雑談<NO.420>

みんながパソコン大王
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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.421
3542 <認知症>缶ビール1日1本でも海馬が萎縮/6つのNG習慣(DIAMOND) シバケン 24/09/29
3541 <京都大学>学生寮の祭りで「総長室突入」企画/本部棟に侵入した学生5人を停学処分 シバケン 24/09/27
3540 <たった1分で疲労や肩こりに効果的>「ツボ押しセルフケア」(現代ビジネス) シバケン 24/09/22
3539 <「高齢者」75歳から<?>>ではなくて、制度上、65歳から、「前期」の、「高齢者」 シバケン 24/09/20
3538 末期「直腸ガン」と共存して1年 パソコン大魔神 24/09/19
3537 <薬の多剤併用が招く健康リスク>医師自ら多剤併用に向かわせているようなパターンも シバケン 24/09/17
3536 <敬老の日>元気で長生きって、かなり難しい<!>・壇蜜<43歳> シバケン 24/09/16
雑談NO.419

NO.3536 <敬老の日>元気で長生きって、かなり難しい<!>・壇蜜<43歳><起稿 シバケン>(24/09/16)


【シバケン】 2024/09/16 (Mon) 18:39

当方的、
敬老の日を迎えるに、3回目、3年目。

正直には、自身、敬老されるの身、年齢に成ってる。とは、実感してませんです。
かと、申しの、お爺ちゃんと、言われて、ムカともせず。
事実でして。

ちらちら、聞くに、年寄り扱いすると、ご機嫌斜めになるの面々、多いらしくの、それは、それで、さもありなんと。
とは、思うです。

いやねえ。
勝手ツンボなる、文言、言い方、あるですが。勝手老人も、あるかと。


いやねえ。
「元気で長生き」なるは、かなり難しい<!>
とは、壇蜜の言なれど、です。

誠、そ、思うです。
当世、平均寿命延びまして、で、現在、何歳が、平均かは、当方的、興味なくの、これは、個々人で、大違い。
且つは、何歳であれ、自身が、その年齢に達してた、なら、フウンと。未満なら、何年先と、成るかと、なればの、わからんわの、あくまでもの、平均値。


同窓生、特には、中学校のが、多く、亡くなってまして。
申せば、中学生時代からの、おつきあいの面々故、長いです。ダケに、寂しくて。

何故か、高校時代のは、皆健在。とか、言うても、同窓会してるは、少ないですが。
更には、大学生時代のは、昨年、遂に、一人、亡くなったですが。あくまでも、承知の範囲での話で、亡くなったの君、2浪故、2歳上。

オッとの、いやねえ。
では、あるですが。同窓生で、同窓会に、顔出せるだけでも、健康で、元気と、言えるです。

対して、現の町内会の面々の、同年ので、元気、元気ねえ。ここだけの話の、当方1人。
尚、対象、当方含めの、6人。生存してるのが。


での、
生存してるのと、元気、元気で、基本、どこえでも、行ける、何でも、喰えるは、違うです。

申せば、こんな事、瞬時、次の瞬間にも、抹消されるの、風前の灯火であるを、重々の承知してるですが。
承知と、覚悟と、実際とは、違うですが。

かと、言うて、自身の身体的、不都合生じて、さての、どするやも、その現状に合わせて、対応せねば、どもならず。


そんな意味で、なら、現在唯今、当方的、大きな、制限ありませんです。結構なると。

さての、こんな事、いつまで、言えてるやと<笑>。

>タレントの壇蜜(43)が16日、自身のブログを更新。健康的に生きることの難しさをつづった。

>壇蜜は「『おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう。これからも元気で長生きしてね』…このフレーズを最後に書いたの、いつだったろうとぼんやり回想…そんな敬老の日を過ごしています」と投稿。「中学生以上になると、父母に連れられて祖父母宅へ馳せ参じ、花束やらケーキやらでささやかなるお祝いをしてきたような…」といい「祖母おリュウに関しては花が一番嬉しそうだったかな」と振り返った。

>「40歳でこの世を去ったおリュウの夫(祖父というにはあまりにも若すぎて)セイゴさんは、何をあげたら喜んだかしら。かなりの甘党だったらしいので、甘いお菓子やジュースでしょうかね」と思いを馳せると「元気で長生き。現在43歳の私。昨年心身不調により1年の30%以上を入退院に費やし、多額の治療費を使い(ついでに事務所が倒産するハプニングあり)、身内に散々心配&迷惑をかけた今思うことは、『元気で長生きって、かなり難しい』です」と、改めて健康を維持する難しさを痛感した。

>そして「若い頃は想像もしていませんでした。心身不調や失職(減職?)以外にも、身内に様々なアクシデントが生じたり、国(世界規模でもありましたね)の事情に生活を振り回されたり等々…軽くイメージしただけでも難所は多種多様。元気で長生きするために対峙して対応することがこんなにあるとは」と実際に降りかかった苦難の数々を記し「元気で長生きしてね!と今高齢の方に伝えるのは無茶と悟り、『日々できるだけ穏やかで健やかに、お気を付けてお過ごしください』くらいしか言えないなぁとため息…」と、肩を落とした。

>「私の祖父母はもうこの世にはいません。今後目上の身内たちを看取り、独りになったらどう生きるか、なんて考えたりもします」と、漠然とした不安を抱えながらも「信頼できるかかりつけ医がいて、日々まあまあそれなりに家事をこなせて、喋り相手がゼロではなくて、あちこち痛い辛いが少ない生活ができたらいいな、と。とりあえずは、元気?と聞かれたら『おかげさまで、何とかやってます』と言えるような毎日を目指します」と前を向いた。

<参考=「壇蜜「元気で長生きって、かなり難しい」と吐露「年の30%以上を入退院に費やし、多額の治療費を使い…」(スポニチ)>
(24/09/16)


NO.3537 <薬の多剤併用が招く健康リスク>医師自ら多剤併用に向かわせているようなパターンも<起稿 シバケン>(24/09/17)


【シバケン】 2024/09/17 (Tue) 20:14

基本的に、薬の効能あれば、副作用もあるです。

当方的、幸いにして、薬の常用ありませんです。強いてなら、避けてると、とも、言えるです。

申せば、高血圧で、糖尿病の傾向あるですが。加えての、コレステロール値も高いですが。
要は、基準値、軽くの突破してるです。
よて、医者からは、薬の服用勧められてるですが。拒否してるです。

更に、申せば、この歳でして。薬で、血圧抑え、血糖値抑え、コレステロールも、抑えて、何になるかと。
イヤ、個々人で、違うと、思てるです。

日常生活で、しんどい、苦しい、疲れ易い。等々なるは、あるですが、年齢相応と、見てるです。
年齢的になら、モっと、しんどい、疲れ易いかと、思うですが。世間見渡しの、可成りの、マシ。

申せば、薬服用のため、金出して、その事、抑えるが出来ても、必ずや、別途の、副作用があると。
薬効か、副作用か、どちらが、深刻かは、わからんです。

>手軽さや簡便さも重視され、健康食品やサプリメントなど、健康増進・病気予防に関連するビジネスが活況だ。しかし、「かえって体に害を与えかねない危険なビジネスも紛れている」と専門家らが指摘する。過剰医療のひとつとして問題視されているのが、薬の多剤併用だろう。昨今、弊害が次々と指摘され、危険性が明るみに出ているが、それでもなお薬の“のみすぎ”は改善されず、高齢になればなるほど服薬量が増えるケースは決して珍しいことではない。


>高血圧改善のための降圧剤が深刻な事態招くことも
>精神科医の和田秀樹さんが、薬の多剤併用のきっかけとして健康診断を指摘する。

>「健診で異常が見つかると、通常であればまずは生活習慣や食生活の改善が行われるべきですが、すぐに薬を処方する医師もいる。

>場合によっては、ある薬を出して、その薬の副作用を抑えるための薬を出して……と医師自ら多剤併用に向かわせているようなパターンすらあります」(和田さん)

>高血圧改善のため降圧剤をのんだことで、より深刻な事態を招くこともある。そう語るのは、新潟大学名誉教授の岡田正彦さん。

>「年をとると血管は硬くなるので、脳まで血液を巡らせるためにはある程度高い血圧が必要です。そこで降圧剤をのんで無理矢理、血圧を下げるとどうなるか。

>脳に必要な血液が届かなくなってしまい、めまいや立ちくらみで転んで骨折したり、脳梗塞や認知症のリスクを発症するリスクも高まります」(岡田さん)

>薬は原則として院外処方のため、薬を多く出すことで医師にとってビジネスにはならないが、製薬業界にとって利があることはいうまでもない。

>「たとえば新薬については、まだ明らかになっていない副作用を持つ可能性もある。それらを考慮せず、製薬会社のセールスにのって安易に出してしまう医師もいます。“新薬ほど効果がある”という思い込みは捨てて、必ず医師に処方理由を聞きましょう」(岡田さん)

<表>
高齢患者の約4割が薬を5種類以上のむ多剤併用
<出典/厚生労働省「平成29年社会医療診療行為別統計」>



>新たな健康ビジネスの台頭でリスクも
>人々の健康への関心の高さを背景に、今後も新たな健康ビジネスが台頭する可能性は充分にある。長浜バイオ大学教授の永田宏さんは注意喚起する。

>「たとえば遺伝子解析がそうです。病気のリスクや太りやすさなどを遺伝子レベルで解明するゲノム解析に、多くの会社が力を入れ始めています。ここで“あなたは太りやすい”と診断されたとき、無理にダイエットをしないという判断になればいいのですが、“太りやすいあなたはこのサプリメントを”といったビジネスが急速に広まる可能性があります」(永田さん)

>健康や長生きのためなら何でもしたい──まずはその考えから解放されることが、健康ビジネスにからめとられない、いちばんの対処法なのかもしれない。

>※女性セブン2024年8月8・15日号

<参考=「薬の多剤併用が招く健康リスク 医師自ら多剤併用に向かわせているようなパターンも」(女性セブンプラス)>
(24/08/04)


【シバケン】 2024/09/17 (Tue) 21:24

副題=<90代女性、高血圧の薬を3種類やめて元気に>脱薬の成功実例と注意ポイント。

当方の場合、
所謂の、毎日、服用の薬は、ゼロ。

風邪引いたりで、町医者で、処方して戴いたの、風邪薬の服用が一番に多く。
申せば、一寸でも、風邪気味と、判断したなら、残薬をば、服用してるです。さすれば、一発、回復。

>ポリファーマシー(多剤併用)が社会問題になって久しい。年々のむ薬が増えていく人は少なくなく、75才以上では4割超の人が5種類以上の薬の処方を受けており、7種類以上という人も25%いる。薬は多くの人の命を救ってくれる一方で、“毒”として体を蝕むことも――。脱薬に成功した実例をもとに、薬の上手な減らし方を専門医が解説す。


>教えてくれた人
大橋博樹さん/多摩ファミリークリニック院長
松田史彦さん/松田医院和漢堂院長
森田洋之さん/医師。南日本ヘルスリサーチラボ代表
坂東正章さん/坂東ハートクリニック院長


>ダブっていた薬を減らした80代女性
>同じ効能の薬が複数処方されていないか確認することも脱薬への大きな一歩となる。多摩ファミリークリニック院長の大橋博樹さんが解説する。

>「例えば内科で胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬が出ているのに、整形外科でも痛み止めと一緒に粘膜保護剤として胃薬が出ていることなどはよくあります」

>松田さんは特にプロトンポンプ阻害薬の長期服用の弊害に警鐘を鳴らす。実際に日本初の「薬やめる科」を設ける松田医院和漢堂院長の松田史彦さんが診た80代女性のケースはこうだ。

>「女性は終日ぐったりしており、記憶もあいまいで認知症だと思われていました。しかし私は薬に原因があると思い、コレステロールや血圧など8種類の薬を少しずつ半分以下に減らし、最後にプロトンポンプ阻害薬をやめました。

>すると来院するたびに顔色がよく、頭もはっきりするようになり、最後には家事ができるまでに回復したのです。数ある薬の中でもプロトンポンプ阻害薬に大きな原因があったとみています。この薬は認知症のような状態を引き起こしやすいのです」


>“不治の病”ともいわれる認知症が、薬の副作用で起きているとは驚かされる。

>気管支喘息の薬を減らした98才女性
>プロトンポンプ阻害薬に加えて大橋さんが脱薬をすすめるのは気管支喘息の薬だ。

>「気管支喘息の薬は複数の成分が入った合剤(ごうざい)が多い。副作用のおそれもあるため、症状が安定しているなら脱薬を検討すべきです」

>南日本ヘルスリサーチラボ代表で医師の森田洋之さんが実際にあった98才の女性の事例を明かす。

>「普段は元気なのですが、月に1度ほど喘息のような症状が出るため、喘息の薬を予防的に1日2錠のんでいた。ただその症状というのは呼吸音がヒューヒューと鳴るくらい。本人はまったく平気な様子で生活も変わらず3日で治まる。

>周囲は心配しますが、まったく苦しくないのに動悸や脈が速くなるなどの副作用がある薬をのむ意義はないと考え、減薬しました。その結果、100才を超えていまなお喘息の症状に悩まされることなく元気に暮らしています」


>高血圧の薬が3種類も処方されていた90代女性
>高血圧の人が処方される降圧剤も多くの人が複数服用しているが、こちらも脱薬の対象になる。

>「他院からの紹介で “老衰でご飯も食べられず、家族は自宅での看取りを希望している”という、90代の女性を担当しました。非常に血圧が低く、調べると降圧剤が3つも処方されていた。

>週に1つずつ様子を見ながら減らしていったところ薬の量に反比例するようにして意識がはっきりし、みるみる元気になっていった。いまでもその女性はもりもりご飯を食べて元気に過ごしています。血圧を下げすぎて体の活動が鈍くなってしまっていた例です」(森田さん)

>そもそも血圧の測り方に問題があると指摘するのは、坂東ハートクリニック院長の坂東正章さんだ。

>「測定方法が間違っているせいで、必要ない量の薬を処方されている患者がけっこう多い。病院で測定すると環境の変化や緊張から血圧値が高く出るうえ、多くの病院で使われている挿入式血圧計は、通常の上腕式血圧計と比べると高い値が出る。また、血圧は寒い季節に上がりやすいため、夏は降圧剤の量を調整しないと下がりすぎてしまいます」


>向精神薬ほか9種類をやめられた67才女性
>持病の治療薬だと明らかにわかっているものならばのむ理由がある。しかし、そうでない薬を服用し続ける人も少なくないと大橋さんは話す。

>「患者さんに薬を見あらせてもらい“何の薬ですか”と聞いて説明できないものは、やめても問題ないことが多い。手指など末梢のしびれに対して処方されるビタミンB12系統の『メコバラミン』を本人が何の薬かわからないまま漫然とのんでいたケースもありましたが、やめても何の問題もありませんでした」

>“やめどき”を見計らうことで脱薬が叶うケースもある。

>「花粉症の薬がその好例です。シーズンが終わった後も症状が出るのを嫌ってのみ続ける人がいますが、副作用が気がかりです。実際、漫然とした鼻炎薬の服用をきっぱりやめたことで眠気がおさまるなど、以前から気にしていた症状がなくなった人もいます」(大橋さん)

>減らしにくいとされる精神科の薬もやり方によっては脱薬することが可能だ。森田さんが話す。

>「精神病院に入院していた患者さんで向精神薬を5種類、血圧やけいれんの薬なども含めて全部で9種類の薬をのんでいた67才の女性がいました。

>薬の副作用でけいれんを起こし続け起き上がれないうえ、ほとんどしゃべれず、意識も朦朧としていた。見かねたご家族から相談を受け、薬を1つずつ、1週間おきに減らしました。

>向精神薬は急にやめると悪性症候群が出やすいので、経過観察しながら行わないと危険ですが、結果的に9種類の薬を全部やめることができました。いまではまったく普通に食事をして、歩いている。先日は一緒にうなぎを食べに行きましたよ」


>減薬・脱薬の注意ポイント「自己判断は禁物」

>成功者たちの体験を読み、脱薬したいと思った人も多いはず。ただし、自己判断は禁物。新潟県の西本由美子さん(55才・仮名)は脱薬に至るまで、大きなつまずきがあったという。

>「50才を過ぎ、閉経と同時に手首のリウマチになりました。仕事に支障が出るためすぐに専門医を受診し、ステロイド剤をのむことに。痛みがなくなったので10日ほどでのむのをやめたところ翌々日から痛みがぶり返し、服用前より悪化してしまったのです。しかもひどい痛みでストレスがかかってうつ状態になり、倦怠感や動悸も感じるようになりました。

>急いで病院に駆け込んだら、医師に“なんで勝手にやめたんだ”と怒られました。それからは、医師の指導をしっかり受け、半年ほどでステロイド剤をやめることができました」


>減薬・脱薬は医師の指導のもと取り組むことが何よりの近道だ。

>「脱薬に寄り添ってくれる医師を選ぶひとつの基準は患者の声を聞いてくれること。薬を減らしたいと相談したのに、門前払いする医師では減薬は難しい。減らせない場合も理由はしっかりあるので、それをきちんと説明する医師は信用できます。私も減薬希望の患者さんにはその旨をカルテに書いておき、治療していく過程の中でここぞというタイミングで提案しています」(大橋さん)

>松田さんが続ける。

>「担当医に言いづらい場合、看護師や薬剤師に言ってみるのも手。相性もあるので、とりあえず自分が言いやすい人に薬を減らしたいことを伝えてください。意思表示こそが脱薬への道の始まりです」

>なにげなく口に運ぶその1錠、やめればのむ前よりも健康になれるかもしれない。


>薬の上手な減らし8つのポイント【まとめ】

◆勝手に薬をやめたことで悪影響を及ぼすこともあるので、やめたいときは医師にかならず相談する

◆患者の話を聞いてくれる医師を見つける。その薬がなぜ減らせないのか理由をきちんと説明する医師ならなおよし

◆体調や数値を見ながら1種類ずつ減らす

◆減薬につなげるための生活・食事改善も積極的に行う

◆医師に減薬の相談をしづらい場合、薬剤師に言う形でもよい

◆減薬後、違和感や苦しさを感じたときは元の服薬量に戻す

◆薬の出しすぎ予防のために、おくすり手帳を持ち歩く

>※女性セブン2024年1月1日号

<参考=「「90代女性、高血圧の薬を3種類やめて元気に」脱薬の成功実例と8つの注意ポイントを医師が解説」(介護ポストセブン)>
(23/12/18)


NO.3538 末期「直腸ガン」と共存して1年<起稿 パソコン大魔神>(24/09/19)


【パソコン大魔神】 2024/09/19 (Thu) 15:02

 皆様、お久しぶりです。

 昨年の9月17日に大量下血して京都第二日赤病院の緊急搬送され、ステージ4の末期「直腸ガン」を宣告されて1年が経ちました。現在は症状も落ち着き、普通の生活を送っております。

 入院当初は「末期ガン」との診断でしたので、手術をしても余命1年~3年とのことでしたが、過去に投稿させて頂いた通り、自転車トレーニング等の免疫力アップ作戦が的中して、手術も放射線治療も抗ガン剤投与などの定番のガン治療は一切行わずに1年生き延びました。

 現在の状態は血液検査で若干「貧血」の症状が残るものの通常の生活には何ら支障は有りません。腫瘍マーカー「CEA」の値も入院当初の値と大きな変化は無く、医師の診断では「ガン細胞は無くなっていないが、進行もしていない」との事でした。「貧血」は患部(直腸)から若干出血している程度なので、輸血する事も無く「クエン酸第一鉄Na」を1日1錠の服用で徐々に改善しております。

 この1年の間に判明した事をお話しますと、やはり現在のガン医療はデタラメでした。例え「末期ガン」でも外科手術や抗ガン剤治療の前に「自己免疫力」アップさせる策をとれば共存出来る程度に回復が可能だという事です。現在の「ガン医療」は「自己免疫力」の効果を完璧に無視しております。その結果、日本人の死因の第一位が「ガン」となってしまいました。これは明らかに厚生労働省の医療政策の失態です。一方で「医療費削減」を叫びながら、一方で「医師や医療機関の温存」をさせるというダブル・スタンダードが根底に有ります。

 私がこの1年間実行した「自己免疫力」向上策は、自転車に乗って大腿骨と大腿4頭筋に適度な刺激を与える事だけでした。退院した当初は1時間程度の自転車漕ぎをしていましたが、15分程度でも充分なようです。それに加えて「階段は足で降りる」ことで充分です。現在はマンションの3階に居住しておりますので、外出する時は非常階段を歩いて降り、上がる時だけエレベータを使用するように習慣付けております。その程度の軽い運動で「ガン」の進行を抑える事が出来ました。

 それと、PET-CT検査はデタラメですので、「ガン」の疑いを指摘された方は参考にして下さい。PETーCTは放射性フッ素(18F)を造影剤としてCTと併用した画像診断方法で、細胞の糖の代謝の状態を画像化する診断方法ですが、これを「ガン細胞」に診断に使用するという乱暴な方法です。私の場合はこの高額なPETーCT検査で「リンパ節」と「肺」に転移していると診断され、「ステージ4」の診断を頂きました。しかし、実際は「リンパ節」にも「肺」にも転移していませんでした。このデタラメ「PETーCT」に検査をしなければ「ステージ2」か「ステージ3」の診断だったと考えられます。

 極端な話かも判りませんが、人間70歳を過ぎると「ガン」は風邪みたいなもので、深刻に考える必要は有りません。原因は「運動不足」ですので、家でゴロゴロしていないで、外に出るよう心掛ければ「ガン」と共存して生きて行けます。後は、高齢ドライバーの車に突っ込まれないよう注意する事です。それと蛋白質が不足すると「自己免疫力」が低下するので、痩せている方は肉を食べましょう。それと、「禁煙」は認知症とパーキンソン病の原因になるので、喫煙者の無理な禁煙は自殺行為です。

 てなワケで、元気に生きております。


【シバケン】 2024/09/19 (Thu) 17:04

パソコン大魔神、

まずは、1年経過で、特段の何もなく、無事で、よかったです。


で、以下、簡単に。

「「禁煙」は認知症とパーキンソン病の原因になるので、喫煙者の無理な禁煙は自殺行為です。」

これは、2021年9月26日より、禁煙で、挑戦中です。


「高齢ドライバーの車に突っ込まれないよう注意する事です。」

ここ5年の新車<サポカー機能付き>なら、突っ込まんです。


「原因は「運動不足」ですので、家でゴロゴロしていないで、外に出るよう心掛ければ「ガン」と共存して生きて行けます。」

これは、「ガン」云々も、あるですが、高齢でも、外に出られるは、結構なるです。
徘徊は困るですが。


【パソコン大魔神】 2024/10/16 (Wed) 14:07

 腫瘍マーカー「CEA」による評価

 私の場合は定番のガン治療(外科手術・放射線治療・抗ガン剤治療)を一切行わずにステージ4(進行ガン)からの脱却を試みたのですが、現在のデタラメなガン医療ではそんな無茶な事をする奴が居なかったので、データが有りません。そこで、血液検査で簡単に測定可能な「腫瘍マーカー:CEA」の数値を追う事にしました。

 腫瘍マーカー:CEAは胎児の消化器組織にあるたんぱく質の一種で、成人の場合、消化器がん(大腸・直腸・胃)・肺がん・乳がん・膵臓がん・子宮がんに特異性が出る腫瘍マーカーです。一般的にCEAが高い、といわれる基準値は、5.0ng/mlとされています。ただし慢性肝炎、糖尿病や高齢者の方に高い値が出やすく、また喫煙量に比例して上昇しますので、長期喫煙者の方は受診の際には注意が必要です。私の場合は長期喫煙者なので数値はやや高めに出る事が予想されます。

 通常の血液検査では、このCEAの測定は行いませんので、採決時に「CEA測定」のオプションを追加する必要が有ります。

採血日   CEA値(ng/mL)
----------------
2024.08.06  18.1
2024.09.04  17.7
2024.10.01  16.8  測定結果は徐々に低下しています。

 この「腫瘍マーカー:CEA」の値というのは医学的には良く判っていないんです。胎児の消化器組織に存在する蛋白質で胎児が急速に腸の組織を成長させるために細胞分裂を加速しているのですが、それがガン細胞の増殖と相関関係が有るのか無いのか、実は良く判っていません。ただ、経験的(臨床)に相関関係が有るという事で「悪性腫瘍」の目安として使用されています。

CEA値(ng/mL) 頻度の高い病態
================
0.1~5.0   正常値
----------------
5.0~10.0   軽度上昇 高齢者、喫煙、良性疾患 (悪性腫瘍も否定できない)
----------------
10.0~20.0  中等度上昇 悪性腫瘍を疑う (良性疾患はまれ)
----------------
20.0以上   高度上昇 悪性腫瘍を強く疑う(リンパ節、他臓器への転移を疑う)

 とにかく、何もしないで「ガンが治った!」という臨床例が少ないので、ガンの状態を評価する方法が有りません。この「腫瘍マーカー:CEA」の継続観察が目安になるかどうかは判りませんが、症状が確実に改善しているので、参考になれば幸いです。


NO.3539 <「高齢者」75歳から<?>>ではなくて、制度上、65歳から、「前期」の、「高齢者」<起稿 シバケン>(24/09/20)


【シバケン】 2024/09/20 (Fri) 17:19

当記事の、表現おかしいですが。主旨は理解するです。

そもそもが、65歳から、「前期高齢者」であり、「高齢者」と、表現ざれるです。
75歳は、「後期高齢者」であり、いよいよの、後がない故、グンと、老ける<?>

での、
この75歳なる年齢、極めての微妙。
そもそもが、70歳<大台>過ぎた辺りより、当方的にも、老けて来たの感してるです。

これが、80台になれば、尚更かと。

>高齢者の若返りが著しい。日本老年学会が高齢者を「75歳以上」と提言して7年。医学界でもこの定義を採用するなど、理解が広がりつつある。同学会は6月、高齢者の健康状態や身体機能がどれほど良くなっているか、現状について報告書にまとめた。元気な高齢者が増えた要因とは-。21日まで老人週間。 (大森雅弥)

>同学会によると、さまざまな統計データの解析により、高齢者の健康状態と身体機能は改善が続いていることが明らかになった。

>まず健康面。要介護の原因疾患を対象に、1996年から2020年までの受療率(10万人当たりの推計患者数)の推移をみると、糖尿病、骨折、肺炎、認知症を除く半数以上の疾患で低下の傾向が続いた。

<図1>
年代別脳血管疾患の受療率[10万人当たりの推計患者数]



>脳出血、脳梗塞などの脳血管疾患では、男女の全ての年齢階層で3分の1~5分の1に減った=グラフ(上)。がん、高血圧、虚血性心疾患、骨粗しょう症、関節障害でも同じ傾向がみられた。

>一方、糖尿病では女性は全年齢階層で低下したが、男性で下がったのは74歳以下だけ。骨折は年齢が高い層で低下がみられなくなり、肺炎は05年まで増加した後、減少へ。認知症は男性では一貫した傾向がみられなかった。

>身体機能の向上も著しい。高齢者の運動能力と筋力を反映する重要な指標の一つ、通常の歩行速度。07年と17年の比較で男女、全年齢階層で速度がアップした=同(下)。買い物や料理、洗濯、掃除、服薬管理などの日常生活動作「手段的ADL」や握力も全体的に向上。逆に、身体的フレイル(虚弱)では減少を示した。

<図2>
年代別歩行速度



>同学会理事長の荒井秀典さん(65)=写真=によると、健康で元気な高齢者が増えた最大の要因は栄養の改善。高齢者の健康意識の高まりと医療の発達も関係しているという。

>この“若返り”は今後も続くのか。荒井さんは懸念材料として、中年以降の肥満▽若い女性の低体重▽子どもの活動量の減少-の三つを指摘する。「医療は進歩し続けると思うが、50年後、今の若者がどうなるか、気がかりだ」

>調査結果は、同学会ホームページの「高齢者および高齢社会に関する検討ワーキンググループ報告書2024」で閲覧できる。

>◆「エージフリーな社会を」
>高齢者の定義は国際的にも65歳以上が一般的で、世界保健機関(WHO)も同じ考えだ。そんな中、日本老年学会は2017年、「高齢者=75歳以上、65~74歳=准高齢者、90歳以上=超高齢者」とする定義を提言し、注目を集めた。

>高齢者の定義では、「平均余命の15歳前から」とする考え方があり、国連も議論の対象に。この考えに基づけば、21年時点の日本の高齢者は73.8歳以上となり、同学会の定義とほぼ一致する。また、医学界でも日本循環器学会が一部のガイドラインで老年学会の定義を採用するなど、理解が広がりつつある。

>荒井さんは「漫画『サザエさん』の波平さんは54歳の設定。戦後80年で、高齢者は20、30歳若返っているのでは」と指摘。「『悠々自適の生を』という願いは尊重すべきだが、その人の希望や能力に応じて、今より長く参加したり活動したりできるエージフリーな社会を目指すべきだ」と話す。

<参考=「「高齢者」75歳から? 健康状態 身体機能 年々若く 栄養改善、意識の高まりで」(東京新聞)>
(24/09/17)


NO.3540 <たった1分で疲労や肩こりに効果的>「ツボ押しセルフケア」(現代ビジネス)<起稿 シバケン>(24/09/22)


【シバケン】 2024/09/22 (Sun) 11:09

この手の本なり、記事なり、沢山あるです。
問題は、イザの時、使えるか<?>

当「みんながパソコン大王」でも、時折、触れてるです。

>鍼灸や漢方と聞くと、どことなく「うさんくさい」と感じる人もいるかもしれない。しかしいま西洋医学の研究において、東洋医学があらためて見直されつつある。最新科学で判明した、科学的に効く「ツボ押しセルフケア」の方法を紹介しよう。なんとツボを刺激するだけで、疲労や肩こり、不眠、胃腸の不調などさまざまな症状に効果があるのだ。


>押すだけでストレス緩和に
>「ツボを指圧するのも、刺激を与えているという意味では鍼灸と同じです。それゆえ自分の指でツボを押すだけで、疲れや不眠、肩こりなど日常的な体の悩みを改善できるのです」

>鍼灸のスペシャリストでもある明治国際医療大学教授の伊藤和憲氏は、このように語る。

>体中にあるツボを刺激できるのは、何も鍼やお灸に限らない。指1本あれば今日から始められる、「ツボ押しセルフケア」のやり方を紹介していこう。

>伊藤氏が「万能のツボ」と太鼓判を押すのが、合谷だ。手の親指と人差し指の骨が交わる点から、人差し指側に少し進んだ位置にある。

<絵1>
【合谷】=うつ・不眠・イライラ



>「自律神経の不調改善によく使われるツボで、ストレスを緩和する効果があります。不眠やイライラの改善はもちろん、胃の疲れや目の痛みにも効く。迷ったらこのツボを押しておけば、まず間違いはないでしょう」(伊藤氏、以下「」内は同)


>伊藤氏によれば、押し方にもコツがあるという。

>「5秒かけてゆっくりと押すのを5~10回ほど、朝晩に1セットずつ繰り返すと効果的です。

>また肝心なのが、ツボを押す力加減。東洋医学では押している指の爪の色を目安にしていて、少し白っぽくなるくらいがちょうどいい強さだと言われています。タオルを固めに結んで、その結び目をツボに当ててゴリゴリと刺激するのもおすすめです」


>芭蕉も使った「ツボの王様」
>万能と呼ばれる合谷に対して、「ツボの王様」と言っても過言ではないのが、膝の横にある足三里だ。江戸時代の俳人・松尾芭蕉も、長旅の間はこのツボを刺激して体をケアしていたという。

>「膝の痛みや足のしびれにも効くとされますが、とくに胃腸の不調を改善したい場合によく使われるツボです。さらに最近の研究では、刺激すると免疫機能が高まるとわかってきました」


>疲れがなかなか取れなくて悩んでいる人は、足の裏にある湧泉を押すといい。

<絵2>
【湧泉】=疲れ・ダルさ



>「名前の通り、押すと活力が泉のように湧いてくるツボで、疲労回復はもちろん、下半身の血行を改善して冷え症やむくみ、頻尿にも効果が期待できる。イスに座ってゴルフボールを足裏で転がせば、テレビを見ながらでも簡単に刺激できます」

>多くの人を悩ませている頭痛や腰痛も、実はツボを押すことで緩和できる。伊藤氏がすすめるのは太陽と腰腿点だ。

<絵3>
【太陽】=頭痛



<絵4>
【足三里】=胃腸の不調



>「太陽は頭痛の治療によく使われるツボですが、その原因となる肩こり、さらには目の疲れにも効果があります。また手の人差し指と中指、薬指と小指の骨がそれぞれ交わる点にある2つの腰腿点は、腰痛への効き目が抜群です」

>たとえ体調に不安がなくとも、「日常的にツボを押しておくことが健康につながる」と伊藤氏は指摘する。

>「体調に問題がなければ、ツボを押しても痛くありません。逆に押して痛いときは体のどこかが不調である可能性が高いため、『今日は早めに寝よう』といったように悪化を未然に防げる。普段から押しておくことで、ツボは体調のバロメーターとしても使えるのです」


>調子が悪いときはもちろん、普段からツボに気を配るのが健康への第一歩なのだ。

>さらに関連記事『「どこの病院でも痛みが取れない…」そんな人におススメな「東洋医学の名医」30人を実名紹介!』では、全国各地に存在する「本当に信頼できる東洋医学の名医・鍼灸師」を実名で紹介しよう。

>「週刊現代」2024年6月1日号より

<本5>
東洋医学はなぜ効くのか
山本高穂 大野智



<参考=「たった1分で疲労や肩こりに効果的! 指1本でできる「ツボ押しセルフケア」のすさまじい力」(現代ビジネス)>
(24/07/01)


NO.3541 <京都大学>学生寮の祭りで「総長室突入」企画/本部棟に侵入した学生5人を停学処分<起稿 シバケン>(24/09/27)


【シバケン】 2024/09/27 (Fri) 22:42

停学も、1から2箇月ですて。

の、以前の、今だ、半世紀昔の、学生運動みたいな事、してるんやと。
京都大学では。
学生寮を拠点に、色々あるです。内部事情は知らんですが。

>京都大は26日、2022年12月に職員らの制止を振り切って本部棟(京都市左京区)に侵入したとして、学生5人を停学(1~2カ月)の懲戒処分にすると発表した。一連の行為は、学生寮「熊野寮」(同)の祭りで「総長室突入」と称する企画として行われたという。

>処分は27日付。京大によると、5人はそれぞれ文学部3年と4年、経済学部4年、医学部4年、総合人間学部4年。熊野寮の祭りの企画として総長室のある本部棟に入ろうとし、入り口に多数の学生を集めて扉をつかんだり、拡声器で扉を開けるよう求め職員を威圧したりするなど、主導的な役割を担ったという。けが人はなかった。

>京大は事前に熊野寮側に危険な行為を行わないよう通告していた。5人は京大の聞き取り調査に応じなかったという。

>京大は20年11月にも、熊野寮の祭りの企画でキャンパス内の百周年時計台記念館に登るなどしたとして学生3人を停学処分にしている。

<参考=「京都大学学生寮の祭りで「総長室突入」企画 本部棟に侵入した学生5人を停学処分」(京都新聞)>
(24/09/26)>


NO.3542 <認知症>缶ビール1日1本でも海馬が萎縮/6つのNG習慣(DIAMOND)<起稿 シバケン>(24/09/29)


【シバケン】 2024/09/29 (Sun) 23:09

ビールの場合、1日1缶でも、海馬が萎縮。なら、どの程度が適量か<?>
当然の、個々人で、違うと思うですが。2日に1缶とか、に、成るのかと。

尚、日本酒の場合、適度な酒量なら、良好と、されてるですが、違う<?>

で、当方の場合、その辺り、全くの問題なく、精々が、年に、何缶<?>の程度。

まあ、正月、元旦には、お屠蘇。お猪口に、1杯。
他には、夏場の暑い日、偶には、缶ビールを、嫁はんと、半分ずつ。
その他なら、学友との、同窓会で、ビールを飲むですが。
の、程度。

オッとの、そ言えば、当家、血縁親族では、呆け<認知症>、知らんです。
当然の、飲めるのは、居てたですが。毎日、毎日と、までは、聞いてはないです。

<本>
『脳は何歳からでもよみがえる』(アチーブメント出版)中冨浩文(著)



>過度な飲酒が認知症リスクを高めることは知られている。だが、一昔前までは「酒は百薬の長」とまで言われていたため、少量の飲酒なら影響はないだろうと考える人は、今でも多いのではないだろうか。飲酒が脳に及ぼす影響と最新研究で判明した「カロリー制限」の意外な効果とは。本稿は、中冨浩文『脳は何歳からでもよみがえる』(アチーブメント出版)の一部を抜粋・編集したものです。


>認知症リスクを高める

>NG生活習慣
>近年では、脳内だけでなく、人体はひとつの大きなネットワークであると考えられるようになってきています。

>医学の進歩により、エクソソーム(exosome)という微小な物質が体内を還流していて、細胞同士のさまざまなやりとりを仲介していることがわかってきました。人体内部でも臓器や細胞同士でメッセージを発しており、そのネットワークが乱れると病気になりやすいということが知られています。つまり、脳の病気を予防するためには脳への影響を身体全体で考えていかなければならないのです。

>アルツハイマー型認知症の有害因子となる代表的な生活習慣は高血糖、喫煙、飲酒、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足です。脳血管性認知症のリスクでもあるので避けたいところです。


>高血糖
>空腹時血糖126mg/dL以上だと糖尿病と診断されますが、100mg/dL以下には抑えたいです。

>喫煙
>50~60歳時点での喫煙量と20年後の認知症発症には相関がみられました。喫煙者の脳は5~10年、脳の萎縮を早めると言われています。

>飲酒
>酒は百薬の長と言われ、適度な飲酒はアルツハイマー型認知症の予防効果があるとされてきました。それを証明したとする研究も多かったのですが、2016年に英国の30年におよぶ観察で、長期間の飲酒は海馬の萎縮に関連するという結果が報告されました。

>大量飲酒はもとより、1週間にワイン1本、缶ビール6本程度の、いわゆる適度な飲酒でも、飲む人は飲まない人に比べて3倍程度の海馬の萎縮が見られました。さらに適度な飲酒がアルツハイマー型認知症を予防するという証拠も得られませんでした。

>中国の大規模な疫学調査で、飲酒量の多い地区と少ない地区で血液中のゲノムの状態を比較したところ、飲酒量ではなく、飲酒そのものが脳卒中の発生リスクになっていることがわかりました。

>ひと昔前までは適度なアルコールは身体にいいと言われていましたが、断酒しなければ健康効果はないのです。


>食生活の乱れ
>ポリフェノール、不飽和脂肪酸、カロリー制限が認知機能維持に有効であることはよく知られています。これらは酸化障害の軽減や、抗炎症作用を介して血管の健康維持に役立っているのです。

>つまり、アジやサバといった青魚は動脈硬化の発症リスクも下げるので認知症予防に効果的です。毎日食べなさいというよりは、お肉が好きな人は、半分は青魚に変える。1日置きにしてみるといいです。


>脳を若く保つためには
>高齢者でも運動すべき

>睡眠不足
>米国では、睡眠不足だと脳の新陳代謝が落ち、疲労物質が蓄積されるために認知症発生リスクも高いという調査結果があります。睡眠時間は7時間必要だと言われています。

>恥ずかしながら、わたしはこの年齢になってもまだまだ守れていません。深夜までオペをして2~3時間寝たあとに、朝5時半に起きてまた夜まで働くという日もしばしばあります。10年間くらいはそれが3日間続くことが3カ月に一度はあったので、やはり週末はダウンしていました。まったく脳によくない人生を歩んできたと反省をしています。

>なかなか眠れないという方は、15~30分程度昼寝をしたり、眠る30分前にお風呂に入ると、一度上がった体温が下がって入眠しやすくなります。


>運動不足
>1990年代から、継続的な運動習慣が認知症の予防に有効であることが示されてきました。しかし最近、運動の認知機能改善効果が明らかでなかったという大規模な研究結果も発表されました。

>ただし、この研究内でも高齢者に対しては有意な改善効果が報告されていて、脳を若く保つために高齢者であっても運動すべきだという結論が導かれています。

>認知症が一気に進行する典型的な例でよくあるのは、足を骨折してから歩かなくなったというケースです。1日30分程度歩くのでもかまいません。大脳血流を上げるいちばん簡単な方法です。

>過剰な運動はフリーラジカルを増やすので適度な運動で十分です。外に出るのが億劫な人は、後述する運動も試してみてください。また、脳の血流を物理的に上げるためには逆立ちも顕著に効果があります。できる人は毎日1分でもしてみるといいかもしれません。無理なく毎日の生活に習慣として取り入れることを目標としましょう。


>検査
>ここまで脳に悪い生活習慣について述べてきました。今現在、脳がどのような状態かを知るために、脳ドックの受診をお勧めします。

>脳が萎縮する前には血流が落ちることがわかっていますし、アルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドたんぱく質を見つけるPET検査も進歩しています。とくに65歳以上でまだ脳ドックを受けたことのない人は、必ず一度は検査をしていただきたいです。

>血管が詰まったり、破れたりすることで脳卒中により神経細胞が破壊されて、脳機能が失われて認知症症状が出る場合は急激に進行します。

>一方で脳のゴミと呼ばれるアミロイドたんぱく質が溜まることで、認知症が10~15年かけて穏やかに進行することがわかっています。どちらも注意したい疾患です。

>人間の身体の老廃物はリンパ液によって排出されます。しかし、脳にはリンパ管が存在しないため、脳血管周囲の髄液で満たされた空間を「グリンファティックシステム」と呼ぶようになりました。

>最近になり、この空間が脳脊髄液を導く管であり、脳のリンパ管とも言える役割を果たしていて、とくに睡眠中にアストロサイトの体積が縮小してこの空間が広がり、脳脊髄液が脳組織を通過しやすくなることがわかってきました。よい睡眠中にこそ脳の間質に存在する老廃物が効率的に除去されるため、睡眠不足は脳機能低下の原因となると言われています。


>脳の最新研究でわかった
>「カロリー制限」の効果
>2021年の「サイエンス誌」に、東京大学医科学研究所の中西真教授らの研究グループが、老齢のマウスにGLS-1という酵素の働きを阻害する薬剤を投与したところ、老化細胞の多くが除去され、老年病や老化が改善したと発表されました。

>老化は、ゲノムの守護神とも言われるP53という遺伝子が特定の時期に活性化することで細胞が増殖サイクルから外れることから始まるということがわかっています。そこでこの研究ではP53遺伝子を活性化させ、純化した老化細胞を人工的につくり出しました。

>この人工老化細胞に影響を与える遺伝子をスクリーニングすると、GLS-1という酵素が老化細胞において特異的に高く発現していることがわかりました。

>そこで中西教授らは60歳の老いたマウスにGLS-1の阻害薬を投与してみたところ、老化細胞が選択的に死ぬだけでなく、筋力が30歳レベルまで回復したことが観察されました。

>さらに老化に伴う腎機能低下と加齢による線維化した肺機能が回復し、動脈硬化も大きく改善するという結果が得られたそうです。老化そのものが病気であり、治療できるとする学説も生まれています。

>また、最新のアンチエイジング研究では、サーチュインという物質が注目されています。サーチュインは体内を駆けずり回って、どの遺伝子にスイッチを入れ、どの遺伝子をオフのままにしておくのかを調節しています。それによってDNAの修復や細胞をストレスから守ったり、老化の原因である酸化を防ぎます。サーチュインは細菌から哺乳類までがもつサーチュイン遺伝子からつくられているタンパク質です。

>もしサーチュインがうまく働かず、活性化すべき遺伝子を元気づけられなかったり、黙らせるべきではない遺伝子が沈黙してしまっていると、細胞はアイデンティティを失って正しく機能しなくなり、老化が始まります。

>マサチューセッツ工科大学のレオナルド・P・グアレンテ教授とワシントン大学の今井眞一郎教授によって、サーチュイン遺伝子の活性化が長寿につながることが2000年に発表されました。

>さらにハーバード大学医学部のデビッド・A・シンクレア教授によってカロリー制限によってもサーチュインを活性化させると述べています。

>2009年のウィスコンシン大学の報告では、食事のカロリーを30パーセント制限したアカゲザルは、制限なく食事を与えたサルに比べて、糖尿病、心血管疾患、がんといった加齢に伴う病気での死亡および、脳萎縮が減少することが示されました。

>サーチュインの燃料となるNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)、さらにその原料となるNMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)はアンチエイジング効果のあるサプリメントとして市販されています。マウスに12カ月間NMNを投与した研究では、老化抑制効果がみられました。加えて心不全や糖尿病、アルツハイマー病抑制に対する有効性もその他の研究により、示唆されています。

<参考=「缶ビール1日1本でも海馬が萎縮!認知症のリスクを高める6つのNG習慣」(DIAMOND)>
(24/09/17)


【シバケン】 2024/09/30 (Mon) 00:19

副題=ダメな、6っつの生活習慣

高血糖

喫煙

飲酒

睡眠不足

運動不足

食生活の乱れ


当方的、心辺りあるは、高血糖、運動不足の2つ。
喫煙なら、2021年9月26日より、止めてるです。
飲酒は、元々が、下戸。