みんながパソコン大王
雑談<NO.271>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.272
2542 ≪オートモビル カウンシル2021≫主催者テーマ展示に「ダットサン・ブルーバード1600SSS」を含む6台の国産ラリーカーを追加 磯津千由紀 21/09/17
2541 ≪新型コロナ≫新規感染が急激に減った要因は「複合的」 磯津千由紀 21/09/16
2540 ≪新型コロナ≫尾身氏、制限緩和で「必ずリバウンド」 田村厚労相も人流増を指摘 磯津千由紀 21/09/16
2539 車離れ「マンション駐車場」が“金食い虫”に転じる日 磯津千由紀 21/09/15
2538 スバルがピックアップトラックを開発?過去に発売したブラットの復活なるか 磯津千由紀 21/09/15
2537 ≪新型コロナ≫大阪のパチンコ店、打つは打つでも… 職域接種1500人 磯津千由紀 21/09/15
2536 ≪新型コロナ≫ワクチン「効果不明」とのチラシ 臼杵市議、マスクせず子供に配布 磯津千由紀 21/09/15
2535 ≪新型コロナ≫麻生氏「医者の言う話は本当か、という話も」 行動制限緩和巡り 磯津千由紀 21/09/15
2534 ≪新型コロナ≫病床計画見直し、都道府県に要請 厚労省、冬に備え 磯津千由紀 21/09/15
2533 ≪ケータイ≫米アップルが「iPhone 13」4機種発表 撮影性能を向上 磯津千由紀 21/09/15
2532 ≪内燃機関超基礎講座≫モーターファン 磯津千由紀 21/09/15
2531 富山の漢方薬メーカーに業務停止命令 葛根湯など24品目自主回収 磯津千由紀 21/09/15
雑談NO.270

NO.2531 富山の漢方薬メーカーに業務停止命令 葛根湯など24品目自主回収<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 02:16

 こんばんは。


 お馴染みの葛根湯や防風通聖散などのメーカに、約4週間の業務停止命令です。


> 富山県上市町の医薬品製造販売会社「北日本製薬」が、国に承認されていない手順で医薬品を製造するなど品質管理体制に問題があったとして、同県が14日、同社に医薬品医療機器法に基づく業務停止命令と業務改善命令を出した。業務停止は16日からで、製造業務が26日間、製造販売業務が28日間。県によると、6月に抜き打ちの立ち入り調査をして判明。同社は主にドラッグストア向けの漢方薬を製造しており、風邪薬「葛根湯」や肥満症などの薬「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」など24品目を自主回収した。健康被害は確認されていないとしている。

> 県や同社の調査によると、同社は2004年ごろから、錠剤をなめらかにして喉や食道を通りやすくする添加剤について、国の承認と異なる配合で医薬品を製造した上、出荷時に製造記録を改ざん。また、長期保存時の安定性試験で品質が劣化し不合格となった製品の回収を怠るなどの手順違反もあった。

> 同社の広報担当者は「法令順守のための組織体制がなされていなかったことを深く反省し、おわび申し上げる」と話した。同県では富山市のジェネリック医薬品(後発薬)大手・日医工で品質管理体制に問題があったとして21年3月に業務停止命令を出した問題を受け、調査を強化していた。【砂押健太】


<参考=「富山の漢方薬メーカーに業務停止命令 葛根湯など24品目自主回収」(毎日新聞、9月14日)>


NO.2532 ≪内燃機関超基礎講座≫モーターファン<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 03:04

副題=スバルのディーゼル撤退で消えた世界唯一の水平対向ディーゼル[EE20](3月21日)

 こんばんは。


 水平対向ディーゼルエンジンがあったことを知りませんでした。


> スバルが2020年を目処にディーゼルエンジンの製造・販売を中止する方針を固めた、という報道があった。2016年は約1万5000台のディーゼル車を販売したが、各国の規制強化やディーゼルへの逆風のなかで、開発資源を電動車に集中する考えだ。スバルしか作れなかったボクサー・ディーゼルとはどんなエンジンだったのか?
TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo)

> EE20がデビューしたのは、2008年だった。当初はユーロ4対応で展開され、翌年09年にユーロ5対応となり、2015年にはユーロ6のステージ2、ユーロ6bと呼ばれる規制への対応した。当初は、日本国内への導入も取り沙汰されたが、結局、欧州専用のエンジンだったということになる。

> エンジンの基本骨格はデビューから変わっていない。86.0×86.0mmのボア×ストロークも従来と同じでありブロックも共通だ。しかし、細部の設計はかなり変わった。

> まずピストンは冠面の形状が変わった。これは燃料噴霧形状の変更に合わせたのだろう。燃料インジェクターはデンソーの第4世代タイプを使い、最大燃圧は180MPaから200MPaにアップした。圧縮比は従来の16.0から15.2に下げられている。この0.8の低減は燃焼温度引き下げに貢献しているはずだ。

> 圧縮比を下げると低温時の始動性に影響が出るが、これは低圧/高圧併用のEGRを細かく制御することと、グロープラグを急速昇温対応仕様に変更して補っている。従来のEGRはポート部から直に排ガスを吸気側に導く高圧(ハイプレッシャー)式だったが、新たに低圧(ロープレッシャー)通路を設け、過渡域でのEGR率を高めている。EGRは「燃えカス」である不活性ガスをエンジンに与える、いわば「お腹で膨らむ栄養素ゼロのダイエット食品」であり、単純にシリンダー内を満腹にするためのものだ。その狙いは排ガス低減だが、燃焼には寄与しないから使いすぎるとレスポンスが悪化する。この部分は走行実験を重ねてチューニングしているはずだ。トロいスバル車は許されない。

> ターボも変更された。エンジン右前下端という搭載位置と可変ノズル式である点は変わらないが、可変ノズル形状と制御プログラムを見直して低負荷運転時や高EGR率での過給圧を最適化している。同時に、従来はターボ配管とタイミングチェーンとで取り回しが苦しかった燃料ポンプ駆動系をギヤ式に改めた。これによって補機駆動ベルトのレイアウトも変わった。

> DE特有のカラカラ音を低減する工夫も進歩した。水平対向はブロックが左右にふたつあるため放射雑音を出しやすい。今回、エンジンブロック周囲の補機レイアウトを改めたことに合わせて、インテークマニフォールド下やチェーンカバーにポリウレタン製吸音材を貼り付けた。

> ユーロ6bへの排ガス対策とはいえ、レスポンスや音・振動もきちんと見直した、スバルらしい発想のマイナーチェンジである。

> 二重苦三重苦への挑戦が多くの知見をもたらした。

> ディーゼルエンジンは総じてロングストロークである。吸気/排気バルブは直立している。高圧噴射のための燃料インジェクターは長い棒状をしている。直列エンジンではエンジン全高を増やしてしまう要素だ。しかし、少し傾けてエンジンルームに積めばいい。排ガス後処理装置は排気ポートのすぐ直下に、エンジンに寄り添うように取り付ければいい。その位置であれば温度の高い排ガスを活用できる。ターボの配管とEGR配管は、とくにガソリンエンジンと変わらない。では水平対向ディーゼルはどうかと言うと、車両全幅に規制されてこのすべてがNGになる。ロングストローク化は難しく長いインジェクターも入らない。排ガス後処理装置のスペースなどない。ここがスバルの挑戦だった。


> 牧野茂雄


<参考=「内燃機関超基礎講座 | スバルのディーゼル撤退で消えた世界唯一の水平対向ディーゼル[EE20]」(モーターファン、3月21日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/20 (Mon) 03:05

副題=ヤマハとDOHC:レーシングエンジン、そしてトヨタとの密接な関係

 こんばんは。


 例によって半年前の記事です。

 トヨタのエンジンのヤマ発によるチューニングは1960年代に始まり、今も続いていることは、周知の事実です。
 1960年代、ヤマ発の磐田テストコースでは5リッターV8のトヨタ7が走っていたそうです。
 因みにヤマ発はコンプリート・カーを作るのが夢だそうですが、未だ未達です。

 蛇足ですが、FZ250の16000rpmには驚いた記憶があります。


> 4ストロークエンジンによるレースシーンにおいて世界的な活躍を繰り広げているヤマハ発動機。かつて「2スト専業メーカー」とも言われた同社が4ストロークエンジンの分野で躍進していった背景にはレーシングエンジン開発を通して培ったトヨタ自動車との密接な関係があった。


> TEXT:高橋一平(TAKAHASHI Ippey)PHOTO:桜井淳雄(SAKURAI Atsuo)
> *本記事は2010年12月に執筆したものです

> 現在、オートバイのメーカーとして広く知られ、「オートバイのF1」とも言われる世界選手権「MotoGP」の第一線で活躍を続けているヤマハ発動機(以下ヤマハ)。同社がMotoGPに投入していたレースマシン、YZR-M1はわずか800ccの排気量から200psを優に超えるパワーを搾り出し、その最高回転数は20000rpmにも届くと言われている。そして、その技術がフィードバックされ、世界的に高い人気を誇る市販モデルYZF-R1は1000ccながらに145psを発揮するという超高性能車で、これらはいずれもDOHC4バルブの4気筒エンジンを搭載。YZR-M1についてはF1と同様のニューマチック式のバルブスプリングが採用されるなど、4ストロークエンジンに対する高い技術力は同社を特徴付ける要素のひとつとなっている。


> しかしながら、ことレースシーンに限って言えば、4ストロークエンジンを使用するレースで同社が頭角を現したのは1980年代も半ばを過ぎた頃からのこと。1955年に初めての市販モデルとなるYA-1(2ストローク単気筒125cc)を手掛けて以来、常にレースシーンでの活躍を続けてきた同社ではあったが、そこで扱われていた技術は2ストロークエンジンに関するものが中心で、同社が初の4ストロークエンジン搭載車であるXS-1(OHC2バルブ2気筒650cc)を発売したのは1970年のことだったのである。

> そもそも、ヤマハにおける4ストロークエンジン技術の源流は、1960年代にスタートしたトヨタ自動車(以下トヨタ)との技術提携に始まる。レースシーンでの活躍や、市販オートバイで好調な実績を築いていたヤマハは、かねてから自動車メーカーへの発展を模索、その一環としてトヨタとの関係を結び、後にトヨタ7として広く名を知られることになるレーシングマシンのエンジン開発に深く関わっていた。そしてこの流れが後にトヨタ2000GTのプロジェクトとして発展していくこととなり、1600GT、そして2T-G型エンジンの開発に始まるトヨタ量産DOHCエンジンの開発生産へとつながり、ヤマハは4ストロークエンジンに関する技術を蓄積していった。

> ちなみに前述のXS-1のボア×ストロークは75mm×74mmと、ストロークがわずかに1mm短いだけで2000GTの3M型エンジン(75mm×75mm)とほぼ共通となっており、エンジンの試作は3M型のピストンを流用したものからスタートしているという。バルブトレーンの形式こそ3M型はDOHC、XS-1はSOHCと異なっているが、1気筒あたり2バルブの半球型燃焼室と共通点も多い。

> そして、XS-1から3年後の1973年には、ヤマハのオートバイとして初となるDOHCエンジン搭載モデル、TX500が登場。73mm×59.6mmというボア×ストロークをもつ2気筒500ccエンジンには、1気筒あたり4バルブという、当時としてはレーシングマシン以外にあまり見ることのできなかったメカニズムが採用されている点が興味深い。

> これは前述のトヨタ7や2000GTに関わった際に、トヨタとの共同作業を行なったヤマハの技術者たちの存在が大きく、この陣営によって1985年には「ジェネシス」と呼ばれる設計コンセプトを掲げたニューモデルFZ750が登場。現在のYZF-R1に続く市販モデルの流れがここに始まっている。

> ちなみにこのFZ750は1気筒あたり5バルブという機構を量産エンジンで初めて実現、採用したモデルで、並列4気筒のDOHCエンジンは現代のものと比べても遜色のない、扁平の燃焼室を備えており、シリンダーを大きく傾けることで、吸気ポートを直線的かつ垂直に立ち上げたレイアウトを持つなど、極めて先進的なメカニズムを持っていた。

> この「ジェネシス」コンセプトは、FZ750よりも排気量の小さい、400ccや250ccのモデルにも順次採用されることになり、特に250ccのFZ250フェーザー(1985年)においては、小排気量ながらに1シリンダーあたり4バルブのDOHC4気筒エンジンという精緻なメカニズムを採用し、最高回転数は16000rpm(レッドゾーンは15500rpm)、最高出力45ps/14500rpmという当時としては高い性能を発揮し、世界中を驚かせた。45psという数字は、同社が得意としていた250ccクラスの2ストロークエンジンの最大出力と同じもので、これを目標に開発を進めたことは「2ストロークのヤマハ」という評判を持っていた同社の、自らに対する挑戦でもあった。

> こうしたオートバイの研究開発、および販売といった、ヤマハの「生業」と並行するかたちで、エンジン開発におけるトヨタとの業務提携は順調に続けられ、1980年代に入ると、1G-GEU型、4A-GEU型といったエンジンを手掛け、1985年には前述の1気筒あたり5バルブを採用した、OX66型と呼ばれるV型6気筒2000ccのF2用レーシングエンジンを開発。1987年にはF3000用として、コスワースDFV型をベースに5バルブ化したOX77型を発表するなど、ヤマハ独自のプロジェクトとして自動車レースへの挑戦を開始する。

> そして1989年にはモータースポーツの頂点であるF1に、エンジンサプライヤーとしての参加を開始。1989年はV型8気筒のOX88型をザクスピードに供給。1991年から1992年にかけては、F1においても最高峰のメカニズムと言えるV型12気筒に5バルブ技術を投入したOX99を投入(1991年はブラバム、1992年はジョーダンに供給)。1993年からはジャッド製V型10気筒をベースとしたエンジン(OX10)に変更するなど、1996年に再びフルオリジナルのV型10気筒OX11Aを投入(ティレルに供給)するまでの間に、あらゆるトライを繰り返しながら、ノウハウを蓄積していった。

> F1へのチャレンジはアロウズへの供給を行なった1997年を最後に終了となったが、2002年、それまで2ストロークエンジンによって行なわれていた、オートバイレースの世界選手権において、環境問題を背景とした大幅なレギュレーション変更がなされたことで、4ストロークエンジンで争われるようになると、ヤマハは990cc4気筒の4ストロークエンジンを搭載した、レース専用のプロトタイプマシンYZR-M1を開発。2ストロークエンジンと比べれば、共通点がはるかに多い4ストロークのレーシングエンジンということで、F1時代に得られた技術が惜しみなく投入された。

> 特に、排気量が800ccへと縮小された2007年以降は、縮小分のパワーダウンを回転数で補うべく、熾烈なまでの高回転化競争が繰り広げられており、最高回転数は20000rpmと、もはや動弁系の追従性が難しくなるレベルまで達しているということで、ヤマハではOX11型エンジンなどで採用した実績を持つ、ニューマチック式のバルブスプリングを導入。2008年から現在に至るまで、ここ数年の間チャンピオンの座に君臨し続けている(ライダー、コンストラクター共に)。


<参考=「内燃機関超基礎講座 | ヤマハとDOHC:レーシングエンジン、そしてトヨタとの密接な関係」(モーターファン、3月26日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/11/09 (Tue) 01:41

副題=日本初のターボ:日産[L20ET](1979年)はダウンサイジングコンセプトだった

 こんばんは。


 最初のターボエンジンは、スポーツ志向ではなく、大排気量代用でした。其の後、ブルーバードに積まれて、スポーツ志向に振れました。今、燃費規制のため、再び、各社、大排気量代用の小排気量ターボ花盛りになっています。


> 日本で初めてターボチャージャーを備えた市販車用エンジンとして1979年12月に登場したのは、日産のL型、L20ターボである。当時のセドリック/グロリアに搭載されたL20ET型とは、どんなエンジンだったか?


> 日本で初めてターボチャージャーを備えた市販車用エンジンとして1979年12月に登場したL20ET型。当時のセドリック/グロリアに搭載された。

> 用いられたターボチャージャーはウェイストゲート式のシングルスクロールで、ギャレットエアリサーチ社(現在はギャレットモーション社)のT03型だった。最大過給圧は350mmHg(0.48kg/cm2/0.48bar)と控えめな数字、圧縮比は7.3とされた(自然吸気版のL20型は圧縮比9.5)。

> 目指したのは高過給高出力ではなく、中低速トルクを増大した省燃費と排気対策に重きを置いたエンジン——というのは建前で、パワー志向とすると当時の省庁に対して心象悪く認可が下りず、時節柄このような言い方を余儀なくされたというのが真相であった。

> 「ひとクラス上のエンジンを搭載するかわりとして、ターボをつけて総合的な燃費と性能のバランスを求めるということがポイントです。(中略)5ナンバーで、街中の実用走行時の使いやすさを狙ったクルマにしようというのがターボを手掛けた最大の理由です」と、当時の『モーターファン』インタビューにおいて開発の中心を務めた藤井隆氏は答えている。まさに、今で言うところのダウンサイジングエンジンだったのだ。

> 高過給とするとブロックの構造補強を求められるが、先述のように350mmHg/0.48barに過給圧を抑えたことで、もともとブロック剛性に優れていたこともあり大きな変更は施されなかった。なお、最大筒内燃焼圧は46kg/cm2@4000rpmWOTで、これは自然吸気版に対して3kgのアップという数字。メタル/クランクシャフトも特別な手当はなされていない。ただしピストンにはリブ厚を増すなどして高強度化、もちろん圧縮比の変更に伴う冠面形状にも変更があった。ヘッドボルトも1mm増した13mmとしている。

> 潤滑系統にも強化が図られた。オイルポンプ幅は自然吸気版の35mmから40mmに増やし吐出量を14.5ccから16.4cc(ディストリビュータ1回転当たり)に増強、硬めのオイルを指定し交換サイクルも当時の半分である5000kmとしている。

> 苦労を伴ったのはカムプロファイル。自然吸気の高出力エンジンならば高回転時にオーバラップを大きくとる設計にするが、L20ET型は燃費志向のため「遅く開けて早く閉じる」傾向としたい。しかしやりすぎると今度は高回転時に難が出てしまう。日本初のターボエンジンだけに多くのプロファイルが検討されたという。

> また、ターボチャージャーを経てから流入する排ガスは温度が低下してしまうため(100℃も低下してしまう)、三元触媒がうまく働かない。そのため、当時の主流だったペレットタイプではなくハニカム構造のモノリスタイプを備え、活性化を図った。


<参考=「日本初のターボ:日産[L20ET](1979年)はダウンサイジングコンセプトだった」(モーターファン、7月4日)>
<消滅・23/03/24


NO.2533 ≪ケータイ≫米アップルが「iPhone 13」4機種発表 撮影性能を向上<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 08:52

 おはようございます。


 今年もiPhoneの新型が出ました。


> 米アップルは14日のオンライン発表会で、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新商品「アイフォーン13」シリーズ4機種を発表した。発売日は9月24日で、日本では17日午後9時から予約を受け付ける。

> 新機種は、普及モデルの「アイフォーン13」と小型・低価格モデル「13mini(ミニ)」、上位機種の「13Pro(プロ)」と「13ProMax(プロマックス)」の4機種。いずれも「スマホ最高性能」をうたう新型プロセッサー「A15バイオニック」を搭載し、データ処理速度やバッテリー持続時間を向上した。

> 「13」(画面サイズ6・1インチ)の価格は799ドル(日本では税込み9万8800円)から。「13ミニ」(5・4インチ)は699ドル(税込み8万6800円)から。「13プロ」(6・1インチ)は999ドル(税込み12万2800円)から。「13プロマックス」(6・7インチ)は1099ドル(税込み13万4800円)から。

> 画面サイズや外観は前モデルから大きな変更はなかった。いずれも高精細の有機ELディスプレイを採用。「13」と「ミニ」は背面に広角カメラと超広角カメラの2眼、「プロ」と「プロマックス」は望遠レンズを加えた3眼を搭載し、暗い場所での撮影やピント調整などの撮影性能を向上した。【ワシントン中井正裕】


<参考=「米アップルが「iPhone 13」4機種発表 撮影性能を向上」(毎日新聞、9月15日)>


NO.2534 ≪新型コロナ≫病床計画見直し、都道府県に要請 厚労省、冬に備え<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 09:18

 おはようございます。


 遠からず、冬が来ます。


> 田村憲久厚生労働相は14日の閣議後記者会見で、冬場に向けて新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるとして、都道府県に医療提供体制の強化を求める考えを示した。都市圏を中心に「第5波」で病床が逼迫(ひっぱく)したことを踏まえ、病床計画の見直しや臨時医療施設の整備、医療従事者を確保できる仕組みの構築を重点に挙げた。厚労省は同日、都道府県などに事務連絡を出した。

> 田村氏は会見で、一般医療と新型コロナへの対応との両立が重要としたうえで、「冬の感染拡大が危惧され、今後の医療提供体制の構築を急ぐ必要がある」と指摘。「病床の確保も必要だが、臨時の医療施設、入院待機施設を病床を補完するような形で機能させていくために整備することが非常に重要だ」と述べた。

> ただ、従わなかった場合に病院名の公表もできる改正感染症法に基づく要請にはあたらない。【神足俊輔】


<参考=「新型コロナ 病床計画見直し、都道府県に要請 厚労省、冬に備え」(毎日新聞有料記事、9月15日)>


NO.2535 ≪新型コロナ≫麻生氏「医者の言う話は本当か、という話も」 行動制限緩和巡り<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 09:31

 おはようございます。


 麻生氏のような実質的地位にある人が医師の言うことに疑義を公にすることには慎重になるべきと思います。国民に医療不信が広がりますので。


> 麻生太郎財務相は14日の閣議後記者会見で、政府が打ち出した行動制限の緩和方針について「いろんな形で行動制限の緩和はやれるところからやった方がいい」との見解を示した。

> 麻生氏は会見で、「映画館で感染爆発が起きたという話はあまり聞いたことがない」などとしたうえで、「医者の言う話は本当かよという話がいろいろなところで出てくる。国民のマインドの中では変化が生じてきているのは事実で、地域によって(感染状況が)違うならどんどんやっていけばいい」と述べた。【袴田貴行】


<参考=「麻生氏「医者の言う話は本当か、という話も」 行動制限緩和巡り」(毎日新聞、9月14日)>


NO.2536 ≪新型コロナ≫ワクチン「効果不明」とのチラシ 臼杵市議、マスクせず子供に配布<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 10:23

 おはようございます。


 市議が「デマ」を信じちゃったんですね。


> 大分県臼杵市の若林純一市議(61)が8月下旬~今月初め、新型コロナウイルスのワクチンについて「本当に必要ですか?」などと記載されたチラシを、市内の中学校周辺などでマスクをせず子どもたちに手渡していたとして、市議会は14日、全員協議会を開き、若林市議を厳重注意すると決めた。

> 議会事務局などによると、若林市議は子どもへのワクチン接種停止を求めて署名活動をしている団体が作成したチラシを中学校や駅周辺で配布。チラシには「未成年に対して接種するメリットはあるのか」「感染予防効果は不明」などの主張が記載されていた。

> 市や議会事務局などに「子どもが怖がっている」などと苦情や抗議の電話が相次いでいた。若林市議は取材に「子どもたちは感染しても重症化しない。一方でワクチンは長期的な安全性が不明。打つかどうかは保護者の判断だが、必要な情報を伝えたいと思った」と話した。

> 福岡大病院の高田徹教授(感染制御学)は「ワクチンによる重症化予防効果は認められている。若い人でも、感染後に後遺症が残る頻度や程度が改善するという海外のデータもある」としている。【衛藤親、吉住遊】


<参考=「ワクチン「効果不明」とのチラシ 臼杵市議、マスクせず子供に配布」(毎日新聞、9月14日)>


NO.2537 ≪新型コロナ≫大阪のパチンコ店、打つは打つでも… 職域接種1500人<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 10:33

 おはようございます。


 面白い試みです。


> 大阪市北区のパチンコ店で13、14両日、従業員や家族、近隣住民ら約1500人を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種があった。職域接種の一環で、米モデルナ社製を使用した。

> 会場は、日本一長いといわれる天神橋筋商店街近くにある「フリーダム天六店」。運営会社の「アバンス」(平川順基社長)が、近隣の加納総合病院に持ちかけて実現した。店舗を休業して場所を提供。対象者は1000台あるパチンコやスロットの台の前に1席ずつ間隔を空けて座り、医師や看護師から接種を受けた。男性会社員(34)は「ワクチンだけでなく、パチンコも打ちたくなった」と笑顔を見せた。【山田尚弘】


<参考=「新型コロナ 大阪のパチンコ店、打つは打つでも… 職域接種1500人」(毎日新聞有料記事、9月15日)>


NO.2538 スバルがピックアップトラックを開発?過去に発売したブラットの復活なるか<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 10:53

 おはようございます。


 「初代レオーネ」~「ニューレオーネ」の時代に「ブラット」がありました。


> スバルが過去に販売していたピックアップトラックである「ブラット(BRAT)」の復活となるピックアップトラックを生産するのではないか?といった海外メディアの報道がありました。

> スバルが販売していたブラット(BRAT)や今後のピックアップトラック開発の有無についてお伝えします。


> スバルがハイラックスの兄弟車としてピックアップトラックを開発?

> 海外メディア「carsales」は、スバルがトヨタ ハイラックスのシャーシとパワートレインを利用したピックアップトラックを販売する可能性があると伝えました。

> これには、トヨタがスバルの親会社の16.5%を所有しており、以前にスバルBRZやトヨタ86などの車両を共同開発したという背景があります。また、最近では今年4月の上海モーターショーで2社が共同開発する新型クロスオーバーEVが発表されるという発表がありました。

> ハイラックスのシャーシを利用出来るという事は、牽引力が強大な2.8リッターターボディーゼル4気筒エンジン(150kW/500Nm)を手に入れられるという事に繋がるので、ピックアップトラックの需要がある地域ではスバルのブランド力と合わせて魅力的な1台となりそうです。

> ただし、いくらトヨタとスバルが過去に共同開発した車種があるといっても、ピックアップトラックを生産するというのは少し発展しすぎという考え方もあります。

> しかし、スバルはかつて海外向けモデルとしてミニピックアップトラックである「BRAT(ブラット)」 を生産していたという過去があります。


> かつてスバルが生産していたピックアップ「ブラット(BRAT)」

> ブラット(BRAT)は、レオーネ2ドアセダンをベースとして1977年から生産、ヨーロッパ圏で販売が行われていました。

> 2代目モデルはアジア市場にも投入され、オーストラリアを中心にブランビー (Brumby) として、中東諸国ではスバル・ピックアップ (Subaru Pickup)として販売されていました。

> スバルのオーストラリアにおける広告でも冒頭からブランビー(Brumby ※オーストラリアにおける販売名称)は登場しており、現在の新型車種へ物語を繋げる重要な役割を担っています。

> スバルがトヨタとの共同開発によってピックアップトラックを復活させるかどうか。現時点では公式な発表はありませんが、BRZとトヨタ86で見るトヨタとスバルの協力体制と過去に販売されていた(ミニ)ピックアップトラックがあるといった観点で考えると、まったく可能性がないとは言えないのではないでしょうか。

> 異なる自動車メーカー同士が共同開発する事によって、今までとは異なる車のラインナップが登場する事は消費者にとっては嬉しいはず。今後のスバルとトヨタの関係に注目です。


<参考=「スバルがピックアップトラックを開発?過去に発売したブラットの復活なるか」(MOBY、3月22日)>


NO.2539 車離れ「マンション駐車場」が“金食い虫”に転じる日<起稿 磯津千由紀>(21/09/15)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/15 (Wed) 11:27

 おはようございます。


 意外にも、駐車場の「空き」が増えて管理組合の収入減に悩むマンションが増えてるそうです。
 蛇足ですが、私は車好きだったので、就職の直後から、横浜市や杉並区や足立区在住時も、公団住宅に入ってた2年間を除き、自家用車を持ってました。レオーネ4WDターボAT(1800cc)やアルシオーネVX(2700cc)を。当然、駐車場は賃貸でした。
 尚、足立区では数年間、マンションの管理組合理事長を務め、修繕積立金を3倍に値上げし、駐車場は月2万円に設定しました。


> 近年、駐車場の「空き」に悩む分譲マンションが増えている。駐車場を利用する居住者が負担する使用料は、マンションを維持管理するための重要な収入源になっており、空き区画が増えれば、マンション管理組合の財政に深刻な影響を与える可能性があるからだ。


> 車離れと高齢化「駐車場不足から過剰へ」

> マンションの駐車場は、つい十数年前までは「不足」が課題で、マイカーを所有する居住者の数より駐車場区画が少ないことに苦慮するところも多かった。それが一転「空き」が問題になっているのは、急速に車離れが広がっていることや、マンション居住者が高齢化していることが背景にある。

> 若い世代では車を必要としないライフスタイルが広がっており、車を所有せずに利用できるカーシェアリングも普及してきた。また、シニア層には郊外の一戸建てから駅近マンションに住み替えるのを機に車を手放すという動きもある。利便性が良い場所ほど車を持たない世帯が多くなっている。

> 自動車検査登録情報協会によると、首都圏1都3県の自家用乗用車の世帯当たり普及台数は2007年の0.82台から21年には0.74台に減った。

> これに伴いマンションの駐車場設置率(住戸数に対する駐車場区画の割合)も急低下している。不動産経済研究所によると、首都圏マンションの駐車場設置率は07年の77.3%をピークに低下し17年上期(1~6月)は42.2%に落ち込んだ。

> こうした環境変化から、建設時に十分な駐車場区画を備えたのに、すでにそれを満たすようなニーズは消えてしまったというマンションが増えているのだ。


> 初期設定は低い「管理費と修繕積立金」

> それでは、駐車場の「空き」がなぜ、管理組合の財政に影響することになるのだろうか。

> 不動産デベロッパーが新築分譲マンションを販売する際、管理費を本来必要な額より安めに設定していることは少なくない。月々の負担額を少しでも抑えることで、売りやすくするためだ。

> マンション管理組合は、マンションを維持管理するため、「管理費会計」と「積立金会計」という二つの会計を持っている。管理費会計は、管理会社への業務委託費、共用部光熱費など日常支出に関わる資金を、積立金会計は十数年に1度行う大規模修繕工事のための修繕積立金などの資金を管理している。

> 管理費を安めに設定したマンションは、所有者からの管理費の収入だけでは日常支出等をまかなえないため、最初から、駐車場使用料収入を管理費会計に充てる計画にしている。

> これは、駐車場の空き区画が増えて使用料収入が減ると、管理費会計が赤字になることを意味する。赤字が続けばマンション管理組合の財政は破綻してしまう。

> マンションがそうした状況に陥った場合は、まず、管理費を増額して管理費会計の赤字を避け、駐車場使用料は積立金会計に組み入れるよう管理規約を変更することだ。多くのマンションがお手本とする国土交通省の「標準管理規約」も、駐車場使用料は修繕積立金として積み立てることを適正としている。

> ただし、それで、駐車場の「空き」問題がすべて解消するわけではない。マンションの駐車場は維持管理コストがかかる。空き区画が増えると、その費用をまかなえない可能性が出てくるためだ。

> マンションの駐車場は、平置き▽自走式▽機械式――などのタイプがある。特に、昇降機を使って車の出入庫を行う機械式駐車場は、定期的な点検や部品交換が必要でコストがかかる。国交省のガイドラインは、機械式駐車場について、機械の規模や形式に応じて1台あたり月7085~1万4165円を修繕工事費として見込むことが望ましいとする。

> 十数年に1回の大規模修繕工事では1住戸あたり100万円前後の費用がかかる。この工事費用に充てるための修繕積立金も、新築分譲時には管理費同様、本来必要な額より安めに設定していることがほとんどで、多くのマンションでは2回目の工事で修繕積立金が赤字に陥る計画になっている。そのうえ、駐車場の空き区画が増えれば、赤字はさらに拡大する。

> 費用を抑えるため、駐車場についてはメンテナンスや修繕の頻度を下げる管理組合もある。そうなると、機械式駐車場が故障して、車が破損したり、人命にかかわる事故が起きたりするリスクも高まることになる。


> 収入を増やすか支出を減らすか

> それでは、駐車場の空き区画が増えてきたマンションはどうすればいいだろうか。対策には、二つの方向性がある。

> ひとつは、借り手を増やして空き区画を減らし、収入を増やすことだ。

> その手段として、使用料を値下げして借りるハードルを下げる管理組合もある。だが、すでに借り手がいる区画も値下げすることになるため、思うように借り手が増えなければ、かえって収入が減ってしまう。慎重な事前リサーチが不可欠になる。

> また、管理規約を変更して、空き区画を外部に貸し出すマンションもある。駐車場が不足している地域では借り手がつき、収入を増やせる可能性はある。ただし、マンション敷地内に部外者が立ち入るためにセキュリティー上の懸念があり、収益事業として事業税などが課せられることもある。こちらも十分な検討が欠かせない。

> もうひとつは、支出を減らすことだ。代表例として、駐車場の保守管理業者を変更するという手段がある。その場合、点検頻度を極端に下げてしまうと、故障を誘発しやすくなるため、どの程度に抑えるかなどを含めて総合的に検討したい。

> また、機械式駐車場が複数基ある場合は一部を撤去したり、コストの安い平置きに変更したりする管理組合もある。

> 駐車場の空き区画が増えているマンションは早めに対応を考えておくことが望ましいだろう。


<参考=「車離れ「マンション駐車場」が“金食い虫”に転じる日」(毎日新聞、9月15日)>


NO.2540 ≪新型コロナ≫尾身氏、制限緩和で「必ずリバウンド」 田村厚労相も人流増を指摘<起稿 磯津千由紀>(21/09/16)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 19:43

 こんばんは。


 尾身氏が何様かということはさておき、制限緩和でリバウンドが起きると言ってます。


> 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は15日の衆院厚生労働委員会の閉会中審査で、「一生懸命ワクチン接種を頑張っても、すぐにこの疾患を制圧してゼロにすることはできない」とした上で、コロナとの闘いが続く期間について「2~3年はかかる」と述べ、当面続くとの見通しを示した。

> 今後の国の感染対策の見通しについて問われた尾身氏は「当分、このウイルスとの闘いは続けていく必要がある」と言及。「正確には神のみぞ知ることだが、ワクチンや薬があるインフルエンザのように、社会の不安感がなくなるには2~3年はかかるのではないか」などと述べた。

> 尾身氏はまた、政府が検討している人の行動や経済活動の制限緩和について「ワクチン接種率が上がることはいいことだが、急に緩めると必ずリバウンドが来る」と指摘し、緊急事態宣言の解除後に実施すべきだとの認識を示した。

> 田村憲久厚生労働相は「全国的にかなりのスピードで新規感染者が減っているのは事実」と認めた。一方で、9月に多くの学校で新学期を迎えたことや、年末年始にかけての忘年会や新年会を通じて人の接触機会が増える点を指摘し、冬場の「第6波」を見据えた医療提供体制を整備する必要性に言及した。自民党の橋本岳氏、立憲民主党の長妻昭氏、尾辻かな子氏への答弁。【矢澤秀範、小鍜冶孝志】


<参考=「尾身氏、制限緩和で「必ずリバウンド」 田村厚労相も人流増を指摘」(毎日新聞、9月15日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 19:48

<参考=雑談NO.2515 ≪新型コロナ≫緊急事態宣言解除なら11月に福岡で「第6波」 長崎大の試算>(起稿21/09/10)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 19:53

<参考=雑談NO.2498 ≪新型コロナ≫ワクチン接種が進むとどうなるのか 政府の「制限緩和案」が判明>(起稿21/09/02)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 22:19

<参考=雑談NO.2535 ≪新型コロナ≫麻生氏「医者の言う話は本当か、という話も」 行動制限緩和巡り>(起稿21/09/15)


NO.2541 ≪新型コロナ≫新規感染が急激に減った要因は「複合的」<起稿 磯津千由紀>(21/09/16)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/16 (Thu) 22:52

 こんばんは。


 第5波が急減してる理由は、ワクチン接種が進んだことや季節的要因だけではないといいます。
 尚、繰り返しますが、新規感染者は減ってますが医療逼迫は依然深刻です。


> 新型コロナウイルスの感染「第5波」をめぐり、新規感染者数が8月下旬から急速に減少している。一体なぜなのか。専門家はワクチンの接種が進んだことや、季節的な要因などを挙げるが、各自治体は人々の気の緩みからくる感染再拡大(リバウンド)に警戒感を強めている。


> 「自分のこととして考えられた」

> 「全国の新規感染者数は、3週間で約64%減少している」。16日に開かれた厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」(AB)の会合後、座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は、重症者数が高い水準であることや、医療体制が厳しい状況であることへの懸念を示しつつも、今の感染状況をこう分析した。

> 感染力が強い変異株「デルタ株」の影響で、7月中旬から第5波に見舞われた新型コロナウイルス感染症は、首都圏の感染急拡大をきっかけに全国へ波及。全国で2万人を超える感染者が連日報告されるなど、これまでで最大の流行となった。8月に入ると、感染者の急増により、症状が悪化しても入院ができずに自宅療養を余儀なくされる患者が相次ぐなど深刻な状況が続いた。「感染の制御が難しく、9月にはさらに状況が悪化しているかもしれない」(公衆衛生の専門家)と悲観する声もあったが、厚労省の集計によると、新規報告者数は8月20日の2万5852人をピークに減少傾向に転じた。

> ABの資料によると、直近1週間(9月8~14日)とその前の1週間(1~7日)を比べると、全国の新規感染者数は0・57倍だった。ほぼ横ばいだった秋田県を除き46都道府県で増減率が1を下回り、3週連続で減少が続いている。

> 感染者数が急激に減った要因は「複合的だ」(尾身茂・政府新型コロナ対策分科会長)。

> 一つはお盆以降、感染が増大する要素がある程度除かれたことが考えられる。学校や職場など日常生活とは異なり、普段会わない人との接触が一気に加速する長期休暇は感染が拡大するきっかけとなりうる。夏休みが始まったことや7月下旬の4連休もあり、お盆より前は感染が急拡大したとみられるが、お盆以降は感染が拡大する要素よりも、縮小する要素が上回った。長雨で外出機会が減ったことや、例年よりも早く暑さが和らいだ季節的な要因も大きい。冷房をかけて閉めきった屋内の空間は感染のリスクが高まるが、換気できる状況でそのリスクを下げられた。

> ワクチンの接種が進んだことも減少傾向の追い風になったとみられる。第5波は流行の後半が、これまでの波とは違う様相を見せた。新型コロナウイルスはこれまで、若年層や中年層を中心に活動範囲が広い現役世代でまず感染が広がり、家庭や職場、さらには医療機関や高齢者施設に持ち込まれ、感染が一層広がっていった。だが、第5波では、医療機関や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)の大きな増加は見られなかった。

> 厚労省の担当者は「この感染症は一人一人の行動の変化が大きく影響する。同世代が重症化したり死亡したりしているメディアの情報に接し、自分のこととして考えられたのも大きいだろう」と推測する。16日の参院厚労委員会で政府分科会の尾身会長は、人出が昨年に比べて低いレベルで抑えられていることや、外で酒を飲むことを多くの人が控えていることを挙げ、「一般市民の協力のおかげだ」と強調した。

> 第5波で新規感染者が爆発的に増えた東京都のある幹部も「ワクチン接種が進んだことに加え、8月は雨の日が多くて外出を控えた人が多かった。自宅療養中に亡くなるケースが報道されて人々の行動が抑制されたことなど、複合的な要因で減っているのではないか」と同様の分析をする。

> 感染の減少局面にはあるが、9月も連休を控えていることや、大学の再開で再び感染が拡大することを心配する声もある。脇田座長は「(第5波の感染者数を)なるべく下げた方が次の流行を抑えられる。改善はしているが、なるべく外出を控え、混雑した場所を避けていただくことが必要だ」と呼び掛けた。【金秀蓮、石田奈津子】


> 東京、それでも続く医療逼迫

> 東京都では依然として医療体制の逼迫(ひっぱく)が続いている。新規感染者の減少がみられるようになったとはいえ、連休を控えてリバウンドの懸念も拭えない。首都圏の知事は「今が正念場」と訴える。

> 東京の新規感染者の7日間平均は16日時点で1011・4人で、前週の1837・1人から約45%減となった。これまでの感染拡大の波と比較すると、7日間平均が下がりきった「最小値」は、感染の第3波では約250人、第4波では約380人。今回の第5波ではその水準に達していない。十分に下がりきらないまま上昇に転じれば、より大きな波につながる恐れがあるという。

> 16日時点で都内の入院患者は2879人、都の基準で集計した重症者は182人。ピーク時よりは改善したものの高水準に変わりはなく、医療提供体制の逼迫は続いている。16日に開かれた都モニタリング会議の後、都医師会の猪口正孝副会長は「(変異株の)デルタ株はちょっと油断すると、(感染者が)倍、倍と上がってしまう。余裕がある状況ではない」と強調した。

> こうした中で懸念されているのがリバウンドだ。18日からは連休のシルバーウイークが始まる。昨年11月下旬の3連休は、日本医師会が「我慢の3連休」と呼び掛けたものの、政府の旅行需要喚起策「GoToトラベル」の影響もあって各地の観光地に人があふれた。都は今回も同様の事態になれば、リバウンドのきっかけになる恐れがあるとみている。

> 東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県知事は16日、テレビ会議を開き「日常生活の回復のために今が踏ん張りどころ」などとして、感染対策の徹底を求める共同メッセージをまとめた。小池百合子都知事は「人の流れが活発化することで、抑えられつつある陽性者数が増加に転じてしまうことが懸念される」と述べた。

> 他の知事も警戒感を示している。埼玉県の大野元裕知事は「今が本当に正念場だということを強調したい」と訴え、千葉県の熊谷俊人知事は「学校や大学が再開し、感染拡大の要因も出てくる。油断せずに乗り越えたい」と述べた。感染状況が再び悪化すれば、「出口戦略」にも影響が出る。神奈川県の黒岩祐治知事は「これで気を緩めてしまうのはいけない。『今が踏ん張りどころ』というメッセージは非常に大事だ」と強調した。

> 飲食店は長引く酒類提供停止などの要請で疲弊している。ワクチン接種の広がりなどを受け、都は感染防止対策に関する都の認証を受けた店舗に限って、将来的に行動制限を緩和することも検討している。都幹部は「連休中の人出、感染動向の変化などを見極めながら、10月以降の対策を検討していく」とし、慎重に対応する考えだ。【黒川晋史、斎川瞳、竹内麻子】


<参考=「新規感染が急激に減った要因とは 首都圏の知事「今が正念場」」(毎日新聞有料記事、9月16日)>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/20 (Mon) 17:24

副題=コロナ新規感染急減の理由は? ウイルスの「生存戦略」という見方も(毎日新聞・msn、9月20日)

 こんにちは。


 急減の理由は、結局、分からぬようです。


> この夏猛威を振るった新型コロナウイルスの感染「第5波」。大阪府では9月1日をピークに新規感染者が急減している。全国的にも同様の傾向で、政府新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は理由を「複合的」と表現した。幅広い専門家に聞くと、夜間の人出抑制、ワクチン効果などを挙げる意見の一方で、ウイルスの「生存戦略」を指摘する見解もある。メッセージは「警戒を緩めるな」だ。


> 人流の変化が関係?

> 府内の1日当たり新規感染者数は9月1日に過去最多の3004人を確認。初の3000人台で同日の東京(3168人)に匹敵する数字だった。しかし、1週間後の同8日は2012人、2週間後の同15日には1160人に減った。

> 「考えられる要素は複数あるが、これは、というのはない」。9月9日に開かれた大阪府新型コロナ対策本部会議で、感染者減少の理由を問われた藤井睦子・健康医療部長はこう説明し、「これまでの波のように、何らかの自粛要請をきっかけに急減していく分かりやすい現状になっていないのは事実だ」と吐露した。

> データで関連性がうかがえるのが、いわゆる「人流」の変化だ。筑波大の倉橋節也教授(社会シミュレーション学)によると、東京や大阪では夜間の人出が感染者数と相関関係があるという。

> ソフトバンクの子会社「アグープ」のデータを基に分析すると、大阪府に4回目の緊急事態宣言が出た8月2日以降(9月8日まで)の梅田駅の午後9時台の人出は、第4波の感染拡大前(3月1日~4月4日)の同じ時間帯に比べて約30%減少した。SNSの分析では8月以降、カラオケや飲み会、バーベキューの投稿が4分の1程度になったという。倉橋教授は「東京五輪の閉幕(8月8日)後は、コロナによる医療逼迫(ひっぱく)などが多く報じられるようになった。お盆中の長雨もあり行動抑制につながった」と分析する。

> 大阪大感染症総合教育研究拠点の中野貴志教授(原子核物理学)は「職場や家庭など身近な所まで感染者が出ると、普段会わない人と接触を控えるなど行動変容が起きるのではないか」と推測。「これまでも一定期間で感染は収まっている。ただ、ピークアウト後の感染者の減少速度は第1~4波はほぼ同じだったが、今回は10%以上速い」と指摘し、ワクチン接種が進んで感染しやすい人が減ったことを理由に挙げた。


> 気温の変化も要因の一つか

> 患者の治療にも携わる関西福祉大の勝田吉彰教授(渡航医学)は、気候が生活環境に影響を与えたとみる。大阪市の最高気温は8月中旬以降、平年を下回ることが多かった。「冷房中は周囲への気兼ねもあり部屋の窓を開けにくいが、涼しくなれば抵抗感も薄れる。換気の効果があるのでは」と考察。また、百貨店の地下食品売り場でクラスターが相次ぐなど身近なニュースもあり、「一人一人が考えて外出を控える行動につながったのでは。マンネリとされる緊急事態宣言の効果もゼロではなかった」と言う。

> これらは「人」に着目した見方だが、昼間の人流が抑え切れていないなど疑問も残る。今回の事態をウイルス側から考えるのが、ワクチン開発に長年取り組んできた大阪大感染症総合教育研究拠点長の松浦善治教授(ウイルス学)だ。


> 専門家「新たな波は来る」

> ウイルスは生きた細胞の中でしか増殖できない。感染した細胞(生物)が死ぬほど病原性が高すぎると、ウイルス自体も効率的に増えられない。そのため、絶えず変異を繰り返して感染力や病原性を変化させ、生き残りを図る。その過程で感染の増減も起きる。

> 多様なウイルスと格闘してきた松浦教授は「インフルエンザは季節性で新しい変異が少し入りながら冬に流行する周期を繰り返すが、新型コロナは非常に変異しやすい」と説明。「人間界に広がってまだ間もないので、人とウイルスがお互いに探り合いながら落としどころを探しているプロセスなのでは」と推察する。今回の感染急減も収束と拡大を繰り返す局面の一つと考えられるとし「感染が一時的に減少しても新たな波は来る」と警鐘を鳴らす。【松本光樹、高野聡、近藤諭】

<参考=「コロナ新規感染急減の理由は? ウイルスの「生存戦略」という見方も」(毎日新聞・msn、9月20日)>
<消滅・23/06/26>


NO.2542 ≪オートモビル カウンシル2021≫主催者テーマ展示に「ダットサン・ブルーバード1600SSS」を含む6台の国産ラリーカーを追加<起稿 磯津千由紀>(21/09/17)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2021/09/17 (Fri) 09:58

 こんにちは。


 半年前の記事ですが。
 学生時代、先輩の昭和45年式(1970年式)ダットサン・ブルーバード1600SSS(P510型)で、国内ラリーに出場してました。名車でした。


> AUTOMOBILE COUNCIL 2021(オートモビル カウンシル2021)実行委員会は2021年3月26日、同年4月9日~11日に千葉・幕張メッセで開催されるオートモビル カウンシル2021の主催者テーマ展示「時代を進めたラリーカーの戦闘美」の追加出展車両を発表した。

> 今回新たに出展が発表されたのは、1970年の「ダットサン・ブルーバード1600SSS」や1972年の「ダットサン240Z」、1998年の「スバル・インプレッサ555 WRC」など、日産とスバルの計6台。ブルーバード1600SSSは、スタート8時間後から激しい雨に見舞われ最悪のコンディションとなった1970年の東アフリカ・サファリラリーで総合1、2、4位に輝き、クラス/チームの3冠完全制覇を日本車として初めて達成するなど、栄光の歴史に彩られたモデル。今回展示されるのは、総距離5432km、全区間を通じてのアベレージが98.7km/hを記録するほどの過酷なサファリラリーを制したウイニングカーそのものである。「時代を進めたラリーカーの戦闘美」の追加出展車両は以下の通り。

≫ ダットサン・ブルーバード1600SSS(1970年)
≫ ダットサン240Z(1972年)
≫ ダットサン・バイオレットGT(1982年)
≫ ニッサン240RS(1982年)
≫ スバル・インプレッサ555WRC(1998年)
≫ スバル・インプレッサWRC(2008年)

> (webCG)


<参考=「主催者テーマ展示に「ダットサン・ブルーバード1600SSS」を含む6台の国産ラリーカーを追加【オートモビル カウンシル2021】」(webCG、3月26日)>