閻魔大王<NO.163>

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閻魔大王NO.164
383 続26<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍優勢、攻勢に、出だした<!> 閻魔大王 22/08/31
閻魔大王NO.162

NO.383 続26<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍優勢、攻勢に、出だした<!><起稿 閻魔大王>(22/08/31)


【閻魔大王】 2022/08/31 (Wed) 16:14

<参考=NO.382 続25<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍優勢なれどの、想定外の長期化必至<!>
(22/08/26)


副題=ウクライナ軍、南部ヘルソンで反撃と発表 ウクライナは失敗したとロシア(BBC)

ウクライナ軍、ロシア軍で、主張異なるですが。
概して、ロシアの主張は、眉唾多く。

<地図1>



<地図2>



<地図3>
侵攻開始から6カ月 ロシアが制圧したウクライナの地域



>ウクライナ軍は29日、ロシアが占領しているヘルソン州で、ロシアの「第1防衛線」を突破したと主張した。南部奪還を目指すウクライナが、反撃を開始しているとみられる。対するロシア側は、ウクライナが攻勢に失敗して「大きな損失」を被ったと主張している。

>ウクライナ軍の南部の部隊「カホウカ」は同日、ロシアの支援を受けている1個連隊がヘルソン州の陣地から撤退したと報告した。支援していたロシアの空挺部隊も戦場から逃げ去ったという。

>ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の顧問を務めるオレクシー・アレストヴィッチ氏も、ウクライナ軍が「数カ所で前線を突破した」と述べた。

>補給路をめぐって
州都ヘルソン市と、そこから北東に約55キロ離れたノヴァ・カホウカ市からは、爆発音が聞こえたとの証言が報告された。両市にはドニプロ川を渡るための重要なルートがあり、ウクライナ軍はここ数週間、ドニプロ川の西岸に陣取るロシア軍の主要補給路を断つため、攻撃を繰り返してきた。

>ウクライナ当局によると、ドニプロ川にかかる3つの橋を破壊するため、アメリカから供給された高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使っているという。

>ロシア軍は、補給をこの橋に頼っている。

>ロシア国営RIAノーヴォスチ通信によると、ノヴァ・カホウカでは一晩中、電気と水道の供給が途絶えた。


>「ロシア兵は逃げる時だ」
>ロシアの複数の国営通信社は、同国国防省の話として、ウクライナ軍がヘルソン州と、隣接するミコライウ州で攻撃を試みたと伝えた。攻撃は失敗し、ウクライナ軍は「大きな損失を被った」という。

>双方の主張は、独立した検証がなされていない。

>ゼレンスキー大統領は29日深夜のビデオ演説で、ロシア軍に向けて厳しく警告。「生き残りたいなら、ロシア兵は逃げる時だ。家に帰れ」と訴えた。

>ゼレンスキー大統領とウクライナ政府高官らは、報じられている反撃の詳細について口を閉ざしている。ウクライナ国民には忍耐を求めている。


>ロシア側が住民投票を準備
>ロシアは2月24日に侵攻を開始すると、大きな抵抗を受けずにヘルソン市とその周辺地域を占領。以来、ヘルソン州の大部分を占領するに至っている。

>侵攻前は29万人が暮らしていたヘルソン市は、ロシア軍が占領した唯一の州都で、現在はロシアの支援を受けた当局者が治めている。

>ロシアのタス通信によると、ヘルソン州では、ロシアへの正式加盟を問う住民投票の実施計画を当局者が進め始めている。アメリカはこれを、ロシアが不法に自国に併合する準備をしている可能性があると非難している。

>ロシアは先月、ウクライナ東部だけでなく南部のヘルソン州とザポリッジャ州も、軍事的に重視していると述べた。

>「原発施設の屋根に穴」とロシア
ロシアが任命したザポリッジャ州当局者は29日、ウクライナのミサイル攻撃によって、ザポリッジャ原発の燃料貯蔵施設の屋根に穴が開いたと主張した。

>この主張は、独自に検証されていない。

>ここ数週間、ウクライナとロシアの両国は、ザポリッジャ原発を砲撃していると互いを非難している。ロシアは3月上旬に、ヨーロッパ最大の原発である同原発を占拠。それ以来、ウクライナの職員を使って同原発を運営している。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は先週、ロシアのせいで、同原発で放射能漏れ事故が起こる寸前だったと述べた。

>国連の国際原子力機関(IAEA)によると、ザポリッジャ原発にIAEAの視察団が今週、到着する予定となっている。

<参考=「ウクライナ軍、南部ヘルソンで反撃と発表 ウクライナは失敗したとロシア」(BBC)>
(22/08/30)


【閻魔大王】 2022/09/01 (Thu) 23:57

副題=IAEA調査団、ザポリージャ原発に到着…直前に砲撃で稼働中の原子炉1基が緊急停止(読売新聞)

基本、ウクライナ領にあるの、原子力発電所。
それが、破壊されて、被害受けるは、その周辺。
そんな場所をウクライナ軍が、砲撃するか<?>

>ウクライナの国営原子力企業「エネルゴアトム」は1日午後(日本時間1日夜)、国際原子力機関(IAEA)の調査団が、ロシア軍が占拠する南部ザポリージャ原子力発電所に到着したことを明らかにした。到着前に、原発敷地内への砲撃で稼働中の原子炉2基のうち1基が緊急停止した。安全に調査できるかどうかが焦点となる。

>原発には6基の原子炉があり、うち4基はこれまで停止していた。エネルゴアトムは1日の露軍による砲撃後、5号機の安全装置が作動し、稼働を停止したと説明した。停止中の2号機の予備電源も損傷し、ディーゼル電源が作動したという。露国防省は「ウクライナ軍の砲弾4発が1号機から約400メートルの距離に着弾した」と主張した。

>IAEAのラファエル・グロッシ事務局長が率いる調査団は専門家ら14人で構成する。調査団は1日、原発まで直線で約50キロ・メートル離れたザポリージャ市を出発した後、安全確認のため途中で一時待機を余儀なくされていた。

<参考=「IAEA調査団、ザポリージャ原発に到着…直前に砲撃で稼働中の原子炉1基が緊急停止」(読売新聞)>
(22/09/01)


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 10:09

副題=ザポロジエ原発に重大事故リスク 調査団の安全確保、調査妨害の懸念も(産経新聞)


まずは、調査団、到着で、調査開始。

の、上で、
IAEA職員が常駐するの話があるです。

イヤ、
当然の、常駐するのべき。

只、国際連合<国連>傘下の組織でして。ロシアに対し、どこまでの、強制力あるの哉と。
がしかし、職員も、カラダを張って、その程度、出来ぬなら、IAEAの意味無くなるです。

<図>
ザポロジェ原発の敷地内



>国際原子力機関(IAEA)の調査チームが目指すウクライナ南部のザポロジエ原発はロシア軍の占領下で砲撃にさらされ、炉心溶融(メルトダウン)などの重大事故が起きる危険性が指摘されている。調査団の安全確保の課題や露側による調査妨害の懸念も浮上しており、原発の状況把握が円滑に進むかは不透明だ。

>ザポロジエ原発はウクライナ南部ザポロジエ州エネルゴダールに位置する。加圧水型軽水炉が計6基あり、うち5基は旧ソ連時代に、残る1基はソ連崩壊後の1995年に運転を開始した。露軍は3月にザポロジエ原発を占拠。現地メディアによると、露軍は同原発で軍事施設化を進め、8月22日には装甲車両2台などを追加配備。敷地内で車両を含めた露軍の装備は約40に上る。ウクライナ側は露軍が原発を「盾」に使っていると非難している。

>ザポロジエ原発周辺では砲撃が相次ぎ、ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは8月25日、付近の石炭火力発電所の施設で火災が発生し、同原発への送電線が損傷したと発表。原子炉6基のうち、現在稼働中の2基が送電網から一時切り離され、非常用電源が作動した。同原発には4本の送電線が接続されているが、3本は露軍の砲撃ですでに使用不能で、被害を受けたのは残る1本だった。
<以下、有料記事>

<参考=「ザポロジエ原発に重大事故リスク 調査団の安全確保、調査妨害の懸念も」(産経新聞)>
(22/09/02)


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 11:07

副題=ロシア軍、ウクライナで兵士不足 契約軍人確保へ奔走=米当局者(REUTERS)

一部報道では、刑務所でも、募集してると。

>ロシア軍はウクライナとの戦いで深刻な兵士不足に陥り、契約軍人を募集しており、犯罪者を動員する可能性さえある─。米政府当局者が31日、情報機関の情報を基に明らかにした。

>ロシア国防省が負傷兵に戦闘復帰を強要したり、民間警備会社から人員を調達したり、徴兵に応じた場合に報酬を支給するなどしているという。

>また、ロシア国防省が恩赦や金銭的補償と引き換えに、有罪判決を受けた犯罪者の兵士採用を始める可能性が高いという信頼できる報告もあると語った。

>ロシアのプーチン大統領は先週、ウクライナ侵攻から7カ月目に入る中、ロシア軍の規模を190万人から204万人に拡大する法令に署名した。

>ロシアは侵攻当初以降、自軍の死者数を明らかにしていないが、西側当局者とウクライナ政府は数千人に上ると分析している。

<参考=「ロシア軍、ウクライナで兵士不足 契約軍人確保へ奔走=米当局者」(REUTERS)>
(22/09/01)
<削除・23/12/10>


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 14:34

副題=ロシア占領ヘルソン、ほぼ全域で戦闘激化 ウクライナ大統領府(AFP)

文字通り、ウクライナ軍が、攻勢に出た<!>

>ウクライナ大統領府は30日朝、ロシア軍に占領されている南部ヘルソン(Kherson)州のほぼ全域で「激しい戦闘」となっていると発表した。

>大統領府は「ヘルソンで昼夜にわたり強力な爆発が続いた」「ヘルソンのほぼ全域で激しい戦闘が行われており、ウクライナ軍はさまざまな方面に攻撃を開始した」と説明した。

<参考=「ロシア占領ヘルソン、ほぼ全域で戦闘激化 ウクライナ大統領府」(AFP)>
(22/08/30)


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 16:23

副題=ザポリージャ原発、IAEA調査団が緊急システムなど視察…事務局長「砲撃がとても心配」(読売新聞)

モ、終わった<?>
4、5時間で、視察おしまい<?>

IAEA職員の常駐とは、程遠いの、後、数日の調査をしたい<?>
流石は、国連の組織也と。まあなあ、視察しに出向いただけ、マシ<?>

>AP通信などによると、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長率いる調査団は1日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所の緊急システムや制御室、ディーゼル発電機など主要エリアを視察した。グロッシ氏が、ウクライナ軍の管理する地域に戻った後、明らかにした。

>IAEAの調査団は14人で構成され、1日に現地に到着した。AFP通信によると、グロッシ氏は4~5時間をかけて「施設全体を見ることができた」と説明した。

>「我々には技術面の分析のためにやるべきことが多くある」とも語り、メンバーの一部が原発に残って調査を継続する意向を示した。

>ただ、いつまで調査できるかは不透明だ。グロッシ氏は「4日か5日まで」と報道陣に話したが、ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは1日、「3日まで」との見通しをSNSで示した。


>原発の安全面での懸念は消えていない。

>調査団が1日に現地入りする前に原発敷地内に砲撃があり、この影響で稼働中の原子炉2基のうち1基が緊急停止した。グロッシ氏は、1日朝に「砲撃が2、3回あり、とても心配になった」と話した。

>一方、戦況をめぐってウクライナ軍参謀本部は1日、プーチン露大統領が15日までに東部ドネツク州を制圧するよう露軍に命じ、再び攻撃を強化するため部隊を編成しているとの見方を地元メディアに語った。同州の北方では、1日も露軍の砲撃が続いた。

>同州での露軍の制圧地域は州全体の約55%で6月時点から大きな変化がないとされる。

>プーチン氏の命令の真偽は不明だが、占領地域でロシアへの併合に向けた住民投票の動きがある中、同州で攻防が再び激しくなる可能性もある。

<参考=「ザポリージャ原発、IAEA調査団が緊急システムなど視察…事務局長「砲撃がとても心配」」(読売新聞)>
(22/09/02)


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 16:49

副題=西側諸国、ロシアの軍事力過小評価すべきでない=独軍総監(REUTERS)

ダアレも、ロシアを過小評価してませんです。

ウクライナは、総動員令、出して、この状態。
要は、一杯、一杯で、欧米の支援なくして、戦えませんです。

>ドイツ連邦軍のツォルン総監は31日、ロシア陸軍には第二戦線を開く余地があるとし、西側諸国はロシアの軍事力を過小評価すべきでないと警鐘を鳴らした。

>ツォルン総監はロイターとのインタビューで「ロシア海軍の大部分はまだウクライナ戦争に配置されていないほか、ロシア空軍にもかなりの潜在力があり、北大西洋条約機構(NATO)にとっても脅威となる」とし、「ロシア軍には紛争を地域的に拡大する能力が十分にある」と語った。

>ウクライナの軍事情勢については、ロシアの攻撃の勢いが鈍化しているものの、引き続き着実に前進していると指摘。ロシアが有する大量の弾薬の「一部は旧式で精度が悪いが、そのために民間インフラに大きな破壊をもたらす。1日当たり約4万─6万発の砲弾を発射している」とし、弾薬が近く枯渇する可能性がないことを示唆した。

>さらに現時点では、ロシアはウクライナ東部ドンバス地域の掌握に集中しており、攻撃がウクライナ内の前線から離れた地域に及ぶことは想定していなと述べた。

<参考=「西側諸国、ロシアの軍事力過小評価すべきでない=独軍総監」(REUTERS)>
(22/09/01)
<削除・23/12/10>


【閻魔大王】 2022/09/02 (Fri) 19:34

副題=経済破綻を回避したロシア、だが衰退はすでに始まっている(CNN)

ロシアは資源大国の強みを十二分に利用してるです。
がしかし、必要なモノが入って来ない。

それにしても、
経済制裁が、これ程に、ザルに近いとは。経済学者の多くは、見通し、ミスったです。
まあねえ、じわり、じわじわ。
とは、効いてるですが。時間掛かり過ぎ。

>ロンドン(CNN Business) ウクライナ侵攻から6カ月、ロシアは予想外の消耗戦に足を取られているが、別の戦いでは成功を収めつつある。石油の輸出に依存したロシア経済は深刻な不況に陥っているものの、想定していたよりもはるかに持ちこたえている。

>「モスクワ市内を車で走っていると、道路は相変わらず渋滞している」。こう語るのは、1990年初期にロシア経済相を務めたアンドレイ・ネチャーエフ氏だ。

>これは中国とインドが安いロシア産石油にすぐさま飛びついたおかげだ。だがネチャーエフ氏をはじめとする専門家は、ロシア経済がすでに衰退し始めており、西側からの制裁によって長期的な停滞を迎える可能性が高いと指摘する。

>欧米ブランドが一斉にロシアから撤退した後、入居していた店舗がいくつかもぬけの殻になっていることを除けば、表面的にはほとんど何も変わっていない。マクドナルドは現在「フクースナ・イ・トーチカ(ロシア語で『おいしい、それだけ』の意味)」と名称を変え、スターバックスも「スターズ・コーヒー」という似たような店名で段階的に営業を再開している。

>欧米企業の脱ロシアと、ロシアを支えるエネルギー輸出や金融制度に的を絞った西側からの相次ぐ制裁は、たしかに影響を及ぼしてはいるものの、多くの人々が予想していたほどではない。

>ロシア最大級の経済混乱期に采配を振るい、市場経済へと国を移行させたネチャーエフ氏は、こうした状況の一部をロシア中央銀行の功績とみている。

>実際のところ、通貨ルーブルは対ドルで今年前半に過去最安値を記録した。ウクライナ侵攻を受け、西側諸国がロシアの6000億ドル相当の外貨準備を半分近く凍結したためた。だがそれ以降は盛り返し、ルーブルの対ドル価格は2018年来の高水準にまで戻っている。ジョー・バイデン米大統領がルーブル(ruble)を紙くず(rubble)にすると警告したのを覚えているだろうか。

>これは主に、春に行われた積極的な資本規制と利上げによるものだ。現在はほぼ元に戻り、金利は戦争前よりも低い水準にある。ロシア中央銀行によれば、インフレ率は4月に約18%とピークを迎えたが、現在は減速して、年間では12~15%に落ち着くだろうとみられている。

>中央銀行は今年の国内総生産(GDP)予測も上方修正した。4月の段階では8~10%の経済縮小が予測されていたが、現在の予測は4~6%減。国際通貨基金(IMF)の見通しも6%減だ。

>14年のクリミア併合以来、西側諸国の制裁を機にロシア政府が8年間準備を進めていたことも功を奏した。

>「中央銀行はすでに独自の代替決済システムを立ち上げていたため、マスターカードとビザの撤退は国内の決済システムにほとんど影響しなかった」(ネチャーエフ氏)

>ロシアは17年、クレジットカード「ミール」と独自の決済処理システムを立ち上げている。

>ロシアおよびユーラシア大陸の多国籍企業を対象にコンサルティング業務を行う「マクロ・アドバイザリー」の創業パートナー、クリス・ウェーファー氏によれば、マクドナルドやスターバックスのロシア人ファンが代替のファストフードを入手できたのには理由がある。

>ロシアに進出した欧米ブランドの多くは14年以降、政府の圧力に屈し、サプライチェーン(供給網)の一部またはすべてを現地化した。そのためこうした企業が撤退すると、ロシア側は比較的簡単に買収し、包装紙やパッケージを変えるだけで経営を続けることができた。

>「人員も、商品も、供給も同じままだ」(ウェーファー氏)

>とはいえ、鉄壁の戦略ではない。

>マクドナルドの後継店は7月中旬にフレンチフライの品不足を発表した。ロシアのジャガイモの収穫量が減少したが、制裁のために海外の供給業者で穴を埋めることができなかったためだ。


>ロシアのエネルギー特需は続くか
>ファストフードの継続はともかく、ロシアの長期的安定はエネルギー分野に依存している。エネルギーは今もなお、政府の歳入源の大部分を占めている。

>エネルギー価格の高騰によってロシアが孤立していると言うのは言葉足らずだろう。

>国際エネルギー機関(IEA)によれば、今年3~7月の欧州向けロシア産石油とガスの輸出額はここ数年の平均額よりも倍増している。それとは裏腹に、輸出量は減少。IEAのデータによれば、欧州向けのガス輸出量はこの12カ月間で約75%減少している。

>石油のほうは事情が異なる。制裁や制裁の恐れから、ロシア産の石油は4月以降、1日あたり300万バレル市場から減るというIEAの3月の予測は外れた。エネルギー調査会社ライスタッド・エナジーの専門家によれば、夏に若干減少したものの、輸出は継続している。

>その主な要因は、ロシアがアジアで新たな市場を開拓できたことだ。

>コモディティー・コンサルタント会社ケプラーのホマーユーン・ファラクシャリ氏によると、戦争が勃発して以来、ロシア産石油は海上輸送でアジアに流れているという。対アジア輸出が占める割合は昨年7月はわずか37%だったが、今年7月は56%だった。

>中国は今年1月から7月にかけて、大幅に値下げされたロシアのウラル原油を海路で大量輸入した。ケプラー社のデータによれば、前年同期比で40%増だった。中国が当初、ロシアのウクライナ侵攻に対し、ロシア側についたとみられるのを避けようとしていたのとは大違いだ。ケプラー社によれば、インドへのロシア産石油の海上輸送も前年比で1700%以上も増加。シベリアのパイプライン経由でロシアから中国へ供給されるガスの輸出量もやはり増えている。

>ロシア産石油の90%を禁輸する欧州の政策が12月に施行されれば、事情は大きく変わるだろう。1日あたり推計200万バレルのロシア産石油が行き場を失うとみられている。一部はアジアへ流れるだろうが、すべて吸収できるほどの需要があるかどうか、専門家は懐疑的だ。

>中国も国内需要が減速し、ロシアが輸出する種類の石油もそこまで必要ではないため、これ以上ロシア産石油を購入することはできないだろうとファラクシャリ氏は言う。

>価格も重要なカギを握ることになるだろう。果たしてロシアは値下げを続けて新たな市場を維持することができるだろうか。

>「1バレルあたり120ドルから30%の値引きも考えものだが」とネチャーエフ氏は指摘する。「1バレルあたり70ドルから値下げするとなると、話はまた別だ」


>「真綿で首を絞める」
>ロシアのエネルギー産業は世界的インフレに助けられているものの、ロシア国民は痛手を負っている。欧州の大半の地域と同様、ロシア国民もすでに生活費の上昇に苦しんでいる。そこへウクライナでの戦争が拍車をかける。

>1990年代に今よりもはるかに厳しい経済崩壊を乗り越えたネチャーエフ氏も懸念の色をのぞかせる。

>「生活水準に関して言えば、実質収入でみた場合、ロシアは約10年前に逆戻りしている」(ネチャーエフ氏)

>ロシア政府は大金をかけてこれに対抗しようとしている。5月には年金受給額と最低賃金の10%引き上げを発表した。

>「ロシアでの業務を停止した」企業の従業員が、就業契約に違反することなく一時的に別の会社に転属できる制度も立ち上げた。また170億ルーブル(約380億円)を支出して、海外メーカーのメンテナンスおよび部品供給を阻止する制裁や領空飛行禁止の打撃を受けたロシアの航空会社の債券を買い上げた。

>航空業界に対する制裁と同様、テクノロジー分野での制裁もロシアの長期的な経済見通しに甚大な影響を及ぼす可能性がある。ジーナ・レモンド米商務長官は6月、戦争が勃発してからロシアへの世界の半導体輸出が90%激減したと述べた。これにより、自動車からコンピューターまであらゆるモノの製造が停滞しており、専門家はロシアは世界的な技術競争ではるかに後れを取るだろうとみている。

>「制裁の影響は、短期的打撃というより、むしろ真綿で首を絞めるようなものになるだろう」とウィーファー氏も言う。「現在ロシアの前には、長期停滞の可能性が横たわっている」

>ネチャーエフ氏はさらに断定的だ。「経済衰退は今もうすでに始まっている」

<参考=「経済破綻を回避したロシア、だが衰退はすでに始まっている」(CNN)>
(22/08/30)


【閻魔大王】 2022/09/03 (Sat) 16:46

副題=原発の一部施設、視察できず IAEA調査難航か―ウクライナ、周辺で砲撃も(時事通信)

「ロシア兵がとどまる原発内の「危機管理センター」への視察が認められなかったと明らかにした。ロイター通信が伝えた。ロシア側が非協力的な姿勢を強めている可能性もあり、公正な現状評価が困難になるとの懸念が高まっている。」

結果、ロシア軍の言い分、嘘<!>


「ロイター通信は同日、ロシア通信の報道として、IAEA査察官2人が今後原発に常駐するとのロシア当局者の発言を伝えた。」

矢張り、常駐する<?>

<写真>
1日、ウクライナ南部エネルホダルのザポロジエ原発を視察する国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(中央)率いる調査団(EPA時事)



>ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは2日、ロシア軍が占拠する南東部ザポロジエ原発での国際原子力機関(IAEA)の調査について、ロシア兵がとどまる原発内の「危機管理センター」への視察が認められなかったと明らかにした。ロイター通信が伝えた。ロシア側が非協力的な姿勢を強めている可能性もあり、公正な現状評価が困難になるとの懸念が高まっている。

>グロッシ事務局長率いるIAEA調査団は1日から、砲撃による原発への被害状況の確認を続けている。グロッシ氏は1日公開した動画で「主要エリアの最初の視察を終えた。まだやるべきことは多い」と説明し、専門家の原発常駐を目指す考えを示した。

>AFP通信によれば、ロシアのペスコフ大統領報道官は2日、「調査団がさまざまな困難や問題にもかかわらず到着し、作業を始めたことを大変前向きに受け止めている」と記者団に表明。ロイター通信は同日、ロシア通信の報道として、IAEA査察官2人が今後原発に常駐するとのロシア当局者の発言を伝えた。

>ザポロジエ原発は3月にロシア軍が占拠し、軍事基地化した。8月上旬から原発敷地内に砲撃が相次ぎ、深刻な原発事故につながるリスクが高まった。ロシアとウクライナは互いに非難合戦を展開している。

>調査団が到着した1日も原発やその周辺では激しい砲撃があった。原発があるエネルホダル市では複数回の爆発音が報告された。エネルゴアトムによると、原発敷地内にも迫撃砲による攻撃があり、稼働中の原子炉2基のうち1基が運転を停止した。ロイターは2日、この原子炉が稼働を再開したとのエネルゴアトムの声明を報じた。

>ロシア国防省は通信アプリで「ウクライナがIAEA調査団の原発への到着を妨害しようとした」と主張。これに対し、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「ロシアがウクライナのせいだと見せ掛けるため、調査団の通り道を砲撃した。家屋が破壊された」とロシアを非難した。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は1日のビデオ演説でIAEAの調査開始を歓迎。その上で、「ウクライナと国際社会の目標だ」として原発一帯の非武装化を訴えた。米国などの西側諸国もロシア軍に原発からの撤退を要求しているが、ロシアは応じる姿勢を見せていない。

<参考=「原発の一部施設、視察できず IAEA調査難航か―ウクライナ、周辺で砲撃も」(時事通信)>
(22/09/02)
<消滅・23/09/05>


閻魔大王

2022/09/03 (Sat) 17:25:59

<副題=IAEA専門家2人常駐 ザポロジエ原発に「必要な限り」―ウクライナ(時事通信)>

必要な限り。
とは、無期限。

「原発が脅威にさらされている間は撤退しない」

イヤ、結構なるです。

>国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2日夜(日本時間3日未明)、ロシア軍が占拠するウクライナ南東部ザポロジエ原発の調査を終え、IAEA本部があるウィーンに戻った。ウィーン空港で行った記者会見では、現在も原発にとどまっているIAEAの専門家6人のうち2人は「長期間残る」と述べ、常駐させる方針を明らかにした。

>グロッシ氏は、IAEAは「必要な限り」原発に残るとして、原発が脅威にさらされている間は撤退しないと示唆した。常駐する2人以外は、来週原発を離れるという。

>ザポロジエ原発の状況についての報告書を「来週早々」にもまとめるとも表明した。同氏は6日に国連安保理会合にも出席し、原発の現状を報告する予定だ。

<参考=「IAEA専門家2人常駐 ザポロジエ原発に「必要な限り」―ウクライナ」(時事通信)>
(22/09/03)
<消滅・23/09/05>


【閻魔大王】 2022/09/03 (Sat) 22:43

副題=ロシアが原発から兵器の多くを撤去と州知事(Yahoo!ニュース・共同)

意味不明記事。
この知事、何を言うてるのか<?>

IAEAの査察に対し、戦闘状態を演出<?>

兵器の多くを撤去は、演出の一環か、恒久か<?>
現には、ロシア軍が、原子力発電所を占拠してるです。

>ウクライナ・ザポロジエ州のスタルフ知事は、ロシアが1日に原発周辺での戦闘を演出し、この騒ぎの中で、原発に持ち込んでいた兵器の多くを撤去したと述べた。

<参考=「ロシアが原発から兵器の多くを撤去と州知事」(Yahoo!ニュース・共同)>
(22/09/02)
<消滅・23/08/30>


【閻魔大王】 2022/09/04 (Sun) 10:14

副題=ロシア石油大手の会長が「病院の窓から転落死」 企業重役の不審死相次ぐ(BBC)

オルガルヒの、不審死、怪死については、以前より、報道されてるです。

<参考=「NO.2820 続2<木村太郎の>ウクライナ情報」寄稿シバケン 2022/05/28 (Sat) 12:29


>ロシアの石油大手ルクオイルのラヴィル・マガノフ会長(67)が1日、死亡した。モスクワ市内の病院の窓から転落したと報じられている。

>ルクオイルはマガノフ会長の死を認めたものの、「重病の末」と説明している。

>ロシアのメディアは、マガノフ氏はモスクワの中央病院でけがの手当てを受けたが、同病院で亡くなったと報じた。

>ロシアではこのところ、大手企業の経営者などが相次いで謎の死を遂げている。

>捜査当局は、現場で死因を調べていると説明。国営タス通信が取材した関係者によると、マガノフ氏は1日午前に6階の窓から転落したという。タス通信はその後、同氏が自殺したと報じた。

>今年2月にロシアがウクライナ侵攻を開始した際、ルクオイルの役員会は紛争の早期終結を求めると表明。「この悲劇」の犠牲者に同情すると述べた。

>4月にはワギト・アレクペロフ社長(当時)が、侵攻への対応を理由にイギリスから制裁を科されたことを受け、辞任している。


>■相次ぐオリガルヒの不審死

>ロシアではここ数カ月で、エネルギー企業の重役やオリガルヒ(富豪)が不審死している。

・4月には、天然ガス大手ノヴァテクの前社長セルゲイ・プロトセーニャ氏と妻子の遺体が、スペインの別荘で発見された
・同月、石油大手ガスプロム傘下の金融機関ガスプロムバンクのウラジスラフ・アヴァエフ前副社長と妻子の遺体が、モスクワのマンションで発見された
・5月には、ルクオイルの大物役員アレクサンデル・スボティン氏が心不全で亡くなった。報道では、シャーマン(宗教的職能者)による代替医療を探していたという


>ルクオイルは、ロシア最大の民間企業。 世界最大級のエネルギー企業に成長したのはマガノフ氏の経営手腕によるものだと、同社は声明で述べている。

>マガノフ氏は1993年に入社し、2年前に会長となった。3年前にはウラジーミル・プーチン大統領から生涯の功労をたたえる勲章を授与されている。

>(英語記事 Russian oil chief dies in 'fall from window')
>(c) BBC News

<参考=「ロシア石油大手の会長が「病院の窓から転落死」 企業重役の不審死相次ぐ」(BBC)>
(22/09/01)


【閻魔大王】 2022/09/04 (Sun) 17:33

副題=ウクライナ・ザポリージャ原発にまた砲撃 IAEAの専門家残る中(TBS NEWS)

>IAEA=国際原子力機関の専門家が現地に残るなか、ウクライナ南部ザポリージャ原発への攻撃が続いています。

>原発運営企業は3日も、ロシア側から砲撃があり送電線が損傷、稼働していた原子炉2基のうち1基が停止したと発表しました。もう1基は稼働していて、原発に必要な電力は確保できているということです。

>一方、ロシア側はウクライナ側から砲撃があったとしています

<参考=「ウクライナ・ザポリージャ原発にまた砲撃 IAEAの専門家残る中」(TBS NEWS)>
(22/09/04)
<消滅・22/10/07>


【閻魔大王】 2022/09/04 (Sun) 20:48

副題=鈴木宗男氏 ロシアのウクライナ侵攻「つじつまの合わない話が沢山」「公平ではない」(スポニチ)

ムネオ・ハウスの、宗男君<74歳>ねえ。

ウクライナの発表が日本の報道で、ロシアの、より、多く取り上げられ、「公平ではない」。
且つは、ウクライナのは、「つじつまの合わない話が沢山」。
と、してるですが。

そもそもが、ロシアの発表、多い怪<?>の、基本、秘密主義<!>。
それこその、ロシアの発表の、どこに、つじつま合おてるのか、具体的に、示して頂戴なと。

での、つじつま云々ねえ。
宗男君、ロシアが占拠の原子力発電所を、ロシアが砲撃する筈、無いと。

あのなあと。
その砲撃で、ロシア軍兵士に、死傷者出たの怪<?>
ウクライナ人作業者には、負傷者出てるの話、あるですが。

で、
原子力発電所ねえ。
所在地、ウクライナ領内。破壊されて困るは、ウクライナで、事故発生で、困るも、ウクライナ。

で、
宗男君よ、何か、反論ある怪<?>
こんな事、ド素人でも、わかるの理屈。

<写真>
鈴木宗男氏
Photo by スポニチ



>日本維新の会の鈴木宗男参院議員(74)が3日、自身のブログを更新した。

>ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから半年以上が経過した。鈴木氏は元外交官で作家の佐藤優氏と情報交換する中で、「報道を見る時、ウクライナ側発表のニュース量は圧倒的に多く、ロシア側発表のニュース量が少ないと感じる」という思いをつづった。

>1日に国際原子力機関(IAEA)が、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発に到着。ウクライナ国営企業が同日に、ロシア軍がザポロジエ原発の敷地内に砲撃を行い、稼働中だった5号機の緊急保護システムが作動したと発表した。これに対し、ロシア側はウクライナ軍から砲撃があったと主張している。

>これを受け、鈴木氏は「IAEAの専門家が調査に行くのは、プーチン大統領も承認している。しかもロシア側が占拠しているところをロシア軍が砲撃するとは到底考えられない。どう考えてもつじつまの合わない話がウクライナ紛争では沢山ある」とし、「この現実的でない話が、ウクライナが『善』、ロシアが『悪』と分けられている。この受け止めは正しいのだろうか。私は公平ではないと思う。正しくない情報で判断してはいけないとつくづく思うものである」と持論を述べた。

<参考=「鈴木宗男氏 ロシアのウクライナ侵攻「つじつまの合わない話が沢山」「公平ではない」」(スポニチ)>
(22/09/03)
<消滅・22/12/13>


【閻魔大王】 2022/09/04 (Sun) 21:13

副題=ザポリージャ原発調査のIAEA、6日に安保理で報告へ…「2人常駐」方針の現場で緊張続く(読売新聞)

>国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は2日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所にIAEAのメンバー2人を常駐させる方針を明らかにした。露国防省は3日、ウクライナ軍が原発を奪還しようと試みたと一方的に発表しており、事態は沈静化に向かっていない。

>専門家ら14人で構成する調査団を率いていたグロッシ氏は2日、IAEA本部があるオーストリアの首都ウィーンで記者会見し、メンバーの常駐に関し、「異常があれば直接、情報が届く」と意義を強調した。双方が相反する主張を展開する中、「非常に重要な効果がある」と述べた。

>常駐はロシア、ウクライナ双方も同意しており、原発に残っている調査団のメンバー6人のうち、2人が調査終了後もとどまることになるという。調査の終了時期については明言を避けたが、調査の結果は6日の国連安全保障理事会で報告すると説明した。

>グロッシ氏は1日に始まった調査について「希望した場所は全て視察できた」と述べつつも、露軍が拠点にしている「危機管理センター」への立ち入りは認められなかったことを明らかにした。危機管理センターは危機対応のため、どの原発にも設置されているもので、露軍の占拠後、別の場所に移されたという。

>ウクライナ軍参謀本部は2日、露軍がIAEA調査団の到着前に「すべての軍事装備を運び出した」と指摘した。露軍が原発を軍事拠点化しているとの批判をかわそうとしている可能性がある。

>ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは2日、1日の砲撃の影響で停止した原子炉1基が復旧したと発表した。だが、インターファクス通信によると、地元の親露派幹部は3日、原発への砲撃が2日夜も続き、一部の原子炉を自家発電に切り替えたと一方的に主張した。

<参考=「ザポリージャ原発調査のIAEA、6日に安保理で報告へ…「2人常駐」方針の現場で緊張続く」(読売新聞)>
(22/09/03)


【閻魔大王】 2022/09/04 (Sun) 23:43

副題=ザポリージャ原発の原子炉1基、「砲撃で再停止」とIAEA発表…原子力災害への懸念続く(読売新聞)

諸般、原子力発電所に、目が離せない。

発電所占拠のロシア軍は、基本的、ウクライナ国内には、送電させず。親ロシア地域にと。
それが、一つの狙いでも、あるかと。

送電変更、厄介なら、停止しても、壊れてもと。
只、壊れ方があるです。下手したら、占拠してるのロシア軍も危険<!>


>国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は3日、ロシア軍が占拠する南部ザポリージャ原子力発電所で砲撃があり、稼働中の原子炉2基のうち、1基が再び運転を停止したと発表した。IAEA調査団が駐在する中、原子力災害への懸念が続いている。

>グロッシ氏は声明で、ウクライナ側からの報告として、停止したのは5号機だと説明した。5号機は調査団が原発に到着した1日にも砲撃で緊急停止し、2日に復旧したばかりだった。残る6号機が運転を続けており、原子炉の冷却など原発の安全維持に必要な電力や一般向けの電力を供給しているという。

>ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは3日、SNSを通じ、5号機の停止は「露軍による絶え間ない砲撃が原因だ」と非難した。これに対し、露タス通信は、地元の親露派幹部が4日、「ウクライナ軍の砲撃が原子炉建屋に着弾した。写真もある」と主張したと報じた。

>グロッシ氏は2日の記者会見で、原発にはIAEAメンバー6人が残っており、調査終了後も2人が常駐すると説明している。

>一方、ウクライナ軍は、南部ヘルソン州など露軍の占領地域の奪還に向け、多方面で反撃を続けている。

>ウクライナ大統領府のオレクシイ・アレストビッチ顧問は、3日配信の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に対し「露軍の補給網の破壊」を優先していると強調した。ただ、領土奪還には「時間がかかる」との見通しを示した。

<参考=「ザポリージャ原発の原子炉1基、「砲撃で再停止」とIAEA発表…原子力災害への懸念続く」(読売新聞)>
(22/09/04)


【閻魔大王】 2022/09/05 (Mon) 10:39

副題=原発、外部と再び切断 ウクライナ通知、予備送電線は維持(産経新聞)


>国際原子力機関(IAEA)は3日、ロシア軍の占拠下にあるウクライナ南部ザポロジエ原発が、外部送電網との接続を再び喪失したとウクライナ側から通知されたと発表した。ただ、IAEAは、予備の送電線を通じて同原発で発電された電力が外部に供給されており、必要に応じてこの送電線で同原発への電力供給を維持できることを、同原発に滞在中のIAEA職員が確認したとした。

>また、IAEAは同日、送電線の容量制限により、同原発で現在稼働中の原子炉2基のうち1基が稼働を停止したとも発表した。ただ、残る1基が核燃料の冷却など安全維持のための電力を供給しているとした。原子炉1基の稼働停止は1日にも起きていた。

>同原発には4本の送電線が接続されているが、3本は砲撃で損傷し、現在稼働しているのは1本のみ。この1本も8月下旬に損傷し、同原発は一時、外部送電網との接続を喪失した。

>一方、露国防省は3日、250人規模のウクライナ部隊が同原発の奪取を試み、2日夜にモーターボートなどで同原発周辺などに上陸を図ったが、撃退したと主張した。

<参考=「原発、外部と再び切断 ウクライナ通知、予備送電線は維持」(産経新聞)>
(22/09/04)


【閻魔大王】 2022/09/05 (Mon) 11:03

副題=IAEA専門家滞在の原発を「狙って攻撃」 ロシアとウクライナ応酬(朝日新聞)

「ロシアの独立系の調査報道サイト「ザ・インサイダー」は、2日から3日の夜にかけてロシア軍の多連装ロケット砲が原発に隣接する場所から発射されているとする動画を、4日公表した。「ロシアは送電線を破壊してウクライナへの送電を止め、ロシアへの送電を狙っている」との見方を示している。」

申してるです。
ウクライナ人作業者の負傷情報あるですが。
ロシア兵士の負傷情報ありませんです。

>ロシア軍が占領するウクライナ中南部ザポリージャ原発とその周辺では、国際原子力機関(IAEA)の専門家が滞在する中、4日も砲撃が続いた。ロシア側とウクライナ側は互いに原発を狙って攻撃をしかけていると主張。3日には主要な外部電源との接続が途絶し、予備の送電網に頼る危うい状況が続いている。

>ロシア国防省は4日、ウクライナ軍が同原発を攻撃するため、ドローン8機を使用したと発表した。8機はいずれもロシア軍により撃退されたとしている。

>一方、ロシアの独立系の調査報道サイト「ザ・インサイダー」は、2日から3日の夜にかけてロシア軍の多連装ロケット砲が原発に隣接する場所から発射されているとする動画を、4日公表した。「ロシアは送電線を破壊してウクライナへの送電を止め、ロシアへの送電を狙っている」との見方を示している。

<参考=「IAEA専門家滞在の原発を「狙って攻撃」 ロシアとウクライナ応酬」(朝日新聞)>
(22/09/05)


【閻魔大王】 2022/09/05 (Mon) 12:29

副題=ウクライナ軍、南部・東部の3集落奪還=ゼレンスキー大統領(REUTERS)

「集落」との表現のため、詳細不明なれどの、南部だけで無く、東部にも言及してるです。

>ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、先週開始した集落奪還作戦が進展し、東部ドネツク州の1つの集落と南部の2つの集落をロシア軍から解放したと明らかにした。東部ルガンスク州リシチャンスクの方向でも作戦が「一定の高み」に達したと述べた。

>奪還した地域の詳細には触れなかった。同日の会議で軍司令部や情報機関トップから「良い報告」があったとし、奪還した時期も明らかにしなかった。

>ティモシェンコ大統領府副長官は先に、フェイスブックに南部の村落で建物の屋上にウクライナ国旗を掲げる3人の兵士の写真を投稿し「ウクライナ・へルソン地方・ビソコピリヤ、本日」と記した。

<参考=「ウクライナ軍、南部・東部の3集落奪還=ゼレンスキー大統領」(REUTERS)>
(22/09/04)
<削除・23/12/10>


【閻魔大王】 2022/09/05 (Mon) 18:39

副題=ウクライナ軍が南部・東部の集落奪還 “ロ軍、士気低下”の分析(朝日テレビ)


>ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が占領する南部や東部の集落を新たに奪還したと発表しました。

>ゼレンスキー大統領は4日、南部2つの集落と東部1つの集落などをロシア軍から奪還したと発表しました。

>ウクライナメディアは、南部ヘルソン州と東部ドネツク州の集落だと報じています。

>ウクライナ軍は8月29日からヘルソン州を中心に奪還の動きを強めています。

>ゼレンスキー氏は「ウクライナ軍が各地で前進している」と述べたうえで、南部クリミア半島の奪還を改めて訴えました。

>一方、イギリス国防省はロシア軍の兵士について、長引く戦闘での疲労に加え、給与が十分に支払われていないため、士気が低下し続けていると分析しています。

<参考=「ウクライナ軍が南部・東部の集落奪還 “ロ軍、士気低下”の分析」(朝日テレビ)>
(22/09/05)
<消滅・23/08/30>


【閻魔大王】 2022/09/05 (Mon) 18:49

副題=ウクライナ、集落1カ所新たに奪還 南部ヘルソン州(産経新聞)

いよいよの、奪還、本格化<?>

>ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ大統領府のイエルマーク長官は4日、同国軍が奪還作戦を進める南部ヘルソン州の集落1カ所を露軍から新たに奪還したことを示す写真をSNS(交流サイト)に投稿した。イエルマーク氏は、写真とともに「一歩ずつ、一歩ずつ」と記載し、奪還作戦の進展を示唆した。

>ウクライナは8月下旬、ヘルソン州など南部での奪還作戦の本格化を示唆。これまでに同州の複数の集落を奪還したとされる。ただ、露軍に情報を与えて有利にさせないためとして、奪還作戦の進展については詳細を公開しない方針。また、奪還作戦は地上部隊による前進だけでなく、露軍の兵站(へいたん)を破壊して露軍が前線にとどまることを不可能にする形で進めるとしており、奪還作戦は長期化する見通しだ。

>一方、ペスコフ露大統領報道官は4日に放映された露国営テレビのインタビューで、将来的にウクライナと停戦交渉を行う可能性を否定しない一方、「(停戦は)ウクライナがロシアの要求をどう満たすかだ」と述べ、ロシア側が譲歩して停戦に応じることはないとする認識を示した。タス通信が伝えた。

<参考=「ウクライナ、集落1カ所新たに奪還 南部ヘルソン州」(産経新聞)>
(22/09/05)


【閻魔大王】 2022/09/07 (Wed) 16:51

副題=原子炉近くの建物損傷、IAEAが「保護区域」要請…「破滅的な何かが起こりうる」と警告(読売新聞)

<ロシアの国連大使>
「報告書の精査にさらに時間が必要だ」として態度を明らかにしなかった。ロシアは非武装地帯の設置に反対してきた。

<ウクライナの国連大使>
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領による6日のビデオ演説を引用して「非武装化した保護区域であれば支持できる」と語った。

「非武装化」<?>
故に、ロシア軍に占拠されたです。
要は、第三者の、国連軍なりが、守備せよと。

<表>
IAEA報告書のポイント



>国際原子力機関(IAEA)は6日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポリージャ原子力発電所に関する調査報告書を発表した。原子炉近くの複数の建物で砲撃による損傷が確認されたなどとして「重大な懸念」を表明。原子力災害を防ぐため原発と周辺に砲撃を行わない「保護区域」を緊急に設置するよう呼びかけた。

>欧州最大規模の同原発には砲撃が相次ぎ、ロシアとウクライナの双方は互いに相手の責任だとしている。報告書はIAEAが1~5日に現地調査した結果などをまとめ、「事故が発生すれば、国内外に深刻な影響を及ぼす」と警告した。

>敷地内の様々な場所で露軍兵や軍用車両を確認したと明記。放射性廃棄物が保管された建物の屋上に穴が開いた写真なども掲載し、砲撃の即時停止を求めた。

>露軍が占拠する中、原発を運転するウクライナ人職員のストレスが増して「人為的なミスの増加で原発の安全性に影響を与える可能性がある」として、労働環境の改善も訴えた。核物質の外部流出については「核拡散の懸念を生じさせる兆候はない」と否定した。

>IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は6日、国連安全保障理事会の会合にオンラインで出席し、報告書の概要を説明。原子力事故を念頭に「破滅的な何かが起こりうる」と現状に危機感を示し、保護区域設定の重要性を強調した。

>これに対し、ロシアの国連大使は会合で「報告書の精査にさらに時間が必要だ」として態度を明らかにしなかった。ロシアは非武装地帯の設置に反対してきた。

>ウクライナの国連大使はウォロディミル・ゼレンスキー大統領による6日のビデオ演説を引用して「非武装化した保護区域であれば支持できる」と語った。

<参考=「原子炉近くの建物損傷、IAEAが「保護区域」要請…「破滅的な何かが起こりうる」と警告」(読売新聞)>
(22/09/07)


【閻魔大王】 2022/09/07 (Wed) 17:53

副題=ウクライナ首相、EUに武器の追加提供要請 ガス供給も提案(REUTERS)

へえの、
ウクライナにも、ガスがあったのかと。

<写真>
ウクライナのシュミハリ首相(中央)は9月5日、欧州連合(EU)に対し、武器や装備のさらなる提供を要請するとともに、EUのロシア依存を低減するためにガスの供給を申し出た。左はショルツ独首相。4日、独ベルリンで撮影(2022年 ロイター/Christian Mang)



>ウクライナのシュミハリ首相は5日、欧州連合(EU)に対し、武器や装備のさらなる提供を要請するとともに、EUのロシア依存を低減するためにガスの供給を申し出た。

>EU・ウクライナ連合評議会の会合後、記者団に対し「防空、ミサイル防衛、船舶防衛など近代的な武器がさらに必要だ」と指摘。

>ロシア側に戦争を終わらせる意思がないとみられることから、航空機や装甲車も必要だと述べた。

>また、価格高騰につながっているエネルギー危機を緩和するため、ウクライナはEUにガスを供給することが可能だと指摘。「われわれはロシアからの輸入の大部分を置き換えることができる」と述べた。

>「300億立方メートルのガス貯蔵量があり、不安定な市場でロシアに取って代わるために、その一部を欧州のパートナーに提供することができる」と続けた。

>一方、EUのボレル外交安全保障上級代表は、ロシアから「いかなる脅威や脅迫」があろうとも、ウクライナを継続的に支援すると表明。「必要な限り、政治的、財政的、人道的、軍事的な支援を提供する」と語った。

<参考=「ウクライナ首相、EUに武器の追加提供要請 ガス供給も提案」(REUTERS)>
(22/09/06)
<削除・23/12/10>


閻魔大王】 2022/09/07 (Wed) 23:51

副題=ロシア、北朝鮮の弾薬調達 米高官「数百万発の可能性」(日本経済新聞)

要は、弾不足。

>米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は6日、記者団に対してロシアが弾薬の調達に向けて北朝鮮と協議していると明らかにした。規模は数百万発にのぼる可能性があると指摘した。

>カービー氏は北朝鮮からの弾薬調達について「(ロシアの)防衛産業が戦争によってどれだけ痛んでいるのかを示すものだ」と言及した。米欧はロシアに対して強力な輸出規制や経済制裁を実施している。ロシアは自国の防衛産業が打撃を受けたため北朝鮮からの代替調達を迫られている可能性がある。

>米国防総省のライダー報道官も6日の記者会見で、ロシアの後方支援体制に触れて「うまくいっていないと我々は分析している」と話した。「ロシアと中国をとても注視している」と語ったが、中国がロシアに弾薬を提供するシナリオには言及を避けた。

<参考=「ロシア、北朝鮮の弾薬調達 米高官「数百万発の可能性」」(日本経済新聞)>
(22/09/07)


【閻魔大王】 2022/09/11 (Sun) 22:04

副題=ウクライナ原発、稼働完全に停止 冷却を準備(日本経済新聞)

停止、冷却が、一番の策<!>

>ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは11日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所の稼働を完全に止めたと発表した。付近で相次ぐ爆発で緊急時に外部から電力を得られない恐れがあるなどとして、停止を検討していた。

>同社はSNS(交流サイト)で「11日午前3時41分(日本時間同9時41分)に6号基を送電網から切り離した。冷却の準備中だ」と表明した。同原発には原子炉が6基あるが、6号基だけが稼働していた。過去3日は出力を大きく絞っていたという。原発事故の恐れは依然残っているため、周辺を非武装地帯とすることを改めて求めた。

>ロシア軍は同原発を3月に制圧。反撃されにくいことから、武器や弾薬を運び込んで軍事拠点化を進めているとみられる。職員への圧力も強めており、エネルゴアトムのコティン総裁は仏AFP通信の取材に、職員2人がロシア軍による暴行で死亡し、約10人の行方が分からなくなっていると明らかにしている。

>英国防省は11日、ウクライナから輸出された穀物のほとんどが欧州連合(EU)に渡ったとロシアのプーチン大統領が主張したことについて「3割が低中所得の国に輸出されており、虚偽の主張だ。ウクライナに不信感を抱かせる戦略だ」などと分析した。

>米シンクタンク戦争研究所は10日、ロシア軍はもう東部ルガンスク州の全域を支配できていないとの見解を発表した。7月に全域の制圧を発表していたが、ウクライナ軍が6日に始めた東部占領地奪還作戦で一部を奪い返したとみている。

<参考=「ウクライナ原発、稼働完全に停止 冷却を準備」(日本経済新聞)>
(22/09/10)


<参考=NO.385 続27<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土の奪還続き、ロシア軍敗走<?>
(22/09/11)