みんながパソコン大王
自説展開<NO.105>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

<表題一覧表>

NO 表題 起稿 起稿日
自説展開NO.106
414 コンピュータの世界で生きて来た人達へ (2) パソコン大魔神 22/10/03
413 コンピュータの世界で生きて来た人達へ パソコン大魔神 22/10/01
自説展開NO.104

NO.413 コンピュータの世界で生きて来た人達へ<起稿 パソコン大魔神>(22/10/01)


【パソコン大魔神】 2022/10/01 (Sat) 04:43

コンピュータはマシン語(マシン・コード)で動いているのはご存じだと思います。アッセンブラ、PL/1、インタープリター、コンパイラはマシンコードでプログラムを作成するのが大変なので、私に言わせれば「アホでも出来る」ように作られたツールです。
自分でマシンコードと格闘してコンピュータを動かせ、更にパルスモータや電磁弁や各種センサーをコントロールして半導体製品の生産設備を作った者から見れば、「プログラマー如きが生意気な口を効くな!」と言いたい。

そもそも、今のコンピュータはアポロ計画で月の軌道を周回する司令船と月着陸船のランデブーを実現するために司令船に搭載することを目的に開発されたもので、その子孫が「IBMシステム3」から現在の「Zシリーズ」へと進化して来たんです。
そのためには、真空管式でない半導体素子が必要になって、今では当たり前の「半導体」が生まれたわけです。コンピュータの前に「半導体素子」の開発が不可欠だったんです。私「パソコン大魔神」が偉そうに言うのは、その半導体の基本素子であるダイオードやトランジスタやロジックICの開発を実際にこの頭と手でやって来たという自負が有るからです。

シバケンさんも、今では何を言ってるのか判らない”意味不明”な事を書いていますが、現役時代はダイオードやトランジスタの品質管理を仕切っていて、「ローム株式会社」のISO認定を先頭を切ってやって来た”切れ者”なんです。

C言語にしろ、RPGにしろ、高級言語とかコンパイラー・インタープリタなどは「我々の手のひらの上の話」なんです。雑談シリーズで半導体製造工程の一端の話をしていますが、他人の話の受け売りでは無く、実際に危険極まり無い半導体製造プロセスのエンジニアである事は判って貰えると思います。

皆さんは信じられないと思いますが、マイクロプロセッサが誕生する前はTTLロジックICを組み合わせて「ハードロジック・コンピュータ」を作ってマシンの制御をしていました。試作中のマシンでは動作のタイミングを変更可能にするため、J/Kフリップフロップを並べて条件を記憶させ、それを変更して最適のタイミングを探し、量産機の設定を決めていました。
J/Kフリップフロップは今で言う”1ビット・メモリー”です。マシンコードというのも自分で考えて作ったものです。そういう時代からコンピュータをゼロから作って来た数少ない生き残りが「パソコン大魔神」を名乗っている訳です。

もちろん、自分の事を「神」だとは思っていませんが、この世界では「神」に近い存在だと思っています。これでも随分我慢して話をしているんです。
私にして見れば「プログラマー」なんて”クソ野郎”だと思っています。
(こんな事、言いたく無かった)
半導体素子の基本中の基本であるダイオードやトランジスタをシリコン単結晶を製作するところから始めた人間からすると、プログラミング言語が使えるようになるまでに随分苦労したなぁ~と感慨深く思っているんです。

あまり偉そうに言いたくは無いが、磯津くん、プログラム言語なんて「アホでも使える」ように我々が仕組んだ道具(ツール)に過ぎないんですよ!


【パソコン大魔神】 2022/10/01 (Sat) 04:44

<追加>

まだ言い足りない事が有ったので、この際言わせて貰う。

この「パソコン大魔神」、シリコン単結晶の引き上げからウエハのスライシング(輪切り)、ラッピング(研磨)、ポリッシング(磨き)から関わって来た。LEDチップ製造の非接触露光装置(プロキシミティ・プリンタ)の世界で最初のキャノン製1号機の開発にも関わって来た。ダイシング工程でLEDチップを切断するディスク・スクライバーはアメリカ製「テンプレス社製」を日本で最初に採用した。IC製造工程のレーザー・スクライバーも1号機をNECと共同開発した。

しかし「ローム株式会社」にはもっと凄い奴が居た。私の師匠でシバケンさんと同期の「田中治夫」さんという神様が居て、LEDチップの開発に並行して半導体レーザーの開発をやっていた。皆さんが普通に使っているCD、DVD、ブルーレイで使われている半導体レーザー素子は故「田中治夫」さんがフランス・リベール社の分子線エピタキシー装置という化け物マシンを使って開発した。光ディスクが当たり前のように使えるのは、我われ「ローム株式会社」の精鋭エンジニア集団が居たからだ。ヤマハのミュージック・シンセサイザや電子ピアノの音源LSIも「ローム株式会社」エンジニア軍団の偉業なんだ。LSIの中にはA/D変換器・D/A変換器が内臓されている。

更に言わせてもらうと、世の中に有るLED素子は、すべて「パソコン大魔神」の設計による物だ。パソコンで赤や緑に光っている小型ランプ、液晶テレビやステレオで光っている小型ランプ、交差点に有るLED信号機、街を飾るLEDイルミネーション、バスや電車の行先表示をしているLEDディスプレイ、競技場や野球場で大画面の動画を表示している大型LEDビジョンなど、すべて「パソコン大魔神」が素子を設計して商品化したものだ。

そんな奴がコンピュータの開発に関わったから、コンピュータがここまで驚異的な進化をしたんだ。
恐らく「何をタワケた事を言うてるんや!」と思うかも判らないが、これは事実なんだ。もちろん「パソコン大魔神」一人の力では無い。故「田中治夫」さんのような神様が日本には沢山居たんだ。マイクロプロセッサを開発したのも、液晶パネルを開発したのも、タッチセンサを開発したのも、みんな神様のような日本人が総力を結集してパソコンを開発し来たから今が有る。

日本にはノーベル賞なんか貰えなくても命懸けで頑張った名も無いエンジニア達が沢山居た事を判って欲しい。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/10/01 (Sat) 22:01:37

 パソコン大魔神様、こんばんは。


 此の板は、下記の板から新しい一部を移転したものですね。

<参考=雑感NO.362 続・三週間ブリの、「1000」回転到達<!>>(起稿 シバケン 22/08/27)


 其の板より、私の投稿の1つを転載致します。上の2つのパソコン大魔神様の投稿の、間に入る投稿です。

********** 以下転載

【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/09/30 (Fri) 23:27

 パソコン大魔神様、今ちょっと忙しいので、詳しくは後刻に。


 で、サワリのみ。
 本掲示板に此れまで書き込んできたように、私は元々は「ハードウェア屋」で、マイクロプロセサ出現後は「ディスクリートロジックの鬼」と揶揄されていた時代もあり、ビットスライスでミニコンのプロセサを設計したこともあります。学生時代はあまり電算機に興味はなく、真空管やトランジスタでSSBトランシーバなどを作ってました。
 「システム」を設計するとなると、「私はハードウェアだけ」などと言ってたら仕事が出来ないので、ソフトウェアにも関与するようになりました。
 機械語でプログラムを書いて、電算機のフロントパネルのスイッチから入力したこともあります。
 仕事では、「優秀な技術者」だけでは人不足なので、「平凡なハードウェア設計屋」や「平凡なプログラマ」に頼らざるを得ず、バグの少ないシステムを高い生産性で作るために「高級言語」等を使わせる必要があったのです。


【パソコン大魔神】 2022/10/01 (Sat) 22:33

磯津千由紀さんへ

コンピュータの深~い話は、こちらでやりましょう。

実はIBMは凄い事をやっていて「VM」というOSが世界を変えつつ有るんです。
「VM」は3090時代から有るOSですが、ES/9000で練り上げられZシステムでほぼ完成の域に達しています。「VM」とはバーチャル・マシンの略なのですが、IBMメインフレームでLinuxが動くとか、Windowsが動くとかが問題なのでは無く、米軍の開発したアプリケーションや他国で独自に開発したOSやアプリケーションが全て動いてしまうんです。

実は以前からIBMは変な事をやっていて、パソコンでシステム36の「SSP」を動かしたり、「OS/400」を動かしたり、更には汎用機の「MVS/SQL」を動かしたりしていたんです。汎用機のソフトをノートパソコンで開発するという一見”お馬鹿”としか思えない事をやっていたのですが、今思うと「VM」開発の一端だったのかなぁ~.......と思っています。

IBM Zシリーズが今後どうなるのか興味深々なんです。


【Plamo方面名倉 at Windows 8.1pro】 2022/10/02 (Sun) 07:40

困りましたねえ

>実はIBMは凄い事をやっていて「VM」というOSが世界を変えつつ有るんです。

VMware Workstation Wikipediaによると1999年にリリースされています。

VirtualBox Wikipediaによると2007年にリリースされています。

> Re: Fedora 21リリース 2015/06/04 (Thu) 16:01:43
<参考=「NO.209 Fedora 21リリース」寄稿Plamo-方面名倉 at Windows 8.1pro 2015/06/04 (Thu) 16:01

なんとか仮想環境上のFedora 21に上げることができた
VMplayer32bitからVirtualBox64bit 4.3.26->4.3.28でも失敗していた
ブルースクリーンでも出てくれれば楽だけれど
たたアップグレード成功したようでもアクセス権なしのようなメッセージでログインできなくなっていた。


【パソコン大魔神】 2022/10/02 (Sun) 08:13

Plamo方面名倉さんへ

私が言っている「VM」はメインフレームのOSですよ。何か勘違いしてない?
IBM3090とかES/9000って大型の汎用機の事ですよ。
そもそも、この前段の文章、読んだか?

ほんま、ガクっと来るわ!

パソコン・オタクなんて”クソ野郎”だと思ってるんや。半導体を1から開発したエンジニアを何やと思ってるんや!

「困りましたねえ」なんて人を馬鹿にした書き出し、何なんや? どういう教育を受けて来たんや?
一度、アンタの経歴を聞かせてクレ!


【Plamo方面名倉 at Windows 8.1pro】 2022/10/02 (Sun) 10:10

>私が言っている「VM」はメインフレームのOSですよ。何か勘違いしてない?

WikipediaによるとIBM VM 1972年初リリース
なんとなく覚えていないくらい前とおもっていたけどやはり

何年かまえスラドの日記あたりにNEC ACOS2ってパソコン上で動いているという投稿を見たような.....?

intel Itanium上で動いたメインフレームOS複数あったとはずだけれど。

>半導体を1から開発したエンジニアを何やと思ってるんや!

このような経歴お持ちの方が今こんなところで線ひくなんて脱力。


【パソコン大魔神】 2022/10/02 (Sun) 17:24

シバケンさんへ <業務連絡>

上の2件の「名倉」氏の書き込みを削除して下さい。


それと「 Plamo方面名倉」クンへ

スレッドの書き出しは「○○さんへ」という宛先表示から始めなさい。突然に「困りましたねえ」は無い。
それも完璧にズレた内容の書き込み。

貴方がどういう教育を受けて、どういう社会生活を送ってきたのか、想像できません。


【シバケン】 2022/10/02 (Sun) 22:58

パソコン大魔神え、

諸般、席<?>を外してまして。唯今、戻り<?>ましたです。
とは、申しましても、作文に時間要するですが。


オッとの、既に、該当のを、削除してますねえ。


の、上で、又、別途のと、同じよな話に成るですが。【?】さんの、当方が、アラシを削除して云々の件と。

ここでは、URL記載しの、リンクまでは、しませんですが。
<件名=NO.3012 またたおれた>
起稿(22/09/28)


いやねえ。
掲示板なるは、起稿者の思うよには、進まんし、出来ませんでして。
そらねえ、管理者、Adminであるの、シバケンの思いのまま、方向にも、成りませんし、ねえ。

当たり前ですが、
そのよに、したいなら、「HTML」版に。
で、あるは、誰しも、百も承知と、思うです。


よて、当方的、
その昔々の、「パソコン大魔神コーナー」。
設置、<99/01/16>の事です。

当方、このネットの世界の、超の、初心者、新参者であったの、当時です。
でさえ、最初っから、「HTML」版にしてるです。要は、アラシなり、雑音をば、遮断するがためです。


いやねえ。
当方の起稿にしたって、途中から、あや、こやと、関連なら、するものの、当方以外の方々より、自身の考えをば、投稿されまして。

それは、ホンの、一時ではあるですが、集中にての、当方の投稿、間延びしてもての、どもならず。
まあ、言うたら、当方の板に対し、余所様の考えなりを、投稿されまして。

イヤ、しょがないですが、ねえ。
掲示板でして。重々の承知の、理解してるです。

それを、嫌うなら、再度の、「HTML」版で、「単なる雑談」の如くです。「パソコン大魔神コーナー」の如くです。

そらねえ、
自身運営してまして。何を、「掲示板」に投稿で、何は、「HTML」版には、自由自在。
とか、言うても、コレ又、出来る、出来んがあるですが。


での、
当掲示板表紙には、<不適切投稿は、削除します>と、記載してるです。

コレ、実は、Admin<シバケン>の宣言文。
基本、アラシ投稿等、不適切と、見なした場合、誰様に断り無用の、削除するです。
に、対し、ゴタゴタ、あったですが<笑>

がしかし、反対には、<不適切投稿>とは、見なさずの場合、誰様の依頼であっても、削除致しませんです。
そらねえ、明らかに、第三者に実害あったり、法に触れてる。とかとか、ならばの、<不適切投稿>として、削除なり、処置するですが。

モ、一発、言うなら、強いてならの、本来ならばの、Adminが、イラっとしたら、させられたら<!>。
したい、なあと。
イヤ、しても、構わんと、思てるですが。



オッとの、話替えるですが。
<当方起稿>で、削除云々では、ありませんですが、主旨やや異なるの、投稿あったの板の例。

「三週間ブリの、「1000」回転到達<!>」
→「続・三週間ブリの、「1000」回転到達<!>」

途中から、諸般、投稿あっての、忽ちにして、話変わってもての、「続」として、別板にしたです。

さての、その「続」も又、一時的ではあるですが、別途の投稿あったり、しましてねえ。
イヤ、構わんですが。

現時点、「続2・三週間ブリの、「1000」回転到達<!>」をば、起稿しよか、なあと、考えてるの最中です。

いやね、
構わんと、してるは、それだけ、「1000」回転継続してるを意味してるです。
又、「掲示板」でして。



での、又、話、一寸、替えるですが。
この際です。
「HTML」版での、「1ファイル」なるは、基本、「50KB」を、基準にしてるです。
当然の、場合により、「100KB」になったり、「200KB」にも、達したり、するですが。希。


補足説明。
「1ファイル」50KBを基準としたですが。コレ、誤解の無いよにの、「1板」では無いです。
「1板」なら、数行で終わるの場合、多々ありまして。

先刻の、板。
「三週間ブリの、「1000」回転到達<!>」
に、ついて、「続」を。又、「続2」の検討の、理由の、一つには、上記の、容量もあるです。


で、
話、方々に逸れたですが。
元に、戻しまして。

Plamo方面名倉さんの当該投稿をば、当方的、<不適切投稿>とは、見ておりませんです。

申せば、どこがと。削除に該当するのかと。

そんな程度で、<不適切投稿>としてたら、先刻の、
<件名=NO.3012 またたおれた>
での、【?】さんの、当方、シバケンえの、云々なんか、桁違いの、言いたい放題での、ボロの糞ですが、グと、我慢<!>してるです。

まあねえ、この程度の事、軽くの、慣れてるがあるですが<笑>


での、
パソコン大魔神の投稿なるは、既に、ご自身で、削除されたですが。

「HTML」版では、そのままに、残ってるです。
「HTML」ですので、触るが出来るは、当方のみ。以外の、誰様にも、触るは出来ませんです。


以上です。


【シバケン】 2022/10/02 (Sun) 23:38

ン<?>

上記、投稿してから、「掲示板」見たなら、沢山の板で、同文で、連続投稿あったです。

誰かと、見たら、パソコン大魔神<!>

一寸、やり過ぎ<!>です。
冷静に<!>、冷静に<!>

該当の投稿、これより、削除するです。


<投稿者>
パソコン大魔神

<内容>
Plamo方面名倉クンへ

「コンピュータの世界で生きて来た人達へ」の寝ボケた書き込みを消してクレ! 何であんな書き込みをしたんや? 空気が読めへんにも程が有る。


【パソコン大魔神】 2022/10/02 (Sun) 23:55

シバケンさんへ

日々のご苦労、痛み入りますです。
サーバーの使用料を御負担頂いている上に、余計な手間を掛けさせて、申し訳無く候。

こんな事は滅多に無いのですが、「名倉」クンの「困りましたねえ」の出だしにイラっと来て、その後の「このような経歴お持ちの方が今こんなところで線ひくなんて脱力。」で堪忍袋の緒が切れました。

「大人気無い」と思いつつも、この怒りは中々収まる気配が有りません。あまり過激にならないように自重しますが、これまでにも「名倉」クンの応答には憤慨していますので、少し暴れさせて下さい。

シバケンさんが見て”危ね~!”と思ったら、STOP命令を発して下さい。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 00:07

<追伸>

”荒し”には”荒し”で対抗させて頂きました。
本人は荒らしたと思っていないでしょうが、その無神経さが許せません。

AM3:00までに「名倉」クンが削除に応じなければ、一旦スレッドごと削除して、新たなスレッドを起こします。


【シバケン】 2022/10/03 (Mon) 00:39

オッとの、応答の作文してるの間に、<追伸>あったです。
とりあえずは、予告をありがとうございます。

ですが、諸般、当「HTML」版は、残すです。


での、その応答の作文です。
「サーバーの負担」の件です。

ありませんです。


イヤ、
現在、2箇所使用。

<1>Eonet<関西電力系>
→電話回線、ネット接続込み込みの契約で、ホーム・ページ・スペース、幾らであったか、忘れたですが、無料分20MB<?>。
忘れたとは、ええ加減ですが。現時点、表紙程度、30ファイルしか、使用せずで、100KB未満です。


<2>Xrea
→1GBまで、可能。

実は、<Yahoo!系、GeoCities>が、イツであったか、廃止になりまして。
実は、実は、その昔々に、先方様より、勧誘あって。
多分なら、<Windows9x>の、時代です。
その当時には、<Yahoo!>も、あちら様から、ホーム・ページ運営者に諸般、勧誘あった、です。

カテゴリ登録しませんか<?>とか。したですが。

<GeoCities>も、あちらから、市民登録して呉れませんかと。して、ホーム・ページをと。
イヤ、ほんとです。

で、登録はしたですが、使い方、面倒に過ぎまして。実際には、使わず。
ででの、その<GeoCities>が、廃止になりの、その際の、代替えの、先として、<Xrea>をば、紹介あって。

且つは、<Yahoo!系GeoCities>からの場合、永久宣伝無し保証<!>で、1GBまで、無料<!>

当然の、戴いての、諸般処置したです。

そらねえ、<Eonet>では、契約解除<電話回線>した場合、即の、ホーム・ページ・スペース遮断されるです。

余計なるの話、
<京都inet>のは、何年か、そのままでしたです。


要は、<Eonet>では、契約解除で、全てのサービス停止されるです。

言うたら、先の事、わかりませんのでねえ。
<Xrea>では、特別待遇で、宣伝入らんなら、結構なるの事でして。主はそちにと。

尚、当然の、<Eonet>が、解除なり、なったの場合ですが。現時点では、当然の、表紙のURL消滅するですが。
<Xrea>単独でも、URLさえ、そのよにすれば、そのままで、運営出来るよに、してるです。



での、
<Eonet>の、20MBでは、この、膨大なるの、ホーム・ページは、保ちませんですが。

以前には、別途、50MB<マンションの場合>を使用。
理由、長男が、マンションに住んでまして。そこをそのままにと。

それでも、不足するですが。
で、<FC2>の、ホーム・ページ<1GB>を借りたです。
当然の、僅かですが、宣伝が。

で、
その長男、宿替えで、一戸建てに、でして。
50MB消滅<!>で、20MBになったですが、足りませんしねえ。
<注=その20MBは結果的使てませんです。>

ででの、
先刻の、諸般あって、<FC2>のを借りたですが、モロ、<Xrea>に移動させたです。
イヤイヤ、宣伝ありませんのでねえ。

現在、どの程度の容量かと、なればの、<Xrea>で、400MBです。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 01:08

シバケンさんへ

え! サーバーの使用料ってタダやったん!


【シバケン】 2022/10/03 (Mon) 01:23

パソコン大魔神え。

左様です。
タダです<笑>

経過記載の通りです。

<Eonet>のは、当たり前に、電話回線、ネット利用込み込み。
ホーム・ページ・スペースは、サービスやしねえ。

言うたら、使ても、使わんでも、関係ありませんです。
但し、容量増やすの場合、その分、有料。

よて、現時点、20MBまで、無料ですが、精々の、100KB程度です。
まあねえ、<Xrea>に、全面的変更の手もあるですが。
ここ様、結構、接続トラブル多く。
その点、流石に、<Eonet>では、トラブル知らんです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/10/03 (Mon) 01:37

 パソコン大魔神様、こんばんは。


 きょうび、1GBぐらいのレンタルWebスペースは無料になってるです。只、広告皆無は珍しいかも。
 因みに当方、以前は100MBを年1万円ぐらいで借りてたですが、今は50GB(だったと思う)が年3千円ぐらい(だったと思う)×2業者(2業者なのは、片方のダウンに備えて)。其れよりも、独自ドメイン3つの代金の方が高いです(ドメインのうち2つは仕事用サイト、1つはパーソナルユースで、支払用口座も異なる)。

 シバケン様は謙虚にも仰いませんでしたが、敢えて無償レンタルWebスペースを使われてるのは、皆様から頂いた質問とそれに対する回答や、皆様の掲示板投稿を、貴重品とお考えで、何らかの理由で支払いが途絶えても消えないようにするためと推察するです。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/10/03 (Mon) 02:52

 パソコン大魔神様、こんばんは。


 バリュードメインが1GBものスペースを広告抜きで無償提供してるのは、独自ドメインを取らせて儲けようとしてるのだと推察してます。
 そのために、独自ドメインを取らぬと「https://」を使えぬ「仕様」にしてあるのでしょう。


 目糞鼻糞の論争(と私には思える)には頭を突っ込みたくはないのですが、此の時刻にはPlamo方面名倉様は既に就寝なさっておいでで「脅迫」に気付いてない可能性が大、ということだけお知らせしておきます。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 03:17

2022年10月3日午前3:15をもって、当スレッドは閉鎖いたします。

初期の文章は新しいスレッドに移転して、当スレッドは抜け殻状態になりますので、新たな書き込みはご遠慮願います。


NO.414 コンピュータの世界で生きて来た人達へ (2)<起稿 パソコン大魔神>(22/10/03)


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 04:10

----< 初めに >----

ここでは「コンピュータ」と表現する場合、メイン・フレームを基本とします。
いわゆる「パソコン」は「パーソナル・コンピュータ」として明確に区別します。

メイン・フレーム・コンピュータとは「IBMシステム3」とその後継機及びIBM互換機と一部のミニ・コンピュータも含みます。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 04:12

コンピュータはマシン語(マシン・コード)で動いているのはご存じだと思います。アッセンブラ、PL/1、インタープリター、コンパイラはマシンコードでプログラムを作成するのが大変なので、私に言わせれば「アホでも出来る」ように作られたツールです。
自分でマシンコードと格闘してコンピュータを動かせ、更にパルスモータや電磁弁や各種センサーをコントロールして半導体製品の生産設備を作った者から見れば、「プログラマー如きが生意気な口を効くな!」と言いたい。

そもそも、今のコンピュータはアポロ計画で月の軌道を周回する司令船と月着陸船のランデブーを実現するために司令船に搭載することを目的に開発されたもので、その子孫が「IBMシステム3」から現在の「Zシリーズ」へと進化して来たんです。
そのためには、真空管式でない半導体素子が必要になって、今では当たり前の「半導体」が生まれたわけです。コンピュータの前に「半導体素子」の開発が不可欠だったんです。私「パソコン大魔神」が偉そうに言うのは、その半導体の基本素子であるダイオードやトランジスタやロジックICの開発を実際にこの頭と手でやって来たという自負が有るからです。

シバケンさんも、今では何を言ってるのか判らない”意味不明”な事を書いていますが、現役時代はダイオードやトランジスタの品質管理を仕切っていて、「ローム株式会社」のISO認定を先頭を切ってやって来た”切れ者”なんです。

C言語にしろ、RPGにしろ、高級言語とかコンパイラー・インタープリタなどは「我々の手のひらの上の話」なんです。雑談シリーズで半導体製造工程の一端の話をしていますが、他人の話の受け売りでは無く、実際に危険極まり無い半導体製造プロセスのエンジニアである事は判って貰えると思います。

皆さんは信じられないと思いますが、マイクロプロセッサが誕生する前はTTLロジックICを組み合わせて「ハードロジック・コンピュータ」を作ってマシンの制御をしていました。試作中のマシンでは動作のタイミングを変更可能にするため、J/Kフリップフロップを並べて条件を記憶させ、それを変更して最適のタイミングを探し、量産機の設定を決めていました。
J/Kフリップフロップは今で言う”1ビット・メモリー”です。マシンコードというのも自分で考えて作ったものです。そういう時代からコンピュータをゼロから作って来た数少ない生き残りが「パソコン大魔神」を名乗っている訳です。

もちろん、自分の事を「神」だとは思っていませんが、この世界では「神」に近い存在だと思っています。これでも随分我慢して話をしているんです。
私にして見れば「プログラマー」なんて”クソ野郎”だと思っています。
(こんな事、言いたく無かった)
半導体素子の基本中の基本であるダイオードやトランジスタをシリコン単結晶を製作するところから始めた人間からすると、プログラミング言語が使えるようになるまでに随分苦労したなぁ~と感慨深く思っているんです。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 04:14

<追加>

まだ言い足りない事が有ったので、この際言わせて貰う。

この「パソコン大魔神」、シリコン単結晶の引き上げからウエハのスライシング(輪切り)、ラッピング(研磨)、ポリッシング(磨き)から関わって来た。LEDチップ製造の非接触露光装置(プロキシミティ・プリンタ)の世界で最初のキャノン製1号機の開発にも関わって来た。ダイシング工程でLEDチップを切断するディスク・スクライバーはアメリカ製「テンプレス社製」を日本で最初に採用した。IC製造工程のレーザー・スクライバーも1号機をNECと共同開発した。

しかし「ローム株式会社」にはもっと凄い奴が居た。私の師匠でシバケンさんと同期の「田中治夫」さんという神様が居て、LEDチップの開発に並行して半導体レーザーの開発をやっていた。皆さんが普通に使っているCD、DVD、ブルーレイで使われている半導体レーザー素子は故「田中治夫」さんがフランス・リベール社の分子線エピタキシー装置という化け物マシンを使って開発した。光ディスクが当たり前のように使えるのは、我われ「ローム株式会社」の精鋭エンジニア集団が居たからだ。ヤマハのミュージック・シンセサイザや電子ピアノの音源LSIも「ローム株式会社」エンジニア軍団の偉業なんだ。LSIの中にはA/D変換器・D/A変換器が内臓されている。

更に言わせてもらうと、世の中に有るLED素子は、すべて「パソコン大魔神」の設計による物だ。パソコンで赤や緑に光っている小型ランプ、液晶テレビやステレオで光っている小型ランプ、交差点に有るLED信号機、街を飾るLEDイルミネーション、バスや電車の行先表示をしているLEDディスプレイ、競技場や野球場で大画面の動画を表示している大型LEDビジョンなど、すべて「パソコン大魔神」が素子を設計して商品化したものだ。

そんな奴がコンピュータの開発に関わったから、コンピュータがここまで驚異的な進化をしたんだ。
恐らく「何をタワケた事を言うてるんや!」と思うかも判らないが、これは事実なんだ。もちろん「パソコン大魔神」一人の力では無い。故「田中治夫」さんのような神様が日本には沢山居たんだ。マイクロプロセッサを開発したのも、液晶パネルを開発したのも、タッチセンサを開発したのも、みんな神様のような日本人が総力を結集してパソコンを開発し来たから今が有る。

日本にはノーベル賞なんか貰えなくても命懸けで頑張った名も無いエンジニア達が沢山居た事を判って欲しい。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 04:18

移転しました 投稿者【磯津千由紀(寫眞機廢人)】

 パソコン大魔神様、今ちょっと忙しいので、詳しくは後刻に。


 で、サワリのみ。
 本掲示板に此れまで書き込んできたように、私は元々は「ハードウェア屋」で、マイクロプロセサ出現後は「ディスクリートロジックの鬼」と揶揄されていた時代もあり、ビットスライスでミニコンのプロセサを設計したこともあります。学生時代はあまり電算機に興味はなく、真空管やトランジスタでSSBトランシーバなどを作ってました。
 「システム」を設計するとなると、「私はハードウェアだけ」などと言ってたら仕事が出来ないので、ソフトウェアにも関与するようになりました。
 機械語でプログラムを書いて、電算機のフロントパネルのスイッチから入力したこともあります。
 仕事では、「優秀な技術者」だけでは人不足なので、「平凡なハードウェア設計屋」や「平凡なプログラマ」に頼らざるを得ず、バグの少ないシステムを高い生産性で作るために「高級言語」等を使わせる必要があったのです。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 04:19

磯津千由紀さんへ

コンピュータの深~い話は、こちらでやりましょう。

実はIBMは凄い事をやっていて「VM」というOSが世界を変えつつ有るんです。
「VM」は3090時代から有るOSですが、ES/9000で練り上げられZシステムでほぼ完成の域に達しています。「VM」とはバーチャル・マシンの略なのですが、IBMメインフレームでLinuxが動くとか、Windowsが動くとかが問題なのでは無く、米軍の開発したアプリケーションや他国で独自に開発したOSやアプリケーションが全て動いてしまうんです。

実は以前からIBMは変な事をやっていて、パソコンでシステム36の「SSP」を動かしたり、「OS/400」を動かしたり、更には汎用機の「MVS/SQL」を動かしたりしていたんです。汎用機のソフトをノートパソコンで開発するという一見”お馬鹿”としか思えない事をやっていたのですが、今思うと「VM」開発の一端だったのかなぁ~.......と思っています。

IBM Zシリーズが今後どうなるのか興味深々なんです。


【?】 2022/10/03 (Mon) 12:10

パソコン大魔神様

 ここでのコンピュータの語の定義は良いですが、電子計算機全般の総称が失われるのは、私には不具合です。何か総称の定義もください。 なお、メインフレームという語は、よく聞きますが経緯を知らない私には得体の知れない怪しい言葉で、自分では使えません。それで困る事がありました。その救済になります。
 本来にマルチユーザのUNIX機を独占使用できるのには、私は結構に満悦なのです。一般にはパソコンはパソコンと言って売っている機械なのですが、私には自分が個人所有し独占利用できる物がパソコンです。大型小型携行型の区分とは別です。LANやインターネットで他人のいる世界につなぐと、何か違うなと言う気になります。

 また私の感覚では、今には専用型パソコンに取り囲まれていると言う印象です。世紀初めには、LINUXインストーラCDとスター型LANがあれば、ファイルサーバもルータも作れると喜んでいたのです。使い方を知らないウェブサーバだって。
 今には、そんな事を考える楽しみもなくて、スコッチやワインを飲み始めました。ソ連崩壊でウォッカは高くなり、円高でないとバーボンは飲めません。沖縄にはあると言う、泡盛の紙パックが来れば良いのに。うまいどぶろくが作れるなら、余生を楽しめますがねえ。あ、いけない、ここは苦言があったら消します。私、コンピュータの世界で生きてなくて、コンピュータのある世界で生きて来ました。正規の対象者でありません。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 13:23

「半角スペース」さんへ

そろそろハンドル・ネームを作って下さいな!
「棘無しサボテン」さんにでもしましょうか?
異論が無ければ、そうさせて下さい。
「半角スペース」さんとか【?】さんとか「名無し」さんでは失礼な話だと思っているんです。

ところで、「コンピュータ」の定義の話ですが、コンピュータと関わった経歴によって認識に差が有るんです。われわれのような”さん孔テープ(紙テープ)”や”IBM80欄パンチカード”をコンピュータ室の大型コンピュータに読み込ませ、コンソールからコマンド(命令)を打ち込んで、点滅するパネルのランプを見ながら正常にプログラムが実行されているか監視し、オープンリールの磁気テープをテープ装置にセットして計算結果を記録し、ラインプリンタでストックホーム紙に打ち出した計算結果とオープンリール・テープを小脇に抱えて社内を歩く。

という事にステータスを感じていた変な人種なんです。今思えば、このスタイルが「SEスタイル」(SE:システム・エンジニア)の標準的な格好だったんです。

そういう古いタイプの”通産省情報処理技術者”的人種からすると、喫茶店でアップル・エアーを広げてWi-Fiを使ってネットに接続している人種は鼻につきます。

「パソコン」と「コンピュータ」では大違いなのですが、最近の「パソコン」しか使った事が無い人は「コンピュータ」を使っていると思っているんです。
私達に言わせれば「パソコン」あるいは「PC」で有って、「電子計算機」では無いという感覚の差です。

そんな話の中にオープン・ソースのLinuxの話なんかされるとブチ切れるわけです。UNIXでスーパー・コンピュータを制御し、3次元のシミュレーション・ソフトを使ってステルス戦闘機の設計をするというなら判るのですが、Linuxカーネルを少しイジって悦に入っている程度では話になりません。そんなのがLinux組には沢山居るんです。こういうのに限って「コンピュータに詳しい」なんて大いなる勘違いをしているんです。

そんな輩と議論をしても話が全く噛み合わないんです。要するに生きている世界が違うんです。何が言いたいのか自分でも判らなくなってしまいましたが、言わんとする事の雰囲気を判ってやって下さい。


【?】 2022/10/03 (Mon) 15:10

パソコン大魔神様

 大魔神の世界で電子計算機を総称する語の定義は不能ですか。UNIXは気に入らなくても、マイクロプロセッサの可愛い機械を愛でられても良いと思うのですが。猫より良いですよ。猫は小さいだけで、勇壮な猛獣ですから。パソコンは、スズメやクマネズミくらいに可愛いです。
 あ、私、半角スペースで結構です。【?】さんとか「名無し」さんは他称ですが、半角スペースは自称です。実のところ、半角スペースの投稿には先行者がいた感じです。それとの重複を避けたくて全角2スペースで投稿しました。

 近所の主人の葬儀に行ったら、息子が不二家勤めで、そこの中堅社員達に囲まれました。驚いた事に、彼らはチョコボールを知りませんでした。森永チョコレートボールがクエックエックエッと花の応援団に乗る振りで、チョコボールの呼称を奪った事に、私は憤慨していたのです。アマゾンのミドリガメと嘘もつきましたし、グリコ・森永事件では、森永が本命の標的なのだろうなと思いました。
 不二家のチョコボールは、ミルキーにチョコレートをかけた物でした。後に、レーズンやアーモンドも出ました。駅のホームの売店にもありました。しかしポパイの放送の終了でポコちゃんが消え、アダムから生まれたイブの様なペコちゃんが、オバQから後家の様になりました。あそこのパッケージ変更でチョコボールも消えていたのでしょうか。ま、そんなで、私も森永的悪党になり、最高の半角スペースを乗っ取る挙に出ました。クリミア半島をロシアが奪えたのは、世界が容認したからです。私も悪よのう、です。


 大学の選択講義でFOTTRAN入門を受けたので、カードパンチをした事があります。勤め先でテープも見ました。オルゴールや自動ピアノの世界ですね。ハードディスクパックを抱えてみた事もあるんです。コンソールを覗き込んで、たださえ解らんのに、TSSてやだなと思いました。
 上級国家試験の1次を3度通した別例は1人しか会いませんでした。普通なら2度めには2次も通りました。1次試験は、有象無象を除いて面接可能の数にする為にありました。彼は、学生運動の戦士だった為にマークされているのだろうと言いました。能力不足の例は1例のみです。

 さらに白状すると、恥ずかしながら、情報処理技術者試験も受けました。合格すると勤め先から一時金が出たのです。初節句に雛人形が欲しかったのです。
 大魔神だと絶句して嘲笑も忘れそうですが、これが私の実態です。半端不足人間です。それで、磯津氏や名倉氏をぺちゃんこに言わないで欲しいのです。彼らは年齢的に大魔神と共闘はできなかったでしょうが、できていたら私と違い、かなり使える部下だったはずです。

 私だって、電車の中でノート型を打っているのに不満を感じた事はあります。しかし、今にはみんなスマホです。彼らは実は上等でした。
 中途人間は、相対的には上等なんです。一般が猿であろうとも、その常人にも及べなくなった私が、何とか大魔神に無視されない様にと頑張ります。磯津氏が私を無視するのは仕方ありません。でも大魔神がコンピュータに直接に働いた時には、私ほどの一般人もいなかったでしょう。終生的ど素人としては、可愛い方でしょう?その時には未だ磯津氏もいません。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 17:06

「棘無しサボテン」さんへ

「半角スペース」はダメですよ!。最近トゲが無くなったので「棘無しサボテン」と呼ばせて下さい。

徐々に貴方のイメージが掴めて来ました。ほぼ、同年代ですね! 巴工業の紙テープや136桁のストックホーム紙を知らない人達は逆に可哀想だと思う時が有ります。最近はフロッピーディスクさえ知らない人が居ます。コンピュータについては完璧にブラックボックス化しています。コンピュータがどういう原理で動作しているかを知らずにコンピュータに使われているんです。
これ、絶対にマズイと思います。例えば、地球温暖化問題でも基本的な事が判らずに「二酸化炭素は減らせ」と叫んだりしているような、基本の基本を抜いて結論だけが独り歩きしている事が多過ぎるんです。
世の中、万事”短絡的”になっている悪しき傾向が有ります。基本が判っていれば「そんな話にならんやろ!」と思う事が山ほど有ります。

ところで、現在の生息域は東京ですか?


【?】 2022/10/03 (Mon) 21:10

パソコン大魔神様

 半角スペースは、私が誇りを捨ててまで取りに行った頂上です、軽んじないでください。
 私は大体に大魔神より3才見当の年少です。磯津氏は同じくらいの年少のはずです。今にスティブンジョブズが年少でなかったと驚き狂っているのです。年齢でないなあと思います。元々に、同じ事ができれば若い方が偉いと思っていました。優れる若いのが不都合に猛進しない様に働くしかないですよね。

 ねえ、皆さんから取るに足りない私が、自分が皆さんを統合できていたならと夢想したら、笑止でしょう。でも進歩には要るのですよね。
 今の温暖化など止まる物ですか。万年雪や氷河が溶けて、白く光線を反射する事ができなくなったのです。大量の生物遺骸を含む凍土が二酸化炭素やメタンを吐き出します。それは避けられないのです。にも関わらず世界は、二酸化炭素排出を減らせば今更に悪弊を留められると言う様です。ここで1番の知性人の磯津氏も、もしかしたら未だ駄目なのです。私の投稿を意味不明と言います。私が誰に届けたくて投稿したのかも気付きませんでした。


【?】 2022/10/03 (Mon) 21:30

 あ、私は東京都在住です。
 田舎者が大学進学の為のみで上京し、居着いてしまった為に故郷を失い、そこでは磯津氏他を羨む立場です。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 21:34

「棘無し半角スペース」にしましょう。

しかし、この1週間で完璧に”棘”も”毒”も抜けてしまいましたね! 大丈夫?

近々、雑談シリーズの題材にしようと考えているのですが、チョットだけ予告編です。
地球上に存在する「大陸プレート」の主成分は”安山岩”ですが、大陸プレートで生成されるマグマはゆっくりと冷えて固まると”花崗岩”になります。主成分は「石英」「長石」「黒雲母」ですが、石英は「二酸化ケイ素」、長石と黒雲母は「炭酸カルシウム」の結晶です。大陸全体で大量の「酸素」と「二酸化炭素」が化合物となって”花崗岩”になっているわけです。地球上の蟻より遥かに少ない人類が化石燃料を燃やして排出する”二酸化炭素”なんて無視できる量なんです。地球温暖化の原因が「化石燃料の燃焼から発生する二酸化炭素」なんて「何処のアホが計算したんや!」という話です。
過去には似たような話で「フロンガス」が南極のオゾン層を破壊するなんて”お馬鹿”な話が有って、スプレー缶のガスが「フロン」から「プロパン・ガス」になって火災発生の原因になっています。

世の「地球物理学者」は”お馬鹿”の集団なんです。


【?】 2022/10/03 (Mon) 22:44

パソコン大魔神様

 もう誤解を解いてください。ここでシバケンさんがシバケンを演じる様に、読占者の発言を促す為に挑発的な投稿をしていたのです。
 現にいる大魔神には、そんな必要がありません。それは大魔神でなくても同じです。呼びかけに応じてここに来てくれた人に、期待外れでなければ私が毒づく物ですか。と言うより、私はシバケンより大魔神を求めて来たのです。シバケンさんの中腹は当たり前の事です。大魔神には過度の冗長を止めてください。それは要りません。むしろシバケンさんが率直性を増す様に働いて欲しいのです。

 火山岩に生物に魅力的な元素が含まれるのは耳寄りです。そういうのが少しずつ供給されるのを有り難く利用し尽くすのが生物群です。
 でも、化石化した物を今に解くのは、やはり絶対に止すべき事です。生物屋の私には、生物群が予期していない事は抑えたいです。濃縮の放射性物質を嫌うのも、それです。


【パソコン大魔神】 2022/10/03 (Mon) 23:21

「棘無し半角スペース」さんへ

大陸プレートは比重が軽いので地球内部のマントル層の上に浮いた状態なんです。そのマントルは”玄武岩”で多くの鉄など金属元素を含むドロドロの溶融物で、小笠原の西ノ島新島で噴出しています。ハワイのキラウェア火山もマントルが直接地上に噴出しています。

この「シバケンの天国」の「ご案内帳」から
09/13 NO.64 世にも恐ろしい水素の話(1)
09/15 NO.65 世にも恐ろしい水素の話(2)
09/16 NO.66 世にも恐ろしい水素の話(3)
09/19 NO.67 世にも恐ろしい水素の話(4)
を読んで見て下さい。

このマントルには「トリウム」という放射性物質が高い濃度で含まれていて、原子炉と同じような核分裂で発熱して常に地球内部のマントル層を加熱しています。強力な放射線は大陸プレートの花崗岩によって遮断されていますが、我々は放射性物質の上で日々暮らしているんです。地球上の生物は放射線のお陰で進化することが出来たという考えも成り立つんです。

意外に地球上の生命体は放射線に強いのかも判りません。その証拠に宇宙飛行士は大量の放射線を浴びているのに、地上に帰還して”癌”を発症したという話は聞きません。航空会社のパイロットやCAさんも日々大量の放射線を浴びているのに”癌”で早死にする事は有りません。事によると生物には「ラジウム温泉」程度の放射線が必要なのかも判りません。


【?】 2022/10/04 (Tue) 13:53

パソコン大魔神様

 普及したコンピュータは、今では電子計算機ではなく電気情報処理機になっているのです。
 その意味で、一般人が利用する機械を峻別するのは、全くに正しい事です。ただ自分が一般人なので、困りもします。私、大魔神がパソコンのパネルはベージュが良いと書いたのも忘れていません。黒や銀色は、やです。


 火山岩でなく火成岩と書くべきでしたね。私は生物屋で地表に出て来る物に関心が行きますが、話が深い方に向かいました。
 地球に金銀白金や放射性元素が希少だなどと言うのは、嘘だと思っています。地表に少なくて、我々に貴重なだけです。10億年単位を経て折角に地表から放射能が減ったのは、大いに喜ぶべき事なので、掘り集めて濃縮するのは悪魔の所業です。捨てたければ本当にメルトスルーを狙うのですね。中心を越えて向こうには行きません。フクシマだって自動的に片付いたなら良かったのです。

 大魔神、電力や兵器を求める余りに放射能・放射性物資を軽んずる連中を元気付けるのは止めてください。ゴジラやウルトラマンで、日本人は放射能を恐れる余りに絶大な作用を期待する様になりました。今の政治家は、そういう世代で、放射能で死んだ奴はいないと言い合います。すぐに死ぬほどの放射線を浴びたくありませんし、血を吹き出して死にたくもありません。そればかりには、救い様もないです。
 科学には自然科学・社会科学・人文科学などと言う派生語を作らないのが良いです。知識人を自認する多くの人々が、未来技術があれば放射能も恐ろしくなくなると信じています。しかし人体も物体で、落とせば落ち、着火すれば燃えます。精神力で物理を逸脱はできないのです。

 肉体は滅んでも魂は残ると言うのは、宗教的物語の中の話です。しかし生物のテーマは永続なのです。個々に精一杯に努力し、結果に滅びなかった物が残って来たのです。そこには数十億年の実績があります。それを軽率に阻害してはいけません。せめて知的に優れる人には望みます。影響力も大きい人達です。
 生物は、変異を生む様になっています。その方が永続には有利だったという事でしょう。双子の兄弟が同じに完成しません。その事実に隠れますが、兄弟は元々に同等でありません。その中の比較的に条件に適う者が、さらに運が良ければ生き残り、子供を生んで存続を果たして来たのです。


 私は無能です。でも憧れたのは伝記の主人公達です。私を無視したり、蔑み嘲る人達は、自信自負に足る相対的に優れる能力を具しています。それは本当です。しかし私が本当に閉口したのは、本当に優れる人達です。彼らは私を無能とは思わず彼らと同等の知力を持っていると信じて話して来ました。千載一遇の機会が実現したのに、私は自分から、逃げねばなりませんでした。私は、憧れても、伝記の世界には行かれません。
 300年余り前にはニュートンがいて、バッハは年少でも重なっています。今に物理単位に名を残す人々の多くは、それから生まれました。200年も前には、今には生き物は湧いて来ないと説いた人達が生まれてもいないのです。教育の普及は良い事業です。しかし、それが尊大な化け物を生むだけなら、失敗しているという事でしょうね。実るほど頭を垂れる稲穂かな、良い言葉です、何かにつけて自省する心根は敬意を呼びます。しかし、その為に、B級品が大活躍の社会になってしまいました。

 日本人・日系人のノーベル賞受賞者も、多くがはみ出し屋でしょう。本当に優れて順風満帆だった人は少ないでしょう。それで、外すのが良いかと誤解されますが。それは突然変異と同じです。大方は儚く消えます。
 大学に江崎氏が講演に来ましたが、私は行きませんでした。理化学研究所に潜入して食堂で待てば、未だ1人を目撃できるのでしょうか。高校の同級生が、近くの研究室にいた人が受賞したと話しました。生涯日本拠点の人は今後も減るのでしょうか。

 無能で気弱の私も、誰彼なしに頭を垂れたくもないです。私は優れる者には、その度合いに応じた待遇をします。私を嘲る事も許可します。しかし私が、本当に優れた人には口も利けなくなる者だという事は、気付いた方が良いと思います。それも採点します。
 ちっぽけな私は、自分の位置を全世界全宇宙の原点とするしかできません。それで大きいのは視線の向く角度です。自身が見えては低過ぎます。上目で済まなくなると、ひっくり返ります。これらを広く妥当にできる私になりたいです。


【パソコン大魔神】 2022/10/04 (Tue) 16:17

「棘無し半角スペース」さんへ

エライ長文の書込み、読むだけで大変!

先ず「放射能」の話
「放射能」「放射線」「放射性物質」「放射線被ばく」など、言語明瞭意味不明な言葉が恐怖をあおっているのですが、放射線にはアルファ線・ベータ線・ガンマ線が有ってそれぞれ全く別物なのに、一括りに「放射線」と言っているんですね!。
これにエックス線が加わって、分子線なのか電磁波なのかミソもクソも一緒になってるんですな!
生物にとっては遺伝子(DNA)に傷をつけるものと、全然影響無いものと、混ぜこぜになっているんです。

「ノーベル賞」の話
色々と言いたい事はあるけど、ノーベル財団が決めることなので傍観するだけです。ただ、アインシュタインを筆頭に「理論物理学」の受賞者は、私に言わせれば”大馬鹿者”です。湯川秀樹もです。
この話は後日。

「首の捻挫」の治療の話
外科的な治療は難しいと思います。そこで提案なのですが「温泉治療」を試して見ませんか?
ネットで検索すると放射性物質を含む温泉が関東地方でも結構あるようです。「ラジウム温泉」「ラドン温泉」の類ですが千葉県松戸とか東京池袋とか人工的に無理矢理掘ったものから、安房勝浦とか奥多摩とか天然温泉も色々と有るようです。
温泉を選ぶ時は”知名度”では無く”地球物理学”で考えるべきなんです。関西の名湯「有馬温泉」は地下の深いマントル層から数万年かけて地上に浸み出たもので、火山性では無いんです。この手の非火山性温泉は他にも「川湯温泉」とか「竜神温泉」とかが有名です。ちなみに、シバケンさん在住の京都府亀岡市にも「湯の花温泉」というラジウム温泉が有ります。
これが効くんですなぁ~。僅かに含まれる放射性物質が自己治癒能力を活性化するそうです。そのため、古代から”癌治療”などに使われていました。


【?】 2022/10/04 (Tue) 17:00

パソコン大魔神様

 私は、パソコン大魔神に心酔して結果ここに居りますが、それでも大魔神に全方面の事までは期待していません。私の分野も、能力的に単純幼稚でも生涯を賭しています、それに意味ある事を言うのは実体験者でないと無理です。
 私は大魔神に敬意を持っています、いくらか下がっても他の人達にも敬意を持っています。しかし私の深刻な問題に有益な助言をするのは簡単な事でなく、大魔神から軽口を聞くのは、無視されるよりもキツイです。馬鹿は死ななきゃ治らないと唱えても消えないのです。


【パソコン大魔神】 2022/10/04 (Tue) 17:53

「棘無し半角スペース」さんへ

「軽口」なんかじゃ無い。お父上も”癌医”なのに癌で亡くなられたそうですが、西洋医学の歴史なんて300年位のものなんです。余り言いたくは無いんですが、中途半端に偏差値が高いだけで医学部に入学し、明治時代の医学用語を暗記して「医師」の国家資格に合格した程度の人間が”先生”の筈は無いんです。

”癌”は自分の細胞が突然変異したものが多いので、自己免疫能力が効かないんです。リンパ系のキラーT細胞が働くのは外部から侵入した細菌やウィルスだけなんです。そんな事を生物学の専門家なら誰でも知っている話を、事も有ろうに「医者」が知らないんです。そこが”出来損ない”西洋医学の問題点なんです。その点、東洋医学は何千年もの経験則の集大成なんです。”癌”治療が行われていたのは、日本では飛鳥時代に遡るんです。この頃、外科的な治療は一切行われていませんでした。

因みに”乳がん”は摘出手術をしても再発は避けられません。治療方法は”性格”を治す事です。猜疑心の強い女性はストレスから”乳がん”を発症するんです。抗がん剤治療も放射線治療も一過性のものでしか無いんですよ!。私の同級生でも乳がんになって摘出手術を受けた人が何人も居ますが、イケズな女ばかりだった(本人には言えないけど)。


【?】 2022/10/04 (Tue) 19:21

パソコン大魔神様

 軽口ですよ。コンピュータとは、えらい違いの。
 ちゃんと読んでもいません。父は癌で死んでいません。何で死んだと思いますか。

 この方面で、ここで私が共に語れそうなのは、磯津氏だけなのです。しかし現状でも、あの調子です。同病相憐れむですが、彼は現代医学が及んでいない世にも稀な奇病になったという選民意識に酔っています。それで人生の機会を失って行くのが残念ですが、私は自身ずっと深刻な問題を抱えるので、お節介もできません。
 しかし彼ほどの知性人なら問題に焦点が合うなら何とかするでしょう。聞いた限り、それほどの大問題でないはずです。これでは、私より古い一般人のシバケンさんや大魔神より期待できます。


 東洋医学に関しては、中国医学は4千年の割には進歩が乏しいと思いました。大いに期待はしたのですよ。ねえ、痛み止め湿布のテレビコマーシャルの絵の様に直下深くに薬効成分が染み込みはしません。それは逆に、表面に利かせれば奥の改善に結び付くという可能性で、鍼灸に期待できる根拠です。今にはステンレスの細針を挿し入れるので、昔とは違うと思われます。絶縁膜を貫通して電気的短絡をしていますから。元々は尖らせた木か石を押し付けたのでしょうね。
 私が見詰めているのは、関節の接点です。それに直接に関与したい為に、体表の可能性を追求せずにいます。腰を抜かすと五体満足が立てなくもなるんですよ。豪胆なシバケンさんや大魔神には機会がないかも知れませんが、体験してくれると土俵です。


【パソコン大魔神】 2022/10/04 (Tue) 20:39

「棘無し半角スペース」さんへ

人間70年もやっていると、色々な目に遭うもので、医者に「もう少し勉強せい!」と怒鳴り上げたことも、何度も有ります。「専門馬鹿」という言葉が有るでしょ。東大教授の○○博士のように一つの事だけやっていると、一般常識さえ知らない人間が多いんです。ちなみに、私の父親も「理学博士」でしたが、ハッキリ言って非常識な人でした。子供の頃は、本郷の東大の研究室(まるでゴミ屋敷)に連れて行かれた事が有って、将来は「絶対に東大だけは行くまい!」と思った程です。私の小学校時代に遊び仲間だった友人が「東大に合格した」と良く自慢していましたが、結局は世の中の役に立たずに、今は年金生活をしています。今はゴルフくらいしか楽しみが無いという奴等ばかりです。

話は「関節」の事ですが、これは確かに難題です。そもそも、関節の軟骨のことさえ判っていないんです。セラミックに置き換えたり、コラーゲンを注入したり色々な代替措置をやっていますが、動物の関節を完璧に治療するまでに至っていません。
自動車部品のボール・ジョイントの様に交換出来れば簡単なのですが、関節の複雑な動きを金属パーツに置き替えることは、残念ながら不可能です。

まあ、無責任極まりない暴言ですが、生い先も短いので「諦めろ!」と言うしか有りません。後は、笑って過ごすことを考えることです。

悟りの境地に達すれば、この世は極楽です。
酒で誤魔化すのもアリだと思います。私も死ぬまで”禁煙”なんかしないつもりです。


【?】 2022/10/05 (Wed) 03:00

パソコン大魔神様

 おう、磯津氏との同調点が、も1つ出ました。喫煙者なのですね。
 大魔神に失望されるのかも知れませんが、私は頭がまともなら、専門馬鹿の理学博士の東大教授になりたかったですよ。そのゴミ屋敷の主になりたかった。父は医学生しか認めなかったけれど、それは私は理解できました。ただ現実問題に、頭が不自由になってしまった私は運転免許なしです、医師免許も持てませんよね。それでも時間が立てばいくらかは機能回復するのでないかと期待していましたから、私は自身の故障を人に明かしませんでした。でも30代後半から、放置しては駄目だと考え出しました。そこまでで両親は、私の不発の理由を知らないままに他界しました。


 手塚治虫の魔神ガロンと言うので、ガロンを組み立てたのは東大内でした。私は、それしか知りません。大魔神は、その頃に実際を見られたのです。羨ましい。東京育ちでしたか。何を隠しましょう、気付いているかもですが、私は一般常識なんて知りません。常識は良識ではないと言う考えで生きて来ました。
 赤門はいって右に行くと、理学部・医学部・薬学部なのでしょう、私も行きたかった。今には行かれますよ。赤門はいって右に行った所に博物館ができています。30年の歴史はないかも知れませんが四半世紀は越えたでしょう。子供の大魔神が見たゴミは、大きな展示価値を持つ、日本の誇りです。そこは一番古い学校ですから、物凄いゴミを溜め込んでいますよ。その価値や意義は、判らん者には解りません。いや解らん者には分かりません。


 私も、諦めがつくなら諦めるが良いと言う考えです。でも私は、諦めろとは言いませんよ。そんな軽口は聞きたくありません。私は、酒が飲めるだけ幸いなのです。私の場合、飲酒も実験です。私には実験材料は自身しかないのですよね。機械屋さん達の様には行きません。
 外科手法は機能回復に結び付ける事ができたりしますが、私は医療無縁を望むので、飽くまで保存療法です。病院に行く時は死ぬ時だと思います。抗生物質を処方したのは歯科医です。私は基本的に医院に足を向けません。裏口からはいるアルバイトはした事があります。外科手法は、直すのを諦めて初めて踏み切る事です。磯津氏も両脚の人工股関節置換術で歩ける様になりますよ。しかも少し脚が長くなります。諦めがつくなら諦めれば良いのです。私は嫌ですがねえ。


【パソコン大魔神】 2022/10/05 (Wed) 04:22

「棘無し半角スペース」さんへ

東大の理学部に何度か行ったのですが、当時は狭い廊下に実験機材やら何やらと積み上がっていて研究室はまるで倉庫のようでした。しかし、更に上を行くのが今「六本木ヒルズ」になっている元”大本営”だった生産技術研究所でまさにゴミ屋敷そのものでした。
こんな所で研究なんかできねぇ~と思って、最初から技術系の民間企業を狙いました。お陰で、当時東大には無い最新機材を好き勝手に使えたのは大正解で、発光ダイオード・半導体レーザーなどのオプト・エレクトロニクス分野は、東大・東北大・信州大・山梨大などを見下せる地位で研究開発が出来ました。何しろこの分野は設備に半端ない資金が必要だったんです。
今は筑波大などを見習って綺麗な建物になっていますが、ケチ臭い研究しか出来ないのは、民間企業の様な熾烈な競争に晒されていないからです。半導体の世界の競争は国家戦略でしたので、アジアとヨーロッパでは大差がついてしまったんです。もう、フィンランドのノキアが没落した今では、ヨーロッパは農業で生き延びるしか道はありません。ボッシュもフィリップスも大きく遅れていますし、ダイソンもアジアで開発や生産をしています。

医療機器の分野でもドイツが没落して日本製が圧倒しています。CTとかMRIは、圧倒的に日本製です。アメリカさえも競争相手では無くなってしまっています。


【?】 2022/10/05 (Wed) 05:30

パソコン大魔神様

 私は東大理学部の建物を見た事があるのみです。しかし、生物系の私には関われない所を見たのですね。
 生産技術研究所も、友人が院生をしていた時に1度だけ行きました。しかし私には、今「六本木ヒルズ」になっている元”大本営”だった生産技術研究所と言うのが、全然分かりません。今世紀に小石川植物園の様子も知らないのに、生産技術研究所は疎いです。関西在住の大魔神の方が通です。

 いや、それにしても東大・東北大・信州大・山梨大などですか。京大・阪大・名大でなく。どこから関西拠点にしたのでしょう。
 東京教育大学の廃墟には行ってみましたが、筑波大の結構な様子は、見損ねたままです。それは解ると思いますが、そういう様な所は、私にとってはディズニーランドとかとは違うのですよねえ。

 駒場に宇宙航空研究所があって、近所の教養学部とどっちが大きいかという感じでした。随分と多数の建物がある様でした。駒場の建物は大方が講義室でしょうが、そこは違ったでしょう。
 生産技術研究所や医科学研究所は、あれと同等以上の物だったのでしょうねえ。アルバイトした医院の院長は、そこで院生だった医学博士でしたね。出身校は違いましたが。サイクリング中に東京天文台もを見付けました。三浦の臨海実験所も理学部付属でしたね。標本なんて、ゴミで、生ごみなんですよねえ。貴重であろうと知らない人ではねえ。セーブしているのに、ワインの空瓶7本目です。夜が明けて来ました。


【パソコン大魔神】 2022/10/05 (Wed) 06:22

「棘無し半角スペース」さんへ

大学を卒業するまで東京の杉並に住んでいました。高井戸警察署の近所です。
元々が土佐一条家の末裔なので、直下型地震で壊滅するのが判っている東京で仕事をするのはナンセンスだと考え、京都のアホ会社「東洋電具製作所」に就職して好き勝手なことをさせて貰いました。

祖父は東京教育大学の教授で、曾祖父は東京工業試験所の初代所長で、遺伝子は完璧なのですが、運用を間違えました。京王井の頭線の駒場東大前の南側に東京教育大学が有って(筑波に移転する前)あそこの研究室にも良く連れて行かれました。

親戚には東京天文台に勤めていた人も居て、三鷹の天文台や乗鞍のコロナ観測所・東大宇宙線研究所にも行きました。大学の研究者の内情を知り過ぎてしまったために、大学の研究室には何ら魅力を感じませんでした。それが、日本のためには良かったんです。

もし、私が東大に居たらLEDも「DOS/V」も有りません。


【?】 2022/10/05 (Wed) 16:41

パソコン大魔神様

 東京拠点の知的家系の人だったのですね。確かに関西には火山がなくて比較的に静かで、特に古都は安心感がありました。
 東京では震度3は日常的で、3.11の後は震度4がふえました。直下型地震の可能性が恐いです。神戸が恐怖でした。津波は届かないだろうと思っていますが、東京の地震は大方に震源は他県なのですね、直下型の準備があるなら溜め込んでいますよ。


 私は、小学生の前半くらいに大学病院に行った事があったくらいですね。その病院は移転して建物は残りませんし。まあ、東京教育大学は極端の例ですが。
 私が廃墟を見たのは、茗荷谷です。県立高校の数学教諭だった伯父が出身でしたから、自分が無縁でも興味が向きました。地方では東京出身者と行き合う事は少なかったのですね。中学に転校して来たのが1人いました。


【パソコン大魔神】 2022/10/06 (Thu) 05:30

「棘無し半角スペース」さんへ

逆らうつもりでは無いので、そのつもりで聞いて欲しい話なんですが、安全か危険かという観点で評価すると、地震とか火山を見てはダメなんですよ。

貴方の専門の生物を見て判断しないと誤るんです。日本で一番安全な場所は「オオサンショウウオ」が生息している場所なんです。例えば「京都」。何しろ恐竜より遥かに前から生きているんで、「京都」は3億年くらい安全なんです。6500万年前の隕石大衝突でも大丈夫だったから京都水族館の人気者の「オオサンショウウオ」クンが生きてるわけです。

そういう視点で考えると世界で一番安全な場所は「シイラカンス」が住んでいる海。「オウム貝」が住む海岸。「カブトカニ」が住む干潟という事なんです。

まあこんな事は言いたく無いのですが「生物学者よ、シッカリせんかい!」と思います。


【?】 2022/10/06 (Thu) 08:09

パソコン大魔神様

 結論は正しくても、そこに結び付けるのに話に無理やりの乱暴がありますよ。
 現にオオサンショウウオがいても、3億年間そこにい続けたかは分かりません。殊に日本列島では、京都の3億年間を想像できません。皆さんは大きな物や目立つ物を見詰めますが、小さい目立たない物が生きた化石でないのは、化石になり難かったりもありますでしょう。陸上よりは水中の方が安定でしょうが、水中は我々の居住に向きません。水上でも、津波の時には船が沖に逃れますが。


【パソコン大魔神】 2022/10/06 (Thu) 08:38

「棘無し半角スペース」さんへ

確かに、この論理にも問題が有って「ゴキブリ」が沢山居る所は安全なのか?
となると、東京は安全な場所だという事になってしまうんです。

京都の件は、プレート・テクトニクスで考えると説得力が有ります。元々、比叡山と六甲山は中国の黄山地帯に有ったらしく、琵琶湖の南の湖南アルプスや御在所岳、南アルプスの白鳳三山、山梨の昇仙峡、茨城の筑波山も中国の黄山地帯から移動して来ました。3億年前は京都も中国大陸だったんです。「オオサンショウウオ」も一緒に流れて現在の位置に有るんです。
「オオサンショウウオ」は空を飛べないし、淡水性なので海を渡って来たわけでは有りませんので、安全性の根拠にはなります。


【?】 2022/10/06 (Thu) 09:29

パソコン大魔神様

 私は淡水生の動物に関心が高く、どういう経緯で来ている物かと考えて来ました。島に淡水生の動物がいるのが、不思議です。大きな島では人間が水田工作で水辺に関わったので、分布に関しては訳が分かり難いです。また、水生の動物は、水が涸れると全滅します。どこの環境も億年の保証は希望を感じられません。億は物凄い数値です。
 この話については勘弁してください。私の中で大き過ぎて他人と話題にし難いです。海産魚が淡水に代表を送り込んでいますが、ナマズばかりは逆に見えます。サケマスは海に回遊する淡水魚ですが、淡水に完全適応した淡水魚には海への進出は無理そうです。この辺の進化について通る話が欲しいのですが、思い付けません。魚の系統図なんて、どこまで完成されている物か。


【パソコン大魔神】 2022/10/06 (Thu) 10:58

「棘無し半角スペース」さんへ

海の生物も基本は”淡水性”なんです。違いは塩分を排出する能力の有無です。うなぎや鮭・鱒は海水でも淡水でもOKです。ちなみに、鯛を食べたら塩辛かったという事は有りません。

ついでに、人間の血液の塩分濃度は大昔、海から陸に上がった時の海水の塩分濃度だそうです。その頃の海水は現在より塩分濃度が低かったんです。(生理食塩水の塩分濃度)


【?】 2022/10/06 (Thu) 12:36

パソコン大魔神様

 淡水適応した物は、膨潤対策で水分の排出をします。海水適応した物は塩分の排出をします。
 脊椎動物が汽水域で現われて、淡水域に進んだ物と、海に留まり濃塩水に適応した物に分かれ、淡水適応したものから両生類が出現したのだという事の様です。濃塩水に適応した物達は、体表が水を通し難い物か、案外に淡水域にはいったり、定着したりします。汽水域は降雨で真水近く薄まる事がありますから、元々に素質ができていたのかも知れません。汽水から淡水に進んだ物は、今の濃海水には不慣れでしょう。ただ、等張までの塩水は恐らく大丈夫でしょう。

 植物や昆虫は、もっと早かったのでしょう。どう進化したか私には想像を超えます。それだけ長い期間を経ています。高等植物は海に広がりません。高等植物と共生の昆虫は、植物の分布する所に留まります。
 しかし、気付くなら、海綿動物・腔腸動物・線形動物・扁形動物・環形動物・節足動物・軟体動物、皆が海陸に分布しています。爬虫類以降の乾燥適応した物は、濃塩水の海に広がりました。この物語を、具体的な種を取り上げて細かにしたいのです。


【パソコン大魔神】 2022/10/06 (Thu) 17:54

「棘無し半角スペース」さんへ

そんじゃ~「生物学のサロン」を作りましょう。


【?】 2022/10/06 (Thu) 19:32

パソコン大魔神様

 止めときましょう。
 そういうのには私は乗れません。


 シーラカンスと言うのが妙なのですよね。肉質の鰭がいかにも脚に近く見えますが、複数種現存するのが海産です。ハイギョの類とは違いますね。
 また、我々が見付けたいのは、サンショウウオに似た魚でなく、おたまじゃくしに似た魚です。今の硬骨魚的な鰭に進化してしまえば、その後に脚にはならないでしょう。そういう鰭を持たない魚です。


【パソコン大魔神】 2022/10/08 (Sat) 00:51

私「パソコン大魔神」の曾祖父「小野健之助」は土佐一条家の末裔で、明治の世になってから京都帝国大学理学部で学び、三井財閥の炭鉱の管理者から東京工業試験所の初代所長となりました。京都帝国大学では初代理学部長の「中澤岩太」の門下となり、その流れで東京帝国大学の理学部と太い人脈が有りました。「中澤岩太」はパリ万国博の出展に尽力し、その後「京都工芸繊維大学」を創設し初代学長となりました。

しかし、私にして見れば、こんな物は「クソ喰らえ!」で、学者なんて口ばかりで権威主義の塊でしか有りません。人間として生を受けたからには何か具体的な物を残さなければならない。しかも、こんな家系に生まれたからには”論文”だけ残しても何の意味もない。アインシュタインは「相対性理論」と言うデタラメな理論を残し、更に原子爆弾を世に残しました。最低の中の最低な奴だと思っています。

そこで、私は京都の「東洋電具製作所」に入社し「超高信頼性・発光ダイオード」を商品化・量産化までやりました。そしてこの世界からエジソンの電球を極限まで減らしてやりました。正直、トーマス・エジソンには勝ったと思っています。

次に、世界のIBMを動かしてパーソナル・コンピュータという新たな市場を作りました。こんな事は誰でも簡単に出来ることでは有りません。何故なら、IBMは大型コンピュータの世界最大のメーカーです。その巨大IBMに個人向けのパソコンを作らせるというのは、半端な知識では出来ません。それを実現しました。

次に、奈良「正倉院」に破損した状態で所蔵されている「呉竹笙(くれたけしょう)」と「呉竹竿(くれたけう)」の復元を行いました。これまで1300年間誰も実現出来なかった事でした。しかし、私がやらなければ今後4000年以上絶対に出来ません。つまり藤原の血を引く者にしか許されない事だからです。藤原の血筋の者でなければ”光明皇后”の霊の逆鱗に触れて死に至る。過去、復元作業が出来ず1300年放置されて来たのは、そう言う事です。これは命懸けの仕事でしたが復元できました。

後、やるとすれば、学校で教えているデタラメな物理学を修正することと、同じくデタラメな日本史・東洋史を修正するくらいですが、何か具体的な物を残す事では無いので、途中で中断する事になると思います。
それには東京大学を中心とする”学者”と称する権威主義者達を駆除する必要があるのですが、この誤った権威主義を作ってしまったのも私の先祖なので、事は複雑です。生きている内に実現しなければ怨霊となってでも何とかしなければと考えています。


【磯津千由紀(寫眞機廢人)@ProOne 600 G1 AiO(Win10Pro64)】 2022/10/10 (Mon) 09:47

 こんにちは。


 「コンピュータの話題」は、下記に引っ越しました。

<参考=自説NO.415 パソコン大魔神起稿「コンピュータの世界で生きて来た人達へ」出直し2度め>(起稿22/10/10)


【パソコン大魔神】 2022/10/11 (Tue) 09:09

磯津千由紀さんへ

おいおい!
勝手に引越しせんといてクレ!


【パソコン大魔神】 2022/10/13 (Thu) 04:24

このスレッドは10月1日に作成したが、余計な邪魔が入ったため、10月3日に再作成した。

今度は冒頭に「メイン・フレーム」の世界の話だと宣言したので、パソコン・オタクの書込みは回避できた。ところが、「メイン・フレーム」の話としたのが災いしたのか、全く何の書込みも無い。つまり、この掲示板を覗きに来る人達は大型汎用コンピュータの世界とは縁が無い人達ばかりだと言う事が判った。

そこで「パソコン大魔神」が、”パソコン通”だと思っている連中の鼻をへし折ってやる。

一言 「パソコンはコンピュータでは無い」。


【パソコン大魔神】 2022/10/13 (Thu) 05:09

「日本のコンピュータ教育の根本的な誤り」

今でも、子供にコンピュータ・プログラムを教えよう考える大馬鹿者が居る。「文部科学省」だ。

実際にコンピュータ・システムを運用した事が無いので仕方が無いことだが、”教育”と名の付くモノは全てが根本的にズレている。例えば、自動車学校では”クランク”や”S字カーブ”や”車庫入れ”を教えている。実地試験もその延長でしか無い。本当は、”道徳”を教えなければならない。そもそも道徳心の無い奴に免許証を交付するから事故が減らない、自動車の運転は人間性の問題である。
また、自転車に乗るのに「自転車学校に行った」なんて話は聞いた事が無い。親兄弟から見様見真似で習うものだ。ちなみに、大魔神は子供が自転車に乗り始める前に「道路交通法」を教えた。何故なら、標識が判らなければ自転車には乗れないと考えたからだ。この事は今でも子供達との語り草になっている。

コンピュータの教育も完璧にズレていて、言語から教えている。世のコンピュタは”言語”で動いていない。実務で使われるコンピュータは「入出金業務」や「売上・請求業務」や「会計業務」など”業務”として動いている。それが、何故か昔からコンピュータは”言語を習得する”ところから始まる。
実業務を知らずして、コンピュータ・システムの構築は出来ない。ここが、根本的に間違っている。

ここからは、コンピュータ・システムがプログラミング言語とは”別の世界”だという話をする。改めて言う。
「言語で動いているコンピュータは無い」


【パソコン大魔神】 2022/10/14 (Fri) 02:18

「言語で動いているコンピュータは無い」-前段-

「ウ~サン」は、当時IC製造部FT課に所属していた「前 登(まえのぼる)」君と共謀して「ローム株式会社」を退社し、事務用コンピュータの販売を行っていた「ミロク経理」の販売特約店に加盟した。当時の「ミロク経理」は主力商品であった「ミロク式会計伝票」が伸び悩み始めていて、オフィス・コンピュータの販売に活路を求めていて、「販売特約店」を募集していた。実は、この仕掛けがイカサマだったのだが、世間知らずのエンジニア上がりは2人共見事に騙された。それが判ったのは「ミロク経理」が倒産して大変な目に遭ったからだ。しかし、その時の血が出るような努力が「日本IBM」に評価され、IBMを変えるまでになった。

「ミロク経理」の話

当時「ミロク経理」が販売していたコンピュータは「ミロク・スーパー7」でオフィス・コンピュータという扱いだったが、実際はCPUが「Intel8086」のパソコンだった。OSは「CP/M」。キーボードは「アイテム・ブック」と「漢字タブレット」が一体になった物。プリンタは沖電気の24ドット・シリアル・プリンタという贅沢な仕様だった。価格は何と288万円。当時販売されていたNEC PC-98とはエライ違いだった。「ミロク経理」の販売方法は、パッケージ・ソフト「販売・購買・在庫システム」「経理システム」「給与計算システム」を販売する事で、プログラミング言語は公開されて居なかった。現在販売されている「オービック 奉行シリーズ」「PCA 業務システム」「MJS 業務システム」は全て「ミロク経理」のパッケージ・ソフトが原点である。「MJS:ミロク情報サービス」は「ミロク経理」を裏切った是枝伸彦が起こした会社で、株式上場をしているが会社そのものが”泥棒企業”だ。「ミロク経理」の倒産時にたまたま別法人になっていた為に巻き込まれなかったが、負債は当時の販売特約店に被された。後に「ミロク経理」の開発チームと一部の社員を吸収して逃げてしまった。負債を被せられた販売特約店は悲惨な目に遭ったが、「MJS」は逃げ延びて今が有る。投資家は「MJS」が”反社会的企業”である事を認識して頂きたい。「PCA」にも多くの「ミロク経理」の社員が緊急避難したが、現在では殆ど残っていない筈だ。しかし、「PCA会計」を含む業務システムの基本が「ミロク経理:パッケージ・システム」で有る事は認識して頂きたい。「オービック」や「大塚商会」は「ミロク経理」のシステムを真似たもので、「奉行シリーズ」はオービックのオリジナルでは無い。元々オービックは三菱電機の販売特約店に過ぎなかった。三菱電機がコンピュータ事業から撤退したために「ミロク経理」のパクリ・ソフトを売って生き延びた、コイツも”泥棒企業”である。

それほど迄に「ミロク経理」のパッケージ・システムは凄かった。しかし、そうなる迄に裏で「ウ~サン」が暗躍していたことは「MJS」の開発チームしか知らない。


【パソコン大魔神】 2022/10/15 (Sat) 00:55

-「ミロク経理」驚異のアッセンブリ言語”EAPLE”-

「ミロク経理」の販売特約店は、マシンとパッケージ・ソフトを販売し、サポートを行う事で収入になる。マシンの販売手数料は60万円程、パッケージソフトは全額、サポートも全額収入になる。一見、ボロ儲けのように見えるが、特約店契約をするためには、マシン1台と「販売・購買・在庫システム」「一般経理システム」「給与計算システム」を各1本づつ定価で購入するのが条件となっていた。従って、400万円ほどの初期投資が必要なため、それなりの資金が必要になる。しかし、小売業を開業する場合でも商品の卸業者やメーカーに仕入額相当の保証金を支払わなければ商品を供給してくれない。現金購入で有れば保証金は要らないが、店の在庫商品相当の資金が要る。サラリーマンと違って事業者は、事務所や営業車、店舗や倉庫や作業場、電話や電気やガスや水道などそれ相応の開業資金を要する。「ミロク経理」の販売特約店とて同様に相当な開業資金が必要だった。何らかの商売を始めるというのは大変な事で、親の事業を継承するのが一番楽である。そうでなければ、老舗に婿入りするか、潰れかかった事業を引き継ぐか、それなりの覚悟が必要となる。ゼロから事業を始めるのは、最もリスクが高い。

「ミロク経理」の販売特約店契約をしている業者は、ほとんどが事務機器販売業を営んでいる事業者かソフト開発を受注する目的のいわゆる”外注ソフト屋”で、脱サラして開始するのは敷居が高かった。その高い敷居を一挙に引き下げてくれる制度が「リース制度」という金融システムで、初期投資分の費用を5年の分割払いで調達できる。全国のコンビニも、実際はこの制度でフランチャイズ店を増やしていた。銀行に飛び込んで「開業資金を貸して下さい」と頼んでも「担保と実績と事業計画が無ければ融資出来ません」と言われるだけなので、それをリースで賄えるというのは嬉しい話だが、そこにはシッカリ落とし穴が待っている。所詮”金融業界”というのはそういう物だが、そんな事は学校では教えてくれていなかった。「経済学」が詐欺師の学問だと判るのにそれほどの時間は掛からなかった。「ミロク経理」と”金融業界”が仕組んだ仕組みは「販売特約店」の数を増やす事で、会計伝票販売を遥かに上回る莫大な売り上げを計上していた。しかし、それが判ったのは数年後に突如「ミロク経理」が倒産し、そのツケが「販売特約店」に降り掛かって初めて判った。

前置きが長くなったが、コンピュータ業界に足を突っ込むというというのは、案外リスクが高い。大学の情報工学科を卒業した程度のド素人が、何らの社会経験を経ずに企業の「情報システム部」に入社して「COBOL」だ「RPG」だ「C⁺⁺」だ何て言って給料を貰うのは、犯罪にも等しい所業だが、そもそも学校教育自体がズレているので、企業側もそう言う馬鹿共しか採用出来ない。だから、企業の「情報システム部」は何処の会社でも馬鹿者集団になっているのが現状だ。その典型が有名な「みずほ銀行」だ。

「ミロク経理」のアプリケーション・ソフトは「EAPLE」というCOBOLに近いアッセンブリ言語で構築されていた。まだ当時はハード・ディスクが大型コンピュータの世界にしか無かった時代なので、外部記憶は「8インチ・フロッピー・ディスク」だけだった。「ミロク経理」のシステムの特徴は、このフロッピー・ドライブが3台搭載されていた事だ。「販売・購買・在庫システム」の場合、起動する時はドライブ”0”にOSのCP/MとEAPLEインタープリターと中間言語のオブジェクトと漢字フォントが記憶されたシステム・ディスクを挿入して起動する。ドライブ”1”には「得意先マスター・ファイル」「商品マスター・ファイル」などのマスターファイル類が格納された「マスター・ファイル」。ドライブ”2”には「累積ファイル」というトランザクション・データ・ファイルと「ソート・ワーク」というデータを並べ替える為に使われる作業ファイルが格納された「累積ファイル」の3ドライブを使うのが基本だった。
「経理システム」も同様で、「プログラム・ファイル」「科目マスター」「仕訳ファイル」という3枚構成、「給与システム」も「プログラム・ファイル」「社員マスター」「給与明細ファイル」という3枚構成だった。この3ドライブというのはIBM5550でも採用されていたが、国産メーカーでは本体に1ドライブが有って、外付けで1ドライブという構成が多かった。この3ドライブと2ドライブの差がアプリケーション・パッケージの大きな差になってしまった。

アッセンブリ言語「EAPLE(イープル)」はCOBOLをやや簡略化した言語で、最初にデータ領域を宣言しておいてから実行プログラムとなる。内部サブルーチンは使用できるが、別ファイルの外部サブルーチンは使用出来なかった。従ってダイナミック・リンク・ライブラリ(DLL)という概念は無い。最初に宣言するデータ領域はディスクのデータ・ファイルと画面表示フォーマットとプリント出力フォーマットで、COBOLと殆ど同じだった。FORTRANやRPGの様な出た処勝負でデータ領域を宣言するより面倒臭いが楽だった。実行命令は殆どCOBOLと同じでプログラム言語としては意外に完成度が高かった。実は、マシンとEAPLE言語はバリコンで有名な「アルプス電気」が開発していて、「ミロク経理」サイドは稲垣クンという天才が開発していた。アプリケーションは小川クンと言う、これも天才がやっていた。その天才達を仕切っていたのが松丸部長という一見陰気そうなオッサンだったが、この松丸部長が結構オモシロイ奴だった。「ミロク経理」の開発部隊は九段の靖国神社の南側のビルに有って、その上の階に「ソフトバンク」が詐欺まがいの商売を始めていた。携帯電話事業に乗り出す前のゲームソフトの販売会社だった。

数年後、九段の開発部で松丸部長が「最近さ~、うちも社員数が増えたかで大企業病なんだよなぁ~!」とボヤいた翌日に「ミロク経理」が倒産した。しかし、本人は笑っている場合では無かった。このボケを噛ました松丸部長がウ~サンと日本IBMを繋ぐ架け橋になってくれた。


【パソコン大魔神】 2022/10/15 (Sat) 23:16

「ミロク経理」のパッケージ・システムが他を圧倒し、倒産して後でも脈々と生き続けている理由は、”ミロク式帳票システム”をそのままコンピュータ・システムの置き換えたからで、販売管理の起源は江戸時代の「大福帳」(中京区麩屋町二条に現存する「大福寺」が起源)に遡る。経理システムに至っては紀元前のユダヤ商人に遡る。世界最大のソフト・メーカー「Microsoft」社も絶対に踏み込めないし、踏み込まない領域が「基幹業務システム」の世界だ。「ミロク経理」は長年培って来た”複写式手書き伝票”のシステムをソックリそのままコンピュータ・システムの置き換えた。「ミロク経理」の世界から見れば、日立製作所や日本IBMや東芝、NECなど大手コンピュータ・メーカーが提供していた「基幹業務システム」は「馬鹿じゃないか!」と思うほど悲惨なものだった。つまり、実際に現場で仕事をした事が無い”プログラマー”が幾ら知恵を絞っても、考えが浅過ぎて実務で使えるレベルとは程遠いものだった。最初に話したように「情報システム工学科」を卒業した優秀なプログラマーでも、現場の事務員さんから見れば”ただの兄ちゃん”でしか無い。そんな奴が集まったのが企業内の「情報システム部」だ。

そこで「ミロク経理」の帳票システムが如何にコンピュータ・システムに変換されたかの一例を紹介する。例えば「売上伝票」、一枚目が「日計表」になる。二枚目が「請求明細書」、三枚目が「得意先元帳」、四枚目が「商品台帳」になる。取引明細は伝票の一番上に有って、一枚の伝票に6行の取引明細が記入出来る。それを専用のバインダにズラしてファイリングすると「日計表」「得意先元帳」「商品台帳」が出来上がる。「請求明細書」は締切日に「請求合計表」と共にホチキスで閉じて、封筒に入れて郵送する。この帳票システムの画期的な事は、各伝票の裏面に活版印刷でカーボンが印刷されていて、理論上は転記ミスが起こらないことだ。
「経理システム」は更に単純で、一枚目が「日計表」二枚目が「貸方票」三枚目が「借方票」で、「合計残高試算表」を作成しなくても「総勘定元帳」が作成できる。その合計値で「貸借対照表」と「損益計算書」が転記ミス無く作成できる。この考え方をそのままコンピュータのデータとした。特に「経理システム」の特徴は一行の仕訳データで貸方トランザクションと借方トランザクションの2件のトランザクション・データを作成するというのがミソだ。同時に勘定科目マスターを即時加算する。システム・エンジニアやプログラマーでは、この様な発想は出来ない。普通に考えれば、仕訳データを一旦”日次トランザクション・ファイル”に蓄積し、バッチ更新で勘定科目マスター・ファイルを更新するようなロジックを作る筈だ。経理システムのミソはデータ修正の痕跡を絶対に残さない事だ。

実は、業界には業界の裏事情が有る。税理士は元税務職員の退職者が多いので、税務署に都合が良い方向で財務諸表と決算書を作成したがる。企業からすると税額は出来るだけ減らしたい。しかし、赤字になれば銀行の態度が急変する。そこで、決算時には在庫や仕掛品の評価で税理士と企業で「ア~だコウだ」と揉める。その仕訳修正の痕跡が残ると政務所の税務調査の対象になり易い。従って、修正仕訳の痕跡は絶対に残してはいけない。そう言う業界の裏事情までシステム・エンジニアは頭が回らない。
同様に公認会計士は上場企業の株価を維持するために、企業業績の水増しをしなければ仕事が無くなる。そこで、在庫や仕掛資産で資産勘定の評価額を操作する。これも仕訳データ修正の痕跡を残してはいけない。「ミロク経理」が倒産しても「ミロク情報サービス(MJS)」が生き延びた理由がここに有る。ユーザーのほとんどが税理士と公認会計士で、「MJS」は財務データの修正が自由自在に可能な財務システムを売りにしていたからだ。実際、この世界は納税額を先に決めておいて仕訳データの改ざんが判らない様に決算書を作成する事が不可欠なんだ。

実務の世界では学校では絶対に習わない「大人の事情」が必ず有る。財務の世界は修正の痕跡が判ってはいけない。同じ事は建設工事業の財務にも言える。工事を完成させたり、未成工事に戻したり出来なければ実際には使えない。工事が完成したか未完成か、で会社の売上額が上下する。役所の「経営審査」や税務署には判らないように試行錯誤が出来るシステムでなければならない。人事管理の世界では役員報酬だけ貰っている人は居たり、実際に働いていない定時出勤・定時退社の社員が何人か居たりする。
販売管理でも販売価格は定価でも添付数で実質的な値引きをしていたり、バックリベートが有ったりする。再販制度の縛りがキツイ「製薬業界」「化粧品業界」「酒販業界」では、普通では考えられない特殊な取引が山のように有る。特に「酒販業界」では「空容器」の取引が有って、ビール瓶や一升瓶を酒屋が持って帰るのは善意なだけでは無い。「空容器」は独立した流通経路が存在するので商売として引き取りをしている。そういう「大人の事情」にも対応しなければ実務では使えない。

アメリカは歴史が短い多民族国家なので、基本的に”取引先を信用しない”という文化だ。逆に日本は信用を重んじる文化が根付いているので「大人の事情」が随所に有る。その事を知らずに業務システムを構築することは出来ない。


【パソコン大魔神】 2022/10/17 (Mon) 01:18

-諸悪の根源「構造化プログラミング」-

「ミロク経理」の基幹業務システムは「販売・購買・在庫システム」「一般経理システム」「給与計算システム」が1セットで、大抵の企業はこの3システムでコンピュータ化が実現する。それに「日本語ワード・プロセッサ」が別提供されていた。何しろ、沖電気製の24ドット・プリンタが標準搭載されている上に、キーボードに和文タイプのような漢字タブレットが標準装備されていたので、当時発売され始めていたワープロ専用機より簡単で高品質な文書作成が出来た。企業の営業部門も経理部門も社内文書や社外向け文書作成の需要が多かったので、ワープロとしての社内争奪戦は熾烈だった。マシンがどの部署に設置されるかは、企業内での”力関係”で決まるので、経理部門が強い会社では「経理課」、営業部門が強い会社では「営業部」、「人事課」は大抵経理か営業に遠慮しながら借りるという会社がほとんどだった。
このシステム運用に必要な経費は、マシンとソフトのリース料(賃借料)が月額12万円ほど、消耗品としては15インチ・ストックホーム紙、フロッピー・ディスク、売上伝票用紙、請求書用紙、元帳用紙などで月額2万円ほど。後は半年に一度プリンタ・インクリボンを交換する位なので、全て足しても女性社員一人分の給料にも満たない。しかし、事務員さんの採用を3人程度は減らせるので、企業にとってはメリットが大きかった。
問題は、古参の事務員さんが「クビになるのでは?」と疑って、何かと風当たりが強くなる事だった。そこは、”オバサン・キラー”の「ウ~サン」としては、ひたすら低姿勢に”誠意大将軍”に徹して切り抜けた。中小企業のコンピュータ導入で一番神経を使うのは”お局様”対応で、社長でさえ「上手い事やって~な!」と逃げていた。その”お局様”が社長の奥さんだった場合は最悪で、夫婦喧嘩の仲裁までしなければならないケースも有った。

ところが、これら標準基幹業務システムでは対応できない企業から問い合わせが来る”有難い”ケースも有る。最初に個別システムを手掛けたのは京都市南区のマンション管理組合からの「水道料金請求システム」だった。これは「ミロク経理京都支社」(当時、東洞院四条の「Jujia」の上の階に有った)の福本所長に頼んでソフト開発会社を紹介して貰った。システムとしては非常に簡単で「居住者マスター・ファイル」と「水道料金請求書」のプリント・アウトだけだ。何故コンピュータ処理が必要なのかと言うと、戸数が700戸を超える京都最大の分譲マンションだったため、手作業で請求書を発行するのが大変だったからだ。
分譲マンションの管理組合には、実はここにも「大人の事情」が有る。京都市の場合、水道料金の請求を管理組合に委譲している。早い話が「面倒臭い」からだ。京都市水道局はマンション全体に水道水の供給する”元菅”にメーターを設置して二ヶ月に一度のペースで管理組合に「上下水道料金」として請求する。管理組合は各戸の水道メーターを検診し、隔月で「上下水道料金」として各戸に請求する。マンション管理組合は「簡易水道事業者」でも有る。ここでの「大人の事情」は京都市が請求する料金は引込管の口径に応じた単価で計算するため、大口需要者の扱いになる。一般家庭のは水道管の口径が異なるので、水道料金の差額が発生する。その莫大な差額がマンション管理組合の”ヤミ収入”になる。管理組合がボヤボヤしていると「マンション管理委託会社」に差額をネコババされる悪質なケースも有る。京都市南区の京都最大の分譲マンションの場合、水道料の差額が莫大なので、コンピュータを導入して個別システムを構築しても短期間で元が取れる。実は、この管理組合の理事長が「ウ~サン」だった。ただ、下手をすると”背任””横領”の疑いを掛けられる可能性が有ったので、別の販売特約店経由で購入する事にした。これもまた別の「大人の事情」だった。

この「住民管理・水道料金管理システム」は、発注者が「ウ~サン」だったのでソフト開発会社からソース・コードの提供を受けた。そのソースを見て唖然とした。どのプログラムも、処理のロジックが全く追えない。プログラムの全てがデータ領域を宣言した後、サブルーチン・コールの連続になって終了する形になっていた。そこで、JR新大阪駅前に有ったソフト開発会社に行き、社長に「何でこんなプログラムを書いた?」と尋ねたら、「ウチは基本的に”構造化プログラミング”で製作しているんや!」という訳の判らない回答だった。後で知った事だが、この時期ソフト外注の間で”構造化プログラミング”という手抜手法が蔓延していた。確かに、プロブラムを粗製乱造するには合理的な方法では有るが、プログラム・ロジックを追い難い上に、一切のコメントが書かれていないため、実行エラー(バグ)の解析は非常に難しくなる。
実際「ミロク経理京都支社」でも個別システムのトラブルが絶えなかった。しかも、プログラミングを行った会社が倒産していたり、プログラマーが別のメーカーの鞍替えしたりして、宙に浮いてしまった話が沢山有った。そこで独自に「逆アッセンブラ」を開発し、オブジェクトからソース・コードを生成する事にした。すると、トラブルの多いシステムのほとんどが”構造化プログラミング”で製作されていた。プログラムのバグの修正にはグチャグチャな”構造化プログラミング”を丁寧に解く作業が不可欠になった。

後に、日立製作所、日本IBM、東芝、NEC、富士通の全メーカーが販売していた「基幹業務パッケージ」のソース・プログラムを検査したところ、ほとんどが”構造化プログラミング”で製作されていた。大手コンピュータ・メーカーの「基幹業務システム」の出来の悪さの原因の一つに、当時ソフト外注に蔓延した”構造化プログラミング”手法が挙げられる。


【パソコン大魔神】 2022/10/17 (Mon) 09:54

-「構造化プログラミング」駆除不能-

COBOL(コボル)やFORTRAN(フォートラン)の様な高級言語から”コンピュータ教会”に入信した人と、ウ~サンの様に高級言語から一旦アッセンブラとかマシン語に戻って、RPGの様な高級言語に帰って来た人間では、プログラムの考え方が根本的に異なる。ウ~サンの様な”希少動物”はプログラムをマシン語に変換して考えてしまう。実は、困ったことなのだが、頭の中で「プログラム・カウンタ」「レジスタ」「アッキュームレータ」「スタック・ポインタ」が常に働いてしまう。考え様によっては”一種の病気”なのかも判らないが、常に頭の中で「コンパイラー」が働いている。しかも、「マルチ・ユーザー」「マルチ・タスク」の環境では「ロードモジュール」どのように分割されるかまで考えてプログラミングを行う習性になってしまっている。最初の話で述べたように、コンピュータは高級言語では無く、マシン・コードで動いている。システム全体の実行効率を高めることと、実行エラー(バグ)を無くす為には、ロード・モジュール(オブジェクト)をコンパクトにする事で有って、ソース・コードを短くする事では無い。

「構造化プログラミング」に心酔したプログラマは、そこのところが全く判っていない。実はそんなプログラマーが日本は勿論、世界中に蔓延してパンデミック状態になってしまった。

どういう事か簡単に説明すると、”N”という変数をゼロ・リセットする場合、
MOVE ”0” N  より
SUB   N  N  の方が早い、更に
XOR   N     は命令一発でゼロ・リセット出来る。
XOR命令(エックスクレッシブ・オア命令)とはNにNの補数(ビットの0と1を反転させたもの)を足す事だ。X+(-X)と同じ事を一発でしている。
実際のコンピュータではもっと複雑な事をやっているが、考え方として見て欲しい。

構造化プログラミングで多用する”GOSUB”と”RETURN”はソース・プログラムでは簡単だが、コンピュータにとっては大変な事をやっている。”GOSUB”命令で、プログラム・カウンタをスタック・ポインタに覚えさせ、サブルーチンがロードされたアドレスにジャンプする。”RETURN”ではスタック・ポインタの値に+1した値をセットする。これでやっと戻れる。従ってサブルーチンの中から別のサブルーチンに飛ぶと、スタック・ポインタを2個覚えておかなければ戻れなくなる。サブルーチン・コールはマシンに余計な負担を掛けている。これがマルチ・タスクOSではサブルーチンがオーバーレイ構造のために分割されていて、メイン・メモリーにロードされていないケースが多いため、ディスクから追加でロードする必要が有る場合が有る。
何を言っているのか、サッパリ判らないと思うが、ここまで易しく書いているのが判らない人は、プログラマーとしての適性が無いと思って欲しい。
要するに、ソース・プログラムでは短い命令でも、マシン語に翻訳(コンパイル)されるとコンピュータの中ではエライ事になっている。という話。

ところが、MACが登場し、GUI(グラフカル・ユーザー・インターフェース)が不可欠になってしまい、Microsoft社もIBMも対応せざるを得なくなてしまった。そこで、IBMのOS2開発部隊をMicrosoft社に移籍させてWindowsをリリースさせた。その時にWindowsそのものが”構造化プログラムのお化け”になってしまっていた。それでもWindows3.1までは、MS-DOS上で動くアプリケーションだったが、Windows95から後は完璧な”構造化プログラムの権化”と化してしまった。Windowsカーネルの共通する要素をモジュール化し、ダイナミック・リンク・ライブラリ(DLL)として提供した。実行モジュール(EXE)はDLLを使用する事で大幅な効率アップを得る事が出来た。その反面、色々なアプリケーションがDLLを共有して使用するために、プログラム・カウンタが暴走して迷子状態になりアプリケーションが固まる「フリーズ現象」が頻発した。Windows Meまでの”Windows95系”はコンベンショナル・メモリが640KB(それ以上は小さなサイズの領域を差し替えて使っていた)だったので、DLLの共有使用は避けられなかったが、Windows2000以降はメモリー空間の制限が大幅に緩和されたことで、アプリケーション毎に別々にロードする事が可能になり、画面が固まることは無くなった。

こうなってしまっては、残念な事に”構造化プログラム”を駆除することは不可能になってしまった。コロナ・ウィルスと同様”With 構造化プログラム”の世界で生きるしか無い。しかし、メイン・メモリーが最低でも4~8GB以上必要という呆れた世界になってしまった。


【パソコン大魔神】 2022/10/18 (Tue) 05:54

-「ミロク経理販売特約店」順調なスタート-

ウ~サンが自分が住んでいて管理組合の理事長だったところに「ミロク:スーパー7」を半ば強引に設置した。これは、明らかに”職権乱用”だった。本式に企業に販売したのは、これも有る意味”押し売り”に限りなく近い。この「シバケンの天国」に「M社のISO物語」に登場する「M社」だった。時は1982年、ウ~サンと前クンが「ローム株式会社」を退社して「ミロク経理販売特約店」を旗揚げした年だ。「M社のISO物語」の約15年前に「ミロク:スーパー7」を納入した。その後「IBMシステム36」にシステム・アップした、「ローム株式会社」のLEDアレイ製品の生産と、後に「任天堂」のファミコンの生産を行い、亀岡でも大きな企業に成長した。

「M社」とは「ミヤ電子(株)」で、ウ~サンが最初に設計した8の字2桁の無線機に搭載するディスプレイの基板を製作する仕事を発注、その頃は「(有)イナカワ」という内職屋さんだった。場所はJR山陰線並河駅近くの線路沿いの倉庫の一角で、事務所なんか無い薄暗い作業場だった。この「イナカワ」さんに発注した仕事は、耐熱ガラス・エポキシ両面基板に16本のリードピンを挿入してカシメを行う作業で、設備は「ローム:トランジスタ製造部」の大居さんが担当してくれた。かの、ボール・ボール・ボンダ―の生みの親という神様のような存在の先輩だ。この頃の「イナカワ」さんは近隣の農家を回って農家の奥さん達に内職仕事を提供する地味な仕事だった。その内職屋さんがLED製品の爆発的な業績アップにつれて大きくなり、千代川駅の少し山に入ったところに土地を買い、社長の自宅と工場を建てるまでになった。そうなる迄に、仕事を発注して来たのが、他ならぬウ~サンと前クンだった。前クンは「ローム:IC製造部FT課」でIC製品の標印検査などを発注していた。その2人が揃って社長の家に押しかけ「ミロク:スーパー7」を買え!。となった訳で、間違っても”嫌”とは言えない立場に有った。これは、一般的な営業活動では無い。100%”押し売り”と言われても仕方が無い。
この「ミヤ電子(株)」では「販売・購買・在庫システム」「経理システム」「給与計算システム」のフルセットと「日本語ワープロ」を納入し、導入サポートは前クンが担当した。シバケンさんが「ローム株式会社」をリストラされ、ISOのコンサルタントになる15年程前の話だ。
その頃の「ローム株式会社」は三菱電機のオフコンを導入したが、ホスト・マシンの能力が不足して稼働出来ず、端末にシートが被った状態だった。何と、親会社の「ローム」より先に子会社の「ミヤ電子」がコンピュータ化を実現してしまった。「ローム株式会社」は後にIBM3090システムを導入したが、全社情報システム「ロビン」の開発に手間取り、「ミヤ電子」のIBMシステム36の全社システムの方が先に稼働していた。当時「うちの方がロームより上や!」と稲川社長がロームで自慢していたらしい。

その次に手掛けたのが「京都大学病院」の敷地内に有る2つの保育園で、ある紹介者から「コンピュータが欲しい」という美味しい話だった。最初から「幾らで出来る?」という話で、「ミロク:スーパー7」に「社会福祉法人会計システム」と「給与計算システム」「日本語ワープロ」で納入した。「社会福祉法人会計システム」は一般企業の税務会計と異なる。基本的には複式簿記だが、勘定科目に厚生省が定めたコードが割り振られている。収入の多くが国と地方自治体から支給される「措置費」という名前の税金で、税務署に税金を支払うという概念が無い。ここはバリバリの共産党の世界で、後にIBMを日本共産党関連団体に次々に導入したため、ウ~サンが日本IBMで一躍有名人になった最初の記念すべきユーザーだ。

「ミロク経理特約店」の最初の年は、苦せずして販売が出来たところだった。この頃は失業保険が1年間貰えたので、生活は楽だった。後にバブル経済崩壊で「雇用促進事業団」が雇用保険の財源をリゾート開発で食い潰し、失業保険が大幅に削減される前の平和な時代だった。その翌年から、一転して地獄が待っていた。


【パソコン大魔神】 2022/10/19 (Wed) 05:49

-「ミロク経理販売特約店」vs ヤクザ -

「ミロク経理販売特約店」として順調なスタートを切った「ウ~サン」だったが、「ミロク経理:京都支社」の名前は忘れてしまったが福本支社長の後ガマの支社長から「頼むし、助けて~な!」と泣きが入って、と有るミロク・ユーザーへの訪問に同行することとなった。勿論、悪い予感はしていたが、何事も社会勉強。”目クラ蛇に怖じず”で同行した。

処は、京都市伏見区(これだけで充分怪しい)京阪電鉄「中書島駅」の北の路地を少し上がった(京都では北に行くことを”上ル”と言う。実際は真っ平でも)所の古びた酒屋さんだった。店の奥の居間に入るなり「アンタら、この落し舞いドウ着けてくれるんや!」とヤクザ映画そのものの店主の罵声が炸裂していた。聞けば、別の「ミロク経理特約店」がこの小売酒販店に「ミロク:スーパー7」を売り込んだ。ところが、自慢の「販売・購買・在庫システム」では酒販店の取引形態に適合しない特殊な取引が沢山有った。そこで、京都支社がソフト開発を発注して外注の人(個人経営)にソフトの修正を依頼した。ところが、この環境に恐れをなして逃亡、最後の手段として「ウ~サン」に白羽の矢が立った。・・・・・・・という流れだった。

ビジネス用語的には「クレーム処理」。正直、迷惑千万な話だったが元「ローム株式会社:IED製造部QC課」のプライドに賭けて「お任せあれ!」と言わざるを得ない状況になってしまった。しかも、ゼロからのスタートでは無い。すでにリース料の支払いは進んでいて、システムが稼働していなかった期間は、店主からすれば「金を盗まれた!」という心境になっている。しかも、この店主、明らかに現役の”ヤクザ”、映画俳優にしても通用すると思われるカッコイイ”ヤクザ”だった。従って相当なるマイナスからのスタートとなった。

酒販業の取引形態で他の業種と明らかに異なるのが「空容器」で、素人さんは「返品」として処理が可能だと思ってしまうが、実際は「仕入」と同じ扱いになる。空瓶を引き取ると「売上処理」の中に「仕入」が混在するという複雑怪奇な事になる。そこで、「販売・購買・在庫システム」の「売上処理」プログラムを秘密兵器の”逆アッセンブラ”でソース・コードを生成する事から始めた。ところが、このプログラムは強烈な長さな上に複雑なんてものでは無かった。それを連続徹夜でソース・コードを生成し「空容器」の処理区分を新設して「酒販用売上処理」プログラムを作成した。さらにバッチ更新処理の「日次更新処理」を”逆アッセンブラ”で解析し「酒販用日次更新処理」を作成した。更に「請求明細書」も「酒販用請求明細書」を作成。更に更に「月次管理表」類にも「空容器」を反映できるよう修正した。勿論「得意先マスター・ファイル」の空き領域を利用して「空容器取引額」のアイテムを作成した。結果、思わぬ大改修となったが、ここに「酒販業システム」が図らずも完成してしまった。

実は「小売酒販業界」には、ここにも「大人の事情」が有って、何処の酒屋も同じ商品を定価販売しなければならない「再販制度」に縛られていた(現在はディスカウントが増えて、この制度は崩れている)。つまり「商品マスター・ファイル」が共通で使えるという”美味しい”業界だった。従って、新規に導入しても「得意先」さえ登録してしまえば、速攻でスタートが切れる。ウ~サン開発の「酒販業システム」は「商品マスター・ファイル」を標準搭載して、近畿一円の「ミロク経理特約店」の稼ぎ頭になってしまった。

・・・で、問題の伏見のヤクザの話に戻るが、このお店の経営者は店主のお姉さんで、元々は伏見の花街出身の上品で美人の”女将さん”だった。そのご主人が過労からか亡くなり、途方に暮れていたところ、極道の世界に居た実の弟が店主となって姉を支えていた。この弟さん、見掛けはヤクザだが、話して行く内にメチャクチャ優しい奴だった。まさに、任侠映画そのものの異様な世界。「酒販業システム」が完成し順調に稼働する頃には「ウ~サン、飯喰ってき~な!」と、まるで家族の様に3人で鍋をつつくまでになっていた。

「ミロク経理京都支社」としては火消しに成功したと見て、滋賀県でもトラブルになっていた酒屋を全て振って来た。さらに、ヤクザ対応が評価され京都の「消費者金融」業者までも「ウ~サン」に振って来た。「ウ~サン」にして見れば地獄の日々の幕開けだった。


【パソコン大魔神】 2022/10/20 (Thu) 05:49

-「ミロク経理」新機種投入 -

 誰のお陰とは言わないが「ミロク経理京都支社」の業績は大幅にアップし、京都四条河原町の交差点を少し南に下がった(南下)「高島屋」百貨店の南のビルに移転した。フロア面積は「Jujia」のビルの2倍以上で、ショールームまで有った。その頃、新機種「ミロク:スーパーパワーXⅡ」と「ミロク:スーパーパワーXX(ダブルX)」が新発売された。大きな変更箇所はプリンタが富士通製のやや安物のものだったが、24ドット・プリンタだったので印字の品質は変らなかった。大きく変わったのが本体で、フロッピーが5インチになった。ドライブ数は3台で変わらず。CPUがインテル80186になった。OSは「CP/M」の会社がコケてしまったので、「MS-DOS2.0」となってFATが使えるようになった。それと、NEC製の3.5インチ10BM(ギガでは無い)のHDDが初めて搭載された。キーボードは「スーパー7」と同じアイテム・ブックと漢字タブレット。価格は「XⅡ」が298万円、「XX」が348万円だった。
全体としては、デザインがやや洗練され格好は良くなったが「スーパー7」に比べると”安っぽくなった”感が有った。

 操作上の変化は起動の手順で、プログラム・ファイルのシステム領域がやや大きくなったため、OSは”ドライブ0”で「IPLモニター」というフロッピーを読み込ませてシステムを起動し「EAPLEインタープリター」をメイン・メモリーに常駐させる。この”ドライブ0”を「プログラム・ファイル」に差し替えて、”ドライブ1”に「マスター・ファイル」、”ドライブ2”に「累積ファイル」を挿入する。内臓されたHDDはブート用では無く、ソート処理の時だけ「ソート・ワーク」として使用されるという変則的な使い方だった。

 この新機種が売れに売れた。ウ~サンの「関西開発部」が独自に販売を開始した「酒販業システム」は版権を「ミロク経理:京都支社」のほか、大阪支社・神戸支社にも渡したため、近畿一円で爆発的に売れた。また「スーパー7」以前の機種で完全個別システムで稼働していたユーザーが一気にリプレース時期になり、その全てがウ~サンの所に転がり込んで来た。

ウ~サンとしては「笑いが止まらない」と言いたいところだが、年中無休で京都を中心に滋賀県・奈良県・大阪府・兵庫県を駆け回らなければならない状況になってしまった。


【パソコン大魔神】 2022/10/21 (Fri) 09:55

-「ミロク経理」初のUNIXマシン発売 -

 老舗の大手コンピュータ・メーカーを尻目に快進撃を続けた「ミロク経理」だったが、我々が知らない間に大手企業の”魔の手”が迫ってきた。先ず、「東芝」が自力では売れそうも無い新機種の「ミロク経理」アプリケーション・パッケージを移植して「ミロク:ブランド」で発売するという手を打って来た。また、デスクトップ・パソコンも「ミロク:ブランド」で発売するという姑息な手を打って来た。「ミロク経理」はコンピュータ事業を「アルプス電気」一本でやってきたので、アルプス側から見れば”裏切り”行為となる。そこで「アルプス電気」には内密に新機種開発を進めたようだ。

 「ミロク経理」が調子に乗って大幅な事業拡張を狙ったために、結果的に倒産の憂き目に遭うのだが、この時は経営陣が舞い上がっていた。大手メーカーがOEM商品を手掛けるには、必ず裏が有る。「東芝」がOEM製品を発売する訳は「例え失敗しても逃げられる」という事だ。そこまで「東芝」が腐った大企業だったことに”新参者”の「ミロク経理」が気付かなかった。

 ある日突然に「ミロクMSトゥゲザー」というマルチ・ユーザー型のオフコンを発表した。メーカーは「東芝」で、ワークステーションが7台まで接続できる。OSは「UNIX」詳しい事は公表されていなかったが、これまでのスタンドアロン型の何チャってオフコンとは明らかに違う。ただ、IBMの様なメインフレーム系では無いことだけ判っていた。本来で有れば「東芝ブランド」で発売すべきものを、余程自信が無かったのか「ミロク経理」を巻き込んだ形になった。アプリケーションの開発言語は「COBOL」が提供されていたので、「EAPLE」から「COBOL」への移植は時間だけの問題だった。ところが、UNIXはセキュリティの概念が無いに等しいOSだったので、複数のユーザーで1つのファイルの共有する事が出来ない。具体的には「販売・購買・在庫システム」の「日次トランザクション」をワークステーション別に作成し「日次データ統合処理」で1本の「日次トランザクション」にするというUNIXの弱点が見えていた。

 そもそも、システム起動時に「ログ・イン」画面が無い。IBMの世界では有り得ない事で、最初からアプリケーション・メニュー画面が表示される。同様にワークステーションでも「ログ・イン」無しでメニューが表示される。こんなイカサマに気付くミロク経理社員や販売特約店は皆無だった。そもそも、大型コンピュータを使った経験者はウ~サン以外誰も居なかった。しかし、アプリケーションの完成度は意外にも高かった。その前に発売されていた「ミロク:スーパーパワーXⅡ」と比べても、HDDブートでファイル類もHDD常駐。FDはバックアップ用だけだったので、チョット見にはIBMシステム36レベルより上に見えた。ただ、提供されたユーティリティを操作するのに、UNIX独特のディレクトリ(インターネットのURLと同じ)構造には閉口した。何せ”ライブラリ”という概念が無い難儀なOSだった。

ところが、まだ発売もされていないのにミロク経理の営業が無謀にも契約してしまった。ウ~サンの会社に近い京都市南区鳥羽の「テラダマサ(株)」という日用雑貨卸の会社で、創業100年の老舗(京都では300年以上でないと”老舗”とは言えないが)で、巨大な倉庫を持つ卸売屋さんだった。京都府全域の百貨店・ホームセンター・金物店を顧客に抱える大企業だった。その会社のサポートを任された。


【パソコン大魔神】 2022/10/22 (Sat) 07:04

-「ミロク経理」倒産 -

 「ミロクMSトゥゲザー」が発表された後で、デスクトップ・パソコン「ミロク:G-5」が発表された。メーカーは「東芝」。「Dynabook」でノート型パソコンの牙城を築いた「東芝」だが、実はNEC PC-98に対抗してデスクトップ型パソコンもヤミで開発していた。元々「東芝」は「TOSBAC」として大型コンピュータも手掛けていた。ほかは、NECの「NEAC」、富士通の「FACOM」、日立製作所の「HITAC」、三菱電機の「MELCOM」が凌ぎを削っていた。しかし、最終的に生き残ったのはIBM互換路線を取った富士通と日立製作所だけだった。NECは”大塚商会”と共に沈没、三菱は”オービック”を撒き込んで撃沈、そして東芝は”ミロク経理”と共に玉砕した。
 
 「ミロク経理」が玉砕した原因は、目玉のアプリケーション・パッケージのフリーコピー路線を急転換し、コピーを禁止した事の一言に尽きる。後のMicrosoft社の「Windows XP」や「Office」、Adobe社の「Photoshop」などでも起きた現象だが「ミロク経理」が先例と作ってしまった。メーカーとしては「フリーコピー」が出回るのは損をしていると考えるのは理解できる。しかし、コンピュータはアプリケーションが無ければ、タダの箱でしかない。”売る側”と”作る側”の立場の違いが衝突した時、危機が訪れる。フリーコピーを禁止した事で「ミロク経理販売特約店」のモチベーションが急降下して、急激な販売不振、倒産という事になってしまった。その時の負債額は僅か10億円だったが、銀行や東芝が支えなかったのが決定的だった。何故なら「東芝」は見事に逃げた。パソコン開発部隊の半分は「Dynabook」部隊に編入、半分は「東芝テック」に飛ばされた。オフコン開発部隊は完璧に抹殺された。東大閥の「東芝」は最低の行動をして、市場から去った。ただし「Dynabook」だけは首の皮一枚で繋がって、今でも生存している。天下の「東芝」がノート型パソコンだけで存在しているのは、こう言う馬鹿な事をやってしまった報いである。

 こんな事態に「アルプス電気」が巻き込まれてしまった。資金繰りが急激に悪化した「ミロク経理」は「販売特約店」を回って”約束手形”を集めていた。怪しいとは思ったがアルプス製の新機種を発注するのに、先に”約束手形”を切らされた。また「ミロク:G5」を100台単位での”割賦販売契約書”の契約を強制した。その3日後にミロク経理が倒産してしまった。その時、銀行団がミロク経理本社に押し掛けて、”約束手形”と”G-5割賦販売契約書”を盗み出した。
後に窃盗団と化した大手銀行から手形の取り立てが来た。しかし、発注した商品は届かず、手形の取り立てだけが来た。「北海道拓殖銀行」と「東京銀行」の2行、後のバブル経済崩壊の時に「北海道拓殖銀行」は経営破綻し、「東京銀行」は「三菱銀行」に吸収されて無くなった。自業自得である。
 取り立てだけが来た”約束手形”は、”弁護士”に相談しても「勝てない仕事は受けません」の一言で逃げられたため、何とか工面して分割で支払った。以来、”弁護士”という馬鹿な奴等は、金になる仕事しかしないという事が判り、一切信用しない事に決めた。”G-5割賦販売契約書”はミロク経理の元役員の一人が銀行団(窃盗団)から取り戻し、廃棄してくれたので被害は無かった。

 ミロク経理の社員は、突然に会社が倒産したため、大パニックになり、ウ~サンの会社にも泣き付いて来た。中にはミロク経理社員だけで新会社を起こしたグループも居た。その脱藩組は後に同じ地域で商売仇になってしまった。また、この倒産劇に巻き込まれなかった「MJS:ミロク情報サービス」に逃げ込んだ社員も居た。コイツ等も後に商売仇になってしまった。何と同じ地域で、元の仲間同士の熾烈な潰し合いが始まってしまった。ここで明暗を分けたのが”技術力”と”資金力”だった。

ウ~サンの会社は何とか危機を脱して「ミロク経理京都支社」の全帳票ユーザーと全コンピュータ・ユーザーを引き受けた。そのお陰でウ~サンの会社は「ヤクザから役場まで」をキャッチ・フレーズに京都最大の販売店となってしまった。(ただし、悲しいかな売る物が無かった)


【パソコン大魔神】 2022/10/26 (Wed) 01:20

-「ミロク経理」倒産後の混乱 -

 バブル経済崩壊前の「イケイケ」の好景気の更に前、「第二次石油ショック」から抜け出して「ボチボチやな~」と油断していた矢先に、突然の親会社の倒産劇に巻き込まれた。ただ、この経験は後に巻き込まれる壮絶な「バブル景気崩壊」の予行演習になった。今にして思えば、この経験が無ければ後の「バブル経済崩壊」で”一家心中”していた可能性が有った。この時の貴重な経験とは、銀行の本性は”泥棒”だという事。弁護士は”金の有る方にナビく”という事。民事裁判官と書記官は”弱虫の馬鹿”だという事。これらの貴重な経験が「阪神大震災の余波」と「バブル経済崩壊」のダブルパンチを生き抜く知恵になった。

 先ず、日本を代表する名門企業「東芝」は見事に逃げた。勿論「東芝」自体も莫大な損失を被ったが、「被害者を救済しよう」などという考えは微塵も無かった。とにかく「東芝」の名前に傷が付くことだけ避けたかったようだ。逆に「アルプス電気」は製品在庫を原価で販売することで、自社の被害を最小限にしようと考えた上に、販売特約店に製品を提供できるよう努力した。「ミロク経理」製品のメンテナンスを行って来た「日信電子サービス」(日本信号の子会社)もユーザーを保護する方向でメンテナンス・サービスを継続した。

 ユーザーと販売特約店を救済するために動いたのは「CSK」で、当時の大川会長の指示で「オフィス・マネージメント」という新会社を設立した。そして、この新会社を窓口として「アルプス電気」の在庫を販売特約店に流通させる策を講じた。また「ミロク経理」アプリケーション・パッケージの開発部全員を「CSK」の子会社「CSO」に吸収して開発部員の散逸を防いだ。「CSO」の社長は元日本IBMのSE課長で有った藤枝氏で、大きなミスをしてIBMを退職したいわゆる”前科者”だったが、この事で「ミロク経理」アプリケーションとIBMの接点が生まれた。当時「CSK」はIBMの大型コンピュータ・ユーザーにシステム・エンジニア(SE)を派遣する事で急激に成長していた。ただ、実際は単なるプログラマー派遣業であって、IBMの設定した高額なSE派遣費用のピンハネをして食っていたイカサマ企業だった。現実はSEとは名ばかりで、コンピュータ学校を出た程度の余り質が良くないプログラマーを派遣していただけだった。その「CSK」の大川会長は「ミロク経理」が完成度の高いパッケージ・ソフトウェアでマシンの販売を伸ばしていたというカラクリを見抜いていた。このチャンスを生かして優秀なミロク経理の開発部隊を手中に収めた。そして、九段のビルから新宿新都心の「住友三角ビル」に開発部隊を移転させた。「CSK」は”善意の泥棒”を見事にやってのけた。

 突然の「ミロク経理」の倒産で混乱状態になった巨大なマーケットを「CSK」グループは短期間で横取りした。ここが「CSK」と「東芝」の運命の分かれ道だったと言える。「東芝」は「Dynabook事業」だけを残してコンピュータ市場から撤退し、「CSK」は日本を代表するパッケージ・ソフトのノウハウを手に入れたことで、IBMの世界で優位に立つ事になる。

 ウ~サンの会社も「CSO」に転籍した開発部隊と共にIBMの世界に足を踏み入れることになった。天下無敵と思われていた「日本IBM」も、実際に中に入って見ると唖然とする状態だった。確かに、SEは優秀な人が揃っていたが、日本IBMの営業部隊はマサカの”詐欺師”集団だった。


【パソコン大魔神】 2022/10/26 (Wed) 06:54

-「成果主義」とは詐欺師の論理 -

 「バブル経済崩壊」から30年と近く経った現在でも「年功序列から成果主義へ」などと馬鹿な事を言っている経済学者が多い。コイツ等は成果主義が如何に恐ろしいことか、実際の現場を知らない口先学者(代表は”竹中平蔵”)ばかりだ。日本には縄文時代から続く1万7千年の長い歴史が有る。殺し合いばかりやって来た下等な肉食動物の欧米人とは時間の観念が違う。それが”単年度評価”と”100年後を見据えた評価”の違いである。基本的に日本の”大和民族”は100年単位で物事を考えている。「今日の頑張りは3世代後に効いて来る」という信じ難い価値観が有る。「今日が楽しければイイ」なんて考える欧米人とは対照的だ。その象徴として交通標語で有名な「狭い日本、そんなに急いで何処に行く」だ。最近でこそ決勝に残れるまでになったが、陸上競技の100m走、9秒台が出た出ないなんて”マサイの戦士”か?幾ら頑張ってもチーターの2倍かかっている。猫にだって勝てる速さでは無い。日本は2千年もかけて鹿と仲良く暮らせるまでになった。欧米の奴等が絶対に真似出来ない社会を築いて来た。

 それなのに、なぜ下等動物の真似をして「成果主義」を叫ぶのかサッパリ判らん。確かに、グローバルした今日、世界の流れに乗らなければならないと考えるのは判る。しかし「狭い地球、そんなに急いで何処に行く」と言ってやればイイ。ジェット旅客機なんぞで半日で地球の裏側まで行くような事をするから、ウィルスも喜んでいる。ひと昔前の客船で航海するなら、船の中で潜伏期間を終える。発症したら治るまで船の上で寝ていればいい。

 まさに、IBMの営業スタイルが「成果主義」だった。億単位の金額の巨額なコンピュータを売るのに「何でも出来ます!」とウソ八百並べて契約を取る。後はマシンとSEをセットで納品し、レンタル代として企業に請求する。そこで、担当営業を”定期人事異動”の名目で逃がす。何時になったら本稼働するかは「神のみぞ知る」の世界だ。IBMが得意とする金融業界は元々がアメリカで完成した仕組みなので「勘定系」と「情報系」のシステムはカタカナさえ使えれば即日稼働できる。しかし、金融業界以外はシステム開発中でレンタル期間が終わってしまう。こんなモノ、詐欺と言わずして何と言うか。世界のIBMと言えど、流通業界や製造業は話にならない状態だった。大型コンピュータ用に開発されたプログラムを見ると、全くアルゴリズムが追えない程グシャグシャで、”建て増し”に次ぐ”建て増し”で巨大な城を築いたような設計ばかりだった。

 それでもIBMだから問題にならなかった。何故なら「我が社のコンピュータ・システムはIBMである」と言えば株価が上がったからだ。稼働していなくてもIBM。「鯛は腐っても”鯛”」と同じだ。それをイイ事に日本の市場で好き勝手な事をやっていたのが日本IBMで、経営陣の多くは「慶應大学」卒業のお坊ちゃん企業だった。そこに、何と倒産した筈の「ミロク経理」が”喝”を入れる事になった。


【パソコン大魔神】 2022/10/30 (Sun) 09:07

-IBMが仰天した「ミロク経理」のアプリ-

 IBMが得意とする産業分野は「金融」「証券取引」「商品取引」「為替取引」「運輸(含:海運・航空)」「ホテル(予約・清算)」など、欧米文化そのものの領域は抜群の強さと実績を持っている。しかし、全てが銀行の通帳を見ても判る通り「1取引、1明細」の単純な事務処理を大前提としている。決済も現金決済が基本で、商品を納品すると、その場で小切手を渡すという。取引相手を信用するという概念が無い。会計も貸方勘定と借方勘定が1対1で対応していて、”複合仕訳”という概念が無い。労務管理に至っては「週給何ドル」という契約だけで、手当とか控除という概念が無い。残業・休日出勤・早出残業などという概念は無い。
従って、IBMが提供する業務システムというのは前述の限られた業界でしか通用しない。

 そこでCOBOLやFORTRANという高級言語を駆使してプログラムを自主開発する事になるのだが、このシリーズの冒頭に述べたように、日本のコンピュータ教育が完璧にズレているために、実務知識と経験が全くないシステム・エンジニア(SE)とプログラマーを世に送り出してしまった。悲しいかな、”無い知恵”を幾ら絞っても”無いものは無い”。同じ事は、社会経験が無い「裁判官」や「弁護士」、臨床経験が無い「医師」、現場経験が無い「一級建築士」など、「国家資格」が必要な世界は、全てがズレている。コンピュータの世界もプログラム言語を学ぶ前に、現場の事務処理を学ばなければ”お馬鹿なSE”と”お馬鹿なプログラマー”を粗製乱造したに過ぎない。その結果、大手コンピュータ・メーカーが提供する業務システムは”クソ”のようなシステムばかりになっていた。

 そこで、事務処理に限定して考えるとFORTRAN言語はファイルの概念が無い。高度な数値計算を前提として製作されたプログラム言語なので、FORTRANを幾ら勉強しても全く意味が無い。そうすると、選択肢はCOBOL言語だけとなる。ところが、COBOL言語は計算が滅法弱い。データ・ファイルの処理は足し算と引き算だけで、掛け算と割り算は苦手。増して三角関数や対数など以ての外だ(実際、必要無いが)。「ミロク経理」のシステムは手書き伝票の手順をそのままコンピュータ・システムに置き換えただけのため、そこが決定的な違いだった。幾ら「通産省情報処理技術者」の国家資格を取得している”優秀”なシステム・エンジニアでも、実務となると”ド素人”でしか無い。ところが、ナマジ国家資格なんぞを与えた為に「コンピュータのプロだ!」と天狗になってしまった。そんな馬鹿集団が大手企業の「情報システム部」に集まったから大変な事になってしまった。そこに日本IBMからシステム・エンジニアを派遣し「CSK」から”何ちゃってSE”を派遣してもIBMの大型コンピュータは「巨大な暖房機」にしかならなかった。

ところが、「ミロク経理」のアプリケーション・システムは、「得意先」と「商品」を登録するだけで、その日から本稼働出来た。経理に至っては勘定科目を自動的に設定する「科目ジェネレータ」が提供されていたので、事業の状況に合わせて最初に実行すれば、即日本稼働となる。給与計算システムも企業の就業規則に合わせて「手当」や「控除」を設定すると、その月の給与計算から本稼働する。SEもプログラマーも要らずに本稼働できるアプリケーション・システムにIBMのSE達は腰を抜かした。このシステムが有れば日本中で「巨大な暖房機」になっていた大型コンピュータが稼働出来ると睨んだ。そこで、中型システムに分類されるメインフレーム系の「IBM システム/36」に移植する作業を開始した。

ところが、実際に移植作業初めて見ると、画面処理で決定的な問題にブチ当たってしまった。大型コンピュータの世界では端末機の画面はプリンターのような”出力機器”であって、データ入力をするのはキーボードだけだった。画面の情報を読み込むという概念が無かった。ここが、パソコンの世界と大型コンピュータの世界の決定的な違いで、予想外の苦戦を強いられる事になった。