みんながパソコン大王
雑談<NO.270>
みんながパソコン大王 |
総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
雑談NO.271 | |||
2530 | ≪自民総裁選≫河野氏、巧みなツイッター術と浮かぶ「弱点」 | 磯津千由紀 | 21/09/15 |
2529 | ≪新型コロナ≫堺市でファイザー製ワクチンに異物 同じロット番号で鎌倉市などでも | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2528 | 令和3年9月の台風14号 | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2527 | トヨタ通のオーナーが選んだ“最後の愛車”は、幼い頃の祖父との思い出が蘇る2代目クラウン | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2526 | ≪新型コロナ≫1回目と2回目で違うワクチン、一部解禁へ 重い副反応の人対象 | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2525 | ≪新型コロナ≫病院外死亡 8月最多250人 自宅等218人 警察庁 | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2524 | ≪新型コロナ≫ワクチン2回接種、全人口5割超す 政府発表 1日100万回維持 | 磯津千由紀 | 21/09/14 |
2523 | ≪新型コロナ≫国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か | 磯津千由紀 | 21/09/13 |
2522 | メールのデメリット6選!仕事の連絡で起こるメールのデメリットとは? | 磯津千由紀 | 21/09/13 |
雑談NO.269 |
NO.2522 メールのデメリット6選!仕事の連絡で起こるメールのデメリットとは?<起稿 磯津千由紀>(21/09/13)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/13 (Mon) 18:03
こんにちは。
釈迦に説法と思いつつ、「電子メール」の欠点です。
後ろの方は「Chatwork」の宣伝なので無視してください。
> 目次
> 1.仕事でメールを使うデメリット
> 2.メールのデメリットへの対応策
> 3.メールのデメリットの解消にはChatwork!
> ビジネスや日ごろの仕事の中でメールを使う場面は多くあるでしょう。
> また、メールを使ったやり取りというのはビジネスシーンにおいてはある意味で当たり前の行為かもしれません。
> しかし、メールでの連絡や情報共有にはデメリットがあります。
> 仕事で使用するメールのデメリットを把握し対応策を検討したり、メールに変わる連絡ツールを検討する必要もあるでしょう。
> メールのデメリットから最適なコミュニケーション手段を見つける参考にしてください。
> 仕事でメールを使うデメリット
> メールは情報伝達や外部とのやり取りに欠かせないツールではありますが、情報伝達と外部とのやり取りという面に関してもデメリットはあります。
> また、メールに向いている連絡内容とそうではない内容があり、すべてをメールでおこなうことはリスクもあり難しいでしょう。
> メールのデメリットとしては、気軽に連絡できない、リアルタイムのやり取りに適さない、という点があります。
> その他にも、さまざまなシーンにおいてメールによるデメリットというものは考えられますので、詳しく見ていきましょう。
> 転送や返信を繰り返すと情報が混乱する
> メールは複数のアドレスを指定したり、グループごとなどにメールを送ることは可能ですが、メールは複数人でやり取りするには向いていません。
> 返信するごとに同じ内容のメールが増えますし、情報が埋もれてしまい混乱を引き起こしやすくなります。
> ディスカッションや議論をメールですることは難しく、質問をするとしても情報が埋もれ、単純に返信が増えることでメール自体も読みにくくなるというデメリットがあります。
> 複数人との連絡や情報共有にはメールはふさわしくないともいえるかもしれません。
> すぐに読んでもらえない・読まれない
> メールを相手に送信しても、相手が受けとったかどうか、読んでくれたかどうかは、こちらからはわかりません。
> そのため、メールを送ったのに相手のメールボックスに放置されたまま読まれないということも、よくあるでしょう。
> メールでは開封確認機能を使えますが、メールを送ってから相手に直接電話をする、という余計な手間をかけている場合もあります。
> すぐに確認や返事が欲しい連絡であったり、緊急性の高い連絡の場合は、メールは向いていないともいえるでしょう。
> 誤送信や誤入力に対処しにくい
> メールアドレスの打ち間違いや、無関係な人を宛先に追加してしまうなどのミスもあるでしょう。
> また、誤入力などをしてしまった場合も修正することが送信後はできません。
> 修正できないことで文面が証拠として機能する面もありますが、一度送信してしまうと取り返しがつかないともいえます。
> 宛先の誤送信による情報漏洩や誤入力による誤った情報発信などは大きなトラブルにつながる可能性がありますので、メールでの情報の取り扱いにはリスクが大きく伴うと考えていいでしょう。
> 詐欺やウィルス感染のリスクがある
> メールにコンピューターウイルスが仕込まれていたり、メール内のリンクなどから遷移させるフィッシング詐欺や個人情報を入力させるような不審なメールが届くことがあります。
> また、知り合いや大手企業、店舗やサービスのメールのように見せかけたリスクのある偽のメールが届くこともあり、気をつけていても被害にあってしまうこともあります。
> いくらセキュリティ対策をしていても完全に防げるものでもなく、不審なメールと気がつかずに開封してしまったり、返信してしまうなどのリスクは多くあるでしょう。
> かしこまった形式的な文面になりやすい
> ビジネスメールのマナーを意識してメールはかしこまった文面、堅苦しい文面になりやすい場合があります。
> これらは、悪いことではありませんが、不慣れな場合はその形式に当てはめて作成する手間や時間が発生します。そうすることで伝達速度が落ちてしまったり、内容が伝わりにくくなってしまう恐れもあります。
> 伝えたい内容を端的に連絡したり、気軽に軽い質問や相談をするには、メールは不向きかもしれません。
> また、形式的な文章を毎回求められ、本質的な連絡や情報共有とは違う部分に意識を置かなければいけないことで、ビジネスのスピードを落とす原因にもなるでしょう。
> メールのデメリットへの対応策
> メールのデメリットの対応策として、メールに適した内容以外はメール以外の連絡手段を活用するというのが効果的です。
> 例えば、メールのデメリットや不向きな部分でもある、複数人との情報共有はビジネスチャットに置き換えてみるなどを検討してみるのもいいかもしれません。
> 気軽な連絡や相談は、メールよりビジネスチャットを使用するなど用途や場面に合わせて併用するとより効果的でしょう。
> ビジネスチャットで話した内容を改めてメールで確証として記録するために送るなど、メールのいい面とビジネスチャットのいい面を合わせて使い、必要に応じて使い分けることで相乗効果が期待できます。
> 業務や扱う内容、関わる人々の関係性などによって、連絡に適したツールは変わりますので、メールで不便だと感じる部分は違うツールや手段にすることを考えておくといいでしょう。
> メールのデメリットの解消にはChatwork!
> メールのデメリットを補うツールとしてビジネスチャットであるChatworkの導入を検討してはいかがでしょうか。
> Chatworkなら、複数人とのやり取りなど情報共有がスムーズにおこなえますし、チャット機能以外にもタスク管理機能やファイル管理機能で、業務の見える化やデジタル化にもつながります。
> また、Web会議機能などで直接話をおこなうこともできますので、メールとは別にChatworkを利用することで多くの場面での情報共有や連絡が効率的におこなえます。
> Chatworkの機能を活用することで、メールのデメリットの補助だけではなく、社内のコミュニケーションの活性化や情報共有の効率化に役立てることができます。
> メールや電話だけの連絡手段だけではなく、ビジネスチャットの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
<参考=「メールのデメリット6選!仕事の連絡で起こるメールのデメリットとは?」(Chatwork、2月22日)>
NO.2523 ≪新型コロナ≫国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か<起稿 磯津千由紀>(21/09/13)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/13 (Mon) 21:07
こんばんは。
「エアロゾル感染」が「空気感染」に他ならぬことを不覚にも今まで知りませんでした。
> 「政府が感染経路をごまかしてきたことが感染を拡大させた元凶だ」。新型コロナウイルスの主要な感染経路として政府が否定している「空気感染」を前提とした対策を取るよう求めて、感染症などの専門家38人が緊急声明を出した。声明に名を連ねた一人で感染制御学が専門の愛知県立大の清水宣明教授に話を聞くと、国がかたくなに空気感染を認めてこなかった理由が見えてきた。【林奈緒美】
> 「空気感染」デルタ株で無視できず
> ――世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)は今春、新型コロナは空気中に漂うウイルスを含んだ微粒子「エアロゾル」を吸い込むことで起きる「空気感染」(エアロゾル感染)が感染経路だと明記しました。しかし、声明を発表した後も加藤勝信官房長官が「主な感染経路は飛沫(ひまつ)と接触感染」(8月31日)と発言するなど、国はかたくなに空気感染を認めていません。
> ◆新型コロナは空気によってふわふわ漂うエアロゾルを吸いこむことで感染するので、エアロゾル感染と空気感染は同じことを指しています。エアロゾルは吐き出されたたばこの煙のように感染者と近いほど濃く漂い、距離が離れていても長時間感染リスクがあるということが世界中の論文や知見で明らかになっています。
> しかし、政府や厚生労働省にコロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」(AB)の専門家たちはいまだに認めようとしません。真の感染経路に真正面から向き合わず、消毒や手洗い、アクリル板の設置といった効果の低い対策ばかりを推奨した結果「第5波」までに多くの犠牲者を生み出したのだと思います。特に感染力の強い変異株(デルタ株)の登場で、空気感染は一層無視できない状況になっています。既に遅すぎますが、今からでもごまかさずに誤りを認めて修正し、科学的な対策に変えるべきです。
> ――厚労省のウェブサイトでは、くしゃみやせきなどで出る大きなしぶきを介した「飛沫感染」やウイルスの付着した場所に触れた手で鼻や口を触ることによる「接触感染」が一般的な感染経路と説明されています。
> ◆既に接触感染の感染リスクは極めて小さいことが分かっています。また、飛沫は比較的重いため口や鼻から吐き出されると空中を漂わず、瞬時に落下します。それを鼻から吸い上げるというのは大変難しく、飛沫感染と言われているのも、大半が空気感染だとみられています。
> 新型コロナが国内で初めて確認された段階で、専門家会議が「空気感染ではない」と言い切ってしまったことが全ての元凶でしょう。新型コロナは呼吸器感染症なので、呼吸によってウイルスが体の外に排出されます。未知のウイルスだったのだから、空気感染を含めて、あらゆる可能性を排除せずに対処するのが医学の常識。それを最初から否定してしまったのです。
> 空気を吸って感染すると言えば酸素が汚染されているようなイメージを抱くかもしれませんが、感染を媒介するのが空気というだけで空気感染は化け物ではない。しっかり理解したうえで対策すれば感染を防ぐことはできます。いつまでも真の感染経路を直視しない状況は恐ろしく滑稽(こっけい)ですらありますが、困るのは国民です。
> 対策困難で「空気感染」を伏せた?
> ――空気感染を否定するのはなぜなのでしょう。国立感染症研究所の脇田隆字所長は「長距離の空気感染がコロナの主な経路だということでABの専門家の意見は一致していない」と述べています(今月1日、記者会見)。
> ◆最初に否定してしまったものを今更認めるわけにはいかないのでしょう。苦しい立場ですね。国やABの専門家が当初否定した理由は、専門家会議の議事録(昨年2月24日)で触れられています。議事録によると、エアロゾル感染を明記した方が良いという意見に対し「単にエアロゾル感染と書くと、たちまち医療機関では医療用のN95マスクがなくなり、一般の方は恐ろしくて外出できない状況にもなりうる」との発言がありました。
> また、東京オリンピックの開催を控えていたので、空気感染を認めてしまうと感染対策が大変になり、開催の印象が悪くなると懸念したのではないでしょうか。消毒や人との距離を取ればよい飛沫・接触感染よりも確かに対策は難しく、コストもかかります。しかし、「感染対策が難しいから主要な感染経路を伏せる」というのでは本末転倒。空気感染はまさに不都合な真実だったのでしょう。
> ――専門家の中にはエアロゾル感染は認めるが、空気感染には否定的な人もはいるようです。
> ◆エアロゾル感染も空気感染も同じです。ただ、医学の世界では「空気感染は結核菌やはしかウイルスで起きる」と教えられます。空気感染を否定する人の中にはこの教科書的な教えを根拠に「結核やはしか以外は空気感染しないので、コロナは空気感染しない」と信じたり、空気感染する感染症ということになれば病院の設備の改修が必要になると思い込んだりする人が一定数いるようです。インフルエンザも飛沫が感染経路とされていますが、環境によっては空気感染でも起こり得ます。
> 空気感染が世界的に話題になり始めた昨夏ごろ、専門家会議は「マイクロ飛沫感染が感染経路」と言い始めました。海外の論文でも見たことのない造語です。コロナ感染を防ぐには換気の必要性を訴えないといけなくなったけれど、いまさら「飛沫」は外せない。さりとて「空気感染」とは言いたくないと、無理やりひねり出したのでしょう。
> 消毒や手洗いとともに換気の重要性は訴えていましたが、それこそ新型コロナは空気感染すると本当は理解していた証左と言えます。飛沫や接触感染が主要な経路であれば特に換気を強調する必要はないからです。「マイクロ飛沫」は空気感染と違って広い範囲まで漂わないそうですが、仮にマイクロ飛沫が感染経路ならば、換気することでかえって遠くまで広くウイルスを拡散させてしまいます。
> また、飛沫や接触感染が主な感染経路ならば、病院などで何百人ものクラスター(感染者集団)が出るはずがないのです。どれだけ病院が汚いのか、という話になってしまい、医療事故として訴えられてしかるべきです。接触感染が主な経路だということならば、毎日多くの人が触る貨幣経済を本気で止めるべきでした。飛沫と接触感染が主要な経路なら国民はマスクと手洗い、消毒だけで十分と思ってしまいます。新型コロナは空気感染で起きる可能性を理解していながら否定してきた専門家も罪深いですよ。
> 不織布マスクと換気の徹底こそ重要
> ――国内では感染力の高いデルタ株に置き換わったとされています。空気感染を前提とした場合、どんな対策が有効なのでしょうか。
> ◆従来株だと漂うウイルスの量が少なかったので、吸い込んでしまうくらいでは感染しなかったのが、デルタ株では漂うウイルスが桁違いに多いので感染してしまいます。
> 声明で挙げた効果的な対策は主に不織布マスクの着用徹底と換気です。若者や子どもを中心にまだ多く使われているポリウレタン製や布製マスクはほとんど感染を防ぐ効果がないことがわかっています。特に、ウレタンマスクについてスーパーコンピューター「富岳」は「30~40%の効果がある」と計算しましたが、実験では1%以下でほとんど無意味との結果が出ています。逆に不織布マスクはウイルスの吸い込みと吐き出しを約8割止めました。2枚重ねするなど隙間(すきま)なく不織布マスクを着用してください。
> エアロゾルは感染源から1~2メートル程度の範囲に濃く漂うので、不特定多数が集まる場では送風機などで人の周囲の空気を動かしてください。そして、空間が密閉状態だと、そのままにしておけば部屋全体の濃度が上がってしまうので、部屋の空気をどんどん外に出して新しい空気を取り入れることも重要です。
> 感染の仕組みを理解してもらったうえで換気が重要で有効な対策と訴えていかないと伝わりません。既に多くの命が奪われてしまいましたが、政府には今からでも科学的な根拠に基づいた対策を広げてもらいたいです。
<参考=「国や専門家が認めないコロナ 「空気感染」は不都合な真実か」(毎日新聞有料記事、9月12日)>
NO.2524 ≪新型コロナ≫ワクチン2回接種、全人口5割超す 政府発表 1日100万回維持<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 02:10
こんばんは。
一時は品不足もありましたが、今は順調に接種が進んでいる由。
高齢者の9割が1回目接種を終えているとのことで、接種のモチベーションは高いようです。
> 政府は13日、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受けた人数が6447万6713人となり、日本の全人口に対する接種率が50・9%になったと発表した。医療従事者に先行接種が始まった2月から約7カ月、高齢者接種が本格化した5月から約4カ月で接種率が5割に到達した。
> ワクチン接種を1回は受けた人数は全体の63・0%。また、接種が優先された65歳以上の高齢者では89・7%が既に1回接種を受け、2回接種を完了した人は88・0%となっている。
> 政府は「10~11月の早い時期」に希望者への接種を完了させる方針。国内の接種回数は1日100万回ペースを維持しており、9月末までに全人口の7割が1回目接種を終えられる見通しだとしている。
> 加藤勝信官房長官は13日の記者会見で「政府全体で取り組んできた。自治体、医療関係者の協力も得た」と説明。国内治験の必要性などから諸外国より接種の開始が遅れたが、「欧米並み、あるいはそれを超えるスピードで接種が進んだ」と成果を強調した。
> 政府は、菅義偉首相の任期中の9月内に緊急事態宣言の全面解除を探る一方、国民のワクチン接種の進展も背景に、11月ごろまでには個人の行動や経済活動の制限緩和を実行に移したい考えだ。
> ただ、ワクチン接種が先行した欧米では、接種率の伸びが50~60%程度から鈍化する傾向にある。国内の社会経済活動を回復させるには、今後の接種率向上がなお課題となる。加藤氏は会見で、政府として最終的に目指す接種水準については明言を避ける一方、「10月中には対象人口の全てが接種を受けられる数量のワクチンを確保する」と強調した。【堀和彦】
<参考=「ワクチン2回接種、全人口5割超す 政府発表 1日100万回維持」(毎日新聞、9月13日)>
NO.2525 ≪新型コロナ≫病院外死亡 8月最多250人 自宅等218人 警察庁<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 02:17
こんばんは。
医療崩壊で入院できないで死亡する人が多数。
> 医療機関以外で体調が悪化するなどして死亡した人のうち、新型コロナウイルスの感染者は8月に250人いたことが警察庁への取材で分かった。7月の31人から急増し、これまで最多だった2021年1月の132人を大幅に上回った。
> 警察庁によると、20年3月以降、警察が取り扱う変死などの遺体のうち、一部でコロナ感染が確認されるようになった。今回で計817人となる。
> 250人の内訳は、自宅や高齢者施設、宿泊施設などの「自宅等」が218人。それ以外の「外出先」が32人だった。PCR検査で生前にコロナの陽性が判明していたのは132人、死後に感染が分かったのは118人だった。
> 29都道府県で確認されたが、東京が112人で最も多く、埼玉23人▽神奈川22人▽大阪20人▽千葉19人――と続いた。年代別では、50代が74人で最多で、70代41人▽60代40人▽40代34人▽80代28人▽30代23人▽20代5人▽90代4人▽10代1人――だった。男女別では男性184人、女性66人。
> 死因別では、病死が216人。コロナによる死亡は158人、肺炎が29人などだった。病死以外では事故などが22人、未確定が12人。【町田徳丈】
<参考=「コロナ病院外死亡 8月最多250人 自宅等218人 警察庁」(毎日新聞、9月13日)>
NO.2526 ≪新型コロナ≫1回目と2回目で違うワクチン、一部解禁へ 重い副反応の人対象<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 02:25
こんばんは。
1回目接種で重い副反応が出た人に限り、2回目は別のワクチンの接種(交差接種)が認められる方向。
> 厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの接種で1回目と2回目で異なる種類のものを使用する「交差接種」について、一部解禁する方向で検討に入った。1回目の接種後にアナフィラキシーなど重い副反応が出た人が対象になる見通しだ。
> 国内で現在使用されている新型コロナウイルスのワクチンは、米製薬大手ファイザー社製、米モデルナ社製、英アストラゼネカ社製の3種類。予防接種法に基づく規則で、1、2回目とも同じワクチンを使うことが定められているため、1回目の接種で全身のアレルギー反応であるアナフィラキシーなど重い副反応が出た場合も、2回目に別のワクチンを選択することができなかった。
> 海外では既に1回目接種後の副反応によって、2回目に同じワクチンを打てない場合、交差接種を認めているケースがある。
> 新型コロナワクチンの接種を巡っては、免疫を持続させるための3回目接種の動きが海外で拡大している。米国では2回接種から8カ月が過ぎた人から始める方向で検討している。厚労省は週内にも専門の分科会を開き、米国などの事例を参考に議論する方針だ。【金秀蓮】
<参考=「1回目と2回目で違うワクチン、一部解禁へ 重い副反応の人対象」(毎日新聞、9月13日)>
NO.2527 トヨタ通のオーナーが選んだ“最後の愛車”は、幼い頃の祖父との思い出が蘇る2代目クラウン<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 03:02
こんばんは。
私もスバルSVXバージョンLが欲しいけど、レストア済みのは高根の花です。そんなに古くはないけど、生産台数が極めて少なくて。
> 会社経営者や官公庁などの公用車として多く使用され、昭和30年からトヨタの最上級車種として憧れの存在であり続けたクラウン。残念ながら2020年11月についにその生産終了が報じられたものの、それぞれの世代で多くのオーナーやファンに愛されてきた。
> その中でも2代目クラウンに格別のこだわりを持っていらっしゃるのが、神奈川県在住の大塚宏さん(55才)だ。
> 大塚さんが所有するのは1963年式トヨペットクラウンデラックスの初期型(RS41)で、希少な涙目テール&トヨグライド付モデル。
> 「そもそも僕がこのクラウンを好きになったのは、祖父がこのクラウンに乗っていて、よく乗せてもらっていたからです。5才にならない頃の記憶なのに『すごくカッコいい!』と鮮明に思い出に残っていて、いつかは乗りたいとずっと思っていました。だから僕にとってのクラウンは40系の涙目と丸テールだけなんですよね。19才で免許を取った時にはまずこのクラウンを探したんですが、全然出回っていなくて当時は一旦諦めたんです」
> こうしてクラウンは諦めたものの、小さい頃から家族や親戚など周りのクルマがトヨタ車オンリーだったこともあり、トヨタに特化した愛車を乗り継ぐようになったという。
> 「2010年頃にパブリカを3台持っていたんですけど、ずっと欲しかった2代目クラウンを最後の1台にしようと決意し、3台すべて手放してこのクルマを手に入れました。自分にとっては40代半ばでの大決断でしたね(笑)。ちなみに最初は祖父が乗っていた丸テール2型を探していたんですけど内装がダメなクルマが多くて、なかなか決めきれずにいたんです。そんな時に内装含め全体の状態がかなり良い涙目テールの初期型が出てきて、これに決めました。今となると初期型は1年だけしか発売されていなくて非常に希少価値が高かったので、結果的には良かったと思っています」
> そんな大塚さんは「工場から出てきた状態のフルオリジナルで乗るのが僕のこだわり」と力強く語るだけあって、たくさんの苦労や努力を積み重ねながら今の美しい状態を維持されている。
> 外装は購入前に一度純正カラーにオールペン済みで、購入後に装着したという新品エンブレムもとてもキレイな状態だ。
> そして購入時には14インチのホイールとキャップが装着されていたが、純正の13インチ5穴ホイールとホイールキャップに戻している。
> また、外装で特にこだわったのが純正の“短足ミラー”。
> 「クルマを買った時には足の部分が長いミラーが装着されていたんですけど、これは63年6月くらいからの純正仕様なんです。でもこのクルマはそれより前のおそらく4月登録なので、純正はこの短足ミラーのはずで。それでイベントで偶然見つけた時には興奮して即購入しました!」と、フルオリジナルへのこだわりと、そのための知識や情報量も並大抵ではないのだ。
> 一方、趣のある西陣織の純正シートカバーが目を惹く内装も、インパネ周りや珍しい曇り止めのデミスターなども含めてフルオリジナル状態。しかし購入時は運転席の背面シートが切れていて、そこだけは「どうしても直したいが綺麗な生地など残ってないから無理だろう…」と諦めていたそうだ。
> ところが、大塚さんの願いが通じる奇跡は起こった。
> 「過去に別の愛車でお世話になったことのあった内装専門業者の須藤さんが、雑誌でこの西陣織の生地をたまたま広げて持って写っている記事を見つけたんです。ビックリしてすぐに電話し実物を確認。グリーン系とグレー系という違いはあったものの、そんなに気にならないレベルだったので張り替えをお願いしました。生地自体もギリギリ張り替えられる分しか手元になく失敗は許されない状況で、一発で仕上げていただきました。張り替えた新品特有の硬めでザラザラとした手触りの背面生地は『ああ、なつかしいなぁ』と5才の頃の記憶と同じで感激しましたね」
> そんな経緯もあって、この張りなおしたシートは大塚さんにとって1番のお気に入り箇所になっている。
> トランクは当時の内装がそのまま残っているだけでなく、スペアタイヤも当時のモノがそのまま収まっているのもポイントだ。
> このクラウンは新車で栃木県にある会社の公用車として約3年使用された後、その運転手だった方が引き継いで亡くなるまで大事に乗られていたという。その後は当時からメンテナンスを担当していた整備工場の方がしばらく所有した後にショップで販売されていたのを大塚さんが購入したそうで、その間にエンジンはいちど載せ換えられているそうだ。
> 「乗り心地も良いですし、フルフレームでボディ自体はとてもしっかりしているのでこの年式にも関わらず曲がる時にも軋む音はほとんどしないんですよ。ただ、トヨグライドは半自動オートマティックで2速発進ベースになるのですが、緩い坂道ではL発進じゃないと厳しいんです(苦笑)」とのこと。
> ちなみに「十中八九、壊れると思っていた」というトヨグライドも、実は2度もオーバーホール済みだったことを後で知ったものの「今壊れたら直せるお店が見つからないので、壊れないことを祈るしかないですね」と、不安材料であることに変わりはないようだ。
> 「僕のクラウンのイメージは、祖父が乗っていた中期型の丸テールだったんですが、マイナーチェンジごとのコストダウンなどの影響もあって僕が持っている初期型が一番よくできているし、希少価値も高いと思います。そんなすごいクルマだからこそ、小さなパーツであっても元にもどしてフルオリジナルにして大切に保有することが僕のこだわりなんです。それに小さな頃からの憧れだったクルマに乗れたので、悔いなく自分の好きなクルマに乗れて、ほんとうによかった」
> そんな大塚さん、実はこの涙目クラウン以外にも現在はTE27とAE86レビンと、旧車を3台所有している。「AE86は6年落ちで購入してからフルオリジナルのまま28年間大事に乗っています。TE27は2台目なんですが、このクラウンを買った後に出てきて買わずにはいられませんでした」
> これらはすべてナンバー付きで、大塚さんはメンテナンスの一環として休みの日には毎週2台ずつ街乗りをして調子を見るようにしているというから、その愛情の深さが感じられる。
> ちなみに保有しているTE27は息子さん、AE86は娘さんに譲りたいと考えているそうだが、クラウンについてはちょっと違う。
> 「僕の想いが強すぎるこのクラウンは、維持やメンテナンスなどまで考えると乗り続けていくのは大変だと思います。このクルマはあくまでも僕だけの思い出なんです。だから子供たちに引き継ぐとかは考えていません。ただ、いつか手放すときは、買ってくださった方がフルオリジナルの状態を保って大事に乗ってもらえればいいなと思っています。それがこのクラウンにとっても幸せだと思いますから」
> 数々のトヨタの旧車を乗り継いできた大塚さんにとって最も特別な一台 “40系の涙目と丸テールのクラウン”。フルオリジナル状態へとさらに近づけつつ、快調さを保って乗り続けていくために、大塚さんのこだわりはまだまだ続く。
<参考=「トヨタ通のオーナーが選んだ“最後の愛車”は、幼い頃の祖父との思い出が蘇る2代目クラウン」(GAZOO、3月19日)>
NO.2528 令和3年9月の台風14号<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 13:41
こんにちは。
大陸に向かうと目されてた台風14号、太平洋高気圧の弱さと偏西風で、日本列島直撃か。
画像は、14日12時時点の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 13:55
こんにちは。
画像は、9月15日12時の台風14号の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 14:21
こんにちは。
台風14号は、18日(土)朝から19日(日)朝にかけて本州の太平洋ベルト地帯を縦断する見込みです。
画像は16日(木)12時の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/17 (Fri) 10:15
こんにちは。
台風14号は、此れから日本本土を直撃します。
画像は17日(金)9時の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/17 (Fri) 19:20
こんばんは。
台風14号は、今日17日(金)19時前に北九州の福岡県福津市に上陸しました。其のまま列島縦断の見込み。
明日18日(土)の夕方から夜に、静岡県に最接近の見込み。北寄りの進路を取った場合、静岡県に凄い大雨が予想されます。
画像は、18時の時点の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/18 (Sat) 08:47
おはようございます。
台風14号は、紀伊半島におり、東に進んでいます。
昨晩19時の予報と変わらず、静岡県では、今晩に最接近し、北寄りの進路を取った場合には大雨となるでしょう。
画像は今日18日(土)7時の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/18 (Sat) 13:20
こんにちは。
台風14号は、今日18日(土)16時ごろに静岡県掛川市に最接近の見込みで、南に逸れる可能性が大きく、弱りつつあるようです。
画像は18日(土)正午の台風経路図。気象庁より。
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/18 (Sat) 16:23
こんにちは。
台風14号、予想経路から大きく南に(沖に)逸れ、15時に温帯低気圧になりました。静岡県掛川市は16時現在は平穏です。
画像は15時の時点の台風経路図。気象庁より。
NO.2529 ≪新型コロナ≫堺市でファイザー製ワクチンに異物 同じロット番号で鎌倉市などでも<起稿 磯津千由紀>(21/09/14)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/14 (Tue) 23:25
こんばんは。
今度はファイザーに異物が。
> 堺市は14日、新型コロナウイルスの米ファイザー社製ワクチン1本に異物が混入していたのが見つかったと発表した。接種計画に影響はない。
> 市によると、14日午後2時ごろ、市内の集団接種会場でワクチンを生理食塩水で薄めた後、注射器に入れる際、ワクチンに白い浮遊物が混入しているのが見つかった。ロット番号は「FF5357」で、異物が見つかったワクチンの瓶と、この瓶からワクチンを充塡(じゅうてん)した注射器3本は回収し、接種には使用していない。市はファイザー社に異物の分析を依頼する。他の瓶については、異物の混入がないことを確認し、予定通り接種に使った。
> ファイザー社製を巡っては、神奈川県鎌倉市や相模原市の接種会場で11~14日、同じロット番号のワクチンに白い浮遊物が見つかっている。【松本光樹】
<参考=「堺市でファイザー製ワクチンに異物 同じロット番号で鎌倉市などでも」(毎日新聞、9月14日)>
NO.2530 ≪自民総裁選≫河野氏、巧みなツイッター術と浮かぶ「弱点」<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)
【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 00:30
こんばんは。
巷では河野氏のツイッターの「ブロック」が物議をかもしています。
> 永田町の「異端児」は、なぜ関係を閉ざすのか。自民党総裁選に出馬表明した河野太郎行政改革担当相は、政界最多の240万超のツイッターのフォロワーを誇る。熱心な発信が人気を集める裏で、「ブロック太郎」の異名も持つ。ツイッターから垣間見える河野氏の“弱点”を考えてみた。【木許はるみ/デジタル報道センター】
> 公私問わず発信、ツイッターを駆使
≫ <これまでツィッターはやらないと行ってきましたが、今日、ブロードバンド推進協議会の新年会で孫正義(注:ソフトバンク)会長から、ツィッターを一度試してみるべきと説得され、宗旨替えしてみます>(原文ママ)
> 2010年1月13日、この投稿でツイッターデビューした河野氏。フォロワーは約半年で5万5000フォロワーに達し、21年2月に安倍晋三前首相を抜き、政界トップに躍り出た。総裁選出馬の記者会見をした21年9月10日には「河野太郎@自民党総裁選」と専用のアカウントも始め、約7時間でフォロワーが約6万に上った。
> 河野氏のツイッター術は巧みだ。自分に関する投稿を検索する「エゴサーチ」を駆使し「エゴサの鬼」と称される。自身を面白おかしく取り上げる投稿を発掘して「ヤメレ」と絡むネタは鉄板だ。私的なツイートの合間に公務の情報を織り交ぜ、発信力を遺憾なく発揮している。
> 「エゴサの鬼」は別の顔も持つ。自身に否定的な意見を見つけ出すと、相手から自身の投稿が見られなくなる「ブロック」を多用する。河野氏にリプライ(返信)やリツイート(引用)をしていないユーザーも対象になり、ここでも芸が細かい。10年の開設当初から「ブロックされた」という書き込みが登場し、次第に「ブロック太郎」と揶揄(やゆ)されるようになった。首相候補として名が挙がると「#河野さんにブロックされています」のタグが瞬時に広まった。「まさかと思って見たら自分も」とブロックに気付いた当事者の投稿も相次いだ。
> ブロック理由は「誹謗中傷」
> そもそも、なぜ河野氏はブロックをするのか。9月7日の閣議後の記者会見では次のように話した。
> 「実際に道などで通りすがりに見知らぬ人を罵倒するようなことはやらないと思うが、SNS(ネット交流サービス)上ではそういうことがかなり頻繁に起きている。SNS上で誹謗(ひぼう)中傷されて悩んでいる方は非常に多くいる。(中略)ツイッターはブロックする機能があるので、そういう機能を使うことに何も問題はない。またブロックされても、ツイートを見ることは普通にできる。見たければご覧になればいいと思う。ツイッター上の会話を普通のリアルのように一定の礼節をもってやってもらえればいいのではないか」
> 確かに、誹謗中傷は相手が誰であっても避けるべきだ。ただ問題なのは、政策や政治家としての資質を批判したり、意見を述べたりしている人もブロックされているということだ。
> 例えば、2月1日にウェブで掲載した「フォロワー数224万 河野行革相に『ブロック』された人に本音を聞いてみた」で紹介した、フリーライターの畠山理仁さんのケース。畠山さんは20年6月1日、ブルーインパルスの都心飛行を巡り、当時防衛相だった河野氏がブログで飛行の経緯を明かしたとの報道を引用し、こうつぶやいた。
≫ <公的な記者会見の発言をブログで釈明。これは公人の対応として相当マズイ。はやく防衛大臣記者会見をオープンにしてください>
> このわずか約30分後、畠山さんはブロックされたことに気がついた。これが誹謗中傷の類でないのは明らかだ。先述のタグを投稿した人たちからも「批判に耳をふさいでいる」「批判的な相手をブロック」との意見が続いた。
> 公的情報の受信に格差
> 河野氏はツイッターを「暇つぶし」と表現する。20年2月の防衛相記者会見では「少なくとも個人が暇つぶしでやっているものについて、とやかく言われることはないと思います」、総裁選出馬を表明した9月10日にも、「暇つぶしで始めたものですから、私のやりたいようにやろうと思っている」(TBS系「news23」)と発言している。
> ところが、河野氏は外務、防衛、行政改革、ワクチン担当など、大臣としての公務に関する情報もつぶやいており、9万リツイートを超えたこともある。特にワクチンは国民にとって身近で切実な話題だ。ワクチン担当に就任した翌日の1月19日には、接種に向けた各省の役割分担について投稿すると、NHKがこの投稿を引用して報道した。つまり、本人にとって「暇つぶし」であっても、国民の貴重な情報源となっているのが実態だ。
> 評論家で「ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性」などの著書を持つ荻上チキさんは「今のアカウントはパブリックなものです。発信した内容は時としてライフラインにもなります。公的な情報は、本来は誰にも平等に与えられないといけません。ブロックを使えば、アクセス権に格差が生まれてしまいます」と指摘する。
> 「ファンコミュニティーを作りたいなら、エゴサーチ用の別アカウントを作るのがいいでしょう。公的アカウントのブロックは最低限にとどめるべきで、ブロックの理由を説明する必要もあります」と荻上さん。確かに公的機関のアカウントが都合の悪い意見を誹謗中傷と解釈し、ブロックしていたら問題だろう。
> 荻上さんは、河野氏のツイッターからいくつかの懸念が浮かぶという。
> 「河野さんは、自分に言及している『おいしそう』な投稿を選んで反応し、『自分はユーモアのある人』とアピールしています。無党派に受けると学習しているのでしょう」。一方で、「否定的なリプライを送ったわけではない人に対しても、先回りしてブロックを重ねています。それが誹謗中傷なのか、それとも政治的批判なのか、外からは不透明です。政治的に異なる市民の意見を排除すると思われてしまい、幅広い声を聞いてくれるという期待値を下げてしまう」と荻上さんは話す。
> 荻上さんが疑うのが、河野氏の「感情的な側面」だ。20年1月の国会で野党の質問に早口で答える「高速答弁」をしたり、外相だった18年12月の記者会見で「次の質問どうぞ」と4回にわたり質問を無視したりと、感情をあらわにする場面がこれまでも目立ったからだ。「政治は良い格好できる場面ばかりではありません。批判や追及に対して、内閣の人間がどのような姿勢で向き合うかによって、政治の質も変わってきます」
> 報道を「デタラメ」「フェイクニュース」と決めつける姿も目立つ。読売新聞などが20年5月に報じたイージス・アショアの配備中止について、河野氏はツイッターなどで「フェイクニュース」と断じたが、結果的に約1カ月後、報じられた通りになった。「組織的に熟考せず、個人の意思で瞬発的にコミュニケーションをしてしまえば、組織や政策との一貫性に齟齬(そご)が出かねません。検証可能な形で物事を進めていく、ガバナンス(統治)の点からもネットの使い方を見直した方が良いでしょう」
> 公的ツイートでも「個人」?
> 公人によるツイートは「個人の暇つぶし」なのか。それが問われたのが、米国のトランプ前大統領だ。
> トランプ氏は大統領在任中、外交や人事などの重要政策を表明するのにほぼツイッターを使った。その一方で、反対意見のアカウントのブロックを繰り返しており、これが言論の自由を侵害しているとして提訴された。そこでトランプ氏は「個人的なアカウントで、ブロックの機能を利用しただけ」と反論したのだ。
> ニューヨークの連邦高裁は19年7月、トランプ氏のブロックが言論の自由を侵害したとして、違憲判決を下した。トランプ氏のアカウントは公共性があると判断し、アカウント上で議論する空間は、言論の自由が保障された公共の場に相当するとした(その後、トランプ氏が退任したため、最高裁では訴訟手続き打ち切り)。
> 表現の自由に詳しい東京都立大学の木村草太教授(憲法学)は解説する。「河野氏のアカウントから発信される情報の中には、公務員としての広報とみられるものがあります。それに対する返信欄は、公の議論の場として機能するもので、そこでの論評などは表現の自由として憲法上の保護を受ける可能性があります。河野氏のブロックは、市民の表現の自由の侵害となり得ます」
> トランプ氏の事例を参照すると、公務員の広報に対するアクセスの差別も問題になる、と木村さんは指摘する。「河野氏のブロックは、公務員の広報について、フォローするだけで簡単にアクセスできる人と、特別な手順を踏まないとアクセスできない人の区別を設ける行為です。これは、知る権利の制約としても、また、平等権や差別されない権利の侵害としても問題になるでしょう」
> 河野氏は「ブロックされても、ツイートを見ることは普通にできる」と言う。確かに、ブロックされたアカウントをログアウトし、アプリの代わりにブラウザー版を使うなどすれば、投稿は閲覧できる。「しかし、返信欄や引用リツイートでの議論に参加できない問題は残ります。一部のアクセスだけを制約する点も問題です。公の議論の場や公務員の広報へのアクセスに区別を設けるなら、特別な理由が必要です」
> 木村さんは話す。「名誉毀損(きそん)やセクハラなど、違法な表現ならブロックにも理由があります。ただ、正しい事実に基づく公務員の活動に対する批評は『公正な論評』として違法になりません。ブロックされた表現のうち、違法性を認定できるものがどれくらいあるでしょうか」
> 「サンドバッグ」はNG
> 政治家は広く批判を受け入れるべきだ――。それは当然だ。とはいえ、誹謗中傷と批判の線引きは難しくないか。SNSをのぞいてみると、対面では使わないような言葉で、政治家への批評が飛び交っているのも事実だ。どう考えたらいいのか、誹謗中傷対策に詳しい専門家を訪ねた。
> 「政治家なら多くの人の意見を参考にするべきだとの考えには賛成します。ただし、公人ならサンドバッグにして中傷していいというわけではありません」。国際大学の山口真一准教授(ネットメディア論)は話す。「政治家に関するツイートを見ていると、激しい言葉で批判や中傷を書いているケースが見られます。どんな相手に対しても一人の人間であることを尊重し、書き込みをしてほしい」という。
> 特にSNSをはじめ、非対面のコミュニケーションでは、行動の過激化が起こるという研究結果がある。相手の身ぶりや表情が見えないからだ。さらに誹謗中傷を書いている人の多くは自分が正しいと考え、炎上参加者の6~7割は正義感から投稿している、との研究結果もある。
> 山口さんは「一人一人が気軽にしている批判でも、受け取る側からすると、集団でやりが降ってきている状況かもしれません。誰でも自由に発信できる『人類総メディア時代』、正当な批判であっても、相手が大量に否定的な意見を受けていることを想像し、行動してほしい」と話す。
> 誹謗中傷か批判か、判断の難しい言動にプラットフォーム側も試行錯誤している。米国のツイッターは21年5月、投稿前に再考を促す機能を英語版で導入した。記入した内容に有害または侮辱的な内容を含んでいるかを判断し、投稿を見直すよう表示する。実証実験では表示が出た人のうち、34%の人が投稿を修正したり取りやめたりした。次回から攻撃的なメッセージを書き込む確率も11%減った。山口さんは「完璧な対策とは言えないですが、本人に何が問題かを気付かせるのは大事なことです」と意義を強調する。しかし、完全に誹謗中傷の投稿を防げるわけではない上、日本ではまだ導入されておらず、十分な対策はない。
> ツイッター社によると、日本は米国に続き、2番目に大きな市場だ。17年10月時点で月間利用者数は4500万人を超えた。「今後、SNSの公共性はさらに活発になっていきます。この流れは止められないと思います」と山口さん。国民に広く情報発信するため、政府も次々と公式アカウントを開設している。その国のトップになろうとしている河野氏。山口さんは「米国の裁判も参考にすると、河野さんのアカウントは有益な公の情報を多く発信しており、公共性があると考えられるので、開かれた場にするのが望ましいでしょう」と話した。
> 「耳を傾ける」実行されるか
> 今回、話を聞いた3人の識者全員が提案したのが、ブロックの代わりにミュート機能を使うことだ。お互いに投稿が見えなくなるブロックとは異なり、ミュートをすると相手の投稿は表示されなくなるが、相手からは自分の投稿を見られ、リプライすることもできる。なぜミュートを使わないのか、河野氏に聞いてみたい。
> 河野氏は出馬表明会見で「皆さんの思いや不安を受けとめ、情報を共有し、しっかりとしたメッセージを出し、皆さんと一緒に直面する危機を乗り越えていかなければならない」「誰かの意見に耳を傾けないということなく、まんべんなく耳を傾けるのがリーダーの仕事だと思います」などと述べた。
> 一方で、TBS系「news23」で、「首相になってもブロックはするのか」と問われた河野氏は「私のやりたいようにやる」とも答えている。「異端児」が首相になった暁には「まんべんなく耳を傾ける」ことは有言実行されるだろうか。ブロックは市民との関係を閉ざす手段にもなる。安易なブロックは「ヤメレ」とお願いしたい。
<参考=「河野太郎氏は首相になってもブロックするのか 浮かぶ「弱点」」(毎日新聞有料記事、9月14日)>