シバケンの単なる雑談NO.13

単なる雑談NO.10 単なる雑談NO.11 単なる雑談NO.12
単なる雑談NO.7 単なる雑談NO.8 単なる雑談NO.9
単なる雑談NO.4 単なる雑談NO.5 単なる雑談NO.6
単なる雑談NO.1 単なる雑談NO.2 単なる雑談NO.3

題目一覧表

目次

雑談NO.14

260.飲めん話(4)

259.飲めん話(3)

258.飲めん話(2)

257.飲めん話(1)

256.飲み会の話

255.大きなお世話(12) 野村克也さん

254.大きなお世話(11) 成金マダム

253.大きなお世話(10) オウム、カレー、サッチー

252.大きなお世話(9) 怪傑熟女

251.大きなお世話(8) 学歴詐称(2)

250.大きなお世話(7) 学歴詐称(1)

249.大きなお世話(6) 新進党からの立候補

248.大きなお世話(5) 特殊技能の業界

247.大きなお世話(4) 骨董品屋さん

246.大きなお世話(3) テレビのパロディ

245.大きなお世話(2) 奇妙なテレビ番組

244.大きなお世話(1) サッチー騒動

243.続・尾籠なる話(6) コレステロール

242.続・尾籠なる話(5) 固い便

241.続・尾籠なる話(4) 肺機能検査

雑談NO.12


260.飲めん話(4)

これから先の人生。
何時まで続くかも分かりませんし、これから先、ナニが有るかも分かりませんが、イマまでの処、お酒を飲む機会が少ない分だけ、失敗談も少ないワイ。
お酒に趣味の有る人なら、飲む機会も多いし、その手のお店にも詳しいなあ。お酒を媒介に、見ず知らずの他人様にも気楽にお声を掛けて、お知り合いになり、それだけお顔も広くなれ、話題も豊富で、其れを思えば、飲める人が羨ましい。
私なんか、食通でもなければ、コレと云う趣味もナシ。お酒は元より敬遠してますから、一杯飲み屋も知りません。加えて、人見知りしてしまう小心者故、アキマセンです。
其処で、近所の行きつけのと云えば、ナニが有るかいな。ツラツラ考えても、一軒だけしかナイのやなあ。其れは、散髪屋さんで、其処なら、馴染みですから、マスターとも喋れますで。
その昔なら、会社のソバの喫茶店には行きつけで、其れなら、数店知ってたで。昼休みなら、早いモノ勝ちのため、指定席までは有りませんが、黙って座れば、ホット・コーヒが出て来たワイ。其処ではロームの顔見知りばかり故、コーヒーを媒介に話をして、世間が広くなることはナイで。
夏場で、たまに、アイス・コーヒーを頼んだら、もお、準備してあるでと怒られたがな。或いは、出張で、数日間、往かなんだら、彼方此方行けて羨ましいねえやて。
ナンなら替わったろかいな。クレームで謝りに往ったのやワイ。
ご免なさいねえ。フレッシュしか置いてナイのよ。
喫茶店のマスターは、七十ン歳の婆さんでしたから、其れ以上の解説は辞めてオク。
イヤ、コーヒーのフレッシュ、クリープの話になってますので、話を戻します。
酒癖が悪く、スグに絡む奴も、知り合いに居てますし、奇妙な言動するのも知ってるゾ。
絡むのも、ひどくはナイし、奇妙な言動も、女性にチョッカイを出す程度です。
オイオイ、辞めてオケよなあ。注意したら、エエやんか。こんなトキだけやんかと、酔おた勢いを強調するのですが、強調してるのは酔おてナイ証拠やで。此奴は、素面でも手を出すから、酔おたら、チとひどくなる。
覚えてるのです。その昔、学生時代でありましたが、三人並んで歩いてたら、向こおから歩いて来たウラ若き女の子が、すれ違いざま、キャっと大声出した。
何事かと思えば、真ん中に居た其奴がその子の胸を触ったのや。当然ですが、端のが疑われることになってますが、張本人は知らぬ存ぜぬの、知らん顔。ジックリ、見れば、してやったりと、笑顔です。
コレなんか、真っ昼間で、酒なんか飲んでナイのやで。以来、出来る限り、一緒に歩かんことにしています。尤も、卒業からは、一年に一度しか合いませんですが。
そのトキは、其れだけで、ナニ事もナシ。イマなら、痴漢行為の現行犯で逮捕され、罰金ン十万円ですから、或る意味、ギスギスした世の中になりました。
イヤ、誤解ナキよおに云うてオク。そんな行為を是認してるのではありませんし、したいとも思てませんで。
しかるに、酒の勢いでの武勇伝は見たことはナイのですが、噂でなら、披露したのが居てました。ダレとは申しませんが、エライさんやったなあ。つまりは、日頃、威張ってる奴に武勇伝が多いと云うことで、文句有るなら、武勇伝の平社員を連れて来て、その上司に対し、自慢の武勇伝を披露してクレ。
良くやったと誉めて遣わす。さりとて、本気で遣られても、私は責任持てませんし、何時も本気でやってたら、幾つ首があっても足らんワイ。
エライさんに、ナンデ、武勇伝が多いかと云えば、会社で威張り散らしてるため、節度がだんだん無くなって、許容範囲もダダ広くなり、酔った勢いで余計に無茶をヤル。ナニをか云わんや、常日頃から、言葉の暴力を部下に与えてるワイ。
日本は酒飲み天国で、お酒のウエでの失態には肝要との話もありますが、お酒で失態は厳罰に処せ。
お酒が入れば、日頃のモヤモヤを発散出来るともされてますが、その日頃にでも、考えだにセヌことを、酔った勢いで、スルはずがナイぞ。
アンナに大人しい人やのに、酔えば豹変すると云うのは酒飲み一流の大ウソでアル。元からその下地があるから出来るのや。
ウソとはナンですが、そもそも、家のナカの行状まで余所様に分かるもんですか。イヤ、例外も居てるとは思いますが、酔って、ヘンになる奴は常でもヘンで、酔ってひどくなるだけ。
アフガニスタン問題の権威、拓殖大学教授佐々木良昭氏が余所の学生を日本刀で刺したかも分からんけど、お酒を飲んでたので、覚えてナイやて。
そもそも、覚えてる、覚えてナイ以前の問題が有って、ナンのために竹光でもナイ、生身の日本刀を大学に置いておくのか。
子でも大人でも、日本刀を持ってれば、試し切りしたい気持ちは何処かに有るぞ。
刀の目的は只一つ、人を殺傷するための武具である。
(01/12/26)


259.飲めん話(3)

其れも、強いならナンですが、無茶苦茶、弱いのに。
結局は、ビールをコップに三杯と、飲めぬ日本酒を、チャンポンで、やってしまいましたがな。
異動の元上司も、イランこと云うたしなあ。
「シバタ君、折角、勧めてくれてるのやから、遠慮すな。
限度を知っとくことも必要やで。強くなるには、訓練しなアカンのや。」
イヤ、遠慮をしてるのではナイのです。遠慮とは、飲めるのに辞退することですが、私が遠慮しないなら、アッサリ、イランわいと拒絶する。
ではありますが、多少は、世間並みにお酒も飲めるよお、訓練しなアカンぞ。とは、常々思う処でもありまして。
アルコールに強ければですが、ビールに日本酒に泡盛に芋焼酎。濁酒でも、ウィスキーでも、ブランデーでも、ウォッカ、ヤオチュウ、テキーラにジン。ラムにマオタイ、シャンパン、ワイン、ついでに、真露に発泡酒も追加で、ナンでも来いで、こんなモンでも、旨いなあと、マジで云えたらヨイやろなあ。と、本気で思てます。
其れに引き替え、私など、出鱈目に名前を並べるだけでも、気絶するわい。
尚かつ、その子が、ニッっと愛想笑いを浮かべやがって、もお一杯と、真ん丸い顔をもっと丸くして、私の倍はある太さの腕しやがって。悔しいことに、我が腕が、男のクセして細いだけですが、兎に角、銚子を差し出しやがりましてねえ。
笑顔に圧倒され、其れデハ、デワデワと、震える声を、グッと堪え、引きつる顔にも、笑顔を造り、受けましたがな。
「オオ、シバタ君も飲めるやないか。凄いなあ。」
と、人の気持ちも知らんクセして、場内、拍手喝采で、ツイツイ、阿呆がその気になって、木に登り。イヤ、杯を重ねて、当たり前やけど、それが失敗やった。
その喧噪が静かになりまして。正確には、私の意識が遠くなりかけて、頭はクラウラするわ、心臓音が、ドキドキ、聞こえて来るわで。
此処でも、チとトイレにと。イヤ、宴会場のナカに有りますから、靴に履き替えることも要りませんでした。
「シバタさんは、大丈夫かいな。」
ダレがそお云うたのかも覚えてないけど、聞こえたのは覚えてる。
もしかしたら、足腰立たず、トイレにも、両脇を二人掛かりで、支えられ、持ち上げられた。よおな、気もしてる。私みたいな小男でも、グラグラ、フラフラでは重たかろおなあ。
其処までは、ナンとか記憶してるのですが、ハタと気がつけば、布団で寝てました。しかも、我が家ではナイし、布団は布団ですが、新聞ビッシリ敷き詰められて、ソバには後輩が寝てますから、其奴を起こして、
「オイ、一体、此処は何処なんや。ナンでオマエが居てるのや。」
と、余計なことまで、尋ねたら、
「起きましたか。エライ騒ぎになったのですよ。」
子細を聞けば、トイレで、前後不覚、意識不明になりまして、それでも、漏らしてナイから、大したモンです。
そんなことはヨイけれど、息も激しくなりまして、苦しそおに唸り、のたうち廻るため、コレは大変、急性アルコール中毒やろなあ。このまま、昇天してもイカンし、救急車でも呼ぼかいな。
ソオコオしてるウチには、呼吸が正常に戻りましたので、このまま静かに寝かしとけ。宴会場が旅館だけに、一泊させることになったのですて。
安全のタメ、オマエが、つき合おてヤレと指名されまして。一緒に宿泊ですがな。
さりとて、此処で、吐かれてもアカンし、失禁されてもアトが大変と、金盥と新聞紙を準備しといたのですが、ヨカッタですねえ。無事でした。
ナルホド、枕元を見れば、金盥もありまして、それで、新聞紙を敷いてたのかと合点した。
イヤ、云うときますが、酒に酔って、吐いたことも、漏らしたこともナイのやで。そやから、苦しいのですが、其処まで、飲むマエに昇天してるワイ。
エライ、スマンなあ。こんなことに、つき合わさしてしもて、ゴメンやで。
そして、洗面所で顔を洗おとして、ビックリ仰天。イヤ、悪いけど、あの子がマダ居たかと、見まごうばかりに、顔がブクブクに、膨れ上がってしもて、人相まるでチガウがな。
事のついでにバラしたら、村井と云う子で、バラしてしもても、ダレも覚えてなんか居るもんですか。当人もロームに居たことさえ、覚えてナイやろ。ナンせ、二十年マエに数ヶ月在籍しただけで、この一件のため、私の記憶のナカに、シッカリ、居残ってるだけ。
トリアエズ、宿泊代はエライさんが支払おてくれてまして、早速、旅館から、電話して、ご心配をお掛けしまして、申し訳ありませんです。
「気が付いたかのか。ヨカッタなあ。一時は、死ぬかと思たで。救急車の話まで出てたんや。
そんな経験を何回かして、強くなるのやけど、死んだらアカンしなあ。」
死ぬ程の経験は、コレ一回で結構です。と、そんなこと、云うてませんが、当人は、昇天してましたから、危機が迫ったのが分かってないのです。
その日は、日曜日でしたが、休日出勤の予定が有った故、そのまま、出勤で、あの子みたいに、ブクブクに、腫れ上がったままの顔やけど、ショウガナイわい。
イヤ、あの子のために云うてオキますが、気さくで、気だてはよかったで。
(01/12/24)


258.飲めん話(2)

飲めんのは事実ですが、タマには、自分で飲むこともあるで。
工場に出張して、時間も遅くなり、早くても一人のトキ、駅前のコンビニで、弁当と、明日の朝のパンと牛乳を買い求め、自動販売機では、缶ビールを調達しまして、狭いビジネス・ホテルの一室で、一人わびしく、且つ、お気楽に、テレビを見ながら、お酒でもナイのに、チビチビと。
まあ、云うたら、お茶替わりで、マイ・ペースですから、限度を超すことはありません。チと廻って、眠うなったら、そのまま、バタン・キューで、明くる朝ですから、結構なモンです。
こんな具合に表現したら、お気楽人間そのままですが、ホンマは神経質で、寝る場所が替わると、ビールでもなければ、ナカナカ、寝つかれませんので、してただけ。計算どおり、朝までグッスリならヨイのですが、真夜中にトイレに起きたら、難儀するワイ。
テレビを点けてもナンにもナイし、ヘンな時間にビールをモオ一発も、出勤時間もありますから、考えたことはナイ。
そんな機会も無くなって、家で晩酌する習慣もナシ。夏場なら、土日くらいに、ビールを一口もありますが、この季節ですから、其れもナシで、余計に弱くなる。
お酒の話になれば、一番に想い出す話は此処を覗いてクレ。
そして、前後不覚になったのが一回有りまして、三十代のトキでしたが、人事異動で、我が上司が昇格のウエ、他部署に異動することになりまして、その歓送会でのことやがな。
お酒は飲めんでも、チと気の利く奴なら、お席を廻って、挨拶などしてますが、私は気の利かん奴ですから、席に座れば、ジッとして、動くことがナイのです。されど、事情が事情だけに、このトキだけは動いたなあ。
「寂しいですね。余所に往っても、邪魔にセズ、マタ、色々、教えてくださいね。」
私にすれば、珍しく、其方のお席に移動して、話をしに往って。
そのカタのお酒に強いのも、私が弱いのも、職場周知の事実。ではありますが、女の子が注ぎに来ましてねえ。
ついでにではありますが、私にもどおですかと、勧めるしなあ。
その子は優秀なアシスタントで、日頃の気配りの感謝もありまして、アリガトさんと、ニコリとしまして、受けたのです。
コレが失敗やがな。ヨクヨク手元を見れば、日本酒やで。ソやけど、お猪口に一杯ならと、受けまして。
実は、日本酒、たったの一口だけで、苦しくなったことがある。
京都はお祭りが多いしなあ。学生の良きアルバイやで。時間給百円が相場やのに、半日仕事で、千円もくれたぞ。
そのトキは、上賀茂神社の葵祭りで、衣装を付けて、巡行や。其れも無事終了して、解散となりまして、世話人さんが、まあまあ、皆さん、ご苦労さんと、御神酒を戴きましてねえ。
コレは断るワケにも往きませんし、有り難く、頂戴しまして、即刻、真っ赤になりまして。フラフラと、帰りの市電のナカでは、真っ青で、足腰立たずに、苦労した。
其れはヨイのですが、その子に戴いた一杯が、大失敗や。別の子が、
「シバタさん。飲めるのですか。」
と、注ぎに来やがったで。
一人を受けて、ホカを断るワケにもイカンしなあ。弱いからお手柔らかにと云い乍ら、そおか、オオキニ、これからも、宜しく、お願い致します。
と、理性ではそお考えるけど、本能的には、オイオイ、大丈夫かと、逡巡するのですが、周辺からは、
「考えてたらアカンで。
熱いのを、口に含むからアカンのや。一気に喉に流し込んでしもたら、どおもナイのやで。」
と、お声が掛かり、ならばと、お猪口に二杯目を受けまして。
このまま、此処に居てたら、ヤバイぞと、席に戻ろとしたら、三人目の子が立ちはだかりやがったぞ。
「私を忘れたらアカンでしょ。」
ダレとは云わんけど、顔も体も、ヨク、肥えた子で、お酒も強そおで。さりとて、差別しても、イカンしなあと、惰性で、三杯目を受けました。
コレが命取りとなりまして。
イヤ、命は有りましたから、イマも生きてますが、エライことになりました。
(01/12/23)


257.飲めん話(1)

飲めぬ者から云わせて戴ければ、飲める奴は羨ましい。
屋台と云えばラーメンで、屋台のおでんで熱燗一杯の味は知らんし、一杯飲み屋の暖簾を潜る勇気もナイわ、食通でもナイから、美味しいお店も知らんし、何時もヨキに計らえで、何処へでも付いて往くだけです。
よって、この手の幹事など、この歳までやったことがない。ソヤのに、大学時代の同窓生が新年会の幹事をやってクレとの注文が廻って来たで。
例年は、飲み助が担当してまして、メンバーの住処も大阪が多いため、何時も地下の曾根崎警察署前が集合場所で、其処なら、方向音痴の私でも、ナンとか分かるのや。
正直云えば、大阪なんか、右も左も分からんわ。常の用事もナイから、分かる気もナイから、当初数回は、幹事に梅田の駅まで来てもろてましたけど、もお、分かるやろと、なくなってから、阪急梅田駅に着いても、集合時間にはチと早過ぎるからと、ツタツタ、地下に潜り、ウロウロしては、迷子になってなあ。何回、迷子になったことかいな。
年に一回しか往くこと無いし、地下は分からんわいと、ウエに出て、曾根崎警察署が見えても、彼処に往くにはどおするかも分からんし、地下を彷徨いてたら、JR大阪駅の派出所を見つけまして、ついでやから、聞いてやれ。曾根崎警察署は何処ですかいな。
そしたら、真っ直ぐ往って、彼処を左に曲がりまして云々と、ご親切に教えて戴いたのですが、マタ、迷子になってしもて、そのウチ、見覚えの有る場所に到達して、ホッとしたことが有ったなあ。
其奴が都合に寄りまして、幹事が出来ませんとのことで、連中が、タマには京都でやろやないかと申しまして。
云うても、参加者、ン名かいな。適当に其処等でやったらヨイのやで。或いは、いっそのこと、八条口の「みなみ」にしたろかい。ン名やったら、予約も要らんやろと甘く考えて、次回は、割り勘負けになろおとも、ジョッキ、一杯にしときます。
其処で、お酒の話ですが、せめて、お付き合い程度にでも、飲めたらなあとも思いますけど、アセトアルデヒドに弱い体質故、仕方がナイわい。
其れにです。何処の駅周辺にでも、昼間っから、ワンカップ大関を手に、ひっくり返ってるオッサン見たら、其処まで呑むことナイのになあと、酒飲みがキライに思うがな。
オナジお酒でも、朗らかで、陽気な酒ならヨイけれど、お説教したり、騒いだり、陰険になったり、相手構わず叩いたり、場合に寄っては人前で、服を脱ぎ、下着までの奴が居たり、辞めとけ、辞めとけ、阿呆かいな。イヤ、話に聞いてるだけで、見たことナイぞ。
或いは、酔おた勢いで、女性を口説く奴が居てますがな。多分ですが、酔った振りしてるだけとチガウやろかなあ。
ならば、私も振りしてやってみたいけど、振りするマエに昇天してます。其れに引き替え、我が息子が強いから、ダレに似たのやろ。特に二男は強いし、ナンとまあ、日本酒がヨイのやて。
私にしてみたら、日本酒なんか、異物同然。口に含んだだけでも、吹き出しそおになるから、飲むには決心せねばならぬワイ。お正月のお屠蘇一杯だけでも四苦八苦や。
ところで、私が初めてアルコールを呑んだのは、一浪した同級生で、一人が同志社の文学部に、もお一人が京都工芸繊維大学の化学科に合格したトキやった。
その工芸繊維大に合格した奴はお金持ちの息子であったのか、贅沢にも、ハナレに自分の部屋を持ってやがったから、其処がタマリ場となりまして、悪ガキが集合してた。
そのトキは、総勢五名様で、東京からは、電機通信大学に往ったのが、春休みで戻り、阪大のも来てたかなあ。ダレが持ち込んだのか、ビールが現れ、コップも人数分が調達されて、オメデトウさんと祝杯したで。
ホカの連中も、早々には飲んでませんから、瓶ビール一本で、全員が撃沈してしもた。
私なんか、コップに半分で、真っ赤になって、クラクラして、撃沈と云うより、のたうち廻ったハズやがな。真っ赤の次ぎには、体にジンマシンが出て来てしもて、往生したで。一本で、五名様全員、立つことさえ出来ず、気がつけば、雑魚寝ですから、お安いビール。
結局、この連中が全員集合したのも、電通大のが結婚したトキが最後となりました。阪大のは、三重県で、工芸繊維大のは奈良県で、バラバラとなり、アトの三名は京都ですから、会うことがあっても、タマには一杯と、そんな話は出たことナイなあ。セイゼイ、喫茶店で、コーヒーなど。
イマでこそ、ジンマシンは出ませんが、弱いのは昔のママで、気分がよければですが、チと廻って来たら、マズは、騒がしくなりまして、しかし、長続きセズ、突如、静かになって、眠てしもてます。
鬱っとおしいのは、飲める奴で、当人が、飲めへんと云うてるのに、遠慮すなと、無理矢理、勧める奴で、素面でもヒツコイのが、余計に、ヒツコクなりやがってなあ。
特に会社の忘年会で、コレほど、気に喰わん飲み会はナイ。お偉いさんと、その胡麻擂りと、お調子者連中の独壇場で、馬鹿みたい。
そんなモンにつき合うのは馬鹿馬鹿しいから、早く、解散してクレと、スグにも寝た振りや。
(01/12/22)


256.飲み会の話

マエの会社の連中との飲み会の話。
仕事に関係した奴と、してナイ奴が入り混じり、総勢六名。
この時期の飲み会なら、師走も後半故、世間では忘年会と称してるのですが、名目は単なる飲み会や。場所は、JR京都駅八条口新都ホテル東側の、屋号「みなみ」と称する飲み屋さんで、私は初めてやで。
予定は六名で、予約も六名で、通された場所は六名用ではありますが、これでは狭いなあ。
そしたら、ダレかが、店員さんを捕まえて、場所を替えてクレ。八名になったのや。ソトで二人を待たしてるのやと交渉して、広い場所に移動した。
勿論、八名とはウソやし、ヨイのかなあ。総勢六名で、ダレも待ってませんでと、小心者の私は、チと心配したけど、平日故、お客も少ないワイ。
全員が着席したら、ナンとまあ。何処からともナク、突然に、且つ、偶然にも、その二名様が現れた。
関係会社のカタで、ヤア、ヤア、お世話になってます。
イヤ、私は面識の有るよおなナイよおな、ナンとなく見覚えの有るよおな。ホカの面々は仕事の関係で、知ってるのです。話の内容から、岡山の工場のカタで、そしたら、彼奴はドオしてますか。マダ、居てます。彼奴は、辞めましたとか。
話も弾み、気分も佳く、ツイツイと、生ビールをジョッキ、一杯と、皆さん、次々に追加してますから、私もお付き合いで、もお一杯。飲めたのは半分やけど。
その半分が失敗かいな。止せばヨカッタなあと、チと反省すれど、飲んでしもてますから、手遅れやワイ。
マズは、ウツラ、ウツラとなりまして、眼を開けてるのも邪魔臭くなりまして、眼を閉じたら、気も遠くなりかけて、頭のナカも、天井も、グラグラ、回転し出しましてねえ。横になって、寝たワケでもナイから、天井の回転はウソですが。
トリアエズ、息苦しいワ、体はシンドイわ。これはイカンぞ。困ったなあ。ハタに迷惑掛けてもアカンし、シッカリせにゃならぬのに、あわや、昇天かと、その一歩手前で、
「チョッと、トイレに往って来るわなあ。」
イヤ、不作法はしてませんで。クドイけど、その一歩手前で、踏み止まってたで。
飲み屋には、縁が有りませんので、構造も知りません。半分頭のナカが眠た状態で、靴を履くにも、靴が勝手に動きやがるし、苦労したで。
ナンとか捕まえ、履けても、足取り怪しく、フラフラと。それでも、何処かにぶつかることも、倒れることもナク、只、真っ直ぐに歩けんかっただけ。酔っぱらいとはこんなもんかいなと思いつつ、適当に探したら、眼に飛び込んだのが、赤い文字で、女子と有る。
心配ご無用です。斯様に酩酊してますが、ハッキリ、女子と読めてるし、認識してるし、判断能力も有りますワイ。
間違おても、其方に入ってしまうよおな、酔っぱらい常習犯とはチガウわい。馬鹿にしやがったら怒るぞ。
其れは其れとして、ヨカッタなあ。此方の方向で間違いなかったぞ。迷子になる程の広い飲み屋でもナイわいな。女子が有れば、男子も有るハズ。一瞬やけど、ラシキ黒き文字は、この眼に入ったぞ。其処で、扉を探すのに、見つからんのや。イヤ、正確には、扉は有るのに、取っ手がナイのや。
オイオイ、何処に隠れてますか。取っ手クン。観念して、出て来い。それとも、押すとか、引くのかなあ。押せはしますが、引くにも、ナニするにも、取っ手がナイがな。
扉のマエで、四苦八苦。脂汗は出て来るし、シンドイし、世の中は回転してるし、何時までもこんなこと、やってたところで、ラチもアカンし、ホカのお客にも迷惑やで。
イヤ、周辺を見渡せば、其処で頑張ってるのは私だけで、半被を着た、飲み屋の兄ちゃんが、二人。私のソバに居てますがな。丁度ヨイぞ。
「トイレは此処やなあ。」
「ヤッパリ、トイレをお探しでしたか。こっちです。」
そしたら、監視されてたのかいな。そんな年寄りでナイわいな。馬鹿にすな。若造め。
それにしても、取っ手が見つからんハズやった。ジックリ正面を眺めれば、只の壁やワイ。何時の間にやら、男子トイレの扉が動いてやがる。馬鹿にすなと、蹴飛ばしてはいませんで。
正解の扉はどおして開けたのか忘れたけど、安全のタメ、大便用のに潜り込み、暫し、体調の様子を伺おてたら、同期入社のが、心配して、覗きに来た。
「アレッ、シバタよ、何処に居るのや。」
「此処や此処。」
こんな場所で、大声で、返事させるなよなあ。恥ずかしいワイ。
「大丈夫かいな。背中でもさすったろかいな。」
「オオキニ。有り難う。大丈夫や。」
実際、さすって戴くことはナイのです。気分は悪いけど、吐き気はセズ、タダタダ、シンドイだけやったけど、吐いたらイカンし、此処にしただけ。
出たのは小便だけで、時間は計測してナイけど、次第に気分も戻ってしもて、ヨカッタなあ。此処に来るマデが、一番きつかったで。
ならば、ボチボチ、戻りましょうと、席に戻れば皆さんご心配で、顔色も戻ったなあ。二杯半も飲んだんかいな。イヤ、一杯半や。其れにしても、顔色が悪かったんかいな。
其処から、話題が悪酔いの話になりまして、ドリンク剤のソルマックがヨイとか、レスキュー隊なるものが有るとか。レスキュー隊てナンやろなあ。
インターネットで調べたらスグ分かるで。試してみたら。
それで、本日、調べてみたら、悪酔い対策は、沢山有るやないですか。牛乳、バター、Blue_Sky、トルラ酵母、アロエ、枝豆、イチョウ葉エキスにウコンがヨイらしいのですが、レスキュー隊が見つからんワイ。
其れにしても、年に何回や。飲み会は。対策してまで、沢山飲む気もナイわいな。
そやから、何時も、割り勘負けです。
(01/12/21)


255.大きなお世話(12) 野村夫妻

興味の尽きぬ、サッチーさん。
調べれば、ウソであると分かることを、平然と口に出来るだけでも、尊敬に値する。
其処らの連中が、コロンビア大学の出身であると口にしたら、フンフン、それで、どおしたと、頭を撫でられ、可哀想になあと、同情してくれるぞ。それを懲りもせず、繰り返してたら、しまいに病院に往けと、叱られるぞ。
その前に、幼友達が全部承知してますから、斯様な放言に効力ナシ。ところが、我が住処は新興住宅街。皆様、余所からの転居ですから、同級生は居てナイぞ。
ならば、ダレ一人、我が歴史を知りませんから、好き勝手なことを吹聴しても、信じてもらえる。カモ、分からんぞ。そやけど、英語がアカンし、スグばれるなあ。
野村一家を我が団地と一緒にしたら失礼ではありますが、事情は一緒やで。加えて、野村監督夫人でしたから、超一流の野球人の奥様であれば、ナンの不思議もナイと思うがな。
そおか、彼方の大学を出たはったのか。流石に、野村監督夫人やなあ。実家はお金持ちで、英語も達者なんや。
私等にしても、サッチーさんは遠き存在ですし、実体は知りません。夫である克也さんが否定すればナンですが、其れもしてなかったぞ。
そしたら、ご主人様も騙されてたのか。現在も、まだ騙されてるのか。ここの処がヨオ分かりませんが、ご夫婦揃って、有名人故、余計に興味津々。
沙知代さんはお金の匂いを嗅ぎ分ける、特異な性格が災いしたのですが、其れをホカの面で生かせば、才能溢れた女性ですから、脱税用ペーパー・カンパニーではナク、れっきとした実業界の女社長になってた。カモ、分かりませんぞ。
天は二物を与えずで、他人を虫けらの如くに扱い、お金にどん欲過ぎたため、犯罪者になるだけです。
カタや、克也さんは類い希なる野球の天才で、知将の名を欲しいがままにしたのに、このカタにも、天は二物を与えず。嫁はんに翻弄さらた。やに見受けられる。
夫婦なら、奥さんの経歴は知ってるはず。立教大学がコロンビア大学になったり、コロラド大学になったりしたら、ナニを寝ボケたことを云うてるかと、説教してますで。
サッチーさんも、バレたらどおしましょうと、そこまで考えてたら、云うてません。
脱税にしてもそおやがな。一家のご主人様が私はナニも知らぬ存ぜぬで、世間に罷り通ることが摩訶不思議。野球界での姿勢との落差が大き過ぎる。
花瓶など、云うた云わんの話は、イロイロありますし、お互いに云い分があれば、立会人でも同席して戴いて、当事者同士が話合えばヨシ。
しかし乍ら、学歴詐称の件は、事情がチガウぞ。克也さんは、好むと好まざるに関わらず、野村監督として、夫として応援演説したからには、事情説明せねばならぬ。
そもそも、サッチーさんだけの一枚看板で、参議院議員立候補要請なんか、あるもんか。
よって、ご当人様は勿論ですが、一連の騒動については、無責任極まりないオッサンであると云えるのです。
そして、何処ででも要らぬ喧嘩を売る癖がありましたが、家の中ならイザ知らず、マスコミと称する、大通りのド真ん中で、大声で人様を罵ったり、叩いたり、してるのを見たら、どお思う。
事情はナニか分からんでも、こんな場所で、そこまでヤルことナイのになあ。やられてる人は、面目丸潰れで可哀想。
猟奇映画で、ナニが怖いかと云えば、何処までも、際限ナク追いかけて来る怪物が怖いのです。サッチーさんには、限界を知りませんから、猟奇映画の怪物や。
これ以上やったら、相手様にキズをつけてしまう。或いは、死んでしまうから、この辺りで、止めときましょおの自制心がナイ。映画の怪物でも、最後には、英雄に退治されてしまう運命になってます。
ご主人様は奥様を野放しにしたがため、脱税事件にまで至り、道義的責任を取って、監督辞任にしてしもた。
もしかして、一緒にお暮らしになって来た、ご主人様が一番の被害者かも知れませんが、何処のご夫婦でも、内実までは不明です。
イヤ、チョッと待ってクレ。
知将野村監督も対戦球団のイヤがる作戦ばっかりで虐めたてたから、似たもの夫婦やで。
(01/12/19)


254.大きなお世話(11) 成金マダム

オウムは宗教の名を利用して、暴挙をやった。
首謀者、麻原彰晃こと、松本智津夫なる人物は、それなりのカリスマ性があって、信者が集めたから、大したもんです。
仮にですが、私が、松本智津夫みたいなことを云おが、やろおが、ダレ一人、相手になんかしてくれませんで。セイゼイ、キチガイ扱いされてオシマイ。
カレー事件は、砒素で無差別殺人をやりやがって、犠牲者も多いのですが、林真須美なる人物は桁の小さい人物や。
サッチーさんには、応援団も居てますから、孤立無援ではナイ。ヒステリー症状的、カリスマ性もありまして、有名人でもありますから、詐欺行為なんかするかなあと、信じない人もありますが、伝え聞く処の日頃の言動からすれば、やるやろなあと思うワイ。
有名人なればこそ、それだけでも、お金はあると判断されるし、お声を掛けて頂けただけでも、有り難いことです。そんな人が、マサカ、踏み倒しなんかしませんで。そんなことしたら、高名なるお名前にキズが付くと、それが、誤解のモトでした。
名声と金品は獲得したのに、心そのものは、貧しいままで、むしろ、名声を利用して、益々、悪どく、ずる賢くなったのです。
原因は、小さいときから、お金、お金が全人生でやって来たためで、確かに、お金に寄って、相手さんの対応も違うし、名前が通れば、尚、チガウがな。
外見だけでも、ウエからシタまで、ブランド品で身を飾れば、お金持ちと見成されるから、詐欺師の小道具にもなってます。
ブランドには疎いため、説明出来ませんが、衣類は当然で、高級バッグを持ちまして、全部の指に輝くダイヤがあれば、それだけでも、総額、ナン百万円。イヤ、ナン千万円にもなるのかなあ。イザとなれば、質草にも出来ますし、無一文の貧乏人であろおはずがナイ。
私らみたいな、ボサボサ頭で、髭もそり残したオッサンが、宝石店に入っても、相手にもしてくれません。してくれても、フリして、監視やなあ。泥棒されたらアカンぞと。
そもそも、私のウエからシタまで、総額、幾らやな。計算したことないけれど、三万円かなあ。
腕時計は一万円しましたし、靴は数千円で、その他、諸々でも、数千円。イチオウ、ブランド物も有りまして、財布はダンヒルでとキー・ホルダーはTAKEOやぞ。どっちにしたかて、桁が違います。
お店に金ピカのオバハンが、ノコノコ、入って来たら、頼みもせんかて、店長自ら、揉み手して、お出迎えしてくれますぞ。店長にしても、話のネタになしますし、ソレせんと、アトが五月蠅いこともある。
お勧め品も、桁がチガウやろ。私なら、数万円がヨイ処で、ついでに、これは如何です。
素早く、値段書きの数字を見て、結構です。支払い能力が有りませんです。沽券に関わるため、其処までは口に致しませんが。
金ピカのオバハンなら、数百万円から、数千万円。それでも、商談成立の可能性があるし、勧めねば、失礼になるぞ。
サッチーさんにしても、人間ですから、物事の善悪なら分かってます。分かってるのと、実行するのとは、チガイますし、人様に、ご迷惑を掛けるのもイケマセン。
サッチーさんは、マンションの物色で、物件を見に行って、タバコを吸いながら、彼方此方に動き回ったらしい。担当者は、灰皿を持って、右往左往。
この光景はどお見ても、漫画的で、やれるもんなら、私もやってみたい。テレビのパロディでも、観客、抱腹絶倒、喜んでくれますぞ。
何処から見ても、ド派手の成金マダムが、意識的に担当者をイジメてるやに見受けられる。
現実社会で、私共がしたら、どおなるか。その前に、そんな場所でタバコは吸わんワイ。下手に汚したりしたら、ナニを云われるか。弁償せえ。とまでは云われませんが、
「お客様。灰皿をお持ち致しますので。」
などと、やんわり、注意されるやろ。されたら、平身低頭、謝って、タバコの火を消しますがな。
このオバハンは、立場を笠に着た、お遊び半分でのイジメ人間。
お遊びですから、罪悪感もナシ。遊ばれたホウは迷惑やで。
(01/12/18)


253.大きなお世話(10) オウム、カレー、サッチー

オウム、カレー、サッチー。
人間には五欲が有りまして、財欲、色欲、食欲、名誉欲、睡眠欲。
さて、サッチー騒動のことですが、その当時、「お父さんのためのワイドショー講座」でも、連続十週間、一位になってましたがな。それだけ、注目されれば、立派なものですよ。
これに匹敵したのは、オウムの松本サリン事件と、和歌山の毒入りカレー事件です。
そこで、この三名様を同類としましたが、事実、共通点が沢山あるのです。まずは、栄光の、ワイドショー講座、常連さんになったこと。
くっついた、離れた、入院した、他界した。これは、せいぜい二三週で、常連さんになるためには、世間を無視することが要件で、言行不一致で、発言と行動に大なる乖離が要求されるし、欲望の共通点も多いがな。
ダレもが、此奴の云い分はウソであると分かるのに、ご当人様は、奇妙な屁理屈をこね回し、知らぬ存ぜぬ、見解の相違であると主張して、反省するどころか、裁判所、拘置所でさえも、食欲旺盛で、太れる分だけ、態度もデカイし、睡眠も充分。クソ度胸は大したモンで、見習わねばなりません。
タダシ、世の中の常識を理解してませんから、単なる阿呆とも云えますが、阿呆と云い切るには、頭の回転は速いです。それも、悪知恵のため、日々鍛錬、百戦錬磨のワリには、身勝手な解釈が災いして、穴だらけ。
特に、財欲に対しては、手段を選ばず、執着心が凄まじい。お金なら、ダレでも、出さずにすんで、入れば、嬉しいですが、この面々の常套手段を伝授して戴いても、真似出来ません。真似した段階で、犯罪者になってしまう。
松本智津夫が捕まったトキ、天井裏に隠れてました。しかも、何百万円かの札束を枕にしてた姿は漫画になるし、この人物の中身を象徴してる。
林真須美は、他人に生命保険を掛けて、砒素で病人にさせるは、医者をも籠絡させて、豪華な生活をしてました。
捕まるまでは、辻褄合わせの話が二転三転。近所のアノ人が怪しいのと違いますか。と、ウソぶいたり。
保険の外交員時代には、上司に腹を立て、身分証明書を捨てたり、携帯電話を投げつけたりで、このオバハンも、自制心に乏しく、情緒も不安定。
オウムは、その拠点の住民とモメますし、林真須美も、用水路にゴミを捨てたり、夜中にピアノを弾いたり、勝手し放題。
隣近所の迷惑なんかクソ食らえ。クソ食らえも思てないのです。余所さんがどお思おうが、其方の勝手で、無関心。
ところが、逆になったら、エライことですよ。真夜中でなくとも、チと騒音を出せば、アンタ、何様よ。五月蠅いわよ。イライラして、気分は悪いし、病気にさせて、殺す気かと、凄い剣幕で怒鳴り込まれ、しかるべき筋に訴えてヤルと脅されますぞ。
このオバハンは、単に邪魔くさいから、適当にゴミを捨てただけ。ピアノを弾きたいから、弾いただけで、真夜中、早朝も、無関係。タダシ、この手のは、早起きすることは有りませんし、自分だけが良ければそれでヨシ。自分の気持ちには、正直で、余所様なんか、何処に居る。
人物像の概要がつかめれば、この連中のやりそうなこと、云いそうなことも、大凡、見当がつくのです。
そして、オウムは宗教法人の名を借りた、テロ集団で、松本智津夫は、単なる、詐欺師で、色情魔。そこで、留まればヨイのですが、名誉欲も旺盛で、小悪魔。
サリン事件以降、日本の規範は狂い出したのですが、政府は常に無策のため、残党は、未だ、健在ですが、ご当人の人生は完了した。
林真須美は保険金詐欺常習犯。これが発端で、そんなこともあるのかと、世に知らしめたけど、保険会社は、未だ、対策セズ。此奴の人生もここまでです。
野村沙知代は単なる脱税で捕まっただけですから、人生は存続しても、野村元監督の野球人生までも狂わせ、原価八十円のノムさん人形も、捨てるには勿体ないと、十円での叩き売り。
サッチーさんの人生なら、手段さえ選べば、人も羨む理想的なものですが、手段を選んでたら、野村姓では無かったし、我が儘、気儘で、豪華絢爛、優雅なる、生活も無かったなあ。
そんなこと、ご当人様がご承知です。
(01/12/17)


252.大きなお世話(9) 怪傑熟女

師走も半ばとなりました。
年末になったら、一杯になって待たされるから、例年、年を越してからにしてるのですが、前回が、十月始めのため、延び過ぎてもイカンし、チと早めにしたのです。
イヤ、散髪の話ですが、元から細い髪の毛が、次第に細くなり、サラサラ感も無くなって、正直云うて、歳になったことを実感させられてます。
早めの散髪屋はんでも、満席でしたが、運良く、待たずに、着席出来た。
眉毛の間は、剃っても宜しいですか。はい、スミマセン。
眉毛の長いのは、切っても宜しいですか。
コレを云われるよおになって数年になるぞ。長い眉毛は、好々爺で長寿の相である。とは、勝手な思い込みで、イヤ、結構ですと、拒否してたのが、眼に入り、鬱っとおしいため、素直に、はい、スミマセン。
我がご幼少の折り。ナンにも、聞いてくれなんだ。黙って座れば、バリカンや。顔は剃ってくれたのかなあ。多分、髪の毛だけを、バリバリ、刈られたと思います。ハサミでやって戴けるよおになったのは、中学生になってからかいな。
イマでは、耳掃除に按摩までしてくれて。そお云えば、新人さんでしたから、鼻毛を切ってくれなんだぞ。まあ、結構です。ヨキに計らってください。早く終ってくれたら、満足です。
さて、二年前のサッチー騒動のトキやけど、「怪傑熟女」なる、おもろいテレビがあったがな。怪傑は、解決をもじったのやろ。
和田あき子さんが司会で、サッチーさんがレギュラー出演。渡部絵美さんが準レギュラーから降ろされたと、悔しがった番組や。
過ぎ去りし昔には、一世を風靡した女優さんと、その他、話題の面々がお揃いになりまして、視聴者からの、種々雑多な相談事に応じるのが主旨でした。そお云えば、他界された、左幸子さんが居てました。
お断りしておきますが、一二度しか見てませんが、初めて見たときは、ビックリしたで。
ナンでここまでやるのかなあ。イヤ、話の内容ではナイのです。昔懐かしの女優さん達のドギツイお厚化粧で、止せばヨイのに、目一杯の光線まで当ててましてねえ。
漏れ聞こえた裏話では、微に入り、細に渡りのご注文のため、準備だけでも大騒動。
光線は、此方からこの角度にしなさいね。カメラは此処で、この角度から、私が微笑んでる処を映しなさい。
お席は此処にして頂戴。そおそお、ダレ其れのソバは絶対にイヤ。其れともお一つ。もっと、発言させなさい。
ナンで皺が見えたら困るのか。歳は歳ですし、隠すことはナイ。人生相談なら、それ相応の年輩者がヨイのです。
にも関わらず、化粧ベタベタで、光線美人にしてしもて、ナニが身の上相談。それでも、番組が成立してたから、摩訶不思議やで。
ではありますが、出演者のお気持ちも分かります。歳喰ったとは云え、女性ですから、ダレよりも、若く、美しく、見て欲しいし、見せたいし。
私に云わせれば、それぞれに人生経験をお積みになりまして、そのお歳になられたのです。若い人ならナンですが、私みたいな人名音痴でも、お顔を見れば、ダレと分かる有名人ですから、それだけでも、説得力がありますぞ。
ところが、お口を開いて仰ることは、奇想天外なる発言ばっかり。その程度の助言ですから、数ある人生相談番組でも、低級な部類と思たがな。
それを歯切れがヨイとか、云い難いことを云うてくれるとか、叱ってくれる等々、ワケの分からん人気がありまして、これを、叱られたい症候群と、一時だけですが、流行語となりました。
それだけ、叱って貰いたいなら、ご自分の親御様に叱って貰え。肝心の叱るべき親が頼りないから、他人様に叱って戴かねばならぬのか、それとも、親御様の云うことには、耳を貸そおとしませんのやろ。
ご出演者は有名人ではありますが、所詮は、ド素人です。法律の知識はナキに等しいし、他人様のコトですから、ナンとでも云えますがな。
間違いがあっても、責任は取れませんし、取れませんので、気楽なもんですが、親御様は、そんなワケには往きませんで。
何時の間にやら、「怪傑熟女」も消え去って、ホッとしたのも束の間で、イマや、ワケの分からん暴露に、喧嘩に、羞恥心皆無で私生活丸出しの奇怪なる番組が蔓延ってしもて。
ああ、懐かしの、「怪獣熟女」。イヤ、スミマセン。
「怪傑熟女」は健全なる番組やったなあと、評される時代になってしもたのか。
(01/12/16)


251.大きなお世話(8) 学歴詐称(2)

サッチーさんの発言は、猫の目の如く変幻した。
コロンビア大学の精神心理学部を卒業としたり、イヤ、修了であると訂正したり。
そもそも、コロンビア大学は、サッチーさんの時代には男子校であって、卒業者名簿にも名前は記載されてません。
そんな話もありましたが、私の単純なる疑問ですが、精神心理学部と、学部にしてましたが、学科ではないのかなと思たのです。心理学部精神心理学科であれば、納得出来ますが、ご当人様が一番に診断して貰う必要があるぞ。
学歴詐称ではないかと、話題になってたトキですが、サッチー様曰く。
ナニを云ってるのよ。卒業したなんて云ってないわよ。十四科目のウチ、七科目しか取れなかったから、進級出来ませんでした。
米国の大学制度が、如何なるものかは知りませんが、日本なら、科目でナクて、単位です。
サッチーさんは口を開く度に、論点をずらし、オマケに理屈が合わんよおになる。
卒業でも、修了でも、大学は出たことになりますが、進級の問題になれば、話が違う。いずれにせよ、入学は出来たことになりますし、出られなければ、中退ですが、それでも、値打ちはありますがな。
政治家のナカには、中学校中退として、選挙演説では、極貧ではありましたが、艱難辛苦を乗り越え、ここまで来たのであると、大いに宣伝材料にされてますぞ。そのホウが、なまじ、政治家、旧家名門の御曹司、会社社長の二世、三世より、世情が分かってるし、親密感が抱けます。
それが出来る人と、出来ぬ人が有りますが、サッチーさんは、ここまで有名になり、脱税数億円の資産家ですから、学歴に拘ることは無いのに、それが出来ぬ人です。
出来れば、イラヌ、詮索をされぬよお、議員さんにと要請されても、辞退しとけば、こんなことにならず、騒動にはなってません。残念乍ら、虚栄心が人一倍、イヤ、桁違いに高いため、ウソをドンドン重ねてしもて、最早、コロンビア大学卒と、信じるモノは希有の状態。
外国人記者の質問に対しては、コロンビア大学のインビテーション・スチューデントと説明したため、通訳さんは、聴講生と訳しましたが、それを否定も肯定もしてなんだ。
聴講生なら、単位、科目どころか、場合に寄ればですが、試験もありません。単純には、講義を聴くだけのこと。
その程度なら、私にでも出来ますぞ。渡米すれば、費用が要るし、英語は苦手で方向音痴のため、目的地に到着するまでに挫折する故、日本の何処かの大学にしときます。
日本でも、探せば、社会人を対象にした聴講生も募集してますし、一日だけで、無料のもありますで。
ワザワザ、大学に往かずとも、そこらの公民館で、高齢者を対象にした、老人大学までありますがな。そこで、チと聴講して、修了証書でも戴けば値打ち物。
戴いてしまえば、こっちのモンです。就職の際、正々堂々、老人大学修了であると、履歴書に一行追加してやれば、多少の箔も付きますが、老人大学に往くお歳では、再就職も無理かなあ。
私にしても、修了書と名のつくものなら幾つか持ってます。
有機溶剤作業主任者技能講習修了書、特定化学物質等作業主任者技能講習修了書、特別職長教育修了書(低圧電気操作)。
そして、ISO9000シリーズに対応する内部品質監査員養成講座修了書。
ホカにも沢山有ったけど、ナンの役にも立たんから、何処に置いたか、ナンので有ったか、忘れてしもたワイ。
されど、この就職難でも、コロンビア大学の文字があれば、聴講の修了書であっても効果抜群で、サッチーさんも流石に目利きです。
この辺り、私も見習わねばなりませぬ。
(01/12/15)


250.大きなお世話(7) 学歴詐称(1)

サッチーさんは何故か興味深い人です。
周辺の人々が色んなことを申してました。
実弟が申してました。ナニをしでかすか分からん姉です。
長年の友人に野村克也さんの前妻にデマ情報を流すよおに指示したり、南海時代の秘書さんからも、ボロクソで、コロンビア大学出身者が名簿になんか載ってナイぞ。
少年野球の家族と選手が、邸宅をリフォームした業者が、北京旅行をドタキャンされた業者が、その実体を訴えた。
週刊誌でも買おてたら、材料豊富ですが、私にしても、そこまでの物好きではありません。
要するに、サッチーさんと関係した人は、その傍若無人ブリを公表し、サッチーさんは適当にあしらい、応戦してたのですが、当事者が面と向かい合おたことはナク、マスコミを媒体にした、空中戦でした。
話の内容も、サッチー流に処置するなら、それで、どおなんや。文句あるなら掛かって来い程度のことばかり。
友人が、野村監督前妻の正子さんに、ご主人が浮気してるぞと、密告電話をしてくれと、頼まれたとしても、それがどうしたと云うのやな。証拠が有るなら出してみよ。
南海時代の秘書さんの学歴がオカシイぞ。最初は立教大学の英文科と云うてました。その英語力は疑問やし、南海の女監督として君臨してました。正子さんと、その子さんへの仕打ちも尋常ではなかったぞ。
そんなこと、貴方が勝手に思てるだけ。云うたことも、したこともナイ。と、それだけの話です。
ではありますが、話を総合すれば、目的のためには手段を選ばずの、身勝手人間で、お金には汚いため、お付き合いの際は要注意人物。
花瓶の件にしても、サッチーさんは、逆に骨董品屋さんを告訴してやると、云うてましたが、骨董品屋さんが、証明したら、ドオするかです。
この人なら、そおやったんか。ゴメンナサイネ。私の勘違いでした。お代は幾らです。お支払い致しますわよで、オシマイの話です。
旅行のドタキャンでは、証拠がありましたが、イザとなれば、ヤッパリねえと、とぼけてしもて、お支払いすれば、オシマイです。その他諸々、云うた云わんのことですから、ほっとけばヨイのです。
ナカでも面白かったのは、学歴詐称疑惑騒動でした。
学歴は、立教大学の英文学出身であったり、コロンビア大学の精神心理学部になったり、コロラド大学になったとか。
立教大学と、コロラド大学は、云うた云わんの話ですが、コロンビア大学については出版物に掲載したのです。
一般庶民にてみれば、海外の大学と云うだけでも、凄いことですよ。米国の大学を卒業したならば、マズは、お金持ちで、英語も堪能です。日本国内でさえも、大学に通うため、下宿するとなれば、ナカナカの出費ですし、サッチーさんのコロンビア大学とは、東京大学と同水準らしいのです。
入学云々以前に、英語力についての予備試験がありまして、同時通訳が出来ることが要求される。
確かに、その程度の語学力がなければ、一流大学の講義には付いてけません。
にも関わらず、衆議院議員立候補のトキの外国人記者への会見で、暫く、英語を喋ってないから、通訳を頼み、正確を期すためご当人様は母国語でやると、仰ってましたが、同時通訳出来る語学力が有れば、英語も母国語同然のハズ。
事程左様に、サッチー流ではありますが、理論武装もしてました。
さて、其処で、どっちみち、口から出任せならば、対象がナンであろおとも、デカイのがヨイに決まってる。ヒットラーもそのよおに申してました。
外国人記者の前であろおとも、微動だにセズ、慌てることもナク、そんな具合に云って退ける、クソ度胸には見習うべきものがありますし、ヘンに、遠慮して、日本国内の大学を対象にしてしまえば、中途半端でもあって、確認も簡単ですから、スグにばれてしまうがな。
ここにこそ、彼女のシタタカなる一面が見えて、参考にナルぞ。
ナニをゴチャゴチャとウジ虫共が五月蠅いのよ。アンタに出来るなら、やってみなさいよ。
(01/12/14)


249.大きなお世話(6) 新進党からの立候補

ナントナント、覗き見の田代まさし容疑者の自宅で覚醒剤が見つかって、軽犯罪がそれ処で無くなった。
二の五の云わず、すんなり自白してれば、家宅捜査までされて無かったのに、悪事は天が視てるのです。
初犯の覗き見だけでも、巷の会社員なら、有無を云わさず、解雇になりますぞ。お店屋さんも開店休業になるし、町内に噂が広がるマエに、家屋敷を売り払い、夜逃げ同然、引っ越しせにゃならぬ。
ご本人さんには当然の酬いですが、奥様、お子様には巻き添え喰ってと、ご同情する次第。
されど、我が家でならば、夜な夜な、或いは、昼間であろおとも、覗き見三昧、ビデオの編集して、覚醒剤をやってれば、コソコソ隠す場所が無いため、家族にバレバレです。
その替わりと云えばナンですが、有名人ではありませんので、報道機関に、ヒツコク、やられることもありません。
其れにしてもです。オナジに、治療が要ったとしても、違法であっても、変態趣味に盗癖などは、止むに止まれぬ持って産まれた性癖の面もありますが、覚醒剤の摂取は覗き見とは次元が異なりますぞ。
さて、1996年の衆議院選挙では、野村沙知代さんが、新進党から是非にと乞われ、立候補されたのです。
こんなオバハンの何処がヨイのかと。そのマエに、人寄せパンダとしての立候補要請であることは、衆目承知の事実です。
ナニかの専門知識があるワケでナシ。歌とかお芝居、三味線に、棒高跳びとスケート、スキーが出来るワケでナシ。出来るのは、云いたい放題の口から出任せ、ウソ八百の造り話。ナニを云われよおが、叩かれよおが、邪魔にされよおが、我関せずで、大きなお世話と云い放ち、心臓に毛が生えてますから、羨ましい。
ナルホド、そお考えてみれば、流石に新進党のお目は確かです。政治家には打って付けの人材やった。
いずれにセヨ、ナニかの分野に才能が有り、その結婚相手が、たまたま、野球の野村監督ではなかったのです。有名な野球人と持ち前の手練手管で結婚して、その夫人としてマスコミに登場し、歯に衣を着せずズバズバ物を云うと、拍手喝采、有名になったのですが、人生遊泳術には、見習うべきものは有る。
こんな人材ならと政界が欲するのか、政治家にと推薦した人が可笑しいのか、可笑しいのを持ち上げる不可思議な現象で、結構、人気が出てしもて、衆議院に立候補。それだけ、政界が屈曲してるのですが、価値判断も多様化してるから仕方ナシ。
当時、野村監督も、懸命に選挙応援のため演説してましたから、案外、サッチーさんも家庭内では良き奥様で母なのか。ところが、脱税事件では、その実子が証拠提示したのですから、ここでも、悪事は天が視てたのです。
選挙でも落選で、ヨカッタのですが、これで当選でもしたら、選挙人の良識を疑われる処でしたので、良識は残ってた。お鼻のお高いのが、もっと高くなれば、旦那さんが大変やで。とは外野席の感想で大きなお世話であります。
その出馬要請のため、新進党の小沢さんが、野村家にご訪問の際、ナニか立派な飾りモノが有れば箔が付くとして、噂の花瓶をお持ち帰りにされたとか。
イヤ、知りませんで。大監督のご邸宅ですから、そんな物、ゴロゴロ、転がってるものと思てましたがな。
それは其れとして、変わり身の早い、柿沢さんが、参議院を辞め、都知事選に立候補しましたから、サッチーさんの繰り上げ当選が云々され、それを機に、浅香光代さんのアンナ女発言から大騒動の開幕と相成ったのです。
肝心の柿沢さんも、石原慎太郎さんに負けましたねえ。
(01/12/13)


248.大きなお世話(5) 特殊技能の業界

骨董品屋さんの花瓶のツギは、渡部絵美さんのことです。
私など、有名人が集うハワイのプールには無縁です。そもそも、ハワイに往ったのも、一度だけしかないわいな。
ご縁があったとしてですが、渡部絵美さんが居たとして、サインをしてくださいと、ねだることは無いなあ。悪いけど、そこまでのファンではありませんので、お土産話に、見たで、程度。
サッチーさんが居たとしても、アンタ、考え方が可笑しいのと違いますか。などと、失礼なこと、ヨオ云わんぞ。云うたら、つまみ出されます。
さりとて、渡部絵美さんが元オリンピック選手で、氷上の天使であったくらいは知ってます。
サッチーさんは、講演会で、渡部絵美さんとデヴィ夫人が、サッチー騒動で有名になったかの如く評したのですが、認識不足も甚だしい。世界的には、此方のホウが有名かも知れませんが、古い話故、忘却の彼方哉。
カタや、サッチーさんは、日本では有名でも、世界では無名。しかも、資産ならデヴィ夫人がウエの可能性がある。尤も、余所様のこと故、内実は知りませんです。
加えて、減らず口のこのオバハンは、そもそもが、騒動の原因は、読売の陰謀であると抜かしやがった。要するに、野村監督指揮するところの阪神に対する巨人の陰謀。
残念ながら、この時期、阪神絶好調で、巨人が最下位で、情けないことでした。よって、野村監督周辺の雑音をバラ撒いて、足を引っ張るのが目的やろと抜かしやがったのに、巨人もモタモタしてるから、反論さえ出来ませなんだ。
野村家ご邸宅のご近所さんでも、評判甚だ芳しくナイらしく、原因も、ご近所さんは、巨人ファンばっかりやて。これも実際の処は知りませんで。
私の向かい三軒両隣りでさえ、何処のファンかも知りませんし、有名人は居てません。仮に居たとして、そこが或る球団関係者としても、ゴク普通にしてれば、悪い評判は立ちません。むしろ、彼処がなあ、何処其処さんのご邸宅やぞと、自慢してあげます。
私は巨人ファンですが、そんなことなら、他球団でも応援したげます。当然ながら、巨人のツギやけど、これまた、高級住宅街ではありませんので、私同様、日々の生活だけでも四苦八苦。などと云えば、大きなお世話と叱られる。
そして、摩訶不思議なことは、この奇妙なる人物をテレビ局が挙って出演させ、CMにも起用したことです。話題性さえあればヨシとしてるのか。
そもそも、テレビ業界は理解不能の世界です。名前が売れるまでは大変ですが、売れてしまえば、ダダ甘で、昨年(2000年9月)捕まった覗き見常習犯の田代まさしが、浴室を覗いて、マタ、捕まった。
覗いたのが、オッサンの裸では気色が悪いわ、馬鹿みたい。残念無念と地団駄踏んで悔しがり、知らぬ存ぜぬ、そんなモン、覗いて無いぞと釈明しても、通用なんかするもんか。
余所様の浴室に、赤の他人が接近して、ウロウロしてたら、それだけでも、可笑しいワイ。尚かつ、ビデオ持参でナニをなさいますか。自慢やないけど、私はビデオさえ持ってナイ。単にお金と用事と悪趣味が無いだけや。
覗きに痴漢は、病気ですので、根本治療が要るのです。麻薬患者も同様で、治療が要るのに、謹慎してれば復帰の出来る世界です。
それも、タレント仲間が支援してやってと、兎角、タレントを連呼し、自慢するのですが、ナルホド、タレントとは、ある種、特殊技能者をも意味してます。
そんなことは別にして、廻りがチヤホヤするから、可笑しくなって、全人格が指示されてると勘違いする。かと云うて、聖人君子が、この世にいらっしゃるとは思いませんが、イビツな人はそこら中に居てますぞ。私もその一人と見成されてるかも知れません。
もしかして、テレビの世界では、イビツな奴程、引っ張りだこで、この現象が、納得出来ませんが、兎角、自己中心的な人が得をする世の中で、不都合なことは彼奴がやったと知らん振りで、ヨイことなら自分のお手柄であると大声出して、それを、押し通せば、そおなってしまうことがママあるのです。
サッチーさんも脱税してまで、お金を残してどおするのかです。あの世までは持って往けませんで。
私が死んでも、葬式代がなあ。イマなら保険代もまだ沢山入りますが、死ぬ気配ナシ。されど、借金なら、住宅ローンが残ってたり。イヤ、アト僅かでオシマイですが、サラ金では一円も借りてません。
自分勝手な奴は、サッチーさんだけではないのです。そこらに居てますが、此処まで凄まじいのは居てないけど、町内会の行事に非協力的で、口だけなのは、山程居てるぞ。
其れをダレと云うてしまえば、仲間外れ、町内八分にされるため、皆様、黙って、グッと我慢してるだけ。
(01/12/12)


247.大きなお世話(4) 骨董品屋さん

人生色々で、生き方、考え方もそれぞれに違います。
自己中心的か、余所さんのことも参考にするかしないか。
余所さんを中心にしてたら、相当な資産家で、且つ、忍耐力が無ければやってられませんで。
そこで、最低限の心掛けとして、余所さんにはご迷惑を掛けぬよおに生きること。これが、世の大勢やろ。
反対に、自己中心的な考えを押し通せば、自制心のない、弱肉強食の欲望渦巻く、動物的社会になってしまう。そのヨイ例が戦争やろ。
そんなことで、一定の申し合わせ事項を設け、お互いの利害がぶつからんようにし、モノに寄れば、法律化してるのです。それ以外にも、世間の一般常識としての規範も存在する。
勿論、オナジ問題に対しても、各人各様に解釈の相違もあるし、余所様のお話だけで判断するのはナンですが、サッチーさんは、土台が狂てます。
さて、花瓶のことですが、骨董品屋さんは、ナンで一年も経過してから、云いだしたのか。
百万円以上もの高価な花瓶を貸してクレの一言で、持って往かれて返してくれません。
私にそんな花瓶に用事はナイけれど、仮にですが、この私めが貸して頂戴と云うたなら、阿呆かいなと相手にされませんで。
それでも、持って往ったりしたら、即刻、泥棒扱いで、警察を呼ばれてしまうぞ。
いきなり、そんなことにはなりませんが、骨董品屋さんとしては、顔では愛想良くニコニコして、腹のナカでは此奴大丈夫かいなと。それが世間の常識であると思います。
或いは、見るからにみすぼらしい一見さんがその花瓶を触ったとしたら、お店の人は言葉に出さんだけで、万が一、壊しよったら、弁償する気とお金はアルのかなと心配になる。そこで、接近して、
「お客様、お一つ如何でしょう。ン百万円の花瓶です。ご遠慮ナク、是非、お手に取って、ご覧くださいね。」
と脅迫され、花瓶を触った手はブルブル、足はガタガタ、体もワナワナ震て、身動き出来ず、顔は真っ青になって凍り付く。
その保証のため、運転免許証を提示したウエで、住所、氏名、電話番号、破損したトキの処置方法、金額等、キッチリ、明記した借用書でも作成せぬことには、お店から一歩たりとも持ち出すことは出来ませんぞ。
それこそ、数万円程度ではないのやし、百万以上もしたら、イヤ、当方から、お宅様へお持ち致します。とかナンとか、旨いこと云うて、家の所在地まで確認されるやろ。理由は簡単で、私なんか、世間様に信用皆無故。借用書ナシでなら、余程の取引があるか、知り合いでなければ、アカンやろ。これも、信用の一種ですがねえ。
果たして、サッチーさんは、その骨董品屋さんと、どの程度の取引があったのか。
有名人で、お金持ちのハズですから、無茶なことはセンやろなあ。身分証明にしても、顔を見れば、知ってますし、お名前も知ってます。マサカ、持ち逃げしたり、返却セズとは、夢にも思いませんで。それが間違いの元で、言葉のヤリトリだけで、ナニを持って行かれたのかさえ、証明が難しい。
サッチーさんも、自分が有名人であることを認識してるから、其処を利用した。
それどころか、私みたいな有名人が訪問してやったのであるから、お店の宣伝にもなる。お礼をしてくれてもヨイのやで。くらいに思てるのとチガウかなあ。
それなりの見識のある人なら、有名人なればこそ、自分から借用書を作成しますとでも申し出ることでしょう。
それにしても、ナンで返さんかったのか。私等みたいな貧乏人とチガウのやし、欲しいのなら、買えばヨシ。
そこが、サッチーさんの奇怪なる処で、他人のモノは自分のモノ。我がモノは当然乍ら自分のモノで、びた一文、出すものか。出すのは、してやったりと、舌ぺろり。
私も一度やってみたいけど、小心者故、値を聞いただけで、硬直してるよおではアカンなあ。
(01/12/11)


246.大きなお世話(3) テレビのパロディ

大きなお世話で、渡部絵美さんへのブタ発言。
絵美さんが仰るには、ハワイのとあるホテルのプール・サイドでの出来事でした。
お子さんと一緒の絵美さんに、サッチーさんが、ツカツカと近づいて来て、アンタ、ブクブク肥えて見難いわねえ。と云うたとか。
一方のサッチーさんは、そんなこと、云ってないわよ。そやけど、今度、会ったら、ブタって云ってやるわよ。講演会で、斯様に申されたそうで、会場からは、拍手喝采です。
それが、京都の会場らしく、中年女性で満杯で。阿呆な京女が居てると云うことや。そんな話に拍手するから、このオバハンは調子に乗って木に登ってしもた。これを、ヒイキの引き倒しと称します。失笑を買えば、自重する可能性もありますが、このオバハンなら、ナイやろなあ。余計に高く登るやろ。
ところが、この話の数ヶ月マエのことでした。ナンのテレビ番組か忘れましたが、面白いパロディーがありました。
プールサイドで、小太り連中が、阿呆話をしていたら、如何にもラシキ風貌、所作のオバハンが近づいて来て、とりあえず、体型ですが、顔から、お腹、足まで、ダブダブのオバハンで、小太り連中は、其奴が接近して来ます故、ヤバイとかナンとか、余所見したりするのですが、しっかり、見つかり、浴びせられた言葉が、「アンタ達、ブタねえ。」
ブタのくせして、ブタに、ブタとは、開いた口が塞がらん。仮にですが、私に対してなら、アンタ、ナニ食べてるの。貧弱ねえとなるのやろ。そのマエに、歯牙にも掛けて戴けません。
思うにサッチーさんの性格とは、こんなモノと思いますが、何故か、このパロディが放映されたのは、ブタ発言が公開される数ヶ月マエのことやった。
もしかして、こんなこと、彼方此方で勃発してるのではないか。それとも、渡部絵美さんは、騒動以前に其処彼処にバラしてたのか。いずれにせよ、このパロディは、日頃の行状をヨク現してると推測する。
次には、野村克也さんが、ヤクルトの監督を辞め、阪神から監督就任要請受諾以前のトキでした。
夫婦で、テレビ出演してまして、ご主人が嫁はんを持ち上げて、コレのお陰で此処までやって来れましたから、間違いナク、アゲマンで御座います。と、持ち上げて。
対して、サッチーさんの態度です。謙遜もセズ、ソウヨ、私のお陰よ。感謝しなさい。
この一言で、このオバハンの思考回路は狂てるなあと思たなあ。
野球界の実力者も、嬶天下です。其れは結構ですが、何処がヨイのか知らんけど、別かれませんから、余程、ヨイ処があるのやろ。南海の選手時代は凄かったで。三冠王を二回も取ってます。世界の王でさえ、一回だけや。
南海の監督時代には、捕手兼任のため、大したことも無かったけど、ヤクルトの監督では優勝したのです。
話を戻しまして、渡部絵美さんの件では、以降、ブタ発言はしてくれるなと、警告を主旨とした、内容証明付きの文書を発送したのですが、受理してくれんため、告訴も辞さずと、申してました。
サッチーさんにしてみれば、ブタはブタである。ブタにブタと云うてナニが悪いのか。自分のブタは問題外。
花瓶のことについては、価値が分かってるからこそ、鑑定したのです。仮に数万円の物なら、貸してクレとも云いますかいな。
よって、ご当人も、自分をブタと認識してるから、私以上のブタであると、ブタ発言を繰り返しただけ。
それなら、絵美さんのホウが若い分だけ可愛い子豚かな。
(01/12/10)


245.大きなお世話(2) 奇妙なテレビ番組

当時のことですが、土日の朝、テレビを付ければ、どの局でもやってましたで。
毎日放送の、うつみみどり司会の番組では、ご当人様の生出演で、騒動の一つでもあった、花瓶のことをやってました。
「野球で、何回も優勝すれば、彼方此方から色んなモノを頂くんですよ。あの花瓶も、アゲルって仰ったんですよ。ソバに居たヒトも、皆さん、そう聞いてるじゃないですか。」
その当事者である、花瓶を差し上げたとされる人は、別の番組で、
「彼方様は、借りるわよと云って、持って往かれ、返してくれません。」
値段としても、百万円はする花瓶です。と、申されてました。
さて、毎日放送では、サッチーがその花瓶を、外国のとある高名な鑑定士、三人に鑑定依頼したけれど、こんな安物なんか、鑑定したことがナイと云うたのですて。
花瓶は豪州あたりの民芸品で、セイゼイ、四、五万円程度。それにです。花瓶代として、その程度のお礼は渡してます。ナニをゴチャゴチャ云うてるのですか。
花瓶の話が途中から、お礼とされる、ベルサーチの服をプレゼントしたことに入れ替わってますがな。
それでも、飽き足らず、こんな花瓶、疫病神やから、取りに来い。さすれば、イツでも突き返してやる。イランと云うなら、玄関先で叩き割ってやるワイ。
よお、そんな、阿呆なこと。
貰たのか、借りたのか、どっちでもヨイけれど、相手様が返せ云うのなら、その段階で、返す相談すればヨイ。持ち帰ったものなら、戻しに往くのが世間での一般常識。
そのウエで、先方様が、お好きなよおにと返答すれば、煮よおが、焼こおが、壊そおが、勝手にすればヨイ。
百歩譲って、数万円の価値でも、庶民にとれば、高価な花瓶。寂しい事ではありますが、当家に、そんな花瓶はありませんで。せいぜい、数千円。お金持ちと、比較は失礼ですが。
要するに、彼女の論法は、お持ち帰りの花瓶は安物や。その程度の金額で、ギャーギャー云うな、馬鹿たれめが。私を何様と思てるのか。と云いたいのです。
ベツのテレビ局で、その相手様が説明してました。彼方様が、鑑定に出したと称する写真の花瓶は、モノが違うのです。告訴も考えてます。
この告訴も如何様になったか知りませんが、話を替えて、渡部絵美さんの事もありました。
ハワイのプールで、「アンタ、醜いわねえ。」と、サッチーが、云うたとか。
そんなこと、云うわけナイでしょう。アンタ、ママに似て来たわねえ。イイ、ダイエット施設でもご紹介してアゲルって云っただけよ。
云うた、云わんのことは、一々、反論スル気になりませんよ。などと、反論してました。
渡部絵美は、あのカタ、私の母なんか知りもしないのにと。
そこで、サッチー曰く。この番組を最後に、一連の騒動に関しては、一切触れません。とか宣言して、講演会では好き勝手にやってましたから、面白い人。
但し、この毎日放送は、可笑しいと思いました。ホカの出演者が、サッチーに突っ込んだ質問をすれば、表情を替え、アンタ、ウルサイワネエ。ナニ云ってんのよ。
うつみみどりまでが、質問を制止したのです。ついでに、うつみみどりがサッチーに紹介した風水家に看て戴いて、家を改築したらしい。このお二人様は、仲がヨイのかなあ。
と、思てたら、美川憲一が、うつみみどりに、アナタ、アレ、ナンナノヨ。
その返答は、サッチーが、予め質問事項をチェックして、学歴問題等、聞くなら、出演拒否するぞと、釘を刺したのですて。局側からも、関西に放映されてるからと、云われたとか。
毎日放送は、以前より可笑しなことをしてるのです。
オウム事件のトキですが、子供用に放映の漫画にサブリミナルを入れたことがありました。
オウムの意向に沿い、オウムの宣伝番組を放映したこともありました。その調査にしても、担当者が巫山戯ただけです等、中途半端な報告でした。他局も、イチオウ、取り上げましたが、徹底追及セズ、ウニャムニャにした。早い話が、オナジ穴のムジナ故。
言葉を選択しなければ、オウムの松本智津夫、砒素入りカレーの林真須美、そして、このサッチーは、人格的、性格的にも、同類に見えるぞ。
イマとなっては、陳腐化して、忘却の彼方の人物を、引き合いに出して、恐縮です。
(01/12/09)


244.大きなお世話(1) サッチー騒動

私も物好き故、野村沙知代さん(69歳)の話です。それも、大きなお世話で、二年マエの話を蒸し返し。
イヤ、お断りしておきますが、私はお会いしたことはありませんし、遠目でさえ、見たこともありませんです。被害も利益も受けたことも無く、遠き、彼方の存在です。
とは云え、このカタは有名人ですから、ブラウン管を通じ、その言動が伝わって、観察するにつけ、或いは、世間の評判を知るにつけ、正直な人であると思えるのです。勿論、自分に対してですが、或る意味、羨ましい面もありますし、こんな人ならそこらに居てるぞと云いたいし、それにしても、チと遣り過ぎやと、嫌悪の次第。
結果、前夫との間のご子息、ケニー・野村氏の証拠提示に寄りまして、二億円もの所得税脱税容疑で逮捕されることに相成りましたが、イマまで、遣らせてたホウも悪いし、これもまた、そんな高額の脱税が出来ること自体が羨ましい。
そして、生涯一捕手の野村阪神前監督(66歳)の人生縮図も垣間見ることが出来ました。ここでも断っときますが、私は野村克也ファンでも、阪神ファンでもありません。巨人ファンであると宣言してオク。但し、野球人としての野村さんは大したものであると評価してます。
いずれにせよ、沙知代さんは、反面教師として、色んなことを教えてくれますし、所得税は彼方のことで、私には追徴課税としての有名税を支払おてクレ。イヤ、現金ではありませんので、チと安心やろ。
さて、その発端は、二年前の、1999年のことでした。浅香光代さんの、この発言からです。
アンナ女、もうイヤ。ひっぱたいてやりたい。
舞台稽古はスッポカスは、台詞は覚えないは。
私の指輪を見てねえ、イイ指輪ねえ、チョウダイだって。
頂戴ですよ。見せて頂戴って、そんなんじゃないのよ。頂戴ってねえ、そう云われたらさあ、どう思います。
それにさあ、出されたお茶に、ぬるいと文句云ったり、運転者さんや、若いヒトを捕まえて、バカヤロウ呼ばわりしてさあ。アンナ、弱い者イジメもホドが過ぎるってもんよ。私は許せない。
韓国からの帰りで、アシアナ航空を、芦屋の飛行機なんか、乗りたくないってさ。
何様と思ってるんでしょ。アンナのが、講演会で、子育て論をぶちあげたりしちゃって、ナニが代議士よ。挨拶もロクに出来やしないのに、ナニ考えてるのよ。税金のムダ遣いよ。
笑わせるんじゃナイってんだよ。ミナサンも、そお思ってるでしょ。
これは、テレビで見ただけですが、サッチーなら、サモ、アリナンと、思えたで。その喋り方、態度、表情、まさに、云いたい放題、やり放題。それが人気で、「怪傑熟女」に出演したり、CMにも出演。そのうえ、ドラマにまで出るとか、歌手デビューするとか。こんなことで、お金が稼げて、宜しいなあ。人間、お金持ちになって、有名にならんとアカンなあ。
そんなモンでしたけど、この手の行状暴露話が、次から次ぎえと、幾らでも出て来るのです。
でっち上げとか、針小棒大のハナシなら、サッチー応援団も、ドンドン、増えてもヨイのですが、増えませんでしたねえ。
数少ない、応援団は居てました。占いの細木数子さんと、料理の神田川俊郎さん。
神田川さんの弁は、こんな具合でした。
事情は知らんけど、そんなこと、どおでも宜しいやないですか。こんな程度のことで、ナニをギャーギャーやってるのや。エエ加減にしたらどおやな。
但し、神田川さんは、サッチー応援団と云うよりも、そのご主人が、野球の阪神の監督さんですから、阪神の応援をしてるだけ。つまりは、阪神タイガース監督の野村夫人としてのサッチーさんの応援です。
実際、サッチー人気なるものは、野村監督夫人としての人気が前提ですが、サッチーさんご自身は、自分の実力であると勘違いしてるフシがあったのです。
それどころか、野村監督がここまでになれたのは、自分のお陰であると、信じてる面があるのです。しかも、監督もそのよおに評価してる気配がありますが、それはそれで、彼方様のことですから、お好きなよおに。
トリアエズ、次々に、疑惑と称し、色んな話が出て来たのですが、これがホンマなら、身勝手で不義理なオバハンで、自分を中心に世界が廻ってると、ウソ八百の虚飾に満ちた人間と思えたのです。
ホンマやったらと云うマエに、あれだけ出て来たら、話半分でも、相当なもんです。
疑惑の暴露は筋が通り、サッチーは議論するにも話をはぐらかし、すげ替えるから、議論が噛み合うハズが無かったなあ。
このトキの一連の話からしても、彼女の性格なら、脱税くらい、ナンとも思てませんで。
イヤ、昔の話で、申しワケなし。話は延々と続きます。
(01/12/08)


243.続・尾籠なる話(6) コレステロール

便が固くなってるのは、下腹の痛さからも、予測されたことです。
よって、水気は勿論のこと、好きではナイのですが、繊維質がヨイから、お野菜もタップリ戴いて、準備万端整えたハズですのに、斯くも無惨な結果と相成った。
我が排泄物のために詰まってしもた便器をナンとかせねばならぬのと、実は、お尻もナンです、痛かったのです。痛いことは、出だしたときから察知してます。痛いだけならヨイのですが、又、腫れ上がってしまいましてねえ。
意を決し、我が手を突っ込み、バリウムを混ぜ合わせた固き便の粉砕中にも、ヒリヒリ、ピリピリ。肛門がです。
固いのですから、当然ですが。見る見る、腫れあがるのです。イヤ、場所が場所ですから、見てませんが、明らかに、肛門が痛感してる。
腫れるだけならヨイですが、マタ、座れんよおになるのかなあと、ハテナをつけることもナイのです。つい先日の、体感した腫れ具合と同じですから、間違いナク、座れません。
コンチクショウと、恨むにも、誰のセイでもありません。とは云え、このマエの経験からすれば、三日も経てば腫れは引き、痛みも軽くなって、四五日も経過すれば、痒くなり、一週間後には元通り。
ではありますが、その三日間が辛いがな。マエのトキはそこまで掲載するのもナンですから、遠慮した。こんな私ではありますが、イチオウ、羞恥心なるものは存在してます。その分、マダ、若いのかなあと、ヘンな処で安心したりして。
イヤ、安心は出来ません。対象は我が排泄物であったとしても、手で握りつぶし、粉砕したそのままの手で、指で、腫れ上がった痔を肛門の奧に押し込むことは、文明国家の一員ですから、危険が伴います。
詰まってしもた便器も努力の甲斐有って、一段落して、手を水で洗い、消毒剤を持ち出し、手を浸し、眼には見えぬバイ菌は抹殺出来たことにして、石鹸水を手に付着させ、オモムロに痔を押し込んだ。
これも、前回の経験からのことです。朝からお風呂でとは往きませんから、石鹸水で痔が滑らかに肛門内に滑り込み易くしただけやがな。
それでも、ヒリヒリ、ピリピリ。しかるに、痔の薬がナイから、近江兄弟社の家庭常備薬、メンソレターム。イマ、メンタームと称し、その昔、祖母が云うてたのには、メンタム。
こいつでも付けといたろかと、肛門に塗りたくってやれば、ヒリヒリ、ピリピリが増幅してしもて、不思議にナンとナク、利いてるよおな、利き過ぎてるよおな。替えって、腫れがひどくなるよおな、そんな心配してる間に、明くる日になりました。
そして、朝一番のお勤めで、マタ、出たのです。バリウム入りの白き排泄物。二日連続は初めてのことです。しかも、昨日よりも固いため、痛いこと、痛いこと。それをジッと我慢の子で、頑張って、またもや、便器が詰まってしもて、昨日の今日の話です。迷うことはナイ。
意を決するまでもナク、躊躇うこともナク、我が手を便器に突っ込み、残骸を握り潰し、粉砕し、綺麗さっぱり、水に流してやった。
しかるに、この状態で、半日ドックの肛門検査して戴いたなら、即、入院のウエ、切らんとなあと、なるのか、ナランのか。切れと云われても、困るのですが。
さて、この騒動からも、早、一週間が過ぎ、痔も痒いのも収まり、元の状態に回復し、病院で検診結果の成績判定及びご指導を受けたのです。
「問診票の、痔は問題無し。耳鳴りは、煙草を辞めなさい。コレステロールがチと高いなあ。
運動しなさい。以上です。」
たった、これだけの話に待ち時間ン十分。
早速、嫁はんに報告して以来、好物の玉子焼きが消えてしもた。
これが一番辛いです。
(01/09/05)


242.続・尾籠なる話(5) 固い便

下剤にも種類があるし、効き目にも個人差と体調が関係する。
効き目が早かったのは、会社での検診の時でした。
会社の規模も大きくなって、受診対象者が増えたから、それまでは個別に病院に出向いてたのに、検診車が来てくれるよおになったのです。
バリウムでの胃の透過検診が終了して、錠剤とジュースを戴いて、ものの五分で催した。社内のことですから、お手洗いの場所は熟知してるため、焦ることもなかったなあ。
退職してからの三年の半日人間ドックは、国道九号線のあたご病院で受けたのです。ここも錠剤でした。検診がすんで、病院を一歩出た途端、催した。
あたご病院には馴染みがナイから建物の構造はヨク知らんのです。安全のため、お手洗いだけは確認しておいたから助かりました。
大急ぎで、逆戻りして、駆け込んだのです。こおなると、病院から下手に出られませんが、一度出してしまうと、スッキリしたのです。止めは明くる日で、完了してくれた。
南丹病院で受けるよおになってからは、シロップの下剤で効き目が遅い。もしかして、錠剤とシロップでは差があるのかです。イヤ、明らかに差がある。
戴いた下剤が効き出したのは約三時間後のこと。嵯峨のマンションに到着してから、狭い部屋でウロウロしてしもて。お手洗いに出たり入ったり。何しろ、出ても五分と持たんのです。
ところが、出るのは水気ばかりで、現物がナカナカで。イヤハヤ、便秘は解消したのか、してないのか、尾籠なる話也。
その水気も勢いが激しく、量も多い。こんなに沢山、水気を摂取したのかと思う程。
水気ばかりが出たのではアトが困る。当日はまだ便が出てないのです。数日マエから、ヤヤ固くもなって来てたのです。水気だけが出てしもて、バリウムと水気ナシの便が一緒になったら、どおなるかです。
対策のためには、無理にも水気を摂って。さりとて、水気ばかりを摂ってたら、胃がダブダブとなり、催すのを我慢するにも、水気ですから、しくじってしもたら、下着が汚れる。水気では、便の如く、感覚が乏しいから、尚困る。
多少は現物も出てる気配ですが、あくまでも多少です。落ち着いた処で、早々に自宅に戻り、便意の様子を伺うのですが、出る気配ナシ。
座ってるとナンともナイのですが、立ったりすると、下腹が痛み出す。痛むからと、救急車を呼ぶ程のことはナイ。原因は、痛む辺りにバリウムが留まってるのです。
そして、明くる日の朝一番、催したのはヨイのですが、お尻が痛いです。正確な表現をすれば、肛門の出口にまでは達してるのですが、大きな塊になってる様子のため、肛門マエで、遮断されてるのです。そのことを理解した瞬間、不安がよぎる。
もしかして、もしかして、バリウムと固い便が混ざってしもたのか。混ざるのは当然ですが、あのトキの、恐怖の排便を想い出す。痔が痛いのを我慢して排泄した、あの痛さです。
折角、痔が治ったのに、またもや、再発の危惧がある。かと云うて、今更、途中で辞めることも出来ません。前のトキは、そこまで出て来ても、痔の痛さが堪らんから、中断したのです。
この表現は可笑しい。出そおで出ませんでしたから、痔が痛いだけ。コンカイは、明らかに、ナニがナンでも出てやるゾと、宣言してるのです。
ならば、痛くとも、そこを我慢して、踏ん張って、歯を喰いしばり、痔が出るのもチと覚悟して、排便すれば、ドッサリとは出てくれました。
出た現物をしっかり観察すれば、案の定です。固くて、白く、染まった便ですが、一本のバナナを幾つもに千切った形状をしています。
ナンでもヨイのです。お尻はヒリヒリしてるのですが、トリアエズ、出てくれさえすればこっちのものと、水洗の水を流すのですが、流れてくれません。水を何回流しても、コロコロとした便が流れてくれませんのです。多分、ほっといても自然に溶けてくれるハズですが、我が便がコロコロ転がってたのでは、アトに入ったヤツが困るやろ。家族であれ、私も恥ずかしいし、完全に詰まってしもても困ります。
ショウガナイです。我が身から出た便であると、意を決し、我が手をモロに突っ込んで、掴み、握り潰し、粉砕してやれ。
握れば、固い。成る程、これでは流れへんなあ。
(01/09/04)


241.続・尾籠なる話(4) 肺機能検査

バリウムを一口、口に含め。そして、飲み込め。
ガラス窓の向こうに鎮座まします技師さんから指示されます。
バリウムを口に含めば、味も舌触りも気持ちのヨイものでナシ。長くは含んでられませんから、ツイツイ、飲み込めば、
「指示するまで飲み込んではイケマセンよ。」
と、しっかり注意され、
「もお一度、口に含んでください。ハイ、飲み込んで。ハイ、宜しい、全部、飲み込んで。
動かしますから注意してくださいね。」
要は、体が立った状態から90度回転して、寝かすのですが、寝た途端に、アッチ向け、コッチ向けの連発です。
斜めになって、反転して、静止して。次は、四十五度で静止する。往き過ぎですから、少し戻って、ハイ、そこで、静止して。反対側を向いて、静止して。
余りに忙しいから、枠を持つ手の方向など、構てられん。そもそも、握ってる時間も少ないのでは。そやから云うて、水平状態のため、台から落下することもありませんです。
この検査は所要時間二十分となってますが、レントゲン技師さんの指示が飛び交い、それに従うだけで必死のため、数分にしか感ぜず。
これも、無事通過して、心電図です。ここは、臨床検査技師のヤヤ若禿気味のオッサン唯一人。つまりは、妙齢の美人看護婦さんも、受付嬢も居てませんから、至って殺風景で、むさ苦しい。
人が多ければ、順番さえ、間違われるのではないかと心配になるのですが、そお度々行う検査でもありませんので、待ち人は私唯一人です。そもそも、十数名の人間ドック参加者が居るのですが、バリウムで間隔が空いてしもてます。
そんなことはどおでもヨイ。心電図もどおでもヨイ。この技師さんが、肺機能検査もしてくれるのですが、何故か私には難関です。
昔、懐かしき、肺活量検査なら、出来るのですが、イマや、肺機能検査と称し、マウスピースを喰わえさせられ、一気に肺の空気を吐き出すのです。こんな表現なら、差はナイのです。
肺活量は、吐き出し口から空気を漏らさぬよおに、漏斗状になってます。
しかるに、肺機能検査では、筒状のマウスピースを喰わえるのですが、その口径が大きいため、吐き出すためのチカラが加わえられません。試しに、口を大きく開けて息を吐き、小さくして息を吐けば、理解して戴ける。
兎に角、口にはマウスピースを喰わえさせられ、鼻から空気が漏れぬよお、クリップで挟まれて、
「息を一杯吸うてください。思いっきり吐いてください。」
そおしてるツモリですが、スパイロメーター(測定器の名称)を覗き乍ら、若禿技師さん思案顔で、
「もお、一回やりましょか。」
その、もお一回で、頑張り過ぎて、鼻のクリップが外れてしもてねえ。
元々、緩いのですが、さりとて、キツかったら、痛いし、我が鼻も天狗様ではナイからなあ。
「そしたら、もお、一回やりましょか。大きく息を吸って、吐き出しても、マウスピースは喰わえたままで、息は吸わずに止めくださいね。」
実は、毎年、一回だけで、ハイ、サヨウナラとはなってない。コンカイも三回ですが、例年三回です。
これは、肺活量だけを測定してるのではナク、もお一つ、最初の一秒間で、肺の空気のナン%が排出されるかを調べることで、気管支喘息、肺気腫、慢性気管支炎等の呼吸器系疾患を診断してる。よって、マウスピースの口径も大きくして、短時間での測定が出来るよおにしてるのです。
兎にも角にも、これにて、検査完了。人間ドック・センターに戻って、検査資料を手渡し、最初の話となるのです。
下剤の量は、普通で宜しいですか、タップリ目ですか。尋ねたのは、妙齢でナイ看護婦さんですが、下剤を持って来てくれたのは、妙齢の美人看護婦さん。
正直云うて、妙齢なら、ナンでもカでも、美人と紹介してますが、この看護婦さんだけはホントに美人です。
折角なら、採血も、この美人看護婦さんにして欲しかったのに、妙齢でナイほうの看護婦さんでした。
(01/09/03)