みんながパソコン大王
雑談<NO.349>

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総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.350
3107 <お焚き上げの炎が、「龍」に>奇跡の一瞬の写真に、龍神様降臨の声 シバケン 23/02/06
3106 <長寿>二人合わせて歯が3本の「きんさん・ぎんさん」はなぜ長生きできた?/健康長寿の新常識は「舌が命」 シバケン 23/01/29
3105 <COVID・感染症の歴史>戦時に大流行、時代の転換点に(産経新聞) シバケン 23/01/29
3104 <高齢男性ご注意<!>>60代以上が好き/高齢男性71人から3億円詐取/28歳看護師女の巧妙手口 シバケン 23/01/27
3103 <「暖房使えず16時間」新名神の車立ち往生>予防的な通行止め実施せず/判断の甘さ浮き彫り(読売新聞) シバケン 23/01/27
3102 <京の雪景色>あまりに美しい「モノトーンの京都」/雪化粧の写真が感動的と話題 シバケン 23/01/26
3101 <誰だ?登山道に勝手に塗料で「マーキング」>岩や樹木、黄色の矢印や丸だらけ シバケン 23/01/25
雑談NO.348

NO.3101 <誰だ?登山道に勝手に塗料で「マーキング」>岩や樹木、黄色の矢印や丸だらけ<起稿 シバケン>(23/01/25)


【シバケン】 2023/01/25 (Wed) 17:59

所謂の登山者、登山愛好家が、ペンキ持参では、登らんです。
基本、最初っから、いたずら目的と、思うですが。

モっと、テレビででも、注意喚起致しませんとと。

<写真1>
黄色の塗料で矢印のマーキングがされている石(16日、木山内岳で)=佐伯市提供



<写真2>
樹木の幹が塗料で丸く塗られているのも確認された(16日、夏木山で)=佐伯市提供



<地図3>
マーキングが確認された場所



>大分、宮崎両県にまたがり、希少な動植物が生息・自生する 祖母<そぼ> ・ 傾<かたむき> ・ 大崩<おおくえ>山系の登山道周辺で、何者かが岩や樹木に塗料を塗った「マーキング」が昨年11月以降、相次いで見つかっている。新型コロナウイルス禍で登山が手軽な趣味として注目を集める中、経験が少ない登山者が遭難を防ぐために塗った可能性もあるが、関係者は「自然環境を損ない、かえって遭難にもつながりかねない」と自粛を呼びかけている。(江口武志)

>16日午前、大分県佐伯市と宮崎県延岡市の間にある木山内岳(1401メートル)。佐伯市エコパーク推進室総括主幹の後藤弘喜さん(54)は、マーキングの状況を確かめるために山道を進んだ。

>登山口周辺から標高1000メートル辺りまでは、石に塗られた油性塗料がボランティアの手で消された跡が見られた。さらに標高が高くなると、黄色の矢印のようなものや丸があちらこちらで確認された。矢印は長さ20~30センチ、丸は直径20センチ程度。尾根伝いに登った夏木山(1386メートル)も同様だった。後藤さんは「環境へのダメージは大きい。自然への影響を考えてやめてほしい」と訴える。

>祖母・傾・大崩山系は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域(エコパーク)に登録されている。ユネスコエコパークは自然の保護と地域の人々の暮らしとの共生を図るモデル地域で、国内に10か所ある。同山系は2017年に登録され、地元自治体や登山愛好家らで組織する「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク推進協議会」が生態系の保全活動に取り組んでいる。

>同協議会によると、昨年11月中旬、佐伯市の藤河内渓谷にある観音滝につながる登山道の約50か所で、黄色の油性塗料で描かれた矢印や丸が見つかったと登山者から連絡があった。樹木や大小の岩に印がつけられ、岩に生えたコケの上から塗られていたケースもあった。

>協議会は公式サイトなどで注意喚起したが、同12月12日には、複数の登山者から同渓谷や近くの夏木山の標高1000メートル以上、大分県豊後大野市の傾山(1605メートル)付近でも同様のマーキングがあるとの情報が寄せられた。佐伯市の調査などによると、同山系で数百か所に上るとみられる。

>こうした矢印や丸は、何らかの意図があってつけられたのか、いたずらなのかは分かっていない。同エコパーク内では昨年2月にも、登山道で蛍光スプレーによる被害があったという。

>同山系の登山道を整備するボランティア団体「高千穂山の会」の木下和幸会長(53)は、新型コロナ禍の影響を指摘する。「以前からの愛好家にはマーキングをする人は少ない。コロナ禍で登山を趣味に選ぶ人が増え、経験が少ない個人や団体が遭難防止のために塗料をつけた可能性が高い」と推測する。

>協議会では登山者にルートを示すため、分岐点などの樹木にピンク色のテープを巻き付けており、これを参考にするよう促している。担当者は「何かの拍子にマーキングした石が動けば、登山者が順路の判別に迷うかもしれない。塗料が塗られた樹木の成長が阻害されることにもなり、自然環境を守る観点からも控えてほしい」としている。


>屋久島でも被害
>同様の事例は、世界自然遺産に登録されている鹿児島県・屋久島などでも確認されている。

>屋久島では昨年10月までに、原生的な森林を観賞できる観光スポット「白谷雲水峡」への登山道の19か所に、黄色の蛍光塗料が塗られていた。いずれも直径10~15センチの丸で、管理団体の職員が消したという。


>福岡県の朝倉、嘉麻市の市境に連なる古処連山のうち、馬見山(978メートル)、古処山(859メートル)でも昨年11月下旬から12月上旬にかけて、登山者から黄色の塗料によるマーキングを発見したとの連絡が相次いだ。

>登山道の整備などを手がけるボランティア団体「嘉穂三山愛会」によると、馬見山の約30か所、古処山の約90か所で見つかった。矢印は長さ約15センチ、丸は直径約20センチ。古処山の登山口には、塗料のスプレー缶が捨てられていたという。

>(上)黄色の塗料で矢印のマーキングがされている石(16日、木山内岳で)(下)樹木の幹が塗料で丸く塗られているのも確認された(16日、夏木山で)=いずれも佐伯市提供

<参考=「誰だ?登山道に勝手に塗料で「マーキング」…岩や樹木、黄色の矢印や丸だらけ」(読売新聞)>
(23/01/24)


NO.3102 <京の雪景色>あまりに美しい「モノトーンの京都」/雪化粧の写真が感動的と話題<起稿 シバケン>(23/01/26)


【シバケン】 2023/01/26 (Thu) 13:14

どこの地方、地域でも、雪景色はモノトーン<!>で、風情あるです。

但し、
雪害の無い地域で、言えるの事。

オッとの、昨日<2023年1月25日・水>には、大寒波で、大雪でしたです。

<注=写真撮影=2022/12/23>

<写真1>
まさにモノトーンな渡月橋



<写真2>
純白に飾られたノーベル賞の館



<写真3>
雪の花が咲き誇る清水の舞台



<写真4>
朱が映える醍醐寺弁天堂



>「雪でモノトーンになった京都が美しすぎる」の言葉が添えられた4枚の京都の風景写真が17万件以上も表示されるほど話題です。

>渡月橋、京都大学の吉田キャンパス、清水寺に醍醐寺弁天堂。京都といえば思い浮かぶ代表的な勝景が雪に彩られた写真はどれもとても静かに美しいです。この冬の美を切り取ったような写真には「やっぱり京都はすごい」「雪景色の京都は綺麗ですね」と称賛するコメントが寄せられました。

>投稿者のRyogo Urata(@Ryogo_Urata)さんはフォトグラファーです。日本ならではの美を切り取った風景写真を主に撮影しています。過去には、茨城県の山奥にある神社の神秘的な池や、東京のきらびやかな夜景などがTwitterに投稿されていました。

>東西を問わず日本の美を感じる写真が並んでおり、実際にそこを訪れたくなる旅欲を刺激されてしまうものばかり。まさに眼福です。

<参考=「あまりに美しい「モノトーンの京都」 雪化粧された京都の写真が感動的だと話題 時が止まったような風情があります。」(ねとらぼ)>
(23/01/26)


NO.3103 <「暖房使えず16時間」新名神の車立ち往生>予防的な通行止め実施せず/判断の甘さ浮き彫り(読売新聞)<起稿 シバケン>(23/01/27)


【シバケン】 2023/01/27 (Fri) 10:38

これは、
判断の甘さもあるですが、予めの、判断基準、どんな時には、何をするかが、設定されておらずを意味してるです。

「中日本の担当者は「反省点を検証したい」と話した。」

勿論の事、大いに反省され、検証し、対策されれば宜しいですが。
やるの事、決まってるです。
まずは、件名の通り、「予防的通行止め」を<!>

<地図1>
予防的通行止めにせず、立ち往生が発生



<写真2>
除雪車を先頭に渋滞する新名神高速道路(26日午前10時3分、三重県亀山市で、読売ヘリから)=金沢修撮影



>今季最強の寒波の影響で三重、滋賀両県境の新名神高速道路で続いた車の立ち往生は、発生から約28時間後の26日午前8時頃、解消された。大雪の際の立ち往生対策を巡っては、国や高速道路会社があらかじめ通行止めにする「予防的な通行止め」を進めるが、中日本高速道路は新名神で実施しなかった。同社は「降雪量が想定を超えた」としたが、結果的に判断の甘さが浮き彫りになった。

>新名神で除雪作業に時間がかかり一部区間で続いていた通行止めは、26日午後11時半に全面解除された。

>同社によると、大規模な立ち往生は25日午前3時50分頃から三重・菰野インターチェンジ(IC)―滋賀・甲賀土山ICの下り線区間で発生。最長で34キロに達し、トラックなどが長い列を作った。宇都宮市のトラック運転手の男性(45)は「暖房を使えない車内で約16時間寒さに耐えた。(中日本は)もっと迅速に対応できなかったのか」と話した。

>予防的通行止めは大雪による立ち往生を回避するため、国や高速道路会社が気象予報などを踏まえ通行止めの数時間前に対象区間を決めてドライバーらに周知する仕組みで、2021年から本格導入されている。

>今回の寒波では、気象庁と国土交通省が23日、「10年に1度の低温になる」と広報し、厳重な注意を呼びかけた。しかし中日本は予防的通行止めを行わなかった。担当者は「事前の降雪量の予測が社内基準に満たなかった」と説明した。

>一方、三重県と奈良県を結ぶ名阪国道を管理する同省の国道事務所は、気象予報を受けて、24日午後7時から亀山IC―天理東ICを予防的通行止めにした。3時間降雪量の予報が基準値の6センチを超えるとして、降り始め時刻に合わせて行ったという。

>名阪国道が規制された結果、同日夜から新名神下り線に多くの車両が流入し、渋滞が発生。そこに大雪が降り、車列で除雪車も稼働できない事態に陥った。

>中日本の担当者は「反省点を検証したい」と話した。

<参考=「「暖房使えず16時間」新名神の車立ち往生、予防的な通行止め実施せず…判断の甘さ浮き彫り」(読売新聞)>
(23/01/27)


NO.3104 <高齢男性ご注意<!>>60代以上が好き/高齢男性71人から3億円詐取/28歳看護師女の巧妙手口<起稿 シバケン>(23/01/27)


【シバケン】 2023/01/27 (Fri) 18:44

フェース・ブックでは、この手、投稿なりが、されまして。投稿されますと、通知されまして。

基本的、写真、年齢等々、国籍含めて、嘘と、わかってるが故、相手せず。
の上で、この手の通知には一切の応答せずで、この手投稿消えた<ゼロ>です。

尚、
フェース・ブックそのものから、脱退するつもりが、邪魔臭くの、そのまんま<汗>

<図>
西村恵梨奈容疑者は言葉巧みに中高年男性らを信じさせた



>60代以上が好き-。マッチングアプリにそう書き込んだ女は、甘い言葉で次々と中高年の男性を籠絡していった。アプリで知り合った50~70代の男性17人に交際をにおわせて約2億円をだまし取ったとして、大阪府警は詐欺の疑いで、看護師の女(28)を逮捕、送検した。詐取した総額は、わずか1年余りで約3億2千万円。親子ほど年の離れた中高年の恋心を弄んだその手口とは。


>初対面で真剣交際におわす
>《60代の男性と付き合ったことがあります》

>令和3年3月9日。近畿地方に住む60代男性の目に留まったのは、アプリで交際相手を募る「さき」と名乗る20代の女性だった。男性が連絡をするとすぐに返信があった。「60代以上の人、好きです」。やり取りを重ね、数日後に初めて対面した。

>さきは、初対面ですぐに真剣交際をにおわせてきた。結婚願望があった男性にとっては、理想的な展開だった。さきは男性に交際を意識させると、切り出した。「奨学金を返済するためにお金を貸してほしい」。男性は疑うことなく応じた。

>その後もさきは、さまざまな理由をつけては金を求めた。結婚を意識していた男性は金を払い続け、初対面から約3カ月で、約5700万円に上った。

>しかし、男性が思い描いた2人の将来は、予想もしない形で打ち砕かれる。2人が対面して半年後の3年9月7日。さきは大阪府警に逮捕された。


>「大好きだよ」を信じ
>マッチングアプリで知り合った中高年の男性から多額の現金を詐取したとして、大阪府警刑事特別捜査隊が詐欺容疑で逮捕した西村恵梨奈容疑者が「さき」の正体だった。

>西村容疑者は指示役の吉田清一容疑者(51)と共謀。複数のアプリで60代男性との交際経験をアピールし、男性から接触があると交流サイト(SNS)の連絡先を交換し、数日のうちに会っていた。

>場所はコンビニのイートインコーナーやビジネスホテルで、西村容疑者は「気が合うから長くお付き合いしたい」と交際の意向を伝えてから本題に入る。

>「奨学金を返さないと弟が貸してもらえない」「カードローンの利子が高くて困っている」…。男性との対面は、会話の中で相手の資産状況を探るいわば〝面接〟だった。懐事情に応じて求める金額を調整し、受け取り方も手渡しや振り込みなど、相手や会話の流れで使い分けた。わざわざ借用書を作成することもあった。

>より多額の現金を引き出すため、食事に行ったり、SNSでメッセージを送ったりすることも欠かさなかった。「大好きだよ」「今日はカップル記念日だね」。2年7月から逮捕される3年9月まで、スマートフォン越しの甘い言葉にだまされた男性は71人。その平均年齢は61歳だった。


>言い出せぬ被害男性の事情も
>府警の捜査で判明した被害総額は約3億2千万円。ただ、捜査幹部は「だまされたことを隠して被害届を出していない人もいると考えられる」と明かす。

>西村容疑者が使っていたアプリには再婚相手を探す中高年向けのものも含まれていた。被害男性の多くは未婚だったが、既婚者であることを隠して使っている人も。そのため、家族に知られることを嫌って被害を隠している利用者がいる可能性もあるという。

>アプリで知り合った男性と食事などをして現金を受け取るという構図は、若い女性がデートの対価に金銭を受け取る「パパ活」と同じだが、捜査幹部は「被害男性は真剣に交際をしていると思っており、パパ活という認識はない。男性側の気持ちを利用した悪質な詐欺だ」と話す。

>西村容疑者は、金は指示役の吉田容疑者に渡していたと説明。過去に吉田容疑者の会社で働いたことがあり、「株取引の指南を受けた。大きな損失を出した責任で詐欺をさせられた」のだという。

>吉田容疑者は府警の調べに黙秘。71人が詐取された金の使い道は、明らかになっていない。

>(小川恵理子)

<参考=「「60代以上が好き」…高齢男性71人から3億円詐取した28歳看護師女の巧妙手口」(産経新聞)>
(23/01/27)


NO.3105 <COVID・感染症の歴史>戦時に大流行、時代の転換点に(産経新聞)<起稿 シバケン>(23/01/29)


【シバケン】 2023/01/29 (Sun) 19:48

さて、
新型コロナ・ウィルスは、どんな転換点になるのか<?>

さての、
そんな事でなら、現在、ロシアのウクライナ侵攻があるですが。
ロシア軍にも、ウクライナ軍でも、コロナの話が出てませんです。

<地図>
疫病の大流行と侵略


<クリックで拡大>

>感染症の流行は人類を繰り返し脅かしてきた。中世のペストなど歴史的な大流行はいずれも戦時に発生し、時代が動いた。新型コロナウイルスによって時代はどう変わるのか。


>航空機時代のパンデミック
>新型コロナウイルスは中国・武漢で最初の感染者が報告された約3カ月後、世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言した。これほど短期間に感染が拡大した背景には、多くの人を地球規模で運ぶジェット旅客機の普及がある。人類は有史以来、さまざまな疫病に見舞われてきたが、新型コロナは航空機時代に特有の急激なパンデミックだ。

>感染症の流行は文明の誕生とともに始まった。家畜の飼育によって動物が持っていた病原体に人が感染するようになり、集団生活をすることで空気や飛沫(ひまつ)によって感染が広がりやすい環境が生まれた。都市化による人口密度の増加も影響したと考えられる。
<以下、有料記事>

<参考=「テクノロジーと人類 (14)感染症の歴史 戦時に大流行、時代の転換点に」(産経新聞)>
(23/01/29)


NO.3106 <長寿>二人合わせて歯が3本の「きんさん・ぎんさん」はなぜ長生きできた?/健康長寿の新常識は「舌が命」<起稿 シバケン>(23/01/29)


【シバケン】 2023/01/29 (Sun) 21:09

長生きには、「歯」が大切。
と、言われてるです。

には、間違いは無いけれどの、「舌」も、重要<!>
その舌も、老化する<!>


<写真>
長寿姉妹の「舌力」やいかに



>脳、内臓、歯……。人生100年時代、健康長寿のために私たちは“体のケア”に努めざるを得ない。だが、神業的な役割を果たし、呼吸、食事、会話と、日常生活を支えている重要な器官を蔑(ないがし)ろにしがちだ。知っておきたい新常識。「舌が命」の健康法。【菊谷 武/日本歯科大学教授】


>長生きするには歯が命。

>健康長寿を全うするために歯が極めて大事であるという啓発活動が長らく行われてきました。その代表は1989年に始まった「8020運動」です。

>80歳になっても20本以上は自分の歯を保とう。当時の厚生省と日本歯科医師会が推進したこの運動は、現在、広く浸透しています。実際、運動が始まった当初の「8020」達成率はわずか6%だったのに対し、最新の調査では51.2%にも達しています。「歯抜けじじい」は、今は昔の話。大きな成果を上げたといえます。

>しかし一方で、次のような現実が存在するのもまた事実です。かむことに困っているかを尋ねる国の調査で、「困っている」と答える人の割合は減っていない。そして、不幸にも誤嚥性肺炎や窒息事故で命を奪われるケースも後を絶ちません。

>歯の健康は充分に保たれているのに、相変わらず咀嚼(そしゃく)に問題を抱えている人が数多くいる――。8020運動開始から三十余年が経った今、歯科医である私たちを含め、この現実をきちんと受け入れる時が来ているのだと思います。


>歯と同等か、それ以上に重要な「舌」
>もちろん、歯の健康は大切です。しかし、そのことばかりに目を向けてきたあまり、ややもすると歯さえ健康であれば口腔内の健康や咀嚼力は保たれると思い込んできてしまった節がある。しかし、大事なことを見落としているのではないでしょうか。命の根源である食を支える咀嚼、そして嚥下(えんげ)の大事な役割を担っているのは、「歯」だけでなくそれと同等、あるいはそれ以上に「舌」であるということを。

>〈と、口腔内の健康に関して警鐘を鳴らすのは、日本歯科大学教授で口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷武氏である。

>たしかに、職場などでの「昼の歯みがき」を目にする光景が増えるなど、日本人の歯の健康に対する意識の向上ぶりを身近で実感している人は少なくないだろう。

>それに比べると、舌への意識はなおざりと言わざるを得まい。歯みがきをしない人はいないが、舌みがきをしない人は多いし、舌の健康に注意を払っている人が果たしてどれだけいるだろうか。実は「舌が命」であるというのに――。〉


>きんさん、ぎんさんの歯は…
>長寿姉妹として親しまれた「きんさん、ぎんさん」。100歳を超えてもなお、明るく快活に過ごし、そして私たちを和(なご)ませてくれたふたりの姿は、多くの人が目指す百寿者のひとつのモデルだと思います。

>では、亡くなる間際まで元気に、自立的に生活し、健康長寿を地で行っていたふたりの歯の本数はどうだったのでしょうか。

>きんさん0本、ぎんさん3本。

>地元の歯医者さんから入れ歯を勧められたものの、「困っていないから結構です」と断ったそうです。ここから学ぶべきことは多いと思います。なぜ歯が全く、あるいはほとんどないきんさん、ぎんさんは、よく食べ、よく喋り、そしてよく生きることができたのか。おそらく、活発に動く舌がふたりの健康を支えていたのでしょう。それほど、舌は極めて重要な役割を果たしているのです。


>0.8秒の神業
・食べものを迎えに行って口の中に取り込む。

・味や温度などを感知する。

・食べものを口の中で巧みに動かして咀嚼を助ける。

・かみ終わった食べものを取りまとめて、のどに送り込んで飲み込む。


>これら一連の動きの中心は舌なのです。歯がなくても、舌が食べものを口蓋(こうがい)(上あご)にこすりつけて潰したり、舌と歯ぐきでかみ砕いたりする。だからこそ、歯がなくてもきんさん、ぎんさんは元気だったと考えられます。

>また、舌はとても鋭敏な感覚を持つ器官でもあります。ゴマ粒ひとつを選り分けられ、髪の毛が1本、口の中に入っただけでそれを感じ取る。

>さらに嚥下について詳しく説明すると、実は私たちは、食べものを飲み込む瞬間に0.8秒だけ息を止めています。その間に気管を閉じて食道を開くという神業的な作業を行い、「呼吸」と「嚥下」を切り替えているのです。


>人間だけが抱える、誤嚥や窒息のリスク
>この0.8秒の切り替えにおいても、のどの奥まで伸びている舌が中心的な役割を果たしていて、舌が衰えると切り替えがうまくできずに嚥下障害を引き起こします。そして、誤嚥性肺炎や窒息事故につながってしまうのです。なお、わずか0.8秒の短い時間で気管を閉じて食道を開く切り替えを行っているのは、約6千種いる哺乳類の中で人類だけです。神業と引き換えに人間だけが誤嚥や窒息というリスクを背負っているのです。

>話す時に舌が大事な役割を担っているであろうことは何となく分かっていても、これまで見てきたように、かんで、それを飲み込む際にも舌が歯以上に重要な働きをしていることを、多くの人は自覚できていないのではないでしょうか。ぜひ、きんさん、ぎんさんの例を胸に刻んでいただければ幸いです。

>ここまでの話で、私たちの健康長寿に舌はとても大きく貢献しており、その健康を保つことがいかに重要であるかお分かりいただけたと思います。


>なぜ舌は衰える? 
>舌の健康を維持するためには、まずは舌をはじめとする「口の老い」を意識することが肝心です。では、その老いはどうすれば自覚できるのでしょうか。次の八つの現象が増えたら要注意です。

・食べこぼす。

・むせたり、誤嚥したりする。

・誤って舌や頬をかんでしまう。

・ほうれい線が濃くなる。

・のどぼとけが下がる。

・食後などに、口に水をふくんでうがいした時、吐き出した水に食べかすが多く残っている。

・一緒に食事をしている人に比べて食べるスピードが遅い。

・話が聞き取りにくいと言われるようになった。


>これらはいずれも、舌や口周りの筋肉が衰えたことなどによって生じる現象なのです。

>それではなぜ、舌は衰えるのか。忘れがちですが舌も筋肉ですから、他の筋肉同様、加齢に伴い自然と衰えていきます。しかし、他の筋肉と違うのは、衰え方がやや緩やかである点です。握力や脚力と比べると、舌圧(舌のパワー)は衰える速度が遅い。おそらく、つかむ、歩くといった行為よりも、食べるという口の機能のほうが、最終的に生命を維持する上で重要だからではないかと思われます。


>舌トレーニング法
>しかし、最後まで衰えが緩やかな舌にも限界があり、75歳を過ぎたあたりから衰え方が速まります。こうした傾向を踏まえた上で、やはり、とりわけ高齢者は舌を鍛える必要があります。

>先ほど記したように舌が筋肉である以上、とにかく口を動かすことが舌の衰え防止につながります。例えば次のような習慣を「舌トレーニング」としてお勧めします。

・ガムをかむ。

・おしゃべりを楽しむ。

・カラオケを歌う。

・上下の歯全体を舌でなめ回すようにして行う「舌ぐるぐる体操」。


>また、くれぐれも無理のない範囲で「食べにくいもの」を食べてみることも有効です。具体的には、よくかまなければならない少し硬めのものを食べるようにする。

>この“食事トレーニング”に関して言うと、もちろん、すでに軟らかい食材しか食べられない状態の人などは誤嚥や窒息のリスクがあるため避けたほうがよいでしょう。

>一方、まだ硬いものを食べられるのに、「楽」をして軟らかいものばかり食べていては舌は衰えるばかりです。肉類や、ごぼうのような硬めの野菜を食べることで舌の力は鍛えられるでしょうし、また白いご飯よりもパラパラのチャーハンのほうが、口の中でまとめにくいのでより活発に舌が動きます。同様の理由から、バリエーションに富んだ食感が混在するチョップドサラダのような多品目サラダも舌の力強化には役立つでしょう。


>注目されない事故
>こうした舌トレを最も意識していただきたいのが、お正月の時期です。

>交通事故による年間死亡者数は、実に3536件にも上ります(2021年「人口動態統計」厚生労働省)。無辜の命が突如奪われる痛ましい交通事故は大きく報じられるケースも少なくありません。しかし、その約2.3倍もの死者が出ていながら、注目されていない事故があります。


>窒息事故。

>日頃の健康努力を無にしてしまうこの事故は、すでに紹介した通り、神業を持つ人間ならではのものです。そして、窒息事故のリスクが最大に達するのがお正月です。一年で最も餅を食べる機会が増える時期だからです。

>毎年三が日が明けた1月4日に、「東京消防庁によると、餅をのどに詰まらせて搬送された人数は……」などと報道されます。しかし、交通事故が年中注目されるのに、窒息事故はそれっきりで忘れられがちです。

>餅による窒息事故のリスクを避けるには、餅を食べないことが一番いいわけですが、それを言ったら何も食べられなくなってしまいます。餅に限らず、肉だろうが野菜だろうが、あらゆる食品で窒息事故は起こり得るからです。

>それに、餅は日本人のソウルフードのひとつです。食べるなとは言いにくい。嚥下の力が落ちた高齢者がうちのクリニックに来て、餅には気を付けましょうと言ったところ、「今度の正月は餅食べちゃダメなんですか?」と、家族ともども悲しがられたこともあります。ですから、ダメとは言いません。その代わりに、サイズを小さくするとか、お雑煮に入れるならコトコト煮て、よりかみちぎりやすくするとか、工夫をしてほしいのです。


>覚えておきたい「背部叩打法」
>また、嚥下に不安を抱えている高齢者などがいる家庭の人は、万が一に備えた対処法をぜひ覚えておいてほしいと思います。


>背部叩打法(はいぶこうだほう)。

>のどを詰まらせた人を前傾させるなどしてその頭を下げさせ、背中をガンガン叩き、とにかく吐き出させる。本当は口に手を突っ込んで詰まった餅をかき出せればいいのですが、高齢夫婦ふたりきりだったりすると難しい場合もあります。実際、「背部叩打法を教えておいてもらって助かりました」と言われた経験もありますので、もしもの時の対策として役に立つはずです。

>そして何よりも、窒息事故のリスクを下げるためには舌の力が物を言います。従って、やはり普段から先ほど紹介したような舌トレを意識することが大切になってくるわけです。


>歯が多いことがリスクに? 
>最後に改めて、人生100年時代における舌、そして歯、すなわち口の健康に関する「新常識」を確認しておきたいと思います。

>冒頭で説明したように、「8020」は成功し、日本人の歯の健康は増進されました。もちろん、歯が多ければ、咀嚼や嚥下の力は大きく保たれます。しかし、まさに人生100年時代の今、歯が多く残っていることによる”不都合“も見えてきました。

>現在、日本人の「寿命」と、自立的に生活できる「健康寿命」の間には10歳ほどの開きがあります。つまり最後の10年は、介護の世話になったり、入院するなどの生活を強いられるのです。実際、亡くなる直前まで元気な「ピンピンコロリ」で生を全うできる人は1割だけで、残りの9割は寝たきりなどの果てに命が尽きる「ネンネンコロリ」を迎えます。

>現実的にはほとんどの人が自立的に生活できない晩年を過ごすことになるわけですが、寝たきりなどの状態で多くの歯が残っていることは必ずしも健康に寄与するとはいえません。なぜなら、介護施設等で自立的な生活をできない高齢者は、充分な歯みがきなどが難しい場合が多く、結果、その人の口腔内では歯周病菌が大量に増殖し、歯周病になるからです。私はこれを「歯周病パンデミック」と呼んでいます。

>この状態になると、歯周病菌は毒素を出しますので、虫歯にとどまらず、血液中に侵入して心疾患や糖尿病、脳血管疾患、そして認知症リスクを高めることが指摘されています。

>つまり、現実的にはピンピンコロリが難しいなか、高齢者が充分にケアできない歯を多く残していることは、残念ながら逆にさまざまな病気をもたらすリスクを抱えることにつながりかねないのです。


>「歯の整理」
>だったら、歯周病パンデミックに陥る直前に歯を抜けばいいのではないか、そうすれば、それまでの間は多くの歯で食などを楽しめるではないか――そう考える人もいるかもしれません。

>たしかに、歯周病は文字通り歯があるからこそ発生する病気なので、歯がなければ歯周病の問題は解決します。高齢になって充分にケアできない歯は抜いてしまえばいい。

>しかし、寝たきりになってから抜歯するのは至難の業です。抜歯は簡易な手術のようなものですから、歯医者に行けない状態になった高齢者の歯は、施設あるいは自宅に訪問して簡単に抜けるというものではありません。したがって、自立的な生活ができなくなる前、75歳くらいまでには残すことが困難になった歯は早めに抜いてしまう「歯の整理」が必要な時代を、私たちは迎えているのではないでしょうか。

>そうしたことを考えても、歯がない分を補う舌の健康を、私たちはより意識しなければならないと思うのです。


>「いつまでも 行けると思うな 歯医者さん」

>歯と舌を総合的に捉えることこそが、人生100年時代の健康長寿法だと私は考えています。

>ぜひ、舌の大切さを再認識していただければと思います。

>菊谷 武(きくたにたけし)
日本歯科大学教授。1963年生まれ。日本歯科大学歯学部卒業。歯科医。現在、同大学教授兼同大附属病院口腔リハビリテーション多摩クリニック院長を務める。専門は摂食嚥下リハビリテーション、老年歯科学。『図解 介護のための口腔ケア』『あなたの老いは舌から始まる』等の著書がある。

>「週刊新潮」2023年1月5・12日号 掲載 新潮社

<参考=「二人合わせて歯が3本の「きんさん・ぎんさん」はなぜ長生きできた? 健康長寿の新常識は「舌が命」」(デイリー新潮)>
(23/01/29)


【シバケン】 2023/01/30 (Mon) 00:51

そ、言えばの話。
当家のは、皆、歯抜け<!>でした。

祖母=84歳<1971年>
父=79歳<1991年>
母=92歳<2015年>

で、その当時、当時としては、長寿と、言えるです。
がしかし、考えよ、なれどの、おいしいものをおいしくいただけるは重要、幸せ也と、思たりも。
そらねえ、おかき等々、堅いものでも、歯があれば、喰えるです。

但し、
当方の場合、なれどの、歯なら、1本被せしてるですが。以外正常。
がしかし、加齢と共にの、嚥下<えんげ>力が落ちてるは、実感してるです。
時折、喉に詰めたり、致しまして。現時点、何とか、離脱出来てるですが、ここから先、要注意せねばと。


NO.3107 <お焚き上げの炎が、「龍」に>奇跡の一瞬の写真に、龍神様降臨の声<起稿 シバケン>(23/02/06)


【シバケン】 2023/02/06 (Mon) 00:37

お焚き上げの炎が、「龍神」の姿に<!>
とは、良く、言われるです。

炎は、「龍神」であったり、「不動明王」であったりに、化身<!>


<写真>
椿大神社で炎の龍が生まれました。



>「椿大神社で炎の龍が生まれました」

>2023年1月29日、そんなコメントともに1枚の写真がツイッターに投稿され、話題となっている。それがこの写真だ。

>勢いよく燃え上がる炎の柱は、まるで立ち上がった龍。大きな口を開け、威嚇しているようでもある。

>ツイッターユーザーの「Kanata」(@asagi_photo0921)さんが投稿したツイートには、5万4000件を超える「いいね」が付けられ、こんな声が寄せられている。

「ほんとに龍に見えます」
「炎の龍めちゃくちゃかっこいいです」
「炎の立ち昇るような質感に圧倒されます」
「本当に龍の形してますね」
「炎龍様ですね」
「龍神様が降臨されたのですね」
炎の龍が現れたのは、いったいどこ? どんな状況だったのだろうか? Jタウンネット記者は、「Kanata」さんに聞いてみた。


>「良いことが立て続けにありました」
>投稿者「Kanata」さんによると、写真は2022年3月13日に撮影したものだという。

>「鈴鹿市にある椿大神社の別宮『椿岸神社』で知人達が出演している奉納行事があり、撮影に行きました。 行事の後に、舞踊などで使う古扇を燃やして供養する焚き上げ式があり、そこで撮影した際に龍の姿が写りました」(「Kanata」さん)
椿岸(つばききし)神社は芸術・芸能の神様「天鈿女命(アマノウズメノミコト)」を祀っている。ピアニストや作曲家として活動する「Kanata」さんは、この椿岸神社によく参拝に行くそうだ。

>その本宮である椿大神社は伊勢国一宮で、猿田彦大神を祀る神社の総本社。境内には「龍蛇神両地神社」「庚龍神社」「立雲龍神社」という龍神をまつる3社の神社もある。以前、Kanataさんはこの場所で「龍神様が撮影できる」という噂を聞いたことがあったとのこと。

>「あまり気にせずにシャッターを押してたら、本当に撮れてしまって、ビックリしました」(「Kanata」さん)

>リプライ欄での返信によると、炎の龍が撮影できていると気づいた時は、境内で大きな声を上げたそうだ。しかも......。

>「その後、大きな仕事の依頼がきたり、臨時収入があったり、と良いことが立て続けにありました」

>と取材に語った「Kanata」さん。どうやら、ご利益のほうもすごかったようだ。

>松葉 純一

<参考=「お焚き上げの炎が、見事な「龍」の姿に 奇跡の一瞬捉えた写真に反響「龍神様降臨」「圧倒されます」」(Jタウンネット)>
(23/02/05)