閻魔大王<NO.150>

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閻魔大王NO.151
368 続15<ロシアのウクライナ侵攻>当面、膠着状態/ウクライナ軍不利の情報出だした<!> 閻魔大王 22/05/27
閻魔大王NO.149

NO.368 続15<ロシアのウクライナ侵攻>当面、膠着状態/ウクライナ軍不利の情報出だした<!><起稿 閻魔大王>(22/05/27)


【閻魔大王】 2022/05/27 (Fri) 17:34

<参考=NO.367 続14<ロシアのウクライナ侵攻>当面、膠着状態/ウクライナ軍巻き返し6月以降
(22/05/23)


副題=ウクライナ軍、ロシア軍がドネツク州の村奪取と認める 補給路の近く(CNN)


<写真>
ロシア軍による砲撃後に破壊された家々を撮影=24日、ドネツク州ソルダー/Andriy Andriyenko/AP



>(CNN) ウクライナ軍は26日、ロシア軍がドネツク州でさらに前進し、要衝の町バフムトから約16キロに位置する地区を奪取したと認めた。

>ウクライナ軍参謀本部によると、ロシアのいくつかの前進の試みは阻止されたものの、「ポクロフスキーとクリノベの方面では敵が部分的な成功を収め、ミドナ・ルダ村を奪取した」という。

>ミドナ・ルダ村はここ1週間激しい砲撃にさらされているバフムトの南東約16キロに位置する。バフムトは前線のウクライナ部隊への主要な補給線上にあり、ロシア軍がさらに前進すれば補給路が断たれる可能性もある。

>参謀本部は「ドネツク方面では敵が我が軍への砲撃やミサイル攻撃、監視を実施し、航空支援を増やしている」としている。

>参謀本部はまた、ドネツク州境に向かい西に進撃するロシアの他の試みは撃退されたと指摘した。

>ウクライナ軍によると、北からドネツクに向かうロシアの進軍は依然として阻止されている。この地域の前線はここ数週間で変わっておらず、参謀本部は「敵は火砲の支援を受けてボホロジクネ村の方面に攻勢をかけたものの成功せず、以前の陣地に退却した」と指摘した。

>そのさらに東では、ウクライナ軍がセベロドネツク周辺での防御陣地を維持しているものの、ロシア軍が「一定の成功」を収め、わずかに前進したという。

>ウクライナのアレストビッチ大統領顧問は「未確認の報告」として、ドネツク州の町ライマンがロシア軍によって陥落したと説明。同町奪取は「作戦を正しく組織する優秀な指揮官がまだ残っていることを示す。今回の作戦はロシア軍の作戦統制と戦術スキルの水準向上を示すものだ」と珍しく認めた。

<参考=「ウクライナ軍、ロシア軍がドネツク州の村奪取と認める 補給路の近く」(CNN)>
(22/05/27)


【閻魔大王】 2022/05/27 (Fri) 18:34

副題=東部ルガンスク州でロシア側優勢、ウクライナ軍高官認める(毎日新聞)

この辺り、占領されると、厄介也と、諸般の評論家諸氏言うてるです。

又、一旦、占領されると、奪還には、大変な労力、戦力がいるです。

<写真>
破壊された住宅=ウクライナ東部ルガンスクで、2022年5月26日、ロイター



>ウクライナ軍高官は26日、ロシアによる侵攻が続く東部ルガンスク州の戦線でロシア側が優勢にあることを認めた。クレバ外相も同日、東部での戦況悪化について言及しており、ウクライナ側が苦戦を強いられている模様だ。

>ロイター通信によると、ウクライナ軍のグロモフ大将は26日の戦況解説で、ルガンスク州の情勢について「ロシアが有利な立場にあるが、我々も最善を尽くしている」と語った。また、露軍が戦術ミサイルシステム「イスカンデル」をウクライナの北側に位置するベラルーシ西部へ移動しているとの情報を明かし、ウクライナ西部が標的とされるおそれを指摘した。

>一方、北東部ハリコフ州の知事は26日、ロシア軍がハリコフ市内の住宅地に砲撃し、7人が死亡、17人が負傷したと発表した。知事によると、ハリコフ州内ではドネツク州に近い南東部の要衝イジューム方面などで両軍の激戦が続いているという。【カイロ真野森作】

<参考=「東部ルガンスク州でロシア側優勢、ウクライナ軍高官認める」(毎日新聞)>
(22/05/27)


閻魔大王】 2022/05/27 (Fri) 19:44

副題=ロシア国債「デフォルト」か調査へ、一部投資家「利息支払われていない」(読売新聞)

<参考=「NO.367 続14<ロシアのウクライナ侵攻>当面、膠着状態/ウクライナ軍巻き返し6月以降」寄稿閻魔大王 2022/05/25 (Wed) 19:37

この件、何度も出てるですが、直近では、上記<参考>。
で、何じゃと。
単に、国際的に、ロシア国債を買って呉れぬのだけで、所謂の友好国なら、買って呉れる<?>

まあねえ。
利息を払って呉れと、ロシアに、請求する<?>。
ルーブルでならと、返答されるのではと。


>世界の主要金融機関が参加する「クレジット・デリバティブ決定委員会」は26日、ロシア政府の外貨建て国債で債務不履行(デフォルト)が起きたかを調べる会合を27日に開くと発表した。一部の投資家が、元利金の支払いが遅れたにもかかわらず、利息が支払われていないと主張しているためだ。

>対象となるのは、4月4日の償還日までに支払われなかったドル建て国債。ロシアは猶予期限が迫った5月2日頃に約6・5億ドル(約830億円)の元利金をドルで支払った。投資家は、支払いの遅れた元本に利率4・5%の利息をかけ、遅延分として190万ドル(約2億4000万円)を受け取れたはずだと訴えている。

>この国債はロシアが一時、自国通貨ルーブルで送金しようとするなど曲折があった。会合は、27日午後8時(日本時間)から始まる。

>ロシア国債を巡っては、米投資家が元利金を受け取ることを認める米財務省の特例措置が今月25日で打ち切られた。ロシア政府による支払いが困難になり、近くデフォルトに陥る可能性が高まっていた。

<参考=「ロシア国債「デフォルト」か調査へ、一部投資家「利息支払われていない」」(読売新聞)>
(22/05/27)


閻魔大王】 2022/05/27 (Fri) 19:59

副題=ロシア軍の攻撃「最も活発な段階」 ウクライナ国防省(日本経済新聞)


<写真>
24日、ドネツク州の前線から運び出される破損したウクライナ軍の戦車=ロイター



>ウクライナ国防省のオレクサンドル・モツヤニク報道官は24日、「ロシアの侵攻が最も活発な段階に入っている」との認識を示した。ロシアは東部に戦力を集中させており、ドネツク州では新たに3つの町がロシアの支配下に入った。

>ロイター通信などによると、同報道官は「東部戦線の状況は極めて困難だ」と指摘。「ウクライナの運命が今まさに決定されようとしている」と危機感も示した。

>ロシア軍はドネツク州とルガンスク州を指すドンバス地方の全域支配を目指し、戦力を集中させている。ウクライナ国防省は同日「ロシア軍が砲兵部隊の支援を受けながらセベロドネツク方面に前進している」と明らかにした。セベロドネツクはロシア軍が全面掌握を目指して特に攻勢を強めている。

>一方、ウクライナメディアは「セベロドネツクはウクライナ当局が完全に支配している」とするウクライナ軍当局者の発言を伝えた。近郊の町では戦闘が起こっているものの、町そのものでは戦闘はないという。ただ、同当局者はロシア軍は全軍を投入しているとの見方も示し「状況は非常に困難だ」とも語った。

>英国防省はロシアがセベロドネツク周辺を制圧すれば、ルガンスク州全域を掌握することになると指摘している。ウクライナのゼレンスキー大統領は23日に、ロシア軍がセベロドネツクなどに戦力を集中しているとの見方を示していた。

>ロイター通信はドネツク州のキリレンコ知事の話として、ロシア軍がドネツク地方の3つの町を制圧したと報じた。親ロシア派の「ドネツク人民共和国」はSNS(交流サイト)に、制圧した町の1つでウクライナ国旗をロシア国旗に取りかえたと投稿した。町はセベロドネツクの南西80キロメートルの地点にあるという。

<参考=「ロシア軍の攻撃「最も活発な段階」 ウクライナ国防省」(日本経済新聞)>
(22/05/25)


閻魔大王】 2022/05/27 (Fri) 20:44

副題=ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか(読売新聞)

反面では、
「東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。ルハンスク州の知事は25日、SNSで、州の95%が露軍に制圧されたと明らかにした。」

ウクライナ劣勢<?>

>ロシアのプーチン大統領は25日、ウクライナ南部のヘルソン州、ザポリージャ州の住民を対象に、ロシア国籍を取得する手続きを簡素化する大統領令に署名した。一方的に「ロシア化」を進めて実効支配を固定化する狙いで、ウクライナ側は反発している。

>ロシアに5年以上居住する、といった通常の取得要件を撤廃し、身元審査も緩和する。大統領令では「人道目的」だと主張した。ザポリージャ州の親露派「政権」の幹部は25日、ロシア通信に対し、国籍を取得したことを示す身分証明書の発行が数日以内に始まると語った。

>ウクライナ外務省は25日、声明を出し、「露国籍の取得を強制する道を開くもので、ウクライナの主権と領土保全、国際人道法の重大な違反だ」と非難した。

>一方、ロシア通信などによると、ロシアの上下両院は25日、志願兵の年齢上限を撤廃する法案を可決した。プーチン大統領が署名し発効する。

>現在は、志願兵として契約可能な年齢を、露国民は18~40歳、外国人は18~30歳と定めている。国防省高官は25日、法改正によって年齢の上限をいずれも50歳まで引き上げると説明した。ウクライナ侵攻に伴う戦死傷者が増え続ける中、兵員不足をカバーする狙いがありそうだ。

>東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)では、露軍とウクライナ軍の激しい攻防が続いている。ルハンスク州の知事は25日、SNSで、州の95%が露軍に制圧されたと明らかにした。

<参考=「ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか」(読売新聞)>
(22/05/26)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/28 (Sat) 07:16

副題=ロシア軍、50年前の戦車配備か… 英国防省「ほぼ間違いなく対戦車兵器に対して脆弱」(Share News Japan、5月28日)

 おはようございます。


 ウクライナ劣勢(?)、いや、ロシアも酷い状態です。


> ロシア軍、50年前の戦車配備か 英分析「近代装備が不足」

> ・英国防省は27日の戦況分析で、ウクライナ南部への侵攻を担うロシア軍部隊がここ数日、約50年前に製造されたT62戦車を前線に配備した可能性があるとした。

> 「ほぼ間違いなく対戦車兵器に対して脆弱」だと指摘し、近代装備が不足している現状を表しているとの見方を示した。

> 5/27 19:10
> https://nordot.app/902857257467822080
<消滅・23/06/02>

<参考=「ロシア軍、50年前の戦車配備か… 英国防省「ほぼ間違いなく対戦車兵器に対して脆弱」」(Share News Japan、5月28日)>


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 09:13

副題=[FT]ロシア軍の「限界」を露呈するセベロドネツク攻防戦(日本経済新聞)

<FinancialTimesの記事を日本経済新聞が掲載>

「限界」とは、兵員及び、兵器の事。
要は、ウクライナ軍が、抗戦する限り、ロシア軍の旧式兵器では、ウクライナ全域を賄えないと。

とは、
一つの考え方、見方。
さての、今後、如何なるの展開<?>


>Financial Times
ロシア軍はこれまでの1カ月間、ウクライナ東部ドンバス地方への攻撃に力を入れてきた。ウクライナ側は激しく抵抗しているものの、ロシア軍はあと25キロメートルほど前進することで、この地域を完全に包囲できる。


>ウクライナ軍によると、(ドンバス地方のなかで)ルガンスク州セベロドネツクの周辺にはロシア軍による猛烈な砲撃が何日も続き、「最大規模の戦闘が続いた」。ウクライナ軍の防衛ラインは突破されつつある。

>ロシア軍がセベロドネツクでウクライナの部隊を包囲できれば、3カ月間の攻撃で陥落させたばかりの同国南部マリウポリの港に次ぐ、2度目の包囲作戦の戦果になる。これはロシア政府にとって、象徴的な意義を持つ。セベロドネツクを制圧できればルガンスク州全体を支配できるからだ。同州は隣のドネツク州とともにドンバス地方を構成する。


>ロシア軍は「ドンバス地方の制圧」に目標修正
>それでもセベロドネツクは小さな地域だ。ロシア軍は4月半ば、ウクライナ側の激しい抵抗を受けて首都キーウ(キエフ)制圧の断念を余儀なくされた。それ以降、ロシア側の野心は大きく縮小した。ドンバス地方の一部は、ロシアが3カ月前、隣国ウクライナに侵攻する前から、親ロシアの分離独立派が支配していた。

>セベロドネツクの攻防戦をみれば、ウクライナにおける戦闘が夏にかけ、どのような形で続いていくのかを予想できる。欧米の政府関係者やアナリストによれば、今後は過酷な消耗戦になり、ロシアとウクライナのそれぞれの部隊について、人員数と装備の差がかなり重要になる。

>ルガンスク州知事は最近、地元のテレビで、ロシアによる「焦土作戦」の目的が「セベロドネツクを地上から消去する」ことだと指摘した。23日にはロシア軍の爆撃によりアゾット化学工場内の避難施設で4人が亡くなり、市内でもほかに4人が命を落としたと明らかにした。

>ロシア軍は5月下旬、ドンバス地方の南部にある鉱業都市スビトロダルスクを制圧した。スビトロダルスクの防衛トップはウクライナのウェブサイト「フリーラジオ」で、ロシアの部隊が市長室にロシア国旗を掲げ、地元住民の書類をチェックするためのパトロールを始めたと明かした。親ロシアの分離派は、市内から「敵対的な要素を追い出している」と主張している。


>ウクライナ軍の兵力、3日ごとに1000人喪失
>英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の軍事専門家、サミュエル・クラニーエバンス氏は「ロシア軍は消耗しきったわけでなく、無力な部隊でもない」と話す。「戦闘を続け、前進し、ウクライナ側に損害を与えている」

>ウクライナ側の損害はかなり大きな規模なのかもしれない。ウクライナのゼレンスキー大統領は、1日に50~100人の同国兵士が命を落としている可能性があると話している。一般に死者の約3倍の人数の兵士が負傷するので、ウクライナ側は3日ごとに計約1000人に相当する兵力がそがれていると、クラニーエバンス氏は推定する。

>ウクライナ軍は撤退せず、ロシア軍の前進を阻止することで、米欧から提供される兵器が友軍に届くまでの時間を稼いでいる。長距離砲が手に入れば、前線の背後に配置されるロシア軍の砲兵部隊を攻撃できる。

>米国は計90門の長距離りゅう弾砲「M777」をウクライナ側に送った。だが、前線に届いたのは十数門にすぎないと伝えられている。ウクライナ兵はなお、この兵器を使いこなす訓練を受けているところだ。ゼレンスキー氏は、兵器の数でロシアはウクライナの20倍だと指摘した。

>米欧側の高官は「ウクライナ軍はこんな状態で戦闘を続けることで、重要な軍事上の役割を果たしている」と説明する。「ロシア軍の力をそぎ、ウクライナ軍がほかの地域の防衛能力を高める時間を稼いでいる」

>ロシア軍の死者数は侵攻当初からは減ったもようだ。ウクライナ側の資料によると、侵攻後の2カ月間で2万3000人が死亡したが、3カ月目は(1カ月で)6000人だった。

>複数のアナリストによれば、ロシア兵の死者が減ったのは、同国軍がウクライナ側との直接の交戦を避け、迫撃砲を多用しているためだ。ロシア軍はウクライナ東部のポパスナ周辺にある丘陵地帯を制圧した。これにより、ロシアの砲兵部隊がセベロドネツクの周辺地域に激しい攻撃を加えられるようになった。

>ロシアは「BMP-Tテルミナートル(ターミネーター)」と呼ばれる戦車支援のための戦闘車両を10台、配備した。大きな大砲を搭載する。身動きが取れなくなった友軍兵士の救出を支援するための射撃が主な任務だ。


>当面の戦闘は膠着か
>ロシア軍はなお、部隊に規模や装備を巡る問題を抱えている。ウクライナ軍によると、ロシアは複数の大隊について、破壊された装備の補充として、倉庫でほこりをかぶっていた旧式戦車「T-62」を投入した。陸軍の主力戦闘部隊、大隊戦術群(BTG)の再編も強いられている。ダメージを受けたほかのBTGから要員を移している。

>ポーランドの軍事分析会社ロチャン・コンサルティングは、この事実が「(ロシア軍の)将兵の深刻な不足と、前方の部隊が作った戦場のスペースを利用して前進する編隊を組めない事実を物語っている」と指摘した。

>複数のアナリストによれば、ロシア軍は攻撃の継続に苦労するかもしれない。だが、欧米とウクライナの当局者は、ウクライナ軍が保有する効果的な大型兵器は不十分だと主張する。ウクライナ軍の補強が整うまで、戦闘は膠着するかもしれない。ウクライナのレズニコフ国防相は24日、ウクライナの敵にとって「不快」な驚くべき内容を近く発表すると述べた。

>「ロシア軍がようやくセベロドネツクを制圧した場合、次に何が起こるか」。ロシアを拠点とする軍事アナリストのパベル・ルジン氏は解説する。「戦略上は、ほとんど何も変わらない。(中略)ロシア軍の砲弾の大半は射程が25キロメートルに満たない。ロシアのプーチン大統領がウクライナのすべての都市を破壊することはできない」

>By John Paul Rathbone and Max Seddon
(2022年5月25日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版 https://www.ft.com/)
(c) The Financial Times Limited 2022. All Rights Reserved. The Nikkei Inc. is solely responsible for providing this translated content and The Financial Times Limited does not accept any liability for the accuracy or quality of the translation.

<参考=「[FT]ロシア軍の「限界」を露呈するセベロドネツク攻防戦」(日本経済新聞)>
(22/05/27)


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 13:46

副題=ウクライナ軍、退路断たれる恐れ 過去にも東部で包囲戦(時事通信)


>ウクライナ軍が、東部ドンバス地方のルガンスク州でロシア軍の猛攻にさらされている。ガイダイ州知事によると、ウクライナの支配地域は「5%」に縮小。残る都市セベロドネツク周辺ではロシア軍が3方向から包囲を進め、退路を断たれたウクライナ部隊が完全に孤立する恐れが出ている。


>住民の退避も完了していない中、ロシア軍は兵力を集中させてセベロドネツク一帯への無差別攻撃を継続。ウクライナのメディアは、激戦の末に陥落した南東部の要衝になぞらえて「第2のマリウポリ」になると警鐘を鳴らしている。

>相手の退路を断つ包囲戦は、ロシア語で「カチョール(鍋)」と呼ばれる。ロシア軍は2014~15年、親ロシア派武装勢力を隠れみのにしたドンバス地方の紛争でこの戦術を多用し、ウクライナ軍を苦しめた。その結果、停戦交渉で優位に立つことができたという「成功体験」が、プーチン政権にはある。

>14年8月からのドネツク州イロワイスクの戦いは、双方で数百人の犠牲を出し、ウクライナ軍が敗北。翌9月の第1次ミンスク停戦合意の呼び水となった。

>翌15年の年明けには、ドネツク州デバリツェボでも包囲戦が再現された。親ロ派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の支配地域を結ぶ交通の要衝で、ウクライナ軍はくさびを打ち込むため大軍を配置したが、結果的に孤立。双方で数千人の死者を出し、同年2月にロシア側が勝利を収めた。ウクライナ側が「不平等」と見なした第2次ミンスク停戦合意は、この時に結ばれている。

>ルガンスク州をめぐっては今回、全域の陥落を避けたいゼレンスキー政権が、米欧に武器支援の加速を求めている。一方、ロシアのショイグ国防相は20日、完全制圧が「近づいている」と主張。双方とも態度を硬化させており、停戦交渉は見通せない状況だ。

<参考=「ウクライナ軍、退路断たれる恐れ 過去にも東部で包囲戦」(時事通信)>
(22/05/27)
<消滅・23/05/27>


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 16:22

副題=ウクライナ軍、東部で苦戦 撤退の恐れも 外交交渉進まず(REUTERS)

ロシア軍をなめたら、あきませんです。
基本的、物量では、完全有利。

ウクライナ軍も、各国から、支援の武器が実戦に使えるの、6月までは、耐えるしか、ありませんです。
その程度、ロシアも承知してるです。

>ウクライナ東部のルガンスク州を含むドンバス地域で、ロシア軍が攻勢を強め、ウクライナ側の苦戦が明らかになっている。

>ルガンスク州のガイダイ知事は27日、州の大半の地域がロシア軍の手に落ちる中、ウクライナ軍は兵士が捕虜になるのを避けるために、最後まで残っている州内の拠点から撤退せざるを得なくなる可能性があるとの見方を示した。

>ウクライナ軍が撤退した場合、ロシアはルガンスク州とドネツク州の完全制圧に一歩近づくことになる。

>ガイダイ知事によると、ロシア軍はルガンスク州の要衝セベロドネツク市を数日間包囲したのち、同市に侵入した。同市では建物の9割が損壊しているという。

>ただガイダイ知事はテレグラムへの投稿で「ロシア軍は向こう数日間でルガンスク州を占領することはできない」とも述べた。

>一方、ウクライナ東部の親ロシア派は27日、セベロドネツク市西方の鉄道拠点、ライマンを完全掌握したと表明した。ウクライナのゼレンスキー大統領の顧問を務めるオレクシー・アレストビッチ氏はソーシャルメディアに投稿した動画で「未検証のデータによると、われわれはライマンの町を失った」と述べ、これを確認した。

>これらを受けて、ジョンソン英首相は27日、ロシアが東部ドンバス地方で緩慢ながらも明白な進展を遂げているとの認識を示した。

>同首相はブルームバーグUKに対し「(ロシアは)少しずつ、ゆっくりとだが、残念ながら、明白な進展を遂げている。このため、われわれが引き続きウクライナ軍を支援することが極めて重要だ」と述べた。

>外交交渉も継続してはいるものの、進展はほとんどみられていない。

>オーストリアのネハンマー首相は27日、ロシアのプーチン大統領と45分間の電話会談を行った。ネハンマー首相によると、プーチン大統領はウクライナとの捕虜交換で協議する用意があると表明したものの、「実際にプーチン大統領に交渉する用意ができているかは複雑な問題」だとした。

>その後、ロシア政府は声明で、プーチン大統領がウクライナはロシアとの和平交渉を「妨害している」と非難したことを明らかにした。

<参考=「ウクライナ軍、東部で苦戦 撤退の恐れも 外交交渉進まず」(REUTERS)>
(22/05/28)
<削除・23/12/10>


閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 16:46

副題=ロシア、利払い完了 27日期日の外貨建て国債(時事通信)

当記事では、利払い完了。

下記では、未払い。
寄稿閻魔大王 2022/05/27 (Fri) 19:44

>ロイター通信によると、ロシア当局は27日、同日が支払期日だった2本の外貨建て国債の利払いを完了したと明らかにした。デフォルト(債務不履行)を回避するため、期日前に支払いを急いだという。

>米財務省は、米国人にロシア政府からの元利払いの受け取りを認める特例措置を25日で打ち切った。ロシア政府が支払いを実施するのは困難となり、デフォルトは不可避な情勢だが、ロシア政府は今回、米財務省の決定直前に利払いを実行し、当面のデフォルトを回避したもようだ。

<参考=「ロシア、利払い完了 27日期日の外貨建て国債」(時事通信)>
(22/05/28)
<消滅・23/06/02>


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 18:45

副題=セベロドネツクが「第2のマリウポリに」と懸念…ロシア軍が3方面から進軍、市の孤立化狙う(読売新聞)

事程左様の、最近では、ウクライナにとっては、悪いの情報多く。
そらねえ、再度のロシア軍も、学習してるです。

<地図>



>ウクライナ軍参謀本部は27日夜、東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクの近郊など3か所でロシア軍の地上部隊が砲撃し、戦闘が続いたと発表した。露軍は同市の制圧を目指し、複数方面で攻勢を強めている。ウクライナ国内では「セベロドネツクが第2のマリウポリになる」との懸念が強まっている。

>セベロドネツクの市長は27日、英BBCに対し、露軍は3方面から進軍し、市を制圧しようとしていると説明した。「露軍は重火器で勝っている」とも述べた。市長は別のメディアに対しても、市内の住宅の9割が被害を受けていると惨状を訴えた。露軍は同日、一部の地上部隊が市北東部に侵入しており、市に空爆も加えている。

>露タス通信によると、露軍の支援を受けるルハンスク州の親露派武装集団は27日、セベロドネツクの西側の橋を管理下に置いたとし、「大型兵器を運ぶ唯一のルートだ」と強調した。

>これに対し、地元自治体幹部は「街は遮断されていない」と述べた。詳しい状況は不明だが、露軍は市の孤立化も進めようとしているとみられる。

>ウクライナのウニアン通信によると、ルハンスク州の知事は27日、「露軍が数日中に州を制圧することはできないが、包囲されないよう退くべきだと判断することも排除されない」と述べた。

>露軍は、東部ドネツク州でも制圧地域を拡大させようと攻勢を強めている。ウクライナ軍参謀本部は27日、露軍が制圧した同州北方リマンを足場とし、主要都市スラビャンスクへ攻勢を強めようとしていると指摘した。

>ロシアが長期間の包囲の上、完全制圧を宣言した南東部マリウポリでは27日、同市の市長顧問がSNSで、崩壊した建物のがれきの下から新たに70人の遺体が見つかったと明らかにした。損傷が激しく身元確認は行われていないという。マリウポリでは2万人以上が死亡したとされる。市長顧問によると、ロシア側は、「マリウポリを大規模な破壊なしに救った」とするプロパガンダ記事を配信しているという。

<参考=「セベロドネツクが「第2のマリウポリに」と懸念…ロシア軍が3方面から進軍、市の孤立化狙う」(読売新聞)>
(22/05/28)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/28 (Sat) 19:35

副題=東部ルガンスク州「ロシアが95%制圧」(毎日新聞、5月28日)

 こんばんは。


 矢張り、ウクライナ劣勢(?)。


> ウクライナ東部ルガンスク州の知事によると、「州の95%がロシアに制圧された」という。一方、ロシアのプーチン大統領はウクライナとの捕虜交換について「議論する用意がある」と語った。ウクライナ情勢を巡る日本時間28日の動きを中心にまとめた。【デジタル報道センター】


> ウクライナ軍高官「ロシアが優勢」

> ロシアの侵攻が続くウクライナで、東部ルガンスク州での攻防が重要局面を迎えつつある。ウクライナ軍高官は26日、州内の戦線でロシア側が優勢にあると指摘。ルガンスク州のガイダイ知事は「州の95%がロシアに制圧された」としている。


> プーチン氏「捕虜交換、議論の用意」

> オーストリアのネハンマー首相は27日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ情勢について電話で協議した。ネハンマー氏は協議後の記者会見で、プーチン氏がウクライナとの捕虜交換について「議論する用意がある」と語ったと明らかにした。

<参考=「東部ルガンスク州「ロシアが95%制圧」」(毎日新聞、5月28日)>


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 23:28

副題=小泉悠の「ひとこと解説」

寄稿閻魔大王 2022/05/27 (Fri) 19:59
<副題=ロシア軍の攻撃「最も活発な段階」 ウクライナ国防省(日本経済新聞)>

上記寄稿についての、解説。

要は、楽観シナリオは、危うくなって来てる。
意味なるは、ウクライナ軍主力がロシア軍に包囲された可能性。
それが、事実なら、兵站が難航するため、何としてでも、突破し、崩さないと、壊滅<!>


>多様な観点からニュースを考える
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

>小泉悠 東京大学先端科学技術研究センター 専任講師

>ひとこと解説
>ウクライナ東部での事態は、3ヶ月目を迎えたこの戦争の天王山になると思います。
>セヴェロドネツク周辺に展開するウクライナ軍主力の後方をロシア軍が遮断し、現時点までに包囲の環が閉じたとみられています。以前から予測されてきたことではありますが、火力がものをいう平地の戦いではやはりロシア軍は侮れない戦闘力を発揮しています。

>これでウクライナ軍主力が包囲殲滅された場合、ウクライナ側はロシアの再攻勢を押し止められなくなる可能性も排除できません。実際にはロ・宇双方の損害、動員能力、西側の軍事援助など考慮する必要がありますが、ウクライナ勝利で終わりそう、という少し前までの楽観論は修正する必要がありそうです。


【閻魔大王】 2022/05/28 (Sat) 23:41

副題=ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守(AFP)

戦闘には、作戦がいるです。
精神論の「「あらゆる手」尽くしてドンパス死守」は、理解するですが。

状況より、モ暫く、モ数日は、持ちこたえねば、どもならぬ、ですが。
現段階、各国からの、支援武器、揃てませんです。

くどいけど、ロシア軍は、その辺り、重々の承知故、あらゆるの手で、阻止敢行するです。
又、それまでにと。
とは、当たり前の事。

<写真>
ウクライナ東部ドンバス地方リシチャンスク近郊のウクライナ兵(2022年5月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News



>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は27日、国民向けに行っている毎日恒例のテレビ演説で、東部ドンバス(Donbas)地方を死守するために「あらゆる手」を尽くすと明言した。ドンバスではロシア軍の攻撃が激化し、ウクライナ軍は包囲される事態を避けるためにいくつかの要地からの戦略的撤退を検討をしている。


>ゼレンスキー氏は、ロシアが「ドンバスに最大限の迫撃砲と予備兵力を集結」させているとして、「ミサイル攻撃や空爆、何でもありだ」と述べた。

>「われわれは今ある防衛力が許す限り、国土を守り続ける」として、防衛力強化のために「あらゆる手を尽くしている」とも述べた。

>ロシア軍は、東部ルガンスク(Lugansk)州とドネツク(Donetsk)州を含むドンバス地方を完全制圧しようと総力戦を仕掛けている。ゼレンスキー氏は、ドンバスでロシアが「ジェノサイド(集団殺害)」を行っていると非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

<参考=「ウクライナ大統領、「あらゆる手」尽くしドンバス死守」(AFP)>
(22/05/28)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/29 (Sun) 00:44

副題=セベロドネツク巡る攻防激化 市長「マリウポリほうふつ」と懸念(毎日新聞、5月28日)

 こんばんは。


 「ロシア軍から包囲されないために、ウクライナ軍が撤退しなければいけないかもしれない」とは、随分と控えめな言い方ですが、戦意鼓舞のためには弱音は吐けないのでしょう。


> ロシア軍が侵攻を続けるウクライナ東部ルガンスク州の主要都市セベロドネツクを巡る攻防が激化している。複数方面から進軍を試みる露軍の一部は街の北東部に侵入。同州のガイダイ知事は27日、通信アプリで「ロシア軍から包囲されないために、ウクライナ軍が撤退しなければいけないかもしれない」と述べた。

> ルガンスク州の95%を占領した露軍は、セベロドネツクとドネツ川を挟んで隣接するリシチャンスク制圧を目指しているとみられる。ガイダイ氏は「露軍は数日中に州を制圧できない」と指摘。ウクライナ側は抵抗を続けている。

> AP通信によると、セベロドネツクでは建物の9割が被害を受け、露軍の侵攻以降、少なくとも1500人が死亡した。セベロドネツクの市長は、侵攻開始前は10万人が暮らしていた街には約1万3000人が取り残されていると説明。長期間の包囲戦で2万人以上が犠牲になったとされる南東部マリウポリをほうふつさせると懸念を示した。

> 一方、オーストリアのネハンマー首相は27日、同日に電話協議したロシアのプーチン大統領がウクライナとの捕虜交換について「議論する用意がある」と語ったと明らかにした。ロイター通信などが報じた。

> 協議で、プーチン氏は赤十字国際委員会(ICRC)とウクライナ人捕虜の面会を認める意向を示し、ウクライナにいるロシア人捕虜にも同様の権利を認めるよう求めたという。ただ捕虜交換についてネハンマー氏は「本当に交渉の準備があるかどうかは複雑な問題だ」と述べた。

> 露メディアによると、マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から投降したウクライナ兵について、ロシア側はこれまで「捕虜交換は時期尚早」との認識を示していた。

> 約45分の電話協議で、プーチン氏は港を閉鎖されたウクライナから穀物輸出が途絶えている状況に対し、解決を目指す意向も示唆した。だが、欧米諸国がロシアに対し実施している経済制裁の解除を交換条件に挙げているという。【念佛明奈(ベルリン)、松岡大地】

<参考=「セベロドネツク巡る攻防激化 市長「マリウポリほうふつ」と懸念」(毎日新聞、5月28日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/29 (Sun) 06:20

副題=ロシア、志願兵の年齢上限撤廃 兵士数増加につなげる狙いか(毎日新聞、5月29日)

 おはようございます。


 ロシアも必死です。ウクライナよ、兵器供与の済むまで持ちこたえろ。


> ロシアのプーチン大統領は、軍への入隊志願者の年齢上限を撤廃する法案に署名し、同法が成立した。米CNNなどがロシア国営タス通信を引用して28日伝えた。ウクライナ侵攻による露軍の人的損失は相当数に上っており、上限撤廃で兵士数増加につなげる狙いがあるとみられる。

> 従来の制度では、若年者が対象の徴兵制とは別に、ロシア国籍の人は18~40歳が、外国籍の人は18~30歳が、それぞれ露軍に入隊できる。法案はこの二つの上限を撤廃するもので、ロシア国会が25日に可決していた。医療支援や工学、情報通信などの分野の専門家が軍に参加することを期待しているという。

> 露国防省は公式発表(3月25日)で、2月の侵攻後1351人が死亡し、3825人が負傷したとしている。英国防省は5月23日、約1万5000人が死亡したソ連のアフガニスタン侵攻(1979~89年)に匹敵する死者数が出ていると推計している。【畠山哲郎】

<参考=「ロシア、志願兵の年齢上限撤廃 兵士数増加につなげる狙いか」(毎日新聞、5月29日)>


【シバケン】 2022/05/29 (Sun) 07:47

<上記投稿>
<副題=ロシア、志願兵の年齢上限撤廃 兵士数増加につなげる狙いか(毎日新聞、5月29日)>


については、27日に、同種主旨の投稿あるです。

寄稿閻魔大王 2022/05/27 (Fri) 20:44
<副題=ロシア、志願兵の上限年齢を50歳に引き上げ…兵員不足をカバーする狙いか(読売新聞)>

記事発信者異なりますので、「HTML」化しますが、宜しく、願い致します。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/29 (Sun) 08:06

 シバケン様、おはようございます。


 年齢上限「撤廃」とあったので、同趣旨とは思いませんでした。お詫び申し上げます。


【閻魔大王】 2022/05/29 (Sun) 10:04

副題=ロシア軍、リマンの大半制圧か 英国防省が戦況分析(共同)

ウクライナ東部について、
物量では、ロシア軍が圧倒的有利。ウクライナ軍不利。

あちらは、家屋、施設等々、気にせず、爆撃で、破壊してるですが。ウクライナ軍は、その辺り、当然の躊躇するです。

さての、
何故に、物量で、ロシア軍有利<?>

この地域では、親ロシア武装勢力が存在で、地の利を生かし、兵站で、ウクライナ軍がやられてる<?>


>英国防省は28日の戦況分析で、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州のリマンの大部分を制圧したとみられるとした。リマンは主要な鉄道の分岐点に位置し、ドネツ川にかかる鉄道橋などにアクセスできるため戦略的に重要で、ロシア軍が今後、ドネツ川の横断強行を優先させるだろうと指摘した。

>英国防省によると、ウクライナ東部の親ロ派の幹部は26日、ロシアがドネツク、ルガンスク両州全域を制圧すれば住民投票が実施されるとロシア国営メディアに語った。英国防省は、両州制圧に成功すれば、プーチン政権が実質的な成果として国民に侵攻を正当化する可能性が極めて高いと指摘した。

<参考=「ロシア軍、リマンの大半制圧か 英国防省が戦況分析」(共同)>
(22/05/28)
<消滅・23/06/02>


【閻魔大王】 2022/05/29 (Sun) 16:42

副題=中村逸郎教授「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言  国内は崩壊!?「復興に失敗すれば分裂も」(スポニチ)

あくまでもの、
1つの説。
話として、出たは、5月28日のテレビ番組<正義のミカタ>にて。


>ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が28日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。


>中村教授は24日のクアッド首脳会合でロシアを名指しで批判しなかったことを取り上げて、「ロシアの危険度が高ければ、(親ロシアの)インドに徹底的に協力を要請したはず。それはしなかったのは、バイデン大統領にはロシアの終わりが見えているから」と指摘した。

>また、ロシア軍が地上勢力の3分の1を失い、高額報酬で兵士を集めているように兵士不足が深刻なことを紹介し、「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言。ウクライナに派遣されているロシア兵について、「金もうけに走り、ウクライナ人を拉致して、家族に身代金を要求している」と明かし、士気が低下していることを告げた。

>さらに、戦争終結後について、「その先に見えるのはロシアの崩壊」とキッパリ。国際社会から孤立、国内で政府批判が増大、財政がガタガタなどの問題点を挙げて、「復興は全盛期のプーチン大統領でも困難。後継者のコバリョフ氏が復興に失敗すれば分裂もある」と予想した。

<参考=「中村逸郎教授「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言  国内は崩壊!?「復興に失敗すれば分裂も」」(スポニチ)>
(22/05/28)


【閻魔大王】 2022/05/29 (Sun) 21:18

副題=ロシアはウクライナで戦術核を使わない=駐英ロシア大使(BBC)

「ケリン駐英大使は戦術核兵器の使用に関するロシア軍の規則はきわめて厳密で、ウクライナで起きている紛争のような事態で使う決まりになっていないと話した。」

がしかし、
「戦術核兵器は主に、ロシア国家が存亡の危機にさらされている場合に使用する決まりだという。」


ウクライナが戦地で、戦ってる限り、ロシア国家存亡の危機ではありませんですが。
敗戦で、ロシア国内が戦地に成った場合、或いは、その可能性がある場合には、わからんです。

但し、プーチン以外の2名が、核使用に同意するかは、わからんですが。

まあ、つまり、
大使如きには、判断出来ませんです。


<写真>
ロシアはウクライナで戦術核を使わない=駐英ロシア大使(© BBC News)



>ロシアのアンドレイ・ケリン駐英大使は28日、BBCの取材に応じ、ウクライナでロシアが戦術核兵器を使うとは思わないと話した。

>ケリン駐英大使は戦術核兵器の使用に関するロシア軍の規則はきわめて厳密で、ウクライナで起きている紛争のような事態で使う決まりになっていないと話した。戦術核兵器は主に、ロシア国家が存亡の危機にさらされている場合に使用する決まりだという。

>「現在の作戦とは何の関係もない」と、大使はBBC番組「サンデー・モーニング」による取材で話した。インタビューはイギリス国内で、現地時間29日午前9時(日本時間同午後5時)に放送される。

>2月24日にウクライナ侵攻を開始して間もない2月27日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、戦略的核抑止部隊に「特別警戒」を命令した。諸外国はこれを警告と受け止めた。

>プーチン大統領は西側諸国と北大西洋条約機構(NATO)がロシアに「非友好的な行動」をとり、「不当な制裁」を科したからだと説明。しかし、イギリスのベン・ウォレス国防相は当時、ロシアの当初の思惑とは異なりウクライナ制圧が遅れているため、軍事作戦の進捗から世界の目をそらそうとして、自分たちの核抑止力を誇示したのだと批判していた。

>射程距離がきわめて長く、全世界を巻き込む全面的な核戦争の恐怖を呼び起こす「戦略核兵器」とは異なり、「戦術核兵器」は比較的短距離の目標に対して使用できるとされている。ただし、小型爆弾や戦場で使うミサイルなど、様々な種類の武器が「戦術核兵器」に分類される。

>ロシアはこうした戦術核兵器を2000以上保有するとみられている。


>■戦争犯罪は「捏造」と大使

>BBCのクライヴ・マイリー記者の質問に、時には厳しい口調で応酬しながら、ケリン大使はロシア軍が戦争犯罪を重ねているという指摘を否定した。

>ロシア軍がウクライナ各地で民間人を攻撃し、首都キーウ郊外のブチャでは多くの市民を虐殺したとされることについて、大使は「捏造(ねつぞう)」だと反論した。

>記者に、「なぜロシアはこのような形で戦争を遂行し、戦争犯罪を重ねているのですか」と質問された大使は、「ブチャの市長は解放後、最初の声明で、ロシア軍は街を出て行った、何もかも清潔で落ち着いている、街はいつも通りの正常な状態だと話していた。何も起きていない、道路に横たわる遺体などないと言っていた。しかしその次になると、ともかく……」と答えた。

>そこでマイリー記者は重ねて、「では何もかも、でっちあげなのですか?」と質問。「なにもかも捏造で?  これほど証拠が集まっているのは、捏造だとおっしゃるのですか?」と追及した。

>これに対して大使は、「私たちは、捏造だと考えている。交渉を中断させるために使われているだけだ」と答えた。

>ロシア政府は、ブチャの民間人殺害についてこれまでも同様の主張を重ねていた。セルゲイ・ラヴロフ外相は当時、ロシア軍撤退後のブチャに残された遺体の映像は「やらせ」だと述べていた。

>しかし、現地入りしたBBCの取材陣に複数の住民が、ロシア軍が家族を次々と処刑したのだと話していた。

>人工衛星画像からも、ロシア軍が街を離れる2週間前の時点で路上に複数の遺体が横たわる様子が確認できており、ロシア政府の主張を否定している。

>(英語記事 Russia won't use tactical nuclear weapons in Ukraine, says ambassador to UK)
>(c) BBC News

<参考=「ロシアはウクライナで戦術核を使わない=駐英ロシア大使」(BBC)>
(22/05/29)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/05/30 (Mon) 05:53

副題=ウクライナへ防火服 京都市消防局、消火活動を支援 /京都(毎日新聞有料記事、5月30日)

 おはようございます。


 「軍事物資」でないなら、日本からも支援できる。


> ロシアの侵攻を受けるウクライナの消火活動を支援するため、京都市消防局が、現地に提供するための防火服などを総務省消防庁に送った。全国の政令指定都市の20消防局などから集められた資機材とともに、ウクライナに送られる予定。

> 市消防局が送ったのは、消火活動で着用する防火服(上衣420着、下衣500着)や医療グローブ5万組、ストレッチャー4台など、8種類。ウクライナが日本に提供を求めた支援物資のうち、すぐ送れるものを選んだ。

> 市消防局は「ウクライナの消防や救急活動に従事している方の支援につながり、一刻も早く平和を取り戻せることを心から願っている」としている。【中島怜子】

> 〔京都版〕

<参考=「ウクライナへ防火服 京都市消防局、消火活動を支援 /京都」(毎日新聞有料記事、5月30日)>


【閻魔大王】 2022/05/30 (Mon) 14:58

副題=プーチン大統領「老兵&障害者」まで戦場投入の非情…ロシアの兵士不足が深刻に(日刊ゲンダイ)

<参考=「NO.332 <ロシアvsウクライナ>侵攻の影響考。」寄稿閻魔大王 2022/03/01 (Tue) 23:55
<図>
兵力比較

一概に、侵攻当時に、公表の数字の比較は出来ませんですが。
侵攻受けて、ロシア、ウクライナ共、戦力増強。

但し、
それでも、戦車、大砲の数、兵士の人数等々、ロシアが圧倒してるです。
人口にしても、約1.5億人対4400万人で、3倍から、違うです。

の、上で、40歳以上で、老兵とは、言い過ぎなれど、です。
障害者まで、動員。


実は、
昨日<5月29日(日)>、テレビの、「Mr.サンデー」で、放送したですが。
現状、兵士の数、8対1<ロシア対ウクライナ>
兵器では、20対1であると。要は、ロシア軍、諸般の反省より、兵力分散させずに、集中し出したと。
結果、当然の、諸般圧倒の、ロシア優位。

の、上で、ウクライナ軍に、支援兵器揃うの、揃い出すの頃には、さての、どんな展開が<?>
兵器揃ても、兵站の問題ありと、倍数はね除けるの性能あるのかと。
その辺り、当然の、未知数。

>ロシア軍によるウクライナ侵攻開始からまもなく3カ月。想定外の長期戦で死傷兵や従軍拒否が増え、ロシア軍の兵士不足が深刻になっている。プーチン大統領は年配者や障害者まで戦場に送り、戦争を続けるつもりだ。政権を支えるエリート層は我慢の限界に達しつつある。


>ロシア下院は20日、志願兵の上限年齢を撤廃する法案が提出されたと発表。現行の入隊はロシア人で18歳から40歳まで、外国人で18歳から30歳までが認められているが、年配者も可能にする。下院のウェブサイトはこう説明する。

>〈上限年齢の撤廃によって、ロシア軍は年配の専門家の才能を活用することができる〉〈精密誘導兵器などを扱うには高度な専門家が必要。経験上、そのような専門家は40~45歳が多い〉〈また、民間の医療従事者やエンジニアなどのリクルートも容易になる〉

>理由をいろいろと挙げているが、つまるところ上限年齢の撤廃は兵士不足が原因とみられる。ロイターの報道によると、欧州の米陸軍元司令官ベン・ホッジス退役将軍は「明らかにロシアの人々は困っている。上限年齢撤廃は国内世論を刺激せずに、人手不足を解消しようとする新たな試みだが、クレムリンがウクライナでの失敗をごまかすのは難しくなっていく」と語ったという。国民はうすうす、戦況の行き詰まりを感じているのだ。

>ロシア軍の死者数について、ロシア国防省は3月25日の1351人を最後に更新していないが、ウクライナ側は約3万人が戦闘不能と主張している。

>英国防省の分析によると、侵攻開始以降、ロシア軍は兵力の3分の1を損失。戦力損耗率が30%を超えると軍隊として機能しなくなるとされる。「老兵」までかき集めなければ、戦争を続けられないのだ。

>ウクライナ保安庁のHPには片目しか見えなかったり、脳に障害があるロシア兵(捕虜)の証言が公開されている。兵士不足を解消しようと、プーチン大統領は障害者まで戦場に送り込んでいる可能性がある。

>軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。
>「攻撃側のロシア軍は守る側の3倍の兵力が必要です。本来なら戦場へ送られることのない年配者や障害者まで動員せざるを得ないほどに兵士が足りないということです。この先も戦争が続けば、死傷兵や従軍拒否者は増えていきますが、兵士を補い続けることは不可能です。早晩、ロシア軍は後退を余儀なくされるでしょう」


>エリート層は我慢の限界
>政権内でもプーチン大統領への不満はくすぶっている。

>ウクライナ関連のスクープを連発している英調査報道グループ「べリングキャット」のクリスト・グローゼフ氏は16日のウクライナ「ラジオスボボダ」の番組で、プーチン政権を支える軍や情報機関などの「シロビキ」のエリート層で不満がたまっている実情を明かした。

>「ロシア国防省やFSB(連邦保安局)の高官らは多くの情報を入手しており、この戦争が負けていることは分かっている。エリート層はプーチン政権が危険水域にあることを知っている」とし、プーチン大統領自身も“危険水域”の「空気」を感じているという。


>プーチン政権の崩壊は近いか。

<参考=「プーチン大統領「老兵&障害者」まで戦場投入の非情…ロシアの兵士不足が深刻に」(日刊ゲンダイ)>
(22/05/23)


<参考=NO.369 続16<ロシアのウクライナ侵攻>米欧武器、戦地に<!>/ウクライナ反転攻勢<?>
(22/05/30)