みんながパソコン大王
雑談<NO.351>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.352
3117 <お酢の効能>高血圧・糖尿病・肥満等、1日大さじ2杯で驚異の健康効果が<!> シバケン 23/02/22
3116 <焼酎を科学する・血栓を溶かす>日本の酒、焼酎の効能<!> シバケン 23/02/18
3115 <「ロッテリア」が「ゼンショー」グループに<!>>ブランドは当面、継続か<?> シバケン 23/02/17
3114 <ブルース・ウィリスさんが認知症>家族公表、意思疎通に支障 シバケン 23/02/17
3113 <65歳・75歳・85歳の壁>どうすれば年齢の壁を越えられるか<!> シバケン 23/02/15
雑談NO.350

NO.3113 <65歳・75歳・85歳の壁>どうすれば年齢の壁を越えられるか<!><起稿 シバケン>(23/02/15)


【シバケン】 2023/02/15 (Wed) 18:59

副題=65歳・75歳・85歳 どうすれば年齢の壁を越えられるか 健康長寿を阻む10年ごとのハードル 「75歳」が大きな壁に 注意するのは「脱水」(Zakzak)

当方も、昨年75歳になってもたです。実感無いですが<笑>

で、
確かに、諸般、実感してるは、簡単には、体力、気力の衰え。

そして、
大病こそ、患ってませんですが。その75歳になったの矢先、前立腺肥大の手術したです。
これは、緊急でも無くの、手術する、しない、するも、時期なるは、当方の判断のみでして。
結果的、75歳に成っただけ。

但し、近々にも、年齢的75歳<後期高齢者>に、成るが故、今の内、早めにと、手術するの、決意したもあるです。
して、正解也と。

尚、手術するの決意なるは、74歳の時。
手術の時には、75歳に成ってたです。これは、諸般、病院と、主治医の都合。
では、あるですが、早めにの、節分までに、手術をの、当方希望叶えて戴いたです。
主治医に。

>私は2022年に後期高齢者の仲間入りをしました。それと同時に嫌な予感がしました。振り返るとほぼ10年ごとに大病をしてきたからです。

>案の定、昨年4月のある朝、目覚めるとめまいがし、周囲がぐるぐると回転していました。耳奥では雑音を感じたのです。起き上がると立ちくらみがして、ただ事ではないと血圧を測ると、180/110でした。

>すぐに脳梗塞を疑い、懇意にしている脳外科医を受診し、点滴と注射治療を受けました。彼が言うには、「富家さんの場合、糖尿病を発症している上、狭心症で心臓の冠動脈の手術を3回も受けているので、こういった症状が出るのは当然です」とのことでした。MRIをやりましたが脳梗塞の所見はありませんでした。

>その後、症状は改善せず、右耳が聞こえなくなったので、今度は耳鼻科で診察を受け、「突発性難聴」と診断されて東京共済病院に10日間入院。副腎皮質ステロイドの投薬治療を受けました。突発性難聴の原因はわかっていません。ストレスや過労、睡眠不足などがあると起こりやすいとされ、糖尿病が影響しているとも言われます。しかし、私は老化の現れだと思います。


>一般の方は、よく病気と老化を混同しています。病気は治療すれば治りますが、老化は治りません。そして、老化は多くの場合、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の発症によって現れます。


>私の最初の大病は、57歳のときで、このときは朝方に左胸が痛くなり、冷や汗が出たので、知遇のあった南渕明宏医師の診断を受けて処置してもらい、ことなきを得ました。以来3度、彼の診断・紹介で、心臓の手術・処置を受けています。

>最初は、左冠動脈前下行枝の一部の閉塞で、ステント留置術。2度目はそれから8年後、左冠動脈の上部の狭窄で、開胸しての冠動脈バイパス手術。3度目は、最初と同じステント留置術です。いずれも、65歳、70歳と節目の年です。


>1回目の処置のとき、南渕医師は「5年、10年ごとに何かありえます。気をつけてください」と言いましたが、まさにその通りになりました。


>コロナ禍になって基礎疾患持ちが問題になりました。私は他に2つ基礎疾患を持っています。1つは糖尿病で、これは食事療法と血糖降下薬などの投薬療法を続けています。また、早期の前立腺がんも検査で発見されましたが、こちらは手術をせず免疫療法を受けています。前立腺がんは進行が極めて遅く、暴れないので、早期手術は無用。それをやっているのは、日本だけで
<原文通り>

>というわけで、自身の経験を含めて指摘したいのは、「65歳」で高齢者の仲間入りをしたら、年齢ごとに訪れる「年齢壁」に十分に気をつけてほしいということです。65歳の次は75歳(後期高齢者)、85歳というふうにやってきます。これを乗り越えれば、健康寿命は伸びます。


>最近は、和田秀樹氏のベストセラー『80歳の壁』が注目されていますが、健康寿命を考えると、男性が72・68歳、女性が75・38歳なので、やはり「75歳」が1つの大きな壁ではないでしょうか? 年々、高くなる「壁」をどう乗り越えたらいいのか? あすから詳述します。

>現在、私がいちばん注意しているのは「脱水」です。水を飲むことをいちばん気にかけています。血管が問題を起こすのは心臓と脳です。いずれも、水分は十分に必要です。


>■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1947年大阪府生まれ。72年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授、新日本プロレスリングドクターなど経験。『不要なクスリ 無用な手術』(講談社)ほか著書計67冊。

<参考=「65歳・75歳・85歳 どうすれば年齢の壁を越えられるか 健康長寿を阻む10年ごとのハードル 「75歳」が大きな壁に 注意するのは「脱水」」(Zakzak)>
(23/02/14)


【シバケン】 2023/02/15 (Wed) 20:34

副題=65歳・75歳・85歳 どうすれば年齢の壁を越えられるか フレイルを感じたら始めるべきこと 老化スピードを大きく変える「社会活動」への参加(Zakzak)

65歳<前期高齢者>は大きな区切り。

社会<外界>との、接触は持つ事。

>現在、世界中で「高齢者」というと65歳以上ということになっています。わが国も然りで、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼んでいます。この分類に医学的な根拠はありません。「人生100年」などと言って、実際にも寿命が延びている現在、65歳で高齢者は早すぎるとさえ言われています。

>しかし、医者としての経験上、やはり65歳は1つの大きな区切りではないかと思います。個人差はありますが、65歳を超えると老化の傾向がはっきりしてくるからです。

>日本老年学会、日本老年医学会などの調査データを見ると、歩行速度、握力などの運動機能、活動能力指標で見た生活機能など多くの身体機能が、昔に比べて5歳以上は若返っています。もはや昔の基準である「還暦」(60歳)の意味はあまりありません。しかし、65歳は現代人にとっての大きな節目です。

>なぜなら、平均寿命より重要な健康寿命は、現在男性が72・68年、女性が75・38年だからです。つまり、あと7~10年ほどしか健康でいられないのです。よって、65歳の壁を乗り越え、その後の10年を健康で過ごすためには、ただ、漫然と生きていてはいけません。

>高齢者になると、なりやすい病気はある程度決まっています。

▽高血圧
▽心筋梗塞
▽不整脈
▽心不全
▽動脈硬化
▽脳梗塞
▽脳卒中
▽認知症
▽糖尿病
▽胃がん
▽前立腺がん
▽大腸がん
▽肺がん
▽肝臓がん

などです。

>言うまでもありませんが、その多くが生活習慣病です。「がん」も生活習慣病に含まれるという見方もあります。つまり、これらの病気の前兆があれば、生活習慣を見直すことで未然に防げる可能性があります。

>自身の経験も含めて言うと、65歳前後で初めて息切れを意識しました。走るとすぐに息が切れるのです。また、ちょっとした段差でつまずいたり、片足立ちが長くできなくなったりするのです。これは明らかな運動機能の低下で、最近の言葉で言うと「フレイル」(虚弱)です。いまや「フレイル健診」も始まるなど、65歳はフレイルを初めて意識する年齢と言っていいでしょう。

>医療・健康業界は商魂たくましく、次々に新語を広めるなと感心しますが、いちおう、フレイルには基準があります。

①体重減少(意図しない年間4・5キロまたは5%以上の体重減少)
②疲れやすい(なにをするのも面倒だと週に3~4日以上感じる)
③歩行速度の低下
④握力の低下
⑤身体活動量の低下

――の5つです。

>このうち、②と③は65歳になれば必ず該当するでしょう。

>では、フレイルを予防するにはどうするのか?

>当たり前ですが、「バランスのいい食生活」「適度な運動」「十分な睡眠」、そして「社会活動への参加」です。私の場合、糖尿病なので食生活はとくに気をつけています。運動はジムに通って積極的に筋トレをやるなどの必要はそれほどなく、1日1万歩程度のウオーキングが目安です。

>私は、「10、8、6の法則」を提唱しています。
10は睡眠で、十分に取る。
8は食事で「腹八分」。
6が運動で、運動量は「若い頃の6割」がメドということです。

>最近の老化の研究で最も注目されているのは、「社会活動」です。ボランティア、地域活動、再就職などに参加していない人の老化スピードは、している人に比べてはるかに早いのです。よって、間違っても65歳で社会生活からリタイアなどしてはいけません。なんらかの活動は絶対に続けるべきです。

>■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1947年大阪府生まれ。72年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授、新日本プロレスリングドクターなど経験。『不要なクスリ 無用な手術』(講談社)ほか著書計67冊。

<参考=「65歳・75歳・85歳 どうすれば年齢の壁を越えられるか フレイルを感じたら始めるべきこと 老化スピードを大きく変える「社会活動」への参加」(Zakzak)>
(23/02/15)


【シバケン】 2023/02/18 (Sat) 19:49

副題=75歳前後で体力はガクッと落ちる がんや生活習慣病もピークに 自分の老化を数値で把握することが大事(Zakzak)


「75歳前後で体力はガクっと落ちる。」
これは、当方的、実感してるです。

の、上で、高血圧を、150mmHgと考えるなら、当方、ぎりぎりのセーフ<!>
但し、測定の都度、大きく変動してるですが。


>【65歳・75歳・85歳 どうすれば年齢の壁を越えられるか】

>2023年は、「団塊の世代」の約7割が75歳以上の後期高齢者になります。2年後には全員が75歳以上となり、日本の人口の約2割が後期高齢者になってしまいます。

>しかし、これは単なる統計数値であって、誰もが後期高齢者になれるわけではありません。老化には個人差がありますが、75歳となるとほぼ誰にでも老化が顕著に表れます。まさに75歳は大きな「壁」なのです。

>幸い私は昨年75歳を超えましたが、いわゆる「基礎疾患持ち」で、糖尿病、前立腺がん、狭心症を抱えて生きています。現在、男性の健康寿命は72・68年ですが、やはり、それを超えると老化の進行が速まります。

>若いころは徹夜をしても、少しぐらい飲みすぎても翌日には回復していました。年齢を重ねるうちに無理が利かなくなります。病気はしなくとも、体力も気力も衰えます。これが老化です。私のように基礎疾患持ちにならなくとも、自分は健康だと思っていても老化は進みます。

>体力、いわゆる身体機能は緩やかではなく、段階的にガクッと落ちます。個人差はありますが、本当にガクッとくるときがあり、その節目が75歳前後と思っていいでしょう。

>老化現象の1つに骨折のしやすさがありますが、65~74歳で多いのは手首、つまり橈骨(とうこつ)や肩からひじまでの上腕骨、背骨の骨折です。75歳以上になると、太ももの付け根(大腿骨)の骨折が急増するというデータがあります。

>また、がんの年齢階級別罹患者数の統計を見ると、がん患者は年齢とともに増え、75~79歳でピークを迎えています。糖尿病や高血圧などの生活習慣病も、同じような傾向を示しています。

>2017年に日本老年学会・日本老年医学会は、高齢者の年齢の区切りを75歳以上とし、それ以下は准高齢者としました。これは、統計的な年齢区分では適切な治療ができないからです。老化の顕著な現れは、高血圧、糖尿病などの生活習慣病ですが、75歳以上になると、症状の表れ方も治療に対する反応も、それ以下の若い世代とは異なるのです。

>例えば、高血圧では、目標値を74歳以下よりも高く150/90mmHg未満としました。血圧は加齢とともに上がり、上を140としていたら75歳以上は高血圧患者ばかりになってしまいます。

>つまり、75歳以上の後期高齢者はそれ未満の人とは違った見方で治療を行う必要があるのです。高血圧と行っても血圧が高いだけではなく、高齢者はなんらかの合併症を抱えています。よって、身体機能の全般を診て治療するというわけです。

>これは、個人の健康管理でも同じです。若ければ、ある病気にかかればそれを治療すれば済みましたが、高齢者はそうはいかないからです。つまり、どの年代でもそうですが、とくに75歳からは、「バランスのいい食事」「適度な運動」「十分な睡眠」「社会参加活動」の4つを総合的に行っていかねば、老化には勝てません。

>さらに、75歳前後からは自分の老化を数値的に知ることが大事です。血圧や尿酸値などの基準値というのは、年齢で区分けされていません。そのため、血圧が低くなっているのに正常値と診断される可能性もあります。つまり老化の進行状況は、自分の過去の数値と照らし合わせて推量することが必要です。

>たいていの医者は、たとえば血圧などで基準値を超えるとクスリを出そうとしますが、これをうのみにしてはいけません。高齢者の数値は若い人に適用される数値とは違うのです。その点を留意してご自身の数値を知ることです。

>■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1947年大阪府生まれ。72年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授、新日本プロレスリングドクターなど経験。『不要なクスリ 無用な手術』(講談社)ほか著書計67冊。

<参考=「75歳前後で体力はガクッと落ちる がんや生活習慣病もピークに 自分の老化を数値で把握することが大事」(Zakzak)>
(23/02/18)


NO.3114 <ブルース・ウィリスさんが認知症>家族公表、意思疎通に支障<起稿 シバケン>(23/02/17)


【シバケン】 2023/02/17 (Fri) 14:17

ブルース・ウィリス氏、年齢<67歳>ですて。

<写真>
ブルース・ウィリスさん=ロイター



>米アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリスさん(67)の家族は16日、ウィリスさんが認知症を患っていると公表した。「前頭側頭型認知症」と診断され、意思疎通に支障が出ているという。

>ウィリスさんは昨年3月に失語症の診断を受けたと公表し、俳優業から引退する意向を明らかにしていた。家族によると、その後に症状が進行し、病名が判明した。

>前頭側頭型は、アルツハイマー型や血管性と並んで四大認知症の一つ。ウィリスさんの家族は治療法が確立されていないと指摘し「理解と研究が必要で、報道によって光が当たることを願っている」とコメントした。

>ウィリスさんは1955年、当時の西ドイツ出身。「ダイ・ハード」(88年)の主人公ジョン・マクレーン役で人気を博し、その後も「フィフス・エレメント」(97年)、「アルマゲドン」(98年)、「シックス・センス」(99年)など数々のヒット作に出演した。(共同)

<参考=「B・ウィリスさんが認知症 家族公表、意思疎通に支障」(産経新聞)>
(23/02/17)


NO.3115 <「ロッテリア」が「ゼンショー」グループに<!>>ブランドは当面、継続か<?><起稿 シバケン>(23/02/17)


【シバケン】 2023/02/17 (Fri) 23:39

「ロッテリア」が、「ゼンショー」グループに成っても、当家近辺に、「ロッテリア」の店ありませんです。

韓国に出張の時、一度だけ、出張中の仲間と、入った事、あるです。

尚、「ロッテリア」は、韓国財閥「ロッテ」グループの傘下にあるです。
屋号より、そのままの、「ロッテ」グループとわかるですが。「ロッテリア」は、日本での創業で、韓国店なるは、逆輸出になるです。


<写真>
ロッテリアの店舗(16日、東京都千代田区で)



>ロッテホールディングス(HD)は16日、傘下のハンバーガーチェーン「ロッテリア」の全株式を、4月1日付で「すき家」などを展開するゼンショーHDの完全子会社に売却すると発表した。売却額は非公表。ロッテリアのブランドは当面、維持される見通しだ。

>ロッテリアは1972年、東京・日本橋に1号店がオープン。2023年1月現在で全国に358店を構える。

>ファストフード業界の競争が激しかった00年代には業績が低迷。当時、企業再生会社の代表だった玉塚元一氏(現ロッテHD社長)が経営再建に当たり、その後は「絶品チーズバーガー」などがヒットした。

>玉塚氏は16日、「新たな成長を目指していくベストな選択肢と考えている」とのコメントを発表した。

>ゼンショーは「はま寿司」や「ココス」など幅広い外食チェーン店を展開する。過去にはハンバーガーチェーンの「ウェンディーズ」を運営していた実績もある。

<参考=「ロッテHDが「ロッテリア」売却…全国358店舗、ブランドは継続の見通し」(読売新聞)>
(23/02/16)


【シバケン】 2023/03/20 (Mon) 16:39

副題=「ロッテリア」はどこでしくじったのか 売却に至った3つの理由 ロッテも苦境(ITmedia)

ロッテリアねえ。
韓国に出張中、ソウルの店に、一度だけ、入ったです。
と、記載してるですが。

いやまあ、総勢3人で、なれどの、大入り満員にての、席確保に苦労したです。

で、中身的、値段的、正直には、中身は、よ、わからんの、値段見て、びくりしたです。
その高さで。

簡単に申せば、
当時のレート、円対Wonなれどの、1対10。<現在でも、左程に替わらんですが。>

の、上で、当時には、価値も、その程度であったですが。要は、日本円の、100円は、1000Wonの値打ちと、考えて良く。

での、
その中身的、マクドナルドと一緒で、値が、日本円で、500円、600円しててみい。

まあつまり、日本でなら、まあなあ、そんなモン哉の、されどの、30年程の昔の話やでの、場所、韓国ソウルでの、Wonなら、5000から、6000Wonでして。

但し、諸般、物により、そのままの感覚が通じるかは、別なれどの、日本で、5000円、6000円のを、喰うの感じでねえ。

言うたら、満員御礼状態の店の客、若年層が占めててねえ。
中年層、我々だけみたい、なれどの、この面々、韓国の若手諸君、金持ちやなあと。

まあ、つまり、ビッグ・マックと、ホット・コーヒー程度で、そんな大金出すの怪と。

その当時、韓国では、外人<日本人は外人>に対しては、諸般の料金、高額設定されてたですが。
但し、カジノについては、格安入場料に設定で、韓国人には、超の高めで、外国人から、ぼったくりかと。


オッとの、話逸れたですが。
「ロッテリア」も、基本、マクドナルドの真似してまして。
ならばの、値の勝負と、当方的、思うですが。

で、
寄ったの、ソウルのロッテリアの店。
もしかしての、それが、韓国での、1号店の可能性あるです。

よて、若手諸君が、沢山来てたですが、あの価格からは、値は下がってると、思うですが。
<注=韓国の「ロッテリア」は、韓国ロッテが運営で、此度の、ゼンショーの買収とは、別。>

<写真1>
「ロッテリア」の店舗(筆者撮影)



<写真2>
ロッテリアの「シェーキ」(筆者撮影)
<マクドナルドの、「シェーク」<?>>



<写真3>
ロッテリアの「絶品チーズバーガー」(筆者撮影)



>ロッテホールディングス(ロッテHD)傘下のロッテリアが運営するハンバーガーチェーン「ロッテリア」のゼンショーグループ(以下ゼンショー)への売却が決まった。


>「『ロッテリア』って久しぶりに聞いた」「しばらく行ってない」──。そんな人も多いのではないか。無理もない。店が少ないのだ。ロッテリアの店舗数は、ピーク時の524店から大幅に減り、今や358店(1月1日時点)。マクドナルドの「8分の1」(2月末時点で2960店舗)、モスバーガーの「3分の1」(2月末時点で1274店舗)にも満たない。

>近所に店がないから行かない。客が来ないから閉店せざるを得ない。「負のサイクル」の繰り返しで、競合との差は大きく開いた。かつては「マクドナルド」に次ぐ存在だったはず。凋落したのはなぜか。マクドナルドばかり見ていたからだ。


>強すぎたマクドナルドへの対抗意識
>競合であるマクドナルドへの対抗意識が強すぎた。マクドナルドの銀座三越出店に対抗し、ロッテリアは1972年、日本橋高島屋に1号店を出店。84年には、マクドナルドのセットメニュー「サンキューセット」(390円)に対抗し、「サンパチトリオ」(380円)を発売した。その後、2社は激烈な価格競争に突入する。コストがマクドナルドより高いロッテリアにとって、参入してはいけない戦いだった。


>漁夫の利を得た「モスバーガー」
>低価格化は、ハンバーガーを敬遠していた中高年層を取り込み、市場の拡大をもたらした。漁夫の利を得たのが、モスバーガーだ。

>ハンバーガーに抵抗感がなくなった中高年層は、価格競争に「参戦」しなかったモスバーガーにも訪れるように。「少し高いけどおいしい」。味が評判になり、認知度が向上する。店舗数がじわじわと増える。87年には「瞬間風速」だがマクドナルドを超えた。


>一方、価格競争で疲弊したロッテリアは業績が振るわず、衰退していく。価格が高いわけではない。味が悪いわけでもない。「シェーキ」は大変な人気だったし、「絶品チーズバーガー」などヒット商品もある。だが、マクドナルドほど安くないし、モスバーガーほど高品質でもない。

>「マクドナルドとモスバーガーの間の店」。いつの間にか、そんなイメージが定着してしまったハンバーガーチェーン。それがロッテリアだ。


>挽回は可能だった
>ここ数年のロッテリアの業績は芳しくない。2018年(3月期)から21年までの4年間、黒字となったのは20年(純利益「100万円」)のみとされている。他はすべて赤字だ。固定資産・固定負債とも減少傾向であり、成長投資をしているフシがない。

>「勢いが無く、衰退している企業」。ロッテリアの決算情報からは、そんな印象を受ける。

>(※2022年3月期は7億5千6百万円に黒字転換しているが、コロナ関連協力金・助成金等の可能性があるため、本稿では度外視した)

>挽回の可能性はある。「シェーキが人気」と先に述べた。これは、ある意味、当たり前だ。親会社ロッテHDは「モナ王」「雪見だいふく」「レディボーデン」などを製造・販売する冷菓事業を抱えている。

>本業とのシナジー効果(相乗効果)は極めて大きい。現在、一部の店舗限定で販売している「コアラのマーチ焼」も人気が高い。冷菓以外でも本業とのシナジー効果が期待できる。

>にもかかわらず、ロッテリアを売却するのはなぜか。理由は3つ。1つ目は、ロッテ本体の収益が悪化したこと。2つ目は、菓子ニーズが変化したこと。そして3つ目は、競合が多様であることだ。1つ目の「ロッテ本体の収益悪化」から見ていく。


>ロッテ本体の収益悪化
>私たちになじみのある「『お口の恋人』ロッテ」は、ロッテのほんの一部に過ぎない。ロッテHDは、「メリーチョコレート」や「銀座コージーコーナー」などの国内企業、そして「韓国ロッテグループ」(韓国ロッテ)を傘下に抱えている。

>韓国ロッテは、流通・化学・建設業を中核事業とする巨大コングロマリット(複合企業)だ。韓国第5位の財閥でもある。売上高は5兆円超(21年度)とされている。これは日本のロッテ(ロッテ+ロッテリア)の売上合計の約20倍にあたる。韓国ロッテがロッテ全体に及ぼす影響は極めて大きい。

>この韓国ロッテが、苦境に陥っている。21年3月期には1012億円の純損失(赤字)を計上。2022年3月期に2期ぶりに黒字化したものの、成長戦略の見直しは必至だ。

>ロッテリア自体の赤字と相まって、ロッテ全体の収益が悪化したこと。それが今回の売却の理由の一つである。


>菓子ニーズの変化「ガムからグミへ」
>売却理由の2つ目は、菓子ニーズの変化である。例えば「ガム」だ。

>「ガム」はロッテの祖業である。創業者の重光武雄氏が、戦後、進駐軍の米兵が噛んでいたチューインガムに着目し製造したのが、ロッテの始まりだ。

>そのガム市場が縮小している。日本チューイングガム協会の統計によれば、ピーク時(04年)に1881億円だった売り上げ総額は、21年には755億円になったという。実に6割の減少だ。「お口の恋人」はガムからグミへ切り替わりつつある。

>競合はすでに動いている。明治は2023年3月にガム市場「撤退」を発表。キシリッシュなどの販売を終了する。同時に「ヨーグレット」「ハイレモン」の製造委託先「明治産業」を丸紅に売却。売上好調の「果汁グミ」やキシリッシュの新グミブランド「キシリッシュグミクリスタルミント」などに資源を集中させる。

>ロッテはガム市場で6割を占めると言われ、明治よりはるかに市場縮小のダメージが大きい。事業ポートフォリオの見直しとして、不調続きのロッテリア売却は止むを得ないだろう。


>ハンバーガー店の難しさ
>売却理由の3つ目は、ハンバーガーの競合の多様さだ。

>かつて、菓子メーカーがハンバーガーチェーンを傘下に抱えていた時代があった。明治は「サンテオレ」、森永は「森永ラブ」、グリコは「グリコア」。だが、ロッテリアを除き、すべて撤退している。競合が多様すぎるからだ。

>ハンバーガーチェーンの競合は同業他社だけではない。立ち食いそば・牛丼・カフェなど外食のみならず、コンビニやスーパーの弁当など中食にまで及ぶ。「副業」で戦えるほど甘くはないのだ。


>ゼンショーとはどのような企業か
>そこで、ロッテリアの売却先とされたのが、外食を「本業」とする企業、ゼンショーホールディングス(ゼンショーHD)である。ゼンショーは、「すき家」「はま寿司」などを中心に事業展開する、売上高日本トップの外食企業だ。

>22年3月期の売上高は6585億円、店舗数は約1万店に上る。抱える外食事業は、牛丼、寿司、パスタなど業種幅が広く、レストランからファストフード・カフェなど業態もさまざま。いわば「外食コングロマリット」だ。

>現在、ゼンショー傘下のファストフードは、「すき家」(牛丼)、「なか卯」(うどん)、「はま寿司」(回転寿司)など、「日本食」に寄っている。ロッテリアの買収は、欠けている「洋食」ジャンルを補い、テークアウト体制を強化できる。ゼンショーにとってメリットは大きい。

>一方、ロッテリアも、ゼンショーの強みである原材料調達力やプロモーション力を享受できる。総じて言えば、今回のロッテリアのM&Aは良い結果をもたらすのではないだろうか。


>ロッテリアはゼンショーの理念に共感できるか
>ただし、両社の企業風土の違いには不安がある。

>「世界から飢餓(きが)と貧困を撲滅する」
>これが、ゼンショーの「企業」理念だ。尋常ではない。客だけでなく「世界」まで救おうとしている。まるで救世主の言葉だ。だが、ゼンショーの小川賢太郎社長は、本気でこの理念を実現しようとしている。小川社長は「Concept 2022」にて、以下のように語った。

>「世界で毎年1400万人が餓死している。食料が『不足』しているからではなく、『偏在』しているから。高く売れる先進国に食料が集中しているからだ。世界で『食のムダ、ムラ、ムリ』を無くせば、飢餓を撲滅できる。途上国で『食のインフラ』作りを進めれば、雇用が生まれ貧困を撲滅できる」(Concept 2022 要約)

>そのために、まず「外食業世界一」を目指す。重要なのはスピードだ。ゼンショー創業から2年半で出店できた「すき家」はわずか7店舗。遅すぎる。このペースでは、世界一になるのは3万年後だ。

>そこで、上場により資金を調達し、M&Aにより規模を拡大させる。創業29年(2011年)で、マクドナルドを抜き日本の外食売上トップに躍り出た。創業40年の今は、世界外食企業「トップ10」入りを果たしている。「世界一」の背中が見えてきた。

>ゼンショーは、ロッテリアに対しても、自社の企業理念に共感し、本気で「世界の飢餓と貧困の撲滅」に取り組むことを求めるはずだ。


>ゼンショーの理念に共感できるか
>一方、ロッテリアの企業理念は「すべてのお客様に感動と満足を」である。ゼンショーの強く具体的なそれに比べ、美しく抽象的な企業理念で50年間経営してきた。

>「世界を救おうとする企業」と「お客様を満足させようとする企業」。両社の連携が円滑に進むかどうかが、今回のM&Aの成否を分ける。果たして、ロッテリアは、ゼンショーの企業理念に共感できるだろうか。


>安価で美味しいハンバーガーを期待
>「選択と集中」という言葉が流行って久しい。21年3月には、東急不動産が「東急ハンズ」(現ハンズ)をカインズに売却している。本業以外の事業継続は、ますます困難になりつつあるようだ。ハンズは創業47年、ロッテリアは創業50年。他社の手に渡るとはいえ、なじみの店があり続けるのは喜ばしいことではないだろうか。

>久しぶりにロッテリアで食べる。「絶品チーズバーガー」は相変わらず濃厚だった。「半熟タマてりバーガー」の卵のゆで加減は絶妙だった。あくまで筆者の主観だが、マクドナルドと比べても、味は見劣りしないと思う。あとは、価格とプロモーションだ。どちらもゼンショーの得意とするところ。新生ロッテリアには、安価で美味しいハンバーガーを期待したい。

>書き手:関谷 信之(せきや・のぶゆき)
1964年生まれ。経営コンサルタント。「関谷中小企業診断士事務所」代表。
ソフトウェア会社で16年勤務し、システム開発や生産管理、経理などに従事。Webデザイン歴19年。中小企業診断士登録後は、企業診断を実施する傍ら、「bizSPA!フレッシュ」、言論プラットフォーム「アゴラ」などの媒体でビジネスライターとしても活動中。

<参考=「「ロッテリア」はどこでしくじったのか 売却に至った3つの理由 ロッテも苦境」(ITmedia)>
(23/03/19)


NO.3116 <焼酎を科学する・血栓を溶かす>日本の酒、焼酎の効能<!><起稿 シバケン>(23/02/18)


【シバケン】 2023/02/18 (Sat) 23:34

当方的、酒余り飲まんですが。
こんな効果あるなら、チビリ、チビチビでも、飲んでみるかと。

基本、飲まぬ、飲めぬのが、飲み出すと、飲まれるもあり得るの話、あるですが。
その辺り、要注意かと。

確かに、日本酒は、余り、口に合わんですが、ビールなら、多少は、飲みたい時もあるです。
焼酎ねえ。
口にするの機会、僅少なれどの、口当たりは、まあまあかと、思てるです。
ついでになら、洋酒ねえ。ブランデーなり、高級酒ねえ。コーク・ハイとか、割りに、割ってなら、これも、口当たりは宜しいと、思てるです。

何分の下戸故、沢山は飲めませんですが。現時点では。

イヤ、血栓を溶かすの効能なるなら、適度には、薬扱いかと。元々が、「酒は、百薬の長」と、言うです。
対して、「酒は、万病の元」とも、言うです。
要は、適度に<!>

<本>
本記事の抜粋元『焼酎の科学』(ブルーバックス)では、焼酎にまつわる不思議な話や役に立つ話を数多く紹介しています。ぜひ、お買い求めください。



>魅惑の酒、焼酎の七不思議に迫る。

>身近な存在ながら、じつは非常に特殊な蒸留酒、焼酎。どんな原料でも焼酎にできて、蒸留酒なのに新酒でも旨く、健康にも良い。蒸留すればただの「湯気の集まり」のはずなのに、さまざまな個性的な風味も持っている。

>歴史的・文化的背景、酒造りの技、酵母・麹の働き、「風味」の決め手、健康への寄与、飲みかたで変わるおいしさ――今や世界から注目を集め、国酒にも認定された焼酎には、清酒を造れなかった九州地方の人々が生み出した知恵と技が詰まっている。

>知るほどに驚く、焼酎の世界へご招待します。

>*本記事は、鮫島 吉廣,高峯 和則『焼酎の科学』(ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです。


>焼酎は血栓を溶かす?
>焼酎を飲んでも、翌日に酔いが残りにくいと感じている人は多いのではないでしょうか。これは、焼酎が蒸留酒で不揮発性の成分を含まないこと、アセトアルデヒドの消失速度が速いこと、低濃度で飲まれること、料理との相性が良いことなどいろいろ考えられます。今のところはっきりした理由はわかっていないので今後の課題ですが、研究によって明らかになってきたことも多いので、ご紹介していきましょう。

>国際酒税紛争が勃発した当初、日本の焼酎は壊滅的打撃を受けることが予想されていました。このころに神風のように登場し、危機的状況を打破するのに貢献したのが、当時宮崎医科大学須見洋行先生らによる“焼酎は血栓を溶かす”という研究データでした。

>これは、被験者62人に同じアルコール量(純アルコール換算30~60㎖)の焼酎、日本酒、ワイン、ビール及びウイスキーを飲んでもらい、1時間後の血液中の血栓溶解酵素活性を測定した研究です。

>飲酒によって血栓溶解酵素活性が高まり、とりわけ本格焼酎でその効果が抜きんでて高いことが示されました。適量の本格焼酎を飲むことは血栓症予防効果があったのです。この研究は倉敷芸術科学大学に移られた須見先生により精力的に研究がすすめられ、後述するように、現在、効果を示す焼酎中の成分特定にまで進展しています。特筆すべきは、焼酎が血栓の形成は抑制せず、できた血栓を溶解する点です。


>血栓溶解効果を示す成分
>エタノールそのものに血栓形成の抑制効果があることは知られており、そのメカニズムとして、血小板機能の抑制、血液凝固因子の低下およびプラスミノーゲン(血栓などを溶かす酵素)活性化因子(PA)の上昇が報告されています。しかしながら、先に紹介した須見先生らの研究では、エタノール量を統一して実験していたにもかかわらず、ビールやワインでは血栓溶解効果が低かったことから、エタノール以外の成分の寄与が示唆されました。

>そこで、焼酎に含まれる12種の香気成分に着目し、PAの一種であるt‒PA産生や血小板凝集にどのような影響を与えるのかを調べたところ、イソアミルアルコール、β‒フェネチルアルコール、n‒ブチルアルコール、酢酸イソアミル、アセトアルデヒド、カプロン酸エチルなどで強い凝集阻害が示され、とりわけバラの香り成分でもある酢酸β‒フェネチルが、強力な血小板凝集抑制能を示すことを明らかにしています。

>しかしながら、これらの成分は焼酎に限ったものではなく、清酒などにも含まれています。よって焼酎の血栓溶解作用は、単一成分のみの効果ではなく、さまざまな成分が複合的に寄与した結果である可能性があります。今後、これらの香気成分濃度の高い焼酎が開発されれば、焼酎の香りを嗅ぐだけで健康に良い効果が得られるかもしれません。

>さらに連載記事<日本の「焼酎」、じつは「謎だらけの酒」だった…「衝撃的すぎる7つの不思議」>では、焼酎の7つの不思議について解説します。

>鮫島 吉廣, 高峯 和則

<参考=「「日本の焼酎」じつは「血栓を溶かす」凄い効果があった…! 『焼酎の科学』」(現代ビジネス)>
(23/02/18)


NO.3117 <お酢の効能>高血圧・糖尿病・肥満等、1日大さじ2杯で驚異の健康効果が<!><起稿 シバケン>(23/02/22)


【シバケン】 2023/02/22 (Wed) 19:04

当方的、血圧高く、血糖値高く、肥満気味になって来てるです。
お酢で、対応出来るのならと。

尚、薬服用してるよりは、この手、食品、飲料なりで、改善させるの方がと。


での、
基本、民間療法。
とは、思てるですが、根も葉も無いの、民間療法とは、異なりの、実績あると、思てるです。

又、基本、お酢で、血がさらさらになると。
これ又、投薬での、さらさらよりは、自然の方がと、思てるです。


<写真>
鹿児島県霧島市福山町にある黒酢の壺畑



>高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常症……。中年を過ぎれば誰もが直面しうる生活習慣病を、1日たった大さじ2杯の調味料で改善できたなら。そんな夢のような“万能薬”は、私たちの身近なところにあった。誰もが知っている「お酢」の知られざる実力に迫る。【多山賢二/広島修道大学元教授】


>〈お酢は体に良い――。

>これを聞いて驚く人はまずいまい。古来、さまざまな料理に使われてきた「お酢」が体に良いのは何となく理解ができる。

>だが、「なぜ体に良いのか」「体のどこにどう効くのか」と問われれば、即答できる人は少ないのではないか。

>しょせんは民間療法――。そんな声すら聞こえてきそうな「お酢」だが、果たしてその実力は折り紙付きであった。

>科学的に裏付けられた“最強の調味料”の効能について、広島修道大学元教授の多山賢二氏に解説をお願いした。〉


>穀物酢でも十分? 
>お酢の歴史は非常に古く、その起源は紀元前5000年ごろまで遡ることができるといわれています。でも“健康食品としてのお酢”の研究が進んだのは、せいぜいここ数十年のこと。1980年代に鹿児島の黒酢にスポットライトが当たったのが始まりでした。90年代後半からは人を対象にした臨床試験も行われるようになり、今やお酢は“科学的根拠のある健康食品”として広く効果が認められているのです。

>最初に一つ種明かしをしておくと、お酢には穀物酢、米酢、リンゴ酢、黒酢などいろいろな種類がありますが、実は健康への効果という点ではほとんど違いはありません。これからご紹介するさまざまな機能も、すべての食酢に共通する主成分「酢酸」がもたらすもの。一時期の「黒酢ブーム」によって黒酢が一番健康に良さそうだと思っている人も多いかもしれませんが、比較的安い穀物酢でも得られる効果は変わらない。だからとても経済的なんです。


>2週間お酢を飲み続けると、短時間で血圧を下げられるように
>〈スーパーに行けば500ミリリットル入りが150円程度で手に入る穀物酢。そんな庶民派調味料が力を発揮する機能の一つが「高血圧」予防だ。〉

>これまでの研究で「酢酸」には、アデノシンという物質を生み出して血管を拡げる働きと、高血圧の原因の一つとなるホルモン系の活動を抑制する働きがあることが分かっています。

>実際、2003年に血圧が高めの男女64名を二つのグループに分け、こんな実験を行ったことがありました。一方のグループにはお酢15ミリリットルを含む飲料を、他方にはお酢を含まない飲料を10週間、毎朝飲んでもらうのです。結果は、被験者のうちお酢を含む飲料を飲んでもらったグループの約7割に血圧の低下がみられました。平均低下率は最高血圧が6.5%で最低血圧は8.0%。お酢を飲み始める前の血圧が高い人ほど大きく低下し、いずれの人も最高血圧が120~130mmHgと健康的な血圧まで下がると、それ以上は下がりませんでした。


>さらに別の研究によって、このお酢の降圧作用には“急性の効果”と“慢性の効果”があることも分かっています。

>例えば2週間程度お酢15ミリリットルを含む飲料を摂取し続けた人だと、飲んだ後、2時間程度という短時間で血圧が下がる“急性の効果”が確認できました。これを応用すれば、血圧が上昇しやすい時間帯を狙い撃ちしてお酢を飲むこともできます。例えば、夜中に血圧が高くなりやすい人は就寝前に、午前中に血圧が上昇してしまう人は起床後すぐにお酢を飲めば、ピーク時の血圧を下げる効果が得られるのです。


>服薬を中止してお酢に切り替えると…
>ただ、この“急性の効果”が続くのは4時間程度といわれています。もし恒常的に血圧を下げるような“慢性の効果”を期待するのであれば、朝昼晩いつでもいいので4カ月程度お酢を飲み続けることが必要です。当初はお酢の効果がみられなかったという高血圧の人が15週間毎日お酢を飲み続けたところ、少しずつ血圧が低下したというデータもありますから。

>これらは実験の便宜上、お酢を飲む形式で検証が行われていますが、お酢を料理から摂取するのでも問題はないと考えられます。実際、昨年、鹿児島大学の研究グループが発表した論文では「酢の物」を食べている男性は食べない男性に比べて血圧が改善される傾向にあることが報告されています。


>お酢と高血圧予防の関係についての研究には、この他にも驚くべきものがあります。

>02年に、当時68歳で高血圧患者でもあった医師が自らの責任で服薬を中止し、食酢15ミリリットルを1日1回、起床時に飲用するという生活を続けたところ、血圧が有意に低下。お酢が降圧剤と同様の働きをしたというのです。

>さらに、お酢に加えて血管を拡張させるカルシウム拮抗剤を半量併用した場合には、同じ薬剤を全量服用したときと同等の降圧効果が得られたそうです。

>この実験は被験者が1名だけという特殊なものですから、結果が全員に当てはまるわけではありません。従って現在投薬治療をされている方が、自己判断で中止することはやめていただきたい。ただし、少なくとも予防という観点では、お酢は高血圧対策に大きな効果を発揮してくれるといえるでしょう。


>お酢を飲むと、運動と同じ反応が? 
>〈インパクトある機能は高血圧予防だけにとどまらない。「肥満」や「糖尿病」「脂質異常症」の予防・改善という観点からもお酢は有効なのだという。多山氏が続ける。〉

>「BMIが25以上」と定義される肥満は、日本人男性の約3割、女性の約2割を占めるといわれ、予備軍も含めれば実に多くの人が生活習慣を改善する必要に迫られていると思います。

>肥満を防ぐためには一に食生活の改善、二に適度な運動が重要だと思われますが、実はお酢を摂取すると、この「運動」と同じ反応が体の中で起きることが分かっているのです。


>カギを握るのは「酢酸」
>カギを握るのは、やはりお酢に含まれる「酢酸」でした。酢酸には体内でエネルギー源として利用されるのと同時に、AMPキナーゼという酵素を活性化させる働きがあることが知られています。この酵素の活性化によって、肝臓や筋肉の細胞の中で糖分や脂肪の燃焼が促進され、体は運動している時と同じような状態になるのです。

>また、酢酸が血中に移動すると、酢酸から脂肪細胞に信号が送られることも分かっています。この信号を受けた脂肪細胞はグルコース(ブドウ糖)や脂肪の取り込みを抑制する。これにより脂肪細胞が大きくなるのを防いでくれるというわけです。

>高血圧のときと同じく、肥満改善についても人を対象とした実験が行われていますのでご紹介しましょう。

>09年、BMIが平均27程度の肥満者175名を、1日あたり15ミリリットルのお酢を含む飲料を飲むグループ、30ミリリットルのお酢を含む飲料を飲むグループ、お酢を含まない飲料を飲むグループに分けて、12週間にわたり検証したのです。


>骨粗鬆症や疲労回復にも
>結果は、お酢を含む飲料を飲んだ二つのグループは、お酢を含まない飲料を飲んだグループと比べて、体重・内臓脂肪面積・BMI・ウエスト・血清中性脂肪値がいずれも低下していました。しかも体重については毎日30ミリリットルのお酢を摂取したグループで平均約2キロ、15ミリリットルのグループで1.2キロの減少と、お酢を多く飲んだ方が高い効果が認められたのです。脂肪面積の減少という点でも同様の傾向が見られ、より多くのお酢を飲むことで肥満予防の効果が期待できることが科学的に裏付けられた格好です。

>ただ、体重の減少幅には個人差がありますし、検証結果もあくまで肥満の人を対象にしたもの。従って、健康体の人が単にダイエット目的で大量のお酢を飲んでも、期待するような効果は得られないのではないかと思います。それにお酢には食欲を増進させる効果もありますから、その点も注意した方がいいでしょう。肥満予防のためにお酢を使って、かえって食事量が増えてしまった、では元も子もありませんからね。


>さて、さきほど酢酸はAMPキナーゼを活性化させるという話をしましたが、これにより改善されるのは肥満だけではありません。AMPキナーゼが活性化すると、空腹時血糖の低下や食後の血糖値上昇の抑制につながり、糖尿病を予防することが期待できるのです。また、コレステロールの合成も抑制されることから、脂質異常症の予防にも貢献してくれます。

>糖尿病対策としては、最近の論文でも、1日20ミリリットルの食酢を8週間飲み続けたところ空腹時血糖が有意に低下したという結果が報告されていました。

>この他、お酢には体内でカルシウムの吸収や骨形成を促進する働きがあることが分かっており、毎日一定量を摂取することで骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防にも有効だと考えられます。

>また、お酢は体内の重要なエネルギー源であるグリコーゲンを急速補充する効果ももっているため、疲労回復も助けてくれる。スポーツや仕事、勉強などの合間にお酢を糖と一緒に取ることで、減少したグリコーゲンが早く回復し、再びパフォーマンスを向上させることができるのです。

>〈生活習慣病だけでなくカルシウム摂取や疲労回復にも力を発揮するお酢。食品としては十分すぎる健康効果だが、気になるのは必要な摂取量や摂取方法である。〉

>これまでに紹介した健康効果を得たいのであれば、1日あたり1500ミリグラム程度の酢酸を継続して摂取する必要があるでしょう。これは市販のリンゴ酢であれば30ミリリットル程度、穀物酢であれば40ミリリットル程度で摂取できる分量になります。

>お酢が健康食品として意義深いのは、このように大さじ2杯程度という同一の分量で高血圧から肥満、糖尿病、脂質異常症といった異なる疾患の予防・改善効果が得られるという点にあります。ただ、大さじ2杯程度といっても、そのまま摂取するのは酸味が強すぎて到底無理。半量の15ミリリットルをジュースなど他の飲料に混ぜて、残り半分を料理から、というのが現実的です。料理に使用するのは穀物酢で構いませんが、他の飲料に混ぜる場合は香りが良いリンゴ酢が飲みやすいと思います。


>組み合わせる飲料は? 
>お酢と組み合わせる飲料に特に制限はありませんが、ジュースやスポーツドリンク、飲むヨーグルトなどに混ぜると飲みやすいでしょう。甘味や苦味にはお酢の酸味を抑制する作用があり、例えばコップ1杯(200ミリリットル程度)の飲料に7.5ミリリットルのお酢を混ぜる程度では酸っぱさはさほど感じません。これを朝と夜に飲めば合計15ミリリットルのお酢を摂取することができます。

>ジュースと混ぜるのであれば、グレープフルーツなど柑橘系の果汁との組み合わせが特におすすめ。柑橘系の酸っぱさはクエン酸に由来するのですが、クエン酸にも酢酸の酸味を弱める作用があるのです。グレープフルーツジュースには甘味や苦味もありますから、お酢の酸味はほとんどかき消され、むしろ味が濃く感じられておいしさが増すんです。

>それからヨーグルトなどに含まれる乳酸も酢酸の酸味を抑制するため、飲むヨーグルトやカルピスに混ぜるのもいい。夏場であればポカリスエットなどのスポーツドリンクに混ぜて飲むのもおすすめです。もちろん、お酢を水で割って蜂蜜を加えるなどお手製のお酢ドリンクにして飲むのもいいでしょう。

>近年は各メーカーがお酢を飲みやすく加工した“飲用酢”を販売していますから、経済的に余裕があるならそれを利用するのも一つです。注意点は、商品によって含まれる酢酸の量が大きく異なること。分析したところ、飲みやすいストレートタイプだと1日に400~800ミリリットル飲まないと、お酢15ミリリットル分を摂取できないものもありました。お酢の含有量などの表示をよく見る必要があり、表示がない商品はメーカーに問い合わせてみてもいいでしょう。


>酢酸は加熱の影響を受けない
>お酢のメーカーなどは、1日の摂取量の目安を15ミリリットルとしているところも多く、慣れるまでは朝晩のお酢ドリンクだけでも問題ありません。でも、より確実な効果を得たいとか、効果を早く実感したいという人は残り15ミリリットルを料理から摂取してみて下さい。

>酢酸は加熱の影響を受けないため、火を通しても分解されたりすることはなく、その点でお酢は使いやすい調味料といえます。ただ、水と同じように蒸発するため、摂取量はその分を差し引いて考える必要があります。また、酢の物や酢豚などで調味液やタレを飲み干す人はあまりいないでしょうから、料理に使う場合、全量が体内に入るわけではないことにも留意しておかなければなりません。実際、ある研究では、酢の物に使われたお酢は3~4割が残されることが分かっています。


>減塩効果も
>また、お酢には酸味を加えること以外にも、さまざまな調理上の効果があります。従って、細かいことは考えずに積極的にお酢を使ってみるのもいいでしょう。お酢の殺菌効果などは有名ですが、それだけでなく食材のカルシウムを溶出しやすくしたり、塩味を際立たせることによる減塩効果も期待できたりするのです。

>さらにお酢は取りすぎることによる健康被害がほとんどないことも分かっています。多量のお酢を希釈せずに飲用すると胃の粘膜が損傷しますが、そもそも多量のお酢を一気飲みできる人はいないので心配する必要はありません。むしろ薄めた適量のお酢は、胃の粘膜を刺激することでアルコールなど他の刺激物から胃を保護するケースがあるくらいです。

>身近で安価で、機能的。それでいて安全性も担保されている。そんな良いこと尽くめの調味料ですから、是非、皆さんも自分に合った“お酢ライフ”を試してみてはいかがでしょうか。

>多山賢二(たやまけんじ)
広島修道大学元教授。1980年、山口大学大学院農学研究科修士課程を修了後、93年に東京大学で博士号取得。昨年、広島修道大学健康科学部教授を退任し、現在は県立広島大学などで非常勤講師を務める。酢酸菌やお酢の健康機能の研究に40年以上従事し、自身も約25年にわたってお酢の摂取を続けている。

>「週刊新潮」2023年2月16日号 掲載 新潮社

<参考=「1日大さじ2杯のお酢で驚異の健康効果が! 高血圧、糖尿病を劇的予防、飲むだけで運動と同じ効果?」(デイリー新潮)>
(23/02/21)


【シバケン】 2023/02/22 (Wed) 21:49

<まとめ>

<酢の種類による差はない>
穀物酢、米酢、リンゴ酢、黒酢等、健康への効果ではほとんど違いはない。

<一時的効果=2週間お酢を飲み続ける>
短時間で血圧を下げられるが、すぐに、戻る。持続、4時間程度。

<持続的効果=15週間続ける>
持続性効果が期待出来る。

<お酢には食欲を増進させる効果があり、肥満防止も、食べ過ぎに、要注意。>


【june】 2023/02/23 (Thu) 21:07

シバケン様 こんばんは

偶然といいますか、私は数週間前からお酢を摂取するように努めています。
只、正確な記録を取っていませんので、効果のほどは 未確認です。

と言いますのも、最近お医者さんに掛かりまして血圧を下げる薬を飲み始めたりしているからです。

体重に関しましては増えなくなりました(笑)

ちなみに懐と相談して、タマノイ 国産米100%使用 ヘルシー米酢 PETボトル ( 1.8L )を近くの業務スーパーで購入し飲んでます?
納豆に入れたり、じゃこのせおろし大根に入れたりで一日の量はクリアできていそうです。

話変わりますが、笑福亭笑瓶さんの死因を知り「電右衛門さん」を思い出し某日記?を読んでましたら涙が出てきました・・・・。
皆様ご自愛くださいませ!


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@dynabookQosmioD711/T7CW】 2023/02/23 (Thu) 22:55

 シバケン様、こんばんは。


 一部に、このような記事を読んだ結果、医師から処方されてる降圧剤や血液凝固防止剤などの服用を医師に相談なく辞めてしまう人もいるので、情報の拡散には留意が必要ですね。


【シバケン】 2023/02/24 (Fri) 00:29

juneさん、こんばんわ。

>偶然といいますか、私は数週間前からお酢を摂取するように努めています。

>と言いますのも、最近お医者さんに掛かりまして血圧を下げる薬を飲み始めたりしているからです。

へえ<!>
ですねえ。
所謂の、高血圧ですか。

当方的、当板冒頭の通りです。
>当方的、血圧高く、血糖値高く、肥満気味になって来てるです。

イヤ、
医者なりからは、投薬すすめられてるですが。ましてやの、血糖値も高く。

血圧ねえ。
数値記載するにも、結構、ばらつき高く、難しいです。
高い時には、150程度、まあねえ、最近では、130辺りまで、下がってるですが、時には、矢張り、150に成ったり、しまして。

概ねの、下がってる<?>の、理由の一つには、たばこの中断<?>
最近では、諸般の理由で、歩き出してまして<笑>。

正直、変に切れて、中途半端状態も困るなと<汗>

さりとての、仰るの、笑福亭笑瓶さんの死因。
そして、電右衛門さんねえ。
このお二人、とするのか、結果的、電右衛門さんも、若くして、ですねえ。

電右衛門さんねえ。
状況的、juneさん、FHさんから、教えて戴きまして。へえと。


いやねえ。
紐解けば、丁度の、10年経つですねえ。66歳でしたねえ。
学齢では、当方の1年下でしたです。



磯津千由紀さん、こんばんわ。

まあねえ。
仰るの事、わかるですが、皆様、諸般、あれこれ、試されてるです。
酢は、多くの医者も進めてるです。テレビでも、あの手、この手と、効能放映してるですねえ。
当方、大いに参考にさせて戴いてるです。

尚、当たり前ですが、医者通いの、処方箋で、なら、保険がきくですが。酢は、ききませんしねえ。
この手、健康のためと、販売、宣伝されてるの、飲むの酢、結構高めです。
まだ、試してませんですが。近々にも、挑戦予定してるです。