みんながパソコン大王
雑談<NO.254>
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総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
雑談NO.255 | |||
2403 | 「日本のインターネットの父」から学んだ“The Internet”の意味<さくマガ> | 磯津千由紀 | 21/06/10 |
2402 | <コロナ・ワクチン>京都・伊根町/12歳以上の接種に抗議が殺到<!> | シバケン | 21/06/10 |
2401 | 樋渡啓祐氏の新型コロナウイルスワクチン接種への新提案 | 磯津千由紀 | 21/06/10 |
2400 | <本当怪<?>>コロナ・ワクチン接種「しないつもり」の年齢と預貯金額の割合 | シバケン | 21/06/08 |
2399 | 本当にエンジン車をなくしていいのか-次の世代に残したいニッポンの名エンジン7選 | 磯津千由紀 | 21/06/08 |
2398 | 聖火が消えた…関係者絶句 「絶対消えないトーチ」は看板倒れ? | 磯津千由紀 | 21/06/08 |
2397 | 日産のタクシー専用車が生産終了へ! NV200タクシーがまさかの短命に終わったワケ | 磯津千由紀 | 21/06/08 |
雑談NO.253 |
NO.2397 日産のタクシー専用車が生産終了へ! NV200タクシーがまさかの短命に終わったワケ<起稿 磯津千由紀>(21/06/08)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/08 (Tue) 03:07
こんばんは。
ユニバーサルデザインタクシーとして颯爽と登場したNV200がもう製造中止とは。
確かにガソリン車のために燃料代が高かったし、乗り降りもしにくかったが、なんといってもトヨタJPNの登場が大きいと思います。大荷物(自転車など)を運ぶのでない限り、NV200よりJPNのほうがずっと良いと、私は思います(どちらも数回しか乗ってませんが)。
> 2015年に「NV200タクシー」が日本国内で発売となったが、すでにオーダーを受けている分の生産のみとなっていて、2021年3月中には正式に生産終了となる見込みだという。
> JPNタクシーよりも先にデビューした「NV200タクシー」は、ユニバーサルデザインタクシーであり、ミニバンをベースにしているため大きな荷物も載せやすく、車いす利用者も使いやすいように設計したとして、日産も大きくアピールしていた。
> しかし、それがわずか6年で生産終了となったのには、相応の理由があるのではないだろうか。JPNタクシーに単純に勝てなかったのか? それとも日産の抱える事情によるものなのか?
> タクシーに参入するのはそれなりの覚悟あったはずだが、なぜ短命で終わったのか? そのワケと、日産の商用車戦略はどうなるのか考察していきたい。
> 文/渡辺陽一郎
> 写真/NISSAN、編集部
> ■トヨタのJPNタクシー発売で流れが変わった
> 日産の商用車、『NV200』をベースに開発されたタクシー仕様の『NV200タクシー』(発売時点の車名はNV200バネットタクシー)が2020年3月には生産を終える。
> NV200バネットは、前輪駆動ベースの商用車として、2009年に発売された。3代目の『マーチ』や『ティーダ』と共通のBプラットフォームを使い、前輪駆動によるミニバン感覚の商用車としてアピールされた。
> この後、2010年10月に5ナンバー車のワゴンを加え、同年12月にはタクシー仕様も設定している。2014年にはタクシー仕様の改良モデルを発表した。NV200の商用バンとワゴンは今後も生産を続けるが、タクシー仕様は終了することになった。
> 最初の発売から10年を経過したとはいえ、なぜタクシー仕様だけが生産を終えるのか。メーカーに尋ねると「ラインナップを最適化する観点から生産を終了することになった」と返答された。次は販売店に尋ねると、以下のようにコメントされた。
> 「生産を終えた背景には、いろいろな理由がある。最も大きな理由は売れ行きの伸び悩みだ。NV200タクシーが発売された時は、車椅子ごと乗車できるタクシーは、この車種のみだった。その意味でNV200タクシーには、ほかの車種では得られない特徴があったが、トヨタから(2017年に)JPNタクシーが発売されると状況が変わった」
> 「当初のJPNタクシーは、車椅子の乗降性が悪かったものの、乗車は可能にしていた。しかもタクシー専用車だから、外観もNV200タクシーに比べて立派に見える。最近はクラウンコンフォートなどトヨタのタクシーがJPNタクシーへ切り替えたこともあり、販売面で大きな差を付けられた。NV200タクシーは売れ行きが下がり、なおかつ新しい法規に対応する必要も生じたから、生産を終了する」
> そうなると今後の日産は、タクシー仕様車には、もはや力を入れないのか。
> 「NV200タクシーは、発売から10年を経過したこともあって生産を終えるが、最近の日産はセレナのタクシー仕様に力を入れている。セレナは人気の高いミニバンだから、エンジンノイズが静かで乗り心地もよく、ドライバーや乗客の皆さんから聞かれる評判も優れている。このほかノートのタクシー仕様も用意する。今後はこのような乗用車ベースのタクシー仕様が主力になる」
> ■NV200タクシーへ業界からのさまざまな声
> ユーザーの立場では、NV200タクシーの廃止をどのように見ているのか。タクシー会社に尋ねると以下のように返答された。
> 「NV200タクシーは、アメリカなど海外にも導入されたが、少なくとも日本では時期が早すぎたと思う。当時のタクシーは、日産『セドリック』、トヨタ『クラウンセダン』『クラウンコンフォート』などのセダンボディが圧倒的だったから、背の高い商用車ベースのタクシーには違和感が伴った」
> 「天井に社名表示灯を装着していても、お客様がなかなか手を挙げてくれない。停車するとセダンと違うので料金が高いのではないかと疑われたり、乗車を断わられることもあった。床の位置が高いので、乗り降りがしにくいと指摘されたこともある。それでもセダンに比べて背の高いトヨタ『JPNタクシー』の導入後に、日産が『NV200タクシー』を発売していたら、ある程度は人気を高められたかもしれない」
> JPNタクシーの全高は1750mm、NV200タクシーは1860mmだ。セダンがタクシーの中心だった時代に、NV200タクシーが導入されたので、確かに突出して背が高い印象を受けた。それがJPNタクシーが増えた今では、印象も違っている。
> またNV200は商用車だから、床を平らに仕上げている。そのために床の位置が高い。電動で収納されるサイドステップ(小さな階段)を設定したが、床の低いセダンに比べると前述の通り乗り降りしにくい。ドライバーの評判はどうだったのか。
> 「当時のセダンに比べると、NV200タクシーは高い位置に座っている感覚があった。周囲の見晴らしはいいが、高速道路に乗り入れた時などの安定感は少し下がる。ドライバーから聞かれる乗り心地の評判もあまりよくなかった。そのためにコロナ禍の影響で、営業している車両の数を抑えた時は、まず最初にNV200タクシーの稼働率が下がった」
> NV200タクシーは商用車がベースだから、足まわりに変更を加えたものの、乗り心地はよくない。1390kgのボディに基本設計の古い1.6Lエンジンを搭載するから、ノイズも高まりやすい。確かに快適なタクシーではなかった。
> それなら逆に、NV200タクシーのメリットは何だったのか。この点もタクシー会社に尋ねた。
> 「お客様が座る後席の足元空間がかなり広く、手荷物などを置きやすかった。後席は座る位置も高いので、周囲の見晴らしもよかった」
> NV200タクシーには車内が広いなどのメリットもあった。ただし商用車がベースだから、ノイズや振動といった快適性の面において、旅客運送業に使われる車両には馴染まない。乗降性もよくないため、JPNタクシーに押されたのは仕方ない話であった。
> タクシーは公共性の高い交通機関だが、顧客が手を挙げて車両を停車させ、ドライバーと自分の占有空間において移動する。また一般の公共交通機関では、あらかじめ決められた目的地やルートの中から顧客が系統を選ぶが、タクシーでは顧客が自分で目的地とルートを決められる。
> いわばタクシーは、顧客の思い通りに運行される贅沢な乗り物だから、乗車料金も移動距離の割に高い。そうなれば顧客が「内外装や乗り心地がなるべく上質なタクシーに乗りたい」と考えるのは当然だ。
> ちなみにJPNタクシーの上級グレード「匠」には、メッキグリルやメタリック塗装のホイールキャップが装着され、内外装を相応に満足できる質感に仕上げた。NV200タクシーが生産を終えた経緯の本質は、「バスや電車とタクシーの違い」に対する解釈の仕方にあったと思う。
<参考=「日産のタクシー専用車が生産終了へ! NV200タクシーがまさかの短命に終わったワケ」(ベストカーWeb、3月20日)>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/30 (Thu) 20:06
こんばんは。
知人が経営する「掛川タクシー」がNV200を買いました。
「はい、もう製造中止になります。最後です。JPNでは車椅子の方には、サービス後退になってしまいます。来年以降どうするか考えます。」 とのことでした。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/10/03 (Sun) 02:24
こんばんは。
私:
> こんばんは。
>
> JPNはNV200よりも車椅子での乗降性が良くないのですか。
>
> 下記記事にある、セレナという選択肢はなかったのですか?
>
> > 「当初のJPNタクシーは、車椅子の乗降性が悪かったものの、乗車は可能にしていた。しかもタクシー専用車だから、外観もNV200タクシーに比べて立派に見える。最近はクラウンコンフォートなどトヨタのタクシーがJPNタクシーへ切り替えたこともあり、販売面で大きな差を付けられた。NV200タクシーは売れ行きが下がり、なおかつ新しい法規に対応する必要も生じたから、生産を終了する」
> >
> > 「NV200タクシーは、発売から10年を経過したこともあって生産を終えるが、最近の日産はセレナのタクシー仕様に力を入れている。セレナは人気の高いミニバンだから、エンジンノイズが静かで乗り心地もよく、ドライバーや乗客の皆さんから聞かれる評判も優れている。このほかノートのタクシー仕様も用意する。今後はこのような乗用車ベースのタクシー仕様が主力になる」
>
> <参考=「日産のタクシー専用車が生産終了へ! NV200タクシーがまさかの短命に終わったワケ」(ベストカーWeb、3月20日)>
掛川タクシー社長:
> ノートは価格の割にタクシーでは燃費が悪い。
> セレナは今後検討する可能性はありますが、費用対効果です。静岡県では、座席を減らさないと大型車扱いになってしまいます。弊社のNV200みんなのタクシーは現状車椅子の方やゴルフ客に支持が多いです。ゴルフ客は、小型タクシーでゴルフバック4つが入るタクシーを希望されています。
> JPNは遠鉄でも車椅子のお客様には使っていません。弊社1台しかありませんが同様で、駅で特に言われた場合以外は使いません。NVに比べ乗降に時間がかかりすぎます。
私:
> こんばんは。
> 成程、セレナは小型タクシー扱いにならないのですか。
> 東京で確か帝都タクシーさんのNV200に乗った際、夜だったので良く見えず、乗車時に派手にひっ転んで脚を打撲しました。床は高く、座席はベンチシートでなかったから。其の後に何回か掛川タクシーさんのNV200に乗ってますが、乗り心地は良くないです。UDタクシーといっても、障害者を優先する一方で健常者には多少は我慢して貰う車だというのが私の印象でした。車椅子の方だけでなく、4人組のゴルフ場行きにも好評なのですか。
> JPNは、掛川タクシーさんで2回と浜松の遠鉄タクシーさんで1回、乗りました。乗り心地はクラウンコンフォートより良かったです。でも、NV200よりも車椅子での乗降性が良くないのでは、UDタクシー失格ですね。
> 詳しく、ありがとうございました。
NO.2398 聖火が消えた…関係者絶句 「絶対消えないトーチ」は看板倒れ?<起稿 磯津千由紀>(21/06/08)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/08 (Tue) 03:31
こんばんは。
日本が誇る「絶対に消えない聖火」が消えるトラブルが。
> 台風並みの風雨でも「絶対に消えない聖火」との触れ込みだった東京オリンピックのトーチ。聖火リレー初日の25日、トーチの火が消えるアクシデントに見舞われた。大会組織委員会は「調査中」として原因究明を急いでいる。
> 「えっ、消えた?」。福島県富岡町で25日午後1時半ごろ、ランナーが持つトーチの火が消える場面があった。並走していた実行委員会スタッフが無線で連絡。追走する車から別のスタッフが降りてきて、ランタンの種火を使って再点火した。約30秒間消えた聖火。再び赤くともった火を見つめる人々。リレーは一時ストップしたものの、大きなトラブルにはならず続行された。
> ランナーの女性は終了後、「トーチ(の火が)消えちゃってびっくりしました。心臓が止まるかと思いました。すぐについてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
> 広野町では聖火を次のランナーに引き継ぐ「トーチキス」の際、聖火が消えたように見えた。聖火を次のランナーに点火しようとした際にうまく移らなかったようだ。
> 全長71センチ、重さ1・2キロのトーチ。桜色がかったピンクゴールドに仕上げられている。組織委はこのトーチの構造に、自信を持っていた。歩いて前に進むのも困難な秒速17メートルの風、バケツをひっくり返したような1時間に50ミリの雨……。そうした状況でも消えない性能が求められ、強度を高める技術を結集していたはずだった。
> 聖火が消えたアクシデントに大会関係者は、「まさか」と絶句した。福島地方気象台によると、25日の福島県沿岸部での風は強いとまでは言えず、最大で5メートルほどだった。121日間の長丁場となる聖火の旅は初日から予想外の出来事に遭遇した。組織委担当者は「聖火が消えては機運醸成に水を差しかねない」と心配そうな表情を浮かべる。
> 過去にも聖火が消えたことはある。1998年の長野冬季五輪ではトーチの構造に問題があり、火が消えるトラブルが相次いだ。2008年4月に長野県内で北京五輪の聖火リレーが行われた際は、競泳男子の北島康介選手へ受け渡すときに火が消えて再点火された。14年ソチ冬季五輪のリレーでは、男性走者のトーチの火が消え、近くにいた治安当局者がライターで再点火する映像が報じられて話題になった。【村上正、川崎桂吾】
<参考=「聖火が消えた…関係者絶句 「絶対消えないトーチ」は看板倒れ?」(毎日新聞有料記事、3月26日)>
NO.2399 本当にエンジン車をなくしていいのか-次の世代に残したいニッポンの名エンジン7選<起稿 磯津千由紀>(21/06/08)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/08 (Tue) 04:28
こんばんは。
何十年も積み上げてきたガソリンエンジン達が、急に消えようとしています。
既に、燃費規制によって小排気量ターボへのシフトで消えていったエンジン達も多いです。
> 自動車業界は現在「100年に一度の大変革期」と言われている時期となっていることもあり、パワーユニットもカーボンニュートラルに向けた電気自動車の普及促進をはじめとした電動化が急速に加速している。
> しかし、電動化によるライフサイクルアセスメントと呼ばれる製造から廃棄までという長期的に見た環境負荷など議論すべき点も多く、「本当にエンジン車をなくしていいのか?」と感じている方も少なくないだろう。
> またスポーツエンジンであれば、日本車に搭載されたものにも「自分の子供たちにも乗って欲しい、次世代に残したい」と思う名エンジンがあるのも事実。
> こうしたエンジン(を搭載したモデル)を本当になくしていいものなのか? そんな名残惜しい、次の世代に残したニッポンの名エンジンを紹介していきたい。
> 文/永田恵一
> 写真/ベストカー編集部 ベストカーweb編集部 トヨタ 日産 ホンダ スバル 三菱
> ■トヨタ/4A-GE+AE86型カローラレビン&スプリンタートレノ(1983年)
> ■エンジン形式:1.6リッター直列4気筒DOHC
> ■搭載車種:80系から110系までのレビン&トレノを含むカローラ系、初代MR2、カリーナなど
> ■登場時のスペック:130ps/6600rpm、15.2kgm/5200rpm(グロス値)
> 4A-GEはそれまで1.6リッター級スポーツエンジンとして使われていた2T-G系の後継エンジンとして、1983年にカローラ&スプリンターが80系にフルモデルチェンジされた際に登場した。
> 4A-GEは当時の庶民にはまだ高嶺の花だったDOHC4バルブというエンジンを、若者にも買えるカローラ&スプリンターといったモデルに搭載した功績は非常に大きかった。
> 特にカローラ&スプリンターでは最後のFR車として4A-GEを搭載したAE86型のレビン&トレノは当時でもいいクルマとは言えなかったのも事実だが、全体的にシンプルなクルマだったことなども幸いし多くのドライバーを育てるなど、今でもファンの多いモデルとなっている。
> また4A-GEは登場後、ハイオクガソリン化による140ps仕様(1989年の90系カローラ&スプリンターのマイナーチェンジ)、5バルブ&4連スロットル+可変バルブ機構VVTの160ps仕様(1991年のカローラ&スプリンターの100系へのフルモデルチェンジ)。
> 最終進化版となる165ps仕様(1995年のカローラ&スプリンターの110系へのフルモデルチェンジ)と、市販状態での改良が積み重ねられた点も大きな魅力で、改良されたエンジンがAE86などへスワップされることもよくあった。
> さらに4A-GEはレースをはじめとしたモータースポーツでも使われたエンジンだっただけにアフターパーツが豊富なことに加え、プライベーターでも比較的手が加えやすい点も愛されている大きな理由で、AE86ユーザーの支えもあり未だに新しいパーツが開発されるなどの進化が続いているほどである。
> ■日産/RB26DETT+R34型スカイラインGT-R(1999年)
> ■エンジン形式:2.6リッター直6DOHCツインターボ
> ■搭載車種:R32型からR34型までのスカイラインGT-R、初代ステージア260RS
> ■登場時のスペック:280ps/6800rpm、40.0kgm/4400rpm
> RB26DETTは1989年登場のスカイラインとしては8代目モデルとなるR32型で最強のGT-Rが17年ぶりに復活するにあたり開発されたエンジンである。
> R32型GT-Rは当時のグループAレース制覇を目標としたモデルだっただけに、グループAレーシングカーがターゲットとした600psに対応する強さや6連スロットルに代表されるメカニズムに加え、市販状態でも官能的なサウンドと回転フィールを持つ点も大きな魅力だった。
> なお、2600ccという中途半端に見える排気量は、グループAレースでの最低重量やタイヤサイズといったレギュレーションから最適となるものとして選ばれたものである。
> 1999年に登場したRB26DETTを搭載したスカイラインGT-Rとしては最後となるR34型は、R32型からR34型までのRB26DETT+アテーサET-Sというパワートレーンを搭載する第二世代スカイラインGT-Rの集大成という点が最大の魅力である。
> ノーマル状態でのサーキットのラップタイムに代表される速さはインプレッサWRX STIやランサーエボリューションの台頭もあり、日本一とはいえなくなっていたが、ボディ剛性の高さやVスペックに採用されたディフューザーなどの空力パーツも貢献した安心感の高さはR34型スカイラインGT-Rらしい世界観だった。
> また、RB26DETTもアフターパーツの豊富さにより、現代のパーツを使えば600馬力程度を出すことはそれほど難しくない。
> さらにHKSが「600psをキープしながら、現在の厳しい排ガス規制をクリアし、WLTCモード燃費もリッター20kmを目指す」というRB26DETTの開発に着手しているなど、いまだ進化が続いている点も大きな魅力だ。
> ■日産/VR38DETT+現行R35型GT-R(2007年)
> ■エンジン形式:3.8リッターV6ツインターボ
> ■搭載車種:現行R35型GT-R
> ■登場時のスペック:480ps/6400rpm、60.0kgm/3200~5200rpm
> 2007年にGT-Rが復活するにあたり新開発されたVR38DETTは「レーシングテクノロジーを最大限市販車に盛り込んだエンジン」である。
> その代表的な技術、特徴としては燃焼温度を上げるためエンジンブロックの補強材である鉄製のライナーを廃止し、その代わりプラズマコーティングを施し燃費とパワーを同時に向上させた点。
> グループCカーに搭載された3.5リッターV8ツインターボエンジンのようなパワーバンドの広さ、200km/h巡行でも排ガスはクリーンエアで走行できる点が挙げられる。
> さらにVR38DETTは毎年のように改良を受け、現在では基準車でも570馬力までパワーアップされているというポテンシャルの高さも大きな魅力だ。
> 現行GT-Rの魅力は0~100km/h加速やニュルブルクリンクのラップタイムに代表される速さだけでなく、「300km/hで巡行しながら会話を楽しめる」、「一週間分の荷物二人分が積めるユーティリティ」、「雪もOK」というマルチパフォーマンススーパーカーというコンセプトを実現している点。
> さらに、法規を大きく超えたスピード域での衝突安全性といったGT-Rだけの世界、個性を持っていることだ。それだけにこれだけのクルマが今後出ることは世界的に見ても、もうないのはないだろうか。
> ■ホンダ/B18C 96 spec.R+初代インテグラ タイプR(1995年)
> ■エンジン形式:1.8リッター直4DOHC
> ■搭載車種:初代インテグラ タイプR
> ■登場時のスペック:200ps/8000rpm、18.5kgm/7500rpm
> 初代NSXに続く「身近なタイプR」というコンセプトで初代インテグラ タイプRが開発されるにあたり、エンジンもベースとなる標準のDC2型インテグラに搭載されていたB18Cに大幅に手を加えたものとなった。
> 具体的には圧縮比の向上、吸排気系の変更、バルブシート部分のポート研磨(初期モデルでは手作業)などが施され、出力は180psから200psに向上しており、初代インテグラ
タイプRは「レーシングエンジンを搭載した市販車」といっても過言ではないモデルだった。
> 初代インテグラ タイプRのエンジンは1.8リッターというそれなりの排気量があったこともあり中低速域の太いトルクと、VTECが高速カムとなる高回転域での爆発的なパワーを伴いながら官能的なサウンドを奏でるという、全回転域で楽しめるエンジンに仕上がっていた。
> また初代インテグラ タイプRはクルマ自体も鋭い切れ味とクルマの状態を正確に伝えてくれる豊かなインフォメーション、高いコントロール性をバランスさせており、まとめるなら「レーシングカーの市販車版」という言葉が相応しい素晴らしいクルマだった。
> ■マツダ/13B-MSP+RX-8(2003年)
> ■エンジン形式:NA2ローターロータリー
> ■搭載車種:RX-8
> ■登場時のスペック:250ps/8500rpm、22.0kgm/5500rpm
> 2代目RX-7から搭載されていた13Bロータリーエンジンはターボだったこともあり、得られるパワーの割にサイズが小さい点などスポーツカーには向いた面の多いエンジンだった。
> その反面でアクセル操作に対するレスポンスの悪さ、燃費や排ガスといった環境性能といった課題も多く、ロータリーエンジンを存続させるべくRX-8の登場を期に開発されたのがNAの13B-MSPである。
> 13B-MSPはNA化に加え、サイド排気などの新技術の採用により排ガス規制のクリアと良くはないものの許容できる範囲まで燃費を向上させ、ロータリーエンジンを存続させた。
> フィーリングもよく「モーターのように回る」と表現されるロータリーエンジンの魅力がNA化でより際立っており、好みは分かれるようだが、RX-8に乗っていた時期がある筆者はこのロータリーエンジンが大好きだった。
> RX-8自体も速さこそそれほどではなかったが、サスペンションをはじめクルマの質もなかなか高く、観音ドアには不便な面もあるにせよ「家族でも乗れるスポーツカー」として魅力的な存在だった。
> ■三菱/4G63ターボ+ランサーエボリューションIX MR(2006年)
> ■エンジン形式:2リッター直4DOHCターボ
> ■搭載車種:IXまでのランサーエボリューション、ギャランVR-4など
> ■登場時のスペック:280ps/6500rpm、40.8kgm/3000rpm
> 4G63型エンジンはもともとの設計こそ1980年代前半という古いエンジンだが、ロングストロークなことも生かした太い中低速トルクを備えていたのに加え、ギャランVR-4とIXまでのランサーエボリューションというモータースポーツ参戦ベース車への搭載により、年々性能を高めていった。
> その集大成となるのが9.5と呼ばれることもよくあるランサーエボリューションIX MRに搭載されたもので、4G63ターボはエボIXから可変バルブタイミング機構MIVECを備えていたこともあり、武器だった中低速トルクが一層太くなっていた。
> サーキットで乗った際には「ロケットのような加速」と感じたことがある。
> また4G63ターボは設計が古いエンジンのためブロックが「重いけど強い」鉄製のため、チューニングへの対応力が高いことも大きな魅力だった。
> ランサーエボリューションIX MRはクルマ自体も4G63ターボを搭載したランサーエボリューションとしては完熟といえる仕上がりで、ランサーエボリューションをピュアなスポーツモデルとして見るならIX
MRがベストな存在に違いない。
> ■スバル/EJ20ターボ+VAB型WRX STI(2014年)
> ■エンジン形式:水平対向4気筒2リッターターボ
> ■搭載車種:WRX STI、4代目までのレガシィなど
> ■登場時のスペック:308ps/6400rpm、43.0kgm/4400rpm
> 10年ほど前までスバルの主力エンジンとなっていたEJ型は文字通り「社運を賭けた」といえる初代レガシィとともに1989年に登場し、特に初代レガシィRSとインプレッサ時代も含めたWRX
STIに搭載されていたEJ20ターボはランサーエボリューションとの戦いもあり、エンジンも切磋琢磨しながら成長していった。
> EJ20ターボはランサーエボリューションの4G63ターボとは対照的にクルマへの搭載要件もありストロークが短かったこともあり、特に初代インプレッサ時代のものだと「中低速トルクに欠ける代わりに高回転域では爆発的なパワーを発揮する」という性格だった。
> そのためランサーエボリューションに比べると運転はWRX STIの方が難しい傾向だっただが、「乗りこなせたときの歓びはWRX STIの方が上」という意見も多かった。
> EJ20ターボ搭載車も最終型となった2014年登場のVAB型WRX STIの魅力は高い。EJ20ターボは2007年登場のGRB型から高回転域での爆発的なパワーを若干抑えられたものの、その代わり4G63ターボほどではないにせよ中回転域のパワーが厚くなっており、扱いやすいエンジンとなった。
> またクルマ自体もサーキットの速さに代表される絶対的な速さは2代目のGDB型がピークだったと思うが、ロードカーとしての質感は新しいモデルほど高まっている点も大きな魅力だ。
> 2019年にVAB型が最終モデルとなったことでEJ20ターボも姿を消してしまったが、2019年まで30年に渡ってEJ20ターボが進化を続けながら続いたことには大きな拍手を送りたい。
> ■まとめ
> 今後新しいスポーツエンジン、特にNAのものが登場するという可能性は極めて低いだけに、欲しい人は今のうちに自分のものにし、すでに持っている人も含め末永く大切に乗って、名機の魅力を後世に伝えてほしい!
<参考=「GT-R RX-8 WRX STI…次の世代に残したいニッポンの名エンジン7選」(ベストカーWeb、4月4日)>
NO.2400 <本当怪<?>>コロナ・ワクチン接種「しないつもり」の年齢と預貯金額の割合<起稿 シバケン>(21/06/08)
【シバケン】 2021/06/08 (Tue) 23:53
預貯金額が低い程=「しない」
年齢低い程=「しない」
年齢については、リスクの低い程「しない」はわかるですが。
<図>
ワクチンを「接種しないつもり」と答えた人の年齢と預貯金額別の割合(独立行政法人経済産業研究所の調査から)
>新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、性別や年齢、預貯金額などの経済状況が、接種意欲と強い相関関係にあるとの調査結果を独立行政法人経済産業研究所が発表した。
>調査は5月6日までの2週間、インターネットで実施。ワクチンを未接種の18~74歳の男女1万1637人について分析した。接種を「するつもり」が60.9%だった一方、「しないつもり」が9.0%、「決めていない」が30.1%だった。
>項目別に調べたところ、「接種するつもり」に比べ、「しないつもり」「決めていない」と回答したのは、女性や預貯金額の少ない人、他人を信用しない傾向のある人、全般的な不安感を抱える人などに多かった。
>「しないつもり」を年齢別でみると、18~29歳では17.5%だったのに対し、65歳以上では4.8%にとどまった。
>調査をした同研究所の関沢洋一上席研究員らは「若年層で経済状況の良くない人にインセンティブ(動機)がないと、接種にブレーキがかかる可能性が高い」と分析。人口の大半が免疫を持つ「集団免疫」の獲得に向け、「動機付けを強化する方法の模索が必要だ」と指摘している。
<参考=「性別や預貯金額も関係? ワクチン接種の意欲調査―経産研究所」(時事通信)>
<消滅・22/06/05>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/09 (Wed) 01:06
シバケン様、こんばんは。
ベネフィットとリスクを秤にかければ接種すると判断するのが合理的思考ですが。
いい加減な情報に惑わされる人が多くて、子宮頸癌ワクチンの二の舞になるのが、最も怖いです。
NO.2401 樋渡啓祐氏の新型コロナウイルスワクチン接種への新提案<起稿 磯津千由紀>(21/06/10)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/10 (Thu) 01:35
こんばんは。
一転して、国の大規模接種会場では、遠い人が多いこともあり、高齢者接種枠が埋まらぬ事態が起きています。
今しがた、樋渡啓祐氏がFacebookで下記のような提言をしました。
序でに尾身氏批判も。
> ワクチン接種がコロナ対策の切り札であることが接種数がのびるにつれ多くの人たちがそう思うようになってきていると実感。そういう意味では、総理のワクチン接種と感染防止を同時に進める「二正面作戦」は正解。
> しかし、ワクチン接種も当初の勢いがなくなり、特に大規模接種会場では相当空きが出ていると聞く。そこで、提案だが、私の「二正面作戦」は、高齢者と高齢者以外の皆さんを同時並行に行うことだ。もちろん、
高島宗一郎 福岡市長が強力に進めている夜間の保育士接種なども自治体の裁量でどんどん行うべき。
> 今日、内閣府に提案したが、職域接種に地域住民を積極的に巻き込むべしと。あと、自治体が進める集団接種に曜日別に予約無しで地元の中小企業の従業員が接種を受けることなど、いろいろ方法はあると思う。
> もちろん、重症化率の高い高齢者や基礎疾患を持つ方を押しのけて接種を行うのは言語道断だが、しかし、並行して接種を行うのは問題ないどころかかえって感染防止に資するのではないか。
> あと、今日のTNCももち浜で提言したが、打ち手不足は歯科医師の皆さん、歯科医師会の積極的な参加が待たれると思う。知り合いの歯科医師は、接種をやりたいのだがどこからも依頼が来ていないとのこと。
> 行政の集団接種=高齢者等=ファイザー=医師会
> 民間の職域接種=高齢者等以外=モデルナ=歯科医師会
> 公民連携の集団接種=高齢者等以外=ファイザー=医師会
> というのが私が考える構図。政府はワクチン接種による集団免疫説は否定しているが、イギリスなどは明らかにワクチン接種による感染抑止になっている。
> 分科会もどうやったらワクチン接種が進むか考えたほうが建設的だと思うよ。そうそう、尾見さんも国会等で持論を述べるのであれば分科会長を辞めて持論を述べるべき。私は竹中平蔵さんが言う越権論には与しないが(ある程度自由に意見を述べて良い)が、それでも一定の制約があると思う。広い意味では尾身さんも政府の一員だからだ。
> そういう意味で、尾身さんを持ち上げ過ぎるメディアはどうかなと思うし、尾身さん、1年以上前に水際対策で政府に対して厳しい意見を言うべきだったと思うよ。
> 多少脱線したが、官民挙げてワクチン接種の加速化を考えるべき。これしかないのだ。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/11 (Fri) 12:38
こんにちは。
> 高齢者と高齢者以外の皆さんを同時並行に行うことだ。
大規模接種、防衛省は高齢者以外への範囲拡大を考えてたそうですが、政府方針でポシャった由。
防衛省の苦肉の策が、地域拡大(全国へ)なれど、効果のほどは限定的であろう。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/17 (Thu) 21:17
<副題=国の大規模接種、予約大幅増 64歳以下も受け付け始まる―コロナワクチン・防衛省(時事ドットコム、6月16日)>
こんばんは。
国の大規模接種で64歳以下も接種対象としたら予約が大幅に増えた由。
> 自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターで、対象年齢を65歳以上の高齢者から18~64歳にも拡大した予約が16日、始まった。地域制限はないが、1回目の接種で、自治体発行の接種券を持っていることが条件。
><参考=「 17日から18歳以上に 自衛隊の大規模接種―新型コロナワクチン」(時事通信)>
<消滅・22/06/16>
> 防衛省によると、予約が大幅に増え、17~20日は全て埋まった。21~27日も増加したが、16日午後8時時点で東京会場に約2万6000人分、大阪会場に約2万3000人分の空きがある。
> 28日以降はほとんどが2回目の接種となり、予約枠が非常に少ないため、防衛省は希望者に早めの予約を呼び掛けている。
> インターネットでの予約は、防衛省のホームページや通信アプリ「LINE」を通じた専用サイトから申し込む。専用の電話番号は東京会場が0570(056)730、大阪会場が0570(080)770。
<参考=「国の大規模接種、予約大幅増 64歳以下も受け付け始まる―コロナワクチン・防衛省」(時事ドットコム、6月16日)>
<消滅・22/06/16>
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/17 (Thu) 22:45
追伸です。
64歳以下で接種券(クーポン券)を持ってるか否か、自治体によって違うです。
例えば東京会場なら、新宿区は65歳以上にしかまだ、発送してないといいます。
NO.2402 <コロナ・ワクチン>京都・伊根町/12歳以上の接種に抗議が殺到<!><起稿 シバケン>(21/06/10)
【シバケン】 2021/06/10 (Thu) 08:46
ここは、総人口1839人。
ファイザー・ワクチンの年齢12歳以上えの拡大は、5月末に承認されたです。
の、上で、聞きつけたの部外者が、伊根町に抗議<?>
当世、恐いねえ。
自身の考えに、合わぬなら、抗議、イヤガラセ<?>
いつから、日本人は、どこかの国と、一緒に成ったの哉と。
>12~15歳への新型コロナウイルスのワクチン接種を6日に始めた京都府伊根町に7日、接種に反対する電話が殺到し、町は新型コロナワクチン接種コールセンターを終日停止した。脅迫めいた内容もあり、町は「インターネットで知り、抗議の電話をしているようだ」という。
>町によると、朝から「子どもへの接種はリスクがある」「接種をやめるべき」などと問いただす電話が相次いだ。3回線あるコールセンターはパンク、町は30分後にコールセンターの電話を止めた。
>電話は午後5時までに97件あり、全て町外からだった。メールは38件、ファクスは8件だった。20~30分間応対することもあり職員から「仕事にならない」との声も出た。中には「人殺し」「殺すぞ」など悪質なものもあった。町は京都府警宮津署に相談した。
>接種が報道された6日午後以降、会員制交流サイト(SNS)などで、子どもへの接種に反対する書き込みが相次いでいた。町の電話番号を記載し、抗議の電話を促す内容も見られた。
<参考=「「子どもへのワクチン接種やめろ」電話殺到 12~15歳に接種の町に「殺すぞ」脅迫も、業務に支障」(京都新聞)>
【シバケン】 2021/06/10 (Thu) 09:33
<副題=接種はあくまでもの、希望者だけでして。>
但し、12歳の子が、自身で判断出来るかと、なればの、親に影響されるは事実。
かと、申しの、伊根町外からの抗議は如何なものかと。
伊根町の方なら、接種機会得られ、選択出来るです。
結構なると。
と、するが、まとも也。
>京都府伊根町で64歳以下への新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいる。対象が12~15歳に拡大されたことを踏まえ、6日からは小学生や高校生も集団接種を受けた。学校で接種する中学生を除き、6月末までにほぼ希望者全員の接種を終える。
>伊根町では、16歳以上の対象者1834人の約8割が接種を希望。5月30日に基礎疾患を持つ64歳以下の接種を始め、4日には全町民に拡大。12歳の小学生と15歳の高校生の接種券は2日に配布した。
>6日は416人に接種した。宮津天橋高宮津学舎1年の女子生徒(15)は「副反応よりも、コロナに感染しないほうがいい。早く友達と机を並べて弁当を食べられる普通の高校生活に戻ってほしい」と話した。
<参考=「早くも高校生や小学生がワクチン接種 「早く友達と弁当を」京都、人口2千人の伊根町」(京都新聞)>
<消滅・22/07/15>
【シバケン】 2021/06/15 (Tue) 09:47
<副題=SNS住民なるは、百害あって、一理無し。>
抗議の電話ねえ。
無責任連中、面白がってるです。
この手の事、限度超えてるは、罰則決めて、取締対象にすべき。
にしてもの、電話番号非通知ねえ。姑息<!>
>12~15歳への新型コロナウイルスのワクチン接種を府内で最初に始めた京都府伊根町に、接種に反対する抗議の電話が殺到した。これを受け町は、同意による接種を強調するため集団接種から個別接種に切り替えた。厚生労働省の通知に基づいて接種を進める自治体の現場は、思わぬ反応に困惑している。
>「殺人鬼呼ばわりされる」。7日、伊根町役場総務課に電話が殺到し、真摯(し)に応対しようとした職員らが悲痛な声を漏らした。
>電話は、前日に始めた12~15歳の新型コロナウイルスのワクチン接種がきっかけだ。この様子が報道され、会員制交流サイト(SNS)などで子どもの接種に反対する書き込みが相次ぐ。役場の電話番号を記し、電話を促す内容もあった。
>電話の主は「子どもへの接種はリスクがある」「生殖機能が低下する」など、町の責任を問い詰める。対応した男性職員は「全く仕事にならない。もう疲れた」と肩を落とした。
>抗議は役場の代表電話だけでなく、3回線ある接種コールセンターにも集中した。30分ほど話し続ける相手もいて、7日は98件あった。10日までに計約200件に上り、体調を崩す職員もでた。
>このため、町は非通知設定の電話を着信拒否にするなど対策に乗り出す。ワクチン接種に関する問い合わせの番号を、別に用意して町民に知らせた。吉本秀樹町長は「厚労省の通知に従い、迅速な接種に対応した。抗議の電話やメールで行政を止めて翻意させようというのは間違っている」と憤る。
>また、町内唯一の中学校の生徒(26人)向けの接種も、急きょ切り替えた。本人や保護者の同意が前提であることを強調するため、予定していた集団接種を個別接種にした。
>これに対し、中学3年の息子を持つ女性(43)は、抗議への町の対応を知らなかったとし、「学校で打てれば、子どもを接種会場に連れて行かなくても済むのに…」とこぼした。9月には修学旅行もあるため、接種を望んでいるという。
>小学生の子どもがいる会社員の男性(43)は「他の地域よりも接種が早く進んでいるため、子どもの副反応の実態など心配な部分はある」と不安を口にしながらも、「接種は家族や個人の考えで決めるべき。打ちたい人は打てばいい」と話す。
>未成年者への接種に関する同様の問題は全国各地でも起こっている。北海道奥尻町では、高校生の優先接種を明らかにした1日以降、町役場に1日十数件の抗議電話が相次いだ。神戸市でも、報道を機に200件以上の電話やメールが殺到し、対応に追われた。
>伊根町への抗議を踏まえ、地元選出の国会議員は河野太郎・行政改革担当相に「ワクチンの安全性を、より広く国民に周知してほしい」と伝えた。接種を判断するには、リスクも含めた正確な情報共有が欠かせない。
>小中学生への接種を巡っては、7日の国会で萩生田光一・文部科学相が「集団接種は考えていない」と述べるなど、厚労省と文科省の間にズレも見られる。小規模の町や村で接種が進む中、国は明確な指針を早く示すとともに、現場が混乱しないように自治体を支援する責任がある。
>【接種年齢の引き下げ】 厚生労働省は6月1日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性が確認されたため、接種対象を16歳以上から12歳以上に引き下げた。12~15歳は64歳以下の一般接種に入るが、運用は市町村の判断にゆだねられている。
>ファイザーは、対象年齢の拡大や保存期間の延長に向けて、国の審査機関「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」に添付文書の改訂を相談していた。米国では既に認められている。同社が12~15歳の2260人を対象に実施した臨床研究(治験)の結果によると、偽薬を投与したグループでは18人が感染したが、ワクチンを接種したグループでは感染は認められず、100%の発症予防効果が確認された。
<参考=「12~15歳接種で京都・伊根町に電話殺到 そのとき町民はどう思った」(京都新聞)>
(21/06/13)
<消滅・22/07/25>
【シバケン】 2021/06/15 (Tue) 11:04
<副題=厚生労働省vs文部科学省で、見解別れる<!>>
何よりも、これが、問題。
「副反応について十分に見守る必要がある」
変な話の、誰か、実験的に、接種させて、その結果判断<?>
<図>
子供のワクチン集団接種をめぐる主な課題
>新型コロナウイルスワクチンについて、接種対象が若年層へも広がりつつある。中高生を対象に積極的に接種する自治体がある一方で、現行の16歳以上から12歳以上に広げた厚生労働省と「高齢者や基礎疾患のある人が優先だ」とする萩生田光一文部科学相の発言の間で苦悩する自治体もあるなど対応が揺れている。
>■「国は姿勢示せ」
>「検討はしばらくストップしたい。国はアクセルを踏んでいるのか、ブレーキを踏んでいるのか分からない」。神戸市の久元喜造市長は10日の記者会見でこう苦言を呈した。
>5月31日に厚労省の専門分科会が、米ファイザー製の接種対象年齢を12歳以上に引き下げたことを受け、神戸市は市立中学と高校の生徒を対象とした集団接種の検討を開始。「迅速に幅広い世代にワクチン接種を進めるための選択肢の一つ」(担当者)としていたが、検討そのものを見合わせることにした。
>背景には萩生田文科相の発言がある。「まずは高齢者、次に基礎疾患のある人の接種を優先していることに留意してほしい」。6月8日の閣議後記者会見で、萩生田氏はこう言及した。さらに「発達段階の子供たちが、体の大きさに関係なく大人と同じワクチン量でいいのか」とも述べ、影響の有無を専門家と検証しているとも明かした。
>前進か慎重か。割れる見解に神戸市の久元市長は「国の方針が極めて混乱し困惑している。国がはっきり方針を示さないと、私たちは仕事ができない」と厳しい表情を浮かべた。
>■若年層優先も
>若年層へのワクチン接種を優先する自治体も出ている。
>7月以降に本格化する65歳未満の接種に関し、中高生を優先する方針を打ち出した愛知県小牧市の担当者は「年齢順のやり方では10代が後回しになる。秋以降の教育活動の本格再開を見越した対応」と説明する。
>市には「安全性が担保されていない」「不安を感じている」とのメールや電話が殺到したが、大半は匿名で、東京など県外からの意見が目立つといい、科学的根拠に基づかない抗議も多数あったという。小牧市は引き続き、中高生優先で接種を進める方針だ。
>一方、小中学生への集団接種に向け準備を進めていた岡山県総社市は多数の意見が寄せられたことなどを受け、7日に予定していた12~15歳への接種券の配布を見送った。今後、国の対応も注視しながら検討を進めていくという。
>東京都新宿区のように、他の世代より先に20~30代への接種を始める自治体も。行動範囲の広い若年層に重点的に接種を行うことで、重症化リスクの高い高齢者への感染拡大を防ぐ狙いがあり、医療機関の負担軽減を目指すとしている。
>■副反応見守る必要
>専門家はどう見るのか。「12~15歳への治験で大きな影響は報告されていない。積極的にワクチンは打つべきだ」とするのは、りんくう総合医療センターの倭(やまと)正也感染症センター長。「子供は重症化するリスクこそ低いが、家庭内感染の懸念は十分にある。予防策にはワクチンが最も効果的だ」とした。また小中学生への接種は保護者の同意が前提となることから、倭氏は「保護者は疑問点などをかかりつけ医に相談し、説明を受けた上で判断してほしい」とも話した。
>小児科医で大阪市立大の瀬戸俊之准教授(臨床遺伝学)は「ワクチンは幅広い年代で接種することが望ましいが、成人と小児では免疫反応に差がある。副反応について十分に見守る必要がある」と指摘。その上で「国は保護者の簡単な疑問に答えるサイトを作るなどし、小児へのワクチン接種に対する姿勢を明確に示すべきではないか」と述べた。
<参考=「ワクチン接種 対象年齢引き下げ 中高生への接種優先も」(産経新聞)>
NO.2403 「日本のインターネットの父」から学んだ“The Internet”の意味<さくマガ><起稿 磯津千由紀>(21/06/10)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/06/10 (Thu) 20:04
こんばんは。
こんな授業(オンライン講座)があるんだということを紹介。
入り口は初心者向けですが、奥深いようですね。
さくらインターネットのWebマガジン<さくマガ>より。
尚、1990年というと、インターネットは普及してましたがまだWeb(ハイパーテキスト)は一般的ではなく、プレーンテキストのgofar等が使われてました。
大量のメーリングリストを読んでないと“The Internet”から追いてかれる時代でした。
当時のインターネットはカリフォルニア大学バークレイ分校(UCB)版UNIXがメインに使われてましたが、スタンフォード大が台頭しつつありました。今は、軍からの資金が途絶えていずれも凋落してますけど
> 「魔が差した」としか思えない瞬間があります。
> 後になってみれば、どうしてそんなことをしたのか、自分でもさっぱりわからない。気がついてみると、とんでもないことを始めてしまっている。筆者にはそんな瞬間が時折、訪れます。
> あの時もそうでした。はっと我にかえったら、始めてしまっていたのです。
> よりによってインターネットの勉強を!
> *
> コンプレックスほど恐ろしいものはありません。
> ふだんは意識の奥底にひっそり潜んでいるくせに、あるときにわかに立ち現れたかと思ったら、いきなりとんでもないものを突きつけてくる。インターネットの勉強だなんて……。
> インターネット以前に、コンピュータにはずっと苦手意識を抱いていました。敗因はMS-DOS。筆者がコンピュータを使い始めたのは、30代後半、Windows95
が登場する4、5年前でした。
> いちいちキーボードからコマンドを入力しなければならないMS-DOSは、パソコン初心者の筆者を大いに手こずらせました。
> でも、一方で、当時MS-DOSを立派に使いこなしていた方々もいて、彼らは今でもMS-DOSのほうが使い勝手がいいと主張しているとか。それで、わざわざ
Windows からMS-DOS画面を出してコマンドを入力しているらしい。
> MS-DOSが悪いわけではなくて、要は資質、能力、センスの問題なのでしょう。
> 筆者を決定的に打ちのめしたのは、大学院時代のコンピュータの授業でした。
> 当時はまだパソコンが普及していない時代で、コンピュータ初心者の文系大学院生を対象にエクストラのコンピュータ講座が提供されていました。ちょうど
Windows95 が出まわり始めた頃です。
> 「Windows なんて、勉強するまでもないでしょう? せっかくですから、授業では面倒なほうをやったほうがいいですよね? MS-DOSでいきましょう! プログラミングを中心に、ね?」
> パソコン操作の基本が学べると思っていた筆者は焦りました(いえいえ、先生、そんなご配慮は無用です! プログラミングなんてご大層なこと、このわたしにできるとは微塵も思えません。Windows
がふつうに使いこなせれば、もうそれだけで御の字ですから!)。
> 声に出さずに懇願したところで、そんな思いが届くわけもありません。見よう見まねでようやく Windows95 になじんできたところだったのに、MS-DOSに逆もどり? しかも、プログラミングだなんて! 理不尽…。
> そして、案の定、
> 「あのー、すみません、なぜか動かなくて……」
> 「どれどれ? あ、ほら、ここ、全角になってるでしょ? だから半角でって、さっきから何度も言ってるじゃない!」
> 「……私、ついていくので精一杯なんです! 必死すぎて、先生が何をおっしゃってもぜーーーんぜん、耳に入ってきません!」
> 「えっ? それはどうも申し訳ない」
> 超初歩的なミスで逆ギレし、先生を謝らせてしまう始末。申し訳ないのはこちらです。
> 人様より何でも20年遅れでやっている筆者は、当時すでにアラフォー。アラフォーといってもパソコンを使い慣れた今のアラフォーとは全くの別モノです。
> こともなげにマスターしていく若いクラスメイトたちを横目に、ついていくのがやっとの筆者がコンプレックスの塊と化すのには、ひと月もあれば十分でした。
> *
> それから20年――
> コンピュータは目覚ましい変化を遂げ、便利なアプリが次々に開発されました。インターネットもいつしか日常生活に欠かせないインフラに。
> 筆者もなんとか時代の流れをキャッチアップして、日常的にコンピュータを使い、インターネットを利用してきました。
> でも、あの時、魔が差したようにインターネットの勉強を始めたのは、コンピュータに対する根強いコンプレックスをなんとか解消したい、どうにも侮れないインターネットというものを体系的に捉え直してみたい――
> そんな願望が意識下で働いていたからに違いありません。
> いずれにせよ、始めてしまったものは仕方がない。気を取り直し気合を入れてパソコンに向かいました。
> アクセスしたのは、公開オンライン講座 「gacco」。登録すれば誰でも無料で大学レベルの講義が受けられるサービスです。
> 面白くなってきた
> 科目名はそのものずばりの「インターネット」。
> 後でわかったことですが、約1万8,000名が受講登録し、受講者の満足度が97%という人気科目でした。その質の高さから、大学の正規授業にも取り入れられています。
> オンライン講座は次のようなものでした。
≫ 4週間にわたって全40回分配信される10~15分の動画を観て、週の終わりとコースの中間時点、終了時にそれぞれ選択式のテストを受け、70%以上の得点なら修了が認められる。
> 筆者は毎日1、2回分を観て、週末に復習をかねて理解を深め、テストに取り組んでいました。
> 講師の村井純教授は、「日本のインターネットの父」と呼ばれるオーソリティ。明るく、巧みな話術で、わかりやすい。
> 講義内容はインターネットの構造から社会的意義、未来の展望にいたるまで多岐にわたりました。そもそもインターネットとはいかなるものか。その設計理念、技術的な仕組みとは?
> インターネットはコンピュータとどう関っているか。インターネットは世界をどう変え、世界にどのように貢献しているか。デジタルデータと、産業、教育、健康、エネルギー、環境などの各分野における新しい発展との関係は?
> 「アフターインターネット」社会において、国や文化の多様性と尊厳をいかに築いていくべきか。
> 専門性の高い内容で、これでもかといわんばかりに、毎回、多数の専門用語が出現します。1回観ただけでは理解できないときは、動画を観直し、ネットで調べ、専用の掲示板で受講仲間の説明をみつけては参考にしました。
> 受講生の中には高度な専門性をもつ人たちもいて、ずいぶん助けられたものです。
> そうこうするうちに、インターネットの奥深さ、面白さに目覚めた筆者は、次第にのめり込んでいきました。予想もしていなかった展開です。
> そして、受講開始から2か月後にめでたく修了。
> “The Internet”の意味
> 講座「インターネット」の講師を務めた村井純教授は、欧米が先導していたコンピュータサイエンスの重要性を早くから説き、1990年に慶應大学藤沢キャンパスができたとき、世界に先がけてキャンパス生活のすべてがインターネットで動くように設計、整備したことで知られています。
> インターネットが一般社会に普及し始めたのは1995年頃ですから、それに先んじること5年。村井教授が「日本のインターネットの父」と呼ばれる所以です。
> しかし、村井教授は、そう呼ばれることを躊躇します。それはなぜでしょうか。
> *
> 下の絵をご覧ください。これは、誰がいつ何を描いたものかおわかりでしょうか。
> (▲出典:国立国会図書館デジタルコレクション 福沢諭吉 『西洋事情 初編 巻之1』)
> これは1866年(慶應2年)に出版された福沢諭吉著『西洋事情』に掲載されているものです。世界地図を取り巻いているのは電柱と電線。その上を飛脚が走っているという構図です。
> 「この絵はインターネットのコンセプトを表している」と村井教授は言います。
> 「福沢先生は150年以上前にインターネットの構想を抱いていました。先生こそパイオニアです」と。
> 福沢諭吉は幕府使節団の一員として1860年にアメリカを訪れ、さらに1862年からはヨーロッパに渡りました。さらに1867年にも再度、アメリカに渡っています。その時々に欧米で見聞きしたことを紹介しているのが、『西洋事情』です。
> 上の左図は先ほどの絵の全体図、右図は一言でいうと、「人類、皆兄弟」を表しています。つまり、「人類は皆兄弟、世界はインターネットで1つに結ばれている」というわけです。
> 150年以上前に示されていたこうした考え方を私たちは今どう捉えるべきでしょうか。
> *
> ここで、 “The Internet”について考えてみましょう。
> まず、“The” という定冠詞がついていること、そして、“Internet”の1字目が “I” と大文字になっていること―それは、インターネットが世界でたった1つのものであることを意味しています。
> インターネットはこの世界で1つだけのサイバー空間を作っているのです。この空間では、国境の壁がなく、すべてがグローバルにつながっています。
> 一方、リアル空間は国や地域に分かれて、異なる政治や法律、文化、言語が存在し、それぞれの政府がそれらを統括しています。それらの間で、今も昔も衝突や軋轢、争いが絶えません。
> 1つのサイバー空間は、今後、多様なリアル空間を包摂しつつ、こうした課題解決に貢献できるのでしょうか。そのために、私たちは何をすべきでしょうか。
> *
> 思いがけず深い世界へと筆者をいざなってくれたインターネットの勉強。魔が差すのも、そうそう悪いものではありません。
> 歳がバレても構いません。「村井純君は大学の後輩です!」(大声)
> 横内美保子
> 博士(文学)。元大学教授。30年間、日本語教育、日本語学習支援に携わる。 Webライターとしては、主にエコロジー、ビジネス、社会問題に関連したテーマで執筆、関連企業に寄稿している。
<参考=「「日本のインターネットの父」から学んだ“The Internet”の意味」(さくマガ)>