閻魔大王<NO.166>

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閻魔大王NO.167
386 続28<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土の奪還本格化で、ロシア軍敗走<!> 閻魔大王 22/09/18
閻魔大王NO.165

NO.386 続28<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土の奪還本格化で、ロシア軍敗走<!><起稿 閻魔大王>(22/09/18)


【閻魔大王】 2022/09/18 (Sun) 17:59

<参考=NO.385 続27<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土の奪還続き、ロシア軍敗走<?>
(22/09/11)


<副題=ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕(産経新聞)>

戦況が影響か<?>
中国、印度が、対露で、微妙に距離取り出した<!>

<図>
すれ違う露中印の思惑



>ロシアと中国が主導する上海協力機構(SCO)がウズベキスタンで開いていた首脳会議は16日、「多極的な国際秩序」の強化を盛り込んだ「サマルカンド宣言」を採択し、閉幕した。米欧への対抗に向けて結束を示したが、ウクライナ侵攻の長期化に対する中国とインドの懸念も垣間見え、プーチン露大統領が侵攻への支持取り付けという期待通りの成果を得られたとは言いがたい。


>際立った露の孤立
>サマルカンド宣言は「米国一極」の国際秩序を念頭に「多極性の強化」を目指すことを強調し、「イデオロギー的な手法による国際問題の解決を排除する」とした。会議ではオブザーバー国のイランの正式加盟に向けた覚書が調印され、ベラルーシを正式加盟させる手続き開始を決定。エジプトやサウジアラビアなど3カ国を新たに対話パートナーにすることも決めた。

>プーチン氏はSCOについて世界で「役割が拡大している」と成果を誇った。閉幕後の記者会見では、露軍がウクライナ東部ハリコフ州や南部ヘルソン州で攻勢にさらされている状況について、「目標達成に向けて進んでいる」と主張。露軍には余力が残っているとし、「ウクライナの反攻がどう終わるか見守ろう」と余裕のそぶりもみせた。

>ただ、サマルカンド宣言には米欧側への直接的な非難やウクライナに関する文言はなく、ロシアの孤立をかえって際立たせた。


>発表文はウクライナに一言も触れず
>中国の習近平国家主席は16日の首脳会議で「いかなる口実による他国の内政干渉にも共同で反対すべきだ」と加盟国の協調の重要性を強調した。だが、中国は米国への対抗上、緊密な対露関係を誇示しつつも、本格的な対立に巻き込まれて孤立化などするのは避けたい。ウクライナを巡る習氏の「懸念」にプーチン氏は15日の首脳会談で理解を示した。

>中露首脳は2月の会談で友好関係に「上限はない」との共同声明を発表した。今回は共同声明もなく、中国外務省が発表した首脳会談の発表文は「ウクライナ」に関して一言も触れていなかった。


>インドは日米欧に一定の配慮
>プーチン氏は16日、インドのモディ首相と会談し、「ウクライナでの紛争を早く終わらせるために全てのことをしている」と述べたが、モディ氏は「今は戦争の時代ではない。問題解決に重要なのは対話と外交」とたしなめた。

>インドはこれまで対露制裁を科す日米欧とは一線を画してきた。ロシアとは武器輸入などを通じて伝統的に関係が深く、ロシアを批判すれば、ロシアが中印の国境紛争で中国に加勢しかねないと警戒するためだ。SCOでは一時観測も上がった中印首脳会談は実現せず、冷却した中印関係が改めて鮮明となった。

>モディ氏がプーチン氏に「公式の場での最も辛辣(しんらつ)」(英メディア)な発言をしたのは、対中牽制(けんせい)で連携の重みが増す日米欧に一定の配慮を示したといえる。世界的な物価高を受け、モディ氏には戦争長期化が国内経済に与える影響も懸案だ。>(北京 三塚聖平、シンガポール 森浩)

<参考=「ウクライナ侵攻に中印が一線、露は支持得られず 上海協力機構の首脳会議閉幕」(産経新聞)>
(22/09/17)


【閻魔大王】 2022/09/18 (Sun) 19:43

副題=プーチン氏「参謀本部が決めている」…ハルキウ州での大敗、自身には責任ないとアピール(読売新聞)


一時には、自身が全て決定してると、してたですが。
あれは、嘘<?>

がしかし、
この話が、本当なら、プーチンは、敗北した場合の、逃げ道、準備と、言えるです。結構なると。

要は、参謀本部の責任であると。
ボクちゃん、プーチンは、知らんわと。

の方が、結構なるの、核も、やや、遠退いたを意味するかと。

<表>
ウクライナ軍の反抗に対するロシアでの主な発言



>ロシアのプーチン大統領が16日、ウズベキスタンで臨んだ記者会見でウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の制圧を目指す方針の堅持を表明したのは、戦況の悪化で動揺する国内の沈静化を図る狙いがあった。プーチン氏は、軍部批判を強める強硬派に突き上げを食う形ともなっている。


>大敗の責任

>「作戦の進め方は、軍参謀本部が決めている」

>プーチン氏は記者会見で、一時はロシアへの併合の準備まで進んでいた東部ハルキウ州で露軍が大敗した責任は、自身にはないとアピールする発言が目立った。

>大敗を受け、強硬派の批判は国防省や軍参謀本部に向いている。11日には、ウクライナに部隊を派遣している南部チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長がSNSへの投稿で「戦い方をすぐに見直さなければ、失敗を犯した国防省や軍参謀本部の指導層と談判する」と激烈な批判を展開したことが注目を集めた。

>カディロフ氏はその後、地域ごとに「志願兵」を集め、計約8万5000人を追加派兵すると提唱し、ひとまず矛を収めた。強い忠誠を誓うプーチン氏の立場に配慮した可能性がある。

>だが、強硬論はそれにとどまらない。最大野党・共産党のゲンナジー・ジュガーノフ議長も13日、政権が「特殊軍事作戦」だと主張している侵略が「全面戦争に発展した。戦争は最後まで戦わねばならない」と総動員の必要性を示唆した。


>動向を静観
>SNS上で「軍事ブロガー」と呼ばれる一人も15日、ウクライナへの核兵器使用を主張したとも受け取れる投稿を行い、「とても怒っている」と書き込んだ。

>政権は反戦機運を抑え込むため、こうした強硬論をプロパガンダに利用してきた。軍に関する「虚偽情報」を広める行為に厳しい罰則を設けてはいるものの、処罰に踏み切るのが難しい事情がある。一方、総動員などの全面戦争に踏み切れば、作戦の失敗を事実上、認めるだけでなく、国内世論が反戦に傾きかねない。

>プーチン氏としては、作戦の堅持を訴え続けるとともに、責任をひとまず軍部などに転嫁する以外に選択肢はないようだ。ウクライナで短期的な戦果は期待できないため、強硬論の抑え込みには動かず、その動向を静観している模様だ。

>それでも、プーチン氏に向けた批判の動きもじわりと広がる。国内第2の都市サンクトペテルブルクとモスクワの区議会では今月中旬以降、プーチン氏の辞任を求める嘆願運動が展開されている。賛同する区議が90人近いとも伝えられる。

>また、11日放映の討論会では、ボリス・ナデジュディン元下院議員が「ウクライナ軍を倒すことは不可能だと認識する時が来ている」と述べ、停戦協議も含めた判断をすべきだと訴えた。

<参考=「プーチン氏「参謀本部が決めている」…ハルキウ州での大敗、自身には責任ないとアピール」(読売新聞)>
(22/09/18)


【閻魔大王】 2022/09/18 (Sun) 21:54

副題=ウクライナ軍が要衝奪還、成功要因はロシア軍の混乱か…英紙「手負いのプーチン氏は危険」(読売新聞)

「手負いのプーチン氏は危険」
の、意。核兵器使用の可能性を言うてるです。
がしかし、諸般より、薄れてるのではと。


果たしての、原子力発電所を占拠し、要塞化し、偽装で、砲撃、尋常で無く。
命令で、実行してるの、士官、兵士も、尋常で無く。


が、しかし、
戦場は、あくまでもの、ウクライナの国土。ロシア本土が、攻撃され、破壊されてるでありませんです。
原子炉も、ウクライナ。
プーチンにとっては、都合の良い、戦争。

>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日のビデオ演説で、東部ハルキウ州で露軍が軍事拠点としていたイジュームなどをウクライナ軍が奪還したと宣言した。英国防省は12日、露軍が州のほぼ全域から部隊撤退を命じた可能性を指摘した。ウクライナ軍は短期間の反転攻勢で東部での主導権を握った。

>プーチン露政権は2月24日の侵略開始当初から、ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の全域制圧を主要な侵攻目的に位置付けてきた。ドネツク州に近接するイジュームは露軍の出撃拠点だった。英国防省はウクライナ軍のハルキウ州での反攻成功は「露軍の侵略作戦全体に大きく影響する」との見方を示した。

>ウクライナ軍の総司令官は11日、SNSでハルキウ州で露軍から「3000平方キロ・メートル以上を奪還した」と強調した。反攻着手から約5日間で奪還した面積は東京都の約1・4倍に相当する。露国防省が11日に発表した戦況に関する地図では、ハルキウ州のほぼ全域が占領地域から外れていた。

>ウクライナ軍参謀本部は12日、露軍兵士の敗走は、ドネツク州や7月にロシアが全域制圧を宣言したルハンスク州にも広がっていると発表した。

>ゼレンスキー氏は11日放映の米CNNとのインタビューで反攻の目標に関し、露軍を侵略前の位置に撤退させるだけでなく、2014年以降、親露派武装集団が一部を実効支配するドンバス地方全域の「解放」も目指す考えを示した。

>英誌エコノミストは、反攻成功の要因として、米国が供与した対レーダーミサイル(HARM)やドイツの自走式対空砲「ゲパルト」を駆使し、露軍を混乱させたことを挙げた。米軍が露軍の動向に関する情報を提供し、事前に反攻作戦についても意見交換を重ねていたと伝えられている。

>ウクライナ軍は8月29日に南部などでの多方面の反攻開始を宣言した。ゼレンスキー氏は9月4日、ロシアが14年に併合した南部クリミア奪還に意欲を示した。露軍の東部での戦力を手薄にするため南部での反撃を強調する「情報戦」を展開したとの見方が出ている。ウクライナ軍はハルキウ州の反攻に、戦車や装甲車などを大量投入しており、周到に準備していたようだ。

>露軍にとって4月の首都キーウ周辺からの撤退に次ぐ痛手となる。英紙ザ・タイムズは11日、「手負いのプーチン大統領の方が危険だ」と評し、局面打開のため核兵器の使用に傾くことへの懸念を伝えた。

<参考=「ウクライナ軍が要衝奪還、成功要因はロシア軍の混乱か…英紙「手負いのプーチン氏は危険」」(読売新聞)>
(22/09/13)


【閻魔大王】 2022/09/19 (Mon) 00:29

副題=ウクライナへの兵器供与、自衛のため倫理的に容認可能=ローマ教皇(REUTERS)

それなら、この手、侵攻のロシアは、倫理的、ど哉と、問えば<?>

まあねえ、
「侵略国に対して」と、とは、言うてるですが。


又、
「ウクライナに対しては、困難でも最終的な対話に応じるよう呼びかけた。」

ここでの、最終的な対話とは、何を意味するのか<?>

この侵攻、戦争は、奇妙でして。
ロシア軍が国境から、撤退さえすれば、終わる<?>
一旦は終わっても、ウクライナは、ロシアの再侵攻を警戒せねばならず。
ウクライナの再興をどのよにするか、膨大な費用を、どするか<?>

さての、ロシアが敗北宣言なら、わからんですが。それでも、ロシアが負担はしませんでして。
欧米、日本なりが<?>

オッとの、まだまだ、そんな先の話、早いですが。


<写真>
9月15日、ローマ教皇フランシスコ(写真)は、ウクライナがロシアの侵攻から自衛するために各国が兵器を提供することは倫理的に正当との考えを示した。写真はカザフスタンのヌルスルタンで撮影(2022年 ロイター/Pavel Mikheyev )



>ローマ教皇フランシスコは15日、ウクライナがロシアの侵攻から自衛するために各国が兵器を提供することは倫理的に正当との考えを示した。

>宗教指導者会議参加のため3日間にわたり訪問したカザフスタンから帰国する機中、記者団に述べた。一方、ウクライナに対しては、困難でも最終的な対話に応じるよう呼びかけた。

>45分間にわたる会見で、ある国がウクライナに兵器を提供するのは倫理的に正しいかとの質問に、「これは政治的な決定であり、道徳的な条件の下で行われるのであれば、道徳的に受け入れられる」と回答。

>また、侵略国に対して自衛のため過不足なく兵器を使用することを認めるカトリック教会の「聖戦論」について詳しく説明し、「自衛は合法的であるとともに愛国の表現でもある」と述べた。

<参考=「ウクライナへの兵器供与、自衛のため倫理的に容認可能=ローマ教皇」(REUTERS)>
(22/09/16)
<削除・23/12/10>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/09/21 (Wed) 22:23

 こんばんは。


 プーチン、占領地区で国民投票をしてロシア領とし、ロシアの領土が侵されれば核使用も辞さないと。
 無理が通れば道理が引っ込む。


【閻魔大王】 2022/09/22 (Thu) 12:57

副題=プーチン氏、部分動員令署名 ウクライナ侵攻巡り演説(日本経済新聞)

現段階では、
あくまでもの、「部分」動員であり、「総」動員では無い。

且つは、ウクライナ侵攻での、占領地域で、住民投票実施で、ロシアに入るかを決定すると。
入るを決定の地域に、攻撃は、ロシア本土えの、攻撃と、見なすと。

イヤ、占領地域が、ロシアに併合されたなら、そこえの、攻撃は、間違いなくの、ロシアに攻撃でして。
但し、その住民投票の、やり方が、問題。
まさかの、ロシアで、まともなる、投票が行われるの筈が無く。

>ロシアのプーチン大統領は21日午前、国営テレビを通じて国民に演説し、ロシアによるウクライナ侵攻に関して、戦闘継続のために部分的な動員令に署名したと明らかにした。ウクライナの親ロシア派武装勢力幹部らがロシアへの編入の是非を問う住民投票実施を一方的に表明したことについて「決定を支持する」と述べ、事実上の併合に踏み切る考えを表明した。

>プーチン氏は演説で「ロシアは西側の集団的な軍事機械に対抗している」と指摘し、米欧のウクライナ軍への軍事支援により、ロシア軍が後退していることに危機感を募らせていることを示唆した。

>そのうえで「すべての(東部)ドンバス地域の解放は特別軍事作戦の揺るぎない目的だ」と国民に呼びかけ「部分的な動員令に署名した」と語った。対象は全国民ではなく、特別な軍事技術などを持つ一部の予備兵を動員する見通しだ。

>ウクライナ東部と南部の占領地域の親ロ派幹部らは20日、23~27日にロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施すると発表した。プーチン氏は演説で「ドネツク州とルガンスク州、ザポロジエ州、ヘルソン州の住民の大部分が自らの将来について決定することを支持する」と強調した。

>プーチン氏は2月のウクライナ東部への軍事侵攻など国家にとって重要な決定をする際に、国民向けに演説してきた。今回もウクライナ軍の反転攻勢で戦況が悪化するなか、予備役の部分動員と親ロシア派地域の事実上の併合に踏み切る意向を強調した。

<参考=「プーチン氏、部分動員令署名 ウクライナ侵攻巡り演説」(日本経済新聞)>
(22/09/21)


【閻魔大王】 2022/09/22 (Thu) 13:23

副題=ウクライナ副首相「戦場に送られた場合は降伏を」 露全国で「動員」抗議デモ(産経新聞)

「部分」動員に抗議のデモ勃発<!>


<写真>
モスクワ中心部アルバート通りで抗議デモに参加し、拘束される男性=21日(共同)



>ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が予備役を徴兵する「部分的動員」の導入を発表した21日、首都モスクワなど露各地で動員に抗議するデモが起きた。露人権監視団体「OVDインフォ」によると、22日午前1時(日本時間午前7時)時点で、全国38の都市で少なくとも1384人が治安当局に拘束された。政権側はデモを力で押さえ込み、動員を予定通り進める構えだ。

>全体の参加者数は不明だが、デモは2月の侵攻開始当初に露全国で起きた反戦デモ以来の規模になったとみられ、国民の反発の強さを示した。ただ、政権が動員を見直す可能性は事実上ゼロだとみられている。

>侵攻開始当初の反戦デモは政権側の徹底的な弾圧を受け、3月上旬に壊滅。OVDインフォによると、約2週間で参加者約1万4千人が拘束された。

>一方、ウクライナのベレシチュク副首相は21日、交流サイト(SNS)上で、露国民に「徴兵されて戦場に送られた場合は降伏し、命というあなたと近親者にとって最も大切なものを守ってください」と投降を呼びかけた。

>また、ベレシチュク氏は同日、地元テレビで、ロシア側がウクライナ国内の占領地域で23日からの実施を表明した露編入の賛否を問う「住民投票」は「偽物」だとし、「ウクライナは結果を承認しない」と表明した。露支配地域に住む住民に対し、投票に参加しないようにも求めた。ウクライナメディアが伝えた。

<参考=「ウクライナ副首相「戦場に送られた場合は降伏を」 露全国で「動員」抗議デモ」(産経新聞)>
(22/09/22)


【閻魔大王】 2022/09/23 (Fri) 17:49

副題=「ロシア編入」問う住民投票、ウクライナ占領地で始まる(日本経済新聞)

この件、以前より、言われてたです。
戦況悪化で、延びたのだけ。されどの、ここでは、防衛の為と、強行実施<!>

報道では、投票箱は、透明<!>で、中身、丸見え<!>

それにしたって、強引なるの手法で、言い分。
どちにしろ、住民投票では、ロシア編入圧倒的多数で、決まるです。
決まれば、ロシア領になるが故、ここえの、攻撃、ロシア本土えの攻撃と、見なすと。

イヤ、
それ、そのものは、当然なれどの言い分なれどの、姑息やねえ。

<写真1>
ルガンスク州の通りには「ロシアとともに永遠に、9月27日」と描かれた広告が飾られた=AP



<写真2>
ドネツク州の親ロシア派占領地域では22日、投票所の設置準備が進められた=AP



>親ロシア派武装勢力が占領するウクライナの一部地域で現地時間23日午前8時(日本時間同日午後2時)、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が始まった。ロシアによる完全な統制下にあり、賛成票が多数を占めるのは確実な情勢だ。27日の投票終了後に即日開票され、近日中にプーチン大統領が一方的な併合を宣言する見通しだ。

>ロシアによるウクライナ領の併合は、2014年3月の南部クリミア半島以来で、日欧米をはじめ国際的に厳しい批判を受けることになる。主要7カ国(G7)は21日、米ニューヨークで開いた外相会合で「いかさまの住民投票」と糾弾した。ロシアに対する様々な追加制裁を発動する検討に入った。

>住民投票はロシアが管理下に置いており、自由意思にもとづく公正な投票はありえないと国際的な批判を浴びている。ウクライナの国内法に完全に反しており、北朝鮮など一部を除けば、国際的な承認も得られない見通しだ。

>住民投票は親ロシア派がロシア軍とともに占領している東部のドネツクとルガンスク、南部のへルソンとザポロジエの4州の一部地域でそれぞれ始まった。ロシア通信など現地メディアが23日、伝えた。ロシア軍がウクライナ侵攻を続け、激しい戦闘が行われている中での異例の投票となる。

>住民投票では、主にロシアへの編入について賛否を問う。投票方法については情報がさくそうし、占領地域によっても異なるが、23~26日までは主に住宅密集地に多くの投票箱が設置され、最終日の27日だけ投票所を開くとしている占領地域が多い。在宅投票も利用される。ロシア国内にも投票所が設けられた。

>投票終了後に即日開票され、現地時間27日深夜から28日にかけて大勢が判明する見通しだ。投票結果の判明後、各地域の親ロ派は直ちにプーチン氏にロシアの州として編入するよう要請する。プーチン氏が承認を宣言し、編入の条約が署名される。ロシア議会の批准などを経て、9月末までに編入手続きが完了する可能性がある。

>プーチン氏は21日の国民向けテレビ演説で、ウクライナの親ロ派占領地域の住民投票に言及し、「自らの将来に関する決定」を「われわれは支持する」と、併合する考えを表明した。「すべての手段を利用する」とも述べ、併合地域を守るために核兵器の使用も辞さない考えを示唆した。

>これに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領はかねて、ロシアが占領地域を併合した場合には「(和平)交渉の機会を自ら閉じることになる」と指摘していた。21日の国連総会でのビデオ形式の演説でも「武器供給の支援が不可欠だ」と国際社会に訴え、攻勢を強める考えを強調した。

<参考=「「ロシア編入」問う住民投票、ウクライナ占領地で始まる」(日本経済新聞)>
(22/09/23)


【閻魔大王】 2022/09/23 (Fri) 23:57

副題=選管が自宅訪問、反露派は排除 正当性なき住民投票(産経新聞)

格好、形だけが、民主的。
中身、メタメタ。

>ウクライナ東部と南部のロシア支配地域で23日に始まった露編入の賛否を問う「住民投票」は、有権者の自宅に選挙管理委員が訪れ、投票させる方式が導入された。ロシアの統治を嫌って支配地域から退避した住民には投票の機会がない地域もある。集計不正が起きても証明は困難だ。投票は、高投票率と圧倒的多数の賛成という「民意」を演出するための形式的な手続きに過ぎない。

>露主要メディアによると、住民投票が実施される東部ドネツク、ルガンスク両州、南部ヘルソン、ザポロジエ両州のロシア側支配地域では、いずれも砲撃などの危険を理由に、最終日の27日だけしか投票所の開設が予定されていない。

>23~26日は選管委員が有権者の自宅を訪問し、投票させる方式をとる。
<以下、有料記事>

<参考=「選管が自宅訪問、反露派は排除 正当性なき住民投票」(産経新聞)>
(22/09/23)


【閻魔大王】 2022/09/24 (Sat) 00:11

副題=ウクライナ4州で露編入「住民投票」開始(産経新聞)

>ウクライナに侵攻したロシアが支配する地域で23日、ロシアへの編入の賛否を問う「住民投票」が27日までの日程で始まった。一部地域では暫定開票結果が同日中にも発表される見通し。いずれの地域でも「賛成多数」となるのが確実視されている。ロシアは2014年にウクライナ南部クリミア半島を併合した際と同様、投票結果を受けて支配地域を併合する手続きに着手する見通しだ。

>住民投票が始まったのは、東部のドネツク、ルガンスク両州と、南部のヘルソン、ザポロジエ両州の露軍支配地域。親露派勢力は4地域での住民投票の実施を20日に急遽(きゅうきょ)発表した。

>ロシアはウクライナ軍の反攻で東部ハリコフ州からの撤退に追い込まれたのを受け、既存の支配地域を併合して「ロシア本土」とし、核兵器の使用も辞さない態度を示すことで、ウクライナに領土の奪還を断念させる思惑とみられる。

>また、ロシア国内では制裁に伴う経済低迷などで政権への不満が強まりつつあり、プーチン政権は領土拡大という「戦果」を示し、侵攻への国民の支持を再び高めようとする狙いもあると指摘されている。

>ウクライナは、ロシアが支配地域の併合を宣言した場合でも反攻を継続する方針を示している。

>米欧諸国も、一方的な住民投票と、投票結果を口実とする占領地域の併合には「正当性がない」として承認せず、ウクライナ支援を続けていく構えだ。

<参考=「ウクライナ4州で露編入「住民投票」開始」(産経新聞)>
(22/09/23)


【閻魔大王】 2022/09/24 (Sat) 11:52

副題=久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ プーチン氏が金正恩氏から砲弾を買う理由(産経新聞)

<参考=「NO.383 続26<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍優勢、攻勢に、出だした<!>」寄稿閻魔大王 2022/09/07 (Wed) 23:51
<副題=ロシア、北朝鮮の弾薬調達 米高官「数百万発の可能性」(日本経済新聞)>


要は、ロシア軍での、砲弾不足。
補うがための調達なれどの、果たしての、北朝鮮の弾薬が、使えるのか<?>

>ウクライナ侵攻の長期化で、ロシアが北朝鮮から数百万発の砲弾を購入する手続きに入ったもようだ。米ホワイトハウスが関連の情報を認めた。ただ、引き渡しの時期などは明らかにされていない。ロシア、北朝鮮とも表向きは取引を否定しているが、北朝鮮側からは「ロシアと交渉中」との情報も流れている。北朝鮮はウクライナ侵攻直後から一貫してロシアに同調し、その立場を擁護してきた。露朝の取引は、砲弾に加え北朝鮮労働者派遣の情報もある。接近の背景に何があるのか。


>米国の心理戦か
>「ロシアが北朝鮮から数百万発の砲弾を購入している」との情報は今月5日、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が機密指定を解除された米情報機関の資料を基に報じた。
<以下、有料記事>

<参考=「久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ プーチン氏が金正恩氏から砲弾を買う理由」(産経新聞)>
(22/09/24)


【閻魔大王】 2022/09/25 (Sun) 00:08

副題=ロシア軍、兵器損失が急増 ウクライナ反攻で補充難航か(日本経済新聞)

ロシア軍に兵器損失急増としてるですが。
それでも、丼勘定的、ウクライナ軍の、10倍の差があるです。

されどの、砲弾が不足<?>らしくの、北朝鮮に、発注<?>
兵器あっても、旧式では、どもならずですが。

<図1>
ロシア軍の装備品損失は9月中旬以降に急拡大



<図2>
ロシアは地上部隊を中心に装備品の損失が拡大



>ウクライナ軍の東部や南部の反攻で、ロシア軍の損害が拡大している。軍事サイトの分析によると、侵攻開始以降の火砲などの兵器の累計損失数はこの1カ月で17%増えた。欧米からの武器供与を受けるウクライナと対照的に、補充が難航している可能性がある。

>民間の軍事情報サイト「Oryx」の15日時点のリストによると、破壊されたり、ウクライナ側に渡ったりしたロシア側の兵器は合計で約6100と、ウクライナ軍の3.8倍に達する。リストに含まれるのは映像や写真で確認できたもののみで、実際の損失規模はもっと大きいとみられる。

>兵器の種類別で見ると、ロシア軍はこの1カ月だけで500両を上回る戦車と装甲車を失った。トラックなどその他車両の損害も200両を超え、地上兵器を中心に損失に歯止めがかからない。

>米国が供与した高機動ロケット砲システム「ハイマース」など、ウクライナが米欧から得た最新鋭の兵器が威力を発揮しているとみられる。

>米国は15日にも6億ドル(約860億円)相当の追加の軍事支援を決めた。ロイター通信によるとハイマースのほか、射程の長いりゅう弾砲の弾薬、地雷除去の機器などを含む。

>ブリンケン米国務長官は「我々が提供する軍事力が戦場で最大の効果を発揮し、いずれくる(ロシアとの停戦)交渉の場でウクライナの立場を強くする」と訴えた。米国によるウクライナ侵攻後の軍事支援は累計で約150億ドルにのぼる。

>米国はロシアへの追加制裁も発表した。ブリンケン氏によると、ウクライナから数十万トンの穀物を強奪して世界の食料不足を悪化させた当局者らが対象になる。ウクライナの子どもを強制的にロシアに連れ去った人物らのほか、ロシアの金融・軍需産業にも制裁を科す。

>制裁を受けるロシアは失った兵器の補充に苦労している可能性がある。英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)の「ミリタリー・バランス2022」のデータをみると、戦車の場合、ロシア陸軍が保有する2927台に対して4割を占める1128台が失われた。

>米CNNは、ロシアは11月下旬まで新たな部隊を投入できないというウクライナ軍当局者の見立てを伝えた。訓練された職業軍人や装備品の不足が理由という。

>英国防省は16日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が遅くとも7月以降、ロシア国内の服役囚を対象に刑期の短縮や金銭と引き換えにウクライナでの任務に就くよう募っているとの情報分析を明らかにした。

>不足する兵器の補充に向けて、ロシアは国内での統制を強化している。7月には政府が国内企業に対し「特別軍事作戦」に関わる物資やサービスの契約を拒否できないようにするとともに、必要に応じて従業員に休日や夜間などの労働を強制できる法律が成立した。

<参考=「ロシア軍、兵器損失が急増 ウクライナ反攻で補充難航か」(日本経済新聞)>
(22/09/17)


【閻魔大王】 2022/10/05 (Wed) 13:12

副題=ウクライナ軍、南部で前進「かなり速く強力」…ロシア軍はハルキウ州から「ほぼ完全撤退」(読売新聞)

ロシアが、ウクライナの4州について、併合すると。

がしかし、ウクライナ軍の進撃は加速してるです。


<写真1>
4日、ウクライナ東部ハルキウ、ドネツク両州近くを装甲車両で移動するウクライナ兵士ら(AP)



<地図2>



>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日夜、ウクライナ軍が「かなり速く、力強く前進している」とビデオ演説し、南部ヘルソン州でロシア軍の支配地域の奪還が進んでいるとの認識を示した。

>ゼレンスキー氏は、東部ハルキウ、ドネツク、ルハンスクの3州でも反攻が進み、「今週だけで数十集落が解放された」と説明した。

>ハルキウ州では先月、ウクライナ軍が露軍から広範囲な地域を奪還した。4日に露国防省が公表した地図では、露軍の支配地域が同州北東部の一部に縮小していることが示され、英BBCなどは、露軍が同州から「ほぼ完全に撤退した」と報じた。

>一方、露軍が占拠する南部ザポリージャ原子力発電所では、露側がウクライナ4州併合を機にウクライナの影響力を排除する動きを見せている。

>同原発の所長は先月末に露側に拘束された後、3日に解放されたが、ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは3日、所長はウクライナ軍の管理地域に「追放された」と指摘。国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は4日の発表で「所長は任務を続けない。後任も不明だ」と明らかにした。

<参考=「ウクライナ軍、南部で前進「かなり速く強力」…ロシア軍はハルキウ州から「ほぼ完全撤退」」(読売新聞)>
(22/10/05)


【閻魔大王】 2022/10/05 (Wed) 18:39

副題=ロシア、「併合」強行へ ウクライナ4州で全土の14%(日本経済新聞)

ロシア、プーチン君が、併合と、してるは、ウクライナの14%。

これを、ハイ、そですかと、譲ってたでは、何はための、奪還作戦で、諸国からの支援か<!>


<図>
ロシアが併合を計る4州



>【この記事のポイント】
・ウクライナ4州の併合強行へ。30日に併合宣言も
・EUは航空機関連部品の輸出規制など追加制裁案を発表
・併合を急ぐ背景に戦況悪化。停戦協議再開は遠のきそう

>ロシアはウクライナ東・南部4州の一方的な併合に踏み切る。親ロ派勢力が実施した27日までの「住民投票」で賛成が多数だったと正当化する。4州の占領地域の面積はウクライナ全土の約14%を占める。2014年3月のクリミア半島併合に続く武力での国境変更の暴挙に、国際社会はロシアへの非難を一段と強めている。欧州連合(EU)は28日、追加の制裁案を発表した。

>ウクライナ外務省は28日の声明で住民の意思表示とは何の関係もない「偽り」だと非難した。「占領地域を解放する」と強調し、国際社会に軍事支援と厳しい対ロ制裁発動を訴えた。

>EUのフォンデアライエン欧州委員長は28日、ロシアへの追加制裁案を発表した。航空機や化学関連などの部品・物質の輸出規制を拡大する一方、70億ユーロ(約1兆円)規模のロシア産品の輸入制限を科す。EU市民がロシア国営企業の幹部に就くのを禁じ、輸入する石油価格には上限を設ける。

>フォンデアライエン氏は「ウクライナでの偽りの住民投票やいかなる種類の併合も受け入れない」と訴えた。制裁は加盟国の全会一致をへて実施される。

>米国のブリンケン国務長官も27日「ロシアにさらなる厳しい代償を迅速に科す用意がある」と述べた。

>ロシア編入の是非を問う住民投票は、東部のルガンスク、ドネツクと南部のザポロジエ、ヘルソン4州の占領地域で23~27日に行われた。親ロ派は即日開票の結果、賛成票が87~99%を占めたと主張した。クリミア併合時の住民投票での賛成票は97%だった。

>ルガンスク、ヘルソン、ザポロジエ州の親ロ派は28日、プーチン大統領にロシアへの編入を正式に要請した。各州は「条約」と呼ぶ合意文書を締結する見通しだ。ロシアのメドベージェフ前大統領は27日夜、住民投票の結果についてSNS(交流サイト)に「ロシアにお帰りなさい」と投稿した。

>クリミア併合では住民投票から、5日後に手続きを完了していた。ロシアメディアによると、30日にプーチン氏が併合を宣言する演説を行う可能性がある。

>米戦争研究所の地図データをもとに計算すると、4州の占領地域は27日時点で約8.6万平方キロメートル。ウクライナ国土の約14%に当たりクリミア半島(2.7万平方キロメートル)の約3.2倍の広さだ。

>軍事侵攻に加えて、占領地の併合は「武力による威嚇または武力の行使」によって「領土保全」を侵すことを禁じた国連憲章2条に違反する。

>ウクライナの国内法にも明白に反しており、住民投票や一方的な併合は米欧日だけでなく中印などの支持も得られず、ロシアの国際的孤立が一段と深まるのは確実だ。

>それでも、プーチン政権が4州の併合を急ぐ背景には戦況の悪化がある。米欧の軍事支援を受けたウクライナ軍の攻勢で、占領地域の維持が難しくなった。深刻な兵力不足を補うため併合地域での動員を強化し、「自国領」だとして核兵器の使用もちらつかせながら、ウクライナ軍の勢いを食い止めたい考えだ。

>14年のクリミア併合時とも大きく状況は異なる。クリミア侵攻は短期で死者もほぼ出さず、国民の愛国心に訴えてプーチン政権への支持率は大きく上昇した。

>2月に開始した今回の侵攻は短期で首都キーウ(キエフ)を制圧するシナリオが、早々に崩れた。戦況悪化と経済制裁でプーチン政権は苦境に追い込まれている。21日に発令した部分的な動員令では、大規模な国外脱出の動きが表面化。徴兵事務所への放火も相次ぐ。

>在ロシア米大使館は28日までに、ロシアに居住、滞在する全ての米国人に国外退避勧告を出した。米ロの二重国籍者については、部分動員令の対象となる可能性があると指摘した。

>住民投票でウクライナのゼレンスキー政権は態度を硬化させており、停戦協議の再開はさらに遠のきそうだ。

<参考=「ロシア、「併合」強行へ ウクライナ4州で全土の14%」(日本経済新聞)>
(22/09/29)


【閻魔大王】 2022/10/05 (Wed) 21:27

副題=ウクライナ4州「併合」手続き完了 プーチン氏が署名(日本経済新聞)

勝手に投票させ、勝手に決めて。
そもそもの、有権者数不明で、ロシア本国でも、投票<?>

確かに、併合結果、ロシア領となればの話の、そこを、攻めたら、ロシアを攻めるに成るです。
ロシアを攻めたら、わかってるやろなあと、脅し、核兵器を用いる可能性を示唆。

>ロシアのプーチン大統領は5日、ウクライナ東・南部4州のロシアへの「編入条約」の批准と関連法についての文書に署名、併合に関する手続きが完了した。併合で4州の実効支配強化につなげる。

>ロシアメディアが伝えた。条約の批准や関連法案についてロシア上下院は3~4日に法案を審議、可決した。関連法案によると、2023年1月から4州の占領地域でウクライナの通貨が利用できなくなる。連邦行政機関の地方組織を設けるほか、各州の親ロ派武装組織がロシア軍に統合される。

>4州の親ロ派組織はロシアの統制下で9月23~27日に編入を問う「住民投票」を強行し、87~99%が賛成したと主張した。プーチン氏は30日、4州の一部を占領する親ロシア派勢力代表との間で編入の「条約」に署名した。

>ロシアは9月21日に部分動員令を発令し、併合手続き完了後もウクライナ東・南部への侵攻を続ける方針。ショイグ国防相は10月4日、動員令の発令後に招集した人員が同日時点で20万人を超えたと発表した。80以上の訓練場などで訓練を受けているという。部分動員令について、ショイグ氏は特別な軍事技術・経験などを持つ予備役30万人が対象になると説明していた。

>ウクライナや欧米などはロシアの併合の動きを強く非難している。ウクライナメディアによるとゼレンスキー大統領は4日、ロシアのプーチン大統領との(停戦に向けた)交渉は「不可能」だと明記した法令に署名した。

<参考=「ウクライナ4州「併合」手続き完了 プーチン氏が署名」(日本経済新聞)>
(22/10/05)


【閻魔大王】 2022/10/05 (Wed) 23:04

副題=ウクライナ軍がハルキウ奪還、戦史に残る「敵陣突破」が成功した理由 功を奏した「シェーピングオペレーション」、主導権はウクライナ側に(JB)

「ロシアのウクライナ侵攻」の、大きな節目<?>

多くの、軍事評論家が、言うてるです。

結果、果たしての、<ロシア軍=プーチン>は、ど出るか<?>
それが、4州併合<!>
されどの、その境界線<国境>が、怪しく、決まらんです。

<地図1>
ハルキウの位置



<地図2>
ヘルソンの位置



>9月21日、ロシアのプーチン大統領が部分動員を発表しました。その理由は、当然ロシアの兵力不足にあります。

>ロシアは、発表されている30万人の動員ではなく、100万人を超える大規模動員により戦況を打開することを狙っていると見られ、すでに兵役経験者を中心に各地で動員が始まっています。

>しかし、ウクライナはすでに次の手に着手している可能性があり、ロシアの動員は手遅れかもしれません。

>以下では、今回の動員の背景と予想される戦争の展開について考察します。


>ウクライナによるハルキウ攻勢、塹壕主体の防御陣地を突破
>9月6日に開始されたウクライナ軍によるハルキウ反攻は、現時点ではまだ詳細が明らかではありませんが、戦史に残る突破、包囲戦術だったことは間違いありません。


>作戦の初動は、ロシア軍がハルキウ東方に構築した第1次世界大戦時のような塹壕を主体とした防御陣地の突破でした。そのため、戦車を中心とした機甲部隊による攻撃だったとする見方もあります。しかし、私は別の方法だったのではないかと考えています。

>確かに、塹壕主体の防御陣地を突破する際にはハルキウ方面にあった戦車を集中させたと思われますが、その後の機動は、タイヤを装備した装輪車が中心だったと思われます。戦車やBMP(旧ソ連が開発した歩兵戦闘車)のような無限軌道(履帯、クローラー、トラックベルト、キャタピラなど)を装備した装軌車の進撃としては、ウクライナ軍の機動は速すぎたのです。

>ウクライナ軍が装備するT-72戦車でも、時速60kmを超える速度を出すことができます。しかし、装軌車両での機動の速度が低いのは、車両自体の最高速度とは別次元の話です。

>装軌車両の機動、特にある程度速度を出した走行での長距離機動では、履帯を中心とした足回りのトラブルが不可避です。履帯が切れることもありますし、履帯が外れてしまうことは珍しくありません。

>2015年に行われた陸上自衛隊の総合火力演習でも、徹底的に整備されたはずの10式戦車の履帯が外れ、戦車回収車によって牽引できる状態になるまで長い時間を要しました。演習の状況が終了し、装備品展示の準備が始まっても、その場から動くことができませんでした。履帯を取り付け自力走行できる状態になるまでには、さらに長い時間が必要です。

>そのため、訓練として戦車の耐久レースが行われたり、一般道を利用した長距離移動訓練などが実施されています。

>この際に重要なことは、発生するトラブルをいち早く解消することです。これができない場合、トラブルの発生した車両を残置し、部隊は先行することになりますが、一両だけ残された車両は、格好の獲物になります。ロシア軍の車両が、ウクライナ軍に多数鹵獲(ろかく)されているのには、こうしたことも関係しています。

>これを避けるためには、トラブルの発生した車両を修復し、部隊として行動する必要がありますが、作戦に参加する車両が多ければ多いほど、停止する頻度が増え、部隊の速度が遅くなるのです。

>タイヤを装備した装輪車両の場合、最高速度が装軌車両に比べて著しく速いということはありません。しかし、長距離機動におけるトラブルの発生確率には大きな差があります。結果として、部隊として機動した場合に速度が速くなるのです。

>ただし、装輪車は大口径砲の反動を受け止めることが難しく、一般的に火力では装軌車に劣るという欠点があります。それを補っていたのは、航空戦力だったと思われます。その証拠に、ウクライナ軍がハルキウ東方で突破を図った際、ロシア軍は対処のために地対空ミサイルのS-300とブークを機動させ、対処していました。

>Su-25のような有人機は、ウクライナ南部の戦場に投入されている可能性が高かったと思われます。そのため、ウクライナ軍がハルキウ方面に投入したのは、バイラクタルTB2などの攻撃型ドローン(UCAV)が中心だった可能性が大です。


>ウクライナ軍が実施した「シェーピングオペレーション」
>それでも、一部から突破を図り、背後に回ることで包囲する戦術を実現することは、苦しい戦いを続けてきたウクライナ軍にとって困難だったはずです。

>作戦の進行中には、突破を図るウクライナ軍に対し、左右のロシア軍が圧力をかけることで、逆にロシア軍がウクライナ軍を包囲殲滅すると見ている親ロ派の方もいました。しかし、実際にはロシア軍には、この逆包囲を行う能力はありませんでした。

>下は、戦争研究所(ISW)においてマップ作成を行っているバロス氏のツイートです。
<省略>

>ウクライナ軍による敵陣突破からロシア軍の背後に展開し包囲する作戦を可能としたのが、「シェーピングオペレーション」でした。

>8月後半、ウクライナは南部で攻勢を強めていました。同月29日、CNNは、アメリカ政府高官の話として、この作戦がシェーピングオペレーションであると報じています。


>シェーピングオペレーションとは、本格的な攻撃前に実施される軍事行動で、指揮統制、弾薬庫などの敵への攻撃だけでなく、地形を変えたり、第三者に働きかけることにより、計画された進攻に備え戦場を形作る(shaping)ものです。

>このCNN報道がなされた時点では、南部でのさらなる攻撃を実施するため、準備攻撃を行っていることを示すものだと理解されていました。しかし、実際にはハルキウ方面での反攻を実施するものだったようです。

>8月に入ってから、ウクライナ側は、政府高官が盛んに南部での反攻に言及する他、実際に戦車を含む機甲戦力を南部に移動させました。こうした大きな戦力の移動は、衛星でも確認できますし、ウクライナ領内にまだ多数いると思われるロシア側スパイの報告によっても、ロシア軍の知るところとなります。

>そして、その対応としてロシア軍も戦力を東部から南部に移動させました。転用された戦力の中心は、ウクライナ軍機甲部隊に対応するためのロシア軍機甲部隊だったようです。

>これにより、ハルキウ方面のロシア軍から機甲戦力が消え、ウクライナ軍がハルキウ攻勢を実施するための形作り(シェーピングオペレーション)が行われたのです。


>ハルキウ方面からロシア軍の戦車を引き抜く
>このシェーピングフォームには、3つの意味がありました。

>第1として、ハルキウ方面のロシア軍から戦車を中心とした機甲戦力が引き抜かれたため、攻撃力の不足する装輪車両を中心とした攻勢でもウクライナ軍が優勢を確保できる戦力バランスが形作られたことです。

>第2は、突破を図ったウクライナ軍を包囲しようとするかもしれない両翼のロシア軍から、包囲するために必要な機動力を失わせたことです。

塹壕を利用した歩兵中心の防御陣地は、非常に高い防御力を持ちます。しかし、塹壕から飛び出して移動することは困難ですし、移動できたとしても、その場合には塹壕による防御力はありません。結果として、突破したウクライナ軍を包囲殲滅することができなかったのです。

>第3は、戦車が引き抜かれ、残った車両がBMPなどの防御力の劣る車両となったため、UCAVによる不十分な攻撃力でも、ロシア軍車両を破壊できるようになったことです。

>ウクライナ軍のバイラクタルTB2による初の戦車撃破は9月3日に確認されました。それまでは、より高価値な目標を狙っていたこともありますが、TB2が搭載するMAM(小型精密誘導爆弾)では、戦車の強固な防御力に対して必ずしも有効ではなかったことから、戦車はあまり狙われていなかった、あるいは攻撃したものの撃破に至らなかった可能性があります。

>ウクライナ軍は、南部での圧力を増大させることによって、ロシア軍にハルキウ方面の戦車を南部に機動させ、ハルキウ攻勢を成功させるための形を作った(シェービングオペレーション)のです。


>主導権はウクライナ軍側に
>主動を確保することは、戦争において極めて重要なことです。このハルキウ攻勢により、もはや戦争の主導権がウクライナ軍側にあることが明らかになりました。

>2月24日にロシアによる侵攻が始まって以降、戦力に劣るウクライナ軍は、ロシア軍の意図した攻勢に対して、その都度、対応をしてきました。これは、主動ではなく受動的な対応です。戦力不足から、どこを攻めるという主動的な選択ができなかったためです。

>このハルキウ攻勢は、南部でシェーピングオペレーションを実施してロシア軍に受動的対応をさせた上、ハルキウ方面で、その受動的対応さえ不可能な主動的作戦を実施したことになります。

>さらに、ハルキウ攻勢により、ロシア軍は大量の装備を損失しました。損傷車両を修理するための集積場だったと思われる複数の場所で、修理中の多数の車両が放置されていました。これらは、ウクライナ軍によって鹵獲され、ウクライナ軍装備となるでしょう。ウクライナ軍にも損失があったと思われますが、明らかにロシア軍の方に多量の出血を強要しました。これにより、さらに戦力バランスはウクライナ軍に傾いたことになり、ロシアに主動的作戦を実施する能力を失わせました。

>プーチン大統領が発令した部分動員は、この戦力バランスを再びロシア軍に傾かせることを意図したものと言えるでしょう。30万人の動員では不十分だと思います。しかし、100万人のロシア兵がウクライナの地に押し寄せれば、戦力バランスはロシア軍側に傾くかもしれません。


>今後の展開~ヘルソン奪還の可能性
>しかし、それは間に合わないかもしれません。もちろん、動員しただけでは戦場に投入できないため訓練が必要ということもありますが、それだけではありません。

>上で述べたように、主導権はすでにウクライナ軍側にあります。動員された戦力が到着しないかぎり、ロシア軍が新たな攻勢作戦を行うことはできないでしょう。その間に、主導権を持つウクライナ軍は、ウクライナ軍にとって望ましい作戦を発動することができます。


>その作戦がどのようなものなのかは、当然現段階ではわかりません。ですが、可能性を示すことは可能です。

>可能性の1つは、ヘルソンの奪還です。ヘルソンはウクライナの南部ヘルソン州の重要都市であり、ウクライナを南北に貫く大河ドニエプル川の西岸にあります。現在、ロシア軍がドニエプル川西岸に確保している占領地は、このヘルソン周辺だけです。

>ウクライナ軍はドニエプル川にかかる橋や浮橋を定期的に攻撃し、ヘルソンを占拠するロシア軍の補給を阻害しています。それでも、まだ多数のロシア兵がヘルソンを防衛していると見られ、奪還は容易ではないと思われます。しかし、もしウクライナがヘルソンを奪還すれば、ヘルソン方面は、橋を落としたドニエプル川が障害となるため、ロシア軍は、砲撃は可能かもしれませんが、再侵攻することはまず無理になります。

>そして、ヘルソンを奪還すれば、ウクライナ軍はヘルソンを包囲している戦力を、ドンバスやルハンシク、あるいはマリウポリやメリトポリなどに振り向けることができるようになります。

>ロシア軍が動員による戦力増強を図る前に、ウクライナ軍がヘルソン方面の戦力を転用した他方面では、双方の戦力バランスはさらにウクライナ軍側に傾くことになるのです。

>これは、あくまで可能性の1つですが、9月26日現在、ウクライナ軍はザポリージャから南部のトクマク方面の圧力を強めているようです。これは、ヘルソン奪還を図るためのシェーピングオペレーションかもしれません。

>(数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

<参考=「ウクライナ軍がハルキウ奪還、戦史に残る「敵陣突破」が成功した理由 功を奏した「シェーピングオペレーション」、主導権はウクライナ側に」(JB)>
(22/09/27)


【閻魔大王】 2022/10/06 (Thu) 20:56

副題=「ウクライナ軍が防衛網深く侵入」「複数集落失った」ロシア国防省、苦戦認める異例の発表(読売新聞)

この手、苦戦してるの事、ロシア軍が、公開するは、異例<!>

<地図>



>ロシア国防省は3日、一方的な併合を進めるウクライナ南部ヘルソン州で、ウクライナ軍が「防衛網深くに侵入した」とし、苦戦を認める異例の発表をした。地元の親露派幹部も「複数の集落を失った」と述べた。

>ウクライナ軍の戦車部隊が優勢という。ロイター通信は3日、ウクライナ軍がドニプロ川西岸沿いに1日で約30キロ進軍したとし、ロシアの侵略開始後、「南部では最大の突破」と報じた。米欧が提供する武器や、衛星情報が後押ししているとみられている。

>東部でもウクライナ軍はドネツク州北部の要衝リマンから、ルハンスク州の拠点都市リシチャンスクやセベロドネツクに向け進軍している。露軍側は、ウクライナ軍がルハンスク州に入ったことも確認した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日のビデオ演説で「複数の州で新たに集落を奪還した」と強調した。ウクライナ大統領府は4日、ロシアによる東・南部4州の一方的な併合宣言を受け、プーチン露大統領とは交渉「不可能」だと確認する大統領令を公表した。

>一方、露上院は4日、下院に続き、東・南部4州の併合「条約」の批准を全会一致で承認し、関連法案も可決した。プーチン氏の署名で併合手続きが完了する。

>英紙ザ・タイムズは3日、専門家の分析として、露国防省で核兵器を担当する部局の機材を積み、ウクライナ方面に向かう列車が、露中部で確認されたと報じた。ロシアが核搭載可能な無人原子力潜水艇「ポセイドン」の発射試験に向けた準備を進めているとの報道もある。

<参考=「「ウクライナ軍が防衛網深く侵入」「複数集落失った」ロシア国防省、苦戦認める異例の発表」(読売新聞)>
(22/10/05)


<参考=NO.387 続29<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土奪還本格化/ロシア軍敗走本格化<?>
(22/10/08)