みんながパソコン大王
雑談<NO.248>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.249
2348 PETボトル・オープナ 磯津千由紀 21/04/03
2347 <コロナ禍>茶道にも、影響<!> シバケン 21/04/03
2346 令和3年3月31日(水)山崎精肉店(ヤマザキフード)最後の焼豚 磯津千由紀 21/03/31
2345 伊藤かずえさんが30年乗る愛車「シーマ」、日産がレストアへ 磯津千由紀 21/03/31
2344 2021年の祝日が移動します シバケン 21/03/30
2343 <コロナ考・対策>日本の医療業界<医師会>は、異常/消毒等々、余りの過剰反応は危険 シバケン 21/03/30
雑談NO.247

NO.2343 <コロナ考・対策>日本の医療業界<医師会>は、異常/消毒等々、余りの過剰反応は危険<起稿 シバケン>(21/03/30)


【シバケン】 2021/03/30 (Tue) 21:37

副題=<後編>「コロナで自分たちは頑張っている」と主張する医療業界が、ひた隠しにする不都合な真実

これは、以前より、言われてるですが。

医師会主張の、医療崩壊<病床不足>はおかしい<!>
やらねばならぬ時には、やらねばならず。

医師会は、すぐに、感染症の専門医が少ないと、主張するですが、そんな事、当然の事で、医者なら、コロナ対応可能。

イヤ、
医師会の嘘なら、一発、わかるです。
まさかの、海外では、日に万単位の感染者で、感染症専門医が日本より、圧倒的多いとでも、言うの怪<?>

民間病院では、民間病院の役割あると、言うですが。
何怪<?>
海外の民間病院と、日本のでは、違うとでも、言うの怪<?>

何怪<?>
日本では、コロナ患者を受け入れたら、反対の声上がるですが。
それが、恐いの怪<?>
それも、海外の病院でも一緒と、思うですが。

イヤ、
そんな病院に行くは嫌と、抜かすのならばの、他の病院に行け<!>
どこでも、受け入れてたら、どこえも行けずになるなあと。
されどの、救急なら、そんな贅沢言うてられんです。


>日本の病床数は人口当たりで世界一を誇る。それなのに、なぜ「コロナで医療崩壊」という事態に陥ったのか。ジャーナリストの鳥集徹さんが、医師の森田洋之さんに聞いた――。(後編/全2回)

>※本稿は、鳥集徹『コロナ自粛の大罪』(宝島社新書)の一部を再編集したものです。

>■病床数世界一の日本で医療崩壊が起きる理由

>(前編から続く)
<注=投稿順について、前編を後に投稿するです>


>【鳥集】ところで、森田先生は第三波が襲い、医療崩壊が騒がれる前から、日本の医療が抱える問題をいち早く指摘されてきました。日本は人口当たりで世界一の病床数です。また、コロナの陽性者数も、欧米各国に比べると数十分の一にすぎません。それなのになぜ、全国の重症者が1000人を超えたくらいで医療が逼迫してしまうのか。

>【森田】それは日本の医療が機動性に欠けるからです。一般病床を感染の増減に応じて、柔軟にICU(集中治療室)やHCU(高度治療室)に転換するのが「縦の機動性」。そして、他科や他施設の医師・看護師をコロナ病棟に派遣したり、医療がまだ余裕のある他地域に患者を移送したりするのが「横の機動性」。

>欧米の国々では、こうしたことを柔軟にやっているのです。にもかかわらず、なぜ日本ではできないのか。その大きな要因の一つとして、日本の医療機関は民間が8割で、公的医療機関が2割しかないために、政府・厚労省の指揮命令系統が及びにくいことが挙げられます。

>また、医療を競争原理に任せて運営してきたために、医療機関同士がライバルになってしまっている。平時では、それが医療の質やサービス向上につながるけれど、有事になると上手に連携がとれない。そうしたことを放置してきたツケが、コロナ禍になって回ってきたのだと思うのです。

>■世界中の国が臨機応変に対応した

>【鳥集】コロナ感染者や重症者に対応するために、民間病院なども協力して、機動的に医療体制を変えていくべきだという指摘は、森田先生だけでなく、多くの識者が提言しています。ところが日本医師会をはじめとする医療側からは「そんな簡単にはできないのだ」という声が聞こえてきます。

>たとえば、「院内感染が起こり、クラスターが発生すると、病院を閉鎖せざるを得ず、経営が立ち行かなくなる」とか、「病院数が世界一といっても日本は小さな病院が多く、人手が足りない」とか、「コロナの重症者を診たことがない病院が引き受けると、かえって悪い結果になる」とか。こういう話を聞いて、森田先生はどうお感じになりますか。

>【森田】それには、2つ論点があると思います。まず、「できない」と言うんですが、できている国がたくさんあるわけですから、そこを見習って、どうすればできるのかを考えるのが当たり前ではないでしょうか。コロナに機動的に対応できなくて、世界中が困っているというなら話は別です。しかし、多くの国は臨機応変に対応して、機動的に動けています。

>【鳥集】森田先生がよく例に挙げておられるのが、スウェーデンですね。

>【森田】はい。どうしてスウェーデンを例にしているかというと、突出して優れているわけではないんですが、一般病棟をコロナ用に転換した数などが、きちんとデータとして出ているからです。たぶんドイツでもアメリカでもイギリスでも、それなりに対応していると思いますよ。


>■コロナの重症患者はがん専門医でも対応できる

>【森田】スウェーデンで外科医として働き、ツイッターで発信している宮川絢子先生に聞くと、彼女が働くカロリンスカ大学病院では感染のピーク時には外科病棟がすべてコロナ病床に転換され、全体でも半数くらいがコロナ病棟になったそうです。そのため、通常のオペ(手術)はすべて延期となった。

>もちろん、外科病棟には感染症の専門家なんていません。じゃあ、どうしているかというと、感染症専門医が毎日1回まわってきて、何をすべきか指示してくれる。コロナの重症患者でも、よほどのことがない限り、それぐらいで対応できるんです。

>【鳥集】実は、がん研有明病院でもコロナ患者を十数名受け入れていて、がん専門医がローテーションを組んで担当しているそうです。

>最初はどうすればいいかわからなかったけど、毎朝のカンファレンスで感染症や呼吸器の専門医の指示を受けながら対応している。その指示を聞いていると、対応の仕方が徐々にわかってきたと、取材させてもらった副院長の大野真司先生(同院副院長兼乳腺センター長)は話していました。

>つまり、コロナの重症患者はがん専門医でも対応できるということです。ただ、がんの患者さんなどは、手術が延期されたら、すごく心配になるでしょう。


>■医師会はICU病床数を正しく把握しているのか

>【森田】実は、スウェーデンでは、それも統計を取っていて、ネットでグラフを見ることができるんです。それを見ると、待機手術という、急がなくても命に別条がない手術は、コロナの感染拡大とともに急激に減っています。しかし、緊急性を要する手術は延期していないことがわかります。

>感染症というのは波があって、ドーッと増えたかと思うと、ピークを迎えた後、サーッと引いていく。スウェーデンでは、それに合わせて一般病床を一気にコロナ用の病床に転換し、波が引いたらすぐに元に戻している。なので、延期していた待機手術もすぐに数が復活するんです。

>これはすごく大事なことで、日本ってなぜか、一度つくったものは維持しようとしますよね。コロナ用のICUをつくったら、今度はそのまんまにしている。でも、感染症は波があるんだから、臨機応変に変えて、対応していくことがとても大事です。

>それから、もう一つの論点として、上に立つ人たちが、きちんと数字を把握していないことです。たとえば、日本医師会の中川俊男会長は2021年1月14日の定例記者会見で、新型コロナ向けの病床を大幅に増やせない理由として、民間病院は公的病院に比べてICU等の設置数が少なく、専門の医療従事者がいないことなどを挙げています。確かに、人口当たりの医師や看護師は多くないですが、日本は諸外国と比べてもICU病床は少なくないんです。


>■病床数の嘘

>【鳥集】そうですね。私もOECD(経済開発協力機構)のサイトなどで各国比較のデータを見たことがあります。

>【森田】ええ、日本はICUしか統計に入れていません。でも、他国はHCUも救急病床も入れて統計を出している。日本も救急病床とかHCUを入れれば、そんなに少ないわけではない。また、日本は病床数は多いけど、慢性期病床とか精神科病床が多いといわれるんですが、これも嘘です。

>急性期病床だけで比較しても日本は多いんです。いずれにせよ、感染者数、死亡者数は何十倍も差があるわけですから、やれないじゃなくて、やらなきゃいけないんですよ、本当は。


>■一部の医療従事者に負担が集中する構図

>【鳥集】どうして、やれないって言ってしまうんでしょうか。

>【森田】医療業界は、「自分たちは頑張っている」と言いたいんです。ツイッターを見ていても、「うちの病棟は満床だ」「コロナ病棟は大変だ」と訴えるツイートを、たくさんの人がリツイートしています。しかし、医療従事者みんながコロナ病床で働いているかというと、まったくそうではありません。

>【森田】コロナ病棟の最前線で働き続け、大変な思いをしている看護師さんや医師の方々には敬意を表しますが、そもそもコロナ用として全病床の数パーセントしか使っていないわけですから、一部の医療従事者に負担が集中するのは当たり前なんです。

>【鳥集】たとえば、森田先生のいる鹿児島で感染爆発が起こって、地元の開業医の方々で輪番制を組んでコロナ病棟を手伝いに行くことになったら、森田先生も協力しますか。

>【森田】もちろんです。そういう取り組みも、あっていいと思います。

>【鳥集】人工呼吸器の操作や感染管理に慣れていない医師が多いという話もよく聞きますが、そうなのでしょうか。

>【森田】確かにそのとおりなのですが、だからといってまったくできないかというと、それもまたおかしな話です。僕なんかでも、病院勤務時代は何の問題もなく人工呼吸器を操作していました。もう10年くらいそうした現場からは離れていますから、アップデートはしなくてはいけませんが、たぶん2~3日学べばできるようになると思います。

>【鳥集】しかし、他科の医師や民間病院、開業医まで総動員して、コロナを診ようという声が、なかなか聞こえてきません。


>■日本の医療が「専門分化」しすぎた弊害

>【森田】専門分化しすぎている弊害もかなりありますね。2004年に臨床研修制度が改定され、医学部卒業後2年間は、すべての科を回って、ジェネラリストを育てようということになりました。それで少しはよくなったかなと思っていたのですが、2年間の研修が終わったら、98%が専門医コースに進むのが現実です。私のような総合診療医になる専門医の制度もできましたが、選択してくれる研修医は2%くらいしかいません。

>【鳥集】総合診療医の人たちは、感染症を診るのは当然という意識はあるんですか。

>【森田】もちろんです。だって、受診される患者さんの発熱って、多くが感染症ですからね。感染症を診ないという総合診療医は、あり得ないです。

>【鳥集】一方で外科や他科の医師は、自分はコロナを診ることはできない、あるいは自分には関係がないと思ってしまうのでしょうか。

>【森田】そうですね。まあ、外科の先生でも、普通の風邪ぐらいは診ている先生のほうが多いとは思いますけど、自信をもってやれているのかというと、ちょっと引き気味な感じにはなってしまうでしょうね。

>森田 洋之(もりた・ひろゆき)
医師/南日本ヘルスリサーチラボ代表
1971年、横浜生まれ。南日本ヘルスリサーチラボ代表。日本内科学会認定内科医、プライマリーケア指導医。一橋大学経済学部卒業後、宮崎医科大学医学部入学。宮崎県内で研修を終了し、2009年より北海道夕張市立診療所に勤務。同診療所所長を経て、鹿児島県で研究・執筆・診療を中心に活動。専門は在宅医療・地域医療・医療政策など。2020年、鹿児島県南九州市に、ひらやまのクリニックを開業。医療と介護の新たな連携スタイルを構築している。著書に『破綻からの奇蹟~いま夕張市民から学ぶこと~』(南日本ヘルスリサーチラボ)、『医療経済の嘘』(ポプラ新書)、『日本の医療の不都合な真実─コロナ禍で見えた「世界最高レベルの医療」の裏側』(幻冬舎新書)、『うらやましい孤独死─自分はどう死ぬ? 家族をどう看取る?』(フォレスト出版)などがある。


>鳥集 徹(とりだまり・とおる)
ジャーナリスト
1966年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。同大学院文学研究科修士課程修了。会社員・出版社勤務等を経て、2004年から医療問題を中心にジャーナリストとして活動。タミフル寄附金問題やインプラント使い回し疑惑等でスクープを発表してきた。『週刊文春』『文藝春秋』等に記事を寄稿している。15年に著書『新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇』(文藝春秋)で、第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。他の著書に『がん検診を信じるな~「早期発見・早期治療」のウソ』(宝島社新書)、『医学部』(文春新書)、『東大医学部』(和田秀樹氏と共著、ブックマン社)などがある。

<参考=「「コロナで自分たちは頑張っている」と主張する医療業界が、ひた隠しにする不都合な真実」(PRESIDENT)>


【シバケン】 2021/03/30 (Tue) 22:04

副題=感染症に対する、過剰防衛は、抵抗力を失う可能性

概ね、
日本では、1月に死亡者数多く。
コロナでも、1月に多く。


>この冬、インフルエンザの患者数が激減した。消毒やマスクといった感染予防を徹底すれば、コロナ以外の感染症も防げるかもしれない。ただ、そうした「新しい生活様式」をずっと続けることは本当に望ましいのだろうか。ジャーナリストの鳥集徹さんが医師の森田洋之さんに聞いた――。(前編/全2回)
※本稿は、鳥集徹『コロナ自粛の大罪』(宝島社新書)の一部を再編集したものです。


>なぜ日本では欧米より死亡率が低いのか
>【鳥集】なぜ日本を含むアジア・オセアニア地域ではコロナ感染者が少ないのか。その解明できていない要素のことを、ノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授は「ファクターX」と名づけました。

>このファクターXについては免疫的な要素の他に、「欧米人にはネアンデルタール人から継承された遺伝子があるから」とか「日本人は欧米人に比べ清潔好きな国民性だから」など、いろいろ言われてきましたが、どうなんでしょうか。

>【森田】遺伝的要因はたぶん違うと思います。

>【鳥集】確かに、欧米に住んでいるアジア系の人たちの死亡率は、欧米系の人たちと変わらないそうですね。

>【森田】そうです。アメリカなんかでもアジア系の人のほうが若干死亡率は低いんですが、何十倍も死亡率に差がついているわけではありません。一方、オーストラリアとかニュージーランドなどは欧米系の人が多いですが、死亡率が非常に低い。

>それに、日本人が清潔好きだからとか、家に入るのに靴を脱ぐからとか言う人もいますが、それが東アジアとかオセアニア全域に共通しているのかというと、全然そうでもないですよね。

>【鳥集】他にも、ヨーロッパと東アジアではウイルスの型が違うとか。

>【森田】型はすべて共通です。日本でも欧米型の株は、すべて確認されています。


>ファクターXは、BCGか交差免疫か……
>【鳥集】日本のように結核予防の目的で行われるBCGの接種(*1)を継続している国で死亡率が低いという指摘もあります。

>(*1)BCG接種……結核予防として行われるBCG接種を継続している国は、中止した国と比べて新型コロナの感染率・死亡率が低いという指摘が相次ぎ、医学研究や臨床試験が行われた。否定的な結果も多いが、BCGが自然免疫を高めているのではないかとみる研究者も多い。

>【森田】そうですね。BCGはあるかもしれません。また、アジアやオセアニアでは新型コロナが流行る前に、似たタイプのコロナウイルスが流行っていて、その免疫が新型コロナにも効いているという「交差免疫説(*2)」があります。ファクターXとしては、その2つぐらいしか残らないのではないかと思います。

>(*2)交差免疫説……ある細菌やウイルスなどに免疫があると、それと似た構造の細菌やウイルスにも免疫が働くという仮説。新型コロナの陽性者、死亡者が少ないアジア・オセアニアでは、この交差免疫が働いていると考える識者が多い。

>【鳥集】いずれにせよ、日本を含むアジア・オセアニアの国々は、すでに新型コロナから免疫で守られている可能性が高い。したがって、2度目の緊急事態宣言が出たけれど、政策としていい選択だったと言えるかどうかはわからないということですね。

>【森田】そうです。でも、国民の不安を考えると、出さずにはいられなかったでしょうから、仕方がないですね。ただ、普通に考えればコロナは冬の感染症なので、1月中旬から2月頭ぐらいがピークになるだろうことは、容易に予想できました。

>【鳥集】そうですね。森田先生もツイートされていたと思いますが、グーグルのAIでも、1月から2月がピークになって、そのあと感染者が減ってくると予測していました。

>【森田】はい、「実効再生産数(*3)」も1月17日ごろから1を切っています。

>(*3)実効再生産数……一人の感染者が何人に感染させるかを推計した指数。1を超えると感染者が増え、1を切ると減るとされている。


>感染者減は「緊急事態宣言の成果」?
>【鳥集】森田先生はよく、感染症はワーッと増えて、サーッと引いていくものだと指摘しています。ピークを越えて感染者数が自然に下がったのだとしても、「緊急事態宣言の成果だ」って言えるから、政府や自粛論者は得ですよね。

>【森田】はい、そうですね。あともう一つ言えるのは、感染者数が増えたので、コロナ死亡者数も増えるでしょうけど、これぐらいの勢いであれば、たぶん例年の冬の全体の死亡者数とそんなに変わらない数字になるのではないかと思うんです。なぜなら、日本人は毎年約120万か130万人亡くなっているのですが、月別にすると一番少ないのが6月で、だいたい10万人なんです。

>一方、一番多いのが1月で14万人。つまり、冬になると死者が4万人増えるわけです。この数字を考えると、新型コロナで毎日数十人亡くなったとしても、この4万人増加の範囲内に収まる可能性のほうが高いのではないかと思うんです。

>【鳥集】そうだったとしたら、「超過死亡(*4)」が出ないということもありえますね。

>(*4)超過死亡……例年の統計から予測した数字より死亡者が増えること。インフルエンザなど感染症が流行すると超過死亡が出るとされる。

>【森田】はい、あり得ます。ただ、一つ注意しなくてはいけないのは、日本の死亡者数は毎年2万~3万人ずつくらい増えている。

>【鳥集】高齢化の影響でしょうか。

>【森田】そうです。ところが、昨年は逆に減っているんです。もしかしたら夏の間に自粛のおかげで命を長らえていた虚弱な高齢者の方々が、冬になって相次いで亡くなって、死亡者が増えるという予測も成り立ちます。


>死者が一番多いのは1月
>【鳥集】いずれにせよ、毎年の死亡者数の統計を踏まえて考えた場合には、例年の冬の死亡者数を大きく超えることはないと言えそうですね。

>【森田】はい。たぶんそうなるでしょう。

>【鳥集】昨年1年間のコロナ死亡者数は3459人でした。それが、今年1月だけで2200人以上亡くなりました。この事実だけ見ると、この冬にものすごい勢いで死亡者が増えたように見えます。しかし、例年、6月に比べると1月は4万人以上死亡者数が増えるわけですから、全体で見るとコロナはごくわずかしか、死亡者数の増加に寄与していないことになります。

>【森田】おそらく、アメリカやイギリスなど欧米では、超過死亡が出ると思うんです。でも、日本は欧米のレベルまではいかない。日本も「感染爆発」って大騒ぎしていますが、たとえ今のペースで増えたとしても、そこまでにはならないと思います。

>【鳥集】アメリカではこの冬、一日の陽性者数が20万人を超えた日もありました。一方日本では、東京で2000人、全国で5000人を超えただけで大騒ぎです。もし1万人を超えるようなことがあったら、一般の人たちはパニックを起こすかもしれません。

>しかし、冷静に数字を見れば、毎年インフルエンザで亡くなる人の数と大きく変わるわけではありません。それに、毎年およそ10万人が亡くなる一般的な肺炎と比べると、コロナの死亡者数は圧倒的に少ないことになります。

>【森田】そうですね。逆にこの冬はインフルエンザの患者さんが全然出ていませんので、その分、死亡者数は減る可能性もあります。


>「マスクと消毒」の思わぬ副作用
>【鳥集】それも不思議ですよね。みんなが店の入口でアルコール消毒をするとか、マスクを着けているという効果でインフルエンザが激減したのなら、本当はインフルエンザワクチンなんか要らないのではないかと思ってしまいます。

>【森田】そうかもしれないですね。僕はインフルエンザが減った理由は2つあるのではないかと考えています。一つは、みんなが今のような感染予防を徹底しているから。そのためインフルエンザだけでなく、他の風邪や感染症も全部抑えられている。ただ、それでもコロナだけが抑えられていないという事実があります。

>それを踏まえると、もう一つの理由としては、やはり「ウイルス干渉(*5)」が起こっている可能性が考えられる。今はコロナの勢いが強いから、コロナに占拠された細胞には、インフルエンザウイルスは感染することができない。手の消毒以上に、インフルエンザが縄張り争いで負けているほうが強いのではないかと僕は思っています。あまり研究がされていないので、想像の範囲にすぎませんが。

>(*5)ウイルス干渉……一つのウイルスが大流行していると、他のウイルスが感染しづらくなるという現象。

>【鳥集】ウイルス干渉のことも、よく言われていますね。

>【森田】いずれにせよ、インフルエンザや他の感染症が減っていることは、近視眼的にはいいことなんですが、じゃあ、消毒やマスクを徹底する生活を10年続けますかと言われたら、僕は違うんじゃないかと思うんです。

>なぜなら、子どもは細菌やウイルスにさらされることで免疫力をつけていくものなのに、生まれてから10年間、ずっと無菌室で育った子どもって、ものすごく免疫力が弱ってしまうというか、免疫機能が満足に育たない。それなのに、医者が「これからは新しい生活様式が当たり前なんだ」って、堂々と言うのはおかしいと僕は思います。


>新しい生活様式は本当に正しいのか
>【鳥集】そうですね。私も素人ながら、アトピーなど重いアレルギーを抱える人が増えるのではないかと心配しています。「衛生仮説」というのがありますよね。赤ちゃんはいろんなものを触って、食べ物だけでなくダニの死骸やホコリなども含めて口から入れることで、腸にいる免疫細胞が「これは食べ物だから大丈夫」「これはいらないけど悪さをしない」と学習して、過剰な免疫の反応を抑える仕組みができると聞きました。

>しかし、赤ちゃんを清潔にしすぎて、バリアを壊された肌から食べ物のカスやホコリなどが入ってくると、免疫細胞が「これは悪いものだ」と認識して、攻撃するようになる。それが、アレルギーが増えている一因だと聞いたことがあります。

>【森田】可能性はありますね。ただ、それも想像の範囲というか推論の話です。そもそも今の医学がすべてを解明しているなどと思うのは幻想にすぎません。これほど人間の生活をガラッと変えてしまって、それがどんなリスクを孕んでいるかなんて、誰にもわからないんです。

>【鳥集】本当にそうですね。感染予防のために消毒やマスクを徹底し続けることを、何の疑問もなく正しいと思い込むのは、あまりに短絡的だと僕も思います。(後編に続く)

<参考=「「感染予防のため消毒やマスクはずっと続けよう」そんな考えは間違っている「生活を変えるリスク」を議論すべき」(PRESIDENT)>


NO.2344 2021年の祝日が移動します<起稿 磯津千由紀>(21/03/30)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/03/30 (Tue) 21:40

 こんばんは。


 手許のKYOKUTOのスケジュール帳は未対応。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/12 (Mon) 18:37

副題=リマインダ:令和3年7月の19日(月)は平日で22日(木)と23日(金)は祝日

 こんばんは。


 東京オリンピックのために祝日が移動しました。

 海の日:7月19日(月)→7月22日(木)
 体育の日(スポーツの日):10月11日(月)→7月23日(金)開会式
 山の日:8月11日(水)→8月8日(日)閉会式

 市販のカレンダやスケジュール帳には、祝日移動に未対応のものも多くあります。
 上の写真は未対応のカレンダ、下の写真は対応済みのカレンダ。





【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/13 (Tue) 12:35

 こんにちは。


 法律の制定(正式に決まった)は去年12月4日、法律の施行(有効になった)は去年12月28日ですが、実質的に決まって公表されたのはもっと早かったです。
 尚、カレンダは、前年の9月ごろから発売されるものが多いですね。

 因みに、法律とは、正式には「平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会特別措置法等の一部を改正する法律(令和2年法律第68号)」といいます。

<令和2年法律第68号{貞廣知行 (さだひろ=ともゆき)}>
<消滅・22/12/13>

内閣府ホーム > 内閣府の政策 > 制度 > 国民の祝日について


NO.2345 伊藤かずえさんが30年乗る愛車「シーマ」、日産がレストアへ<起稿 磯津千由紀>(21/03/31)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/03/31 (Wed) 21:15

 こんばんは。


 レストアといえば、「極上中古車を作る方法」(写真)は圧巻です。此の本のレストア対象はロールスロイスですけど、「はじめに」に、「本書に記述してあるのは、ロールス・ロイスを含めたすべての中古車を掃除したり修理したりしながら仕上げていくうえでのヒントとなる要素、工程と技術と知識と心得である。ロールス・ロイスの存在はいわば作業上の凡例にすぎない。」とある通り、他の自動車のレストアにも役立ちそうです。
 2004年に刊行のムックなので絶版で、古本が4千円近いですが、自動車のレストアに興味ある方なら買って損はないです。




 また、レストアといえば、BS11で毎週土曜日に無料放送してる、ディスカバリーチャンネルの「名車再生 クラシックカーディーラーズ」は面白いです。先日まで英国で、今は米国で。最近、1時間放送から、2000~2100は昔の英での前後編時代のをやり2100~2155は最近の米でのをやるように、拡大されたです。
 自動車に限らず、レストアって見てて面白い。

 最近、近所で、高齢で免許返納したため、40年以上乗ってた走行距離の少ないサニーを廃車にしたと聞き、勿体ないことをしたものだと思った。現車を見たことは無い(いつも車庫に入ってて外に出たのを見たことがない)が、母がうちで昔に乗ってたのと同じ型と言ってたから多分B210型、排気量やグレード等は不明。
 因みにうちのサニーは昭和57年(多分)の洪水で水没して廃車になった(流されてブロック塀の上に引っかかって止まったものの車内の天井の一部だけ泥水の跡がない状態でとても修理は無理だった)。1200GL、A12型エンジン。



> 日産自動車は17日、女優の伊藤かずえさんが30年以上乗り続けている愛車「シーマ」を4月から分解して修理し、新車同様に仕上げる「レストア」を行うことになったと発表した。

> 同社によると、昨年10月、伊藤さんがインスタグラムに「一緒に走り続けて30年」と愛車の写真を投稿したことが話題になると、「日産はレストアを検討して」という声が寄せられたという。同社内で有志によるチームができ、レストアをすることが決まった。

> 伊藤さんは「このようなお話をいただき感謝しています。父と塗りなおした塗装や、へたってしまったシートなど思い出が詰まっているけれどもきれいにしたい部分がどうなるのか楽しみです。30年乗り続けたシーマとお別れするのはすごく寂しいですが、戻ってくるのを楽しみにしています」とコメントした。

> チームリーダーで同社日本事業広報渉外部部長の遠藤和志さんは「30年以上お乗りいただいた車両を、伊藤さんが期待する“新車時と同じ状態”に戻すレストアは非常に難しい作業となりますが、『技術の日産』に恥じぬよう、総力をあげて、伊藤さんにご満足いただける仕上がりにしたいと思います」と意気込んでいる。

> レストアの状況は、日産公式ツイッター(https://twitter.com/NissanJP)<ログイン必要>などで発信される。

<参考=「伊藤かずえさんが30年乗る愛車「シーマ」、日産がレストアへ」(毎日新聞、3月17日)>



> 【伊藤かずえ氏のシーマ】30年来の「愛車」 新車時の状態へ 日産がレストア発表 SNS投稿きっかけ


> 2020年10月、女優、伊藤かずえ氏が30年乗りつづける愛車シーマをSNSに投稿。反響を呼びました。ついに公式レストアへ。


> 伊藤かずえ氏のシーマ レストアへ

> text:Taro Ueno(上野太朗)

> 日産は、女優、伊藤かずえ氏が30年以上にわたり愛車として乗りつづけているセダン「シーマ」をレストアすると発表した。

> 「30年以上にわたり愛車として乗りつづけられていることに感謝し、この先も快適で楽しいドライブをしていただきたいとの想いから」と日産はコメントしている。

> きっかけは2020年10月に、伊藤氏の愛車シーマの1年点検の際のSNSへの投稿だった。

> 30年以上にわたり、このシーマを愛車としてたいせつにしていることが、SNSやメディアで大変話題となった。

> SNSユーザーからは、「やっちゃえ、日産!」「日産はレストアを検討して!」といった多くのコメントが届いたという。

> 「日産社内でも何かできないのかとの声もあがり、有志によるチームが立ち上がり、伊藤さんへの『日産からの感謝の想い』をレストアという形でお応えする取り組みが開始しました」(日産)

> また、本日3月17日より、レストアの状況などを、日産公式ツイッターなどで発信するという。


> チームリーダーのコメント

> 「伊藤さんが30年以上にわたり、『シーマ』をたいせつに乗りつづけていただいていることに感謝するとともに、大変嬉しく思います」

> 「シーマは日本における自動車の歴史において、一石を投じたクルマの1つであると自負しております」

> 「30年以上お乗りいただいた車両を、伊藤さんが期待する『新車時と同じ状態』に戻すレストアは非常に難しい作業となります」

> 「しかし『技術の日産』に恥じぬよう、総力をあげて、伊藤さんにご満足いただける仕上がりにしたいと思います。ぜひ皆さまもご期待ください」(日本事業広報渉外部 部長 遠藤和志氏)


> 日産シーマ(初代)、どんなクルマ?

> スペイン語で「頂上」の名をもつ初代「シーマ」FPY31型は、「日本的な味を持った、世界に通用する新しいビッグカー」をコンセプトに、1988(昭和63)年に発売された。

> 従来の国産大型セダンになかったスタイリングとインテリア、パーソナルな乗り味や優れた運動性能など、数々の新しい価値が大好評となり、当時の経済メディアが「シーマ現象」と報道するほどの爆発的人気車になった。

> 発売翌年には物品税廃止(消費税導入)も追い風になり、当時のいわゆる「3ナンバー車ブーム」の発端にもなる。

> 今回レストア対象となるのは、高級パーソナルクーペ「レパード F31型」にさえ先んじて採用されたV6 3LのVG30DET型ターボエンジン(最高出力255ps)や、先進の電子制御エアサスペンションをもつ最上級グレード「タイプIIリミテッド」


>伊藤かずえ氏プロフィール

> 1966年12月7日生まれ。

> 1979年のデビュー以降さまざまなドラマ/映画/情報バラエティ番組に出演。

> 趣味は、書道/洋裁/インラインスケート/スキューバーダイビング/乗馬。


<参考=「【伊藤かずえ氏のシーマ】30年来の「愛車」 新車時の状態へ 日産がレストア発表 SNS投稿きっかけ」(AUTOCAR JAPAN、3月17日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/01 (Thu) 12:19

 こんにちは。


 「名車再生 クラシックカーディーラーズ」ですが、今週は土曜日は休みで、金曜日の2000~2058のようです。一時的なものか恒久的なものか、わかりません。
 今週金曜日は、英のもので、BMW Z1です。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/07 (Wed) 18:30

副題=「シーマ現象」で年3万台超から月販11台に!? 日産最高級セダンの栄光と名門の凋落(ベストカー、4月4日)

 こんばんは。


 登場時は(少し後から出たレパードと並んで)憧れだったのに...
 尚、時代は下ってエクストロイドCVTには、流石「技術の日産」と唸らされました。


> 女優・伊藤かずえさんも長年愛用。一世を風靡した「シーマ現象」と超名門セダンの現状とは?

> 女優の伊藤かずえさんが約30年前から愛車として所有する「シーマ」を、日産がレストアするというニュースが話題だ。当時は「シーマ現象」という言葉が生まれるなど、高級セダンにも関わらず異例の売れ行きを記録した初代シーマだが、現在ではそのシーマも月販僅か11台(2021年2月)と苦しんでいる。

> 約30年で大きく変わったクルマを取り巻く環境を象徴する、日産・最上級セダンの移り変わり、そして現状とは?

> 文/御堀直嗣 写真/NISSAN


> ■年間3万台超を販売!! バブル期を象徴した「シーマ現象」

> 日産 シーマの初代が発売された1988年は、1990年のバブル経済絶頂期へ向け国内が沸き立っていたころだ。

> 不動産価格は天井知らずの上昇を続け、小さな土地を整理統合し、転売するなどして儲ける地上げ屋という商売が盛んになった。経済が異様に発展し、誰もが湯水のごとくお金を使った。

> 自動車メーカーも、原価という言葉がどこかへ消えてしまったかのように、高性能・高級な新車開発に邁進した。その先頭を切ったといえるのが、シーマではないか。

> それまでも、セドリック/グロリアに3ナンバー車種を加えていたが、それは5ナンバー車を主体とした3ナンバー車であった。運転手付きの社用車で使われるプレジデントは3ナンバー専用だが、個人が自ら所有し、運転もする3ナンバー専用車としてシーマは売り出された。

> 丸みを帯びた優美な造形と、輝くような白い車体色が人気となり、消費者を魅了した。セドリック/グロリア時代から、日産の上級4ドアセダンを特徴づけた前後ドアのサッシュレスなサイドウィンドウも、社用車ではなく個人向け高級車の印象を強く与えた。

> 室内は広々としてゆったり寛げた。ハンドル中央のホーン部分に配置したスイッチ操作をいつでも行えるように、ハンドルを回してもホーンボタン部分は回転しない様子が独特だった。

> 搭載されたエンジンは、VG型という日産初のV型6気筒で、排気量は3Lである。自然吸気とターボチャージャーによる過給の2種類あった。

> なかでもターボエンジン車は、アクセルペダルを深く踏み込むと、当時日産が採用したセミトレーリングアーム式リアサスペンションによって車体後ろを沈ませながら猛然と速度を上げて行き、その豪快な姿は、アメリカ車のように迫力に満ちていた。

> 発売初年に3万6400台が販売され、それは月販3000台規模に相当する。今日のアルファードには及ばないものの、当時400万~500万円台のクルマが毎月のように多く販売されたことに驚きがあり、バブル期の消費者の旺盛な購買意欲の象徴として「シーマ現象」といった言葉も生まれた。


> ■日産セダン群の栄光と変遷

> 翌1989年には、言葉通り日産の最上級車となるインフィニティQ45が発売された。エンジンは、排気量4.5LのV型8気筒である。また、マルチリンクサスペンションや油圧アクティブサスペンションなど、技術の日産の名に恥じぬ先進技術が搭載されていた。

> 外観では、グリルレスの顔つきが新しく、そこに日本の伝統工芸である七宝焼きのエンブレムが取り付けられていた。それでも初代シーマの人気には及ばなかった。

> グリルレスは、造形での一つの挑戦だったが、テスラをはじめ今日の電気自動車(EV)のような技術的意味を持たないグリルレスであり、一方、同じ車体でプレジデントが発売され、そちらはグリル付きであり、高級車の趣がそれによって増していた。

> 造形の面では、91年のブルーバードと、92年のレパードJフェリーで日産は、車体後部が垂れ下がったような丸みのある輪郭を好んで採用した。これは、米国でゼネラル・モーターズ(GM)のビュイックなどが採り入れた手法であり、少なくとも日本の景色のなかでは目に馴染まなかった。

> 高層ビルが立ち並び、なおかつ道幅の広い、たとえば米国カリフォルニア州のロスアンゼルスなどでは独特の存在感を放ったのであろう。しかし、混雑した狭い日本の道では異様な姿に見えた。

> インフィニティQ45のグリルレスや、ブルーバード、Jフェリーの後ろ姿など当時の造形は、日産離れを起こしはじめる一つの要因だったかもしれない。

> 一方、1991年に発売されたY32型と呼ばれるセドリック/グロリアは、グランツーリスモというスポーティ車種への人気もあって、競合となるトヨタ クラウンをしのぐ販売を記録した。

> 異形ヘッドライトが主流の時代に、グランツーリスモはあえて丸の4灯という顔つきを持たせたことも、新鮮さやスポーティさを倍増した。

> しかし同時に、これがセドリック/グロリアの最後となり、以後は2004年からのフーガに受け継がれた。

> フーガの造形は、スカイラインとともに、やはり丸みを帯びた輪郭となり、米国市場を重視した姿といえる。世界最大の自動車市場であり続けた米国依存への傾倒であろう。

> フーガとスカイラインはあまりに外観が似ており、歴代スカイラインを所有してきた顧客にとって、スカイラインを持つ誇りを失わせたといえなくもない。

> 日産は、1990年のバブル経済崩壊以降、1991年から急速に世界での市場占有率を落としている。1991年を頂点とした世界での6.6%から、1998年には4.9%まで1.7ポイントも占有率を下げた。

> これによってルノーとの提携が成り、カルロル・ゴーン社長が誕生する。収益向上の特効薬は米国での販売増強であったはずだ。

> しかし、国内販売においては、軽自動車を除いた登録車の市場占有率で、1989年の18.6%から1998年の14.7%まで大きく下げた。リバイバルプラン以前から米国依存は高まっていたはずだが、それはそのまま国内販売の不振につながっていた可能性が高い。


> ■時代とともに変わった日産最上級セダンの苦難と現状

> 2000年を前後して、時代は次第に環境性能を追求するようになりだした。トヨタもクラウンでのハイブリッド化は2008年になってからと、1997年のプリウス発売から10年以上を経てのことになるが、2001年には、独自のマイルドハイブリッドシステムをクラウンに搭載するなどの模索をはじめていた。

> 対する日産は、走行性能を優先してガソリンエンジンでの高効率を目指し、初代から2代あとのY34型シーマでは、V型6気筒エンジンがVG型からVQ型へ変更され、効率をより高めた。

> また後輪駆動用の無段変速機である独創のエクストロイドCVTも設定された。それらが次世代への架け橋と考えていたようだ。

> 1モーター2クラッチという日産独自のハイブリッドシステムであるインテリジェントデュアルクラッチコントロールがフーガに搭載されるのは、クラウンより2年遅れの2010年のことである。

> 日産は、1980年代後半の901運動と呼ばれ、技術の世界一を目指す取り組みにより、エンジンや操縦安定性のいっそうの向上に取り組んだ。

> その成果は、たとえばプリメーラやスカイライン、シルビアなどに象徴的に活かされ、さらに幅広い車種に展開されて欧州車に匹敵するような高い走行性能を手に入れるようになった。

> 一方で、環境の時代への転換において距離を生んだといえる。トヨタがプリウスでいち早く環境の世紀に備えたのに対し、日産は従来からの高い走行性能にこだわった。

> トヨタはセルシオで、新たな高級車の姿を摸索したが、日産はインフィニティで変わらず高性能を目指した。本来、高級車や上級4ドアセダンの目指すべきは、トヨタのような快適性と日産のような優れた走行性能の両立であるはずだ。

> その点、トヨタの取り組みは走行性能においてなかなか成果を出せずにいたが、国内の市場環境からすれば快適性は誰にでも体感できる性能であった。

> 対する走行性能は、安全性においても不可欠だが、それが際立つことを実感できたり堪能できたりする交通環境が日本には不足している。ここで、トヨタと日産の間に差が生じたのではないか。

> クラウンが生き残り、レクサスが成功を収めつつあるなか、日産はフーガもスカイラインも存在感を薄め、シーマは2010年にいったん生産が終了し、12年に再び登場するが、もはやその存在を意識する人は限られるだろう。

> 日産が、再び4ドアセダンで注目を集めるとするなら、EVあるいはプラグインハイブリッド車(PHEV)など、現在小型車で注目を集めるe-POWERの人気を拡張したモーター駆動化戦略ではないか。それが、日本の2050年脱炭素社会においても成果をもたらすだろう。

<参考=「「シーマ現象」で年3万台超から月販11台に!? 日産最高級セダンの栄光と名門の凋落」(ベストカー、4月4日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/17 (Sat) 23:42

 こんばんは。


 今週のBS11の「名車再生 クラシックカーディーラーズ」ですが、金曜日の2000~2058と土曜日の2000~2100と2100~2155の3回もあり、全て英のものでした。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/28 (Mon) 02:06

 こんばんは。


 先週までは上の投稿どおりでした(偶にスポーツイベントで潰れる回もあった)が、今週から土曜日の2000~2055では「名車再生」に代わって「ファスト&ラウド」が始まるようです。
 全米を飛び回ってクラシックカーを探して再生するというもののようで、名車再生の同類または亜流と思われますが、名車再生と同じディスカバリーチャンネルのものです。


> 「ファスト&ラウド」シリーズ解説 テキサス州ダラスにあるガス・モンキー・ガレージ。ここではリチャ―ドとアーロンが忘れ去られたクラシックカーをよみがえらせている。2人は大量のクラシックカーが眠っているアメリカ中を飛び回り、車を探し、サビだらけのクラシックカーをピカピカにするのだ。果たして高値で売ることはできるのか?

<参考=「ディスカバリー傑作選 ファスト&ラウド「モデルA」2021年7月3日 土曜 20:00-20:55」(BS11)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/07/12 (Mon) 21:38

 こんばんは。


 先々週・先週と、ファスト&ラウドを観ましたが、名車再生!と比べて、繊細さに欠けるというか、荒っぽくて大雑把です。良くも悪くも米国的かと。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 11:42

副題=伊藤かずえ 愛車シーマの腐食部分の修復作業に驚き「なんて細かな手作業!」 ファンも驚嘆「正に芸術」(スポニチ、7月22日)

 こんにちは。


 伊藤かずえ女史のシーマの其の後です。
 尚、日本人だけが誇る技術ではないです、為念。


> 日産自動車株式会社が公式ツイッターを21日に更新。女優・伊藤かずえ(54)が30年連れ添っている愛車「1990年式 日産シーマ」のレストア作業の様子を公開した。
> 「塗装の下に隠れていたボディの腐食部分を、熟練の技能者の技で修復していきます。※6月撮影」とつづり、動画をアップ。動画では、担当者が車体のボディに隠れた腐食部分を入念にチェックし、工具を用いて修復する様子が収められている。見事な職人技に、伊藤も「なんて細かな手作業!頭が下がります」と反応。

> ファンからも「流石プロ。錆がないわけがない、こうゆう見えない部分こそ…」「器用な日本人の技!後世にも引き継いで欲しいですね!がんばれ!技術の日産」「これはすごい」「まさに職人さん」「これこそが日本が誇る職人芸の真髄ですね。正に芸術です!」などと感嘆する声が多く寄せられた。

<参考=「伊藤かずえ 愛車シーマの腐食部分の修復作業に驚き「なんて細かな手作業!」 ファンも驚嘆「正に芸術」」(スポニチ、7月22日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/26 (Sun) 02:22

副題=伊藤かずえもひと安心! オーテックジャパンの「里帰りレストア」がスゴすぎた(Auto Messe Web、6月27日)

 こんばんは。


 3箇月前の記事ですが。
 尚、素人が書いた記事のようで、表題に「スゴすぎた」とあります。
 蛇足ですが、補修部品について。ゴム部品の類は、在庫が有っても、経年劣化します。私の昭和62年式スバル・アルシオーネVXの修理の際は、エンジンマウントゴムを新たに作ったので、半年ほど待たされました。(水平対向4気筒1800ccターボと共通の部品は供給に問題がなかったのですが、水平対向6気筒2700ccの場合は生産台数が極端に少なかったので部品が無かったのです)


>自動車メーカーが手がける「レストア」はどれくらいすごいのか?

> 先日、芸能人・伊藤かずえさんの愛車「シーマ」が日産の子会社である「オーテックジャパン(以下オーテック)」でレストアを行うという報道がクルマ好きの間で話題となった。街の自動車屋ではなく、自動車メーカーが手がけるレストアとはどのようなものなのだろうか?

> オーテックは上記のシーマとは別に、2018年に日産セドリック(430型)のレストアを行い、その模様を同社のSNSで公開していた。改めてその時の模様を振り返りつつ、同社の担当者に「旧車のレストア」について話を伺った。


>          目次

≫ 何故オーテックがレストアを行うのか
≫ 国産乗用車初ターボ搭載のセドリックをレストアする「歴史的価値」
≫ 内外装のレストアで苦労したポイントとは?
≫ エンジン関係の修復は? 電子制御部品は大丈夫だった?
≫ まとめ:レストアに「近道」はない


> 何故オーテックがレストアを行うのか

> そもそもオーテックは、なぜセドリックのレストアを行っただろうか? また、このようなレストアはよく請け負っているのだろうか?

> 「弊社でレストアを行ったのは合計9台で、すべて日産自動車からの依頼ですね」と語っていただいたのは、同社のレストア担当者だ。

≫ 「これまでニッサンR382(21号車と23号車)、プリンスR380A-I型(11号車)、セドリック4ドアH/T(430型)、セドリック4ドアセダン(430型)、パルサーセダン(YN10型)、ダットサンサニートラック(B20型)、ダットサン消防車(F4146型)、キャラバン・チェアキャブ(HPE20型)になります」

> ちなみにニッサンR382(21号車、イエロー)は2013年にNISMOとオーテックの共同作業でレストアをスタート。当時の資料が皆無という中で、まさに手探り状態だったようだ。特にエンジンの損傷が激しく、すべて分解してから組み直したという。2013年のNISMO FESTIVALで初披露し、その後同イベントでデモランを行っている(写真は2016年のNISMO FESTIVAL)。オーテックならではの、オーテックじゃないとできないレストアと言えるだろう。


> 国産乗用車初ターボ搭載のセドリックをレストアする「歴史的価値」

> 2018年にレストアしたセドリックも日産自動車からの依頼で「日産ヘリテージコレクションの保管車両に適した個体との判断からレストアの対象になった」のだそうだ。確かに430型といえば国産乗用車初のターボを採用したモデルであり、日産としてエポックメイキングなクルマだった。ベースとなった個体は4ドアハードトップでL20E-Tエンジン搭載の5速MT、グレードはターボSGLエクストラである。入庫時のコンディションは一見「レストアする必要はあるの?」と感じるくらい、悪くない。

≫ 「前オーナーについて弊社では把握しておりませんが、提供していただく直前まで運用されており、エンジン、トランスミッション、シャーシなど駆動系のコンディションは良かったです。そこで内外装の復活、エンジンルームの清掃とヘッドカバーの再塗装などを中心に作業を進めました(担当者)」


> 内外装のレストアで苦労したポイントとは?

≫ 「外装のレストアで苦労したのは、隠れた部位の錆や腐食ですね。劣化が激しい箇所の補修が大変でした。
≫ ない部品について基本は日産部品センターより購入しましたが、製造廃止の場合はサプライヤーと直接交渉して手に入れる場合もございます。今回のセドリックのケースでは、新品部品はほとんど入手できておりません。
≫ 中でも左右のフロントフェンダーホイールアーチ下部の腐食やパネルに穴が空いた箇所については、新規に外板を起こして復元することはいろいろな条件を鑑みて不可能でした。そこで日産自動車で補修用にストックしてあったパーツを支給していただきました」

> 例えメーカーと言えど、ない部品はどうしようもない。製造廃止部品もそのためだけに新規にパーツを製作するのはコスト的に折り合わない。

≫ 「内装で苦労したのは、シートの経年劣化の復元(色褪せ)、各所ゴム類の補修ですね。前オーナーが追加したアクセサリー部品を撤去して補修したのち、オリジナル状態へ戻しました。
≫ またインストルメントパネルのアッパートリムの経年劣化による浮きを修正しましたね。内装トリムパーツも新品や程度のいい部品の入手はできず、シート表皮の色あせなどは清掃後に塗装して当時の色合いを復元しました」


> エンジン関係の修復は? 電子制御部品は大丈夫だった?

> また機関系の修復に関しては、前述の通りコンディションが良かったため今回は行われていない。作業前の写真を見ると改造された形跡も少なく、ほぼオリジナルだったことも奏功しているのだろう(ヘッドカバーは金色に塗装されているが)。

> そこでヘッドカバーの再塗装が行われ、まるで新品のような仕上がりとなっている。「TURBO」の文字が眩しい! 

> ちなみに電子制御部品に関しては「これまで手がけたレストアでは電装・電子部品に大きなトラブルを抱えた車両はありませんでした」とのことだった。今回のセドリックは電子制御ありきのATではなく、シンプルな5速MTだったことも良かったのだろう。

> ちなみに今回のレストアで入庫から完成まで期間はどれくらいで、何人くらいのメンバーで作業を行ったのだろうか?

≫ 「大体3カ月、6名のメンバーで行いましたね。これまで手がけたレストアと比較して、この人数は標準で、比較的短いほうだなという印象です。レストアの内容でかかる月数はもちろん変わり、今回のセドリックはエンジンの分解整備がなかったぶん、作業としては重くない部類でしたね」


> まとめ:レストアに「近道」はない

> 完成したセドリックは現在、日産ヘリテージコレクションの公開エリアにある(本稿執筆時点では一般見学は停止中)。今後は日産が行うイベントなどで展示する可能性もあるという。綺麗に全塗装が施されたボディは新車のようだ。

> インテリアは後付けのメーターなどが撤去され、浮きが発生していたトリムが修正されている。当時の日産らしい「絶壁インパネ」は今見るとかなりかっこいい。また、現在の高級車ではまず設定がない5速MTを採用しているのも時代を感じさせる。

> シートまわりも再塗装が施され、今製造ラインから出てきたかのような風合い。応接間のようなデザインは当時ならでは。

> 内装トリムは経年劣化や汚れが堆積していたが、清掃と再塗装でご覧の通り見違えるほど綺麗になっている。ファンなら「このレストア車両を売ってほしい」と感じること必至だろう。

> セドリックの現役時代を知らない、ミニバンや軽自動車ばかり乗ってきた今の世代にとって「こんなデザインのクルマを、日本も売っていたんだ!」と感動するのではないのだろうか。

> セドリックのレストアを通じてわかったのは「メーカーのレストアだからといって近道なんてない」ということ。クルマが好きだという情熱を持ちながら、地道な作業を積み重ねることでしか「極上の旧車」を作り出すことはできないのだ。

> 特にこのセドリックにとっては前オーナーまで大切に維持され、レストアを施されたのち(恐らく)生涯ずっと座間で保管されるのだから、クルマにとって「最高の人生」ではないだろうか。オーテックの仕事はクルマ好きにとっても、またクルマにとっても、とても夢に満ちている。

<参考=「伊藤かずえもひと安心! オーテックジャパンの「里帰りレストア」がスゴすぎた」(Auto Messe Web、6月27日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/30 (Thu) 23:20

 こんばんは。


 BS11の金曜日2000~2058は、今週より、「名車再生!」からアニメ「鬼滅の刃」に代わってしまいます。
 土曜日2000~2100は、既に、「名車再生!」から「ファスト&ラウド」に取って代わられています。
 結局、土曜日2100~2155のみ、「名車再生!」が残るようです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/09/19 (Mon) 06:24

副題=2桁ナンバー物語 特別編 横浜33の日産シーマと俳優・伊藤かずえさん第2弾(前編)(GQ、8月8日)

 おはようございます。


 今更ですが。


> ナンバープレートの分類番号(地名のとなりに記載)が2桁のクルマを探しては、そのオーナーを訪ね歩くシリーズ。30年以上もおなじクルマに乗り続ける理由とは? 第14話は“横浜33”の日産の初代「シーマ」に乗り続ける俳優・伊藤かずえさんが再登場!


> フルレストア

> 「日産本社でレストアされたシーマを受け取った帰り道、信号待ちですごい周囲から見られたんです(笑)。反響は想像以上にありました」

> 俳優・伊藤かずえさんは、30年以上、初代の日産シーマを愛用していることで知られている。しかもナンバーは今や希少な“横浜33”。そこで本連載にも昨年3月、ご出演いただいた。
https://gqjapan.jp/cars/article/20210326-nissan-cima-kazue-ito-vol1

> 実はその取材当日、伊藤さんから「実は……」と、メーカー自らフルレストアを手がけることになった話を聴いてびっくりした。「ちょうどボディの全塗装を考えていたときに、レストアの話が飛び込んできました。本当にびっくりしました(笑)」と、伊藤さん自身話していた。

> 知らない向きに説明すると、日産は、2021年4月に伊藤さんのシーマをレストアした。同年3月に配信されたリリースによると、「伊藤かずえさんが同社のセダン『シーマ』を30年以上に亘り愛車として乗り続けられていることに感謝し、この先も快適で楽しいドライブをしていただきたいとの想いから、伊藤さんの愛車を2021年4月より一時お預かりし、レストアさせていただく運びとなりました」と、記されていた。

> その後、半年以上かけレストアを実施。同年12月に完了し、伊藤さんに納車された。実車は東京・銀座にある日産の施設「NISSAN CROSSING」でも展示され、多くの人の目に触れた。筆者もそのとき実車を見たが、新車と見紛えてしまったほど。

> もっとも筆者はレストア直前のシーマを取材していたため、運良く、ビフォー・アフターを見られたのだ。

> そこで、伊藤さんに、あらためて“アフター”のシーマについて訊きたく、取材を申し込んだ。


> シーマは絶好調!

> 取材日は8月上旬の酷暑。40℃を越す地域もあったほどだ。30年以上前のシーマには申し訳ない天候だ。

> 「ここまで一般道のみで走ってきましたが、とくに問題はないですね。1時間ほど運転しましたが、エアコンも良く効きますし快適です。今でも、買い物やジムに行くためほぼ毎日シーマには乗っているんです」

> さすがは当時の高級車として人気を博したシーマだ。30年以上乗り続けても、日本の夏程度ではびくともしないのだろう。レストア後のシーマはいかに?

> 「レストア前にエンジン・ルームから聞こえた異音はなくなりました。ミッション含め、機関系は快調です。あとはタイヤが今までより良い物(ブリヂストンのREGNO)に履き変わったことで、路面をより滑らかに進むような気がします」

> ただし以前と変わらず、仕事などは電車で移動するため高速道路はほとんど乗らない。

> 「今年1月、シーマとの撮影があったので厚木の方まで高速道路を使って向かいました。そのとき、運悪く大雨だったのですが、それでも問題はとくにありませんでした。しかも、ボディにコーティングを施して下さったので、雨上がりでも、汚れが目立たなくなったのが嬉しいです」

> レストアされたシーマは絶好調! と、思いきや、最近、気になる部分があるという。

> 「ワイパーの低速モードが作動しないんです。なので、小雨でも高速モードにしなくてはならないんです。どこかのタイミングで直ればいいのですが」

> ほかに気になるところを訊くと、「とくにはありませんね」。30年以上前のクルマとは思えぬコンディションだ。

> とはいえこれは、伊藤さんがしっかり整備をおこなってきたからだ。エンジンを載せ替えたり、エアコンの予備を確保したり、と、これまでシーマを維持するための“作戦会議”をディーラーと密に実施。どうやってシーマに長く乗り続けるか? を、ずっと考え、そして実行に移してきたのだ。

> 後編では、レストアされたシーマの細部や、伊藤さんが今、気になるクルマについて記す。


> 【プロフィール】伊藤かずえ

> 1966年12月7日生まれ、神奈川県出身。1978年デビュー。1982年4月21日「哀愁プロフィール」で歌手デビュー。「ポニーテールは振り向かない」など大映テレビ制作のドラマを中心活躍し、現在も数々のテレビドラマや映画へ出演している。

<参考=「2桁ナンバー物語 特別編 横浜33の日産シーマと俳優・伊藤かずえさん第2弾(前編)」(GQ、8月8日)>


NO.2346 令和3年3月31日(水)山崎精肉店(ヤマザキフード)最後の焼豚<起稿 磯津千由紀>(21/03/31)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/03/31 (Wed) 22:41

 こんばんは。


 拙ブログに投稿したローカルな記事ですが、田舎の実態を示すものとして此処にも投稿することにします。

 尚、山崎精肉店の閉店に関しては、通院スレッドの3月3日の記述でも、触れています。
<参考=雑談NO.2043 続5:2014/5からの原因不明の間欠跛行(?)は続く(2020/5/14以降)>(起稿2020年7月16日)

2021/03/23 (Tue) 19:18の投稿<副題=3月3日(水)理容、書店、風の家、山崎精肉、城東ク、くら、杏林堂>
寄稿磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64) 2021/03/23 (Tue) 19:18


 掛川市では、個人経営の店が、また閉店する。
 今日母が1425~1625に、今日で閉店する緑ヶ丘の山崎精肉店(ヤマザキフード)に行き、焼豚の最後の1個を買い、長話をしてきた。
 私は、1519~1614に城東クリニックと杏林堂薬局葛ヶ丘店に行ったので、母に同行できなかった。



NO.2347 <コロナ禍>茶道にも、影響<!><起稿 シバケン>(21/04/03)


【シバケン】 2021/04/03 (Sat) 21:09

茶道は3密の世界<!>
和室が四畳半という基準になったのは茶室からと言われています。
春夏秋冬と土用という季節になぞられ四畳半という概念が生まれました。
お稽古ではそこに亭主を含め4人で、どうしても密になります。
さらに、茶話という、お話を楽しむ時間もあります。

加えての、
茶道人口の高齢化
回し飲みという作法

これでは、コロナ感染の条件、揃い過ぎ<!>
茶道が安心して、出来るの状況にならねばと。


<写真>
吉村民



>1200年程前から脈々と受け継がれてきた日本が世界に誇れる『茶道』の文化が危機に瀕しています。

>私自身も茶道のお稽古を習い始めて6年以上経つのですが、緊急事態宣言が発出されてから一度もお稽古は再開していません。

>また、私が鑑定士として勉強している本郷美術骨董館でもお茶を辞めたとのことで、お茶碗・釜などの御道具をお持ち込み、買取依頼されている方も増えています。

>原因は3つ

>■茶室という3密空間

>和室が四畳半という基準になったのは茶室からと言われています。
>春夏秋冬と土用という季節になぞられ四畳半という概念が生まれました。
>お稽古ではそこに亭主を含め4人で、どうしても密になります。
>さらに、茶話という、お話を楽しむ時間もあります。
>戦国時代では織田信長、豊臣秀吉など、名だたる戦国武将が茶の湯を愛し、茶室でどのような密談が行われたのだろうか、
どのようなお道具に魅了されたのだろうか、と妄想するのも、歴史好きな私の楽しみでもあります。

>■茶道人口の高齢化

>さらに、高齢化している先生や生徒さんが怖がってお稽古に出てこない。
>さらにこのコロナ渦で家の中で過ごす時間が増え足腰が弱り、正座ができなくなって茶道を嗜むことが出来なくなってしまった方も多いです。

>■回し飲みという作法

>さらに濃茶という御点前では一つの茶碗を回し飲む作法があります。
>『一期一会の場を共に分かち合う』という意味合いがあります。

>茶道は日本が世界に誇れる伝統文化です。

>陶芸家・第十一代 大樋長左衛門さんはニューヨークのメトロポリタン美術館で行われた茶道のデモンストレーションを見た際に、そこに展示されている現代アートより、茶道が現代アートに見え、そこで茶道が現代に息づくアートならば、正面から取り組める、と確信したのだそうです。

>コロナに負けず、茶道文化がこの先も日本で大事に伝承されていくよう、願いたいですし、
私もその魅力を伝えていければと思います。

><吉村民の鑑定日記より引用>

<参考=「コロナの影響で「茶道文化」にも影響が?」(本郷美術骨董館)>
<消滅・21/09/17>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/03 (Sat) 22:21

 シバケン様、こんばんは。


 掛川市の「二の丸茶室」は、立礼(りゅうれい)のみに切り替え、消毒を頻繁にする等で、運営を続けています。工夫次第で、「3密」は回避できます。
 現に、今日も「桜茶会」を執り行ないました。

 因みに、四畳半の「小間」だけが茶道ではなく、「広間」もあります。

 尚、お濃茶は、元々普段の茶会では出ません。出すときは、今は回し飲みをしないです。


 宗偏流歴47年の磯津でした。


【シバケン】 2021/04/04 (Sun) 00:38

磯津千由紀さん、こんばんわ。

>宗偏流歴47年の磯津でした。

へえの、
47年間もの長きに渡って、研鑽されてるですか<!>

で、間違ってたら、申し訳ありませんですが、
もしかして、ですが、宗徧流<?>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/04 (Sun) 01:05

 シバケン様、こんばんは。


 仰る通りですが、「徧」の字がJIS第一水準第二水準に無いので環境によっては字化けするので、出版物ではともかく、インターネット上では「宗偏流」と書くことが普通です。

 47年前からやってますが、あまり真面目に続けてるとは言い難いです。

 ところで私の投稿の最後の行がHTMLに載ってません。


【シバケン】 2021/04/04 (Sun) 09:07

オッとの、
そですねえ<汗>

修正致しましたです。

で、
文字化けですか。
当方の環境では、大分改善されてるのか、正常表示されてるですねえ。

でで、
正確な漢字表記出来ぬの場合、Web新聞記事では、読みと、偏と旁で、記載してるです。


NO.2348 PETボトル・オープナ<起稿 磯津千由紀>(21/04/03)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/04/03 (Sat) 22:07

 こんばんは。


 1月5日(火)の樋口内科・消化器科で、昨年12月4日(金)の血液検査の結果を聞かされたが、HbA1cが7.1と、其れまでより0.5ぐらい高かった。
 頻飲してたカルピスが怪しい。
 で、カルピス・ゼロカロリーに、1月13日(水)より、切り替えた。
 此れまでのカルピスは5倍希釈だったが、カルピス・ゼロカロリーは、PETボトル入りで、薄めずに飲む。
 しかし、此のPETボトルの蓋が固く、手にタコが出来た。
 其処で、2月3日(水)に、2個188円(1個では売って貰えなかった)の、PETボトル・オープナを買った。パール金属の製品。
 快調。