回立つよ。それが私が言っていた『岸破政権』ということ」と予言した。
>これまで、裏金事件で党員資格停止処分を受けた旧安倍派幹部の下村博文元文科相、西村康稔元経産相、高木毅元国対委員長に加え、1年間の党役職停止処分が続いており政治倫理審査会での説明を行っていない萩生田光一元政調会長、平沢勝栄衆院議員、三ツ林裕己衆院議員の6人が非公認となる見通しになっていたが、新たに菅家一郎、小田原潔、中根一幸、越智隆雄、細田健一の各衆院議員と、今村洋史元衆院議員が加わった。
>6人はともに旧安倍派。越智氏は7日、今回の衆院選に出馬しない意向を示している
<参考=「高橋洋一氏が「自民裏金議員非公認」の黒幕を推察→その後展開も予言→岸破政権?」(日刊スポーツ)>
(24/10/11)
【シバケン】 2024/10/12 (Sat) 17:53
<副題=自民が裏金問題12人を非公認に その“重い意味”とは?須田慎一郎氏「死刑判決に近い」(Yahoo!ニュース・スポニチ)>
非公認議員としては、党の指示に従おただけ。
結果、梯子を外された。とは、どこの世界でも、よくあるの話。
>経済ジャーナリスト須田慎一郎氏が11日、ニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ」(金曜後6・00)にゲスト出演し、27日投開票の衆院選で自民党が裏金議員12人を非公認にすることについて解説した。
>衆院は9日に解散し、選挙戦が事実上スタート。現場取材を大事にする須田氏はこの日、大阪で選挙戦の取材をしていたという。「自民党どうですか?勝てますか?議席どれくらい減らしそうですか?というのを、現場に行くとどの程度、有権者が裏金問題について頭に来ているか、伝わってきますからね」と話した。
>自民党は当初、裏金議員の選挙公認について、「原則公認、重複OK」との方針を示していた。しかしその後、党総裁の石破茂首相は「相当程度の非公認が生じる」と述べ、大きく方針転換した。須田氏は「自民党はかなり思い切ったというか、恐らく政権発足直後の内閣支持率が低すぎたんでしょうね。恐らく10ポイント以上、想定より低く」と分析。「これに大慌てになって、泥縄式に非公認だとか、重複立候補を認めませんよと出してきた」と解説した。
>須田氏は重複立候補を認められないことになった候補者に話を聞いたという。「“政倫審で説明していないから”というのは、(非公認の)理由の一つとして挙がっている」と前置きしつつ、「あの時に誰も彼も、政倫審で言いたい放題言っていたら、大変なことになるというので、弁明するほとんどの対象者が、党に一任している」と裏事情を解説。「にもかかわらず、今さら“お前、重複立候補を認めないぞっておかしいじゃないか”と。怨嗟の声、うらみの声は大きいですね」と暴露した。
>今回の選挙で、非公認になる裏金議員は12人。前兵庫県明石市長の泉房穂氏から「今回の12人というのは、国民からも党内からも両方からノーですよね?」と振られると、須田氏は「これは死刑判決に近いような、政治家として。公認してもらえないということはきつい話ですよね」と、その意味の重さを説明。「罪人扱いですからね」と、厳しい表現を使った。
<参考=「自民が裏金問題12人を非公認に その“重い意味”とは?須田慎一郎氏「死刑判決に近い」」(Yahoo!ニュース・スポニチ)>
(24/10/11)
<24/10/30>
【シバケン】 2024/10/12 (Sat) 21:44
<副題=“政局のカリスマ”後藤謙次!第2弾!「高市新党?」「高市氏は敗れた悔しさが消化しきれてない」【国会トークフロントライン】(TBS・MINKABU)>
この方、完全なるの口先だけの、評論家。
表題にも、あるですが、「高市氏は敗れた悔しさが消化しきれてない」。
それで、当たり前<!>
学級委員を決めるの選挙やあるまいにと。
<映像1>
新党・・・?「高市さんは宣戦布告」
>事実上、選挙戦突入。「政局のカリスマ」後藤謙次氏が、すばり裏側を惜しみなく読み解きます。(聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)
>骨肉の争い選挙「体3分の2飛び出す」「がなり立てる」「横っ面ビターン」
--後藤さんは今まで数知れない選挙取材を振り返って、選挙の戦いぶりで印象に残っている方というのはおられますか?
>後藤謙次氏:
>一番最初まだ若い頃でしたけども、1983年の田中角栄さんがロッキードで逮捕されて判決が出た田中判決選挙、このとき私は北海道の選挙を担当していて、そこで当時の北海道5区、ここで中川一郎さんの息子の中川昭一さん、それから秘書の鈴木宗男さん、この骨肉の争いの選挙を取材して、このときは帯広ですから12月の選挙ですごく寒いわけです。でも、選挙カーの窓を全開にして体を3分の2ぐらい飛び出すような勢いで双方が、がなり立てる。結果として2人が当選するという非常に激しい選挙。
>--鈴木宗男さんのお話は、1982年の総裁選のあと1983年に候補だった中川一郎さんが亡くなって、息子さんと秘書だった鈴木宗男さんと、宗男さんは今でも言いますけど人殺し呼ばわりされるわけですよね。僕もその話聞いたことあるんですけど、松山千春さんと2人で辻立ち、松山さんがハンドマイクで「果てしない」と歌を歌い、人が集まると宗男さんが演説をする。あるとき、車が来て「なんか応援かな」と思ったら、いきなり横っ面をビターンと叩いた。これは松山千春さんがよく言うんですけど、そのときに宗男さんは「いや不満があるなら、もう片方のほおも叩け!だけど鈴木宗男をよろしく」と言って握手をした。それだけ選挙というのは激しいですね。
>高市氏「宣戦布告」で「党内野党」に
>--今回の選挙はどうなるのか、まずは自民党内の情勢を見てみると、石破政権、主流派と非主流派にわかれていて、高市さんを中心とした非主流派という形に今なりつつありますけれども、旧安倍派の大半が期待して支持している。今回の衆院選で、高市さんに100件以上の応援依頼が来ている。主流派から見ればこの不穏な勢力、決選投票173票、相当な勢力で、高市さんは総務会長を断って非主流派を選んだ。こちらの動きをどうご覧になりますか。
>後藤謙次氏:
>これは高市さん、僅差で敗れた悔しさが、なお消化しきれてない。一番驚いたのは、27日に総裁選があって、28日からいよいよ人事工作に石破さんが入るわけです。そのときに真っ先に会ったのが高市さんで、総務会長を要請して幹事長を要求する、これもちょっと筋が通らない。もっと大きかったのはその際に、石破さんによると「これからは党内野党に徹します」と、つまりもう総裁選の翌日からいわば「宣戦布告」をしたというのがあのときの局面なんですね。ですからもう、はなから分裂選挙でもいいというぐらいの気持ちで高市さんがおっしゃっているんですが、これ大いなる矛盾で、それなら党を割って、あるいは新党を作ってやるとか、という筋道を行ってもおかしくはないんですが、結局自民党の公認を求めると、公認が求められないと今度は反旗を翻すと。じゃあその後、自民党公認で当選した後、石破降ろしやるんですかと。
>--総裁選で岸田さんは早期解散論のレールを引いたというふうに言われてました。
>後藤謙次氏:
>27日の総裁選の前の24日、この日に岸田・石破の電話会談があって、ここで石破さんは岸田さんの支持を取り付けると、そのときに石破さんは自ら提唱していた「アジア版NATO」と「日米地位協定の改定問題」、これについてはすぐやる課題ではないと、それから「岸田さんの政策の流れを完全に引き継ぎます」ということを約束して、岸田さんが石破さんの支持に流れたと。その岸田さんがとにかく自分が辞めた意味というのは選挙に勝てるということが、辞めた最大の目的だったんだから、そこで負けてもらっては困る、となると岸田さんが描いた最短で選挙をやるという構図は、石破さんはのまざるを得なかったんだと思いますね。
>非公認で「1人も取りこぼせないギリギリの選挙に」
<表2>
>--衆院の解散時の勢力は、与党290議席で過半数が233ですから、大きく上回っていますが、今回の選挙はどうご覧になっていますか。
>後藤謙次氏:
>私は非常に厳しいと思いますね。今回258が現職ですけども、このうち12は既に非公認ですから、ここから12を引いた246、この数字に加えてですね今言われているのは比例代表で相当票を減らすと、議席数でいうと11ブロック分、平均1人ずつ、つまり11人減ですから、258から12引く、さらに11引くと、235。それがおそらくスタートライン。ギリギリから始まるという点では1人も取りこぼしができないぐらい厳しい選挙で、当然この後、公明党もどこまで頑張れるか、特に近畿地方は苦戦も伝えられていますので、自公で過半数という目標を掲げておりますが、これもかなり厳しい目標じゃないかなと思いますね。
<参考=「“政局のカリスマ”後藤謙次!第2弾!「高市新党?」「高市氏は敗れた悔しさが消化しきれてない」【国会トークフロントライン】」(TBS・MINKABU)>
(24/10/11)
【シバケン】 2024/10/14 (Mon) 00:34
<副題=石破下ろしスタート…自民過半数割れ「自公維・高市政権へ」増税ラッシュが国民にバレたら、ヤバイ(Yahoo!ニュース・MINKABU)>
>石破茂政権が発足した。そして早速解散に打って出た。なぜこのタイミングか。支持率が落ち始める前かつ野党が準備できない今しかないという極めて姑息な古い自民党的政治力学が推察される。一方で次の政権に向けた動きもみられる。日本はこれからどこへ向かうのか。元プレジデント編集長で作家の小倉健一氏が解説する--。
>なぜ高市早苗に自民党議員は投票しなかったのか
>石破茂首相が総選挙に打って出た。
>これに先立つ自民党総裁選(9月27日投開票)では、序盤に小泉進次郎氏、後半には高市早苗氏が総理・総裁に選ばれるのではないかという観測が飛び交っていた。特に最終盤において、高市氏が一歩及ばなかった理由については、さまざまな解釈がある。
>例えば、東洋経済オンライン(9月29日)は「すべての票が“ボス“の思惑通りに動いたとは限らない。多くの議員票は『次の選挙』を考えて投じられたのではないか」とし、AERAドット(9月28日)は「(議員が)高市さんの政策に危機感を感じたのではないでしょうか」と指摘している。議員が匿名で投票を行う総裁選において、なぜ石破氏に票を投じたのかについて語る議員は少なく、正確な理由を知ることは難しいが、この結果には政治情勢の複雑な力学が作用していると言えるであろう。
>また、SNSが政治に及ぼす影響が日に日に大きくなっていることを強く感じさせる一幕でもあった。特に高市氏の支持者の一部は、選挙戦の過熱に伴い攻撃的な投稿を繰り返し、他のライバル候補に対して批判的なコメントを発信する姿が目立った。高市氏自身も自制を呼びかけざるを得ない状況となり、SNSの影響力がいかに広がり、選挙戦に影響を与えたかが伺える。
>実際、高市氏は9月2日にX(旧Twitter)で以下のようなメッセージを投稿している。「SNSに、特定の候補予定者やその方を支援しておられる議員への誹謗中傷があると聞き、残念に思いました。候補者予定者は、皆が同じ党に集う国会議員ですから、互いに敬意を表し合い、礼節を重んじて、堂々と政策を論じたいと考えます。私を応援して下さる皆様も、同じ心で自民党への御支援をお願い申し上げます!」と、高市氏は自身の支持者にも冷静な対応を求めている。これにより、選挙戦での過度な攻撃的な姿勢がいかに問題視されていたかが明らかである。
>破壊的な抗議行動に議員は反感を持つが、世論には逆の効果
>こうした状況はSNS発達以前の選挙には例のないものであろうが、類似しているとも思われるのがベトナムの反戦運動に関する研究調査『国内での戦争反戦抗議と議会投票、1965年から1973年まで』(2002年)だ。この論文は、1965年から1973年にかけてのベトナム戦争時代におけるアメリカ国内での反戦抗議と、その抗議が議会での投票行動にどのような影響を与えたかを実証データを元に分析している。興味深いの以下の3点だ。
>1つ目、過激な抗議行動が議会の投票ペースを一時的に遅らせる一方で、平和的な抗議行動は投票を促し、戦争反対の投票が増加するという結果が出るという点だ。議会の投票ペースとは、議会での投票が行われる頻度を指し、平和支持の投票数が増えることで、抗議行動が政策に影響を与えていることが示されている。
>2つ目は、暴力的な抗議行動が議員にマイナスの影響を与えることもあるということ。暴力的な抗議行動は、議員に対して過激すぎるという印象を与え、逆に政策変更に対する抵抗を強める可能性あるのだ。この点からも、抗議行動の性質や規模がどのように議員に受け取られるかが、政策に影響を与える上で重要な要素であることがわかる。
>ここまでは、納得感のある話なのだが、興味深いのは3つ目だ。破壊的な抗議行動は、議員がその抗議に対して反感を持ち、戦争支持の投票を続ける可能性を高めるというネガティブな影響を与える一方で、世論には逆の効果をもたらす場合がある。世論に対しては、暴力的な抗議行動が「政府が市民の声を無視している」というシグナルを送り、それが一般の人々の反感を強め、戦争反対の世論を拡大させるというのだ。
>こう考えると、高市氏が総裁選で敗れた理由も見えてくる。確かに、高市氏は総裁選候補の中で最も中国に対して強硬な姿勢を取っていたと国民には映っただろう。しかし、例えば靖国神社への参拝に関しては、過去に小泉純一郎氏が首相在任中に毎年終戦記念日に参拝しており、その息子である進次郎氏も毎年参拝を続けている。この点において、高市氏の姿勢は特に新しいものではなく、既存の政治家たちの行動に沿ったものであった。
>高市氏に比べ、石破首相の頼りなさが際立つ
>また、総裁選中の9月18日には、中国南部深圳市で日本人学校に通う10歳の男子児童が中国人に殺害されるという衝撃的な事件が発生した。高市氏はこの事件に対し強い言葉で抗議を表明したが、その声明も政府のこれまでの方針を大きく逸脱するものではなかった。
>むしろ、総裁選に勝利した石破首相が掲げる「アジア版NATO」の方が、中国やロシアを明確に敵視する過激な外交政策と言える。「中国と断交しろ」などとSNSで叫ぶ一部の過激な支持者の言説と高市氏の立場が重なり、これが逆に議員票を減らす結果を招いた可能性が高い。
>しかし、前述の論文の知見を適用するならば、過激な支持者の投稿は議員票を減らす一方で、世論を惹きつけるという意味では一定の効果を発揮したことになる。高市氏は今後、党内でさらに大きな存在感を示していく可能性がある。
>一方で、その高市氏に比べ、石破首相の頼りなさが際立つ。総裁選前に掲げていた政策を次々と覆してしまい、何が彼の政策として残っているのかが不透明な状態に陥っている。これでは、国民や党内からの信頼を失う恐れがあり、彼の今後のリーダーシップが問われる局面に差し掛かっていると言えよう。
>一貫性のない政策に国民は石破に失望
>総選挙の日程について、総裁選中に(早期解散を掲げた)進次郎氏に対して「何でもいいから早くやればいいというものではない」と上から目線で語っていたにもかかわらず、総裁選後に石破氏は予算委員会すら開かず、最速の日程で選挙を実施することを表明した。さらに、リニア中央新幹線に対しては懐疑的な立場を示していたものの、推進派に転じた。経済成長よりも財政再建を優先するというスタンスや、日銀の利上げに対する姿勢もすべて放棄した。こうした一貫性のない政策の変更により、国民は石破政権に対する信頼を失いつつある。
>気になるのは、石破首相が自ら増税に対する意思を示している防衛増税について、一言も触れていないことである。選挙終了後の11月から12月の上旬にかけて、2025年度税制改正大綱で防衛増税が決定される予定であり、その時には確実に実施されることが予想される。防衛増税が決定されれば、所得税、法人税、そしてたばこ税が増税されることになるであろう。今回は「見送り」といった誤魔化しが通用しにくい状況である。遅くとも2026年度から段階的に増税が実施され、2027年度には年1兆円規模の国民負担増が現実のものとなる。1年だけ見送ることを約束して国民は納得することはないだろう。
>増税は一貫して経済を悪くすることが証明されている行為
>「所得税も法人税もたばこ税も私にはあまり関係ない」という人がいるかもしれない。そして、自民党の政治家が「あなたには関係のない増税です」と説明していたとしても、決して騙されてはいけない。例えば、法人税が1%増加すれば、雇用が0.2%悪化し、所得が0.3%減少することが、『To
Cut or Not to Cut? On the Impact of Corporate Taxes on Employment and Income』(2018年)などの先行研究で明らかにされている。誰がどの税を増税しようとも、日本に住んでいる限り、その悪影響から間接的に逃れることはできない。増税は一貫して経済を悪くすることが証明されている行為だ。
>さらに、2026年度からは子育て支援金という名の増税が段階的に実施され、2028年度には年1兆円の負担が国民にのしかかることになる。加えて、炭素税に関しても、2028年度以降、年間0.9兆円の負担増が見込まれている。年間約3兆円という膨大な増税が、この次の選挙後に待ち受けているのである。
>もしこれらの事実が国民に広く知れ渡った場合、自公過半数の獲得は現実的なものではなくなるかもしれない。「岸田首相は増税していない」という主張は、実際には岸田首相在任中に増税は行われたが、それは岸田首相が決定したものではないという、筋の通らない言い分であった。同様に「石破首相は増税していない。実施したのは彼だが、決定したのは岸田首相だ」といった言い逃れが、果たして国民に通用するのだろうか。
>高市首相誕生というシナリオ
>もし自民党が大敗すれば、石破首相は責任を取って退陣することになり、維新との協力を模索しつつ、高市首相誕生というシナリオが浮上するであろう。むしろ石破首相は、総裁選挙前に公約していた約束のほとんどを反故にし、180度方向転換した政策を推進しようとしている。このような状況下で、石破首相はこの選挙で何を訴えようとしているのだろうか。
>まともに訴えることのない選挙で、勝利を得るほど、日本の有権者は自民党に甘くないだろう。
<参考=「石破下ろしスタート…自民過半数割れ「自公維・高市政権へ」増税ラッシュが国民にバレたら、ヤバイ」(Yahoo!ニュース・MINKABU)>
(24/10/12)
<24/10/30>
<参考=NO.1908 続13<石破茂自民党総裁>さての、衆議院選挙は、どなるか<?>>
(24/10/14)