閻魔大王<NO.118>
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総 合 | 目 録 | 趣意書 |
表題一覧表 |
NO | 表題 | 起稿 | 起稿日 |
閻魔大王NO.119 | |||
312 | <日本の防衛最前線>離島防衛の要/海も陸もこれ1台、陸海の一体作戦(産経新聞) | 閻魔大王 | 21/12/19 |
311 | 続2<失礼乍ら>愛子さまと、秋篠宮家の方とでは、違う。/両陛下をお助けしたい。 | 閻魔大王 | 21/12/17 |
閻魔大王NO.117 |
NO.311 続2<失礼乍ら>愛子さまと、秋篠宮家の方とでは、違う。/両陛下をお助けしたい。<起稿 閻魔大王>(21/12/17)
【閻魔大王】 2021/12/17 (Fri) 23:34
<参考=NO.306 続<失礼乍ら>愛子さまと、秋篠宮家の方とでは、違う。/両陛下をお助けしたい。>
(21/12/08)
<副題=天皇の長子・愛子さまが天皇になることを望む「女帝待望論」に高市早苗が答えた《“男女平等だから”は別問題》#1(文春)>
<写真1>
2002年3月、お宮参りにあたる「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」に臨まれた ©JMPA
<写真2>
高市早苗氏 ©文藝春秋
<写真3>
聞き手の石井妙子氏 ©文藝春秋
<写真4>
2006年11月、お宮参りにあたる「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」のため、皇居を訪れられた秋篠宮ご夫妻と悠仁さま 宮内庁提
>「文藝春秋」2022年1月号より「高市早苗『女性天皇には反対しない』」(聞き手・石井妙子氏/ノンフィクション作家)を一部公開します。(全2回の1回目/
後編 に続く
>皇統の維持をどう考えていくのか
>秋篠宮家のご長女・眞子さんの結婚と渡米という出来事があり、12月には天皇家のご長女・愛子さまが20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられた。今、皇室への、とりわけ皇統への関心が、国民の間で非常に高まっていると感じる。
>現行の皇室典範では「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と規定されており、愛子さまに皇位を継承する資格は与えられていない。これまで幾度か、「皇室典範を改正し、女性天皇、女系天皇を認めるべきだ」といった議論が交わされてきたものの、今に至るまで改正されることはなかった。
>皇位継承順位の第1位は秋篠宮さま、第2位はそのご長男である15歳の悠仁さまである。だが、国民の間には、天皇の長子である愛子さまが天皇になることを望む、「女帝待望論」の声も聞かれる。また、将来、悠仁さまがご結婚なさり男子が生まれなければ皇位継承者が誰もいなくなることを懸念する声もある。
>今後、皇統の維持をどう考えていくのか。9月の自民党総裁選では、4名の候補者のうち岸田文雄氏と高市早苗氏の2名が「皇位は男系男子で維持されるべきであり、旧宮家の皇籍復帰を支持する」と述べた。今回、高市氏に改めて真意を尋ねた。
>――2004年、小泉純一郎内閣において「皇室典範に関する有識者会議」が設置されました。その際には「女性、女系天皇を認める。皇位継承は長子優先」とする報告書が提出され、それを受ける形で国会でも審議が始まろうとしていた。当時も、高市さんは「男系男子の伝統を守るべき」と予算委員会で主張しました。男系男子に一貫してこだわってきた理由を改めて教えてください。
>高市 令和22年には皇紀で数えると2700年を迎えます。それだけ長い歴史のなかで大変な努力をしながら、初代神武天皇から繋がる血統、つまり、男系男子という万世一系の皇統を守り続けてこられたわけです。私は、126代も続いた皇統が、天皇陛下の権威と正統性の源だと考えています。
>世界の王室にも比類がありません。歴史上の皇室や王室の中で現存し、かつ世界最長の歴史をもつご皇室であり、皇統が維持されているからこそ、日本人は天皇陛下を別格の存在として尊敬し、誇りに思ってきました。日本人が先祖代々奉じてきた皇統を絶やして、ひとたび女系に変えてしまうと、元には戻せなくなってしまいます。
>一度の例外もなく男系
>――男系とは父が天皇、もしくは父親の父親の父親の、と父方だけをたどっていくと天皇に行き当たるということですね。それに対して天皇の娘の子孫は父方が天皇ではない、つまり女系である、と。
>高市 仮に、愛子さまが天皇に即位されたら、男系(父が天皇)の女性天皇になられる。その後、仮に愛子さまがAさんという民間の男性と結婚され、第1子に女子が誕生して天皇に即位されると、「女系(母親もしくは母方の先祖が天皇)の女性天皇」となられます。この天皇の男系の祖先はA家、女系の祖先は小和田家(雅子さまの父親の姓)ということになります。最初は男系の女性天皇、次に女系の女性天皇とすると、2代で男系の祖先も女系の祖先も民間人ということになってしまいます。
>父方の血統が、初代天皇から繋がっているのが皇統です。2600年以上の長きにわたり、1度の例外もなく男系でした。男性の天皇であっても女性の天皇であっても、南北朝時代にあっても、父親をたどれば必ず歴代の天皇に連なるという継承を維持してきた。今の時代に変えてしまったら、やり直しはききません。
>――天皇の子孫であることが重要で男性でも女性でも同等に尊いとは考えられないのでしょうか。
>高市 私は女性天皇に反対しているわけではありません。女系天皇に反対しています。女性天皇は過去にも推古天皇をはじめ八方(人)いらっしゃいましたが、すべて男系の女性天皇(天皇が父)です。在位中にはご結婚もなさらず、次の男系男子に皇位を譲られた歴史があります。男系による皇位の継承は、大変な工夫と努力を重ねて連綿と続けられてきたものであり、その歴史と伝統に日本人は畏敬の念を抱いてきました。
>側室制度は認められない
>――男系男子こそが日本の皇統の歴史だ、というご意見ですが、歴代天皇の約半数が側室を母に持つ庶系(正妻の子どもではない。庶子)の天皇です。大正天皇も明治天皇も孝明天皇も仁孝天皇も皆、側室の産んだ男子です。天皇ひとりに多くの側室がいた。男系男子は側室制度がなければ維持できないという意見があります。戦後になって皇室典範が改正され庶子は皇位につけなくなりました。男系男子の伝統を守るには、側室制度という伝統も復活させなければ無理なのではないでしょうか。
>高市 側室制度の復活などは、考えたこともございません(笑)。
>――その理由は?
>高市 理由もなにも。明治31年の『民法』で重婚が禁止され、一夫一婦制になりました。『戸籍法』でも「妾」が削除されました。ご皇室でも、昭和天皇以降は側室制度が廃止されています。今からご皇室だけが側室制度を導入するということになると、国民の皆様の敬愛の情というものが薄れていく気がしますね。昔はそれで良かったのかもしれませんが、側室制度について、今の日本の法律で認められるかといったら、そうじゃない。そこは大正時代までの価値観と変化したところです。
>――価値観の変化に合わせて制度を変えるということならば、女性が帝位を継いでもいいのではないか、という議論も成り立つのではないでしょうか。戦前と違って今は女性も高等教育を受けられるようになり、男女差別をしてはいけないという認識が広がっていますが。
>高市 私は、女性天皇には反対をしていません。女系天皇に反対しているのです。「女系に移った場合、海外では王朝の交代とみなされる」という指摘もあり、世界と広く関わる時代にあって、2600年以上の伝統を持つ国家元首がおられることの価値は誇るべきものであり、私は、大切にしたいと思います。
>また、よく「男女平等だから」といった価値観で議論をなさる方がいらっしゃいますが、私は別の問題だと思っています。男系の祖先も女系の祖先も民間人ですという方が天皇に即位されたら、「ご皇室不要論」に繋がるのではないかと危惧しています。「じゃあ、なぜご皇族が特別なの?」という意見も出てきてしまうかもしれません。そういう恐れを私はとても強く持っています。
>( 後編 に続く)
>男子を生まなかったから「国民の皆様は雅子さまを責めたでしょうか?」高市早苗が“女性天皇は大変”だと考える理由 へ続く
>「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2022年1月号
<参考=「天皇の長子・愛子さまが天皇になることを望む「女帝待望論」に高市早苗が答えた《“男女平等だから”は別問題》 #1」(文春)>
(21/12/17)
【閻魔大王】 2021/12/18 (Sat) 00:34
<副題=男子を生まなかったから「国民の皆様は雅子さまを責めたでしょうか?」高市早苗が“女性天皇は大変”だと考える理由 #2(文春)>
眞子たんは、一刻も早く、皇籍を離脱したかった<!>
そのよに、父親である、秋篠宮殿下から、教わった<?>
教わったと、するよりは、そんな風に解釈したと、推測するです。
そもそもが、秋篠宮殿下が、次ぎの皇位継承を、辞退するよな話をしてるです。
兄の天皇と、年齢が近いがためで。
>「文藝春秋」2022年1月号より「高市早苗『女性天皇には反対しない』」(聞き手・石井妙子氏/ノンフィクション作家)を一部公開します。(全2回の2回目/前編から続く
>女性天皇は肉体的にも精神的にも大変
>――皇室への思いが強まったのは政治家になってからですか?
>高市 いいえ、子どもの頃からだと思います。天皇陛下は特別な方だと思っていました。
>――奈良県の出身ということも、関係していますか。
>高市 あるかもしれません。子どものころから橿原神宮には毎年お参りをしていましたし、天皇陛下の勅使が毎年、橿原神宮にお出ましになるのも見ていましたから。
>――国民の間では女性に天皇になって欲しいという「待望論」が強まっているように感じますが。
>高市 国民の皆様の間で待望論が強まっていますか? 私は承知していません。どんなアンケートでしょうか。内閣府が行ったものですか。
>――いえ、新聞社や雑誌社、テレビ局が行ったものです。一例ですが、NHKが2019年9月に行った世論調査では女性天皇に賛成する人が74パーセント。特に18歳から29歳までの若い世代では90パーセントが賛成でした。また、女系天皇にも全世代において71パーセントの方が賛成、という結果でした。
>高市 その調査については、私は承知しておりませんが、どうなのでしょうか。今を生きる私たちの世代で、連綿と守り続けてこられた世界に例を見ない貴重な皇統を絶やすことを安易に考えるべきではないと思います。
> 私は、女性天皇に反対する立場ではありませんが、現実的には女性が皇位を継がれることは、大変だろうと想像しています。多くの国事行為、外国賓客への対応、宮中祭祀……。皇位に就かれた女性天皇が激務をこなしながら、ご懐妊やご出産をされるのは、肉体的にも精神的にも大変なことだと思います。
>政治の世界でも「女性には無理だ」と
>――政治の世界でも「女性には無理だ」といわれることが多いのではないでしょうか。そうした中で風穴を開けてきたひとりが、高市さんだと思うのですが。
>高市 私は今の仕事でも相当、体力的にはきつい所を、歯を食いしばってやっています。これまでの仕事もそうでした。やはり「男性のほうが体力があるなあ」と思うことが、たびたびありました。私が総務大臣をしていた時のことですが、当時の安倍総理と一緒に被災地に行ったことがあります。総務大臣は、消防や地方財政も所管していますから。瓦礫の中を長時間歩きましたが、その時、「男の人はやはり体力があるな、強いな」と思ったものです。
>天皇陛下のご公務を何度か神事を含めてお側で拝見させて頂いたことがあるのですが、「ああ、これは大変だ」と、つくづく思いました。立ったり座ったり、あの重い装束でなさる。寒い中をずっと宮中の三殿を歩かれて長時間、務めておられるのを拝見したこともあります。垣間見る陛下のご公務のありようだけでも、私では無理だと、それほどの激務だと感じました。女性でも、できなくはないのかもしれませんが、相当お辛いことだと拝察致しました。
>総理の忙しさは想像がつく
>――総理大臣も大変に多忙で、超人的な体力が必要なのでは? でも、高市さんは総裁選に臨みました。
>高市 確かに総理にも超人的な体力は必要だと思いますけれども、それはだいたい想像がつくんですよ。総理には悪いけれども(笑)。閣僚は、衆参両院で委員会をいくつも掛け持ちして、朝から夕方まで答弁を続け、夜間や早朝や昼休みに役所の仕事をこなしますが、総理は予算委員会の代表質問が終わったら、その後は一般質疑で出席不要ですから、官邸で仕事をする時間は確保できます。確かに閣僚よりは重責で激務ではありますけれども、どの程度の激務なのか、自分に堪えられるのかどうかは、だいたい想像がつきます。
>――上皇さまの生前退位が決まる過程で秋篠宮さまは、「兄が80歳の時、私は70代半ば、それからでは(即位)できないです」とおっしゃったと報じられ、天皇即位を辞退するご発言かと物議を醸しました。皇位継承順位第1位の秋篠宮さまが即位を辞退したいとお考えになった場合、それは認められると考えますか。
>高市 それは難しいでしょうね。法律も変えて、皇嗣職を作ったという中で皇位継承の筆頭にある方が、お継ぎにならないということは、とても難しいと思います。
>男子を生まなくてはならないという重圧
>――皇位継承者の男性皇族が「皇室から離脱したい」という意志を表明する、という心配をしたことはありますか?
>高市 無いです。大変な責任感と矜恃を持っておられると思います。
>――将来、悠仁さまに男子のお子様が誕生しなければ現状の皇室典範では皇統は維持できません。悠仁さまに嫁がれる方には男子を生まなくてはならないという強い重圧がかかる。雅子さまにも相当な重圧がかかった。男子をお生みにならなかったことで責められた部分もあり、それもご体調を崩された一因であったように思えるのですが。
>高市 国民の皆様は雅子さまを責めたでしょうか? 宮中では、私たちには想像もつかないぐらい大変なことが沢山あると思います。そうした中で、やはり精神的に相当お疲れになられたのだと思います。
>男のお子さまを産まなかったからという理由で国民の皆様が雅子さまを責めたというような事実はなかったと思います。今は皇后陛下として、本当に堂々と凜とされていて「ご立派だなあ」と尊敬申し上げる存在ですよね。
>紀子さまご懐妊の一報
>2005年11月、小泉政権下の有識者会議による「女性も天皇になれる、女性皇族と民間男性との間に生まれた子どもは皇位を継承できる」といった内容の報告書を受けて、皇室典範改正に向けた審議が進められようとしていたが、国会会期中の翌年2月、39歳だった紀子さまのご懐妊が伝えられ、9月には悠仁さまが誕生。皇室典範改正の議論は白紙に戻された。
>後に民主党の野田佳彦内閣において、女性皇族が結婚後も皇族として残る「女性宮家」の設立が検討されたが、野田政権の終了とともにこれも白紙に戻された。
>――紀子さまご懐妊のニュースが入った時は驚かれましたか?
>高市 「嬉しいなあ」と思いました。ご懐妊という明るいニュースで、とてもワクワクしましたよね。「お元気で生まれてきていただきたい」と願いました。
>――安倍政権では男系男子での皇位継承が強く支持され、女性天皇、女系天皇、女性宮家について議論されませんでした。女性宮家の設立にも高市さんは反対ですか?
>高市 女性皇族が結婚後、ご希望なさったなら、ご本人のみ元皇族として特別なご公務に就かれるというような形があればいいと思います。ですが、女性宮家ということになると、様々な問題が出てくると思います。宮家を維持していくのは大変なことですから。それに対する国民の皆様の理解といったことも考えなければならなくなります。
>ノンフィクション作家の石井妙子氏が聞き手をつとめた「高市早苗『女性天皇には反対しない』」の全文は、「文藝春秋」2022年1月号と「文藝春秋digital」に掲載されています。
>「文藝春秋」編集部文藝春秋 2022年1月号
<参考=「男子を生まなかったから「国民の皆様は雅子さまを責めたでしょうか?」高市早苗が“女性天皇は大変”だと考える理由 #2」(文春)>
(21/12/17)
【閻魔大王】 2021/12/18 (Sat) 17:54
<副題=悠仁さまの進学先は<?>>
学習院の選択肢が無くなった<?>
悠仁さまが希望する高校<?>
まあ、つまり、悠仁さまは、学習院を選択せずは、何故<?>
そもそもが、秋篠宮家は、一風変わってるです。
大体が、「お茶の水女子大学附属中学校」の選択が、異様。高校からは、女子校であり、元が女子大。
何故に、その選択したか<?>、コレ、当人の選択怪<?>
大きな影響与えてるは、親でして。
にも関わらず、当人の希望する高校に進学させるのご意向ですて。
まだ、眞子たんの件、懲りておられませんです。
ましてやの、次世代の、天皇ですが。
よて、閻魔大王的、秋篠宮家の教育方針には、疑問あるです。
オッとの、刃物事件にも、懲りておらずでね。
言うてしまえば、<失礼乍ら>では、あるですが。
秋篠宮家が、天皇家を崩壊させる<?>
>「秋篠宮家が抱える直近の課題と言われているのが、悠仁さまの進学先問題です。これまで、いくつかの学校名が取り沙汰されてきましたが、最有力だったのは『学習院高等科』でした。
>しかし、今夏くらいまでは本命だったはずの学習院でしたが、最近になって“学習院という選択肢はなくなった”そうなのです。秋篠宮さまは最終的に、悠仁さまが希望する高校に進学させるご意向とのようです」(宮内庁関係者)
>進学先候補には『早稲田』も
>秋篠宮家の長男で、皇位継承順位が第2位の悠仁さま。現在は『お茶の水女子大学附属中学校』の3年生だが、同校は高校から女子校となるため、必ず他校を受験されることになる。
>「中学か高校の進学時期に少人数の生徒を『お茶の水』と入れ替える制度のある『筑波大学附属高校』や、悠仁さまの関心が強い生物や自然環境を深く学べる『東京農業大学第一高校』などが候補として挙がっています。
>『早稲田大学』の系列高校も候補の1つとして検討されていると聞きました。というのも、実は姉の佳子さまが大学に進学される際、『国際基督教大学(ICU)』以外に『早稲田』も視野に入れていらっしゃったそうなのです。
>当時は『早稲田』の資料なども取り寄せていたでしょうし、ご両親とも相談されていたはず。その過程で秋篠宮ご夫妻もご興味を持ち、悠仁さまの進学先候補の1つになったのかもしれません」
>今年11月に行われたお誕生日会見で秋篠宮さまは、
>《1年前と比べると机に向かっている時間が格段に長くなっているんですね》
>と、悠仁さまが受験勉強に精を出されている様子を明かされた。
>「結婚相手は学生時代に見つけるべき」
>「悠仁さまは理系分野に関心がお強いそうです。コロナ禍になる前まで、毎年夏になるとご両親と一緒に、皇居の吹上御苑で昆虫採集をよく楽しまれていました。
>なんでも、皇居の庭に生えている木の名前や飛んでいるトンボは、ほぼすべてご存じなんだとか。山歩きや天気予報もお好きで、単に昆虫好きというよりは取り巻く環境も含めて興味がおありなんですよ。お父さまと一緒で研究者気質なのでしょう」(秋篠宮家関係者)
>そもそも、なぜ悠仁さまの進学先の本命が『学習院』だと言われていたのだろうか。
>「やはり、眞子さんの結婚問題が影響しています。秋篠宮家は“皇族は学習院”という固定観念はなく“個人の意思を尊重する”という家風。実際、眞子さんと佳子さまは高校まで『学習院』に通われていましたが、大学はご本人たちの意思で『国際基督教大学(ICU)』に進まれました。
>秋篠宮さまは、紀子さまと『学習院大学』で出会われたように“結婚相手は学生時代に見つけるべき”とのお考えです。ただ、眞子さんが『ICU』で出会われた小室圭さんのように、婚約が内定した後に問題が起こりうる女性が悠仁さまに近づくことは十分に考えられます。『学習院』であれば、そのリスクが軽減されると言われているんですよ」(同・前)
>いったい、どういうことなのか。この関係者が続ける。
>姉2人のように本人の意思を尊重
>「『学習院』は元々、華族のために作られた学校です。戦後に廃止されるまでは『皇族就学令』で皇族は『学習院』で学ぶことが義務づけられていたことから、これまでの慣習で皇族は基本的に『学習院』に入学されてきたのです。
>これまでのそういった経験から、『学習院』側の皇族が通われるにあたっての警備体制は整っており、同級生や保護者からの理解も得られやすい環境です。
>さらに『学習院』であれば、学校職員にも殿下の知り合いや同級生などが多くいらっしゃるそうで、ある意味、悠仁さまご本人や周囲の学生を“監視”できるという安心感があります。万が一、交際相手に何かしらの問題が起こっても、事前に対処できる環境が整っているのです。
>現在では一般的な家庭の子どもも通う学校になりましたが、『学習院』を卒業した親の子どももいまだに多いため、家柄という意味でも安心材料のひとつなのかもしれません」
>いずれ即位される悠仁さまの結婚相手は、のちの皇后になられる方であり、結婚後に何か問題が起こってしまうと皇室全体の危機につながる可能性すらある。
>そのため、お相手選びには用心深くならざるを得ず、悠仁さまの進学先も慎重になられるべきなのだがーー。
>「眞子さんと小室圭さんの結婚は秋篠宮家だけではなく、“皇室の危機を招いた”との見方があります。それは、お子さま方の意思を尊重する秋篠宮家の教育方針が影響したということだと言えるでしょう。
>眞子さんは女性皇族だったため、結婚して皇室を離れるお立場でしたが、結婚相手が皇室入りするお立場の悠仁さまにいたっては、ご両親が高校選びを主導されると思ったのですが……。『学習院』以外で、目の届きづらい学校に進学され、そこで結婚相手を見つけられることも大いにあり得ます。
>しかし、そのお相手が小室圭さんのように、婚約が内定したり、結婚した後に家族や親戚などが金銭問題や何らかのトラブルを抱えているといった、ネガティブな事実が発覚する危険性もあるのです。できるだけ、そういったリスクを回避できる学校を選んでいただきたいとは思います。
>ただ、やはり殿下としては、眞子さんと佳子さまと同じように、悠仁さまの意思を尊重した高校に進学させると聞きました。眞子さんと佳子さまがご自分で進学先を選べたのに、悠仁さまだけが選べないというのは理不尽だと思われたのかもしれません。しかし、そもそも女性皇族と男性皇族では、結婚も含めていろいろとお立場が違うのに……」(前出・宮内庁関係者)
>未来の天皇陛下である悠仁さまの進学先、その行く末に国民は固唾を飲んで注視し続けている。
<参考=「秋篠宮さま「学習院以外の高校へ」悠仁さまの進学先で起こり得る“第2の小室圭さん問題”」(週刊女性)>
(21/12/17)
【閻魔大王】 2021/12/19 (Sun) 00:08
<副題=眞子たんの、皇室嫌い、日本脱出したいは、想定以上に酷かった<!>>
眞子たんは、圭君との結婚は勿論の事、それ以上に、皇室を出たかった。
これは、失礼乍らの、秋篠宮家の教育の結果也。
皇室から、出たい。尚且つの、日本からも、出たいの眞子たん。
そんなに、皇室が嫌いかと、ビクリするです。
秋篠宮家での教育では、日本国を、皇室を誇りにするが、欠落<?>
>今年最も注目を集めたニュースの一つが、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さん(30)と小室圭さん(30)の結婚だ。皇室として異例の儀式なき結婚に、国民からも賛否両論さまざまな意見が巻き起こった。結婚会見から、米国へ旅立つまでの20日間、2人の新生活に密着し、2000枚以上の写真を撮影した記者が見た眞子さんの表情を振り返り、結婚の“真実”に迫った。
>日本中の注目が集まった10月26日の結婚会見。「私は眞子さんを愛しています」と力強く語った小室さんと「圭さんはかけがえのない存在です」と話した眞子さん。真っすぐな瞳は、待ち焦がれた結婚生活を見据えているのだろうと思っていた。
>結婚後初めて2人で外出する姿を記者が捉えたのは、それから2日後の28日。小室さんとともに東京都品川区の鮫洲運転免許試験場を訪れた眞子さんは、ハイヤーの後部座席で猫背でうつむいていた。表情は暗く、長い髪が顔を覆う。新婚ほやほやの新妻とは思えないあまりの暗さに、シャッターを押すのを一瞬ためらった。
>翌29日には、再び2人で眞子さんの祖父川嶋辰彦さんが入院中の都内の病院に見舞いに訪れた。この時も、臆することなく顔を上げている小室さんとは対照的に、眞子さんはうつむき目をつぶっていた。顔を上げたのはマスコミの姿が見えなくなってから。先回りした通りで、車窓から景色を眺めている姿があった。その後、何日も姿を追ったが、ファインダー越しの眞子さんはうつむいてばかりだった。「なぜ彼女はこんなに暗い表情をしているんだろう」。疑問が募る。眞子さんにとって、皇籍離脱した後も報道の対象になり、撮影されることは不本意だったとは思う。祖父の死や小室さんの米国・ニューヨーク州弁護士資格試験の不合格通知など、精神的につらい出来事もあった。ただ、眞子さんは「生きていくため必要な選択」とまで語った結婚を果たした。隣には頼れる夫が座っている。それでも、彼女が外出する時、決して表情を見せようとしない心の殻はかたくなだった。
>宮内庁関係者は「結婚会見が直前に質疑応答なしになったように、週刊誌やインターネットの報道を誹謗(ひぼう)中傷と感じた眞子さんの複雑性PTSDは深刻だった。これまで守られていた御用地を出たことで緊張も相当だったのだろう」と推し量った。
>その表情が一転したのは、11月14日の渡米の日。羽田空港の搭乗口を通過直後、眞子さんと小室さんは目を合わせてほほ笑みあった。米国の空港に到着し、関係者らにガードされながら送迎車に乗り込む際には、うれしそうに笑みを浮かべた。これまでファインダーをのぞいていた自分は一度も見ることができなかった笑顔。それを見た時「眞子さんは結婚以上に、外の世界に飛び出したかったんだ」と確信した。顔を覆っていた長い髪はサラサラとなびいていた。
>「眞子さんは小室さんを信じて、結婚に向けて秋篠宮ご夫妻、西村泰彦宮内庁長官を説得し続けた」(宮内庁関係者)という。秋篠宮さまも最後は「結婚は両性の合意のみに基づく」という憲法の定めを前に認めざるを得なかった。小室さんが海外に拠点をつくったのも眞子さんの強い希望によるものだった。粘り強さの裏には、ただ小室さんと一緒に暮らしたいという純粋な思いだけでなく、自由な生活を獲得するという目的があった。彼女が日本でずっと暗かったのは、思い描いた生活と現実の乖離(かいり)からだったのだろう。
>来年2月には小室さんの2度目の司法試験が控えている。合格できなければ、物価の高いニューヨークでの生活は苦しくなり、滞在ビザの問題も出てくる。試験結果次第では、2人の早期帰国もささやかれている。一方で、小室さんが弁護士資格を取得できなくても、日系人コミュニティーでのサポートがあり、生活には困らないとの話もある。
>日本の報道陣の前では最後まで笑顔を出さず、結婚で外の世界に出るという最大の目的を果たした眞子さん。もう何があっても日本に戻って生活することはないかもしれない。2000枚の写真からは、そんな強さとかたくなさを感じた。
>《倉田真由美氏は称賛「最後まで心を曲げなかった」》「だめんず・うぉ~か~」などで知られる漫画家の倉田真由美さんは、この結婚を巡る騒動を「今年、これほど一挙手一投足を注目されたのは、小室圭さんか大谷翔平選手か、というぐらいでしたね」と振り返る。注目を集めた理由を「インターネットやSNSの普及でしょう」と指摘。「これまでも皇室の報道はあったが、こんなに一般の人の小さな声も拾い上げる社会の仕組みではなかった。それが、全て拾い上げられ2人に向かった」とした。その中で「眞子さんは凄い。最後まで心を曲げなかった。こういう女性がプリンセスであることは誇らしい」と称賛した。「注目されるのは逃れられない運命。それを流してどう軽快に生きていくかが課題。我が道をいく小室さんは良い相手なのでは」と分析した。
<参考=「小室眞子さん 暗い表情から渡米で戻った笑顔、記者が見た結婚の“真実”」(スポニチ)>
<消滅・22/03/27>
【閻魔大王】 2021/12/19 (Sun) 23:23
<副題=NYで、自由を満喫、破顔一笑、爆笑で、謳歌の眞子たん、圭君と。対して、愛子さま、その叔母の清子さまとでは、皇室についての、考え、概念が全くの、違う。>
この場合、
あくまでもの、天皇家と、秋篠宮家の違いと、思うですが。
イヤ、
親の考えなるが、自然と、その子に伝わるです。
少なくともの、眞子たんなるは、皇室に残るは絶対に、嫌と。
如何なるの犠牲を払てでも、出たかった。
>重い空気が続いていた皇室にとって、愛子さま12月1日に20歳の成年を迎えたことは、ひさしぶりの明るいニュースだった。
>愛子さまの成年から5日後の12月6日。このタイミングで、清家篤・元慶応義塾長を座長とする安定的な皇位継承のあり方を議論する政府の有識者会議のニュースが報道されたことで、さらに世間の関心は高まった。
>会合では、皇族数の減少に対する対応策として、▽女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、▽旧皇族の男系男子を養子に迎える案の2つを盛り込んだ最終的な報告書の骨子が了承されたからだ。
>注目されたのは、「結婚後も皇室に残る」案のくだりだ。
>女性宮家の第1号として期待を集めていた秋篠宮家の長女、小室眞子さんは結婚して皇室から出た。眞子さんが、最後に国民に発信する場となった10月末の結婚会見。自身の抱える苦しさや国民への共感を願い、言葉に紡いでいたことは、痛いほど伝わった。
>本人の表情などから複雑性PTSDの影響が大きいことも見てとれた。一方で、「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問である」と断定したうえで、「口頭で質問にお答えすることは不可能」と切り捨てたことで、皇室と国民との間にしこりを残す結果となったことも事実だった。
>あの会見からおよそ一カ月を経て、愛子さまの成年の感想文が公表された。
<今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。そして、成長を見守り、温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。>
>愛子さまが、周囲や国民に感謝を述べた感想は、好感を持って迎えられた。コロナ禍という世情に配慮して、ティアラを新調せずに黒田清子さんのティアラを借りた点や、ローブデコルテの刺繍を華やかな金糸ではなく白糸を選択した思慮深さも注目を集めた。
>ご本人方が望まぬことだが、兄の天皇家と弟の秋篠宮家は、どうしても比較の対象になる。
>期待の星であった眞子さんが皇室を去ったいま、天皇の直系の内親王である愛子さまにかかる期待は大きい。
>前出の有識者会議のヒアリングメンバーとして会議で意見を述べた所功・京都産業大名誉教授は、こう話す。
>「愛子さまは感想で、『成年皇族の一員として、お務めに真摯に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたい』と述べておられました。その通り、両親の両陛下にとって最大のサポーターは、身近におられる長女の愛子さまです」
>ただし、有識者会議において、愛子さまについて話題にするのは、「タブー」に近い雰囲気であったーー。
>ヒアリングメンバーのひとりは、そう述懐する。現在の皇室典範のもと、次世代の皇位を継ぐことが確定しているのは、秋篠宮さまと長男の悠仁さまだ。先の人物は、こう嘆く。
>「愛子さまが皇位を継承するという意味ではなく、令和が続く限り両陛下を支えること。やがて次の天皇の代になっても内親王として活動できる環境を整えることが先決の課題である、と説明したにすぎない。だが、『それは女性天皇から女系天皇の問題につながりかねない。そう、受け止められるのは避けたい』という空気があった」
>現役の女性皇族が皇室にとってどれほど大切な存在であるのか。
それは、上皇さまが2005(平成17)年に行った誕生日会見を振り返ると、よくわかる。
>清子さんの結婚について質問された上皇さまは、こう答えている。
<私の皇室に対する考え方は、天皇及び皇族は、国民と苦楽を共にすることに努め、国民の幸せを願いつつ務めを果たしていくことが、皇室の在り方として望ましいということであり、またこの在り方が皇室の伝統ではないかと考えているということです。
>女性皇族の存在は、実質的な仕事に加え、公的な場においても私的な場においても、その場の空気に優しさと温かさを与え、人々の善意や勇気に働きかけるという、非常に良い要素を含んでいると感じています>
>もちろん、有識者会議で提示された2案目の、「旧皇族の男子を養子に迎える案」は、現実問題として難しいだろう。
>だが女性皇族が残る案を実現させるのは、そう簡単なことではない。
>女性を当主とする「女性宮家の創設」までゆかなくとも、女性皇族が皇室に残ることができるとなった場合、結婚相手を探すことに大変な努力を強いられる。
>所功氏がこう話す。
>「愛子さまが結婚後も皇室に残り、中から支えるのと外に出てから支えるのでは重みが異なります。しかし、課題が大きいのも現実です。仮に制度が整っても、女性皇族ご本人がそれを望むのかと言う問題があります。また、ご本人が皇室に残る道を選んだ場合は、結婚問題がさらに難しくなる。民間人になった眞子さんの相手ですら、過去の発言や家族のトラブルまで世間にさらされました」
>ましてや結婚で民間の男性が皇室メンバーに迎えられるとなれば、そのお相手に対して、小室さんをはるかに超える関心が集まるのは必至だ。
>「民間には、優れた女性も男性もたくさんいます。しかし、皇室に迎え入れられるためには、本人の資質と覚悟、親族のあり方も厳しく問われます。よほど入念な進め方が求められます」(所功氏)
>平成当時の皇室を知る人によれば、皇居の清子さんからは、黒田慶樹さんと結婚するにあたり、相手がどういう方であるといった細かなことまで、自分たちから情報を提供することは、好ましくない、という意向を持っていたという。
>清子さんが難色を示した背景には、「皇族という立場の自分と結婚してくれる相手なのだから、迷惑をかけたくない」という考えがあったようだ。
>眞子さんも結婚の会見にあたり、小室さんをかばい続けた。
>また自身の立場を思い、結婚を選択せずに独身のまま皇室を支える道を考えている皇族もいるとも言われている。
>若い女性皇族にとって、「皇室」が将来を束縛する手段になる道は、国民も望まない。
>「女性皇族の結婚がどれほど困難を伴うものであるか。眞子さんの結婚問題は、国民も皇室も互いに痛みを伴いながら考える機会となりました。それを踏まえて政府は、課題の解決にしっかり取り組んでほしい」(所功氏)
>愛子さまの成長ぶりは、内親王として評判の高かった黒田清子さんを思い起こさせる。
>「内廷の内親王として、愛子さまも叔母の清子さんをお手本になさりながら、ご自身の品格と資質を磨いてこられたのかもしれません」(前出の所功さん)
>清子さんは少女の頃から盲導犬への関心が深いことで知られていた。
>愛子さまの愛犬の由莉(ゆり)も、老人福祉施設やホスピス病棟を訪問する活動をしている。アニマルセラピーに関心の高いご両親の影響もあるのだろう。
>大学の専攻も同じ学習院大学の文学部日本語日本文学科(旧・国文学科)。清子さんの大学の卒業論文は、「八代集四季の歌における感覚表現について」だった。
>平成の時代に、天皇ご一家の和歌の御用掛を務めた歌人の岡野弘彦さんは、当時の清子さんに毎月1時間ほど和歌の指導した、と記者に話していた。岡野さんは、清子さんの和歌を高く評価していた。
>愛子さまも高校卒業時には「平安時代の猫と犬―文学作品を通して―」と題したリポートを提出している。
>清子さんは、本格的に公務に励み、外国への公式親善訪問をした、初めての内親王だ。ボランティアや自然保護、福祉などさまざまな分野に力を注いできた。
>愛子さまも感想で、公務への意欲を示していた。
>来年3月に行われる記者会見で、どのような言葉を紡ぐのか。
>(AERAdot.編集部 永井貴子)
<参考=「愛子さまは黒田清子さんをお手本にする成長ぶりなのに、皇室の有識者会議でタブーな理由〈dot.〉」(AERA)>
<消滅・23/07/31>
<参考=NO.317 続3<失礼乍ら>愛子さまと、秋篠宮家の方とでは、違う。/両陛下をお助けしたい。>
NO.312 <日本の防衛最前線>離島防衛の要/海も陸もこれ1台、陸海の一体作戦(産経新聞)<起稿 閻魔大王>(21/12/19)
【閻魔大王】 2021/12/19 (Sun) 09:18
離島は、尖閣諸島を想定<?>
占拠された離島を、奪還の話<?>
それよりは、占拠されずが一番<!>
そのためにはが、現在の日本国にはありませんです。
イヤ、警察官が常駐なりすればと。
それすると、中国が、怒って、攻めて来る<?>
まあ、つまり、日本国は、何をするにも、遅過ぎるですが、ならばの、このままで、放置<?>
<写真1>
【自衛隊統合演習 水陸両用作戦】種子島で離島奪還訓練が行われ、海から上陸する海上自衛隊の輸送艇LCAC=25日午前、鹿児島県中種子町の長浜海岸(納冨康撮影)
<写真2>
【自衛隊統合演習 水陸両用作戦】種子島で離島奪還訓練が行われ、海上の輸送艦「くにさき」(手前)から発進する海上自衛隊の揚陸艇LCAC 後方は輸送艦「おおすみ」=25日午前、鹿児島県(納冨康撮影)
<写真3>
【自衛隊統合演習 水陸両用作戦】種子島で離島奪還訓練が行われ、海上の輸送艦「くにさき」において海上自衛隊の揚陸艇LCACに車両を積み込む陸上自衛隊の水陸機動団の隊員ら=25日午前、鹿児島県(納冨康撮影)
<写真4>
【自衛隊統合演習 水陸両用作戦】種子島で離島奪還訓練が行われ、海から上陸した陸上自衛隊水陸機動団の水陸両用車AAV7=25日午前、鹿児島県中種子町の長浜海岸(納冨康撮影)
>陸海空の自衛隊による統合演習の一環として、日本版「海兵隊」とされる陸上自衛隊水陸機動団(水機団)の水陸両用作戦が11月25日、鹿児島県の種子島で報道公開された。活発化する中国の軍事活動にさらされる南西諸島の防衛を主な任務とする水機団。占領された離島の奪還を想定した作戦を記者が見た。
>轟音とともに上陸
>早朝午前7時、朝日に照らされた種子島西海岸。美しい砂浜が数キロ続く長浜海岸が作戦の舞台だ。浜には島を占領した敵のバリケードを模した鉄骨の工作物が整然と置かれている。
>作戦はひっそりと始まっていた。沖合10キロほどの海上に待機していた輸送艦「くにさき」などに搭載されていた水陸両用車「AAV7」9両が海岸へ向かってゆっくりと進んでいた。
>午前8時前、浜辺に接近していた海上のAAV7から白い煙が上がり始めた。敵の目をくらませるためのスモークだ。9両は続々と上陸し、浜辺に陣取った。89式小銃を構えた水機団の歩兵約100人が次々と飛び出し、海を背に半円状に広がって敵を警戒する態勢に入った。1両目の上陸からわずか7、8分だった。
>「ブゥォーーーーン」
>大型扇風機のようなプロペラ2機の轟音が砂浜一体に響きわたる。大型車両を積んだエアクッション艇「LCAC」(エルキャック)が水しぶきと砂を巻き上げながら浜辺に乗り上げた。LCACから大型車両を下ろしたところで報道公開は終了となった。
>陸自も海上で訓練
>実際の離島奪還作戦は上陸前に陸海空の航空機や艦艇による攻撃で敵戦力に打撃を加える。今回も上陸前日までに打撃演習を実施した。上陸後には後続の隊員を次々と上陸させ、先に上陸した水機団員とともに半円状の味方領域を広げていく。施設隊を投入して指揮所や駐留施設を構築し、島を奪還するまで続けるという流れだ。
>この日、上陸作戦の後、報道陣はLCACに乗船して輸送艦「くにさき」へ移動し、船上で陸自車両をLCACに乗せて発進する場面も公開された。
>LCACは戦車など搭載スペースを取るため船室は非常に狭く、1畳ほどの空間に10人がすし詰めになって乗る。外は風速6・1メートル。うねりで船体は大きく揺れ、記者はすぐに気分が悪くなってしまった。
>水機団員は日ごろ、水中に墜落したヘリコプターからパニックを起こさずに脱出するような訓練をこなしている。水機団が「精鋭無比」を誇ってきた陸自空挺団と並び称されるゆえんだ。
>くにさきの船体内で陸自の水機団員は、120ミリ迫撃砲を牽引した高機動車を海自の船員と連携しながら格納庫のLCAC上に乗せていった。LCACは海自隊員の「グリーンウェル(ウェルデッキと呼ばれる格納庫の準備良好)」の合図でプロペラ音とともに発進していった。
>対処力と抑止力
>水機団は平成30年3月に2個連隊で発足。米海兵隊との共同訓練を何度も経て水陸両用作戦のノウハウを学んだ。一度占領された離島を奪還するには海上から近付き、陸上戦闘で敵を制圧する水陸両用作戦が必要だ。そのために陸自と海自のスムーズな連携が求められ、今回の演習は陸海の連携を確認するのが最大のテーマだった。
>終了後、水機団長の平田隆則陸将補は記者団に「わが国をしっかり守れる対処力、そしてわが国に良からぬことをすることを防ぐ抑止力を、しっかりと身に付けないといけない」と強調した。(市岡豊大)
>【AAV7とLCAC】水陸両用作戦で使用する2つの装備。水陸両用車両「AAV7」は重さ22トン、全長8・2メートルで最大24人を運べる。12・7ミリ重機関銃を備え、戦闘まで全て行えるのが特徴。水上は最大時速13キロ、陸上は72キロ。エアクッション艇「LCAC(エルキャック)」はいわゆるホーバークラフト。重さ100トン、長さ27メートル。戦車サイズで1両、人員で約30人を積載でき、上陸場所を選ばないため災害救援にも活用される。
<参考=「防衛最前線 離島防衛の要 海も陸もこれ1台、陸海の一体作戦」(産経新聞)>