みんながパソコン大王
自説展開<NO.7>
みんながパソコン大王 |
総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
<表題一覧表>
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
自説展開NO.8 | |||
18 | 韓国出張記<余談>班長の話 | シバケン | 12/07/13 |
17 | 温度と故障の関係<信頼性><1> | シバケン | 12/07/09 |
16 | 韓国出張記<その3>パイロットダイオード | シバケン | 12/07/02 |
自説展開NO.6 |
NO.16 韓国出張記<その3>パイロットダイオード<起稿 シバケン>(12/07/02)
【シバケン】 2012/07/02 (Mon) 08:41
<参考=NO.15 韓国出張記<余談>ステータス・シンボルの話>の続き。
初渡韓の頃でも、流石に、首都故、ソウルの町は車が多かったですが。
多い云うても、1988年の頃とは桁が違うですが。町中は渋滞してたです。
当時、車はお抱え運転手付きと聞いてたですが。
値も、日本円で、500万円見当でして。ソラ、庶民には買えませんでして。
車がステータス・シンボルなら、黒塗り、大型自動車なるは、更なるの、ステータスかと。
での、
我々、ソウルの、「サボイ・ホテル」に宿泊してたですが。「サボイ・ホテル」は、初渡韓の時だけでの、以降は、「パシフィック・ホテル」が主となったですが。
朝には、その黒塗りの大型自動車が迎えに来たです。
ステータス、実は、高級役人が乗るの車ですて。
又は、会社の重役専用車でしての、要は、重役専用車がホテルに迎えに来たです。帰りも同様でして。
且つは、送迎車には、実習生諸君の誰かが、同伴してまして。
そんな事、してもらわんでもと、お断りも、社長命令ですて。
オッとの、その社長にも、お目に掛かったは、初渡韓一週間後やったかなあ。
その話は別途にしまして。工程の話。
【シバケン】 2012/07/03 (Tue) 07:38
工程の話としつつ、モ少し、初期品質確認体制についてです。
工程は試作段階とは云え、製造したモノは、原則、出荷<当時は韓国国内向け>でして。
体制として、出荷分のサンプルは、私宛に送付になってたですが。
イヤ、品質確認のためでして。合格判定で以て、出荷可でして。
わざわざ、現場に来てるですが。そこで確認したら良いよなモノの、当然のするですが。してるですが。
梱包出荷工程も確認するですが。その上で、実際の出荷製品の梱包状態も精査するべくの、管理体制にしてまして。
稼働3箇月は試作段階としてまして。手間暇掛けても、工場から、送付になってまして。
3箇月経過で、問題無しの判断で、量産化に入るです。
試作段階と、量産段階で、何が違うかとなれば、先の通りの、製造出荷に手間暇掛けるです。
云うたら、韓国工場の品質管理責任者が、出荷検査作業者<出荷検査は品質管理部署の管轄>を指導方々、自らが確認しなさいとなってるです。
その出荷検査で合格と判断した、現物を私宛に送付の体制でして。
オッとの、この事が、本題では無いですが。
【シバケン】 2012/07/04 (Wed) 07:54
での、
先刻の、いの一番の、リード線腐食は代表例なれどの、次から、次と、問題発生でして。
工程では、一番最初の、「シーラー<封止工程>」の、シーリング条件出しをアオイ電子<四国・香川>から来てるの工程長が、韓国工場の前工程責任者、作業者を指導方々、行いまして。
良しとしたモノを私が出荷水準にあるかを判断するになってまして。
カーボン治具にセットもベテラン班長が居てまして。
これはなあ、工程長<男>も、班長<女>もプロでして。安心してたですが。
問題は後工程。
同じくの班長<女>が来てるですが。工程長は来てませんでして。
イヤ、品質の大半、前工程での、前がしっかりしてたら、大丈夫と。
オッとの、誰を渡韓させるかは、原則、アオイ電子の判断でして。
問題あらば、後工程もとなるですが。まあなあ、ええやろと、来て戴いてませんですが。
イヤイヤ、事実、簡単な筈が、想定外<?>のトラブル連発。
【シバケン】 2012/07/05 (Thu) 14:18
での、
班長なるは、当然の、韓国工場作業者に、作業指導がために来てまして。
設備の事までは知らんです。
設備の細々なんか、我輩も知らんですが。
要はいつも、やってる事を、作業者に指導するが、役目でして。不足の事、異常は、しかるべくの、担当部署に連絡する事でして。
での、
半製品が、半田工程通過で、イヨイヨの、ライン機<測定・標印の自動機>に相成るですが。班長、ここからが出番の、即の、ンと。
「柴田さん、柴田さん、パイロットがありません。」
聞いて、ンと。
オッとの、この件、いつもなら、工程長なりに、連絡なれどです。韓国工場の工程長なら、居てるですが。実習生ではありませんでして。
日本語が通じませんでして。
又、これは、始業点検<品質管理項目>にて実施の、事柄でして。
さての、ここで、
「パイロット<ダイオード>」とはです。
簡単には、ライン機を動かす際、数個の良品、不良品を流しの、計測器が正常に動作してるかの、確認のための、ダイオードでして。
良品は、良品でして。
不良品とは、簡単に、「オープン」「ショート」のダイオードでして。
製品に紛れ込まぬよに、色付けてまして。特別管理致すですが。
それが無い<?>
【シバケン】 2012/07/07 (Sat) 01:13
イヤイヤ、こんなモノ、実習中に作成しておくべきのモノで、品質管理係長、Mr.李には、指示してたですが。
造ったも、報告受けの、承知してるですが。
即刻の、李係長を呼びの、「パイロット・ダイオード」はと。
問えば、作成してるですと。それは、知ってるの、出せと。ハイと。
単純明快の、馬鹿みたいな話なれどの、そこまでは、申してませんの、しかるべくの、工程で使うのための、「パイロット・ダイオード」でして。
造って、自分で持ってても、アカンがなと。
【シバケン】 2012/07/07 (Sat) 08:12
ここで、
「パイロット・ダイオード」の話。
ダイオード特性で、極端なる不具合<不良>症状なるはです。2種類だけ。
オッとの、大方の電子部品の不具合症状なるは、この2種類かと。
オープン<断線>
ショート<短絡>
造る<?>のは簡単でして。例えばの事。
オープンなるは、素子<ペレット>の入って無いのをサンプリングすれば良く。
ショートは、素子が縦方向に入ってたり、数個入ってたりしてるのをサンプリングすれば良く。
イヤイヤ、所謂の前工程での、組立不良でして。
測定・標印工程、ライン機工程と称してたですが。撥ねられた、不良品から、抽出するです。
抽出して、顕微鏡なりで、ガラス管の中を観察の、安定した不良<?>を、「パイロット・ダイオード」として採用致すです。
不良品なるは、製造工程に入れば、山程に一杯あるです。
手直しの出来るモノはするですが。出来ぬモノは廃棄でして。
組立工程での不良は、手直し出来ませぬ故に全て、廃棄でして。
尚、組立不良なるは、種々あって。
所謂のスィッチング・ダイオードは、形状が小さいとは云え、簡単なる顕微鏡でも、大まかなる中身なら見えるです。
【シバケン】 2012/07/08 (Sun) 10:56
での、
「パイロット・ダイオード<以下、PD>」が班長の手に渡りまして。
韓国作業者<日本での実習はしてません>をまじえて、さての、「PD」を投入するに、計測器は動作してるに関わらずの、良品も不良品も通過してねえ。班長と、顔を見合わせ、えと、ンと。
イヤ、ビックリしたです。
とか云うまでも無くの、大凡の見当付いたですが。ソラ、我輩、仮にも電気屋でして。初期流動管理で、渡韓でして。
方々の工程で、ンとなる話ばっかりでして。
要は、設備そのものが、調整組立段階での、計測器は動作も、結線がされて無いのと違うかと。
計測器の李係長を呼べと。
ホナラの弁明するに、図星の結線まだでして。ソなら、ソと、しかるべくの工程長、韓係長に伝えときなさいと。
で、
即の、結線してくれるに、矢っ張り、動作せずで、ンと。
ホナラの、設備担当、矢っ張りの李主任を呼べと。
余計な話の、何故か、実習生の設備担当だけが、主任でして。
話を聞くに、詳細失念の、兎に角、道具が無く、ボルトであったか、絞められへんと。
後は、韓国工場の面々と、韓国語で、あやこやと、やってるが故に、モ面倒と、そこらの道具箱から、スパナを探すにあらへんでねえ。
ラジオ・ペンチなら、あったが故に、これで出来るのにと、絞めよとしたのか、外そとしたのか、我輩がですが。
ボキっ。
イヤ、ビックリしたです。非力なる、我がチカラ程度で、ラジオ・ペンチがボキっと、根本から、折れたです。
【磯津千由紀】 2012/07/08 (Sun) 15:06
シバケン様、こんにちは。
途上国(当時)に品質管理を持って行くのは大変だったのですねぇ。
非常に面白く拝読してるです。
さて私も、学生時代、古くなってはいたものの国産(宝山)のラジオペンチを根元から折った経験があります。使い込んで弱くなっていたのでしょう。
今は中華の原付が多く入ってきていますが、緩めようとしたら(締めようとしたらではないです)ボルトが折れるのは珍しくないとか。
でも20年ぐらいしたら中華製品の品質も良くなって脅威になるかもです。
【打悪法師】 2012/07/08 (Sun) 16:15
やっぱり、そうですか。
3日前に、隣家の古自転車を貰う約束をしました。
街を歩いていると、信じ難い壊れ方をした自転車を見るのですよ。
フレームの溶接が取れたり、リムが実は接いであるなんて事に気付かされたりなんて、想定外です。
15年、20年、30年以上前の国産自転車は、貴重品に思えて廃棄を許せません。
戦艦大和や零戦の類です。頼めます。
100円ショップのラジオペンチを試しに買って驚きました。30年前の使い古しも、神がかりです。
私は大した事はしていませんが、それでも、もし日本の自転車が頼めない物であったなら、30才にならずに死んでいた気がします。
あ、もしかしたら日本人を殺す為の陰謀ですか。ぬいぐるみにはいっていた針と同じに、毒入り餃子と同じに。
中国は自転車先進国、日本は半世紀前から変わらぬ自転車後進国です。
自転車絡みの人身事故憎さに、松本サリン的に幼稚に狂う警察が、自転車撲滅運動を起こしました。
馬鹿みたいですが、それで日本の自転車専業メーカが全滅したのです。もう返りません。
そういう蛮行をした首謀者を見せしめにでも罰っせれば、再発防止もできるのですが、現社会には「反省」は禁句の様です。
【シバケン】 2012/07/08 (Sun) 17:24
皆様
この話、35年程の昔<1977年辺り>の韓国の状景ですが。
ついでの話をするです。
での、
折れたラジオ・ペンチの話です。
道具箱の中を見たら、折れたラジオ・ペンチが幾つもありまして。
ニッパも、刃こぼれ、折れがありまして。刃こぼれも、刃が部分的にへこみ、バカになってるのでは無く、まさしくの、刃がこぼれ、取れてるよな感でして。
私が見つけた最初のラジオ・ペンチ、外見、まともなのが偶々の上の方にあっただけでして。
イヤ、正直、非力の我がチカラでとしてるですが、両手で、握って、チカラ一杯ではありませんでして。片手です。
これは、設備、計測器の面々、大変やなあと。同情したです。
オッとの、そんな事も、云うてられずの、設備の李主任に、スパナでも、モンキーでもと。
催促したなら、日本出張の際、宝山のを買ったですて。
ホナラのソレをと云えばです。
使うのが勿体無くと。あのなあと。
笑うに、笑えずの話があったです。
まさしくの、宝山の工具なるは、韓国工場では、宝でありの、貴重品で、所有してる事が自慢になってたです。
イヤイヤ、当時は韓国製品が粗悪は承知してたですが。承知はしてても、当世の如く、氾濫してませんでして。
オッとの、当世の韓国製が一概に粗悪とは云い切れませんですが。日本の技術が相当に出てまして。
又、当時には、入ってても、衣類等々の範疇ではと。
只、工具までがこの調子とは、夢想だにしてなかったです。
【打悪法師】 2012/07/08 (Sun) 17:52
分かる、気がします。
酷使に耐えるのが身上の物であっても、貴重品と、つい大事にしてしまう。
その辺に拘りのない人種は羨ましいです。
一騎当千の豪勇を、最後の生残兵にして絡め殺させる大将みたいな物です。
でも、なまくらでなく、粗悪な鋳物だったのでしょうか。形だけを似せた。
100円ショップの中国製も、折るのは大変そうです。実用に供するのと同じくらいには。異様にガタがあるだけです。
これと同じ製造元のニッパが使えるか知りません。
【シバケン】 2012/07/10 (Tue) 01:21
話のついでにです。
この、設備の李主任の親父様は、日本の明治大学出身ですて。聞いて、へえと。
イヤ、その昔、その時代に日本に留学でして。
イヤイヤ、金持ちやなあと。
オッとの、斯くなるでの、ライン機<測定・標印機>の概要示せばです。
チェーン上にダイオードを乗せまして。一本ずつなれどです。チェーンは、間欠的に動きまして。
連続動作では、安定した測定が出来ないため、間欠運動させ、その静止の間に、ダイオードの特性を測定、判定させるです。
での、ライン機での、作業は、
「反転」→「測定1」→「測定2」→「標印」→「乾燥」→「測定3」と相成るです。
「反転」=ダイオードの方向を揃える。
「測定1」=ダイオードの標準タイプ<規格が低い>で測定。
「測定2」=所定の規格で測定。
「標印」=所定のインクを付ける。
「乾燥」=インクを乾かす。
「測定3」=加熱により、特性が変動の可能性があるため、所定の規格で測定。
尚、「測定」では、特性を測定し、不良品を撥ねるです。
当然にして、この当時の、「ライン機」の構成でして。
ここから、約5年後には、「ライン機」の構成は替わるです。
5年の間、積み重ねた、経験値を採用、導入してるです。
【シバケン】 2012/07/10 (Tue) 10:30
斯くしての、ライン機も動き出したです。
班長が投入の、PDも、反転器で、反転しまして。
処がの、イザ、半製品を投入で、「測定1」で、ポンポンと撥ねられまして。
印象的、半数が不良判定されまして。ンと。
イヤ、こんなモノ、不良品を目視でも分かるの、素子<ペレット>が入ってませんでして。
日本から来てるの、前工程工程長、班長に伝達の、当面、素子を入れた段階で、確認してくれと。
要は、手作業故に、素子の入れ忘れでして。
とは、安直にも指示してしもて。指示は結構の、作業者、韓国人でして。
確認のためには、作業者に、素子を入れた段階で、班長にその旨、連絡せねばならぬですが。連絡せよを伝えるに難しく。
オッとの、ソかと。
韓係長にその旨、通知の、作業者に指示してもらいまして。
イヤイヤ、実は、最初は、韓国人作業者も、1、2人であったかと。班長が、教育指導しまして。
勿体ないけれどの、組立品は、シーラーの条件出しのみに使いの、次工程には出さず。廃棄でして。
オッとの、外観不良で、出すに出せませんですが。
それが、人数が増えの、10人程度になってたですが。新人教育に集中の、作業確認出来てませんでして。
この、言葉が通じないは大変でして。
一々の、実習生諸君を呼ばねば、話が進まんです。
NO.17 温度と故障の関係<信頼性><1><起稿 シバケン>(12/07/09)
【シバケン】 2012/07/09 (Mon) 18:23
<参考1=「NO.38 同時故障って偶然?」寄稿シバケン>
上記は、磯津千由紀さんの、寄稿について、派生させるモノです。
>経験的には、アルミ電解キャパシタの場合、温度が10deg上がったときの故障率は倍増では済まない気がします。指数関数的に増えるんじゃないかと感じるほどです。
イヤ、私も指数関数的に同意とするのか、信頼性試験を実際にやってました故、記憶に基づき、起稿致すです。
<注=当然ですが、手元にデーターは一切ありません>
とか申しましても、実は、難しい話でして。
難しいとは、「信頼性」或いは、「信頼性試験」が何ゾやの世界でして。
品質管理に携わった面々なら、承知でもです。或いは、設計に携わった方でもです。
実際に、「信頼性試験」の経験者は少ないかと。
イヤ、私め、品質管理部署にて、実際に携わった一員でして。
抵抗器、ダイオードで経験してるです。
尚かつの、云うたら、抵抗器、ダイオードについて、ローム社内の試験法等々、確立させ、成文化したと自負してるです。
云うとくの、ワープロ、パソコンは使てませんの時代でして。
オッとの、それを如何に、簡単に説明するかで思案致してるです。
【磯津千由紀】 2012/07/09 (Mon) 19:07
シバケン様、こんばんは。
多分、問題となるのが「加速試験」が全ジャンルでアテになるかどうかということかと思います。
難しいですねぇ。
因みに、CPUクロック5MHzで設計してCPUクロック6MHzで168時間の恒温槽試験を経てCPUクロックを4MHzにして出荷したスーパーミニコン(第五世代コンピュータ)数十台は、HDD(日立70MB)以外は故障皆無でした。
理屈は良く分からないのですが、マージンを増やすと故障は減ります。
【雪だるま】 2012/07/09 (Mon) 21:08
シバケン様
私はオーディオアンプを自作していますが発熱の多い機械は明らかに故障率は上がります。半導体も熱くなるものほど壊れやすいですね。コンデンサーも耐圧ギリギリで使用すれば壊れやすくなりますし熱の影響も認められます。
PCの場合内部に発熱するCPUを抱えていますし流れる電流もパルス状のものなのでコンデンサーは厳しい環境にあります。特にある時期のコンデンサーに不良が多発している事は良く知られているようです。
民生用の部品を使っている場合コストとの関係がありますので仕方ないともいえます。
【シバケン】 2012/07/10 (Tue) 00:05
まずは、磯津千由紀さん
早速にも、「加速試験」が出たですが。
CPUクロックを5MHzで設計し、6MHzで恒温試験168Hrとは、<強制加速>スクリーニング試験ですねえ。
要は、初期不良品を除去のためでして。
これと、4MHzで出荷は、別物でして。出荷の4MHzは、明らかに、マージン<余裕率>を見たモノです。
で、
印象的、良心的な品質保証体制であり、出荷体制と云えるです。
マージン<余裕率>は、先程の、「加速試験」で推測が出来るです。推測も何も、実際に試験すれば分かるですが。
「加速試験」は、不具合を早期に出すモノでして。定格<設計値>で試験してたのでは、不具合が出るまでに、時間が掛かるです。
オッとの、不具合が出て、「加速係数」等が算出出来るです。ゼロでは、延々の何年も掛かりまして。
出荷基準であるの、マージン通りの、低負荷では、尚の、時間を要しまして。
【シバケン】 2012/07/10 (Tue) 00:20
雪だるまさん
>半導体も熱くなるものほど壊れやすいですね。コンデンサーも耐圧ギリギリで使用すれば壊れやすくなりますし熱の影響も認められます。
ハイ、これが、「信頼性試験<加速試験>」を実施の条件となるです。
要は、温度と、定格<設計値>の何倍かの、電圧なりを掛ける<負荷>です。
話がややこしいですが。「信頼性試験」「加速試験」は同じ事を意味してると解釈して戴いて結構です。
で、
この、「加速試験」条件は、製造メーカーのノウハウかと。
又、製品の実力によるかと。
先程の、磯津千由紀さんの、スクリーニングの件ですが。
全製品で実施されてるのか。一部、重要顧客向けか、特別仕様かで、話は違いまして。
要は、この件です。
>民生用の部品を使っている場合コストとの関係がありますので仕方ないともいえます。
大量生産品では、全数スクリーニング試験はしてられませんでして。
とは云え、ン時間では無く、製造ライン上で、簡単なスクリーニングなら、可能な場合もありまして。
これは、別途の、渡韓の話か、こちらの続編で、触れるにするです。
イヤ、難しい話ではありませんです。
【磯津千由紀】 2012/07/10 (Tue) 01:48
シバケン様、こんばんは。
> 磯津千由紀さんの、スクリーニングの件ですが。
> 全製品で実施されてるのか。一部、重要顧客向けか、特別仕様かで、話は違いまして。
私が主導権を持っていたので、数十台の全数に実施しました。
儲けるための製品ではなく、会社の技術力を誇示するための製品でしたので、初期不良が頻発したら洒落にならないからです。
生技と品管の不満(恒温槽を長期間にわたって占領することに対しての)を、押し切って、実施しました。
蛇足ですが、実験室で作った試作機には、ダンボールとヘアードライヤを使いました。これが、無人でヘアードライヤを動かすことは防火規則に抵触するので、交代で泊まり込み。
温度と直接の関係はありませんが、エラー検出回路の動作試験が出来ないと困るので故意にエラーを引き起こす仕組みを組み込んだり、設計よりも高いクロック周波数で動かすためにクロック生成回路に細工したりと、設計の上流工程で調整や検査を想定しておくことは非常に重要です。
【磯津千由紀】 2012/07/10 (Tue) 06:39
追伸です。
そうそう、本体はHDD以外は故障皆無でしたが、池上通信機に開発して貰ったCRTモニタが、けっこう故障したです。
本体は最大2048画素×1536画素で設計してあったのですが、当時(30年近く前)の池上通信機では1600画素×1200画素が限度であると言われました。
本当に限度いっぱいでマージンがなかったらしく、水平偏向回路が飛びやすかったです。
尚、2048画素×1536画素のCRTモニタを作れるメーカは米には有ったですが、予算超過でして。
【シバケン】 2012/07/10 (Tue) 09:18
池上通信機ですか。
ソ云えば、岩崎通信、横河電機等々がありますねえ。
ダイオード・カーブ・トレーサーでは、横河電機のを使てたです。
この横河電機が、ヒューレット・パッカード社と資本提携したり。又、解消したりしまして。
【雪だるま】 2012/07/10 (Tue) 10:33
こんにちは
学生時代バイト先で作っていた工業用の受注生産品の場合は温度試験をしていた記憶が有ります。
もちろん部品もMIL規格の物を使用していましたし民生用部品を流用することは有りませんでした。
所詮民生用と工業用を同じ土俵上で話すことには無理がありますし、激安PCは論外です。
と言いながら自分が使っているPCはオークションでの購入です(笑い)
【磯津千由紀】 2012/07/10 (Tue) 16:22
雪だるま様、こんにちは。
意外と思われるかもしれませんが、潜水艦搭載ソーナの大部分は民生用部品で出来ています。
1台が10億円台(具体価格は機密)ですので、MIL規格の部品など、使い得ませんでした。MIL規格部品は電力用コネクタなどだけ。
半導体の場合、軍用は、広温度範囲での特性が規定されてるのと、パッケージがプラスティックでなくセラミック若しくはハーメチックシールであるだけ。チップは同じものです。
故障率の低減と稼働率の向上は、一部が故障しても動き続けるという、設計で確保します。
また、プラスティックパッケージは長期間の高温に弱いので、冷却にも工夫します。これは難しいです。筐体内で空気取り入れ用の出っ張りの幅を1mmぐらい変えるだけでも風の流れが大きく変わります。プリント基板上では、熱に弱い部品(主に、アナログ半導体と、半導体以外の部品の一部)や発熱が多い部品を風通しが良い位置に配置したり、あちこちにタービュランスプロモータを設置したりします。
【磯津千由紀】 2012/07/10 (Tue) 17:25
シバケン様、こんにちは。
横河ヒューレット・パッカードの時代が長かったですね。
私はソニー・テクトロニクスの測定器の方を多く使いましたが。
さて、池上通信機のCRTモニタ、他にも問題があったです。
適切な明るさ(300nit程度)で表示するには、CRTのカソードを40V P-P程度で駆動する必要がありまして。
CRTの尻に付いた小さなプリント基板に駆動トランジスタが乗ってたです。
これを192MHzで駆動しますと、自己発熱が大きくて。数箇月のうちに劣化して輝度低下したです。
192MHz40V P-Pが通ってるコレクタに大きな放熱器を付けると、周波数特性が劣化し、不用輻射を撒き散らすです。
詳細は明かして貰えませんでしたが池上通信機の社内努力により、数箇月後には改善を見たですけど。
冷や汗ものでした。
【シバケン】 2012/07/11 (Wed) 08:02
での、本題。
既に、見解を示してるですが。
<参考2=「NO.38 同時故障って偶然?」寄稿シバケン>
よって、先に対数であるを、説明した上で、「信頼性試験」について、投稿をと。
前提として、
くれぐれもの、「アレニウスの法則」について、否定はしてませんです。
<参考1=「アレニウスの法則」(日経エレクトロニクス)>
むしろ、指数関数<対数>であるとするよりも、10度で2倍とした表現が、一発理解の、分かり易いです。
但し、<参考1>で示されてるのグラフなれどの、縦軸<故障までの時間>をば、通常の方眼目盛<10進法>での表示では無く、対数表示にしたなら、ホボの直線に相成りの、この事を申してるです。
つまり、実際には、対数であると。
且つは、グラフ化しの、直線で図示の方が、未測定領域を推定し易いです。
未測定領域とは、更に、温度を低く。又、高くの、実際には、実験して無いの領域を意味しの、そこが、どのよな状態程度になるかの、推測でして。
又、<参考1>は実験値では無く、「アレニウスの法則」に基づいての、図示されてるだけでして。あえて、倍々としてるです。
ならば、「アレニウスの法則」が、間違いかとなればの、間違いとは申してませんの先の通りの、理解のし易い表現であると。
温度が低いと、急激に時間<寿命>が伸びるを、「視覚的」に示し、且つは、概ねの、正解でして。
されどの、10度で、倍々とされたでは、5度の差で、どなるかは、分からんですが。対数図示なら、誰にでも、容易に推測出来るです。
余計な話の、それがための、実験であり、図示かと。
【シバケン】 2012/07/13 (Fri) 01:19
対数とは、そのままの、指数関数でして。
尚、ここでは、「指数関数」「対数」等々、解説致しませんです。感覚的に分かって戴ければ結構でして。
片対数グラフ用紙を画像で示すです。
尚、縦軸が対数で、横軸は通常目盛のため、片対数グラフと称するです。
【磯津千由紀】 2012/07/13 (Fri) 01:36
シバケン様、こんばんは。
ヒューレット・パッカード(HP)が1970年代前半に「関数電卓」を出すまでは、計算尺と対数表は必需品でしたねぇ。
「関数電卓」は何十万円もしました。1970年代後半の始めごろになっても二十万円ぐらい、学生で、持ってる人はごく少数。
多分、企業でも、消耗器具備品で買えるものではなく、「設備」になったのでしょうねぇ。
【シバケン】 2012/07/13 (Fri) 02:17
磯津千由紀さん
「関数電卓」
オッとの、現在唯今、「CASIO」製を所有してるです。使う用事は無いですが<笑>
イツであったか。入社数年の頃、上司が東京に出張の際、「関数電卓」を買うつもりと、漏らしまして。
ホナラ、宜しくと、頼みましたです。
その当時<1970年代後半>ですが。1万円台で買えたよな記憶があるですが。
オッとの、「関数電卓」も種類がありましたねえ。
計算式を記録出来るのは、高かったです。
ここで、1万円台としてますのは、計算式の記録は出来ずの、入力した数字を処理<√、シグマ、自乗、階乗等々>するの電卓です。
で、
仰るとおり、ソロバンと、計算尺は必須でしたです。
でで、
「電卓」は、個人持ちで、買おてたです。
一寸した、「計算機」は、ン十万円ですので、備品でした。
【磯津千由紀】 2012/07/13 (Fri) 03:59
シバケン様、こんばんは。
大雨警報が出て寝ずの番の最中です。
> 計算式を記録出来るのは、高かったです。
私の表現に不備がありました。
高かったのは「プログラム電卓」でして、単なる「関数電卓」は私も1975年に一万五千円程度で買ってるです。
私は一応算盤も習っていますが、大学入学の1975年には電卓が一万円を切ってましたので、大学入学以後は、洒落で使ってみる以外には、御無沙汰です。
計算尺は、12インチを持ってまして、入社後も良く使ったです。
【シバケン】 2012/07/13 (Fri) 08:03
ソ云えば、「プログラム電卓」は高かったです。
当世、「関数」の付かない、単なるの、「電卓」なら、オマケで付いてたり、100均でも売ってまして。
その、1970年代の半ば頃です。
「プログラム電卓」が出だすの直前。所謂の、「プログラム式卓上計算機」<備品>を買う計画しまして。
業者に見積もり等々、納期確認しますと、予想外の値引きで、即納出来ますと。
で、多分なら、半額<20万円見当>で、買いましたが、その直後辺りから、先の、「プログラム電卓」が出だし、「卓上計算機」は更なる値崩れし出してたです。
【シバケン】 2012/07/13 (Fri) 09:19
での、
対数の話<イメージ>についてです。
抵抗器の抵抗値で、「E−12」「E−24」シリーズがあるですが。
これを、「標準数列」と申しまして。
例えばの、「E−12」の場合、
「1.0」「1.2」「1.5」「1.8」「2.2」「2.7」「3.3」「3.9」「4.7」「5.6」「6.8」「8.2」の12個の数字でして。
規則性の無い、単なるの、数字の羅列みたいなれどの、これを、対数ブラフに打点しましたなら、ホボの等間隔でして。
要は、分かり易く、2つの数字で示してるのだけでして。これを、細かくの、3つ、4つの数字で表すも、意味が無く。
「E−24」シリーズなら、更に、対数グラフ上で、間、間を打点すれば良いです。
【磯津千由紀】 2012/07/14 (Sat) 02:24
シバケン様、こんばんは。
「対数」を文章で説明するのは難儀でしょう。私も技術書を書いていて、エキスパート向けの記事は楽ですが、初心者向けの記事には難儀しましたから。
しかし、対数は、大半の読者が、高校で習っているのではないでしょうか。故障率を論じるのになぜ対数が必要であるかの説明をすれば良いと思うのですが、如何でしょうか。
ところで、対数表と算盤と計算尺が必須と言う時代の話をしましたが、一つ抜け落ちていました。
「タイガー計算機」です。今の若い人には想像もつかないでしょうが、歯車式の手回し計算機です。
<参考=「タイガー手廻計算器資料館」(タイガー)>
【シバケン】 2012/07/14 (Sat) 07:54
磯津千由紀さん
最初、ここまでの話をするツモリは無かったですが。対数に触れませんと、先に進まんなあと。
で、
当世、タイガーと聞けば、魔法瓶ですねえ<笑>
歯車式手回しの計算機は実物を見た事無いです。存在は承知してたですが。
モノが違うですが。
ソ云えば、タイプライターがありましたです。
イヤ、私は、タイプライターはよ使いませんですが。
ワープロが出現までは。
イヤ、出現してからも、暫くは、タイプライダーが使われてたです。
初期のワープロでは、打ち出すの漢字等が不足してたのが原因です。現在でも特殊文字は難儀する事があるですが。
【シバケン】 2012/07/14 (Sat) 09:27
グラフ化は視覚的に訴えるに適してまして。
同じのグラフ化も、曲線では無くの、出来る限りの直線でと。オッとの、曲線の方が訴え易いの場合もあるですが。
要は、第三者にも分かり易くするが、常道でして。
イヤ、抵抗値の、「E−12」シリーズの話を出したですが。
「1.0」「1.2」「1.5」「1.8」・・・「8.2」は結構なれどの。
更には、「10」「12」「15」「18」・・・「82」となりまして。
ついでになら、「100」120」「150」「180」・・・「820」と、桁が上がるですが。
これを、正方眼紙<等間隔目盛>に打点は無理があるの、出来ませんでして。対数目盛が適切となるですが。
「時間」も一緒の、「信頼性試験」では、初期は、比較的の短時間であるの、数十時間なりで、測定するですが。
次第、次第に次回の測定までの時間を延ばしまして。
例えばの、1000時間、2000時間、5000時間、1万時間、2万時間等々と相成るです。
これも、正方眼紙では、間に合わずと相成りまして。対数目盛が適当かと。
等々、これも、臨機応変の、兎に角、分かり易くするが目的でして。
更には、他の条件の箇所をも、類推し易くと。
ソラ、やるに、細かく条件設定での、試験なりをするは結構なれどの、細かくやっても、差が出る程度に致しませんとと。
オッとの、理屈の話と、実際論を一緒に論じてはややこしくなるですがと。
例えばの、「アレニウスの法則」の解説を紹介したですが。
<参考=寄稿シバケン>
グラフのみを図示すれば、縦軸、時間での、正方眼紙目盛故、直線にはなってませんですが。
時間軸を対数にしての、打点をすれば、直線に相成るです。直線であれば、諸般、類推し易いかと。
更に、良く良くの、グラフを注視すれば、時間的、初期は短く、次第、次第に長くされてるのが、分かるです。
但し、目盛の間隔が1万時間でして。初期の動向が見難くなるが欠陥でして。
よって、対数目盛でと。
【磯津千由紀】 2012/07/14 (Sat) 10:07
シバケン様、おはようございます。
対数の概念の理解が必須なことは分かってますが、故障率について知りたいような人は、対数の概念は既に理解してるのではないかと。
先月、タイガー魔法瓶から、平成5年に購入した魔法瓶のパッキンを取り寄せました。ちゃんと、補修部品を持っていて呉れる会社だった訳です。
タイガー計算機、1970年代前半まで使われてましたね。
中学生時代、父が勤務先の中学校で数学クラブの顧問をしてたので、計算尺やタイガー計算機の使い方を教わりました。
父は、校長になってから、独学で和文タイプライターを習得しました。
因みに、父にプレゼントしたパソコン(1981年式)はまだ、漢字を扱えませんでした。
流石に、机1台サイズの日本語ワープロは、私には買えませんでした。
【磯津千由紀】 2012/07/14 (Sat) 10:14
追伸です。
投稿が擦れ違いました。
対数を使う理由の説明に突入しましたね。
随分と噛み砕いて書いて有りますが、文章で理解して貰うのは大変かもしれません。
【打悪法師】 2012/07/14 (Sat) 11:33
> イヤ、抵抗値の、「E−12」シリーズの話を出したですが。
「1.0」「1.2」「1.5」「1.8」・・・「8.2」は結構なれどの。
更には、「10」「12」「15」「18」・・・「82」となりまして。
ついでになら、「100」120」「150」「180」・・・「820」と、桁が上がるですが。
これを、正方眼紙<等間隔目盛>に打点は無理があるの、出来ませんでして。対数目盛が適切となるですが。
「時間」も一緒の、「信頼性試験」では、初期は、比較的の短時間であるの、数十時間なりで、測定するですが。
次第、次第に次回の測定までの時間を延ばしまして。
例えばの、1000時間、2000時間、5000時間、1万時間、2万時間等々と相成るです。
これも、正方眼紙では、間に合わずと相成りまして。対数目盛が適当かと。
・・・・。何か、小泉総理的です。自衛隊がいる所が・・・とか。
そういう点をプロットするのに対数目盛りが要るのは分かりましたが、そういう数値系列を用いる意義の方が分かりません。
いや、それも半分はわかった気がしますが、そういう数値系列でなければならない理由は、対数目盛りで直線になるからです。
そういう対数目盛りを用いる合理性が自然界に厳然とある物なのか、広範囲の数値を併記できる対数目盛りの便宜を生かす為の工夫に過ぎないのか、という辺りが弱いんですね。
何か、聞けば膝を打つ様な納得の理由がありそうなのですが、これまで膝を打っていません。
それは無知識なのですが、私できるだけ自分で考え付きたい性格で、クイズの謎解きに耳を塞いでいる内に年食っちゃったんですよ。多くの事で。
【シバケン】 2012/07/14 (Sat) 15:22
イヤ、確かに、文字で、対数の説明は難しいです。
で、
Excelで出来ないかと、探索したですが。よお、分からんです。
「アレニウスの法則」のグラフも計算値でして。温度、時間の打点が、バラバラで、数値の読み取りも難しく。話簡単の諦めたです。
で、
概念的に分かって戴ければ充分でして。
探索で、面白いのがありますしたので、紹介するです。
対数の意味は、<参考1>で、分かって戴けるかと。
<参考1=「片対数方眼紙の使い方」(東北大学・自然科学総合実験)>
<エラー・削除・12/08/26>
「ニワトリの胚の成長」についての、実験結果をグラフ化に挑戦のがありました。
結構、面白いですので、紹介致すです。
イヤ、グラフ化に挑戦とは、直線化を意味するです。
<参考2>では、実験データーをそのまま、正方眼紙に打点したものと、片対数グラフに打点したモノを比較されてるですが。
残念乍ら、片対数では、直線にならないため、更に、両対数グラフに打点で、直線化しておられるです。
<参考2=「R によるデータの統計的取り扱い/片対数方眼紙」(FrontPage)>
<参考3=「R によるデータの統計的取り扱い/両対数方眼紙」(FrontPage)>
<エラー・削除・12/11/07>
で、
添付の図は、実験値をそのままに、正方眼紙に打点したモノです。
尚、「x は年齢(日数)、y は胚の重さ(グラム)」とされてるです。
図1 | |
正方眼紙に打点 | |
図2 | |
片対数<y軸>に打点 直線になってません。 |
|
図3 | |
両対数<x、y>に打点 直線になってます。 |
【磯津千由紀】 2012/07/20 (Fri) 20:42
こんばんは。
> CPUクロック6MHzで168時間の恒温槽試験を経て
<参照=寄稿磯津>
恒温槽の温度を書きませんでしたが、これは生産技術と品質管理と相談して決めた社外秘なるゆえです。
実は、「6MHz」も書いて良いか、少々悩んだですが。
「168時間」は、まぁ常識的な値なので、良いかと。
【シバケン】 2012/07/20 (Fri) 21:12
磯津千由紀さん
諸般、韓国の話、信頼性については、35年から20年の昔の事でして。
まともに投稿し出したは、現在唯今、通用するよなら、進歩が無いの証左かと。
諸般、基本的には、不良率が問題でして。
そこまでの、細々、覚えてませんでして。不良率を出したとしても、兎に角、20年の昔の水準でして<笑>
又、168Hr等々は、所謂の、スクリーニング条件を申されてるですが、高温槽試験とはされても、温度不明でして。
と、思てるです。
【磯津千由紀】 2012/07/20 (Fri) 23:45
シバケン様、こんばんは。
当方も概ね三十年前の話でして。
皆様もCPUクロックが5MHzという点から古い話だとは分かってるでしょうが。
しかし半導体チップの冷却法は、現代のパソコンと当時のスーパーミニコンが大同小異のレベルでありますし、物理法則が此処三十年で変わったという話も聞きませんので、エージング温度はまだ伏せて置く義務があると判断したです。
NO.18 韓国出張記<余談>班長の話<起稿 シバケン>(12/07/13)
【シバケン】 2012/07/13 (Fri) 10:11
ホンマやでと。
多分なら、班長は苦労したと思うです。
作業者は韓国人女性でして。言葉通じず、意志伝達難しく。
私なら、実習生諸君、弟子的感覚での、誰でもを捕まえ、話をするですが。班長からしたら、可成りの年長で、韓国人男性で、えらいさんでして。
作業者の女性は全くの言葉通じませんでして。
オッとの、当時、韓流なんか、全くの、韓国男性なるは、問題外でして。
私にしたって、直接に先様、作業者に話が出来ず。
イヤ、日本工場なら、遠慮はしてませんですが。<注=直接の指示は致しません>
韓国では、ソも出来ず。
イヤイヤ、トンでも無いの、女性は女性同士、結構、やってたです。
私共より、1週間早くに渡韓してたですが。
行って、班長2人と、何の話かで、「そやねえ」と、相づち打てば、けらけら笑われて。変であると。
何でと、問えば、「そや」は、別途の、「ねえ」が、「ネー」で、韓国語で、「ハイ」の意になるですと。
一々、「ハイ」と返答してるになっての、話の辻褄が合わんですて。
とか云われても、京都弁での、口癖でして。直らんですが。
【シバケン】 2012/07/15 (Sun) 10:09
イヤ、実は、渡韓中、前工程班長、体調崩しまして。
云うたら、下痢症状。
話簡単には、水当たりかと。
イヤイヤ、韓国のは、水質悪く、斯く申すの私も成ったし、生産管理担当も陥ったですが。
私の場合、夜、喉が渇いてねえ。
正直、一口程度、大丈夫やろと、水道水飲みの、一発、ツー、ツーの、トイレに忙しくなったです。
オッとの、水質悪いは、渡韓以前の、実習生諸君から、聞いて知ってるですが。
くれぐれもの、生水飲むなと。
ペット・ボトルのミネラル・ウォーターを飲めと。水道水はダメの、煮沸せよと。
とは、重々の注意されてたですが。
ついついのと。
多分なら、ホテルに伝えの、薬を戴いたかで、回復に向こたですが。班長の場合なれどです。
それを知った上での、私め、一口飲んだが故に、自業自得なれどです。
とりあえず、渡韓者、心配しまして。彼女の部屋に全員集合<5名>の、大丈夫かの、見舞い方々、雑談をと。
変な話、渡韓1週間経っての、工場での、仕事の時以外、そんな機会もありませんでして。
【シバケン】 2012/07/18 (Wed) 08:13
諸般、ホテルの班長<女性>の部屋で、雑談してたなら<注=日曜日と思うです>、韓国工場の女性作業者、数名、5名程であったかが、見舞いに来てくれまして。へえと。
イヤ、重々承知の、しっかりした面々での、謂わば、ダイオード工程第一期生に相成るですが。
前工程、後工程の、班長候補者も居てまして。
工程長、韓係長が一緒でして。曰くに、通訳頼まれたですと。へえと。
とは云えどの、部屋で、談笑の、話をしてたら、彼女等、日本語、聞くは、或る程度の理解出来てまして。ンと。
喋るは、簡単なるの、片言なれどです。
彼女等に云わせればの、班長には、日本語を教えてもろてるですと。
確かに、班長も、相応に理解してたよなれどです。
そんな意味なら、我々、男は全くのアカンです。
【シバケン】 2012/07/19 (Thu) 00:49
オッとの、
そんな次第の、この件、韓国工場の女性数名が班長見舞いに来たをきっかけにての、明くる日より、話がし易くなりまして。
し易くとは、語弊の、話はまともに出来ませんですが。
朝、会えば、お早う御座いますと。
オトトの、挨拶程度、誰様にも、必ずしてるですが。
要は、見えぬ、バリヤーが存在してたのが、綺麗さっぱり、無くなったです。
での、
この一連の話なれどの、別途の、信頼性が云々の話を先にしてしまうです。
正直、両方は一寸、無理がありまして。どっち付かずになってまして。
信頼性とは、下記例の件です。
<参考=NO.19 温度と故障の関係<グラフ化の目的><2>>