閻魔大王<NO.167>

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閻魔大王NO.168
387 続29<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土奪還本格化/ロシア軍敗走本格化<?> 閻魔大王 22/10/08
閻魔大王NO.166

NO.387 続29<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土奪還本格化/ロシア軍敗走本格化<?><起稿 閻魔大王>(22/10/08)


【閻魔大王】 2022/10/08 (Sat) 23:21

その分、プーチン君の立場も怪しくなりの、核の可能性も増す<?>

<参考=NO.386 続28<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土の奪還本格化で、ロシア軍敗走<!>
(22/09/18)


副題=「クリミア半島とロシア結ぶ橋で爆発 一部が崩落(日本経済新聞)


クリミヤは、早くから、プーチン君、ロシア領と、宣言してるです。
そこを、攻撃は、ロシアえの、攻撃と、見成す<?>
がしかし、元々は、ウクライナ領。


<画像1>
炎上する橋



<地図2>



<写真3>
8日、ロシア本土と結ぶクリミア橋。一部が崩落し、貨物列車の燃料タンクが炎上している=タス共同



>ウクライナ南部のクリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」で8日朝、爆発が発生し一部が崩落した。橋はロシアが2014年に同半島の併合を一方的に宣言した後で建設し、18年に開通した。ウクライナ南部に展開するロシア軍への補給が制限され、戦局にも影響を与えそうだ。

>橋はクリミアとロシアの間のケルチ海峡を接続し、全長約19キロメートルで道路と鉄道が並行する。ロシア捜査当局の発表によると、トラックが爆発し、燃料を積んだクリミアに向かう貨物列車に引火、炎上した。少なくとも3人が死亡した。刑事事件として捜査を始めた。

>クリミア半島では8月以降、ロシア軍の施設への攻撃や爆発が相次いでいた。橋の爆発もウクライナ側による破壊工作の一環の可能性がある。ウクライナメディアは爆発に同国保安局が関与したと情報筋の話として報じた。

>ロシアのプーチン大統領は併合を宣言した地域を自国領と主張し、核兵器の使用も示唆して威嚇を強めている。爆発で緊張が一段と高まることも予想される。プーチン氏は8日、政府に原因究明を指示した。

>ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は「これが始まりだ。違法なものはすべて壊されなければならない」とツイッターに投稿した。同氏は橋が違法に建設されたとして、攻撃対象になり得ると示唆していた。

>橋はロシアによるウクライナ侵攻で、同国南部に展開するロシア軍への主要な補給路だった。開通時にはプーチン氏が自らトラックを運転して渡り、同半島の実効支配をアピールした。ロシアはケルチ海峡での船の通航は続いているが、橋の全面復旧は見通せないと説明している。


>ウクライナ軍は占領地域の奪還へ反転攻勢を強めている。

>ゼレンスキー大統領は南部ヘルソン州だけで10月に入り500平方キロメートル以上の領土を奪還したと6日に発表した。軍幹部も9月21日以降に東部ハリコフ州で2400平方キロメートル以上を奪還したと主張した。合計で東京都の1.4倍に相当する面積を約2週間で取り戻した計算になる。

>ロシア軍は多くの兵器を放置したまま後退を余儀なくされているもようだ。英国防省は7日、侵攻が始まった2月下旬以降、ウクライナがロシア軍から少なくとも440両の戦車、約650両の装甲車を獲得したと分析した。ウクライナが配備する戦車群の半分以上をロシア軍から獲得した可能性を指摘した。

>米紙ウォール・ストリート・ジャーナルもウクライナ軍が獲得した兵器の数が米欧から供与された兵器を上回り、ロシアが重火器の「最大の供給元」になっていると5日に報じた。

>ウクライナ軍はロシア軍の戦車に記された「Z」マークを塗りつぶし、一部を修理して前線に投入しているという。同紙はロシア軍が残した大量の砲弾が東部ドネツク州やルガンスク州でのウクライナのさらなる進軍を支えているとの見解を示した。クリミア橋の爆発でウクライナが南部でも勢いを増す可能性がある。

<参考=「クリミア半島とロシア結ぶ橋で爆発 一部が崩落」(日本経済新聞)>
(22/10/08)


【閻魔大王】 2022/10/09 (Sun) 23:07

副題=「核使用すれば黒海艦隊を殲滅」とロシアに警告…プーチン大統領に「二の足」を踏ませるか?(FNN)

今や、世界の、最大の関心事、
ロシアと、するよりは、プーチンが、核を使用するか<?>でして。

がしかし、
こんな戦争あるのかと。
ウクライナにと、するよりは、世界に、対し、それも、米国かと。
ロシアに攻めたら、わかってるやろなあと、脅すの戦争は。

結局は、ウクライナの国土がアラされ、国民が、苦しみ、ロシア人は、さての、よ、わからんですが。
一部の兵士は、やりたい、放題で、一部は、投降<?>

<表紙1>



<地図2>
クリミア半島と黒海



>編入でロシアの核攻撃に口実
>プーチン大統領がウクライナ4州のロシアへの編入を強行し、この地方の奪回を「ロシアに対する攻撃」と核兵器で反撃する口実を与えることになったが、米国を含む北大西洋条約機構(NATO)諸国は、その場合ロシアの黒海艦隊の殲滅など壊滅的な打撃を与えると警告しているようだ。

>米国を訪問していたポーランドの ズビグニェフ・ラウ外相は27日NBCテレビの報道番組「ミートザプレス」に出演し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用も辞さないという態度を示していることについて次のように語った。

>「我々の知る限りプーチンは戦術核兵器をウクライナ国内で使用すると脅しており、NATOを攻撃するとは言っていないのでNATO諸国は通常兵器で反撃することになるだろう」


>ラウ外相はこうも続けた。

>「しかしその反撃は壊滅的なものでなければならない。そして、これはNATOの明確なメッセージとしてロシアに伝達している」


>NATO側の壊滅的な反撃とは
>これに先立ち、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障問題担当補佐官は25日の「ミートザプレス」に出演し、ロシアが核兵器を使用した場合は「ロシアに破滅的な結果を与える」と言い、これはロシアの当局者との個人的なやりとりを通じてロシア側にはっきりと伝えてあると言明した。

>その「壊滅的反撃」や「破滅的な結果」をもたらすものが具体的にどんな作戦なのかは不明だが、それを示唆するような記事が英紙「デイリー・メイル」電子版21日にあった。

>「独自取材:プーチンがウクライナで核兵器使用に踏み切った場合、米国はロシアの黒海艦隊やクリミア半島の艦隊司令部に対して壊滅的な報復をするだろう、元米陸軍欧州司令官が警告」

>2018年まで米陸軍欧州司令官をしていて、今はシンクタンク欧州政策分析センターの戦略研究の責任者をしているベン・ホッジス退役中将がその人で、「デイリー・メイル」紙のインタビューに次のように語っている。

>「プーチンがウクライナで核攻撃を命令する可能性は非常に低いと思う。しかし、もし戦術的な大量破壊兵器が使われたならば、ジョー・バイデン大統領の素早く激しい反撃に見舞われることになるだろう」

>その具体的な作戦についてホッジス中将はこうとも言う。

>「米国の反撃は核兵器ではないかもしれない。しかしそうであっても極めて破壊的な攻撃になるだろう。例えばロシアの黒海艦隊を殲滅させるとか、クリミア半島のロシアの基地を破壊するようなことだ。だからプーチンや彼の取り巻きたちは米国をこの紛争に巻き込むようなことは避けたいと思うはずだ」

>ホッジス中将が米国の作戦を承知していたとは思わないが、米軍の元司令官と現在の作戦立案者が考えることはそうは違わないはずだ。ロシア国内に被害を及ぼさない限りでロシア軍に壊滅的な打撃を与えるためには黒海艦隊を攻撃することは効果的だろう。


>ロシアは既に黒海の潜水艦を移動
>それを米国がロシア側に警告したかどうかも定かではないが、ロシア海軍は最近クリミア半島のセバストポル基地に駐在させていたキロ級攻撃潜水艦をロシア南部に移動させたと英国国防省が明らかにしていた。黒海艦隊の「虎の子」をまず逃したようにも見える。

>プーチン大統領「これはハッタリではない」と豪語していたが、米国やNATOの警告は核兵器使用に二の足を踏ませることができるだろうか。

>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】

<参考=「「核使用すれば黒海艦隊を殲滅」とロシアに警告…プーチン大統領に「二の足」を踏ませるか?」(FNN)>
(22/10/03)


【閻魔大王】 2022/10/10 (Mon) 13:58

副題=「第131独立偵察大隊」が偽情報でロシア軍撹乱 ウクライナ軍電撃反転攻勢の陰に諜報部隊の活躍 ジャーナリスト 木村太郎(FNN)

ウクライナ軍、快進撃の裏に、特殊部隊の活躍あるです。

<表紙1>



<写真2>
銃を撃ち前進するウクライナ軍特殊作戦部隊(ハルキウ付近・12日公開)



<写真3>
奪還した東部の拠点イジュームを電撃訪問したゼレンスキー大統領(14日)



>「裏の裏の裏」を読み解く
>ウクライナ軍の東部戦線での電撃的な反転攻勢の成功の陰には、諜報部隊の巧みな偽情報作戦があったことが分かってきた。 

>ウクライナのゼレンスキー大統領は9月12日、紛争200日に当たって国民への談話を発表し、陸海空各軍の活躍に謝意を表した中で、特にウクライナの諜報部隊の活躍に触れ、異例にも部隊名まであげて次のように感謝した。

>「我々の諜報部隊こそ誇るべき存在です。作戦上の理由から、彼らの名前や顔を知るものはほとんどいません。彼らの作戦は通常ニュースになることはありませんが、軍事科学の教科書には間違いなく記されるでしょう。彼らの成功は、多くの場合私たちは気づきませんが、敵にとっては明らかに苦痛な存在なのです。最近では諜報部隊の存在が明らかになることがありました。ウクライナの軍事情報部の第131独立偵察大隊です。感謝しています。部隊の全員に感謝です。ウクライナの諜報部隊と全ての諜報員、常に我々の目となり、耳となり、足となって行動してくれていることに感謝です。そして我々は勝ちます」

>これは、その直前に展開されたウクライナ軍の東部戦線での反転攻勢の成功が諜報機関に負うことが多いことをゼレンスキー大統領の談話は示唆したものと受けとられている。


>ロシアを騙すための“大攻勢”
>その情報作戦の詳細は公表されてはいないが、英紙「ザ・ガーディアン」電子版は9月10日「ウクライナの南部戦線での攻勢はロシアを騙すためのものだった」と作戦の一部を明らかにした。

>それによると、まずウクライナ軍南部軍司令部はかねて噂されていた南部の要衝ヘルソンに対する大攻勢がはじまったと宣言した。しかしヘルソン付近では小競り合い程度の衝突が起きただけで、大攻勢をうかがわせる動きはなかった。

>その後二週間、ウクライナ軍はヘルソン付近の小さな村落のいくつかをロシア軍から奪取した。「進撃」とはほど遠いものだっが、ウクライナ軍はここで偽情報作戦を展開した。

>ウクライナ軍情報部はこの地方への一般のマスコミの取材を禁止する一方で、軍と協力する取材陣がこの地方でウクライナ側が大きな勝利を収めているという偽情報を拡散させ、日本でも「ウクライナ軍反撃開始」と伝えられた。

>実はこの頃ヘルソンでは、地域をロシアに編入させるかどうか住民投票が行われる予定だったがこの偽情報に驚いた地元当局は住民投票を延期すると発表し、これで偽情報が信憑化されることになったようだ。

>ロシア軍もこの偽情報に対処するため、東部戦線の兵力を南部に移動させ北東部の要衝ハルキウなどの防衛が手薄にならざるを得なかった。


>地元民装うロシアスパイに偽情報
>ウクライナ軍はそれを狙って本来の大攻勢を仕掛ける作戦で、ハルキウ付近の部隊に米国製の最新兵器を供与して待機させたが、ここでも諜報部隊が活躍したようだ。

>ウクライナ側が大規模な作戦を準備しているという情報がロシア側に漏れないように徹底的に情報統制すると共に、地元民を装っているロシアのスパイに「ウクライナ軍は攻撃の準備ができていない」という偽情報をつかませてロシア側に伝えさせていたという。

>こうして10日ウクライナ軍が東部戦線に攻勢を開始すると、不意をつかれたロシア軍はほとんど抵抗しないまま逃走し、ウクライナ軍は1日に50kmという類を見ない進撃を果たしたのだった。


>「あれは特別な偽情報作戦だった」
>「ザ・ガーディアン」紙の記事はウクライナ軍の広報担当者のこういうコメントを紹介しているが、その主役こそが第131独立偵察大隊だったのだろう。

>そこで気になるのがウクライナ軍の諜報部隊のその後の動きだ。産経新聞電子版15日の記事が注目された。

>「ウクライナは南部での反攻を機密とし、進展の詳細は即座に公表しない方針。ただ、同国軍高官は12日、領土500平方キロメートルを奪取したと明らかにしている」

>やはり同紙電子版14日には、ロシア軍が南部の要衝メリトポリ市を放棄してクリミア半島へ向けて逃走を始めたとメリトポリ市長がSNSで伝えたとも報じているが、それ以上に南部戦線の詳細は明らかにされていない。


>イジューム電撃訪問に裏の意図?
>この間、東部ではゼレンスキー大統領が反撃の成功を祝ってイジュームなどを訪れたことが大体的に喧伝されたが、その隙に南部でウクライナ軍が密かにクリミア半島に迫っているのかもしれない。

>ウクライナ軍をめぐる情報は「裏の裏の裏」までを読み解く必要がありそうだ。 

>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙デザイン:さいとうひさし】

<参考=「「第131独立偵察大隊」が偽情報でロシア軍撹乱 ウクライナ軍電撃反転攻勢の陰に諜報部隊の活躍 ジャーナリスト 木村太郎」(FNN)>
(22/09/20)


【閻魔大王】 2022/10/10 (Mon) 18:11

副題=ウクライナ侵略総司令官に「強硬派」任命…シリアで民間施設爆撃や化学兵器使用に関与か(読売新聞)

血も、涙も無い<?>
この司令官は、その手の、でして。
シリアで、化学兵器使用<?>と、されてるです。

果たして、世界が注視の、ウクライナ侵攻で、化学兵器は使うは難しいですが。
ロシア軍は、元々が、無差別攻撃してるです。
原子力発電所に、砲撃したり、要塞化したり。

<写真>
スロビキン総司令官=AP



>ロシア国防省は8日、「特殊軍事作戦」と称するウクライナ侵略の総司令官に、航空宇宙軍司令官のセルゲイ・スロビキン上級大将を任命したと発表した。2月の侵略開始後、露国防省が総司令官の任命を正式発表したのは初めて。軍内強硬派として知られるスロビキン氏の起用を公にすることでセルゲイ・ショイグ国防相や国防省への批判をかわす意図もあるようだ。

>英BBC(ロシア語版)などによると、スロビキン氏は、中東シリアの軍事介入での民間施設への爆撃や化学兵器使用に関与したとされる。6月頃から実質的に作戦指揮を執っているとみられていた。

>露軍は当初、侵略作戦で総司令官を置いていなかった。首都キーウ周辺から撤退した4月以降、公表はしないものの、南部軍管区のアレクサンドル・ドボルニコフ司令官やゲンナジー・ジドコ軍政治総局長がその任に就いていたとされる。

>一方、南部ザポリージャ市のウクライナ側の幹部によると、露軍が8日夜から9日未明にかけて行った砲撃で集合住宅5棟などが破壊され、17人が死亡した。

<参考=「ウクライナ侵略総司令官に「強硬派」任命…シリアで民間施設爆撃や化学兵器使用に関与か」(読売新聞)>
(22/10/10)


【閻魔大王】 2022/10/10 (Mon) 20:23

副題=キーウの博物館や遊び場にもミサイル攻撃か、8人死亡・30人超負傷…地下鉄も運行停止(読売新聞)

早速にも、首都キーウに砲撃。

これが、新司令官の影響か、橋爆破の報復か。
と、なればの、橋爆破の報復<!>

にしたって、ロシアは、自国を攻めたら、わかってるやろなあと、核なりの、使用をほのめかし。
ロシア軍は、首都キーウ等々、全土を砲撃しまして。
奇妙なるの戦争<!>

>ウクライナ国営通信などによると、首都キーウで10日朝、同市内の2地区に露軍のミサイルが着弾し、30人以上が負傷した。8人が死亡したとの情報もある。ウクライナ当局は、博物館や子供の遊び場が攻撃を受けたと説明している。同市は地下鉄の運行を停止し、市民らに地下シェルターなどへ避難を求めた。

>10日朝には、ウクライナの東部や西部の主要都市など各地で露軍の攻撃が相次いだ。東部ハルキウでは、電力関連施設に複数発のミサイルが撃ち込まれ、同市内で停電が発生。キーウの西方ジトーミル州、ウクライナ西部のリビウ、フメリニツキー両州でも爆発音が響いたという。リビウ州の州都リビウでも停電が発生したとの情報がある。

>露軍の激しい攻撃が続いている南部ザポリージャ州の州都ザポリージャでは、10日未明にも露軍が住宅地を攻撃し、少なくとも1人が死亡した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日朝、自身のSNSの投稿で、「ウクライナ全土で空襲警報が止まらない。ミサイルが着弾している。持ちこたえてほしい」と国民に呼びかけた。

<参考=「キーウの博物館や遊び場にもミサイル攻撃か、8人死亡・30人超負傷…地下鉄も運行停止」(読売新聞)>
(22/10/10)


【閻魔大王】 2022/10/11 (Tue) 18:22

副題=「すべての道はクリミアに通ず」米国供与のハイマース射程内に入ればクリミア奪還で全てが終わる? 木村太郎(FNN)

全ては、クリミアの攻防で決まる<?>
そこを、爆破され、プーチン君、少々、お冠<!>

いやねえ。
彼曰くに、テロであると。

あのなあと。
戦争してるのにと。

<表紙1>



<地図2>
クリミア半島と黒海



<地図3>
ウクライナ軍の反攻イメージ図



>「すべての道はクリミアへ通ず」

>こんな前書きではじまるツイッターが10月2日アップされた。

>投稿者は2018年まで米陸軍欧州司令官をしていて、今はシンクタンク欧州政策分析センターの戦略研究の責任者をしているベン・ホッジス退役中将でツイッターはこう続く。

>「ウクライナの反撃は不可逆的なはずみがついている。まもなく彼らはクリミアのロシア軍の基地をハイマースの射程内に収める地点まで達するだろう…それらの基地は防衛不能になる…そうなるともはや時間の問題だ」

>「すべての道はローマへ通ず」という仏の詩人ラ・フォンテーヌの言葉を引用したものだが、本来は「ある目的を達成する手段はいくつもあるが、一つの真理はすべてのことに通用することをいう」(Imidas)。

>そうであればホッジス中将は「ウクライナがロシアに勝利するにはいくつもの手段があるが、クリミアの奪取がすべてを決着させる」つまり「ウクライナ紛争はロシア軍をクリミアから撃退することで終わる」と予言したわけだ。

>クリミアは2014年にプーチン大統領が不法にロシアに編入させ、今回編入を強行したハルキウ州など4州よりもロシア化が進んでいることやロシア海軍にとって貴重な不凍港セバストポルがあることなど戦略的にも重要な拠点だ。

>そこでロシアはあらゆる手段を講じても死守するだろうと考えられ、ウクライナも攻略は手控えるのではないかという見方が有力だったので、このホッジス予言は意外に思えた。

>そう思ったのは私だけではなかったようで、英紙「デイリー・メイル」がホッジス中将にインタビューをして同中将が考える今後の予測記事を5日の電子版に掲載した。

>それによると、現在ウクライナ軍は次の3方向からロシア軍を攻撃しているがそれはずべてクリミアの解放を目指すものだとホッジス中将は見る。

>●まず現在南部戦線で主力部隊がヘルソンを攻略中。ヘルソン奪還後クリミアへ進軍する。

>●東部では第二戦線がドンバス地方の解放を目指しているが、その役割はロシア軍の補給を断ちながら最終的には主力部隊と合流してクリミア攻略に参加する。

>●この間、ウクライナの「虎の子」の予備役の部隊が東西に長く伸びたロシア軍の防衛戦を分断するように攻撃をしたのちクリミア攻略に参加する。

>それでもクリミアへの攻略は熾烈を極めるだろうと考えられるが、ホッジス中将はウクライナ半島が米国が供与した高機動ロケット砲ハイマースの射程内に入ればプーチン大統領も諦めざるを得ないことになると予測する。

>これまでウクライナ紛争の展開は全体像が見えにくかったが、これで各地の戦闘の意味が理解できるようになり情勢判断をし易くなった。

>そうした折に起きたクリミアとロシア本土を結ぶケルチ橋の爆破は、ロシア軍の退路を断つことにもなるわけで、ウクライナ側がそれを狙ったとすればクリミア攻略は予想以上に加速しているのかもしれない。

>【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
>【表紙・反攻図デザイン:さいとうひさし】

<参考=「「すべての道はクリミアに通ず」米国供与のハイマース射程内に入ればクリミア奪還で全てが終わる? 木村太郎」(FNN)>
(22/10/10)


【閻魔大王】 2022/10/11 (Tue) 21:54

副題=ウクライナ海軍歩兵隊対ロシア空挺隊、1つの村をめぐる激戦が南部のカギを握る(Forbes)

えらく詳しい、戦況報道してるです。

>ウクライナ海軍歩兵隊は、同国南部の重要なカギを握る村に向かっている。しかし、強硬なロシア空挺師団がその行く手を遮っている。

>コストロムカを巡る戦いは、ウクライナ軍がどうやって、いかに早くベリスラヴに進出できるかを決める。そこは、ロシア軍がウクライナのヘルソン州南部東側で最後の抵抗を見せる可能性が最も高い、川沿いの開拓地だ。

>先週末ネットに公開された劇的な動画は、ウクライナの第35海軍歩兵旅団とみられる海軍歩兵隊が、ウクライナの穀倉地帯であるヘルソンの戦地に並ぶ狭い森林帯の隠れ場所から出てくる様子を映し出していた。海兵隊は整列して前進し、T-64戦車列を先頭に、歩兵輸送車キルピ、偵察戦闘車(BRDM)らが続いた。

>ウクライナ軍の熱意は動画でも明らかであり、理由は想像に難くない。6週間にわたる断固たる戦いの中で、キーウの戦隊はウクライナを横断して前進してきた。ウクライナ軍の熱心な10個の旅団は、ウクライナ北東部ハルキウ州でロシアの脆弱な防衛線を突破し、同州の数千平方キロメートルにわたる地域を、ロシアの占拠者から直ちに解放した。

>南部では、ウクライナの3旅団がややゆっくりとした進展を見せている。第17戦車旅団は、ロシア占領下のヘルソン州を西側から精査し、同地区の反対側では、第128山岳旅団が広いドニエプル川沿いを突進し、薄く拡散して疲弊したロシア沿岸防衛旅団を撃破した。

>ロシア軍は、ドニエプル川の右岸、ノーバ・カホフカ対岸の都市、ベリスラヴに向かって退却した。ヘルソン州東部のロシア軍が耐えきれない場合、ベリスラヴはドニエプル川を渡り戦場から撤退する最も安全な経路になるかもしれない。

>ウクライナの第35海軍歩兵旅団は、インフレツィ川左岸の橋頭堡を出発して南に向かっており、ロシア軍の撤退を早め、場合によってはロシア軍の敗残兵を確保しようとしている。しかし、ダヴィディフ・ブリッド付近にある同旅団の橋頭堡からベリスラヴに向かう主要道路は1つしかなく、コストロムカ周辺には、ロシアで最も生き残りの多い師団の1つが待ち受けている。

>ロシアの第76親衛空挺師団(GAAD)は東部で戦っていたが、ウクライナの南部における軍備に驚いたロシア政府は、同師団の5~6大隊をヘルソンに移動した。それらの大隊は、現時点のロシア軍の中で最強かつ最も傷ついていない部隊と思われる。ウクライナ全土に広がっているロシア部隊が、ウクライナ軍の反撃による圧力に粉砕される中、第76親衛空挺師団はその地位を堅持している。

>ウクライナ第35海軍歩兵旅団が南へ移動した2日後、ロシア第76親衛空挺師団のコストロムカ周辺の大隊が、ウクライナ編隊に対する破壊的攻撃をしかけたところ映したビデオがネットで公開された。ビデオには、戦車、BMP歩兵戦闘車、装甲偵察戦闘車、その他の車両からなるウクライナの大隊が、森林帯に沿った路上で捕えられる様子が映っている。

>ロシアの砲弾(誘導爆弾の可能性もある)が少なくとも2発、軽量車両に命中した。もし一連の動画が真実を語っているのであれば、そしてその真偽はわからないが、ロシアの第76親衛空挺師団が第35海軍歩兵旅団のコストロムカへの攻撃を鈍化、あるいは中断させた可能性がある。

>コストロムカを維持することが、ロシア軍のヘルソン東部における成功を保証するわけではない。実際、ウクライナの第128山岳旅団が、第76親衛空挺師団の拠点の東、ベリスラヴに向かって前進を続けている限り、ロシア軍は側面攻撃を受け、最も直接的な退路を絶たれる危機に直面している。

>ウクライナ南部における武力の配置は一様ではない。ウクライナ軍は明らかに優勢だが、ロシア軍は地域内にまだ多くの軍勢がいて、その数は数万人におよび、ウクライナと1対1で戦うのに十分なほどだ。

>しかし、ウクライナには短く損傷を受けていない供給ラインがある。一方ロシアは、孤立化が進むばかりだ。ウクライナ軍のロケット、大砲、ドローン、妨害工作員などは、5月以来ウクライナ南部各地の鉄道、橋、補給場所などを標的にしており、南部のロシア軍とロシア本土を結ぶ通信線を着実に切断している。

>ウクライナの対兵站作戦は、10月7日のトラック爆弾とみられるクリミア橋の破壊でピークに達したといえる。この橋は占領下のクリミアとロシア本土をつなぐ唯一の経路だ。強力な爆発は、橋の複線鉄道線路を破壊し、自動車道4車線のうち2車線を崩落させた。クリミア橋が再開しない限り、ロシアにはヘルソン周辺の部隊を再補給する効率良い経路がほとんどない。

>以上のように、第76親衛空挺師団が十分な軍勢と供給を得られる見込みはない。ロシアは現在保有している資源だけでコストロムカを維持するしかない。ロシア空挺隊拠点のすぐ北に集結しているウクライナ海軍歩兵隊には、そのような制約がほとんどない。

>(forbes.com 原文)

<参考=「ウクライナ海軍歩兵隊対ロシア空挺隊、1つの村をめぐる激戦が南部のカギを握る」(Forbes)>
(22/10/11)


【閻魔大王】 2022/10/12 (Wed) 17:44

副題=撤退するロシア軍を追撃 ウクライナ砲兵部隊(AFP)

撤退の、ロシア軍が、残した兵器膨大で、戦車まで。

>ウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州で、同国軍の砲兵部隊は、撤退するロシア軍に新たな防衛線を構築する隙を与えまいと追撃の手を緩めない。

>ウクライナ軍は先月同州で、戦車・歩兵部隊が先導した一連の反転攻勢により優勢に立った。要塞を包囲され孤立したロシア軍は、撤退を余儀なくされた。

>とはいえ、砲兵部隊の役目が終わったわけではない。第14機械化旅団をはじめとする部隊は、前線の後方にいるロシア軍に追い打ちをかけるため、前進を続け、砲弾やロケット弾で奇襲するのだ。

>ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の支持派は、最近の敗勢をめぐり、自国軍が対戦しているのは北大西洋条約機構(NATO)の兵器を大量に保有する傭兵(ようへい)軍だとして、西側を非難している。確かに西側からは、最新鋭の兵器がウクライナに納入されている。

>だが先週、ハルキウ州東部でウクライナ軍の砲兵部隊が使っていたのは、ソ連時代にさかのぼる兵器、6輪トラック「ウラル(Ural)」に搭載された多連装ロケット砲のBM21「グラート(Grad)」だった。

>グラートは60年前に設計された兵器だが、隊長のドミトロさん(22)は、前線の向こう側にある倉庫に集まったロシア軍に高火力の砲弾を撃ち込むという任務には適していると語った。

>グラートは、6人一組で操作する。ドミトロさんは目標座標を無線で受信し、40本のロケット弾発射管を積んだトラックを、隠れていた場所から開かれた農地へと移動させる。

>ドミトロさんは、地図情報が入ったタブレットで攻撃軌道を計算して隊員に通知。隊員は発射管を上げ、ランチャーを回転させながら攻撃する。

>122ミリロケット弾のまず第1弾が、ごう音とともに発射された。その後発射管の高さが調整され、第2弾の発射が行われた。発射管40本のうち、15本が空になった。発射地点から標的は見えないが、ドミトロさんは「ロシア兵に命中し、彼らは任務を遂行できないだろう」と確信している。

<参考=「撤退するロシア軍を追撃 ウクライナ砲兵部隊」(AFP)>
(22/10/12)


【閻魔大王】 2022/10/12 (Wed) 22:39

副題=ロシア連邦保安庁、クリミア橋爆発で8人拘束(REUTERS)

早速にも、クリミアの橋、爆破関連の身柄拘束<!>

ロシア人=5人
ウクライナ人、アルメニア人=3人

尚、
一部報道では、ロシア報道として、ウクライナ人は、諜報機関の、リーダー格の人物とも、伝えてるです。

まあ、言うたら、ロシアの場合、何とでも、でっち上げるです。

<写真1>
10月12日 インタファクス通信によると、ロシア連邦保安庁(FSB)は12日、クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で8日起きた爆発に関連してロシア人5人とウクライナ、アルメニアの市民3人の身柄を拘束したことを明らかにした。写真は損傷したクリミア橋。9日撮影(2022年 ロイター/Alexey Pavlishak)



>インタファクス通信によると、ロシア連邦保安庁(FSB)は12日、クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で8日起きた爆発に関連してロシア人5人とウクライナ、アルメニア国籍3人の身柄を拘束したことを明らかにした。

>FSBは、爆発を組織したのはウクライナの国防省情報総局とキリロ・ブダノフ情報総局長との認識を示した。

>爆発装置はウクライナからブルガリア、ジョージア、アルメニアを経由してロシアに持ち込まれたとの見方を示した。

>ロシア西部のブリャンスクとモスクワでウクライナの攻撃を阻止したとしている。

<参考=「ロシア連邦保安庁、クリミア橋爆発で8人拘束」(REUTERS)>
(22/10/12)
<削除・23/12/10>


【閻魔大王】 2022/10/12 (Wed) 23:45

副題=米国の弾薬余剰、近く枯渇か ウクライナ支援長期化で(AFP)

両軍、万単位の将兵が、戦争してるです。
武器弾薬、尽きたら、負けるです故、消費量、半端で無いかと。


>米国は、ロシア軍の侵攻と戦うウクライナにとって不可欠な弾薬を供与しているが、生産ペースが消費に追いついていないことから、近く一部の弾薬を提供できなくなる見通しだ。

>米国はウクライナに対する最大の武器供給国となっており、これまでに168億ドル(約2兆4500億円)以上の軍事支援を行ってきた。だが米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のマーク・キャンシアン(Mark Cancian)氏は最近の分析で、一部軍需品の備蓄量が「戦争計画や訓練に必要な最低レベルに到達しつつある」と指摘。侵攻前の水準まで補充するには数年かかるとの見方を示した。

>匿名で取材に応じた米軍関係者は、大国が関わる戦争で必要な弾薬数について、米国がウクライナ紛争から「教訓を学んでいる」と説明。必要な弾薬数は予想より「はるかに多かった」と認めた。

>米国では1990年代、ソ連崩壊を受けた国防費の削減により、国内の軍需企業が大幅な減産を余儀なくされ、その数は数十社から数社にまで激減した。だが米政府は今、軍需業界に増産を促し、2020年以降製造されていない携帯型対空ミサイル「スティンガー(Stinger)」などの生産を再開させる必要に迫られている。


>■「代替手段がない」

>米国がウクライナに供与した軍需品の中には、ウクライナ軍がロシア軍の首都キーウ進軍を阻止するために使用した対戦車ミサイル「ジャベリン(Javelin)」や、東部・南部で現在進めている反攻作戦で重要な役割を果たしている高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」など、ウクライナ戦争の象徴となっているものも含まれる。

>ハイマースが使用する誘導型多連装ロケット発射システム(GMLRS)弾は80キロ以上離れた標的を正確に攻撃できるが、米国内の在庫は減少している。

>米政府の武器調達官を務めていたキャンシアン氏は、米国がジャベリンとスティンガー同様にハイマース用ロケット弾の備蓄の3分の1をウクライナに供与した場合、その数は8000~1万発に相当すると説明。「これは数か月持つだろうが、在庫が尽きると代替手段がない」と指摘した。ハイマース用ロケット弾の生産ペースは年間5000発程度で、米政府は増産を目指して予算を割り当てているものの、それには「何年もかかる」という。


>■ジャベリンやりゅう弾も枯渇か

>米国はウクライナに約8500発のジャベリンミサイルを供与しているが、その生産ペースは年間約1000発にとどまる。米政府は5月、3億5000万ドル(約510億円)分を発注したが、備蓄の補充には数年かかるとみられる。

>同国はまた、北大西洋条約機構(NATO)規格の155ミリりゅう弾を80万発以上ウクライナに供与している。米国防総省によると、この数は西側諸国からの供与分全体の4分の3に当たる。

>キャンシアン氏は、米国の供与量は「おそらく自国の戦闘能力を損なうことなく提供できる限界に近い」との見解を示した。155ミリりゅう弾の米国内での生産能力は月間1万4000発だが、国防総省はこれを3年以内に3万6000発まで増やすと発表。しかしそれでも年間生産量は43万2000発となり、ここ7か月でウクライナに提供された数の半分に満たない。(c)AFP/Sylvie LANTEAUME

<参考=「米国の弾薬余剰、近く枯渇か ウクライナ支援長期化で」(AFP)>
(22/10/11)


【閻魔大王】 2022/10/14 (Fri) 22:20

副題=爆発起きたクリミアの橋で車両往来が再開、新たな衛星画像(CNN)

橋で車両の往来は再開されてるですが。
復旧は、来年。

<写真>
クリミア半島の橋での往来や修復作業を捉えた画像=12日/Maxar Technologies



>(CNN) 米宇宙企業マクサー・テクノロジーズは、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島とロシアを結び、今月8日に爆発が起き一部が崩落した橋で車両の往来が再開したとする12日撮影の衛星画像を公表した。

>爆発では少なくとも3人が死亡。ロシアはウクライナ情報機関によるテロ行為と非難し、その後、3日間にわたってウクライナの公共インフラを狙う大規模な報復攻撃を仕掛けている。ロシア当局は橋の爆破に絡み8人の拘束を発表してもいた。

>一方、ウクライナ当局は爆破への関与を認めていない。

>長さ19キロに達するこの橋は、クリミア半島とロシア本土をつなぐ唯一の道路と鉄路を備えている。

>今回公表された画像には、限定的ながらも車両の行き来や列車の運行が再開された様子が収められていた。ロシア側からクリミア半島へのフェリー船を待つ貨物トラックの長い列も確認された。

>車両の通行は再び始まったものの、トラック、バンやバスなどの大型車両は現時点でケルチ海峡を渡るフェリー船で運ばれている。

>橋はクリミア半島の住民への日常品の供給やウクライナ南部の戦線に展開するロシア軍への補給路として重要な役目も担っていた。過去数カ月間には軍用車両、装甲車両や燃料を積むロシア軍の車列も多数通過していた。

>2018年の橋の開通はプーチン氏が宣言もしていた。

<参考=「爆発起きたクリミアの橋で車両往来が再開、新たな衛星画像」(CNN)>
(22/10/13)


【閻魔大王】 2022/10/14 (Fri) 23:45

副題=ウクライナ全土にミサイル攻撃 プーチン氏の狙いは“政治的報復”か…「ロシアが劣勢のままこの戦争が続いていく可能性が高い」【小泉悠さん解説】(TBS)>

橋爆破で、即のミサイル攻撃は、早くに過ぎてるです。

意味なるは、ミサイル攻撃は、予め準備で、時期が早まっただけ<?>


<映像1>
プーチン氏の狙い”政治的報復”か



<映像2>
16都市にミサイル84発



<映像3>
ドイツからウクライナへ最新防空システム最初の1基を輸送



>10日から始まったロシアによるウクライナ全土へのミサイル攻撃。これまでに首都キーウなど16都市に84発のミサイルが撃ち込まれ、120人を超える市民らが死傷しています。

>プーチン大統領はクリミア橋で起きた爆発を「ウクライナ側のテロ行為だ」と主張し、ミサイル攻撃が“報復”だったことを明らかにしています。プーチン大統領の狙いはどこにあるのでしょうか。東大先端研 専任講師の小泉悠さんに聞きます。


>■プーチ ン氏の狙いは“政治的報復”か
>東大先端研 小泉悠 専任講師:
報復であることは間違いないと思うんですけれども、軍事的な報復というより政治的な報復であったという印象が強いですね。クリミア大橋というのが実際にクリミアを領域支配する上でのインフラであったというだけではなくて、クリミアをロシアが手に入れたという政治的な象徴でもあったと思うんですね。ですからそれに対する報復も政治的なものにならざるを得ないということで、久しぶりに首都、つまりウクライナの国家主権の象徴に対して空襲を行う。それから今回16の都市に対して同時に攻撃を行っていますけど、これまでほとんど攻撃されたことがないような地方の都市も相当攻撃受けているんですよね。ですから、ウクライナ全土に対してまんべんなく報復を行った、そんなふうに見えますね。


>■今後、キーウなど大都市への攻撃は?
>小川彩佳キャスター:
政治的な報復ということですけれども、キーウなど大都市への攻撃というのは今後も続いていくのでしょうか。

>小泉悠さん:
もう既に2日行われていますから、例えば明日も行われる可能性はあると思いますし、ウクライナもこれでクリミア、クリミア大橋、その他ロシアの重要目標に対する攻撃を手控えないと思うんですよね。

>これによって抑止されたという話にできないわけですから、ウクライナも攻撃を続けるとすると、おそらくロシアの報復も続くんじゃないかと。ミサイルの数も限りがありますけれども、何らかの形で、例えばウクライナの原発の副所長が拉致された話がありましたよね、所長がやっと解放されたと思ったら今度は副所長という形で、軍事的なものもその他のものも含めて恐怖を与えるような報復は続くんじゃないでしょうか。


>■クリミア大橋の“爆発” どちらが関与?
>小川キャスター:
そうすると双方エスカレートしていく可能性があるという中で、今回のクリミア大橋の爆発についてロシア側は「ウクライナ側の攻撃であった」としていますけれども、ウクライナ側は直接的な関与を言及していません。これについて小泉さんはどのように見ていますか。

>小泉悠さん:
今回、おそらくロシアが自作自演でやったという見方もあるんですけども、あまりにもデメリットが大きいんですよね。ロシア軍が兵站線そのものを自分で切ることはなかなかしないと思いますから、多分ウクライナがミサイルでやったのか破壊工作員がやったのかわかりませんけど、ウクライナの攻撃なんじゃないかとは思います。

>ただ、結構民間の車両も巻き込まれていて、あんまり自分たちでやったぞと誇らしく言える作戦でもないので言わないのかなというのが一つと、実はクリミアでも、ウクライナとロシアの国境でも、いろんな爆発って起こっているんですね。どれもウクライナはほのめかすことしかしていなくてはっきり言ってきてないんですよ。ロシア側も「それはウクライナの攻撃だ」って言っちゃうと苛烈なエスカレーションになってしまうので、これまでは言っていなかった。ロシアは今回認めましたけれども、ウクライナはこれまで通りなんだとすれば、おそらく曖昧な立場を維持し続けるんじゃないかという気がします。


>■「ロシアが劣勢のままこの戦争が続いていく可能性が高い」
>国山ハセンキャスター:
今回の爆発を発端とした大規模攻撃を受けて、西側諸国による軍事支援の動きというのも加速しています。ドイツ国防省はウクライナに4機供与する予定の最新の防空システムの最初の1機を輸送すると発表しました。またアメリカのバイデン大統領も高度な防空システムなどの軍事支援の継続を約束しています。

>小川キャスター:
そうした中で、ウクライナをめぐる情勢は今後どう展開していくとご覧になっていますか。

>小泉悠さん:
やはりプーチン大統領は戦争をやめるつもりが全然なさそうですよね。ウクライナとしてもようやく反攻作戦がうまくいき始めたというところで、(戦争を)止めるインセンティブはないとすると、ロシアが劣勢のままこの戦争が続いていく可能性が高いと思います。ロシアは動員もかけているんですけど戦況をひっくり返すに至っていませんし、兵器がどんどん古くなっていくわけですよね。予備の兵器を引っ張り出して戦っているわけですけど、ウクライナは西側から新型の兵器がどんどん供与されてくるので力の差が出てくるわけです。ロシアが簡単にボロ負けするとも思えませんが、かといってまた戦況を大きくひっくり返して首都キーウを狙いに行くとか、そこまでの逆転って考えられないですよね。そうするとなかなか終わらずに続いていくという見通しが出てきてしまう気がします。


>■ロシアの“核使用”の可能性は?
>小川キャスター:
そうすると追い込まれたロシアがより暴力的な兵器、つまり核兵器などの使用に踏み切る可能性というのは高まっているのでしょうか。

>小泉悠さん:
この戦争が始まった当初に比べると高まっていると思います。通常戦力で勝ててないわけですよね。動員もしたけど勝ててないんだとすると、力の行使をエスカレートさせることは考えられるんですけれども、ただこれまで何で核を使えなかったかということを考えてみると、それがNATOとの直接対決になるかもしれないという恐れとか、脅しのために限定的に使ってみる程度ではウクライナは降参しないんじゃないかとか、いろんな恐れがあったから使えなかったと思うんですね。この事情は変わっていないので、現在にいたってもロシアが今すぐにでも核を使うんじゃないかという差し迫った状況にはまだなっていないと思っています。

>小川キャスター:
終わりが見えない中で緊迫した状況が続いていくということになりますね。

>(『news23』 10月11日放送より)

<参考=「ウクライナ全土にミサイル攻撃 プーチン氏の狙いは“政治的報復”か…「ロシアが劣勢のままこの戦争が続いていく可能性が高い」【小泉悠さん解説】」(TBS)>
(22/10/12)


【閻魔大王】 2022/10/15 (Sat) 10:16

副題=[FT]ウクライナ、冬前の南部奪還が焦点 米当局者が注視(日本経済新聞)

これは、歴史上の事実。

フランスの、ナポレオン。
ドイツの、ヒットラー。

ロシアの、冬将軍に負けたです。

さての、
此度、双方、その地域<!>

にしては、初戦の、2月下旬、ロシア軍は、ウクライナの雪解けのぬかるみに負けた<!>が、摩訶不思議。
余程に、なめた<?>


<写真>
ウクライナでは冬に雪で地面がぬかるむこともある(2017年12月、ドネツク州)=ロイター



>米政府当局や議員らは、ウクライナは極めて重要な戦いに直面していると警告を発している。ロシアに南部の実効支配を固める機会を与えないよう、冬場に戦闘条件が厳しくなる前に領土を奪還する必要があるという。

>ウクライナ軍はここ最近、東部で領土を相次ぎ奪還し、南部では重要拠点のヘルソン周辺でロシア軍の前線を突破するなど、2つの戦線で迅速な前進を遂げている。ロシアのプーチン大統領は、両地域を自国の一部であると主張し、併合に乗り出している。

>米国防総省は、ウクライナは東部での勢いを生かし、黒海への玄関口である南部の戦略的地域を占領するロシア軍を撃退すべきだと指摘している。

>米上院外交委員会のクリス・マーフィー議員(民主)は「戦闘の季節は短くなりつつある。ウクライナ側は優位に立っており、引き続き優勢に進める必要がある」との見方を示す。

>「ウクライナにとって長期的に本当の痛手となるのは、ロシアが南東部マリウポリから南部オデッサまでの給水を断つことだ。ウクライナの生命線はオデッサへのアクセスであるため、南部では防衛態勢だけでなく、攻撃態勢をとることが重要だ」という。

>ウクライナは、東部ハリコフ州で電撃的な反転攻勢をしかけ、ドネツク州では要衝リマンを奇襲作戦で奪還するなどの成功を収めている。だが、西側同盟国はヘルソン州の解放が重要な試金石になるとみている。


>奪還に重要な数週間
>ある米軍当局者は「ヘルソンを支配できれば、ロシアの本当の望みと思われるオデッサの掌握は確実に阻止できる」と語った。

>ウクライナ側も、南部の奪還作戦にとって今後数週間が極めて重要になるとの立場を示している。

>ウクライナ軍の元参謀副長、イーホル・ロマネンコ氏は「占領地の解放を迅速に進めることが重要であるのは間違いない。この地域では天候の変化で軍事行動の拡大が制限される恐れがある」と話す。

>「われわれの求める近代兵器を同盟国が追加供与してくれれば、はるかに迅速に事は進み、天候要因について話すこともなくなるだろう」という。

>軍当局やアナリストらは、ウクライナは11月中旬以降にもヘルソンを解放できるとみているが、あくまでも事がうまく運べばの話だ。

>別の米国防当局者によると、ウクライナ軍はヘルソン北東部へ進軍し、ドニエプル川に拠点を築いている。北側からもヘルソンへ向かっているが、動きはそれほど速くはないという。ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、自国軍がヘルソン北東部の複数の町を奪還したことを確認した。


>冬に地面の凍結なければぬかるみに
>西側のある外交官は「ヘルソンに関しては、近いうちに何らかの手を打つ必要がある」と話す。「国民や軍の士気向上につながるだけでなく、提供された訓練や設備が最大限に活用されている証拠にもなる」

>ウクライナ軍は冬を迎える前に南部を奪還することが急務だと当局者は指摘する。この地域の地面は過去3年間凍結しておらず、まもなくひどくぬかるんだ状態になる恐れがあるという。

>このような環境では両軍とも作戦を展開することが難しくなり、幹線道路に無防備な状態でとどまることを余儀なくされるだろう。また、ぬかるみは領土を守る側に有利に働くと軍当局やアナリストはみている。防衛側は土地を横断する必要がないためだという。

>ロシア軍の士気は低いが、関係者によると、同国は南部の拠点を強化しており、ウクライナ側の攻撃は一層困難になっているという。

>北大西洋条約機構(NATO)のある当局者は「ロシア軍は、東部とは若干異なる方法で侵攻しようと多くの労力と時間を費やしてきた」と語る。「装甲車両を投入し、基本的な防衛体制を敷くことができた」という。

>「そのため計算が必要になる。ウクライナ軍が対抗するには、圧倒的な戦力が必要になるだろう」とこの当局者は続けた。


>インフラや兵たんでウクライナ側に強み
>だが、ある米国防当局者によると、ロシア軍は冬を前に、物資を運ぶために必要なインフラや兵たんの確保に苦戦しており、ウクライナはここで強みを生かす可能性があるとみている。

>オバマ政権で国防総省の高官を務めたエブリン・ファルカス氏は「ウクライナ軍は同盟国から受けた巧妙かつ柔軟な特別作戦の訓練を基に、ロシア軍が地上での優位性を明け渡すよう立ち回る方法を考える必要がある」と強調する。

>ロシアが2月に侵攻を開始して以来、米国はウクライナへの安全保障支援として168億ドル(約2兆4000億円)超の拠出を約束している。バイデン米大統領は先週、70億ドルの軍事支援と武器供与を含めたウクライナ向けの追加緊急支援案に署名して法制化させた。

>バイデン政権は今週、ウクライナ向けに6億2500万ドル相当の武器を追加供与することも明らかにした。これには、北部と南部におけるウクライナ軍の反撃で威力を発揮した高機動ロケット砲システム「ハイマース」4基が含まれ、迅速に供与するという。

>西側同盟国は、ウクライナ軍が都市部に居座るロシア軍を相手に、受け取った武器を複雑かつ多面的な攻撃に配備できるという証拠を求めて、ヘルソンでの攻撃を注意深く見守っている。

>米当局は、ウクライナ軍が戦争の激化を避けるために必要なものを提供していると説明する。また、プーチン氏がウクライナ東・南部4州の併合を一方的に宣言し、核の脅威をちらつかせていることで、ウクライナの領土奪還に向けた積極的な動きが阻まれてはならないと断固として主張している。


>停戦前の領土奪還が重要に
>米国の在欧州陸軍元司令官で、現在は米人権団体「ヒューマン・ライツ・ファースト」の上級顧問を務めるベン・ホッジス氏は「併合したところで、ウクライナ側からすれば(反撃を)一段と激しく素早くする動機づけになる以外には何も変わらない」との考えを示す。

>米当局は、西側諸国が冬の間、ロシア軍に対するウクライナ軍の抵抗を支援できると確信している。

>ある米政府高官は「エネルギーの武器化をはじめ、プーチン氏がやっていることはどれも欧州諸国の怒りを買い、同氏に屈服したり人質にとられたりはしないとの意志を確固としたものにしている」と述べた。

>米当局や議員らは、ウクライナが今後ロシアとの停戦交渉を有利に進めるためには、南部のさらなる奪還が不可欠だと主張している。

>米下院外交委員会のブラッド・シャーマン議員(民主、カリフォルニア州)は「ウクライナには間違いなく、クリミア半島の東側に位置するアゾフ海や黒海の港が必要になる。ヘルソンは明らかに大都市であり、取り戻したい」と主張する。

>「最終的に決着がつくのは、今から6~8カ月後だろう。プーチン氏の支配地域は2月時点よりいくぶん広く、そのまま停戦にこぎ着けることになる。そうなる前にウクライナは領土をさらに取り戻す必要があると思う」

>By Felicia Schwartz, James Politi and Mehul Srivastava
>(2022年10月5日付 英フィナンシャル・タイムズ電子版

<参考=「[FT]ウクライナ、冬前の南部奪還が焦点 米当局者が注視」(日本経済新聞)>
(22/10/06)


【閻魔大王】 2022/10/15 (Sat) 15:24

副題=冬までに大幅な領土奪還できない場合、現状維持狙うロシア軍には「大きな成果」…米で指摘(読売新聞)

越冬は、ウクライナ軍に不利<?>
ロシア軍に、その備え、あるの怪<?>

>ウクライナ東部ハルキウ州知事によると、ロシア軍は13日夜と14日、州都ハルキウをミサイルで攻撃した。重要インフラ施設が被害を受け、一部が停電した。露軍は冬を前にウクライナの電力供給網に打撃を与え、戦局の好転を狙っている。

>米CNNは13日、戦況がこう着することが予想される冬までにウクライナ軍が大幅な領土奪還ができない場合、「現状維持を狙う露軍には大きな成果となる」と指摘した。

>ウクライナ政府は13日、反転攻勢を本格化させた9月以降、露軍から627集落を奪還したと発表した。ハルキウ州で502集落、ロシアが一方的な併合を強行した東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)で50集落、南部ヘルソン州で75集落だ。

>ヘルソン州では、ウクライナ軍によるドニプロ川西岸への攻撃激化を受け、ロシアが一方的に任命した「暫定知事」が13日、露政府に住民避難の支援を要請した。

>一方、露軍が最近、多用するイラン製自爆型無人機に関し、ウクライナ軍の関連組織は12日、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」関係者が教官を現地に派遣しているとの見方を示した。イランと敵対するイスラエルが無人機に関する情報をウクライナに提供しているとの情報もある。

>露政府は13日、露軍が本土から南部クリミアへの主要な補給路としてきた「クリミア大橋」の全面復旧は「来年7月」になるとの見通しを明らかにした。

<参考=「冬までに大幅な領土奪還できない場合、現状維持狙うロシア軍には「大きな成果」…米で指摘」(読売新聞)>
(22/10/15)


【閻魔大王】 2022/10/15 (Sat) 15:44

副題=【人的損失】ロシア軍で9万人以上か 独立系メディア報道(テレビ朝日)

従前では、1万人、2万人の話。ロシアは、1万人以下の話。
実際には、9万人<?>

何がための、戦死で、負傷<?>
プーチンの戦争のため<!>

>ロシアの独立系メディアがロシア軍の戦死者数や行方不明者など取り返しのつかない人的な損失は9万人以上に上っているとみられると報じました。

>ロシアの独立系メディア「重要な歴史」は12日、FSB=ロシア連邦保安局の現役職員らの情報として、ロシア軍の人的な損失は9万人以上だとみられると報じました。

>9万人には、戦死者や行方不明者に加え病院での傷害死、兵役に復帰できない負傷者が含まれているということです。

>ロシア軍の人的な被害については、ショイグ国防省が9月に戦死者は5937人だと発表しています。

>イギリス国防省は先月、2万5000人が死亡し、死傷者は8万人以上だと推定しています。

<参考=「【人的損失】ロシア軍で9万人以上か 独立系メディア報道」(テレビ朝日)>
(22/10/13)


<参考=NO.389 続30<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍領土奪還本格化/厳冬で、どこまで<?>
(22/10/15)