みんながパソコン大王
雑談<NO.62>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.63
916 <今更ですが>中国の無人機、尖閣を空撮写真公開? 通りすがり
でもないMr.X
14/09/17
915 亡くなった山口(大鷹)淑子さんの慰安婦問題に関するエッセイ 磯津千由紀 14/09/16
914 ワイヤー錠はロックのうちに入らず 自転車泥棒“先進国”の傾向と対策(サイクリスト) 磯津千由紀 14/09/14
913 相模原の男性が語り続ける 慰安婦への加害の記憶(神奈川新聞) 磯津千由紀 14/09/14
912 朝日の次に謝罪するのはお前らだ! 読売、産経の“トンデモ誤報”集 (リテラ) 磯津千由紀 14/09/14
911 民主主義に内在する「悪」、新聞の役割とは… 哲学者・適菜収(msn産経ニュース) 磯津千由紀 14/09/14
910 福島原発事故:12万人が故郷を追われ、引き裂かれたまま3年(guardian) 磯津千由紀 14/09/13
雑談NO.61

NO.910 福島原発事故:12万人が故郷を追われ、引き裂かれたまま3年(guardian)<起稿 磯津千由紀>(14/09/13)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/13 (Sat) 09:32

 おはようございます。


 知人が「Fukushima nuclear disaster: three years on 120,000 evacuees remain uprooted」(guardian)を訳しました。(一部かなり意訳・かつ省略あり)
<消滅・20/12/04>


> ■福島原発事故:12万人が故郷を追われ、引き裂かれたまま3年

> Justin McCurry 記者 Wednesday 10 September 2014 16.28 BST

> 原発事故から3年以上がたち、避難者たちはいまだに家族ばらばらになって宙ぶらりんの状態に置かれている。そんな中で、周辺住民の不安をよそに九州電力の川内原発の再稼動に青信号が灯った。

> 福島の仮設住宅で菅野栄子は読書や畑仕事をし、孫と会える日を指折り数えながら暮らしている。他の家庭と同じように、菅野の家族も原発のメルトダウンで引き裂かれてしまった。

> 「避難指示が出たのは事故から一月もたってから。うちの畑は価値がなくなり、飯舘にとどまるのは安全でないと言われた」と菅野。

> 約6000人の飯舘村民は、事故後も警戒区域の外にある自分たちの村は安全だと信じてとどまった。数週間後に放射能の専門家が住むには安全ではないレベルのホットスポットを発見するまで、役場も避難を指示しなかった。

> 福島市の郊外にある桜や桃、リンゴの木に囲まれたこの仮設住宅には約150人が暮らしている。

> 強いられた分断の中で、故郷に帰る望みもなく、不安な年月を過ごしてきたのは他の12万人の避難者の中で、菅野だけではない。

> 今年、福島県が実施した調査では、ほぼ半数の世帯が分散して避難生活を送っていることがわかった。7割は身体的・精神的な健康問題を抱える家族・親類がいる。

> 全体の48.9%の世帯は、家族が2か所以上の場所に暮らし、そのうち58.6%は3か所以上に散らばって住んでいる。

> 同じ調査で、67.5%が身体的あるいは精神的苦痛の兆候があり、これらの人々の半数以上は以前の活動に興味を失い、また睡眠障害を抱えている。菅野が置かれている状況は、事故以前大家族で暮らしていた福島の家族に共通している。

> 彼女の夫と母親は、大津波を引き起こし1万9000人の命を奪い、チェルノブイリ事故以来最悪の事故を引き起こした東日本大地震の12か月前に亡くなった。彼女の息子は妻と幼い息子とともに埼玉に引っ越した。

> 「飯舘村では3世代が一つ屋根の下に暮らすのはあたりまえだった」と彼女は言う。「息子ははじめ福島で仕事を探したけど、子どもを放射線量の高い場所で育てたくなかった。息子たちはここに連れてきたがらないから、会えるのは正月とか何か特別の時ぐらい」。

> 近くの町で暮らしていた彼女の娘と3人の孫は、いまは遠い新潟県に住んでいる。娘の夫は教師で、福島県内で働き、週末ごとに家族の新しい家に帰る。

> 菅野の世代にとって、孫たちがそばにいなくてその面倒を見られないという将来は想像しがたいものだった。「飯舘村にいたら、私たちはみんな一緒に暮らしていた。実際私も祖父母に育てられたし、私の父母も私の子どもたちの面倒を見てくれた。でも放射能がそれをだいなしにした」

> 菅野は事故後何ヶ月も落ち込み、今でも睡眠薬なしでは眠ることができない。「薬を飲まなかったら、目が冴えて、孫の写真を見てしまう。大きくなるまでに何度会えるかなあって考えて」

> 飯舘村の菅野典雄村長は、2016年までに、除染で村を再び住めるようにすると明言している。しかし山に囲まれた村では、雨が降れば放射性物質が居住区域に流れてきてしまう、と村民は懐疑的だ。

> 「帰村するまでには何年もかかるでしょう。だからつらい選択もしなければいけない」というのは、飯舘村住民で、仮設住宅の集会施設管理人を務める長谷川花子だ。

> 彼女の夫は、息子や孫たちと住んできた家に時々清掃のために帰る。他の住民の家には、カビや害虫がはびこる。

> 「村に行って来た人は、悲しい場所になったと言います」と長谷川。「それでも庭の除草し、家を片付けに行く。たぶんもう住まないのに」

> これまで結びつきの強かった住民たちはいまや日本の原発難民(ディアスポラ)だ。村の資料によれば、ほとんどは避難指示地域外の県内に住むが、残りは2県を除く44都道府県に散らばっている。4家族は海外に移住した。酪農を営んでいた長谷川の家族も、4か所に分散して生活している。

> 典型的なのは、父親が仕事を求めて移動し、母親と子どもが福島県を出る、一方で故郷から遠く離れて人生の残りの時間を過ごしたくないと考える祖父母が残るケースだ。この仮設住宅の平均年齢は66歳、70代、80代の住民のうち20人が独り暮らし。

> 「息子が孫を連れてこなかったら、孫に会うこともできません」と長谷川。「同じ状況の高齢者がたくさんいます。若い世代はお祭りとか、スポーツ大会とか特別なときにしか来ません。そしてとんぼ返り」

> 菅野と隣人たちは、朝の体操を欠かさない。お茶会や手工芸やバス旅行を通じて、原発事故で壊されたコミュニティの結びつきを絶やさないように努めている。

> 「原発事故は何もかも台無しにしてしまった。避難指示が解除されても、若い世代や子どもたちは戻らないでしょう。いつ安全になって帰村できるのですかと、村役場にも、除染作業員にも、環境省のお役人にも、訊ねてきました。でも誰も答えてくれません」

<参考=小澤祥司オフィシャルサイト>
<消滅・22/07/07>


NO.911 民主主義に内在する「悪」、新聞の役割とは… 哲学者・適菜収(msn産経ニュース)<起稿 磯津千由紀>(14/09/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/14 (Sun) 00:22

 こんばんは。


 「民主主義を突き詰めると独裁になるのは常識」だそうです。よくまあこんな変なのを見つけてくるものです、産経新聞社。
 コピペ出来ないようになっているようなので、引用は省略。

<参考=「【賢者に学ぶ】民主主義に内在する「悪」、新聞の役割とは… 哲学者・適菜収」(msn産経ニュース)>
<エラー・16/10/07>


【シバケン】 2014/09/14 (Sun) 09:44

<補足>
当方環境では、
リンク記事について、コピー&ペースト出来ましたので、引用投稿致しましたです。

>「民主主義をないがしろにすると独裁になる」と言う人がいる。これは完全に間違いだ。民主主義をつきつめると独裁になるのである。これは政治思想ではある種の常識だが、常識が通用しない時代に発生するのが全体主義である。 .

>哲学者のハンナ・アレントは、「民主主義と独裁の親近性」は歴史的に明確に示されていたにもかかわらず、より恐ろしい形で現実化したと言う。それは近代人の「徹底した自己喪失」という現象だった(『全体主義の起原』)。.

>こうした民主主義に内在する「悪」についてもっとも早い段階で正確に指摘したのが、フランスの思想家アレクシス・ド・トクヴィル(1805~1859年)だろう。彼が描いた穏やかで人々を苦しめることなく堕落させる「民主的な専制」とは、われわれの時代が全体主義と呼ぶものである。.

>トクヴィルは「民主的諸国民が今日その脅威にさらされている圧政の種類は、これに先行して世界に存在したなにものとも似ていない」(『アメリカのデモクラシー』)と言う。この指摘は正しい。.

>専制と独裁は異なるものだ。専制は前近代において身分的支配層が行うものであり、独裁は近代において国民の支持を受けた組織が行うものである。つまり、トクヴィルは全体主義の到来を宣言したのだ。.

>トクヴィルは、「専制はいつの時代にも危険だが、民主的な世紀には格別恐るべきものである」(同前)と言う。民主主義社会では永続的に革命が発生する。平等化が進行すると、そのこと自体により不平等が目立つようになり、羨望と嫉妬によりさらなる平等化が進められる。こうして前近代的な階層社会やギルド、村落共同体が完全に崩壊した結果、社会的紐帯(ちゅうたい)は消滅し、孤立した個人は「群集の中に姿を没し、人民全体の壮大な像のほか、何も見えなくなる」(同前)。.

>これこそ、「徹底した自己喪失」という現象である。近代人は格差に耐えられなくなり、無制限に拡大した欲望は永遠に満たされなくなった。彼らは、信仰心を失い、権威を認めず、自分の殻の中に閉じこもる。そこでは、「数え切れないほど多くの似通って平等な人々が矮小(わいしょう)で俗っぽい快楽を胸いっぱいに想い描き、これを得ようと休みなく動きまわる」(同前)。彼らは同胞の運命に無関心で、自分の子供と特別の友人だけを人類のすべてと考えている。.

>こうした平等社会では、個人と中央権力が直結する。それを阻害する「伝統的中間組織」はもはや存在しない。その巨大化した権力は、人々の享楽を保障し、生活の面倒をみる。そして人々が永遠に子供のままでいることを求める。.

>こうして国民に迎合する独裁組織が支持を集めるようになる。これが「民主的な専制」だ。.

>トクヴィルは、社会の平等化を不可逆的な現象と捉え、復古主義を退けたが、権力の濫用(らんよう)を防ぐための制度が必要だと言う。.

>たとえばそれは「利己主義を抑制する」宗教であり、政治的な結社であり、新聞である。.

>トクヴィルは、新聞が世論を煽(あお)る危険性を指摘した上で、それでも「社会の紐帯を維持する装置」として重要視した。もっとも、こうした社会的「緩衝材」が本来の役割を放棄し、社会および国民を裏切ったときに、全体主義は完成するのである。.

                   ◇.

>【プロフィル】適菜収.

>てきな・おさむ 昭和50年、山梨県出身。早稲田大で西洋文学を学び、ニーチェを専攻する。卒業後、出版社勤務を経て、現在は作家・哲学者として執筆活動に専念。「日本を救うC層の研究」「日本をダメにしたB層の研究」、呉智英氏との対談「愚民文明の暴走」など著書多数。


NO.912 朝日の次に謝罪するのはお前らだ! 読売、産経の“トンデモ誤報”集 (リテラ)<起稿 磯津千由紀>(14/09/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/14 (Sun) 00:40

 こんばんは。


 いいタンカですね。喧嘩するなら、こう行きたい。

> 朝日叩きで勢いづく読売と産経だが……(上/産経新聞社公式HP 下/読売新聞公式HP「読売新聞へようこそ」より)

> こいつら、恥というものを知らないのか。朝日新聞・木村伊量社長の謝罪会見を見ていて、思わずこんな台詞が口をついて出た。断っておくが「こいつら」というのは壇上で頭を下げていた木村社長や朝日の幹部のことではない。朝日を追及していたマスコミ、とくに読売新聞、産経新聞のことだ。

> この日の2時間にわたる会見で読売、産経の記者は全質問の実に4分の1もの数の質問を商売敵の朝日に浴びせ続けた。だが、その質問のほとんどはネットスラングでいうところの“ブーメラン”というヤツだった。

> 読売「御社には自発的に物事を検証する能力がないのではないか。自浄能力がないのではないか。そのことを社長はどうお考えか」
> はあ? じゃあ聞くが、渡辺恒雄会長の政界との癒着を放置し、巨人軍の裏金問題や暴力団疑惑にほおかむりし、部数水増しの“押し紙”内部告発を封じ込めてきたオタクの会社に自浄能力はあるのか。

> 産経「都合のいい方にねじまげる吉田調書の報道は、慰安婦報道と同じではないのか」
> おいおい、「都合のいい方にねじまげる」常習犯はオマエたちの新聞だろう。産経は今年5月、安倍首相がアジア安全保障会議でスピーチした際、「靖国参拝発言」で会場が「拍手に包まれた」と報道した。ところが、ネットの指摘で拍手があったのは靖国発言でなく「ひたすら平和国家としての歩みを進めてまいります」という発言後だったことが発覚。政治的プロパガンダのために平気で事実をねじまげる体質が失笑をかったのではなかったか。

> 別に朝日の肩を持ちたくてこんなことをいっているのではない。今回の朝日の記事は従軍慰安婦の吉田証言も、福島原発事故の吉田調書の記事も明らかな誤報だ。だが、冷静に考えてみてほしい。このレベルの誤報なら会見会場にいたすべてのマスコミがやっていることだ。もちろん読売と産経もやっている。

> たとえば、読売新聞は2012年10月、ハーバード大学研究員の森口尚史氏が「iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術に成功」と一面で大々的に報道したが、後に研究の内容も森口氏の肩書きもすべて嘘だったことが発覚した。これなどは吉田証言に騙された朝日とそっくりではないか。

> 他にも、宮崎勤事件で存在しない宮崎のアジトを発見したと報道したり、福岡の広域暴力団工藤会のガサ入れ報道で存在しない押収書類をでっちあげたり、まさに誤報の山を築いている。

> また、読売は福島原発の事故報道をめぐっても誤報をおかしたことがわかっている。2011年5月、一面トップで当時の菅直人首相が「海水注入中断」を命じ「震災翌日、55分間」の中断があったと報じたが、これを命じたのは東電の武黒フェローだったことが吉田調書から判明したのだ。しかしこの件について、読売は謝罪はおろか、何の説明もしないまま未だ無視し続けている。

> 産経も同様だ。2011年7月には中国の江沢民前国家主席が死去したとの大誤報を犯している。この記事については当初から誤報の可能性が強く指摘されていたが、産経はそれを認めようとせず、10月に氏が公式行事に姿を現してようやく誤報を認めた。しかも、この時に発表した「誤報の経緯」に明らかな矛盾があり、虚偽の説明をしていたことが発覚している。
 
> 2012年7月には、東京23区で行われた陸上自衛隊の総合防災演習をめぐってとんでもないでっちあげまで行っている。このとき、産経は23区のうち11区が市民グループから『自衛隊に区の施設を使わせるな』との申し入れを受けて、自衛隊を拒否していたと報道。7区の担当職員が演習に立ち会わなかったと名指しで批判した。さらに翌日の「産経抄」でもこのことに触れ、「迷彩服をなぜか受け入れられない人の存在は、承知している。まさかそんな一部の声に配慮するあまり、首都直下地震に向けた自衛隊の訓練をないがしろにする防災担当職員が、東京都内の区役所にいるとは」などと記した。

> ところが、これに対して、11区の自治体が抗議文を送り、実際には立ち入りも認めたうえで立ち会いにも応じており、報道とは異なると強く主張。産経新聞は「おわび」の記事を出すとともに、同日の産経抄でも訂正と謝罪をおこなったのだが、その文面はなかなか興味深い。

> 「記者生活ウン十年、これまでも数多くのミスを重ねてきた。ミスの最大の原因は『思い込み』だ。今回の場合、迷彩服姿の自衛隊員が行う訓練に対して、一部に批判的なムードがあるのは事実だから、区役所の非協力もあり得ると、納得してしまった」

> 産経新聞は自衛隊への「批判的ムード」を攻撃するために存在しない“左翼市民グループ”を空想してしまったらしい。これではまるで陰謀論好きのネトウヨではないか。

> いずれにしても、とんでもない誤報を繰り返しているのは読売や産経も同じなのだ。そして、誤報発覚後もやはり朝日と同じように、その間違いをぎりぎりまで認めなかったり、認めても虚偽の経緯説明をするなど、狡猾な隠蔽工作を行っている。

> にもかかわらず、読売、産経は自分たちのことを棚に上げ、官邸や右派グループと組んで、この朝日叩きを大々的に仕掛けたのだ。

> もちろんメディアが誤報を犯したらきちんと訂正・謝罪するのは当然のことだ。しかし、この程度の誤報で「世紀の犯罪」を犯したかのように報道機関を袋だたきにして、「社長の辞任」や「過去の社員の処罰」まで求めるのは明らかにおかしい。報道には誤報がついて回るものであり、こういう過剰反応の前例をつくることは、現場を萎縮させるだけだろう。

> こういうと、「朝日の場合は国際社会で日本人の誇りを傷つけたのだから、断罪されて当然だ」という声があがるかもしれない。しかし、それなら読売、産経のほうがずっと罪は重い。なぜなら、彼らこそがあの福島原発事故を引き起こした戦犯だからだ。
 
> 日本の原発導入の立役者だった正力松太郎がオーナーだった読売新聞と、財界右派の意向を受けて誕生した産経新聞は、1970 年代から原発推進の旗ふり役をつとめてきた。マスコミ各社の中でも突出した量の広告を電力会社からもらい、紙面では安全神話を喧伝し、反対運動潰しの論陣をはってきた。原発シンジケートの一角を占めていたマスコミの中でも、彼らは最大の戦犯なのだ。

> たとえば、1986年のチェルノブイリ事故の直後の読売の紙面を読んでみると、社説で主張していたのは「我が国の安全対策に変更を迫るほどのことはなかった」「資源エネルギーに恵まれない日本は、技術エネルギーの開発で、世界に貢献しようではないか」という信じられないような楽観論だった。

> また、1996年、巻町で原発住民投票が実施されることになった際、産経新聞は反対運動を「本当に「自治」を貫くなら電力会社からの送電を拒否して自前で発電設備を備えるくらいの気構えが求められる」と脅し、「反対をあおる勢力が「政府の原発政策を見直させよう」というのは日本の国際信用をおとしめる意図があるとしか思えない」と、テロリストよばわりまでしている。

> さらに、JCO東海村で日本初の臨界事故が起きた時の産経新聞の社説のタイトルは以下のようなものだった。
> 「初の臨界事故 徹底的に原因究明はかれ 原発否定の口実にさせるな」

> こうした安全神話垂れ流しと反対派つぶしの果てに、あの福島原発事故が起きたのだ。何十万人もの人の故郷を奪い、放射能汚染で自然環境を破壊し、何十年、いや何百年かかっても処理できないような大量の核のごみを作り出した。東電社員の退避や強制連行の有無というレベルの誤報とどちらが罪深いか、火を見るより明らかだろう。

> しかも、読売と産経は今、安倍官邸と完全にタッグを組んで、吉田調書の本質を朝日叩きの問題にすりかえようとしている。そして、朝日のシェアを奪って自社の新聞の拡販のために、従軍慰安婦問題を意図的にエスカレートさせようとしている。

> 我々がほんとうに追及すべきなのはいったい誰なのか。ぜひ冷静に考えてみてほしい。
> (エンジョウトオル)

<参考=「朝日の次に謝罪するのはお前らだ! 読売、産経の“トンデモ誤報”集」(本と雑誌のニュースサイト/リテラ)>


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/14 (Sun) 00:57

副題=朝日だけでなく読売も文春も!マスゴミの“自社批判”掲載拒否の歴史(リテラ)

 こんばんは。


 続けて。

> 従軍慰安婦報道、吉田調書報道で袋だたきにあっている朝日新聞に、また新たな火種がもちあがった。ジャーナリストの池上彰氏による朝日批判コラム、さらに朝日の慰安婦問題を追及した週刊誌の広告を掲載拒否したことが、「言論の自由を犯す行為」だと批判を受けているのだ。

> 朝日は池上彰氏に対しては方針転換をして批判コラムを掲載することになったが、週刊誌の広告掲載拒否については、まだ解決のつかないまま対立状態が続いている。

> 発端は、8月28日に朝日新聞に掲載予定だった同日発売の「週刊文春」と「週刊新潮」の広告が掲載拒否されたことだった。両誌には「朝日新聞『売国のDNA』」(文春)「1億国民が報道被害者になった『従軍慰安婦』大誤報」(新潮)という慰安婦問題に関する朝日批判の記事が大々的に特集されていた。

> 当然、両誌はこれに反発。文藝春秋は「新聞読者が当該記事(慰安婦記事)のみならず、他の記事の広告まで知る機会を一方的に奪うのは、言論の自由を標榜する社会の公器としてあるまじき行為であり、厳重に抗議します」と朝日に抗議文を送付、また新潮社も朝日新聞から事前に見出しを修正するよう要請があったが、これを拒否したところ広告掲載を見送るとの連絡があったことを明かしている。

> さらに翌週の9月4日、「文春」「新潮」とも、朝日新聞の広告拒否の対応を含め、さらなる朝日批判キャンペーンを大々的に掲載したが、朝日新聞は今度は両誌の広告を掲載したものの、一部文字を黒塗り、伏せ字にして掲載するという処置をほどこした。

> たしかに“日本を代表する言論機関”を自負する朝日新聞が、広告出稿の契約をしている出版社の週刊誌に対して広告を拒否するというのは大いに問題だろう。黒塗り、伏せ字にいたっては、戦前の“事前検閲”や“言葉狩り”さえ想起させる。

> だが、こうした行為をしているのは朝日新聞だけではない。他の新聞社も数々の広告拒否・改ざん問題を引き起こしてきた。

> 今回の朝日広告拒否を批判的に報じている読売新聞などは、まさにその常習犯だ。例えば、読売は2000年、突如、「週刊現代」の広告掲載拒否を発表し、それから数年にわたって一切の広告を拒否し続けている。このとき、拒否の表向きの理由は「過激な性表現」だったが、同じようなセックス記事をやっている「週刊ポスト」は拒否されなかった。実はこの時期、「週刊現代」は読売の首領・渡辺恒雄会長批判や巨人軍選手と暴力団との関係を連続して報じており、それに対して怒った渡辺会長がツルの一言で「現代」の広告掲載を止めてしまったのである。
 
> 読売はそれ以外でも、自社への批判記事が載った週刊誌の広告はことごとく改ざんや拒否を通告している。

> 「はっきりいって、読売は朝日より自社批判への検閲が厳しい。批判どころか。渡辺会長の“ナベツネ”という言葉を使っただけでもNGをくらいます。読売は今回の池上彰の問題のような、原稿の掲載拒否トラブルもしょっちゅう起こしていますし、朝日と比べものにならないくらい言論の自由はない」(週刊誌関係者)

> 日経新聞も2003年、「週刊現代」が「日経新聞『社長解任』クーデター証拠文書を公開!」と報じた際に、広告でその見出しを真っ黒に塗りつぶさせたし、2012年には日経の社長と美人デスクの親密な関係を報じた「週刊文春」の広告を拒否して大きな問題になった。

> また、日経の場合は自社への批判だけでなく、トヨタを批判した単行本『トヨタの闇』(渡邉正裕・林克明/ビジネス社)の書籍広告を拒否するなど、自社のスポンサー批判も検閲、広告拒否の対象になっている。

> 今回、広告拒否されたのが朝日の慰安婦問題を追及する記事だったことで、保守メデイアは“言論弾圧”“隠蔽体質”だと大合唱しているが、これは朝日固有の問題でなく、新聞全体が抱える体質なのである。

> いや、新聞だけではない。実は今回、広告を拒否・改ざんされたことを声高に批判し、16頁にわたる朝日批判を展開している「週刊文春」もまた、過去において“自社批判封じ”の広告拒否、改ざん事件を引き起こしている。

> それは2004年に休刊したスキャンダル雑誌「噂の真相」に対する広告打ち切り事件だ。同誌で副編集長を務めていた川端幹人がこんな体験を証言する。

> 「当時、「噂の真相」は毎月一回、「週刊文春」に目次広告を出稿していたんですが、93年11月中旬、突然、広告掲載打ち切りを通達されたんです。広告を扱っていた代理店からの通達でしたが、理由を聞いても一切教えてくれない。それで、裏からいろいろ調べたら『噂の真相が批判している作家や文化人、さらには社の上層部からのクレームがあった』ということがわかった。結局、話し合いで翌々号の94年1月号まで出稿する事になったんですが……」

> しかし、事態はこれだけで終わらなかった。最後となった「噂の真相」94年1月号の広告には、JR東日本批判を展開しながら圧力に屈した「週刊文春」を批判する「JR東日本に完全屈服した文藝春秋の敗北の裏!」という記事の見出しが掲載されていたのだが、文春側はこの見出しを外すように要求してきたのである。また、この広告には広告掲載が打ち切られた事を読者に報告する「文春の意向により本誌宣伝は今号を最後に消えます…。」という文言も掲載されていたのだが、これも文春側は許さなかった。

> そのため、同誌の広告には「JR東日本VS文藝春秋」の特集目次と「消えます」も一文が消えて、余白だらけの広告が掲載されたのだ。(画像参照)

> これは20年前の出来事だが、文春のこの姿勢はおそらく今も変わっていないはずだ。そういう意味では「文春」も「朝日」も同じアナの狢なのである。いや、朝日と文春だけではない。読売も、産経も、毎日も、新潮も、小学館も、講談社もみんな同じ対応をするはずだ。他社に対しては「社会の公器であることを忘れたのか」「表現の自由を踏みにじるのか」と責め立てるマスコミだが、自社のことになると態度を豹変させてしまうのだ。

> もちろん、広告掲載拒否については、「報道機関として優遇措置を受けているわけだから、とくに自社への批判は謙虚に受け止めて積極的に掲載すべき」という原則論から、「私企業である以上。広告を選ぶ権利はある」という新自由主義的メディア論まで、さまざまな意見がある。

> しかしいずれにしても、「朝日の歴史捏造体質が引き起こした広告掲載拒否」などという保守派の煽りが筋違いである事だけはたしかだろう。言論機関の自社批判封じ込めは、従軍慰安婦や歴史認識とは関係がない。すべてのメディアに共通する問題なのである。
> (田部祥太)

<参考=「朝日だけでなく読売も文春も!マスゴミの“自社批判”掲載拒否の歴史」(リテラ)>


NO.913 相模原の男性が語り続ける 慰安婦への加害の記憶(神奈川新聞)<起稿 磯津千由紀>(14/09/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/14 (Sun) 01:33

 こんばんは。


 従軍慰安婦問題が、朝日新聞の訂正と謝罪で盛り上がっていますが、朝日が書いたからこの問題が発生したわけではなく、訂正したからなくなるわけでもないです。
 遅すぎた対応も含めて朝日新聞の過ちには違いありませんが、それをあげつらう他メディアの、それみたことかという口調には辟易します。
 全部ではない一部だけにしろ、「強制」があったことは、戦地に行った人の多くが語っていますので、まず間違いなく事実です。

> 中国の女性たちを強姦する日本兵に私は避妊具を配った-。先の戦争で自ら手を染めた後ろ暗い過去と向き合い、告白を続ける人が相模原市南区にいる。元牧師の松本栄好さん、92歳。「傍観していた私は『戦争犯罪人』だ」。歴史への反省がかすむ社会に今、伝え残したいことが多くある。「従軍慰安婦は確かに、いた。私が証人だ」 

> ◇

> 筒状の器具を性器に差し込み、のぞき込む。炎症で赤くなっていないか。できものは見当たらないか。月に1度の性病検査。軍医の手伝いが衛生兵、松本さんの任務だった。

> 女性の体を思ってのことではなかった。

> 「兵力を維持するためだった」

> 戦地や占領地では日本軍人の強姦が問題になっていた。住民の反感を買えば、治安の悪化を招き、占領はおぼつかない。一方、不衛生な現地の売春宿では性病に感染する恐れがある。病気になれば兵隊として使い物にならなくなる。強姦防止と性病予防が慰安所の目的だった。

> 中国山西省盂県に出征したのは1944年2月。当時21歳。城壁で囲まれた大隊の拠点に慰安所はあった。

> 「慰安婦としていたのは20代ぐらいの6、7人。日本の着物ではなかった。兵隊たちが『朝鮮ピー』と呼んでいたので、彼女たちが朝鮮の人々なのだと分かった」

> 半年後、分遣隊として数十キロ離れた上社鎮という占領地区に移り、慰安所は強姦の歯止めになるどころか性的欲求をあおり、拍車を掛けていることを知る。

> 「慰安所は大隊本部にしかなかった。だから兵隊たちは『討伐』と称し、村々で食料を奪うのと同時に女性たちを強姦していった」

> 犯す前、松本さんは避妊具を手渡した。「気を付けろよ」。病気になるなという念押しだった。

> 強姦は当時の軍刑法でも禁じられていた。「私はトルストイの禁欲主義に傾倒していて、性行為への嫌悪感が勝っていた」。それでも、目の前で繰り広げられる光景に疑問も罪悪感も湧かなかった。

> ■問題は強制の有無か

> やはり分遣隊が「討伐」に繰り出したある日、逃げ遅れた女性を拉致した。

> 「20~30代ぐらいまでの7、8人。兵隊たちにとっては『戦果』だった」

> 従軍慰安婦の問題をめぐっては、軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話の見直しを求める声が一部の政治家から上がり続ける。第1次安倍政権では「政府が発見した資料の中には、軍や官憲による、いわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」と明記した政府答弁書が閣議決定されている。

> 松本さんは首を振り、証言を続ける。

> 「女性たちは自ら歩かされ、連れてこられた。悲鳴を上げたり、騒ぐこともなかった。あの状況で逃げ出したり、抵抗したりすることにどんな意味があったか。抵抗すればいつ危害が加えられるか分からない。その絶望になぜ思いをはせないのか」

> 女性たちは駐屯地の兵舎の片隅に監禁され、「兵隊たちはそこで代わる代わる強姦した。私は避妊具を配り続け、やはり女性たちの性病検査を行った」。

> 1週間ほどたち、隊長の判断で女性たちを村に戻すことになった。松本さんは「女性たちの体力が低下したからだ」と思った。隊長は交換条件として、村長に命じた。

> 「ほかの女を連れてこい」

> 別の2人が連れてこられた。

> 松本さんは言う。「慰安婦だけの問題ではない。中国や韓国の人たちが怒っているのは、それだけではないと認識すべきだ」

> 村々での強姦、慰安所ではない兵舎での監禁。女性たちの体に刻み付けられた暴力の残虐さに違いなどない。なのに人集めの際の強制性の有無を論じたり、慰安婦制度ばかりに焦点が当てられることは問題の本質から目を遠ざけることになると感じている。

> 「私たちは中国や朝鮮の女性を性の奴隷として扱っていた」

> そして、自身がそう認識することができたのも戦後になってからという事実にこそ目を向けなければならないと、松本さんは言う。

> ■語らないことの責任

> ニワトリや豚を盗むように女性を連れ去り、犯す-。「戦地は倫理、道徳、品性、誇りも何もないモラルのない人間がつくりあげられていく人間改造場だった」。松本さんは中国や朝鮮の人々には何をしても構わない、という空気が蔓延していたと振り返る。

> 「当時の教育を見詰めないといけない。戦時動員の名の下、国家主義を浸透させるために『日本よい国 きよい国 世界に一つの神の国』と自国の民族の優位性を強調する教育が行われた。その過程でとりわけ中国や朝鮮の人々への蔑視と傲慢さが、私たちの心の内に生み出されていった」

> 復員後、牧師となったが、自らも加担した蛮行を口にしたことはなかった。

> 「戦争体験を多少話したことはあったが、通り一遍のこと。罪の自覚から話せなかった」

> 慰安婦の女性と会話を交わしたことはあったはずだが、どんな言葉をしゃべり、どんな表情をしていたかも記憶にない。「覚えていようと思わなかったためだ」。やはり消し去りたい過去だった。

> ◇

> 転機は8年前。牧師を引退し、親族が住む神奈川に居を移していた。旧知の教会関係者に証言を頼まれた。使命感があったわけではない。「求められるなら話してみよう、と」。市民団体などから次々と声が掛かるようになり、反響の大きさに語る責任があることに気付かされた。

> 証言するということは過去の自分と向き合うことだ。「正直、つらい。できれば黙っていたかった」。過去の否定は、いまの自分を否定することでもある。

> 同じように人は望みたい歴史にしか目を向けようとしない。

> 「何をしてきたのかを知らなければ、同じ過ちを繰り返す。語らないことでまた責任が生じる」

> 従軍慰安婦をめぐる議論が再燃するのと時を同じくし、憲法9条を見据えた改憲や集団的自衛権の解釈変更の議論が政治の舞台で進む。「この国は戦後ではなくもう戦前と言っていい」。そして問い掛ける。

> 「悪いのは政治家だけだろうか。そうした政治家を選んできたのは、過去と向き合ってこなかった私たち一人一人でもあるはずだ」

> ◆旧日本軍従軍慰安婦と河野談話

> 戦時中、日本軍の戦地や占領地に造られた慰安所で朝鮮半島や中国、フィリピン、インドネシアなどの女性が兵士らに性的暴力を受けた。女性たちは暴行・脅迫や甘言、人身売買により連れられてきた。慰安所設置の計画立案から業者選定、女性集め、慰安所管理までが軍の管理下に置かれていたことは各種資料で裏付けられている。

> 日本政府は1993年に河野洋平官房長官談話で軍の関与と強制性を認め「おわびと反省」を表明した。

> 談話をめぐっては2007年に第1次安倍内閣が、軍や官憲が強制連行した証拠は見つかっていないとする政府答弁書を閣議決定。第2次内閣では、安倍晋三首相が談話の見直しを示唆。韓国の反発だけでなく米国の懸念を招き、日米韓首脳会談を前にした今年3月に談話の継承を明言。一方で談話の作成経緯についての検証は行うとしている。

<参考=「相模原の男性が語り続ける 慰安婦への加害の記憶」(神奈川新聞)>
<消滅・削除・15/04/03>


NO.914 ワイヤー錠はロックのうちに入らず 自転車泥棒“先進国”の傾向と対策(サイクリスト)<起稿 磯津千由紀>(14/09/14)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/14 (Sun) 02:14

 こんばんは。


 日本は「安全」なんですねぇ。


> 毎年、盗難届が出されているものだけでおよそ2万台もの自転車が盗まれているロンドン。安価なママチャリがない=中古価格がしっかりしている上、昨今の自転車ブームで転売しやすいため、換金目的の盗難があとをたちません。一昔前までは「飲んだ帰りの足として失敬」系の自転車盗難が多かった日本も、自転車ブームで高級スポーツ車が狙われることが増えてきています。“盗難先進国”(誇れることではないけれど!)の傾向と対策をご紹介します。


> 固定構造物に自転車をくくりつけること.

> 自転車好きな日本の人がイギリスでまず驚くのは、イギリスの自転車にはまずほとんどスタンドがついていないということです。自転車から離れるときはどこかにくくりつけておかないと盗られてしまう可能性があるので、自転車が自立できる必要がない…とも言えます。日本のようなアスファルトを敷いただけの平場が自転車置場として提供されることはなく、常に金属製のラックが提供されます。

> 多くは伏せたコの字のような形状で、地面にしっかりと固定された分厚い金属製。これに自転車を立てかけつつ、チェーンやDロックのアームを通して施錠します。

> 自転車泥棒は換金できると見ればホイールやサドルだけでも持っていきます。そのあまりの多さに、ロンドン警察やロンドン市が共同で「フレームとホイールを前後2カ所でスタンドへロックしましょう」啓蒙キャンペーンを広げているほど。

> フレームやホイールを地面などに固定された頑丈な構造物にロックでくくりつけるのがよい、ということまでは、日本でもそろそろ常識になりつつあると思いますが、ロンドンはここからがスゴイ(繰り返しますが、誇れることではありませんけど!)。


> 軽量バイクオーナーが抱えるパラドックス.

> 日本で多くの人が使っているビニールコーティングされたワイヤー錠のほとんどは、ロックのうちに入りません。とくにワイヤー錠は100円ショップ級のプライヤーなどでも簡単に切れてしまうからです。コンビニで買い物をする5分程度なら「ないよりまし」、くらいの防護力でしょうか。

> チェーンは針金を束ねたワイヤーよりは上ですが、これもチェーン断面が細いものや金属がチープなものはイギリスの自転車泥棒が愛用しているとされる柄の長いボルトカッターを使うと一瞬で切れてしまうとか。本屋さんで立ち読みして戻ったら、もうそこに愛車の姿はないかも…。

> かなり太めのチェーンか太めのDロックで、それも破壊されにくい設計をされていて評判のいいブランドのロックでないと、カフェで心穏やかにお茶をすすることもできないのがロンドンの現実なのです。お金をためてがんばって軽量な高級自転車を買うほどに、自転車ロックは重くなっていくというパラドックスに苦しむのもまた、ロンドンの現実。


> 将来はクラウドで盗難自転車を追跡!?.

> わたし自身は防御力中程度のチェーンロック、Dロック、防御力“高”の2kgもある高級Dロック、太めワイヤーなどを揃えていて、目的地の環境や駐輪時間、時刻を考慮してその日のロックを選んでいます。ただ、いまいちばん頑丈なロックのひとつとされる米国ブランドのクリプトナイト、「ニューヨークロック」でも、そこそこの電動ノコギリがあれば4分ほどで切れてしまうらしいので、自転車のロックに万全というものはないということのようです。間違っても路上に一晩置きっぱなしにはしません。

> 強力なロックを手に入れる以外にも、わざと汚らしく見せかけて駐輪しておくこともあります。またピッキングされにくいように錠部分を手の届きにくいほうに向ける、くさびなどで叩き切られにくいようにチェーンは地面に接触しないようにするといった細かな秘訣も警察などから推奨されています(英語でのチラシイメージをご覧になりたい方はこちらへ)。

> そしてこれから広がっていきそうなのが、ネット上に自転車のフレーム番号や写真を登録したり、ICタグをシートチューブ内に投入しておく方法。登録情報を調べればオーナーが判明するようにしておき、転売をしにくくするのです。

> さらに今後は、Bluetoothで微細な電波を出し、同じスマホアプリを使っている人が近くを通ると自転車の位置がオンラインの地図に出るクラウドを利用した商品も出るようなので、要注目です。

>        ◇         ◇

> 前回の連載で予告をしていたチャリティーライド「Manchester to London」(マンロン350)ですが、おかげさまで352kmを無事走り切ることができました!

> タイムは15時間38分。タンデムでの経験不足からたいへんな“お尻痛”に苦しみ抜いた1日でしたが、大きなことをやりとげた満足感をたっぷり味わえました。今回のチャリティは、参加者が集めた総額でなんとすでに1800万円を超え、まだ伸び続けているそうです。そういった意味でも充実したイベント参加になりました。

> (文・写真 青木陽子 / Yoko Aoki )

<参考=「“自転車革命都市”ロンドン便り:ワイヤー錠はロックのうちに入らず 自転車泥棒“先進国”の傾向と対策」(サイクリスト)>
<消滅・19/05/23>


NO.915 亡くなった山口(大鷹)淑子さんの慰安婦問題に関するエッセイ<起稿 磯津千由紀>(14/09/16)


【磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)】 2014/09/16 (Tue) 16:53

 こんにちは。


 亡くなった山口(大鷹)淑子さんの慰安婦問題に関するエッセイです。
 彼女は、アジア女性基金の呼びかけ人となり、副理事長も務められました。

<参考=「私の思い(大鷹淑子)(PDF)」(慰安婦問題アジア女性基金デジタル記念館)>


NO.916 <今更ですが>中国の無人機、尖閣を空撮写真公開?<起稿 通りすがりでもないMr.X>(14/09/17)


【通りすがりでもないMr.X】 2014/09/17 (Wed) 20:16

中国は何でもあり?

>中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は17日までに、同国の無人機が沖縄県・尖閣諸島を空撮したと伝え、写真をウェブサイトに掲載した。撮影時期は不明。

>今月16~18日開催の無人機の展示会で、参加したメーカーが撮影した写真を公開したという。

>写真には、白い灯台や「日の丸」の旗などが写っている。


<参考=「中国の無人機、尖閣を空撮か 展示会で公開、写真には日の丸も」(産経ニュース)>
<消滅・削除・15/05/20>