みんながパソコン大王
雑談<NO.235>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.236
2250 <バンクシー作品集>英国の故ダイアナ元妃の肖像が描かれた偽の10ポンド札 シバケン 20/12/31
2249 <バンクシー作品集>茨城県高萩市の海岸防波堤で見つかったバンクシーの作風によく似た絵 シバケン 20/12/31
2248 <バンクシー作品集>欧州連合(EU)離脱を風刺する作品 シバケン 20/12/31
2247 不都合な真実の可視化 壱老 20/12/30
2246 後は精進しなさいでしょうか? 壱老 20/12/29
2245 <金閣寺>屋根の葺き替え終了 シバケン 20/12/29
2244 電動車いすで2駅先へ 障害者の女性が無人駅避ける理由 「普通の社会生活送れない」 磯津千由紀 20/12/29
2243 ヤングケアラー~幼き介護:認知症の母を殺さなかった少女 元ヤングケアラー 27歳の今 磯津千由紀 20/12/29
2242 <バンクシー作品集>バンクシーの「幻」の新作[バンクシーの公式インスタグラムより] シバケン 20/12/27
2241 <バンクシー作品集>「英議会」をモチーフに政治家をチンパンジーに<!> シバケン 20/12/27
2240 <バンクシー作品集>東京港区防潮扉に描かれたネズミの絵 シバケン 20/12/26
雑談NO.234

NO.2240 <バンクシー作品集>東京港区防潮扉に描かれたネズミの絵<起稿 シバケン>(20/12/26)


【シバケン】 2020/12/26 (Sat) 20:54

バンクシーの作品ではないかと話題を呼んだ防潮扉に描かれたネズミの絵=2019年11月25日、東京都港区【時事通信社】

<写真1>





<写真2>



正体不明の芸術家「バンクシー」の作品ではないかと話題を呼んだ東京都港区の防潮扉に描かれたネズミの絵が25日、同区内で展示された。都は「落書きは許されない」とする一方、地元から「地域資源として見学できるようにしてほしい」と要望を受け、一般向けに当面展示することにした。

絵は傘を差すネズミがカバンのようなものを手にした姿で、都が防潮扉の一部を取り外しガラスケースに収納。日の出ふ頭2号船客待合所(同区)の壁にボルトで固定され、無料で見学できる。

都によると、昨年12月に東京国立近代美術館の館長(当時)から「バンクシーと作風が似ている」と指摘を受け、防潮扉を取り外して保管。今年4~5月に都庁で公開した際は、3万5000人以上が訪れた。

絵はバンクシーの作品集などに登場するネズミと似ているが、都は「作品の真贋(しんがん)は現時点では不明」と判断した上で、「公共物への落書きは決して容認できない」と説明する。一方で、地元の「にぎわい向上にも資する」とし、防潮扉のあった場所に近い待合所での展示を決めた。

バンクシー作品に詳しい東京芸術大大学院の毛利嘉孝教授は、描かれた所にも意味があるため、異なる場所での展示に疑問を呈しつつも、「日本でもストリートアートを保存したり楽しんだりする文化が広まってほしい」と話した。


【シバケン】 2020/12/26 (Sat) 21:39

<写真3>



東京都は21日、港区の防潮扉に描かれていた英国の正体不明の芸術家「バンクシー」の作風によく似た絵を、25日から同区の日の出ふ頭で公開すると発表した。4月下旬から5月上旬にかけて都庁で公開したところ、14日間で3万5000人以上が見学に訪れていた。今回、地元から地域資源として活用したいとの要望を受け、再展示を決めた。(2019年11月21日)


【シバケン】 2020/12/26 (Sat) 21:54

<写真4>
東京都庁で展示が始まったバンクシーの作品に似たネズミの絵。小池百合子知事も様子を見に来た=2019年4月25日、新宿区【時事通信社】



東京都は25日、新宿区の都庁第一本庁舎2階で、都所有の防潮扉に描かれていた英国の正体不明の芸術家バンクシーの作品によく似た絵を公開した。5月8日まで展示され、10連休中も見学できる。
絵は、傘を持ったネズミとみられる動物が描かれており、港区内の防潮扉で発見された。都は保存や混乱防止を目的に、1月に防潮扉を現場から撤去。小池百合子知事は専門家の意見を踏まえた結果、「バンクシー作品の可能性が高い」としている。
その一方、「ストリートアートなので、本人が認めない限り100%本物とは言えない」とも指摘した。(2019年04月19日)


【シバケン】 2020/12/26 (Sat) 22:12

<写真5>
東京都内で発見された、英国の覆面芸術家「バンクシー」の作風とよく似た絵(左下)。港区内の防潮扉に描かれており、所有する都が既に撤去・保存した[東京都提供](2018年12月21日)【時事通信社】


NO.2241 <バンクシー作品集>「英議会」をモチーフに政治家をチンパンジーに<!><起稿 シバケン>(20/12/27)


【シバケン】 2020/12/27 (Sun) 10:03

<写真>
英芸術家バンクシーの絵画作品「自治議会」=2019年9月27日、ロンドン【AFP時事】



正体不明の英芸術家バンクシーによる、英議会をモチーフに政治家をチンパンジーに見立てた絵画作品が3日、ロンドンで競売に出され、競売商サザビーズによると、予想落札価格の5倍に当たる約990万ポンド(約13億円)で競り落とされた。過去に競売に出されたバンクシー作品の中で最高値という。
作品は下院の議場の席に、与野党議員の代わりに多数のチンパンジーが座っている様子を描いた。題名は「自治議会(DEVOLVED PARLIAMENT)」で、「退化した議会」の意味も含まれる。競りにかかった時間は13分。落札者が誰かは不明。
2009年に制作されたが、欧州連合(EU)離脱をめぐって混乱する現在の議会を象徴しているとの評価もある。バンクシーは落札後、インスタグラムで「記録的価格だ。自分がもう所有していないのが残念だ」とコメントした。(2019年10月04日)


【シバケン】 2020/12/27 (Sun) 10:30

<写真>
正体不明の芸術家バンクシーの名画「自治議会」(「退化した議会」との意味も)(英ブリストル市立博物館・美術館提供)【時事通信社】



英国の正体不明の路上芸術家バンクシーの代表的な作品の展示が、10年ぶりに南西部ブリストルの美術館で始まった。チンパンジーたちが英議会下院の本会議場で討論する姿を描いたもので、政治を痛烈に風刺する内容。欧州連合(EU)離脱が混迷を深めているだけに、一段と英国民の共感を呼びそうだ。
作品名は「自治議会」(「退化した議会」との意味も)。キャンバスに描かれたバンクシーの代表作の一つで、所有者からの貸し出しを受け、3月28日から約5カ月間展示される。ブリストルの美術館では2009年にも展示され、来場者数は30万人以上に達した。
EU離脱はもともと3月29日に予定されていたが、議会で離脱合意案の承認が得られず、少なくとも4月12日まで延期された。美術館は公式ウェブサイトで「こちらの『議会』はEU離脱の期限までに間に合った」と皮肉っている。バンクシーは公式インスタグラムへの投稿で、「ブリストルの美術館がEU離脱の日を記念するために展示する」と紹介した。(2019年03月30日)


NO.2242 <バンクシー作品集>バンクシーの「幻」の新作[バンクシーの公式インスタグラムより]<起稿 シバケン>(20/12/27)


【シバケン】 2020/12/27 (Sun) 10:47

<写真1>



<写真2>
塗りつぶされた壁面



バンクシーの壁画が白く塗りつぶされた様子を伝える地元メディア[バンクシーの公式インスタグラムより]【時事通信社】


正体不明の路上芸術家バンクシーが英国の欧州連合(EU)離脱を風刺した作品の一つが、白く塗りつぶされた。バンクシーは12日、自らのインスタグラムで「気にしないで」とこれを容認する考えを示した。
塗りつぶされたのは英仏海峡に面した英南部の港町ドーバーの建物の壁に描かれた作品。EU旗の円環状の星の一つを職人がハンマーで削り落とそうとするもので、2017年5月に公開された。EU離脱を風刺したバンクシーの代表作だったが、最近になって何らかの理由で壁画の上から白いペンキが塗られた。
バンクシーは12日に「もともとEU離脱の日には別の作品に塗り替えようと思っていた」と説明し、塗り替える予定だった新作を公表。その上で、「塗りつぶされてしまったようだ。気にしないで。白い大きな旗も同じ意味だと思う」と皮肉っぽく投稿した。
「幻」の新作は、元の作品とは逆に、職人がハンマーでEU旗を粉々にしてしまっても、一つの星だけはまだ削り落とせずにいるという内容。欧州統合を目指すEUの価値観を否定しつつ、いつまでも離脱しないままの英国を批判したものとみられる。(2019年09月13日)


NO.2243 ヤングケアラー~幼き介護:認知症の母を殺さなかった少女 元ヤングケアラー 27歳の今<起稿 磯津千由紀>(20/12/29)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2020/12/29 (Tue) 01:24

 こんばんは。


 「認知症の介護」が深刻な社会問題になっています。


> 「中学生のころ、毎日、母を殺そうと思っていました」。27歳のマドカさんは記者に向かってためらいなくそう言った。マドカさんの子ども時代、母はかつて「ピック病」と呼ばれた前頭側頭型認知症を患った。性格の変化や行動異常があるとされる母の病を受け止めきれず、心がすさむ日々を送った。神戸市で起きた介護殺人のニュースに、母に殺意を抱いたかつての自分が呼び起こされたという。【山田奈緒】


> 「突然」変わった母 暴言と暴力

> 母は44歳でマドカさんを産んだ。マドカさんが10歳の時に父は病で亡くなり、仙台市の家で母と2人暮らしになった。ママ友を家に招くなど、社交的で明るかった母の異変は「突然」に感じられたという。中学1年のマドカさんがアイスを食べていると、母から平手打ちされた。しかられる覚えはなく、ただあぜんとした。

> 母のおかしな言動は続いた。マドカさんが洗濯物を干すそばから取り込んでしまう。「やめて」と言うと往復ビンタが飛んできた。ある日は散々殴ったり蹴ったりした後、泣いているマドカさんに「なんで泣いているの?」と尋ねた。「あんたなんか人の子じゃない、鬼の子だ」と言い放つ時もあった。

> マドカさんは反発し、母と連日ののしり合いが深夜まで続いた。お互いに力尽きて終わると、倒れるように眠る。身の回りのことができなくなっていく母に代わって、洗濯や買い物、食事の準備などの家事をした。朝は起きられず、学校に遅刻するのも日常茶飯事。同級生としょっちゅうケンカをした。「心がとがってしまっていた。あの頃の私は嫌なやつだった」。学校は給食を食べに行くところだと割り切っていた。


> 「授業中は殺し方を…」中学生の孤独

> 何がマドカさんを追い詰めたのか。話を聞くと彼女の孤独が垣間見える。

> 中学の教師からは問題児扱いされた。呼び出されてしかられる度に「全部吐き出してしまおうか」という思いがよぎったが、「相談したところで……」という諦めが勝り、打ち明けなかった。家庭訪問の日、マドカさんの家は灯油が切れて寒く、教師と母の会話はかみ合わなかった。教師はそれから少しだけ優しくなったが、やはり「頼れる大人」ではなかった。

> 友人にも相談できなかった。給食がない日、母が作った弁当のふたを開けると冷凍のミックスベジタブルだけが入っていた。誰にも見られないようにこっそり食べた。「親がまともじゃない、イコール恥ずかしいと思っていた。とにかく恥ずかしくて知られたくなかった」。中学生の小さなプライドだった。

> 以前の母は家で陶芸やパン作りなどを教え、多くの人が出入りしたが、母の発症でそれもなくなった。夜中、母と争うマドカさんが「助けて」と叫んだ声は隣近所に響いたはずだが、何か助けてもらった記憶はない。回覧板やゴミ出し後の掃除当番など、町内会の決まりにうまく従えなかったことも影響したかもしれない。「うちは地域で浮いていたから」

> 救いは、20歳ほど年の離れた兄や姉の存在だった。それぞれ独立して既に家を出ていたが、母を病院に連れて行ってくれた。

> 当時50代後半の母はピック病と診断された。デイサービスを利用していたが、マドカさんの生活は何も変わらなかった。母の暴力や暴言がやまず、見えているのが天井なのか床なのかも分からないほど打ちのめされた。

> 「母を殺そう。落とし前をつけて自分も死のう」

> 母がベッドに横たわって死んでいて、隣に脱力した自分がいるというイメージが何度も浮かんだ。授業中は母を殺す方法を考えた。風呂に沈めるか、枕を顔に押しつけるか、ガス栓を開いて一緒に死ぬか――。

> だが高校に入って転機があった。マドカさんは姉の家に身を寄せる日が増え、母の介護の大半は実家に戻った兄が引き受けてくれた。ある日、マドカさんが書いた作文から何かを察した国語教師に、家の事情を聴かれた。「きょう学校が終わったら、地域包括(支援センター)に行こう」。教師があれこれと世話を焼き、母の入院が決まった。

>    ■

> 前頭側頭型認知症は、行動のコントロールや物事の実行をつかさどる脳の前頭葉などが萎縮し、性格の変化や行動異常が表れる。理性的に行動できず、暴力的な言動や他人に迷惑をかける行為をしてしまう。

> 認知症介護研究・研修大府センターの小長谷陽子研究部長は「認知症の人は目の前の状況が分からず、不安が募っても言葉が思うように出ないので、手が出てしまうことがある。それで家族を泣かせてもその状況が理解できない、という負のスパイラルに陥ってしまうので、本人も家族もつらかっただろう」と話す。


> 神戸の事件に思いを重ねて

> 大学で福祉を学んだマドカさんは現在、高齢者が暮らす東京都内のグループホームで管理者として働く。

> 母を殺すことを踏みとどまれた理由は今も分からない。だからこそ、21歳(当時)の若い女性が認知症の祖母を殺害した神戸市の事件のニュースが目にとまった。殺意を持つほどに介護で追い詰められた女性が自分と重なった。

> 「彼女は周りが見えなくなっていたんだと思う」。マドカさんも中学生のころ、誰にも相談できなかった。母を担当するケアマネジャーは姉とやりとりしていて、中学生のマドカさんにはとっつきにくく、会うと緊張した。「幼いと自分の世界は狭いし、それだけが全てだと思ってしまう。外の世界に『助けて』と手は伸ばせない」

> 神戸のニュースを受け、SNSなどで女性の親族への中傷が起きたことに違和感がある。「一緒に介護しても、一緒に疲れ果てていたかもしれない。家族を責めるだけでは事件はなくならない」と強く思う。

> そして「福祉の専門家たちは何をしていたのか」と歯がゆさも募った。福祉の仕事に携わる自分ももっと何かできたんじゃないか。減らない介護殺人や虐待事件に、福祉や医療の力不足を感じる。「介護される本人の意思を尊重するのはもちろん、ケアする家族の状況を把握してSOSをくみ取らないといけない」

> マドカさんは介護はつらいだけではないと言う。「介護現場は創意工夫に満ちている。介護する方も、される方も笑顔になれる」。福祉の知識を得て、施設で高齢者と接した実感だ。


> 大好きだった母

> 介護の楽しさを語るマドカさんだが、母に対しては複雑な思いを抱えたままだ。それには、病が進行した母がマドカさんを忘れてしまったことが影響している。

> 父を早くに亡くし、きょうだいとも年の離れたマドカさんは、母の愛情を一身に受けて育った。幼いころ、母に「きょうだいの中で誰が一番好き?」と無邪気に聞くような子だった。

> 高校に入って母と別々の時間が増えると、間もなく母はマドカさんのことが分からなくなった。生まれてきたことさえ否定された気がした。「絶対許さない」。母が好きだったからこそ受け止められなかった。その後、施設や病院で暮らした母を訪ねて行く気にはならなかった。「大好きなお母さん、という感情は最期まで戻ってこなかった。今もずっと引きずっている」

> 母は昨年11月に亡くなった。葬式にマドカさんの同級生の母親が2人来た。母の病院にも見舞いに行っていたようだった。

> 「たくさんの人が、マドカちゃんのお母さんにお世話になったの。それは忘れないでね」。病になる前の「明るく輝いていた」ころの母を知る人の言葉が、とても新鮮に響いた。


> 「殺さなかった自分に感謝しています」

> マドカさんが福祉の仕事を選んだのは「母を理解してあげられなかった後悔と、中学生のころの私に手を差し伸べられるような人間になりたいと思った」からだ。

> 認知症の母はブルーベリージャムでご飯を炊いてしまったり、マドカさんが使えないほど小さな布団を用意してしまったりしていた。母なりに「母親でありたい」ともがいていたのかもしれない。暴力や暴言は、言葉がうまく出てこないなりに苦しんでいたのかもしれない。「今思えば」ということは山ほどある。

> 母の暴力に暴力で返すことだけはしなかった。それが自分を人間としてつなぎとめてきたように感じる。取材の中で、マドカさんはぽつりと言った。

> 「あの時、母を殺さなかった自分に感謝しています」

> 家族のケアの渦中にいる子どもたちには「今の状態を、何かを諦める理由にしなくていい。諦めなくていい方法がきっとある」と伝えたい。最近、新聞でヤングケアラーという言葉を知って、なんだか救われた気がした。この言葉が広がれば、「自分だけじゃない」と他にも救われる子どもがいるんじゃないか。そう期待する気持ちがある。


> ヤングケアラー
> 慢性的な病気や障害、精神的な問題などがある祖父母、両親、きょうだいなど身近な家族の介護・世話をしている子ども。子どもへの負担が過度になれば、心身・学業や進路などに悪影響が出る恐れがあるとされる。日本に公式な定義はないが、家族を介護する人を支援する日本ケアラー連盟は「大人が担うようなケアの責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子ども」と位置づけている。


<参考=「ヤングケアラー~幼き介護:認知症の母を殺さなかった少女 元ヤングケアラー 27歳の今」(毎日新聞、11月28日)>


NO.2244 電動車いすで2駅先へ 障害者の女性が無人駅避ける理由 「普通の社会生活送れない」<起稿 磯津千由紀>(20/12/29)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2020/12/29 (Tue) 02:04

 こんばんは。


 車椅子を使ってみると、街もバリアだらけだということが分かります。
 私の場合は自分で自動車を運転できますけど。


> 駅員が終日不在となる「無人駅」の割合が地方ほど高い傾向が明らかになった。こうした無人化の影響を最も受けるのが、体に障害がある人たちだ。列車の乗り降りに介助が必要な車いす利用者からは「普通の社会生活が送れない」と悲痛な声が上がる。【五十嵐朋子、山本佳孝】


> 障害者「転落したら…」と不安

> 東京駅から北へ約80キロのJR山前駅(栃木県足利市)。11月のある日の午前、1時間に1本の列車がホームに滑り込んできた。4、5人の乗客が乗り込んで出発したが、列車を見送る駅員の姿はない。両毛線が走るこの駅は2019年3月に無人化され、窓口はシャッターが下りたままになっている。

> 市内に住む全盲のパソコン講師、富岡宜喜(のぶき)さん(47)は通勤で週3日ほど、最寄りの山前駅を使う。誘導する駅員がいないため、列車に乗る時はドアが開いた音を頼りに乗り口を探すが、足を踏み外したりドアに挟まれたりする危険は常につきまとう。駅にはホームドアもない。「転落したら、引き上げてくれる人がいない」と不安を募らせる。

> 脳出血の後遺症で体にまひがあり、電動車いすを利用する金澤弘美さん(50)=茨城県常陸太田市=は、最寄りのJR河合駅が無人駅のため、同じ水郡線の2駅先の有人駅を使っている。駅まではバスで行くが、本数が少ないため電動車いすで30~40分かけて行くこともある。しかも、その駅も駅員がいるのは午後5時半まで。帰宅時に間に合わなければ、さらに離れた3駅先の有人駅で列車を降り、タクシーで3500円かけて帰らざるを得ない。自分で車を長距離運転するのは難しい。夫や娘がおり、PTAの役員もしていた金澤さんにはたびたび外出する用事があり、列車は必要不可欠な移動手段だ。

> 金澤さんは、無人駅でも乗り降りの介助をしてほしいとJRに問い合わせたが、「3日くらい前までに予約をして」と言われたという。「急用では列車に乗れないということですよね。駅員を配置できないのなら、乗務員がスロープを出してほしい。せめて午後7時くらいまでは列車が使えないと、普通の社会生活が送れない」と訴える。


> アンケで寄せられる不満の声

> 障害者の当事者団体「DPI日本会議」(東京都)が10月、全国の障害者を対象にアンケートをして無人駅で困ったことを聞いたところ、「介助の予約電話がつながらず一日中待たされる」(車いす利用者)、「音声インターホンしかなく連絡できなかった」(聴覚障害者)といった声が寄せられた。同会議の佐藤聡事務局長は「できるだけ駅員を減らさないでほしいというのが前提だが、無人化するのなら、障害者が利用できるよう工夫してほしい」と話す。


> 人口減で鉄道会社も苦境に

> 地方を中心に無人駅が広がっているのは、人口減などで鉄道の利用減少に歯止めがかからないという事情がある。

> 国土交通省によると、東京・大阪・名古屋各駅の周辺や県をまたいで鉄道を走らせているJRや大手私鉄を除く地域鉄道事業者70社の輸送人員は、2018年度で4億1265万人。ピーク時の1991年度(5億1906万人)に比べて2割減り、日本の全人口に相当する1億人の乗客が消えた計算になる。この70社は社員数も右肩下がりで、18年度は7105人と30年前の7割ほどだ。

> 経営も苦しい。中小私鉄96社(第三セクターを含む)の鉄道事業の経常収支(18年度)は、7割の69社で赤字だ。こうした影響で00年度以降、全国で44路線1041・9キロの鉄路が廃止された。JRも地方ほど厳しい経営環境にあり、JR北海道が10月、日高線の鵡川(むかわ)―様似(さまに)間(116キロ)を21年に廃止することを決めている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で鉄道の利用はさらに減っており、無人駅化が今後、加速する可能性がある。

> こうした中、現場ではさまざまな工夫も進む。大阪府貝塚市内の5・5キロを走る私鉄の水間(みずま)鉄道は、全10駅中8駅が無人駅だ。2年前から車両に簡易スロープを積み、運転士が取り出す方法で対応している。以前は両端の2駅だけにスロープを保管し、車いす利用者が乗る場合は電話連絡を受けてから乗車駅まで運んでいた。しかし、利用者から「(事前に連絡しないと)30分近く待つ必要があり、改善してほしい」と要望を受け、変更した。水間鉄道は「2両編成と車両が少なく、列車が止まってからでも運転士が対応しやすかった。お客さんの待ち時間も解消できた」としている。


> 無人駅に職員置く町も

> 山梨県市川三郷町では、町内にあるJR身延線の7駅が12年までにすべて無人化した。駅には切符の自動販売機があるものの、町民から「新幹線の切符や定期券を買える有人窓口がなくて不便」との声があり、町は13年、特急の停車駅でもある市川大門駅に町の臨時職員を配置した。JR東海の委託を受ける形で、切符を販売している。ただし、障害者の介助は業務に含まれておらず、介助を受けるには事前にJRへの連絡が必要だという。

> 帝京大の浅井康次教授(地域経済学)は駅の無人化が進む現状について「ローカル線の赤字などに伴う経営合理化の一環で、仕方がない部分もある。鉄道事業者だけでは対応に限界がある」と指摘。「行政が地域住民からボランティアを募るなどし、地域と行政が一体となって障害者の補助に取り組む必要がある」と話している。


<参考=「電動車いすで2駅先へ 障害者の女性が無人駅避ける理由 「普通の社会生活送れない」」(毎日新聞、11月29日)>


NO.2245 <金閣寺>屋根の葺き替え終了<起稿 シバケン>(20/12/29)


【シバケン】 2020/12/29 (Tue) 18:21

<参考=「単なる雑談NO.73」NO.995 義姉夫婦の京都見物(6) 金閣寺拝観券の話>(11/11/16)

当方的、直近、2011年に成るです。
当然の、屋根吹き替え以前。

で、
何度拝観したか<?>
となればの、数えてませぬ故、よ、わからんですが。5回程度かと。


<写真1>
ふき替え工事を終えた金閣寺=29日午前、京都市北区(渡辺恭晃撮影)



<写真2>



世界遺産・金閣寺(京都市北区、鹿苑寺)で舎利殿(金閣)のこけらぶき屋根のふき替え工事が終了し、29日、真新しくなった屋根がお目見えした。

 平成14年以来18年ぶりの屋根のふき替え工事だった。新型コロナウイルスの影響で参拝者が減少していることも考慮して9月1日に着工。この間「素屋根」と呼ばれる仮設の建物などで覆われたため金閣が見えなくなり、境内の池のほとりに金閣の大型写真パネルを設置して対応した。

 ふき替えに合わせ、鳳凰(ほうおう)などの金箔(きんぱく)も約1万枚分を補修。同寺の担当者は「コロナが早く収束し、落ち着いたら、ゆっくり見てもらいたい」と話していた。

<参考=「【動画】鮮やか金閣寺 18年ぶり屋根ふき替え終了」(産経ニュース)>


【壱老】 2020/12/30 (Wed) 13:29

年明けに

目出度くもあり
目出度くもあり


序でに1F外観も,少し清掃?
何か風雪の後が少し勝手に、気になりました。


【シバケン】 2021/01/03 (Sun) 20:34

副題=大晦日の日の、金閣寺の雪化粧


<写真>
雪化粧した金閣寺 =31日午前7時28分、京都市北区(渡辺恭晃撮影)
キヤノン EOS-1D X Mark Ⅱ:EF24-70mm F4L IS USM



>強い寒波の影響で京都市内では30日夜から31日にかけて雪が降り、京都市北区の金閣寺は銀世界に包まれた。

>金閣寺は舎利殿のこけらぶき屋根のふき替えと金箔(きんぱく)の補修工事を終えて新たな装いが公開されたばかり。参道では雪化粧した金閣寺をひとめ見ようと、開門前の朝早くから多くの観光客が列を作っていた。

<参考=「金閣寺 雪化粧 開門前から多くの観光客【動画あり】」(産経ニュース)>


NO.2246 後は精進しなさいでしょうか?<起稿 壱老>(20/12/29)


【壱老】 2020/12/29 (Tue) 21:18

<参考=「ドローンに免許制創設 政府、市街地飛行を想定」(日本経済新聞)>

2022年のレベル4実現に向けて
<参考=「ドローンの免許制度創設へ。国が試験を実施する方針。」(VIVA!DRONE)>
<消滅・23/07/03>

稼ぐ為にはこの位の技量が必須!?
<参考=「Inches from death: Drone video of SUV rally and lucky escape in Pakistan 」(Live Leak)>
<消滅・21/05/07>

少し前自宅周囲のゴミ置き場のカラス対策に、
ドローンで追い払う場合の、相談に役所に行きました。

担当課で確認為たところ、
其の当時は200g規制が有り現在は100g!

保留中ですが、別の対策施策が、成功しつつ有る現在です。

試験?火の輪くぐり的なのかなと?


NO.2247 不都合な真実の可視化<起稿 壱老>(20/12/30)


【壱老】 2020/12/30 (Wed) 13:25

  ライブ二酸化炭素排出地図
<参考=「Climate Impact by Area Ranked by carbon intensity of electricity consumed (gCO₂eq/kWh)」(electricityMap)>
<消滅・21/09/27>

どれ程のタイムラグが生じているのかが気になりますが、
当然ご都合主義の発展途上国は、確認出来ず。

公開に関しての、御国、御国のスタンスが、
大いに気になります。

ガースー、ガンバ!!


NO.2248 <バンクシー作品集>欧州連合(EU)離脱を風刺する作品<起稿 シバケン>(20/12/31)


【シバケン】 2020/12/31 (Thu) 14:15

作品名は「KEEP OU」。
最後に「T」を加えれば、「立ち入り禁止」。


<写真>
英王立芸術院の夏の展覧会に出品された、欧州連合(EU)離脱を風刺するバンクシーの新作品[バンクシーの公式インスタグラムより]【時事通信社】



正体不明の路上芸術家バンクシーは11日、英国の欧州連合(EU)離脱を風刺する新作を発表した。ロンドン近郊のヒースロー空港を舞台に、EUからの乗客締め出しに抵抗するネズミの姿を描いている。ロンドンの英王立芸術院の夏の展覧会に出品された。
バンクシーは英国出身とされ、過去にもEU離脱を題材とした作品を複数公開している。EU離脱を10月末に控え、メイ首相の後継となる与党・保守党の党首選が行われる中、改めて離脱反対の姿勢を鮮明にした。
作品名は「KEEP OU」で、最後にTの文字を加えれば「立ち入り禁止」の意味となる。作品では空港の到着ゲートにシャッターが下ろされているが、Tの文字をネズミがハンマーのように使い、シャッターの鍵を壊そうとしている。バンクシーは公式インスタグラムで「ヒースロー空港から救出された入り口」と紹介している。
この展覧会は1769年から続いており、バンクシーは昨年もEU離脱を題材とした作品を出品していた。展示は8月12日まで。(2019年06月11日)


NO.2249 <バンクシー作品集>茨城県高萩市の海岸防波堤で見つかったバンクシーの作風によく似た絵<起稿 シバケン>(20/12/31)


【シバケン】 2020/12/31 (Thu) 15:04

バンクシー作かは、不明。


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茨城県高萩市の海岸防波堤で見つかった英国の正体不明の芸術家バンクシーの作風によく似た絵[同市提供](2019年撮影) 【時事通信社】


NO.2250 <バンクシー作品集>英国の故ダイアナ元妃の肖像が描かれた偽の10ポンド札<起稿 シバケン>(20/12/31)


【シバケン】 2020/12/31 (Thu) 17:13

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英国の故ダイアナ元妃の肖像が描かれた偽の10ポンド札=2017年6月、ベルリン【EPA時事】



英国の正体不明の芸術家バンクシーの代表作の一つが、大英博物館に所蔵されることになった。故ダイアナ元妃の肖像を描いた偽の10ポンド札で、バンクシー作品の収蔵は初となる。英紙ガーディアンなどが報じた。
作品名は「ダイフェイスド・テナー」。「ダイアナ妃の顔をした10ポンド札」の意で、「改ざんされた」という意味もある。紙幣に描かれるエリザベス女王の肖像をダイアナ元妃に差し替え、「イングランド銀行(英中央銀行)」の表記も「イングランドのバンクシー」に変更されている。2004年に制作・複製され、ロンドンのフェスティバルでばらまかれた。
大英博物館は世界最大級の博物館で、世界各地のお金やコイン、紙幣などの豊富なコレクションを持つ。所蔵される作品はバンクシーの代理人による寄贈という。
博物館の担当者はガーディアン紙の取材に「この種の抗議活動を通じた政治的・社会的言説には長い歴史があり、だからこそぜひ所蔵したかった」と話している。(2019年02月09日)