みんながパソコン大王
雑談<NO.94>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
雑談NO.95
1202 戦争に慣れる日来る 映画監督・想田和弘さん(毎日新聞) 磯津千由紀 15/07/01
1201 災害時の孤立化どう乗り切る(朝日新聞) 磯津千由紀 15/06/29
1200 ボーイング787-9:ANAとJAL 最新鋭機の客室で個性競う(毎日新聞) 磯津千由紀 15/06/28
1199 <続>ノグチさん打悪法師です・・・それとjuneさん シバケン 15/06/28
雑談NO.93

NO.1199 <続>ノグチさん打悪法師です・・・それとjuneさん<起稿 シバケン>(15/06/28)


【シバケン】 2015/06/28 (Sun) 02:53

<参考1=NO.1176 ノグチさん打悪法師です・・・それとjuneさん>の続編。


イヤ、
申し訳ありません。

打悪法師さんの意向に逆らうよで、申し訳ありませんの意です。

当方、Plamo方面名倉さんの、見解知りたいです。
諸般より、読専の方々も、同意ではと。
勝手、独断ではあるですが、<続>を起稿させて戴くにしたです。

での、
金魚の話、パソコン大魔神曰くは、短命也の意での。
コレ、ノート・パソコンを評しの、話ですが。

対しの、さに非ずの、寿命案外に長いと。
下記に、金魚の件、投稿、寄稿されてるです。

<参考2=NO.23 起動不能メインボード


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/28 (Sun) 03:14

 打悪法師様、こんばんは。


 「ウナギの寝床」という表現は、単に狭くて長いということを言っているのであり、鰻の生態には無関係なのでは。


【打悪法師】 2015/06/28 (Sun) 14:03

 本起稿は、起稿者は公式にシバケンさんです。題は紛らわしいですが、それは容認されます。
 ただ、私の主な関心事は飽くまで、私のCore2Duo機に何が起こったのかと、ソケットA機の活用法ですから、それが話題にならないと私は寄稿がし難いです。話題がどうなり行くか、様子見です。


 なるほど、ウナギの生態でなく、形態の話でしたか。そうすると、蒲焼しか見ない人の発想ではないかもですね。確かに飼育していると管状の物に好んではいります。
 しかし、それを寝床と呼ぶのだとしても、その長細さは自分の投稿文との共通の特徴に思われません。とにかく、良いか悪いかの話で悪いとなるのならば、止めねばなりません。それは全くの不本意です。


【Plamo-方面名倉 at Windows 8.1pro】 2015/06/28 (Sun) 14:22

>ソケットA機の活用法ですから

てもちマシンの構成をメーカー名型番で具体的に公開されないから反応がえられないのではと自分は思っていますがいかがでしょうか?


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/28 (Sun) 14:26

 打悪法師様、こんにちは。


<参考=「「鰻の寝床」の意味」(goo辞書)>


【打悪法師】 2015/06/28 (Sun) 18:36

 3時間悩みました。私は、機種固有情報は要りません。当たろうと思った事が、折角に光ファイバの固定料金になったのに、近年ないのです。
 電気釜でのおいしいご飯の炊き方を教われると良いなと希望して、使用中の電気釜の型番を尋ねられた時に、それでどんな素晴らしい貴重情報が引き出せるかと期待する反面、話が次元違いに行ってしまいそうな恐れも感じます。

 ネット上に、KT133A・KM133よりも、時代的にKT600・KM400の方が情報がありそうにも思いますが、希望通りでなくて現にあんまり期待しない様になった自分がいます。
 むしろ、未来情報としてAthlon X2 245eを記憶しました。実用的使用者の体験談は何より耳寄りです。ノグチさんのCore2Duo情報が、そうでした。


 鰻の寝床の国語的意味には、何か批判的な意味合いであるのでしょうか。うさぎ小屋みたいにでしょうか。
 ただ、3匹の子豚で、木造家屋は石造家屋に劣るとされたのに違和感を感じました。一寸法師はお椀の舟で磁器茶碗の舟でありませんでしたが、かちかち山のタヌキは斬新な一体成形の舟でした。それはタイタニックの様に沈みました。漢字についての解説に、未だアルファベットにまで進化していない東洋の文字と言うのも見ました。

 ウナギは自分の形状に合う寝床を好むのでしょう。それは人間には不適だという主張なのかも知れません。
 打悪法師に居心地が良いのが、他の人々には向かない事もありましょう。しかし、打悪法師が打悪法師的であってならないなら、打悪法師は困ります。これをあるいはウナギは認めてくれるかもですから、ウナギと語らいましょう。

 論点の次元違いは避けたいです。どういう不都合がある物か知らせて貰えれば対策もできます。
 理由が分からずに嫌われたなら、対処法は限られます。しかし、臍を曲げた訳でなく、今回には私の方に相当の理由があり、それを既に説明しました。理解いただけない事ではなかろうと思います。ここでの私の新提出できる話題は既に尽きています。


【Plamo-方面名倉 at Windows 8.1pro】 2015/06/28 (Sun) 20:27

>未来情報としてAthlon X2 245eを記憶しました。

<参考=「NO.490 Windows 8.x <話題>」寄稿Plamo-方面名倉 at Windows 8.1pro
2015/06/27 (Sat) 12:02

上記投稿なら忘れていただいた方が幸せになれると思っています。
比較サンプル数少ないので自信ありませんがたぶんハードよりOSの力です。
いまは同じパワーならもっと省電力のCPUが普通にあると思っています。


【打悪法師】 2015/06/28 (Sun) 22:17

Plamo-方面名倉 at Windows 8.1pro様

 からかいに、わざと頓珍漢を言っておられるのかも知れませんが、私がその「いまは」に届くのは5年後です。ノグチさんの5年前の情報に今に従っているのです。
 今、さらに2年程度見送ろうとしているので、Core2Duo機の適当な物を入手し損なう心配を本気でしているのです。DDR2世代は、Core2Duoと決めました。その次はAMDもありです。今の私には、Athlon X2 245eがあって、それしかありません。

 新発表や新発売時の情報は当てにしません。しばらく使い込んだ後の情報が貴重です。恐らくはパソコン大魔神質問コーナーを読まれた事がないのだと思われますが、欲しいのはああいう情報な訳です。
 ただ、質問コーナーは性格上、問題を起こした物を選んで触れています。私に望ましいのは反対に、使用者を喜ばせ得た物の話です。Athlon X2 245eは、記憶に止めます。有り難うございました。これは私には有用情報です。

 優れたキーボードを選んで愛用される磯津千由紀さんが認めたIBM製品のキーボードは疑えません。
 しかし、それは私が望めないので、明らかな優良情報であっても、私の有用情報にならないのです。

 でも、新たに持ち出し使用開始したキーボードは、キーの滑りが悪い様な劣化はありませんが、感触が合わずに疲れます。同様な廉価品ではあっても、15年以上前造られた古物が勝っています。やはり再生を図ろうと決意を新たにしました。
 こういうキーボードは無名で、Plamo-方面名倉さんも型番を尋ねません。しかし、現に大きな良し悪しがあり、その結果に20年も迎えます。それが単に馴染んだ愛着ではなくて、全く実用上の美点に因るのです。

 入手されたキーボードの比較的に大柄な物は、ゲートウエイ機付属の物と、単品で求められた物らしいのです。それらも、問題意識のある選択で選出された物なので、割り合いと好感されています。ただ、先の物と外寸の近い物も必要な都合です。
 必要を満たす前提要件については、私は努めて前もって細かに伝えようとして来ました。でも、通して読んでそれを踏まえてくれる私に奇特な人は得難い物です。貴徳と書きたいです。

 四半世紀余り前にガレージメーカの社長さんから貰った、試作に使われたシャーシがあります。20年余り前に、それにアンプを組み込みました。つい先日、今月になって気付きましたが、これのボリューム摘まみは、40余年前に発売されたアンプの物です。
 オリンパスOM1が発売された頃に造られて、写真機の新規開発がなくなった頃から使われなくなった後まで、ずっと私に役立っています。それはアルミニウムの塊に過ぎませんが、よくできています。これに対する思いを共有できる人には会えないでしょうねえ。これにも限りません。ウナギ、はははは。


【シバケン】 2015/06/29 (Mon) 00:38

>ウナギは自分の形状に合う寝床を好むのでしょう。それは人間には不適だという主張なのかも知れません。


本題より、
少々、話、逸れるですが。
やはり、当方見解、投稿した方がと。
イヤ、「鰻の寝床」の話です。

まずは、
本来の、意味なるは、磯津千由紀さん、ご紹介の、「Goo辞典」通りですが。

その上での話の、
京都の、町中<まちなか>では、「鰻の寝床」は、多いです。
多い故に、その表現、良く使われてるです。


多い理由として、伝承されてるの話では、です。
豊臣秀吉の時代、「地口銭<じぐちせん>」と、称するの、家の間口の長さで、課税したと、されてるですが。
その当時の課税対策と、云われてるです。
つまり、間口狭く、奥行き長く。


での、
一般的には、打悪法師さんの、解釈通りの、人間が棲むには不適の意。
かも、分かりませんですが。
京都では、受け取りよ、可成り違うです。

イヤ、
町中の宅様では、一見、「鰻の寝床」に見えるの、間口、狭い家、多々ですが。
コレ、一見での、構え見たら、一発、格式あるの、宅様、邸宅也と、分かるが多いです。

例えばの話、
一見さんお断りの、高級料亭、入り口、鰻の寝床の狭い、「門」。
だけの幅。
ここを、潜れば、入れば、事実、狭い路地みたいな、「前庭」、石畳の道、通路をば、玄関先まで、行きましての、その玄関一歩、ガラガラと、戸を開きの、入れば、ンの、幅広く、奥行き、まだまだ、長くの、豪邸であるが、多々あるです。
豪邸でなければ、高級料理屋、出来ませんですが。

まあ、つまり、
我が家、「鰻の寝床」やしなあと。
云われたら、そのままに、解釈、受け取ってはいけませんです。コレ、謙遜でして。

オッとの、ならばの、隣家はと、なればの、その路地の分の奥行きの宅様でして。
それでも、豪邸である場合多いです。

こんな家、料亭に限らずの、京都の町中には、沢山あるです。

まあ、云うたら、両手、広げた程度の、幅の、門構えの、路地の先に玄関がの、宅様なるは、この手です。

そもそもがの、その程度の幅の、細、長くともの、家では、生活出来ませんです。
要は、「鰻の寝床」のよな、前庭でありの、路地の先にあるの、家。
的、表現でして。
又、そのよな、解釈するが、正解也と、考えるです。

ですので、
当方なら、です。
京都の、「鰻の寝床」的家に、住めるモノなら、住みたいなあと。
ですが、家族、少人数では、チョとねえ。掃除が大変<!>
維持管理も大変での、相応の資産家でなければ、無理、無理の、無理です。

事程左様の、あくまでもの、京都の場合ですが、
町中での、「鰻の寝床」表現なるは、豪邸也の場合、多いです。

勿論の事、名実共の、「鰻の寝床」的、家屋もあるですが。
それでも、間口見て、これで、「鰻の寝床」と、申す、ならです。
面積、相当やなと。

どちにしろ、当方の場合、「鰻の寝床」表現、悪い印象受けませんです。
強いてなら、蒲焼きにするに、何人前哉の、巨大鰻<?>


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/29 (Mon) 00:52

 打悪法師様、こんばんは。


 Core2 Duoが古いことを強調されていますが、私がメインに使ってるThinkPad R61一号機も、Core2 Duo T7100 1.8GHzですよ。Windows 7 Professionalが、快適に動いています。
 Full HDの動画編集も、ちょっと苦しいですが、可能です。
 因みに、メモリーも、PC2-5300という旧世代の物です。

 Windows 10 Insider Previewが少なくとも速度の上では、同じプロセサのThinkPad R61五号機上で快調に動いておりました(過去形なのは冷却ファン故障中のため)。

 ThinkPad R61一号機のWindowsエクスペリエンス・インデックス(1.0~7.9)は、プロセサが4.7、メモリーが4.8、グラフィックスが3.5、ゲーム用グラフィックスが3.1、ハードディスクが5.9です。
 ビジネス用モデルのためグラフィックスが低性能で総合スコアは3.1に留まりますが、グラフィックスを除けば4.7を叩き出しており、私の普段用には充分な性能です。(インターネットに繋いでない仕事用のCAD専用機はもっと高性能ですが)

 最後に、同じCore2 Duoでも、デスクトップ用は消費電力制限が緩いのでもっとハイパワーなものが一般的であることを付け加えておきます。

P.S.去年春までのメイン機ThinkPad T60p(Windows XP)は、Core Duo 詳細型番忘失 1.6GHzで、ソニーHDR-FX1で撮ったFull HD動画を何とか処理できていました


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/29 (Mon) 01:05

 追伸です。


 Core2 Duoにも世代やグレードの違いで性能の多寡の差異はあるものの、Core2 Duoと付けば、ヘビーユーザでない限りWindows 7を走らせるに充分と思って良いと思います。


【打悪法師】 2015/06/29 (Mon) 09:59

磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)様

 感謝です。私の期待全般を裏付けてくださいました。残る迷いが大体に消えました。
 福島のパソコン大魔神ノグチさんを喜ばせたCore2Duoですが、実態に関心を向けてみると、第1世代と第2世代とがありました。これらには大きな差異がありそうですが、それでも私には第1世代で不足がない様にも思います。ただ、入手するのが廉価パソコン丸ごとですから、新世代部品への対応が保証される事と、最後発の廉価パソコンのメインボードは、製造時期に確立されている機能を追加されている傾向なので、第2世代に絞っておりました。これが案外にCore2Duo世代の実用的決定版です。

 ヤフオクの出品状況を見ると、第2世代より第1世代の出品量が多い様でした。これが、第2世代の出品が今後に増加する事を意味するか、その次の新製品に移行した為に、性能で勝った第2世代も相対的に流通が少なかった為なのか、史実を知らないので、しばらく推移を見守って、入手し損なう事のない様にせねばと念じていました。
 こういう私の考えやしている事が、妥当適切かどうかについては、相談相手も情報もありません。Core2Duoに続く世代がさらに私に良ければ、状況を報告して置けばノグチさんがまた教えてくれるだろうと期待しておりました。

 おかげで、この後に何が続いていようと、Core2Duoに跳び、そこでしばらく暮らそうと言う決意が、さらに固まりました。多分は正解ですし、大概に大外れはないと確信できました。
 もう新しいWindowsは考えません。それで既存機をターゲットにしているLINUX用には、最新機械は要らず、3年前の物で良いです。ただ、中古価格が安くなるので、5年以上としました。予算の経済事情もありますが、予備を持てる安心と、自由にインストールできるフリーソフトの美点を生かすのに有利なのです。

 経緯や必要からノート型使用者のシバケンさんと磯津さんに対して、1点だけは有利です。低価格中古が全く馬鹿になりません。
 お二人を見ていて、私も次代はノート型かとも考え出しておりましたが、LINUX使用と故障対策上の不利が不都合で考えを戻しました。しかしパソコンは、ノート型でもなく、一体型使い捨て機に移行して行く様です。今の私の形態の生活は、先が絶えます。これ以上は留まらず、着実に優良品を踏んで行かねばと始動したのでした。Core2Duo機は、時期が来ているどころか過ぎようとしています。ソケットAでの失敗経験を生かす機会を失いたくありません。


 最初にヤフオク入手したCore2Duo機を数日で壊してしまい、情けなくも原因不明で、自己嫌悪に陥っています。同時に、予備資材が揃い故障の対策が楽な環境の有り難味が思い知れました。ソケットAの使い切りの決意は固いです。しかし、決して見逃したくないCore2Duoへの関心は並行させています。
 今回のCore2Duo機は、互換部品が全くないので何も試せませんが、体験的にはCPUが壊れた症状に見えます。しかし、何もしていないのにCPUが壊れた事はありません。新品なら不運な脆弱性を持っていたとも考えられますが、5年間の実使用に用いられた実績のあるはずの物です。

 それで今に疑っているのは、これの出品者であるリサイクル業者が、CPUの型番を確認する目的で、シリコングリスを大方取り去っていたのでないかという事です。
 べったりとしたペンティアム4の様なのは嫌だと思い続けた私が、浮きを疑って最後に確認した時に意外にべとべとでなかったと思ったのが、実は全く有効に足りていなかったのでないかという事です。

 これが当たりであれば、問題解決です。次を入手すれば良いだけです。それがあれば、この当否の確認もできます。当たりならば不足部品を求める事もできます。しかし、好ましいCore2Duo機が入手不能になりそうな徴候が見られない限り、今はソケットA再燃を優先します。
 そういう事で、今はCore2Duoに積極的に動きません。しかし、必ずCore2Duoを踏みます。その次くらいで、今の形態は終わりかなあと思っています。この形態の骨子は、タワー型パソコンの床置きです。フルタワーでなければ積めて、2段より3段が具合良く、この時に占有面積は増加しませんし、最上面には小物を並べられます。大柄でなければプリンタもです。ブラウン管モニタが液晶に変われば、机上はノート型よりも勝手良くもなります。電話の為に電話台、ガスコンロの為にガス台、脚のなくなったステレオやテレビの為にも専用台が用意されています。私のパソコン台は、相対的旧型パソコンです。パソコン本体の上にブラウン管モニタを置いていた形態の次は、これでした。


<補足>

<参考=NO.169 ノグチさんCore2Duo化の話は導入だけで一旦切ります


NO.1200 ボーイング787-9:ANAとJAL 最新鋭機の客室で個性競う(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(15/06/28)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/28 (Sun) 21:07

 こんばんは。


 私は国内線旅客機に乗ったことがありませんし、今後搭乗するとしてもエコノミークラスでしょうけど。
 蛇足ですが知人は、日航→スカイマーク→エアドゥと移る度に、操縦する機体が旧型になっていったとか。


> ボーイングの最新旅客機「787−9」が6月、全日本空輸(ANA)に続いて日本航空(JAL)にも納入され、7月から両社は日本発の国際線を舞台に最新鋭機でしのぎを削る。バッテリー問題に揺れた787のトラブルも一段落した今、両社は客室の内装などで差別化を図ることで、国内外の航空会社との競争を勝ち抜こうとしている。【米田堅持】

> ◇こだわりのANA

> 787−9は従来型の787−8の胴体を延長して、より多くの乗客を乗せられるようにした787シリーズの最新鋭機だ。ANAは世界で初めて787で営業運航した「ローンチカスタマー」で、787−9も昨年7月に世界で初めて納入され、国内線で運航してきた。国際線仕様機も5月から投入し、羽田−ミュンヘン線などで運航している。

> ANAの787−9の内装は787−8を基本的には踏襲しているものの、ビジネスクラスの席は2席多い48席になり、仕切りやシェルと呼ばれるシートの外側の形状に工夫を凝らして通路からも窓の景色が見えるようにした。シートは交互に並ぶスタッガード配列で、通路へ出やすくなっている。機内モニターは17インチと同社の機材では最大のものが採用され、長時間のフライトでエンタメを楽しんでも疲れにくくなった。

> 一方、エコノミークラスは44席増えて146席となった。すべての席にパソコン用の電源とUSBポートを備えたほか、シートをバージョンアップして、快適性を向上させているという。席数のバランスは需要を予測しながら決めており、プレミアムエコノミーは21席に据え置かれている。プレミアムエコノミーのシートは旧世代のビジネスクラスに似ており、年代を経るごとにグレードアップしていることを感じる。

> 787−9ではANAの787系では初となる機内インターネットに全てのクラスで対応したほか、飛行中にNHKワールドプレミアムやCNN、SPORTS24の三つのテレビ番組が視聴可能で、ニュースやスポーツ中継などを無料で楽しむことができる。サッカーをはじめとするスポーツ中継などのライブ感のあるコンテンツを求める声に応えたもので、国際線でも日本へ戻る便では日本語によるニュースのニーズも高いという。

> 機内エンタメでは電子書籍で雑誌や実用書を提供するほか、飛行中に表示されるスカイマップは3D(三次元)マップとなった。見えにくい部分も含めて「ローンチカスタマー」としてのこだわりを随所で見せた仕上がりだ。

> ◇統一感とゆとりを意識するJAL

> 一方、JALの787−9は7月から羽田−ジャカルタ線での投入を予定している。JALは787を国内線では使用しておらず、国際線の戦略機材という位置付けだ。ハード面では、JALがGE製のエンジンで、ANAがロールスロイス製のエンジンを採用している以外は目立った違いはない。

> JALの787−9の機内は一見すると従来機種と目立った違いはない。ボーイング777などで採用した「スカイスイート」と呼ばれる新しいシートを採用した機材とよく似た雰囲気で、JALブランドとしての統一感を醸し出している。787−8で採用した時は、専用に開発されたものではなかったこともあり、取り付けに苦労したが、787−9では特に問題なく設置できたという。統一感は、機種が変わっても機内のブランドイメージが変わらないようにするため同社が重視しているポイントだ。

> ビジネスクラスでは、窓側は少しずらした配置で仕切りの奥へ入るような感覚だ。中央は2席を並べて配置している。この配置はフルフラットになるシートが前の座席の下に潜り込まないようにしたためという。夫婦や友人同士などが並んで座った場合、電動式の仕切りを下ろして、隣席との距離を縮めるといった使い方をすることも可能だ。787−9のビジネスクラスは6席増えて44席となっている。

> JALは単価の高いビジネスクラスだけでなくエコノミークラスにも力を入れており、787−9では28席が増設される。「スカイワイダー2」と呼ばれるシートは、これまでよりも間隔を5センチ広げており、窓側の席から通路へ出やすくなったという声も寄せられるようになった。横も通常なら9列となるところを8列と余裕のある配置としたことで全体の席数は減少しており、売り上げが減るリスクもあった。しかし、1便あたりの売り上げはむしろ上昇しており、評判は上々だという。

> プレミアムエコノミーの数はJALでも据え置きとなった。787−9で延長された部分に増設するシートのバランスと効率を考えた結果だという。「スカイプレミアム」と呼ばれるシートは、背もたれが後ろの座席に倒れない形状を採用している。

> 機内インターネットはJALでも採用されて、機内エンタメの充実も余念がない。JALが787−8で導入した「スカイマンガ」は日本語版だけではなく英語版もある。また、エコノミーの液晶モニターは隣席から見えにくいタイプを採用し、自席以外のモニターのまぶしさを軽減している。

> ◇地上と変わらない環境を

> 両社とも担当者が理想とするのは、地上と変わらない環境を機内で実現することだ。その一方で、機内ならではの特別感も大事にしている。この二律背反する課題をどうクリアしていくのか。今後も両社は世界中の航空会社と競争をしながら、新たな客室をつくっていこうとしている。

<参考=「ボーイング787−9:ANAとJAL 最新鋭機の客室で個性競う」(毎日新聞)>
<消滅・21/02/22>


NO.1201 災害時の孤立化どう乗り切る(朝日新聞)<起稿 磯津千由紀>(15/06/29)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/06/29 (Mon) 14:52

副題=手作りヘリポート、各階に簡易トイレ…孤立時の対策は?

 こんにちは。


 常識的なことしか書いてないですけれども。


> 災害で「孤立」した時にどう対処したらいいか。地方の集落や都心のマンションで、住民たちが知恵を絞っている。住民がヘリポートをつくったり、高層階に取り残されても大丈夫なように飲料水などを備蓄したりしている。「公助」が遅れても、住民たちの力で乗り切ろうとする取り組みだ。

> 災害時、1万9千集落が孤立の恐れ 大雨や津波で寸断⇒
> 【特集】災害大国 あすへの備え⇒

> 首都直下地震では停電でエレベーターが動かなくなると、高層マンションが「孤立」状態になる。木造住宅密集地の火災や倒壊などで膨大な数の消火や救助が想定され、耐震性や耐火性のあるマンションへの対応は後回しになる。ライフラインも1週間は途絶え、「公助」に期待できない。

> 一般社団法人マンションライフ継続支援協会の飯田太郎専務理事は「巨大地震の時、マンションへの支援は間違いなく遅くなる。自立して生活を継続できるよう、住民たちで計画し準備しておくべきだ」と話す。

> 4棟の高層マンションが立つ、東京都港区の「芝浦アイランド」には約1万人が住む。災害時、住民が1週間、マンション内でしのげるよう準備している。エレベーターが止まると、高層階まで物資を運べなくなるため、分譲の各階に飲料水や食料、簡易トイレを備蓄している。

> 4棟のうちの一つ、49階建ての「グローヴタワー」の防災計画は約50ページ。災害対策本部の立ち上げやマンホールトイレの設置、近くの運河の水の利用法などを定める。計画に基づき、年1回訓練している。

> 計画を支えるのは災害発生から1週間のシミュレーションだ。翌日に「余震で船酔い状態の人が階下に」、3日目から「ペット等のトラブル深刻化」などと時系列で想定している。

> 芝浦アイランド自治会防災担当役員、岩崎鉄平さん(38)は「地方なら横のつながりがあるが、都会は希薄。仕組みを作り、日ごろからコミュニケーションを取ってないといざという時に動けない」と話す。

> ■地方の集落では…

> 昨年10月、瀬戸内海の離島・百島(ももしま、広島県尾道市)の住民が、島の耕作放棄地にヘリポートをつくった。島民50人が約45メートル四方の場所の草を刈り、雑草や石を運び出して整地した。

> 南海トラフ巨大地震で3メートルをこえる津波が想定されている。島外に避難するには船しかなく、港が被災すれば孤立してしまう。

> 島民約530人の約7割は65歳以上。「津波が来たらこの家で死ぬしかないんよ」。自主防災会事務局長の赤松嗣美(つぐみ)さん(71)は、東日本大震災直後、お年寄りが話すのを聞いた。

> 以前住んでいた大阪で阪神大震災を経験した赤松さんは「助けられる人は、地域で助けたい」と考えた。住民たちで自主防災会を組織し、昨春から計画を進めてきた。

> ヘリポートの適地を見つけて地主と話し合い、土地を借りることにこぎつけた。ヘリが着陸する部分に「H」のマークを石灰で書き、薄くなったら赤松さんたちが書き足している。

> 昨年11月の訓練で初めてヘリが着陸。誘導や安全確認など、役割分担も住民で決めた。住民の熱意におされ、市は今年度ヘリポートの一部を舗装する。赤松さんは「孤立の不安はいつもある。ヘリポートは安心感につながる」と話す。

> 住民主導のヘリポートづくりは高知県越知町など各地で広がっている。ただ、適地がない所も多い。内閣府の調査では、中山間部の孤立可能性のある集落でヘリの駐機場所があるのは18%にとどまる。

> 静岡県東伊豆町大川地区は、約10年前から、隣の伊東市の漁業者と協定を結び、漁船で避難する計画を立てている。年1回漁船で脱出訓練を繰り返す。宿泊施設のテニスコートだった場所をヘリポートにした。

> 集落への主な道路は海岸近くを走る国道のみ。崖が迫り、土砂崩れや土石流の危険箇所に取り囲まれている。1978年の伊豆大島近海地震で道路が寸断され、集落は孤立した。自主防災会の飯田伊三男会長(72)は「孤立した時、住民の安否確認をし、どう避難するかが課題」と話す。

> 昨年2月の豪雪で孤立が相次いだ山梨県。孤立集落を調査した沼野夏生・東北工業大名誉教授(地域計画)によると、調査した39集落の9割が、交通が途絶えても1週間以上生活を継続できると答え、4割近くは半月以上できると答えた。

> 自給的に食料を備蓄し協力態勢がある集落では、安否確認や自発的に除雪をするシステムが働いていた。沼野さんは「都市部に比べ、山間部の集落は孤立に対応し回復しようとする力がある」と指摘する。

> 「単に交通が寸断された『孤立』と、避難が必要な『災害状態』を分ける必要がある。行政は平時から集落と情報を共有し、どうなったら避難するか合意形成しておくべきだ」と話す。

> 新潟県中越地震の調査をした、糸長浩司・日本大教授(農村計画)は「集落を孤立から自立に変え、分散・自立・循環型にする必要がある。緊急時に役立つように共同ストック空間の『倉』を集落に復活させ、防災の拠点にし、いざという時に外から支援ができる態勢にすべきだ」と提案する。その上で「若い世代の定住や集落と町の二地域居住なども必要だ」と話す。(桑山敏成、渡辺周)

<参考=「手作りヘリポート、各階に簡易トイレ…孤立時の対策は?」(朝日新聞)>
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<消滅・16/09/01>


NO.1202 戦争に慣れる日来る 映画監督・想田和弘さん(毎日新聞)<起稿 磯津千由紀>(15/07/01)


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@R61一号機(Win7)】 2015/07/01 (Wed) 21:51

 こんばんは。


 二度と戦争だけはしてはいけません。


> ◇戦争に慣れる日来る

> 「究極の対米従属です」。ヘッドホン越しに、米ニューヨーク在住の映画監督、想田和弘さん(45)の声が鋭く響いた。インターネットによる映像・音声通話「スカイプ」での取材を始めて数分後の言葉だった。

> パソコン画面に映る想田さんは続けた。「安保法制は、自衛隊がアメリカの都合でアメリカの戦争に駆り出されることを意味する法案です。皆忘れがちですが、アメリカは今も戦争をしている国なんです」

> 「戦争をしている国」という言葉にどきっとした。日本との1万キロの距離を、あらためて意識した。

> 米国に20年以上暮らし、2001年の同時多発テロと、その後の対テロ戦争を間近に見てきた。だからこそ思う。「安保法制が成立し、自衛隊が最初に派遣される先は日本の周辺じゃない。遠く中東のどこかだと思います。なぜなら米国の戦争がそこにあるから」

> 日米同盟強化の根拠に東シナ海での中国の脅威が挙げられることについて、想田さんは「アメリカが日本のために中国と戦争? するわけないですよ」と笑い飛ばす。「日本には、中国は米国の仮想敵国と信じている人も多いけれど、そんな冷戦時代の構図はとうに崩壊しています。今や中国は米国経済の最重要パートナー。尖閣諸島の有事くらいで、国益第一のアメリカが中国と戦争するわけがない。議会の承認も下りないだろうし、そもそも世論が許さない」

> それからシリア空爆に触れ、説明した。「昨年、オバマ大統領が過激派組織『イスラム国』(IS)空爆に踏み切れたのはISがアメリカ人を殺害し、世論が空爆支持に傾いたから。それ以前は反対が強く、やりたくてもできなかった。アメリカって、世論の支持抜きには戦争できない国なんです」

> 想田さんの語る安保法制成立後の日本の姿は具体的だ。「自衛隊は中東で米軍の兵站(へいたん)を担い戦争当事者となる。最初に自衛隊員の命が失われた時、日本は大騒ぎになるでしょう。でも騒ぐのはせいぜい5人、10人くらいまで。犠牲者が増えれば世間はもう騒がない。次第に戦争していることすら忘れ去られる」

> それはまさに、想田さんが同時多発テロ以降の米国で目の当たりにした光景だ。対テロ戦争で初めて米軍に人的被害が出た時、星条旗で包まれたひつぎの映像が何度もテレビで流された。「でも犠牲者が増えると段々話題に上らなくなった。ある時、『戦死者が1000人を超えた』というニュースが流れ、最初は具体的な顔と名前を持っていた死者がただの数字にされてしまったことに気づきました」

> 米国はあの日を境に「戦時」となった。「同時多発テロ後、多様でバラバラに見えたアメリカが一枚岩になった。世論の9割がアフガニスタン侵攻に賛成した。僕は怖かった。いよいよ戦時か、と」

> しかし実際の「戦時」はイメージと違った。「自分の頭上には爆弾が降らない、遠い戦争。スポーツバーでテレビニュースが中東の街に煙が上がる映像を流し、人々がビールの小瓶片手に『イエーイ!』と盛り上がっていた。まるでスポーツ中継のように」

> ヘッドホン越しの声が暗く重くなる。「人は戦争にさえも慣れてしまえる。日本にもそんな日が来るのではありませんか」

> 今でこそ安保法制を批判する想田さんだが、以前は政治的な発言を避けていた。「自分の映像作品が『右』とか『左』とか色眼鏡で見られることを避けたかったから」。しかし東日本大震災でそんな思いは消し飛んだ。日本の地震と津波、原発事故後の混乱を容赦なく伝える米国の報道に触れ、「日本人は祖国を失い、ユダヤ人のディアスポラ(離散)のようになるのでは」と恐れた。気付けば反原発の声を上げていた。

> 今、想田さんは平易な言葉でこんなふうに呼びかける。「よく見て、よく聞こう」と。それは、自身がドキュメンタリー映画を撮る時の手法でもある。

> 大学時代の同級生が川崎市議会の補欠選挙に出馬すると聞いて、そのどぶ板選挙ぶりを描いた「選挙」(07年)。精神科クリニックを舞台に患者や医療スタッフ、ボランティアらにカメラを向けた「精神」(08年)。いずれも台本なし。着地点を決めず予定調和を排し、ただ観察し、撮影した。解釈の幅を狭めないよう、音楽もナレーションも使わない。それらを想田さんは「観察映画」と呼ぶ。

> 「結論先にありきでわかりやすいストーリーに落とし込もうとする制作手法へのアンチテーゼなんです」。安保法制を巡る政府の説明にも同じような課題を感じますね、と水を向けると、モニター画面の想田さん、大きくうなずいた。「その通りです。主権者が反対しようと、憲法学者が『違憲』と指摘しようと、聞く耳を持たない。集団的自衛権の行使を容認する、という『結論ありき』で議論が進んでいる」

> では「よく見て、よく聞く」とはどういうことか。「僕らは普段、あまり観察せずに生きている。たとえば民主党政権がうまくいかなかった時、主権者は『元に戻そう』と思って自民党に投票したのではないか。でも自民党を観察すれば分かる。多様な考えを内包していた時代と今とで自民党は随分変質してしまった。『任せておけば大丈夫だろう』ではなく、ゼロベースで見直すべきなんです」

> ふと、想田さんの著書に見た「『観察』の対義語は『無関心』」という一文を思い出した。

> 「戦争とは何か、平和とは何か、憲法、米国、自衛隊とは何なのか。思考停止せずに考える絶好の機会ですよ」。なぜなら今が岐路だから。対米従属を今まで以上に進めるのか、それとも米国から離れるのか。離れるなら自前で強い軍事力を持つのか、外交努力で近隣国との友好関係を保つのか。

> 「僕は対米従属から抜け出す道を選ぶべきだと思う。何十年もかかるでしょうが、米軍基地には少しずつ撤退してもらう。自衛隊は残すとしても、近隣諸国との経済的・文化的友好関係を高めることで、お互いに軍縮していく道を模索する。アメリカの『属国』状態を脱し、空文化しかけている憲法9条の精神を、かつてそれを日本に『押しつけ』たアメリカに逆に提案できるような、そんな国を目指しましょうよ」と熱っぽく語る。

> 想田さんは「戦後70年間、日本は戦争を一度もしなかった」という言葉に違和感を覚えずにいられない。「日本は戦後一貫し、間接的にせよアメリカの戦争に加担してきたではないですか。朝鮮戦争、ベトナム戦争、対テロ戦争。それを自覚するところから始めなければ」

> 「戦争している国」に暮らしているからこそ見える戦争と平和。スカイプ回線を切り、ヘッドホンを外した後も、「よく見て、よく聞く」という言葉が耳から離れなかった。【小国綾子】

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> ■人物略歴

> ◇そうだ・かずひろ

> 1970年、栃木県生まれ。東大文学部卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ。観察映画の第1弾「選挙」は世界約200カ国でテレビ放映。「精神」も受賞多数。「熱狂なきファシズム」など著書も多い。


<参考=「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 映画監督・想田和弘さん」(毎日新聞)>
<消滅・16/09/01>