みんながパソコン大王
雑談<NO.288>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.289
2675 <今更ですが>日本を精算したい韓国ではまともな韓国史はできない 通りすがり
でもないMr.X
21/11/28
2674 昨日は三島由紀夫の命日 磯津千由紀 21/11/26
2673 救急車のサイレンに対する苦情 磯津千由紀 21/11/26
2672 ゆうパックお届けのお知らせのLINE通知、公式か、それとも、フィッシングか(?) 磯津千由紀 21/11/26
2671 <NH3>脱炭素で注目、緑のアンモニア 日欧が合成技術で先行 シバケン 21/11/25
2670 子供の頃「刃物」は共に有った(池間哲郎) 磯津千由紀 21/11/25
2669 EVけっトラELEMO-K 磯津千由紀 21/11/25
2668 関数電卓 磯津千由紀 21/11/25
2667 <犯罪>特異嗜好は治せぬ/厳罰化が抑止力に成らず シバケン 21/11/24
2666 カシオ計算機『データバンク』(電卓付きの腕時計) 磯津千由紀 21/11/24
2665 「たまごっち」発売から満25年 磯津千由紀 21/11/23
2664 ブックマーク:予防安全機能スマートアシスト付きのダイハツの中古車 磯津千由紀 21/11/23
2663 クレイジーな発想?、マッハ5の旅客機がうまくいくかもしれない理由 磯津千由紀 21/11/23
雑談NO.287

NO.2663 クレイジーな発想?、マッハ5の旅客機がうまくいくかもしれない理由<起稿 磯津千由紀>(21/11/23)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/23 (Tue) 14:00

 こんにちは。


 何処かサンダーバード2号を思わせる格好よさ。
 其れにしても商用ラムジェットですか。構想から半世紀以上、やっと。


> (CNN) 超音速旅客機コンコルドの引退から20年近く。ここにきて超音速旅行への関心が高まっており、複数の超高速機の開発が進んでいる。航空会社も関心を寄せている様子で、米ユナイテッド航空は2029年にも超音速路線を提供すると既に約束した。

> だが、マッハ5(音速の5倍)以上の極超音速旅行についてはどうか。米ニューヨークから英ロンドンまでコンコルドでは約3時間、通常の旅客機では6~7時間かかるのに対し、極超音速機ならわずか90分で移動できる。

> 果たしてそんなことが可能なのか。

> 極超音速機の開発を目標に掲げる米アトランタの新興企業、ハーミアスは可能だと信じている。同社は既に、将来的にマッハ5に到達可能だという新型エンジンの試験を実施している。このエンジンはハーミアスが米空軍向けに開発中の小型無人極超音速機を念頭に設計されたものだが、スケールアップすれば旅客機の動力源にもなる。

> こうした旅客機の実現はまだ先の話で、ハーミアスは29年に初の試験飛行を実施したい考えだ。ただ、同機の技術はほぼ一からの開発が必要となることから、ハーミアスは既に綿密な計画を練っている。

> まず、同機の機体は現在の航空機や、定員約100人だったコンコルドよりも大幅に小さくなる。

> ハーミアスのA・J・ピプリカ最高経営責任者(CEO)は「我々はまずビジネスクラスとファーストクラスの乗客に焦点を合わせ、続いてスピードや運用コストなどの要素を検討した。その結果、20人乗りの客室を備えた航空機に行き着いた」と語る。

> これは大型ビジネスジェットの収容能力と大差ないことから、同機のクラスは一つだけになりそうだ。

> 「今日のビジネスクラスの料金で利益を出せると思う」とピプリカ氏。ただし、5倍のスピードで飛ぶのにお金を払うという人がどれだけいるかは未知数で、「製品が世に出て、実際のデータが入手できるまでその問題の答えは出ない」という。


> かつてなく早く

> 同機の航続距離は約6400キロ。ニューヨーク発パリ行きなどの大西洋をまたぐルートならこれで十分だが、ロサンゼルス発東京行きのような太平洋ルートには不十分で、乗り継ぎが必要になる。

> ニューヨーク発ロサンゼルス行きなど、陸地上空の路線は騒音規制のため選択肢にならない。音速の壁を破ると轟音(ごうおん)が発生することから、通常は海上上空を飛行するしかない。

> マッハ5の旅客機の構想がいかに大胆なものかを理解するには、過去の飛行速度の記録を見るのが有用だ。

> エンジンを積んだ航空機の過去最高速はマッハ9.6。米航空宇宙局(NASA)の全長約3.6メートルの無人機、X43Aが04年に記録を樹立した。

> このときの飛行は数秒間しか続かなかったことから、マッハ5超での持続的な飛行の最長記録はボーイングX51のものとなっている。同機もやはり無人の実験機で、13年にマッハ5.1で3分あまり飛行した。両機とも上空からB52によって発射され、ロケットによって加速する必要があった。

> 有人機の場合、現時点での絶対スピードの記録は1967年にX15によって樹立されたマッハ6.7だ。同機は基本的には記録達成を目的に開発された座席付きのロケットであり、やはりB52によって上空から発射される必要があった。

> 自力で離着陸できる空気吸い込み式の航空機(ロケットではなくジェットエンジンを動力とする航空機)では、最高速度の記録は「わずか」マッハ3.3にとどまる。この記録は軍用偵察機SR71「ブラックバード」によって76年に樹立された。

> 商業飛行したことのある超音速旅客機は2種類のみで、その一つであるコンコルドの最高速度はマッハ2.04だった。

> 従って、提案されているハーミアスの旅客機が実現すれば、空気吸い込み式の航空機の現在の最速記録を大きく上回る。マッハ5で長時間飛行することで、現在は無人実験機の領域にある記録をも上回ることになる(もちろん、ハーミアスより前に別の航空機が記録を破る可能性もある)。


> 「成熟した技術」

> 以上を踏まえると、ハーミアスが当初の重点をエンジンに置いているのは意外なことではない。2020年2月には、戦闘機に搭載されているゼネラル・エレクトリック(GE)製の既存モデルに基づき、新型エンジンの設計に向けた実験が始まった。

> このエンジンは従来の2つの技術のハイブリッドになる見通し。旅客機が使用するものと同様のターボジェットと、超音速以上でのみ作動するラムジェットの組み合わせだ。このエンジンは最初、米空軍との6000万ドル規模の提携を通じ開発中の極超音速無人機「クォーターホース」に搭載される。

> 興味深いことに、高速化を目的にジェットエンジンを設計する場合、部品は増えるのではなく減らされる。ターボジェットでは空気は前方から入り、まず回転するブレードによって圧縮された後、燃料と混合して点火される。これにより生じる高温ガスがエンジン後部から噴射され、機体を推進するという仕組みだ。

> しかしマッハ3を超える場合、空気を圧縮する必要はない。空気はエンジンに入った瞬間に大幅な減速を強いられ、それだけで自動的に圧縮される。このため、マッハ3超からマッハ6までのスピードでは、ラムジェットと呼ばれるタイプのエンジンがしばしば使用される。この名称は文字通りエンジンが空気に衝突する(「ラムする」)ことに由来する。ターボジェットと違い可動部品はないが、マッハ3未満のスピードでは作動しない。

> ハーミアスは離着陸時や亜音速飛行中、同社のハイブリッドエンジンをターボジェットモードで使用する予定。その後はマッハ3に到達しマッハ5まで加速するにつれ、徐々にラムジェットモードに切り替わる。

> 「ターボジェットの部分とラムジェットの部分はそれぞれ、単独では50年前から使われている成熟した技術だ。今回の秘訣(ひけつ)は両者を組み合わせる点にある。既製のターボジェットエンジンの周りに当社独自の構造を設計し、それを基に開発を進めた」(ピプリカ氏)


> スペースXに触発

> 現時点でハーミアスが手を付けていない問題も多々ある。どのタイプの持続可能な燃料を使用するかという問題(現在のジェット機に比べ消費燃料が大幅に増えるため)に加え、極超音速機の胴体を極端な高温に耐えられるようにする必要もある。

> コンコルドのスピードはまさに温度に制約されており、フライトの最後に窓など機内の表面に触ると熱くなっていた。

> 一方、SR71「ブラックバード」の機体は極端な高温に耐えられるレアメタルのチタン、コックピットのガラスは石英で製造されなければならなかった。任務中、機体の表面温度は約315度に達した。

> ハーミアスの成功の可能性や、潜在的に多額の資金調達が必要になる点をめぐっては懐疑的な見方もあるが、ピプリカ氏はイーロン・マスクCEO率いるスペースXの例を引き合いに出す。

> 「スペースXの草創期には宇宙産業に関して同じ疑問が出ていたと思う」「軌道投入には10億ドルかかるだろうと言われていたが、スペースXはファルコン1を使い9000万ドルでそれをやってのけた」(ピプリカ氏)


<参考=「クレイジーな発想?、マッハ5の旅客機がうまくいくかもしれない理由」(CNN、11月20日)>


NO.2664 ブックマーク:予防安全機能スマートアシスト付きのダイハツの中古車<起稿 磯津千由紀>(21/11/23)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/23 (Tue) 14:18

 こんにちは。


 やっぱ、軽でさえ、まだ高い。


<参考=「スマアシ付き(全国) の中古車」(U-CATCH)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/23 (Tue) 16:00

 追申です。


 買うなら「スマートアシスト3」付きです。


NO.2665 「たまごっち」発売から満25年<起稿 磯津千由紀>(21/11/23)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/23 (Tue) 22:31

 こんばんは。


 当時は、子供が修学旅行に行くので面倒を見られずに死んでしまう恐れがあるということで預かって会社に持ってきた人に、見せて貰いました。


NO.2666 カシオ計算機『データバンク』(電卓付きの腕時計)<起稿 磯津千由紀>(21/11/24)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/24 (Wed) 02:16

 こんばんは。


 カシオ計算機の『データバンク』は、8桁の電卓付きの腕時計である。
 此れまで使ってた腕時計の百分の一の値段(4千円見当)。
 近日中にApple Watchに換える予定なので、使用期間は短い。


NO.2667 <犯罪>特異嗜好は治せぬ/厳罰化が抑止力に成らず<起稿 シバケン>(21/11/24)


【シバケン】 2021/11/24 (Wed) 17:51

典型的には、万引き、痴漢。
殺人も、その傾向あるのか<?>
どちにしろ、この手の犯罪は、繰り替えされる。


<表>
刑事立法では、抑止力への期待から厳罰化が進んできた





>事件史に残るような犯罪には必ず前兆がある。「私を野放しにした人すべてが後悔すればいい」と言った大阪教育大付属池田小事件(平成13年)の宅間守、「望んでいたことをやれて満足」と語った奈良小1女児殺害事件(16年)の小林薫の元死刑囚2人はいずれも再犯者だった。特異な嗜好(しこう)を持つ者を前に刑罰の無力が叫ばれ、そのたびに厳罰化を志向してきたのが池田小事件以来20年の刑事立法の沿革。だが、それだけで凶行を絶つことはできない。新たな事件がまた、その事実を突き付けた。

>「またやっちゃう」
>周囲から隔絶したように建つ茨城県境町の一軒家。そこで夫婦が殺害され、子供2人が襲われたのは令和元年9月のことだった。

>刃物で執拗(しつよう)に刺した犯行態様から、県警は当初「土地勘のある顔見知り」を犯人像に描いたが、手がかりは皆無。同種事件の洗い出しで浮上したのが、現場から約30キロ離れた埼玉県三郷市に暮らす岡庭由征(よしゆき)被告(26)だった。

>県警が狙いを定めた理由は過去の犯罪歴。被告は16歳のとき、面識のない少女2人を刃物で襲撃する通り魔事件を起こしていた。

>少年だった岡庭被告に、さいたま家裁は刑事処分が相当と検察に逆送。通り魔事件の殺人未遂罪のみならず、動物虐待、放火と実に13もの罪に問われ、地裁で裁判員裁判が開かれた。
<以下、有料記事>

<参考=「凶行の芽摘む切り札は 厳罰化限界「特異嗜好は治せぬ」」(産経新聞)>


NO.2668 関数電卓<起稿 磯津千由紀>(21/11/25)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/25 (Thu) 03:29

 こんばんは。


 7月の初め、2週間ぐらい後に関数電卓が必要になる可能性が大きいと判明した。
 其処で、7月1日に調査したところ、シャープ『EL-501JX』(68関数・機能)が887円で注文翌日に配達とのことで、機能的にも充分なので、本当に必要になったら此れを買おうと決めた。
 さて、7月12日に必要と決まったので、深夜に注文しようとしたら、こわいかに、797円で納期1~2箇月に変わっていた。
 他の電卓を当たったが、即納の品は最低でも1388円した。其れだけ出すなら、もう少し出して、2行表示で9メモリーの1503円のカシオ計算機『fx-290A-N』にし、7月14日に届いた(今は1436円)。(写真)



 少し大きくて重いが、機能的には、199関数・機能と、鶏を裂くに牛刀を用いる感あり。ごく一部の機能しか、使い方が分からない。因みに、微積分が必要なら現在1973円の上位機種『fx-375ESA-N』がお勧めとチラシにあった。最高を求める人には今2333円の『fx-JP500-N』がお勧めの由。
 精度は10桁、私には充分。必要な方には、もう五百円も出せば12桁のモデルがある。
 欠点は、液晶表示の上下方向の視野角がごく狭いこと。電卓を置く位置が決まっていれば、其の位置で見え易いように「コントラスト調整」をすれば問題ない。
 因みに、太陽電池駆動のように見えるが、ボタン電池LR44も必要である。
 尚、老眼にとっては、最小限の大きさである。キーの数を減らせば(機能を削れば)、もう少し小型化が可能であろう。マァ、今は826円で翌日に届くEL-501JXを買えばよい。
 蛇足だが、以前(パソコン登場前)はRPN入力のヒューレット・パッカード製のプログラム電卓を使っていたが、時の流れは残酷で、最近のスマートフォンやスレート・パソコン(タブレット)や関数電卓は使いこなせなくなった。其処の若い貴方、五十年経ってみれば貴方にも分かる。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 01:29

 追伸です。


 fx-JP500-Nの上。

 行列計算・ベクトル計算が必要なら、fx-JP700-N。
 更に表計算が必要なら、fx-JP900-N。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 04:00

 こんばんは。


 別の掲示板にレスが付いたので、レス返し。


> 私は今でも12インチの計算尺を使っています。半分は格好付け。

> ところで、タイガー計算機は引退しました(笑)。
> 閑話休題。

> 昭和50年(某工業大学入学時)に1万5千円が相場だった関数電卓、今は千円以下で買えるんですよね。(今回はたまたま一時的に品切れでしたけど)
> パソコンとスマートフォンの普及で、ニーズ減ってるんでしょうね。

> 昭和48年ごろ(私は高校生)に母が1万円で買った単なる電卓(8桁、平方根計算機能がありメモリーが1個付いた高級品)、蛍光表示管でしたが、先日、とうとう動かなくなりました。


NO.2669 EVけっトラELEMO-K<起稿 磯津千由紀>(21/11/25)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/25 (Thu) 06:00

 おはようございます。


 軽トラックの電気自動車。
 輸入車が偶々日本の軽規格を満たしてたってことらしいですが不確か。
 航続距離と価格以外はレシプロエンジンのけっトラよりも優れてる模様。
 2354000円~3410000円。

<参考=「ELEMO-K」(HW ELECTRO)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/25 (Thu) 06:12

 追伸です。


 既存のELEMOを、日本の軽規格に合うようにダウンサイジングしたらしいです。
 軽でしか認可が下りない個人宅配業に、売り込むツモリのようです。


NO.2670 子供の頃「刃物」は共に有った(池間哲郎)<起稿 磯津千由紀>(21/11/25)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/25 (Thu) 06:58

 おはようございます。


 Facebookより。
 同感です。
 序でに、清潔にし過ぎてるのでウイルスや細菌に対する免疫が付かないですし。


> 子供の頃「刃物」は共に有った
> 子供の頃に「刃物に触れる」は大事だと思ってます。私が少年の頃は、男の子達の殆どが「小さなナイフ」を持ってました。
> 山で草木を切り、果物の皮を剥く。海で魚をさばく。学校で鉛筆を削る。遊び道具を作る。と刃物は常に共に有った。喧嘩になっても刃物を持ち出すことはタブー。その絶対的なルールを子供達は守って居た。
> 人間にとって「刃物に触れる」のは非常に大事だと大人達が言ってた。今だと「危ない!」「だめだめ」と怒鳴られる。
> 誤ってナイフで手を切ったことは数知れず。だから「危険」「痛い」をリアルに知って居た。


【june】 2021/11/26 (Fri) 00:11

磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)さま

>子供の頃「刃物」は共に有った
に関しましては、私の年代では全くその通りだったと記憶しています。

たまたまですが、私の息子が通っていた小学校の場合ですが、校長先生が(女性)地元の特産品でも有った小型の刃物を取り上げ、全校生徒に刃物の使い方を教えようと
わざわざ授業時間を取って体験学習を行なってくださいました。
偶々ですが、私もお手伝い人員として立ち会わせていただきました。

確かに、怪我をする児童もいましたが、それを見て「危険」「痛い」をリアルに感じた児童も沢山居たと思います。

教員からすると、なかなか挑戦的な行事であったと思いますが、長く続いてほしいと願ったものです。

実際は、数年で消滅したと思います。

今でも、無菌室のような環境で育てるのはどうなのかな?と私は思っています。


【シバケン】 2021/11/26 (Fri) 01:17

確かに、
手動、電動の、鉛筆削り器も、あったですが。
学校には、持って行けませんでして。カミソリなり、小刀でしたです。
小さな、鉛筆削り器も、あったですが、使い辛く。

での、
その手、刃物ねえ。
基本、小刀なりは、木を削ったりの、加工の道具でして。人間様に向かって、等、夢にも、でして。

そらねえ。
削るに、注意しませんと、自身、怪我するです。
自然に、刃物の取扱、慎重にと。

オッとの、そのカミソリなり、小刀、手にして喧嘩なんか、しませんし、ねえ。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 04:44

 june様、シバケン様、おはようございます。


 奇しくもjune様が仰った「今でも、無菌室のような環境で育てるのはどうなのかな?と私は思っています」に、ナイフに限らず、全面的に同意するです。

 当地のような田舎でも、勉強だ水泳だピアノだバレェだと塾に通ってる子供ばかりで、野山で遊んでるのを見掛けなくなりました。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 06:58

副題=「水遊び」もメチャクチャ大事

 追加です。


 因みに私は金槌です。


> 「水遊び」もメチャクチャ大事
> 水の怖さは絶対に知るべし
> 私は「海に育てて貰った」と語るも過言では無い。沖縄本島北部の「美ら海水族館」で有名な本部町(もとぶちょう)の美しい海に抱かれた少年時代だった。
> 2度溺れた。あっという間に沖に流された経験も。その度に誰かに助けられた。海中に引き込まれモガイてもどう仕様も無い。呼吸が出来ない苦しさ。しこたま海水を飲む地獄。「水の怖さ」を体で覚えた。
> 溺れた子供を助けた経験も。テレビや漫画などによる勘違いが。溺れた時、バシャバシャ水を叩いて「助けてくれ!」と叫ぶと思われてるが、これは初期段階。深刻な状態は呼吸が出来ないから叫ぶのは無理。暴れる事なくプカプカと浮いている。抱きつかれない様に慎重に後ろから近づいて髪の毛を掴み浅瀬へ引っ張る。自分が溺れて助けて貰った時に大人たちから教えられた。
> 決して「海を舐めてはいけない」との教えは体に染み付いてる。本土の皆さんは「川の怖さ」を経験した方も多いだろう。子供の頃の「水遊び」は大事。楽しいけど「舐めてはいけない」と体に覚えさせる。


NO.2671 <NH3>脱炭素で注目、緑のアンモニア 日欧が合成技術で先行<起稿 シバケン>(21/11/25)


【シバケン】 2021/11/25 (Thu) 22:34

電池自動車、太陽光発電、風力発電だけが、脱炭素で無いです。
クリーン燃料としての、アンモニアに注目されてるです。水素よりも、扱い易く。


<図1>
アンモニア関連の技術分野別にみた主な企業・研究機関



<表2>
主な研究プロジェクト



<図3>
特許の主要国・地域別シェア



<図4>
論文の主要国・地域別シェア



<表5>
特許出願件数ランキング企業・機関名



<写真6>
産総研と日揮HDは50気圧程度でも反応が進む触媒を開発し、福島県郡山市の設備で実証した(写真は日揮提供)



<図7>
東工大の新触媒はカルシウム(Ca)やフッ素(F)、水素(H)とルテニウム(Ru)からできている



<写真8>
東京大学の西林仁昭教授らは、空気中の窒素と水を反応させる触媒を開発した(フラスコでの実験の様子、同教授提供)



>化学肥料や合成繊維の原料として使われるアンモニアが脱炭素の切り札として注目を集めている。水素を運ぶ液体としてだけでなく、燃やしても二酸化炭素(CO2)が出ないことから、石炭に代わるクリーン燃料としても期待される。今の製造法は化石燃料とエネルギーを大量に消費するため、よりクリーンで効率的な合成技術の確立がカギを握る。特許庁がまとめた報告書を参考に、世界の技術開発動向などを探った。

>再生可能エネルギーで作りCO2をまったく出さない「グリーンアンモニア」。肥料大手の米CFインダストリーズは2023年に年間2万トンの商業生産を始める。約1億ドル(約110億円)を投じ、ルイジアナ州にあるアンモニア製造施設に、水を電気分解して水素を作る設備を建設する。2万キロワットの再エネを使う水素製造設備はドイツの鉄鋼・機械大手のティッセンクルップが納入する。

>CFインダストリーズは北米や英国に所有する9つのアンモニア製造拠点で脱炭素化を進める計画だ。トニー・ウィル社長兼最高経営責任者(CEO)は「アンモニアは水素の貯蔵と輸送を可能にする重要な要素」と期待する。

>グリーンアンモニアへの移行は世界の流れで、日本でも同様の計画が進む。旭化成と日揮ホールディングス(HD)は福島県浪江町に実証設備を建設し、24年度から1日に数トンを生産する計画だ。旭化成が稼働させた1万キロワットの電力を使う水素製造設備に加え、アンモニア合成プラントを設ける。国の助成を受けながら、27年度には水素製造装置を4万キロワットに引き上げ、量産によるコストの大幅な低減を目指す。


>水素より扱いやすく
>アンモニアは同じく燃焼時にCO2を出さない水素よりも扱いやすい。アンモニアはセ氏20度なら約8.5気圧で液体になる。零下253度以下にする必要がある水素に比べ、現在の貯蔵タンクが使え、運搬もしやすい。有害な窒素酸化物を出さない燃焼法が見つかり、石炭火力発電所向けの燃料としても注目を集める。

>アイルランドの調査会社リサーチ・アンド・マーケッツによると、グリーンアンモニアの世界市場は19年の約1300万ドル(約15億円)から28年に8億5000万ドル(約980億円)に成長し、その後も拡大が続く見通しだ。

>アンモニアは水素と窒素を化学反応させて作る。国連食糧農業機関(FAO)によると世界の生産量は約1億9000万トンだ。水素は天然ガスを高温の水蒸気にさらして取り出すため、大量のCO2を出す。アンモニアのほとんどが20世紀初めに開発された「ハーバー・ボッシュ法(HB法)」で作られている。セ氏400~500度、100~300気圧の条件が必要だ。アンモニアを1トン作る過程で約1.6トンのCO2を出す。再エネ由来の水素を使えば、CO2を7~8割減らせるという。

>アンモニアを合成するには、加圧したり温度を上げたりする必要があり、エネルギーを消費する。低温・低圧という温和な条件でも反応が進む技術が欠かせない。

>特許庁の「ニーズ即応型技術動向調査報告書」によると、アンモニア合成技術の特許や注目される成果で目立つのは日本と欧州の企業や大学だ。

>03~17年に出願された特許数では、スイスのエンジニアリング大手カサレが首位になった。3位の独ティッセンクルップ、5位のデンマークのハルダー・トプソーなど10位以内に欧州企業5社が並んだ。日本も三菱重工業やトヨタ自動車、東京工業大学など4つの企業・大学が入っている。


>触媒開発で競う
>窒素分子は2つの窒素原子が強く結びついており、800度に加熱しても切り離せない。結合を切るのに必要なエネルギーを小さくすることが技術開発の大きなポイントになる。特許庁は3つの手法を挙げている。化学反応を促進させる働きがある「触媒」、電池の仕組みを応用して化学反応を起こす「電気化学的合成(電解合成)法」、アンモニアを作る細菌の働きをまねた「バイオ合成法」だ。

>本命とみられているのが新しい触媒の開発で、世界で成果を競う。触媒は合成反応に不可欠な存在で、窒素分子を切り離すのに必要なエネルギーを下げる。

>日揮HDと産業技術総合研究所(産総研)は貴金属のルテニウムを主成分とし、400度、50気圧で働く触媒を開発し、実証運転に成功した。再エネで作った水素の圧力を上げる手間が減る。

>より温和な条件でも働く触媒の研究も進む。東工大の原亨和教授と細野秀雄栄誉教授らは、カルシウムとフッ素、水素でできた物質とルテニウムの微粒子を複合させた触媒を開発し、50度未満でも反応が進むことを確認した。この触媒は200度以上で水素分子を分解し、余った電子がルテニウムを通じて窒素分子に渡ると、結合が切れる。秋田県大潟村で、風力発電の電気を使ってアンモニアを試験製造する計画がある。

>セ氏20度、1気圧という「常温・常圧」でも使える究極の触媒で成果が出始めた。東京大学の西林仁昭教授らは水と空気からアンモニアの合成に成功した。広く使われるヨウ化サマリウムと金属のモリブデンを含む触媒を使い、空気中の窒素と水を反応させる。化石燃料を使わずに済み、大幅な省エネが可能になるという。西林教授は「触媒の性能が高く、長期間使えるように改良すれば実用化できる。ポストHB法を通じて、世界の環境問題の解決につなげたい」と意気込む。

>(編集委員 青木慎一)

<参考=「脱炭素で注目、緑のアンモニア 日欧が合成技術で先行 TechMAP」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/11/30 (Tue) 18:37

副題=再生エネで水素・アンモニア製造 化学産業を脱炭素化(日本経済新聞)

<写真1>
水電解で再エネを使い水素を作る設備(福島県浪江町)



<表2>
プロジェクトの概要



>旭化成と日揮ホールディングス(HD)が再生可能エネルギーを利用してつくった水素をもとに、アンモニアを合成する実証実験に乗り出した。福島県に製造設備を共同建設し、2024年度の生産開始を目指す。アンモニアは燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出せず、新たなクリーンエネルギー源として期待が高まる。コスト削減や供給網の確立に力を入れ、CO2を大量に排出する化学産業や電力業界の脱炭素化につなげる。

>「できるだけ早く生産を始め、脱炭素のモデルケースにしたい」と日揮HDの甲斐元崇プログラムマネージャーは話す。プロジェクトは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業」に採択された。旭化成が太陽光発電の電力から水を分解して水素を取り出し、原料として供給する。日揮HDが空気から窒素を取り出して水素と合成してアンモニアをつくる。技術の確立を急ぐため、アンモニアの製造に欠かせない触媒は既存の技術を使う。24年度から1日数トンのアンモニアを生産する。旭化成は水素製造装置を25年に商用化する。

>プロジェクトには、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資するJERAと三菱商事が加わる。JERAはアンモニアを火力発電所で脱硝に使いながら、化学品の原料にできるかを確かめる。三菱商事は化学会社への原料としての需要を探る役目を担う。

>目的はCO2を出さない水素とアンモニアの量産だ。旭化成は福島県浪江町にアルカリ性の液体を使って水素を製造する設備を設け、太陽光発電から水素をつくる技術の確立を進めてきた。水を電気分解する装置を現在の1万キロワットから4万キロワットに増強し、コスト低減を目指す。

>再生エネは天候によって発電量が大きく変わる。旭化成と日揮HDは再生エネの変動に合わせて水素供給量を制御し、自動で最適な運転を保つシステムを開発する。本格的な実証が始まる27年度からは、アンモニアだけでなく、メタノールなどの生産も手がける計画だ。旭化成の植竹伸子事業開発グループ長は「30年には本格的に事業化できるようにしたい」と意気込む。(編集委員 青木慎一)

<参考=「再生エネで水素・アンモニア製造 化学産業を脱炭素化」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/11/30 (Tue) 20:24

副題=人工の光合成で、水素生成


<写真1>
東大や三菱ケミカルは世界最大級のプラントで水素生成を実証した(茨城県石岡市)



<写真2>
パネルに光を当てると、酸素と水素の混合気体(ビーカーの中の泡)が取り出せる(東京大学の実験室)



>英北部グラスゴーで開かれていた第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が13日、閉幕した。日本の脱炭素への取り組みの遅れが際立つかたちになったが、日本が世界のトップを走る脱炭素技術がある。植物の光合成をまねて、太陽光と水、二酸化炭素(CO2)から有用な物質をつくる「人工光合成」だ。実用化を見据えた段階に入った研究もあり、将来的には大きな投資テーマになりそうだ。

>「水素を生み出す世界最大のプラントがある」

>人工光合成研究の第一人者である東京大学の堂免一成特別教授からそう聞いて訪れたのは、茨城県石岡市にある屋外実験場だ。最寄り駅から車で20分ほどかかり、鳥のさえずりが響き渡るのどかな場所だ。広大な敷地には、1600枚のパネルが敷き詰められている。

>パネルは25センチメートル角で、光触媒を塗布したシートと水が封入されている。光触媒は光を吸収し、それによって起こる化学的な作用で、触れている水を酸素と水素に分解する働きをする。受光面積が合計100平方メートルになるパネルは、よく見ると、ぷくぷくと泡を立て、水素と酸素を生み出し続けていた。

>人工光合成は太陽光を使い、水とCO2から燃料や化学製品などをつくる技術だ。水から水素をつくる第1段階と、つくった水素とCO2を使って有用な物質を生み出す第2段階に分かれる。現在、水素を生産するにはメタンからつくる方法が主流だが、CO2も発生する問題点もある。人工合成は水素製造時にCO2を排出しないだけでなく、CO2を化学製品の材料にして消費することもできる。


>東大、三菱ケミカルや富士フイルムと連携
>東大は第1段階を担うこのプラントで、約1年にわたり安定して水素を製造・分離するという世界最大規模の実証試験に成功した。三菱ケミカルホールディングスや富士フイルムホールディングス(4901)のグループ企業が参加する「人工光合成化学プロセス技術研究組合」などと共同で達成した。

>太陽光のエネルギーを使ってどれだけ水素を生み出せたかを示すエネルギー変換効率は、日照条件が良い日でも1%以下にとどまる。利用している光触媒が紫外線しか吸収できないためだ。堂免特別教授は「可視光も吸収できる光触媒を数年以内には開発して5~10%を達成し、2030年ごろに商用プラントの稼働をめざす」と話す。

>光触媒を使って水素をつくる研究では、東洋エンジニアリングと富山大学も6月に共同研究を始めると発表した。富山大は光触媒を固定せず水中に分散させて反応させる技術を研究する。装置の構成をシンプルにして、製造コストを低減する効果がある。

>従来の光触媒では吸収しづらい近赤外線を吸収することもできるため、エネルギー変換効率を高めることも期待できるという。東洋エンジは水素と酸素の混合ガスから水素を高純度で分離する技術を持ち、これらの技術を合わせて水素を高効率、低コストで製造・分離するシステムの開発をめざす。


>トヨタ系は電極式
>光触媒より高い変換効率を得るため、電極を使う方式で挑む例もある。トヨタ自動車(7203)グループの研究開発会社、豊田中央研究所(愛知県長久手市)は世界最高水準の7.2%に高めることに成功した。

>装置は太陽電池につなげた2本の電極をCO2が入った水に入れたもので、36センチメートル角のサイズだ。電極付近で生じた水素イオンとCO2が反応し、ギ酸ができる。ギ酸は化学品原料になるうえ、常温では液体なので扱いやすく、気体の水素を貯留、運搬するのに役立ちそうだ。


>豊田中央研が11年に初めて実験に成功したとき、装置は1センチ角で、変換効率は0.04%だったという。実用的なサイズに拡大しつつ、変換効率も高めた。既に1メートル角の装置を使った研究にも着手しており「30年ごろには実用化に向けた技術基盤を確立したい」(同社の志満津孝取締役)としている。

>世界的に見ても、日本の人工光合成の競争力は高い。日本経済新聞社が出資するデータ解析企業であるアスタミューゼ(東京・千代田)が、保有する特許の質や権利残存年数を勘案してまとめた人工光合成の分野で期待される企業・大学の世界ランキングでは、1位に東大、2位に富士フイルムHDが入るなど1~5位を日本勢が独占した。


>中国は驚きのでんぷん合成
>人工光合成の研究は日本がリードするが、最近では海外勢の躍進もめざましい。特に目立つのが、水素と二酸化炭素(CO2)から有用物質をつくる第2段階の成果だ。

>中国科学院天津工業生物技術研究所は世界で初めて、電気分解でつくった水素とCO2からでんぷんをつくることに成功した。11の化学反応を通し、トウモロコシの8.5倍の速度で合成できるという。9月に米科学誌サイエンスで発表された。

>この発表に世界中が驚いた。植物がでんぷんをつくる反応を再現することは化学者が長年、理想にしてきたが、極めて複雑で、人工的に再現するのは難しいとされていたからだ。これまでは、ギ酸などの構造が簡単な物質をつくる取り組みがほとんどだった。

>欧州でも先進的な取り組みが進む。独化学大手エボニック・インダストリーズと独シーメンス・エナジーは20年、ドイツ国内に高さ8メートル、容積2000リットルにも及ぶ人工光合成の大型実証プラントを設置、稼働した。太陽光などにより生み出した電気を使い、CO2と水を一酸化炭素と水素に分解。それらを微生物の働きでプラスチック原料などに変換する。実証プラントの年産は10トンに達するといい、今後5年以内に商用プラントの設置をめざす。

>韓国や米国も研究を加速している。特に米国ではカリフォルニア工科大学やノースカロライナ大学など、複数の大型プロジェクトがあり、20年にはエネルギー省がこれらの人工光合成研究に5年で1億ドル(約115億円)を投じると発表した。

>人工光合成の研究開発の歴史は古く、50年以上前に現・東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭氏が光触媒反応を発見したことがきっかけだった。長らく、夢の技術とされてきたが、ここにきて現実になろうとしている。

>(三隅勇気)[日経ヴェリタス2021年11月28日号]

<参考=「夢の「人工光合成」、世界をリード 三菱ケミカルなど」(日本経済新聞)>


【シバケン】 2021/12/04 (Sat) 08:42

副題=化学、電気プラントで脱炭素 新興勢が「常識」に風穴(日本経済新聞)


<写真1>
マイクロ波化学はマイクロ波装置を大型化できないという「常識」を覆した



<図2>
化学産業はCO2を多く排出する



<表3>
化学業界の課題と解決への取り組み



>スタートアップが化学産業の変革に挑んでいる。マイクロ波化学(大阪府吹田市)は将来的な化学プラントの「電化」をにらみ、化石燃料に代わる熱源として、電子レンジのマイクロ波技術を使う実証プラントを2022年をメドに建設する。大手で脱炭素や生産効率化へのニーズが急速に高まるなか、化学業界の「常識」に新興勢が風穴を開けようとしている。

>「化学の『テスラ』を目指したい」。マイクロ波化学の吉野巌社長は、自動車業界の勢力図を塗り替える米電気自動車(EV)大手を目標に置く。マイクロ波でプラスチックを分解する実証プラントを22年秋にも建設。25年ごろにかけて規模を順次拡大する。

>同社は大阪大でマイクロ波を研究していた塚原保徳取締役の研究成果を基に、難しいとされていたマイクロ波装置の大型化に成功した。それを使った自社プラントを14年に建設(現在は稼働停止)、生産したインク原料を東洋インキに納入した実績を持つ。

>ノウハウや知見を蓄積し、将来は化学プラントへのマイクロ波導入を目指す。たとえば現状のエチレンプラントでは化石燃料から得た熱や圧力で原料のナフサを加工する。対してマイクロ波は分子レベルで直接エネルギーを伝えて加熱する。

>新型触媒で効率的にアンモニア製造
>装置の電力を再生可能エネルギーで賄えば、二酸化炭素(CO2)排出量は従来の10分の1に削減できると試算する。「この100年間、化学プラントの姿は大きく変わっていない。化石燃料から電気へのシフトに挑戦したい」(吉野社長)と力を込める。

>環境省などによると、国内産業別の19年度の排出量で化学は全体の14.6%を占め、鉄鋼に次いで2番目に多かった。脱炭素やESG(環境・社会・企業統治)投資といった世界的な潮流を受け、化学業界もCO2削減に迫られている。

>自動車業界の競争軸を変えたCASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)のような技術革新も求められている。各社は既存製品の効率化を急ぐとともに、付加価値の高い医薬品や化粧品に使う化学物質を成長の要に据えている。

>アンモニアを製造するつばめBHB(横浜市)も変革に挑む一社だ。化学品原料として使われるアンモニアは、100年ほど続く「ハーバー・ボッシュ法」と呼ばれる製造手法が今も主流。水素と窒素から合成する際に高温高圧な環境と大規模施設が必要で、輸送や貯蔵のコストが高い点が課題となっている。

>化学物質の生産方法を変える
>「アンモニアの地産地消」を掲げるつばめBHBは東京工業大の細野秀雄栄誉教授が開発した「エレクトライド触媒」を活用。触媒によって低温・低圧でも効率的にアンモニアを合成できるため、施設の小型化につなげようとしている。

>小型施設をアンモニアを使う工場などの近くに建設すれば、輸送・貯蔵コストを削減でき、「価格を半分程度に抑えられる」(同社)とみる。19年12月から試験プラントを運転。23年度に商業運転を始める見込みで、国内企業数社から受注の相談を受けている。

>神戸大発のバッカス・バイオイノベーション(神戸市)は、微生物の遺伝子情報を人工知能(AI)で分析したうえで、特定の化学物質を生み出すように改変する技術の実用化を進める。将来は希望の物質を生む微生物を顧客企業に提供する「バイオファウンドリー」事業の確立を目指す。同じ神戸大発のバイオパレット(同)やシンプロジェン(同)とも連携している。

>代替燃料や化粧品、プラスチックの原料など、幅広い業界で必要な化学物質をつくる需要を見込んでいる。バッカス社などで取締役も務める神戸大の山本一彦教授は「ゲノム編集やAIの組み合わせが次の産業革命を起こすと確信している」。

>海外企業では、住友化学と共同で高機能フィルムを開発した米ザイマージェンが今年4月、米ナスダック市場への上場を果たした。「100年前から変わらない」とも評される化学産業の変革に向け、スタートアップの存在感が高まっている。

>(張耀宇、燧芽実)

<参考=「化学、電気プラントで脱炭素 新興勢が「常識」に風穴」(日本経済新聞)>


<参考=NO.2694 <エネルギー>グリーン水素、欧州勢が南米開拓 チリ最安・日本出遅れ(日本経済新聞)


NO.2672 ゆうパックお届けのお知らせのLINE通知、公式か、それとも、フィッシングか(?)<起稿 磯津千由紀>(21/11/26)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 02:00

 こんばんは。


 知人の話。
 LINEで通知が来て、その通りに荷物が届いた由。
 「配送情報の電話番号とLINEに登録した電話番号が一致した方に配信」って書いてあるそうです。
 知人曰く、「事前に届くのがわかるのは便利なサービスではあるけど、何の登録もしてないのにこんな通知来ても不信感しか湧かないですよ」。


NO.2673 救急車のサイレンに対する苦情<起稿 磯津千由紀>(21/11/26)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 02:15

 こんばんは。


 「名無しの救命士」さんのツウィート「私の本部では近年、救急車のサイレンに対する苦情の件数が増加しています」に反響多数。

> 私の本部では近年、救急車のサイレンに対する苦情の件数が増加しています。サイレンは緊急自動車の法的要件ですので『じゃあ鳴らすのやめます』となったら救急車はただの白いハイエースです。仮に要望通りにした場合に困るのは市民の側なのに、それを苦情として受理するのはいかがなものでしょう。

> 午後1:08 · 2021年11月24日·Twitter for iPhone

> 1.3万 件のリツイート 1,08万 件の引用ツイート 4.2万 件のいいね


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 02:49

 こんばんは。


 神奈川県横須賀市野比(YRP野比駅そば)の賃貸に住んでたとき、消防署が至近で、高頻度で悩まされました。
 静岡県沼津市に越したら、消防署は周囲に人家がないところに移転してました。
 住むところを選ぶ際は、気を付けましょう。

 因みに野比では、向かいが魚屋で、毎朝4時にトラックのディーゼルエンジンをかけてました。
 下見に行った日曜日は魚屋が休みでシャッタが閉まっており、看板等も皆無なので、魚屋の存在に気付きませんでした。

 また野比では、横浜横須賀道路の当時の終点が近く、週末の深夜には暴走族の団体が・・・もうやめましょう。


NO.2674 昨日は三島由紀夫の命日<起稿 磯津千由紀>(21/11/26)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/26 (Fri) 05:53

 おはようございます。


 一昨昨晩と一昨晩に一睡も出来なかったら昨日の16時ごろ~23時50分に転寝をしてしまい、投稿が1日遅れました。


 1970年(昭和45年)は、色々あった年でした。
 大阪での万博、よど号ハイジャック事件、初めての歩行者天国、日本初の人工衛星「おおすみ」打ち上げに成功、核拡散防止条約が発効、バートランド・ラッセル死去、ビートルズ解散、アポロ13号の事故、ペルー地震、安保自動延長、ジェット旅客機コメットの最初の爆発事故、日本の呼称を「ニッポン」に統一、黒い九月事件、マスキー法可決、ソルジェニーツィンのノーベル文学賞受賞、新華社通信が「尖閣諸島は中国領」と報道、サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」、トラ・トラ・トラ!、等々。
 尚、此の年の1月1日の0時0分0秒(UTC)はUNIX時間の始まりです。


NO.2675 <今更ですが>日本を精算したい韓国ではまともな韓国史はできない<起稿 通りすがりでもないMr.X>(21/11/28)


【通りすがりでもないMr.X】 2021/11/28 (Sun) 11:19

今後も難しく、歴史に学べない民族。
精算されるのは日本だけでもありません。政治も一緒で愚行がくりかえされる。

対して、日本人は大人しすぎる面も。

>日本が韓国併合(1910~45年)の間に朝鮮半島に残した資産は52億ドル(約6千億円)、現在の価値で数千億ドル(数十兆円)に上る。鉄道、港湾など社会資本から私有財産まで膨大な資産が韓国に引き継がれ、経済発展の土台となったにもかかわらず、「敵産」と疎まれ忘れ去られてきた。韓国の経済学者、李大根(イ・テグン)・成均館大名誉教授(82)がこの日本資産を実証研究した著書「帰属財産研究」の日本語版が出版された。李氏は日本資産が韓国発展史に「産業革命」をもたらしたと評価している。韓国を席巻する反日史観への挑戦状である。

>帰属財産」を地中に埋めた韓国
朝鮮半島に残された日本資産は戦後、米国に接収され、これを米軍は米国に帰属するという意味で「帰属財産」(vested property)と呼んだ。「帰属財産」は当時の朝鮮半島の国富の80~85%を占めた。そして1948年、韓国政府樹立により韓国に移管された。

>道路、鉄道、港湾、電気、電話、干拓、水利など社会資本▽政府庁舎、学校、病院、寺刹(じさつ)など公共施設▽農場、漁場、鉱山など産業施設▽銀行、証券、保険、不動産など社会サービスや有形無形資産に加え、私企業、住宅など、帰属財産は日本統治下の朝鮮半島で形成された近代国家経済の資産の全てである。終戦により、そこに暮らし働いていた日本人は着の身着のまま追われて帰国した。

>しかし、韓国では帰属財産が近現代史に果たした役割の研究はおろか、その存在すら知識層にも正しく認識されずにきた。実態さえ把握できない状況で、戦後長きを経て、人々の脳裏から消え去っているという。「これは歴史に対する無知、知的欺瞞(ぎまん)にほかならない」(李氏)。

>その代わり韓国では、韓国併合の近代史を「日本が搾取し略奪した」と反日一色で教えてきた。ソウル中心部にあった朝鮮総督府庁舎は大正15年の竣工(しゅんこう)当時、東洋最大の壮大な建築だったが、金泳三(キム・ヨンサム)政権の「光復50年」(日本からの解放50年)記念行事で爆破・解体された。

>李氏は韓国近代経済史における日本統治研究の先駆者で、日本でもベストセラーとなった「反日種族主義」(李栄薫=ヨンフン=編著)執筆グループの先輩格に当たる。李大根氏は70歳の大学定年を機に帰属財産の包括的な研究を決意。膨大な資料を収集、分析したのが韓国では2015年に刊行された「帰属財産研究」(文芸春秋)だ。

>戦前、戦後の帰属財産の運命
李氏の研究は、韓国併合時代以前から日本が朝鮮半島でどのような形で資産を形成し何を残したかという部分と、戦後この資産が米軍政庁にどう扱われ、さらに韓国に移管された後、どのように歴史の表舞台から消えていったかを追っている。

>戦後の米国の接収は、混乱の中で朝鮮人による横領や略奪、資産の破壊も多かった。また、一刻も早く日本人を帰国させたかった米軍政庁の財産管理体制には不備が多く、帰属事業体の運営は不調で工場の稼働率は低下、生産は縮小してしまった。3年後の韓国建国で米軍政から韓国に移管された帰属財産は約29万件に上り、李承晩(スンマン)政権下で公共財は国営の事業体に払い下げとなった。

>李大根氏は帰属財産を含む日本統治の遺産は、経済的側面だけではなく人間の精神面や学術、法制度や価値観に及び、「その善悪は別として植民地遺産としてみるべきだ」と主張している。開国した日本はいち早くオランダ語や英語、ドイツ語などから苦労して用語や西洋の概念そのものを漢字に翻訳した。韓国はその用語を導入し「間接的近代化過程」を経て、統治時代に私有財産制と市場経済を確立したからだ。接収され韓国企業に引き継がれた元日本企業の一部はその後、韓国財閥にもなった。

>戦後の日韓国交正常化交渉で、日本は有償2億ドル、無償3億ドルで計5億ドルの経済協力資金を提供した。李氏は帰属財産と経済協力資金による韓国の工業化を「2回の産業革命」と評価する。50年代も経済基盤を支えた帰属財産は、65年の国交正常化で「静かに歴史の裏に消えていった」としている。

>李大根氏は語る
李氏は今回の研究に当たり、使命感のようなものを抱いてきたという。「このまま知らぬふりはできない」という問題意識だ。改めて韓国が日本資産を無視してきた理由を聞くと、李氏は「反語的になるが」と前置きしてこう述べた。もし日本時代をあるがままに評価すれば間違いなく「売国奴」として社会から追放され「悲惨な境遇になる」。だから誰もがただ知らないふりをした。歴史学界、政府、マスコミは民族史観に深く染まり、「歴史歪曲(わいきょく)を正そうという意思を喪失してきた」。そうした社会の雰囲気の中、日本資産に関する「日本隠し」が生まれ、事実ではなく「あるべき歴史」が捏造(ねつぞう)され、「全国民を歴史盲目にしてきた」と言うのだ。

>韓国で反日史観が見直される可能性はあるのだろうか。李氏は悲観的だ。「反日主義」の際限のない拡大とその根深さのためだ。例えば日本は「倭国」だが、韓国はこの倭を矮小の「矮」と誤認し、日本人を「矮人」と蔑(さげす)んできた。韓国人は、自らより小さく愚かな「矮人」に支配された事実を「羞恥」だとする。「このゆがんだ心理、自意識が韓国人の底辺にある」と語る。中国の儒教が朝鮮半島を経て日本に伝わったことも「日本は文明史的に後発」との意識で見下す。

>しかし、優越意識は日本統治ですっかり変わった。日本統治が優れていたからだ。豊かな人々は子供を日本に留学させた。だが、敗戦でそうした人々は一夜にして「親日派」と追及されることになった。

>李氏は韓国併合を「不幸な過去だったが、両国の宿命だったのかもしれない」と述べた。「国際関係における力学の産物だったとみるからだ」と客観視する。そして、「いま、韓国人は自分の責任で引き受ける成熟した姿勢、特に国際関係で相手に責任を押し付けるのを捨てるべき時だと強調したい」と語った。

>「帰属財産研究」を監訳した黒田勝弘・産経新聞ソウル駐在客員論説委員の話

>韓国では日本が残した統治資産がどれほどで、どう処理されたのかという戦後のことはほとんど知られていなかった。この本はその実情を初めて明らかにした。韓国経済への日本の影響を意図的に無視する〝日本隠し〟に対する実証的反論であり挑戦である。

>いわゆる植民地近代化論の学術研究書で、侵略・収奪論一辺倒の公式史観を覆すにはいたっていないが、若い研究者や識者の間では徐々に広がりつつある。ただメディアの書評などでは意図的に無視されている。

>戦後、敗戦国民が個人財産まで放棄、没収されたのは厳密にいえば国際法違反である。韓国側が国家間で解決済みの個人補償問題を今なお持ち出していることを考えれば、日本側でも朝鮮半島からの引き揚げ者への個人補償はどうなったのかという〝頭の体操〟をしてみるいい機会だ。

<参考=「久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ 日本が残した資産「帰属財産研究」 韓国学者の執念、反日史観に挑む」(産経新聞)>