閻魔大王<NO.212>

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表題一覧表

NO 表題 起稿 起稿日
閻魔大王NO.213
442 続12<旧統一教会>何の進展もなく、教会存続なら、政権アホウ丸出し 閻魔大王 23/09/12
441 続70<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/プリゴジン君、暗殺された<?> 閻魔大王 23/08/25
閻魔大王NO.211

NO.441 続70<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/プリゴジン君、暗殺された<?><起稿 閻魔大王>(23/08/25)


【閻魔大王】 2023/08/25 (Fri) 22:57

<参考=NO.440 続69<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/ロシア軍地雷で進行鈍足化<!>
(23/08/06)

副題=プリゴジン氏所有の機体墜落 …“事故”か“暗殺”か“生存”か プーチン大統領が“哀悼の意”も米研究所は「命令間違いない」との分析(FNN)

と、同時に、プリゴジン君生存説<?>

<写真1>



ロシアのプーチン大統領が、プリゴジン氏に哀悼の意を表した。こうした中、墜落機に乗っていた客室乗務員の親族の証言に注目が集まっている。


>米・戦争研究所が、“撃墜はプーチン氏命令で、ほぼ間違いない”と分析
プリゴジン氏が所有するプライベートジェットを調べるロシア当局。機体は真っ黒に焼け焦げ、バラバラの状態。

>ロシア各地では、多くの人が献花に訪れていた。献花に訪れた人は、「私たちは、いまだに(彼が死んだとは)信じていません。私たちにとって、彼は父親だった」と話した。

<映像2>
プーチン大統領は、“事実上の死亡”を認めた



>プリゴジン氏をめぐっては24日、プーチン大統領が「家族に哀悼の意を表したい。才能ある男であり、才能あるビジネスマンだった」と、哀悼の意を示し、“事実上の死亡”を認めた。

>プーチン大統領の発言に、SNSでは「恐ろしさしか感じない」「あなたがやったんだろうって、各国から突っ込まれそう」などといった声が上がった。
プーチン大統領による暗殺を疑う声は、広がりを見せている。

>アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、「飛行機の撃墜はプーチン氏の命令でほぼ間違いない」と分析。

<映像3>
ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領の関与を強調した



>ウクライナのゼレンスキー大統領も、「我々は無関係だ。誰が関係しているかは、誰もが理解している」とプーチン大統領の関与を強調した。


>“ワグネル行動計画”とは?FNNが関係者に取材試みるも…
>2023年6月、ロシア国防省に反旗を翻したいわゆる“プリゴジンの乱”以降、その動向が注目されてきたプリゴジン氏。

>ロシアの一部メディアは、プリゴジン氏とワグネルの「総司令官」の死亡が確認された場合の“ワグネル行動計画”があると報じた。

>“ワグネル行動計画”とは一体何なのか。

>FNNがワグネル関係者に電話をすると、電話はつながらず。

>行動計画について、ロシア政治に詳しい筑波大学名誉教授の中村逸郎さんは、プーチン大統領への報復指示だと指摘した。

<映像4>
筑波大学名誉教授・中村逸郎氏



>筑波大学名誉教授・中村逸郎氏:
>今週日曜日に、ワグネルの戦闘員を中心とした追悼集会が全国各地で開催される。プーチン政権への報復という極端な形で、行動に出る可能性がある。

>ロイター通信などは、当時墜落した機体に加え、2機目の自家用ジェット機も、同じくサンクトペテルブルクに向かっていて、1機目の墜落後にモスクワに引き返したと報じている。

>筑波大学名誉教授・中村逸郎氏:
>今回墜落した飛行機は、プリゴジンさんの所有であるにもかかわらず、プリゴジンさん自身が日ごろ使っていないもの。もしかしたらプリゴジンさんが、追悼集会に姿を現すサプライズがあるかもしれない。


>「整備中か緊急の修理中だった」との証言も…生存の可能性?
>一方で、墜落した機体に搭乗していた客室乗務員の親族の証言にも注目が集まっている。

>客室乗務員クリスティーナ・ラスポポワさん(39)の親族:
クリスティーナモスクワにいて、今日か明日には飛び立つと言っていた。飛行機は整備中か緊急の修理中だった。

>墜落した機体は、離陸前に緊急の修理が行われたという証言もある。

>“事故”か“暗殺”か、はたまたまだ生きているのか?プリゴジン氏をめぐる謎は、深まるばかりだ。

>(「イット!」8月25日放送より)

<参考=「プリゴジン氏所有の機体墜落 …“事故”か“暗殺”か“生存”か プーチン大統領が“哀悼の意”も米研究所は「命令間違いない」との分析」(FNN)>
(23/08/25)


【閻魔大王】 2023/08/27 (Sun) 22:26

副題=ウクライナ軍機衝突、パイロット3人死亡-「キーウの幽霊」も犠牲か(Bloomberg)


>ウクライナ北西部ジトーミル州上空で25日、L39軍用機2機が衝突し、空軍パイロット3人が死亡した。同国国防省が26日にX(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

>国防省によれば、コールサイン「ジュース」で知られ、「勇敢勲章」を受けた著名パイロット、アンドリー・ピルシチコウ氏が犠牲者に含まれる。ロシアのウクライナ侵攻初期に首都防衛で戦果を挙げた「キーウの幽霊」と呼ばれる航空部隊の一員と報道されている。

<参考=「ウクライナ軍機衝突、パイロット3人死亡-「キーウの幽霊」も犠牲か」(Bloomberg)>
(23/08/27)


【閻魔大王】 2023/09/04 (Mon) 20:24

副題=ウクライナ国防相を交代、ゼレンスキー大統領が方針…省内に不正や汚職の疑惑相次ぐ(読売新聞)

戦争中に、国防大臣が、汚職ねえ。
信じられません。

<写真>
ウクライナのレズニコフ国防相<57歳>=ロイター



>ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日夜(日本時間4日未明)のビデオ演説で、オレクシー・レズニコフ国防相を交代させる方針を明らかにした。理由については「国防省は、軍と社会全体の双方との関係について、新しいアプローチを必要としている」と説明した。

>国防省では食料調達などの発注を巡り、不正や汚職の疑惑が相次いで指摘されている。綱紀粛正で交代に踏み切った可能性がある。

>レズニコフ氏は2021年11月、国防相に就任し、ロシアの侵略開始前から軍事戦略の指揮を担ってきた。

<参考=「ウクライナ国防相を交代、ゼレンスキー大統領が方針…省内に不正や汚職の疑惑相次ぐ」(読売新聞)>
(23/09/04)


【閻魔大王】 2023/09/12 (Tue) 14:23

副題=黒海の石油採掘施設を奪還 ウクライナ軍特殊部隊(Yahoo!ニュース・AP)


>キーウ、ウクライナ、9月12日 (AP) ― ウクライナ軍特殊部隊は、南部オデーサとクリミア半島の中間に位置する黒海の石油と天然ガスの採掘プラットフォームを、ロシアから奪還した。ウクライナ国防相が明らかにした。

>「ボイカ・タワーズ」と呼ばれる採掘プラットフォームは、2014年のロシアによるクリミア半島併合から1年後の2015年以降、ロシア軍に占拠されていた。

>ウクライナ国防相の情報総局が発表した声明では、プラットフォームはエネルギー目的に利用されただけでなく、ロシアがウクライナに全面侵攻した際には、ヘリコプターや電子戦装置を配備する基地としても使われたという。

>また、同情報総局は声明で「ロシアは黒海の海域を完全にコントロールする能力を奪われ、これによりウクライナはクリミア奪還に何歩も近づいた」と述べた。

>ウクライナの主張に対して、ロシア国防省は何のコメントもしていないが、ロシア人軍事ブロガーによれば、プラットフォームは1年以上無人だったといい、先月ウクライナ軍特殊部隊が実施した奪回作戦は、その後の部隊の配備に繋がっていないという。

>(日本語翻訳・編集 アフロ)

<参考=「黒海の石油採掘施設を奪還 ウクライナ軍特殊部隊」(Yahoo!ニュース・AP)>
(23/09/12)
<消滅・23/12/11>


【閻魔大王】 2023/09/12 (Tue) 15:24

副題=ウクライナ軍、スロバキア製 リモート操作の無人地雷除去車「Bozena5」で地雷除去(Yahoo!ニュース)


見掛け、ウクライナ国産のと、余り替わりませんが。

<参考=「NO.440 続69<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/ロシア軍地雷で進行鈍足化<!>」寄稿閻魔大王 2023/08/21 (Mon) 19:19

<副題=ウクライナ、掘削機の先に鉄の塊とチェーンをつけた「無人地雷除去車」試験走行(Yahoo!ニュース)>


<写真>
(チェコ軍提供)



>作業中に大きな音がして、上空からも目立つので攻撃の標的にはされやすいが
2023年9月にウクライナ政府は公式SNSでスロバキア製の無人地雷除去車「Bozena5」で草原の地雷を除去しているショート動画を公開していた。「Bozena5」はリモートで操作するので無人であり、人間が搭乗して操作しないで地雷を除去することができる。

>2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻してから、ロシア軍は大量の対人地雷、戦車用の地雷をウクライナの最前線に設置している。ロシアは対人地雷の使用、生産、移譲などを禁止しているオタワ条約(対人地雷全面禁止条約)に加盟していない。

>多くのウクライナ兵や一般市民が対人地雷の犠牲になっている。地雷では殺害されることはほとんどないが、手足が吹っ飛んでしまう。また小型のおもちゃのようにも見える対人地雷は子供や一般市民が拾ってしまい、爆発したら手足が吹っ飛んでしまう大けがをすることになる。地雷の他にも不発弾や、迎撃されたが上空で爆発しないで墜落した「爆弾を搭載した神風ドローン」なども地上に散乱しており、それらも何も知らずに踏んだり触ったりしてしまうと爆発する危険性がある。

>ウクライナ政府やウクライナ軍は欧米諸国が軍事支援で提供してくれたり、ウクライナの農民自らが独自に開発したりした地雷除去用の無人車などで地雷原で地雷の除去をしてきた。しかし地雷除去車は足りていない。

>そしてこのような大型の地雷除去者は稼働するときに大きな騒音を伴うデメリットがある。「無人地雷除去車」は鉄の塊やチェーンで草原の地雷を探知し、地雷を探知したら爆破して除去する。鉄の塊やチェーンが回るたびに、そして主に対戦車地雷を除去する際の爆発に大きな音がする。そのため、すぐにロシア軍に発見されて攻撃の標的にされてしまう。そして地雷原で破壊されてしまった無人地雷除去車を片付けるためには、周囲の地雷を除去してから地雷除去車を撤去しないと、地雷除去車を撤去するためのレッカー車やトラックが地雷で爆破されてしまう危険がある。

>大型の無人地雷除去車は大量の地雷を除去するには適しているが、作業時には大きな音もするし、上空からも目立つのですぐにミサイルや攻撃ドローンの標的にされて破壊されやすい。リモート操作で無人機なので人間の兵士が攻撃時に命を落とすリスクはない。だが地雷除去車は破壊されたら草原に鉄の塊が残るだけで、地雷除去車自体の撤去作業にも相当な稼働とコストがかかる。それでも地雷は除去しないといけないし、人間の兵士や当局職員では時間もかかり危険性も伴うので、ロシア軍から破壊されるリスクも大きいが地雷除去車で作業を続けている。

>地雷の他にも不発弾や、迎撃されたが上空で爆発しないで墜落した「爆弾を搭載した神風ドローン」なども地上に散乱しており、それらも何も知らずに踏んだり触ったりしてしまうと爆発する危険性がある。対戦車地雷は戦車を撃破することを目的にしているので破壊力も強い。人間が対戦車地雷と知らずに触ってしまったら大爆発して死亡する可能性が高い。

>そしてロシア軍はウクライナに侵攻してから勝手に対人地雷、対戦車地雷を敷設しており、ウクライナ政府職員やウクライナ軍の兵士が地雷を探知したら丁寧に爆破して除去している。人間の兵士が地雷を探知して除去するのは大変な作業で危険を伴っている。1日に除去できるのは15メートルから25メートル程度だそうで、かなりの時間もかかる。

>対戦車地雷のように道路に置いてあり、上空からも目立って見える地雷はドローンで見つけてドローンから爆弾や手榴弾を投下して地雷ごと爆破している。だが多くの地雷は草原や茂みなど目立たないところに敷設されていて、兵士や一般市民が地雷とわからずに触れてしまい爆発している。そのため地雷の探知と除去も命がけである。

>佐藤仁
学術研究員・著述家
グローバルガバナンスにおけるデジタルやメディアの果たす役割に関して研究。科学技術の発展とメディアの多様化によって世界は大きく進化してきました。それらが国際秩序をどう変化させたのか、また人間の行動と文化現象はどのように変容してきたのかを解明していきたいです。国際政治学(科学技術と戦争/平和・国家と人間の安全保障)情報社会学(ホロコーストの歴史の記憶と表象のデジタル化)。修士(国際政治学)修士(社会デザイン学)。近著「情報通信アウトルック:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)「情報通信アウトルック:ビッグデータが社会を変える」(同)「徹底研究!GAFA」(洋泉社・共著)など多数。

<参考=「ウクライナ軍、スロバキア製 リモート操作の無人地雷除去車「Bozena5」で地雷除去」(Yahoo!ニュース)>
(23/09/10)


【閻魔大王】 2023/09/12 (Tue) 22:37

副題=ウクライナ、東・南部で前進も 冬迫り、反撃可能は「残り45日」か(毎日新聞)

>ウクライナのマリャル国防次官は11日、ロシア軍に対する反転攻勢が一定の進展を見せ、東部ドネツク州オピトネ村の一部などを奪還したと述べた。過去1週間で東・南部を中心に領土奪還が進み、ドネツク州の要衝バフムト周辺の一部解放にも成功したという。ロイター通信などが伝えた。

>一方、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は10日、英BBC放送に「ウクライナ軍は着実に前進している」と述べる一方、反転攻勢が可能な期間は今後、年内は「30~45日」しか残っていないとも指摘した。冬が近付けば寒さが厳しさを増し、作戦遂行が困難になるという。ウクライナの秋は雨が多いため、前線が泥でぬかるみ、兵士や武装車両の進軍に影響が出る可能性も報じられている。

>地元紙キーウ・ポストによると、こうした指摘に対し、ウクライナ軍情報機関トップのブダノフ国防省情報総局長は「天候によって反転攻勢が停止することはない」と語った。【ロンドン篠田航一】

<参考=「ウクライナ、東・南部で前進も 冬迫り、反撃可能は「残り45日」か」(毎日新聞)>
(23/09/12)


【閻魔大王】 2023/09/13 (Wed) 13:03

副題=ロシア艦隊、黒海の一部で活動できず 石油掘削施設の周辺 ウクライナ軍発表(CNN)

<写真>
ロシア南部ノボロシースクで海軍記念日に軍艦上に整列する海兵=2023年7月/Stringer/AFP/Getty Images



>(CNN) ウクライナ海軍は12日、ウクライナ側がこのほど奪還した南部クリミア半島沖にある石油・ガス掘削施設の周辺で、ロシア軍の黒海艦隊が活動できなくなっていると明らかにした。

>この掘削施設は「ボイコ・タワー」と呼ばれている。

>ウクライナ海軍のプレテンチュク報道官は「ロシアの航空機は依然として現地で存在感を示し、空からの脅威がまだある」と指摘。だが、ウクライナ軍が沿岸に配備している大砲や携帯式防空システム(MANPADS)、ミサイルシステムにより、ロシア軍の艦隊は「タワーに近づくことができない」という。

>ウクライナは11日にボイコ・タワーを奪還したと発表した。タワーは2014年のクリミア併合直後からロシアの支配下に置かれていた。

>ウクライナ国防省情報総局によると、ロシア軍はタワーをヘリの着地場やレーダーの配備場所に使用していたという。

<参考=「ロシア艦隊、黒海の一部で活動できず 石油掘削施設の周辺 ウクライナ軍発表」(CNN)>
(23/09/13)


【閻魔大王】 2023/09/14 (Thu) 22:37

副題=突破口を探して ウクライナ軍の反攻、主要な戦場をビジュアル解説(CNN)

<地図>
ウクライナ軍反攻の主な戦場の展開を地図上で読み解く/CNN



>(CNN) ウクライナの反転攻勢が始まって数カ月が経過したが、一気に決定的突破口を開こうというウクライナの希望はだいぶ前にしぼんでしまった。

>ウクライナ政府はロシア占領地域、とりわけ南部の奪還を目指して反転攻勢を仕掛けた。最近は再び楽観的な見方が出てきているとはいえ、これまでのところ成果は限定的で、それも多大な犠牲を払っている。ウクライナ軍が敵の防衛網の弱みを探る中、ロシア政府も成果を得ようとしており、戦争初期に一度は占領したものの1年前に奪還された北東部クピャンスクの街に進軍を試みている。

>戦地の状況を正確かつリアルタイムに把握することはできないが、CNNでは最新の戦況で主な戦いの舞台となっている地域を検証してみた。
これまでの流れ
ウクライナが反転攻勢に苦戦しているとはいえ、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が当初期待していた状況から程遠いことを忘れてはならない。

>2022年2月にウクライナ侵攻が始まった際、ロシアは数日間で国内全土を掌握し、ウクライナ政府を転覆できると考えていた。そうした目論見は、ロシアのおごりとウクライナによる予想外の激しい抵抗で頓挫した。プーチン氏がすぐにキーウ周辺やウクライナ北部全域から兵を撤退させると、ウクライナは年末までに北東部ハルキウ州や南部ヘルソン州で目覚ましい勝利を挙げた。

>だが、年が明けると様相が変わり、終わりの見えないスローペースの戦闘で両軍とも動きが停滞した。現在戦闘はウクライナ東部および南部に集中しており、ウクライナ軍はロシアが何カ月もかけ準備した防衛線をなかなか突破できずにいる。成果として挙げられるのも都市全体といった規模ではなく、ひとつの村というスケールだ。


>南部前線
>南部ザポリージャ州では、ウクライナ軍が農村地域で控えめな戦果を挙げるのにさえロシアの防衛に阻まれている状況だ。ロシア軍は地雷や対戦車壕(ごう)、わな、塹壕でこの地の守りを固めてきた。

>この地域はウクライナにとって重要な攻撃目標だ――主要な二つの反攻ラインに沿って領域内に深く入り込めれば、14年に併合されたクリミアとロシアの支配下にあるドネツク東部を結ぶ陸路を断つことができるからだ。

>ウクライナ軍は8月後半にロボティネ村を確保し、戦略的要衝のトクマクに十分接近して砲弾をしかけるという作戦に1歩近づいた。だがまだ先は長い。

>ここまでウクライナは前線の町ベリカノボシルカ周辺の一部を奪還した。6月の反転攻勢2週目には、ネスクチネ、ブラホダトネ、マカリウカの各村を解放した。ごく最近ではさらにスタロマイオルスケとウロジャイネを奪還したが、ここまで来るのも一苦労だった。ロシア軍も何度となく反撃を仕掛けている。

>ベリカノボシルカには1年半にわたる砲弾の痕が残っている。同町へのロシアの空襲に手を焼く中、ウクライナ政府は西側の支援国にF16戦闘機をはじめとする空軍力強化の支援を要請している。

>戦闘の最前線となっているのがオリヒウの町だ。今もウクライナの支配下にあるものの、頻繁に500キロ爆弾を使ったロシアの空爆を受けている。時には20分間に20個もの爆弾が落とされたこともある。

>州都ザポリージャから南東に60キロ離れたオリヒウは、南に進軍するウクライナ軍と占領地域の維持を図るロシア軍に挟まれた状態だ。


>北東部クピャンスク
>北東部ハルキウ州ではウクライナ軍がロシア国境に近いクピャンスクの維持に努めている。戦争初期に陥落したこの都市は、昨年9月にウクライナ軍の電撃的な攻撃で解放されたが、ここへきてロシアが再び占領を試みている。

>8月、ウクライナは市内および周辺地域の住民に退去を命じた。これほど大規模な退去命令は数カ月ぶりで、状況の深刻さがうかがえる。もっとも、市民の多くはとどまる道を選択している。

>ウクライナ軍にとってクピャンスクは、近くを流れるオスキル川からロシア軍を遠ざける上でも戦略的に重要だ――南の川下と比べて、ここははるかに川を渡りやすい。


>東部前線
>9カ月におよぶ凄惨(せいさん)な戦いの末、東部バフムートは目下ロシアの占領下にあるものの、バフムート南西の郊外地域の一部では今もウクライナが持ちこたえている。

>ウクライナは戦闘がまだ終わっていないとして、攻撃を続けている。そうやってロシア軍が部隊を他の前線から引き揚げ、この地域に配備せざるを得ない状況を作り出している。

>ドネツク州とルハンスク州の大半は、9年以上もロシアが支援する分離派に支配されてきた。2つの州は、昨年9月にロシアが国際法に違反して併合を宣言した4州に含まれている。

>依然としてウクライナが支配するドネツク州の町アウジーイウカは、激しい戦闘の前線となって久しい。町はおおかた破壊され、住民もほとんどが退避した。


>今後数カ月の展望
>ウクライナにとっては、刻一刻と残り時間が少なくなっている。秋になれば天気も崩れ、戦闘状況はより一層困難になる。

>戦略的理由はもちろん政治的理由からも、ウクライナには戦況打開の重圧がのしかかっている。ウクライナ政府は万が一和平交渉が行われる場合に備えて、あるいは現在享受している西側諸国の鉄壁の支援が崩れ始めた場合に備えて、可能な限り有利な切り札を手にしておきたいところだ。

>ロシアは侵攻以来押し戻されているものの、いまだに有利な点がいくつかある。ロシア軍の規模はウクライナ軍をはるかにしのいでいる。戦争で孤立が深まっても、プーチン氏は戦争の長期化で友好国を失う心配をしなくていい状況にある。消耗戦にはウクライナよりロシアのほうがうまく対応できる可能性がある。

>反転攻勢がどんな結果に終わろうと、それは戦争終結の迎え方を左右するものになりうる。


>ソース:米シンクタンクの戦争研究所、アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所のCritical Threats Project、ブレイディ―・アフリック氏、OpenStreetMap

>注:地図中の「ロシアの存在」とは、該当地域でのロシアの支配や進軍の事実、またはロシア軍が支配はしていないものの活動や攻撃を実施している場所であることを証明する、信頼性のある独自に検証可能な情報を、戦争研究所が得ていることを示す。 「主張されるロシアの支配」とは、情報源から支配や反攻が起きているとの情報は寄せられているが、戦争研究所がその確証を得られず、またそれが虚偽だとも証明できない地域を指す。

<参考=「突破口を探して ウクライナ軍の反攻、主要な戦場をビジュアル解説」(CNN)>
(23/09/14)


【閻魔大王】 2023/09/14 (Thu) 23:32

副題=ウクライナ軍 ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地、セバストポリに大規模攻撃(日テレNEWS)


>ウクライナ軍は13日、ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地であるセバストポリに対して大規模な攻撃を加えました。

>ロシア国防省や地元の知事によりますと、ロシア黒海艦隊の本拠地であるクリミア半島のセバストポリに巡航ミサイル10発が飛来し、うち7発を撃墜したものの、修理中の艦船2隻が損傷したということです。また、24人が負傷しました。

>ウクライナ軍も、セバストポリの「港湾インフラに対する攻撃を行い、成功した」と発表しています。

>ロイター通信は、被害を受けたのは大型揚陸艦「ミンスク」と、攻撃型潜水艦「ロストフナドヌー」だという、軍事専門家による分析を伝えています。

>ウクライナのポドリャク大統領府顧問は13日、自身のSNSに、ロシア黒海艦隊の攻撃能力を破壊することは、ロシア海軍により封鎖されている黒海の「穀物回廊の安全性を保証する」ものだと投稿しました。

<参考=「ウクライナ軍 ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地、セバストポリに大規模攻撃」(日テレNEWS)>
(23/09/14)


【閻魔大王】 2023/09/16 (Sat) 13:29

副題=ウクライナ軍、3週間でクリミアのS-400防空システム2基破壊 残り3基(Forbes)

<写真>
ロシア軍のS-400地対空ミサイルシステム(Karasev Viktor / Shutterstock.com)



>ロシア空軍は、同国が2022年2月にウクライナに侵攻する前の数年間で、高度なS-400地対空ミサイルシステム5基をロシアの占領下にあるウクライナ南部クリミア半島に配備した。

>ウクライナ海軍はここ1カ月足らずの間に、そのうちの2基を破壊した。S-400が1基破壊されるごとに、セバストポリを拠点とするロシア海軍の黒海艦隊を守るものは減る。

>8月23日にまずクリミア半島北西部のタルクハンクト岬にあるS-400が、そして9月14日には約58km南のエフパトリアにあるS-400が攻撃を受けた。

>どちらの攻撃にも地上発射型の対艦巡航ミサイル、ネプチューンの最新型が使用されたと報じられている。ウクライナが2022年4月に黒海艦隊の巡洋艦モスクワを撃沈したオリジナル型の弾頭の重さは約150Kgで、射程は約305km。改良された最新型の弾頭は約350Kgで、射程は約362kmだ。

>ウクライナのルチ設計局は、GPSで誘導されるレーダーシーカー(目標捜索装置)をネプチューンに初めから組み込んでいた。ミサイルはGPS座標へと誘導され、座標地点に到達すると、レーダーが形状をもとに攻撃するべき目標を探す。

>このGPSとレーダーの組み合わせにより、ネプチューンは海上でも陸上でも同じように目標を狙えるが、ルチ設計局の担当者は新型では誘導手法に手を加えたと明らかにしている。追加されたのは赤外線シーカーの可能性がある。

>改良が何だったにせよ、ネプチューンは有用な兵器となっている。ネプチューンで狙うべきものを海軍に示す情報収集装置も同じだ。対照的に、ロシア軍の防空システムはうまく機能していない。少なくとも、低空を飛ぶ巡航ミサイルに対してはそうだ。

>S-400は、ロシアが持つ最高の長距離地対空ミサイルシステムで、本来であればネプチューンのようなミサイルを撃ち落とせるはずだ。だが、実際には撃ち落とすどころか、逆にネプチューンに破壊されている。レーダーとミサイルの相互支援ネットワークが崩壊しているため、ウクライナ軍がミサイルでS-400を攻撃をするたびに、次の攻撃が成功する可能性が高まる。米シンクタンクの戦争研究所は「クリミアにあるロシア軍の防空システムには、全体的な戦術的失敗があるのかもしれない」と指摘した。

>ウクライナ海軍の短期的な目標は明確で、セバストポリにいる黒海艦隊を空軍が攻撃しやすいようにすることだ。13日にウクライナ空軍のSu-24爆撃機から発射された英国製のストームシャドー巡航ミサイルは、セバストポリの乾ドックに命中し、ドックに入っていたロプーチャ級揚陸艦とキロ型潜水艦を損傷させた

>ウクライナの攻撃がこれで終わりのはずがない。黒海艦隊にはまだ数十隻の大型戦艦が残っており、ロプーチャ級揚陸艦とキロ型潜水艦と同じく、空から発射される巡航ミサイルに弱い。そして今、艦船を守るS-400は13日から1つ減っている。

>ロシア空軍はクリミアにまだ3基のS-400を配備しており、加えてロシア本土に予備のシステムを持っている可能性がある。だが、防空網の隙を埋めようと既存のシステムを移動させたり、新しいシステムを投入したりすれば、これらも失われた2基のシステムと同じ運命をたどるかもしれない。つまり、ネプチューンが撃ち込まれる可能性がある。

>ロシアが持つ選択肢はあまり良いものではない。侵攻から19カ月の間に、ウクライナ軍の司令官たちは恐るべき長距離攻撃兵器を着々と築き上げ、そして今、クリミアにいるロシア軍を崩壊させるためにそれを使っている。

>米欧州陸軍の元司令官ベン・ホッジスの言葉を借りれば、「ウクライナ軍の参謀本部はロシア軍の参謀本部よりはるかにまさっている」のだ。

>(forbes.com 原文)

<参考=「ウクライナ軍、3週間でクリミアのS-400防空システム2基破壊 残り3基」(Forbes)>
(23/09/16)


【閻魔大王】 2023/09/17 (Sun) 17:49

副題=ウクライナ軍 ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地、セバストポリに大規模攻撃(日テレNEWS)


>ウクライナ軍は13日、ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地であるセバストポリに対して大規模な攻撃を加えました。

>ロシア国防省や地元の知事によりますと、ロシア黒海艦隊の本拠地であるクリミア半島のセバストポリに巡航ミサイル10発が飛来し、うち7発を撃墜したものの、修理中の艦船2隻が損傷したということです。また、24人が負傷しました。

>ウクライナ軍も、セバストポリの「港湾インフラに対する攻撃を行い、成功した」と発表しています。

>ロイター通信は、被害を受けたのは大型揚陸艦「ミンスク」と、攻撃型潜水艦「ロストフナドヌー」だという、軍事専門家による分析を伝えています。

>ウクライナのポドリャク大統領府顧問は13日、自身のSNSに、ロシア黒海艦隊の攻撃能力を破壊することは、ロシア海軍により封鎖されている黒海の「穀物回廊の安全性を保証する」ものだと投稿しました。

<参考=「ウクライナ軍 ロシア海軍・黒海艦隊の本拠地、セバストポリに大規模攻撃」(日テレNEWS)>
(23/09/14)


【閻魔大王】 2023/09/17 (Sun) 23:03

副題=ロシア軍、要衝の防衛強化 南部ザポロジエ州、英分析(日本経済新聞)


>英国防省は17日、ロシアが占領するウクライナ南部ザポロジエ州の要衝トクマク周辺でロシア軍がここ数日、防衛線を強化しているとみられるとの分析を発表した。検問所や対戦車障害物を設置、新たな塹壕を掘っているもようだという。ウクライナの反転攻勢に対するロシアの懸念の高まりを示していると指摘した。

>米戦争研究所は16日、ザポロジエ州西部ではウクライナ側の前進でロシア側は防衛優先を迫られ、東部ドネツク州から有力部隊を再配置しているとみられると発表した。

>一方、ウクライナの国営通信社ウクルインフォルムは17日、ウクライナ軍の東部担当報道官の話として、ロシア軍がドネツク州の激戦地バフムト方面に約5万2千人の要員を集結させていると報じた。

>インタファクス通信などによると、17日未明にモスクワの西部と南部にウクライナの無人機が飛来し、防空システムで撃墜された。またロシアが実効支配するクリミア半島やロシア南部ボロネジ、西部オリョールの両州にも無人機攻撃があった。

>ウクライナ東部ハリコフ州の村落で16日、ロシア軍の対戦車ミサイルが乗用車を直撃し、市民2人が死亡、1人が負傷した。同州の別の地域ではロシア軍のミサイル攻撃で民間人5人が負傷した。弾道ミサイル「イスカンデル」による攻撃だったとみられる。ウクライナメディアが報じた。

>英国防省は16日、ロシア軍が今冬にウクライナの電力インフラを攻撃するため巡航ミサイルを備蓄している可能性があると分析した。ロシア軍は昨冬も同様にインフラを破壊。その後、巡航ミサイルの生産を増強する一方で、発射を減らしていると指摘した。

<参考=「ロシア軍、要衝の防衛強化 南部ザポロジエ州、英分析」(日本経済新聞)>
(23/09/17)


【閻魔大王】 2023/09/18 (Mon) 11:24

副題=ウクライナ軍の領土奪還「高いハードル」 米軍制服組トップ(AFP)

被占領地には、20万人以上のロシア兵が配備されている。
これを、排除するは、至難の業と。
とは、妥当な、話です。

<写真>
米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長。ワシントン郊外の国防総省で行われた米同時多発攻撃の追悼式典で(2023年9月11日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP



>米軍制服組トップのマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長は17日、ウクライナ軍はロシア軍に対する反転攻勢で「失敗」はしていないものの、領土奪還という大きな目標については「非常に高いハードル」に直面しているとの見方を示した。

>ミリー氏は、ウクライナ軍の反攻について「計画よりは遅いが着実に進展している」と指摘。「失敗しているとの批判は承知しているが、失敗はしていない」とするとともに、ウクライナ軍には「かなりの戦闘力が残っている。消耗していない」と述べた。

>南部海岸までの進軍やマリウポリ(Mariupol)奪還などより野心的な目標達成の公算については予測を避け、「被占領地から20万人以上のロシア兵を軍事的に排除するには相当な時間がかかる。非常に高いハードルだ」との認識を示した。

>一方、武器供与のペースが遅いとウクライナ側からも批判が出ていることに関しては、兵たんにも左右される問題だとし、「魔法の粉をまけば物資が直ちに現れるというわけにはいかない」と強調した。(c)AFP

<参考=「ウクライナ軍の領土奪還「高いハードル」 米軍制服組トップ」(AFP)>
(23/09/18)


【閻魔大王】 2023/09/18 (Mon) 18:14

副題=ウクライナ軍の精鋭旅団が猛攻、バフムート近郊のロシア軍旅団が全滅(Forbes)

当記事では、ウクライナ軍圧勝<!>

>ウクライナ軍の旅団が8月中旬に、ロシアが占領するウクライナ南部メリトポリに向かうルートの要衝であるベルボベでロシア軍の防衛線を突破したため、ロシアはパニックに陥った。

>突破を受けて、ロシア軍は温存していた最後の精鋭師団である第76衛兵航空突撃師団をウクライナの東部から南部へと振り向けた。

>だが、この配置転換により東部に展開するロシア軍は機動性のある予備兵力を失った。これにより、ウクライナ軍は9月15日かその直前にアンドリーウカを解放した。アンドリーウカはバフムートにいるロシア軍の補給線を支える重要な集落だ。

>ウクライナ軍の指揮官らはロシア軍の指揮官らに難しい選択を迫り、その結果を利用した。これは戦略的な傾向と一致している。「ウクライナ軍の参謀本部はロシア軍の参謀本部よりはるかにまさっている」と米欧州陸軍の元司令官ベン・ホッジスは指摘した。

>ウクライナ軍の精鋭部隊である第3強襲旅団がアンドリーウカのロシア軍第72自動車化狙撃旅団への攻撃を指揮した。第3旅団はアンドリーウカを包囲してから、瓦れきの中を攻め込んだ。そして9月15日にアンドリーウカの解放を発表する動画をネットに投稿した。

>「電撃作戦の結果、アンドリーウカのロシア軍の守備隊は包囲され、主力部隊から切り離された。そして壊滅した」と第3旅団は述べている。

>「アンドリーウカにいた歓迎されない『客人』は、第3強襲旅団によって排除されている」とウクライナ国防省はジョークを飛ばした。

>2日間にわたる激しい戦闘で、第72自動車化狙撃旅団の情報責任者や将校の多く、そして「ほぼすべての歩兵」を殺害したと第3旅団は主張した。ロシア軍の死傷者と捕虜は1000人以上にのぼった可能性がある。

>戦闘は残酷で、第3旅団側の死傷者もかなりの数にのぼった。「このような戦闘の結果のために、我々は高い代償を払う」と旅団は述べた。

>戦闘はウクライナ軍が廃墟と化したアンドリーウカからロシア軍を掃討した最後の数時間が最も残酷だった。ウクライナ軍のドローンがロシア軍兵士に投降を呼びかけた。捕虜となったウクライナ兵とロシア兵の交換中にロシア軍の大砲が爆発したケースもあった。

>アンドリーウカの解放は、約8km北に位置するバフムートにあるロシア軍の駐留地に圧力をかける。「アンドリーウカの奪還と保持はバフムートの右側面を突破する手法であり、今後行うすべての攻勢を成功させる鍵だ」と第3旅団は説明した。

>ロシア軍にとって最悪なのは、旅団がまるまる1個失われ、その損失を補うための予備の師団ももはやないことだ。ロシアが第76衛兵航空突撃師団を東部に戻すとしても、南部の陣地が弱体化するだけだ。

>予備師団を南に移動させることで、ロシア軍は東部でのリスクを取った。これは賭けだった。そしてこの賭けはウクライナ側にとって吉と出た。

<参考=「ウクライナ軍の精鋭旅団が猛攻、バフムート近郊のロシア軍旅団が全滅」(Forbes)>
(23/09/18)


<参考=NO.443 続71<ロシアのウクライナ侵攻>ウクライナ軍反攻/冬到来までに、どこまで奪還<?>
(23/09/20)


NO.442 続12<旧統一教会>何の進展もなく、教会存続なら、政権アホウ丸出し<起稿 閻魔大王>(23/09/12)


【閻魔大王】 2023/09/12 (Tue) 23:17

<参考=NO.438 続11<旧統一教会>何の進展もなく、教会存続なら、政権アホウ丸出し
(23/07/04)


いよいよの、その危惧<?>
そもそもが、進展、遅過ぎてるです。その間にも、先様、着々の、あの手、この手で、組織、資金、温存。

<写真>
「国対ヒアリング」に出席した鈴木エイト氏



>ジャーナリストの鈴木エイト氏が12日、国会内で開かれた立憲民主党の「旧統一教会(世界平和家庭連合)国対ヒアリング」に出席した。

>旧統一教会は8日に会見を開いた際、宗教法人法に基づく調査に回答を拒否したとして、文科省が過料を科すよう東京地裁に求めたことに「政府による質問権の行使自体が違法だ。過料という結論は遺憾で、却下を求めて全面的に争う」と改めて表明している。

>鈴木氏は「教団側のチグハグさとか矛盾点について話します。先日の会見で(同教団)弁護士が言っていたのは、文科省の質問に答えなかったのは、信者の個人情報やプライバシーだとしきりに主張しました。一方、そう主張する教団が何をしているかと言うと、文科省に対して法律意見書や申し入れ書を7通ぐらい送っている。これを教団のホームページに載せています。この中には元信者の名前を載せているんです。こういうところに教団のいい加減さ、人権なんて何も考えていない組織だということがわかります」と報告した。

>政府は同教団に対しての解散命令請求を慎重に進めている。鈴木氏は立憲の山井和則衆議院から「解散請求ができたら、何に期待しているか」との質問を受けた。

>「まだ(政府による)解散請求が出されるのか、確実ではないと危惧はしています。文化庁は熱心に動かれてきた頑張りを政治家の都合で無にしないでほしい。岸田さんには、頑張ってほしいと改めて言いたいです。(自民)党内で反対する動きがあるとしたら、被害者の方々の思いを踏みにじるような形にならないように。ここ1か月、2か月が勝負だと思います」と鈴木氏は語った。

<参考=「鈴木エイト氏 旧統一教会への解散命令請求「確実ではないと危惧している」」(東スポ)
(23/09/12)


【閻魔大王】 2023/09/29 (Fri) 08:14

副題=鈴木エイト氏 旧統一教会が委任状を偽造し子供の預金を献金させたケースに「解散命令請求にかなり影響があるのではないか」(東スポ)

或る意味、ジャニーズ問題なんか、芸能界の、一部の話が出てるだけでして。
こちらは、宗教界の闇。政治家も、巣喰てるです。

これで、解散命令、出ぬなら、どかしてるですが。情勢より、解散命令出ても、ど哉と。
あちらさんの方は、組織温存に、知恵絞り、実行してるです。

政府は、時間喰て、やってる風を演出してる<?>

下手したら、法律の壁云々の話まで、出てるですが。法律作るは、政治家<!>故、冗談は、顔だけにして頂戴。

>ジャーナリストの鈴木エイト氏が27日、国会内で開かれた立憲民主党の「旧統一教会(世界平和家庭連合)国対ヒアリング」に出席した。

>70代女性の被害者Aさんは、旧統一教会に2000万円以上の献金をさせられた後の2018年8月下旬、「先祖解怨のためのお金がこれ以上ない」と同教団の婦人部長に話したという。

>婦人部長から「息子さんのお金は?」と聞かれたAさんが「息子名義の定期はあるが、私は下ろすことができない」と答えると、「統一教会の男性に委任状を書いてもらえばいい」と指示された。

>「私は、息子のお金に無断で手をつけたことで息子には本当に申し訳ないことをしたと思っています。脱会後、息子には正直に話し謝りました。統一教会が平成21年(2009年)に公表したコンプライアンス宣言は名ばかりだと思います」(Aさん)

>2000万円以上の献金のうち182万円は、教団側が委任状を偽造し、息子の定期預金をAさんに下ろさせたもの。立憲の山井和則衆院議員は「私は30人の被害者にお目にかかっていますけれど、残念ながら、こういうケースはまれではないんです」と明かした。

>鈴木氏は「統一教会はこれから信者にする人の貯蓄、家族関係、家屋、資産、本人だけではなくて(家族の)すべてを調べ上げるんですね。コンプライアンス(宣言)後の事例なんですけど、信者の方たちに『(同教団の)コンプライアンス宣言、知っている』と聞いても『なんですか、それ』って言うんです。まったく浸透していないし、形だけの欺瞞的なもの。(Aさんの事例は)息子さんの署名を偽造する非常に悪質な事例なんで、これが組織的に行われていたということは、解散命令請求にかなり影響が出るのではないかと思います」と語った。

>一方、文化庁の担当者は旧統一教会の解散命令請求の時期について「現在、法律の規定をクリアすべく最終の努力をしています。最終的な時期には(コメントを)差し控えたい」とした。

<参考=「鈴木エイト氏 旧統一教会が委任状を偽造し子供の預金を献金させたケースに「解散命令請求にかなり影響があるのではないか」」(東スポ)>
(23/09/27)


【閻魔大王】 2023/10/01 (Sun) 00:18

副題=旧統一教会の解散命令、近く裁判所に請求へ 政府、方針固める(産経新聞)

結構なるですが、おっそいねえ。

>政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求する方針を固めたことが30日、政府関係者への取材で分かった。10月12日にも宗教法人審議会を開き、盛山正仁文部科学相が解散命令請求に関し意見を聞く方針。

>宗教法人法に基づく計7回の質問権行使に伴う調査とともに教団を巡る裁判資料の精査や関係者聴取から、教団による献金要求などが民事上の違法行為に該当し解散命令請求の要件となる「組織性、悪質性、継続性」が認められると判断した。

>法令違反を踏まえた裁判所による宗教法人の解散命令は過去2件。地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教、霊視商法詐欺事件の明覚寺はともに裁判所が刑事事件の「組織性」を認定し、解散命令が確定した。解散命令請求としては、民事上の違法行為が理由になる初めてのケース。

>問題をめぐっては昨年11月、旧統一教会に対して、永岡桂子文科相=当時=が宗教法人法に基づく質問権を初めて行使。文化庁は、教団の組織運営や財産・収支、教団による被害を訴えた民事裁判の確定判決に関する資料の提出を求めた。また問題に対応してきた全国霊感商法対策弁護士連絡会、親が信者の「宗教2世」らからの情報収集も続けてきた。

>解散命令が確定した場合、教団は宗教法人格を失い固定資産税の非課税など優遇措置を受けられなくなるが、宗教上の行為は禁止されない。

>一方、教団側は「違法行為の組織性、悪質性、継続性のいずれも認められず、解散命令を請求するような要件には当たらない」と反論している。

<参考=「旧統一教会の解散命令、近く裁判所に請求へ 政府、方針固める」(産経新聞)>
(23/09/30)
<消滅・23/12/29>


【閻魔大王】 2023/10/06 (Fri) 07:48

副題=旧統一教会信者、嘆願書提出へ 文化庁に解散請求しないよう求め(Yahoo!ニュース・共同)

請求するは、ご自由に。
にしても、政府は、やる事、おっそいなあと。

>世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者らが近く、文化庁に解散命令を請求しないよう求める嘆願書を提出する方針であることが5日、教団関係者への取材で分かった。週明けとみられる。文化庁は12日にも宗教法人審議会で意見を聴取し、宗教法人法に基づき東京地裁へ請求を申し立てる方向で調整している。

>請求に反対するインターネット署名集めも始まっている。呼びかけ人は信者。請求が認められ教団施設など財産が没収されれば、自由な宗教活動が制限され、信者に対する差別的扱いが誘発されるとしている。5日夕までに1万4千人分以上が集まった。嘆願書も同趣旨で、信教の自由の保護を求めている。

<参考=「旧統一教会信者、嘆願書提出へ 文化庁に解散請求しないよう求め」(Yahoo!ニュース・共同)>
(23/10/05)


【閻魔大王】 2023/10/07 (Sat) 17:54

副題=旧統一教会の解散命令、政府が13日にも東京地裁に請求へ…要件満たすと判断(読売新聞)

>政府は13日にも、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求する方向で調整に入った。12日に宗教法人審議会(文部科学相の諮問機関)に諮った上で、速やかに請求を行う。複数の政府関係者が明らかにした。


>宗教法人法は「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」などがあった場合、裁判所が解散を命令できると定めている。文部科学省は昨年11月以降、同法の質問権行使による調査を行うとともに、高額献金被害を訴える元信者らへの聞き取りも進め、解散命令の要件を満たすと判断した。

<参考=「旧統一教会の解散命令、政府が13日にも東京地裁に請求へ…要件満たすと判断」(読売新聞)>
(23/10/06)


【閻魔大王】 2023/10/11 (Wed) 23:39

副題=旧統一教会の解散請求、12日決定へ 司法判断へ最終局面(日本経済新聞)

法廷で争えば宜しい。
処分するに、不足があれば、法律を作れば宜しい。

<表>
旧統一教会を巡る政府の動き



>世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡り、文化庁は11日、宗教法人審議会(文部科学相の諮問機関)を12日に開くと発表した。教団に対する解散命令請求について盛山正仁文科相が説明し、委員らの意見を聞く方針。

>同庁は委員の了承を得た上で請求を正式決定し、13日にも請求の手続きを進める方向で調整している。11カ月に及んだ教団に対する調査は最終局面を迎える。

>宗教法人法は「法令に違反し、著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があった場合、裁判所が解散を命令できると定める。安倍晋三元首相銃撃事件後、教団の霊感商法や高額献金の問題が改めて注目され、同庁は解散命令の要件に該当する疑いがあるとして2022年11月に調査を始めた。

>宗教法人法に基づく質問権の行使は23年7月まで計7回にわたり、組織運営や財産などに関する資料の提供や質問への回答を求めた。並行して高額献金被害者らへの聞き取りを続けた文化庁は、解散命令の要件に該当すると判断。請求に当たって同法は宗教法人審議会への諮問を求めていないが、宗教関係者や専門家の委員らの意見を聞いて慎重に手続きを進める狙いがある。

>審議会の意見を踏まえて解散命令が請求されると、東京地裁が非訟事件手続法に基づいて非公開で審理する。地裁の決定内容に不服があれば、高裁や最高裁で争われる。

>仮に請求が認められ、教団から法人格が剝奪された場合、清算人が選定され、法人の財産を整理する。教団への税制上の優遇はなくなるものの、任意団体としての活動は続けられる。

>教団の広報担当者は取材に「(09年のコンプライアンス宣言以降は)社会的、法的に問題がある行動をしないよう指導を徹底しており、解散命令を請求されるような活動は教団としておこなっていない」とコメントしている。教団側は解散命令が請求されれば争う姿勢を示すとみられる。

>教団への調査を巡っては文化庁が9月、質問権の行使に対して教団が回答を拒否したとして、行政罰の過料を科すよう東京地裁に通知した。同庁によると、重複を除く500項目のうち100項目以上の回答がなかった。教団は10月6日、「質問権行使自体が違法」などと反論する陳述書を東京地裁に送付し、過料を巡っても全面的に対立する構図となっている。

<参考=「旧統一教会の解散請求、12日決定へ 司法判断へ最終局面」(日本経済新聞)>
(23/10/11)


【閻魔大王】 2023/10/12 (Thu) 18:37

副題=旧統一教会解散命令、13日にも請求 文科相「損害甚大」(日本経済新聞)


<図>
旧統一教会を巡る今後の流れ



>盛山正仁文部科学相は12日に開かれた宗教法人審議会(文科相の諮問機関)で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求する考えを明らかにした。審議会は全会一致で「解散命令請求が相当」とした。13日にも請求する。

<参考=「旧統一教会解散命令、13日にも請求 文科相「損害甚大」」(日本経済新聞)>
(23/10/12)


【閻魔大王】 2023/10/12 (Thu) 23:38

副題=旧統一教会への解散命令請求 文科相が方針説明 宗教審で(産経新聞)


>世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を巡り、文化庁は12日、宗教法人審議会を開いた。盛山正仁文部科学相が審議会冒頭、「解散命令請求を行う考えだが委員の意見をうかがいたい」と教団に対する解散命令を東京地裁に請求する方針を説明した。審議会の意見を聞いた上で同日中に正式決定し13日に請求手続きに入る。

>質問権行使とは異なり、宗教法人法では解散命令請求について審議会への諮問を要件としていない。丁寧なプロセスを踏むことで、裁判所に対し調査を尽くし証拠をそろえて請求したことを強調する狙いが文化庁にはある。

>文化庁は、昨年11月以降、旧統一教会への質問権行使を繰り返し、教団の組織運営や教団による被害を訴えた民事裁判の確定判決に関する資料の提出を求めたが、文化庁は十分な資料提出が見込めないと判断。8月が回答期限の7回目で質問権行使を打ち切った。

>同時並行で進めてきた献金被害者への聞き取りなどから、解散命令請求の要件となる違法行為の「組織性、悪質性、継続性」を満たしたと判断した。

<参考=「旧統一教会への解散命令請求 文科相が方針説明 宗教審で」(産経新聞)>
(23/10/12)
<消滅・24/01/13>


【閻魔大王】 2023/10/16 (Mon) 17:43

副題=旧統一教会は争う姿勢「法人が存続できるような取り組みしたい」弁護士は解散命令を「死刑求刑」(日刊スポーツ)

彼らが危惧するの通り、「死刑」の「求刑」で、断行されねば成らぬです。

>文化庁が解散命令請求を東京地裁に申し立てたことを受け、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は16日、記者会見を行った。

>教団は「法人が存続できるような取り組みをしていきたい」と述べ、反論する姿勢を示した。09年に教団が出した「コンプライアンス宣言」以降は、返金請求などのクレームが減っていると主張した。

>会見に同席した福本修也弁護士は「解散命令請求は宗教法人に対する死刑の求刑である」と強調。その上で「例えば、殺人犯に死刑を求刑する場合、人を殺してはならないという禁止規範である刑法199条を明示しなければなりません。宗教法人を解散させるのであれば『宗教法人が何法の何条に違反する行為をしたのか』を明示するのは当たり前。文科省は家庭連合は民事上の規律や秩序に違反する行為をしたのだとしか言わない。全く話にならない」と述べた。

>旧統一教会への解散命令請求をめぐっては12日の宗教法人審議会が全会一致で「相当」と了承していた。文化庁は13日に不当な献金集めが組織的、継続的だったとして、解散命令を請求した。

<参考=「旧統一教会は争う姿勢「法人が存続できるような取り組みしたい」弁護士は解散命令を「死刑求刑」」(日刊スポーツ)>
(23/10/16)


<参考=NO.449 続13<旧統一教会>何の進展もなく、教会存続なら、政権アホウ丸出し
(23/10/16)