閻魔大王<NO.117>

みんながパソコン大王
総 合 目 録 趣意書

表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.118
310 どこまで本気<?>/文通費「見直し」難航 問われる議員手当て「変革」(産経新聞) 閻魔大王 21/12/17
309 <18歳以下の子ども/10万円給付>右往左往の、結果、遅れに、遅れのアホウばかり。 閻魔大王 21/12/14
308 <北京五輪>日本国・政党間の、「外交的ボイコット」の見解 閻魔大王 21/12/11
307 <皇后雅子様58歳誕生日>ご感想全文 「お互い気遣い、支え合える社会に」(産経新聞) 閻魔大王 21/12/09
閻魔大王NO.116

NO.307 <皇后雅子様58歳誕生日>ご感想全文 「お互い気遣い、支え合える社会に」(産経新聞)<起稿 閻魔大王>(21/12/09)


【閻魔大王】 2021/12/09 (Thu) 15:02

>皇后さまが58歳のお誕生日に際し、宮内庁を通じて文書で発表された感想の全文は以下の通り。

>今年も誕生日を無事に迎えることができましたことを有り難く思います。また、今月初めには娘の愛子が成年を迎え、多くの方々から温かい祝福を頂きましたことに心から御礼を申し上げます。5日に行われた成年の行事もおかげさまで無事に終えることができ、安堵(ど)いたしました。愛子が生まれてからの20年間は長かったようにも、あっという間だったようにも感じられますが、様々な思い出が思い起こされて感慨深く思います。同時に、あの幼かった愛子がもう成年かと思いますと、信じられないような気持ちもいたします。皆様には、これまで愛子の成長を温かく見守っていただき、心から感謝しております。愛子には、これからも様々な経験を積み重ねながら一歩一歩成長し、成年皇族としての務めを無事に果たすことができますよう願っております。愛子を引き続き温かく見守っていただけましたら有り難く存じます。

>今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の災厄に見舞われた年になりました。国内はもとより、世界中で多くの方が亡くなる大変心の痛む年でした。新型コロナウイルス感染症により、大切な方を突然亡くされた方々のお悲しみもいかばかりかと深く思いを寄せております。また、今も闘病中の方や後遺症に苦しまれている方々にはお辛(つら)いこととお察しし、心からお見舞いを申し上げます。同時に、昨年来、新型コロナウイルス感染症の治療などに携わってこられた医療従事者の皆様の長きにわたる御苦労や、心身のお疲れもどれほど募られていることかと案じております。

>これまで、多くの国民の皆様が力を合わせ、日々努力を重ねられてきた結果、幸いにして、現在は我が国での感染者や重症者の数が落ち着いてきています。他方で、海外で感染者が増加しているほか、懸念すべき新たな変異株の出現など、まだまだ予断を許さない状況が続いており、今後とも、皆が心を合わせて、できるだけの対策や努力を続けていく必要を感じます。今後、国の内外でワクチンや治療法の研究・開発など新型コロナウイルス感染症の克服に向けた取組が更に進められ、一歩ずつではあっても、我が国、そして世界の人々が着実にこの試練を乗り越えていくことができるよう願っています。

>新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。多くの方にとって、今年も御苦労の多い年だったのではないかと思います。特に、経済的社会的に苦境に直面している方が多くおられることに心が痛みます。働く女性の自殺が約3割増加し、小中高生の自殺も過去最多となり、昨年の自殺者数は11年ぶりに増加に転じたとも報じられています。人と人とが触れ合うことが難しく、孤独を感じやすい今だからこその問題であるようにも感じています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が社会経済活動に大きな影響を及ぼしている結果、収入の減少や進学の断念など、様々な苦境に立たされている方が大勢おられるとの報道にも胸が痛みます。

>人が自らの命を絶つといった悲しく痛ましい出来事ができる限り起こらないよう、周りの人に相談したり、身近な支援窓口に足を運ぶことが容易にできるよう、これまで以上に皆でお互いを気遣い、支え合っていける社会となっていくことを願っています。

>東日本大震災の発生から今年で10年になりました。この10年を振り返り、深い悲しみを新たにされた方も多くおられたのではないかと思います。私自身も地震発生当時の大変な状況を思い起こす機会が多くありました。また、震災後10年に当たり、岩手県、宮城県、福島県の復興状況をオンラインで見せていただき、被災された方々とお話しする機会を得ましたが、各地で復興が進み、生活の基盤が整いつつある中にあって、今もなお生活を再建できずにいる方や、癒えることのない心の傷を抱えた方々もおられることに心が痛みます。今後とも、陛下と御一緒に被災地の方々に心を寄せていきたいと思っております。

>そして今年も残念ながら、豪雨災害などの自然災害が様々な所で発生しました。7月8月の豪雨では、各地で観測史上1位の降雨量を記録し、静岡県熱海市を中心に多くの方が亡くなられたり、行方不明になられたことは痛ましいことでした。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族と被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

>世界に目を向けても、気候変動の影響によるものと思われる災害が増加しており、今後の対策がますます重要になってくるものと思われます。このような中で、温暖化予測にも用いられた気候モデルを開発された眞鍋淑郎さんが今年のノーベル物理学賞を受賞されたことはとても意義のあることと思います。地球環境問題は、将来世代の存続に関わる問題であり、今を生きる私たち一人一人の意識や行動が、これからの地球環境に大きな影響を及ぼすものであるとの認識を広めるきっかけとなった眞鍋氏の研究が、高く評価されたことを喜ばしく思います。私自身、大学時代にエネルギー経済学を少し学び、また、結婚前に仕事をしていた頃に気候変動問題を含む環境問題に携わっていたことがあり、気候変動や地球環境の問題の大切さに日々思いを深くしております。

>この夏、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が日本で開催されました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大という困難な課題を抱えながらの開催となり、参加選手や関係者の皆さんの御苦労も大きかったと思いますが、無事に終了し、安堵(ど)いたしました。

>オリンピック・パラリンピックともに、競技をテレビで観戦しましたが、コロナ禍での様々な制約を受けながらも、それぞれに力を尽くして競技に臨む選手の姿や、国を越えてお互いの健闘を讃(たた)え合う選手の姿が印象的でした。また、日本の選手の皆さんの活躍にも素晴(すば)らしいものがあり、多くの人々が感動を分かち合ったものと思います。新型コロナウイルス感染症の感染拡大という困難な状況の中で、努力を続けられた選手や、選手を支えられた指導者やスタッフの皆さん、そして大会の実施を支えられた運営スタッフ、ボランティア、医療従事者、警備担当者など多くの関係者の皆さんの尽力に敬意を表したいと思います。

>スポーツの分野においては、投打の「二刀流」で、この秋日本人として2人目の大リーグMVPに満票で選ばれた大谷翔平選手の活躍も、多くの人々に勇気と希望を与えたものと思います。

>私自身につきましては、今年2度目となった養蚕も、初めて、給桑、上蔟(ぞく)、繭掻(か)き、繭切り、採種などの全ての作業に5月から6月にかけて携わることができ、御養蚕所の主任や周囲の助けを得ながら、今年も無事に終えることができましたことを嬉(うれ)しく、また有り難く思いました。来年も蚕を育み、養蚕の作業を行うことを楽しみにしております。

>9月には、上皇上皇后両陛下の長く住まわれた皇居吹上の地に移り住むこととなりました。長年住み慣れた赤坂の地を離れることには寂しさを感じましたが、自然豊かな吹上の地での新たな生活をつつがなく始めることができましたことを有り難く思っております。上皇上皇后両陛下には、吹上の御所の改修の間、そして私たちの移居までの間、温かくお見守り下さいましたことに感謝申し上げております。また、赤坂でお世話になった多くの方々や皇居への移居に際して尽力していただいた全ての方に感謝いたします。

>上皇上皇后両陛下には、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き外へのお出ましが難しい日が続かれていることと存じますが、くれぐれもお体を大切になさり、お健やかにお過ごしになりますよう心よりお祈り申し上げます。そして、赤坂での仙洞御所の改修工事が順調に進み、御無理のない時期に御移居が叶(かな)うことをお祈りしております。日頃より、私たちや愛子を温かくお見守りいただいておりますことに重ねて御礼を申し上げます。

>天皇陛下には、コロナ禍の中でも引き続きお忙しい日々をお過ごしですが、変わらずお元気でいらっしゃることを何よりありがたく存じます。また、常に私の体調にお気遣いいただき、深く感謝申し上げます。これからも陛下をお傍(そば)でお支えできますように、また、私自身の務めを果たしていくことができますように、体調の快復に向けて努力を続けていきたいと思います。

>今年もこの機会に、国民の皆様から日頃より寄せていただいている温かいお気持ちに対し、厚く御礼を申し上げます。そして、改めて新型コロナウイルス感染症の収束を心から願うとともに、国民の皆様が心を寄せ合ってこの困難な状況を乗り越え、全ての人が安心して暮らせる日が一日も早く訪れることを心から願っております。

<参考=「皇后さま58歳誕生日ご感想全文 お互い気遣い、支え合える社会に」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/12/09 (Thu) 22:57

副題=皇后雅子さまの言葉には、小室の眞子たんえの言及がなかった。

まあねえ、
駆け落ち婚でして。
又、「結納」に当たるの、「納采の儀」をしてませんでして。

当記事では、秋篠宮家との、申し合わせのためと、してるですが。
まあねえ、
それも、あるかも、なれどの、正式な、結婚式も挙げてませんです。

>「58歳になられるにあたって公表された文書を読んで、とても驚きました……。10月末に小室圭さんと結婚された眞子さんへの言及がいっさい、なかったからです。

>'17年のお誕生日文書では、その年の9月に小室さん夫妻の婚約が内定したことに祝意を綴られていたのに、今回のご結婚に触れられていなかったのは、とても違和感がありました」(皇室担当記者)

>12月9日にお誕生日をお迎えになった雅子さまは、文書の冒頭に愛子さまが成年を迎えられたご感想を。その後、新型コロナの世界的な影響を案じられ、東日本大震災について、この1年に起こった自然災害なども記されるなど、多岐にわたる話題について文書で綴られた。

>眞子さんに対する4年前のコメント
>「通常であればお誕生日の数日前、新聞社やテレビ局が所属する『宮内記者会』に事前に文書がわたります。しかし、皇后になられてからの一昨年と昨年のお誕生日文書に関しては、誕生日の前日に『宮内記者会』に渡されました。

>そして、今年もぎりぎりまで時間をかけて推敲を重ねられたため、3年連続で誕生日の前日、しかも夕方に『宮内記者会』へと内容が公表されたのです。雅子さまは“完璧主義”のような一面がおありで、文書の細部までかなりこだわっておられます。今年は愛子さまの成年についても触れられているため、大変ご苦労されたと拝察しております」(同・前)

>今年はお誕生日文書以外にも、ご負担の大きいお仕事が重なっておられた雅子さま。

>「来年初めの新年一般参賀が中止となったため、今年のお正月同様に、両陛下が新年のビデオメッセージを収録される予定だと聞いています。さらに、今年は愛子さまが成人をお迎えになった誕生日当日に公表された文書や、来年3月の記者会見も控えています。特に、先日の愛子さまの感想文書は雅子さまが何度も手直しされて、その推敲は当日まで続いたそう。来年の成年会見も今から入念な準備を始められるそうで、例年以上にご負担が大きいのです」(侍従職関係者)

>それほどお誕生日文書にこだわっておられるだけに、雅子さまが先日の出来事である眞子さんの結婚に祝意を示されなかったのは、不可解ではある。


>ちなみに'17年のお誕生日文書では、
>《9月には、秋篠宮家の眞子内親王殿下のご婚約が内定し、喜ばしく思っております。私が皇室に入りました時には、東宮仮御所の隣にお住まいの、まだ1歳半余りの活発なかわいらしい女の子でいらっしゃった眞子様が、すっかり立派に成長された姿を感慨深く思います。日頃から、愛子にも優しく、また、楽しく接していただき、私たちにとっても、いつも楽しい時間をご一緒してきた眞子様には、心からのお幸せをお祈りしております》

>眞子さんの婚約内定に、このような喜びの声を綴られていたのだ。しかも、眞子さんにとって雅子さまは頼れる“先輩”だったという。

>「婚約が内定したころから、眞子さんは時折、雅子さまに結婚生活や海外生活に関する相談をしたり、アドバイスをもらっていたそうです。天皇ご一家は、皇居に移られる前は秋篠宮邸もある赤坂御用地にお住まいでしたし、交流の機会もほかの皇族方よりも多いのです。

>ご自分のお母さまである紀子さまよりも、叔母にあたる雅子さまのほうが気兼ねなく相談できた部分はあったのでしょうね。雅子さまも、眞子さんが幼いころから成長を見守られていましたし、ご自分の経験を生かしてもらえるように、いろいろなことをお伝えになっていたと思います」(秋篠宮家関係者)


>「両陛下」に触れられなかった理由
>結婚される数日前も、皇居を訪れて天皇ご一家と和やかに懇談されており、関係は良好なはず。それでは、なぜ雅子さまは眞子さんの結婚について触れられなかったのだろうか。

>「まず1つに、眞子さんへのお気遣いがあったのだと思います。もし文書の中で眞子さんの結婚に触れてしまうと、結婚に反発的だった国民が再び、秋篠宮家に対してネガティブな反応を引き起こす恐れがあります。できるだけ眞子さんの話題を避けて、批判の矛先が彼女に向かないように配慮されたのでしょう」(前出・侍従職関係者)

>可愛い姪っ子の結婚に対する祝意を文書に盛り込みたいお気持ちはおありだっただろうが、そうされなかったところに、雅子さまのお心遣いが深く感じられる。

>もう1つの理由として「両陛下と秋篠宮家の間で“協定”が存在している可能性がある」と、事情を知る宮内庁関係者が語る。

>「今年2月に行われた天皇陛下のお誕生日会見で“眞子内親王がご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っています”と発言されたところ、国民の間では“眞子さんの結婚問題が陛下にまで波及してしまった”と、秋篠宮家に対して非難の声が噴出してしまいました。

>それからというもの、今年4月の小室圭さんが公表した文書や10月末の結婚会見、同日に公表された秋篠宮ご夫妻のコメントにも“両陛下にご迷惑をお掛けした”といった文言は入っていません。

>文言を入れてしまうことで、逆に両陛下にも迷惑がかかる可能性を危惧された結果なのだと思います。天皇陛下を中心とする皇室にこれ以上ダメージを与えないよう、雅子さまや秋篠宮家は公的な文書にお互いの話を盛り込まれなかったのかもしれません」(同・宮内庁関係者)

>令和皇室のため、努力と工夫を重ねておられる雅子さまのお心遣いがつまったお誕生日文書だったということだ。

<参考=「「小室眞子さんに言及なし」雅子さまがお誕生日文書で“祝意”を綴らなかった深刻理由」(週刊女性)>


NO.308 <北京五輪>日本国・政党間の、「外交的ボイコット」の見解<起稿 閻魔大王>(21/12/11)


【閻魔大王】 2021/12/11 (Sat) 14:13

日本国の、各政党、そもそもが、何がため、北京五輪の「外向的ボイコット」が提唱されてるか、わかってるの哉と。
提唱は、米国なれど、です。

<表>
北京五輪「外交的ボイコット」への見解



>来年2月に開幕する北京冬季五輪の外交的ボイコットに対する日本政府の対応が焦点となる中、その是非をめぐり与野党間でも濃淡がみられる。

>自民党の高市早苗政調会長は8日、「賛同する。しっかりとした姿勢を日本としていち早く打ち出していくべきだ」と政府に外交的ボイコットに加わるよう求めた。自民では保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)も7日、外交的ボイコットを政府に要請した。保守系議員の間でこうした声は根強い。

>ただ、高市氏を除く自民執行部はあいまいな発言が目立つ。茂木敏充幹事長は7日の記者会見で「コメントは控える。五輪が平和の祭典として開催されることを期待している」と述べた。福田達夫総務会長は10日の記者会見で「外交は表もあれば裏もある。言うべきことは言いつつ、冷静に政府の判断を待つべきだ」と語った。

>公明党も踏み込んだ発信を控えており、山口那津男代表は7日の記者会見で「政府が判断すべきことだ。われわれから予断を与えるようなことは控える」と慎重に言葉を選んだ。

>これに対し、明確な立場を表明したのは日本維新の会と国民民主党だ。維新の馬場伸幸共同代表は9日の記者会見で「多くの日本人が(中国の)人権蹂躙(じゅうりん)と侵害に腹立たしい思いを持っている。日本も外交的ボイコットをすべきだ」と主張した。

>国民民主の玉木雄一郎代表は9日に衆院で行った代表質問で「中国の人権問題を黙認するという誤ったメッセージを国際社会に発しないためにも、外交的ボイコットを検討すべきだ」と岸田文雄首相に迫った。

>立憲民主党の泉健太代表は10日の記者会見で「政府の外交団が行かないということは十分あり得る話だ。そうした姿勢で検討してほしい」と述べ、賛同する考えをにじませた。一方、共産党の田村智子政策委員長は10日の記者会見で「外交にかかわることであり、軽々にこの場でものを言うのは控えたい」と言及を避けた。(大橋拓史)

<参考=「北京五輪外交的ボイコットの是非 与野党で濃淡」(産経新聞)>


【閻魔大王】 2021/12/11 (Sat) 14:46

副題=北京五輪ボイコットの材料は多数存在する。

<1>中国・新疆ウイグル自治区での人権侵害
<2>チベット民族に対する弾圧
<3>香港独立問題
<4>女子プロ・テニス選手彭帥さんの消息は<?>


ここでは、
<4>についての、記事を。

<写真>
中国の女子プロテニス選手、彭帥さん=2018年7月3日、英ウィンブルドン【AFP時事】



>外交評論家・宮家 邦彦

>中国女子テニス選手の彭帥(ほうすい)さんがインターネット交流サイト(SNS)上で、中国共産党元政治局常務委員の張高麗・前副首相に、性的関係を強要されたと告白した。

>こう報じられてから、はや1カ月。北京冬季五輪や人権問題と絡めた報道は、今も続いているが、この種の記事だけでは問題の本質は見えてこない。

>◆「告白」の内容は

>「私は良い女の子ではない、悪い悪い女の子だ。あなたは私を自分の部屋に引き入れ、十数年前と同様、私と性的関係を結んだ。あなたは共産党常務委員に昇進し、北京へ行き、私との連絡を一度絶ったのに、なぜ再び私を探し、私に関係を迫ったのか? 感情とは複雑で、うまく言えない。あの日から私はあなたへの愛を再開した。…あなたはとてもとても良い人だった。私は小さい頃から家を離れ、内心極度に愛情に飢えていた。…あなたは私に2人の関係を秘匿させた。関係は終わったが、私にはこの3年間の感情を捨て去る場所がない。私は自滅する覚悟であなたとの事実を明かすことにした」

>彭帥さんの「告白」の概要は以上だが、少なくとも「関係を強要された」とは言っていない。

>この「告白」の背景については、諸説ある。極め付けは中国共産党内部の「権力闘争説」だ。習近平体制を暗に批判するためだったとか、逆に習政権側が反対勢力を黙らせるための警告だったとか、相変わらず北京の政治雀(すずめ)は騒がしい。

>さらに、この騒動は海外にも波及し、「党最高幹部に性的関係を強要された若い女性が告白後に行方不明となった」「彼女に対する人権侵害は認められない」と、対中批判が急速に広まった。

>◆人権問題だけではない

>確かに現在、彭帥さんに行動と発言の自由はないだろう。しかし、中国でこの種の「人権侵害」など決して目新しくない。「彭帥騒動」の本質は必ずしも「人権問題」だけではないのである。

>最近の欧米諸国からの批判に耐えかねたのか、中国側は11月下旬から一連の「情報戦」を開始した。

>彭帥さんの「英語釈明文」「テニスイベントへの参加」「北京市内での会食」に続き、11月21日には国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との約30分の「ビデオ通話」が報じられた。

>しかし、彭帥騒動と北京冬季五輪はそもそも無関係。中国側の一連のお粗末な情報戦は、中国に厳しい勢力が彭帥さんを利用して中国批判を仕掛け、中国側がこれに応戦した結果とみるべきだろう。

>◆あまりにゆがんだ社会

>それでは問題の本質は何なのか。誤解を恐れず筆者の見立てを書こう。

>「告白」の中で、彼女は相手への愛情を隠していない。それどころか、行間からは、あまりに身勝手な相手に捨てられた鬱憤(うっぷん)から自暴自棄になり、発作的に「告白文」を書き上げ、投稿したらしいことが、読み取れる。

>筆者には、森羅万象が政治的意味を持つ中国で、幼少からテニス一筋で厳しく育てられ、親の愛情を知らないまま成功を収めたものの、時の権力者に翻弄(ほんろう)された「天才テニス少女」の半生が哀れでならない。

>今ごろ、彭帥さんがどこで何をしているかは知る由もない。が、今後彼女が自由に自らの心情を語ることは二度とないだろう。

>あまりにゆがんだ中国社会は、彼女ほど有名ではないが、彼女と同じような悲しい境遇を生きる人々を毎日生みつつある。これこそが、彭帥騒動の本質ではないか。

>(時事通信社「コメントライナー」より)

>【筆者紹介】
>宮家 邦彦(みやけ・くにひこ) 1978年外務省入省。在米大使館一等書記官、中近東第一課長、日米安全保障条約課長、駐中国公使、駐イラク公使、中東アフリカ局参事官を歴任。2005年に退官。切れ味鋭い外交評論家としてテレビ出演、寄稿、講演など多方面で活躍中。近著に「AI時代の新・地政学」「トランプ大統領とダークサイドの逆襲」。

>(2021年12月6日掲載)

<参考=「中国女子テニス選手、彭帥さんをめぐる騒動の本質【コメントライナー】」(時事通信)>


【閻魔大王】 2021/12/11 (Sat) 15:45

副題=北京五輪のスポンサー企業にとばっちり<!>

そもそもが、「外交ボイコット」なるが、腰砕け制裁。
かと、申しの、選手団派遣を止めるは、選手が可哀想。
よて、中途半端なる対応でして。

対して、中国なるは、内政干渉也と。


>バイデン米政権が中国の人権問題への抗議として北京冬季五輪への「外交ボイコット」を表明し、五輪のスポンサー企業は難しい対応を迫られている。政権幹部は企業に何らかの対応を「迫ることはない」(レモンド商務長官)としているが、米世論調査では、企業にも厳しい目を光らせる国民感情が浮かび上がる。

>米議会の対中強硬派、ルビオ上院議員は五輪スポンサー企業に宛てた8日付の書簡を公表し、企業が「ジェノサイド(大量民族虐殺)を無視して利益追求に走っている」と非難した。

>書簡は五輪の最高位スポンサーに矛先を向けた。コカ・コーラ、ビザ、エアビーアンドビーのほか、日本企業でトヨタ自動車やパナソニックも名指しされた。

>外交使節を派遣しない米政府の外交ボイコットは、新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの中国の人権弾圧を「ジェノサイド」と糾弾する抗議の姿勢を示すものだ。同自治区の強制労働問題では、ウイグル産繊維材料の排除を表明した欧州アパレル大手が中国で不買運動に遭った。五輪をめぐっても報復を恐れる大手企業は沈黙を守っている。

>米政権のレモンド商務長官は米ブルームバーグ通信に対し、「個別企業の対応は企業の判断次第。政府が何らかの形で(対応を)迫ることはない」と述べた。同通信が9日伝えた。政府の外交ボイコットと、中国ビジネスとの間で板挟みとなった企業側の事情を考慮して発言したもようだ。

>ただ、米調査会社モーニング・コンサルトが今月上旬、米国の成人、約2200人を対象にした世論調査では、企業がスポンサーなどの大会支援を撤回することに「賛成」「いくらか賛成」と答えたのが計58%に達し、「反対」「いくらか反対」の計12%を大きく上回った。「意見なし」「分からない」の回答が残りの30%を占めた。

>同社は、中国女子テニス選手、彭帥(ほう・すい)さんが、中国高官に性的関係を強要されたと告白後、動静が不明となった問題も米国民の姿勢を硬化させたとの見方を示す。スポンサー企業は、大会のテレビ中継などを通じてブランドのアピールを狙うが、人権問題などへの批判が高まれば北京五輪そのものへの関心が薄れる可能性もある。

<参考=「スポンサー企業に難題 北京五輪「外交ボイコット」」(産経新聞)>


NO.309 <18歳以下の子ども/10万円給付>右往左往の、結果、遅れに、遅れのアホウばかり。<起稿 閻魔大王>(21/12/14)


【閻魔大王】 2021/12/14 (Tue) 22:23

一体、イツの話かの、
基本、年内に、5万円<現金>。年度内<来年3月末>には、残5万円のクーポン配布。
都合の、10万円の給付。

ところが、クーポンの場合、印刷代、事務費等々にて、960億円の経費が掛かると。
それは、無駄使いで、余計な事ではと。
要は、全額10万円を、現金配布なら、その手、経費不要と。
実際には、現金で、10万円でも、経費は掛かるです。但し、960億円もは、掛からんかと。
その辺りの、計算も、した上で、計画したらと、思うですが。国会でも、報道でも、その辺り、無視。


実は、クーポンの場合、経費掛かるは、遠の昔より、わかってるです。掛かって、当然でして。
それを、突然の問題視<?>

とするのか、その経費の事、全くの考えずに、提案の公明党かと。
イヤ、これは、公明党の公約。

そもそもがの、どの政党も、選挙公約的、言うてるです。
但し、クーポンは言うておらずの、そこまでの細々考えてませんの、単なるの、公約。

<参考=「NO.1513 <2021・衆議院選挙>各党政策を問う」寄稿シバケン 2021/10/23 (Sat) 21:52

<参考=NO.1528 「子ども10万円給付」は単なるばらまき? 困窮者限定できない事情
(21/11/09)


>岸田首相は14日の衆院予算委員会で、18歳以下への10万円相当の給付について、地方自治体向けの指針を「一両日中に示す」と表明した。政府は当初、臨時国会で審議中の2021年度補正予算案の成立後に指針を提示するとしていたが、クーポン給付などを巡る政府方針の転換で自治体に混乱が広がったことを受け、時期を早めた。

>指針は首相や担当閣僚のこれまでの国会答弁などを整理したもので、〈1〉5万円分のクーポン給付の代わりに現金給付を認め、条件は設けない〈2〉自治体が年内に現金10万円を一括給付した場合、事後に補助金を交付する――などの内容となる見通しだ。松野官房長官はこの日の記者会見で、「国会での議論を整理し、Q&Aのような形で示したい」と述べた。

>政府は当初、年内に現金5万円の給付を開始し、残りの5万円分は原則、来春の新学期に合わせて、子育て関連に使途を限定したクーポンを配布する予定だった。だが、クーポンの代わりに現金を給付することを幅広く認める方針に転じたため、自治体側から「制度の詳細について早く説明してほしい」との声が上がっていた。

>首相はこの日の答弁で、方針転換について、「(判断の)時期が遅いとの指摘は謙虚に受け止めたい」と語った。

<参考=「10万円給付の自治体向け指針、首相「一両日中に示す」」(読売新聞)>


【閻魔大王】 2021/12/14 (Tue) 23:27

さての、
18歳以下人口、約1900万人。
となればの、一律10万円の場合、1.9兆円の予算。

での、960億円が経費とした場合、概ねの、5%の加算。

但し、5万円に対するの、であれば、10%に跳ね上がるですが。10%ねえ。5万円の、10%なら、5千円はでっかいなと。


但し、
現金給付でも、諸般の経費、掛かる筈。
それは、推定、どの程度かと。的、折角なら、データー的、全部出して、討論したらと。

での、
肝心なるは、クーポン案の事、モっと、目的なりを、宣伝、主張しませんとと。
経費高いと言われて、黙ってもてたら、ども成らず。
要は、必ずや、子どものために使て欲しいの策でして。言うたら、文房具とか。
とかとか、何故に言わんかが、摩訶不思議。

加えての、
18歳以下の子どもの居てるの世帯、どの程度かと。

日本国の人口、12500万人で、該当、1900万人。さての、世帯数的、わからんですが。
概ねの、20%<?>
なら、後の、80%の世帯には、関係の無い話。
30%としても、70%の世帯には、関係の無い話。

但し、言えるの事、なるは、こんな下らんの事で、いつまで、国会で、議論してるの怪<?>
閻魔大王的、下らんと、申すは、国会議員も、官僚も、余り、頭ええ事無いなあと。
アホウと、馬鹿故、こんな事に成ってるです。

要は、子育て世帯がコロナで、困窮の支援策と、するのならばの、一刻も早くが、一番<!>
あや、こやと、つまらんの話で、国会にて、時間潰しすな<!>

イヤ、
有り体に申せば、野党議員殿のパフォーマンスの時間、与えてるだけ。
よて、与党議員も、官僚も、アホウ丸出し。


NO.310 どこまで本気<?>/文通費「見直し」難航 問われる議員手当て「変革」(産経新聞)<起稿 閻魔大王>(21/12/17)


【閻魔大王】 2021/12/17 (Fri) 17:04

最近では、報道的、話題から、消えたですが。
そもそもが、議員の人数そのものにも、疑問。


<表>
国会議員には多様な名目で公費が支給されている



>国会議員への手当てで、在職1日でも月満額100万円が支給される方式が批判された「文書通信交通滞在費(文通費)」をめぐり、改革の行方が注目されている。今国会での「日割り」制度の成立が見込まれていたが、使途の公開などを野党側が求め、議論は膠着状態。国会議員には文通費以外にも公費による手当ては多く、専門家は「国民感覚との乖離(かいり)は大きい。早期是正が必須」と訴える。

>「国民が納得いかないと疑問に思うのは当然ではないか」。岸田文雄首相は14日の衆院予算委員会で、文通費の満額支給について、そう主張。一方、使途公開や国庫返納には「首相の立場から申し上げることは控える。真摯な議論を通じ国民の疑問に答えることが重要」と述べるにとどめた。

>同費を含め国会議員の処遇に関する改正は全党一致が原則とされる。ただ、合意形成は難航している。

>来年の参院選もにらみ、主要各党は早々に、日割り支給を可能にする歳費法改正を目指す考えではまとまった。日本維新の会と国民民主党はさらに、使途報告が不要な状況が「問題の本質」とし、報告義務付けや未使用分の国庫返納などを盛り込んだ改正法案を6日に共同提出。立憲民主党もほぼ同内容の法案を出したため、立民案に乗る形で与党に決断を迫っている。

>現状、自民・公明両党は「今国会ではまず日割りを成立させるべきだ」との立場を譲る気配を見せていない。局面打開のため、共産党の小池晃書記局長は13日、「何も決まらないまま今国会を終えれば、国民から、なにをやっているのかといわれる」と述べ、制度改革を継続するとの各党合意があれば、日割りを先行して成立させるべきとの認識を打ち出した。立民も同様の立場を示すが「落としどころ」はなお不透明だ。

>文通費の目的は、国会法と歳費法で「公の書類を発送しおよび公の性質を有する通信をなす等のため」と規定。活動報告のためのはがきや切手代、電話代などが想定される。だが、領収書添付や使途報告も不要で、実際の運用は曖昧だ。 保守系議員の秘書を長く務めた男性は同僚議員のパーティー券購入などにも使ったといい、「完全に自由に使える金」と言い切る。

>見直し議論の発端となった維新の小野泰輔氏は10月31日投開票の衆院選で初当選した新人議員。「正確には(投票締め切りから)日付が変わるまでの4時間の在職で100万円。単純におかしいと思い、ブログに経緯をつづった」と語る。

>とはいえ文通費の有用性も実感している。問題となった10月分は党に返還し、11、12月分は受領。地元事務所の賃貸料や私設秘書の給与などに充てる予定だったが、党がこの2カ月分の使途について検討中の段階で、拠出できていない。「さしあたり自腹で賄う。政治活動の必要経費として使わせてもらえれば、ありがたい」と内情を明かす。

>「政治とカネ」の問題に詳しい日本大の岩井奉信(ともあき)名誉教授(政治学)は、地方議会では、文通費などに相当する「政務活動費」の使途報告や領収書添付が義務付けられているとし、「国会議員だけが特別である合理性はない」と指摘。「与野党とも長らく目をつぶり、文通費はブラックボックス化した。早急に抜本的な改革に着手するべき」と訴えている。

<参考=「文通費「見直し」難航 問われる議員手当て「変革」」(産経新聞)>
(21/12/14)